JP2021117562A - 寄付支援サーバおよび寄付支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】寄付者、または寄付者および被寄付者の範囲の拡張を図ることにより、社会における寄付行為のさらなる普及を図りうるシステム等を提供する。【解決手段】複数の第1エンティティE1のそれぞれが任意に指定した指定種類のオブジェクトが、複数の第2エンティティE2のそれぞれに対して寄付される。このように多種多様な寄付が可能である。また、寄付者としての第1エンティティE1が、被寄付者としての第2エンティティE2になることが可能であり、これとは逆に、被寄付者としての第2エンティティE2が、寄付者としての第1エンティティE1になることが可能である。このため、寄付者である第1エンティティE1および被寄付者である第2エンティティE2の範囲の拡大、ひいては寄付行為の普及が図られる。【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の寄付者による複数の被寄付者に対する寄付を支援するための技術に関する。
寄付行為を簡単にし、寄付集めに要するコストを低減できる寄付システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この寄付システムによれば、ユーザが募集団体のホームページ上のバナーをクリックして、協賛企業のホームページを閲覧し、それにより、広告費が協賛企業から募集団体に寄付金として支払われる。
NPO(民間非営利組織)等の組織への寄付行為を支援するためのシステムが提案されている(例えば、特許文献2参照)。このシステムによれば、ユーザから受け付けた個別の組織への寄付を、そのユーザの所属団体との関係を考慮して取り扱うことができる。
会員の支払い額に応じて付与されるポイントを寄付に回すポイント寄付システムが提案されている(例えば、特許文献3参照)。このポイント寄付システムによれば、各会員に付与されたポイントを自動的に寄付金に回してプールしており、各会員が寄付行為を手軽に行うことができる。また、多数の会員に支持されている事業に多くの資金を回すことができ、会員の納得する寄付金の使い方ができる。また、付与ポイントや寄付金額と、決定した候補事業に分配されるポイント数や寄付金額のそれぞれが報告されるため、寄付されたポイントの流れについて透明性を持って公表される。
特開2002−024712号公報 特開2002−230234号公報 特許第6325156号公報
しかし、従来のシステムによれば、お金またはポイントなど1種類の寄付媒介物を取り扱うことが前提とされているため、寄付者の範囲を狭めてしまう可能性があった。
そこで、本発明は、寄付者、または寄付者および被寄付者の範囲の拡張を図ることにより、社会における寄付行為のさらなる普及を図りうるシステム等を提供することを目的とする。
本発明の寄付支援サーバは、クライアントとのネットワーク通信機能を有し、第1サーバ演算処理要素および第2サーバ演算処理要素を備え、前記第1サーバ演算処理要素が、複数の第1エンティティのそれぞれのクライアントである複数の第1クライアントのそれぞれとの通信に基づき、前記第1クライアントの出力インターフェースに経済的機能が異なる複数種類のオブジェクトに関する情報を出力させ、前記複数種類のオブジェクトのうち、前記第1クライアントの入力インターフェースを通じて当該第1エンティティにより指定された指定種類のオブジェクトにより定義される寄付申込内容を認識し、前記第1エンティティと前記寄付申込内容とを関連付けて第1データベースに登録する寄付受付処理を実行し、前記第2サーバ演算処理要素が、複数の第2エンティティのそれぞれのクライアントである複数の第2クライアントのそれぞれとの通信に基づき、寄付可能なオブジェクトの種類と関連付けられて第2データベースに登録されている前記複数の第2エンティティのそれぞれに対して、前記第1データベースに登録された前記寄付申込内容にしたがって、前記複数種類のオブジェクトのそれぞれを寄付するための寄付遂行処理を実行する。
当該構成の寄付支援サーバによれば、複数の第1エンティティのそれぞれが任意に指定した指定種類のオブジェクトが、複数の第2エンティティのそれぞれに対して寄付される。このように多種多様な寄付が可能である。また、寄付者としての第1エンティティが、被寄付者としての第2エンティティになることが可能であり、これとは逆に、被寄付者としての第2エンティティが、寄付者としての第1エンティティになることが可能である。このため、寄付者である第1エンティティおよび被寄付者である第2エンティティの範囲の拡大、ひいては寄付行為の普及が図られる。
「エンティティ」とは、消費者などの個人(自然人)のほか、会社などの法人または団体(非法人)などの複数人で構成される集団であって、その意思に応じて行動する主体を包含する概念である。「オブジェクト」とは、寄付媒介物であり、価値尺度、交換媒介および価値蓄蔵の経済的機能を有する貨幣(金員)または電子貨幣、価値築造が時限的であるなどの制限がある物の貨幣に準じた経済的機能を有するポイント、および、無報酬で他人のために行うサービスまたは労働(役務)などの無形の寄付媒介物のほか、交換に供する目的で生産された商品、および、交換に供する目的ではなく単に生産された物品などの有形の寄付媒介物を包含する概念である。「オブジェクト」には、自然人である第1エンティティの血液、髪の毛など身体の一部が含まれていてもよい。
各要素が情報を「認識する」とは、情報を受信すること、メモリまたはデータベース等の情報源から情報を検索することもしくは読み取ること、他の情報に基づいて情報を算定、推定等することなど、必要な情報を準備するあらゆる演算処理等を実行することを意味する。
本発明の寄付支援サーバにおいて、前記第1サーバ演算処理要素が、前記指定種類のオブジェクトにより定義される寄付申込内容が前記第1データベースに登録された前記第1エンティティに対して、有形の第1トークンまたは前記クライアントの出力インターフェースを通じて出力可能な無形の第1トークンを付与するための第1トークン付与処理を実行することが好ましい。
当該構成の寄付支援サーバによれば、第1エンティティが有形の第1トークンまたはクライアント(例えば、第1クライアント)の出力インターフェースに出力されることにより顕在化される無形の第1トークンを保有していることを第三者に対して認識させることができる。そして、複数種類のオブジェクトの寄付行為を共通言語とするコミュニティにおける第1エンティティのプレゼンスを顕在化し、寄付に対する第1エンティティのインセンティブの向上、ひいては寄付行為の普及が図られる。寄付支援サーバの第1サーバ演算処理要素が第1クライアントおよび他のクライアントの通信に基づき、第1譲渡手続処理を実行することにより、第1エンティティから他のエンティティに対して第1トークンが譲渡可能であってもよい。第1トークンは永久的に有効であってもよく、時限的に有効であってもよい。寄付支援サーバの第1サーバ演算処理要素が第1クライアントとの通信に基づき、第1交換手続処理を実行することにより、第1エンティティが保有する第1トークンが第2トークン(後述する)に交換可能であってもよい。
本発明の寄付支援サーバにおいて、前記第1サーバ演算処理要素が、前記指定種類のオブジェクトにより定義される寄付申込内容が前記第1データベースに登録された前記第1エンティティに対して、前記指定種類のオブジェクトにより定義される寄付申込内容の相違に応じて異なる意匠を有する有形または無形の前記第1トークンを付与するための第1トークン付与処理を実行することが好ましい。
