JP2021094722A - ホルダ及び画像記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロール体を装填して、ガイドによって位置決めすることが容易なホルダを提供する。【解決手段】ホルダ50は、軸線方向に延びており、上記芯管に挿通されるフレーム200と、軸線方向において互いに異なる位置でフレーム200に対して軸線方向に移動可能なサイドガイド400A,400Bと、を具備する。サイドガイド400Aは、ロール体11の第1側面をガイドするガイド部42Aと、上記軸を中心とする周方向に沿って配置されており、ロール体11の芯管の内周面に当接する突片430A及び弾性支持片440Aと、を備える。サイドガイド400Bは、スリーブ500と、第1側面と上記軸線方向に離間するロール体11の第2側面をガイドするガイド部42Bと、上記周方向に沿って配置されており、芯管の内周面に当接する複数の弾性支持片44Bとを有しており、スリーブ500に着脱可能なガイド本体410Bと、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、ロール体を支持するホルダ、及び画像記録装置に関する。
例えば、ロール紙ホルダに装填したロール紙から引き出されて記録紙に印刷するプリンタが知られている。ロール紙ホルダは、ロール紙の軸孔に挿通される支持軸と、ロール紙の幅方向の両側を位置決めするロック部材とを有する。両側のロック部材は、支持軸に沿ってそれぞれ移動する(特許文献1参照)。
特開2013−215984号公報
ロール体を左右のガイドの間に装填するためには、左右のガイドのいずれか一方を支持軸から取り外すことになるが、外したガイドを取り付けるときに、ロール体に対する位置決めやガイドと支軸とを嵌合させることなどが必要であり、操作が煩わしい。
本発明は、前述された事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ロール体の着脱操作が容易なホルダを提供することにある。
本発明は、連続するシートが芯管に巻かれたロール体を保持するホルダであって、軸線方向に延びており、上記芯管に挿通されるフレームと、上記フレームに対して上記軸線方向に移動可能な第1サイドガイドと、上記フレームに対して上記軸線方向に移動可能な第2サイドガイドと、を具備する。上記第1サイドガイドは、上記ロール体の第1側面と当接する第1ガイド部と、上記軸線方向周りの周方向に沿って配置されており、上記芯管の内周面に当接する複数の第1支持部と、を備える。上記第2サイドガイドは、スリーブと、上記ロール体の第2側面と当接する第2ガイド部と、上記周方向に沿って配置されており、上記芯管の内周面に当接する複数の第2支持部とを有しており、上記スリーブに着脱可能なガイド本体と、を備える。
本発明によれば、ロール体を、芯管の内周面をスリーブでガイドしながら装填できるため、ロール体の着脱操作が容易である。
図1は、カバー90が開位置であるときの印刷装置10の前面31側の斜視図である。 (A)は、図1の一点鎖線II−IIに沿う縦断面を右方から視た時の図であり、(B)は、図2(A)の一点鎖線IIB−IIBに沿う横断面を上方から視た時の要部を示す模式図である。 図3は、図1、図2のホルダ50の斜視図である。 図4は、図3の一点鎖線IV−IVに沿う断面を幅方向から視た時の図である。 図5は、図3の連動機構300を取り外したホルダ50の平面図である。 図6は、図3のホルダ50の三面図であり、(A)は、ホルダ50のサイドガイド400Aを軸線方向7の一方側から視た時の図であり、(B)は、ホルダ50の平面図であり、(C)は、ホルダ50のサイドガイド400Bを軸線方向7の他方側から視た時の図である。 図7は、図3のホルダ50の正面図である。 図7は、図3のサイドガイド400Bをスリーブ500から取り外した時のホルダ50を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態に係る印刷装置10について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。また、以下の説明では、矢印の起点から終点に向かう進みが向きと表現され、矢印の起点と終点とを結ぶ線上の往来が方向と表現される。また、以下の説明においては、印刷装置10が使用可能に設置された状態(図1の状態)を基準として上下方向が定義され、排出口13が設けられている側を手前側(前面)として前後方向が定義され、印刷装置10を手前側(前面)から視て左右方向が定義される。
[印刷装置10の外観構成]
図1において、印刷装置10は、インクジェット記録方式でロール体11のシートなどに画像を記録する。筐体14は、概ね直方体形状であって、卓上に載置可能な大きさである。すなわち、印刷装置10は、卓上に載置されて使用されるに適している。もちろん、印刷装置10は、床面やラックに載置されて使用されてもよい。なお、印刷装置10は、画像記録装置の一例である。
