JP2021089389A - プリズムシート、光学ユニット及び直下型バックライトユニット - Google Patents

プリズムシート、光学ユニット及び直下型バックライトユニット Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、ホットスポットの発生を抑制することができるプリズムシートの提供を課題とする。【解決手段】本発明に係るプリズムシートは、互いに直交するX軸方向及びY軸方向に整列する複数の単位プリズムを有するプリズム層を備え、上記単位プリズムの平面視形状が、X軸方向と平行な2辺及びY軸方向と平行な2辺を有する正方形状又は長方形状であり、上記単位プリズムが、X軸方向の中心位置でY軸方向に延びる第1稜線と、Y軸方向の中心位置でX軸方向に延びる第2稜線とを有し、上記単位プリズムのX軸方向及びY軸方向の頂角が50°以上145°以下である。【選択図】図1

Description

本発明は、プリズムシート、光学ユニット及び直下型バックライトユニットに関する。
液晶表示装置等のディスプレイは、表示パネルと、この表示パネルの裏面側に配設され、この表示パネルに向けて光線を照射するバックライトユニットとを備える。
上記バックライトユニットの種類としては、エッジライト型(サイドライト型)、直下型等が存在している。上記直下型バックライトユニットは、1又は複数の光源と、この光源の出光面側に設けられる光拡散板と、この光拡散板の光出射面側に設けられ、互いに平行な三角柱状の複数のプリズムを有するプリズムシートとを備えている。この直下型バックライトユニットは、光拡散板の光出射面側に2枚のプリズムシートが配置されている。2枚のプリズムシートは、プリズムの稜線が平面視で直交するように配置されている(特開平8−68997号公報参照)。
特開平8−68997号公報
上記公報に記載されているような従来の直下型バックライトユニットは、光源の出光面側に配置される光拡散板によって光線を拡散させた後に、各プリズムシートによってプリズムの稜線と垂直な方向に光線を集光する。
しかしながら、この構成によると、平面視で光源と重なり合う部分を中心とする一定の領域の光量が極端に大きくなり、ホットスポット(ディスプレイ画面上において光源付近で輝度が局所的に高くなる現象)が発生するおそれがある。特に、LED光源を用いたバックライトユニットでは、LED光源から照射される光線の指向性が高いため、ホットスポットが発生するおそれが高くなる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、ホットスポットの発生を抑制することができるプリズムシート、光学ユニット及び直下型バックライトユニットの提供を課題とする。
上記課題を解決するためになされた本発明に係るプリズムシートは、互いに直交するX軸方向及びY軸方向に整列する複数の単位プリズムを有するプリズム層を備え、上記単位プリズムの平面視形状が、X軸方向と平行な2辺及びY軸方向と平行な2辺を有する正方形状又は長方形状であり、上記単位プリズムが、X軸方向の中心位置でY軸方向に延びる第1稜線と、Y軸方向の中心位置でX軸方向に延びる第2稜線とを有し、X軸方向における上記単位プリズムの両端のX座標をx、xとし、上記第1稜線のX座標をx(但し、x=(x+x)/2)とし、Y軸方向における上記単位プリズムの両端のY座標をy、yとし、上記第2稜線のY座標をy(但し、y=(y+y)/2)とし、上記X軸方向及び上記Y軸方向と垂直な方向をZ軸方向、α及びβを正の定数とした場合、上記単位プリズムの座標(x、y)における高さZ(x、y)が、Z(x、y)を基準として、下記式(1)〜(4)で表され、上記単位プリズムのX軸方向及びY軸方向の頂角が50°以上145°以下である。
<x≦xかつy<y≦yの場合
Z(x、y)=Z(x、y)+(x−x)×tan(α)
+(y−y)×tan(β)・・・(1)
<x≦xかつy<y≦yの場合
Z(x、y)=Z(x、y)+(x−x)×tan(−α)
+(y−y)×tan(β)・・・(2)
<x≦xかつy<y≦yの場合
Z(x、y)=Z(x、y)+(x−x)×tan(α)
+(y−y)×tan(−β)・・・(3)
<x≦xかつy<y≦yの場合
Z(x、y)=Z(x、y)+(x−x)×tan(−α)
+(y−y)×tan(−β)・・・(4)
上記課題を解決するためになされた本発明に係る光学ユニットは、当該プリズムシートと、当該プリズムシートの上記複数の単位プリズムの底面側に空気層を介して配置される基材シートとを備える。
上記課題を解決するためになされた本発明に係る直下型バックライトユニットは、出光面を有する1又は複数の光源と、上記1又は複数の光源の出光面側に配置される当該プリズムシートとを備える。
本発明に係るプリズムシート、光学ユニット及び直下型バックライトユニットは、ホットスポットの発生を抑制することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るプリズムシートを備えるディスプレイを示す模式的断面図である。 図2は、図1のプリズムシートの模式的平面図である。 図3は、図1のプリズムシートの単位プリズムを示す拡大断面斜視図である。 図4は、図3の単位プリズムの正面断面図である。 図5は、図1のプリズムシートとは異なる形態に係るプリズムシートを示す模式的断面図である。 図6は、図1及び図5のプリズムシートとは異なる形態に係るプリズムシートを備えるディスプレイを示す模式的断面図である。 図7は、図6のプリズムシートを光入射面側から見た模式的部分拡大図である。 図8は、本発明の一実施形態に係る光学ユニットを示す模式的断面図である。 図9は、図8の光学ユニットとは異なる形態に係る光学ユニットを示す模式的断面図である。 図10は、No.1のプリズムシートにおける平面視でのLED光源の中心からの距離と反射ドットパターンの密度との関係を示すグラフである。 図11は、No.1の輝度分布を表す平面画像である。 図12は、No.2の輝度分布を表す平面画像である。 図13は、平面視でLED光源と重なり合う部分を中心とする輝度分布を示すグラフである。 図14は、No.1のプリズムシートの単位プリズムの頂角と正面輝度との関係を示すグラフである。
[本発明の実施形態の説明]
最初に本発明の実施態様を列記して説明する。
