JP2021106149A

JP2021106149A - 車両用ヘッドランプ

Info

Publication number: JP2021106149A
Application number: JP2020217756A
Authority: JP
Inventors: ヒュンスリ; Hyun Soo Lee
Original assignee: Hyundai Mobis Co Ltd
Current assignee: Hyundai Mobis Co Ltd
Priority date: 2019-12-26
Filing date: 2020-12-25
Publication date: 2021-07-26
Also published as: CN113048446A; DE102020134566A1; KR20210083014A; US20210199257A1; US11168857B2

Abstract

【課題】マイクロレンズアレイを適用することで光の拡散角を大きく向上させ、より広い視野角を確保する車両用ヘッドランプを提供する。【解決手段】車両用ヘッドランプ１００は、光を生成する光源部１１０、光源部の前方に備えられ、光源部の光のうち一部を遮断するか又は遮断せずにハイビーム又はロービームを具現するオプティック部１２０、オプティック部の前方に備えられ、オプティック部を通過した光を拡散させるマイクロレンズアレイ１３０を含む。マイクロレンズアレイは、オプティック部と対面する入射面に、オプティック部を通過する光を前方に屈折させる多数の第１マイクロレンズが備えられた入射板１３１と、入射面と対応する出射面に第１マイクロレンズを通過した光を拡散させる多数の第２マイクロレンズが備えられた出射板１３２を含む。第１マイクロレンズと第２マイクロレンズは、互いに異なる形態を有する。【選択図】図１

Description

本発明は、マイクロレンズアレイを適用した車両用ヘッドランプに関する。

一般的に、車両用ヘッドランプは、対象物をみるための目的とする照明機能と、他の車両やその他の道路利用者に自らの車両の走行状態を知らせることを目的とする指示、信号、警告機能及び装飾機能などに用いられる。

一方、照明機能を有した車両用ヘッドランプは、光を放射する光源、この光源から放射された光を屈折させて前方に照射するレンズ及び、光源から放射された光の一部を遮断してハイビームを形成するか、あるいはロービームを形成するシールド及びシールド位置を変更するアクチュエーターを含む。

しかし、前記車両用ヘッドランプは、光を拡散させるのに限界があり、これにより、より広い視野角を確保し難いという問題点があった。

韓国特許第１０−２０１７−００５４１２１号公報

本発明は、前記のような問題点を解決するために発明されたものであり、本発明は、マイクロレンズアレイを適用することで光の拡散角を大きく向上させることができ、これにより、より広い視野角を確保することができる車両用ヘッドランプを提供することを目的とする。

前記のような目的を達成するための本発明の車両用ヘッドランプは、光を生成する光源部；前記光源部の前方に備えられ、前記光源部の光のうち一部を遮断するか又は遮断せずにハイビーム又はロービームを具現するオプティック部；前記オプティック部の前方に備えられ、前記オプティック部を通過した光を拡散させるマイクロレンズアレイを含み、前記マイクロレンズアレイは、前記オプティック部と対面する入射面に前記オプティック部を通過する光を前方に屈折させる多数の第１マイクロレンズが備えられた入射板と、前記入射面と対応する出射面に前記第１マイクロレンズを通過した光を拡散させる多数の第２マイクロレンズが備えられた出射板を含み、前記第１マイクロレンズと前記第２マイクロレンズは、互いに異なる形態を有してよい。

前記第１マイクロレンズは、回転対称構造を有し、前記第２マイクロレンズは、上下方向の垂直断面と左右方向の水平断面が互いに異なる曲率を有した非対称構造を有してよい。

前記第１マイクロレンズは、上下方向の垂直断面と左右方向の水平断面が互いに異なる曲率を有した非対称構造を有し、前記第２マイクロレンズは、回転対称構造を有してよい。

前記第２マイクロレンズは、前記出射面と連結される連結面は円形の形態を有し、上下方向の垂直断面は前記第１マイクロレンズを通過した上下方向の光が前方に向かって屈折されるように半円状の曲率を有し、左右方向の水平断面は、前記第１マイクロレンズを通過した左右方向の光が左右方向に拡散されるように矩形状を有してよい。

前記第２マイクロレンズの先端部は、左右方向の水平断面からみたとき凹んで陥没されてよい。

前記第１マイクロレンズは、前記入射面と連結される連結面は円形の形態を有し、上下方向の垂直断面は、前記オプティック部を通過した上下方向の光が前方に向かって屈折されるように半円状の曲率を有し、左右方向の水平断面は、前記オプティック部を通過した左右方向の光が左右方向に拡散されるように矩形状を有してよい。

