JP2021126457A - ストレッチャー用プライバシー保護機器 - Google Patents

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貴広 大田
Takahiro Ota
貴広 大田
慎一 永作
Shinichi Eisaku
慎一 永作
真悟 宮本
Shingo Miyamoto
真悟 宮本
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【課題】救急活動時に傷病者が人目に晒されるのを防ぐことができるプライバシー保護機器を提供する。【解決手段】パイプを折曲し縦長としたストレッチャー本体2と、このストレッチャー本体2の一方側に取付けられ揺動可能としたバックレスト3を備えたストレッチャーにおいて、前記バックレスト3に間接的又は直接的にスティー13を取付けると共に、このスティー13にシート17を取り付けて保護カバー12を作り、傷病者が人目に晒されるのを防ぐ。【選択図】図1

Description

この発明は、主に救急自動車に用いられるストレッチャーに取り付ける着脱式の保護カバーに関する。
救急自動車の活動時に、例えば交通事故にあっては、道路上に横たわる傷病者をストレッチャーに載せて搬送時に、人目が多い場所では、通行人等が集まり、傷病者の状況を見た上に、持っているスマートフォンで写真や動画を撮ることがあり、傷病者の画像等がSNSや動画サイトに投稿され、傷病者のプライバシーが侵害される状況に至っている。
しかし、救急隊員は、人命救護の観点から傷病者の容態を観察しつつストレッチャーの安全な曳航を優先することから、プライバシー保護が疎かになっている状態である。
従来例を調べてみると、ストレッチャーに着脱自在で、救護活動に支障をきたさないプライバシー保護機器はなかった。近似する技術情報として特許文献1が発見された。この特許文献1にあっては、病室のベッドや病人を搬送するストレッチャーなどに設置して使用する組み立て式の隔離用フード装置が示されている。半円形の支持板と覆い板とで空間部を作り、その部分に病人の頭部を収納し、感染症の患者を隔離状態にして搬送する装置である。
特開2004−344320号公報
この発明は、救急活動時に傷病者が人目に晒されるのを防ぐことを目的とするプライバシー保護機器を提供することにあり、傷病者のプライバシーを守る効果が得られる。
この発明のストレッチャー用プライバシー保護機器は、パイプを折曲し縦長状としたストレッチャー本体と、このストレッチャー本体の一方側に取付けられ揺動可能としたバックレストを備えたストレッチャーにおいて、前記バックレストに間接的又は直接的に取付けられる保護カバーのスティーと、このスティーに取付けられるシートとにより成ることを特徴としている(請求項1)。この構成から、ストレッチャーの頭部付近に保護カバーが張られ、傷病者を人目から遮断できる。
保護カバーのスティーは、複数本の帯状の板材で作られ、両端で軸にまとめられ、それぞれのスライド金具に軸支されたことにある(請求項2)。この構成から、保護カバーのスティーは軸を中心にして揺動され、シートを伸ばしたり縮めたりでき、設置位置の変更や傷病者の治療時に軸を支点として拡げる範囲を変更できる。
スライド金具は、前記バックレストに平行に配された一対の案内棒上を移動及び固定することにある(請求項3)。この構成から、スライド金具を動かせば設置の位置の変更となり、保護カバーがストレッチャーの縦方向に動かされる。
スライド金具は、前記バックレストを構成する金属製パイプに直接移動及び固定ができることにある(請求項4)。この構成から、スライド金具の取付用の請求項3に示す案内棒を削除することで部品点数の減少に寄与される。スライド金具を動かせば設置位置の変更のみならず、保護カバーがストレッチャーの縦方向に沿って動かされる。
保護カバーの第3のスティーとして、2本の帯状の板材に加えて第3の帯状の板材を前記バックレストに平行に設けられ、この第3のスティーの両端を前記スライド金具に取付けたことにある(請求項5)。これによりシートのストレッチャーの先端側を長くし、且つシートの頭部側固定を可能としている。
保護カバーのシートは、不透明素材により成っている(請求項6)。この構成から、外部から傷病者を見えづらくしている。
請求項1の発明によれば、保護カバーを傷病者の顔面部を中心に覆い隠すことができ、公共の場所における救急活動に支障なく効果的にプライバシー保護を行うと共に傷病者が見られている状況を無くして、傷病者に安心感を与えることができる。
また、保護カバーは、常に使用ができるようにストレッチャーの頭部側に備えられ、折り畳まれてコンパクトに収納が可能である。仰臥位(寝た状態)にも座位(座っている状態)にも対応が可能である。
請求項2の発明によれば、保護カバーは、そのスティーが軸を支点として揺動可能となっていて、折り畳みができる。したがって、使用時にあっても、救急隊員が行う観察や処置にも支障をきたすことがない。
請求項3及び4の発明によれば、保護カバーのスティーが軸着のスライド金具をストレッチャーの縦方向に移動させることもできる。また、請求項6の発明によれば、保護カバーのシートは不透明素材で作られ、プライバシーを守ることができるし、軽量化、耐久性及び汚損した際の交換も考慮されている。
第1番目の実施例のストレッチャーの側面図である。 同上のストレッチャーの保護カバーを持つ頭部付近の拡大図である。 同上のストレッチャーの保護カバーを持つ頭部付近の斜視図である。 保護カバーのスティー、案内棒の分解斜視図である。 第2番目の実施例の側面図である。 同上のストレッチャーの保護カバーを持つ頭部付近の拡大図である。 同上のストレッチャーの保護カバーを持つ頭部付近の斜視図である。
図1乃至図4において、第1番目の実施例が示されている。この図1にストレッチャー1の側面図が、図2にストレッチャーの保護カバー12を持つ頭部付近の拡大図が、図3に同乗の保護カバー6であって、シート17が外された状態の斜視図が、図4に保護カバー6のシート17が外された状態の分解斜視図が示されている。
第1番目の実施例のストレッチャー1は、救急車両用に使用され、金属製のパイプを折曲して縦長に形成したストレッチャー本体2を基本的な構造に形成されているが、更にストレッチャー本体2の一方である頭部側で、且つ上面に金属製パイプを折曲して背起こし用のバックレスト3を配している。
バックレスト3は支軸4にてストレッチャー本体2に支えられ、該支軸4を中心に揺動させることで、傷病者(M)を仰臥位置と座位位置とに変化させることができる。なお、図示しないが、ストレッチャー本体2及びバックレスト3には、横方向に差し渡した布製のベルト等が配され、載せる物例えばマット5を支えている。
7は落下防止柵、8はストレッチャー本体2を支える車輪で、それを支持する脚部9は、折り畳みを可能としている。これらの部分は公知構造となっていて、製造者が適宜に採用しうる構造であるから、簡易な構造を図示している。
保護カバー12は、そのスティー13が、複数本である2本の帯状の板材で作られ、両端で軸14にまとめられ、下記するスライド金具15にて軸支されている。
このスティー13は、軸14を支点として揺動されるが、連結片16により両スティー13の成す角度を保持している。さらにこのスティー13間には、不透明素材より製造されたシート17が張られているが、スティー13を動かすことで、シート17は、伸ばしたり縮めたりでき、設置位置や傷病者の治療時に拡げる範囲を変更することができる。
スライド金具15は、前記バックレスト3に平行に取付けられた一対の案内棒18上を移動及び固定ができる。案内棒18はパイプ状の部材で、それらの両端に取付金具19を持ち、この取付金具19にて前記バックレスト3に取付けている。したがって、スライド金具15は、案内棒18上を移動され、軸14に設けられたねじ14aを廻すことで、その位置の固定も行われる。これは保護カバー12の位置をストレッチャーに対する縦方向を調節できる。
以上の構成の使用例は、プライバシー保護が必要と救急隊員が判断した場合、ストレッチャー上の傷病者に声掛けを行った後に展開し、傷病者の顔面部を図1に示すように覆う。展開時は、本体がストレッチャーに対しておおむね平行とし、かつ頭部の隊員から傷病者の観察や気道確保ができる。設定位置は、傷病者の体位に合わせて調整し、仰臥位時には足部側から、座位時には頭部側から展開する。
また、保護カバーは、直射日光から日よけや、雨天時の雨よけともなるが、なにより保護カバーを活用することによって傷病者本人への安心感に加え、関係者も同様な安堵感を得られ、さらに、救急時に観衆から傷病者のプライバシーを簡便に守ることができ、対応する救急隊員の労務負担軽減にも繋がることになる。
図5から図7において、第2番目の実施例が示されている。図5にストレッチャー1の側面図が、図6にストレッチャーの保護カバー12を持つ頭部付近の拡大図が、図7に保護カバー12のシート17が外された状態の分解斜視図が示されている。
第2番目の実施例にあって、第1番目の実施例の保護カバー12とに相違点を持っており、この点を説明すると、保護カバー12を支えるスライド金具15が前記バックレストに直接移動及び固定ができることにある。この構成から第1番目の実施例に示す案内棒を削除できる。それから、保護カバーの第3のスティー20となる第3の帯状の板材を前記バックレスト3に平行に設けられ、しかも第3のスティー20の両端を前記スライド金具15に取付けている。21は第3のスティー20の固定金具である。これによりシート17の端部をそれに固定を可能としている。
第2番目の実施例は以上の通りの構成であって、他の部分は第1番目の実施例と同一のため同じ符号を付して、その説明を省略する。
なお、第2番目の実施例にあっては、保護カバー12がそれを支えるスライド金具15をバックレスト3の金属製パイプに直接移動及び固定ができることを残して、第3のスティー20を削除するように実施例を変更しても第2番目の実施例の変形例である。
1 ストレッチャー
2 ストレッチャー本体
3 バックレスト
4 支軸
5 マット
8 車輪
12 保護カバー
13 スティー
15 スライド金具
17 シート
18 案内棒
20 第3のスティー

