JP2021109382A - 画像形成装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

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勇一 近藤
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Abstract

【課題】ユーザが印刷されていないことに気付くことを目的とする。【解決手段】投入ジョブの印刷実行枚数が上限値を超える場合は、投入ジョブの印刷を実行せず、印刷実行枚数が上限値を超えない場合は投入ジョブの印刷を実行する。【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
従来の画像形成装置には、部門別ID管理による上限管理を備え、部門毎に予め印刷可能な上限枚数を設定しておき、上限に達したら印刷を抑制することが可能になっている(特許文献1)。
特開2008−236793号公報
従来の画像形成装置では、投入したジョブが実行中に上限到達になると、途中でジョブが終了する。そのため、ユーザは、途中でジョブが終了したことに気付かず全て印刷がされたものと思い印刷されたものを持って行ってしまう課題がある。
また、ジョブの割り込み印刷において、後から投入したジョブが実行中に上限到達になると、後から投入したジョブ共に中断したジョブも上限到達によりジョブ終了となってしまう課題がある。
本発明は、投入ジョブの印刷実行枚数が上限値を超える場合は、投入ジョブの印刷を実行せず、前記印刷実行枚数が上限値を超えない場合は投入ジョブの印刷を実行する制御手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザが印刷されていないことに気付くことができる。
MFPのハードウェア構成の一例を示す図である。 MFPのソフトウェア構成の一例を示す図である。 MFPの操作部の画面の一例を示す図である。 MFPの部門別ID管理の設定フローを示す図である。 MFPの投入ジョブの受付処理の一例を示すフローチャートである。 MFPの印刷処理の一例を示すフローチャートである。 変形例1におけるMFPのジョブ割り込みの優先度を示す図である。 変形例1におけるMFPのジョブの割り込み処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
<実施形態1>
図1は、MFP10のハードウェア構成の一例を示す図である。
図1に示すように、MFP10は、CPU101、ROM102、RAM103、表示コントローラ104、表示部105、操作コントローラ106、操作部107を備える。また、MFP10は、eMMCホストコントローラ108、eMMC109、読取コントローラ110、読取部111、記録コントローラ112、記録部113を備える。さらに、MFP10は、USBホストコントローラ114、MODEM115、網制御ユニット(NCU)116、ネットワークインタフェースカード(NIC)117を備えている。
CPU101は、システムバス118に接続される各デバイスを総括的に制御する。
CPU101は、電源が供給されると、ROM102に記憶されたブートプログラムを実行する。通常、ブートプログラムは、ストレージに保存されているメインプログラムをRAM103にロードして、ロードされたメインプログラムの先頭にジャンプする。RAM103は、メインプログラムのロード場所としてだけでなく、メインプログラムのワークエリア等として機能する。
表示コントローラ104は、表示部105に対する描画を制御する。表示部105は、WVGAサイズのフルビットマップLCDである。一方、操作コントローラ106は、MFP10に装備された操作部107からの入力を制御する。操作部107は、表示部105に重畳されたタッチパネルからなる。
読取部111は、原稿の読み取りを行う。読取部111には、オプションとしてオートドキュメントフィーダ(不図示)が装着されており、複数枚の原稿を自動的に読み取ることができる。読取部111は読取コントローラ110に接続されており、CPU101は
読取コントローラ110を介して読取部111とやり取りする。
また、記録部113は、電子写真方式で記録紙に画像形成を行う。記録部113は、記録コントローラ112に接続されている。CPU101は、記録コントローラ112を介して記録部113とやり取りする。
USBホストコントローラ114は、USBのプロトコル制御を受け持ち、USBメモリ(不図示)等、USBデバイスに対するアクセスを仲介する。
