JP2021102091A - カテーテル挿入装置のボタン安全キャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】カテーテルの誤った展開を防止し、流体注入装置のリザーバに充填するための安定した構成を提供するためのボタン安全キャップの提供。【解決手段】パッチポンプ又は他の流体注入装置用のボタン安全キャップは、カテーテル挿入装置の起動ボタンの誤った起動を防止する。ボタン安全キャップは、パッチポンプがリザーバポートへの充填のために配向されたとき、パッチポンプを安定させるべく適合された安定化表面を含んでいる。【選択図】図9

Description

本発明は、カテーテル挿入装置及びカテーテル挿入装置を含む流体注入装置に関する。より詳細には、本発明は、カテーテルの誤った展開を防止し、流体注入装置のリザーバに充填するための安定した構成を提供するためのボタン安全キャップに関する。
糖尿病は、糖尿病患者が必要に応じて適切なレベルのインスリン産生を維持できないことから生じる、高レベルの血糖によって特徴付けられる疾患群である。糖尿病の人は、グルコースレベルの調整状態を維持するために、何らかの形態の日々のインスリン療法を必要とすることがある。糖尿病は、治療を受けていなければ、罹患した患者にとって危険であり、重篤な健康合併症及び早期死亡につながる可能性がある。しかしながら、そのような合併症は、糖尿病の管理を助け、合併症のリスクを軽減するために、1つ以上の治療の選択肢を利用することによって最小化することができる。
糖尿病患者の治療の選択肢には、特殊な食事療法、経口薬剤及び/又はインスリン療法が含まれる。糖尿病治療の主な目標は、糖尿病患者の血糖すなわち糖レベルを管理することである。しかしながら、適切な糖尿病管理の維持は、糖尿病患者の活動と釣り合わなければならないため、複雑になることがある。
1型糖尿病の治療には、毎日のインスリン療法の2つの主要な方法がある。第1の方法では、糖尿病患者が必要に応じて、注射器又はインスリンペンを使用してインスリンを自己注射することである。この方法は、注射ごとに針刺しが必要であり、糖尿病患者は毎日3〜4回の注射が必要となることがある。インスリンを注射するために使用される注射器及びインスリンペンは、使用が比較的簡単で費用効果が高い。
インスリン療法及び糖尿病の管理のための別の有効な方法は、インスリンポンプを使用する注入療法すなわち注入ポンプ療法である。インスリンポンプは、必要なインスリンを産生する非糖尿病者の正常に機能する膵臓の機能及び行動に、より緊密に一致させるために、様々な速度でインスリンを糖尿病患者に連続的に注入することができ、且つインスリンポンプは、糖尿病患者が、糖尿病患者の個々のニーズに基づいて目標範囲内に血糖値を維持するのを助けることができる。
注入ポンプ療法は、典型的には、注入針又は柔軟なカテーテルの形態の注入カニューレを必要とし、この注入カニューレが糖尿病患者の皮膚を突き刺し、それを通してインスリン注入が行われる。注入ポンプ療法は、インスリンの連続注入、精密投与、及びプログラム可能な送達計画の利点を提供する。
注入療法では、インスリンの用量が、典型的には、基準速度及び急速静注(ボーラス)用量で投与される。インスリンが基準速度で投与される場合、インスリンは、食事と休憩の間、典型的には夜間に、糖尿病患者の血糖値を一定の範囲内に維持するべく、24時間にわたって連続的に送達される。インスリンポンプはまた、昼夜の異なる時間に応じて異ならせるべく、インスリンの基準速度をプログラムすることができる。対照的に、急速静注用量は、典型的には、糖尿病患者が食事を摂取するときに投与され、一般に、摂取された炭水化物とのバランスをとるために、単一の追加のインスリン注入をもたらす。インスリンポンプは、糖尿病患者によって摂取された食事の量又は種類に従って、糖尿病患者が急速静注用量の量をプログラムすることを可能にするべく構成されてもよい。加えて、インスリンポンプはまた、糖尿病患者が、摂取されるべき特定の食事用に急速静注用量を計算しているとき、低血糖値を補償するために、糖尿病患者がインシュリンの矯正又は補充の急速静注用量を注入することを可能にするように構成されてもよい。
