JP2021093835A - 回転電機 - Google Patents

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英治 白土
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Abstract

【課題】出力や出力トルクの向上を、製造ココストの増加を抑制し得るように実現することができる回転電機を提供することを目的とする。【解決手段】ステータコア11の複数のスロット12には、複数の二股形状のセグメントコイル41の要素導体(脚部)42が、ステータコア11の径方向に並ぶようにして配置され、要素導体42の先端部43同士を接合することにより各相のコイル21Xが構成される。各スロット12に配置される要素導体42の個数は2で割った値が奇数となる個数である。各相のコイル21Xの要素導体42は、波巻部25と重ね巻部26とがステータコア11の周方向に交互に並び、且つ、重ね巻部26は、二重巻の重ね部である。【選択図】図6

Description

本発明は、ステータに装着されるステータコイルを備える回転電機に関する。
従来、例えば特許文献1に見られる如く、二股形状(略U字形状)に形成された導体線により構成されたセグメントコイルの複数を直列に接続した構造のコイルを、ステータコアに装着される各相のコイルとして備える回転電機が知られている。
この回転電機では、ステータコアの内周部に周方向に一定間隔で並ぶように形成された複数のスロットにおいて、ステータコアの周方向に一定の間隔を有する2つのスロットの各対に、セグメントコイルの2つの脚部としての要素導体がステータコアの軸方向の一端側から挿入される。各要素導体は、スロットをステータコアの軸心方向に貫通して、該ステータコアの他端側に突出される。
この場合、各セグメントコイルは、その2つの要素導体(脚部)がステータコアの周方向に間隔を有することに加えて、ステータコアの径方向に所定間隔を有するように形成されている。そして、各セグメントコイルの一方の要素導体はステータコアの内周寄りの位置で、各対の2つのスロットのうちの一方のスロット内に配置され、他方の要素導体はステータコアの外周寄りの位置で、他方のスロット内に配置される。そして、各スロットには、ステータコアの外周寄り位置に4個の要素導体がステータコアの径方向に並ぶと共に、ステータコアの内周周寄り位置に4個の要素導体がステータコアの径方向に並ぶようにして、8個のセグメントコイルのそれぞれの要素導体が挿入される。
また、ステータコアの軸方向の他端側に突出された各要素導体(脚部)の先端部は、ステータコアの周方向に折り曲げられる(以降、該先端部を折り曲げ部という)。この場合、各要素導体の折り曲げ部の折り曲げ量(スロットに配置される要素導体の直線部から折り曲げ部の先端部までの間隔(ステータコアの周方向での間隔))は互いに同一である。
特開2015−23670号公報
特許文献1に見られる回転電機では、各スロットに配置される要素導体(セグメントコイルの脚部)は8個であるが、回転電機の出力(単位時間当たりの出力エネルギー)もしくは出力トルクの向上のために、各スロットに配置される要素導体の個数を8個よりも少なくし、あるいは、多くすることが要求される場合がある。
この場合、ステータコイルの構造変更によって、各スロットに配置される要素導体の個数を様々な個数にすることが可能である。ただし、ステータコイルをステータコアに装着してなるステータの製造コストの抑制等の観点から、特許文献1に見られる如き従来の回転電機の生産設備の変更をさほど必要とすることなく、各スロットに配置される要素導体の個数が異なるステータを製造し得ることが望まれる。
本発明はかかる背景に鑑みてなされたものであり、出力や出力トルクの向上を、製造ココストの増加を抑制し得るように実現することができる回転電機を提供することを目的とする。
本発明の回転電機は、上記の目的を達成するために、
複数のスロットが周方向に並ぶように形成されたステータコアと、
該ステータコアに装着される複数相のコイルとを備えると共に、
前記ステータコアの周方向で所定の間隔を存する2つのスロットに各々配置されると共に、該2つのスロットの一方のスロットでは前記ステータコアの径方向での内周寄りの位置に配置され、他方のスロットでは前記径方向での外周寄りの位置に配置される2つの要素導体と、前記ステータコアの軸心方向の両端のうちの第1端側で前記2つの要素導体を連結する渡り部導体とを各々有する複数のセグメントコイルを、各相のコイルの構成要素として備えており、各相のコイルは、該複数のセグメントコイルの各要素導体の先端部が、前記ステータコアの軸方向の両端のうちの第2端側で前記周方向に折り曲げられた状態で該複数のセグメントコイルの要素導体の先端部同士が接合された構造のコイルであり、
さらに、前記ステータコアの各スロットには、所定数の要素導体が前記径方向に並ぶと共に、前記複数相のうちの同一の相のコイルの要素導体のみが配置されるスロットと、二つ以上の相のコイルの要素導体が配置されるスロットとが前記周方向に交互に並ぶように、前記所定数の要素導体が配置される回転電機であって、
前記各スロットに配置される要素導体の個数である前記所定数は、2で除算してなる値が奇数となる偶数値に設定されており、
各相のコイルの複数のセグメントコイルの要素導体は、前記周方向で波巻部と重ね巻部とが交互に並び、且つ、二重巻の重ね部を含むように接続されることを特徴とする。
ここで、本願発明者は、様々な検討によって、前記所定数が、それを2で除算してなる値が奇数となる偶数値(例えば6個、10個等)である場合には、前記特許文献1等に記載されている従来と同様の形状(二股形状)の複数のセグメントコイルを使用すると共に、複数のセグメントコイルの要素導体を、ステータコアの周方向で波巻部と重ね巻部とが交互に並び、且つ、二重巻の重ね部を含むように接続することで、各相のコイルを構成し得ることを知見した。
そこで、本発明を上記の如く構成した。この場合、従来と同様の形状(二股形状)の複数のセグメントコイルを使用して各相のコイルを構成できるので、従来の生産設備の多くを、大幅な仕様変更を必要とすることなく、利用できる。例えば各セグメントコイルの脚部としての要素導体をステータコアのスロットに挿入する機械、該セグメントコイルの要素導体の先端部を折り曲げる機械、要素導体の折り曲げた先端部同士を接合する機械として、従来のものを利用できる。従って、ステータコアに各相のコイルを装着してなるステータを、低コストで製造し得る。