筐体14は、内部空間を外部から区画する外壁を有する。筐体14の外壁は、右面35及び左面36と、上面33及び下面34と、前面31及び後面32と、を有する。右面35及び左面36は左右方向に互いに離れて位置する。上面33及び下面34は、上下方向に互いに離れて位置し、右面35と左面36とを繋ぐ。前面31及び後面32は、前後方向に互いに離れて位置し、上面33と下面34とを繋ぐ。
前面31には、排出口13が形成されている。排出口13は、前面31の右上部に位置する。前面31において排出口13の左方には操作パネル17が位置する。操作パネル17は、例えば、ディスプレイや入力キーなどを有する。ユーザは、操作パネル17において印刷装置10を動作させたり各種設定を確定したりするための入力を行う。
前面31において操作パネル17の下方には、カバー16が設けられている。カバー16の前面の上端部には、手掛け16Aが設けられている。手掛け16Aは、カバー16の前面から突出又は凹陥している。手掛け16Aは、ユーザがカバー16を操作するときに、指を引っかけるためのものである。カバー16は、下端部が筐体14に支持されて、左右方向に沿った軸線周りに回動可能である。カバー16が開かれることにより、貫通孔を通じて、筐体14の内部空間が露出される。筐体14内においてカバー16の後方には後述するタンク70(図2(A)参照)が位置する。
筐体14の右面35には開口18が形成されている。開口18は、右面35において前後方向のほぼ中央より後に位置しており、上下方向のほぼ中央より下に位置している。開口18は、右方視で概ね矩形形状を有する。開口18によって、筐体14のシート収容空間15が、右方に向かって開放される。
筐体14には、開口18を開閉するカバー90が設けられている。カバー90は、筐体14により支持され、カバー右面91に位置する手掛け38をユーザが操作することで、筐体14に対して前後方向に沿ってスライド可能である。カバー90は、開位置で開口18を全開にし、開位置より前後方向の後である閉位置で開口18を全閉にする。
[印刷装置10の内部構成]
図2(A)に示すように、筐体14の内部空間には、ロール体11、給送ローラ20、シートガイド45、第1搬送ローラ対54、印刷ヘッド24、第2搬送ローラ対55、プラテン25、及びタンク70が配置されている。なお、各図には示されていないが、筐体14の内部空間には、印刷ヘッド24のノズル面を覆うキャップやノズル面を拭うワイパなどのメンテナンスユニット、制御基板、電源回路などのその他の部材が配置されていてもよい。
印刷ヘッド24(記録部の一例)は、吐出モジュール242を備える。吐出モジュール242において、複数のノズル30が左右方向に並んで配置されている。複数のノズル30から、インク滴がプラテン25へ向かって下方へ吐出される。なお、図2(A)においては、前後方向に離れた2つのノズル30のみが示されているが、複数のノズル30は、左右方向に沿って並んでおり、また、前後方向において2列を超えるノズル30が並んでいてもよい。
タンク70にはインクが貯留される。図示されていないが、タンク70からチューブを通じてインクが印刷ヘッド24に供給される。
インクは、顔料などを含む液体である。インクは、顔料を均一に分散させるに適した粘度を有している。顔料は、インクの色となるものである。
筐体14の内部空間には、シート収容空間15が形成されている。詳細には、筐体14の内部空間には、サイドフレーム23A及び隔壁23Bが位置する。サイドフレーム23Aは、図2(B)に示すように、筐体14の内部空間の右側空間及び左側空間に区画する。隔壁23Bは、図2(A)に示すように、筐体14の右側空間において後側且つ下側の部分を区画する。なお、図2(B)では、隔壁23Bの後寄りの部分の図示は省略されている。シート収容空間15は、サイドフレーム23A、隔壁23Bによって区画された空間である。
シート収容空間15には、支軸19が位置する。詳細には、支軸19は、図2(B),図3に示すように、サイドフレーム23Aに固定される。支軸19は、サイドフレーム23Aから開口18に向かって右方に延び、カバー90よりも僅かに左方の位置に至る。支軸19には、ロール体11を保持するホルダ50が支軸19周りに回転可能に取り付けられている。ロール体11は、連続する長尺のシートが芯管に巻かれている。シートは、紙や樹脂フィルムである。ホルダ50は、不図示のモータから回転が伝達されて回転する。ホルダ50の回転に伴って、ホルダ50に保持されているロール体11も回転する。
以下、図3に示すように、支軸19においてサイドフレーム23A側の端部(すなわち、左端部)を基端部19Aと、開口18側の端部(すなわち、右端部)を先端部19Bと称する。支軸19の軸芯が延びる方向を軸線方向7と称する。軸線方向7は左右方向と平行である。軸線方向7に直交する方向を径方向8と称する。なお、いくつかの図には、径方向8のうち、前後方向に平行な径方向8が示されている。支軸19の軸芯周りの方向を周方向9と称する。
