JP2021125705A - IoTデータ伝送システム - Google Patents

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Abstract

【課題】無線のネットワークに接続できないIoT端末が存在しても、各IoT端末が収集したデータをネットワーク上のサーバに無線で伝送する。【解決手段】デイジーチェーン接続における最も上流側のIoT端末E15は、ネットワーク接続端末を構成する。ネットワーク接続端末は、センサ21〜25のデータを収集するサーバ31が接続されたネットワーク41の無線アクセスポイント51との無線通信により、センサ21〜25のデータを含むパケットをサーバ31に送信する。また、デイジーチェーン接続における最も下流側及び上流側のIoT端末A11,E15を除く、他のIoT端末B12〜D14は、中継端末を構成する。中継端末は、デイジーチェーン接続における自身よりも一つ下流側のIoT端末A11〜C13から受信したパケットのセンサ21〜23のデータを、設定情報保持部63の宛先情報の宛先に送信するパケットに追加する。【選択図】図1

Description

本開示は、IoTデータ伝送システムに関する。
IoT(Internet of Things)の普及により、近年は、様々なデータがインターネットを介して収集されて利用に供される。これに伴い、インターネット回線の通信容量を増やす等、通信インフラを増強する手当が進められている。一方、データを取り扱うサーバ側では、データ処理の負荷が格段に増えるため、処理能力を増やす対策だけでなく、パケットの衝突によるデータ紛失への対策が求められている。
パケットの衝突に対する対策として、特許文献1には、内部時計の計時時刻を同期させた各IoT端末が、計時時刻に基づき自己に割り当てられた期間を特定し、その期間中に、センサから収集したデータのパケットをサーバに出力する技術が記載されている。この技術では、各IoT端末がパケットを出力する期間が重複して、サーバが受信する各IoT端末からのパケットが衝突するのを、抑制することができる。
特開2019−4516号公報
但し、特許文献1に記載された技術では、各IoT端末に、内部時計を同期させるためのデータを共有させる必要がある。即ち、各IoT端末を共通のネットワーク上に接続する必要がある。特に、特許文献1に記載された技術では、各IoT端末が無線アクセスポイントを介してサーバにデータのパケットを送信するので、同期データを各IoT端末に無線アクセスポイントから送信する必要がある。したがって、各IoT端末を、無線アクセスポイントからの無線信号が届く範囲内に配置する必要がある。
本開示は前記事情に鑑みなされたもので、本開示の目的は、ネットワークに無線で接続できないIoT端末が存在しても、各IoT端末が収集したデータをネットワーク上のサーバに無線で伝送できるようにすることにある。
本開示に係るIoTデータ伝送システムは、
無線によりデイジーチェーン接続され、自身に接続されたデバイスによる検出内容を示すデータを収集し、前記デバイスのデータのパケットを、前記デイジーチェーン接続における自身よりも一つ上流側の宛先に、無線通信により送信する複数のIoT端末を備えており、
前記各IoT端末のうち前記デイジーチェーン接続における最も上流側の前記IoT端末は、前記デバイスのデータを収集するサーバが接続されたネットワークとの無線通信により、前記パケットを前記サーバに送信するネットワーク接続端末を構成しており、
前記各IoT端末のうち前記デイジーチェーン接続における最も上流側及び最も下流側を除く他の前記IoT端末は、前記デイジーチェーン接続における自身よりも一つ下流側の前記IoT端末から受信した前記パケットの前記デバイスのデータを、前記宛先に送信する前記パケットに追加する中継端末を構成している。
前記デイジーチェーン接続における最も下流側の前記IoT端末には、自身に接続された前記デバイスのデータを収集するタイミングが設定されていてもよい。
前記各IoT端末には、前記パケットの宛先がそれぞれ変更可能に設定されていてもよい。
したがって、サーバに伝送するデバイスのデータを収集するIoT端末を、無線によるデイジーチェーン接続に対して容易に増減させることができる。
本開示によれば、ネットワークに無線で接続できないIoT端末が存在しても、各IoT端末が収集したデータをネットワーク上のサーバに無線で伝送することができる。
