JP2021090651A - 超音波画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】超音波画像表示装置で起こった不具合の原因を早く容易に特定することを可能にするデータを提供する。【解決手段】超音波診断装置1は、第1のプロセッサ7、第2のプロセッサ12及びカメラ11を備え、第2のプロセッサ12は、ユーザインタフェース10が不具合の発生を知らせる操作者による入力を受け付けると、カメラ11で撮影された動画データであって、不具合の発生を検出した時点を基準として所要期間の動画データを第2のメモリに記憶し、第1のプロセッサ7は、超音波診断装置1の使用状況に関するログデータとして、不具合の発生を示すログデータを生成し第1のメモリ9に記憶する、よう構成される。【選択図】図1

Description

本発明は、被検体の超音波画像を表示するディスプレイ及びユーザインタフェースを備える超音波画像表示装置に関する。
超音波画像表示装置は、被検体に対して超音波を送信して得られたエコー信号に基づいて超音波画像を作成しディスプレイに表示する装置である。この超音波画像表示装置では、ユーザインタフェースが操作者の入力を受け付けて、超音波画像の作成及び表示などを含む様々な処理が行なわれている。このような入力及び処理等が超音波画像表示装置において行なわれる時には、超音波画像表示装置の使用状況に関するログデータが生成され記憶されている。(例えば、特許文献1参照)。
特許第3725522号
例えば、操作者が入力を行なっても、装置の応答が遅かったり何ら応答がなかったりするなど、超音波画像表示装置に不具合が生じる場合がある。この場合、ログデータを解析して不具合の原因の特定を試みることがある。しかし、全ての不具合の原因がログデータに記録されるわけではないなどの理由で、ログデータのみに基づいて、超音波画像表示装置の不具合の原因を特定することが困難で特定に至るまでに時間がかかる場合がある。
本願発明者らは、不具合が認識される直前に行なわれていた操作者の操作や挙動など、ログデータには記録されない情報を、ログデータと合わせて活用することが、不具合の原因を早く容易に特定することができる点に着目し、本願発明に至った。すなわち、上記課題を解決するためになされた発明は、操作者の入力を受け付けるユーザインタフェースと、被検体の超音波画像を表示するディスプレイと、前記ユーザインタフェース及び前記ディスプレイの画面を動画撮影するカメラと、少なくとも1つのメモリと、少なくとも1つのプロセッサと、を備える超音波画像表示装置であって、前記プロセッサは、前記超音波画像表示装置の使用状況に関するログデータを生成して前記メモリに記憶し、前記超音波画像表示装置における不具合の発生を検出し、前記不具合の発生を検出した場合に、前記カメラで撮影された動画データであって、前記不具合の発生を検出した時点を基準として所要期間の動画データを前記メモリに記憶し、なおかつ前記ログデータとして、前記不具合の発生を示すログデータを生成し前記メモリに記憶する、よう構成される超音波画像表示装置である。
上記観点の発明においては、不具合の発生が検出された時点を基準として、所要期間の動画データがメモリに記憶され、なおかつ前記不具合の発生を示すログデータを含む超音波画像表示装置の使用状況に関するログデータもメモリに記憶される。このような動画データとログデータが提供されることにより、不具合の原因を特定する者は、動画とログデータを確認して、早く容易に原因を特定することができる。従って、上記観点の発明によれば、超音波画像表示装置で起こった不具合の原因を早く容易に特定することを可能にするデータを提供することができる。
本発明の超音波診断装置の第1実施形態の構成を示すブロック図である。 本発明の超音波診断装置の実施形態の一例の外観を示す斜視図である。 実施形態の超音波診断装置の処理の一例を示すフローチャートである。 第1の動画データ及び第2の動画データの一例の説明図である。 第1の動画データ及び第2の動画データの他例の説明図である。 不具合の原因の特定について説明する図であり、(A)は不具合の原因がハードキーの不良である場合の説明図、(B)は不具合の原因がフリーズ処理を行なうプログラムの不良である場合の説明図である。 第1実施形態の超音波診断装置の第1変形例の構成を示すブロック図である。 第1実施形態の超音波診断装置の第2変形例の構成を示すブロック図である。 不具合が発生した時点を示す画像が表示されたディスプレイの画面を示す図である。 本発明の超音波診断装置の第2実施形態の構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。以下の実施形態では、本発明に係る超音波画像表示装置の一例として、診断等を目的として被検体の超音波画像を表示する超音波診断装置について説明する。
(第1実施形態)
先ず、第1実施形態について説明する。図1及び図2に示す超音波診断装置1は、超音波プローブ2(図2では図示省略)、送受信ビームフォーマ3、送信機4、受信機5、受信ビームフォーマ6、第1のプロセッサ7、ディスプレイ8、第1のメモリ9及びユーザインタフェース10を有している。超音波プローブ2は、超音波診断装置1を構成する装置本体100とプローブケーブル(図示省略)を介して接続されている。装置本体100は、送受信ビームフォーマ3、送信機4、受信機5、受信ビームフォーマ6、第1のプロセッサ7、ディスプレイ8、第1のメモリ9及びユーザインタフェース10を有している。
