JP2021112408A - 保持装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】自走式移動体を保持装置に向けて移動させるための技術を向上させる。【解決手段】保持装置の一例である充電台60は、自走式移動体の筐体1を保持するための保持装置であって、自走式移動体のセンサの一例であるLIDAR6から発せられる光を反射する反射面61を備える。反射面61は、反射面61の中央付近の領域においても、反射面61の中央から離れた領域においても、LIDAR6から発せられた光をLIDAR6が受光可能な方向に反射するように構成される。【選択図】図9
Description
本開示は、自走式移動体などを保持するための保持装置に関する。
自律走行型掃除機を保持するための保持装置として、自律走行型掃除機を充電する機能を有する充電装置が提供されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された充電装置は、自律移動ロボットに認識される光を発光する光源を格納する筐体の一部であって、光源が発光する光を透過させる透過面を備える。この透過面は、当該面における筐体外部方向の法線が水平に対し斜め下向きとなるように形成されている。
本発明者は、自律走行型掃除機が充電装置に自律的に帰還する際の精度を更に向上させることを課題として認識した。
本開示は、このような課題に鑑みてなされ、その目的は、自走式移動体を保持装置に向けて移動させるための技術を向上させることにある。
上記課題を解決するために、本開示のある態様の保持装置は、自走式移動体を保持するための保持装置であって、自走式移動体のセンサから発せられる光を反射する反射面を備える。反射面は、反射面の中央付近の領域においても、反射面の中央から離れた領域においても、センサから発せられた光をセンサが受光可能な方向に反射するように構成される。
本開示によれば、自走式移動体を保持装置に向けて移動させるための技術を向上させることができる。
以下の実施形態では、自走式移動体の一例として、自律走行型掃除機について説明する。まず、自走式掃除機の全体構成及び動作について説明した後、実施形態1として、自律走行型掃除機を保持するための保持装置の一例である充電台について説明し、実施形態2として、自律走行型掃除機が移動中にスリップなどの異常を生じているか否かを判定するための技術について説明し、実施形態3として、自律走行型掃除機の周囲の状況を検知するためのセンサの分解能を可変に制御する技術について説明する。
[自律走行型掃除機の構成]
図1は、本実施例装置である自律走行型掃除機の斜視図である。図1において、自律走行型掃除機の前側、後ろ側、左側、右側を夫々矢印で図示している。
図1は、本実施例装置である自律走行型掃除機の斜視図である。図1において、自律走行型掃除機の前側、後ろ側、左側、右側を夫々矢印で図示している。
図1において、自律走行型掃除機の筐体1は、上ボデー2と下ボデー3を有しており、筐体1の前方にはバンパ4が配置されている。このバンパ4の内側には1又は複数の衝突検知用のスイッチ(図示せず)が配置されており、バンパ4が障害物に衝突すると、バンパ4が筐体1内側に向けて移動すると共にスイッチがオンし、バンパ4が障害物に衝突したことが検知される。
筐体1の上面でかつバンパ4の後方には、カバー5が配置されている。このカバー5内部には集塵容器(図示せず)が配置されており、使用者がカバー5を押下するとカバー5の前方又は後方が外れ、筐体1から集塵容器を取り出すことができる。
カバー5の後方には、LiDAR(Light Detection and Ranging)6が配置されている。このLiDAR6は、LiDAR6の中心を軸として発光部と受光部を回転させることにより、筐体1の周囲の障害物等を検知することができる。また、このLiDAR6を用いることにより、部屋の地図を作成することも可能である。
図2は、本実施例装置である自律走行型掃除機の平面図である。図2において、自律走行型掃除機の前側、後ろ側、左側、右側を夫々矢印で図示している。
図2において、筐体1の前方には上から見て略コの字状の形状であるバンパ4が配置され、筐体1の後方には上ボデー2が配置されている。バンパ4と上ボデー2の間には、カバー5が配置されており、カバー5の後方にはLiDAR6が配置されている。
バンパ4は、内部に配置されているスプリング(図示せず)により、筐体1前方へと付勢されており、バンパ4と上ボデー2との間には隙間が存在する。バンパ4が障害物に衝突すると、バンパ4はスプリングの力に抗してこの隙間分、後方へと移動可能である。
図3は、本実施例装置である自律走行型掃除機の左側面図である。図3において、自律走行型掃除機の前側、後ろ側、上側、下側を夫々矢印で図示している。
筐体1の前方にはバンパ4が配置され、その後方には上ボデー2が配置されている。また、上ボデー2の左右側面には、排気口7が形成されており、上ボデー2の後方上面にはLiDAR6が配置されている。下ボデー3の前方にはサイドブラシ8が配置されており、後方には後輪9が配置されている。
