JP2021089624A - フィードバック制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作者が快適且つ安全に機器操作を行えるフィードバック制御装置を提供する。【解決手段】フィードバック制御装置100は、操作者によって少なくとも回転操作される対象機器10と、対象機器10に対する操作入力に基づき、対象機器10の出力角速度の目標速度を決定する目標速度決定部20と、目標速度と出力角速度との差分に基づき、対象機器10に対する制御入力を決定する制御部30と、出力角速度に対応する操作者の快適度を決定する快適度決定部40と、目標速度、快適度及び目標快適度が逐次蓄積されるデータベース50とを備える。目標速度決定部20は、データベース50に蓄積されているデータを用いて、目標快適度と快適度との差分が小さくなるように、対象機器10の伝達関数の慣性モーメントをパラメータとして調整しながら、目標速度を決定する。【選択図】図1

Description

本発明は、フィードバック制御装置に関するものである。
内閣府の調査によれば、我が国は、国内総生産(GDP)が高いにも関わらず、幸福度が低いとされている。すなわち、GDPに関する「物の豊かさ」と、幸福度に関する「心の豊かさ」との間には大きなギャップが存在している。
このようなギャップを埋めるための方策の1つとして、既に高度化されている「物」(自動車、福祉支援機器など)が、人の感性を考慮した動作を行うことによって、心の豊かさを向上させることが考えられている。
感性に関するほとんどの研究は、製品のデザイン評価・設計などの静的な分野であるが、本願発明者らは、感性を動的に制御する「感性フィードバック制御法」を提案している(例えば非特許文献1)。
従来の感性フィードバック制御法は、カスケード制御系で構成され、所望の快適度を与えることにより、制御対象機器の目標速度がPID制御器によって生成される。このとき、人の感性の非線形性に対応するために、非線形システムに対して有効なデータベース駆動型制御法を用いている(例えば非特許文献2、3)。
T. Kinoshita and T. Yamamoto, "Design of a Data-Oriented Kansei Feedback Control System", Journal of Robotics, Networking and Artificial Life, Vol.4-No.1, 14/17 (2017) T. Yamamoto, K. Takao and T. Yamada, "Design of a Data-Driven PID Controller", IEEE Trans on control systems Technology, Vol.17-No.1, 29/39 (2009) 脇谷伸, 大西義浩, 山本透, 「FRIT法を用いた非線形PID制御系の設計」, 計測と制御, Vol.52-No.10, 885/891(2013)
しかしながら、従来の「感性フィードバック制御法」では、人の脳内で目標速度が変更されるたびにPIDゲインを調整する必要があるため、例えば油圧ショベルなどの操作系では、目標速度がさまざまに変化してしまう。また、制御系の構造上、人が操作を行っていないときでも油圧ショベル等が自動的に動き出すため、それを防ぐための方策も別途必要となる。
そこで、本発明は、操作者が快適且つ安全に機器操作を行えるフィードバック制御装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本願発明者らは、鋭意検討の結果、操作者によって少なくとも回転操作される機器に関し、伝達関数の慣性モーメントに着目し、操作者の快適度が向上するように、慣性モーメントをパラメータとして調整するという発明に想到した。
具体的には、本発明に係るフィードバック制御装置は、操作者によって少なくとも回転操作される対象機器と、操作者による対象機器に対する操作入力に基づき、対象機器の出力角速度の目標速度を決定する目標速度決定部と、目標速度と出力角速度との差分に基づき、対象機器に対する制御入力を決定する制御部と、出力角速度に対応する操作者の快適度を決定する快適度決定部と、目標速度、快適度、及び、快適度の目標快適度が逐次蓄積されるデータベースとを備え、目標速度決定部は、データベースに蓄積されているデータを用いて、目標快適度と快適度との差分が小さくなるように、対象機器の伝達関数の慣性モーメントをパラメータとして調整しながら、目標速度を決定する。