本開示の実施形態に係るIoTデータ伝送システムの一例を示す説明図である。 図1のIoT端末の詳細な構成を示す説明図である。 図2の送信データ作成部において作成される送信データの内容を各IoT端末毎に示す説明図である。 図2のCPUがROM等に格納されたプログラムにしたがって実行する処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図1のIoT端末を増やしたIoTデータ伝送システムの例を示す説明図である。
以下、本開示の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は本開示の実施形態に係るIoTデータ伝送システムの一例を示す説明図である。
図1に示す実施形態のIoTデータ伝送システム1は、IoT端末A11〜E15にそれぞれ接続されたデバイスとしてのセンサ21〜25の検出内容を示すデータを、サーバ31に伝送するシステムである。
各センサ21〜25は、それぞれの設置先において、検出対象の状態に応じた物理量を検出する。各センサ21〜25による検出内容を示すデータは、接続先の各IoT端末A11〜E15によって収集される。
例えば、IoTデータ伝送システム1を、河川沿いの異なる箇所でそれぞれ検出した水位を示すデータを収集し解析するのに用いる場合、センサ21〜25は、河川の各箇所でそれぞれ水位を検出する水位計であってもよい。
IoT端末A11〜E15は、IoT端末A11〜E15の順番で、無線によりデイジーチェーン接続されている。
IoT端末A11〜D14は、デイジーチェーン接続における一つ上流側の最寄りのIoT端末B12〜E15に、単方向通信方式による無線通信によりパケットをそれぞれ送信することができる。
デイジーチェーン接続における最も上流側のIoT端末E15は、IoT端末A11〜E15の中で唯一、サーバ31が接続されたネットワーク41上の無線アクセスポイント51にアクセス可能な箇所に配置されている。即ち、IoT端末A11〜D14は、無線アクセスポイント51にアクセス不能な箇所に配置されている。
したがって、IoT端末E15は、無線アクセスポイント51を介してネットワーク41上のサーバ31に、無線通信によりパケットを直接送信することができる。一方、無線アクセスポイント51にアクセス不能な他のIoT端末A11〜D14は、無線アクセスポイント51を介してネットワーク41上のサーバ31に、無線通信によりパケットを直接送信することができない。
以下、図2の説明図を参照して、各IoT端末A11〜E15の詳細な構成を説明する。なお、図2では、スペース上の都合により、IoT端末A11,B12のみを示し、IoT端末C13〜E15の図示を省略している。また、図2のIoT端末A11では、後述するCPU65の詳細な構成の図示を省略している。
図2に示すIoT端末A11,B12は、データ受信部61、設定情報保持部63、CPU65及びデータ送信部67をそれぞれ有している。他の各IoT端末C13〜E15も、データ受信部61、設定情報保持部63、CPU65及びデータ送信部67をそれぞれ有している。
データ受信部61は、デイジーチェーン接続における自端末よりも一つ下流側の端末が無線で送信した、自端末宛のパケットを受信する。
例えば、IoT端末B12のデータ受信部61は、デイジーチェーン接続における自端末よりも一つ下流側のIoT端末A11のデータ送信部67が無線で送信した、IoT端末B12宛のパケットを受信する。IoT端末B12宛のパケットの内容については後述する。
デイジーチェーン接続における自端末よりも下流側の端末が存在しないIoT端末A11のデータ受信部61は、自端末宛のパケットを受信しない。したがって、IoT端末A11のデータ受信部61は省略してもよい。
設定情報保持部63は、例えば、書き換え可能な不揮発性メモリによって構成することができる。設定情報保持部63は、始点フラグ及び宛先情報を記憶している。
始点フラグは、自端末がデイジーチェーン接続における最も下流側の端末であるか否かを示すフラグである。自端末がデイジーチェーン接続における最も下流側の端末である場合、設定情報保持部63に記憶される始点フラグは「1」となる。自端末がデイジーチェーン接続における最も下流側の端末でない場合、設定情報保持部63に記憶される始点フラグは「0」となる。
本実施形態では、デイジーチェーン接続における最も下流側のIoT端末A11の設定情報保持部63に、「1」の始点フラグが記憶される。また、デイジーチェーン接続における最も下流側の端末でないIoT端末B12〜E15の設定情報保持部63に、いずれも「0」の始点フラグが記憶される。