当該構成の寄付支援サーバによれば、第1エンティティが様々な意匠を有する有形の第1トークンまたは第1クライアントの出力インターフェースに出力されることにより意匠が顕在化される無形の第1トークンを保有していることを第三者に対して認識させることができる。第1エンティティが異なる意匠の第1トークンを有していることは、当該第1エンティティがさまざまな形態で寄付をしていることの記念または証拠となる。異なる意匠を有する第1トークンを遊び感覚で収集することが、寄付のインセンティブになることが期待される。例えば、バッジまたはシールなど、物品に取り付けるまたは貼り付けることが可能な有形の第1トークンが第1エンティティに対して付与される。その結果、複数種類のオブジェクトの寄付行為を共通言語とするコミュニティにおける第1エンティティのプレゼンスを顕在化し、寄付に対する第1エンティティのインセンティブの向上、ひいては寄付行為の普及が図られる。
本発明の寄付支援サーバにおいて、前記第1サーバ演算処理要素が、前記指定種類のオブジェクトにより定義される寄付申込内容が前記第1データベースに登録された前記第1エンティティに対して、前記オブジェクトとしてのまたは少なくとも1種類の前記オブジェクトに交換可能な前記第1トークンを付与するための第1トークン付与処理を実行することが好ましい。
当該構成の寄付支援サーバによれば、第1エンティティは、オブジェクトの寄付により付与された第1トークンを貨幣と同様に商品等への交換媒介としての経済的機能を有するオブジェクト、または、少なくとも1種類のオブジェクトへの交換媒介としての経済的機能を有するオブジェクトとして、第2エンティティに対して寄付することが可能である。このように寄付のバリエーションの拡張が図られている分だけ、寄付者である第1エンティティおよび被寄付者である第2エンティティの範囲の拡大、ひいては寄付行為の普及が図られる。
本発明の寄付支援サーバにおいて、前記第2サーバ演算処理要素が、前記第1データベースに登録されている前記複数の第1エンティティの前記第1クライアント、および、前記第2データベースに登録されている前記複数の第2エンティティの前記第2クライアントのうち少なくとも一部のクライアントに対して、イベントに関する情報を提供することが好ましい。
当該構成の寄付支援サーバによれば、寄付者である第1エンティティおよび被寄付者である第2エンティティのうち少なくとも一部のエンティティに対して、イベントを通じてコミュニケーションをとるプラットフォームが実現される。このため、複数種類のオブジェクトの寄付行為を共通言語とするコミュニティへの参加意識の向上が図られる分だけ、寄付者である第1エンティティおよび被寄付者である第2エンティティの範囲の拡大、ひいては寄付行為の普及が図られる。
本発明の寄付支援サーバにおいて、前記第1サーバ演算処理要素が、前記複数の第1エンティティのそれぞれに対して付与された第1トークンの累計を、前記複数の第1エンティティのそれぞれに関連付けて、前記クライアントを通じて閲覧可能に前記第1データベースに登録することが好ましい。
当該構成の寄付支援サーバによれば、第1エンティティの寄付履歴が第1トークンの累計という形態でクライアント(例えば、第1クライアント、第2クライアントまたはこれら以外のクライアント)を通じて第三者(例えば、第1エンティティ、第2エンティティまたはこれら以外のエンティティ)に対して公開される。このため、複数種類のオブジェクトの寄付行為を共通言語とするコミュニティにおける第1エンティティのプレゼンスを顕在化し、寄付に対する第1エンティティのインセンティブの向上、ひいては寄付行為の普及が図られる。
本発明の寄付支援サーバにおいて、前記第2サーバ演算処理要素が、前記第1データベースに登録されている前記複数の第1エンティティのうち、前記第1トークンの保有形態に応じて少なくとも一部の第1エンティティを選定し、前記少なくとも一部の第1エンティティの前記第1クライアントを含む前記一部のクライアントに対して、イベントに関する情報を提供することが好ましい。
当該構成の寄付支援サーバによれば、寄付者である第1エンティティおよび被寄付者である第2エンティティのうち少なくとも一部のエンティティに対して、イベントを通じてコミュニケーションをとるプラットフォームが実現される。このため、第1トークンの保有形態に応じたイベント参加によって第1エンティティの複数種類のオブジェクトの寄付に対するインセンティブの向上が図られる分だけ、寄付者である第1エンティティの範囲の拡大、ひいては寄付行為の普及が図られる。
本発明の寄付支援サーバにおいて、前記第2サーバ演算処理要素が、前記第2クライアントとの通信に基づき、前記第2エンティティの前記指定種類のオブジェクトの活用実績を認識したうえで、当該第2エンティティと関連付けて前記第2データベースに登録し、前記複数の第2エンティティのうち、前記指定種類のオブジェクトの活用実績が所定条件を満たす第2エンティティに対して、有形または前記クライアントの出力インターフェースを通じて出力可能な無形の第2トークンを付与するための第2トークン付与処理を実行することが好ましい。
当該構成の寄付支援サーバによれば、第2エンティティが有形の第2トークンまたはクライアント(例えば、第1クライアントまたは第2クライアント)の出力インターフェースに出力されることにより顕在化される無形の第2トークンを保有していることを第三者に対して認識させる。そして、複数種類のオブジェクトの寄付行為を共通言語とするコミュニティにおける第2エンティティのプレゼンスを顕在化し、各種のオブジェクトの寄付に対する第1エンティティのインセンティブの向上に加えて、寄付された指定種類のオブジェクトの活用に対する第2エンティティのインセンティブの向上、ひいては寄付行為の普及が図られる。寄付支援サーバの第2サーバ演算処理要素が第2クライアントおよび他のクライアントの通信に基づき、第2譲渡手続処理を実行することにより、第2エンティティから他のエンティティに対して第2トークンが譲渡可能であってもよい。第2トークンは永久的に有効であってもよく、時限的に有効であってもよい。寄付支援サーバの第2サーバ演算処理要素が第2クライアントとの通信に基づき、第2交換手続処理を実行することにより、第2エンティティが保有する第2トークンが第1トークンに交換可能であってもよい。
本発明の寄付支援サーバにおいて、前記第1サーバ演算処理要素が、前記第1クライアントの出力インターフェースに出力された前記第2エンティティの前記指定種類のオブジェクトの活用実績に対して、前記第1クライアントの入力インターフェースを通じた肯定入力の有無を認識し、
前記第2サーバ演算処理要素が、前記第1サーバ演算処理要素により認識された前記肯定入力の頻度が閾値以上であることを前記所定条件として第2トークン付与処理を実行することが好ましい。
当該構成の寄付支援サーバによれば、第1クライアントの入力インターフェースの肯定入力を通じて第1エンティティにより肯定されるような、寄付された指定種類のオブジェクトの活用に対する第2エンティティのインセンティブの向上、ひいては寄付行為の普及が図られる。
本発明の寄付支援サーバにおいて、前記第2サーバ演算処理要素が、前記指定種類のオブジェクトの活用実績が前記第2データベースに登録された前記第2エンティティのそれぞれに対して、前記指定種類のオブジェクトの活用実績の相違に応じて異なる意匠を有する有形または無形の前記第2トークンを付与するための第2トークン付与処理を実行することが好ましい。
