JP2021088456A - ベルトコンベアおよびベルトコンベアシステム - Google Patents

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啓司 加藤
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【課題】ベルトコンベア停止時におけるエンドレス部の位置を容易に把握する。【解決手段】ベルトコンベアシステム10は、エンドレス部が形成された無端帯状のベルト本体21と、ベルト本体21に設けられたRFタグ22と、を備える。RFタグ22は、ベルト本体21の表面に固定されていてもよい。また、ベルト本体21の幅方向に複数配置されていてもよい。更に、ベルトコンベアシステム10は、RFタグ22を検出するリーダ19を備えている。【選択図】図4

Description

本発明は、ベルトコンベアおよびベルトコンベアシステムに関する。
従来から、例えば下記特許文献1に記載のベルトコンベアシステムが知られている。
この種のベルトコンベアシステムでは、例えば、ベルトコンベアの摩耗に伴って、ベルトコンベアの全体を取り換える取り換え工事や、ベルトコンベアを部分的に取り替える中入れ工事を実施することがある。これらの工事の際、ベルトコンベアのうちのエンドレス部を切断することが多い。ベルトコンベアの切断には、重機(例えばレッカー車やベルト巻取機など)が必要になる。この種の重機の設置には、スペースが必要となる。よって、エンドレス部を、重機を設置することができる所定の位置に停止させる必要がある。そのため、現状では、稼働中のベルトコンベアを停止させるときにエンドレス部を作業者が目視にて監視して、ベルトコンベア停止時におけるエンドレス部の位置を把握している。
特開昭60−165540号公報
しかしながら、前述のようにエンドレス部を作業者が目視にて監視する場合、以下の問題が生じる。
まず、作業者がエンドレス部を確実に目視できるように、ベルトコンベアを覆っているカバーを、取り換え工事や中入れ工事に必要な範囲よりも広く外す必要がある。そのため、カバーを外すための作業に必要以上の時間がかかる。
また、目視の場合にはエンドレス部の見逃しや間違いも多い。従来、カラースプレーを用いてエンドレス部をマーキングする場合もある。しかしながら、この場合、マーキングが摩耗して色がかすんでしまうことがある。また、ベルトコンベアシステムが高速稼働する場合やエンドレス部が複数個所ある場合には、対象とするエンドレス部を見つけ難い。
よって、目視の場合には、ベルトコンベアの再起動や再停止による作業時間がかかる。さらには、目視に一定の熟練が必要となる。
各種工事の場合であって、ベルトコンベアシステムの停止期間が決められている場合、カバーを外す作業などを含む準備に時間がかかると、ベルトコンベアの取り替え工事や中入れ工事の時間を短くする必要が生じることがある。よって、本来の工事に費やす時間を確保するためには、例えば、カバーの取り外し範囲を狭める等して、準備に必要な時間を短縮し、実質的な作業を早期に着手することが重要である。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、ベルトコンベア停止時におけるエンドレス部の位置を容易に把握することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係るベルトコンベアは、エンドレス部が形成された無端帯状のベルト本体と、前記ベルト本体に設けられたRFタグと、を備える。
RFタグとは、半導体メモリを内蔵して、誘導電磁界または電波によって書き込まれたデータを保持し、非接触で読み出しできる情報媒体である。RFタグは、ICチップと、内部にICチップを封止するタグ本体と、を備えている。
RFタグが、ベルト本体に設けられている。したがって、例えば、RFタグとエンドレス部との位置関係を予め把握している場合、エンドレス部に代えてRFタグを検出してRFタグの位置を把握することで、そのRFタグに対応するエンドレス部の位置も把握することができる。
ここでRFタグは、リーダによって検出することができる。そのため、稼働中のベルトコンベアにおけるRFタグの位置を把握するために、RFタグを作業者が目視する必要がない。
