JP2021108151A - コネクションラベリングを使用するクラウドベースのマルチテナント環境に対するサポート - Google Patents
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Abstract
Description
本特許文献の開示の一部には、著作権保護の対象となるものが含まれている。著作権者は、この特許文献または特許開示の何者かによる複製が、特許商標庁の特許ファイルまたは記録にある限り、それに対して異議を唱えないが、そうでなければ、いかなる場合もすべての著作権を留保する。
本願は、2013年4月26日に出願され「SYSTEM AND METHOD FOR CONNECTION LABELING FOR USE WITH CONNECTION POOLS(コネクションプールに対して使用されるコネクシ
ョンラベリングのためのシステムおよび方法)」と題された米国仮特許出願第61/816,610号(代理人整理番号ORACL−05448US0)、2013年6月6日に出願され「SYSTEM AND METHOD FOR CONNECTION LABELING FOR USE WITH CONNECTION POOLS」と題された米国特許出願第13/912,086号(代理人整理番号ORACL−0
5448US1)、2013年4月26日に出願され「SUPPORT FOR CLOUD-BASED MULTI-TENANT ENVIRONMENTS USING CONNECTION LABELING(コネクションラベリングを使用する
クラウドベースのマルチテナント環境に対するサポート)」と題された米国仮特許出願第61/816,623号(代理人整理番号ORACL−05449US0)、および、2013年6月6日に出願され「SUPPORT FOR CLOUD-BASED MULTI-TENANT ENVIRONMENTS USING CONNECTION LABELING」と題された米国特許出願第13/912,098号(代理人
整理番号ORACL−05449US1)に基づく優先権の利益を主張し、上記出願各々を本明細書に引用により援用する。
本発明の実施形態は、概してコネクションプールに関し、具体的には、コネクションラベリングを使用するクラウドベースのマルチテナント環境に対するサポートを含む、コネクションプールに対して使用されるコネクションラベリングのためのシステムおよび方法に関する。
一般的に説明すると、コネクションプールは、データベースコネクションオブジェクトのキャッシュである。コネクションオブジェクトは、ソフトウェアアプリケーションがデータベースに接続するために使用することができる物理的なデータベースコネクションを意味する。実行時において、アプリケーションはプールにコネクションを要求することができる。この要求を満たすことができるコネクションがプールに含まれている場合、プールはそのコネクションをアプリケーションに返す。コネクションが見つからない場合は、新たなコネクションを作成してアプリケーションに返すことができる。アプリケーションは、このコネクションを用いてデータベースにアクセスし作業を実行してからコネクションをプールに返す。そうすればこのコネクションは後のコネクション要求に対して使用できるようになる。
ェクトを再利用できるようにし、オブジェクトを作成しなければならない回数を減らす。
クラウド環境等のマルチテナント環境またはFusion Applicationsのマルチテナント環
境に関しては、コネクションのタイプは非常に複雑である場合がある。なぜなら、複数のテナントに対応する必要があるとともに、たとえば異なるテナントからデータベースへのそれぞれのアクセス間のセキュリティを管理する必要があるからである。こういった複雑なコネクションは、高コストコネクションとみなされる。高コストコネクションを扱う手法は、システムパフォーマンス、および/またはクラウド環境内で機能するアプリケーションのパフォーマンスの改善に役立ち得る。
ある実施形態に従い、コネクションプールを含むシステムについて説明する。このシステムは、高コストコネクションを識別し、コネクションの総数が特定のしきい値未満の場合はこれら高コストコネクションを使用して要求を満たすことのないようにすることができる。ある実施形態に従うと、このシステムは、コネクションプールを介してデータベースにアクセスできるようにするクラウドベースのまたはマルチテナントクラウド環境に対して使用することができる、または、この環境に対するサポートを提供することができる。
図1は、ある実施形態に従う、コネクションプールに対して使用されるコネクションラベリングのためのシステムを示す。図1に示されるように、Fusion Applications環境等
のアプリケーションサーバ/データベース環境100は、データベース102に対するアクセスを含むまたは提供することができる。図1にさらに示されるように、このシステムはまた、現在使用中のコネクション108およびアイドル状態のコネクション110を含むコネクションプール106におけるオブジェクトの作成および使用を制御する105。
ことができる。特定のラベルを特定のコネクション状態に関連付けることにより、アプリケーションは、既に初期化されているコネクションをプールから取出すことができるとともに再初期化の時間とコストを避けることができる。コネクションラベリングによってユーザ定義のキーまたは値が意味付けされることはなく、ユーザ定義のキーおよび値の意味は、アプリケーションによってのみ定義される。
(赤)要求132を行なえばよい。これに応じて、コネクションプールロジックは、ここではX134(赤)として示される新たな(赤)コネクションを作成するか、または、既存のアイドルコネクションを、(青または緑)から、ここではE135(赤)として示される(赤)に転用する。
できる。構成情報は、このアプリケーションに関して、コネクションの転用に関連するコスト、ならびに、高コストコネクションおよびしきい値等のその他の構成情報を規定している。
Threshold: 10 //しきい値:10
getConnection(Red)
IF perfect match (Red) //完全一致(赤)?