また、前記所定数を、上記の条件を満たす範囲で、従来よりも少なくすれば、回転電機の出力(単位時間当たりの出力エネルギー)を従来よりも高めることが可能である。また、前記所定数を、上記の条件を満たす範囲で、従来よりも多くすれば、回転電機に出力させ得る最大トルクを従来よりも高めることが可能である。
よって、本発明によれば、出力や出力トルクの向上を、製造ココストの増加を抑制し得るように実現することができる。
また、本発明では、前記各相のコイルは、並列接続される第1コイル及び第2コイルにより構成される場合、該第1コイルの要素導体と、該第2コイルの要素導体とが前記周方向で隣り合うスロットに配置されることが好ましい。
これよれば、各相のコイルを、第1コイルと第2コイルとを並列接続したものとして構成することができ、各相のコイルに通電し得る電流を大きくすることができる。
本発明の実施形態(第1実施形態及び第2実施形態)の回転電機のステータコアを示す図。 第1実施形態の回転電機のステータコイルの全体の回路構成を示す回路図。 第1実施形態における各相のコイルを構成する要素導体の配置を示す図。 図4Aは、第1実施形態におけるセグメントコイルを渡り部導体側から見た斜視図、図4Bは該セグメントコイルを要素導体の先端部(折り曲げ部)側から見た斜視図、図4Cはセグメントコイルを作成するための導体線の束を示す図。 第1実施形態における各相のコイルのセグメントコイルの要素導体の配置と接続の形態とを例示する図。 図6Aは第1実施形態におけるU相コイルの一部のコイルの要素導体の配置と接続の形態とを例示する図、図6Bは該一部のコイルの要素導体の接続の形態を例示する図。 図7Aは第1実施形態におけるU相コイルの一部のコイルの要素導体の配置と接続の形態とを例示する図、図7Bは該一部のコイルの要素導体の接続の形態を例示する図。 第2実施形態の回転電機のステータコイルの全体の回路構成を示す回路図。 第2実施形態における各相のコイルのセグメントコイルの要素導体の配置と接続の形態とを例示する図。 第2実施形態におけるU相コイルの一部のコイルの要素導体の配置と接続の形態とを例示する図。 図10に示すコイルの要素導体の接続の形態を例示する図。 第2実施形態におけるU相コイルの一部のコイルの要素導体の配置と接続の形態とを例示する図。 図12に示すコイルの要素導体の接続の形態を例示する図。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態を図1〜図7Bを参照して以下に説明する。本実施形態の回転電機は、ロータ1の周囲に配置される略筒状のステータコア11と、ステータコア11に装着されるステータコイル21とを備える。
ステータコア11の内周部には、図1に示すように、複数のスロット12が、ステータコア11の周方向(ステータコア11の軸心周り方向)に一定間隔のピッチで並ぶように形成されている。各スロット12は、ステータコア11をその軸心方向に貫通するように形成されている。
ステータコイル21は、図2に示すように、U相コイル21U、V相コイル21V、及びW相コイル21Wの3相のコイルにより構成される。以降の説明では、U相、V相、W相を区別する必要が無い場合に、任意の1つの相に対応する構成要素の参照符号に「X」を付加する。例えば、U相コイル21U、V相コイル21V、及びW相コイル21Wのうちの任意の1つのコイルをコイル21Xと表記する。この場合、「X」は、U、V、Wのいずれかを意味する。
本実施形態では、各相のコイル21Xは、2個のコイル21X1,21X2を直列に接続してなるコイルと、2個のコイル21X3,21X4を直列に接続してなるコイルとを並列に接続して構成される。そして、U相、V相、W相のコイル21U,21V,21Wのそれぞれの一端が中性点22にて相互に接続される。また、各相のコイル21Xの他端は、各相毎に、コイル21Xの通電電流の入出部となる電流入出端子23Xにそれぞれ接続される。
各相のコイル21X1〜21X4のそれぞれは、その部分的な構成要素として、図3に示すようにスロット12にそれぞれ配置される複数(所定数)の要素導体42を備えている。詳細は後述するが、各要素導体42は、二股形状(略U字形状)に形成されたセグメントコイル41の2つの脚部のうちの一方の脚部に相当する部分である。
各要素導体42は、スロット12をステータコア11の軸方向に直線状に貫通するように該スロット12に挿入される。そして、各相のコイル21X1〜21X4のそれぞれは、複数(所定数)の要素導体42を、直列に接続することにより構成される。
図3では、ステータコア11の軸方向を紙面に垂直な方向、ステータコア11の周方向を横方向、ステータコア11の径方向を縦方向とし、各要素導体42を、ステータコア11の軸方向で見た形態で記載している。この場合、各相のコイル21X1〜21X4のうち、コイル21X1,21X2の要素導体42をグレー色で示し、コイル21X3、21X4の要素導体42を白色で示している。
また、図3において、各要素導体42に付記した符号(13U,66W等)における数字は、電流入出端子23Xから中性点22までの要素導体42の接続順番(導通順番)を表し、該符号中のU,V,Wは、該要素導体42がU相、V相、W相のいずれの相に属するものであるかを表している。なお、図3に示す要素導体42の配置及び接続順番は、ステータコア11の軸方向の一端側(後述の第1端側)から見た場合の配置及び接続順番を示している。
本実施形態では、ステータコイル21により生成する磁極の極対数(N極及びS極の対の個数)は、一例として、例えば6極対(全12極)とされている。そして、前記したように、ステータコイル21の相数は3相であり、各相のコイル21Xは、コイル21X1,21X2を直列接続したものと、コイル21X3,21X4を直列接続したものとを並列接続することにより構成される。コイル21X1,21X2は、本発明おける第1コイルに相当し、コイル21X3,21X4は、本発明における第2コイルに相当する。
このため、本実施形態では、図3に示すように、1極当たりのスロット数NがN=3×2=6個とされている。そして、総計72(=6×12)個のスロット12がステータコア11に形成されている。また、各スロット12には、6個の要素導体42が、ステータコア11の径方向に6層に整列するようにして配置される。