以上から、ベルトコンベア停止時において作業者がRFタグをリーダによって検出することで、そのRFタグに対応するエンドレス部の位置を、作業者が目視することなく把握することができる。よって、ベルトコンベア停止時におけるエンドレス部の位置を容易に把握することができる。
またこのように、エンドレス部の位置を、作業者が目視することなく把握することで、例えば、ベルトコンベアがカバーによって覆われている場合であっても、カバーの取り外しを最小限に留めることができる。さらに例えば、エンドレス部の見逃しや間違いも防ぐことができる。また、目視の場合に比べて作業者に熟練が必要とされることがない。
また、RFタグをリーダによって検出する場合、例えば、バーコードをリーダによって検出する場合などに比べて、多少の劣悪な環境下においても検出を実現することができる。例えば、ベルトコンベアが一般的に適用される屋外環境、粉塵環境、振動環境、散水環境においても、RFタグを精度よく検出することができる。
さらに、RFタグをリーダによって検出する場合、例えば、光センサーや磁気センサー、画像処理センサーなどの専用のセンサーを採用する場合に比べて、低コスト化を図ることができる。
前記RFタグは、前記ベルト本体の表面に固定されていてもよい。
ベルト本体の表面とは、ベルト本体において物品が載置される面である。言い換えると、ベルト本体の表面とは、無端帯状のベルト本体の外周面である。
RFタグが、ベルト本体の表面に固定されている。すなわち、ベルト本体に埋め込まれているのではなく、ベルト本体の表面において、ベルト本体から露出した状態で、ベルト本体に固定されている。したがって、リーダによってRFタグを、ベルトコンベアの外部から精度よく検出することができる。また、RFタグをベルト本体の表面に接着する場合、RFタグをベルト本体に後付けすることができ、ベルト本体と一体に成形する必要がない。そのため、例えば、RFタグがエンドレス部における接続作業に影響を与えることない。
前記RFタグは、前記ベルト本体の幅方向に複数配置されていてもよい。
RFタグが、ベルト本体の幅方向に複数配置されている。したがって、一部のRFタグが破損や経年劣化しても、他のRFタグを検出することができる。
前記RFタグの少なくとも一部は、前記エンドレス部から、前記ベルト本体の長手方向に沿って1m以内の範囲にあってもよい。
RFタグの少なくとも一部が、エンドレス部から前記長手方向に沿って1m以内の範囲にある。したがって、RFタグを検出して位置を把握したときに、エンドレス部の位置を容易に把握することができる。もっともRFタグが前記範囲になくても、前述したように、RFタグとエンドレス部との位置関係を予め把握している場合には、RFタグを検出して位置を把握したときに、エンドレス部の位置を把握することができる。
前記RFタグは、前記エンドレス部上に配置されていてもよい。
RFタグがエンドレス部上に配置されていることは、RFタグの少なくとも一部が、エンドレス部上に位置することを含む。RFタグが複数ある場合、RFタグがエンドレス部上に配置されていることは、少なくとも1つのRFタグが、エンドレス部上に位置することを含む。
RFタグが、エンドレス部上に配置されている。したがって、RFタグを検出して位置を把握したときに、エンドレス部の位置をより容易に把握することができる。
前記RFタグには、前記RFタグから最も近くに位置する前記エンドレス部についての情報が記憶されていてもよい。
エンドレス部についての情報には、(1)エンドレス部を直近で接続した時期、(2)エンドレス部の直近での接続を実施した施工者、(3)エンドレス部の接続時における好適な加硫条件、のうちの少なくとも1つについての情報が含まれていてもよい。
RFタグに、RFタグから最も近くに位置するエンドレス部についての情報が記憶されている。よって、RFタグを用いてエンドレス部の情報を管理することができる。これにより、例えば、RFタグを検出したときに、RFタグの最も近くに位置するエンドレス部が、施工対象とすべきエンドレス部であるか否かについて、現場で(オンラインで)判断すること等ができる。この場合、エンドレス部の選び間違いを防止することができる。
前記RFタグには、前記ベルトコンベアについての情報が記憶されていてもよい。