図4は、本実施例装置である自律走行型掃除機の正面図である。図4において、自律走行型掃除機の上側、下側、左側、右側を夫々矢印で図示している。
バンパ4の前面には2つの超音波センサ10と、発光素子と受光素子からなる左上センサ11及び右上センサ12を有している。また、下ボデー3には、発光素子と受光素子からなる左下センサ13及び右下センサ14を有しており、下ボデー3の前方左右両側には、サイドブラシ8が配置されている。尚、このサイドブラシ8は、下ボデー3の前方右側か左側のいずれかに配置しても良い。
左上センサ11と左下センサ13は、筐体1の上下方向において、略同じ位置にある。同様に、右上センサ12と右下センサ14は、筐体1の上下方向において、略同じ位置にある。
下ボデー3の前方は図3を見ても明らかなように前方から後方に向けて傾斜した斜面15となっている。この斜面15に2つの凹部16が形成されており、この凹部16夫々に左下センサ13と右下センサ14が配置されている。
また、左下センサ13と右下センサ14は、夫々、筐体1を床面に載置した状態で床面と垂直な方面と略平行な面である窓部17が形成されており、この窓部17の内部に発光素子と受光素子が配置されている。また、この窓部17の近傍にはサイドブラシ8が配置されており、サイドブラシ8が回転するとこのサイドブラシ8の回転により発生した風が窓部17に当たり、窓部17に付いた埃を風により取り去ることが可能である。
図5は、本実施例装置である自律走行型掃除機の底面図である。図5において、自律走行型掃除機の前側、後ろ側、左側、右側を夫々矢印で図示している。
図5において、下ボデー3の後方には後輪9が配置されており、この後輪9の前方には、例えばリチウムイオン電池等の二次電池からなるバッテリー18が配置されている。また、下ボデー3の略中央には右駆動輪19と左駆動輪20が配置されており、右駆動輪19と左駆動輪20夫々に車輪支持部材21が接続されている。この車輪支持部材21は、軸Aを軸として、筐体1の上下方向に移動可能である、また、2つの車輪支持部材21は夫々下ボデー3との間に車輪用のスプリング(図示せず)が配置されており、この車輪用のスプリングにより、車輪支持部材21と、右駆動輪19及び左駆動輪20は、床面に向けて付勢されている。
図5において、右駆動輪19と左駆動輪20との間にバッテリー18の一部が位置しているが、右駆動輪19と左駆動輪20よりも後方にバッテリー18を配置する構成としても良い。しかしながら、本実施例では、バッテリー18を筐体1の後方に配置することにより、筐体1の重心を筐体後方に来るように設計している。このため、2つの車輪支持部材21夫々の軸Aの間に少なくともバッテリー18の一部が位置することが好ましい。
図5において、バッテリー18よりも前方で且つ、右駆動輪19と左駆動輪20よりも前方には、集塵を吸い込むための吸込口22が形成されており、この吸込口22の内部には、メインブラシ23が回転可能に軸支されている。
このメインブラシ23の左右両側には夫々段差センサ24が配置されており、この段差センサ24は発光部と受光部からなり、筐体1が段差にさしかかったことを検知する。
図5において、段差センサ24の先端は、メインブラシ23の回転軸の軸線上に位置するか、略同じ位置である。或いは、段差センサ24の先端を、メインブラシ23の回転軸の軸線よりも後方に配置しても良い。
段差センサ24の前方には窪み25があり、この窪み25の略中央を軸にしてサイドブラシ8が配置されている。サイドブラシ8は、吸込口22に向けて回転する。このため、図5において、左側のサイドブラシ8は時計回りに回転し、右側のサイドブラシ8は反時計回りに回転する。
本実施例では、筐体1の重心Gは図5に示すように本体の中央部分よりも後方に位置する。このため、下ボデー3の前方に段差センサ24を設けなくても良い。具体的に説明すると、筐体1が、段差がある方向に前進し、サイドブラシ8後方にある段差センサ24が段差を検知するまで筐体1が前進しても、筐体1の重心Gが本体の中央部分よりも後方に位置しているため、段差に落ちることがなく、段差ギリギリまで清掃を行うことができる。また、下ボデー3の前方に段差センサ24を設ける必要がないため、製造コストを下げることが可能である。
図6は、本実施例装置のブロック図である。図6において、制御部40は、例えばCPU(Central Processing Unit)のようなマイクロコンピュータからなり、各回路の制御を司る。
通信部41は、通信端末やルーター等と無線接続可能であり、例えば、Wi−Fi(登録商標)やBluetooth(登録商標)等の通信機能を有している。
記憶部42は、例えば、フラッシュメモリのような不揮発性メモリからなり、制御部が実行する制御プログラムや各種パラメータ等を格納する。
吸引モータ43は、吸引風を発生させるためのモータである。吸引モータ43と吸込口22は連通しており、吸引モータ43によって吸込口22から外気が吸引される。