超音波プローブ2は、3次元空間における被検体に対して超音波を送受信する。より詳細に説明すると、送信ビームフォーマ3および送信機4は、超音波プローブ2内に配列された複数の振動素子2aをドライブしてパルス超音波信号を被検体(図示せず)に放射するよう構成されている。パルス超音波信号は、被検体内において反射して振動素子2aに戻るエコーを生成する。エコーは、振動素子2aによって電気信号に変換され、電気信号は、受信機5によって受信される。受信されたエコーを表す電気信号、すなわちエコー信号は、受信ビームフォーマ6に入力され、この受信ビームフォーマ6において受信ビームフォーミングが行われる。受信ビームフォーマ6は、受信ビームフォーミング後のエコー信号を、第1のプロセッサ7へ出力するようになっていてもよい。
受信ビームフォーマ6は、ハードウェアビームフォーマであってもソフトウェアビームフォーマであってもよい。受信ビームフォーマ6がソフトウェアビームフォーマである場合、受信ビームフォーマ6は、グラフィックス処理ユニット(GPU)、マイクロプロセッサ、中央処理装置(CPU)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、または論理演算を実行することができる他の種類のプロセッサのうちの任意の1つまたは複数を含む1つまたは複数のプロセッサを備えることができる。受信ビームフォーマ6を構成するプロセッサは、第1のプロセッサ7とは別のプロセッサで構成されていてもよいし、第1のプロセッサ7で構成されていてもよい。
超音波プローブ2は、送信ビームフォーミングおよび/または受信ビームフォーミングの全部または一部を行うための電気回路を含むことができる。例えば、送信ビームフォーマ3、送信機4、受信機5、および受信ビームフォーマ6の全部または一部は、超音波プローブ2内に設けられていてもよい。
第1のプロセッサ7は、送信ビームフォーマ3、送信機4、受信機5、および受信ビームフォーマ6を制御する。第1のプロセッサ7は、超音波プローブ2と電子通信している。第1のプロセッサ7は、超音波プローブ2を制御してエコー信号を取得することができる。第1のプロセッサ7は、振動素子2aのどれがアクティブであるか、および超音波プローブ2から送信される超音波ビームの形状を制御する。第1のプロセッサ7はまた、ディスプレイ8とも電子通信しており、第1のプロセッサ7は、エコー信号を処理してディスプレイ8上に表示するための超音波画像にすることができる。「電子通信」という用語は、有線通信と無線通信の両方を含むように定義することができる。
第1のプロセッサ7は、一実施形態によれば中央処理装置(CPU)を含むことができる。他の実施形態によれば、第1のプロセッサ7は、デジタル信号プロセッサ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、グラフィックスプロセッシングユニット(GPU)、または他のタイプのプロセッサなど、処理機能を実行することができる他の電子構成要素を含むことができる。他の実施形態によれば、第1のプロセッサ7は、処理機能を実行することができる複数の電子構成要素を含むことができる。例えば第1のプロセッサ7は、中央処理装置、デジタル信号プロセッサ、フィールドプログラマブルゲートアレイ、およびグラフィックスプロセッシングユニットを含む電子構成要素のリストから選択された2つ以上の電子構成要素を含むことができる。
第1のプロセッサ7は、RFデータを復調する複合復調器(図示せず)を含むこともできる。別の実施形態では、処理チェーンの早いうちに復調を実行することができる。
第1のプロセッサ7は、複数の選択可能な超音波モダリティに従った1つまたは複数の処理動作をデータに行うように構成されている。エコー信号が受信されるとき、データは走査セッション中にリアルタイムで処理することができる。この開示のために、「リアルタイム」という用語は、いかなる意図的な遅延もなく行われる手順を含むように定義される。
また、データは、超音波の走査中に一時的にバッファ(図示せず)に格納し、ライブ操作またはオフライン操作でリアルタイムではなく処理することができる。この開示において、「データ」という用語は、本開示においては、超音波装置を用いて取得される1つまたは複数のデータセットを指すように使用することができる。
受信ビームフォーマ6による処理によって得られたローデータ(raw data)は、第1のプロセッサ7によって他のまたは異なるモード関連モジュール(例えば、Bモード、カラードップラ、Mモード、カラーMモード、スペクトルドップラ、エラストグラフィ、TVI、歪み、歪み速度、など)で処理して超音波画像のデータを作ることができる。例えば、1つまたは複数のモジュールが、Bモード、カラードップラ、Mモード、カラーMモード、スペクトルドップラ、エラストグラフィ、TVI、歪み、歪み速度、およびそれらの組合せ、などの超音波画像を生成することができる。画像ビームおよび/または画像フレームは保存され、データがメモリに取得された時を示すタイミング情報を記録することができる。前記モジュールは、例えば、画像フレームを座標ビーム空間から表示空間座標に変換するために走査変換演算を実行する走査変換モジュールを含むことができる。被検体に処置が実施されている間にメモリから画像フレームを読み取り、その画像フレームをリアルタイムで表示する映像プロセッサモジュールが設けられてもよい。映像プロセッサモジュールは画像フレームを画像メモリに保存することができ、超音波画像は画像メモリから読み取られディスプレイ8に表示される。