MODEM115は、ファクシミリ通信に必要な信号の変調・復調を行う。また、MODEM115は、NCU116に接続されている。MODEM115で変調された信号は、NCU116を介して公衆回線網(PSTN)へ送出される。
NIC117は、LANを介して、メール、ファイルのサーバ等と双方向にデータのやり取りを行う。
本実施形態のMFP10は、ストレージとしてeMMC109を備える例を示す。CPU101は、eMMCホストコントローラ108を介してeMMC109にアクセスする。
図2は、MFP10のソフトウェア構成の一例を示す図である。
図2において実線で示した各部は、CPU101が前述したブートプログラムでRAM103にロードされたメインプログラムを実行することにより実現されるソフトウェアモジュールである。
メインプログラムは、OS(Operating System)によって後述するそれぞれのモジュールの実行が管理・制御されている。OS部201には、Device Driver208が組み合わされている。Device Driver208は、表示コントローラ104、操作コントローラ106、読取コントローラ110等のハードウェアデバイスとのやり取りを仲介する。
UI(User Interface)202は、表示部105及び操作部107を介して各種情報をユーザに提供するとともに、ユーザからの各種指示を受け付ける。
Job Controller203は、コピー、プリント、ファックス等のジョブを受け付け、受け付けたジョブの実行を制御する。
Storage部206は、例えばファクシミリ送受信する画像及びユーザ設定等のデータを、物理的にeMMC109へ格納して管理するソフトウェアモジュールである。
例えば、本実施形態のMFP10において、Job Controller203がファックスジョブを受け付ける。するとScan部207は、そのジョブ要求を受けて読取部111を制御して原稿をスキャンする。そして、Scan部207は、スキャンされたファクシミリ画像データをStorage部206へ格納する。Storage部206に格納されたファクシミリ画像データはFax部204によって読み出され、MODEM115、NCU116を介して相手先にファクシミリ送信される。又はMODEM115、NCU116を介して相手先からファクシミリ受信した画像データは、Fax部204によって取り込まれ、Storage部206へ格納される。
本実施形態のMFP10では、VM(Virtual Machine)/FW(Framework)209を備える。拡張アプリケーション210は、スクリプト言語で記述された任意のプログラム等から構成される。例えば、バイトコードを解釈して実行するインタープリタであるJava(登録商標)、Lua等の言語系を用いてもよい。VM/FW209は、スクリプト言語、又は所定の高級言語で記述された任意のプログラムを拡張アプリケーション210へインストールする、又は、拡張アプリケーション210からアンインストールする役割を受け持つ。また、VM/FW209は、拡張アプリケーション210にインストールされた任意のプログラムで実現される機能と既存機能との調停等も受け持つ。そして、VM/FW209は、記述されているスクリプト言語を解釈して実行する。また、VM/FW209は、拡張アプリケーション210にインストールされた任意のプログラムに関連のあるイベント発生時に拡張アプリケーション210に対してメッセージを送信する。イベントとは例えばUI202で検知されたキー入力、VM/FW209が管理するタイマーの満了等である。VM/FW209は、拡張アプリケーション210に送信したメッセージの応答がない場合等、拡張アプリケーション210にインストールされた任意のプログラムの異常を検知した場合、このプログラムを強制終了する。
例えばネイティブアプリケーションであるコピー機能を操作部107のスタートキー選択で実行する際は、操作部107から入力されたスタートキー選択の操作情報が操作コントローラ106を経由してDevice Driver208に通知される。Device Driver208は、UI Device Controller211に操作情報を通知する。すると、UI Device Controller211は、ネイティブアプリケーション実行時であることからUI202に操作情報を通知する。UI202は、スタートキー選択であることを認識すると、コピー機能のスタートキー選択であると判定してJob Controller203にコピー開始を通知してコピーを実行させる。