本発明の一態様に係るプリズムシートは、互いに直交するX軸方向及びY軸方向に整列する複数の単位プリズムを有するプリズム層を備え、上記単位プリズムの平面視形状が、X軸方向と平行な2辺及びY軸方向と平行な2辺を有する正方形状又は長方形状であり、上記単位プリズムが、X軸方向の中心位置でY軸方向に延びる第1稜線と、Y軸方向の中心位置でX軸方向に延びる第2稜線とを有し、X軸方向における上記単位プリズムの両端のX座標をx、xとし、上記第1稜線のX座標をx(但し、x=(x+x)/2)とし、Y軸方向における上記単位プリズムの両端のY座標をy、yとし、上記第2稜線のY座標をy(但し、y=(y+y)/2)とし、上記X軸方向及び上記Y軸方向と垂直な方向をZ軸方向、α及びβを正の定数とした場合、上記単位プリズムの座標(x、y)における高さZ(x、y)が、Z(x、y)を基準として、下記式(1)〜(4)で表され、上記単位プリズムのX軸方向及びY軸方向の頂角が50°以上145°以下である。
<x≦xかつy<y≦yの場合
Z(x、y)=Z(x、y)+(x−x)×tan(α)
+(y−y)×tan(β)・・・(1)
<x≦xかつy<y≦yの場合
Z(x、y)=Z(x、y)+(x−x)×tan(−α)
+(y−y)×tan(β)・・・(2)
<x≦xかつy<y≦yの場合
Z(x、y)=Z(x、y)+(x−x)×tan(α)
+(y−y)×tan(−β)・・・(3)
<x≦xかつy<y≦yの場合
Z(x、y)=Z(x、y)+(x−x)×tan(−α)
+(y−y)×tan(−β)・・・(4)
当該プリズムシートは、互いに直交するX軸方向及びY軸方向に整列する複数の単位プリズムを有するプリズム層を備え、上記単位プリズムが上述の形状を有しているので、ホットスポットの発生を抑制することができる。当該プリズムシートは、例えば直下型バックライトユニットに用いられた場合に、上記複数の単位プリズムによって、一定の角度で入射した光線をX軸方向及びY軸方向の両方において表示パネル側に立ち上げると共に、光源から当該プリズムシートの法線方向に出射された光線を光源側に反射することができる。これにより、当該プリズムシートは、2枚のプリズムシートによってそれぞれ稜線と垂直な方向に光線を集光する従来の構成よりも、平面視で光源と重なり合う部分を中心とする輝度の半値幅を大きくして輝度の均一化を図りやすい。
当該プリズムシートは、上記プリズム層の上記複数の単位プリズムの底面側に積層される基材層をさらに備えるとよい。このように、上記プリズム層の上記複数の単位プリズムの底面側に積層される基材層をさらに備えることによって、上記単位プリズムで反射した光線の当該プリズムシート内での光路を長くすることができ、ホットスポットの発生をより抑制しやすい。
当該プリズムシートは、上記プリズム層と上記基材層との間に低屈折率層をさらに備えるとよい。このように、上記プリズム層と上記基材層との間に低屈折率層をさらに備えることによって、上記単位プリズムへの光線の入射角度を調節でき、輝度の均一化を促進しホットスポットの発生をより抑制しやすい。
当該プリズムシートは、上記基材層の上記プリズム層が積層される側と反対の面側に配置される反射ドットパターンを有するとよい。このように、上記基材層の上記プリズム層が積層される側と反対の面側に配置される反射ドットパターンを有することによって、光源から当該プリズムシートに出射された光線を上記反射ドットパターンで反射させることができる。これにより、上記反射ドットパターンによって反射した光を平面視で光源から離れた位置で当該プリズムシートに再度入射させることができ、ホットスポットの発生をより抑制することができる。
上記プリズム層及び上記基材層の少なくとも一方が、光拡散剤を分散含有するとよい。このように、上記プリズム層及び上記基材層の少なくとも一方が、光拡散剤を分散含有することによって、面内輝度の均一化を図ることができ、ホットスポットの発生をより抑制することができる。
当該プリズムシートは、直下型バックライトユニットの複数の光源の直上に配置される光拡散板であるとよい。このように、当該プリズムシートは、直下型バックライトユニットの複数の光源の直上に配置される光拡散板であることによって、ホットスポットの発生を抑制しつつ、直下型バックライトユニットの部品点数を少なくして薄型化を促進することができる。
本発明の他の一態様に係る光学ユニットは、当該プリズムシートと、当該プリズムシートの上記複数の単位プリズムの底面側に空気層を介して配置される基材シートとを備えている。
当該光学ユニットは、当該プリズムシートと上記基材シートとが空気層を介して設けられることで、上記空気層によって上記単位プリズムへの光線の入射角度を調節でき、ホットスポットの発生を抑制しやすい。
本発明の他の一態様に係る直下型バックライトユニットは、出光面を有する1又は複数の光源と、上記1又は複数の光源の出光面側に配置される当該プリズムシートとを備えている。
当該直下型バックライトユニットは、当該プリズムシートを備えるので、ホットスポットの発生を抑制することができる。
[本発明の実施形態の詳細]
以下、本発明に係るプリズムシート、光学ユニット及び直下型バックライトユニットについて図面を参照しつつ詳説する。
[第一実施形態]
<ディスプレイ>
図1のディスプレイD1は、液晶表示装置である。図1のディスプレイD1は、直下型バックライトユニット1を備える。当該直下型バックライトユニット1は、出光面2aを有する複数の光源2と、複数の光源2の出光面2a側に配置されるプリズムシート3とを備える。プリズムシート3は、それ自体本発明の一実施形態である。また、当該直下型バックライトユニット1は、複数の光源2の出光面2aと反対側に配置される反射シート4と、複数の光源2、当該プリズムシート3及び反射シート4を収容する方形トレイ状のケーシング(不図示)とを備える。また、ディスプレイD1は、直下型バックライトユニット1から出射した光線が入射される表示パネル5を備える。図1のディスプレイD1において、表示パネル5は液晶表示パネルである。反射シート4、複数の光源2、当該プリズムシート3及び表示パネル5は、光源2の出光方向にこの順で配置されている。
当該プリズムシート3は、当該直下型バックライトユニット1の複数の光源2の直上に配置されている。つまり、当該プリズムシート3は、他の光学シートを介することなく複数の光源2の出光面2aと対向するように配置されている。当該直下型バックライトユニット1は、従来の直下型バックライトユニットにおいて複数の光源の直上に配置されている光拡散板及びこの光拡散板の光出射面側に配置されている1又は2枚のプリズムシートを有しない。つまり、当該直下型バックライトユニット1では、当該プリズムシート3が、従来の光拡散板及び1又は2枚のプリズムシートに代えて配置されている。
(光源)
光源2は、例えばLED光源である。複数の光源2は、表示パネル5と対向する側(視認者側)に出光面2aを有する。この出光面2aは、光線を出射する光出射領域の最表面を構成する。複数の光源2は、この出光面2aから指向性の高い光線を当該プリズムシート3の法線方向に出射する。当該直下型バックライトユニット1の平面視において、複数の光源2は、格子パターン(例えば正方形格子パターン)等、所定のピッチで等密度で散点的に配置されていることが好ましい。なお、複数の光源が「格子パターン」で配置されるとは、光源が各格子点に配置されることをいう。