第1のプロセッサ7が複数のプロセッサを含む場合、第1のプロセッサ7が担当する上述の処理タスクを、複数のプロセッサが担当してもよい。例えば、ある第1のプロセッサ7を使用して、RF信号を復調および間引きすることができ、他の第1のプロセッサ7を使用して、データをさらに処理した後、画像を表示することができる。
また、例えば受信ビームフォーマ6がソフトウェアビームフォーマである場合、その処理機能は、単一の第1のプロセッサ7で実行されてもよいし、複数の第1のプロセッサ7で実行されてもよい。
また、第1のプロセッサ7は、超音波診断装置1の使用状況を示すログデータを生成し、第1のメモリ9に記憶する。超音波診断装置1の使用状況を示すログデータには、後述する不具合の発生を示すログデータも含まれる。
ディスプレイ8は、被検体の超音波画像等を表示する。ディスプレイ8は、例えばLED(Light Emitting Diode)ディスプレイ、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイなどである。
第1のメモリ9は、任意の既知のデータ記憶媒体であり、非一過性の記憶媒体及び一過性の記憶媒体を含む(後述の第2のメモリ13についても同様)。非一過性の記憶媒体は、例えば、HDD(Hard Disk Drive:ハードディスクドライブ)、ROM(Read Only Memory)などの不揮発性の記憶媒体である。非一過性の記憶媒体は、CD(Compact Disk)やDVD(Digital Versatile Disk)などの可搬性の記憶媒体を含んでいてもよい。第1のプロセッサ7によって実行されるプログラムは、非一過性の記憶媒体に記憶されている。
一過性の記憶媒体は、RAM(Random Access Memory)などの揮発性の記憶媒体である。
ユーザインタフェース10は、操作者の入力を受け付けることができる。例えば、ユーザインタフェース10は、装置本体100を構成する操作パネル101に設けられ、ユーザーからの指示や情報の入力を受け付ける。ユーザインタフェース10は、キーボード(keyboard)10A、ハードキー(hard key)10B、トラックボール(trackball)10C、ロータリーコントロール(rotary control)10D及びソフトキー(図示省略)等を表示するタッチスクリーン10Eを含んで構成されている。
ユーザインタフェース10は、操作者による入力の1つとして不具合の発生を知らせる入力を受け付けるよう構成される。例えば、ユーザインタフェース10は、不具合の発生を知らせる操作者による入力を受け付けるハードキー10B又はソフトキーを有する。
超音波診断装置1は、さらにカメラ11、第2のプロセッサ12及び第2のメモリ13を有するカメラモジュール14を備える。カメラモジュール14は、操作パネル101を挟持可能に構成されたコ字形状の取付部材15(図1では図示省略)を備えている。カメラモジュール14は、取付部材15が操作パネル101を挟持することによって装置本体100に対して着脱可能に取り付けられるようになっている。
カメラ11は、CPU等で構成される第2のプロセッサ12によって制御されて動画撮影を行なうようになっている。カメラモジュール14は、カメラ11がユーザインタフェース10及びディスプレイ8の画面を動画撮影することができる位置に取り付けられる。従って、カメラ11により、操作者の操作や挙動、及びディスプレイ8の画面が動画撮影される。
カメラモジュール14は、装置本体100とケーブル16(図1では図示省略)を介して接続され、このケーブル16を介して、ユーザインタフェース10の信号が入力されるようになっている。また、カメラモジュール14は、ケーブル16を介して給電されるようになっていてもよいし、バッテリ(図示省略)を有していてもよい。
次に、本例の作用について図3のフローチャートに基づいて説明する。先ずステップS1では、カメラ11が第1の動画データDT1の撮影を開始する。例えば、超音波診断装置1の電源がオンになると、第1のプロセッサ7は第2のプロセッサ12に信号を出力する。そして、この信号が入力された第2のプロセッサ12が、カメラ11が撮影を開始するよう制御を行なう。
第1の動画データDT1には、ユーザインタフェース10及びディスプレイ8の画像が含まれている。また、第2のプロセッサ12は、第1の動画データDT1に、時刻情報を付加する。
第1の動画データDT1は、第2のメモリ13に記憶される。ただし、第2のメモリ13には、現時点から遡って所要期間T1の第1の動画データDT1が記憶される。従って、時間の経過に伴い、現時点から遡って所要期間T1を超えた過去の動画データは消去される。
ステップS1において、第1のプロセッサ7及び第2のプロセッサ12は、互いの時刻情報を一致させる処理を行なってもよい。
次に、ステップS2では、超音波画像の撮影が開始される。具体的には、超音波プローブ2が被検体に対し超音波の送受信を行ない、得られたエコー信号に基づく超音波画像がディスプレイ8に表示される。超音波画像の撮影中において、第1のプロセッサ7は、超音波診断装置1の使用状況に関するログデータを生成し、第1のメモリ9に記憶する。ログデータには、第1のプロセッサ7の時刻情報も含まれる。