インスリンポンプは、有利には、単回注射ではなく経時的にインスリンを送達し、
典型的には、推奨される血糖範囲内の変動がより少なくなるようにする。さらに、インスリンポンプは、糖尿病患者が耐えなければならない針刺しの数を減らし、糖尿病患者の生活の質(QOL)を向上させるべく糖尿病管理を改善することができる。
典型的には、糖尿病患者が複数回の毎日の注射(MDI)又はポンプを使用しているかどうかに関係なく、糖尿病患者は、睡眠からの覚醒時に空腹時血糖治療(FBGM)を受け、また、矯正投与量が必要かどうかを決定するために、各食事中又はその後に血液中のグルコースを検査する。加えて、糖尿病患者は、例えば、睡眠前にスナックを食べた後に、矯正投与量が必要かどうかを決定するために、睡眠前の血液中のグルコースについて検査することができる。
注入療法を容易にするために、一般的に、2種類のインスリンポンプ、すなわち、従来のポンプとパッチポンプが存する。従来のポンプは、インスリンをポンプ内のリザーバからユーザの皮膚に運ぶ、典型的には、注入セット、チュービングセット又はポンプセットと呼ばれる、使い捨ての構成部品の使用を必要としている。注入セットは、ポンプコネクタ、ある長さのチューブ、及び中空の金属製の注入針又は可撓性のプラスチックカテーテルの形態のカニューレが延び出ているハブ又はベースから構成されている。ベースは、典型的には、使用中に皮膚表面上にベースを保持する接着剤を有している。カニューレは、手動で、又は手動又は自動挿入装置の助けを借りて、皮膚に挿入され得る。挿入装置は、ユーザが必要とする別個のユニットであってもよい。
インスリンポンプの別のタイプはパッチポンプである。従来の注入ポンプ及び注入セットの組み合わせとは異なり、パッチポンプは、流体リザーバ、ポンプ機構、及びカニューレを自動的に挿入する機構を含む流体的構成部品の大部分又は全部を、単一のハウジング内に組み合わせた統合装置であり、患者の皮膚の注入部位に接着剤で取り付けられ、別個の注入又はチュービングセットの使用を必要としない。インスリンを含有するパッチポンプは、皮膚に付着し、一体化されている皮下カニューレを介してある期間にわたってインスリンを送達する。パッチポンプの中には、(OrnniPod(登録商標)というブランド名でInsulet Corporationにより販売されている装置のような)別の装置制御装置と無線で通信するものもあれば、完全に自己完結型のものもある。このような装置は、インシュリンリザーバが使い果たされたとき、又はそうでなければ、カニューレ又は注入部位においての制限などの合併症が発生したときに、3日毎のように、頻繁に交換される。
パッチポンプは、糖尿病患者が着用する自給式ユニットとして設計されているので、ユーザの活動を妨害しないようにできるだけ小さいことが好ましい。したがって、ユーザの不快感を最小にするために、パッチポンプの全体の厚さを最小にすることが好ましい。しかしながら、パッチポンプの厚さを最小限に抑えるためには、その構成部品を可能な限り減らさなければならない。そのような部品の1つは、カニューレをユーザの皮膚に自動的に挿入するための挿入機構である。
国際特許出願第PCT/US2015/027367号
一部のパッチポンプには、カテーテルの展開を引き起こす起動ボタンが存している。このようなパッチポンプはまた、パッチポンプのリザーバにインスリンなどを充填するための充填ポートを含んでいる。ボタンに基づくカテーテル挿入機構の1つの問題は、起動ボタンを誤って押すことである。特に、充填ポートがポンプ又は他の薬物送達装置の底部にある場合、ユーザは、液体を充填ポートに注入する間に、装置を上下逆さまにして表面上に置くかもしれない。この操作は、ボタンが誤って押されるのをユーザが偶然に生じさせる危険がある。さらに、展開用のボタンが装置の上部にあり、ユーザがリザーバに充填するべく装置を逆さまにするような場合には、リザーバに充填する間に装置を表面に静止させるのに、起動前のボタンが不安定な構成をもたらすかもしれない。
したがって、カテーテル挿入装置の誤った起動を防止し、リザーバに充填するための安定した構成を提供するために、ボタンの安全機構又は装置を含む改良された挿入機構が必要とされている。