(プリズムシート)
当該プリズムシート3は、プリズム層11と、このプリズム層11の光入射面側に積層される基材層12とを備える。プリズム層11と基材層12とは互いに密着している。当該プリズムシート3は、プリズム層11及び基材層12の2層体である。プリズム層11の基材層12と積層される側と反対側の面は、当該プリズムシート3の光出射面3aを構成している。基材層12のプリズム層11と積層される側と反対側の面は、当該プリズムシート3の光入射面3bを構成している。当該プリズムシート3は、光線を厚さ方向に透過させる。
当該プリズムシート3は、1枚のシート体である。当該プリズムシート3は、当該直下型バックライトユニット1の複数の光源2の直上に配置される光拡散板である。より詳しくは、当該プリズムシート3は、複数の光源2から出射される光線を面内方向に拡散する機能と、この光線を表示パネル5側に立ち上げる機能とを共に有する光拡散板である。これにより、当該プリズムシート3は、ディスプレイD1におけるホットスポットの発生を抑制しつつ、当該直下型バックライトユニット1の部品点数を少なくして当該直下型バックライトユニット1の薄型化を促進することができる。
当該プリズムシート3の平均厚さTの下限としては、100μmが好ましく、200μmがより好ましく、350μmがさらに好ましい。一方、上記平均厚さTの上限としては、700μmが好ましく、600μmがより好ましく、500μmがさらに好ましい。上記平均厚さTが上記下限に満たないと、光拡散性が不十分となり、ホットスポットの発生を十分に抑制することができないおそれがある。逆に、上記平均厚さTが上記上限を超えると、当該プリズムシート3が厚くなり過ぎて、当該直下型バックライトユニット1の薄型化を十分に促進することができないおそれがある。なお、「プリズムシートの平均厚さ」とは、基材層の光入射面と後述する単位プリズムの頂点との厚さの平均値をいい、任意の10点の厚さの平均値によって測定される値をいう。
〔プリズム層〕
図1〜図4に示すように、プリズム層11は、互いに直交するX軸方向及びY軸方向に整列する複数の単位プリズム13を有する。図2に示すように、単位プリズム13の平面視形状は、X軸方向と平行な2辺及びY軸方向と平行な2辺を有する正方形状又は長方形状である。また、単位プリズム13の底面は平面である。単位プリズム13の平面視形状としては、X軸方向及びY軸方向の両方で光線の出射角度を均等に制御しやすい正方形状が好ましい。
図2〜図4に示すように、単位プリズム13は、X軸方向の中心位置でY軸方向に延びる第1稜線13aと、Y軸方向の中心位置でX軸方向に延びる第2稜線13bとを有する。
図3に示すように、X軸方向における単位プリズム13の両端のX座標をx、xとし、第1稜線13aのX座標をx(但し、x=(x+x)/2)とし、Y軸方向における単位プリズム13の両端のY座標をy、yとし、第2稜線13bのY座標をy(但し、y=(y+y)/2)とし、X軸方向及びY軸方向と垂直な方向をZ軸方向、α及びβを正の定数とした場合、単位プリズム13の座標(x、y)における高さZ(x、y)は、Z(x、y)を基準として、下記式(1)〜(4)で表される。
<x≦xかつy<y≦yの場合
Z(x、y)=Z(x、y)+(x−x)×tan(α)
+(y−y)×tan(β)・・・(1)
<x≦xかつy<y≦yの場合
Z(x、y)=Z(x、y)+(x−x)×tan(−α)
+(y−y)×tan(β)・・・(2)
<x≦xかつy<y≦yの場合
Z(x、y)=Z(x、y)+(x−x)×tan(α)
+(y−y)×tan(−β)・・・(3)
<x≦xかつy<y≦yの場合
Z(x、y)=Z(x、y)+(x−x)×tan(−α)
+(y−y)×tan(−β)・・・(4)
つまり、単位プリズム13の光出射面3aは、Z(x、y)が上記式(1)で表される第1領域R1と、Z(x、y)が上記式(2)で表される第2領域R2と、Z(x、y)が上記式(3)で表される第3領域R3と、Z(x、y)が上記式(4)で表される第4領域R4とからなる。第1領域R1〜第4領域R4は、それぞれ平面である。
単位プリズム13は1つの頂点を有する凸状である。単位プリズム13の頂点は光出射面3a側(視認者側)に突出している。単位プリズム13は、プリズム層11における繰り返し形状の最小単位であり、プリズム層11の全面に隙間なく配置されている。プリズム層11における複数の単位プリズム13の形状は同じである。第1領域R1〜第4領域R4は、それぞれ単位プリズム13の頂点を頂点とし、単位プリズム13の平面視における角部を底点とする矩形状である。単位プリズム13は、隣接する2つの領域(第1領域R1と第2領域R2、第2領域R2と第4領域R4、第4領域R4と第3領域R3、第3領域R3と第1領域R1)の下方にそれぞれ他の単位プリズム13と接続される三角形状の接続領域R5を有する。単位プリズム13は、接続領域R5を有することで、隣接する単位プリズム13同士を直接接続することができる。すなわち、従来の凸状プリズムでは、隣接するプリズム同士は単位プリズムの底面側に配置される基材層によって間接的に接続されていたが、当該プリズムシート3は単位プリズム13同士を直接接続することができる。これにより、プリズム層の薄膜化を図ることができる。また、この構成によると、接続領域R5を介して隣接する単位プリズム13同士の間で光線を入出射できるので、光線の拡散機能を高めやすい。
単位プリズム13は、第1領域R1〜第4領域R4の4つの傾斜面を有している。第1領域R1〜第4領域R4は、それぞれ所定の角度で入射される光線を当該プリズムシート3の法線方向に集光する。これにより、当該プリズムシート3は、1枚のプリズムシートによってX軸方向及びY軸方向の両方における光線の立ち上げ機能を有する。一方、第1領域R1〜第4領域R4は、光源2から上記法線方向に強い指向性をもって出射された光線を光源2側に反射させる。これにより、当該プリズムシート3は、平面視で光源2と重なり合う部分の輝度が極端に高くなるのを抑え、ホットスポットの発生を抑制できる。
第1領域R1〜第4領域R4は、頂点を挟んで隣接する2辺の長さが等しく、かつ底点を挟んで隣接する2辺の長さが等しいことが好ましい。第1領域R1〜第4領域R4は、同一形状であることが好ましい。この構成によると、当該プリズムシート3は、当該直下型バックライトユニット1における光線の出射方向を制御しやすく、ひいてはホットスポットの発生を抑制しやすい。