本発明に係るフィードバック制御装置によると、対象機器に対する操作入力に基づき、対象機器の出力角速度の目標速度を決定する目標速度決定部と、目標速度と出力角速度との差分に基づき、対象機器に対する制御入力を決定する制御部と、出力角速度に対応する操作者の快適度を決定する快適度決定部とを備え、目標速度決定部は、目標快適度と快適度との差分が小さくなるように、対象機器の伝達関数の慣性モーメントをパラメータとして調整しながら、目標速度を決定する。このように、操作者の快適度が向上するように伝達関数の慣性パラメータを調整しながら目標速度が決定され、当該目標速度と出力角速度との差分に基づき、制御入力が決定されるので、操作者が快適に対象機器を操作できる。
尚、快適度決定部で決定される快適度は、操作者が、脳内の対象機器の目標出力と同様な出力が得られるように現実の対象機器の操作ができたときに、最も高い値を持つように決定されてもよい。
また、本発明に係るフィードバック制御装置によると、操作者による対象機器に対する操作入力がある場合のみ、目標速度決定部が対象機器の目標速度を決定し、制御部が対象機器に対する制御入力を決定し、対象機器が動作する。このため、操作者が対象機器の操作を行っていないときに、対象機器が自動的に動き出す事態を回避できるので、安全性を確保することができる。
また、本発明に係るフィードバック制御装置において、慣性モーメントをJref、粘性係数をDとして、伝達関数は、(1/D)/(1+(Jref/D)・s)であってもよい。このようにすると、対象機器の回転動作を正確にフィードバック制御できる。この場合、目標速度決定部が、粘性係数Dを固定値として、目標速度を決定すると、調整対象のパラメータが慣性モーメントのみとなるので、1パラメータチューニングを実現することができる。一方、目標速度決定部が、粘性係数Dをパラメータとして調整しながら、目標速度を決定すると、対象機器の回転動作をより正確にフィードバック制御できる。
また、本発明に係るフィードバック制御装置において、対象機器は、油圧ショベルのブームであってもよい。このようにすると、油圧ショベルのブームを快適且つ安全に操作することができる。
本発明によると、操作者が快適且つ安全に機器操作を行えるフィードバック制御装置を提供することができる。
実施形態に係るフィードバック制御装置の構成図である。 実施形態に係るフィードバック制御装置における快適度と出力誤差との関係を示す図である。 実施形態に係るフィードバック制御装置を用いたフィードバック制御における快適度、出力角速度及び操作入力の時間変化をシミュレーションした結果を示す図である。 実施形態に係るフィードバック制御装置を用いたフィードバック制御において慣性モーメントが調整される様子を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係るフィードバック制御装置について説明する。尚、本発明の範囲は、以下の実施の形態に限定されず、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。
図1は、一実施形態に係るフィードバック制御装置100の構成図である。図1に示すように、フィードバック制御装置100は、主として、対象機器10と、目標速度決定部20と、制御部30と、快適度決定部40と、データベース50とを備えている。対象機器10は、操作者によって少なくとも回転操作される機器、例えば、自動車や建設機械等の回転駆動部、より具体的には、油圧ショベルのブーム等である。目標速度決定部20は、操作者による対象機器10に対する操作入力τhに基づき、対象機器10の出力角速度yωの目標速度rωを決定する。操作入力τhは、対象機器10の操作機構60、例えば操作レバーを介して入力される。制御部30は、目標速度rωと出力角速度yωとの差分に基づき、例えばPID制御によって対象機器10に対する制御入力τを決定する。快適度決定部40は、出力角速度yωに対応する操作者の快適度yを決定する。データベース50には、目標速度rω、快適度y、及び、快適度yの目標快適度rが逐次蓄積される。