宛先情報は、データ送信部67が無線で送信するパケットの宛先を示す情報である。設定情報保持部63には、デイジーチェーン接続における自端末よりも一つ上流側の端末が、宛先情報として記憶される。
本実施形態では、デイジーチェーン接続における最も上流側のIoT端末E15の設定情報保持部63に、データ送信部67が無線で送信するパケットの宛先であるサーバ31が、宛先情報として記憶される。また、デイジーチェーン接続における最も上流側の端末でないIoT端末A11〜D14の設定情報保持部63に、いずれも、デイジーチェーン接続におけるそれぞれの一つ上流側のIoT端末B12〜E15が、宛先情報として記憶される。
CPU65は、不図示のROM等に記憶されたプログラムを実行することで、データ収集部651、データ処理部653及び送信データ作成部655をCPU65上に仮想的に構築する。
データ収集部651は、データ処理部653によってトリガされると、CPU65に接続されたセンサ21〜25からデータを収集する。即ち、各IoT端末A11〜E15のデータ収集部651は、CPU65に接続された各センサ21〜25からデータをそれぞれ収集する。
データ処理部653は、設定情報保持部63の始点フラグが「0」である場合は、データ受信部61が自端末宛のパケットを受信すると、データ収集部651をトリガする。データ処理部653は、設定情報保持部63の始点フラグが「1」である場合は、CPU65の内部時計におけるカウント時間がサンプリング周期に達する毎に、センサ21のデータを収集するタイミングが到来したものとして、データ収集部651をトリガする。なお、サンプリング周期は、例えば、設定情報保持部63に記憶させておくことができる。
本実施形態では、設定情報保持部63の始点フラグが「1」であるIoT端末A11のデータ処理部653は、収集タイミングが到来する毎にデータ収集部651をトリガする。また、設定情報保持部63の始点フラグが「0」であるIoT端末B12〜E15のデータ処理部653は、データ受信部61が自端末宛のパケットを受信するとデータ収集部651をトリガする。
送信データ作成部655は、データ処理部653がデータ収集部651にセンサのデータを収集させると、設定情報保持部63の始点フラグを参照して送信データを作成する。
送信データ作成部655は、始点フラグが「0」である場合、CPU65に接続されたセンサ22からデータ収集部651が収集したデータと、データ受信部61が受信したパケット中のデータとを含む送信データを作成する。送信データ作成部655は、始点フラグが「1」である場合、データ収集部651がセンサ22から収集したデータだけで送信データを作成する。
本実施形態では、始点フラグが「1」であるIoT端末A11の送信データ作成部655は、データ収集部651が収集したセンサ21のデータだけで送信データを作成する。また、始点フラグが「0」である各IoT端末B12〜E15の送信データ作成部655は、データ収集部651が収集した各センサ22〜25のデータと、データ受信部61が受信したパケット中のデータとを含む送信データを作成する。
即ち、各IoT端末B12〜E15の送信データ作成部655は、CPU65に接続された各センサ22〜25のデータに、下流側の各IoT端末A11〜D14がそれぞれ収集した各センサ21〜24のデータを累積的に加えた送信データを作成する。
図3は、各IoT端末A11〜E15の送信データ作成部655が作成する送信データの内容を示す説明図である。図3に示すように、IoT端末A11の送信データ作成部655が作成する送信データは、始点フラグが「1」なので、CPU65に接続されたセンサ21のデータだけの内容となる。即ち、IoT端末A11の送信データの内容は、「”A”:”25.3”」となる。
IoT端末B12の送信データ作成部655が作成する送信データは、始点フラグが「0」なので、CPU65に接続されたセンサ22のデータ(”B”:”24.2”)を、データ受信部61で受信したパケット中のセンサ21のデータを加えた内容となる。即ち、IoT端末B12の送信データの内容は、「”A”:”25.3”,”B”:”24.2”」となる。
IoT端末C13の送信データ作成部655が作成する送信データは、始点フラグが「0」なので、CPU65に接続されたセンサ23のデータ(”C”:”25.1”)を、データ受信部61で受信したパケット中のセンサ21,22のデータを加えた内容となる。即ち、IoT端末C13の送信データの内容は、「”A”:”25.3”,”B”:”24.2”,”C”:”25.1”」となる。