図4に示すように、単位プリズム13のX軸方向の頂角θの下限としては、50°であり、60°が好ましく、80°がより好ましい。一方、上記頂角θの上限としては、145°であり、120°が好ましく、100°がより好ましい。また、上記頂角θとしては、90°が最も好ましい。上記頂角θが上記範囲外であると、当該直下型バックライトユニット1の正面輝度が不十分となるおそれがある。
単位プリズム13のY軸方向の頂角の下限としては、50°であり、60°が好ましく、80°がより好ましい。一方、上記頂角の上限としては、145°であり、120°が好ましく、100°がより好ましい。また、上記頂角としては、90°が最も好ましい。上記頂角が上記範囲外であると、当該直下型バックライトユニット1の正面輝度が不十分となるおそれがある。
単位プリズム13のX軸方向の頂角θとY軸方向の頂角とは等しいことが好ましい。これにより、当該プリズムシート3は、当該直下型バックライトユニット1における光線の出射方向を制御しやすく、ひいてはホットスポットの発生を抑制しやすい。
単位プリズム13のX軸方向及びY軸方向の幅Wの下限としては、30μmが好ましく、40μmがより好ましい。一方、上記幅Wの上限としては、100μmが好ましく、70μmがより好ましい。上記幅Wが上記下限に満たないと、単位プリズム13を形成し難くなるおそれがある。逆に、上記幅Wが上記上限を超えると、光線の出射角度等を緻密に制御できなくなるおそれや、プリズム層11の薄膜化を促進し難くなるおそれがある。
単位プリズム13の高さ(Z軸方向長さ)T1の下限としては、30μmが好ましく、40μmがより好ましい。一方、上記高さT1の上限としては、100μmが好ましく、70μmがより好ましい。上記高さT1が上記下限に満たないと、単位プリズム13を形成し難くなるおそれがある。逆に、上記高さT1が上記上限を超えると、光線の出射角度等を緻密に制御できなくなるおそれや、プリズム層11の薄膜化を促進し難くなるおそれがある。
プリズム層11は、光線を透過させる必要があるので透明、特に無色透明の合成樹脂を主成分として形成されている。プリズム層11は、基材層12と同様の形成材料を用いて基材層12と一体成形されてもよく、また基材層12と別個に形成されてもよい。なお、「主成分」とは、質量換算で最も含有割合の大きい成分をいい、例えば含有割合が50質量%以上の成分をいう。
プリズム層11を基材層12とは別個に形成する場合、プリズム層11の主成分としては、例えば活性エネルギー線硬化型樹脂が挙げられる。上記活性エネルギー線硬化型樹脂としては、紫外線を照射することによって架橋、硬化する紫外線硬化型樹脂や、電子線を照射することによって架橋、硬化する電子線硬化型樹脂等が挙げられ、重合性モノマー及び重合性オリゴマーの中から適宜選択して用いることが可能である。上記活性エネルギー線硬化型樹脂としては、例えばアクリル系、ウレタン系又はアクリルウレタン系紫外線硬化型樹脂が挙げられる。
〔基材層〕
基材層12は、例えば薄板状である。基材層12は、プリズム層11の複数の単位プリズム13の底面側(光入射面側)に積層される。当該プリズムシート3は、基材層12を有することで、単位プリズム13の第1領域R1〜第4領域R4で反射した光線の当該プリズムシート3内での光路を長くすることができ、第1領域R1〜第4領域R4で反射した光線を平面視で光源2と離れた位置まで伝播させることができる。その結果、当該プリズムシート3は、ホットスポットの発生をより抑制することができる。
基材層12は、当該プリズムシート3の光入射側の最表層を構成する。基材層12は、樹脂マトリックス12aと、この樹脂マトリックス12aに分散含有される光拡散剤12bとを有する。当該プリズムシート3は、基材層12が光拡散剤12bを分散含有することで、光線を光拡散剤12bによって拡散させることで面内輝度の均一化を図ることができ、ホットスポットの発生をより抑制することができる。
樹脂マトリックス12aは、光線を透過させる必要があるので透明、特に無色透明の合成樹脂を主成分とする。上記合成樹脂としては、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、アクリル樹脂、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリオレフィン、セルロースアセテート、耐候性塩化ビニル等が挙げられる。
光拡散剤12bとしては、光を拡散させることができるものであれば特に限定されず、例えば無機フィラー及び有機フィラーが挙げられる。上記無機フィラーを構成する無機物としては、例えばシリカ、水酸化アルミニウム、酸化アルミニウム、酸化亜鉛、硫化バリウム、マグネシウムシリケート及びこれらの混合物が挙げられる。上記有機フィラーを構成する有機物としては、例えばアクリル樹脂、アクリロニトリル樹脂、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリアクリロニトリル、ポリアミド、シリコーン樹脂等が挙げられる。
基材層12における光拡散剤12bの含有量の下限としては、0.1質量%が好ましく、2質量%がより好ましい。一方、上記含有量の上限としては、10質量%が好ましく、6質量%がより好ましい。上記含有量が上記下限に満たないと、光拡散性が不十分となり、ホットスポットの発生を十分に抑制し難くなるおそれがある。逆に、上記含有量が上記上限を超えると、当該直下型バックライトユニット1の輝度が低下するおそれがある。
基材層12の平均厚さT2の下限としては、70μmが好ましく、100μmがより好ましく、200μmがさらに好ましい。一方、上記平均厚さT2の上限としては、600μmが好ましく、400μmがより好ましい。上記平均厚さT2が上記下限に満たないと、単位プリズム13の第1領域R1〜第4領域R4で反射した光線の当該プリズムシート3内での光路を十分に長くすることができず、ホットスポットの発生を十分に抑制することができないおそれがある。逆に、上記平均厚さT2が上記上限を超えると、当該プリズムシート3の薄膜化を促進することができないおそれがある。なお、「平均厚さ」とは、任意の10点の厚さの平均値を意味する。
(プリズムシートの製造方法)
当該プリズムシート3の製造方法としては、プリズム層11及び基材層12を一体成形する方法と、プリズム層11及び基材層12を別個に形成する方法とが挙げられる。
プリズム層11及び基材層12を一体成形する方法としては、
(a)プリズム層11の反転形状を有する金型及び基材層12の反転形状を有する金型のキャビティ内に溶融樹脂を注入する射出成形法、
(b)シート化された樹脂を再加熱して上記同様の一対の金型間に挟んでプレスして形状を転写する熱プレス法、
(c)プリズム層11の反転形状を周囲に有するロール型と、基材層12の反転形状を周囲に有するロール型とのニップに溶融状態の樹脂を通し、上記形状を転写する押出シート成形法
等が挙げられる。
一方、プリズム層11及び基材層12を別個に形成する方法としては、
