JP2021124418A - 測距装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】測距センサにおける測距の誤差に起因する位置センサでの自己位置の検出に対する誤差を低減する。
【解決手段】信号を送信し、測定対象物200によって反射された当該信号を受信することによって、基準点に対する測定対象物200までの距離を測定する測距センサ102と、自己の位置を検出可能な位置センサ104と、を備え、測距センサ102の基準点に対して、信号の経路及び信号の処理の遅延時間の少なくとも1つに起因する測距の誤差に相当する距離だけ位置センサ104を離して設置する。
【選択図】図2
【解決手段】信号を送信し、測定対象物200によって反射された当該信号を受信することによって、基準点に対する測定対象物200までの距離を測定する測距センサ102と、自己の位置を検出可能な位置センサ104と、を備え、測距センサ102の基準点に対して、信号の経路及び信号の処理の遅延時間の少なくとも1つに起因する測距の誤差に相当する距離だけ位置センサ104を離して設置する。
【選択図】図2
Description
本発明は、測距装置に関する。
従来、経度と緯度を測定する位置センサとレーザレーダを組み合わせて、自己位置の測定と測定対象物までの距離の測距が可能な測距装置が開示されている(特許文献1)。
近年、複数の測距装置を組み合わせて測定対象物の運動を検知するシステムが開発されつつある。例えば、100m四方程度の測定領域の平面上を移動する物体(移動体)に対して、測定領域の周囲に複数の位置センサであるLIDARを設置し、これら複数のLIDARを用いて移動体の運動を検出する技術が開発されている。
ここで、移動体の運動を検出するためには、複数の位置センサが出力する点群(測定情報)の座標を精度よく合わせる必要がある。したがって、測定装置の自己位置を測定するための自己位置検出可能な位置センサと測定装置から測定対象物までの距離を正確に測定できる測距センサの基準点を正確に合わせることが要求されている。
本発明の1つの態様は、信号を送信し、測定対象物によって反射された当該信号を受信することによって、基準点に対する前記測定対象物までの距離を測定する測距センサと、自己の位置を検出可能な位置センサと、を備え、前記測距センサの前記基準点に対して、前記信号の経路及び前記信号の処理の遅延時間の少なくとも1つに起因する測距の誤差に相当する距離だけ前記位置センサを離して設置していることを特徴とする測距装置である。
ここで、前記測距センサは、前記信号として光を用いた光学的センサであり、前記測距センサ内における前記光の光路及び前記信号の処理の遅延時間に起因する測距の誤差に相当する距離だけ前記位置センサを離して設置していることが好適である。
また、前記位置センサは、GNSSであることが好適である。
本発明により、測距センサにおける測距の誤差に起因する位置センサでの自己位置の検出に対する誤差を低減することができる。
本発明の実施の形態における測距装置100は、図1に示すように、測距センサ102及び位置センサ104を備える。
測距センサ102は、信号を送信し、測定対象物で反射された当該信号を受信することで、基準点から測定対象物までの距離を測定するセンサである。測距センサ102は、例えば、レーザレーダとすることができる。ただし、測距センサ102は、これに限定されるものではない。
位置センサ104は、測距装置100の自己位置を測定するセンサである。位置センサ104は、例えばGPS(全地球測位システム)等のGNSSとすることができる。位置センサ104は、これに限定されるものではない。
測距装置100に含まれる測距センサ102及び位置センサ104の機能は独立しており、それぞれ測定の基準点を持つため、双方の基準点のずれが測定精度に影響する。そこで、本実施の形態における測距装置100では、測距センサ102の測距の基準点に対して、信号の経路及び信号の処理に伴う遅延時間の少なくとも1つに起因する測距の誤差に相当する距離に応じて位置センサ104の設置位置を決めている。
以下、図2を参照して、本実施の形態における測距装置100における測距センサ102と位置センサ104の配置について説明する。
測距センサ102は、光源10、受光部12、ミラー14、ポリゴンミラー16及び信号処理部18を含んで構成される。測距センサ102は、光源10から所定の波長λLDのパルス光を出力し、測定対象物200において反射された反射光を受光部12にて受光することにより測定対象物200までの距離を測定する。
光源10は、測距センサ102において測距に利用される光を出射する。光源10は、レーザダイオード(LD)とすることができる。光源10は、例えば、中心発光波長λLDが(870nmといった)赤外線の帯域であるLDを使用してもよい。ただし、光源10から照射される光の波長は、これに限定されるものではなく、測定対象物200において反射され、受光部12において当該反射光が受光できる波長の光や電磁波であればよい。
本実施の形態では、光源10からパルス光が出力される。光源10からパルス光が出射されると、その出射時刻t0が信号処理部18に入力される。
また、光源10から光を広範囲に照射するための手段を設けてもよい。例えば、光源10から出力された光をミラー14で反射させ、さらにポリゴンミラー16を回転させて、光源10から出力される光の照射角度を変更できる構成としてもよい。光源10の出光面が測距センサ102における測距の基準点となる。なお、測距センサ102ではミラー14及びポリゴンミラー16を用いる構成としたが、これに限定されるものではない。
受光部12は、受光素子を含んで構成される。受光部12は、例えば、複数の受光素子を配列させた構成とされる。例えば、縦4個×横4個の合計16個の受光素子をアレイ状に並べた構成とすることができる。ただし、受光部12における受光素子の配置は、これに限定されるものではなく、単一の受光素子で構成してもよいし、複数の受光素子を1次元的又は2次元的に配置するような構成としてもよい。