前記入射板に備えられる複数の第１マイクロレンズと前記出射板に備えられる複数の第２マイクロレンズは、同一の配列構造を有するか又は互いに異なる配列構造を有してよい。

複数の第１マイクロレンズ又は複数の第２マイクロレンズは、互いに接触されないように離隔されてよい。

前記マイクロレンズアレイは、前記入射板と前記出射板の間に備えられる一対の透明板と、前記一対の透明板の間に備えられる透明なシールドをさらに含んでよい。

一方、本発明の車両用ヘッドランプは、光を生成する光源部；前記光源部の前方に備えられ、前記光源部の光のうち一部を遮断するか又は遮断せずにハイビーム又はロービームを具現するオプティック部；前記オプティック部の前方に備えられ、前記オプティック部を通過した光を拡散させるマイクロレンズアレイを含み、前記マイクロレンズアレイは、前記オプティック部と対面する入射面に前記オプティック部を通過する光を拡散させる多数の第１マイクロレンズが備えられた入射板と、前記入射面と対応する出射面に前記第１マイクロレンズを通過した光を拡散させる多数の第２マイクロレンズが備えられた出射板を含み、前記第１マイクロレンズと前記第２マイクロレンズは、互いに同一の形態を有してよい。

前記第１マイクロレンズと前記第２マイクロレンズは、上下方向の垂直断面と左右方向の水平断面が互いに異なる曲率を有した非対称構造を有してよい。

前記第１マイクロレンズは、前記入射面と連結される連結面は円形の形態を有し、上下方向の垂直断面は、前記オプティック部を通過した上下方向の光が前方に向かって屈折されるように半円状の曲率を有し、左右方向の水平断面は、前記オプティック部を通過した左右方向の光が左右方向に拡散されるように矩形状を有し、前記第２マイクロレンズは、前記出射面と連結される連結面が円形の形態を有し、上下方向の垂直断面が前記第１マイクロレンズを通過した上下方向の光が前方に向かって屈折されるように半円状の曲率を有し、左右方向の水平断面が前記第１マイクロレンズを通過した左右方向の光が左右方向に拡散されるように矩形状を有してよい。

前記第１マイクロレンズ又は前記第２マイクロレンズは、同一の大きさを有してよい。

前記マイクロレンズアレイは、前記入射板と前記出射板の間に備えられる一対の透明板と、前記一対の透明板の間に備えられる透明シールドをさらに含んでよい。

本発明の車両用ヘッドランプは、マイクロレンズアレイを適用することで光の拡散角を大きく向上させることができ、それにより、より広い視野角を確保することができる。

本発明の第１実施形態に係る車両用ヘッドランプを示す斜視図である。本発明の第１実施形態に係る車両用ヘッドランプのマイクロレンズアレイを示す側面図である。第１マイクロレンズを示す拡大斜視図である。第２マイクロレンズを示す拡大斜視図である。マイクロレンズアレイの垂直断面図である。マイクロレンズアレイの水平断面図である。本発明の第１実施形態に係る車両用ヘッドランプの使用状態を示す側面図である。本発明の第１実施形態に係る車両用ヘッドランプの使用状態を示す平面図である。従来の車両用ヘッドランプの光拡散状態をシミュレーションした結果を示す比較例を示した図である。本発明の第１実施形態に係る車両用ヘッドランプの光拡散状態をシミュレーションした結果を示す実験例を示した図である。本発明の第２実施形態に係る車両用ヘッドランプを示す斜視図である。本発明の第３実施形態に係る車両用ヘッドランプを示す斜視図である。

以下、図を参照して本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者が容易に実施するように、本発明の実施例を詳しく説明する。しかし、本発明は、幾つか異なる形態に具現されてよく、ここで説明する実施例に限定されない。そして、図面で本発明を明確に説明するために、説明と関係ない部分は省略し、明細書全体に亘って類似する部分に対しては類似の図面符号を付けた。

［本発明の第１実施形態に係る車両用ヘッドランプ］
本発明の第１実施形態に係る車両用ヘッドランプ１００は、図１から図８に示されているとおり、光を生成する光源部１１０、前記光源部１１０の光のうち一部を遮断するか又は遮断せずにハイビーム又はロービームを具現するオプティック部１２０、前記オプティック部１２０を通過した光を拡散させるマイクロレンズアレイ（ｍｉｃｒｏ−ｌｅｎｓａｒｒａｙ）１３０を含む。

