JP2021096695A - 情報処理システム、情報処理システムの制御方法及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理システムの制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】子供連れ等で来店しても居心地の良い店舗であるかを顧客が検討するための案内情報を表示する情報処理システム、情報処理システムの制御方法及びプログラムを提供する。【解決手段】来店者情報管理装置100は、1又は複数の店舗の1又は複数の撮影場所で撮影される各映像を用いて各映像内に存在する人物を検出し(S102)、検出した人物を、子供であるか否かの属性を含む1又は複数の属性で分類し(S103〜S105)、店舗ごとの分類結果をデータベースに登録する(S106)。表示制御装置は、要求に応じて又は定期的に、データベースに登録された情報に基づき、店舗ごとの子供の割合を認識可能な案内情報を、顧客端末や電子案内板に表示制御する。【選択図】図4

Description

本発明は、レストラン街等の各店舗に設置されている監視カメラの映像を用いて各店舗の実際の来店状況に基づく案内情報をリアルタイムに提供する情報処理システム、情報処理システムの制御方法及びプログラムに関する。
近年、店舗内に設置された監視カメラの映像を解析して、店舗毎のリアルタイムの混雑状況を検出して案内する技術が開発されている。また、店舗毎に来店した男女の属性情報を検出してデータ分析する技術も開発されている。
特許文献1には、監視制御装置が、監視カメラからの画像から、通路の人物が女性か男性か子供(総称して人物属性情報ともいう)を判断し、これらの人物の種類の人数、流れ方向を計測する技術が開示されている。
特開2007−34585号公報
レストラン街のような施設内の店舗には、ファミリー、カップル、個人、グループ等の多種多様な顧客の来店が予想される。このため、多くの店舗の中で、どの店舗が子供連れ等で来店しても居心地の良い店舗であるか、居心地の良くない店舗であるかを判断するのは困難である。例えば、子供連れ等で来店したいファミリー客と、静かに過ごしたいカップル客、個人客、盛り上がりたいグループ客では、居心地の良い店舗が異なり、一律に判断できない。よって、多くの店舗内を覗いたうえで来店する店舗を決めるなど、手間のかかる方法で来店する店舗を決めている顧客も多い。
上述した特許文献1は、画像から通路を通行している人物が女性か男性か子供か等を判断し、最も効果のある広告、音楽を提供する技術を開示するものであり、特許文献1には、多くの店舗の中でどの店舗が子供連れ等で来店しても居心地の良い店舗であるかを顧客が検討するための案内情報を提供する技術は開示されていない。また、その他の従来の技術にも、このような案内情報を提供する技術はなかった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものである。本発明は、子供連れ等で来店しても居心地の良い店舗であるかを顧客が検討するための案内情報を提供する仕組みを実現することを目的とするものである。
本発明は、1又は複数の店舗の1又は複数の撮影場所で撮影される各映像を用いて各映像内に存在する人物を検出する検出手段と、前記検出された人物を、子供であるか否かの属性を含む1又は複数の属性で分類する分類手段と、前記店舗ごとの前記映像内に存在する子供の割合を認識可能な案内情報を表示可能に制御する表示制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、子供連れ等で来店しても居心地の良い店舗であるかを顧客が検討するための案内情報を提供することができる。したがって、多くの店舗があるような場所でも、効率的かつ容易に店舗選びを行うことが可能になる。
本実施形態の情報処理システムの概要を説明する図。 本実施形態の情報処理システムの構成の一例を示す図。 本実施形態の来店者情報管理装置の構成の一例を示すブロック図。 本実施形態の情報処理システムの来店者情報管理処理動作を示すフローチャート。 本実施形態の情報処理システムで用いる各種テーブルを例示する図。 本実施形態の情報処理システムで用いる各種テーブルを例示する図。 監視カメラ映像内のエリアの一例を示す図。 本実施形態の情報処理システムの表示制御動作を示すフローチャート。 本実施形態の管理者端末に表示される案内情報の一例を示す図。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態を示す情報処理システムの概要を説明する図である。