当該構成の寄付支援サーバによれば、第2エンティティが様々な意匠を有する有形の第2トークンまたはクライアント(例えば、第1クライアントまたは第2クライアント)の出力インターフェースに出力されることにより意匠が顕在化される無形の第2トークンを保有していることを第三者に対して認識させることができる。第2エンティティが異なる意匠の第2トークンを有していることは、当該第2エンティティがさまざまな形態で寄付を受け付けてこれを有効活用していることの記念または証拠となる。異なる意匠を有する第2トークンを遊び感覚で収集することが、寄付の有効活用のインセンティブになることが期待される。例えば、バッジまたはシールなど、物品に取り付けるまたは貼り付けることが可能な有形の第2トークンが第2エンティティに対して付与される。その結果、複数種類のオブジェクトの寄付行為を共通言語とするコミュニティにおける第2エンティティのプレゼンスを顕在化し、寄付の有効活用に対する第2エンティティのインセンティブの向上、ひいては寄付行為の普及が図られる。
本発明の寄付支援サーバにおいて、前記第2サーバ演算処理要素が、前記指定種類のオブジェクトの活用実績が前記第2データベースに登録された前記第2エンティティに対して、前記オブジェクトとしてのまたは少なくとも1種類の前記オブジェクトに交換可能な第2トークンを付与するための第2トークン付与処理を実行することが好ましい。
当該構成の寄付支援サーバによれば、第2エンティティは、第1エンティティ(寄付者)として、オブジェクトの寄付により付与された第2トークンを貨幣と同様に商品等への交換媒介としての経済的機能を有するオブジェクト、または、少なくとも1種類のオブジェクトへの交換媒介としての経済的機能を有するオブジェクトとして、他の第2エンティティに対して寄付することが可能である。このように寄付のバリエーションの拡張が図られている分だけ、寄付者である第1エンティティおよび被寄付者である第2エンティティの範囲の拡大、ひいては寄付行為の普及が図られる。
本発明の寄付支援サーバにおいて、前記第2サーバ演算処理要素が、前記複数の第2エンティティのそれぞれに対して付与された第2トークンの累計を、前記複数の第2エンティティのそれぞれに関連付けて、前記クライアントを通じて閲覧可能に前記第2データベースに登録することが好ましい。
当該構成の寄付支援サーバによれば、第2エンティティの寄付活用実績が第2トークンの累計という形態でクライアント(例えば、第1クライアント、第2クライアントまたはこれら以外のクライアント)を通じて第三者(例えば、第1エンティティ、第2エンティティまたはこれら以外のエンティティ)に対して公開される。このため、複数種類のオブジェクトの寄付行為を共通言語とするコミュニティにおける第1エンティティのプレゼンスを顕在化し、寄付に対する第1エンティティのインセンティブの向上、ひいては寄付行為の普及が図られる。
本発明の寄付支援サーバにおいて、前記第2サーバ演算処理要素が、前記第2データベースに登録されている前記複数の第2エンティティのうち、前記第2トークンの保有形態に応じて少なくとも一部の第2エンティティを選定し、前記少なくとも一部の第2エンティティの前記第2クライアントを含む前記一部のクライアントに対して、イベントに関する情報を提供することが好ましい。
当該構成の寄付支援サーバによれば、寄付者である第1エンティティおよび被寄付者である第2エンティティのうち少なくとも一部のエンティティに対して、イベントを通じてコミュニケーションをとるプラットフォームが実現される。このため、第2トークンの保有形態に応じたイベント参加によって第2エンティティの複数種類のオブジェクトを寄付されることに対するインセンティブの向上が図られる分だけ、被寄付者である第2エンティティの範囲の拡大、ひいては寄付行為の普及が図られる。
本発明の寄付支援サーバにおいて、前記第1サーバ演算処理要素が、前記第1クライアントとの通信に基づき、前記第1クライアントの入力インターフェースを通じて前記第1エンティティにより指定された前記指定種類のオブジェクトに加えて指定エンティティにより定義される寄付申込内容を認識し、前記第1エンティティと前記寄付申込内容とを関連付けて第1データベースに登録する寄付受付処理を実行し、前記第2サーバ演算処理要素が、前記指定エンティティとしての前記第2エンティティの前記第2クライアントとの通信に基づき、寄付可能なオブジェクトの種類と関連付けられて第2データベースに登録されている前記複数の第2エンティティのうち、前記指定エンティティに対して、前記第1データベースに登録された前記寄付申込内容にしたがって、前記複数種類のオブジェクトのそれぞれを振り分けるための寄付遂行処理を実行することが好ましい。
当該構成の寄付支援サーバによれば、第1エンティティのそれぞれが任意に指定した指定種類のオブジェクトが、当該第1エンティティが指定する指定エンティティとしての第2エンティティに対して寄付される。指定エンティティの指定は、第2エンティティが直接的に指定されるほか、第2エンティティの寄付受付形態が指定されることによって当該第2エンティティが間接的に指定されることを包含する概念である。第2エンティティの直接的または間接的な指定が可能になっている分だけ、寄付に対する第1エンティティのインセンティブの向上、ひいては寄付行為の普及が図られる。
本発明の寄付支援サーバにおいて、前記第1サーバ演算処理要素が、前記指定種類のオブジェクトとしての貨幣またはその同等物により定義されている寄付申込内容を認識して寄付受付処理を実行した場合、前記第2サーバ演算処理要素が、前記第2データベースに登録されている前記複数の第2エンティティのうち、前記貨幣またはどの同等物の寄付が付与可能な第2エンティティを選定し、ブロックチェーンを用いて当該選定された前記第2エンティティに対して貨幣またはその同等物を寄付するためのプラットフォームを提供するための寄付遂行処理を実行することが好ましい。
当該構成の寄付支援サーバによれば、貨幣またはその同等物(例えば、ポイント(第1トークンまたは第2トークンを含む。))という形態のオブジェクトの、第1エンティティから適当な第2エンティティに対する寄付の円滑化が図られる。このように多種多様な寄付のうち、貨幣(金員)又はその同等物の寄付の円滑化が可能であるため、寄付者である第1エンティティおよび被寄付者である第2エンティティの範囲の拡大、ひいては寄付行為の普及が図られる。
本発明の寄付支援サーバにおいて、前記第1サーバ演算処理要素が、前記指定種類のオブジェクトとしての労務と、前記第1エンティティが当該労務を寄付可能な指定期間および指定地域と、により定義されている寄付申込内容を認識して寄付受付処理を実行した場合、前記第2サーバ演算処理要素が、前記第2データベースに登録されている前記複数の第2エンティティのうち、前記指定期間において前記指定地域での労務の寄付が付与可能な第2エンティティを選定し、前記第1クライアントおよび前記第2クライアントを通じて前記第1エンティティと当該選定された前記第2エンティティとがコミュニケーション可能なプラットフォームを提供するための寄付遂行処理を実行することが好ましい。
当該構成の寄付支援サーバによれば、時間的にかつ地理的に限定的な労務という形態のオブジェクトの、第1エンティティから適当な第2エンティティに対する寄付の円滑化が図られる。このように多種多様な寄付のうち、労務という形態の寄付の円滑化が可能であるため、寄付者である第1エンティティおよび被寄付者である第2エンティティの範囲の拡大、ひいては寄付行為の普及が図られる。労務には、情報提供、人材紹介、器楽演奏および演舞等も含まれる。