IoT端末D14の送信データ作成部655が作成する送信データは、始点フラグが「0」なので、CPU65に接続されたセンサ24のデータ(”D”:”26.9”)を、データ受信部61で受信したパケット中のセンサ21〜23のデータを加えた内容となる。即ち、IoT端末D14の送信データの内容は、「”A”:”25.3”,”B”:”24.2”,”C”:”25.1”,”D”:”26.9”」となる。
IoT端末E15の送信データ作成部655が作成する送信データは、始点フラグが「0」なので、CPU65に接続されたセンサ25のデータ(”E”:”25.8”)を、データ受信部61で受信したパケット中のセンサ21〜24のデータを加えた内容となる。即ち、IoT端末E15の送信データの内容は、「”A”:”25.3”,”B”:”24.2”,”C”:”25.1”,”D”:”26.9”,”E”:”25.8”」となる。
図2に示すデータ送信部67は、送信データ作成部655が作成した送信データを含むパケットを、設定情報保持部63の宛先に無線で送信する。本実施形態では、各IoT端末A11〜D14のデータ送信部67は、設定情報保持部63の宛先情報にある各IoT端末B12〜E15宛のパケットを無線で送信する。残るIoT端末E15のデータ送信部67は、設定情報保持部63の宛先情報にあるサーバ31宛のパケットを無線で送信する。
例えば、IoT端末B12のデータ受信部61が受信するIoT端末B12宛のパケットは、IoT端末A11のデータ送信部67が無線で送信したパケットである。このパケットは、IoT端末A11の送信データ作成部655が作成した、センサ21のデータを含んでいる。
なお、デイジーチェーン接続における最も下流側のIoT端末A11及び最も上流側のIoT端末E15を除く、他のIoT端末B12〜D14は、中継端末を構成する。中継端末とは、デイジーチェーン接続における自身よりも一つ下流側のIoT端末A11〜C13から受信したパケットのセンサ21〜23のデータを、設定情報保持部63の宛先情報の宛先に送信するパケットに追加する端末である。
また、デイジーチェーン接続における最も上流側のIoT端末E15は、ネットワーク接続端末を構成する。ネットワーク接続端末とは、センサ21〜25のデータを収集するサーバ31が接続されたネットワーク41の無線アクセスポイント51との無線通信により、センサ21〜25のデータを含むパケットをサーバ31に送信する端末である。
次に、各IoT端末A11〜E15のCPU65がROM等のプログラムにしたがって実行する処理の手順の一例を、図4のフローチャートを参照して説明する。
まず、CPU65は、設定情報保持部63の始点フラグが「1」であるか否かを確認する(ステップS1)。始点フラグが「1」でない場合は(ステップS1でNO)、後述するステップS9に処理を移行する。
また、始点フラグが「1」である場合は(ステップS1でYES)、CPU65は、収集タイミングが到来したか否かを確認する(ステップS3)。収集タイミングが到来していない場合は(ステップS3でNO)、到来するまでステップS3をリピートする。収集タイミングが到来した場合は(ステップS3でYES)、CPU65は、CPU65に接続されたセンサ21〜25のデータを、データ収集部651によって収集させる(ステップS5)。
なお、始点フラグが「1」であるのは、先に説明したとおり、IoT端末A11のみである。このため、ステップS5においてCPU65がデータ収集部651に収集させるデータは、IoT端末A11のセンサ21のデータとなる。
そして、CPU65は、データ収集部651によって収集されたセンサ21のデータを含む送信データを、データ処理部653及び送信データ作成部655によって作成させる。さらに、CPU65は、作成された送信データを含むパケットを、設定情報保持部63の宛先情報の宛先に、データ送信部67によって送信させる(以上、ステップS7)。その後、後述するステップS17に処理を移行する。
また、ステップS1において始点フラグが「1」でない場合(NO)に進むステップS9では、CPU65は、自端末宛のパケットをデータ受信部61が受信したか否かを確認する。データ受信部61が受信していない場合は(ステップS9でNO)、受信するまでステップS9をリピートする。データ受信部61が受信した場合は(ステップS9でYES)、CPU65は、CPU65に接続されたセンサ21〜25のデータを、データ収集部651によって収集させる(ステップS11)。
