JP2021106358A - プログラムおよび情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スキャンパラメータを設定する際の、ユーザの手間を軽減する技術を提供すること。【解決手段】補正パラメータ決定プログラム44を実行することで、PC1は、基準となる画像データである基準データを取得し、スキャナ2で読み取った画像データである評価データを取得し、評価データをそれぞれ異なる補正パラメータを用いた画像処理によって補正することにより複数の比較データを作成し、作成した比較データとその作成に用いた補正パラメータとを対応付け、基準データと複数の比較データとを一覧表示する画面を表示する。さらに、PC1は、複数の比較データからの選択操作が行われた場合に、選択操作によって選択された比較データに対応付けられた補正パラメータに基づいて、スキャナ2用の補正パラメータを決定する。【選択図】図5

Description

本明細書に開示される技術分野は、スキャナで読み取った画像の補正に用いるパラメータを設定するプログラムおよび情報処理装置に関する。
従来から、スキャナで読み取った画像の補正に用いるパラメータであるスキャンパラメータをあらかじめ設定しておき、スキャナが読み取った読み取り結果の画像をそのスキャンパラメータに従って補正し、より高品質の画像データを出力する技術が知られている。例えば特許文献1にも、スキャナが読み取った読み取り結果の画像を補正する構成が開示されている。
特開2019−54361号公報
スキャンパラメータを設定する際、そのスキャンパラメータを所定の値に設定してスキャナに読み取りを行わせ、その読み取り結果をユーザが目視で確認する作業を、そのスキャンパラメータの値を変えて何度も繰り返し、理想の読み取り結果となる値がそのスキャンパラメータに設定される。このスキャンパラメータの値を変更した読み取りを何度も繰り返す作業は、ユーザにとって手間である。
本明細書は、スキャンパラメータを設定する際の、ユーザの手間を軽減する技術を開示する。
この課題の解決を目的としてなされたプログラムは、情報処理装置のコンピュータに、基準となる画像データである基準データを取得する第1取得処理と、スキャナで読み取った画像データである評価データを取得する第2取得処理と、前記評価データを画像処理によって補正し、複数の比較データを作成する作成処理と、を実行させ、前記複数の比較データは、それぞれ異なる補正パラメータを用いて補正された画像データであり、さらに前記コンピュータに、前記作成処理によって作成された前記複数の比較データと、前記複数の比較データそれぞれを作成するための前記画像処理に用いられた前記補正パラメータと、を対応付ける対応付け処理と、前記基準データおよび前記複数の比較データを一覧表示する画面をディスプレイに表示させる表示処理と、前記複数の比較データの中から、いずれかの前記比較データを選択する選択操作が行われた場合に、選択データに対応付けられた対応補正パラメータに基づいて、前記スキャナ用の補正パラメータであるスキャナ用補正パラメータを決定する決定処理と、を実行させ、前記選択データは、前記複数の比較データのうち、前記選択操作によって選択された前記比較データであり、前記対応補正パラメータは、前記対応付け処理によって前記選択データと対応付けられた前記補正パラメータである、ことを特徴としている。
本明細書に開示されるプログラムによれば、スキャン用の補正パラメータを設定する際の、ユーザの手間の軽減が期待できる。
上記プログラムによって実現される制御方法、当該プログラムを実行する情報処理装置、当該プログラムを格納するコンピュータにて読取可能な記憶媒体も、新規で有用である。
本明細書に開示される技術によれば、スキャンパラメータを設定する際の、ユーザの手間を軽減する技術が実現される。
本形態のPCの電気的構成を示すブロック図である。 補正パラメータ決定処理の手順を示すフローチャートである。 初回パラメータ生成処理の手順を示すフローチャートである。 カラー画像を補正するパラメータ群の例を示す説明図である。 一覧画面の例を示す説明図である。 仮パラメータ生成処理の手順を示すフローチャートである。 スキャン処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本実施の形態にかかるプログラムについて、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は、スキャナと接続されるパーソナルコンピュータ(以下、「PC」とする)にて実行されるプログラムである。
本形態のプログラムを実行するPC1は、例えば、図1に示すように、スキャナ2と通信可能に接続されている。PC1は、情報処理装置の一例である。情報処理装置の一例は、PC1に代えて、例えば、スマートフォン、タブレットコンピュータであっても良い。スキャナ2は、例えば、PC1から受信したコマンドに基づいて、原稿の画像の読み取りを実行し、読み取った画像データであるスキャンデータを取得し、取得したスキャンデータをPC1へ送信することのできる装置である。スキャナ2は、スキャナ専用機に限らず、コピー機、複合機であっても良い。本形態のスキャナ2は、カラー画像の読み取りが可能な装置である。
本形態のPC1は、図1に示すように、CPU11と、ROM12と、RAM13と、不揮発性メモリ14と、を含むコントローラ10を備えている。また、PC1は、通信インタフェース(以下、「通信IF」とする)16と、ディスプレイ18と、操作部19と、を備え、これらがコントローラ10に電気的に接続されている。なお、図1中のコントローラ10は、PC1の制御に利用されるハードウェアやソフトウェアを纏めた総称であって、実際にPC1に存在する単一のハードウェアを表すとは限らない。
CPU11は、ROM12や不揮発性メモリ14から読み出したプログラムに従って、また、ユーザの操作に基づいて、各種の処理を実行する。CPU11は、コンピュータの一例である。ROM12には、PC1を起動するための起動プログラム等が記憶されている。RAM13は、各種の処理が実行される際の作業領域として、あるいは、データを一時的に記憶する記憶領域として利用される。不揮発性メモリ14は、例えば、HDD、フラッシュメモリであり、各種のアプリケーションプログラム(以下、「アプリ」とする)などのプログラムや画像データ、文書データ等のデータや各種設定を記憶する領域として利用される。