本発明の寄付支援システムは、本発明の寄付支援サーバと、前記クライアントと、により構成されている。
本発明の一実施形態としての寄付支援システムの構成に関する説明図。 本発明の一実施形態としての寄付支援システムの機能に関する説明図。 本発明の寄付支援システムによる寄付形態に関する説明図。 クライアントにおける複数種類のオブジェクトの出力画面に関する説明図。 第1指定種類のオブジェクトの寄付画面の遷移に関する説明図。 第1指定種類のオブジェクトの寄付画面の遷移に関する説明図。 第1指定種類のオブジェクトの寄付画面の遷移に関する説明図。 第2指定種類のオブジェクトの寄付画面の遷移に関する説明図。 第2指定種類のオブジェクトの寄付画面の遷移に関する説明図。 第3指定種類のオブジェクトの寄付画面の遷移に関する説明図。 第3指定種類のオブジェクトの寄付画面の遷移に関する説明図。 トークン確認画面の第1実施例に関する説明図。 トークン確認画面の第2実施例に関する説明図。
(構成)
図1に示されている本発明の一実施形態としての寄付支援システムは、第1クライアントC1と、第2クライアントC2と、寄付支援サーバ10と、により構成されている。第1クライアントC1および第2クライアントC2のそれぞれとネットワークを介した通信機能を有している。寄付支援サーバ10は、第1データベース111(第1データベースサーバ)および第2データベース112(第2データベースサーバ)のそれぞれとネットワークを介した通信機能を有している。第1データベース111および第2データベース112のうち一方または両方が、寄付支援サーバ10の構成要素であってもよい。
寄付支援サーバ100は、サーバ演算処理装置120を備えている。サーバ演算処理装置120は、第1サーバ演算処理要素121および第2サーバ演算処理要素122を備えている。第1サーバ演算処理要素121および第2サーバ演算処理要素122のそれぞれは、記憶装置(例えば、メモリ、SSDまたはHDDなど)と、当該記憶装置から必要なデータおよびプログラム(ソフトウェア)を読み取り、当該データを当該プログラムにしたがって、後述する演算処理を実行するプロセッサ(例えば、シングルコアプロセッサ、マルチコアプロセッサ、CPUなど)によって構成されている。
第1データベース111は、寄付者としての複数の第1エンティティE1のそれぞれと、指定種類のオブジェクトにより定義される寄付申込内容および第1トークンの累計とを関連付けて登録または記憶保持する。第2データベース112は、被寄付者としての複数の第2エンティティE2のそれぞれと、指定種類のオブジェクトの活用実績および第2トークンの累計とを関連付けて登録または記憶保持する。
第1クライアントC1および第2クライアントC2のそれぞれを区別せずに指す場合、単に「クライアントC」という。クライアントCは、スマートホン、タブレット端末などの携帯情報端末のほか、パソコン等の設置式の情報端末により構成されている。
第1クライアントC1は、寄付者である第1エンティティE1により利用される第1クライアントC1により利用されるクライアントである。第1クライアントC1は、入力インターフェースC101、出力インターフェースC102およびクライアント制御装置C120を備えている。第2クライアントC2は、被寄付者である第2エンティティE2により利用されるクライアントである。第2クライアントC2は、入力インターフェースC201、出力インターフェースC202およびクライアント制御装置C220を備えている。
入力インターフェースC101、C201は、操作ボタンおよびマイクロフォンなどにより構成され、ユーザの接触式操作または発話による非接触式操作を可能とする。出力インターフェースC102、C202は、ディスプレイ装置および音響出力装置(スピーカ)により構成され、クライアントマップ情報等の画像コンテンツを表示または音響コンテンツを出力する。入力インターフェースC101、C201および出力インターフェースC102、C202は、タッチパネル式ディスプレイにより構成されていてもよい。
(機能)
前記構成の寄付支援システムの機能について説明する。
第1サーバ演算処理要素121が、第1クライアントC1との通信に基づき(図2/破線両矢印X12)、第1クライアントC1の出力インターフェースC102に経済的機能が異なる複数種類のオブジェクトに関する情報を出力させる(図2/STEP112)。これにより、第1クライアントC1の出力インターフェースC102に経済的機能が異なる複数種類のオブジェクトに関する情報が出力される(図2/STEP212)。例えば、図4に示されているように、第1クライアントC1(スマートホン)の出力インターフェースC102(タッチパネルディスプレイ)に当該複数種類のオブジェクトとして、「お金(貨幣または金員)」、「トークン」、「物品」および「労務」が選択肢として表示される。
第1サーバ演算処理要素121が、第1クライアントC1との通信に基づき(図2/破線両矢印X14)、第1クライアントC1の入力インターフェースC101を通じて第1エンティティE1に寄付申込内容を入力させる(図2/STEP214)。この際、複数種類のオブジェクトのうち、第1クライアントC1の入力インターフェースC101を通じて当該第1エンティティE1により一または複数の種類のオブジェクトが指定される。例えば、図4に示されているように、第1クライアントC1(スマートホン)の出力インターフェースC102(タッチパネルディスプレイ)に表示されている複数種類のオブジェクトのうち、1つがタップされることにより少なくとも1種類のオブジェクトが第1エンティティE1により指定される。当該指定に際して、プルダウンメニューが用いられてもよい。これは、そのほかの事項の入力、指定または選定についても同様である。
当該1種類のオブジェクトとして「お金」が指定された場合、例えば、図5Aに示されているように、第1クライアントC1の出力インターフェースC102に、寄付金額を入力するための画面が表示され、入力インターフェースC101を通じて第1エンティティE1により「$1000.00−」等の寄付金額が入力される。これに応じて、例えば、図5Bに示されているように、第1クライアントC1の出力インターフェースC102に、寄付先を入力するための画面が表示され、入力インターフェースC101を通じて第1エンティティE1により「NPO法人△△」等の寄付先が入力される。これに加えてまたは代えて、例えば、図5Cに示されているように、第1クライアントC1の出力インターフェースC102に、寄付金の用途を入力するための画面が表示され、入力インターフェースC101を通じて第1エンティティE1により「災害復興」等の寄付金の用途が入力される。第1クライアントC1において、寄付先である指定エンティティとしての第2エンティティE2の指定が省略されてもよい(図5B参照)。
当該1種類のオブジェクトとして「物品」が指定された場合、例えば、図6Aに示されているように、第1クライアントC1の出力インターフェースC102に、物品の内容および数量を入力するための画面が表示され、入力インターフェースC101を通じて第1エンティティE1により「ペットボトル水 1L」等の物品および「50本」等の数量が入力される。これに応じて、例えば、図6Bに示されているように、第1クライアントC1の出力インターフェースC102に、寄付先を入力するための画面が表示され、入力インターフェースC101を通じて第1エンティティE1により「X国●県○市」等の寄付先が入力される。この際、物品が未使用品または新古品であるか、使用品または中古品であるかの別が、第2エンティティE2に対する公開を目的として、入力インターフェースC101を通じて入力されてもよい。物品が食料または飲料である場合、その賞味期限が、第2エンティティE2に対する公開を目的として、入力インターフェースC101を通じて入力されてもよい。