ベルトコンベアについての情報には、(1)当該現場においてベルトコンベアを一意に識別するための(他のベルトコンベアと区別するための)識別番号、(2)ベルトコンベアの仕様、のうちの少なくとも1つについての情報が含まれていてもよい。ベルトコンベアの仕様には、(1)ベルトコンベアのメーカー、(2)ベルトコンベアの幅、(3)ベルトコンベアの長さ、(4)ベルトコンベアの設定速度、のうちの少なくとも1つについての情報が含まれていてもよい。
RFタグに、ベルトコンベアについての情報が記憶されている。よって、RFタグを用いてベルトコンベアの情報を管理することができる。これにより、例えば、RFタグを検出したときに、ベルトコンベアが、施工対象とすべきベルトコンベアであるか否かについて、現場で(オンラインで)判断すること等ができる。この場合、ベルトコンベアの選び間違いを防止することができる。
前記RFタグの対応周波数は、UHF帯であってもよい。
UHF帯は、例えば、300〜3000MHzの周波数帯である。UHF帯は、好ましくは、915〜928MHzの周波数帯である。
RFタグの対応周波数がUHF帯である。UHF帯よりも低いHF帯(例えば13.56MHz)の交信距離が、50cm程度であるのに対して、UHF帯の交信距離は、例えば7m程度である。言い換えると、UHF帯の交信距離は、ある程度の長距離の交信ができる距離である。
しかも、UHF帯の指向性は、マイクロ波帯(例えば2.35GHz)の指向性に比べると広く、かつ、長波帯(例えば135kHz未満)の指向性に比べると狭い。言い換えると、UHF帯の指向性は、中程度であり、適度な指向性であると言える。
よって、RFタグの対応周波数が、UHF帯であることで、ベルトコンベアにおけるRFタグの概ねの位置を、ある程度の離れた距離から一定の精度で検出することができる。これにより、RFタグの検出作業を容易に実施することができる。
前記RFタグの弾性率は、前記ベルト本体の弾性率以下であってもよい。
RFタグの弾性率とは、RFタグがタグ本体を備える場合、タグ本体を形成する材料の弾性率を意味する。ベルト本体の弾性率とは、ベルト本体がゴムにより形成されている場合、ゴムの弾性率を意味する。
RFタグの弾性率が、ベルト本体の弾性率以下である。よって、ベルト本体の変形に追従して、RFタグを柔軟に変形させることができる。これにより、例えば、ベルトコンベアがプーリーに掛け回されて大きく曲がる場所などにおいても、RFタグを柔軟に変形させることができる。
本発明に係るベルトコンベアシステムは前記ベルトコンベアと、前記RFタグを検出するリーダと、を備えている。
リーダとは、固定式又は可搬式のデータ取得及び識別のための装置であり、無線周波数電磁界を使用して、交信領域内にある1個又はグループのRFタグを励起し、RFタグから変調データをもたらす装置である。
リーダがRFタグを検出することで、前述した作用効果が確実に奏功される。
前記リーダは、可搬式であってもよい。
可搬式とは、固定式ではなく搬送することができることを意味する。リーダは、一人の作業者が手でつかんで使用可能な形態(ハンディリーダ)であることが好ましい。
リーダが可搬式である。よって、リーダを特定の位置に据え付けておく必要がない。その結果、RFタグの検出作業の自由度を高めることができる。さらには、リーダの低コスト化を図ることもできる。
前記ベルトコンベアを覆うカバーを更に備えていてもよい。
カバーがベルトコンベアを覆っている。そのため、リーダによってRFタグを検出するとき、カバーを外す必要が生じることがある。
ここで、リーダによってRFタグを検出する場合、目視によりエンドレス部を検出する必要がなくなる。その結果、カバーを取り外す必要がある範囲を狭めることができる。よって、エンドレス部に代えてRFタグを検出することにより得られる作用効果が顕著に奏功される。
前記カバーに、作業者が前記カバーの外側から前記ベルトコンベアを視認するための覗き窓が設けられていてもよい。
カバーに覗き窓が設けられている。したがって、例えば、リーダを除き窓からベルトコンベアに向けた状態で、リーダによってRFタグを検出することができる。これにより、例えば、カバーを取り外す必要がある範囲をより狭めること等ができる。