本発明は、カテーテル挿入装置用のボタン安全キャップに向けられている。ボタン安全キャップは、引張り部材、起動ボタン及び/又はパッチポンプ又はボタン安全キャップが組込まれる他の薬剤送達装置に対するボタン安全キャップの回転及び/又は並進を防止するように適合された少なくとも1つの安定化アーム、及びパッチポンプの起動ボタンに係合するように適合された可撓性のスナップ機構を備えている。スナップ機構は、所定の除去力がボタン安全キャップに加えられるまで、パッチポンプにボタン安全キャップを保持している。
本発明のこれらの及び他の態様は、本発明の様々な実施形態を示している添付の図面と併せてなされる、本発明の以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
本発明の例示的な実施形態の様々な目的、利点及び新規な特徴は、添付の図面と併せて読まれるとき、以下の詳細な説明からより容易に理解されるであろう。
図1は、明瞭化のために透明カバーと共に示されている、目立たない(低い)カニューレ挿入装置を組み込んだパッチポンプの斜視図である。 図2は、カバーと共に示されている図1のパッチポンプの様々な構成部品の分解図である。 図3は、カバーなしで示された、可撓性リザーバを有するパッチポンプの別の設計の斜視図である。 図4は、図3のパッチポンプのパッチポンプ流体構成及び計量サブシステムの略図である。 図5は、本発明の例示的な実施形態によるボタン安全キャップの正面斜視図である。 図6は、本発明の例示的な実施形態によるボタン安全キャップの背面斜視図である。 図7は、本発明の例示的な実施形態によるボタン安全キャップの上面図である。 図8は、本発明の例示的な実施形態によるボタン安全キャップの底面斜視図である。 図9は、図7のボタン安全キャップの断面図である。 図10は、本発明の例示的な実施形態による例示的な流体注入装置に配備されたボタン安全キャップの斜視図である。 図11は、図10のボタン安全キャップ及び流体注入装置の断面図である。 図12は、本発明の例示的な実施形態による、接着剤層及びライナーを有する例示的な流体注入装置上に配備されたボタン安全キャップの斜視図である。 図13は、図12の接着剤層及びライナーを有する流体注入装置の底面図である。 図14は、接着剤層及びライナーがなく、そしてその挿入機構が非展開位置にある状態の、図12の例示的な流体注入装置の斜視図である。 図15は、その挿入機構が展開位置にある状態の、図14の例示的な流体注入装置の斜視図である。 図16は、本発明の例示的な実施形態によるボタン安全キャップの底部と係合するように整列された、図14の挿入機構の一部の分解図である。
図面を通して、同じ参照番号は同じ特徴及び構造を指していることが理解されよう。
図1は、本発明の例示的な実施形態によるパッチポンプ1の例示的な実施形態の斜視図である。パッチポンプ1は、明瞭化のためにシースルーカバーを備えて示されており、パッチポンプ1を形成するべく組み立てられた様々な構成部品を示している。図2は、中実のカバー2を備えて示されている、図1のパッチポンプの様々な構成部品の分解図である。パッチポンプ1の様々な構成部品は、インスリンを貯蔵するためのリザーバ4、リザーバ4からインスリンをポンピングするためのポンプ3、1つ又は複数のバッテリーの形態の電源5、ユーザの皮膚にカテーテルを備えた挿入針を挿入する挿入機構7、スマートフォンを含む、遠隔制御装置及びコンピュータのような外部装置への任意の通信機能を有する回路基板の形態の制御電子機器8、急速静注用量を含むインスリン用量を作動させるためのカバー2の用量ボタン6、及び、上記の種々の構成部品が締結具91を介して取り付けられ得るベース9を含み得る。パッチポンプ1はまた、リザーバ4から汲出されたインスリンを注入部位に移送する様々な流体接続ラインを含んでいる。