また、各相のコイル21X1〜21X4は、本実施形態では、それぞれ36個の要素導体42(1番目〜36番目の要素導体42又は37番目〜72番目の要素導体42)を有する。そして、各相のコイル21X1〜21X4のそれぞれは、スロット12にそれぞれ挿入した36個の要素導体42を、図3に示した番号順に導通させるように、直列に接続することで構成される。
なお、各相のコイル21X1〜21X4のうち、コイル21X1,21X2は直列に接続されるので、図3では、コイル21X1の要素導体42の接続順番を1〜36で示し、コイル21X2の要素導体42の接続順番を37〜72で示している。同様に、コイル21X3の要素導体42の接続順番を1〜36で示し、コイル21X4の要素導体42の接続順番を37〜72で示している。
以下に、各相のコイル21X1〜コイル21X4のより具体的な接続構成を詳説する。なお、以降の説明では、各スロット12に挿入される6個の要素導体42のそれぞれの、ステータコア11の径方向での配置位置を、ステータコア11の径方向の内側(内周側)から外側(外周側)に向かって、第1層、第2層、……、第6層という。
また、ステータコア11の周方向における時計周り方向及び反時計周り方向の2方向のうちの所定の一方向を周方向正側、該一方向と逆方向を周方向負側という。本実施形態の説明では、便宜上、周方向正側は図3における右向きの方向、周方向負側は図3における左向きの方向と定義する。
本実施形態では、ステータコア11の周方向で所定間隔を有する2つのスロット12,12に配置される2つの要素導体42,42は、図4Aに示す如く、二股形状(略U字形状)に形成された導体線から成るセグメントコイル41の2つの脚部として形成されている。以降、要素導体42を脚部42と称する場合がある。
ここで、本実施形態では、3つのセグメントコイル41の束が1セットのコイル部品40(以降、セグメントコイルセット40という)として作成される。なお、図4Aは、このセグメントコイルセット40を、セグメントコイル41の頭部側(後述する渡り部導体44側)から見た斜視図である。
このセグメントコイルセット40は、図4Cに示す如く、3つの導体線40a,40b,40cを互いに絶縁させて並列させた導体線束を、図4Aに示す如き二股形状(略U字形状)に曲げ加工することより作成される。これにより、3つの導体線40a,40b,40cのそれぞれが、二股形状のセグメントコイル41に加工される。
このように二股形状(略U字形状)に形成された各セグメントコイル41は、互いに平行に直線状に延在する2つの脚部(要素導体)42,42と、該脚部42,42の基端側の端部同士を接続する部分としての渡り部導体44とを一体構成で有する。
この場合、セグメントコイル41は、その2つの脚部(要素導体)42,42が、ステータコア11の周方向で5スロットピッチの間隔を有し、且つ、ステータコア11の径方向で3層分の間隔を有するように形成される。なお、本明細書では、1スロットピッチは、ステータコア11の周方向で互いに隣り合う任意の2つのスロット12,12の間隔(ステータコア11の軸心周り方向での角度差)を意味し、nスロットピッチは、1スロットピッチのn倍の間隔を意味する。スロット12の総数が72個である場合、1スロットピッチは、ステータコア11の軸心周り方向で5°の角度差に相当する。
上記のように形成された各セグメントコイルセット40の3つのセグメントコイル41は、図5の10番目のスロット12及び15番目のスロット12に関して例示する如く、該セグメントコイルセット40の一方側の3つの脚部42の束と、他方側の3つの脚部42の束とが、1つのスロット12と、そのスロット12に対して5スロットピッチの間隔を有する他のスロット12とから成る2つのスロット12,12の対に、ステータコア11の軸方向の一端側から他端側に貫通するようにして挿入される。
この場合、当該2つのスロット12,12の対のうちの一方側(周方向負側)のスロット12(図5では例えば10番目のスロット)には、3つの脚部(要素導体)42がステータコア11の径方向で外側寄りの第4層、第5層、及び第6層に各々配置され、他方側(周方向正側)のスロット12(図5では例えば15番目のスロット)には3つの脚部42がステータコア11の径方向で内側寄りの第1層、第2層、及び第3層に各々配置される。
このようにして、ステータコア11の各スロット12と、該スロット12に対してステータコア11の周方向に5スロットピッチの間隔を有するスロット12とから成る各対のスロット12,12に、セグメントコイルセット40の一方側の3つの脚部42と他方側の3つの脚部42とが挿入される。
これにより、各スロット12には、図3に示した如く、6個の要素導体(脚部)42が、ステータコア11の径方向に6層に並ぶようにして配置される。従って、各スロット12に配置される要素導体42の個数(=6)は、2で割った値(=3)が奇数となる偶数値である。
また、各セグメントコイル41の渡り部導体44は、ステータコア11の軸方向の一端側に配置される。以降の説明では、ステータコア11の軸方向の両端のうち、各セグメントコイル41の渡り部導体44が配置される側を第1端、反対側を第2端と称する。
ステータコア11の軸方向の第2端側に突出される各セグメントコイル41の各脚部(要素導体)42の先端部は、他の脚部42の先端部と接続するために、図4B及び図5に示す如く、ステータコア11の周方向に折り曲げられる。以降、このように折り曲げられた各脚部42の先端部を折り曲げ部43と称する。
なお、図4Bは、セグメントコイルセット40を、セグメントコイル41の各脚部42の先端側(折り曲げ部43側)から見た斜視図である。また、図5では、折り曲げ部43を破線で示している。
この場合、本実施形態では、各相のコイル21X1〜21X4のそれぞれが、ステータコア11の周方向に6スロットピッチ毎に、N極及びS極の磁極を交互に生成し得るように、各相のコイル21X1〜21X4のそれぞれを構成する複数の要素導体(脚部)42が接続される。このため、本実施形態では、各セグメントコイル41の各脚部42の直線部(スロット12に配置された部分)に連なる折り曲げ部43の、ステータコア11の周方向での折り曲げ方向と、該周方向での折り曲げ量(詳しくは、該脚部42の直線部と、これに連なる折り曲げ部43の先端との間の該周方向での間隔)とが次のように設定される。
すなわち、図4Bと、図5に示すセグメントコイルセット40(10番目のスロット12と15番目のスロット12との間に渡り部導体44を有するセグメントコイルセット40)を参照して判るように、各セグメントコイルセット40の第1層及び第3層のそれぞれの脚部42の折り曲げ部43は、該脚部42の直線部が配置されたスロット12から、該セグメントコイルセット40の第4層〜第6層のそれぞれの脚部42が配置されたスロット12と同じ側(図5における周方向負側)に向かってステータコア11の周方向に折り曲げられる。