本実施形態のフィードバック制御装置100において、目標速度決定部20、制御部30及び快適度決定部40の各機能は、コンピュータがプログラムを実行することによって実施される。コンピュータは、プログラムに従って動作するプロセッサ、プログラムの実行に必要なデータを記憶するメモリ等を主なハードウェア構成として備える。
また、本実施形態のフィードバック制御装置100において、データベース50は、コンピュータが読み取り可能なROM、光ディスク、ハードディスクドライブなどの記録媒体により構成される。
本実施形態のフィードバック制御装置100の特徴の1つは、目標速度決定部20が、データベース50に蓄積されているデータを用いて、目標快適度rと快適度yとの差分が小さくなるように、対象機器10の伝達関数の慣性モーメントをパラメータとして調整しながら、目標速度rωを決定することである。伝達関数の慣性モーメントの調整方法については、後記の実施例で詳述する。
対象機器10の伝達関数は、例えば、慣性モーメントをJ、粘性係数をDとして、(1/D)/(1+(J/D)・s)であってもよい。この場合、1/Dはシステムゲインとなり、例えば油圧ショベルのブーム操作でフルレバー入力したときの定常角速度が容易に計測可能であることから、粘性係数Dを既知の固定値として、目標速度決定部20は目標速度rωを決定してもよい。或いは、目標速度決定部20は、慣性モーメントJrefと共に粘性係数Dをパラメータとして調整しながら、目標速度rωを決定してもよい。
尚、本願においては、対象機器10の慣性モーメントを「J」、目標速度決定部20でパラメータとして調整する慣性モーメントを「Jref」と表記する。
また、快適度決定部40は、例えば、操作者の心拍等の生体反応をセンサ等により取得し、当該生体反応に基づき快適度yを決定する構成であってもよいし、或いは、操作者がタッチパネル等の入力機器を用いて自ら快適度を入力する構成であってもよい。
尚、フィードバック制御装置100では仮想的な構成要素となるが、脳内目標速度決定部70が、操作者の脳内において操作者自らの操作入力τhに対応する脳内目標速度(希望速度)rhを決定しているものとし、この脳内目標速度rhと出力角速度yωとの差分ehが、操作者の快適度yを決める要因となる。例えば、脳内目標速度rhと出力角速度yωとの差分ehが0となったとき、言い換えると、操作者が、脳内目標速度rhと同じ出力角速度yωが得られるように現実の対象機器10の操作ができたときに、快適度yが最も高い値を持つように決定されてもよい。ここで、実運用時のフィードバック制御装置100においては、脳内目標速度rh及び差分ehはいずれも未知の値である。また、脳内目標速度決定部70では、操作者の脳内における対象機器10の伝達関数を、例えば、脳内での慣性モーメントをJh、粘性係数をDとして、(1/D)/(1+(Jh/D)・s)で表現してもよい。ここで、脳内での慣性モーメントをJhは未知の値である。
以上に説明した本実施形態のフィードバック制御装置100によると、対象機器10に対する操作入力τhに基づき、対象機器10の出力角速度yωの目標速度rωを決定する目標速度決定部20と、目標速度rωと出力角速度yωとの差分に基づき、対象機器10に対する制御入力τを決定する制御部30と、出力角速度yωに対応する操作者の快適度yを決定する快適度決定部40とを備え、目標速度決定部20は、目標快適度rと快適度yとの差分が小さくなるように、対象機器10の伝達関数の慣性モーメントをパラメータとして調整しながら、目標速度rωを決定する。このように、操作者の快適度yが向上するように伝達関数の慣性パラメータを調整しながら目標速度rωが決定され、当該目標速度rωと出力角速度yωとの差分に基づき、制御入力τが決定されるので、操作者が快適に対象機器10を操作できる。
また、本実施形態のフィードバック制御装置100によると、操作者による対象機器10に対する操作入力τがある場合のみ、目標速度決定部20が対象機器10の目標速度rωを決定し、制御部30が対象機器10に対する制御入力τを決定し、対象機器10が動作する。このため、操作者が対象機器10の操作を行っていないときに、対象機器10が自動的に動き出す事態を回避できるので、安全性を確保することができる。