挿入機構は様々な構成であることを理解されたい。いくつかの実施形態では、挿入機構は、軟質カテーテルを皮膚に挿入する。これらの実施形態では、典型的には、軟質カテーテルが堅い挿入針に支持されている。挿入針は、軟質カテーテルとともに皮膚に挿入され、次いで、軟質カテーテルを皮膚内に残したまま皮膚から後退される。他の実施形態では、軟質カテーテルは提供されずに、挿入針が皮膚内に残り、注入が完了されるまで、インスリンを送達するためのインスリン流路の一部を形成する。挿入針は、典型的には中空であり、それらがインスリン流路の一部を形成する場合には、中空である必要がある。しかしながら、軟質カテーテルを支持し、次いで後退する挿入針は、中実又は中空のいずれであってもよい。挿入針が軟質カテーテルを展開させ、後退するが、インスリン流路の一部のまま残る場合には、挿入針は中空でなければならない。しかしながら、挿入針が軟質カテーテルを展開させ、次いで後退するが、インスリン流路の一部を形成しない場合には、挿入針は中実又は中空のいずれであってもよい。いずれの場合でも、挿入針は、好ましくは、皮膚を確実に貫通するのに十分な剛性を有するが、そうでなければ、ユーザに快適性を提供するのに十分な柔軟性を持たせるべく作られてもよい。
図3は、可撓性リザーバ4Aを有し、カバーなしで図示されたパッチポンプ1Aの別の設計の斜視図である。このような配置は、可撓性リザーバ4Aがパッチポンプ1A内の空隙を充填する状態で、パッチポンプ1Aの外形寸法をさらに減少させることができる。パッチポンプ1Aは、カニューレを、典型的には90度未満の鋭角でユーザの皮膚の表面に挿入する、従来のカニューレ挿入装置7Aを備えて示されている。パッチポンプ1Aは、バッテリーの形態の電源5A、インスリンの量を監視し、低容量検出能力を含有する計量サブシステム41、装置の構成部品を制御するための制御電子機器8A、及び、リザーバ4Aに充填する、補充注射器45を受け入れるリザーバ充填ポート43をさらに有している。
図4は、図3のパッチポンプ1Aのパッチポンプ流体構成及び計量サブシステムの略図である。パッチポンプ1Aの蓄電サブシステムは、バッテリー5Aを備えている。パッチポンプ1Aの制御電子機器8Aは、カニューレ挿入機構の作動を制御するマイクロコントローラ81、検知用電子機器82、ポンプ及びバルブコントローラ83、検知用電子機器85及び展開用電子機器87を含むことができる。パッチポンプ1Aは、リザーバ4Aと、リザーバ4Aの容量センサ48と、リザーバ4Aを補充するための補充注射器45を受入れるリザーバ充填ポート43とを備える流体サブシステムを含んでいる。流体サブシステムは、ポンプ及びバルブアクチュエータ411及び一体化されたポンプ及びバルブ機構413を備える計量システムを含むことができる。流体サブシステムは、閉塞センサ、展開アクチュエータのみならずユーザの皮膚上の注入部位への挿入のためのカニューレ47をさらに含むことができる。図1及び図2のパッチポンプのための構成は、図4に示されている装置と同じ又は類似している。
本発明の実施形態は、パッチポンプのカテーテル挿入機構の誤った作動を防止し、ユーザがパッチポンプのリザーバに充填している間に、装置を安定化させるためのボタン安全キャップを含んでいる。本明細書に記載の実施形態は、特許文献1(PCT/US2015/027367)にさらに詳細に記載されている挿入機構を用いて動作するように特に適合されているが、当業者であれば、ボタン安全キャップの特定の構成を変更することによって、本発明の実施形態は、ボタンを有する任意の挿入機構で動作させるように適合させ得ることが理解されるべきである。本発明の実施形態は、剛性の針を使用して軟質のカニューレをユーザの皮膚に押し込み、次いで軟質のカニューレを皮膚に残して硬質の針を後退させるカニューレ挿入機構を有するパッチポンプと共に作用することができ、また、堅い留置針を使用する挿入機構と共に作用することもできる。