次に、ステップS3では、第2のプロセッサ12は、超音波診断装置1において不具合が発生したか否かを判定する。具体的には、先ず操作者が、超音波診断装置1において不具合が発生したと思った場合、ユーザインタフェース10において不具合の発生を知らせるためのハードキー10B又はソフトキーを押す。
ユーザインタフェース10は、不具合の発生を知らせる操作者による入力を受け付けると、この入力があったことを示す信号Sを第1のプロセッサ7を介して第2のプロセッサ12へ出力する。信号Sが入力された第1のプロセッサ7及び第2のプロセッサ12は、超音波診断装置1において不具合が発生したと判定する(ステップS3において「YES」)。すなわち、第1のプロセッサ7及び第2のプロセッサ12は、信号Sの入力によって不具合の発生を検出する。
一方、ステップS3において、信号Sが入力されない場合、第1のプロセッサ7及び第2のプロセッサ12は、超音波診断装置1において不具合が発生していないと判定し(ステップS3において「NO」)、信号Sの入力の有無についての判定を継続する。
ステップS3において、超音波診断装置1において不具合が発生したと判定されるとステップS4の処理へ移行する。ステップS4では、第2のプロセッサ12は、カメラ11で撮影された第1の動画データDT1の一部分を、第2の動画データDT2として第2のメモリ13に記憶する。第2の動画データDT2は、第1の動画データDT1の一部分をコピーしたデータであり、第1の動画データDT1とは別に第2のメモリ13に記憶される。第2の動画データDT2も時刻情報を含んでいる。
より詳細には、第2の動画データDT2は、不具合の発生が検出された時点を基準として所要期間T2(T2<T1)のデータである。例えば、第2のプロセッサ12は、図4に示すようにカメラで撮影された第1の動画データDT1のうち、不具合の発生が検出された時点taから所要時間経過した時点tbから、所要期間T2だけ遡った時点tcまでの第2の動画データDT2を第2のメモリ13に記憶してもよい。所要期間T2は、時点taを含んでいる。
また、第2のプロセッサ12は、図5に示すようにカメラで撮影された第1の動画データDT1のうち、不具合の発生が検出された時点taから所要期間T2だけ遡った時点tcまでの第2の動画データDT2を第2のメモリ13に記憶してもよい。
所要期間Tは、後述する不具合の発生と関連する操作者の行為や超音波診断装置1における処理が行なわれた時が含まれるように、経験等によって十分な長さに設定される。
なお、不具合の発生が検出された時点は、ユーザインタフェース10における操作者による不具合の発生を知らせる入力が行なわれた時及び第1のプロセッサ7及び第2のプロセッサ12により不具合が発生したと判定された時を含む。
また、ステップS4では、第1のプロセッサ7は、不具合の発生を示すログデータを生成し第1のメモリ9に記憶する。第1のプロセッサ7は、ユーザインタフェース10から信号Sが入力されると、不具合の発生を示すログデータの生成及び記憶を行なってもよい。なお、このログデータも時刻情報を含んでいる。
次に、ステップS5では、処理を終了するかが判定される。例えば、第1のプロセッサ7が、処理を終了するか否かを判定する。一例では、第1のプロセッサ7は、ユーザインタフェース10から、超音波画像の撮影を終了する操作者の入力を受けつけたことを示す信号が入力されると、処理を終了すると判定する(ステップS5において「YES」)。第1のプロセッサ7は、処理を終了すると判定ことを示す信号を第2のプロセッサ12へ出力してもよい。第2のプロセッサ12は、第1のプロセッサ7から処理を終了することを示す信号が入力されると、カメラ11による撮影を終了する。
ステップS5において処理を終了しないと判定された場合(ステップS5において「NO」)、ステップS3の処理へ戻り、ステップS3〜S5の処理が繰り返される。
本例によれば、第2のメモリ13に記憶された第2の動画データDT2を再生し、なおかつ第1のメモリ9に記憶されたログデータを解析することにより、超音波診断装置1で起こった不具合の原因を容易に特定することができる。不具合の原因を特定する者(以下、「特定者」と云う)は、第2の動画データDT2を超音波診断装置1のディスプレイ8で再生させ、なおかつログデータを超音波診断装置1において解析することにより、不具合の原因を特定してもよい。
また、特定者は、第2のメモリ13から送信された第2の動画データDT2を動画再生可能な装置(図示省略)で再生させ、なおかつ第1のメモリ13から送信された不具合の発生を示すログデータを超音波診断装置1以外の装置(図示省略)で解析することにより、不具合の原因を特定してもよい。この場合、第2の動画データDT2を再生する装置及びログデータの解析を行なう装置は、超音波診断装置1が設置された施設とは異なる場所にあってもよい。
不具合の原因の特定について、図6に基づいて具体的に説明する。ここでは、ディスプレイ8に表示されているリアルタイムの超音波画像のフリーズを行なう時に生じた不具合について説明する。不具合の原因として、フリーズ処理を指示する操作者の入力を受け付けるハードキー10B(フリーズボタン)の不良と、フリーズ処理を行なうプログラムの不良とを挙げて説明する。