(d)上記射出成形法、熱プレス法、押出シート成形法等によって基材層12を形成した後、この基材層12に活性エネルギー線硬化型樹脂を塗布し、プリズム層11の反転形状を有するシート型、金型又はロール型に押さえつけて未硬化の活性エネルギー線硬化型樹脂に形状を転写し、活性エネルギー線を当てて活性エネルギー線硬化型樹脂を硬化させる方法、
(e)プリズム層11の反転形状を有する金型又はロール型に未硬化の活性エネルギー線硬化型樹脂を充填塗布し、基材層12で押さえつけて均し、活性エネルギー線を当てて活性エネルギー線硬化型樹脂を硬化させる方法
等が挙げられる。
(反射シート)
反射シート4は、合成樹脂を主成分とする樹脂層を有する。反射シート4は、ポリエステル等の基材樹脂にフィラーを分散含有させた白色樹脂層として構成されてもよく、ポリエステル等から形成される樹脂層の上面に、アルミニウム、銀等の金属を蒸着させることで正反射性が高められた鏡面シートとして構成されてもよい。
<利点>
当該プリズムシート3は、互いに直交するX軸方向及びY軸方向に整列する複数の単位プリズム13を有するプリズム層11を備え、単位プリズム13が上述の形状を有しているので、ホットスポットの発生を抑制することができる。当該プリズムシート3は、直下型バックライトユニット1に用いられた場合に、複数の単位プリズム13によって、一定の角度で入射した光線をX軸方向及びY軸方向の両方において表示パネル5側に立ち上げることができる。また、当該プリズムシート3は、光源2から当該プリズムシート3の法線方向に出射された光線を特定の単位プリズム13によって光源2側に反射させたうえ、平面視で光源2と離れた位置に配置される他の単位プリズム13によって表示パネル5側に立ち上げて出射させることができる。当該プリズムシート3は、2枚のプリズムシートによってそれぞれ稜線と垂直な方向に光線を集光する従来の構成よりも、平面視で光源と重なり合う部分を中心とする輝度の半値幅を大きくして輝度の均一化を図りやすい。さらに、当該プリズムシート3は、従来バックライトユニットにおいて用いられていたプリズムシートを省略することができるので、当該直下型バックライトユニット1の薄型化を促進することができる。
当該直下型バックライトユニット1は、当該プリズムシート3を備えるので、ホットスポットの発生を抑制することができる。また、当該直下型バックライトユニット1は、従来バックライトユニットにおいて用いられていた光拡散板及びプリズムシートを当該プリズムシート3に置き換えることができるので、全体の薄型化を促進することができる。
[第二実施形態]
<プリズムシート>
図5のプリズムシート23は、1枚のシート体である。当該プリズムシート23は、図1のプリズムシート3に代えて、図1の直下型バックライトユニット1に用いられる。当該プリズムシート23は、プリズム層11と基材層12との間に低屈折率層24を備える。当該プリズムシート23は、基材層12、低屈折率層24及びプリズム層11を光源の出光方向にこの順で有する。当該プリズムシート23は、プリズム層11、低屈折率層24及び基材層12の3層体である。プリズム層11と低屈折率層24とは密着している。低屈折率層24と基材層12とは密着している。当該プリズムシート23は、プリズム層11と基材層12との間に低屈折率層24を有する以外、図1のプリズムシート3と同様の構成とすることができる。そのため、以下では低屈折率層24についてのみ説明する。
(低屈折率層)
低屈折率層24は、合成樹脂を主成分とする。低屈折率層24は、プリズム層11及び基材層12よりも屈折率が小さい層であり、基材層12からプリズム層11に入射される光線の入射角度を調節する。具体的には、低屈折率層24は、輝度が高くなるようにプリズム層11に入射される光線を拡散させ、輝度の均一化を促進する。
低屈折率層24としては、例えばシリカやフッ化マグネシウム等の低屈折率物質を樹脂中に含有させた層、フッ素樹脂等の低屈折率樹脂の層、スパッタリング等の薄膜形成法によって形成された低屈折率物質からなる薄膜、低屈折率物質として空隙含有微粒子を樹脂中に含有させた層等が挙げられる。
低屈折率層24の屈折率の下限としては、1.0が好ましい。一方、上記屈折率の上限としては、1.5が好ましく、1.4がより好ましく、1.35がさらに好ましい。上記屈折率が上記上限を超えると、輝度の均一化を十分に促進し難くなるおそれがある。なお、「屈折率」とは、波長589.3nmの光(ナトリウムのD線)における屈折率を意味する。
低屈折率層24の屈折率と、プリズム層11及び基材層12の屈折率との屈折率差の下限としては、0.01が好ましく、0.05がより好ましく、0.10がさらに好ましい。上記屈折率差が上記下限に満たないと、輝度の均一化を十分に促進し難くなるおそれがある。なお、低屈折率層24の屈折率と、プリズム層11及び基材層12の屈折率との屈折率差の上限としては、特に限定されないが、例えば0.5とすることができる。
低屈折率層24の平均厚さT3の下限としては、50nmが好ましく、70nmがより好ましい。一方、上記平均厚さT3の上限としては、200nmが好ましく、150nmがより好ましい。
<利点>
当該プリズムシート23は、プリズム層11と基材層12との間に低屈折率層24を有するので、単位プリズム13への光線の入射角度を調節でき、ホットスポットの発生をより抑制しやすい。
[第三実施形態]
<ディスプレイ>
図6のディスプレイD2は、液晶表示装置である。図6のディスプレイD2は、直下型バックライトユニット31を備える。当該直下型バックライトユニット31は、出光面2aを有する複数の光源2と、複数の光源2の出光面2a側に配置されるプリズムシート33とを備える。プリズムシート33は、それ自体本発明の一実施形態である。また、当該直下型バックライトユニット31は、複数の光源2の出光面2aと反対側に配置される反射シート4と、複数の光源2、当該プリズムシート33及び反射シート4を収容する方形トレイ状のケーシング(不図示)とを備える。また、ディスプレイD2は、直下型バックライトユニット31から出射した光線が入射される表示パネル5を備える。ディスプレイD2は、図1のプリズムシート3に代えてプリズムシート33が用いられている以外、図1のディスプレイD1と同様の構成とすることができる。
(プリズムシート)
当該プリズムシート33は、1枚のシート体である。当該プリズムシート33は、プリズム層11と、プリズム層11の複数の単位プリズム13の底面側に積層される基材層12と、基材層12のプリズム層11が積層される側と反対の面側に配置される反射ドットパターン34とを有する。当該プリズムシート33は、反射ドットパターン34を有する以外、図1のプリズムシート3と同様の構成とすることができる。そのため、以下では反射ドットパターン34についてのみ説明する。