また拡張アプリケーションが起動している場合は、UI Device Controller211は、操作情報をVM/FW209に通知する。例えば、拡張アプリケーションであるIDカードスキャンを操作部107のスタートキー選択で実行する際は、操作部107から入力されたスタートキー選択の操作情報が操作コントローラ106を経由してDevice Driver208に通知される。Device Driver208は、UI Device Controller211に操作情報を通知する。すると、UI Device Controller211は、拡張アプリケーション実行時であることからVM/FW209に操作情報を通知する。VM/FW209は、スタートキー選択であることを認識すると、拡張アプリケーション210であるIDカードコピーにスタートキー選択を通知する。拡張アプリケーション210であるIDカードコピーは、スタートキー選択であると判定してVM/FW209経由でJob Controller203にIDカードコピー開始を通知してIDカードコピーを実行する。
これらによって、本実施形態のMFP10は、機能の着脱性を維持しつつ、ログインアプリケーションやスライドショーといった任意の機能を容易に実現することができる。
UI Device Controller211は、UI202及び拡張アプリケーション210による表示部105への各種情報の出力、操作部107によるユーザ操作のUI202及び拡張アプリケーション210への伝達を仲介する。
図3は、MFP10の操作部107の画面の一例を示す図である。
画面301には各アプリケーションを示すボタン302が表示されている。ユーザは、ボタンを選択することにより各ボタンに対応するアプリケーションの起動、予めボタンに登録された処理の実行を指示する。画面301には決まった数のボタンが一覧表示され、図中のオブジェクト303及びオブジェクト304を選択することにより異なるボタン一覧の表示画面に遷移する。
また、ユーザは、図3中、ボタン305、ボタン306を選択することにより、デバイスのカウンターを確認する画面、デバイスの状況を確認する画面への遷移を指示することができる。
図4は、MFP10の部門別ID管理の設定フローを示す図である。
MFP10の設定を行うための設定画面を起動するメニューボタン302が選択されると、MFP10の操作部107の画面にメニュー一覧画面が表示される。ここで、このメニュー一覧にはMFP10の環境に係る設定、調整を行うための設定等、設定内容毎に分類された設定項目が表示される。
画面401は、MFP10の操作部107に表示され、MFP10の部門別ID管理を行うための設定画面である。部門別ID管理を使用する場合は、ONが選択され、使用しない場合は、OFFが選択される。そして、設定ボタンが選択されると、部門別ID管理を使用の設定値がeMMC109に格納される。登録/編集ボタンが選択されると、画面402の部門の登録/編集画面が表示される。カウント管理ボタンが選択されると、画面408の部門のカウント管理画面が表示される。
画面402は、MFP10の操作部107に表示され、部門の登録/編集/削除を行うための設定画面である。新たな部門を登録する場合は、登録ボタンが選択される。登録ボタンが選択されると画面403の部門の登録画面が表示される。登録されている部門情報の確認、又は編集する場合は、該当の部門が選択され、詳細/編集ボタンが選択される。詳細/編集ボタンが選択されると画面406に選択された部門の情報画面が表示される。登録されている部門を削除する場合は、削除ボタンが選択される。
画面403は、MFP10の操作部107に表示され、新たな部門を登録するための設定画面である。新たな部門IDと暗証番号が入力され、設定ボタンが選択されると、新たな部門IDと暗証番号がeMMC109に格納される。登録した部門IDに対して、ファンクション制限を行う場合は、ファンクション制限ボタンが選択される。ファンクション制限ボタンが選択されると、画面404のファンクション制限の設定画面が表示される。
画面404は、MFP10の操作部107に表示され、部門毎にファンクション制限を設定するための設定画面である。
トータルプリントを制限する場合は、ONが選択され、制限面数が設定される。制限面数メニューが選択されると、画面405の制限面数の設定画面が表示される。トータルプリントを制限しない場合は、OFFが選択される。
カラートータルプリントを制限する場合は、ONが選択され、制限面数が設定される。制限面数メニューが選択されると、画面405の制限面数の設定画面が表示される。カラートータルプリントを制限しない場合は、OFFが選択される。白黒トータルプリントを制限する場合は、ONが選択され、制限面数が設定される。制限面数メニューが選択されると、画面405の制限面数の設定画面が表示される。白黒トータルプリントを制限しない場合は、OFFが選択される。
