JP2021117146A - 可搬型ガス検知装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】載置面上に立てた姿勢で載置して使用でき、かつ、把持して使用する際の持ちやすさを向上させることが可能な可搬型ガス検知装置を提供する。【解決手段】このガス検知装置100(可搬型ガス検知装置)は、筐体1と、筐体1の背面1bに設けられたスタンド10と、を備える。筐体1は、背面1bの上部に配置され、ガスセンサ12を収容するセンサ収容部8と、背面1bの下部に配置され、電池を収容する電池収容部9と、背面1bのうちセンサ収容部8と電池収容部9との間に形成され、筐体1の両側面1cに渡って延びる凹状の溝部11とを含む。スタンド10は、溝部11よりも下部に配置され、背面1bにおいてスタンド10とスタンド10の周囲との間に段差10aを形成するように構成されている。【選択図】図2

Description

この発明は、可搬型ガス検知装置に関する。
従来、可搬型(ポータブル)のガス検知装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、可搬型ガス検知器が開示されている。この可搬型ガス検知器は、人が手で握って保持することができる、細長く扁平な箱状のハウジング(筐体)を備えている。この可搬型ガス検知器には、カバー部材が着脱自在に設けられている。カバー部材には、クリップやピンなどの装着用部材を取り付けるための装着用部材保持部が設けられている。
特開2006−209438号公報
上記特許文献1の可搬型ガス検知装置では、ユーザが手に把持して使用する使用形態や、装着用部材を介して衣服などに装着して使用する使用形態がある。一方、これらの使用形態の他に、ガス検知装置を机や床などの載置面上に立てた姿勢で載置して使用したいというニーズがある。
また、上記特許文献1のような可搬型ガス検知装置は、ガス検知作業を行うユーザが作業用手袋を装着した状態で使用することがある。作業用手袋を装着した状態で可搬型ガス検知装置を使用する場合、素手で把持する場合よりも可搬型ガス検知装置が持ち難くなるという不都合がある。このため、載置面上に立てた姿勢で載置して使用できて、かつ、把持して使用する場合でも持ちやすい可搬型ガス検知装置が望まれている。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、載置面上に立てた姿勢で載置して使用でき、かつ、把持して使用する際の持ちやすさを向上させることが可能な可搬型ガス検知装置を提供することである。
この発明の一の局面による可搬型ガス検知装置は、把持して持ち運び可能な筐体と、筐体の背面に設けられ、筐体を立てた姿勢で支持可能なスタンドと、を備え、筐体は、筐体の上部に配置され、ガスセンサを収容するセンサ収容部と、筐体の下部に配置され、電池を収容する電池収容部と、背面のうちセンサ収容部と電池収容部との間となる位置に形成され、筐体の両側面に渡って延びる凹状の溝部とを含み、スタンドは、溝部よりも下部に配置され、背面においてスタンドとスタンドの周囲との間に段差を形成するように構成されている。
この発明の一の局面による可搬型ガス検知装置では、上記のように、筐体と、筐体の背面に設けられたスタンドとを備える。これにより、可搬型ガス検知装置を載置面上に立てた姿勢で載置して使用できる。ここで、筐体は、背面のうちセンサ収容部と電池収容部との間となる位置に形成され、筐体の両側面に渡って延びる凹状の溝部を含む。これにより、ユーザが筐体の下部を把持した場合に、電池収容部の上側で両側面に渡って延びる溝部に指を入り込ませることができる。たとえば親指と他の指とで筐体の前面側と背面側とを挟み込むように把持すると、背面の上部側に配置される指(人差し指)が、自然に溝部の付近に配置される。これにより、背面側にある指が溝部に掛かるので、筐体を安定して保持できる(筐体がすべり落ちることを抑制できる)。また、上記構成によれば、さらに、スタンドが、溝部よりも下部に配置され、背面においてスタンドとスタンドの周囲との間に段差を形成するように構成されているので、可搬型ガス検知装置を手で把持した場合には、筐体の背面側の指(たとえば中指、薬指、小指)をスタンドの段差に引っ掛けることができる。このように、可搬型ガス検知装置を自立させるためのスタンドを、可搬型ガス検知装置を手で把持する場合に指を掛ける部分として機能させることができる。これらにより、本発明によれば、載置面上に立てた姿勢で載置して使用でき、かつ、把持して使用する際の持ちやすさを向上させることができる。
なお、本発明によれば、上記の結果、指の係合部として機能する溝部や段差が筐体の背面の複数箇所に形成されるため、ユーザが作業用手袋を装着した状態で筐体を把持しても、溝部や段差に対して容易に指を引っ掛けることができる。そのため、ユーザが作業用手袋を装着した状態での持ちやすさを効果的に向上させることができる。
上記一の局面による可搬型ガス検知装置において、好ましくは、背面には、スタンドを収納するための凹部が設けられ、スタンドは、筐体を立てた姿勢で支持する支持位置と、凹部に配置される収納位置とに移動可能に設けられ、収納位置において、凹部の表面とスタンドとの間に段差を形成するように構成されている。このように構成すれば、可搬型ガス検知装置を自立させない場合には、スタンドを収納位置に配置することによって可搬型ガス検知装置をコンパクトにできる。特に、スタンドを凸状に設けて段差を形成する場合、スタンドに起因して可搬型ガス検知装置の厚みが大きくなり易いが、凹部の中にスタンドを配置することによって、段差を形成しても可搬型ガス検知装置の厚みが大きくなることを抑制できる。そして、可搬型ガス検知装置を把持する場合には、収納位置に配置したスタンドと凹部の表面との間の段差に指を掛けて筐体を把持できる。
この場合、好ましくは、凹部は、収納位置および収納位置のスタンドの周辺に亘って形成され、凹部の内側で、凹部の縁部と収納位置のスタンドとの間に、凹状の指掛け部が形成される。このように構成すれば、収納位置のスタンドの周囲にも凹状に窪んだ指掛け部が形成されるので、スタンドの段差に指を掛ける際に、凹状の指掛け部(窪み)の内部に指先を埋め込むようにして把持できる。その結果、より確実かつ安定して筐体を保持できる。
上記スタンドが支持位置と収納位置とに移動可能な構成において、好ましくは、スタンドは、収納位置において、凹部からはみ出す位置まで、筐体の前面から背面へ向かう背面方向へ突出している。このように構成すれば、凹部の表面とスタンドとの間に形成される段差の高さを大きくできるので、より確実に、スタンドの段差に指を掛けることができる。その結果、可搬型ガス検知装置の持ちやすさをさらに向上させることができる。
