JP2021116275A - 椿の抽出物及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 椿の葉の抗酸化作用を有する抽出物及びその製造方法を提供する。【解決手段】 椿の葉を光照射下で乾燥させることにより、高い抗酸化作用を有する抽出物を得ることができる。【選択図】なし

Description

本発明は椿、特に椿の葉の抽出物及びその製造方法に関するものである。
人は酸素をエネルギーとして利用している。酸素をエネルギーとして利用している限り、一部の酸素はスーパーオキサイド(O2- ),ヒドロキシラジカル(OH-)、ペルオキシナイトライト(ONOO-)等の活性酸素となり、この活性酸素は種々の老化・疾病の原因になることが提唱されている。 そして、生体は活性酸素の弊害を除去するためにはスーパーオキサイドジムターゼ(SOD)等の酵素により直接的に活性酸素を消去することができる。しかし、SOD等は、加齢とともに能力が低くなり、様々な老化現象が現れることになる。
また、皮膚は生体の最外層にあるので、内因性の活性酸素や紫外線によって生ずる外因性の活性酸素による酸化ストレスの両方に絶えずさらされている。皮膚の真皮内のコラーゲンやヒアルロン酸は変性を受け、皮膚のハリや弾力が失われ、しわやたるみの原因となることが知られている。
皮膚上に分泌される皮脂は皮膚の外因性のストレスから防護するのに役立っているが、この皮脂は紫外線などにより酸化され過酸化脂質となり、この過酸化脂質は皮膚に対する刺激となるうえに、細胞を攻撃して障害を与えたり、その他の種々の悪影響の原因となって老化に関与するといわれている。したがって、活性酸素から守ることは、皮膚の状態の悪化防止のみならず、皮膚の老化防止に有効であると考えられている。
このような中、皮膚の酸化から守る材料として、ビタミンE、カロテノイドやセサミンなどが利用されている。また、植物はフラボノイド、タンニンやアントシアニンなどのポリフェノールを多く含み、抗酸化性が高いことから多種の植物の抽出物が利用されている。
そのような中で、椿の葉や花にも抗酸化成分が含まれていることが報告されている。化粧品原料として利用されている椿の葉の抽出物には、抗酸化作用、女性ホルモン様作用、細胞賦活作用、コラーゲン産生作用などの効果があることが報告されている。椿は常緑樹のため年中利用が可能なため化粧品原料として利用価値が高い。
特開2012-102049号公報
Ken-ichi Onodera、et al、Biosci.Biotechnol.Biochem.,70(8)、1995〜1998(2006) Mei Jing Piao、et al、Int. J. Mol. Sci. 12, 2618-2630(2011)
通常、植物から抽出物を得るためには、水や有機溶媒と水の混液で抽出する。椿の葉の上面表皮の表面側の細胞壁には、クチンが厚く沈着し,そこに蝋が浸透したクチクラ層が発達し、強い光や紫外線に対する防御や気孔以外の部分から水が失われるのを防いでいる。そのため常温での乾燥では十分に乾燥することは困難であり、一般的には生葉を細断し、すぐに熱風乾燥器などの方法を用いて乾燥する必要があった。また、椿、特に椿の葉には抗酸化性を有することが知られていた。そして、この抗酸化性について効率的に且つ高活性の状態で得る方法が求められてきた。
本発明者は椿、特に椿の葉を乾燥する過程において、直接熱風乾燥するのではなく、光照射下で一定期間乾燥させた椿の葉を用いて抽出することで、従来よりも高活性な抗酸化作用を有する抽出物を得ることを見出し、本発明の目的を達成したものである。
本発明の椿抽出物は、光照射下で一定期間乾燥する工程を加えることで、従来の製造方法よりもより抗酸化効果が増大することができる。そのため従来と同じ量の抽出物を化粧品等に用いることにより、従来よりも抗酸化作用をより有する化粧品を製造することができる。また、結果的に少量の抽出物で従来と同じ抗酸化作用を有することができる。このことにより、最終製品である化粧品等の製剤設計の幅を増やすことも可能である。
以下に本発明を実施するための具体的に説明する。
本発明に使用されるツバキ科ツバキ属(Camellia)は、具体的にはヤブツバキ、ヒメサザンカ、ユキツバキ、サザンカ、チャノキ、ユカリツバキ、シマサザンカ、タイワンヤマチャ、シラハトツバキ、グランサムツバキ、ホンコンツバキ、ヒマラヤツバキ、テマリツバキ、ユチャ、カイナンチャ、キンカチャ、ピタールツバキ、トウツバキ、ヤナギバサザンカ、サルウィンツバキ、タイワンヒメサザンカ、テリバヒメサザンカ及びウラクなどが挙げられる。この中でも好ましくはヤブツバキ(Camellia japonica)又はユキツバキ等に代表されるヤブツバキ(Camellia japonica)の亜種であり、更に好ましくはヤブツバキ(Camellia japonica)である。