図6(A)は、不具合の原因がハードキー10Bの不良である場合を示している。図6(A)の時点t1で、操作者がフリーズ処理を指示する入力として、ハードキー10Bが押下されている(Freeze Button押下)。縦方向の矢印A1は、フリーズ処理のためのハードキー10Bの押下を示している。ハードキー10Bの押下は、時点t1以降において3回行われている。時点t2において、3回目のハードキー10Bの押下が行なわれた後、時点t3において、第1のプロセッサ7は、フリーズ処理のためのハードキー10Bが押下されたことを示すログデータを生成し、第1のメモリ9に記憶する(Freeze Button認識)。縦方向の矢印A2は、フリーズ処理のためのハードキー10Bが押下されたことを示すログデータの生成及び記憶を示している。
次に、時点t4では、第1のプロセッサ7は、フリーズ処理を行なうプログラムを起動させてフリーズ処理を開始する。このフリーズ処理には、超音波画像のデータの記憶や、DICOM画像の転送などの処理が含まれていてもよい。そして、時点t5においてフリーズ処理が完了すると、ディスプレイ8に表示された超音波画像がフリーズする。時点t4及び時点t5の間の横方向の矢印A3は、フリーズ処理の期間を示している。第1のプロセッサ7は、フリーズ処理が終了したことを示すログデータを生成して第1のメモリ9に記憶してもよい(図6では図示省略)。
横方向の矢印A4は、操作者が最初にハードキー10Bを押下した時点t1から超音波画像がフリーズした時点t5までの期間を示している。操作者は、この期間A4が長く、ハードキー10Bを押下しても超音波診断装置1の反応が遅いと感じ、時点t6において、ユーザインタフェース10において不具合の発生を知らせる入力を行なう。縦方向の矢印A5は、不具合の発生を知らせる入力を示している。この時点t6における入力により、第1のプロセッサ7は、ステップS4における不具合の発生を示すログデータの生成と記憶を行なう。時点t6は、不具合の発生が検出された時点である。また、第2のプロセッサ12は、所要期間T2の第2の動画データDT2の記憶を行なう。所要期間T2は、時点t1を含むよう十分な長さに設定されている。
以上のような場合における不具合の原因の特定について説明する。特定者は、第1のメモリ9に記憶されたログデータと、第2のメモリ13に記憶された第2の動画データDT2に基づいて、不具合の原因を特定する。具体的には、特定者は、ログデータに基づいて、どのような操作や処理が超音波画像表示装置1において行なわれたかを解析する。この時、特定者は、不具合の発生を示すログデータを特定して、このログデータが生成された時点と時間的に近いログデータを解析することにより、解析に要する時間を短縮することができる。
特定者は、時点t3に生成されたログデータに基づいて、この時点t3においてハードキー10Bが押下されたことを特定する。しかし、時点t3よりも前に操作者がハードキー10Bを押下したことはログデータとして記憶されておらず、ハードキー10Bの押下が超音波診断装置1において認識されていないことはログデータとして記録されていない。そこで、特定者は、第2の動画データDT2に基づいて再生される画像を確認することにより、時点t1から時点t2にかけて、ハードキー10Bが3回押下されていることを把握することができる。
第2の動画データDT2は時刻情報を含んでいるので、第2の動画データDT2に基づいて再生される画像には時刻が表示される。従って、特定者は、表示される時刻によって、時点t1及びt2を特定することができる。また、特定者は、ログデータの時刻情報によって、時点t3を特定することができる。従って、特定者は、ハードキー10Bが3回押下された後に、ハードキー10Bが押下されたことを示すログデータが生成されていることを確認することができる。これにより、特定者は、時点t1でのハードキー10Bの押下が超音波診断装置1において認識されておらず、ハードキー10Bが不良であることを特定することができる。
次に、図6(B)に基づいて、不具合の原因がフリーズ処理を行なうプログラムの不良である場合について説明する。図6(B)の時点t11で、図6(A)における時点t1と同様に、操作者によって、フリーズ処理のためのハードキー10Bが押下される(縦方向の矢印A1)。図6(B)では、フリーズ処理のためのハードキー10Bの押下は1回だけ行われている。
時点t11の後の時点t12において、第1のプロセッサ7は、図6(A)における時点t3と同様に、フリーズ処理のためのハードキー10Bが押下されたことを示すログデータを生成し、第1のメモリ9に記憶する(縦方向の矢印A2)。
次に、時点t13では、第1のプロセッサ7は、図6(A)における時点t4と同様に、フリーズ処理を行なうプログラムを起動させてフリーズ処理を開始する。そして、時点t14においてフリーズ処理が完了すると、ディスプレイ8に表示された超音波画像がフリーズする。フリーズ処理の期間を示す横方向の矢印A3は、時点t13及び時点t14の間に位置している。第1のプロセッサ7は、フリーズ処理が終了したことを示すログデータを生成して第1のメモリ9に記憶してもよい(図6では図示省略)。
図6(B)では、操作者がハードキー10Bを押下してから超音波画像がフリーズするまでの期間を示す横方向の矢印A4は、時点t11から時点t14までで間である。操作者は、図6(A)の場合と同様に、この期間A4が長く、ハードキー10Bを押下しても超音波診断装置1の反応が遅いと感じ、時点t15において、ユーザインタフェース10において不具合の発生を知らせる入力を行なう(縦方向の矢印A5)。この時点t15における入力により、第1のプロセッサ7は、ステップS4における不具合の発生を示すログデータの生成と記憶を行なう。また、第2のプロセッサ12は、所要期間T2の第2の動画データDT2の記憶を行なう。所要期間T2は、時点t11を含むよう十分な長さに設定されている。