上記スタンドが支持位置と収納位置とに移動可能な構成において、好ましくは、筐体の前面から背面へ向かう背面方向における端部に位置することにより、筐体の背面側を載置面上に載置する際に載置面と当接する複数の当接部をさらに備え、スタンドは、収納位置において、複数の当接部の一部を構成するように設けられている。このように構成すれば、スタンドを、可搬型ガス検知装置を自立させるための支持部材および可搬型ガス検知装置を把持する際の指の係合部として機能させるだけでなく、さらに、可搬型ガス検知装置を寝かせた姿勢で載置する場合の載置面と当接する当接部としても機能させることができる。
上記一の局面による可搬型ガス検知装置において、好ましくは、筐体は、ベース部材を含み、電池収容部は、ベース部材に設けられた電池ソケットと、電池ソケットを開閉可能に覆うとともに背面の一部を構成する電池カバーとを含み、電池カバーは、電池ソケットを覆うようにベース部材に取り付けられることにより、筐体の前面から背面へ向かう背面方向側に突出しており、溝部は、ベース部材からの電池収容部の突出高さと略等しい溝深さを有する。このように構成すれば、電池カバーがベース部材から背面方向側に突出するように設けられることを利用して、少なくとも電池ソケットの厚み分(電池の厚み分)程度の溝深さの溝部を形成できる。このように溝部を形成することによって、指を溝部に深く入り込ませることができるので、可搬型ガス検知装置をより安定して把持できる。
この場合、好ましくは、センサ収容部は、ベース部材に設けられたガスセンサを覆うようにベース部材に取り付けられることにより、背面方向側に突出するセンサカバーを含み、溝部は、背面方向側に突出するセンサカバーと電池カバーとの間の隙間部分により構成されている。このように構成すれば、センサ収容部も電池収容部と同じようにベース部材から背面方向側に突出するように設けることによって、容易に、センサ収容部と電池収容部との間に溝部を形成できる。また、センサカバーと電池カバーとが隙間(溝部)を介して離れるので、一方のカバーをベース部材から取り外す際に他方のカバーが邪魔になることを抑制できるという効果も得られる。
本発明によれば、上記のように、載置面上に立てた姿勢で載置して使用でき、かつ、把持して使用する際の持ちやすさを向上させることができる。
ガス検知装置を示す前面側の斜視図である。 ガス検知装置を示す背面側の斜視図である。 ガス検知装置の側面図である。 ガス検知装置の背面図である。 ガス検知装置を立てた姿勢で載置した状態を示した側面図である。 筐体の分解斜視図である。 ガス検知装置の制御部に接続された各部を説明するためのブロック図である。 筐体の背面の凹部およびスタンドを拡大して示した模式的な下面図である。 第1変形例によるガス検知装置の側面図(A)、背面図(B)、および、ガス検知装置を立てた姿勢で載置した状態を示した図(C)である。 第2変形例によるガス検知装置の側面図(A)、背面図(B)、および、ガス検知装置を立てた姿勢で載置した状態を示した図(C)である。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図8を参照して、一実施形態によるガス検知装置100の構成について説明する。ガス検知装置100は、特許請求の範囲の「可搬型ガス検知装置」の一例である。
ガス検知装置100は、検知対象ガスを検知して、検知対象ガスの存在を報知する可搬型のガス検知装置である。より具体的には、図1に示すように、ガス検知装置100は、操作者(ユーザ)が手に把持して使用可能なハンディタイプのガス検知装置である。また、後述するように、ガス検知装置100は、スタンド10(図5参照)を用いて載置面上に立てた姿勢で載置して使用できる。
ガス検知装置100は、たとえば屋内および屋外のガス漏れ検査(ガス漏れ箇所の特定)などに好適に用いられる。ガス検知装置100は、ハンディタイプであるため、たとえば、シンク下、床下、その他のユーザの体が入らないような狭い箇所における配管、地面、ガス器具などの検査に好適に使用できる。
(ガス検知装置の構成)
ガス検知装置100は、操作者により把持して持ち運び可能な筐体1を備えている。図1の例では、ガス検知装置100は、筐体1を覆うカバー部材2を備えている。
筐体1には、ガス採取部3と、表示部4と、操作部5と、報知部6と、照明部7と、が設けられている。また、図2に示すように、筐体1は、センサ収容部8と、電池収容部9と、スタンド10と、溝部11とを備えている。図7に示すように、ガス検知装置100は、ガスセンサ12と、吸引ポンプ13と、制御部14とを筐体1内に備えている。
図1に示すように、筐体1は、概略で角柱状形状を有している。筐体1は、縦長の形状を有している。筐体1は、図6に示すように、前面1a、背面1b、左右の側面1c、上面1dおよび下面1eを有する。図1〜図5では、筐体1のこれらの各面は一部を除いてカバー部材2に覆われているが、説明の便宜上、カバー部材2のうち筐体1の各面に相当する箇所に各面を示す符号を付している。また、筐体1の上下について、スタンド10によって筐体1を立てた状態(姿勢)を基準とする。すなわち、筐体1を立てた状態における上下方向を、筐体1(ガス検知装置100)の上下方向とする。
以下、図1のZ方向が上下方向であり、Z1方向が上方向であり、Z2方向が下方向である。上面1dはZ1方向側の面であり、下面1eはZ2方向側の面である。背面1bは、スタンド10が設けられている面であり、前面1aは背面1bと反対の面である。図1のY方向が前後方向であり、Y1方向が背面1bから前面1aに向かう前面方向であり、Y2方向が前面1aから背面1bに向かう背面方向である。図1のX方向が横方向(左右方向)である。また、以下、筐体1の「上部」とは、筐体1の上下方向の中間よりも上側(Z1方向側)を意味し、筐体1の「下部」とは、筐体1の上下方向の中間よりも下側(Z2方向側)を意味するものとする。
筐体1の前面1aには、表示部4、操作部5および報知部6が設けられている。表示部4は、前面1aの上部に配置されている。操作部5は前面1aの下部に配置されている。報知部6は、報知ランプ6aと、スピーカ6b(図7参照)とを含む。報知ランプ6aが前面1aの上部に配置されている。前面1aの下部に音を外部に出力するための音孔6cが形成されており、スピーカ6bは音孔6cの形成位置における筐体1の内部に収納されている。表示部4、操作部5および報知部6は、カバー部材2に覆われることなく外部に露出している。図1の例では、筐体1の下部が、ユーザにより把持される把持部GPとなっている。