光源部
光源部１１０は、光を生成する器具であり、ＬＥＤランプが適用され、前記オプティック部１２０に向かって光を照射する。

オプティック部
オプティック部１２０は、ハイビーム又はロービームを具現するためのものであり、前記光源部１１０の前方に備えられ、前記光源部１１０の光を用いてハイビーム又はロービームを具現する。一例として、オプティック部１２０は、前記光源部１１０の光のうち一部を遮断するか又は遮断せずにハイビーム又はロービームを具現する。

マイクロレンズアレイ
マイクロレンズアレイ１３０は、オプティック部１２０の前方に備えられ、前記オプティック部１２０を通過した光を四方に、特に、左右方向に拡散させる。

すなわち、マイクロレンズアレイ１３０は、前記オプティック部１２０と対面する入射面に前記オプティック部１２０を通過する光を前方（すなわち、出射板）に屈折させる多数の第１マイクロレンズ１３１ａが備えられた入射板１３１と、前記入射面と対応する出射面に前記第１マイクロレンズ１３１ａを通過した光を四方に拡散させる多数の第２マイクロレンズ１３２ａが備えられた出射板１３２を含む。

ここで、前記第１マイクロレンズ１３１ａと前記第２マイクロレンズ１３２ａは、互いに異なる形態を有し、特に、前記第２マイクロレンズ１３２ａは、光の拡散角を増大させる形態を有する。

一例として、前記第１マイクロレンズ１３１ａは、回転対称構造であり、前記第２マイクロレンズ１３２ａは、上下方向の垂直断面と左右方向の水平断面が互いに異なる非対称構造であってよい。

すなわち、第１マイクロレンズ１３１ａは、半球状で形成されながらオプティック部１２０を通過した光を前方のある一地点に集中されるように屈折させる。

そして、前記第２マイクロレンズ１３２ａは、前記出射面と連結される連結面が円形の形態を有し、上下方向の垂直断面は、前記第１マイクロレンズ１３１ａを通過した上下方向の光が前方（すなわち、第２マイクロレンズ）に向かって屈折されるように半円状の曲率を有し、左右方向の水平断面は、前記第１マイクロレンズ１３１ａを通過した左右方向の光が左右方向に拡散されるように矩形状を有する。

これにより、前記第２マイクロレンズ１３２ａは、後方からみたとき円形の形態を有し、側面からみたとき半球状を有し、上面からみたとき矩形状を有する。言い換えると、前記第２マイクロレンズ１３２ａは、第１マイクロレンズ１３１ａ対比の左右方向幅が大きく増大され、これにより、前記第２マイクロレンズ１３２ａは、前記第１マイクロレンズ１３１ａを通過した光を左右方向に大きく拡散させることができ、その結果、拡散角と視野角を大きく高めることができる。

前記のような構造を有したマイクロレンズアレイ１３０は、光の拡散角を増大させることができ、より広い視野角を確保することができる。

一方、入射板１３１と出射板１３１は、透明な合成樹脂素材で形成され、これにより、外部及び内部衝撃により破損されることを防止でき、効率性を高めることができる。

一方、前記第２マイクロレンズ１３２ａの先端部は、左右方向の水平断面からみたとき凹んで陥没された曲面１３２ａ−１に形成され、これにより、入射板１３１を通過した光を左右方向に大きく拡散させるように屈折させることができ、その結果、拡散角を大きく確保することができる。

一方、前記入射板１３１に備えられる複数の第１マイクロレンズ１３１ａと、前記出射板１３２に備えられる複数の第２マイクロレンズ１３２ａは、同一の配列構造を有する。すなわち、複数の第１マイクロレンズ１３１ａと複数の第２マイクロレンズ１３２ａは、相互対応される構造を有する。これにより、複数の第１マイクロレンズ１３１ａを通過した光がそのまま複数の第２マイクロレンズ１３２ａに流入されることにより光を均一に拡散させることができ、その結果、ヘッドランプから照射される光の明るさを均一に合わせることができる。