また、各セグメントコイルセット40の第2層の脚部42の折り曲げ部43は、該脚部42が配置されたスロット12から、第1層及び第3層のそれぞれの脚部42の折り曲げ部43の折り曲げ方向と反対側(図5における周方向正側)に向かってステータコア11の周方向に折り曲げられる。
また、各セグメントコイルセット40の第4層及び第6層のそれぞれの脚部42の折り曲げ部43は、第2層の脚部42の折り曲げ部43と同じ方向(図5における周方向正側)に向かってステータコア11の周方向に折り曲げられる。
また、各セグメントコイルセット40の第5層の脚部42の折り曲げ部43は、第1層及び第3層のそれぞれの脚部42の折り曲げ部43の折り曲げ方向と同じ方向(図5における周方向負側)に向かってステータコア11の周方向に折り曲げられる。
以上のように、セグメントコイルセット40の奇数層(第1層、第3層及び第5層)のそれぞれの脚部42の折り曲げ部43と、偶数層(第2層、第4層及び第6層)のそれぞれの脚部42の折り曲げ部43とは、ステータコア11の周方向で互いに逆方向に折り曲げられる。この場合、第3層及び第4層のそれぞれの脚部42の折り曲げ部43は、互いに接近する方向に折り曲げられる。
また、セグメントコイルセット40の各脚部42の折り曲げ部43の折り曲げ量(ステータコア11の周方向での折り曲げ量)に関しては、本実施形態では、第1層、第2層、第5層、及び第6層のそれぞれの脚部42の折り曲げ部43の折り曲げ量はいずれも同一であり、6スロットピッチの半分(すなわち、3スロットピッチの間隔)の折り曲げ量である。
また、第3層及び第4層のそれぞれの脚部42の折り曲げ部43の折り曲げ量に関しては、第3層及び第4層のうちのいずれか一方の層、例えば第3層の脚部42の折り曲げ部43の折り曲げ量は、第1層、第2層、第5層、及び第6層のそれぞれの脚部42の折り曲げ部43の折り曲げ量と同一(3スロットピッチの間隔)である。
一方、第3層及び第4層のうちの他方の層(本実施形態では第4層)の脚部42の折り曲げ部43の折り曲げ量は、他の層のそれぞれの脚部42の折り曲げ部43の折り曲げ量よりも短く、2スロットピッチの間隔の折り曲げ量である。従って、第3層及び第4層のそれぞれの脚部42の折り曲げ部43の折り曲げ量は、それらの総和が、セグメントコイルセット40の一方側の3つの脚部42(第1層〜第3層の脚部42)と、他方側の3つの脚部42(第4層〜第6層の脚部42)との間の間隔(ステータコア11の周方向での間隔)である5スロットピッチの間隔に一致するように設定される。
各セグメントコイルセット40の各脚部42の折り曲げ部43の折り曲げ方向と折り曲げ量とは以上の如く設定される。
次に、各セグメントコイルセット40の各脚部42の折り曲げ部43と、他の脚部42の折り曲げ部43との接続構成に関して以下に説明するために、説明の便宜上、任意の1つのセグメントコイルセット40に着目し、そのセグメントコイルセット40を着目セグメントコイルセット40と称する。また、該着目セグメントコイルセット40の各脚部42をそれぞれ着目脚部42と称する。例えば、図5において、10番目のスロット12と15番目のスロット12との間に渡り部導体44を有するセグメントコイルセット40を着目セグメントコイルセット40と称する。
この場合、図5を参照して判るように、着目セグメントコイルセット40の第1層の着目脚部42の折り曲げ部43の先端部は、該第1層の着目脚部42が配置されたスロット12から、該折り曲げ部43と同じ側(周方向負側)に6スロットピッチの間隔を有するスロット12に配置された第2層の脚部42(換言すれば、着目セグメントコイルセット40から周方向負側に6スロットピッチの間隔を有して配置された他のセグメントコイルセット40の第2層の脚部42)の折り曲げ部43の先端部にステータコア11の径方向で隣接する。そこで、着目セグメンントコイルセット40の第1層の着目脚部42の折り曲げ部43の先端部と、該着目セグメントコイルセット40から周方向負側に6スロットピッチの間隔を有する他のセグメントコイルセット40の第2層の脚部42の折り曲げ部43の先端部とが溶接等により接合される。
また、着目セグメントコイルセット40の第2層の着目脚部42の折り曲げ部43の先端部は、該第2層の着目脚部42が配置されたスロット12から、該折り曲げ部43と同じ側(周方向正側)に6スロットピッチの間隔を有するスロット12に配置された第1層の脚部42(換言すれば、着目セグメントコイルセット40から周方向正側に6スロットピッチの間隔を有して配置された他のセグメントコイルセット40の第1層の脚部42)の折り曲げ部43の先端部にステータコア11の径方向で隣接する。そこで、着目セグメンントコイルセット40の第2層の着目脚部42の折り曲げ部43の先端部と、該着目セグメントコイルセット40から周方向正側に6スロットピッチの間隔を有する他のセグメントコイルセット40の第1層の脚部42の折り曲げ部43の先端部とが溶接等により接合される。
また、着目セグメントコイルセット40の第3層の着目脚部42の折り曲げ部43の先端部は、該着目セグメントコイルセット40の第4層の着目脚部42の折り曲げ部43の先端部とステータコア11の径方向で隣接する。そこで、着目セグメンントコイルセット40の第3層及び第4層のそれぞれの着目脚部42の折り曲げ部43の先端部が互いに溶接等により接合される。
また、着目セグメントコイルセット40の第5層の着目脚部42の折り曲げ部43の先端部は、該第5層の着目脚部42が配置されたスロット12から、該折り曲げ部43と同じ側(周方向負側)に6スロットピッチの間隔を有するスロット12に配置された第6層の脚部42(換言すれば、着目セグメントコイルセット40から周方向負側に6スロットピッチの間隔を有して配置された他のセグメントコイルセット40の第6層の脚部42)の折り曲げ部43の先端部にステータコア11の径方向で隣接する。そこで、着目セグメンントコイルセット40の第5層の着目脚部42の折り曲げ部43の先端部と、該着目セグメントコイルセット40から周方向負側に6スロットピッチの間隔を有する他のセグメントコイルセット40の第6層の脚部42の折り曲げ部43の先端部とが溶接等により接合される。