なお、始点フラグが「1」でないのは、先に説明したとおり、IoT端末B12〜E15である。このため、ステップS9においてデータ受信部61が受信したパケットには、デイジーチェーン接続における自端末よりも一つ下流側のIoT端末A11〜D14の各センサ21〜24のデータが含まれている。また、ステップS11においてCPU65がデータ収集部651に収集させるデータは、CPU65に接続されたセンサ22〜25のデータとなる。
そして、CPU65は、データ受信部61が受信した、自端末よりも一つ下流側のIoT端末A11〜D14の各センサ21〜24のデータ(受信データ)に、CPU65に接続されたセンサ22〜25のデータ(自身のデータ)を付加する(ステップS13)。即ち、CPU65は、送信データ作成部655により送信データを作成させる。
さらに、CPU65は、作成された送信データを含むパケットを、設定情報保持部63の宛先情報の宛先に、データ送信部67によって送信させる(以上、ステップS15)。その後、ステップS17に処理を移行する。
ステップS17では、CPU65は、IoT端末A11〜E15の電源がOFFされたか否かを確認する。電源がOFFされていない場合は(ステップS17でNO)、ステップS1にリターンし、OFFされた場合は(ステップS17でYES)、一連の処理を終了する。
このように構成された本実施形態のIoTデータ伝送システム1では、サーバ31にパケットを直接送信できない各IoT端末A11〜D14のデータ送信部67が、パケットを受信できるIoT端末B12〜E15を宛先とするパケットの送信を繰り返す。これにより、各IoT端末B12〜D14が、下流側の各IoT端末A11〜C13からのセンサ21〜23のデータに、CPU65に接続されたセンサ22〜24のデータを累積的に加えて、一つ上流側のIoT端末C13〜E15に順次送信する。そして、IoT端末E15のデータ送信部67が、CPU65に接続されたセンサ25のデータを、下流側の各IoT端末A11〜D14からのセンサ21〜24のデータに加えて、サーバ31を宛先とするパケットにより送信する。
このため、IoT端末A11〜D14が収集したセンサ21〜24のデータを、データ送信部67による無線通信の電波が無線アクセスポイント51に届かなくても、デイジーチェーン接続したIoT端末B12〜E15を介してサーバ31に伝送できる。
また、本実施形態では、デイジーチェーン接続における最も下流側のIoT端末A11では、サンプリング周期毎に到来する収集タイミングにおいて、データ収集部651にセンサ21のデータを収集させるようにした。このため、自身の下流側に他の端末が存在しないIoT端末A11でも、他のIoT端末B12〜E15と同様に、CPU65に接続されたセンサ21のデータをデータ収集部651に収集させて、一つ上流側のIoT端末B12に無線で送信することができる。
なお、本実施形態では、各IoT端末A11〜E15のデータ送信部67が無線で送信するパケットの宛先を、設定情報保持部63に宛先情報として記憶させる構成とした。このため、設定情報保持部63の宛先情報を書き換えることで、デイジーチェーン接続するIoT端末A11〜E15を容易に増減させることができる。
例えば、図5の説明図に示すIoTデータ伝送システム1では、図1のIoT端末B12とIoT端末C13との間に、サーバ31にパケットを直接送信できないのIoT端末B116を追加した例を示している。
この例のIoTデータ伝送システム1では、追加したIoT端末B116の一つ下流側のIoT端末B12において、設定情報保持部63の宛先情報を、IoT端末C13からIoT端末B116に書き換える。また、追加したIoT端末B116において、設定情報保持部63の宛先情報を、一つ上流側のIoT端末C13とする。なお、追加したIoT端末B116は、デイジーチェーン接続における最も上流側と最も下流側との間に追加される。このため、IoT端末B116において、設定情報保持部63の始点フラグは「0」とする。
この例のIoTデータ伝送システム1では、追加したIoT端末B116において、データ送信部67が、IoT端末B116からのパケットを受信できるIoT端末C13を宛先とするパケットを送信する。これにより、追加のIoT端末B116が、下流側の各IoT端末A11,B12からのセンサ21,22のデータに、CPU65に接続されたセンサ26のデータを累積的に加えて、一つ上流側のIoT端末C13に送信する。