以上のように、本実施形態によると、操作者が快適且つ安全に機器操作を行えるフィードバック制御装置100を提供することができる。
また、本実施形態のフィードバック制御装置100において、慣性モーメントをJ、粘性係数をDとして、伝達関数が、(1/D)/(1+(J/D)・s)であるとすると、対象機器10の回転動作を正確にフィードバック制御できる。この場合、目標速度決定部20が、粘性係数Dを固定値として、目標速度rωを決定すると、調整対象のパラメータが慣性モーメントJrefのみとなるので、1パラメータチューニングを実現することができる。一方、目標速度決定部20が、慣性モーメントJrefと共に粘性係数Dをパラメータとして調整しながら、目標速度rωを決定すると、粘性係数Dの温度依存性等を考慮して、対象機器10の回転動作をより正確にフィードバック制御できる。
また、本実施形態のフィードバック制御装置100において、対象機器10が油圧ショベルのブームであると、油圧ショベルのブームを快適且つ安全に操作することができる。
(実施例)
以下、図1に示すフィードバック制御装置100において、対象機器10が油圧ショベルのブームであり、操作者によるブーム操作の快適度yが計測可能であり、快適度yの目標値として「目標快適度r」を与え、快適度yが「目標快適度r」を満足するように、油圧ショベルのブームの出力角速度yωを制御する場合を実施例(シミュレーション例)として説明する。
本実施例では,快適度y(t)(tは時間)を向上させることが目的となるが、個々の時刻において適切な対象機器10(油圧ショベルのブーム)の目標速度rω(t)を直接設定することは容易ではない。そこで、操作入力(本実施例ではレバー入力トルク)τh(t)と対象機器10の慣性モーメントJとの関係式から、下記の式(1)に示すように、個々の時刻において適切な目標速度rω(t)を自動生成する。
Figure 2021089624
式(1)において、Jrefは、油圧ショベルのブームを含めた閉ループ伝達関数の目標慣性モーメントであり、Dは粘性抵抗である。式(1)に示すように,1/Dはシステムゲインとなり、油圧ショベルのブーム操作でフルレバー入力したときの定常角速度が容易に計測可能であることから、本実施例では粘性係数Dを既知の固定値として扱う。
本実施例では、快適度yが向上するように、後述するデータベース駆動型アプローチに基づいて、慣性モーメントJrefが調整される。ここで、操作者の脳内での慣性モーメントをJhとして、JrefがJhと等しくなったとき、実制御系の慣性モーメントと脳内での慣性モーメントとが一致することから、最も快適な状態であるとする。言い換えると、快適度yについては、操作者の脳内における油圧ショベルの目標応答速度と同様な操作ができたときに、最も快適であるとする。
また、本実施例では、制御対象である快適度y(t)に関し、下記の式(2)で表される離散時間非線形システムを想定する。
Figure 2021089624
式(2)において、y(t)はシステム出力、f()は非線形関数、φ(t−1)は、システムの時刻tより前の状態を表しており、情報ベクトルと呼ぶ。また、情報ベクトルφ(t−1)は、下記の式(3)で定義される。
Figure 2021089624
ここで、rω(t)(対象機器10の目標速度)は、快適度y(t)の制御におけるシステム入力であり、ny、nwはそれぞれシステム出力及びシステム入力の次数である。データベース駆動型制御では、各操業データが式(3)の形式でデータベース50(図1参照)に蓄積される。また、現在のシステムの状態を表す情報ベクトルφ(t)を要求点(クエリ)と呼ぶ。
以下、データベース50に蓄積されているデータを用いて目標速度決定部20により実施されるデータベース駆動型制御による慣性モーメントJrefの調整について詳述する。
<初期データベースの作成>
データベース駆動型制御では、過去の蓄積データが存在しない場合、原理的に慣性モーメントJrefを調整することができない。従って、初期Jrefを用いて入出力データを取得し、下記の式(4)で表される情報ベクトルφから構成される初期データベース(データベース50の一部)を作成する。