THEN return it //そうであれば、これを返す
ELSE find cheapest connection
//そうでなければ、最もコストの低いコネクションを見つけ出す
IF cheapest connection’s cost < High-Cost
//最もコストの低いコネクションのコスト<高コスト?
THEN repurpose this connection //そうであれば、このコネクションを転用
ELSE IF sum connections < Threshold
//そうでなければ、コネクションの総数<しきい値?
THEN create new connection and apply label
//そうであれば、新たなコネクションを作成しラベルを付与
ELSE sum conn ≧ Threshold THEN repurpose cheapest connection
//そうでなければ、コネクションの総数≧しきい値であれば、
//最もコストの低いコネクションを転用
上記例を用いた場合、ある実施形態に従うと、特定のアプリケーションは、高コストを70、しきい値を10と定義してもよい。
ベリングのプロセスを示すフローチャートである。図5に示されるように、ある実施形態に従うと、ステップ152において、システムは、データベースへのコネクションの要求(たとえばgetConnection(赤))を受ける。
ある実施形態に従うと、コネクションプールに対して使用されるコネクションラベリングのためのシステムおよび方法は、コネクションラベリングを使用するクラウドベースのマルチテナント環境に対するサポートを含み得る。ある実施形態に従うと、このタイプの環境は「サービスとしてのアプリケーション」(Application as a Service)(AaaS)環境とみなすことができる。
境100を含み得る。環境100は、クラウドベース環境170内の複数のテナントまたはテナントアプリケーション172、174、176が使用する、データベース102に対するアクセスを含むまたは提供する。図6にさらに示されるように、このシステムはまた、コネクションプール106におけるオブジェクトの作成を制御するコネクションプールロジック104を含む。
ルを有するコネクションを要求することができる。特定のラベルを特定のコネクション状態に関連付けることにより、アプリケーションは、既に初期化されているコネクションをプールから取出すことができるとともに再初期化の時間とコストを避けることができる。ここでも、コネクションラベリングによってユーザ定義のキーまたは値が意味付けされることはなく、ユーザ定義のキーおよび値の意味は、アプリケーションによってのみ定義される。
い。これに応じて、コネクションプールロジックは、新たな(赤)コネクションを作成するか、または、既存のアイドルコネクションを(青または緑)から(赤)に転用する。
コールバック(構成コールバック)を用いて「SET CONTAINER」を指定すなわちコンテナ
を設定し特定のコネクションをあるテナントから別のテナントに転用することをサポートし、これは、特定のデータベースコネクション上のテナントを切換えるという効果を有する。
うにソフトウェアアプリケーションが構成される。
以下は、さまざまな実施形態に従う、Oracle UCP環境においてコネクションプールに対しコネクションラベリングを如何にして使用できるかを示す例である。他の実施形態に従い、たとえばWebLogicサーバコネクションプールまたはその他の種類のコネクションプールに対して使用される機能を提供することができる。
CL)は、高コストコネクションを識別するためのメカニズムを提供する。ある実施形態に従うと、CLは、少なくとも離散値をサポートしなければならず、ある範囲の値をサポートし得る。CLは、再利用高コストコネクションしきい値の構成パラメータ(minpoolsize、maxpoolsizeと同様)を提供し得る。利用できる最小コストのコネクションが高コストコネクションであった場合、このシステムは、現在のプールサイズを、再利用高コストコネクションしきい値に対してテストするとともに、最小プールサイズに対してテストすることができる。現在のプールサイズ<最小プールサイズ、または、現在のプールサイズ<しきい値であれば、システムは新たなコネクションを返す。そうではなく、(現在のプールサイズ>=しきい値)であれば、システムは、最小コストの高コストコネクションを返す。利用できるコネクションがないときは、現在の動作を保ち(すなわち最大プールサイズを条件として新たなコネクションを返し、>=最大プールサイズであれば、タイムアウト等を条件として、コネクションが利用できるようになるのを待つ)。