本実施形態の情報処理システムは、レストラン街等の施設(屋外であってもよい)のように複数の店舗が含まれる施設において利用することを想定したシステムである。
このような施設内の店舗には、図1に示すように、ファミリー客(子供連れ)701、カップル客(男女各1名)702、個人客703、グループ客(その他)704等の多種多様な顧客の来店が予想される。本実施形態の情報処理システムは、このような施設において、各店舗内の天井等に設けられた監視カメラ300でそれぞれ撮影される各店舗内の映像を用いて、店舗毎に、店舗内で検出される各人物の個人属性(例えば、男か女か(性別)、大人か子供か等)の分類や、集団属性(ファミリー客か、カップル客か、個人客か、グループ客か等)の分類を行い、データベースに確認しておく。そして、この分類結果に基づいて、店舗ごとに、その店舗内に存在する子供の割合等を比較認識可能な案内情報を生成して顧客に対して提供する。各顧客は、この案内情報を確認して、その店舗が子供連れ等で来店しても居心地の良い店舗であるかを容易に判断することが可能となる。この結果、施設内の店舗の中で、どの店舗が子供連れ等で来店しても居心地の良い店舗であるかを容易に判断することが可能となる。したがって、多くの店舗があるような場所でも、効率的かつ容易に店舗選びを行うことが可能になる。
なお、本実施形態は、各店舗内の天井等に設けられた監視カメラ300だけには限定させず、更に、監視カメラ300を各店舗の外にも、各店舗を向けた天井等に設置させて、各店舗の外で、入店を待っている顧客の人数や属性を検出して、各店舗内の天井等に設けられた監視カメラ300の分類結果に加えてもよい。
以下、本実施形態の情報処理システムについて詳細に説明する。
〔情報処理システムの全体構成〕
図2は、本実施形態の情報処理システムの構成の一例を示す図である。
本実施形態の情報処理システムにおいて、来店者情報管理装置100は、1又は複数の監視カメラ300a〜300z(以下単に「監視カメラ300」という)で撮影されている各店舗内の映像を用いて、店舗毎に、店舗内で検出される各人物の個人属性(例えば、男、女、大人、子供等)の分類や、集団属性(ファミリー客(子供連れ)、カップル客(男女各1名)、個人客、グループ客(その他)等)の分類を行い、該店舗ごとの分類結果を、LAN等を介して表示制御装置101に送信する。なお、本発明を実施するためには、監視カメラ300は従来型の監視カメラには限定されず、監視カメラ300を、赤外線映像と2次元のRGB画像を同時に取得可能なTOFカメラにして、該TOFカメラから取得される赤外線映像やRGB画像から各映像内に存在する人物を検出したり、検出された人物を、子供であるか否かの属性を含む1又は複数の属性で分類してもよい。
表示制御装置101は、来店者情報管理装置100から送信される、店舗ごとの分類結果を保持管理し、施設内の多くの店舗の中で、どの店舗が子供連れ等で来店しても居心地の良い店舗であるかを顧客が検討するための案内情報を、施設に来場した顧客等に対して提供にする。具体的には、表示制御装置101は、店舗ごとの、店舗内の顧客の個人分類結果や集団分類結果、子供の割合等を比較可能な情報を、上述の案内情報として、各顧客の所有するスマートフォン等の顧客端末200や、施設内の共有通路等に設置されている電子案内板(デジタルサイネージ)400等に表示制御する。
例えば、表示制御装置101にWebサーバ等を実装し、顧客端末200で動作するWebブラウザからの要求に応じて、上述したような店舗ごとの来客情報を比較可能な案内情報の表示情報を応答し、顧客端末200で表示する。また、表示制御装置101から電子案内板400に、定期的に、上述したような店舗ごとの来客情報を比較可能な案内情報の表示情報を送信し、電子案内板400で表示する。これにより、施設に来場した又は施設への来場を予定している顧客等が、上述したような店舗の来客情報を認識可能な案内情報を容易に取得して、その店舗が子供連れ等で来店しても居心地の良い店舗であるかを顧客が検討することができる。したがって、多くの店舗があるような場所でも、どの店舗が子供連れ等で来店しても居心地の良い店舗であるかを顧客が検討することができ、効率的かつ容易に店舗選びを行うことが可能になる。