ROM12、RAM13および不揮発性メモリ14は、いずれもメモリの一例である。また、CPU11がCPUバッファを備えているものであれば、CPUバッファもメモリの一例である。メモリの一例はいずれも、PC1に内蔵されるHDD等に限らず、CPU11が読み取り可能かつ書き込み可能なストレージ媒体であってもよい。コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体とは、non−transitoryな媒体である。non−transitoryな媒体には、上記の例の他に、CD−ROM、DVD−ROM等の記録媒体も含まれる。また、non−transitoryな媒体は、tangibleな媒体でもある。一方、インターネット上のサーバなどからダウンロードされるプログラムを搬送する電気信号は、コンピュータが読み取り可能な媒体の一種であるコンピュータが読み取り可能な信号媒体であるが、non−transitoryなコンピュータが読み取り可能なストレージ媒体には含まれない。
通信IF16は、LAN、インターネット等のネットワークを介して、スキャナ2等の外部装置と通信を行うためのハードウェアを含む。通信IF16の通信規格は、イーサネット(登録商標)、Wi−Fi(登録商標)などである。通信IF16の通信の態様は、有線でも無線でもよい。なお、PC1とスキャナ2との接続方式は、USB接続であっても良い。
ディスプレイ18は、ユーザに情報を報知するための画面を表示するハードウェアを含む。操作部19は、例えば、キーボード、マウス、トラックボールであり、ユーザによる操作を受け付けるハードウェアを含む。なお、ディスプレイ18と操作部19との組に代えて、タッチパネル等の入力機能と出力機能との両方を備えるものであっても良い。
PC1の不揮発性メモリ14には、図1に示すように、オペレーティングシステム(以下、「OS」とする)41と、スキャンアプリ42と、スキャナドライバ43と、補正パラメータ決定プログラム44と、を含む、各種のプログラムが記憶されている。OS41は、例えば、マイクロソフトウィンドウズ(登録商標)、macOS(登録商標)、Linux(登録商標)である。なお、OS41の一部は、ROM12に記憶されていても良い。
スキャンアプリ42は、スキャンに関する各種の指示を受け付けるアプリである。スキャンアプリ42は、操作部19を介して、例えば、使用するスキャナの指定、スキャン実行の指示、スキャナから取得した画像データであるスキャンデータを保存するファイルのファイル形式や保存場所の指定、を受け付ける。また、スキャンアプリ42は、スキャンデータの編集指示を受け付けても良い。
スキャナドライバ43は、スキャナ2と通信を行ってスキャナ2の動作を制御するプログラムである。スキャナドライバ43は、スキャナ2のモデルに対応したものがスキャナ2のメーカによって用意されている。スキャンアプリ42等は、スキャナ2が指定されてスキャン実行指示を受け付けた場合、スキャナ2に対応するスキャナドライバ43を起動する。
スキャナドライバ43は、スキャンアプリ42等からのスキャン実行指示を受けてスキャナ2にスキャンを実行させ、スキャナ2によるスキャン結果であるスキャンデータを取得する。さらに、スキャナドライバ43は、例えば、ユーザの指示によって、スキャナ2を用いたスキャンに関する補正パラメータの設定を受け付ける。スキャナドライバ43は、設定された補正パラメータを使用してスキャンデータを画像処理によって補正し、補正後の画像データである補正データをスキャンアプリ42等に渡す。
補正パラメータは、複数の項目で構成され、スキャナ2の性能に依存しないパラメータである。補正パラメータに含まれる項目は、スキャンデータがカラー画像のデータであるか、グレースケール画像のデータであるか、モノクロ画像のデータであるかによって異なる。カラー画像用の補正パラメータに含まれる項目には、例えば、明るさ、コントラスト、ハイライトがある。一方、グレースケール画像やモノクロ画像の補正パラメータには、例えば、ハイライトは含まれない。
補正パラメータ決定プログラム44は、スキャナドライバ43にて使用される補正パラメータを決定するプログラムである。補正パラメータ決定プログラム44は、例えば、スキャナ2が新たに導入された際や新たなスキャナ2の導入を検討する際に実行される。補正パラメータ決定プログラム44は、プログラムの一例である。
本形態のスキャナ2は、図1に示すように、複数のPCとネットワークを介して接続され、複数のPCにて共用されることが想定されている。補正パラメータ決定プログラム44は、各PCでのスキャナ2の利用が始まる前に、例えば、スキャナ2の管理者やシステム設計者等によってPC1にて実行される。これにより、スキャナ2に適した補正パラメータが予め決定される。PC1は、決定した補正パラメータを他のPCで使用可能な形態で出力する。
スキャナ2を利用する各PCは、PC1から出力された補正パラメータを取得できる。各PCには、それぞれスキャンアプリ42やスキャナドライバ43が組み込まれ、各PCのスキャナドライバ43は、取得した補正パラメータを利用して、スキャナ2から受信したスキャンデータを補正する。これにより、各PCは、スキャナ2でのスキャン実行指示に対して、補正後の画像データを取得できる。スキャナ2を利用する各PCは、第2の装置の一例である。なお、補正パラメータ決定プログラム44を実行するPC1は、運用開始後のシステムに含まれていなくても良い。
次に、PC1の補正パラメータ決定プログラム44による処理について説明する。なお、以下の処理およびフローチャートの各処理ステップは、基本的に、プログラムに記述された命令に従ったCPU11の処理を示す。すなわち、以下の説明における「判断」、「抽出」、「選択」、「算出」、「決定」、「特定」、「取得」、「受付」、「制御」等の処理は、CPU11の処理を表している。CPU11による処理は、PC1のOSのAPIを用いたハードウェア制御も含む。本明細書では、OSの記載を省略して各プログラムの動作を説明する。すなわち、以下の説明において、「プログラムBがハードウェアCを制御する」という趣旨の記載は、「プログラムBがOSのAPIを用いてハードウェアCを制御する」ことを指してもよい。また、プログラムに記述された命令に従ったCPU11の処理を、省略した文言で記載することがある。例えば、「CPU11が行う」のように記載することがある。また、プログラムに記述された命令に従ったCPU11の処理を、「プログラムAが行う」のようにCPUを省略した文言で記載することがある。