当該1種類のオブジェクトとして「労務」が指定された場合、例えば、図7Aに示されているように、第1クライアントC1の出力インターフェースC102に、当該労務が可能な指定期間および指定地域を入力するための画面が表示され、入力インターフェースC101を通じて第1エンティティE1により「20XX(年).YY(月).ZZ(日)08:00〜20XX.YA.XZ 21:00」等の指定期間および「A国B州C市」等の指定地域が入力される。これに応じて、例えば、図7Bに示されているように、第1クライアントC1の出力インターフェースC102に、寄付先を入力するための画面が表示され、入力インターフェースC101を通じて第1エンティティE1により「医療法人□□」等の寄付先が入力される。
第1サーバ演算処理要素121が、第1クライアントC1との通信に基づき(図2/破線両矢印X14)、第1クライアントC1の入力インターフェースC101を通じて入力された寄付申込内容を認識する(図2/STEP114)。そのうえで、第1サーバ演算処理要素121が、第1エンティティE1と寄付申込内容とを関連付けて第1データベース111に登録する(図2/STEP116)。STEP112、114および116が「寄付受付処理」に該当する。
第1サーバ演算処理要素121が、指定種類のオブジェクトにより定義される寄付申込内容が第1データベース111に登録された第1エンティティE1に対して、第1トークンを付与するための第1トークン付与処理を実行する(図2/STEP118)。第1トークンは、バッジまたはシールなどの有形物であってもよく、第1クライアントC1等のクライアントCの出力インターフェースC102等を通じて出力されることにより顕在化される無形物であってもよい。第1トークンは、オブジェクトの1種類であってもよく、少なくとも1種類のオブジェクト(例えば、物品および労務のうち少なくとも一方)との交換性を有していてもよい。
第2サーバ演算処理要素122が、第2クライアントC2との通信に基づき(図2/破線両矢印X22)、寄付可能なオブジェクトの種類と関連付けられて第2データベース112に登録されている複数の第2エンティティE2のそれぞれに対して、第1データベース111に登録された寄付申込内容にしたがって、複数種類のオブジェクトのそれぞれを寄付するための寄付遂行処理を実行する(図2/STEP122)。
具体的には、申込内容が貨幣またはその同等物(例えば、仮想通貨、トークンおよび所定の会員に対して付与されるポイントなど)およびその金額または数量により定義されている場合(図4および図5A参照)、第2サーバ演算処理要素122が、第2データベース112に登録されている複数の第2エンティティE2のうち少なくとも第2エンティティE2を選定する。そのうえで、第2サーバ演算処理要素122が、図3に示されているように、例えばブロックチェーンを用いて当該選定された第2エンティティE2に対して貨幣またはその同等物を寄付するためのプラットフォームP1を提供するための寄付遂行処理を実行する。エンティティEが固有のアカウントを有し、各エンティティEがクライアントCを用いて所定の操作を実施することにより、寄付遂行処理の予備処理として、エンティティEが指定する銀行口座またはクレジットカードから当該アカウントに逐次的にまたは自動的にお金が補充されてもよい。
物品により寄付申込内容が定義されている場合(図4および図6A参照)、第2サーバ演算処理要素122が、第2データベース112に登録されている複数の第2エンティティE2のうち、当該物品の寄付が付与可能な第2エンティティE2を選定する。そのうえで、第2サーバ演算処理要素122が、図3に示されているように、例えば物品の運輸機関と連携し、第1エンティティE1から第2エンティティE2への物品の運輸が可能なプラットフォームP2を提供するための寄付遂行処理を実行する。
第2サーバ演算処理要素122が、第1エンティティE1、物品(オブジェクト)および選定された第2エンティティE2に関する情報を第1クライアントC1、第2クライアントC2および運輸機関(エンティティまたは運輸を労務として提供する他の第2エンティティE2)のクライアントCのそれぞれに送信する。これに応じて運輸機関が第1エンティティE1から物品を受け取り、第2エンティティE2に当該物品を運輸し、第2エンティティE2が運輸機関から物品を受け取ることができる。
例えば、物品が食料または飲料である場合、当該食料または飲料の無駄を低減することができる。食料または飲料に賞味期限がある場合、その旨を第1エンティティE1が他のエンティティEに対して明示することにより、当該食料または飲料を寄付された第2エンティティE2がその賞味期限に対して不安または不満を抱く事態が回避されうる。
労務と、当該労務を寄付可能な指定期間および指定地域と、により寄付申込内容が定義されている場合(図4および図7A参照)、第2サーバ演算処理要素122が、第2データベース112に登録されている複数の第2エンティティE2のうち、指定期間において指定地域での労務の寄付が付与可能な第2エンティティE2を選定する。そのうえで、第2サーバ演算処理要素122が、図3に示されているように、例えば労務に必要な工具等のレンタル会社と連携し、第1エンティティE1から第2エンティティE2への労務の提供が可能なプラットフォームP3を提供するための寄付遂行処理を実行する。
第2サーバ演算処理要素122が、第1エンティティE1、労務(オブジェクト)および選定された第2エンティティE2に関する情報を第1クライアントC1、第2クライアントC2およびレンタル会社(エンティティ)のクライアントCのそれぞれに送信する。これに応じてレンタル会社が第1エンティティE1に指定期間にわたって必要な工具を貸与し、第1エンティティE1が指定地域に赴いて当該工具を用いて第2エンティティE2に労務を提供することができる。
これに応じて、第2クライアントC2において、クライアント演算処理装置C220が寄付申込内容に応じた指定種類のオブジェクトの寄付を受け付けるための処理を実行する(図2/STEP222)。
第2クライアントC2において、入力インターフェースC201を通じて、第2エンティティE2により、寄付された指定種類のオブジェクトの活用実績が入力される(図2/STEP224)。
第2サーバ演算処理要素122が、第2クライアントC2との通信に基づき(図2/破線両矢印X24)、指定種類のオブジェクトの活用実績を認識する(図2/STEP124)。そのうえで、第2サーバ演算処理要素122が、第2エンティティE2と、指定種類のオブジェクトの活用実績と、を関連付けて第2データベース112に登録する(図2/STEP126)。
第2サーバ演算処理要素122が、複数の第2エンティティE2のうち、指定種類のオブジェクトの活用実績が所定条件を満たす第2エンティティE2に対して第2トークンを付与するための第2トークン付与処理を実行する(図2/STEP128)。第2トークンは、バッジまたはシールなどの有形物であってもよく、第1クライアントC1等のクライアントCの出力インターフェースC102等を通じて出力されることにより顕在化される無形物であってもよい。第2トークンは、1種類のオブジェクトであってもよく、少なくとも1種類のオブジェクト(例えば、物品および労務のうち少なくとも一方)との交換性を有していてもよい。