右駆動部44は、右駆動輪19を駆動するためのモータである。
左駆動部45は、左駆動輪20を駆動するためのモータである。
段差センサ24は、床面の段差を検知するためのセンサであり、例えば赤外線の発光素子と受光素子を有する。
バンパセンサ46は、バンパ4が障害物と衝突したことを検知するためのセンサである。
LiDAR6は、発光部及び受光部と、これらの素子を回転させるための回転機構及びモータを有している。このLiDAR6は、LiDAR6の中心を軸として発光部と受光部を回転させることにより、筐体1周囲の障害物等を検知することができる。また、このLiDAR6を用いることにより、部屋の地図を作成することも可能である。
右上センサ12と右下センサ14、左上センサ11と左下センサ13は、例えば赤外線の発光素子と受光素子からなり、障害物までの距離等を検知する。
地図作製部50は、障害物の形状を検知する機能や、地図情報を作成する機能等を有している。
尚、本実施例装置は、これらの構成の他に、超音波センサ10、メインブラシ23を駆動するためのモータ、サイドブラシ8を駆動するためのモータ等も搭載しているが、本開示と直接関係がないため図6での説明を省略する。
図7は、地図作製部の機能ブロック図である。地図作製部50は、距離算出部51、障害物形状検知部52、自己位置判定部53、地図情報作成部54、及び地図情報格納部55を備える。
距離算出部51は、右上センサ12と右下センサ14、左上センサ11と左下センサ13、LiDAR6等から入力した信号に基づいて、障害物までの距離を算出する。
障害物形状検知部52は、右上センサ12と右下センサ14、左上センサ11と左下センサ13、LiDAR6等から入力した信号等に基づいて、障害物の形状を検知する。
自己位置判定部53は、車輪の回転数やジャイロセンサ(図示せず)等の出力に基づいて、充電台を基準として筐体1の自己位置を判定する。
地図情報作成部54は、右上センサ12と右下センサ14、左上センサ11と左下センサ13、LiDAR6、超音波センサ10等から入力した信号に基づいて、部屋の地図情報を作成する。また、作成した地図情報に、障害物形状検知部52が検知した障害物の形状の情報を加えることも可能である。
地図情報格納部55は、地図情報作成部54が作成した地図情報を格納する。また、距離算出部51が算出した障害物までの距離情報や、障害物形状検知部52が検知した障害物の形状や、自己位置判定部53が判定した自己位置の情報等も格納可能である。
自律走行型掃除機は、不使用時には、充電台に保持されて充電される。設定された清掃開始時刻が到来したとき、又は、使用者によって清掃開始を指示されたときに、制御部40は、右駆動部44及び左駆動部45を制御して右駆動輪19及び左駆動輪20を駆動し、自律走行型掃除機を充電台から離脱させる。制御部40は、地図情報格納部55に格納された地図を参照しながら、所定の走行計画にしたがって、又は、ランダムに室内を走行し、メインブラシ23及びサイドブラシ8を駆動して床面を清掃する。地図情報作成部54は、右上センサ12と右下センサ14、左上センサ11と左下センサ13、LiDAR6、超音波センサ10等から入力した信号に基づいて地図情報を作成し、地図情報格納部55に格納する。また、地図情報作成部54は、作成した地図情報が地図情報格納部55に格納された地図と異なる場合には、地図情報格納部55に格納された地図を更新する。制御部40は、段差センサ24により段差が検知された場合、右上センサ12、右下センサ14、左上センサ11、左下センサ13、LiDAR6、超音波センサ10等により障害物が検知された場合、及びバンパセンサ46により障害物と衝突したことが検知された場合には、段差や障害物などを回避しながら自律走行型掃除機を移動させる。清掃が終了すると、制御部40は、地図情報格納部55に格納された地図と、自己位置判定部53により判定された自己位置に基づいて、自律走行型掃除機を充電台に帰還させる。自律走行型掃除機が充電台の近傍まで帰還すると、制御部40は、後述するように、充電台に設けられた反射面を目標として充電台の位置及び向きを認識し、充電台の保持位置に自律走行型掃除機を移動させる。
[実施形態1:充電台の反射面]
実施形態1として、充電台の構成について説明する。図8は、実施形態1に係る充電台を概略的に示す。充電台60は、自律走行型掃除機を保持するための保持台の一例であり、自律走行型掃除機を保持している間に充電する機能を有している。
実施形態1として、充電台の構成について説明する。図8は、実施形態1に係る充電台を概略的に示す。充電台60は、自律走行型掃除機を保持するための保持台の一例であり、自律走行型掃除機を保持している間に充電する機能を有している。
図8(a)は、充電台60の上面図であり、図8(b)は、充電台60の正面図であるる。充電台60は、自律走行型掃除機が充電台60に帰還する際の目標となる反射面61と、自律走行型掃除機が所定の保持位置に保持されているときに自律走行型掃除機を充電するための充電端子64とを備える。自律走行型掃除機は、LiDAR6によって充電台60の反射面61を認識しつつ、反射面61を目標として充電台60に向けて走行し、充電台60の保持位置で停止する。このとき、自律走行型掃除機の底面に設けられた充電端子(図示せず)が充電端子64と電気的に接触し、自律走行型掃除機が充電される。