本発明によれば、ベルトコンベア停止時におけるエンドレス部の位置を容易に把握することができる。
本発明の一実施形態に係るベルトコンベアシステムを示す側面図である。 図1に示すII−II矢視断面図である。 図1に示すベルトコンベアシステムにおけるベルトコンベアのキャリア部分の一部を切り出した斜視図である。 図1に示すベルトコンベアシステムにおいてRFタグを検出する方法を説明する図であって、図2に示す断面図に相当する図である。
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態に係るベルトコンベアシステム10を説明する。
(ベルトコンベアシステム10)
図1から図3に示すように、ベルトコンベアシステム10は、複数のプーリー11と、複数のプーリー11に掛け回されるベルトコンベア12と、ベルトコンベア12を覆うカバー13と、を備えている。ベルトコンベアシステム10は、例えば鉄鉱石などの物品Mを搬送する。図1に示すように、ベルトコンベアシステム10は、物品Mを第1の位置P1から第2の位置P2に搬送する。第1の位置P1と第2の位置P2とは、水平方向にずらされている。
複数のプーリー11は、テールプーリー11aと、ヘッドプーリー11bと、を備えている。
テールプーリー11aは、第1の位置P1に配置されている。ヘッドプーリー11bは、第2の位置P2に配置されている。ヘッドプーリー11bには、モータ14が接続されている。モータ14は、ヘッドプーリー11bに駆動力を伝達する。言い換えると、ヘッドプーリー11bは駆動プーリーである。さらには、テールプーリー11aは従動プーリーである。テールプーリー11aとヘッドプーリー11bとは、鉛直方向にずらされている。図示の例では、ヘッドプーリー11bがテールプーリー11aよりも上方に位置している。
ベルトコンベア12は、無端帯状である。ベルトコンベア12は、第1の位置P1においてテールプーリー11aに掛け回されている。ベルトコンベア12は、第2の位置P2においてヘッドプーリー11bに掛け回されている。言い換えると、ベルトコンベア12の水平方向の第1の端部が、テールプーリー11aに掛け回されている。ベルトコンベア12の水平方向の第2の端部が、ヘッドプーリー11bに掛け回されている。
ベルトコンベア12は、ヘッドプーリー11bが駆動して回転すると、テールプーリー11aとヘッドプーリー11bとの間を循環する。このとき、ベルトコンベア12は、行き側のキャリア部分12aと、戻り側のリターン部分12bと、に区画されている。キャリア部分12aは、テールプーリー11aからヘッドプーリー11bに向かう部分である。リターン部分12bは、ヘッドプーリー11bからテールプーリー11aに向かう部分である。キャリア部分12aにおいて、ベルトコンベア12の表面(ベルトコンベア12の外周面)は上側を向く。リターン部分12bにおいて、ベルトコンベア12の表面は下側を向く。
キャリア部分12aは、キャリアローラー15によって支持される。キャリアローラー15は、キャリア部分12aの走行方向に間隔をあけて複数配置されている。図2に示すように、キャリアローラー15がキャリア部分12aを支持することで、キャリア部分12aは、キャリア部分12aを走行方向に見る断面視においてU字状をなす。
リターン部分12bは、リターンローラー16によって支持される。リターンローラー16は、リターン部分12bの走行方向に間隔をあけて複数配置されている。リターンローラー16がリターン部分12bを支持することで、リターン部分12bは、リターン部分12bを走行方向に見る断面視において直線状をなす。
図1に示すように、本実施形態では、複数のプーリー11は、前述のテールプーリー11aおよびヘッドプーリー11bに加えて、テンションプーリー11cを備えている。テンションプーリー11cは、ベルトコンベア12に張力を付与する。テンションプーリー11cは、水平方向に沿って第1の位置P1と第2の位置P2との間に配置されている。テンションプーリー11cは、ヘッドプーリー11bよりも下方に位置している。
テンションプーリー11cは、リターン部分12bの走行方向に隣り合う2つのリターンローラー16の間に配置されている。テンションプーリー11cは、前記2つのリターンローラー16よりも下方に配置されている。ベルトコンベア12は、リターン部分12bのうち、前記2つのリターンローラー16の間に位置する部分において、テンションプーリー11cによって下方に引き下げられ、U字状をなしている。