なお、「取得」は要求を必須とはしない概念で用いる。すなわち、CPU11が要求することなくデータを受信するという処理も、「CPU11がデータを取得する」という概念に含まれる。また、本明細書中の「データ」とは、コンピュータに読取可能なビット列で表される。そして、実質的な意味内容が同じでフォーマットが異なるデータは、同一のデータとして扱われるものとする。本明細書中の「情報」についても同様である。また、「要求する」、「指示する」とは、要求していることを示す情報や、指示していることを示す情報を相手に出力することを示す概念である。また、要求していることを示す情報や指示していることを示す情報のことを、単に、「要求」、「指示」とも記載する。
また、CPU11による、情報Aは事柄Bであることを示しているか否かを判断する処理を、「情報Aから、事柄Bであるか否かを判断する」のように概念的に記載することがある。CPU11による、情報Aが事柄Bであることを示しているか、事柄Cであることを示しているか、を判断する処理を、「情報Aから、事柄Bであるか事柄Cであるかを判断する」のように概念的に記載することがある。
本形態のPC1における補正パラメータ決定処理の手順について、図2のフローチャートを参照して説明する。この補正パラメータ決定処理は、補正パラメータ決定プログラム44の実行指示を受け付けたことを契機に、PC1のCPU11にて実行される。なお、以下の補正パラメータ決定処理の説明中の「ユーザ」は、補正パラメータ決定プログラム44を実行させる管理者やシステム設計者であって、運用開始後のスキャナ2の各ユーザとは異なっていても良い。また、以下では、「〜画像の画像データ」の意味で「〜画像」を使用する場合がある。
補正パラメータ決定処理では、CPU11は、まず、基準データを取得する(S101)。S101は、第1取得処理の一例である。基準データは、補正結果の目標となる画像データであり、ユーザによって指定される。同じような原稿を繰り返しスキャンするような使用環境では、スキャナの買い換え等の新たなスキャナの導入によって、スキャン結果が大きく変化することは好ましくない場合がある。その場合、ユーザは、基準データとして、例えば、以前に使用していたスキャナでのスキャン動作によって得られた画像データ、すなわち、スキャナ2を導入する場合であれば、スキャナ2よりも前に使用していたスキャナで読み取った画像データを指定する。基準データは、PC1に予め記憶されていても良いし、サーバ等の外部装置から取得されたものでも良い。
CPU11は、スキャナ2に読み取りの実行を指示するスキャンコマンドを送信する(S102)。S102では、ユーザは、スキャナ2に、基準データを生成させた際に使用した原稿と同様の原稿をセットし、基準データと同種のデータを取得するためのコマンドの送信指示を入力する。スキャナ2の運用時における取得対象の画像データがカラー画像であれば、ユーザは、基準データとしてカラー画像を用意し、カラー読み取りの指示を入力する。これにより、CPU11は、ユーザの指示に基づいて、カラー読み取りの実行を指示するコマンドをスキャナ2に送信する。また、取得対象がグレースケール画像であれば、ユーザは、基準データをグレースケール画像とし、グレースケール読み取りを指示する。また、取得対象がモノクロ画像であれば、ユーザは、基準データをモノクロ画像とし、モノクロ読み取りを指示する。
コマンドを受信したスキャナ2は、セットされた原稿の画像を読み取るスキャン動作を実行し、取得したスキャンデータをPC1に送信する。そして、CPU11は、スキャナ2から受信することで、スキャンデータを取得する(S103)。S103は、第2取得処理の一例である。S103にて取得するスキャンデータは、評価データの一例である。
さらに、CPU11は、スキャナ2から取得したスキャンデータを補正する際に使用する補正パラメータに含まれる各項目の初回パラメータを生成する処理である初回パラメータ生成処理を実行する(S104)。
初回パラメータ生成処理の手順について、図3のフローチャートを参照して説明する。初回パラメータ生成処理では、CPU11は、まず、補正パラメータ決定処理のS102にてユーザから受け付けた指示がカラー読み取りの指示であるか否かを判断する(S201)。カラー読み取りの指示を受け付けた場合、スキャナ2にてカラー読み取りが実行され、PC1は、スキャナ2からカラー画像のスキャンデータを取得する。その場合、カラー画像用の補正パラメータが決定対象の補正パラメータである。
カラー読み取りの指示であったと判断した場合(S201:YES)、CPU11は、カラー画像用の補正パラメータに含まれる各項目について、デフォルト値を取得する(S202)。S202は、デフォルト取得処理の一例である。デフォルト値は、例えば、スキャナドライバ43または補正パラメータ決定プログラム44に予め設定されている。基準データを生成した際の補正パラメータが取得できる場合は、その補正パラメータを取得してデフォルト値としても良い。
カラー画像用の補正パラメータには、例えば、図4に示すように、明るさ、コントラスト、シャドー、ハイライト、ガンマ補正の各項目が含まれる。これらは、カラー画像の色合いを調整する項目である。色合いを調整する項目は、第1の項目の一例である。なお、カラー画像用の補正パラメータには、色合い以外に関する項目も含まれる。色合い以外に関する項目には、例えば、ノイズ除去、地色除去等の画像処理に関する項目が含まれる。色合い以外に関する項目は、第2の項目の一例である。
カラー読み取りの指示ではないと判断した場合(S201:NO)、CPU11は、グレースケール読み取りの指示であるか否かを判断する(S203)。なお、スキャナ2がグレースケール読み取りを行う機能を有していれば、補正パラメータ決定処理のS102にてグレースケール読み取りを指示するコマンドをスキャナ2に送信することで、スキャナ2にてグレースケール画像が生成され、PC1は、スキャナ2からグレースケール画像を取得できる。スキャナ2がカラー読み取り機能のみを有する装置であれば、スキャナ2での読み取りによって取得されたカラー画像から、スキャナ2またはPC1にてカラー情報を削除することにより、PC1は、グレースケール画像を取得できる。
グレースケール読み取りの指示であったと判断した場合(S203:YES)、CPU11は、グレースケール画像用の補正パラメータに含まれる各項目について、デフォルト値を取得する(S204)。S204は、デフォルト取得処理の一例である。グレースケール読み取りの指示を受け付けた場合、グレースケール画像用の補正パラメータが決定対象の補正パラメータである。グレースケール画像用の補正パラメータには、明るさとコントラストの項目が含まれる。