反射面61は、反射率及び反射方向の異なる複数の領域を有する。反射率が低い低反射領域62は、樹脂、金属、ガラスなどの材料で形成され、入射光を拡散反射するように構成されている。反射率が低反射領域62よりも高い高反射領域63は、既知の任意の技術によって入射光を再帰反射するように構成されている。自律走行型掃除機の制御部40は、LiDAR6の受光部が受光した光の強度に基づいて、低反射領域62と高反射領域63とを識別する。制御部40は、低反射領域62と高反射領域63の形状のパターンに基づいて、充電台60を他の物体と区別するとともに、充電台60の位置及び向きを認識する。これにより、制御部40は、より精確に充電台60の所定の保持位置に向けて自律走行型掃除機を走行させることができる。なお、低反射領域62は入射光を鏡面反射するように構成されてもよい。
図9は、実施形態1に係る充電台の反射面の形状について説明するための図である。図9(a)及び図9(b)において、LiDAR6から発せられ、反射面61に入射する入射光を実線で示し、反射面61で反射された反射光を破線で示す。図9(a)に示すように、入射光を鏡面反射する反射面61が平面状に形成される場合、反射面61の中央から遠い端部付近の領域に入射したLiDAR6からの光は、より外側の方向に鏡面反射されるので、LiDAR6は反射光を受光することができない。自律走行型掃除機が充電台60に近づくにつれて、LiDAR6から反射面に入射する光の入射角が大きくなるので、自律走行型掃除機が認識可能な反射面の領域がより狭くなり、自律走行型掃除機が充電台60の保持位置に精確に停止するのが困難になりうる。
したがって、本実施形態の充電台60は、反射面61が、反射面61の中央付近の領域においても、反射面61の中央から離れた領域においても、LiDAR6から発せられた光をLiDAR6が受光可能な方向に反射するように構成される。例えば、図9(b)に示すように、反射面61は、自律走行型掃除機が充電台60に保持されたときのLiDAR6の位置の近傍を中心とする円弧に沿った形状を有する。これにより、自律走行型掃除機が充電台60に近づいたときにも、反射面61の中央付近と端部付近の双方からの反射光をLiDAR6により受光して反射面61を確実に認識することができるので、自律走行型掃除機が充電台60の保持位置に移動する際の精度を向上させることができる。また、反射面61の少なくとも一部を、より安価な低反射領域62とすることができるので、充電台60の製造コストを低減させることができる。
図10は、実施形態1に係る充電台の反射面の別の例を示す。図10(a)に示す例では、反射面61の中央付近の領域は、自律走行型掃除機が充電台60に保持されるときの前後方向に対して略垂直な平面状に設けられ、反射面61の中央から離れた端部付近の領域は、内側に面するように円弧状に設けられる。自律走行型掃除機が充電台60に帰還する際に正対する反射面61の中央付近の領域は、LiDAR6からの光の入射角が小さいので、拡散反射又は鏡面反射する低反射領域62が平面状に設けられていても、LiDAR6が反射光を受光することができる。また、反射面61の中央から離れた端部付近の領域は、図9(b)に示した例と同様に円弧状に設けられるので、拡散反射又は鏡面反射する低反射領域62であっても、LiDAR6からの入射光をLiDAR6の方へ反射することができる。
図10(b)に示す例では、反射面61の中央付近の領域は、自律走行型掃除機が充電台60に保持されるときの前後方向に対して略垂直な平面状に設けられ、反射面61の中央から離れた端部付近の領域は、内側に面するように平面状に設けられる。反射面61の中央付近の領域は、図10(a)に示した例と同様に、拡散反射又は鏡面反射する低反射領域62が平面状に設けられていてもLiDAR6からの入射光をLiDAR6の方へ反射することができる。また、反射面61の中央から離れた端部付近の領域は、平面状であっても、内側に面するように設けられれば、LiDAR6からの入射光をLiDAR6の方へ反射することができる。
図10(c)に示す例では、反射面61の中央付近の領域は、自律走行型掃除機が充電台60に保持されるときの前後方向に対して略直角な平面状に設けられ、反射面61の中央から離れた端部付近の領域は、中央からの距離が長いほどより内側に面するように複数の平面によって構成される。これにより、図10(b)に示した例よりも、反射面61の中央から離れた端部付近の領域に入射したLiDAR6からの光をより多くLiDAR6の方へ反射することができる。