テンションプーリー11cは、上下方向にスライド移動可能である。テンションプーリー11cには、テンションウェイト11dが吊り下げられている。テンションウェイト11dは、テンションプーリー11cを介して、ベルトコンベア12のリターン部分12bに支持される。これにより、ベルトコンベア12には張力が付与される。
カバー13は、例えば金属製である。カバー13は、ベルトコンベア12のキャリア部分12aを上側から覆う。カバー13は、キャリア部分12aのうち、第1の位置P1および第2の位置P2を除く部分に設けられている。
図2に示すように、カバー13には、覗き窓17が設けられている。覗き窓17は、作業者がカバー13の外側からベルトコンベア12を視認するための窓である。図示の例では、覗き窓17には蓋17aが設けられている。覗き窓17は、例えば、作業者が蓋17aを手によってつかんで引き上げることで開閉することができる。
(ベルトコンベア12)
図2および図3に示すように、ベルトコンベア12は、ベルト本体21と、RFタグ22と、を備えている。
ベルト本体21は、無端帯状である。ベルト本体21は、有端帯状のベルト片の端部同士が接続されることで形成される。ここで、ベルト片の端部同士を接続するとき形成される継ぎ目を、エンドレス部23という。言い換えると、ベルト本体21には、エンドレス部23が形成されている。エンドレス部23は、1つであってもよく、複数あってもよく。すなわち、ベルト本体21が、1本のベルト片の両端が接続されることで形成されてもよい。さらには、ベルト本体21が、複数本のベルト片の端部同士が接続されることで形成されてもよい。
エンドレス部23は、ベルト本体21を、ベルト本体21の幅方向Wに横断する。エンドレス部23は、直線状に形成されている。エンドレス部23は、例えば、ベルト本体21の幅方向Wに対して傾斜する方向に延びていてもよく、幅方向Wに対して平行に延びていてもよい。
ベルト本体21は、主にゴムによって形成されている。ただしベルト本体21は、ゴムの内部に埋め込まれた補強材を備えていてもよい。補強材としては、例えば、ベルト本体21の長手方向Lに延びるスチールコード等が挙げられる。
RFタグ22は、ベルト本体21に設けられている。RFタグ22は、ベルト本体21の表面21aに固定されている。ここで、ベルト本体21の表面21aとは、ベルト本体21において物品Mが載置される面を意味する。言い換えると、ベルト本体21の表面21aとは、無端帯状のベルト本体21の外周面を意味する。RFタグ22は、ベルト本体21に埋め込まれているのではなく、ベルト本体21の表面21aにおいて、ベルト本体21から露出した状態で、ベルト本体21に固定されている。ただしRFタグ22は、ベルト本体21から独立して設けられた保護シートなどによって覆われていてもよい。
RFタグ22は、ベルト本体21の表面21aに、接着剤によって接着されている。言い換えると、ベルト本体21とRFタグ22との間には、接着層が配置されている。
RFタグ22は、ベルト本体21の幅方向Wに複数(例えば5枚〜10枚)配置されている。本実施形態では、図3に示すように、複数のRFタグ22が、同一直線S上に配置されている。なお図示の例では、複数のRFタグ22が、幅方向Wに平行な同一直線S上に配置されている。しかしながら、複数のRFタグ22が、幅方向Wに傾斜する同一直線S上に配置されていてもよい。
RFタグ22の少なくとも一部は、エンドレス部23から、ベルト本体21の長手方向Lに沿って1m以内の範囲にある。本実施形態では、複数のRFタグ22それぞれの全体が、前記範囲にある。さらに本実施形態では、RFタグ22は、エンドレス部23上に配置されている。
ここで、RFタグ22がエンドレス部23上に配置されていることは、RFタグ22の少なくとも一部が、エンドレス部23上に位置することを含む。RFタグ22が複数ある場合、RFタグ22がエンドレス部23上に配置されていることは、少なくとも1つのRFタグ22が、エンドレス部23上に位置することを含む。また本実施形態のように、複数のRFタグ22が同一直線S上に配置されている場合、RFタグ22がエンドレス部23上に配置されていることには、RFタグ22が配置される仮想の前記直線Sが、エンドレス部23に交差する形態も含まれる。この場合、RFタグ22がエンドレス部23(継ぎ目)の真上には実際に位置していなくてもよい。