なお、図2に示した各機器の通信は、LANに限定されるものではなく、その他の各種通信方法を用いるものでもよい。
〔ハードウェア構成〕
図3は、来店者情報管理装置100の構成の一例を示すブロック図であり、例えばパーソナルコンピュータ(PC)等で構成可能である。
図3において、CPU201は、ROM203又は外部メモリ212等に格納されたプログラムを必要に応じてRAM202にロードして実行することにより、各種制御を実行する。RAM202は、CPU201の作業領域として利用される。ROM203は、各種プログラムや各種データが記憶されている。
入力コントローラ205は、キーボード(KB)209や図示しないポインティングデバイス(マウス、タッチパネル等)からの入力を制御する。ビデオコントローラ206は、ディスプレイ211への表示を制御する。なお、来店者情報管理装置100では、入力コントローラ205にカメラデバイス210が接続されていなくてもよい。また、キーボード209やディスプレイ211も、来店者情報管理装置100に備えられていなくてもよい。
メモリコントローラ207は、ハードディスク(HD)やソリッドステートドライブ(SSD)、フラッシュメモリ等の外部メモリ212へのアクセスを制御する。
通信I/Fコントローラ208は、有線又は無線のネットワークとの通信を制御する。
システムバス204は、各デバイス201〜208を接続する。
なお、表示制御装置101のハードウェア構成も基本的に来店者情報管理装置100と同様である。
また、顧客端末200のハードウェア構成も基本的に来店者情報管理装置100と同様であるが、通信I/Fコントローラ208は、例えば、移動通信システム等の携帯電話回線および無線LAN等の通信モジュールによって実現される。顧客端末200は、顧客所有の携帯端末であり、所謂スマートフォン等で実現可能である。
また、電子案内板400のハードウェア構成も基本的に来店者情報管理装置100と同様であるが、ビデオコントローラ206にディスプレイ211が接続されている。
また、監視カメラ300も同様の構成で実現可能であるが、キーボード209やディスプレイ211等の代わりに、可視画像を撮影するカメラデバイス210を備える。監視カメラ300には、ビデオコントローラ206やディスプレイ211は備えられていなくてもよい。
以下、フローチャートを用いて、本実施形態の情報処理システムの来店者情報管理処理動作について説明する。
図4は、本実施形態の情報処理システムの来店者情報管理処理動作の一例を示すフローチャートである。この図において、来店者情報管理装置100の動作は、来店者情報管理装置100のCPU201が外部メモリ212に格納されたプログラムを必要に応じてRAM202にロードして実行することにより実現される。また、表示制御装置101の動作は、表示制御装置101のCPUが外部メモリに格納されたプログラムを必要に応じてRAMにロードして実行することにより実現される。
また、図5A、図5Bは、本実施形態の情報処理システムで用いる各種テーブルを例示する図である。以下、図5A、図5Bをまとめて図5と記載する。
図5(a)は、監視カメラテーブルを示す図であり、例えば、上述した不図示の監視カメラ映像記録サーバに記憶される。本システムが稼働している間、各監視カメラ300は撮影している映像を常に来店者情報管理装置100と監視カメラ映像記録サーバに送信している。来店者情報管理装置100は、この映像を用いて来店者情報管理する。なお、監視カメラテーブルは、来店者情報管理装置100で記憶されていてもよい。
図5(b)は、属性テーブルを示す図であり、来店者情報管理装置100の外部メモリ212に予め記憶されている。
図5(c)は、エリア別分類テーブルを示す図であり、来店者情報管理装置100の外部メモリ212に予め記憶されている。
図5(d)は、分類条件テーブルを示す図であり、来店者情報管理装置100の外部メモリ212に予め記憶されている。
図5(e)は、来店者情報管理テーブルを示す図であり、表示制御装置101の外部メモリに記憶される。この来店者情報管理テーブルは、店舗ごとの来店者の情報を格納するためのデータベースとして機能する。