〔反射ドットパターン〕
反射ドットパターン34は、基材層12の光入射面に固着される。反射ドットパターン34は、基材層12の光入射面と合わせて当該プリズムシート33の光入射面33bを構成する。反射ドットパターン34は、複数の反射ドット34aから構成されている。複数の反射ドット34aは、例えばスクリーン印刷、インクジェット印刷、グラビア印刷、オフセット印刷、フレキソ印刷、ディスペンサ印刷等の印刷法によって形成される。上記印刷法としては、複数の反射ドット34aを容易かつ高精度に形成可能なスクリーン印刷が好ましい。複数の反射ドット34aの形状としては、特に限定されるものではないが、例えば半球状、球欠状等が挙げられる。複数の反射ドット34aとしては、例えば反射率や色相等の異なる2種類以上のものが含まれていてもよい。
反射ドットパターン34は、複数の光源2から当該プリズムシート33の法線方向に出射される光線を反射させ、この反射光を平面視で光源2と離れた位置から当該プリズムシート33に入射させる。
複数の反射ドット34aは、光線を反射させるよう例えばバインダー成分に白色顔料又は銀色顔料を含有したインクを用いて形成される。これにより、複数の反射ドット34aは、上記バインダー成分が硬化した樹脂マトリックスと、この樹脂マトリックスに含有される上記白色顔料又は銀色顔料とを含む。上記バインダー成分に含有される顔料としては、白色顔料が好ましい。複数の反射ドット34aが白色顔料を含むことで、複数の反射ドット34aを比較的安価に形成することができると共に、複数の反射ドット34aに起因するぎらつきを抑えることができる。なお、複数の反射ドット34aは、光線を反射させる機能を有する一方、光線を吸収する機能は有しなくてもよい。
上記バインダー成分としては、例えば加熱又は紫外線照射によって硬化する樹脂が挙げられる。このような樹脂としては、例えばアクリル樹脂、ポリカーボネート、ポリエステル、アルキッド樹脂、ポリウレタン、アクリルウレタン樹脂、ポリスチレン、ポリアセタール、ポリアミド、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル、セルロース樹脂、エチルセルロース樹脂、エポキシ樹脂、塩化ビニル樹脂等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を混合して用いることができる。中でも、上記バインダー成分としては、熱収縮や変形のおそれが少なく、所望の形状の反射ドット34aを高精度で形成可能なアクリル系紫外線硬化型樹脂が好ましい。
上記白色顔料としては、例えば酸化チタン(チタン白)、酸化亜鉛(亜鉛華)、炭酸鉛(鉛白)、硫酸バリウム、炭酸カルシウム(白亜)等が挙げられる。上記銀色顔料としては、例えばアルミニウム等の金属顔料が挙げられる。
複数の反射ドット34aの反射率の下限としては、50%が好ましく、70%がより好ましい。一方、複数の反射ドット34aの反射率の上限としては、100%とすることができる。当該プリズムシート33は、複数の反射ドット34aの反射率が上記範囲内であることで、ホットスポットの発生を十分に抑制することができる。また、当該プリズムシート33は、複数の反射ドット34aの反射率を上記範囲内で比較的低くすることで、複数の反射ドット34aを安価に形成することができる。なお、「複数の反射ドットの反射率」とは、複数の反射ドットに入射する全光束[lm]に対するこれらの反射ドットで反射される全光束[lm]の比をいい、分光光度計によって測定される値をいう。
複数の反射ドット34aの径は均一であることが好ましい。複数の反射ドット34aの平均径の下限としては、1μmが好ましく、10μmがより好ましい。一方、複数の反射ドット34aの平均径の上限としては、120μmが好ましく、60μmがより好ましい。上記平均径が上記下限に満たないと、各反射ドット34aによる光線の反射効果が不十分となるおそれがある。逆に、上記平均径が上記上限を超えると、各反射ドット34aによる光線の反射領域が大きくなり過ぎて、当該直下型バックライトユニット31の輝度を緻密に制御し難くなり、ひいては当該直下型バックライトユニット31の輝度の均一化を図り難くなるおそれがある。なお、「反射ドットの径」とは、反射ドットの底面(基材層との固着面)における径をいう。また、「平均径」とは、任意の10個の反射ドットの径の平均値をいう。
図7に示すように、複数の反射ドット34aは、第1反射ドット35aと、この第1反射ドット35aを取り囲むよう設けられる複数の第2反射ドット35bとを含む。反射ドットパターン34は、例えば第1反射ドット35aの径方向外側に向けて複数の第2反射ドット35bの密度が漸減する反射領域35を有する。換言すると、反射領域35は、第1反射ドット35a(より詳しくは第1反射ドット35aの中心)を中心として環状(本実施形態では円環状)に区画される同一幅の複数の領域において、内側に区画される領域の1又は複数の反射ドット34aの密度が外側に区画される領域の1又は複数の反射ドット34aの密度よりも大きくなるよう設けられている。本実施形態において反射領域35は円形である。反射領域35は、光源2と平面視で重なり合う位置に、第1反射ドット35a及び複数の第2反射ドット35bが連結して形成されたベタ領域を有していてもよい。
反射ドットパターン34は、複数の反射領域35を有する。各反射領域35は、平面視で光源2の出光面2aを含むようこの光源2と1対1対応で設けられている。具体的には、第1反射ドット35aは光源2の出光面2aと平面視で少なくとも部分的に重なり合っており、より詳しくは第1反射ドット35aの中心と光源2の出光面2aの中心とは平面視で一致している。
複数の第2反射ドット35bは、第1反射ドット35aを取り囲むように多重環状に設けられている。また、複数の第2反射ドット35bは、第1反射ドット35aを中心として放射状に設けられている。反射領域35では、内側の環における複数の第2反射ドット35bの密度を外側の環における複数の第2反射ドット35bの密度よりも大きくすることができる。換言すると、内側の環における複数の第2反射ドット35bの平均ピッチを外側の環における複数の第2反射ドット35bの平均ピッチよりも小さくすることができる。但し、複数の第2反射ドット35bの配置は、この構成に限定されない。
各環において隣接する第2反射ドット35b間のピッチは同じであることが好ましい。このように、各環において隣接する第2反射ドット35b間のピッチが同じであることによって、部分的な輝度の高低を抑制し、ホットスポットの発生を抑制しやすい。また、複数の反射ドット34aの径を均一に形成し、かつこれらの反射ドット34aの平均径を上述の範囲内に制御することで、ホットスポットの発生をさらに容易に抑制することができる。