以上のような場合における不具合の原因の特定について説明する。特定者は、図6(A)の場合と同様にして第1のメモリ9に記憶されたログデータを解析する。そして、特定者は、時点t12に生成されたログデータに基づいて、この時点t12においてハードキー10Bが押下されたことを特定する。また、特定者は、第2の動画データDT2に基づいて再生される画像において、時点t11においてハードキー10Bが押下されていることを確認する。
特定者は、第2の動画データDT2に基づいて再生される画像に表示されている時刻と、ハードキー10Bが押下されたことを示すログデータの時刻(時点t12)とを確認することにより、ハードキー10Bが押下されると、すぐにそのことを示すログデータが生成されていることを認識することができる。従って、ハードキー10Bには不具合が生じていないことを特定することができる。一方で、特定者は、ハードキー10Bが押下されたことを示すログデータの時刻(時点t12)と、フリーズ処理が終了したことを示すログデータの時刻(t14)とから、第1のプロセッサ7によるフリーズ処理に時間がかかっておりプログラムが不良であることを特定することができる。
以上説明したように、本例の超音波診断装置1によれば、第2の動画データDT2と、不具合が発生したことを示すログデータを含むログデータを提供することができ、超音波診断装置で起こった不具合の原因を早く容易に特定することを可能にするデータを提供することができる。
次に、第1実施形態の変形例について説明する。先ず、第1変形例について説明する。図7に示すように、超音波プローブ2には、例えばホール素子で構成される磁気センサ17が設けられていてもよい。この磁気センサ17により、例えば三次元空間に設置された磁気発生部18から発生する磁気が検出され、3次元空間における超音波プローブ2の位置が検出されるようになっている。磁気発生部18は、例えば磁気発生コイルで構成される。磁気センサ17における検出信号は、第1のプロセッサ7へ入力されるようになっている。第1のプロセッサ7は、磁気センサ17の検出信号に基づいて、超音波プローブ2の位置を検出し、さらに超音波プローブ2が移動した時の速度や加速度を算出するようになっている。
この第1変形例では、超音波診断装置1の不具合として、操作者が誤って超音波プローブ2を落としたことを検出することができる。具体的には、第1のプロセッサ7は、図3のフローチャートのステップS3において、磁気センサ17の検出信号に基づいて算出した速度や加速度が閾値を超えた場合、超音波診断装置1において不具合が発生したと判定する。
第1変形例において、第1のプロセッサ7は、上述の信号Sが入力された場合についても、上述のステップS3において、超音波診断装置1において不具合が発生したと判定してもよい。さらに、第1のプロセッサ7は、不具合の発生を示すログデータ以外のログデータのうち、定期的に生成されるログデータの生成が妨げられることによっても、上述のステップS3において、不具合が発生したと判定してもよい。
この第1変形例において、超音波プローブ2の落下を検出するための磁気センサ17は一例にすぎない。例えば、磁気センサ17に代わり、加速度センサを超音波プローブ2に設けて超音波プローブ2の落下を検出してもよい。
次に、第2変形例について説明する。上述の実施形態において、カメラモジュール14は、装置本体100とは別体で、この装置本体100に着脱可能に取り付けられるよう構成されているが、本発明はこれに限られるものではない。図8に示すように、カメラモジュール14は、装置本体100内に内蔵されていてもよい。ただし、この場合においても、カメラ11は、ユーザインタフェース10及びディスプレイ8の画面を動画撮影することができる位置に設けられる。
次に、第3変形例について説明する。第1のプロセッサ7は、ステップS3において信号Sが入力されると、図9に示すように、ディスプレイ8の画面に、不具合が発生した時点を示す画像I1を表示してもよい。例えば、第1のプロセッサ7は、ディスプレイ8の画面のうち、エコー信号に基づいて作成されたBモード画像などの超音波画像I2が表示されていない領域に、画像I1を表示する。画像I1は、所要の色を有する所要の図形からなるカラー画像であってもよい。図10では、画像I1は円形のカラー画像である。ただし、画像I1は、カメラ11で撮影された動画で認識できるよう構成された画像であればよい。
特定者は、第2の動画データDT2に基づく動画が再生された時に、ディスプレイ8の画面に表示された画像I1を確認することで、どの時点で不具合の発生を知らせるためのハードキー10Bが押下されたかをより容易に確認することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。図10は、第2実施形態の超音波診断装置20の構成を示すブロック図である。図10において第1実施形態の超音波診断装置1と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