上述したように、各監視カメラ300は撮影している映像を逐次、来店者情報管理装置100に送信している。来店者情報管理装置100は、各監視カメラから映像を受信し、監視カメラ300ごとに、例えば並列に図4のフローチャートに示す処理を実行する。なお、各監視カメラには、それぞれ撮影場所の情報、例えば「店舗(〇〇喫茶店)#1」、「店舗(〇〇喫茶店)#2」、「店舗(〇〇喫茶店)#3」、「店舗(〇〇ファストフード)#1」、「店舗(〇〇ファストフード)#2」、「店舗(〇〇ファストフード)#3」、「店舗(〇〇中華料理)#1」、「店舗(〇〇中華料理)#2」、「店舗(〇〇中華料理)#3」等が対応付けられており、来店者情報管理装置100は、映像を受信した監視カメラ300の撮影場所の情報を認識可能である。また、来店者情報管理装置100は、予め監視カメラテーブル(図5(a))の「監視カメラの管理」の項目と同様の情報を保持し、どの店舗にどの撮影場所があるか等の情報を認識可能なものとする。
まずS101において、来店者情報管理装置100は、処理対象の監視カメラ300から受信した映像データから、最新の映像(最新のフレーム)を取得し、該映像に映っている席の塊を識別し、席の塊ごとに、映像内にエリアを設定する(エリアの分類)。例えば、図6の監視カメラ映像600を例に説明すると、監視カメラ映像600内のエリアA、エリアB、エリアC、エリアDといった席の塊を検出し、該検出した各席の塊に基づいて、エリアA、エリアB、エリアC、エリアDといったエリアを設定(抽出)する。なお、エリアには、エリアA、エリアB及びエリアCのような「個別席のテーブル」のエリアと、エリアDのような「並び席のテーブル」のエリアがあるが、来店者情報管理装置100は、この属性を判別して、エリアごとに保持しておくものとする。なお、「個別席のテーブル」のエリアは、1つの集団が占有すると考えられるエリアに対応する(第1種別のエリア)。また、「並び席のテーブル」のエリアは、複数の集団が混在して利用すると考えられるエリアに対応する(第2種別のエリア)。なお、本実施形態で行うエリアの分類等は、例えば、エリアの特徴を予め学習させた学習済み画像認識モデルを用いて行ってもよいし、その他の方法を用いてもよい。なお、上記エリアやその種別は、予め管理者等により設定されるものであってもよい。
図6は、監視カメラ映像内のエリアの一例を示す図である。
以下、来店者情報管理装置100は、上記S101で分類されたエリアごとに、以下のS102〜S105の処理を実行するように制御する。
まずS102において、来店者情報管理装置100は、処理対象のエリア内の人物を検出し、該検出した人物をカウントする。なお、本実施形態で行う人物の検出は、例えば人物の特徴を予め学習させた学習済み画像認識モデルを用いて行ってもよいし、その他の方法を用いてもよい。
次にS103において、来店者情報管理装置100は、上記S102で処理対象のエリアから検出した人物(検体)を大人と子供に分類する。なお、大人と子供の分類は、体長等で行ってもよいし、例えば大人と子供の特徴を予め学習させた学習済み画像認識モデルを用いて行ってもよいし、その他の方法を用いてもよい。また、本発明において「子供」、「大人」は、上述のような方法により子供、大人として識別される人物を示し、厳密に法律上の成年年齢に達していない人物、成年年齢に達している人物に限定されるものではない。
次にS104において、来店者情報管理装置100は、上記S103で大人と子供に分類された人物(検体)をさらに男性と女性に分類する。なお、男性と女性の分類は、服装や髪形等で行ってもよいし、例えば男性と女性の特徴を予め学習させた学習済み画像認識モデルを用いて行ってもよいし、その他の方法を用いてもよい。
さらに、来店者情報管理装置100は、本S104の分類結果を、属性テーブル(図5(b))の処理対象のエリアに対応するレコードに格納する。
次にS105において、来店者情報管理装置100は、上記S102で処理対象のエリアから検出した人物(検体)を、個人客/集団客に再分類する。この際、来店者情報管理装置100は、処理対処のエリアが「個別席のテーブル」のエリアの場合、該エリアに1人のみの場合には「個人客」、複数存在する場合には集団で来店している「集団客」に再分類する。一方、処理対処のエリアが「並び席のテーブル」のエリアの場合、個人客と集団客の再分類を、顔の向き等で行うものとする。なお、個人客と集団客の再分類は、この方法に限定されず、例えば個人客と集団客の特徴を予め学習させた学習済み画像認識モデルを用いて行ってもよいし、その他の方法を用いてもよい。