図2(A)において、シート収容空間15は、シート収容空間15の後部において上方へ向かって開口している。詳細には、隔壁23Bと後面32との間に、ロール体11から引き出されたシートが通過可能な隙間29が形成されている。
給送ローラ20は、シート収容空間15に位置する。給送ローラ20は、左右方向を軸線方向とする細長なローラである。ロール体11から後方へ引き出されたシートは、給送ローラ20に巻き付いて上方へ延びる。
シートガイド45は、給送ローラ20の上方に位置する。シートガイド45は、平板形状である。シートガイド45の上面は、前後方向及び左右方向に拡がっており、後端が曲面21となって後方を向いている。シートガイド45の上面の位置は、上下方向において、排出口13の位置と同等である。シートガイド45の上面にシートが支持される。シートガイド45の上面には、サイドガイド(図示せず)が位置する。サイドガイドは、シートガイド45の上面よりも上方に突出しており、左右方向の内側に位置する面(左方を向く面)が前後方向に沿って延びている。サイドガイドは、シートガイド45に対して左右方向に沿って移動可能である。サイドガイドは、シートの左右方向に沿った寸法に応じて移動される。サイドガイドの内側の面によって、シートの左右方向の右端が位置決めされる。
押さえ部材46は、シートガイド45の上方に位置する。押さえ部材46は、アーム48とローラ49とを有する。アーム48は、その上端部が筐体14などに回動可能に支持されて、下端部が下方且つ前方へ延びている。アーム48は、左右方向に平行な軸線48Aを中心として回動可能である。なお、図2(A)では、アーム48を支持する部材が省略されている。ローラ49は、アーム48の下端部に回転可能に支持されている。ローラ49の軸線は、アーム48の軸線48Aと平行である。ローラ49とシートガイド45の上面との間を、ロール体11から引き出されたシートが通過可能である。
シートガイド45から排出口13に至る搬送路22が形成されている。搬送路22は、図2(A)中二点鎖線で示され、ほぼ直線状に延びている。搬送路22は、シートが通過可能な空間である。シートは、搬送路22で搬送向きに搬送される。搬送向きは、前向きである。各図には詳細に示されていないが、搬送路22は、上下方向に離れて位置するガイド部材や、シートガイド45、印刷ヘッド24、プラテン25などによって画定されている。
搬送路22における印刷ヘッド24よりも搬送向きの上流に、第1搬送ローラ対54が設けられている。第1搬送ローラ対54は、第1搬送ローラ60とピンチローラ61とを有する。搬送路22において、印刷ヘッド24及びプラテン25よりも搬送向きの下流に、第2搬送ローラ対55が設けられている。第2搬送ローラ対55は、第2搬送ローラ62とピンチローラ63とを有する。第1搬送ローラ60及び第2搬送ローラ62は、モータ(不図示)の回転が伝達されて回転する。ピンチローラ61は、第1搬送ローラ60へ向かって付勢されている。ピンチローラ63は、第2搬送ローラ62へ向かって付勢されている。第1搬送ローラ対54及び第2搬送ローラ対55は、それぞれを構成する各ローラの間にロール体11から延びたシートを挟持した状態において、第1搬送ローラ60及び第2搬送ローラ62が回転することによって、シートを搬送向きに搬送する。
搬送路22に沿って、印刷ヘッド24及びプラテン25が位置する。
印刷ヘッド24の下方に、プラテン25が位置する。プラテン25の上面は、印刷ヘッド24の各ノズル30が開口する面と平行である。プラテン25の上面の左右方向に沿った寸法は、ロール体11の左右方向に沿った寸法よりも大きい。プラテン25は、その上面において、第1搬送ローラ対54及び第2搬送ローラ対55によって搬送されるシートを支持する。同図には示されていないが、負圧や静電気によって、プラテン25の上面にシートが吸着されてもよい。
[ホルダ50の詳細な構成]
ホルダ50は、図3、図4に示されるように、フレーム200と、連動機構300と、サイドガイド400A,400Bと、スリーブ500と、を備えている。
フレーム200は、軸線方向7に長い直方体の箱形状であり、内部空間に連動機構300を収容する。フレーム200は、支軸19に挿通され、周方向9に回転可能に支軸19に支持されている。具体的には、フレーム200は、底壁201と、4つの側壁202A〜202Dと、回転軸203と、を有している。底壁201と4つの側壁202A〜202Dとによって区画された内部空間は、上方へ向かって開口している。なお、図3では、側壁202Dは隠れている。
底壁201は、軸線方向7に長い矩形形状であり、支軸19から離れて支軸19に平行に位置する。側壁202A〜202Dは、底壁201の周縁から支軸19に向かって延出する。底壁201及び側壁202A〜202Dは、連動機構300が収容される収容空間2A(図5参照)を画定する。収容空間2Aは、側壁202A〜202Dの延出端側で開口する。