満たすために新たな物理コネクションを使用することをプールに強制する。プールは、ラベルが付与されたコネクションとラベルがないコネクションを区別する。コネクションラベリングが起動されると、プールは常に、ラベルが付与されているプール内のコネクションを先ずチェックし、要求を満たすために利用できるラベル付きのコネクションを見つけ出すことができない場合のみ、ラベルのないコネクションから利用できるものを見つけ出そうとする。これに失敗したときは、プールにまだ成長の余地があれば、新たな物理コネクションを作成しようとする。
新たなUCPプールのプロパティとしてConnectionLabelingHighCost(UCPデータソースPoolxxxDataSource上でも利用可能)を追加する。設定値が0よりも大きいとき、コ
スト値がこのプロパティ値以上であるコネクションは、「高コスト」コネクションとみなされる。デフォルト値はInteger.MAX_VALUEである。たとえば、プロパティ値が5に設定
されている場合、ラベリングコールバックからの計算されたコスト値が5以上であるコネクションは、高コストコネクションとみなされる。
き、これは、プール内のコネクションの総数のしきい値を指定し、このしきい値よりも大きい場合、コネクションラベリングはプール内の高コストコネクションを再利用して要求を満たすことができる。このしきい値よりも小さい場合、コネクションラベリングは、利用できる低コストのコネクションを使用するか、または新たな物理コネクションを作成して、要求を満たす。たとえばこのプロパティ値が20に設定されている場合、利用できる低コストのコネクションがなくコネクションの総数が20に達すると、コネクションラベリングは高コストコネクションを再利用する。HighCostConnectionReuseThresholdのデフォルト値は0である。コネクションラベリングのコールバックは、このプロパティの実施と同時に登録されねばならない。有効なコネクションラベリングのコールバック登録は、コネクションラベリングを起動し続ける。プーリング(pooling)ロジックは、コスト−
選択の繰返し後に、最小コスト結果がConnectionLabelingHighCost以上のとき、新たなしきい値をチェックする。この新たなしきい値がチェックされる時点におけるコネクションの総数は、アクティブなコネクション作成要求の数を説明する(プールはこの情報を抽出するためのコードを既に有している)。このチェックは、MinPoolSizeおよびMaxPoolSize双方を説明するものでなければならない。なお、コスト値としてInteger.MAX_VALUEを有
する、ラベル付けされたコネクションは、新たなしきい値に達した後であっても再利用されない。このことは、新たなしきい値およびConnectionLabelingHighCostが設定されていないときの既存のコネクションラベリングの動作と一致する。
。これにより、しきい値を下回った場合に、既存のUCPコードが高コストコネクションを再利用して要求を満たすのを効果的に禁止する。コールバック実装は、プールサイズをしきい値に対して動的にチェックすることができる。
、命令および/またはデータを格納するのに適した任意の種類の媒体もしくはデバイスを含み得るものの、これらに限定されない。
Claims (18)
- コネクションプールに対して使用されるコネクションラベリングのためのシステムであって、
プロセッサおよびデータベースを含むコンピュータと、
ソフトウェアアプリケーションが前記データベースへのアクセスを要求するために使用することができるコネクションを提供するコネクションオブジェクトを複数含むコネクションプールとを備え、前記コネクションは各々、特定のアプリケーションの構成に従ってラベル付けすることができ、
高コストコネクションとしてラベル付けされたコネクションを識別し、前記ソフトウェアアプリケーションからの要求を満たすために、高コストコネクションの使用、作成、および転用のうちの1つ以上を制御する、コネクションプールロジックを備える、システム。 - 前記システムは、マルチテナントクラウドベース環境内の複数のテナントまたはテナントアプリケーションによる使用に適合化されており、前記複数のテナントまたはテナントアプリケーションのうちの特定の各テナントまたはテナントアプリケーションを、ラベル付けされたコネクションタイプと関連付けることができ、前記特定のアプリケーションは前記コネクションタイプを前記特定のテナントのために使用して前記データベースに接続する、請求項1に記載のシステム。