さらに本S105において、来店者情報管理装置100は、上記再分類した人物(検体)を、ファミリー客(お子様連れ)、カップル客、グループ客に詳細分類する。なお、この詳細分類は、分類条件テーブル(図5(d))に予め設定されている条件を用いて行ってもよいし、例えばファミリー客、カップル客、グループ客の特徴を予め学習させた学習済み画像認識モデルを用いて行ってもよいし、その他の方法を用いてもよい。
さらに、来店者情報管理装置100は、本S105の詳細分類結果を、属性テーブル(図5(b))の処理対象のエリアに対応するレコードの集団属性の欄501に格納する。なお、処理対象のエリアが「並び席のテーブル」のエリアの場合には、詳細分類結果を、エリア別分類テーブル(図5(d))の処理対象のエリアに対応するレコードの集団属性の欄502に格納する。この際、集団属性の欄501には、エリア別分類テーブル(図5(d))の参照情報(リンク)を格納する。
図示しないが、以上S102〜S105の処理を、上記S102で分類されたエリアごとに、例えば並列に実行するように制御する。
次にS106において、来店者情報管理装置100は、上記S102〜S105の処理が1店舗分の処理が完了するごとに又は全てのエリアの処理が完了したら、上記S102〜S105の店舗別の処理結果を、表示制御装置101に送信し、データベース(来店者情報管理テーブル(図5(e)))に登録する。表示制御装置101は、来店者情報管理装置100から受信した店舗別の処理結果を用いて、来店者情報管理テーブル(図5(e))の、該当する店舗のレコードを更新する。
そして、全ての店舗の処理を完了すると、来店者情報管理装置100は、S107に処理を進める。
S107において、来店者情報管理装置100は、上記S101の処理を開始してから所定時間(一例として1分とする)経過するまで待機する。そして、所定時間経過した場合(S107でYESの場合)、来店者情報管理装置100は、S101に処理を戻し、次の映像の処理に移行する。
以上説明したように、レストラン街のような施設内の店舗のように多種多様な顧客の来店が予想される場合でも、店舗毎に、店舗内で検出される顧客の属性、詳細には個人属性(例えば、男/女、大人/子供等)や集団属性(ファミリー客/カップル客/個人客/グループ客等)の分類をリアルタイムに精度良く行うことが可能となる。
以下、フローチャートを用いて、本実施形態の情報処理システムの表示制御動作について説明する。
図7は、本実施形態の情報処理システムの表示制御動作の一例を示すフローチャートである。この図において、表示制御装置101の動作は、表示制御装置101のCPUが外部メモリに格納されたプログラムを必要に応じてRAMにロードして実行することにより実現される。また、顧客端末200の動作は、顧客端末200のCPUが外部メモリに格納されたプログラムを必要に応じてRAMにロードして実行することにより実現される。
まずS201において、顧客の操作に応じて、顧客端末200(例えばWebブラウザ)が、表示制御装置101に対して店舗来店者情報案内の表示要求を送信する。店舗来店者情報案内の表示要求を受信した、表示制御装置101は、S202に処理を進める。
S202において、表示制御装置101は、表示制御装置101の外部メモリに記憶されている来店者情報管理テーブル(図5(e))を参照して、各店舗の来店者の情報を取得する。
次にS203において、表示制御装置101は、上記S202で取得した、各店舗の来店者の情報に基づき、店舗毎の、来客の属性(ファミリー客/カップル客/個人客/グループ客等)の比率や、子供の来店比率(子供の顧客数/全顧客数)等を比較認識可能な情報を表示する情報(例えば、図8の1000に示すようなWebページ)を生成し、顧客端末200に送信する。すなわち、表示制御装置101は、店舗毎の、来客の属性(ファミリー客/カップル客/個人客/グループ客等)の比率や、子供の来店比率(子供の顧客数/全顧客数)等を比較認識可能な情報を、顧客端末200(Webブラウザ)で表示可能に制御する。この情報(Webページ)を受信した、顧客端末200(Webブラウザ)は、S204に処理を進める。