第1サーバ演算処理要素121が、第1クライアントC1の出力インターフェースに出力された第2エンティティE2の指定種類のオブジェクトの活用実績に対して、第1クライアントC1の入力インターフェースを通じた肯定入力の有無を認識し、第2サーバ演算処理要素122が、第1サーバ演算処理要素121により認識された肯定入力の頻度が閾値以上であることを所定条件として第2トークン付与処理を実行してもよい。
(作用効果)
当該構成の寄付支援サーバ100によれば、複数の第1エンティティE1のそれぞれが任意に指定した指定種類のオブジェクトが、複数の第2エンティティE2のそれぞれに対して寄付される。このように多種多様な寄付が可能である。また、寄付者としての第1エンティティE1が、被寄付者としての第2エンティティE2になることが可能であり、これとは逆に、被寄付者としての第2エンティティE2が、寄付者としての第1エンティティE1になることが可能である。このため、寄付者である第1エンティティE1および被寄付者である第2エンティティE2の範囲の拡大、ひいては寄付行為の普及が図られる。
さらに、第1エンティティE1が有形の第1トークンまたはクライアントC(例えば、第1クライアントC1)の出力インターフェースC102等に出力されることにより顕在化される無形の第1トークンを保有していることを第三者に対して認識させることができる。そして、複数種類のオブジェクトの寄付行為を共通言語とするコミュニティにおける第1エンティティE1のプレゼンスを顕在化し、寄付に対する第1エンティティE1のインセンティブの向上、ひいては寄付行為の普及が図られる。
第1エンティティE1は、オブジェクトの寄付により付与された第1トークンを、貨幣と同様に商品等への交換媒介としての経済的機能を有するオブジェクト、または、少なくとも1種類のオブジェクトへの交換媒介としての経済的機能を有するオブジェクトとして、第2エンティティE2に対して寄付することが可能である。このように寄付のバリエーションの拡張が図られている分だけ、寄付者である第1エンティティE1および被寄付者である第2エンティティE2の範囲の拡大、ひいては寄付行為の普及が図られる。
また、第2エンティティE2が有形の第2トークンまたはクライアント(例えば、第1クライアントC1または第2クライアントC2)の出力インターフェースに出力されることにより顕在化される無形の第2トークンを保有していることを第三者に対して認識させる。そして、複数種類のオブジェクトの寄付行為を共通言語とするコミュニティにおける第2エンティティE2のプレゼンスを顕在化し、各種のオブジェクトの寄付に対する第1エンティティE1のインセンティブの向上に加えて、寄付された指定種類のオブジェクトの有効活用に対する第2エンティティE2のインセンティブの向上、ひいては寄付行為の普及が図られる。
(本発明の他の実施形態)
第1サーバ演算処理要素121が、複数の第1エンティティE1のそれぞれに対して付与された第1トークンの累計を、複数の第1エンティティE1のそれぞれに関連付けて、クライアントを通じて閲覧可能に第1データベース111に登録してもよい。
この場合、第1エンティティE1の寄付履歴が第1トークンの累計という形態でクライアント(例えば、第1クライアントC1、第2クライアントC2またはこれら以外のクライアント)を通じて第三者(例えば、第1エンティティE1、第2エンティティE2またはこれら以外のエンティティ)に対して公開される。例えば、図8に示されているように、他のエンティティの第1トークンの累計とともに、第1エンティティ自身の第1トークンの累計が第1クライアントC1の出力インターフェースC101に表示されてもよい。このため、複数種類のオブジェクトの寄付行為を共通言語とするコミュニティにおける第1エンティティE1のプレゼンスを顕在化し、寄付に対する第1エンティティE1のインセンティブの向上、ひいては寄付行為の普及が図られる。
同様に、第2サーバ演算処理要素122が、複数の第2エンティティE2のそれぞれに対して付与された第2トークンの累計を、複数の第2エンティティE2のそれぞれに関連付けて、クライアントを通じて閲覧可能に第2データベース112に登録してもよい。
この場合、第2エンティティE2の寄付活用実績が第2トークンの累計という形態でクライアント(例えば、第1クライアントC1、第2クライアントC2またはこれら以外のクライアント)を通じて第三者(例えば、第1エンティティE1、第2エンティティE2またはこれら以外のエンティティ)に対して公開される(図8参照)。このため、複数種類のオブジェクトの寄付行為を共通言語とするコミュニティにおける第1エンティティE1のプレゼンスを顕在化し、寄付に対する第1エンティティE1のインセンティブの向上、ひいては寄付行為の普及が図られる。
第1サーバ演算処理要素121が、指定種類のオブジェクトにより定義される寄付申込内容が第1データベース111に登録された第1エンティティE1に対して、指定種類のオブジェクトにより定義される寄付申込内容の相違に応じて異なる意匠を有する有形または無形の第1トークンを付与するための第1トークン付与処理を実行してもよい。
当該構成の寄付支援サーバによれば、第1エンティティE1が様々な意匠を有する有形の第1トークンまたは第1クライアントC1の出力インターフェースに出力されることにより意匠が顕在化される無形の第1トークンを保有していることを第三者に対して認識させることができる。例えば、図9に示されているように、第1クライアントC1の出力インターフェースC102に表示された第1トークンを表わすアイコンT1およびT2のそれぞれの意匠(形状、色彩もしくは模様またはこれらの組み合わせ)が、当該第1トークンの由来となる寄付申込内容の相違に応じて差別化されている。
第1エンティティE1が異なる意匠の第1トークンを有していることは、当該第1エンティティE1がさまざまな形態で寄付をしていることの記念または証拠となる。異なる意匠を有する第1トークンを遊び感覚で収集することが、寄付のインセンティブになることが期待される。例えば、バッジまたはシールなど、物品に取り付けるまたは貼り付けることが可能な有形の第1トークンが第1エンティティE1に対して付与される。その結果、複数種類のオブジェクトの寄付行為を共通言語とするコミュニティにおける第1エンティティE1のプレゼンスを顕在化し、寄付に対する第1エンティティE1のインセンティブの向上、ひいては寄付行為の普及が図られる。
第2サーバ演算処理要素122が、指定種類のオブジェクトの活用実績が第2データベース112に登録された第2エンティティE2のそれぞれに対して、指定種類のオブジェクトの活用実績の相違に応じて異なる意匠を有する有形または無形の第2トークンを付与するための第2トークン付与処理を実行することが好ましい。
この場合、第2エンティティE2が様々な意匠を有する有形の第2トークンまたはクライアント(例えば、第1クライアントC1または第2クライアントC2)の出力インターフェースに出力されることにより意匠が顕在化される無形の第2トークンを保有していることを第三者に対して認識させることができる(図9参照)。