また、着目セグメントコイルセット40の第6層の着目脚部42の折り曲げ部43の先端部は、該第6層の着目脚部42が配置されたスロット12から、該折り曲げ部43と同じ側(周方向正側)に6スロットピッチの間隔を有するスロット12に配置された第5層の脚部42(換言すれば、着目セグメントコイルセット40から周方向正側に6スロットピッチの間隔を有して配置された他のセグメントコイルセット40の第5層の脚部42)の折り曲げ部43の先端部にステータコア11の径方向で隣接する。そこで、着目セグメンントコイルセット40の第6層の着目脚部42の折り曲げ部43の先端部と、該着目セグメントコイルセット40から周方向正側に6スロットピッチの間隔を有する他のセグメントコイルセット40の第5層の脚部42の折り曲げ部43の先端部とが溶接等により接合される。
本実施形態では、以上説明した如く、各セグメントコイルセット40の各脚部(要素導体)42の折り曲げ部43の先端部が、これに隣接する層の他の脚部42の折り曲げ部43の先端部と接合される。
より詳しくは、6スロットピッチの間隔を有する2つのスロット12,12のそれぞれの第1層と第2層とに各々配置された2つの脚部(要素導体)42の折り曲げ部43の先端部同士が接合される。この場合、第1層の脚部42を有するセグメントコイルセット40と、第2層の脚部42を有するセグメントコイルセット40とはステータコア11の周方向に6スロットピッチの間隔を有して配置された互いに異なるセグメントコイルセット40である。
また、6スロットピッチの間隔を有する2つのスロット12,12のそれぞれの第5層と第6層とに各々配置された2つの脚部(要素導体)42の折り曲げ部43の先端部同士が接合される。この場合、第5層の脚部42を有するセグメントコイルセット40と、第6層の脚部42を有するセグメントコイルセット40とはステータコア11の周方向に6スロットピッチの間隔を有して配置された互いに異なるセグメントコイルセット40である。
また、5スロットピッチの間隔を有する2つのスロット12,12のそれぞれの第3層と第4層とに各々配置された2つの脚部(要素導体)42の折り曲げ部43の先端部同士が接合される。この場合、第3層の脚部42及び第4層の脚部42は、共通のセグメントコイルセット40に含まれる脚部42である。
以上の如く、各スロット12に配置される要素導体(脚部)42同士を接続することで、各相のコイル21X1〜21X4が構成される。例えば、U相の直列に接続されるコイル21U1,21U2のうち、コイル21U1は、図6A及び図6Bに示す如きパターンで、36個の要素導体42(1番〜36番の番号の要素導体42)が直列に接続されることで構成され、コイル21U2は、図7A及び図7Bに示す如きパターンで、36個の要素導体42(37番〜72番の番号の要素導体42)が直列に接続されることで構成される。なお、図6B及び図7Bは、横方向をステータコア11の周方向、縦方向をステータコア11の軸方向として、要素導体42の接続パターンを示している。
この場合、図6B及び図7Bに示す如く、コイル21U1,21U2のそれぞれは、波巻部25と、二重巻の重ね巻部26とが6スロットピッチの間隔で、ステータコア11の周方向に交互に並ぶようにして形成される。また、この場合、ステータコア11の周方向でのコイル21U1の波巻部25の配置位置と、コイル21U2の重ね巻部26の配置位置とが、6スロットピッチの間隔内で互いに重なり合うと共に、コイル21U1の重ね巻部26の配置位置と、コイル21U2の波巻部25の配置位置とが、6スロットピッチの間隔内で互いに重なり合うように、コイル21U1、21U2が構成される。
U相のコイル21U3,21U4も、上記コイル21U3,21U4と同様に構成される。この場合、コイル21U3は、コイル21U1に対してステータコア11の周方向負側に1スロットピッチの間隔だけずれた位置で形成される。また、コイル21U4は、コイル21U1に対してステータコア11の周方向正側に1スロットピッチの間隔だけずれた位置で形成される。
U相以外の他の相(V相、W相)コイル21V,21WもU相コイル21Uと同様に構成される。この場合、V相のコイル21Vは、U相コイル21Uに対してステータコア11の周方向に4スロットピッチの間隔(電気角で120°相当)だけずれた位置に形成され、W相のコイル21Wは、V相コイル21Uに対してステータコア11の周方向に4スロットピッチの間隔(電気角で120°相当)だけずれた位置に形成される。
この場合、図3、図6A及び図7Aを参照して判るように、U相、V相、W相のいずれか1つの相の要素導体42だけが配置されるスロット12と、2つの相のコイルの要素導体が3個ずつ配置されるスロット12とがステータコア11の周方向に交互に並ぶ。
なお、各相のコイル21X1〜21X4のうち、コイル21X1,21X2は、例えば、図示しないブリッジ導体を介して直列に接続される。このことは、コイル21X3,21X4の接続についても同様である。また、コイル21X2,21X4のそれぞれの中性点22側の端部は、例えば、該中性点22を形成する図示しない導体板に接続される。
以上説明した本実施形態によれば、従来と同様の形状(二股形状)の複数のセグメントコイル41を使用して各相のコイル21Xを構成できるので、従来の生産設備の多くを、大幅な仕様変更を必要とすることなく、利用できる。例えば各セグメントコイル41の脚部(要素導体)42をステータコア11のスロット12に挿入する機械、該セグメントコイル41の脚部(要素導体)42の先端部を折り曲げる機械、脚部(要素導体)42の折り曲げ部43同士を接合する機械として、従来のものを利用できる。従って、ステータコア11に各相のコイル21Xを装着してなるステータを、低コストで製造し得る。
また、各スロット12に配置する要素導体42の個数を6個としたので、従来の如く該個数を8個とした場合よりも、回転電機の出力(単位時間当たりの出力エネルギー)を高めることが可能である。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を図8〜図13を参照して説明する。なお、本実施形態は、前記第1実施形態とステータコイルの接続構成だけが第1実施形態と相違するものであるので、第1実施形態と同一の事項については説明を省略する。
本実施形態のステータコイル31は、図8に示すように、U相コイル31U、V相コイル31V、及びW相コイル31Wの3相のコイルにより構成される。各相のコイル31X(X=U又はV又はW)は、本実施形態では、4個のコイル31X1,31X2,31X3,31X4を直列に接続してなるコイルと、他の4個のコイル31X5,31X6,31X7,31X8を直列に接続してなるコイルとを並列に接続して構成される。コイル31X1〜31X4は、本発明おける第1コイルに相当し、コイル31X5〜31X8は、本発明における第2コイルに相当する。