図10(d)に示す例では、反射面61の形状は図10(c)に示した例と同様であるが、4つの低反射領域62と4つの高反射領域63とがそれぞれ交互に設けられる。これにより、自律走行型掃除機の制御部40が充電台60の位置及び向きを認識する際の精度を更に向上させることができる。低反射領域62と高反射領域63の形状及びパターンは任意であってもよい。
図10(e)に示す例では、反射面61の左半分は図10(b)に示した例と同様であるが、反射面61の右半分は端部付近の領域においても平面状に設けられる。高反射領域63は、入射光を再帰反射するように構成されるので、端部付近に高反射領域63が設けられる場合には、内側に面するように設けられなくてもよい。再帰反射ではなく拡散反射又は鏡面反射する反射面が端部付近に設けられる場合には、その反射面を内側に面するように設ければよい。
図10(f)に示す例では、反射面61の中央付近の領域は、拡散反射する低反射領域62が平面状に設けられ、反射面61の中央から離れた端部付近の領域は、再帰反射する高反射領域63が平面状に設けられる。このような構成によっても、反射面61の全領域にわたって、LiDAR6からの入射光をLiDAR6の方へ反射することができる。
[実施形態2:走行異常検知]
実施形態2として、自律走行型掃除機が移動中にスリップなどの異常を生じているか否かを判定するための技術について説明する。図11は、実施形態2に係る自律走行型掃除機の制御部の構成を示す。制御部40は、距離情報取得部71、距離情報格納部72、走行異常判定部73、回避動作制御部74を備える。図11では、自律走行型掃除機の走行中にスリップなどの異常が生じているか否かを判定し、生じている場合には異常を回避するための構成を示している。制御部40は、自律走行型掃除機による走行、清掃、充電台への帰還、充電台での充電などを制御するための構成も備えるが、図11では省略している。
実施形態2として、自律走行型掃除機が移動中にスリップなどの異常を生じているか否かを判定するための技術について説明する。図11は、実施形態2に係る自律走行型掃除機の制御部の構成を示す。制御部40は、距離情報取得部71、距離情報格納部72、走行異常判定部73、回避動作制御部74を備える。図11では、自律走行型掃除機の走行中にスリップなどの異常が生じているか否かを判定し、生じている場合には異常を回避するための構成を示している。制御部40は、自律走行型掃除機による走行、清掃、充電台への帰還、充電台での充電などを制御するための構成も備えるが、図11では省略している。
距離情報取得部71は、LiDAR6により検知された距離情報を取得して、距離情報格納部72に格納する。距離情報格納部72は、走行異常判定部73が走行状況の異常を判定するために必要な期間の距離情報を格納する。距離情報は、例えば、反射点までの距離、反射点の方向、反射光の強度、検知時刻などの情報を含む。
走行異常判定部73は、距離情報格納部72に格納された距離情報に基づいて、自律走行型掃除機の走行状況の異常を判定する。例えば、走行異常判定部73は、自律走行型掃除機の走行中に右駆動輪19及び左駆動輪20がスリップしているか否かを判定する。自律走行型掃除機が正常に走行しているときには、LiDAR6により検知される周囲の状況のうち少なくとも一部は自律走行型掃除機の移動に伴って変化するはずであるが、自律走行型掃除機の走行中に右駆動輪19及び左駆動輪20がスリップすると、自律走行型掃除機がその場に停止したまま移動しなくなるので、LiDAR6により検知される周囲の状況が変化しない。したがって、走行異常判定部73は、自律走行型掃除機の走行中の2以上の異なるタイミングにおいてLiDAR6により検知された同一方向の状況を比較することにより、右駆動輪19及び左駆動輪20がスリップしているか否かを判定する。
走行異常判定部73は、1周分の各反射点の距離情報と、別のタイミングにおける1周分の各反射点の距離情報とを比較して、同一方向における距離の変化を反射点ごとにそれぞれ算出し、算出された距離の変化に基づいて、自律走行型掃除機がスリップしているか否かを判定する。走行異常判定部73は、連続する2周分の各反射点の距離を比較してもよいし、所定の時間間隔で離散した2周分の各反射点の距離を比較してもよい。
自律走行型掃除機がスリップして移動できない状況であっても、右駆動輪19又は左駆動輪20の回転に起因する自律走行型掃除機の変位や振動によって、LiDAR6が検知する距離に多少の変化が生じる場合がある。したがって、走行異常判定部73は、各反射点の距離の変化量が、そのような変位や振動によって生じうる距離の変化量として定められた閾値よりも小さい場合に、自律走行型掃除機がスリップしていると判定してもよい。これにより、判定の精度を向上させることができる。
自律走行型掃除機がスリップして移動できない状況であっても、自律走行型掃除機の周囲を人や動物などが通過したり、扇風機などの可動物が周囲にあったりして、周囲の状況が変化する場合がある。したがって、走行異常判定部73は、距離の変化量が閾値よりも小さい反射点が所定数以上、又は所定の角度範囲以上ある場合に、自律走行型掃除機がスリップしていると判定してもよい。これにより、判定の精度を向上させることができる。