第2エンティティE2が異なる意匠の第2トークンを有していることは、当該第2エンティティE2がさまざまな形態で寄付を受け付けてこれを有効活用していることの記念または証拠となる。異なる意匠を有する第2トークンを遊び感覚で収集することが、寄付の有効活用のインセンティブになることが期待される。例えば、バッジまたはシールなど、物品に取り付けるまたは貼り付けることが可能な有形の第2トークンが第2エンティティE2に対して付与される。その結果、複数種類のオブジェクトの寄付行為を共通言語とするコミュニティにおける第2エンティティE2のプレゼンスを顕在化し、寄付の有効活用に対する第2エンティティE2のインセンティブの向上、ひいては寄付行為の普及が図られる。
第2サーバ演算処理要素122が、第1データベース111に登録されている複数の第1エンティティE1のうち、第1トークンの保有形態に応じて少なくとも一部の第1エンティティE1を選定し、少なくとも一部の第1エンティティE1の第1クライアントC1を含む一部のクライアントに対して、イベントに関する情報を提供してもよい。
この場合、寄付者である第1エンティティE1および被寄付者である第2エンティティE2のうち少なくとも一部のエンティティに対して、イベントを通じてコミュニケーションをとるプラットフォームが実現される。このため、第1トークンの保有形態に応じたイベント参加によって第1エンティティE1の複数種類のオブジェクトの寄付に対するインセンティブの向上が図られる分だけ、寄付者である第1エンティティE1の範囲の拡大、ひいては寄付行為の普及が図られる。
第2サーバ演算処理要素122が、第2データベース112に登録されている複数の第2エンティティE2のうち、第2トークンの保有形態に応じて少なくとも一部の第2エンティティE2を選定し、少なくとも一部の第2エンティティE2の第2クライアントC2を含む一部のクライアントに対して、イベントに関する情報を提供してもよい。
この場合、寄付者である第1エンティティE1および被寄付者である第2エンティティE2のうち少なくとも一部のエンティティに対して、イベントを通じてコミュニケーションをとるプラットフォームが実現される。このため、第2トークンの保有形態に応じたイベント参加によって第2エンティティE2の複数種類のオブジェクトを寄付されることに対するインセンティブの向上が図られる分だけ、被寄付者である第2エンティティE2の範囲の拡大、ひいては寄付行為の普及が図られる。
第1エンティティE1(寄付者)から第2エンティティE2(被寄付者)にオブジェクトが寄付された場合、寄付支援サーバ100において第2サーバ演算処理要素122が、少なくとも第2クライアントC2との通信に基づき、所定の恩返し手続処理を実行することにより、当該第2エンティティE2が保有する第2トークン(または第1トークン)が当該第1エンティティE1に対して譲渡されてもよい。例えば、第2クライアントC2において、出力インターフェースC202に出力される恩返し用の画面にしたがって、第2エンティティE2により入力インターフェースC201を通じた所定の操作が実施されたことに応じて、当該第2エンティティE2が保有する第2トークンが第1エンティティE1に譲渡される。第1エンティティE1は、第1クライアントC1の出力インターフェースC102を通じて第2エンティティE2から恩返しによりトークンを取得したことを確認することができる。
複数の第1エンティティE1のそれぞれの所在地点(または所在領域)と、当該複数の複数の第1エンティティE1のそれぞれが保有するオブジェクトの種類およびその多少、ならびに、第1トークンの多少のうち少なくとも1つがアイコン等により対応付けられて示されているマップがクライアントCの出力インターフェース(例えば、第2クライアントC2の出力インターフェースC202)に出力されてもよい。当該マップの地理的範囲または縮尺がクライアントCの入力インターフェースの操作(例えば、タップ、スワイプ、ピンチアウト、ピンチインなどの操作)を通じて各エンティティEにより指定されてもよい。
同様に、複数の第2エンティティE2のそれぞれの所在地点と、当該複数の複数の第2エンティティE2のそれぞれが必要とするオブジェクトの種類およびその多少、ならびに、第2トークンの多少のうち少なくとも1つがアイコン等により対応付けられて示されているマップがクライアントCの出力インターフェース(例えば、第1クライアントC1の出力インターフェースC102)に出力されてもよい。当該マップの地理的範囲または縮尺がクライアントCの入力インターフェースの操作(例えば、タップ、スワイプ、ピンチアウト、ピンチインなどの操作)を通じて各エンティティEにより指定されてもよい。
第1エンティティE1の所在地点から、当該第1エンティティE1からオブジェクトが寄付された第2エンティティE2の所在地点に向かう矢印状のアイコンと、当該オブジェクトの種類およびその多少を示すアイコンと、が示されている貿易地図のようなマップがクライアントCの出力インターフェース(例えば、第2クライアントC2の出力インターフェースC202)に出力されてもよい。当該マップの地理的範囲または縮尺がクライアントCの入力インターフェースの操作(例えば、タップ、スワイプ、ピンチアウト、ピンチインなどの操作)を通じて各エンティティEにより指定されてもよい。
100‥寄付支援サーバ、111‥第1データベース(第1データベースサーバ)、112‥第2データベース(第1データベースサーバ)、120‥サーバ演算処理装置、121‥第1サーバ演算処理要素、122‥第2サーバ演算処理要素、C1‥第1クライアント、C2‥第2クライアント、C101、C201‥入力インターフェース、C102、C202‥出力インターフェース、C120、C220‥クライアント制御装置。

Claims (16)

  1. クライアントとのネットワーク通信機能を有し、第1サーバ演算処理要素および第2サーバ演算処理要素を備え、
    前記第1サーバ演算処理要素が、複数の第1エンティティのそれぞれのクライアントである複数の第1クライアントのそれぞれとの通信に基づき、前記第1クライアントの出力インターフェースに経済的機能が異なる複数種類のオブジェクトに関する情報を出力させ、前記複数種類のオブジェクトのうち、前記第1クライアントの入力インターフェースを通じて当該第1エンティティにより指定された指定種類のオブジェクトにより定義される寄付申込内容を認識し、前記第1エンティティと前記寄付申込内容とを関連付けて第1データベースに登録する寄付受付処理を実行し、
    前記第2サーバ演算処理要素が、複数の第2エンティティのそれぞれのクライアントである複数の第2クライアントのそれぞれとの通信に基づき、寄付可能なオブジェクトの種類と関連付けられて第2データベースに登録されている前記複数の第2エンティティのそれぞれに対して、前記第1データベースに登録された前記寄付申込内容にしたがって、前記複数種類のオブジェクトのそれぞれを寄付するための寄付遂行処理を実行することを特徴とする寄付支援サーバ。
  2. 請求項1記載の寄付支援サーバにおいて、
    前記第1サーバ演算処理要素が、前記指定種類のオブジェクトにより定義される寄付申込内容が前記第1データベースに登録された前記第1エンティティに対して、有形の第1トークンまたは前記クライアントの出力インターフェースを通じて出力可能な無形の第1トークンを付与するための第1トークン付与処理を実行することを特徴とする寄付支援サーバ。
  3. 請求項2記載の寄付支援サーバにおいて、
    前記第1サーバ演算処理要素が、前記指定種類のオブジェクトにより定義される寄付申込内容が前記第1データベースに登録された前記第1エンティティに対して、前記指定種類のオブジェクトにより定義される寄付申込内容の相違に応じて異なる意匠を有する有形または無形の前記第1トークンを付与するための第1トークン付与処理を実行することを特徴とする寄付支援サーバ。