Figure 2021089624
式(4)において、j=1、2、・・・、N(0)であり、φ(j)は、下記の式(5)で与えられる。
Figure 2021089624
また、N(0)は初期データ数(初期データベースにおける情報ベクトルの数)を表す。初期データベースにおける推定慣性モーメントは固定であるので、Jref(1)=Jref(2)=・・・=Jref(N(0))である。
<距離の算出、近傍の選択>
要求点φ(t)と、データベースに蓄えられている情報ベクトルφ(j)との距離を、下記の式(6)で表される重みつきL1ノルムにより求める。
Figure 2021089624
式(6)において、j=1、2、・・・、N(t)であり、N(t)は時刻tにおいてデータベースに蓄えられているデータ数(情報ベクトル)を表している。また、φl(j)は第j番目の情報ベクトルの第l番目の要素を表している。同じく、φl(t)は時刻tにおける要求点の第l番目の要素を表している。さらに、maxφl(m)は、データベースに存在する全ての情報ベクトル(φ(j):j=1、2、・・・、N(t))の第l番目の要素の中で最も大きな要素を示しており、minφl(m)は、同第l番目の要素のなかで最も小さな要素を示している。
本実施例では、式(6)により求められた、距離dが小さい方からk個の情報ベクトルを選択し、当該選択されたデータ集合を近傍として定義する。
<局所コントローラの構成>
次に、前述のように選択された近傍に対して、下記の式(7)で示される、重みつき局所線形平均法(Linearly Weighted Average:LWA)により局所コントローラを構成する。
Figure 2021089624
ここで、wiは選択された第i番目の情報ベクトルに含まれるJref(i)に対する重みであり、下記の式(8)で与えられる。
Figure 2021089624
以上の手順により各時刻tにおける慣性モーメントJref old(t)を算出することができる。さらに、データベース駆動型アプローチにより適切に慣性モーメントJrefを調整できようにするためには、データベース50の学習を行う必要がある。そこで、本実施例では、最急降下法により、データベース50内の各データセットにおけるJrefの更新を行う。
<最急降下法による慣性モーメントJrefの更新>
本実施例では、下記の式(9)のような最急降下法を用いて慣性モーメントJrefの調整を行う。
Figure 2021089624
式(9)において、ηは学習係数、I(t)は、下記の式(10)、式(11)で定義される評価規範を表している。
Figure 2021089624
Figure 2021089624
また、式(9)の右辺第2項の偏微分は、式(12)のように展開される。
Figure 2021089624
式(10)、式(11)で定義される評価規範が十分に小さくなるまで、最急降下法を繰り返し実施することによって、最適な慣性モーメントJrefの算出、つまり、操作者の脳内での慣性モーメントJhに近づくように慣性モーメントJrefを算出することができる。
尚、本実施例では、人の感性モデルをウェーバー・フェヒナーの法則(I. P. Herman: Physics of the Human Body: Biological and Medical Physics, Biomedical Engineering,Springer-Verlag GmbH & CO. KG (2007))に基づいて設定する。この法則は、ウェーバーの法則を拡張したものであり、感覚量Fと刺激量Rとの間には、kを定数として、下記の式(13)のような対数関数の関係があるという仮説から導き出された法則である。
Figure 2021089624
ウェーバー・フェヒナーの法則は、刺激の強さを強めていくにしたがって、感覚の強さは、初期の刺激に対しては急激に変化するが、次第にその増加率が緩やかになっていくという直観的事実に対応している(増山英太郎:「心理学の立場から眺めた官能検査」,官能検査と心理学,Vol.22-No.3, 107/114 (1986))。例えば、100gのおもりを持ち上げる実験において、すでに1kgのおもりを持った状態から行う場合と、何も持っていない状態から行う場合とでは、感じ方が大きく異なる。このように、重くなればなるほど感覚は鈍感になることが確認できる。人の感性モデルの具体的な式については、以下の数値例において説明する。