そして、U相、V相、W相のコイル31U,31V,31Wのそれぞれの一端が中性点32にて相互に接続される。また、各相のコイル31Xの他端は、各相毎に、コイル31Xの通電電流の入出部となる電流入出端子33Xにそれぞれ接続される。
各相のコイル31X1〜31X8のそれぞれは、その部分的な構成要素として、図9に示すようにスロット12にそれぞれ配置される複数(所定数)の要素導体42を備えている。各要素導体42は、第1実施形態と同様に、二股形状(略U字形状)に形成されたセグメントコイル41の2つの脚部のうちの一方の脚部42に相当する部分である。そして、各相のコイル31X1〜31X8のそれぞれは、複数(所定数)の要素導体(脚部)42を直列に接続することにより構成される。
なお、本実施形態では、第1実施形態と同様に、ステータコア11のスロット12の総数とステータコイル31により生成する磁極の極対数は、第1実施形態と同じ(それぞれ、72個、6極対)である。そして、各相のコイル31X1〜31X8のそれぞれを構成する要素導体42の個数は例えば30個である。
各スロット12には、第1実施形態と同様に、要素導体42がステータコア11の径方向に複数層に並ぶように配置される。ただし、本実施形態では、各スロット12における要素導体42の個数は10個であり、これらの10個の要素導体42がステータコア11の径方向に並ぶように配置される。従って、各スロット12に配置される要素導体42の個数(=10)は、2で割った値(=5)が奇数となる偶数値である。
以降、各スロット12に挿入される10個の要素導体42のそれぞれの、ステータコア11の径方向での配置位置を、ステータコア11の径方向の内側(内周側)から外側(外周側)に向かって、第1層、第2層、……、第10層という。
そして、本実施形態では、図9に示す如く、5つのセグメントコイル41の束が1セットのセグメントコイルセット40’として作成される。該セグメントコイルセット40’の各セグメントコイル41は、第1実施形態と同様に二股形状(略U字形状)に形成される。ただし、本実施形態では、各セグメントコイル41は、その2つの脚部(要素導体)42,42が、ステータコア11の周方向で5スロットピッチの間隔を有し、ステータコア11の径方向で5層分の間隔を有するように形成される。従って、本実施形態のセグメントコイル41の2つの脚部(要素導体)42,42の間隔は、ステータコア11の周方向での間隔は第1実施形態と同一であるが、ステータコア11の径方向での間隔が第1実施形態と相違する。
上記のように形成された各セグメントコイルセット40’の5つのセグメントコイル41は、図9の35番目のスロット12及び40番目のスロット12に関して例示する如く、該セグメントコイルセット40の一方側の5つの脚部42の束と、他方側の5つの脚部42の束とが、1つのスロット12と、そのスロット12に対して5スロットピッチの間隔を有する他のスロット12とから成る2つのスロット12,12の対に、ステータコア11の軸方向の一端側(第1端側)から他端側(第2端側に貫通するようにして挿入される。
この場合、当該2つのスロット12,12の対のうちの一方側(周方向負側)のスロット12(図5では例えば35番目のスロット)には、5つの脚部(要素導体)42がステータコア11の径方向で外側寄りの第6層〜第10層に各々配置され、他方側(周方向正側)のスロット12(図5では例えば40番目のスロット)には5つの脚部42がステータコア11の径方向で内側寄りの第1層〜第5層に各々配置される。
このようにして、ステータコア11の各スロット12と、該スロット12に対してステータコア11の周方向に5スロットピッチの間隔を有するスロット12とから成る各対のスロット12,12に、セグメントコイルセット40’の一方側の5つの脚部42と他方側の5つの脚部42とがステータコア11の軸方向の一端側(第1端側)から挿入される。これにより、各スロット12には、10個の要素導体(脚部)42が、ステータコア11の径方向に10層に並ぶようにして配置される。
ステータコア11の軸方向の他端側(第2端側)に突出される各セグメントコイル41の各脚部(要素導体)42の先端部としての折り曲げ部43は、他の脚部42の折り曲げ部43と接続するために、図9に示す如くステータコア11の周方向に折り曲げられる。
この場合、本実施形態では、各相のコイル31X1〜31X8のそれぞれが、ステータコア11の周方向に6スロットピッチ毎に、N極及びS極の磁極を交互にを生成し得るように、各相のコイル31X1〜31X8のそれぞれを構成する複数の要素導体(脚部)42が接続される。このため、本実施形態では、各セグメントコイル41の各脚部42の直線部(スロット12に配置された部分)に連なる折り曲げ部43の、ステータコア11の周方向での折り曲げ方向と、該周方向での折り曲げ量(該脚部42の直線部と、これに連なる折り曲げ部43の先端との間の該周方向での間隔)とが第1実施形態と同様の態様で設定される。
すなわち、図9に示すセグメントコイルセット40’を参照して判るように、各セグメントコイルセット40の第1層、第3層及び第5層のそれぞれの脚部42の折り曲げ部43は、該脚部42の直線部が配置されたスロット12から、該セグメントコイルセット40’の第6層〜第10層のそれぞれの脚部42が配置されたスロット12と同じ側(図9における周方向負側)に向かってステータコア11の周方向に折り曲げられる。
また、各セグメントコイルセット40の第2層及び第4層のそれぞれの脚部42の折り曲げ部43は、該脚部42が配置されたスロット12から、第1層、第3層及び第5層のそれぞれの脚部42の折り曲げ部43の折り曲げ方向と反対側(図9における周方向正側)に向かってステータコア11の周方向に折り曲げられる。
また、各セグメントコイルセット40’の第6層、第8層及び第10層のそれぞれの脚部42の折り曲げ部43は、第2層及び第4層のそれぞれの脚部42の折り曲げ部43と同じ方向(図9における周方向正側)に向かってステータコア11の周方向に折り曲げられる。
また、各セグメントコイルセット40’の第7層及び第9層のそれぞれの脚部42の折り曲げ部43は、第1層、第3層及び第5層のそれぞれの脚部42の折り曲げ部43の折り曲げ方向と同じ方向(図9における周方向負側)に向かってステータコア11の周方向に折り曲げられる。