グレースケール読み取りの指示でもないと判断した場合(S203:NO)、CPU11は、モノクロ画像用の補正パラメータに含まれる各項目について、デフォルト値を取得する(S205)。S205は、デフォルト取得処理の一例である。モノクロ画像用の補正パラメータに含まれる項目は、二値化閾値である。
なお、モノクロ読み取りの指示を受け付けた場合、PC1は、スキャナ2にグレースケール読み取りを実行させ、グレースケール画像を取得する。そして、PC1は、取得したグレースケール画像を二値化することでモノクロ画像を取得する。補正パラメータ決定処理のS102にてモノクロ読み取りの指示を受け付けた場合、補正パラメータ決定処理のS103にて取得されるスキャンデータは、S205にて取得されるデフォルト値にて二値化された後の画像データである。
S202、S204、S205のいずれかの後、CPU11は、補正パラメータの各項目のうちの1つの項目を特定項目に決定する(S206)。特定項目は、複数の比較データを生成するために値を異ならせる項目である。比較データは、それぞれ異なる補正パラメータによってスキャンデータを補正した画像データである。
CPU11は、カラー画像用またはグレースケール画像用の補正パラメータを決定する場合、例えば、明るさの項目を特定項目とする。特に、カラー画像用の補正パラメータを決定する場合、CPU11は、色合いを調整する各項目を先に決定し、色合いを調整する各項目を決定した後に色合い以外に関する項目を決定する。モノクロ画像用の補正パラメータを決定する場合には、二値化閾値が特定項目となる。なお、特定項目の決定は、補正パラメータ決定プログラム44にて自動的に行っても良いし、ユーザの選択によっても良い。例えば、基準データの作成時にデフォルト値から変更されていた項目を取得可能であれば、その項目を特定項目としても良い。
CPU11は、S206にて決定した特定項目の値を割り振り、8種類の仮パラメータを含む仮パラメータ群を生成し(S207)、初回パラメータ生成処理を終了して補正パラメータ決定処理に戻る。S207にて生成される各仮パラメータは、特定項目の値が全て異なり、他にも項目がある場合には、他の項目の値はすべてデフォルト値であって同じ値の補正パラメータである。
S207では、CPU11は、特定項目の値を、例えば、デフォルト値を基準に割り振る。特定項目が明るさの項目である場合、CPU11は、各仮パラメータ群として、明るさの値が、例えば、デフォルト値、デフォルト値よりも大きい(明るい)もの4つ、デフォルト値よりも小さい(暗い)もの3つ、の8種類の仮パラメータを生成する。
なお、基準データとスキャンデータとがモノクロ画像である場合、つまり、モノクロ画像用の補正パラメータを決定する場合、黒画素の割合に基づいて基準となる値を決定しても良い。その場合、CPU11は、例えば、基準データ中の黒画素の割合とスキャンデータ中の黒画素の割合とをそれぞれ算出し、S205にてデフォルト値を取得する代わりに、黒画素の割合がそれらの中間となる二値化閾値を中間値として取得する。そして、CPU11は、S207にて中間値を中心として二値化閾値を割り振ることで、各仮パラメータを生成する。
なお、S207では、初回に生成される仮パラメータ群であることから、CPU11は、特定項目の値を大きく振った各仮パラメータを生成する。例えば、特定項目の値が取り得る最大値や最小値とデフォルト値との間をそれぞれ4分割または3分割して、各分割範囲の値を特定項目の値とした各仮パラメータを生成する。
図2の補正パラメータ決定処理の説明に戻る。補正パラメータ決定処理では、S104の初回パラメータ生成処理の後、CPU11は、決定した各仮パラメータを用いてそれぞれスキャンデータを補正し、複数の比較データを作成する(S105)。S105は、作成処理の一例である。例えば、初回パラメータ生成処理では8種類の仮パラメータを生成することから、S105では、CPU11は、8種類の比較データを作成する。そして、CPU11は、作成した各比較データとその補正に用いた各仮パラメータとを対応付ける情報をRAM13等に記憶する(S106)。S106は、対応付け処理の一例である。
そして、CPU11は、基準データの画像とS105にて作成した複数の比較データの画像とを一覧表示する一覧画面を、ディスプレイ18に表示させる(S107)。S107は、表示処理の一例である。
一覧画面の例を図5に示す。一覧画面61は、例えば、図5(A)に示すように、ウィンドウを縦横にそれぞれ3分割し、中央に基準データの画像を配置し、周囲にそれぞれ比較データの画像を配置して表示した画面である。各比較データの配置は、例えば、振った項目の値の大きさ順としても良いし、隣り合う比較データ間の値の差が大きくなるように並べても良いし、単にランダムとしても良い。基準データの周囲に複数の比較データを表示させることで、基準データとの差異や比較データ同士の差異を把握し易い。
そして、CPU11は、一覧画面61に表示されている複数の比較データの画像のうち、ユーザの希望するスキャン結果の画像に最も近いものの選択を、操作部19を介して受け付ける。CPU11は、ユーザの選択操作を受け付けたか否かを判断する(S108)。CPU11は、例えば、表示中の画像へのクリックやタップを受け付けた場合、操作を受け付けた箇所に表示されている画像が選択操作を受け付けたと判断する。選択操作を受け付けていないと判断した場合(S108:NO)、CPU11は、選択操作を受け付けるまで待機する。
選択操作を受け付けたと判断した場合(S108:YES)、CPU11は、その選択操作が最終選択を示す選択操作であるか否かを判断する(S109)。選択操作によって選択された画像に対応する比較データは、選択データの一例である。
CPU11は、選択操作を受け付けた場合、例えば、図5(B)にて、比較データ(3)について示すように、選択操作を受け付けた画像を二重枠で囲んで表示させ、さらに、最終選択の指示を受け付ける最終選択ボタン62と、さらに絞り込むための絞り込み指示を受け付ける絞り込みボタン63と、を表示させる。最終選択の指示は、現在選択中の画像の作成に用いた仮パラメータを、スキャナ2の運用時に使用する補正パラメータとして採用することを決定する指示である。絞り込み指示は、現在表示中の比較データの画像中では選択した画像が一番良いけれど、よりよい補正のためにさらに絞り込む指示である。なお、図5(B)では、より詳細な補正の指示を受け付ける詳細メニュー64が表示されている例を示している。詳細メニュー64は、無くても良い。また、選択のキャンセルを受け付けるボタンがあっても良い。