側壁202A,202Bは、図4に示すように、軸線方向7に互いに離間している。側壁202A,202Bには、貫通孔204A,204Bが形成されている。貫通孔204Aは、図3に示されるように、側壁202Aにおいて幅方向に概ね中央に位置する。貫通孔204Aは、図4に示されるように、側壁202Aにおいて底壁201から離れて位置する。貫通孔204Bは、貫通孔204Aと軸線方向7に対向する。貫通孔204A,204Bには支軸19が挿通される。
回転軸203は、概ね円柱形状である。回転軸203は、図5に示すように、収容空間2A内において底壁201の中央に位置し、図4に示すように、支軸19へ向かって延びている。
底壁201には、図3、図5に示されるように、ガイド長孔205A,205Bが形成されている。ガイド長孔205A,205Bの各々は、底壁201を貫通する貫通孔である。ガイド長孔205Aは、軸線方向7において回転軸203と側壁202B(図4参照)と回転軸203との間の位置で、側壁202Cに沿って軸線方向7に直線状に延びる。なお、図3、図5では、側壁202Bは隠れている。ガイド長孔205Bはガイド長孔205Aと回転軸203周りに180°対称の形状でよいため、その詳細な説明を控える。
図4に示すように、支軸19の先端部19Bに近い位置には、ストッパ19Cが位置する。ストッパ19Cは、ストッパ19Cよりも先端部19Bの方へフレーム200が移動することを規制する。これにより、フレーム200は支軸19から抜けない。
図3に示すように、連動機構300は、ラックアンドピニオン機構であり、収容空間2Aに収容されるピニオンギヤ310と、サイドラック320A,320Bと、を有している。
ピニオンギヤ310には軸孔が形成されている。回転軸203が軸孔に挿通され、ピニオンギヤ310は、回転軸203周りに回転可能に支持される。
サイドラック320Aは、ラック基部321Aと、ラックギヤ322Aと、を有している。ラック基部321Aは、概ね直方体形状を有し、図3、図4に示すように、収容空間2Aにおいて回転軸203及び側壁202Aの間に位置する。また、ラック基部321Aは、図6(A)に示すように、軸線方向7からの平面視で側壁202Aの延出端より突出している。ラック基部321Aには、図4に示すように、軸線方向7に貫通する貫通孔323Aが形成される。貫通孔323Aは、軸線方向7からの平面視で貫通孔204Aと重なる形状を有する。貫通孔323Aには支軸19が挿通される。これにより、サイドラック320Aは、収容空間2A内で支軸19に沿って長さ方向にスライド可能となる。ラックギヤ322Aは、ラック基部321Aから底壁201及び側壁202Cに沿って延びており(図3参照)、ラックギヤ322Aの基端部から先端部に亘ってピニオンギヤ310に噛合するギヤを有する(図6(B)参照)。ラックギヤ322Aには、ガイド長孔205Aに嵌合する突起324Aが形成されている(図5、図7参照)。突起324Aにより、ラックギヤ322Aがラック基部321Aとともに長さ方向に移動する際に幅方向に位置ずれしない。
サイドラック320Bは、図3、図4に示すように、ラック基部321Bと、ラックギヤ322Bと、を有している。ラック基部321Bには、貫通孔323B(図4参照)が形成される。ラックギヤ322Bには、ガイド長孔205Bに嵌合する突起324B(図4,図5、図7参照)が形成されている。なお、サイドラック320Bは、サイドラック320Aと回転軸203の軸芯周りに180°対称な形状でよいため、各部の詳細な説明を控える。
上記連動機構300によれば、ユーザは、サイドラック320A,320Bの一方に、長さ方向の力を加えて長さ方向に移動させる。これに応じて、サイドラック320A,320Bの他方は、サイドラック320A,320Bの一方の移動方向と相反する向きに連動し、サイドラック320A,320Bの一方と同じ量だけ移動する。
サイドガイド400A(第1サイドガイドの一例)は、図3に示されるように、ガイド本体410Aと、フランジ420Aと、3つの突片430Aと、3つの弾性支持片440Aとを有している。なお、図3には、突片430A及び弾性支持片440Aは2つずつ示され、残りの突片430A及び弾性支持片440Aは隠れている。
ガイド本体410Aは、概ね筒状形状を有しており、ラック基部321Aに取り付けられる。詳細には、ガイド本体410Aは、軸線方向7からの平面視でフレーム200より大きい。また、ガイド本体410Aの軸線方向7への寸法は、ラック基部321Aと概ね同じである。ガイド本体410Aには、軸線方向7に貫通する貫通孔450Aが形成されている。貫通孔450Aは、軸線方向7からの平面視でフレーム200と重なる形状を有する。貫通孔450Aにフレーム200が挿通された状態で、ガイド本体410Aは、収容空間2Aに収容されたラック基部321Aにネジにより締結され固定される。