誤った作動は針刺しの傷害を引き起こすことがあるので、そのような怪我を防止するボタン安全装置を提供することが望ましい。挿入機構が皮膚上に置かれる前に誤って作動される場合、カテーテル挿入機構がリセットできない場合には、パッチポンプはもはや使用できなくなる。誤った作動の前にリザーバが満たされていれば、インスリンもまた無駄になるであろう。ボタンの安全性がなければ、皮膚上に置かれる前に装置を操作している間に、ユーザが誤ってボタンを押すことによって、誤った起動が発生する可能性がある。特許文献1(PCT/US2015/027367)に記載の挿入機構は、少量の力が加えられたときに、薬剤送達装置の底部から針が露出することを防止する特徴を有するが、その閾値を超える力が誤って加えられた場合には、ユーザが導入針によって損傷されるかもしれない。図14及び15を参照するに、装置502が身体に接着される前に挿入機構起動ボタン514が完全に下まで押し下げられた場合には、カテーテル534は図15に示されるように遠位位置でロックし、そして導入針が引き込み、かくて、挿入機構を使用できなくする。ボタン514が、最小閾値力を超えるが、全ストローク長さ押されなかった場合には、導入針が露出されユーザをおそらく傷つけるが、針とカテーテルは装置内に後退する。このシナリオでは、挿入機構はリセットされ、カテーテルを皮膚に挿入するために使用され得るであろう。
挿入機構起動ボタン514は、リザーバの充填ステップ中に誤って作動され得る。図12及び図13を参照するに、リザーバ充填ポートは、挿入機構起動ボタン514に対し、典型的には、装置502の反対側に存する。ユーザは充填ポートの隔壁566に注射針を挿入し、注射器の内容物を注入して、装置502のリザーバを満たす。装置が充填ポートを上に向けて表面上に配置された場合には、ボタン安全キャップなしで、装置は挿入機構起動ボタン514の上に休止する。装置502が十分な力で下方に押されると、挿入機構が作動して図15に示されるように展開される。リザーバを満たすために注射器のプランジャを押すことは、これが発生することの原因となる。
図5、6、7、8、9及び16は、本発明の例示的な実施形態によるボタン安全キャップ500を示している。図10、図11及び図12は、パッチポンプ502に取り付けられたボタン安全装置500を示している。パッチポンプ502は、好ましくは、ボタン安全キャップ500がパッチポンプ502に組み立てられた状態で製造される。パッチポンプ502に装着されると、ボタン安全キャップ500は、誤った作動を防止するべく、作動前の挿入機構起動ボタン514を覆っている。ボタン安全キャップ500は、必ずしも必要ではないが、プラスチックなどの剛性であるが可撓性の材料で構成された、単一の成形部品であることが好ましい。
図示されているように、ボタン安全キャップ500は、ユーザがカテーテル挿入機構を(例えば、ボタン514を介して)作動させる準備ができているときに、ボタン安全キャップ500をパッチポンプから取り外すために、引っ張ることができる引張り部材504を含んでいる。ボタン安全キャップ500はまた、好ましくは、パッチポンプ502のハウジングにボタン安全キャップを安定化させるために輪郭表面506を含んでいる。図6、図9及び図10を参照するに、ボタン安全キャップ500の表面506は、ボタン安全キャップ500のポンプに対する安定性を高めるため、ポンプ502の側面、及びそれ故に、ボタン514の縦軸に平行なポンプの垂直軸に沿って形成されている。ボタン安全キャップ500はまた、ポンプ502に対するボタン安全キャップ500の安定性を高めるために、ポンプ502の横軸及び縦軸に沿ってそれぞれ配置されている安定化アーム508及び510を含んでもよい。
ボタン安全キャップ500の高さ寸法(例えば、ポンプの垂直軸に沿って延在するアーム508と引張り部材504の厚さとの組み合わせ寸法)は、図14に示されるような完全に展開前の位置にある挿入機構を収容するように構成されている。挿入機構は、その起動ボタン514が十分な力でトルクを受けると、損傷を受ける可能性がある。輪郭付けられた表面506と安定化アーム508及び510は、装置に損傷を与える又は挿入機構起動ボタン514にトルクをかける可能性のある方向への回転又は並進を防止するべく、パッチポンプ502上のボタン安全キャップ500を拘束している。