なお、S108にて受け付ける選択操作では、CPU11は、2以上の画像の選択も受け付けても良い。その場合、同程度に好ましい画像が複数有れば、ユーザは複数の画像を選択してそれらの間の画像となるような補正を希望することを示す指示を行うことができる。CPU11は、複数の画像が選択された場合には、最終選択ボタン62を表示させない、または、選択できない態様で表示させる。
そして、最終選択ではなく絞り込みの指示を受け付けたと判断した場合(S109:NO)、CPU11は、仮パラメータ生成処理を実行する(S110)。仮パラメータ生成処理は、選択された画像の比較データに基づいて、さらに絞り込んだ仮パラメータを生成するための処理である。
仮パラメータ生成処理の手順について、図6のフローチャートを参照して説明する。仮パラメータ生成処理では、CPU11は、まず、補正パラメータ決定処理のS108にて受け付けた選択操作にて、複数の画像が選択されたか否かを判断する(S301)。複数ではなく、1つの画像が選択されたと判断した場合(S301:NO)、CPU11は、選択された画像の比較データに対応付けて記憶されている仮パラメータを取得する(S302)。S302にて取得する仮パラメータは、対応補正パラメータの一例である。
そして、CPU11は、現在の特定項目以外に、未決定の項目があるか否かを判断する(S303)。未決定の項目が有ると判断した場合(S303:YES)、CPU11は、補正パラメータのうちの現在の特定項目の値を、S302にて取得した仮パラメータに含まれる値に決定する(S304)。これにより、補正パラメータのうちの現在の特定項目が決定される。そして、CPU11は、未決定の項目の1つを新たに特定項目とする(S305)。未決定の項目が複数有る場合、CPU11は、予め決めた順に従って次の特定項目を決めても良いし、ユーザの選択を受け付けても良い。
未決定の項目が無いと判断した場合(S303:NO)、CPU11は、特定項目を変更せず、現在の特定項目の値をさらに絞り込むために、S302にて取得した仮パラメータに含まれる特定項目の値を、次回の仮パラメータ群を生成するための基準とする(S306)。
一方、選択操作にて複数の画像が選択されたと判断した場合(S301:YES)、CPU11は、選択された全ての画像の比較データに対応付けて記憶されている仮パラメータを取得する(S307)。S307にて取得する仮パラメータは、対応補正パラメータの一例である。
さらに、CPU11は、取得した全ての仮パラメータに含まれる特定項目の値の平均値を取得して(S308)、取得した平均値を次回の仮パラメータ群を生成するための基準とする(S309)。複数の画像が選択されたことから、特定項目のさらなる絞り込みが望まれている可能性が高く、CPU11は、特定項目を変更せずに次回の仮パラメータ群を生成する。なお、S308では、平均値に代えて、中間値を取得しても良い。
S305、S306、S309の後、CPU11は、初回パラメータ生成処理のS207と同様に、特定項目の値を振って、8種類の仮パラメータ群を生成する(S310)。なお、CPU11は、S305の後にS310を実行する場合、特定項目を、デフォルト値等の現在の値を中心として割り振る。また、S306やS309の後にS310を実行する場合、CPU11は、決定した基準を中心に、前回の仮パラメータ群の振り幅よりも小さい振り幅で仮パラメータ群を生成する。
次に、CPU11は、詳細な補正の指示を受け付けたか否かを判断する(S311)。詳細な補正は、例えば、図5(B)に示した詳細メニュー64の選択肢として表示され、CPU11は、表示された選択肢からの選択によって指示を受け付ける。各選択肢には、「全体に赤く」、「全体に明るく」等の選択された画像に対して加味される詳細な補正の指示が含まれる。詳細な補正の指示の内容は、加重値の一例である。
詳細な補正の指示を受け付けたと判断した場合(S311:YES)、CPU11は、S310にて生成した仮パラメータ群の各仮パラメータに、受け付けた指示に対応する加重値を加味する(S312)。選択した画像の補正結果に、加重値による補正を加味できることで、ユーザにとっての理想の画像に近づき易い。なお、CPU11は、S312にて加重値を加味した画像をディスプレイ18に表示させ、ユーザの確認を取っても良い。
S312の後、または、詳細な補正の指示を受け付けていないと判断した場合(S311:NO)、CPU11は、仮パラメータ生成処理を終了して、補正パラメータ決定処理に戻る。
図2の補正パラメータ決定処理の説明に戻る。補正パラメータ決定処理では、S110の仮パラメータ決定処理の後、CPU11は、前述したS105〜S109を再度実行する。つまり、CPU11は、決定した各仮パラメータを用いてそれぞれスキャンデータを補正して複数の比較データを作成し、仮パラメータを比較データとを対応付けて記憶する。さらに、CPU11は、作成した複数の比較データの画像と基準データの画像とを表示させ、選択操作を受け付ける。最終選択ではない選択を受け付けた場合には、CPU11は、さらに仮パラメータ生成処理を実行し、新たな仮パラメータに基づく画像から選択を受け付ける。
最終選択を受け付けたと判断した場合(S109:YES)、CPU11は、最終選択にて選択された比較データに対応付けられている仮パラメータを補正パラメータとして決定する(S111)。S111は、決定処理の一例であり、S111にて決定された補正パラメータは、スキャナ用補正パラメータの一例である。CPU11は、S111にて決定した補正パラメータを、PC1のスキャナドライバ43の補正パラメータとして設定しても良い。
そして、CPU11は、決定した補正パラメータを出力して(S112)、補正パラメータ決定処理を終了する。S112は、出力処理の一例である。本形態の補正パラメータ決定プログラム44では、例えば、ユーザの指示に基づいて、補正パラメータの出力先や出力ファイルのファイル形式等の出力態様を決定する。出力態様は、予め決定して補正パラメータ決定プログラム44に設定されていても良いし、例えば、S112の前にユーザの入力を受け付けても良い。
本形態の補正パラメータ決定処理にて決定された補正パラメータは、スキャナ2を共同で利用する各PCにて実行されるスキャナドライバ43にて使用される。CPU11は、例えば、補正パラメータの各項目を各PCが読み取り可能な形式で書き込んだファイルを作成し、作成したファイルを他のPCにて使用可能となるように出力する。出力の態様は、PC1から直接各PCに送信する態様であっても良いし、他の装置を介して各PCに受け取らせる態様であっても良い。