筐体1の上面1dには、ガス採取部3および排気口3bと、照明部7と、が配置されている。ガス採取部3、排気口3bおよび照明部7は、カバー部材2により覆われることなく外部に露出している。
図2に示すように、筐体1の背面1bには、センサ収容部8と、電池収容部9と、スタンド10と、溝部11と、が配置されている。センサ収容部8は、背面1bの上部に配置されている。電池収容部9は、背面1bの下部に配置されている。スタンド10は、背面1bの下部に配置されている。溝部11は、背面1bのうちセンサ収容部8と電池収容部9との間となる位置に形成されている。
電池収容部9、スタンド10および溝部11は、カバー部材2に覆われることなく外部に露出している。センサ収容部8は、カバー部材2により覆われている。本実施形態では、スタンド10や溝部11が、ガス検知装置100を手で把持する際に指が引っ掛かり、それによってガス検知装置100を把持して使用する際の持ちやすさを向上させるように構成されている。スタンド10および溝部11の構造の詳細は、後述する。
図1〜図3に示すように、筐体1の左右の側面1cおよび下面1eは、カバー部材2により覆われている。
カバー部材2は、可撓性を有する樹脂部材(エラストマーなど)から構成され、上記したように一部を除いて筐体1の周囲を覆う。カバー部材2は、滑りにくい素材により形成され、ガス検知装置100を保護するとともに、把持した際の滑り止めとしての機能を有する。
(各部の構成および機能)
図2に示すように、ガス採取部3は、検知対象ガスを筐体1内に採取するように構成されている。ガス採取部3は、筐体1の上面1dにおいて、筐体1の内部と連通する取込口である。ガス採取部3は、筐体1(センサ収容部8)の内部空間に連通している。ガス採取部3は、センサ収容部8の内部に設けられた吸引ポンプ13(図6参照)に接続されている。吸引ポンプ13が駆動されることにより、ガス採取部3を介してセンサ収容部8内にガスが採取される。センサ収容部8内に採取されたガスは、ガスセンサ12(図6参照)を通って、上面1dに設けられた排気口3bから排出される。
図1に示すように、ガス採取部3には、採取管3aが着脱可能に装着されうる。採取管3aをガス採取部3に装着することにより、ガス吸引位置を採取管3aの先端まで延長できる。採取管3aは、ガス採取部3に直接装着できるだけでなく、延長ホース3cを介してガス採取部3に装着できる。カバー部材2には、延長ホース3cの使用時に採取管3aを着脱可能に保持する採取管保持部2a(図1、図3参照)が設けられている。
図6に示すように、ガスセンサ12は、筐体1内に採取された検知対象ガスを検知するように構成されている。ガスセンサ12は、ガス採取部3を介して吸引ポンプ13により筐体1内に取り込まれたガスと接触可能に設けられた感応部(図示せず)を有するガス検知素子である。ガスセンサ12としては、たとえば熱線型半導体式センサ、基板型半導体式センサ、接触燃焼式センサなどが採用される。ガスセンサ12は、筐体1内に1つ以上設けられる。図6および図7では、ガス検知装置100が、検知対象ガスの異なる2つのガスセンサ12を備えている例を示している。
検知対象ガスとしては、プロパン、イソブタン、メタン、水素などの可燃成分を含む可燃性ガス、悪臭の原因となる成分(硫黄化合物、アミン類、カルボン酸類、ケトン類、アルデヒド類など)を含む悪臭ガス、アルコールなどの揮発成分を含む揮発ガスなどの種々のガスがある。ガスセンサ12は、検知対象ガスの種類に応じて選択される。
図1に戻り、照明部7は、筐体1からガス採取部3の先端側(Z1方向)に向けて光を照射するように構成されている。暗所での使用時に、操作者は照明部7を点灯させることにより、被検査箇所をガス採取部3の先端部越しに視認できる。照明部7は、たとえば発光ダイオードにより構成されるが、光源の種類は特に限定されない。
表示部4は、ガス検知装置100の各種情報を表示する機能を有する。表示部4は、操作部5の上方(Z1方向)側に隣り合うように配置されている。表示部4は、たとえば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどのモニタからなる。表示部4は、制御部14の制御により検知したガスのガス濃度(検知結果)や、ガス検知装置100の設定情報などを表示することが可能である。
操作部5は、ガス検知装置100に対する操作入力を受け付けるように構成されている。操作部5は、1または複数のスイッチにより構成されている。操作部5は、機械式の押しボタンスイッチにより構成されているが、タッチセンサ、トグルスイッチなどの他のスイッチでもよい。操作部5は、入力を受け付けると、制御部14に入力信号を出力する。操作部5は、筐体1の下部のうち、筐体1のZ方向の中央寄りの位置に配置されている。操作部5は、操作者が把持部GPを把持した状態で、操作者の親指が操作部5の近傍に位置するように、把持部GPに配置されている。
操作部5を構成する各スイッチの配置および機能は特に限定されない。スイッチの機能は、たとえば、電源のオンオフ、感度レベルの切替操作、吸引ポンプ13の復帰操作、照明部7のオンオフ、警報ブザー音のオンオフ、操作音の出力切替、および表示画面のカーソル移動などである。1つのスイッチが、異なる入力操作(たとえば、短押し、長押し、ダブルクリックなど)を受け付けることにより、複数の入力機能を有していてもよい。
報知ランプ6aは、検知対象ガスの検知時に発光することにより検知対象ガスの存在を操作者に報知する。スピーカ6b(図7参照)は、検知対象ガスの検知時に報知音を出力する。
図7に示すように、制御部14は、ガス検知装置100の全体の動作を制御する。制御部14は、演算処理を行うプロセッサを含み、表示部4の表示制御、ガスセンサ12の出力値に基づく検知判定、検知時の報知制御などを行う。制御部14は、ガスセンサ12の出力値が感度レベルの設定に応じた閾値を超えた場合に、検知対象ガスを検知したと判定する。制御部14は、検知対象ガスを検知したと判定すると、報知ランプ6aおよび/またはスピーカ6bにより警報動作(ランプ点灯、報知音鳴動)を行う。ガスセンサ12および制御部14を含む各部は、電池15からの電力供給によって動作する。
(筐体の構造)
図6に示すように、筐体1は、複数部材から構成されている。筐体1は、ベース部材21を含む。また、図6の例では、筐体1は、前面1aを構成する前面部材22と、背面1bを構成するセンサカバー8aおよび電池カバー9bとを含む。