ヤブツバキ(Camellia japonica)は常緑高木であり、日本の照葉樹林を代表する樹種で、本州(青森県以南)、四国、九州の丘陵帯に分布する。椿の用途として、椿油は、種子(実)を絞った油で、古くから利用され、用途の広さは和製オリーブオイルとも言える。高級食用油、整髪料として使われるほか、古くは灯りなどの燃料油としてもよく使われた。椿葉の煎じ液は、消化管出血に効果があるとされ、沖縄で古くから飲用されたり、長崎では緑茶と混合して、中性脂肪の吸収抑制する五島つばき茶として飲用されている。その他、椿葉は、化粧品原料として利用され、抗酸化作用、女性ホルモン様作用、細胞賦活作用、コラーゲン産生作用などの効果があることが報告されている。また、椿は常緑樹のため、年中利用が可能な化粧品原料として利用価値が高い。
本発明に使用される椿の組織は特に限定されないが、具体的には葉、茎、花そして実などが挙げられる。好ましくは葉である。発明の効果を奏さなければ、複数の組織を使用することもできる。
椿の葉を乾燥させる際の光の照度は、発明の効果を奏すれば特に限定されない。具体的には照度が下限として1,000lux であり、好ましくは2,000luxであり、更に好ましくは5,000luxである。上限として1,000,000lux以下であり、好ましくは500,000luxであり、更に好ましくは100,000luxである 。
椿の葉を乾燥させる際の光源は発明の効果を奏すれば、特に限定されない。天然光源、人工光源がある。天然光源の場合、太陽を光源とすることができる。また人工光源の場合は白熱電球、蛍光灯、LEDなどが挙げられる。最も好ましい光源は太陽、すなわち天日干しである。
椿の葉を光照射させつつ乾燥させる際の時間は発明の効果を奏すれば特に限定されない。具体的には、下限は3時間以上、好ましくは8時間以上、更に好ましくは20時間以上、更に好ましくは30時間以上である。また、上限は100時間以下、好ましくは80時間以下、更に好ましくは60時間以下、更に好ましくは45時間以下である。
椿の葉の乾燥については、光の照射を連続して行う必要はない。すなわち、光を照射する期間、光を有さない期間が混在していても問題ない。その場合、光照射させつつ乾燥する時間はあくまで光を照射している時間であり、光を照射しない時間は換算しない。なお、天日干しをする際、1日8時間光を照射し、16時間を光照射しない場合、下限としては0.5日以上、好ましくは1日以上、更に好ましくは3日以上であり、上限としては10日以下、好ましくは7日以下、更に好ましくは6日以下で乾燥するとよい。
椿の葉を乾燥させる際の温度は発明の効果を奏すれば特に限定されない。具体的には下限は0℃であり、好ましくは10℃であり、更に好ましくは15℃である。上限は具体的には50℃であり、好ましくは40℃であり、更に好ましくは35℃である。
上記乾燥の条件について湿度は発明の効果を奏すれば特に限定されない。具体的には95%RH以下であり、好ましくは85%RH以下であり、更に好ましくは60%RH以下である。また、椿の葉を乾燥する際には、場所は特に限定されない。日光の場合は室内、室外であってもよい。
このように、光を浴びて乾燥させた椿の葉を更に乾燥させることができる(以下、「追加乾燥」ということがある。)。更に乾燥させることにより、椿の葉内部の水分を少なくすることにより次工程の抽出工程のコントロールをしやすくすると共に、椿の葉の体積を減少させることにより、その後の工程である抽出工程を行いやすくすることができる。追加乾燥の条件は、発明の効果を奏すれば特に限定されない。具体的には熱風乾燥、凍結乾燥、減圧乾燥等が挙げられる。よりよい乾燥方法は熱風乾燥である。また、当該乾燥条件については、特に限定されないが、熱風乾燥の場合、その温度条件は下限値としては40℃、好ましくは45℃、更に好ましくは50℃である。また上限値としては90℃、好ましくは80℃、更に好ましくは70℃である。また、当該乾燥の乾燥時間としては、発明の効果を奏すれば特に限定されない。具体的には12時間以上、好ましくは24時間以上、更に好ましくは48時間以上である。