図8、図9及び図11を参照するに、引張り部材504はスナップ機構512を備える切欠き518を有している。スナップ機構512は、スナップ機構512にいくらかの可撓性を与えるために、切欠き518に部分的に渡って延在するように構成されている。図11に示されるように、スナップ機構512はまた、平行なポンプ502の垂直軸線及び挿入機構起動ボタン514の縦軸線にそれぞれ沿って、延在するように構成されている。スナップ機構512は、ボタン安全キャップ500をボタン514に保持するための張力を提供するが、ユーザがキャップ500をボタン514から取り外し、そして挿入機構を展開するべくボタン514を押すときに対応して、引張り部材504に指定された大きさの力が加えられると、キャップ500をボタン514から解放するために、ボタン514の表面又は縁部530と係合する角度付けられた表面を有している。
図9は、スナップ機構512を示している、ボタン安全キャップ500の断面図である。図11は、パッチポンプ502に組み立てられているボタン安全キャップ500の断面図である。図11に示されるように、スナップ機構512は、挿入機構起動ボタン514の表面又は縁部530からスナップ機構512を係合解除するのに必要とされる所定の変形力に打ち勝つのに十分な力が使用されるまで、ボタン安全キャップ500を挿入機構起動ボタン514にロックしている。このようにして、ボタン安全装置500は、ユーザによって意図的に取り外されるまで、パッチポンプ502に保持される。スナップ機構512は、好ましくは、挿入機構への損傷を防ぐために、起動ボタン514の主軸の周りに過剰なトルクが加えられるとき、起動ボタン514から係合解除されるように設計される。
挿入機構起動ボタン514の形状は、組み立てを容易にし、且つ、挿入機構起動ボタン514が展開する、装置502のハウジングの開口部532内での挿入機構起動ボタン514の回転を防止するために、図14、図15及び図16に示されるように、対向する平らな側部528を備えて構成されてもよい。加えて、ボタン安全キャップ500は、挿入機構を損傷させ組立をより困難にする回転運動無しで、ボタン安全キャップ500及びボタン514が組立てられるように、ボタン514の周囲に一致して対応する形状を有する空洞546を備えている。
図8及び図16を参照するに、ボタン安全キャップ500の下面側は、その未展開位置(例えば、図14を参照)にあるときに、挿入機構起動ボタン514を受け入れるように寸法決めされた空洞546を有している。上述のように、挿入機構起動ボタン514は、対向する平坦な面又は側部528を有することができる。平坦面又は側部528の1つは、キャップ500がユーザによってボタン514から意図的に除去されるまで、ボタン安全キャップ500をボタン514に保持するべくスナップ機構512に係合する表面又は縁部530を含んでいる。ボタン安全キャップ500は、組み合わされた状態でボタンを拘束するために、ボタン514の平坦な面又は縁部528の他方に当接する対応する嵌合平坦面548を有している。
図6に戻るに、ボタン安全キャップ500の引張り部材504は、好ましくは、細長く、パッチポンプのハウジングの底部に位置されたリザーバポートに充填するべく、パッチポンプがユーザによって裏返されたときに、平坦な表面に接触する縁部516を含んでいる。縁部516は、リザーバ充填のために、表面上に逆さまに休止している間にパッチポンプを安定化させる。このようにして、ユーザに対するリザーバ充填がより容易に行われるのと同時に、ボタン安全装置500は、パッチポンプが裏返しされている間において、ユーザがパッチポンプを潜在的に押し下げている間における起動ボタン514の誤った起動を防止する。
さらに、引張り部材504は、ボタン安全キャップ500の除去を便利にし、且つ効率的なユーザの動作でなすべく、ユーザの手の人間工学、特に、ユーザの手の親指及び指の作用を最適化するように、寸法及び形状付けられてもよい。図示のように、引張り部材504は、端部520及び522を有している。輪郭表面506の幅(すなわち、ポンプ502の横軸に沿った輪郭表面506の寸法)及びその端部520及び522に対する引張り部材504に沿った輪郭表面506の間隔は、ボタン514にトルクをかけることなく、キャップ500の把持のみならず持ち上げをも容易にすべく、例えば、一方の端部522においてユーザの右手の親指及び人差し指、及び他の端部520においてユーザの指球のうちの1つ以上に対応することができる。引張り部材 506の端部520及び522の寸法及び形状及び引張り部材504の表面領域は、挿入機構及び故にボタン安全キャップ500が薬剤送達装置(例えば、ポンプ502)のどこに配置されるかに応じて、異なるユーザの手及び指の人間工学に対応するように構成されてもよい。