- 前記システムは、マルチテナントクラウドベース環境内の複数のテナントまたはテナントアプリケーションによる使用に適合化されており、前記コネクションプールは、前記特定のアプリケーションが構成コールバックを用いてコンテナを指定または設定し特定のコネクションを前記複数のテナントまたはテナントアプリケーションのうちの1つから前記複数のテナントまたはテナントアプリケーションのうちの別の1つに転用することに対するサポートを含み、これは特定のデータベースコネクションに対しテナントを切換えるという効果を有する、請求項1または2に記載のシステム。
- 前記コネクションプールロジックはプロセスを実行し、前記プロセスは、
受けた要求について、既存の一致コネクションがあるか否か判断し、
既存の一致コネクションがあれば、前記既存の一致コネクションを返し、既存の一致コネクションがなければ、
最もコストの低い非一致コネクションを見つけ出し、前記最もコストの低い非一致コネクションのコストが高コスト値未満か否か判断し、高コスト値未満であれば、前記最もコストの低い非一致コネクションを前記要求に対して使用するために転用し、高コスト値未満でなければ、
すべてのコネクションの総数がしきい値未満であれば、前記要求に対して使用するために新たなコネクションを作成して前記新たなコネクションを返し、
すべてのコネクションの総数が前記しきい値以上であれば、前記最もコストの低いコネクションを前記要求に対して使用するために転用する、請求項1〜3のいずれか1項に記載のシステム。 - 前記コネクションプールロジックは、高コストコネクションとしてラベル付けされたコネクションを識別し、コネクションの総数が特定のしきい値未満の場合は前記高コストコネクションを用いて要求を満たすことがないようにする、請求項1〜4のいずれか1項に記載のシステム。
- 前記コネクションプールロジックは、アクティブコネクションとアイドルコネクションの総数が少ないときに特定のタイプの高コストコネクションの使用が要求されると結果と
して既存のコネクションが転用されるのではなく新たな高コストコネクションが作成されるように、構成される、請求項1〜5のいずれか1項に記載のシステム。 - コネクションプールに対して使用されるコネクションラベリングのための方法であって、
プロセッサおよびデータベースを含むコンピュータに、クラウドベース環境内の複数のテナントまたはテナントアプリケーションが使用するデータベースに対するアクセスを含むまたは提供するマルチテナントクラウド環境を提供することと、
ソフトウェアアプリケーションが前記データベースへのアクセスを要求するために使用することができるコネクションを提供するコネクションオブジェクトを複数含むコネクションプールを提供することとを含み、前記コネクションは各々、特定のアプリケーションの構成に従ってラベル付けすることができ、
高コストコネクションとしてラベル付けされたコネクションを識別し、前記複数のテナントまたはテナントアプリケーションからの要求を満たすために、高コストコネクションの作成または転用を制御するコネクションプールロジックを、使用することを含む、方法。 - 前記方法は、マルチテナントクラウドベース環境内の複数のテナントまたはテナントアプリケーションによる使用に適合化されており、前記複数のテナントまたはテナントアプリケーションのうちの特定の各テナントまたはテナントアプリケーションを、ラベル付けされたコネクションタイプと関連付けることができ、前記特定のアプリケーションは前記コネクションタイプを前記特定のテナントのために使用して前記データベースにコネクションする、請求項7に記載の方法。
- 前記方法は、マルチテナントクラウドベース環境内の複数のテナントまたはテナントアプリケーションによる使用に適合化されており、前記コネクションプールは、前記特定のアプリケーションが構成コールバックを用いてコンテナを指定または設定し特定のコネクションを前記複数のテナントまたはテナントアプリケーションのうちの1つから前記複数のテナントまたはテナントアプリケーションのうちの別の1つに転用することに対するサポートを含み、これは特定のデータベースコネクションに対しテナントを切換えるという効果を有する、請求項7または8に記載の方法。
- 前記コネクションプールロジックはプロセスを実行し、前記プロセスは、
受けた要求について、既存の一致コネクションがあるか否か判断し、
既存の一致コネクションがあれば、前記既存の一致コネクションを返し、既存の一致コネクションがなければ、
最もコストの低い非一致コネクションを見つけ出し、前記最もコストの低い非一致コネクションのコストが高コスト値未満か否か判断し、高コスト値未満であれば、前記最もコストの低い非一致コネクションを前記要求に対して使用するために転用し、高コスト値未満でなければ、
すべてのコネクションの総数がしきい値未満であれば、前記要求に対して使用するために新たなコネクションを作成して前記新たなコネクションを返し、