そして、設定ボタンが選択されると、ファンクション制限の設定がeMMC109に格納される。
画面405は、MFP10の操作部107に表示され、制限面数を設定するための設定画面である。制限面数を入力後、設定ボタンが選択されると、制限面数の設定値がeMMC109に格納される。
画面406は、MFP10の操作部107に表示され、選択された部門の情報画面が表示される。この部門の情報画面には、選択された部門で印刷された印刷枚数の実績を示すカウント値が表示される。選択された部門の暗証番号を変更する場合は、暗証番号の変更ボタンが選択される。暗証番号の変更ボタンが選択されると画面407の暗証番号の設定画面が表示される。選択された部門のファンクション制限の情報を変更する場合は、ファンクション制限ボタンが選択される。ファンクション制限ボタンが選択されると画面404のファンクション制限の設定画面が表示される。
画面407は、MFP10の操作部107に表示され、暗証番号の設定画面である。新たな暗証番号を入力し、設定ボタンが選択されると、新たな暗証番号がeMMC109に格納される。
画面408は、MFP10の操作部107に表示され、部門のカウント管理画面である。
このカウント管理画面には、登録されている部門が表示される。該当の部門が選択されると画面409に選択された部門のカウント情報が表示される。ここで、オールクリアボタンが選択されると登録されている部門のカウント値を全て0にすることができる。
画面409は、MFP10の操作部107に表示され、選択された部門のカウント情報画面が表示される。この部門の情報画面には、選択された部門で印刷された印刷枚数の実績を示すカウント値が表示される。ここで、カウンタクリアボタンを選択すると選択された部門のカウント値を0にすることができる。
図5は、MFP10の投入ジョブの受付処理の一例を示すフローチャートである。図5の処理は、情報処理の一例である。
本処理は、MFP10において、ジョブの投入操作が行われると開始される。
まず、S501において、CPU101は、投入ジョブがコピーか否かを判定する。コピーの場合は、CPU101は、S510に進む。コピーでない場合は、CPU101は、S502に進む。
S502において、CPU101は、投入ジョブがUSBメモリの保存されているファイルを印刷するメディアプリントか否かを判定する。メディアプリントの場合は、CPU101は、S506に進む。メディアプリントでない場合は、CPU101は、S503に進む。
S503において、CPU101は、投入ジョブがPDLプリントか否かを判定する。PDLプリントの場合は、CPU101は、S506に進む。PDLプリントでない場合は、CPU101は、S504に進む。
S504において、CPU101は、投入ジョブがメニュー一覧にあるレポート項目からユーザ操作によって出力する手動レポートか否かを判定する。手動レポートの場合は、CPU101は、S506に進む。手動レポートでない場合は、FAX/I-FAX受信プリント、又は、送受信結果を自動で出力する自動レポートであると判定し、CPU101は、S505に進む。
S505において、CPU101は、投入ジョブの印刷実行許可を行い、本処理を終了する。
S506において、CPU101は、部門別ID管理のプリント制限が有効になっているか否かを判定する。プリント制限が有効である場合は、CPU101は、S507に進む。プリント制限が無効である場合は、CPU101は、S505に進む。
S507において、CPU101は、投入ジョブの印刷実行枚数を算出する。S507の処理は、印刷実行枚数を決定する処理の一例である。
S510において、CPU101は、自動原稿送り装置(以下、ADFと記載する)に原稿が有るか否かを判定する。ADFに原稿が有る場合は、CPU101は、ADFからのコピーと判定してS514に進む。ADFに原稿がない場合は、CPU101は、原稿台からコピーと判定してS511に進む。
S511において、CPU101は、原稿台に置かれた原稿を1ページ読取る。そして、CPU101は、S512に進む。
S512において、CPU101は、次の原稿の読取りボタンが選択されたか否かを判定する。次の原稿の読取りボタンが選択された場合は、CPU101は、S511に戻る。次の原稿の読取りボタンが選択されていない場合は、CPU101は、S513に進む。