抽出工程にて効率よく椿の葉の抽出物を得るために、得られた乾燥した椿の葉を切断してもよい。切断することにより、抽出溶媒との接触面積を増やし、抽出効率をよくすることができる。切断する方法は特に限定されない。また、切断片については、抽出工程の際に効率よく抽出できれば特に限定されないが、JIS規格で16メッシュ以下、好ましくは32メッシュ以下、更に好ましくは42メッシュ以下、更に好ましくは100メッシュ以下の篩を用いることができる。なお、この切断工程については、本発明の効果を奏すれば、どの段階で切断してもよい。
このようにして乾燥させた椿の葉から抽出物を得るためには一般的な方法で抽出することができる。また、抽出の際に使用する溶媒は本発明の効果を奏すれば特に限定されない。具体的には水及び/又は有機溶媒を使用することも可能である。好ましくは水及び/又は親水性溶媒を用いることができる。有機溶媒は、アルコール、多価アルコール等を使用することができる。好ましくはエタノール又は1,3-ブチレングリコールである。
本発明の抗酸化性が高い椿葉抽出物は、医薬品や化粧品等の皮膚外用剤や飲食品のような製剤に配合することがきる。
椿葉抽出物を配合する皮膚外用剤の製剤化に際して、使用の態様に応じて選択することができ、例えば、精製水、低級アルコール、多価アルコール、高級アルコール、油脂、ロウ、シリコン類、粉体、界面活性剤、水溶性高分子、植物エキス、紫外線吸収剤、増粘剤、色素、防腐剤、香料、酸化防止剤等を用いることができる。同様に、飲食品の製剤化に際して、通常使用される充填剤、増量剤、結合剤、崩壊剤、界面活性剤、滑沢剤などの稀釈剤または賦形剤を用いることができる。このように、本発明の効果を損なわない範囲内で、医薬部外品、化粧品、飲食品などの製剤に使用される成分や添加剤を併用して製造することができ、製剤中への含有量は、特に規定しない。
本発明の椿葉抽出物、更に皮膚外用剤又は飲食品の剤型は任意であり、アンプル状、カプセル状、粉末状、顆粒状、丸剤、錠剤状、固形状、液状、ゲル状、気泡状、乳液状、クリーム状、軟膏状、シート状などの医薬部外品、化粧品又は飲食品に配合して用いることができる。具体的には、例えば、皮膚外用剤として、化粧水、乳液、クリーム、軟膏、ローション、オイル、パックなどの基礎化粧料、洗顔料や皮膚洗浄料、ファンデーション、白粉、おしろい、口紅、頬紅、アイシャドウ、アイライナー、マスカラ、眉墨、まつ毛などのメークアップ化粧料などである。一般的な飲食品としては、サプリメント、ドリンク、シリアル、粉末飲料、ゼリー、ビスケット、飴、ガムなどへの使用も可能である。
以下、本発明を実施例により説明するが、本実施例によって本発明が限定されるものではない。
実施例1〜5
椿の葉を採取し、平均気温25℃で晴天の環境下において、1日8時間(10時〜18時 当該時間以外は暗所で保存)屋外で乾燥を行った(天日干しを行った)。乾燥の期間は、3日目(光照射時間:24時間 実施例1)、4日目(光照射時間:32時間 実施例2)、5日目(光照射時間:40時間 実施例3)、6日目(光照射時間:48時間 実施例4)、7日目(光照射時間:56時間 実施例5)である。このようにして乾燥させた椿の葉をそれぞれ20gずつ回収した。次いで、50℃湿度0%の条件で24時間、熱風乾燥を行い、乾燥した椿の葉を得た。乾燥した椿の葉を粉砕機で粉砕した。なお、粉砕した乾燥椿葉末は16メッシュの篩に通した。このようにして調整した乾燥椿葉末2gに対して、50(v/v)%エタノール溶液18gを加えて50℃で3時間抽出した。冷却後、ろ過を行い、抽出液を得た。
比較例1
実施例1にて平均気温25℃で晴天の環境下の乾燥時間を0時間とした以外は実施例1と同じ条件で抽出液を得た。
実験例1
DPPH(ジフェニルピクリルヒドラジル)ラジカル試験
実施例1〜5及び比較例1で得た抽出物を、最終濃度0.5 mg/mLとなるように希釈した。希釈したサンプル1mLに0.2mM DPPH無水エタノール溶液3 mLを加えて反応液とした。その後25℃で30分間反応させ、精製水を対象として波長517nmの吸光度を測定した。また、ブランクとして試料の代わりに精製水を加えた反応液の吸光度をDPPHラジカル消去率0%とし、各試料のサンプルの吸光度からDPPHラジカル消去率を算出した。このようにして算出した結果を表1に示す。
Figure 2021116275
表1の結果より、椿の葉を光照射下において乾燥したほうが、そうでない場合に比べ、DPPHラジカル消去率が高くなった。
実施例6