具体的には、PC1と各PCとがネットワーク等を介して接続可能であれば、CPU11は、作成したファイルをそのネットワークを介して各PCに送信する。その場合、CPU11は、送信先のPCに応じて、当該PCにて読み取り可能な形式であって、PC1と当該PCとのファイル送信機能にて対応可能な形式のファイルを作成する。CPU11は、相手先のPCごとに異なるファイルを作成しても良い。この場合、S112は、ファイル送信処理の一例でもある。
また、PC1は、各PCにて読み取り可能な形式のファイルを作成し、ローカルサーバ、Webサーバ等の各PCからアクセス可能な場所に保存しても良い。PC1にてWebサーバが動作していれば、そのWebサーバがアクセスするフォルダに、Webサーバが利用可能な形式で、ファイルを出力しても良い。各PCは、スキャナ2の使用前に当該ファイルの保存場所にアクセスしてファイルをダウンロードし、ファイルに記憶されている補正パラメータを自装置のスキャナドライバ43の補正パラメータとして設定する。ファイルとして保存することで、スキャナ2を使用するPCは、必要なときにそのファイルを読み出して利用できる。
次に、本形態のシステムにおいてスキャナ2を使用する各PC(図1参照)におけるスキャン処理の手順について、図7のフローチャートを参照して説明する。このスキャン処理は、スキャナドライバ43の起動を契機に、各PCのCPUにて実行される。スキャナドライバ43は、スキャンアプリ42等でのユーザ操作によって、スキャナ2に対する読み取り指示を受け付けた場合に起動される。以下では、PC1のCPU11にて実行される場合について説明する。
スキャン処理では、CPU11は、スキャンコマンドを生成して、生成したスキャンコマンドをスキャナ2に送信する(S401)。S401は、コマンド送信処理の一例である。スキャンコマンドは、スキャナ2に原稿の読み取りを実行させるコマンドである。CPU11は、スキャンアプリ42等から渡されるスキャン指示に基づいて、スキャンコマンドを生成する。スキャンコマンドを受信したスキャナ2は、受信したスキャンコマンドに応じて読み取りを実行し、スキャンデータを取得して、取得したスキャンデータをPC1に送信する。
CPU11は、スキャナ2からスキャンデータを受信する(S402)。そして、CPU11は、補正パラメータ決定処理にて決定された補正パラメータを読み出す(S403)。補正パラメータは、スキャンの実行時にローカルサーバ等から毎回読み出しても良いし、初回の実行時やスキャンの実行前に読み出して、スキャナドライバ43のお気に入りの設定やデフォルト値として設定しておいても良い。
CPU11は、S402にて受信したスキャンデータを、S403にて読み出した補正パラメータを用いて、補正する(S404)。S404は、補正処理の一例である。さらに、CPU11は、補正後の画像データをスキャンアプリ42等に出力して(S405)、スキャン処理を終了する。補正パラメータ決定処理にて決定した補正パラメータを使用することで、ユーザの希望に近い画像データが得られる可能性が高い。
なお、スキャナ2が補正パラメータに基づく補正を行う機能を有していれば、スキャナ2にて補正を行っても良い。その場合、CPU11は、スキャナ2に送信するスキャンコマンドに、補正パラメータ決定処理にて決定された補正パラメータを含ませる。スキャナ2は、補正パラメータが含まれるスキャンコマンドを受信した場合、原稿の画像を読み取った読み取り結果の画像データを、補正パラメータを用いて補正し、補正後の画像データをスキャンデータとしてPC1に送信する。CPU11は、補正パラメータを含むスキャンコマンドを送信した場合、受信したスキャンデータの補正は行わなくて良い。
以上、詳細に説明したように、本形態の補正パラメータ決定プログラム44を実行することで、PC1は、1つのスキャンデータから補正パラメータに含まれる各項目の値を振った複数の比較データを作成し、その比較データを基準データとともに一覧表示して、ユーザの選択を受け付ける。そして、ユーザの操作によって選択された画像に基づいて、スキャンに用いる補正パラメータを決定する。複数の比較データを一覧表示することで、ユーザは基準データに近い比較データを探しやすく、比較データを選択しやすい。さらに1つのスキャンデータから補正パラメータを決定することから、読み取りは1回でよく、読み取りの回数は少なくて済む。これにより、スキャン用の補正パラメータを設定する際の、ユーザの手間の軽減が期待できる。
また、本形態では、補正パラメータ決定プログラム44にて決定された補正パラメータをファイルに出力する、または、スキャナ2を共同で使用する各PCに送信することができる。これにより、各PCにてスキャナ2でのスキャンを実行させるスキャン指示を受け付けた場合に補正パラメータを利用することができ、利便性が向上する。
また、本形態では、比較データの作成と選択とを繰り返すことができるので、ユーザにとっての理想の値により近づけることができる。特に、本形態では、補正パラメータに複数の項目が含まれている場合には、補正パラメータのうちの1つの項目を特定項目として振って、残りの項目を固定して、複数の比較データを作成するので、特定項目の値による画像の違いが明確になり、ユーザにとって特定項目の理想の値を探し易い。さらに、複数の項目を順次に決定するので、ユーザにとっての理想の値に近づき易い。
また、本形態では、スキャンデータがカラー画像の画像データである場合、色合いに関する項目を先に決定する。色合いについてはユーザの好みの差が大きいため、先に選択させておく方がユーザにとっての理想の値に近づき易い。また、本形態では、一覧表示から複数の比較データを選択できるので、それらの中間の値を示す選択指示を受け付けることができ、ユーザにとっての理想の値に近づき易い。
なお、本実施の形態は単なる例示にすぎず、本発明を何ら限定するものではない。したがって本明細書に開示される技術は当然に、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能である。例えば、スキャナに限らず、複合機、複写機、FAX装置等、画像読取機能を備えるものであれば適用可能である。また、PCやスキャナの台数は、図1の例に限らない。
また、本形態では、補正パラメータ決定処理は補正パラメータ決定プログラム44の処理であるとしたが、補正パラメータ決定プログラム44のような専用のプログラムに限らず、スキャンアプリ42やスキャナドライバ43の処理の一部であっても良い。その場合、スキャンアプリ42やスキャナドライバ43が、プログラムの一例である。