S204において、顧客端末200(Webブラウザ)は、表示制御装置101から受信した情報を、表示する。例えば、図8の来店者情報案内1000のような情報(Webページ)を、顧客端末200のディスプレイに表示する。
図8は、顧客端末200に表示される、店舗毎の来客の属性の比率や子供の来店比率等を比較認識可能な表示情報(来店者情報案内1000)の一例を示す図である。
図8に示すように、この表示情報(来店者情報案内1000)には、店舗ごとに、店舗名1001、混雑状況1002、来客の属性(ファミリー客/カップル客/個人客/グループ客等)の比率1003、子供の来店比率(子供の顧客数/全顧客数)1004等を比較認識可能な情報が含まれている。
なお、表示更新ボタン1005がタップされると、顧客端末200(Webブラウザ)は、表示制御装置101に対して店舗来店者情報案内の表示要求を送信する。これにより、来店者情報案内1000の表示が更新される。
なお、電子案内板(デジタルサイネージ)400の場合、表示制御装置101が定期的にS202の処理を実行し、S203において、上記S202で取得した、各店舗の来店者情報に基づき、店舗毎の、来客の属性の比率や子供の来店比率等を比較認識可能な表示情報を、電子案内板400に送信する(すなわち表示可能に制御する)。なお、電子案内板400に送信する表示情報には、表示更新ボタン1005は含まれないものとする。この表示情報を受信した、電子案内板400は、S204の処理を実行する。
S204において、電子案内板400は、表示制御装置101から受信した情報を、表示する。例えば、図8の来店者情報案内1000のような情報(Webページ)を、電子案内板400のディスプレイに表示する。
以上説明したように、例えば施設等に入場している又は施設等へ入場して店舗を利用しようと考えている顧客に対して、顧客端末200又は電子案内板400に表示される来店者情報案内1000(図8)により、顧客は子供連れ等で来店しても居心地の良い店舗であるかを容易に判断することが可能となる。この結果、多くの店舗があるような場所でも、多くの店舗の中で、どの店舗が子供連れ等で来店しても居心地の良い店舗であるかを顧客が検討するための案内情報をリアルタイムに提供することができる。これにより、店舗を利用しようとしている顧客は、多くの店舗の中で、どの店舗が子供連れ等で来店しても居心地の良い店舗であるか容易に判断して、効率的かつ容易に店舗選びを行うことができるようになる。
なお、来店者情報管理装置100の機能は、1台のコンピュータにより実現されるものであっても、複数のコンピュータにより実現されるものであってもよい。例えば、来店者情報管理装置100の機能は、クラウドサービス等を利用して実現される構成であってもよい。
また、来店者情報管理装置100と表示制御装置101を1台のコンピュータにより実現する構成でもよいし、これらをクラウドサービス等を利用して実現する構成であってもよい。
また、来店者情報管理装置100や表示制御装置101の機能を、いずれかの監視カメラ300が備える制御部で実現するようにしてもよい。すなわち、いずれかの監視カメラ300が備える制御部が、各監視カメラ300が備えるカメラデバイスで撮影している映像を用いて来店者情報管理処理や案内情報の表示制御の機能を実現するようにしてもよい。
なお、店舗は飲食店に限定されるものではなく、他の業種の店舗であってもよい。
以上説明したように、子供連れ等で来店しても居心地の良い店舗であるかを顧客が検討するための案内情報を提供することができる。よって、多種多様な顧客が入場する可能性の高い施設等で店舗が多くある場合でも、多くの店舗の中で、どの店舗が子供連れ等で来店しても居心地の良い店舗であるかの案内情報を効率よく提供することができる。これにより、顧客は、多くの店舗の中で、どの店舗が子供連れ等で来店しても居心地の良い店舗であるか容易且つ効率的に判断できるようになる。したがって、多くの店舗があるような場所でも、顧客が効率的かつ容易に店舗選びを行うことが可能になる。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、上記各実施形態を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施形態及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