  4. 請求項2または3記載の寄付支援サーバにおいて、
    前記第1サーバ演算処理要素が、前記指定種類のオブジェクトにより定義される寄付申込内容が前記第1データベースに登録された前記第1エンティティに対して、前記オブジェクトとしてのまたは少なくとも1種類の前記オブジェクトに交換可能な前記第1トークンを付与するための第1トークン付与処理を実行することを特徴とする寄付支援サーバ。
  5. 請求項2〜4のうちいずれか1項に記載の寄付支援サーバにおいて、
    前記第1サーバ演算処理要素が、前記複数の第1エンティティのそれぞれに対して付与された第1トークンの累計を、前記複数の第1エンティティのそれぞれに関連付けて、前記クライアントを通じて閲覧可能に前記第1データベースに登録することを特徴とする寄付支援サーバ。
  6. 請求項2〜5のうちいずれか1項に記載の寄付支援サーバにおいて、
    前記第2サーバ演算処理要素が、前記第1データベースに登録されている前記複数の第1エンティティのうち、前記第1トークンの保有形態に応じて少なくとも一部の第1エンティティを選定し、前記少なくとも一部の第1エンティティの前記第1クライアントを含む前記一部のクライアントに対して、イベントに関する情報を提供することを特徴とする寄付支援サーバ。
  7. 請求項1〜6のうちいずれか1項に記載の寄付支援サーバにおいて、
    前記第2サーバ演算処理要素が、前記第2クライアントとの通信に基づき、前記第2エンティティの前記指定種類のオブジェクトの活用実績を認識したうえで、当該第2エンティティと関連付けて前記第2データベースに登録し、前記複数の第2エンティティのうち、前記指定種類のオブジェクトの活用実績が所定条件を満たす第2エンティティに対して、有形または前記クライアントの出力インターフェースを通じて出力可能な無形の第2トークンを付与するための第2トークン付与処理を実行することを特徴とする寄付支援サーバ。
  8. 請求項7記載の寄付支援サーバにおいて、
    前記第1サーバ演算処理要素が、前記第1クライアントの出力インターフェースに出力された前記第2エンティティの前記指定種類のオブジェクトの活用実績に対して、前記第1クライアントの入力インターフェースを通じた肯定入力の有無を認識し、
    前記第2サーバ演算処理要素が、前記第1サーバ演算処理要素により認識された前記肯定入力の頻度が閾値以上であることを前記所定条件として第2トークン付与処理を実行することを特徴とする寄付支援サーバ。
  9. 請求項7または8記載の寄付支援サーバにおいて、
    前記第2サーバ演算処理要素が、前記指定種類のオブジェクトの活用実績が前記第2データベースに登録された前記第2エンティティのそれぞれに対して、前記指定種類のオブジェクトの活用実績の相違に応じて異なる意匠を有する有形または無形の前記第2トークンを付与するための第2トークン付与処理を実行することを特徴とする寄付支援サーバ。
  10. 請求項7〜9のうちいずれか1項に記載の寄付支援サーバにおいて、
    前記第2サーバ演算処理要素が、前記指定種類のオブジェクトの活用実績が前記第2データベースに登録された前記第2エンティティに対して、前記オブジェクトとしてのまたは少なくとも1種類の前記オブジェクトに交換可能な第2トークンを付与するための第2トークン付与処理を実行することを特徴とする寄付支援サーバ。
  11. 請求項7〜10のうちいずれか1項に記載の寄付支援サーバにおいて、前記第2サーバ演算処理要素が、前記複数の第2エンティティのそれぞれに対して付与された第2トークンの累計を、前記複数の第2エンティティのそれぞれに関連付けて、前記クライアントを通じて閲覧可能に前記第2データベースに登録することを特徴とする寄付支援サーバ。
  12. 請求項7〜11のうちいずれか1項に記載の寄付支援サーバにおいて、前記第2サーバ演算処理要素が、前記第2データベースに登録されている前記複数の第2エンティティのうち、前記第2トークンの保有形態に応じて少なくとも一部の第2エンティティを選定し、前記少なくとも一部の第2エンティティの前記第2クライアントを含む前記一部のクライアントに対して、イベントに関する情報を提供することを特徴とする寄付支援サーバ。
  13. 請求項1〜12のうちいずれか1項に記載の寄付支援サーバにおいて、
    前記第1サーバ演算処理要素が、前記第1クライアントとの通信に基づき、前記第1クライアントの入力インターフェースを通じて前記第1エンティティにより指定された前記指定種類のオブジェクトに加えて指定エンティティにより定義される寄付申込内容を認識し、前記第1エンティティと前記寄付申込内容とを関連付けて第1データベースに登録する寄付受付処理を実行し、
    前記第2サーバ演算処理要素が、前記指定エンティティとしての前記第2エンティティの前記第2クライアントとの通信に基づき、寄付可能なオブジェクトの種類と関連付けられて第2データベースに登録されている前記複数の第2エンティティのうち、前記指定エンティティに対して、前記第1データベースに登録された前記寄付申込内容にしたがって、前記複数種類のオブジェクトのそれぞれを振り分けるための寄付遂行処理を実行することを特徴とする寄付支援サーバ。
  14. 請求項1〜13のうちいずれか1項に記載の寄付支援サーバにおいて、前記第1サーバ演算処理要素が、前記指定種類のオブジェクトとしての貨幣またはその同等物により定義されている寄付申込内容を認識して寄付受付処理を実行した場合、前記第2サーバ演算処理要素が、前記第2データベースに登録されている前記複数の第2エンティティのうち、前記貨幣またはどの同等物の寄付が付与可能な第2エンティティを選定し、ブロックチェーンを用いて当該選定された前記第2エンティティに対して貨幣またはその同等物を寄付するためのプラットフォームを提供するための寄付遂行処理を実行することを特徴とする寄付支援サーバ。
  15. 請求項1〜14のうちいずれか1項に記載の寄付支援サーバにおいて、前記第1サーバ演算処理要素が、前記指定種類のオブジェクトとしての労務と、前記第1エンティティが当該労務を寄付可能な指定期間および指定地域と、により定義されている寄付申込内容を認識して寄付受付処理を実行した場合、前記第2サーバ演算処理要素が、前記第2データベースに登録されている前記複数の第2エンティティのうち、前記指定期間において前記指定地域での労務の寄付が付与可能な第2エンティティを選定し、前記第1クライアントおよび前記第2クライアントを通じて前記第1エンティティと当該選定された前記第2エンティティとがコミュニケーション可能なプラットフォームを提供するための寄付遂行処理を実行することを特徴とする寄付支援サーバ。
  16. 請求項1〜15のうちいずれか1項に記載の寄付支援サーバと、前記クライアントと、により構成されていることを特徴とする寄付支援システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7454895B1 (ja) 2023-09-20 2024-03-25 合同会社bel 地域振興支援装置、プログラム、地域振興支援システム
JP7510218B1 (ja) 2023-09-21 2024-07-03 株式会社bajji 取引システム、取引方法、及び管理サーバ

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