超音波診断装置20は、超音波プローブ2、送受信ビームフォーマ3、送信機4、受信機5、受信ビームフォーマ6、ディスプレイ8及びユーザインタフェース10のほか、プロセッサ21、メモリ22及びカメラ23を有する。
プロセッサ21についての説明は、第1実施形態における第1のプロセッサ7及び第2のプロセッサ12についての記載を援用する。従って、プロセッサ21は、第1のプロセッサ7及び第2のプロセッサ12と同じ制御及び処理を行なうよう構成される。
また、メモリ22についての説明も、第1実施形態における第1のメモリ9及び第2のメモリ13についての記載を援用する。従って、メモリ22には第1のメモリ9及び第2のメモリ13に記憶されるデータと同じデータが記憶される。
カメラ23は、プロセッサ21によって制御されてユーザインタフェース10及びディスプレイ8の動画撮影を行なうようになっている。カメラ23は、第1実施形態と同様に、装置本体100とは別体で構成されて装置本体100に対して着脱可能に構成される。ただし、特に図示しないが、カメラ23は装置本体100内に内蔵されていてもよい。
本例の超音波診断装置20においても、図3のフローチャートに沿った処理が行なわれる。ただし、本例の超音波診断装置20は、第1実施形態における第1のプロセッサ7及び第2のプロセッサ12の代わりに、プロセッサ21を有している。また、本例の超音波診断装置20は、第1実施形態における第1のメモリ9及び第2のメモリ13の代わりに、メモリ22を有している。以下、図3のフローチャートに沿って行なわれる本例の超音波診断装置20の処理のうち、上記構成の相違に起因して、第1実施形態の超音波診断装置1とは異なっている処理について説明する。
ステップS1では、プロセッサ21が、カメラ23による第1の動画データDT1の撮影を開始する。第1の動画データDT1は、メモリ22に記憶される。プロセッサ21は、第1の動画データDT1に、時刻情報を付加する。なお、後述するように、ログデータはプロセッサ21によって生成されるので、第1実施形態において第1のプロセッサ7及び第2のプロセッサ12が行なう時刻情報の一致処理は不要である。
ステップS2では、超音波画像の撮影中において、プロセッサ21は、超音波診断装置1の使用状況に関するログデータを生成し、メモリ22に記憶する。ログデータは、第1の動画データDT1とは異なる記憶領域に記憶される。ログデータには、プロセッサ21の時刻情報も含まれる。
ステップS3では、ユーザインタフェース10は、不具合の発生を知らせる操作者による入力を受け付けると、この入力があったことを示す信号Sをプロセッサ21へ出力する。プロセッサ21は、信号Sが入力されると超音波診断装置20において不具合が発生したと判定する。一方、プロセッサ21は、信号Sが入力されない場合、超音波診断装置20において不具合が発生していないと判定する。
ステップS4では、プロセッサ21は、第2の動画データDT2をメモリ22に記憶する。第2の動画データDT2は、第1の動画データDT1及びログデータとは異なる記憶領域に記憶される。また、ステップS4では、プロセッサ21は、不具合の発生を示すログデータを生成しメモリ22に記憶する。
ステップS5では、プロセッサ21が終了判定を行なう。プロセッサ21は、処理を終了すると判定した場合、カメラ23による撮影を終了する。
本例では、特定者は、メモリ22に記憶された第2の動画データDT2及びログデータに基づいて不具合の原因の特定を行なう。本例の超音波診断装置20によっても、第1実施形態の超音波診断装置1と同一の効果を得ることができる。
なお、第2実施形態の超音波診断装置20においても、第1実施形態の第1変形例と同様に、超音波プローブ2の落下を検出して不具合の発生が検出されるようになっていてもよい。また、第2実施形態の超音波診断装置20においても、第1実施形態の第3変形例と同様に、不具合が発生した時点を示す画像が表示されるようになっていてもよい。
以上、本発明を前記実施形態によって説明したが、本発明はその主旨を変更しない範囲で種々変更実施可能なことはもちろんである。例えば、上記各実施形態において説明したフローチャートは一例であり、本発明の趣旨を損なわない限りにおいて変形可能である。例えば、本発明は、リアルタイムの超音波画像が表示されている場合に限られるものではなく、第1のメモリ9等に記憶された超音波画像を表示する場合等にも同様に適用することができる。
また、図1、図7、図8及び図10のブロック図に示された構成も一例であり、本発明の趣旨を損なわない限りにおいて変形可能である。例えば、ビームフォーミングが行われなくてもよい。
また、上記各実施形態における不具合が発生したか否かの判定手法は例にすぎない。例えば、ログデータや装置の異常が発生した場合に不具合が発生したと判定されてもよい。
また、図2に示されたカメラモジュール14の取り付け位置は一例であり、カメラ11によってユーザインタフェース10及びディスプレイ8の画面を動画撮影できる位置に取り付けられていればよい。また、ユーザインタフェース10及びディスプレイ8の画面を動画撮影するカメラは1つに限られない。例えば、ユーザインタフェース10を動画撮影するカメラと、ディスプレイ8の画面を撮影するカメラの合計で2つのカメラが設けられていてもよい。
また、上記実施形態は、
操作者の入力を受け付けるユーザインタフェースと、
被検体の超音波画像を表示するディスプレイと、
前記ユーザインタフェース及び前記ディスプレイの画面を動画撮影するカメラと、