自律走行型掃除機が、障害物がなく比較的広い室内を壁に沿って走行している場合などには、短期的に見ると周囲の状況の変化が小さい場合がある。また、自律走行型掃除機がスリップして一時的に移動できない状況に陥っても、その後、自力でスリップから脱出できる場合がある。したがって、走行異常判定部73は、反射点までの距離が所定時間以上変化していない場合に、自律走行型掃除機がスリップしていると判定してもよい。走行異常判定部73は、例えば、1周分の各反射点の距離情報と、所定時間経過後の1周分の各反射点の距離情報とを比較してもよい。走行異常判定部73は、3以上の異なるタイミングにおける各反射点の距離情報を比較してもよい。例えば、連続する3周分以上の距離情報を比較してもよいし、離散的に抽出した3周分以上の距離情報を比較してもよい。3周分以上の距離を比較する場合、それらのうちの最大値と最小値との差が閾値よりも小さい反射点の数を算出してもよいし、それらの分散又は標準偏差が所定値よりも小さい反射点の数を算出してもよい。また、それらから算出される任意の統計値を基準として、距離の変化の有無を判定してもよい。
自律走行型掃除機が清掃中に、段差や障害物を検知した場合や、同じ場所を通常よりも長時間清掃する場合など、比較的長時間にわたって移動せずに停止する場合がある。制御部40により自律走行型掃除機が静止するように制御されている間は、走行異常判定部73は、スリップしているか否かを判定しなくてもよい。
走行異常判定部73は、自己位置判定部53により判定された自己の位置及び地図情報格納部55に格納された地図に基づいて推測される周囲の状況と、LiDAR6により検知された周囲の状況とを更に比較することにより、自律走行型掃除機の移動状況を判定してもよい。走行異常判定部73は、距離情報取得部71により取得された距離情報と、地図情報格納部55に格納された地図とを照合して、地図における自己の位置を算出し、算出された自己の位置が所定範囲内に所定時間以上停滞している場合に、自律走行型掃除機がスリップしていると判定してもよい。これにより、判定の精度を更に向上させることができる。
回避動作制御部74は、走行異常判定部73により自律走行型掃除機の移動状況に異常があると判定された場合、異常を回避するための動作を制御する。回避動作制御部74は、自律走行型掃除機をいったん後方に移動させてもよいし、その場で旋回させてもよい。また、回避動作制御部74は、既知の任意の技術によって異常を回避してもよい。
図12は、本実施形態に係る自律走行型掃除機の走行状況の異常を判定する方法の手順を示すフローチャートである。距離情報取得部71は、LiDAR6による360°の方向の測定距離を取得して、距離情報格納部72に格納する(S10)。走行異常判定部73は、距離情報格納部72に格納された測定距離を各反射点ごとに比較し、測定距離に変化があるか否かを判定する(S12)。測定距離に変化がある場合は(S12のY)、正常に走行していると判定されるので、制御部40は走行を続ける(S14)。測定距離に変化がない場合は(S12のN)、自律走行型掃除機がスリップしていると判定されるので、回避動作制御部74はスリップを回避するための動作を行う(S16)。
実施形態2の技術によれば、自律走行型掃除機の周囲の状況を検知するためのセンサにより検知される情報を使用して自律走行型掃除機の移動状況の異常を判定することができるので、移動状況の異常を判定するために追加のセンサなどを備える必要がない。したがって、自律走行型掃除機の製造コストを低減することができる。
[実施形態3:センサの角度分解能の可変制御]
実施形態3として、自律走行型掃除機の周囲の状況を検知するためのセンサの分解能を可変に制御する技術について説明する。図13は、実施形態3に係る自律走行型掃除機が備えるLiDAR6の角度分解能について説明するための図である。前述したように、LiDAR6は、一定のサンプリング周波数で距離を検知するが、発光部及び受光部が設けられた回転体の回転速度(走査周波数)を変更することにより、角度分解能を変更することができる。例えば、図13(a)に示した例では、物体80の7点しか反射点として認識することができないが、走査周波数を半分にすると、図13(b)に示すように、角度分解能が2倍になるので、同じ物体80の13点を反射点として認識することができるようになる。
実施形態3として、自律走行型掃除機の周囲の状況を検知するためのセンサの分解能を可変に制御する技術について説明する。図13は、実施形態3に係る自律走行型掃除機が備えるLiDAR6の角度分解能について説明するための図である。前述したように、LiDAR6は、一定のサンプリング周波数で距離を検知するが、発光部及び受光部が設けられた回転体の回転速度(走査周波数)を変更することにより、角度分解能を変更することができる。例えば、図13(a)に示した例では、物体80の7点しか反射点として認識することができないが、走査周波数を半分にすると、図13(b)に示すように、角度分解能が2倍になるので、同じ物体80の13点を反射点として認識することができるようになる。