フランジ420Aは、ガイド本体410Aの外周面の外側端部から径方向8に突出し(図3、図6(A)参照)、軸線方向7に薄い円盤形状を有している(図6(B)参照)。なお、図3では、ホルダ50の各部を示すために、フランジ420A,420Bの上側の図示は省略されている。図6Aでは、フランジ420Aの前側の図示は省略されている。また、フランジ420Aは、円盤形状に限らず、多角形形状、又は十文字形状等の異形であってもよい。ガイド本体410Aの外側端部は、軸線方向7において、フレーム200の側壁202Aに最も近いガイド本体410Aの端部である。軸線方向7からの平面視で、フランジ420Aの外形は、支軸19の軸芯を中心とする円形である(図6(A)参照)。また、フランジ420Aの外径は、ロール体11(図1、図2(A)参照)の芯管の外径より大きい。
3つの突片430A(第1支持部の第一例)は、周方向9に等角度間隔でガイド本体410Aの外周面上に位置する。各突片430Aは、径方向8に突出し軸線方向7に沿って延び、周方向9に薄い板形状である。各突片430Aは、周方向9に隣り合う突片430Aと、周方向9に120°対称な形状を有している。ここで、図4に示すように、各突片430Aの径方向8における突出端460Aへの支軸19の軸芯からの第1最大寸法(第1寸法の一例)は、D/2に実質的に等しいか、或いは若干大きい。Dは、ロール体11の芯管の内径である。また、突出端460Aの内側端部への軸芯からの寸法は、第1最大寸法より小さい。なお、突出端460Aの内側端部は、突出端460Aにおいて支軸19の先端部19B側の端部である。突出端460Aの内側端部から、支軸19の基端部19A側に向かうに連れて、突出端460Aは支軸19から遠ざかるよう傾斜している(図4参照)。
各弾性支持片440A(第1支持部の第二例)は、図4に示すように、フランジ420Aの径方向8における外周縁に近い位置から、軸線方向7において基端部19Aから先端部19Bに向かう向きに延出する。各弾性支持片440Aは、軸線方向7において、ガイド本体410Aの内側端部に近い位置まで延びる。各弾性支持片440Aは、円筒の一部をなす曲がった片である。各弾性支持片440Aの延出端部は、径方向8に薄い形状を有しており、ガイド本体410Aから径方向8において離間している。これにより、各弾性支持片440Aの延出端付近に径方向8の力が加わると、各弾性支持片440Aの延出端は、支軸19へ近づくように弾性的に撓む。
3つの弾性支持片440Aは、図3に示すように、周方向9において等角度間隔をあけて位置する。各弾性支持片440Aは、周方向9において隣り合う弾性支持片440Aと、支軸19の軸芯周りに120°対称な形状を有している。また、弾性支持片440Aは、周方向9において隣り合う2つの突片430Aの中間に1つずつ位置する。
各弾性支持片440Aの外周面は、周方向9において湾曲する円弧面である。各弾性支持片440Aにおいて延出端に近い位置には突起470Aが位置する。支軸19の軸芯から、各弾性支持片440Aの外周面までの寸法はD/2以下である。支軸19の軸芯から、各突起470Aの突出端までの寸法は、D/2より僅かに大きい。
図3に示すように、スリーブ500は、スリーブ本体501と、3つのガイド片502と、3つのガイドストッパ503と、被係合突起504と、を有している。なお、図3では、1つのガイドストッパ503と2つのガイド片502とが示され、残りのガイドストッパ503とガイド片502とは隠れている。
スリーブ本体501は、概ね筒状形状を有しており、サイドラック320Bのラック基部321Bに取り付けられる。詳細には、スリーブ本体501は、軸線方向7からの平面視でフレーム200より大きい。また、スリーブ本体501の軸線方向7への寸法は、ラック基部321Bと概ね同じである。スリーブ本体501には、軸線方向7に貫通する貫通孔505が形成されている。貫通孔505は、軸線方向7からの平面視でフレーム200と重なる形状を有する。貫通孔505にフレーム200が挿通された状態で、スリーブ本体501は、収容空間2A内のラック基部321Bにネジにより締結され固定される。
3つのガイド片502は、周方向9に等角度間隔でスリーブ本体501の外周面上に位置する。各ガイド片502は、径方向8に突出し軸線方向7に沿って延び、周方向9に薄い板形状である。各ガイド片502は、周方向9に隣り合うガイド片502と、周方向9に120°対称な形状を有している。また、各ガイド片502は、周方向9において各突片430Aとは異なる位置にある。支軸19の軸芯から、各ガイド片502の径方向8における突出端506までの第2最大寸法(第2寸法の一例)は、D/2よりも僅かに小さい。すなわち、第2最大寸法は、第1最大寸法よりも小さい。また、突出端506の軸線方向7における両端部のうち外側の端部への軸芯からの寸法は、第2最大寸法より小さい。なお、突出端506の外側の端部は、突出端506において支軸19の先端部19B側の端部である。突出端506の外側端部から、支軸19の基端部19A側に向かうに連れて、突出端506は支軸19から遠ざかるよう傾斜している。