また、本形態では、補正パラメータ決定処理のS102にてスキャナ2にスキャンコマンドを送信してスキャンデータを取得するとしたが、予め取得したスキャンデータが有れば、そのスキャンデータを読み出して利用しても良い。その場合、PC1はスキャナ2と接続されていなくても良い。
また、基準データが存在しない場合には、S101をスキップしても良い。つまり、補正パラメータ決定処理では、基準データとの比較による選択に限らず、複数の比較データからの選択であっても良い。その場合、例えば、S103にて取得したスキャンデータを、デフォルト値にて補正することで生成した画像データを基準データとして用いても良い。
また、本形態では、8種類の仮パラメータを生成して8つの比較データと基準データとを一覧表示しているが、仮パラメータの数は8種類に限らない。例えば、画像データのサイズ、ディスプレイ18のサイズ、ユーザの選択に応じて、生成する仮パラメータの数を決定しても良い。また、一覧表示する比較データの配置は、図示の例に限らず、基準データが中央でなくても良いし、基準データと比較データとを別のウィンドウで表示しても良いし、全てが同じ大きさでなくても良い。
また、本形態では、特定項目の値のみを振って仮パラメータ群を生成するとしたが、各仮パラメータは、少なくとも1つの項目の値が互いに異なっていればよく、例えば、各項目の値をランダムに選択した仮パラメータ群であっても良い。また、初回の仮パラメータを生成する基準は、デフォルト値に限らない。
また、絞り込みの指示や複数選択は、受け付けなくても良い。あるいは、比較データの選択無しで絞り込みの指示を受け付けても良い。その場合、例えば、特定項目を変更せずに特定項目の値を振り直しても良い。
また、予めユーザの好みを受け付け、好みに応じて特定項目の割り振りを偏らせても良い。例えば、明るめの画像が好みであれば、明るさを明るい側に振った比較データを多めに作成しても良い。
また、実施の形態に開示されている任意のフローチャートにおいて、任意の複数のステップにおける複数の処理は、処理内容に矛盾が生じない範囲で、任意に実行順序を変更できる、または並列に実行できる。
また、実施の形態に開示されている処理は、単一のCPU、複数のCPU、ASICなどのハードウェア、またはそれらの組み合わせで実行されてもよい。また、実施の形態に開示されている処理は、その処理を実行するためのプログラムを記録した記録媒体、または方法等の種々の態様で実現することができる。
1 PC
2 スキャナ
11 CPU
18 ディスプレイ
19 操作部
43 スキャナドライバ
44 補正パラメータ決定プログラム

Claims (16)

  1. 情報処理装置のコンピュータに、
    基準となる画像データである基準データを取得する第1取得処理と、
    スキャナで読み取った画像データである評価データを取得する第2取得処理と、
    前記評価データを画像処理によって補正し、複数の比較データを作成する作成処理と、を実行させ、前記複数の比較データは、それぞれ異なる補正パラメータを用いて補正された画像データであり、
    さらに前記コンピュータに、
    前記作成処理によって作成された前記複数の比較データと、前記複数の比較データそれぞれを作成するための前記画像処理に用いられた前記補正パラメータと、を対応付ける対応付け処理と、
    前記基準データおよび前記複数の比較データを一覧表示する画面をディスプレイに表示させる表示処理と、
    前記複数の比較データの中から、いずれかの前記比較データを選択する選択操作が行われた場合に、選択データに対応付けられた対応補正パラメータに基づいて、前記スキャナ用の補正パラメータであるスキャナ用補正パラメータを決定する決定処理と、を実行させ、前記選択データは、前記複数の比較データのうち、前記選択操作によって選択された前記比較データであり、前記対応補正パラメータは、前記対応付け処理によって前記選択データと対応付けられた前記補正パラメータである、
    ことを特徴とするプログラム。
  2. 請求項1に記載するプログラムにおいて、
    前記決定処理では、
    前記スキャナ用補正パラメータとして、前記スキャナ用のスキャナドライバでの補正に用いる補正パラメータを決定する、
    ことを特徴とするプログラム。
  3. 請求項1または請求項2に記載するプログラムにおいて、
    前記コンピュータに、
    前記決定処理にて決定された前記スキャナ用補正パラメータを、第2の装置が読み取り可能な形式のファイルに出力する出力処理を実行させ、前記第2の装置は、前記スキャナへのスキャン指示が可能であり、前記スキャン指示によって生成される画像データの補正に前記スキャナ用補正パラメータを用いる装置である、
    ことを特徴とするプログラム。
  4. 請求項3に記載するプログラムにおいて、
    前記出力処理では、
    前記情報処理装置が有するファイル送信機能にて対応可能な態様で、前記ファイルを出力する、
    ことを特徴とするプログラム。
  5. 請求項4に記載するプログラムにおいて、
    前記コンピュータに、
    前記出力処理にて出力された前記ファイルを、前記第2の装置に送信するファイル送信処理を実行させ、
    前記出力処理では、
    前記ファイル送信処理の実行に用いることが可能な形式の前記ファイルを出力する、
    ことを特徴とするプログラム。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1つに記載するプログラムにおいて、
    前記コンピュータに、
    前記スキャナの前記スキャナ用補正パラメータのデフォルト値を取得するデフォルト取得処理を実行させ、
    前記作成処理では、
    前記デフォルト値を基準に前記補正パラメータを割り振り、割り振られた各補正パラメータに対応する前記比較データを作成する、
    ことを特徴とするプログラム。
  7. 請求項1から請求項5のいずれか1つに記載するプログラムにおいて、
    前記基準データと前記評価データとがモノクロ画像の画像データである場合、
    前記コンピュータに、
    前記基準データの黒画素の割合と前記評価データの黒画素の割合との中間から前記補正パラメータの中間値を取得させ、
    前記作成処理では、
    前記中間値を基準に前記補正パラメータを割り振り、割り振られた各補正パラメータに対応する前記比較データを作成する、
    ことを特徴とするプログラム。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1つに記載するプログラムにおいて、