Claims (6)

  1. パイプを折曲し縦長状としたストレッチャー本体と、このストレッチャー本体の一方側に取付けられ揺動可能としたバックレストを備えたストレッチャーにおいて、
    前記バックレストに間接的又は直接的に取付けられる保護カバーのスティーと、このスティーに取付けられるシートより成ることを特徴とするストレッチャー用プライバシー保護機器。
  2. 保護カバーのスティーは、複数本の帯状の板材で作られ、両端で軸にまとめられ、それぞれのスライド金具に軸支されたことを特徴とする請求項1記載のストレッチャー用プライバシー保護機器。
  3. スライド金具は、バックレストに平行に配された一対の案内棒上を移動及び固定することを特徴とする請求項1又は2記載のストレッチャー用プライバシー保護機器。
  4. スライド金具は、バックレストに直接移動及び固定ができることを特徴とする請求項1又は2記載のストレッチャー用プライバシー保護機器。
  5. 保護カバーの第3のスティーとして、帯状の板材をバックレストに平行に設けられ、この第3のスティーの両端を前記スライド金具に取付けたことを特徴とする請求項2又は4記載のストレッチャー用プライバシー保護機器。
  6. 保護カバーのシートは、不透明素材より作られていることを特徴とする請求項1記載のストレッチャー用プライバシー保護機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102639253B1 (ko) * 2024-01-09 2024-02-21 삼덕상공(주) 들것으로 변형 가능한 전투배낭

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