図14は、実施形態3に係る自律走行型掃除機が備えるLiDAR6の走査周波数と角度分解能及び位置分解能との関係を示す。図14には、サンプリング周波数が4000HzであるLiDAR6を、5〜10回転/秒(Hz)の走査周波数で回転させたときの、角度分解能及び位置分解能を示す。位置分解能は、自律走行型掃除機の走行方向の正面の位置における分解能を示す。位置分解能は、障害物までの距離によって異なるので、LiDAR6から障害物までの距離が3000mm、2000mm、1000mm、600mm、及び300mmである場合の値を示す。走査周波数を下げると、サンプリングする際の角度の間隔が小さくなるので、角度分解能が向上するとともに、位置分解能も向上する。
図15は、実施形態3に係る自律走行型掃除機の制御部40の構成を示す。制御部40は、距離情報取得部81、移動速度取得部82、及び分解能制御部83を備える。図15では、自律走行型掃除機の走行中にLiDAR6の分解能を可変に制御するための構成を示している。制御部40は、自律走行型掃除機による走行、清掃、充電台への帰還、充電台での充電などを制御するための構成も備えるが、図15では省略している。
距離情報取得部81は、LiDAR6により検知された距離情報を取得する。距離情報は、例えば、反射点までの距離、反射点の方向、反射光の強度、検知時刻などの情報を含む。
移動速度取得部82は、自律走行型掃除機の移動速度を取得する。移動速度は、例えば、右駆動輪19及び左駆動輪20の回転速度であってもよいし、各種のセンサなどにより検知された情報から算出された自律走行型掃除機の移動速度であってもよい。
分解能制御部83は、LiDAR6の分解能を制御する。分解能制御部83は、自律走行型掃除機が地図情報格納部55に格納された地図を参照して正常に移動しているときには、LiDAR6の走査周波数をデフォルトの走査周波数(例えば10Hz)に設定する。デフォルトの走査周波数として、SLAM(Simultaneous Localization and Mapping)を実現するために適切な周波数が設定されてもよい。分解能制御部83は、地図に存在しない新たな物体がLiDAR6により検知されたときに、LiDAR6の分解能を変更する。分解能制御部83は、例えば、LiDAR6により検知された物体の形状をより精確に認識するために、LiDAR6の走査周波数を下げて、角度分解能及び位置分解能を高めてもよい。
LiDAR6により、連続する2以上の方向において物体が検知された場合、その物体は2つの方向にまたがる形状を有すると考えられるので、その物体の外形をより精確に認識するために、分解能制御部83は、LiDAR6の走査周波数を下げて、角度分解能及び位置分解能を高めてもよい。
LiDAR6により、自律走行型掃除機の走行方向に物体が検知された場合、その物体との衝突を回避しつつ物体の周囲を清掃するために、その物体の形状を精確に認識する必要がある。したがって、分解能制御部83は、その物体との間の距離が所定値未満となった場合、LiDAR6の走査周波数を下げて、角度分解能及び位置分解能を高めてもよい。分解能制御部83は、その物体との間の距離が近づくにつれて、LiDAR6の走査周波数を段階的に下げて、角度分解能及び位置分解能を高めてもよい。
LiDAR6の走査周波数を下げると、角度分解能及び位置分解能が高くなる一方で、1周分の距離情報を検知するのに要する時間が長くなる。そのため、LiDAR6の走査周波数を下げ過ぎると、自律走行型掃除機の走行中に、周囲の壁や障害物などを迅速に検知することができなくなったり、自己位置判定や地図作成に支障をきたしたりするなどの問題が生じうる。したがって、分解能制御部83は、LiDAR6の走査周波数が所定の下限値(例えば5Hz)を下回らないように制御する。自律走行型掃除機の移動速度が速いときには、より迅速に障害物を検知する必要があるので、移動速度が遅いときよりも下限値を大きくしてもよい。
分解能制御部83は、LiDAR6により検知された物体との間の距離、物体の形状、移動速度などに応じて必要な分解能を決定し、図14に示したテーブルを参照して、決定した分解能を実現するための走査周波数を決定する。分解能制御部83は、LiDAR6の回転体の回転速度を、決定した走査周波数を実現するための回転速度に変更する。
図16は、実施形態3に係るLiDAR6の分解能を制御する方法の手順を示すフローチャートである。分解能制御部83は、デフォルトの走査周波数でLiDAR6を走査させて、自律走行型掃除機を走行させる(S20)。LiDAR6により連続する2以上の方向において障害物が検出されるまでは、制御部40は走行を継続する(S22のN)。LiDAR6により連続する2以上の方向において障害物が検出されると(S22のY)、分解能制御部83は、既に最小走査周波数に到達しているか否かを確認し(S24)、到達していなければ(S24のN)、LiDAR6の走査周波数を、LiDAR6により検知された障害物までの距離に対応する走査周波数に下げる(S26)。既に最小走査周波数に到達していれば(S24のY)、S26をスキップし、分解能制御部83は走査周波数を下げない。制御部40は走行を継続し(S28)、障害物に到達すると(S30のY)、各種のセンサなどから取得されるデータに基づき、障害物の周囲を清掃する(S32)。障害物に到達するまでは(S30のN)、S24に戻り、障害物までの距離に応じて走査周波数を下げながら走行を継続する。障害物の周囲の清掃が終了すると、分解能制御部83は、LiDAR6の走査周波数をデフォルトの走査周波数に戻す。