    前記コンピュータに、
    前記選択操作が行われた後、最終の選択である入力を受け付けなかった場合、前記選択操作によって選択された前記選択データに対応付けられた前記対応補正パラメータを基準に前記補正パラメータを新たに割り振って再度前記作成処理を実行させ、さらにその再度の前記作成処理にて新たに作成された前記比較データに基づいて再度前記対応付け処理および前記表示処理を実行させ、
    前記選択操作が行われた後、最終の選択である入力を受け付けた場合、前記決定処理において、最後の前記選択操作によって選択された前記選択データに対応付けられた前記対応補正パラメータに基づいて、前記スキャナ用補正パラメータを決定させる、
    ことを特徴とするプログラム。
  9. 請求項1から請求項7のいずれか1つに記載するプログラムにおいて、
    前記作成処理では、
    複数の項目で構成される前記補正パラメータの中の特定の項目が異なり、前記特定の項目以外の項目が同じである前記補正パラメータを用いて、前記複数の比較データを作成し、
    前記決定処理では、
    前記選択データに対応付けられた前記対応補正パラメータに基づいて、複数の項目で構成される前記スキャナ用補正パラメータのうち、前記特定の項目を決定する、
    ことを特徴とするプログラム。
  10. 請求項9に記載するプログラムにおいて、
    前記コンピュータに、
    前記決定処理にて前記特定の項目を決定した後、前記スキャナ用補正パラメータの複数の項目の中に未決定の項目が有る場合、前記未決定の項目の1つを前記特定の項目として再度前記作成処理を実行させ、さらにその再度の前記作成処理にて新たに作成された前記比較データに基づいて前記対応付け処理、前記表示処理および前記決定処理を実行させ、前記スキャナ用補正パラメータの複数の項目の中に未決定の項目が無くなるまで、前記作成処理、前記対応付け処理、前記表示処理、および前記決定処理を繰り返す、
    ことを特徴とするプログラム。
  11. 請求項1から請求項7のいずれか1つに記載するプログラムにおいて、
    前記コンピュータに、
    前記作成処理、前記対応付け処理、前記表示処理、および前記決定処理を、それぞれ複数回実行させ、複数の項目で構成される前記補正パラメータには、色合いに関する第1の項目と、色合い以外に関する第2の項目と、が含まれ、
    前記複数の項目の中で前記第1の項目が未決定の場合、前記作成処理では、前記第1の項目が異なり、前記第2の項目が同じである、前記複数の比較データを作成させ、前記決定処理では、前記選択データに対応付けられた前記対応補正パラメータに基づいて、前記第1の項目を決定させ、
    その後、
    前記複数の項目の中で前記第1の項目が決定済みの場合、前記作成処理では、前記第2の項目が異なり、前記第1の項目を決定済みの値とした、前記複数の比較データを作成させ、前記決定処理では、前記選択データに対応付けられた前記対応補正パラメータに基づいて、前記第2の項目を決定させる、
    ことを特徴とするプログラム。
  12. 請求項1から請求項11のいずれか1つに記載するプログラムにおいて、
    前記選択操作では、前記複数の比較データの中から、2以上の選択が可能であり、
    前記決定処理では、
    2以上の前記選択データがある場合、各選択データに対応付けられた前記対応補正パラメータに基づいて、前記スキャナ用補正パラメータを決定する、
    ことを特徴とするプログラム。
  13. 請求項1から請求項12のいずれか1つに記載するプログラムにおいて、
    前記決定処理では、
    前記補正パラメータの加重値が入力された場合、入力された前記加重値を加味して、前記スキャナ用補正パラメータを決定する、
    ことを特徴とするプログラム。
  14. 請求項1から請求項13のいずれか1つに記載するプログラムにおいて、
    前記コンピュータに、
    前記スキャナに対する読み取り指示が入力された場合に、読み取りの実行を指示するコマンドを前記スキャナに送信するコマンド送信処理と、
    前記コマンドに応じて前記スキャナから受信した画像データに対して、前記決定処理にて決定された前記スキャナ用補正パラメータを用いて補正を行う補正処理と、
    を実行させる、
    ことを特徴とするプログラム。
  15. 請求項1から請求項13のいずれか1つに記載するプログラムにおいて、
    前記コンピュータに、
    前記スキャナに対する読み取り指示が入力された場合に、読み取りの実行を指示するコマンドを前記スキャナに送信させ、前記コマンドには、前記決定処理にて決定された前記スキャナ用補正パラメータが含まれ、前記スキャナは、読み取り結果の画像データに対して、前記コマンドに含まれる前記スキャナ用補正パラメータを用いて補正を行う、
    ことを特徴とするプログラム。
  16. ディスプレイと、
    操作部と、
    コンピュータと、
    を備える情報処理装置であって、
    前記コンピュータは、
    基準となる画像データである基準データを取得する第1取得処理と、
    スキャナで読み取った画像データである評価データを取得する第2取得処理と、
    前記評価データを画像処理によって補正し、複数の比較データを作成する作成処理と、を実行し、前記複数の比較データは、それぞれ異なる補正パラメータを用いて補正された画像データであり、
    さらに前記コンピュータは、
    前記作成処理によって作成された前記複数の比較データと、前記複数の比較データそれぞれを作成するための前記画像処理に用いられた前記補正パラメータと、を対応付ける対応付け処理と、
    前記基準データおよび前記複数の比較データを一覧表示する画面を前記ディスプレイに表示させる表示処理と、
    前記複数の比較データの中から、いずれかの前記比較データを選択する選択操作を前記操作部を介して受け付けた場合に、選択データに対応付けられた対応補正パラメータに基づいて、前記スキャナ用の補正パラメータであるスキャナ用補正パラメータを決定する決定処理と、を実行し、前記選択データは、前記複数の比較データのうち、前記選択操作によって選択された前記比較データであり、前記対応補正パラメータは、前記対応付け処理によって前記選択データと対応付けられた前記補正パラメータである、
    ことを特徴とする情報処理装置。
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