S513において、CPU101は、印刷開始ボタンが選択されたか否かを判定する。印刷開始ボボタンが選択された場合は、CPU101は、S506に進む。印刷開始ボタンが選択されていない場合は、CPU101は、S512戻る。
S514において、CPU101は、ADFに置かれた原稿を1ページ読取る。そして、CPU101は、S515に進む。
S515において、CPU101は、ページ集約モードによるコピーか否かを判定する。ページ集約モードの場合は、CPU101は、S516に進む。ページ集約モードではない場合は、CPU101は、S517に進む。
S516において、CPU101は、印刷1ページ分の原稿画像の読取りが終了した否かを判定する。例えば、ページ集約モードが2in1の場合は原稿2枚の読取りが必要である。また、ページ集約モードが4in1の場合は、原稿4枚の読取りが必要である。そして、印刷1ページ分の原稿画像の読取りが終了した場合は、CPU101は、S517に進む。印刷1ページ分の原稿画像の読取りが終了していない場合は、CPU101は、S519に進む。
S517において、CPU101は、部門別ID管理のプリント制限が有効になっているか否かを判定する。プリント制限が有効である場合は、CPU101は、S519に進む。プリント制限が無効である場合は、CPU101は、S518に進む。
S518において、CPU101は、印刷用紙の先行給紙を行って印刷時間を早くするために、印刷1ページ実行許可を行う。そして、CPU101は、S519に進む。
S519において、CPU101は、次の原稿があるかを判定する。次の原稿が有る場合は、CPU101は、S514に戻る。次の原稿がない場合は、CPU101は、読取り処理終了と判定して、S520に進む。
S520において、CPU101は、部門別ID管理のプリント制限が有効になっているか否かを判定する。プリント制限が有効である場合は、CPU101は、S507に進む。プリント制限が無効である場合は、CPU101は、本処理を終了する。
図6は、MFP10の印刷処理の一例を示すフローチャートである。
本処理は、MFP10において、ジョブを受け付けると開始される。
まず、S601において、CPU101は、部門別ID管理の使用がONか否かを判定する。部門別ID管理の使用がONである場合は、CPU101は、S601に進む。部門別ID管理の使用がOFFである場合は、CPU101は、S612に進む。
S602において、CPU101は、投入された印刷ジョブ情報の部門IDが予めMFP10に登録されている部門と一致するか否かの判定を行う。部門IDが一致すれば、CPU101は、S603に進む。部門IDが一致しなければ、CPU101は、S612に進む。
S603において、CPU101は、プリント制限が許可されているか否かを判定する。許可されていれば、CPU101は、S604に進む。許可されていなければ、CPU101は、S607に進む。
S604において、CPU101は、一致した部門IDの制限面数を取得する。そして、CPU101は、S605に進む。
S605において、CPU101は、一致した部門IDのカウンター値を取得する。そして、CPU101は、S606に進む。
S606において、CPU101は、一致した部門IDのカウンター値が制限面数の上限に到達しているか否かを判定する。上限に到達している場合は、CPU101は、S610に進む。上限に到達していない場合は、CPU101は、S507に進む。
S607において、CPU101は、1ページ印刷を行う。1ページ印刷が終了すると、CPU101は、S608に進む。
S608において、CPU101は、部門カウンターのインクリメントを行う。そして、CPU101は、S609に進む。
S609において、CPU101は、次に印刷するページがあるか否かを判定する。次に印刷するページが有れば、CPU101は、S603に戻る。次に印刷するページが無ければ、CPU101は、印刷処理を終了する。
S610において、CPU101は、印刷中止を行う。そして、CPU101は、S611に進む。
S611において、CPU101は、上限到達によるアラート画面の表示を行う。そして、CPU101は、印刷処理を終了する。
S612において、CPU101は、1ページ印刷を行う。1ページ印刷が終了すると、CPU101は、S613に進む。
S613において、CPU101は、次に印刷するページがあるか否かを判定する。次に印刷するページが有れば、CPU101は、S612に戻る。次に印刷するページが無ければ、CPU101は、印刷処理を終了する。