一方、前記入射板１３１に備えられる複数の第１マイクロレンズ１３１ａと、前記出射板１３２に備えられる複数の第２マイクロレンズ１３２ａは、互いに異なる配列構造を有してよい。すなわち、複数の第１マイクロレンズ１３１ａと複数の第２マイクロレンズ１３２ａは、相互対応されない構造を有する。これにより、複数の第１マイクロレンズ１３１ａを通過した光が複数の第２マイクロレンズ１３２ａに不規則に流入されながら不規則に拡散され、これにより、ヘッドランプの光が照射されない部分まで光を照射することができる。

一方、入射板１３１に備えられる複数の第１マイクロレンズ１３１ａは、互いに接触されないように離隔される。特に、複数の第１マイクロレンズ１３１ａは、互いに０．２〜２ｍｍ離隔されてよい。また、出射板１３２に備えられる複数の第２マイクロレンズ１３２ａは、互いに接触されないように離隔され、特に、複数の第２マイクロレンズは、互いに０．２〜２ｍｍ離隔されてよい。これにより、製作の容易性を得ることができ、光が不規則に拡散されることを防止することができる。

一方、マイクロレンズアレイ１３０は、前記入射板１３１と前記出射板１３２の間に備えられる一対の透明板１３３、１３４と、前記一対の透明板１３３、１３４の間に備えられる透明シールド１３５をさらに含む。すなわち、一対の透明板１３３、１３４を介して強度を補強することができ、透明シールド１３５を介して一対の透明板１３３、１３４を堅固に付着することができる。

ここで、一対の透明板と前記シールドは、入射板及び出射板と同一の大きさを有する。

また、一対の透明板１３３、１３４は、透明度を高めるために強化ガラスで形成されてよく、前記透明シールド１３５はクロムを含んでよい。

したがって、本発明の第１実施形態に係る車両用ヘッドランプ１００は、図７及び図８に示されているとおり、マイクロレンズアレイ１３０を含むことで上下方向の光は前方に向かうように屈折させることができるので、不要に光が拡散されることを防止し、左右方向の光は左右方向に大きく拡散させることができるので、より広い視野角を確保することができる。

［実験例］
比較例
光源部、オプティック部及び両方面に回転対称構造を有した第１マイクロレンズが備えられたマイクロレンズアレイを含む従来のヘッドランプを用いて光の広がり現象をシミュレーションする。その結果、図９のようなシミュレーション結果を得ることができる。

製造例
光源部、オプティック部及び第１マイクロレンズと第２マイクロレンズを備えたマイクロレンズアレイを含んだ本出願のヘッドランプを用いて光の広がり現象をシミュレーションする。その結果、図１０のようなシミュレーション結果を得ることができる。

実験結果
比較例は、図９を参照すれば、上下及び左右が正方形状に光が拡散されることを確認できる。すなわち、比較例は光の拡散がほとんど発生しないことを確認することができる。

製造例は、図１０を参照すれば、上下方向は比較例と似ているが、左右方向は比較例より大きく光が拡散されたことを確認することができる。

したがって、本出願のヘッドランプは、従来のヘッドランプより左右方向に光を大きく拡散させることを確認することができる。

以下、本発明の他の実施形態を説明するにおいて、前述の実施形態と同一の機能を有した構成符号に対しては同一の構成符号を使用し、重複される説明を省略する。

［本発明の第２実施形態に係る車両用ヘッドランプ］
本発明の第２実施形態に係る車両用ヘッドランプ１００は、図１１に示されているとおり、光を生成する光源部１１０、前記光源部１１０の光にハイビーム又はロービームを具現するオプティック部１２０、前記オプティック部１２０を通過した光を拡散させるマイクロレンズアレイ（ｍｉｃｒｏ−ｌｅｎｓａｒｒａｙ）１３０を含む。

前記マイクロレンズアレイ１３０は、多数の第１マイクロレンズ１３１ｂが備えられた入射板１３１と、多数の第２マイクロレンズ１３２ｂが備えられた出射板１３２を含み、前記第１マイクロレンズ１３１ｂと前記第２マイクロレンズ１３２ｂは、互いに異なる形態を有してよい。特に、前記第１マイクロレンズ１３２ｂは、光の拡散角を増大させる形態を有する。

一例として、前記第１マイクロレンズ１３１ｂは、上下方向の垂直断面と左右方向の水平断面が互いに異なる曲率を有した非対称構造を有し、前記第２マイクロレンズ１３２ｂは、回転対称構造を有する。