様々な実施形態が図示され説明されてきたが、当業者には、添付の特許請求の範囲に定義された本発明の範囲から逸脱することなく変更を行うことができることが理解されよう。

Claims (24)

  1. ハウジングおよび挿入機構起動ボタンを備える薬剤送達装置のカテーテル挿入装置用のボタン安全キャップであって、前記挿入機構起動ボタンは押されたときに前記ハウジングに対して相対的に未展開位置から展開位置に移動するように構成され、当該ボタン安全キャップは、
    引張り部材、
    前記引張り部材および前記ハウジングの外表面との間を延伸するように適用された、少なくとも1つの安定化アームと、前記引張り部材から前記ハウジングの側部に沿って延伸する輪郭表面とであって、ボタン安全キャップが組立てられる際に前記起動ボタンと薬剤送達装置との少なくとも1つに対しての当該ボタン安全キャップの回転及び/又は並進を防止するべく適合されている、前記安定化アーム及び前記輪郭表面のうち少なくとも一つ及び
    当該起動ボタンに係合するべく適合されている可撓性のスナップ機構、を備え、
    当該スナップ機構は、所定の除去力が当該ボタン安全キャップに加えられるまで、当該ボタンを安全に前記起動ボタン上に保持することを特徴とするボタン安全キャップ。
  2. 当該引張り部材は、前記薬剤送達装置がリザーバポートへの充填のために配向されたとき、平坦な表面上に休止するように適合された平坦な安定化縁部を備えることを特徴とする請求項1に記載のボタン安全キャップ。
  3. 当該スナップ機構は、所定のトルクが当該ボタン安全キャップに加えられた場合に、当該起動ボタンを係合解除することを特徴とする請求項1に記載のボタン安全キャップ。
  4. 当該少なくとも1つの安定化アームは、当該引張り部材と前記薬剤送達装置の外面との間に延在する第1の表面を備え、当該第1の表面と引張り部材とは、前記起動ボタンが展開される前に当該起動ボタンを受け入れ、且つ前記薬剤送達装置の横軸に沿って延在するように寸法決めされていることを特徴とする請求項1に記載のボタン安全キャップ。
  5. 当該少なくとも1つの安定化アームは、前記第1の表面から薬物送達装置の縦軸に沿って延在する第2の安定化アームを備えることを特徴とする請求項4に記載のボタン安全キャップ。
  6. 前記輪郭表面は、前記薬剤送達装置の長軸に対して垂直である、前記薬剤送達装置の横軸に沿って延在することを特徴とする請求項1に記載のボタン安全キャップ。
  7. 前記起動ボタンを受け入れるように構成されたキャビティをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のボタン安全キャップ。
  8. 前記挿入機構起動ボタンは、その長軸の一部に沿って延在する対向する平坦な表面を有し、そして、前記キャビティは、前記ボタン安全キャップが前記挿入機構起動ボタンに係合するとき、当該挿入機構起動ボタンの前記平坦な表面に当接するそれぞれの平坦な表面を有するように構成されていることを特徴とする請求項7に記載のボタン安全キャップ。
  9. 前記ハウジングの外表面に相対的に対する前記キャビティの高さは、前記未展開位置にあるとき、前記ハウジングから延伸する前記挿入機構起動ボタンの長さに対応することを特徴とする請求項8に記載のボタン安全キャップ。
  10. 前記引張り部材は切欠きを含み、前記スナップ機構は前記切欠きを少なくとも一部横断して延伸するように構成される、請求項1に記載のボタン安全キャップ。
  11. 流体注入装置であって、
    カニューレ挿入機構であって、前記流体注入装置のハウジングから延在する挿入機構起動ボタンを備え、前記挿入機構起動ボタンは押されたときに前記ハウジングに対して相対的に未展開位置から展開位置に移動するように構成されるカニューレ挿入機構と、
    当該起動ボタン上に組み立てられたボタン安全キャップであって、