RFタグ22は、半導体メモリを内蔵して、誘導電磁界または電波によって書き込まれたデータを保持し、非接触で読み出しできる情報媒体である。RFタグ22は、ICチップ22aと、内部にICチップ22aを封止するタグ本体22bと、を備えている。
ICチップ22aには、公知の構成を採用することができる。ICチップ22aは、読み書き可能な構成であってもよく、読み取りのみ可能な構成であってもよい。ICチップ22a(RFタグ22)の対応周波数は、UHF帯である。UHF帯は、例えば、300〜3000MHzの周波数帯である。UHF帯は、好ましくは、915〜928MHzの周波数帯である。
ICチップ22a(RFタグ22)には、(1)ベルトコンベア12についての情報と、(2)RFタグ22から最も近くに位置するエンドレス部23(本実施形態では、RFタグ22の下に位置するエンドレス部23)についての情報と、が記憶されている。
ベルトコンベア12についての情報には、(1)当該現場においてベルトコンベア12を一意に識別するための(他のベルトコンベア12と区別するための)識別番号、(2)ベルトコンベア12の仕様、のうちの少なくとも1つについての情報が含まれていてもよい。ベルトコンベア12の仕様には、(1)ベルトコンベア12のメーカー、(2)ベルトコンベア12の幅、(3)ベルトコンベア12の長さ、(4)ベルトコンベア12の設定速度、のうちの少なくとも1つについての情報が含まれていてもよい。
エンドレス部23についての情報には、(1)エンドレス部23を直近で接続した時期、(2)エンドレス部23の直近での接続を実施した施工者、(3)エンドレス部23の接続時における好適な加硫条件、のうちの少なくとも1つについての情報が含まれていてもよい。
タグ本体22bは、例えばシリコンゴムなどにより形成されている。ここでRFタグ22の弾性率は、ベルト本体21の弾性率以下である。RFタグ22の弾性率とは、本実施形態のようにRFタグ22がタグ本体22bを備える場合、タグ本体22bを形成する材料(例えば、前述のシリコンゴム)の弾性率を意味する。ベルト本体21の弾性率とは、本実施形態のようにベルト本体21がゴムにより形成されている場合、ゴムの弾性率を意味する。
なおRFタグ22には、例えば、株式会社サトー製の「SOFT MOLD TAG」(登録商標)等を採用することができる。
RFタグ22は、以下に示す影響を受けないように、一定の強度を具備し、かつ、所定の位置に、一定の強度をもって固定されることが好ましい。
(1)ベルトコンベア12に生じる摩耗やベルトコンベア12が受ける外的衝撃の影響。
(2)ベルトコンベア12の蛇行により生じる応力の影響。
(2)ベルトコンベア12の端面の切断(いわゆる耳きれ)の発生による影響。
なお前記(1)における摩耗や外的衝撃は、ベルトコンベア12が搬送する物品Mや、各種プーリー11、各種ローラー15、16、図示しないスクレーパー等を起因として生じる。
(リーダ19)
図4に示すように、ベルトコンベアシステム10は、RFタグ22を検出するリーダ19を更に備えている。リーダ19とは、固定式又は可搬式のデータ取得及び識別のための装置であり、無線周波数電磁界を使用して、交信領域内にある1個又はグループのRFタグ22を励起し、RFタグ22から変調データをもたらす装置である。リーダ19は、RFタグ22と交信可能である。本実施形態では、リーダ19は、UHF帯のICチップ22aと交信可能である。
リーダ19は、可搬式である。可搬式とは、固定式ではなく搬送することができることを意味する。リーダ19は、本実施形態のように、一般的な一人の作業者によって手でつかんだ状態で使用可能な形態(ハンディリーダ)であることが好ましい。
リーダ19は、RFタグ22から読み取った情報を表示するディスプレイを備えていることが好ましい。しかしながら、リーダ19にディスプレイが無くてもよい。また、RFタグ22のICチップ22aが読み書き可能な構成の場合、リーダ19は、ライタ機能も更に有することが好ましい。言い換えると、リーダ19が、リーダライタであることが好ましい。