ベース部材21は、概略で平板形状を有し、前面1a側の一方表面と、背面1b側の他方表面とを有する。ベース部材21には、電源基板(図示せず)、ガスセンサ12用のサブ基板が設けられたサブ基板ブロック(図示せず)が取り付けられている。
前面部材22は、ベース部材21の一方表面に対して前面1a側(Y1方向側)から取り付けられ、ベース部材21にねじ固定されている。前面部材22には、表示部4、操作部5、制御部14を含む回路基板などが取り付けられ、ベース部材21の一方表面と前面部材22との間に収容されている。センサカバー8aは、ベース部材21の他方表面に対して背面1b側(Y2方向側)から取り付けられ、ベース部材21にねじ固定されている。センサカバー8aは、センサ収容部8を構成する。電池カバー9bは、ベース部材21の他方表面に対して背面1b側(Y2方向側)から取り付けられ、ベース部材21にねじ固定されている。電池カバー9bは、電池収容部9を構成する。
〈センサ収容部〉
センサ収容部8は、筐体1の上部に配置され、ガスセンサ12を収容する。センサ収容部8は、上記のようにセンサカバー8aを含む。センサカバー8aは、ベース部材21に設けられたガスセンサ12を覆うようにベース部材21に取り付けられることにより、背面方向側に突出している。
センサ収容部8は、背面側からY1方向に見て概略矩形形状を有する。センサ収容部8は、ベース部材21の背面1b側の表面(他方表面)とセンサカバー8aとによって区画された空間によって構成されている。センサ収容部8は、ガスセンサ12と、吸引ポンプ13とを内部に収容している。ガスセンサ12および吸引ポンプ13は、ベース部材21の他方表面に設置され、ベース部材21(一方表面)と前面部材22との間に収容された制御部14と電気的に接続されている。また、センサカバー8aには、ガス採取部3および排気口3bが設けられている。なお、ガスセンサ12は、所定の使用期間が経過すると交換することが考えられる部品である。ガスセンサ12の交換の際、センサカバー8aの開閉が伴う。
〈電池収容部〉
電池収容部9は、筐体1の下部に配置され、電池15(図7参照、図6では図示省略)を収容する。電池収容部9は、筐体1の前面1aにおける操作部5と反対側の背面1bの位置に配置されている。電池収容部9は、筐体1の下部の略全体に亘って形成されている。つまり、電池収容部9は、把持部GPのうち背面1b側部分を構成している。電池収容部9は、ベース部材21に設けられた電池ソケット9aと、上記の電池カバー9bとを含む。
電池ソケット9aは、ベース部材21の他方表面に設けられている。電池ソケット9aは、ベース部材21の他方表面から背面方向(Y2方向)に突出するように設けられている。図6の例では、電池ソケット9aは、電池15としてたとえば円筒型の乾電池を装着可能に構成されている。一例として、電池ソケット9aは、単3形の電池15をX方向に沿う向きに装着可能であり、4本の電池15をZ方向に並べて装着可能である。電池ソケット9aにおける電池15の装着可能数、電池15の装着方向、電池15の配列方向、電池15の形状(サイズ)は、これに限られず任意である。電池ソケット9aは、規格化されていない専用形状の電池15を装着可能であってもよい。
電池カバー9bは、電池ソケット9aを開閉可能に覆うとともに背面1bの一部を構成する。電池カバー9bは、電池ソケット9aを覆うようにベース部材21に取り付けられることにより、筐体1の前面1aから背面1bへ向かう背面方向側(Y2方向側)に突出している。電池カバー9bは、上下方向(Z方向)に延びる縦長形状を有する。電池カバー9bは、下端部にベース部材21の係合孔と係合するための爪部9cを有し、上端部にベース部材21のねじ孔に取り付けられるねじ部材9dを有する。電池カバー9bは、長手方向(Z方向)の両端部でベース部材21に固定されている。
〈溝部〉
図2および図3に示すように、溝部11は、筐体1の背面1bにおいて凹状かつ線状に形成された部分である。溝部11は、背面1bのうちセンサ収容部8と電池収容部9との間となる位置に形成されている。溝部11は、筐体1の両側面1cに渡って延びる。つまり、溝部11の一端は左側の側面1cに到達し、溝部11の他端は右側の側面1cに到達している。図2の例では、溝部11は、上部のセンサ収容部8と、下部の電池収容部9との間を仕切るように形成されている。
図3に示すように、溝部11は、ベース部材21からの電池収容部9の突出高さHと略等しい溝深さDgを有する。具体的には、溝部11は上側(Z1方向側)でセンサ収容部8(センサカバー8a)と隣接しており、溝部11は下側(Z2方向側)で電池収容部9(電池カバー9b)と隣接している。すなわち、溝部11は、背面方向側(Y2方向側)に突出するセンサカバー8a(図6参照)と電池カバー9bとの間の隙間部分により構成されている。そして、センサカバー8aと電池カバー9bとは、上記のように、ベース部材21の他方表面から背面方向(Y2方向)に突出するように設けられている。この結果、センサカバー8aと電池カバー9bとの間に形成される谷状(凹状)の領域によって、溝部11が形成されている。
また、センサカバー8aの溝部11側端部(Z2方向側端部)、および電池カバー9bの溝部11側端部(Z1方向側端部)は、溝部11に近付くに従ってY方向の突出高さが減少する傾斜面となるように形成されている。溝部11の溝幅Wg(Z方向の幅)は、溝部11の底部において最も小さく、背面方向(Y2方向)に向かうに従って大きくなる。溝部11の溝幅Wgの最大値は、成人の人差し指の平均的な幅(直径)よりも大きくなるように設計されている。
〈スタンド〉
スタンド10は、筐体1の背面1bに設けられ、筐体1を立てた姿勢で支持可能なように構成されている。図5に示したように、スタンド10は、机や床などの載置面SFに当接することにより、筐体1の支持脚として機能する。筐体1を立てた姿勢で載置する場合は、筐体1は、スタンド10の下端部と、筐体1の下面1eとによって載置面SF上に支持される。
図2に示すように、スタンド10は、背面1bにおいて、上下方向(Z方向)に延びるように設けられている。スタンド10は、Z方向における背面1bの中間部分から下方向(Z2方向)へ直線状に延びている。
本実施形態では、スタンド10は、溝部11よりも下部に配置され、背面1bにおいてスタンド10とスタンド10の周囲との間に段差10a(図2、図3参照)を形成するように構成されている。具体的には、スタンド10は、筐体1の背面1bに対して背面方向(Y2方向)に突出するように設けられている。これによって、スタンド10の表面10bと、背面1bのうちスタンド10の周囲の部分との間で凸状の段差10aが形成されている。