LiDAR6の回転体の回転速度をより細かく制御することが可能である場合は、分解能制御部83は、物体が検出された方向においては回転速度を遅くし、物体が検出されていない方向においては回転速度をデフォルトの回転速度のまま維持してもよい。これにより、SLAMに適した走査周波数を維持しつつ、障害物の形状を精確に認識することができる。
以上、本開示を、実施例をもとに説明した。これらの実施例は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本開示の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本実施形態の技術は、自律走行型掃除機以外にも、自動運転車、無人航空機、自走式ロボットなど、自走可能な各種の移動体に適用可能である。また、上記の実施形態1〜3の技術のうちの2以上を任意に組み合わせて適用可能である。
1 筐体、2 上ボデー、3 下ボデー、4 バンパ、5 カバー、6 LIDAR、7 排気口、8 サイドブラシ、9 後輪、10 超音波センサ、11 左上センサ、12 右上センサ、13 左下センサ、14 右下センサ、15 斜面、16 凹部、17 窓部、18 バッテリー、19 右駆動輪、20 左駆動輪、21 車輪支持部材、22 吸込口、23 メインブラシ、24 段差センサ、40 制御部、41 通信部、42 記憶部、43 吸引モータ、44 右駆動部、45 左駆動部、46 バンパセンサ、50 地図作製部、51 距離算出部、52 障害物形状検知部、53 自己位置判定部、54 地図情報作成部、55 地図情報格納部、60 充電台、61 反射面、62 低反射領域、63 高反射領域、64 充電端子、71 距離情報取得部、72 距離情報格納部、73 走行異常判定部、74 回避動作制御部、80 物体、81 距離情報取得部、82 移動速度取得部、83 分解能制御部。
Claims (6)
- 自走式移動体を保持するための保持装置であって、
自走式移動体のセンサから発せられる光を反射する反射面を備え、
前記反射面は、前記反射面の中央付近の領域においても、前記反射面の中央から離れた領域においても、前記センサから発せられた光を前記センサが受光可能な方向に反射するように構成される保持装置。 - 前記反射面の中央から離れた領域が内側に面するように設けられる請求項1に記載の保持装置。
- 前記反射面は、前記センサから発せられる光の反射率又は反射方向の異なる複数の領域を含む請求項1又は2に記載の保持装置。
- 前記複数の領域は、入射光を鏡面反射する第1の領域と、入射光を再帰反射する第2の領域とを含む請求項3に記載の保持装置。
- 前記第1の領域が前記反射面の中央から離れた領域に設けられる場合に、その第1の領域が内側に面するように設けられる請求項4に記載の保持装置。
- 前記反射面は、前記自走式移動体が前記保持装置に保持されたときの前記センサの位置の近傍を中心とする円弧に沿った形状を有する請求項1から5のいずれかに記載の保持装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020006876A JP2021112408A (ja) | 2020-01-20 | 2020-01-20 | 保持装置 |
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Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR102580181B1 (ko) * | 2022-10-18 | 2023-09-18 | 목포해양대학교 산학협력단 | 3d 시각화 정보 생성 장치 |
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-
2020
- 2020-01-20 JP JP2020006876A patent/JP2021112408A/ja active Pending
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KR102580181B1 (ko) * | 2022-10-18 | 2023-09-18 | 목포해양대학교 산학협력단 | 3d 시각화 정보 생성 장치 |
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