    引張り部材と、
    前記引張り部材および前記ハウジングの外表面との間を延伸するように適用された、少なくとも1つの安定化アームと、前記引張り部材から前記ハウジングの側部に沿って延伸する輪郭表面とであって、ボタン安全キャップが組立てられる際に前記起動ボタンと薬剤送達装置との少なくとも1つに対しての当該ボタン安全キャップの回転及び/又は並進を防止するべく適合されている、前記安定化アーム及び前記輪郭表面のうち少なくとも一つと、
    前記起動ボタンに係合するように適合された可撓性のスナップ機構と、を備えるボタン安全キャップと、を備え、
    前記スナップ機構は、所定の除去力が前記ボタン安全キャップに加えられるまで、前記起動ボタン上に前記ボタンを安全に保持することを特徴とする流体注入装置。
  12. 前記引張り部材は、前記流体注入装置がリザーバポートへの充填のために配向されたとき、平坦な表面上に休止するべく適合された平坦な安定化縁部を備えることを特徴とする請求項11に記載の流体注入装置。
  13. 前記スナップ機構は、所定のトルクが前記ボタン安全キャップに加えられた場合、前記起動ボタンを係合解除することを特徴とする請求項11に記載の流体注入装置。
  14. 前記少なくとも1つの安定化アームは、前記引張り部材と前記流体注入装置の外表面との間に延在する第1の表面を備え、当該第1の表面及び前記引張り部材は、前記起動ボタンが展開される前に当該起動ボタンを受け入れ、且つ前記流体注入装置の横軸に沿って延在するように寸法決めされていることを特徴とする請求項11に記載の流体注入装置。
  15. 前記少なくとも1つの安定化アームは、第1の表面から前記流体注入装置の縦軸に沿って延在する第2の安定化アームを備えることを特徴とする請求項11に記載の流体注入装置。
  16. 前記引張り部材から前記流体注入装置の側部に沿って延在する輪郭表面をさらに備えることを特徴とする請求項11に記載の流体注入装置。
  17. 前記起動ボタンを受け入れるべく構成されたキャビティをさらに備えることを特徴とする請求項11に記載の流体注入装置。
  18. 前記挿入機構起動ボタンは、その長軸の一部に沿って延在する対向する平坦な表面を有し、そして、前記キャビティは、前記ボタン安全キャップが前記挿入機構起動ボタンに係合するとき、前記挿入機構起動ボタンの前記平坦な表面に当接するそれぞれの平坦な表面を有するように構成されていることを特徴とする請求項17に記載の流体注入装置。
  19. 前記ハウジングの外表面に相対的に対する前記キャビティの高さは、前記未展開位置にあるとき、前記ハウジングから延伸する前記挿入機構起動ボタンの長さに対応することを特徴とする請求項18に記載の流体注入装置。
  20. 前記引張り部材は切欠きを含み、前記スナップ機構は前記切欠きを少なくとも一部横断して延伸するように構成される、請求項11に記載の流体注入装置。
  21. 前記引張り部材、前記少なくとも1つの安定化アーム及び前記ボタン安全キャップの前記スナップ機構は、前記薬剤送達装置からの取り除くことができるように単一で成形された部分であることを特徴とする請求項1に記載のボタン安全キャップ。
  22. 前記引張り部材は、ユーザの指に把持される2つの端部を有し、前記輪郭表面の幅は、前記輪郭表面を前記ユーザの指が前記2つの端部で収容するように前記2つの端部から空間を空けるように構成されていることを特徴とする請求項6に記載のボタン安全キャップ。
  23. 前記引張り部材、前記少なくとも1つの安定化アーム及び前記ボタン安全キャップの前記スナップ機構は、前記薬剤送達装置からの取り除くことができるように単一で成形された部分であることを特徴とする請求項11に記載の流体注入装置。
  24. 前記引張り部材は、ユーザの指に把持される2つの端部を有し、前記輪郭表面の幅は、前記輪郭表面を前記ユーザの指が前記2つの端部で収容するように前記2つの端部から空間を空けるように構成されていることを特徴とする請求項16に記載の流体注入装置。
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