図3に示すように、各ガイドストッパ503は、周方向9に等角度間隔でスリーブ本体501の外周面上に位置する。1つのガイドストッパ503は、軸線方向7において、1つのガイド片502よりも、先端部19B寄りに位置する。各ガイドストッパ503は、外周面上から径方向8に僅かに突出し、周方向9において細長い形状を有する。ガイドストッパ503の周方向9への長さは、隣り合う2つの弾性支持片440Bの周方向9への間隔の1/2より若干大きい。
被係合突起504は、ガイドストッパ503の径方向8における突出端から、軸線方向7において先端部19Bから基端部19Aに向かう向きに僅かに突出する。
サイドガイド400B(第2サイドガイドの一例)は、図3に示されるように、ガイド本体410Bと、フランジ420Bと、3つの弾性支持片440Bと、複数の指掛け450Bと、3つの係合突片460Bと、を有している。なお、図3では、2つの弾性支持片440Bと、1つの係合突片460Bとが示され、残りの弾性支持片440B及び係合突片460Bは隠れている。また、図3等では、1つの指掛けにのみ参照符号450Bが付されている。
ガイド本体410Bは、概ね筒状形状を有している。ガイド本体410Bの内径は、スリーブ本体501の外径と同等である。ガイド本体410Bは、スリーブ本体501に対して着脱可能である。ガイド本体410Bは、スリーブ本体501の外側端部から着脱され、スリーブ本体501の外側端部とガイドストッパ503との間で軸線方向7にスライド移動可能である。
フランジ420Bは、ガイド本体410Bの外周面の内側端部(基端部19A側の端部)の位置から径方向8に延出し(図6(C)参照)、軸線方向7に薄い鍔状の形状を有している(図6(B)参照)。フランジ420Bは、軸線方向7からの平面視で、支軸19の軸芯を中心とする円形の外形形状を有しており(図3、図6(C)参照)、フランジ420Aより大きい外径を有する(図4参照)。なお、フランジ420Bの外径は、フランジ420Aの外径と同じ又はそれより小さくてもよい。
各弾性支持片440B(第2支持部の一例)は、フランジ420Bの径方向8における内周縁に近い位置から、各弾性支持片440Aとは逆向きに延出する点を除き、各弾性支持片440Aと同等の形状を有する。サイドガイド400Bがスリーブ本体501に装着されたとき、各弾性支持片440Bは、ガイド本体410Bの外周面から径方向8に離間する。各弾性支持片440Bの外周面において延出端に近い位置には突起470Bが位置する。支軸19の軸芯から、各突起470Bの突出端までの寸法は、D/2と同等である。
複数の指掛け450Bは、ガイド本体410Bの外周面において、フランジ420Bより支軸19の先端部19B側で、周方向9において等間隔で位置する。複数の指掛け450Bは、ガイド本体410Bの外周面から径方向8に突出し軸線方向7に延びている。複数の指掛け450Bは、周方向9において薄い板状の形状を有している。
各係合突片460Bは、フランジ420Bの内周縁から、各弾性支持片440Bと同じ向きに延出し、径方向8において薄い板状形状を有する。1つの係合突片460Bは、周方向9において隣り合う弾性支持片440Bの中間に位置する。サイドガイド400Bがスリーブ本体501に装着されたとき、各係合突片460Bは、スリーブ500が有する被係合突起504に係合する。
[ロール体11の装着作業]
以下、ロール体11の装着作業が説明される。
ロール体11の交換作業において、ユーザは、図1に示されるように、カバー90を開位置とする。これにより、筐体14の開口18を通じて、シート収容空間15が露出される。
ユーザは、サイドガイド400Bをスリーブ500から取り外す(図8参照)。その状態で、ユーザは、ロール体11(図1参照)の芯管を、ホルダ50にスリーブ500側から挿入する。その後、ユーザは、ロール体11の第1側面がサイドガイド400Aのフランジ420Aに当接するまで、軸線方向7において先端部19Bから基端部19Aに向かう向きの力をロール体11に加える。これにより、ロール体11は、フレーム200に挿通される。
ロール体11の第1側面がフランジ420Aに当接するまでの過程で、スリーブ500のガイド片502は、ロール体11の芯管の内周面をガイドする。ガイド片502の突出端506の両端は、突出寸法が小さくなるように傾斜しているので、ロール体11の着脱においてロール体11の芯管がガイド片502の突出端506に沿って円滑にガイドされる。