したがって、以後、IoT端末C13は、下流側の各IoT端末A11,B12,B116からのセンサ21,22,26のデータに、CPU65に接続されたセンサ23のデータを累積的に加えて、一つ上流側のIoT端末D14に送信する。また、IoT端末D14は、下流側の各IoT端末A11,B12,B116,C13からのセンサ21〜23,26のデータに、CPU65に接続されたセンサ24のデータを累積的に加えて、一つ上流側のIoT端末E15に送信する。
さらに、IoT端末E15は、下流側の各IoT端末A11〜D14,B116からのセンサ21〜24,26のデータに、CPU65に接続されたセンサ25のデータを累積的に加えて、サーバ31に送信する。
このように構成された図5のIoTデータ伝送システム1でも、図1のIoTデータ伝送システム1と同様の効果を得ることができる。また、適切な宛先情報及び始点フラグを設定情報保持部63に設定したIoT端末B116をデイジーチェーン接続に追加する際には、一つ下流側のIoT端末B12の設定情報保持部63の宛先情報を、IoT端末C13からIoT端末16に書き換えればよい。このため、無線によりデイジーチェーン接続したIoT端末A11〜E15に対して、サーバ31に伝送するセンサ26のデータを収集するIoT端末B116を、容易に増減させることができる。
なお、各IoT端末A11〜E15,B116間の無線によるパケットの送信は、宛先情報の利用等により、デイジーチェーン接続における下流側から上流側の向きに制限され限り、単方向通信方式又は双方向通信方式のいずれの無線通信路を用いて行ってもよい。また、各IoT端末A11〜E15,B116間の無線によるパケットの送信は、例えば、特定小電力無線方式、Bluetooth (登録商標)等の無線通信方式を用いることができる。
さらに、図2のCPU65は、例えばDSP(Digital Signal Processor)又はPLC(Programmable Logic Controller )等、CPU以外の物に置き換えて構成してもよい。また、IoT端末A11〜E15又は追加のIoT端末B116にデータを収集するデバイスは、本実施形態で説明したセンサ21〜25に限らず、例えば、水位計等の計測器であってもよい。
さらに、本実施形態では、河川沿いの異なる箇所でそれぞれ検出した水位を示すデータを収集し解析するのにIoTデータ伝送システム1を用いた場合を例に取って説明した。しかし、本開示は、例えば、プラント設備、工場設備等の大規模な設備の管理対象に関する信号を、設備から離れた管制室に置かれた管理装置との間で受け渡しする場合にも、広く適用可能である。
1 IoTデータ伝送システム
11〜16 IoT端末
21〜26 センサ
31 サーバ
41 ネットワーク
51 無線アクセスポイント
61 データ受信部
63 設定情報保持部
65 CPU
67 データ送信部
651 データ収集部
653 データ処理部
655 送信データ作成部

Claims (3)

  1. 無線によりデイジーチェーン接続され、自身に接続されたデバイスによる検出内容を示すデータを収集し、前記デバイスのデータのパケットを、前記デイジーチェーン接続における自身よりも一つ上流側の宛先に、無線通信により送信する複数のIoT端末を備えており、
    前記各IoT端末のうち前記デイジーチェーン接続における最も上流側の前記IoT端末は、前記デバイスのデータを収集するサーバが接続されたネットワークとの無線通信により、前記パケットを前記サーバに送信するネットワーク接続端末を構成しており、
    前記各IoT端末のうち前記デイジーチェーン接続における最も上流側及び最も下流側を除く他の前記IoT端末は、前記デイジーチェーン接続における自身よりも一つ下流側の前記IoT端末から受信した前記パケットの前記デバイスのデータを、前記宛先に送信する前記パケットに追加する中継端末を構成している、
    IoTデータ伝送システム。
  2. 前記デイジーチェーン接続における最も下流側の前記IoT端末に、自身に接続された前記デバイスのデータを収集するタイミングが設定されている請求項1に記載のIoTデータ伝送システム。
  3. 前記各IoT端末の不揮発性メモリに前記パケットの宛先がそれぞれ書き換え可能に設定されている請求項1又は2に記載のIoTデータ伝送システム。
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