本実施形態の構成によれば、投入ジョブ受付後、投入ジョブの印刷実行枚数を算出し、上限値を超えるか否かを確認する。この上限確認によって、上限を超える場合は、投入ジョブの印刷を実行せず、上限値を超えない場合は投入ジョブの印刷を実行することが可能となる。
(変形例1)
図7は、変形例1におけるMFP10のジョブ割り込みの優先度を示す図である。
ジョブ割り込みとは、印刷実行中に実行中のジョブより「高い」優先度のプリントジョブが投入された場合、実行中の印刷を中断し、後から投入したジョブを実行する。そして、後から投入したジョブが終了したら中断したジョブを再開するものである。
本変形例におけるジョブ割り込みの優先度は、コピージョブが1で優先度が一番高く、
次に、メディアプリントとPDLプリントが2、そして、受信プリント(FAX/I−FAX)/レポートが3の順である。
図8は、変形例1におけるMFP10のジョブの割り込み処理を示すフローチャートである。図8の処理は、情報処理の一例である。
本処理は、MFP10において、新たなジョブ投入がある場合に開始する。
まず、S801において、CPU101は、実行中のジョブがあるか否かを判定する。実行中のジョブがある場合は、CPU101は、S802に進む。実行中のジョブがない場合は、CPU101は、S814に進む。S814において、CPU101は、投入ジョブを実行する。そして、CPU101は、本処理を終了する。
S802において、CPU101は、投入ジョブの方が実行中のジョブより優先度が高いか否かを判定する(図7参照)。投入ジョブの方が実行中のジョブより優先度が高い場合は、CPU101は、S803に進む。投入ジョブの方が実行中のジョブより優先度が高くない場合は、CPU101は、S813に進む。S813において、CPU101は、実行中のジョブを継続(投入ジョブの割り込みなし)する。そして、CPU101は、本処理を終了する。
S803において、CPU101は、部門別ID管理のプリント制限が有効になっているか否かを判定する。プリント制限が有効である場合は、CPU101は、S804に進む。プリント制限が無効である場合は、CPU101は、S808に進む。
S804において、CPU101は、現在、実行中のジョブの残りの印刷実行枚数を算出する。そして、CPU101は、S805に進む。
S805において、CPU101は、投入ジョブの印刷実行枚数を算出する。そして、CPU101は、S806に進む。S805の処理は、実行中のジョブの残りの印刷実行枚数と投入ジョブの印刷実行枚数とに基づき印刷実行枚数を決定する処理の一例である。
S806において、CPU101は、実行中のジョブと投入ジョブのジョブ情報にある部門IDの制限面数とカウント値を取得するする。そして、CPU101は、S807に進む。
S807において、CPU101は、投入ジョブで上限到達か否かを判定する。例えば、実行中のジョブと投入ジョブのジョブ情報にある部門IDが同じ場合、部門IDのカウンター値と実行中のジョブの残りの印刷実行枚数、投入ジョブの印刷実行枚数の合計値が部門IDの制限面数を超えた場合、CPU101は、投入ジョブで上限到達と判定する。投入ジョブで上限到達の場合、CPU101は、S813に進む。投入ジョブで上限到達しない場合、CPU101は、S808に進む。
S808において、CPU101は、実行中のジョブがソートモード中か否かを判定する。ソートモード中の場合は、CPU101は、S809に進む。ソートモード中でない場合は、CPU101は、S810に進む。
S809において、CPU101は、ソートモードで印刷状況が同一部の途中か否かを判定する。同一部の途中である場合は、CPU101は、同一部の印刷が終了するまで待つ。そして、同一部の途中ではなくなると、CPU101は、S810に進む。
S810において、CPU101は、実行中のジョブを中断する。そして、CPU101は、S811に進む。
S811において、CPU101は、投入ジョブの割り込み印刷を行う。そして、投入ジョブの印刷が終了すると、CPU101は、S812に進む。
S812において、CPU101は、中断したジョブの印刷を再開する。そして、CPU101は、印刷が終了すると本処理を終了する。
変形例1の構成によれば、ジョブ実行中に、後から投入された投入ジョブ受付後、実行中ジョブの残りの印刷実行枚数と投入ジョブの印刷実行枚数を算出し、加算した印刷実行枚数が上限値を超えるか否かを確認する。この上限確認によって、上限を超える場合は、投入ジョブの割り込み印刷は行わず実行中ジョブの印刷を継続する。上限値を超えない場合は、実行中のジョブを中断し、投入ジョブの割り込み印刷を実行することが可能となる。