椿の葉10kgを採取し、平均気温25℃で晴天の環境下において、1日8時間(10時〜18時 当該時間以外は暗所で保存)で5日間(合計光照射時間:40時間)屋外にて乾燥を行った(天日干し)。このようにして得た椿の葉の乾燥物を更に50℃で48時間かけて更に乾燥を行い、3.8kgの乾燥した椿の葉を得た。このようにして乾燥した椿の葉を更に粉砕機で粉砕して、16メッシュの篩に通し、粉末を得た。この粉末400gに50(v/v)%エタノール溶液8,000gを加え、50℃で5時間抽出した。冷却後、ろ過を行い、抽出液を7,125g得た。この抽出液をエバポレーターで溶媒を除去し、63.4gの椿葉抽出物を得た。
比較例2
1kgの椿の葉を50℃で48時間乾燥し、375gの乾燥椿葉を得た。乾燥した椿葉を粉砕機で粉砕し、16メッシュの篩に通し、粉末を得た。この粉末400gに対して、50(v/v)%エタノール溶液8,000gを加え、50℃で5時間抽出した。冷却後、ろ過を行い、抽出液を7,300g得た。エバポレーターで溶媒を除去し、70.8gの椿葉抽出物を得た。
実験例2
DPPHラジカル試験
実施例6及び比較例2で得た椿抽出物を最終濃度0.1〜1.0mg/mL(アスコルビン酸は0.01mg/mL)となるように0.1M酢酸緩衝液(pH5.5)で調整した溶液2mLに無水エタノール2mL及び0.5mM DPPH無水エタノール溶液1mLを加えて反応液とした。その後、37℃で30分間反応させ、水を対象として波長517nmの吸光度を測定した。また、ブランクとして試料の代わりに精製水を加えた反応液を用いて吸光度を測定した。ブランクと比較して、吸光度が50%減少したときの試料の濃度(IC50)を算出した。
実験例3
スーパーオキサイドジスムターゼ(SOD)様活性
実施例6及び比較例2で得た椿抽出物を最終濃度0.1〜1.0mg/mLとなるように0.1M酢酸緩衝液(pH5.5)で調整した溶液0.1mL、1mM キサンチンナトリウム0.10 mL、6mMニトロブルーテトラゾリウム0.10 mL、0.1Mリン酸緩衝液(pH8.0)1.70mL及びキサンチンオキシダーゼ(バターミルク由来)(1.2U/mL)0.10mLを加え、37℃、20分間反応させ、反応停止後、560nmにおける吸光度を測定した。ブランクと比較して、吸光度が50%減少したときの試料の濃度(IC50)を算出した。
実験例2及び実験例3の結果を以下に示す。
Figure 2021116275
実施例6の光照射下での乾燥工程を有する椿の葉の抽出物は比較例2のように光照射下の乾燥工程を有さない椿の葉の抽出物に比べDPPHラジカル消去能は2倍程度、SOD様活性は3倍程度の効果を示した。
実験例4
エラジタンニンの定量
実施例6及び比較例2で得られた椿の葉抽出物について、液体クロマトグラフィーを用いて下記の条件でエラジタンニンの分析を行った。
HPLCの分析条件
カラム:nacarai tesque製COSMOSIL 5C18-ARII (4.6×250)
検出波長:210nm、280nm、350nm
流速: 0.8mL/min
カラム温度: 35℃
注入量:10μL
移動相:表3に示す。
Figure 2021116275
実験例4の結果、実施例6の抽出液には0.063mg/mL、比較例2の抽出液には0.008mg/mLのエラジタンニンが含有されていることが確認された。
本発明の椿の葉の抽出物は高い抗酸化作用を有する。従って、本発明の抽出物を含有した化粧品等は高い抗酸化作用を有することができる。

Claims (10)

  1. 光照射下で乾燥させたツバキ科ツバキ属を用いた抽出物。
  2. ツバキ科ツバキ属がCamellia japonicaまたはその亜種である請求項1の抽出物。
  3. ツバキ科ツバキ属の葉を用いた請求項1又は2の抽出物。
  4. 光の照度が1,000Lux乃至1,000,000Luxである請求項1乃至3の抽出物。
  5. 光の照度が10,000Lux乃至100,000Luxである請求項1乃至3の抽出物。
  6. 光を20時間以上照射させた請求項1乃至5の抽出物。
  7. 抽出溶媒が水単独又は水と親水性溶媒の混液である請求項1乃至請求項6の抽出物。
  8. 親水性溶媒がエタノール又は1,3-ブチレングリコールであることを特徴とする請求項7記載の椿の葉の抽出物。
  9. 請求項1乃至8の抽出物を含有した製剤。
  10. 光照射下で乾燥させた椿の葉から抽出することを特徴とする椿の葉の抽出物の製造方法。
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