また、サイドガイド400Aにおいて、突片430Aの突出端460Aと、弾性支持片440Aの突起470Aとは、芯管の内周面に当接する。突片430Aの突出端460Aの第1最大寸法は、D/2(図4参照)に実質的に等しいか、或いは若干大きいので、例えば紙製の芯管は、突出端460Aとの当接によって若干凹む。支軸19の軸芯から、各弾性支持片440Aの外周面までの寸法はD/2以下であり、各突起470Aの突出端までの寸法はD/2より僅かに大きい。そのため、芯管の端部が各突起470Aに、支軸19の先端部19B側から当接すると、各弾性支持片440Aは、ガイド本体410A側に僅かに撓むため、各突起470Aは、芯管の内周面に概ね同じ力で圧接する。
また、ユーザは、サイドガイド400Bをスリーブ500に取り付ける。詳細には、ユーザは、サイドガイド400Bの各係合突片460Bを、ガイドストッパ503の周方向9の隣にある空間に差込み、フランジ420Bがガイドストッパ503に当接するまで、軸線方向7において先端部19Bから基端部19Aに向かう向きの力を加える。その後、ユーザは、指掛け450Bに周方向9の力を加えて、係合突片460Bがスリーブ500の被係合突起504に係合するまでサイドガイド400Bを周方向9に回転させる。
また、ユーザが軸線方向7において先端部19Bから基端部19Aに向かう向きの力をサイドガイド400Bに加えると、ロール体11において第1側面と軸線方向7に離間する第2側面に、サイドガイド400Bのフランジ420Bが相対的に近付き、やがて当接する。このとき、連動機構300の作用により、ロール体11の軸線方向7の中心位置が決められた状態で、第1側面及び第2側面は、サイドガイド400A,400Bによりそれぞれガイドされる。また、サイドガイド400Bにおいて、弾性支持片440Bの突起470Bは、弾性支持片440Aの突起470Aと同様に、芯管の内周面に概ね同じ力で圧接する。これにより、ロール体11の芯管の軸芯は、支軸19の軸芯と同軸になる。
そして、ユーザは、ホルダ50に装着したロール体11からシートを引き出して給送ローラ20に巻き付け、さらにシートガイド45の上面と押さえ部材46のローラ49との間を通過させて、第1搬送ローラ対54までシートの先端を引き出す。そして、ユーザが、開位置のカバー90を後方へスライドさせて閉位置とすると、第1搬送ローラ60及びピンチローラ61によって、ロール体11から引き出されたシートが挟持される。
[印刷装置10の動作]
以下、印刷装置10による画像記録動作が説明される。
印刷データを受信した印刷装置10は、不図示のモータを制御して、ホルダ50、給送ローラ20、第1搬送ローラ60、第2搬送ローラ62を回転させる。これにより、ロール体11のシートの先端が、印刷ヘッド24の下方へ送り出される。送り出されたロール体11のシートは、ロール体11で径方向の外向きとなるシート面が、印刷ヘッド24と対向する。そして、印刷装置10は、各ローラを回転させつつ、印刷データに基づいて、印刷ヘッド24からシートへ向けてインクを吐出させる。印刷ヘッド24から吐出されたインク滴は、プラテン25に支持されているシートに付着する。
印刷装置10は、印刷データに基づく印刷が終了したと判定したことに応じて、ロール体11から引き出されたシートのうち印刷がされた部分が排出口13から筐体14の外部へ出るまでシートを搬送させてから、不図示のモータを制御して、ホルダ50、給送ローラ20、第1搬送ローラ60、及び第2搬送ローラ62の回転を停止する。
[実施形態の作用効果]
本実施形態によれば、突片430A、弾性支持片440A,440Bを備えることにより、フレーム200にロール体11を挿通させて、フレーム200が回転する軸芯を中心とした位置にロール体11を支持することができる。特に、突片430Aによって、フレーム200の軸芯を中心とした位置にロール体が位置され、また、弾性支持片440A,440Bがロール体11の芯管に圧接してロール体11が確実に支持される。
また、ロール体11をスリーブ500に挿通する際、各ガイド片502が芯管の内周面をガイドするため、芯管の中心軸とフレーム200の軸芯を一致させ易い。
また、ガイド片502の第2最大寸法(第2寸法の一例)は、D/2よりも僅かに小さいため、ロール体11をスリーブ500に挿通する際、ロール体11の芯管が軸線方向7へ移動しやすい。また、各突片430Aの第1最大寸法(第1寸法の一例)は、D/2に実質的に等しいため、ロール体11の芯管が突片430Aによって確実に支持される。
また、各ガイド片502は、各突片430Aと周方向9において異なる位置にある。そのため、各ガイド片502がロール体11の芯管の内周面を摺動した位置と、各突片430Aがロール体11の芯管の内周面に当接する位置とが異なる。そのため、仮にロール体11の芯管の内周面がガイド片502上に摺動することで、芯管の内周面が凹んだとしても、突片430Aが確実に芯管の内周面に当接する。
また、連動機構300により、ロール体11をフレーム200の中央に位置決めすることができる。
[変形例]
上記実施形態では、カバー90は、閉位置よりも前方の開位置へ向かって前後方向に沿ってスライド可能であるが、閉位置よりも後方の開位置へ向かって前後方向に沿ってスライド可能であってもよい。