複数の第2反射ドット35bは、第1反射ドット35aの中心を通る直線上に連続して配置されていないことが好ましい。つまり、第1反射ドット35aの径方向に隣り合う第2反射ドット35b同士は、第1反射ドット35aの径方向に対してずれて配置されていることが好ましい。このように、複数の第2反射ドット35bが、第1反射ドット35aの中心を通る直線上に連続して配置されていないことによって、モアレの発生を抑制することができる。
なお、反射ドットパターン34は、複数の反射領域35以外にも反射ドット34aを有していてもよいが、光線を容易かつ確実に制御する観点からは、複数の反射領域35以外には反射ドット34aは形成されないことが好ましい。
<利点>
当該プリズムシート33は、基材層12のプリズム層11が積層される側と反対の面側に配置される反射ドットパターン34を有することによって、光源2から当該プリズムシート33に出射された光線を反射ドットパターン34で反射させることができる。これにより、反射ドットパターン34によって反射した光が平面視で光源2から離れた位置で当該プリズムシート33に入射することで、ホットスポットの発生をより抑制することができる。
[第四実施形態]
<光学ユニット>
図8の光学ユニット41は、2枚のシート体からなる。当該光学ユニット41は、図1のプリズムシート3に代えて、図1の直下型バックライトユニット1に用いられる。当該光学ユニット41は、プリズムシート43と、基材シート44とを備える。プリズムシート43は、図1のプリズムシート3のプリズム層11からなる。基材シート44は、図1のプリズムシート3の基材層12からなる。基材層12は、プリズムシート43の複数の単位プリズム13の底面側に空気層Sを介して配置される。なお、当該光学ユニット41は、プリズムシート43と基材シート44との間に空気層Sを形成するためのスペーサ(不図示)を有していてもよい。このスペーサとしては、例えばプリズムシート43の基材シート44と対向する面及び/又は基材シート44のプリズムシート43と対向する面に形成される複数の突起が挙げられる。
<利点>
当該光学ユニット41は、プリズムシート43と基材シート44とが空気層Sを介して設けられることで、空気層Sによって単位プリズム13への光線の入射角度を調節でき、ホットスポットの発生を抑制しやすい。
[その他の実施形態]
今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記実施形態の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
例えば当該プリズムシートは、上記第一実施形態〜第三実施形態の構成において、上記基材層を有していなくてもよい。この場合、当該プリズムシートは、上述のプリズム層のみから構成されていてもよい。
当該プリズムシートは、上記低屈折率層を有する構成において、上記基材層の上記プリズム層が積層される側と反対の面側に反射ドットパターンを有していてもよい。具体的には、当該プリズムシートは、図5の構成において、基材層12の光入射面に図6の反射ドットパターン34が形成されていてもよい。
当該プリズムシートは、上記反射ドットパターンに代えて、又は上記反射ドットパターンに加えて遮光ドットパターンを有していてもよい。この遮光ドットパターンは、例えば光線を吸収する複数の遮光ドットから構成される。上記複数の遮光ドットは、例えば上記基材層の光入射面に直接又は上記反射ドットパターンに重ねて積層することができる。
上記基材層は、上記光拡散剤を分散含有しない構成とすることも可能である。また、当該プリズムシートは、上記基材層に代えて、又は上記基材層に加えて上記プリズム層が上記光拡散剤を分散含有していてもよい。
上述のように、当該プリズムシートは、直下型バックライトユニットの複数の光源の直上に配置される光拡散板として好適に用いられる。但し、当該プリズムシートは、例えばエッジライト型バックライトユニットに用いられてもよい。また、当該プリズムシートは、液晶表示装置以外のディスプレイに用いられてもよい。
図9に示すように、当該光学ユニット51は、基材シート44のプリズムシート43と対向する側と反対の面側(光入射面側)に反射ドットパターン45を有していてもよい。この反射ドットパターン45としては、図6のプリズムシート33の反射ドットパターン34と同様の構成とすることができる。
上記反射ドットパターンを構成する複数の反射ドットの配置は、光源の出光面の形状に応じて設計可能である。例えば光源の出光面が1方向に長い矩形状、楕円状等である場合、上記複数の反射ドットは、この出光面の長手方向に沿うように連続して配設される複数の第1反射ドットと、これらの複数の第1反射ドットを取り囲むよう設けられる複数の第2反射ドットとを含んでいてもよい。また、上記複数の第2反射ドットは、例えば1又は複数の第1反射ドットを中心として渦巻き状に配置されてもよい。
当該直下型バックライトユニットは、1つの光源のみを有するものであってもよい。
以下、実施例によって本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
[実施例]
(No.1)
1つのLED光源の出光面の直上に、出光方向に向けて反射ドットパターン、基材層、低屈折率層及びプリズム層を有するプリズムシートが配置され、上記LED光源の出光面と反対側に反射シートが配置された直下型バックライトユニットの輝度をシミュレーションにより求めた。プリズムシート全体の平均厚さは400μm、基材層の平均厚さは300μm、LED光源の出光面とプリズムシートの光入射面との間隔は120μm、反射シートの反射面とプリズムシートの光入射面との間隔は270μmとした。反射ドットパターンは、図7に示すように、複数の第2反射ドットが、第1反射ドットを取り囲むように多重環状に、かつ第1反射ドットを中心として放射状に設けられたものとし、第1反射ドットの中心が平面視でLED光源の出光面の中心と一致するように配置した。LED光源は、直径3mmの丸型とし、第1反射ドット及び第2反射ドットは、反射率100%、直径60μmとした。また、プリズム層における単位プリズムの頂角はX軸方向及びY軸方向共に60°とした。平面視におけるLED光源の中心からの距離と反射ドットパターンの密度との関係を図10に示す。
[比較例]
(No.2)
No.1のプリズムシートに代えて、No.1の基材層からなる光拡散板と、この光拡散板の光出射面側に設けられる第1プリズムシートと、この第1プリズムシートの光出射面側に設けられる第2プリズムシートとを有する直下型バックライトユニットの輝度をシミュレーションにより求めた。第1プリズムシート及び第2プリズムシートは、それぞれ互いに平行な三角柱状の複数の単位プリズムを有するものとした。第1プリズムシートと第2プリズムシートとは、プリズムの稜線が平面視で直交するように配置した。第1プリズムシート及び第2プリズムシートのプリズムの頂角はいずれも90°とした。光拡散板の光入射面から、第2プリズムシートの光出射面までの距離は640μm、LED光源の出光面と光拡散板の光入射面との間隔は120μm、反射シートの反射面と光拡散板の光入射面との間隔は270μmであった。