図2の例では、スタンド10は、電池収容部9に設けられている。より具体的には、スタンド10は、電池カバー9bの外面に設けられている。言い換えると、スタンド10は、把持部GPの背面部分に配置されている。ここで、電池収容部9には重量のある電池15が収容されるので、ガス検知装置100の重心位置は電池収容部9に近付く。そのため、スタンド10が電池カバー9bに設けられることにより、ガス検知装置100をユーザが把持する際に、重心位置に近い位置でスタンド10に指を掛けて持つことが可能である。
なお、図3の構成例では、筐体1の前面1aの、電池収容部9に対応する位置(電池収容部9に対してY方向の反対側(Y1方向側)となる位置)に、操作部5が配置されている。このため、ユーザが前面1aの操作部5を親指で操作するように把持すると、背面1b側には自然に親指以外の指が筐体1の上下方向(Z方向)に並ぶように配置される。スタンド10が上下方向に延びることによって、親指以外の指をスタンド10の段差10aに掛けることができる。
図2の例では、筐体1の背面1bには、スタンド10を収納するための凹部9eが設けられている。そして、スタンド10は、筐体1を立てた姿勢で支持する支持位置P1(図5参照)と、凹部9eに配置される収納位置P2とに移動可能に設けられている。具体的には、スタンド10は、上端部において背面1bに回動可能に設けられている。スタンド10は、上端部の取付部分回りに回動することにより、図5に示したように支持位置P1と収納位置P2とに移動できる。
スタンド10を背面1bから離れる方向(スタンド10を開く方向)に回動させることにより、スタンド10が支持位置P1に移動する。支持位置P1では、ガス検知装置100の重心位置がスタンド10の下端部と筐体1の下面1eとの間に位置するように、スタンド10の下端部が筐体1の下面1eから前後方向(Y方向)に間隔を隔てて配置される。これによって筐体1を立てた姿勢で安定して支持できる。
スタンド10を背面1bに近付く方向(スタンド10を閉じる方向)に回動させることにより、スタンド10が収納位置P2(図2参照)に移動する。収納位置P2では、スタンド10の少なくとも一部が凹部9eの内部(凹状に窪んだ領域)に配置される。収納位置P2では、スタンド10が凹部9eの表面に沿うように配置される。なお、凹部9eの表面は筐体1の背面1bの一部である。これによってガス検知装置100をコンパクトにして持ち運べる。
図2の例では、スタンド10は、収納位置P2において、凹部9eの表面とスタンド10との間に段差10aを形成するように構成されている。つまり、収納位置P2では、窪んだ凹部9eの内部で、スタンド10が凹部9eの表面から背面方向(Y2方向)に突出するように配置される。その結果、窪んだ領域の中に凸状の段差10aが形成される。
なお、凹部9eの表面には、収納位置P2のスタンド10と係合するための係合凸部9fが形成されている。係合凸部9fは、スタンド10が収納位置P2に移動したときに、スタンド10に形成された係合孔部10c内に配置され、係合孔部10cの内面と係合する。係合は、いわゆるスナップフィットにより実現されている。
図4の例では、凹部9eは、収納位置P2および収納位置P2のスタンド10の周辺に亘って形成されている。つまり、凹部9eは、収納位置P2においてスタンド10が占める領域よりもX方向に広い範囲に形成されている。そして、凹部9eの内側で、凹部9eの縁部9gと収納位置P2のスタンド10との間に、凹状の指掛け部9hが形成される。
具体的には、図8に示すように、凹部9eは、背面1bにおいて、横方向(X方向)の中央に向かうに従って前面方向(Y1方向)へ窪むように形成されている。凹部9eのX方向中央が最も窪んでいる。凹部9eのX方向の両外側には凹部9eの外部となる外部領域9iがある。外部領域9iと凹部9eとの間に凹部9eの縁部9gが形成されている。
ここで、図4に示すように、筐体1の横方向(X方向)において、凹部9eの幅W1が、凹部9e内のスタンド10の幅W2よりも大きくなっている。これにより、収納位置P2のスタンド10に対して横方向の両側に、凹部9eの一部である指掛け部9hが形成されている。指掛け部9hは、スタンド10の横側に近接して形成されている。このため、筐体1を手で把持する際、ユーザは、指掛け部9hに指先を埋め込むように配置させつつ、スタンド10の段差10aに指を掛けて把持できる。
また、図8に示すように、スタンド10は、収納位置P2において、凹部9eからはみ出す位置まで、筐体1の前面1aから背面1bへ向かう背面方向(Y2方向)へ突出している。すなわち、凹部9eは、背面1bのうちの外部領域9iから縁部9gを境に窪んだ領域である。収納位置P2のスタンド10は、凹部9eの中から外部領域9i(縁部9g)よりもY2方向側へ突出している。このため、Y方向において、スタンド10の表面10bは、外部領域9iよりもY2方向に位置する。
スタンド10の背面方向(Y2方向)への突出量は、図3に示すように、ガス検知装置100の背面1b側の載置面SFとの当接部と略一致するように設定されている。すなわち、ガス検知装置100は、背面方向(Y2方向)における端部に位置することにより、筐体1の背面1b側を載置面SF上に載置する際に載置面SFと当接する複数の当接部(31、32)を備えている。そして、スタンド10は、収納位置P2において、複数の当接部の一部を構成するように設けられている。
当接部(31、32)は、背面1b側が下側に位置するように寝かせた姿勢でガス検知装置100を載置する場合に、載置面SFと当接する部分である。図3の例では、ガス検知装置100は、カバー部材2の背面側(Y2方向側)の表面により構成された当接部31と、スタンド10の表面10bにより構成された当接部32とを含む。カバー部材2の当接部31は、ガス検知装置100の上部のセンサ収容部8を覆う部分により構成されている。Y方向において、スタンド10の表面10bの位置は、カバー部材2の当接部31の位置と略一致する(面一となる)。これにより、ガス検知装置100を寝かせた姿勢で載置する場合、ガス検知装置100の上部(Z1方向側)では当接部31が載置面SFと当接し、ガス検知装置100の下部(Z2方向側)ではスタンド10の表面10bにより構成された当接部32が載置面SFと当接する。