すべてのコネクションの総数が前記しきい値以上であれば、前記最もコストの低いコネクションを前記要求に対して使用するために転用する、請求項7〜9のいずれか1項に記載の方法。 - 前記コネクションプールロジックは、高コストコネクションとしてラベル付けされたコネクションを識別し、コネクションの総数が特定のしきい値未満の場合は前記高コストコネクションを用いて要求を満たすことがないようにする、請求項7〜10のいずれか1項に記載の方法。
- 前記コネクションプールロジックは、アクティブコネクションとアイドルコネクションの総数が少ないときに特定のタイプの高コストコネクションの使用が要求されると結果として既存のコネクションが転用されるのではなく新たな高コストコネクションが作成されるように、構成される、請求項7〜11のいずれか1項に記載の方法。
- 格納された命令を含む非一時的なコンピュータ読取可能な媒体であって、前記命令は1つ以上のコンピュータによって読出されて実行されたときに前記1つ以上のコンピュータに方法を実行させ、前記方法は、
プロセッサおよびデータベースを含むコンピュータに、クラウドベース環境内の複数のテナントまたはテナントアプリケーションが使用するデータベースに対するアクセスを含むまたは提供するマルチテナントクラウド環境を提供することと、
ソフトウェアアプリケーションが前記データベースへのアクセスを要求するために使用することができるコネクションを提供するコネクションオブジェクトを複数含むコネクションプールを提供することとを含み、前記コネクションは各々、特定のアプリケーションの構成に従ってラベル付けすることができ、
高コストコネクションとしてラベル付けされたコネクションを識別し、前記複数のテナントまたはテナントアプリケーションからの要求を満たすために、高コストコネクションの作成または転用を制御してコネクションプールロジックを、使用することを含む、媒体。 - 前記方法は、マルチテナントクラウドベース環境内の複数のテナントまたはテナントアプリケーションによる使用に適合化されており、前記複数のテナントまたはテナントアプリケーションのうちの特定の各テナントまたはテナントアプリケーションを、ラベル付けされたコネクションタイプと関連付けることができ、前記特定のアプリケーションは前記コネクションタイプを前記特定のテナントのために使用して前記データベースにコネクションする、請求項13に記載の方法。
- 前記方法は、マルチテナントクラウドベース環境内の複数のテナントまたはテナントアプリケーションによる使用に適合化されており、前記コネクションプールは、前記特定のアプリケーションが構成コールバックを用いてコンテナを指定または設定し特定のコネクションを前記複数のテナントまたはテナントアプリケーションのうちの1つから前記複数のテナントまたはテナントアプリケーションのうちの別の1つに転用することに対するサポートを含み、これは特定のデータベースコネクションに対しテナントを切換えるという効果を有する、請求項13または14に記載の方法。
- 前記コネクションプールロジックはプロセスを実行し、前記プロセスは、
受けた要求について、既存の一致コネクションがあるか否か判断し、
既存の一致コネクションがあれば、前記既存の一致コネクションを返し、既存の一致コネクションがなければ、
最もコストの低い非一致コネクションを見つけ出し、前記最もコストの低い非一致コネクションのコストが高コスト値未満か否か判断し、高コスト値未満であれば、前記最もコストの低い非一致コネクションを前記要求に対して使用するために転用し、高コスト値未満でなければ、
すべてのコネクションの総数がしきい値未満であれば、前記要求に対して使用するために新たなコネクションを作成して前記新たなコネクションを返し、
すべてのコネクションの総数が前記しきい値以上であれば、前記最もコストの低いコネクションを前記要求に対して使用するために転用する、請求項13〜15のいずれか1項に記載の方法。 - 前記コネクションプールロジックは、高コストコネクションとしてラベル付けされたコネクションを識別し、コネクションの総数が特定のしきい値未満の場合は前記高コストコネクションを用いて要求を満たすことがないようにする、請求項13〜16のいずれか1項に記載の方法。
- 前記コネクションプールロジックは、アクティブコネクションとアイドルコネクションの総数が少ないときに特定のタイプの高コストコネクションの使用が要求されると結果として既存のコネクションが転用されるのではなく新たな高コストコネクションが作成されるように、構成される、請求項13〜17のいずれか1項に記載の方法。
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