以上のように、セグメントコイルセット40’の奇数層(第1層、第3層、第5層、第7層及び第9層)のそれぞれの脚部42の折り曲げ部43と、偶数層(第2層、第4層、第6層、第8層及び第10層)のそれぞれの脚部42の折り曲げ部43とは、ステータコア11の周方向で互いに逆方向に折り曲げられる。この場合、第5層及び第6層のそれぞれの脚部42の折り曲げ部43は、互いに接近する方向に折り曲げられる。
また、セグメントコイルセット40’の各脚部42の折り曲げ部43の折り曲げ量(ステータコア11の周方向での折り曲げ量)に関しては、本実施形態では、第1層〜第4層、第7層〜第10層のそれぞれの脚部42の折り曲げ部43の折り曲げ量はいずれも同一であり、6スロットピッチの半分(すなわち、3スロットピッチの間隔)の折り曲げ量である。
また、第5層及び第6層のそれぞれの脚部42の折り曲げ部43の折り曲げ量に関しては、第5及び第6層のうちのいずれか一方の層、例えば第5層の脚部42の折り曲げ部43の折り曲げ量は、第1層〜第4層、第7層〜第10層のそれぞれの脚部42の折り曲げ部43の折り曲げ量と同一(3スロットピッチの間隔)である。
一方、第5及び第6層のうちの他方の層(本実施形態では第6層)の脚部42の折り曲げ部43の折り曲げ量は、他の層のそれぞれの脚部42の折り曲げ部43の折り曲げ量よりも短く、2スロットピッチの間隔の折り曲げ量である。従って、第5層及び第6層のそれぞれの脚部42の折り曲げ部43の折り曲げ量は、それらの総和が、セグメントコイルセット40’の一方側の5つの脚部42(第1層〜第5層の脚部42)と、他方側の5つの脚部42(第6層〜第10層の脚部42)との間の間隔(ステータコア11の周方向での間隔)である5スロットピッチの間隔に一致するように設定される。
各セグメントコイルセット40’の各脚部42の折り曲げ部43の折り曲げ方向と折り曲げ量とは以上の如く設定される。
各セグメントコイルセット40’の各脚部42の折り曲げ部43と、他の脚部42の折り曲げ部43との接続は、第1実施形態と同様の態様で行われる。具体的には、図9を参照して判るように、6スロットピッチの間隔を有する2つのスロット12,12の一方のスロット12の第1層の脚部42の折り曲げ部43の先端部と、第3層の脚部42の折り曲げ部43の先端部とのそれぞれと、他方のスロット12の第2層の脚部42の折り曲げ部43の先端部と、第4層の脚部42の折り曲げ部43の先端部とのそれぞれとが、隣接する層の組同士で溶接等により接合される。この場合、第1層及び第3層の脚部42を有するセグメントコイルセット40’と、第2層及び第4層の脚部42を有するセグメントコイルセット40’とはステータコア11の周方向に6スロットピッチの間隔を有して配置された互いに異なるセグメントコイルセット40’である。
また、6スロットピッチの間隔を有する2つのスロット12,12の一方のスロット12の第7層の脚部42の折り曲げ部43の先端部と、第9層の脚部42の折り曲げ部43の先端部とのそれぞれと、他方のスロット12の第8層の脚部42の折り曲げ部43の先端部と、第10層の脚部42の折り曲げ部43の先端部とのそれぞれとが、隣接する層の組同士で溶接等により接合される。この場合、第7層及び第9層の脚部42を有するセグメントコイルセット40’と、第8層及び第10層の脚部42を有するセグメントコイルセット40’とはステータコア11の周方向に6スロットピッチの間隔を有して配置された互いに異なるセグメントコイルセット40’である。
また、5スロットピッチの間隔を有する2つのスロット12,12のそれぞれの第5層と第6層とに各々配置された2つの脚部42の折り曲げ部43の先端部同士が溶接等により接合される。この場合、第5層の脚部42及び第6層の脚部42は、共通のセグメントコイルセット40に含まれる脚部42である。
以上の如く、各スロット12に配置される要素導体(脚部)42同士を接続することで、各相のコイル31X1〜31X8が構成される。例えば、U相の直列に接続されるコイル31U1〜31U4のうち、コイル31U1,31U2は、図10及び図11に示す如きパターンで、それぞれ30個の要素導体42(1番〜30番の番号の要素導体42及び31番〜60番の番号の要素導体42)が直列に接続されることで構成される。また、コイル31U3,31U4は、図12及び図13に示す如きパターンで、それぞれ30個の要素導体42(61番〜90番の番号の要素導体42及び91番〜120番の番号の要素導体42)が直列に接続されることで構成される。
なお、図10において、U相のグレー色の要素導体42は、U相のコイル31Uのうちのコイル31U1〜31U4の構成要素の要素導体を示し、U相の白色の要素導体42はU相のコイル31Uのうちのコイル31U5〜31U8の構成要素の要素導体を示している。
図11及び図13に示す如く、コイル31U1〜31U4のそれぞれは、波巻部35と、1重巻の重ね巻部36a及び二重巻の重ね巻部36bのいずれか一方の重ね巻部36a又は36bとが6スロットピッチの間隔で、ステータコア11の周方向に交互に並ぶと共に、1重巻の重ね巻部36a及び二重巻の重ね巻部36bが、それらの間に1つの波巻部35を有するようにしてステータコア11の周方向に交互に並ぶようにして形成される。
また、図11に示す如く、ステータコア11の周方向でのコイル31U1の1重巻の重ね巻部36aの配置位置と、該コイル31U1に直列に連続するコイル31U2の二重巻の重ね巻部36bの配置位置とが、6スロットピッチの間隔内で互いに重なり合うと共に、コイル31U1の2重巻の重ね巻部36bの配置位置と、コイル31U2の1重巻の重ね巻部36aの配置位置とが、6スロットピッチの間隔内で互いに重なり合うように、コイル31U1,31U2が構成される。
同様に、図13に示す如く、ステータコア11の周方向でのコイル31U3の1重巻の重ね巻部36aの配置位置と、該コイル31U3に直列に連続するコイル31U4の2重巻の重ね巻部36bの配置位置とが、6スロットピッチの間隔内で互いに重なり合うと共に、コイル31U3の2重巻の重ね巻部36bの配置位置と、コイル31U4の1重巻の重ね巻部36aの配置位置とが、6スロットピッチの間隔内で互いに重なり合うように、コイル31U3,31U4が構成される。