受光部12の各受光素子に光が入射すると、光の強度に応じた電気信号に変換されて信号処理部18へ強度信号が出力される。したがって、受光部12から出力される強度信号の時間的変化から強度波形を取得することができる。
信号処理部18は、受光部12において取得された強度波形を処理して、測距センサ102から測定対象物200までの距離を算出する。すなわち、信号処理部18は、受光部12において取得された信号の強度波形に含まれるパルス光の反射光に基づいて物体までの距離を算出する。具体的には、光源10から出力されたパルス光を測定対象物200が反射した反射光の成分を受光部12で取得した信号の強度波形から抽出し、当該パルス光の出射時刻t0から当該パルス光の反射光の受光時刻trとの差分T(=tr−t0)に基づいて測距センサ102から測定対象物200までの距離Dを演算する。すなわち、信号処理部18は、数式(1)に示すように、差分Tに光速cを乗算し、それを2で割ることで測定対象物200までの距離Dを求める。
ここで、送信時刻toと受光時刻trの差分Tは、測距センサ102内のミラー14やポリゴンミラー16等を含む光路の長さと信号処理部18における信号処理における回路遅延による誤差を含んでいる。すなわち、信号処理部18によって算出された距離Dにもその誤差が含まれる。したがって、単純に位置センサ104を測距センサ102の光源10の直上に配置すると、位置センサ104の基準点と測距センサ102の基準点に誤差が生じる。
そこで、測距装置100では、当該誤差を減少させるように測距センサ102及び位置センサ104を配置する。本実施の形態の測距センサ102の構成では、差分Tは、光源10からミラー14までの光路d1、ミラー14からポリゴンミラー16までの光路d2における遅延時間2(d1+d2)/c及び信号処理部18における回路遅延による時間tdを含んでいる。
したがって、実際に測定される差分T’は数式(2)で表される。ただし、ポリゴンミラー16の反射面と光源10の出光面(測距センサ102の基準点)は一致するように構成されているものとし、光源10の出光面と測定対象物200との距離を光路daとする。
この誤差距離Deを考慮して、測距センサ102の基準点である光源10の出光面から誤差距離Deだけ後の位置に位置センサ104の受信部の位相中心(位置センサ104のセンサの基準点)を配置する。
このように、測距センサ102の基準点から誤差距離Deに相当する距離だけ位置センサ104の基準点を離して設置することによって、測距センサ102の測距機能と位置センサ104の自己位置の検出機能とに誤差がない測距装置100を提供することができる。すなわち、複数の測距装置100の位置座標を組み合わせて測定対象物200の位置を検出するシステムを構成した際に、複数の測距装置100の点群(測定情報)の座標を精度よく合わせることができる。
なお、本実施の形態では、光路の長さによる誤差分と信号処理における回路遅延による誤差分との両方に応じて測距センサ102と位置センサ104の基準点を離して配置する構成としたが、光路の長さによる誤差分と信号処理における回路遅延による誤差分の少なくとも1つに起因する誤差に相当する距離だけ測距センサ102と位置センサ104の基準点を離して配置する構成とすればよい。これによって、光路の長さによる誤差分と信号処理における回路遅延による誤差分のいずれかに起因する測距と自己位置検出との誤差を軽減することができる。
10 光源、12 受光部、14 ミラー、16 ポリゴンミラー、18 信号処理部、100 測距装置、102 測距センサ、104 位置センサ、200 測定対象物。
Claims (3)
- 信号を送信し、測定対象物によって反射された当該信号を受信することによって、基準点に対する前記測定対象物までの距離を測定する測距センサと、
自己の位置を検出可能な位置センサと、
を備え、
前記測距センサの前記基準点に対して、前記信号の経路及び前記信号の処理の遅延時間の少なくとも1つに起因する測距の誤差に相当する距離だけ前記位置センサを離して設置していることを特徴とする測距装置。 - 請求項1に記載の測距装置であって、
前記測距センサは、前記信号として光を用いた光学的センサであり、
前記測距センサ内における前記光の光路及び前記信号の処理の遅延時間に起因する測距の誤差に相当する距離だけ前記位置センサを離して設置していることを特徴とする測距装置。 - 請求項1又は2に記載の測距装置であって、
前記位置センサは、GNSSであることを特徴とする測距装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020018705A JP2021124418A (ja) | 2020-02-06 | 2020-02-06 | 測距装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020018705A JP2021124418A (ja) | 2020-02-06 | 2020-02-06 | 測距装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021124418A true JP2021124418A (ja) | 2021-08-30 |
Family
ID=77459545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020018705A Pending JP2021124418A (ja) | 2020-02-06 | 2020-02-06 | 測距装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2021124418A (ja) |
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2020
- 2020-02-06 JP JP2020018705A patent/JP2021124418A/ja active Pending
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