このように、本実施形態では、スタンド10が、ガス検知装置100を立てた姿勢で支持するための支持脚として機能するだけでなく、ガス検知装置100を手で把持する際に指を引っ掛ける段差10aとして機能し、さらに、ガス検知装置100を寝かせた姿勢で載置する際の当接部32としても機能するように構成されている、
(ガス検知装置の作用)
次に、本実施形態のガス検知装置100の作用、特に、溝部11およびスタンド10の作用について説明する。
図1のガス検知装置100の下部(把持部GP)を横方向(X方向)から手で包むように把持すると、ユーザの親指が前面1a側に配置され、背面1b側には親指以外の4本の指が上下方向(Z方向)に並ぶように配置される。延長ホース3c付きの採取管3aとガス検知装置100(筐体1)とを片手ずつ把持して検査作業を行う場合や、ガス検知装置100を持ち運ぶ場合には、背面1b側で最も上側(Z1方向側)に位置する人差し指を、溝部11(図2参照)の内部に配置することで、ガス検知装置100の安定した把持が可能である。
本実施形態では、溝部11の溝深さDgが電池収容部9の突出高さH(図3参照)と同等であり、少なくとも電池15の直径分以上の深さが確保されるので、作業用手袋を装着した状態でも容易に指を溝部11内に配置できる。溝部11が両側面1cに亘って延びるので、左右のどちらの手で把持する場合でも同様の把持が可能である。溝部11は底部に向かうに従って溝幅Wg(図3参照)が小さくなるように形成されているので、ユーザの指の太さに応じた深さ位置で、指が溝部11の内面に嵌り込むように保持される。また、このように把持したとき、人差し指の下側(Z2方向側)に並ぶ3本の指は、スタンド10の段差10aに引っ掛けることができる。
また、ガス検知装置100への操作入力時には、ユーザが前面1aの操作部5を親指で操作するように把持する把持態様が想定されている。前面1aの操作部5(図3参照)の付近に親指を配置すると、反対側の背面1bでは、操作部5のある位置付近から下方側(Z2方向側)に向けて4本の指が並ぶように配置される。このとき、スタンド10が上下方向に延びることによって、親指以外の4本の指をスタンド10の段差10aに掛けることができる。また、スタンド10が凹部9eの内部に配置され、スタンド10の両横に凹状の指掛け部9h(図2参照)が形成されているので、ユーザは、指先を指掛け部9hに埋め込むようにして、スタンド10の段差10aと、凹部9eの縁部9gとに指を掛ける。このため、ユーザが作業用手袋を装着した状態でも、4本の指が段差10aと縁部9gとに確実に掛かる。
(本実施形態の効果)
本実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
本実施形態では、上記のように、筐体1と、筐体1の背面1bに設けられたスタンド10とを備える。これにより、ガス検知装置100を載置面SF上に立てた姿勢で載置して使用できる。ここで、筐体1は、背面1bのうちセンサ収容部8と電池収容部9との間となる位置に形成され、筐体1の両側面1cに渡って延びる凹状の溝部11を含む。これにより、ユーザが筐体1の下部を把持した場合に、電池収容部9の上側で両側面1cに渡って延びる溝部11に指を入り込ませることができる。これにより、背面1b側にある指が溝部11に掛かるので、筐体1を安定して保持できる(筐体1がすべり落ちることを抑制できる)。また、上記構成によれば、さらに、スタンド10が、溝部11よりも下部に配置され、背面1bにおいてスタンド10とスタンド10の周囲との間に段差10aを形成するように構成されているので、ガス検知装置100を手で把持した場合には、筐体1の背面1b側の指をスタンド10の段差10aに引っ掛けることができる。このように、ガス検知装置100を自立させるためのスタンド10を、ガス検知装置100を手で把持する場合に指を掛ける部分として機能させることができる。これらにより、本実施形態のガス検知装置100によれば、載置面SF上に立てた姿勢で載置して使用でき、かつ、把持して使用する際の持ちやすさを向上させることができる。
なお、本実施形態のガス検知装置100によれば、上記の結果、指の係合部として機能する溝部11や段差10aが筐体1の背面1bの複数箇所に形成されるため、ユーザが作業用手袋を装着した状態で筐体1を把持しても、溝部11や段差10aに対して容易に指を引っ掛けることができる。そのため、ユーザが作業用手袋を装着した状態での持ちやすさを効果的に向上させることができる。
また、本実施形態では、上記のように、背面1bには、スタンド10を収納するための凹部9eが設けられている。スタンド10は、筐体1を立てた姿勢で支持する支持位置P1と、凹部9eに配置される収納位置P2とに移動可能に設けられ、収納位置P2において、凹部9eの表面とスタンド10との間に段差10aを形成するように構成されている。これにより、ガス検知装置100を自立させない場合には、スタンド10を収納位置P2に配置することによってガス検知装置100をコンパクトに持ち運ぶことができる。そして、ガス検知装置100を把持する場合には、収納位置P2に配置したスタンド10と凹部9eの表面との間の段差10aに指を掛けて筐体1を把持できる。
また、本実施形態では、上記のように、凹部9eは、収納位置P2および収納位置P2のスタンド10の周辺に亘って形成され、凹部9eの内側で、凹部9eの縁部9gと収納位置P2のスタンド10との間に、凹状の指掛け部9hが形成される。これにより、収納位置P2のスタンド10の周囲にも凹状に窪んだ指掛け部9hが形成されるので、スタンド10の段差10aに指を掛ける際に、凹状の指掛け部9h(窪み)の内部に指先を埋め込むようにして把持できる。その結果、より確実かつ安定して筐体1を保持できる。
また、本実施形態では、上記のように、スタンド10は、収納位置P2において、凹部9eからはみ出す位置まで、筐体1の前面1aから背面1bへ向かう背面方向へ突出している。これにより、凹部9eの表面とスタンド10との間に形成される段差10aの高さを大きくできるので、より確実に、スタンド10の段差10aに指を掛けることができる。その結果、ガス検知装置100の持ちやすさをさらに向上させることができる。
また、本実施形態では、上記のように、筐体1の前面1aから背面1bへ向かう背面方向における端部に位置することにより、筐体1の背面1b側を載置面SF上に載置する際に載置面SFと当接する複数の当接部(31、32)をガス検知装置100が備える。スタンド10は、収納位置P2において、複数の当接部(31、32)の一部を構成するように設けられている。これにより、スタンド10を、ガス検知装置100を自立させるための支持部材およびガス検知装置100を把持する際の指の係合部として機能させるだけでなく、さらに、ガス検知装置100を寝かせた姿勢で載置する場合の載置面SFと当接する当接部32(図3参照)としても機能させることができる。