(数値例)
以下、前述の実施例に係るフィードバック制御の数値例について説明する。
図1に示すフィードバック制御装置100において、操作者により操作される対象機器10が油圧ショベルのブームであり、下記の式(14)で表される一次遅れ系で与えられるものとする。
Figure 2021089624
一方、快適度y(t)は、ウェーバー・フェヒナーの法則を用いて、快適度y(t)の最大値が1となるように、下記の式(15)、式(16)で表す。
Figure 2021089624
Figure 2021089624
式(15)、式(16)において、rh(t)は、操作者が脳内で持つ油圧ショベルのブームの目標速度であり、下記の式(17)により計算される。
Figure 2021089624
式(17)において、Jhは、操作者の脳内における油圧ショベルのブームの慣性モーメントであり、本数値例では未知とする。また、eh(t)は、操作者の脳内で感じる油圧ショベルのブームの速度誤差(脳内目標速度rhと出力角速度yωとの差)である。
式(15)から、操作者の脳内での速度誤差eh(t)が完全にゼロであれば、快適度y(t)は最大の1となる。尚、E(t)は、快適度y(t)に関する変数であり、操作者によって異なる値を持つ。図2は、操作者の脳内での速度誤差eh(t)と快適度y(t)との関係を示す。図2に示すように、速度誤差eh(t)が大きくなればなるほど、快適度y(t)が低下している。また、E(t)が大きくなればなるほど、快適度y(t)の低下率が大きくなる。
尚、以下に説明する数値例における各設定パラメータは、r(t)=1.0(快適度y(t)の最大値1に固定)、η=0.8、E(t)=1、D=1とした。
また、本数値例では、油圧ショベルのブームの上下操作を想定する。その際、重力の関係で、ブームを上げる場合と比べて、ブームを下げる場合の方がブームの速度が速くなる。従って、操作者の脳内でも、そのような前提イメージがあるものとして、下記の式(18)に示すように、所定の操作入力(レバー入力トルク)τh(t)に応じて、脳内慣性モーメントJh(t)が変化することを想定し、実施例で説明した調整法により得られる慣性モーメントJref(t)のJh(t)に対する追従性を確認した。
Figure 2021089624
また、制御部30の入出力関係については、例えば、KP、KI、KDをそれぞれPIDパラメータとして、下記の式(19)に示すPID制御がなされるものとした。
Figure 2021089624
式(19)中のε(t)は、下記の式(20)に示すように、目標速度rω(t)と出力角速度yω(t)との差分である。
Figure 2021089624
制御部30のPIDパラメータには、対象機器10に応じた既存のパラメータを用いることが可能である。既存のパラメータは、固定した定数であってもよいし、或いは、可変パラメータであってもよいが、本数値例では、KP=10、KI=0.5、KD=0とした。
以上の設定においてデータベース駆動型制御により慣性モーメントJref(t)を調整しながら、快適度y(t)、出力角速度yω(t)及び操作入力(レバー入力)τh(t)の時間変化をシミュレーションした結果を図3に示し、慣性モーメントJrefが調整される様子を図4に示す。尚、図3に示すrh(t)(操作者が脳内で持つ油圧ショベルのブームの目標速度)は、前記各設定値及び式(18)に示す脳内慣性モーメントJh(t)を式(17)に代入して計算した結果である。
図3から、快適度(システム出力)y(t)が目標快適度r(t)(=1)に追従していることが確認できる。このことは、出力角速度yω(t)が脳内目標速度rh(t)に追従していることからも確認できる。このとき、操作入力(レバー入力)τh(t)によって、脳内慣性モーメントJh(t)は変化しているが、図4から、実施例のデータベース駆動型制御によって、慣性モーメントJref(t)が脳内慣性モーメントJh(t)に追従するように適切に推定されていることが分かる。これは、実施例のデータベース駆動型制御を適用することにより,操作者の脳内慣性モーメントJhの推定が可能となることを示唆する。