一方、前記第１マイクロレンズ１３１ｂは、第１実施例の第２マイクロレンズ１３２ａと同一の構成を有し、これにより重複される説明は省略する。

したがって、本発明の第２実施形態に係る車両用ヘッドランプ１００は、第１マイクロレンズ１３１ｂを介して光を左右方向に大きく拡散させ、第２マイクロレンズ１３２ｂを介して拡散された光を前方に屈折させることで光の拡散角を高めることができる。すなわち、本発明の第２実施形態に係る車両用ヘッドランプ１００は、第１実施例のヘッドランプよりは拡散角が小さいが、比較例よりは光の拡散角を増大させることができる。

［本発明の第３実施形態に係る車両用ヘッドランプ］
本発明の第３実施形態に係る車両用ヘッドランプ１００は、図１２に示されているとおり、光を生成する光源部１１０、前記光源部１１０の光にハイビーム又はロービームを具現するオプティック部１２０、前記オプティック部１２０を通過した光を拡散させるマイクロレンズアレイ（ｍｉｃｒｏ−ｌｅｎｓａｒｒａｙ）１３０を含む。

前記マイクロレンズアレイ１３０は、前記オプティック部１２０と対面する入射面に前記オプティック部１２０を通過する光を前方に屈折させる多数の第１マイクロレンズ１３１ｃが備えられた入射板１３１と、前記入射面と対応する出射面に前記第１マイクロレンズ１３１ｃを通過した光を四方に拡散させる多数の第２マイクロレンズ１３２ｃが備えられた出射板１３２を含む。

ここで、前記第１マイクロレンズ１３１ｃと前記第２マイクロレンズ１３２ｃは、互いに同一の形態を有する。すなわち、前記第１マイクロレンズ１３１ｃと前記第２マイクロレンズ１３２ｃは、上下方向の垂直断面と左右方向の水平断面が互いに異なる曲率を有した非対称構造を有する。

一例として、前記第１マイクロレンズ１３１ｃは、前記入射面と連結される連結面が円形の形態を有し、上下方向の垂直断面は、前記オプティック部１２０を通過した上下方向の光が前方に向かって屈折されるように半円状の曲率を有し、左右方向の水平断面は、前記オプティック部１２０を通過した左右方向の光が左右方向に拡散されるように矩形状を有する。そして、前記第２マイクロレンズ１３２ｃは、前記出射面と連結される連結面が円形の形態を有し、上下方向の垂直断面が前記第１マイクロレンズ１３１ｃを通過した上下方向の光が拡散されるように半円状の曲率を有し、左右方向の水平断面が前記第１マイクロレンズ１３１ｃを通過した左右方向の光が左右方向に拡散されるように矩形状を有する。

したがって、本発明の第３実施形態に係る車両用ヘッドランプ１００は、光の拡散角を大きく増大させることができ、その結果、視野角を大きく高めることができる。

一方、前記第１マイクロレンズ１３１ｃ又は前記第２マイクロレンズ１３２ｃは、同一の大きさを有する。これにより、前記第１マイクロレンズ１３１ｃを通過した光が前記第２マイクロレンズ１３２ｃをそのまま通過することで光の拡散角を高めることができる。

前記第２マイクロレンズ１３２ｃの先端部は、左右方向の水平断面からみたとき凹んで陥没され、これにより、光をより効果的に拡散させることができる。

一方、前記マイクロレンズアレイは、前記入射板と前記出射板の間に備えられる一対の透明板と、前記一対の透明板の間に備えられる透明シールドをさらに含み、これにより、強度を補強することができる。

本発明の範囲は、前記詳細な説明より後述する特許請求範囲によって示され、特許請求の範囲の意味及び範囲、そしてその均等概念から導出される多様な実施形態が可能である。

１００：車両用ヘッドランプ
１１０：光源部
１２０：オプティック部
１３０：マイクロレンズアレイ
１３１：入射板
１３２：出射板
１３３、１３４：透明板
１３５：透明シールド