また、本実施形態では、上記のように、筐体1は、ベース部材21を含み、電池収容部9は、ベース部材21に設けられた電池ソケット9aと、電池ソケット9aを開閉可能に覆うとともに背面1bの一部を構成する電池カバー9bとを含む。電池カバー9bは、電池ソケット9aを覆うようにベース部材21に取り付けられることにより、筐体1の前面1aから背面1bへ向かう背面方向側に突出している。溝部11は、ベース部材21からの電池収容部9の突出高さHと略等しい溝深さDgを有する。これにより、電池カバー9bがベース部材21から背面方向側に突出するように設けられることを利用して、少なくとも電池ソケット9aの厚み分(電池15の厚み分)程度の溝深さDgの溝部11を形成できる。このように溝部11を形成することによって、指を溝部11に深く入り込ませることができるので、ガス検知装置100をより安定して把持できる。
また、本実施形態では、上記のように、センサ収容部8は、ベース部材21に設けられたガスセンサ12を覆うようにベース部材21に取り付けられることにより、背面方向側に突出するセンサカバー8aを含む。溝部11は、背面方向側に突出するセンサカバー8aと電池カバー9bとの間の隙間部分により構成されている。これにより、センサ収容部8も電池収容部9と同じようにベース部材21から背面方向側に突出するように設けることによって、容易に、センサ収容部8と電池収容部9との間に溝部11を形成できる。また、センサカバー8aと電池カバー9bとが隙間(溝部11)を介して離れるので、一方のカバーをベース部材21から取り外す際に他方のカバーが邪魔になることを抑制できるという効果も得られる。ガスセンサ12および電池15は、どちらも交換が想定される消耗品であるため、上記構成によれば交換作業時の作業性が向上する。
[変形例]
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、スタンド10が筐体1の背面1bに対して背面方向(Y2方向)に突出することにより、凸状の段差10aが形成される例を示したが、本発明はこれに限られない。収納位置P2のスタンド10が筐体1の背面1bに対して前面方向(Y1方向)に窪んだ部分に設けられることにより、凹状の段差10aが形成されてもよい。
また、上記実施形態では、スタンド10が支持位置P1と収納位置P2とに移動可能である例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、スタンド10が固定されていてもよい。たとえばスタンドは、筐体1の背面1bから下面1eまで延びるリブであって、背面方向(Y2方向)に向けて、筐体1を立てた姿勢で支持するのに十分な突出量を有するように形成されていてもよい。
また、上記実施形態では、センサ収容部8(センサカバー8a)および電池収容部9(電池カバー9b)をベース部材21から背面方向(Y2方向)に突出させる例を示したが、本発明はこれに限られない。センサ収容部8(センサカバー8a)および電池収容部9(電池カバー9b)を背面方向に突出させなくてもよい。たとえばセンサカバー8aおよび電池カバー9bは、ベース部材21の他方表面側に形成した凹状空間を覆う平板状の蓋部材であってもよい。この場合、センサ収容部8および電池収容部9は、ベース部材21の内部の凹状空間により構成され、蓋部材であるセンサカバー8aおよび電池カバー9bにより開閉される。
また、上記実施形態では、背面方向(Y2方向)に突出するセンサカバー8aと電池カバー9bとの間の隙間部分により溝部11を構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。溝部11は、センサカバー8aおよび電池カバー9bとは無関係に筐体1の背面1bの一部を窪ませることにより形成してもよい。また、溝部11の溝深さDgは、電池収容部9の突出高さHと異なっていてもよい。
また、上記実施形態では、筐体1が、ベース部材21と、前面部材22と、センサカバー8aおよび電池カバー9bとにより構成される例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば筐体1のうち、前面部材22とベース部材21とを一部材として構成してもよい。また、筐体1のうち、ベース部材21とセンサカバー8aおよび電池カバー9bとを一部材として構成してもよい。この場合、電池15の交換やガスセンサ12の交換は、前面部材22を取り外すことで行いうる。
また、上記実施形態では、センサ収容部8(センサカバー8a)および電池収容部9(電池カバー9b)の両方が、筐体1の背面1bに設けられる例を示したが、本発明はこれに限られない。センサ収容部8および電池収容部9の少なくとも一方が、背面1b以外の面に設けられていてもよい。たとえばセンサ収容部8(センサカバー8a)が前面1aや上面1dに設けられていてもよい。電池収容部9(電池カバー9b)が前面1aや下面1eに設けられていてもよい。センサ収容部8(センサカバー8a)および電池収容部9(電池カバー9b)の一方または両方が側面1cに設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、上下方向に長い縦長の筐体1の例を示したが、本発明はこれに限られない。筐体1は、横長でもよい。つまり、スタンド10により筐体1を立てた姿勢で支持した状態で、上下方向(Z方向)の寸法よりも横方向(X方向)の寸法の方が大きい筐体であってもよい。
また、上記実施形態では、カバー部材2を備えた例を示したが、本発明はこれに限られない。ガス検知装置100がカバー部材2を備えていなくてもよい。
また、上記実施形態では、ガス検知装置100を寝かせた姿勢で載置する場合の当接部31を、カバー部材2に形成した例を示したが、本発明はこれに限られない。当接部31を、筐体1の背面1bに形成してもよい。なお、カバー部材2を設ける場合、筐体1の背面1bであってカバー部材2に覆われない位置に突起状の当接部を形成し、カバー部材2越しに当接部が載置面SFと当接するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、背面1bにスタンド10を収納するための凹部9eを設けた例を示したが、本発明はこれに限られない。背面1bに凹部9eを設けなくてもよい。たとえば図9(A)〜(C)に示す第1変形例では、電池カバー9bに凹部9eが形成されておらず、スタンド10が、電池カバー9bの外面上に載っている。スタンド10は、上端部において筐体1の背面1bに回動可能に取り付けられている。スタンド10は、上下方向に延びる縦長の板状形状を有し、横方向(X方向)から見て電池カバー9bの外形形状に沿った形状に形成されている。電池カバー9bの外面とスタンド10の表面10bとの間で、スタンド10の厚み分の段差10aが形成されている。スタンド10を支持位置P1に回動させると、スタンド10の下端部と筐体1の下面1eとにより筐体1を立てた姿勢で支持する。