また、筐体14の開口18は、右面35ではなく、左面36及び上面33に亘って形成されていてもよい。
また、上記実施形態では、搬送路22において第1搬送ローラ対54及び第2搬送ローラ対55がシートを挟持して搬送するが、これに代えて、搬送ベルトなどの他の搬送部材が用いられてもよい。
また、タンク70は、ブラック1色のインクを貯留するものに限定されず、例えば、ブラック、イエロー、シアン、マゼンタの4色のインクをそれぞれ貯留するものであってもよい。また、インクとしては、紫外線により硬化する樹脂を含有するインクが用いられてもよい。その場合、印刷装置10は、紫外線照射器(光源の一例)を備える。
また、上記実施形態では、印刷装置10は、インクジェット方式によってシートに画像を記録しているが、これに代えて 電子写真式の印刷方式が採用されたり、サーマルヘッドが採用されたりしてもよい。その場合、タンク70が省略される。
また、排出口13は、必ずしも筐体14の前面31に形成されていなくてもよい。例えば、排出口13が筐体14の上面33に形成されて、排出口13を通過する印刷済みのシートが、斜め上方や上方に排出されてもよい。
また、前述された印刷装置10は、筐体14の前面31及び後面32が上下方向及び左右方向に沿った状態で使用されるが、印刷装置10の使用姿勢はこれに限らない。
10・・・印刷装置(画像記録装置)
11・・・ロール体
15・・・シート収容空間
18・・・開口
19・・・支軸
24・・・印刷ヘッド(記録部)
50・・・ホルダ
2・・・フレーム
2A・・・収容空間
3・・・連動機構
4A,4B・・・サイドガイド(第1サイドガイド,第2サイドガイド)
410A,410B・・・ガイド本体
420A,420B・・・フランジ
430A・・・突片(第1支持部)
440A,440B・・・弾性支持片(第1支持部,第2支持部)
450A・・・貫通孔
5・・・スリーブ
131・・・スリーブ本体
132・・・ガイド片


Claims (10)

  1. 連続するシートが芯管に巻かれたロール体を保持するホルダであって、
    軸線方向に延びており、上記芯管に挿通されるフレームと、
    上記フレームに対して上記軸線方向に移動可能な第1サイドガイドと、
    上記フレームに対して上記軸線方向に移動可能な第2サイドガイドと、を具備し、
    上記第1サイドガイドは、
    上記ロール体の第1側面と当接する第1ガイド部と、
    上記軸線方向周りの周方向に沿って配置されており、上記芯管の内周面に当接する複数の第1支持部と、を備え、
    上記第2サイドガイドは、
    スリーブと、
    上記ロール体の第2側面と当接する第2ガイド部と、上記周方向に沿って配置されており、上記芯管の内周面に当接する複数の第2支持部とを有しており、上記スリーブに着脱可能なガイド本体と、を備えるホルダ。
  2. 上記複数の第1支持部は、
    上記軸線方向と交差する径方向へ上記第1サイドガイドから突出して上記軸線方向へ延びる突片と、
    上記突片とは上記周方向において異なる位置に配置されており、上記径方向へ弾性的に変形可能な弾性支持片と、を有する請求項1に記載のホルダ。
  3. 上記複数の第2支持部は、上記径方向へ弾性的に変形可能な弾性支持片である請求項1又は2に記載のホルダ。
  4. 上記第2サイドガイドは、上記スリーブにおいて上記周方向に沿って配置され且つ上記スリーブから、上記軸線方向に交差する径方向へ突出して上記軸線方向へ延びるガイド片を更に備える請求項1から3のいずれかに記載のホルダ。
  5. 上記第1支持部は、上記径方向へ上記第1サイドガイドから突出して上記軸線方向へ延びる突片を有しており、
    上記突片が上記軸から上記径方向へ突出する最大寸法である第1寸法は、上記ガイド片が上記軸から上記径方向へ突出する最大寸法である第2寸法よりも大きい請求項4に記載のホルダ。
  6. 上記突片の上記周方向の位置と、上記ガイド片の上記周方向の位置とが互いに異なる請求項5に記載のホルダ。
  7. 上記ガイド本体は、上記スリーブに対して上記周方向へ移動されることによって着脱される請求項1から6のいずれかに記載のホルダ。
  8. 上記第1サイドガイド及び上記第2サイドガイドを上記軸線方向に沿って相反する向きへ連動させる連動機構を更に具備する請求項1から7のいずれかに記載のホルダ。
  9. 上記フレームは、上記軸線方向に延びる支軸に挿通され、前記支軸周りに回転可能であり、
    上記第1サイドガイド及び上記第2サイドガイドは、上記フレームに案内されて上記軸線方向へ移動する請求項1から8のいずれかに記載のホルダ。
  10. 請求項1から9のいずれかに記載のホルダと、
    上記ホルダに保持された上記ロール体から引き出されたシートに画像記録する記録部と、を具備する画像記録装置。
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