<シミュレーション結果>
直下型バックライトユニットの光出射面(No.1においてはプリズムシートの光出射面、No.2においては第2プリズムシートの光出射面)から50μmの間隔を空けて輝度計を設置し、No.1及びNo.2の直下型バックライトユニットの輝度をシミュレーションにより求めた。その結果、No.1の輝度の半値幅は5.17mm、No.2の輝度の半値幅は3.33mmであった。No.1の輝度分布を表す平面画像を図11に、No.2の輝度分布を示す平面画像を図12に示す。また、No.1及びNo.2の平面視でLED光源と重なり合う部分を中心とする輝度分布を図13に示す。
図11及び図13に示すように、No.1では平面視でLED光源と重なり合う部分の輝度と他の部分の輝度との均一化が図られており、ホットスポットの発生が抑制されている。これに対し、図12及び図13に示すように、No.2では平面視でLED光源と重なり合う部分の輝度が極端に高くなっており、ホットスポットが発生している。
また、No.1では、プリズムシートの平均厚さが400μmであるのに対し、No.2では、光拡散板の光入射面から第2プリズムシートの光出射面までの距離が640μmとなっている。このことから、No.1は、No.2に比べて直下型バックライトユニットの薄型化が促進されている。
<頂角と正面輝度との関係>
No.1について、プリズムシートの単位プリズムの頂角を変えた場合の正面輝度の変化をシミュレーションによって求めた。このシミュレーション結果を図14に示す。なお、図14において、単位プリズムのX軸方向及びY軸方向の頂角は同じである。
図14に示すように、単位プリズムの頂角が50°以上145°以下の範囲内である場合に、正面輝度が高められていることが分かる。
以上のように、本発明に係るプリズムシートは、ホットスポットの発生を抑制することができるので、液晶表示装置の直下型バックライトユニットに好適に用いられる。
1、31 直下型バックライトユニット
2 光源
2a 出光面
3、23、33 プリズムシート
3a 光出射面
3b、33b 光入射面
4 反射シート
5 表示パネル
11 プリズム層
12 基材層
12a 樹脂マトリックス
12b 光拡散剤
13 単位プリズム
13a 第1稜線
13b 第2稜線
24 低屈折率層
34、45 反射ドットパターン
34a 反射ドット
35 反射領域
35a 第1反射ドット
35b 第2反射ドット
41、51 光学ユニット
43 プリズムシート
44 基材シート
D1、D2 ディスプレイ
R1 第1領域
R2 第2領域
R3 第3領域
R4 第4領域
R5 接続領域
S 空気層
T プリズムシートの平均厚さ
T1 単位プリズムの高さ
T2 基材層の平均厚さ
T3 低屈折率層の平均厚さ
W 単位プリズムの幅
θ 単位プリズムの頂角

Claims (8)

  1. 互いに直交するX軸方向及びY軸方向に整列する複数の単位プリズムを有するプリズム層を備え、
    上記単位プリズムの平面視形状が、X軸方向と平行な2辺及びY軸方向と平行な2辺を有する正方形状又は長方形状であり、
    上記単位プリズムが、X軸方向の中心位置でY軸方向に延びる第1稜線と、Y軸方向の中心位置でX軸方向に延びる第2稜線とを有し、
    X軸方向における上記単位プリズムの両端のX座標をx、xとし、上記第1稜線のX座標をx(但し、x=(x+x)/2)とし、
    Y軸方向における上記単位プリズムの両端のY座標をy、yとし、上記第2稜線のY座標をy(但し、y=(y+y)/2)とし、
    上記X軸方向及び上記Y軸方向と垂直な方向をZ軸方向、α及びβを正の定数とした場合、上記単位プリズムの座標(x、y)における高さZ(x、y)が、Z(x、y)を基準として、下記式(1)〜(4)で表され、
    上記単位プリズムのX軸方向及びY軸方向の頂角が50°以上145°以下であるディスプレイ用プリズムシート。
    <x≦xかつy<y≦yの場合
    Z(x、y)=Z(x、y)+(x−x)×tan(α)
    +(y−y)×tan(β)・・・(1)
    <x≦xかつy<y≦yの場合
    Z(x、y)=Z(x、y)+(x−x)×tan(−α)
    +(y−y)×tan(β)・・・(2)
    <x≦xかつy<y≦yの場合
    Z(x、y)=Z(x、y)+(x−x)×tan(α)
    +(y−y)×tan(−β)・・・(3)
    <x≦xかつy<y≦yの場合
    Z(x、y)=Z(x、y)+(x−x)×tan(−α)
    +(y−y)×tan(−β)・・・(4)
  2. 上記プリズム層の上記複数の単位プリズムの底面側に積層される基材層をさらに備える請求項1に記載のプリズムシート。
  3. 上記プリズム層と上記基材層との間に低屈折率層をさらに備える請求項2に記載のプリズムシート。
  4. 上記基材層の上記プリズム層が積層される側と反対の面側に配置される反射ドットパターンを有する請求項2又は請求項3に記載のプリズムシート。
  5. 上記プリズム層及び上記基材層の少なくとも一方が、光拡散剤を分散含有する請求項2、請求項3又は請求項4に記載のプリズムシート。
  6. 直下型バックライトユニットの複数の光源の直上に配置される光拡散板である請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のプリズムシート。
  7. 請求項1に記載のプリズムシートと、
    上記プリズムシートの上記複数の単位プリズムの底面側に空気層を介して配置される基材シートと
    を備える光学ユニット。
  8. 出光面を有する1又は複数の光源と、
    上記1又は複数の光源の出光面側に配置される請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のプリズムシートと
    を備える直下型バックライトユニット。
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JP2019220650A Pending JP2021089389A (ja) 2019-12-05 2019-12-05 プリズムシート、光学ユニット及び直下型バックライトユニット

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