以上に説明した実施例及び数値例から、操作者が操作する対象機器10として油圧ショベルのブームを例として、操作者の快適度がウェーバー・フェヒナーの法則に基づくとの前提において、慣性モーメントJrefに着目した制御系でJrefの1パラメータチューニングを行うことにより、油圧ショベルのブーム操作の快適度が向上することが実証された。
以上、本発明についての実施形態(実施例を含む)を説明したが、本発明は前記実施形態のみに限定されず、発明の範囲内で種々の変更が可能である。すなわち、前述の実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
例えば、前記実施形態においては、油圧ショベルのブームを例として、フィードバック制御装置100を説明したが、操作者により少なくとも回転操作される他の機器についても、本発明が適用可能である。
また、前記実施形態においては、式(1)の粘性係数Dを固定値として慣性モーメントJrefの1パラメータチューニングを行ったが、これに代えて、慣性モーメントJrefと共に粘性係数Dのパラメータチューニングを行ってもよい。また、対象機器10の伝達関数は、(1/D)/(1+(J/D)・s)に限定されるものではない。例えば、粘性を考慮する必要がなければ、粘性係数Dを含まない伝達関数を用いてもよい。或いは、損失を考慮する必要がある場合には、損失項を含む伝達関数を用いてもよい。
また、前記実施形態の感性フィードバック制御装置100において、目標速度決定部20のデータベース駆動型制御が学習機能を利用するものであると、操作者による対象機器10の操作時間が長くなるに従って、対象機器10は、当該操作者にとってより適した出力応答を行うように徐々に変化する。これにより、操作者の快適度yをより一層向上させることができる。特に学習が進んで個々の操作者にカスタマイズされたデータベース50が作成できた場合には、快適度yを用いずに、データベース50の内容及び対象機器10からのセンサ入力等に基づいて、慣性モーメントJrefの調整を行ってもよい。
10 対象機器
20 目標速度決定部
30 制御部
40 快適度決定部
50 データベース
60 操作機構
70 脳内目標速度決定部
100 フィードバック制御装置

Claims (5)

  1. 操作者によって少なくとも回転操作される対象機器と、
    前記操作者による前記対象機器に対する操作入力に基づき、前記対象機器の出力角速度の目標速度を決定する目標速度決定部と、
    前記目標速度と前記出力角速度との差分に基づき、前記対象機器に対する制御入力を決定する制御部と、
    前記出力角速度に対応する前記操作者の快適度を決定する快適度決定部と、
    前記目標速度、前記快適度、及び、前記快適度の目標快適度が逐次蓄積されるデータベースとを備え、
    前記目標速度決定部は、前記データベースに蓄積されているデータを用いて、前記目標快適度と前記快適度との差分が小さくなるように、前記対象機器の伝達関数の慣性モーメントをパラメータとして調整しながら、前記目標速度を決定する、
    フィードバック制御装置。
  2. 請求項1に記載のフィードバック制御装置において、
    前記慣性モーメントをJref、粘性係数をDとして、前記伝達関数は、
    (1/D)/(1+(Jref/D)・s)である、
    フィードバック制御装置。
  3. 請求項2に記載のフィードバック制御装置において、
    前記目標速度決定部は、前記粘性係数Dを固定値として、前記目標速度を決定する、
    フィードバック制御装置。
  4. 請求項2に記載のフィードバック制御装置において、
    前記目標速度決定部は、前記粘性係数Dをパラメータとして調整しながら、前記目標速度を決定する、
    フィードバック制御装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のフィードバック制御装置において、
    前記対象機器は、油圧ショベルのブームである、
    フィードバック制御装置。
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