また、上記実施形態では、背面1bのうち横方向(X方向)の中央に、上下方向(Z方向)に直線状に延びるスタンド10を設けた例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば図10(A)〜(C)に示す第2変形例では、U字形状のスタンド110の例を示している。スタンド110は、筐体1の背面1bのうち、横方向(X方向)の一方側に配置された接続部110aと、横方向(X方向)の他方側に配置された接続部110bと、横方向に延びて接続部110aと接続部110bとを下端部で連結する連結部110cと、を含んでいる。スタンド110は、接続部110aと接続部110bと連結部110cとにより、U字形状になっている。接続部110aおよび接続部110bの各上端部が、背面1bに回動可能に取り付けられている。スタンド110を支持位置P1に回動させると、スタンド110の下端部と筐体1の下面1eとにより筐体1を立てた姿勢で支持する。この第2変形例では、U字状のスタンド110の内周側の領域において、電池カバー9bの外面とスタンド110の表面10bとの間で、段差10aが形成されている。
なお、第2変形例では、スタンド110には、接続部110aおよび接続部110bの各下端部に跨がるように、逆U字状の係合部材111が回動可能に取り付けられている。係合部材111は、電池カバー9bとスタンド110との間に収納されている。係合部材111の横方向(X方向)に延びる上端部が、電池カバー9bに形成された横方向(X方向)に延びる係合溝109に嵌合して、スタンド110の回動角度が固定できる。係合溝109は、電池カバー9bにおいて上下方向(Z方向)の複数箇所に形成されている。係合部材111を回動させて、係合する係合溝109を選択することにより、スタンド110の開き具合(回動角度)を複数段階に切り替えることが可能である。これにより、筐体1を立てた姿勢で載置する際の筐体1の傾きを複数段階に調整することができる。また係合溝109に沿って指を配置することができるので、容易に把持することができる。
また、上記実施形態では、スタンド10が、収納位置P2において、複数の当接部(31、32)の一部を構成する例を示したが、本発明はこれに限られない。スタンド10は、当接部32を構成しなくてもよい。つまり、Y方向において、スタンド10の表面10bの位置が、他の当接部31の位置と一致しておらず、当接部31よりも前面1a側(Y1方向側)に配置されていてもよい。
1 筐体
1a 前面
1b 背面
1c 側面
8 センサ収容部
8a センサカバー
9 電池収容部
9a 電池ソケット
9b 電池カバー
9e 凹部
9g 縁部
9h 指掛け部
10、110 スタンド
10a 段差
10b 表面
11 溝部
12 ガスセンサ
21 ベース部材
31 当接部
32 当接部
100 ガス検知装置(可搬型ガス検知装置)
H 突出高さ
P1 支持位置
P2 収納位置
SF 載置面

Claims (7)

  1. 把持して持ち運び可能な筐体と、
    前記筐体の背面に設けられ、前記筐体を立てた姿勢で支持可能なスタンドと、を備え、
    前記筐体は、
    前記筐体の上部に配置され、ガスセンサを収容するセンサ収容部と、
    前記筐体の下部に配置され、電池を収容する電池収容部と、
    前記背面のうち前記センサ収容部と前記電池収容部との間となる位置に形成され、前記筐体の両側面に渡って延びる凹状の溝部とを含み、
    前記スタンドは、前記溝部よりも下部に配置され、前記背面において前記スタンドと前記スタンドの周囲との間に段差を形成するように構成されている、可搬型ガス検知装置。
  2. 前記背面には、前記スタンドを収納するための凹部が設けられ、
    前記スタンドは、前記筐体を立てた姿勢で支持する支持位置と、前記凹部に配置される収納位置とに移動可能に設けられ、前記収納位置において、前記凹部の表面と前記スタンドとの間に前記段差を形成するように構成されている、請求項1に記載の可搬型ガス検知装置。
  3. 前記凹部は、前記収納位置および前記収納位置の前記スタンドの周辺に亘って形成され、
    前記凹部の内側で、前記凹部の縁部と前記収納位置の前記スタンドとの間に、凹状の指掛け部が形成される、請求項2に記載の可搬型ガス検知装置。
  4. 前記スタンドは、前記収納位置において、前記凹部からはみ出す位置まで、前記筐体の前面から前記背面へ向かう背面方向へ突出している、請求項2または3に記載の可搬型ガス検知装置。
  5. 前記筐体の前面から前記背面へ向かう背面方向における端部に位置することにより、前記筐体の前記背面側を載置面上に載置する際に前記載置面と当接する複数の当接部をさらに備え、
    前記スタンドは、前記収納位置において、前記複数の当接部の一部を構成するように設けられている、請求項2〜4のいずれか1項に記載の可搬型ガス検知装置。
  6. 前記筐体は、ベース部材を含み、
    前記電池収容部は、前記ベース部材に設けられた電池ソケットと、前記電池ソケットを開閉可能に覆うとともに前記背面の一部を構成する電池カバーとを含み、
    前記電池カバーは、前記電池ソケットを覆うように前記ベース部材に取り付けられることにより、前記筐体の前面から前記背面へ向かう背面方向側に突出しており、
    前記溝部は、前記ベース部材からの前記電池収容部の突出高さと略等しい溝深さを有する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の可搬型ガス検知装置。
  7. 前記センサ収容部は、前記ベース部材に設けられた前記ガスセンサを覆うように前記ベース部材に取り付けられることにより、前記背面方向側に突出するセンサカバーを含み、
    前記溝部は、前記背面方向側に突出する前記センサカバーと前記電池カバーとの間の隙間部分により構成されている、請求項6に記載の可搬型ガス検知装置。
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