Claims

光を生成する光源部；
前記光源部の前方に備えられ、前記光源部の光のうち一部を遮断するか又は遮断せずにハイビーム又はロービームを具現するオプティック部；
前記オプティック部の前方に備えられ、前記オプティック部を通過した光を拡散させるマイクロレンズアレイを含み、
前記マイクロレンズアレイは、前記オプティック部と対面する入射面に前記オプティック部を通過する光を前方に屈折させる多数の第１マイクロレンズが備えられた入射板と、前記入射面と対応する出射面に前記第１マイクロレンズを通過した光を拡散させる多数の第２マイクロレンズが備えられた出射板を含み、
前記第１マイクロレンズと前記第２マイクロレンズは、互いに異なる形態を有する車両用ヘッドランプ。
前記第１マイクロレンズは、回転対称構造を有し、
前記第２マイクロレンズは、上下方向の垂直断面と左右方向の水平断面が互いに異なる曲率を有した非対称構造を有する請求項１に記載の車両用ヘッドランプ。
前記第１マイクロレンズは、上下方向の垂直断面と左右方向の水平断面が互いに異なる曲率を有した非対称構造を有し、
前記第２マイクロレンズは、回転対称構造を有する請求項１に記載の車両用ヘッドランプ。
前記第２マイクロレンズは、前記出射面と連結される連結面は円形の形態を有し、上下方向の垂直断面は前記第１マイクロレンズを通過した上下方向の光が前方に向かって屈折されるように半円状の曲率を有し、左右方向の水平断面は、前記第１マイクロレンズを通過した左右方向の光が左右方向に拡散されるように矩形状を有する請求項２に記載の車両用ヘッドランプ。
前記第２マイクロレンズの先端部は、左右方向の水平断面からみたとき凹んで陥没される請求項４に記載の車両用ヘッドランプ。
前記第１マイクロレンズは、前記入射面と連結される連結面は円形の形態を有し、上下方向の垂直断面は、前記オプティック部を通過した上下方向の光が前方に向かって屈折されるように半円状の曲率を有し、左右方向の水平断面は、前記オプティック部を通過した左右方向の光が左右方向に拡散されるように矩形状を有する請求項３に記載の車両用ヘッドランプ。
前記入射板に備えられる複数の第１マイクロレンズと前記出射板に備えられる複数の第２マイクロレンズは、同一の配列構造を有するか又は互いに異なる配列構造を有する請求項１に記載の車両用ヘッドランプ。
複数の第１マイクロレンズ又は複数の第２マイクロレンズは、互いに接触されないように離隔される請求項７に記載の車両用ヘッドランプ。
前記マイクロレンズアレイは、前記入射板と前記出射板の間に備えられる一対の透明板と、前記一対の透明板の間に備えられる透明シールドをさらに含む請求項１に記載の車両用ヘッドランプ。
光を生成する光源部；
前記光源部の前方に備えられ、前記光源部の光のうち一部を遮断するか又は遮断せずにハイビーム又はロービームを具現するオプティック部；
前記オプティック部の前方に備えられ、前記オプティック部を通過した光を拡散させるマイクロレンズアレイを含み、
前記マイクロレンズアレイは、前記オプティック部と対面する入射面に前記オプティック部を通過する光を拡散させる多数の第１マイクロレンズが備えられた入射板と、前記入射面と対応する出射面に前記第１マイクロレンズを通過した光を拡散させる多数の第２マイクロレンズが備えられた出射板を含み、
前記第１マイクロレンズと前記第２マイクロレンズは、互いに同一の形態を有する車両用ヘッドランプ。
前記第１マイクロレンズと前記第２マイクロレンズは、上下方向の垂直断面と左右方向の水平断面が互いに異なる曲率を有した非対称構造を有する請求項１０に記載の車両用ヘッドランプ。
前記第１マイクロレンズは、前記入射面と連結される連結面は円形の形態を有し、上下方向の垂直断面は、前記オプティック部を通過した上下方向の光が前方に向かって屈折されるように半円状の曲率を有し、左右方向の水平断面は、前記オプティック部を通過した左右方向の光が左右方向に拡散されるように矩形状を有し、
前記第２マイクロレンズは、前記出射面と連結される連結面が円形の形態を有し、上下方向の垂直断面が前記第１マイクロレンズを通過した上下方向の光が前方に向かって屈折されるように半円状の曲率を有し、左右方向の水平断面が前記第１マイクロレンズを通過した左右方向の光が左右方向に拡散されるように矩形状を有する請求項１１に記載の車両用ヘッドランプ。
前記第１マイクロレンズ又は前記第２マイクロレンズは、同一の大きさを有する請求項１０に記載の車両用ヘッドランプ。
前記第２マイクロレンズの先端部は、左右方向の水平断面からみたとき凹んで陥没される請求項１０に記載の車両用ヘッドランプ。
前記マイクロレンズアレイは、前記入射板と前記出射板の間に備えられる一対の透明板と、前記一対の透明板の間に備えられる透明シールドをさらに含む請求項１０に記載の車両用ヘッドランプ。