<その他の実施形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明の実施形態の一例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではない。
以上、上述した各実施形態によれば、投入ジョブが印刷中に上限に達する場合には、投入ジョブの印刷を行わないようにすることによって、ユーザが印刷されていないことに気付くことが可能となる。
10 MFP
101 CPU
113 記録部

Claims (11)

  1. 投入ジョブの印刷実行枚数が上限値を超える場合は、投入ジョブの印刷を実行せず、前記印刷実行枚数が上限値を超えない場合は投入ジョブの印刷を実行する制御手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記印刷実行枚数が上限値を超えるか否かを判定する判定手段を有し、
    前記判定手段によって前記印刷実行枚数が上限値を超えると判定された場合は、前記制御手段は、投入ジョブの印刷を実行せず、
    前記判定手段によって前記印刷実行枚数が上限値を超えないと判定された場合は、前記制御手段は、投入ジョブの印刷を実行することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記印刷実行枚数を決定する決定手段を有し、
    前記判定手段は、前記決定手段によって決定された前記印刷実行枚数が上限値を超えるか否かを判定することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記決定手段は、投入ジョブの受け付け後、前記投入ジョブの印刷実行枚数を決定する請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 実行中のジョブの残りの印刷実行枚数と投入ジョブの印刷実行枚数とに基づき決定される印刷実行枚数が上限値を超える場合は、投入ジョブの割り込み印刷は行わず実行中のジョブの印刷を継続し、前記印刷実行枚数が上限値を超えない場合は、実行中のジョブを中断し、投入ジョブの割り込み印刷を実行する制御手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  6. 実行中のジョブの残りの印刷実行枚数と投入ジョブの印刷実行枚数とに基づき決定される印刷実行枚数が上限値を超えるか否かを判定する判定手段を有し、
    前記判定手段によって前記印刷実行枚数が上限値を超えると判定された場合は、前記制御手段は、投入ジョブの割り込み印刷は行わず実行中のジョブの印刷を継続し、
    前記判定手段によって前記印刷実行枚数が上限値を超えないと判定された場合は、前記制御手段は、実行中のジョブを中断し、投入ジョブの割り込み印刷を実行することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 実行中のジョブの残りの印刷実行枚数と投入ジョブの印刷実行枚数とに基づき印刷実行枚数を決定する決定手段を有し、
    前記判定手段は、前記決定手段によって決定された前記印刷実行枚数が上限値を超えるか否かを判定することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記決定手段は、ジョブ実行中に、後から投入された投入ジョブ受付後、実行中のジョブの残りの印刷実行枚数と投入ジョブの印刷実行枚数とに基づき印刷実行枚数を決定する請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 画像形成装置が実行する情報処理方法であって、
    投入ジョブの印刷実行枚数が上限値を超える場合は、投入ジョブの印刷を実行せず、前記印刷実行枚数が上限値を超えない場合は投入ジョブの印刷を実行することを特徴とする情報処理方法。
  10. 画像形成装置が実行する情報処理方法であって、
    実行中のジョブの残りの印刷実行枚数と投入ジョブの印刷実行枚数とに基づき決定される印刷実行枚数が上限値を超える場合は、投入ジョブの割り込み印刷は行わず実行中のジョブの印刷を継続し、前記印刷実行枚数が上限値を超えない場合は、実行中のジョブを中断し、投入ジョブの割り込み印刷を実行することを特徴とする情報処理方法。
  11. コンピュータを、請求項1乃至8の何れか1項に記載の画像形成装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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