少なくとも1つのメモリと、
少なくとも1つのプロセッサと、
を備える超音波画像表示装置を前記プロセッサが制御する方法であって、
前記プロセッサが、
前記超音波画像表示装置の使用状況に関するログデータを生成して前記メモリに記憶し、
前記超音波画像表示装置における不具合の発生を検出し、
前記不具合の発生を検出した場合に、前記カメラで撮影された動画データであって、前記不具合の発生を検出した時点を基準として所要期間の動画データを前記メモリに記憶し、なおかつ前記ログデータとして、前記不具合の発生を示すログデータを生成し前記メモリに記憶する、超音波画像表示装置の制御方法、としてもよい。
1、20 超音波診断装置
2 超音波プローブ
7 第1のプロセッサ
8 ディスプレイ
9 第1のメモリ
10 ユーザインタフェース
11 カメラ
12 第2のプロセッサ
13 第2のメモリ
14 カメラモジュール
21 プロセッサ
22 メモリ
23 カメラ
100 装置本体

Claims (12)

  1. 操作者の入力を受け付けるユーザインタフェースと、
    被検体の超音波画像を表示するディスプレイと、
    前記ユーザインタフェース及び前記ディスプレイの画面を動画撮影するカメラと、
    少なくとも1つのメモリと、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    を備える超音波画像表示装置であって、
    前記プロセッサは、
    前記超音波画像表示装置の使用状況に関するログデータを生成して前記メモリに記憶し、
    前記超音波画像表示装置における不具合の発生を検出し、
    前記不具合の発生を検出した場合に、前記カメラで撮影された動画データであって、前記不具合の発生を検出した時点を基準として所要期間の動画データを前記メモリに記憶し、なおかつ前記ログデータとして、前記不具合の発生を示すログデータを生成し前記メモリに記憶する、よう構成される超音波画像表示装置。
  2. 前記メモリには、前記カメラで撮影された第1の動画データと、該第1の動画データの一部であって、前記判定時を基準として所要期間の第2動画データが記憶される、請求項1に記載の超音波画像表示装置。
  3. 前記メモリは、第1のメモリ及び第2のメモリで構成され、
    前記プロセッサは、前記第1のメモリに前記ログデータを記憶し、前記第2のメモリに前記動画データを記憶する、請求項1又は2に記載の超音波画像表示装置。
  4. 前記プロセッサは、1つの前記メモリ内における異なる記憶領域に前記ログデータ及び前記動画データを記憶する、請求項1又は2に記載の超音波画像表示装置。
  5. 前記ユーザインタフェースは、不具合の発生を知らせる前記操作者による入力を受け付けるインタフェースであって、前記不具合の発生を知らせる入力を受け付けると、該入力があったことを示す信号を前記プロセッサへ出力し、
    前記プロセッサは、前記信号の入力によって前記不具合の発生を検出する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の超音波画像表示装置。
  6. 前記プロセッサは、前記不具合の発生を示すログデータ以外のログデータのうち、定期的に生成されるログデータの生成が妨げられることによって前記不具合の発生を検出する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の超音波画像表示装置。
  7. さらに、超音波の送受信を行なう超音波プローブを備えており、
    該超音波プローブは、該超音波プローブの移動を検出するセンサを有し、
    前記プロセッサは、前記センサから入力される信号に基づいて前記超音波プローブの落下を検出するよう構成されており、該超音波プローブの落下を検出することによって前記不具合の発生を検出する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の超音波画像表示装置。
  8. 前記プロセッサは、前記不具合の発生が検出された時点から遡った所要期間の動画データを前記メモリに記憶する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の超音波画像表示装置。
  9. 前記プロセッサは、前記不具合の発生が検出された時点よりも後の時点から遡った所要期間であって、前記不具合の発生が検出された時点を含む所要期間の動画データを前記メモリに記憶する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の超音波画像表示装置。
  10. 前記プロセッサは、前記不具合が発生した時点を示す画像を前記ディスプレイの画面に表示する、請求項1〜9のいずれか一項に記載の超音波画像表示装置。
  11. 少なくとも前記ユーザインタフェース及び前記ディスプレイを有する装置本体を備え、
    前記カメラは、前記装置本体に着脱可能に取り付けられるよう構成される、請求項1〜10のいずれか一項に記載の超音波画像表示装置。
  12. 前記カメラ、前記メモリ及び前記プロセッサを有するカメラモジュールを備え、該カメラモジュールは、前記装置本体に着脱可能に取り付けられるよう構成される、請求項11に記載の超音波画像表示装置。
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