100 来店者情報管理装置
101 表示制御装置
200 顧客端末
300 監視カメラ
400 電子案内板

Claims (10)

  1. 1又は複数の店舗の1又は複数の撮影場所で撮影される各映像を用いて各映像内に存在する人物を検出する検出手段と、
    前記検出された人物を、子供であるか否かの属性を含む1又は複数の属性で分類する分類手段と、
    前記店舗ごとの前記映像内に存在する子供の割合を認識可能な案内情報を表示可能に制御する表示制御手段と、
    を有することを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記表示制御手段は、携帯端末からの要求に応じて前記案内情報を表示するための表示情報を前記携帯端末に送信する、及び/又は、定期的に前記案内情報を表示するための表示情報を所定の表示装置に送信する請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記分類手段により分類される属性には、前記子供であるかの属性を含む個人の属性と、1又は複数の人物で構成される集団の属性が含まれ、
    前記案内情報には、前記店舗ごとの前記映像内に存在する客の1又は複数の属性に関する情報を認識可能な情報が含まれることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理システム。
  4. 前記個人の属性には、性別が含まれ、
    前記集団の属性には、ファミリー客であるか、カップル客であるか、個人客であるか又はグループ客であるかの属性が含まれることを特徴とする請求項3に記載の情報処理システム。
  5. 前記分類手段は、前記検出された各人物の顔の向きに基づき、個人の客と集団の客とを分類し、集団の客に対して前記集団の属性の分類を行うことを特徴とする請求項4に記載の情報処理システム。
  6. 前記検出手段は、前記各映像を用いて各映像内の1又は複数のエリアに存在する人物を検出し、
    前記分類手段は、前記エリアで検出された人物を、前記子供であるかの属性を含む1又は複数の属性で分類することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  7. 前記映像内の席を識別し、該識別した結果に基づいて該映像内に1又は複数のエリアを設定する設定手段と、
    前記設定されたエリアが、1つの集団が占有して利用することが想定される第1種別のエリアか、複数の集団が混在して利用することが想定される第2種別のエリアか判別する判別手段と、を有し、
    前記分類手段は、前記第1種別のエリアについては、そのエリアで検出された各人物の前記個人の属性に基づき前記集団の属性を分類し、前記第2種別のエリアについては、そのエリアで検出された各人物の顔の向きに基づき、個人の客と集団の客とを分類し、集団の客に対して前記集団の属性の分類を行うことを特徴とする請求項6に記載の情報処理システム。
  8. 前記各映像は、前記1又は複数の店舗の1又は複数の撮影場所に設置される監視カメラによりそれぞれ撮影される映像であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  9. 1又は複数の店舗の1又は複数の撮影場所で撮影される各映像を用いて各映像内に存在する人物を検出する検出工程と、
    前記検出された人物を、子供であるか否かの属性を含む1又は複数の属性で分類する分類工程と、
    前記店舗ごとの前記映像内に存在する子供の割合を認識可能な案内情報を表示可能に制御する表示制御工程と、
    を有することを特徴とする情報処理システムの制御方法。
  10. コンピュータを、請求項1〜8のいずれか1項に記載の手段として機能させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113569659A (zh) * 2021-07-05 2021-10-29 深圳智慧园区信息技术有限公司 一种基于大数据的客流量分析方法、系统、智能终端及存储介质

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