さらに、図11及び図13を比較して判るように、ステータコア11の周方向でのコイル31U1,31U2の波巻部35の配置位置と、コイル31U3,31U4の重ね巻部36a,36bの配置位置とが、6スロットピッチの間隔内で互いに重なり合うと共に、コイル31U1,31U2の重ね巻部36a,36bの配置位置と、コイル31U3,31U4の波巻部35の配置位置とが互いに重なり合うように、コイル31U1〜31U4が構成される。
U相のコイル31U5〜31U8も、上記コイル31U1〜31U8と同様に構成される。この場合、コイル31U5,31U6のそれぞれは、コイル31U1,31U2のそれぞれに対してステータコア11の周方向正側に1スロットピッチの間隔だけずれた位置で形成される。また、コイル31U7,31U8のそれぞれは、コイル31U3,31U4のそれぞれに対してステータコア11の周方向負側に1スロットピッチの間隔だけずれた位置で形成される。
U相以外の他の相(V相、W相)コイル31V,31WもU相コイル31Uと同様に構成される。この場合、V相のコイル31Vは、U相コイル31Uに対してステータコア11の周方向に4スロットピッチの間隔(電気角で120°相当)だけずれた位置に形成され、W相のコイル31Wは、V相コイル31Uに対してステータコア11の周方向に4スロットピッチの間隔(電気角で120°相当)だけずれた位置に形成される。
この場合、図10及び図12を参照して判るように、U相、V相、W相のいずれか1つの相の要素導体42だけが配置されるスロット12と、2つの相のコイルの要素導体が3個ずつ配置されるスロット12とがステータコア11の周方向に交互に並ぶ。
なお、各相のコイル31X1〜31X8のうち、コイル31X1,31X2は、例えば、図示しないブリッジ導体を介して直列に接続される。このことは、コイル31X2,31X3の接続、コイル31X3,31X4の接続、コイル31X5,31X6の接続、コイル31X6,31X7の接続、コイル31X7,31X8の接続についても同様である。また、コイル31X4,31X8のそれぞれの中性点22側の端部は、例えば、該中性点22を形成する図示しない導体板に接続される。
以上説明した本実施形態によれば、従来と同様の形状(二股形状)の複数のセグメントコイル41を使用して各相のコイル31Xを構成できるので、第1実施形態と同様に、従来の生産設備の多くを、大幅な仕様変更を必要とすることなく、利用できる。従って、ステータコア11に各相のコイル31Xを装着してなるステータを、低コストで製造し得る。
また、各スロット12に配置する要素導体42の個数を10個としたので、従来の如く該個数を8個とした場合よりも、回転電機に出力させ得る最大の出力トルクを高めることが可能である。
なお、以上説明した各実施形態では、ステータコイル21により生成する極対数が6である場合を一例として説明したが、極対数は6以外の極対数であってよい。そして、これに伴い、スロット12の総数や、各セグメントコイル41の2つの要素導体(脚部)42,42の直線部の、ステータコア11の周方向での間隔は、5スロットピッチと異なる間隔に変更され得る。
また、前記第1実施形態では、セグメントコイルセット40の第4層の要素導体42の折り曲げ部43の折り曲げ量を、他の層の要素導体42の折り曲げ部43の折り曲げ量よりも短くしたが、第4層の要素導体42の代わりに、第3層の要素導体42の折り曲げ部43の折り曲げ量を、他の層の要素導体42の折り曲げ部43の折り曲げ量よりも短くしてもよい。
また、前記第2実施形態では、セグメントコイルセット40’の第6層の要素導体42の折り曲げ部43の折り曲げ量を、他の層の要素導体42の折り曲げ部43の折り曲げ量よりも短くしたが、第6層の要素導体42の代わりに、第5層の要素導体42の折り曲げ部43の折り曲げ量を、他の層の要素導体42の折り曲げ部43の折り曲げ量よりも短くしてもよい。
また、各相のコイルは、第1実施形態及び第2実施形態のそれぞれと鏡像の関係(ステータコア11の周方向での鏡像の関係)を有するように構成する(ステータコア11の周方向の正側及び負側を第1〜第5実施形態のそれぞれと反転させた形態で各相のコイルを構成する)ことも可能である。
また、各スロット12に配置する要素導体42の個数は、6個あるいは10個に限らず、例えば14以上の個数(ただし、2で割った値が奇数となる個数)であってもよい。
11…ステータコア、12…スロット、21U,21V,21W,31U,31V,31W…コイル、21U1,21U2,31U1〜31U4…第1コイル、21U3,21U4,31U5〜31U8…第2コイル、41…セグメントコイル、42…要素導体、44…渡り部導体、25,35…波巻部,26,36a,36b…重ね巻部。

Claims (2)

  1. 複数のスロットが周方向に並ぶように形成されたステータコアと、
    該ステータコアに装着される複数相のコイルとを備えると共に、
    前記ステータコアの周方向で所定の間隔を存する2つのスロットに各々配置されると共に、該2つのスロットの一方のスロットでは前記ステータコアの径方向での内周寄りの位置に配置され、他方のスロットでは前記径方向での外周寄りの位置に配置される2つの要素導体と、前記ステータコアの軸心方向の両端のうちの第1端側で前記2つの要素導体を連結する渡り部導体とを各々有する複数のセグメントコイルを、各相のコイルの構成要素として備えており、各相のコイルは、該複数のセグメントコイルの各要素導体の先端部が、前記ステータコアの軸方向の両端のうちの第2端側で前記周方向に折り曲げられた状態で該複数のセグメントコイルの要素導体の先端部同士が接合された構造のコイルであり、
    さらに、前記ステータコアの各スロットには、所定数の要素導体が前記径方向に並ぶと共に、前記複数相のうちの同一の相のコイルの要素導体のみが配置されるスロットと、二つ以上の相のコイルの要素導体が配置されるスロットとが前記周方向に交互に並ぶように、前記所定数の要素導体が配置される回転電機であって、
    前記各スロットに配置される要素導体の個数である前記所定数は、2で除算してなる値が奇数となる偶数値に設定されており、
    各相のコイルの複数のセグメントコイルの要素導体は、前記周方向で波巻部と重ね巻部とが交互に並び、且つ、二重巻の重ね部を含むように接続されることを特徴とする回転電機。
  2. 請求項1記載の回転電機において、
    前記各相のコイルは、並列接続される第1コイル及び第2コイルにより構成され、該第1コイルの要素導体と、該第2コイルの要素導体とが前記周方向で隣り合うスロットに配置されることを特徴とする回転電機。
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