なおリーダ19には、例えば、株式会社デンソーウェーブ製の「BHT−1281QULWB−CE」等を採用することができる。
(エンドレス部23の検出方法)
上記ベルトコンベアシステム10におけるエンドレス部23の検出方法を以下に説明する。
まず、作業者は覗き窓17(蓋17a)を開ける。その後、作業者は、リーダ19を覗き窓17からカバー13の内部に向ける。このとき作業者は、リーダ19を、ベルトコンベア12のうち、覗き窓17に正対する部分に向ける。または作業者は、リーダ19を、ベルトコンベア12のうち、覗き窓17よりも走行方向の上流側に位置する部分に向ける。
作業者は、物品Mを搬送しない状態でベルトコンベアシステム10を運転させる。ただし、物品Mを搬送している状態であってもよい。
作業者は、リーダ19を起動してRFタグ22の検出を試みる。
リーダ19がRFタグ22を検出したとき、作業者はベルトコンベアシステム10の運転を速やかに停止する。このとき、検出と運転停止との間にタイムラグが生じ、RFタグ22が走行方向の下流側に僅かに移動する。
そこで作業者は、覗き窓17から走行方向の下流側に位置する部分にリーダ19を向け、リーダ19を再び起動する。このとき、RFタグ22が検出されるまでリーダ19の向きを微調整する。RFタグ22が検出されたときに、作業者は、リーダ19の向きからRFタグ22の概ねの位置を把握する。
その後、作業者は、RFタグ22が存在すると思われる位置に設けられているカバー13を外す。カバー13を外した位置にRFタグ22がない場合、その位置の前後に位置するカバー13を更に外す。RFタグ22があった場合、RFタグ22とともにエンドレス部23も存在していることから、エンドレス部23も発見される。
エンドレス部23の切断にあたり、RFタグ22の各種情報をリーダ19で読み込む。このとき作業者は、例えば、リーダ19のディスプレイ等に表示されたRFタグ22の情報を確認する。これにより作業者は、これから施工(切断)しようとしているエンドレス部23が、適切なベルトコンベア12の適切なエンドレス部23であるか否か判断することができる。
以上説明したように、本実施形態に係るベルトコンベア12によれば、RFタグ22が、ベルト本体21に設けられている。したがって、例えば本実施形態のように、RFタグ22とエンドレス部23との位置関係を予め把握している場合、エンドレス部23に代えてRFタグ22を検出してRFタグ22の位置を把握することで、そのRFタグ22に対応するエンドレス部23の位置も把握することができる。
ここでRFタグ22は、リーダ19によって検出することができる。そのため、稼働中のベルトコンベア12におけるRFタグ22の位置を把握するために、RFタグ22を作業者が目視する必要がない。
以上から、ベルトコンベア12停止時において作業者がRFタグ22をリーダ19によって検出することで、そのRFタグ22に対応するエンドレス部23の位置を、作業者が目視することなく把握することができる。よって、ベルトコンベア12停止時におけるエンドレス部23の位置を容易に把握することができる。
またこのように、エンドレス部23の位置を、作業者が目視することなく把握することで、例えば、ベルトコンベア12がカバー13によって覆われている場合であっても、カバー13の取り外しを最小限に留めることができる。さらに例えば、エンドレス部23の見逃しや間違いも防ぐことができる。また、目視の場合に比べて作業者に熟練が必要とされることがない。
また、RFタグ22をリーダ19によって検出する場合、例えば、バーコードをリーダ19によって検出する場合などに比べて、多少の劣悪な環境下においても検出を実現することができる。例えば、ベルトコンベア12が一般的に適用される屋外環境、粉塵環境、振動環境、散水環境においても、RFタグ22を精度よく検出することができる。
さらに、RFタグ22をリーダ19によって検出する場合、例えば、光センサーや磁気センサー、画像処理センサーなどの専用のセンサーを採用する場合に比べて、低コスト化を図ることができる。
RFタグ22が、ベルト本体21の表面21aに固定されている。すなわち、ベルト本体21に埋め込まれているのではなく、ベルト本体21の表面21aにおいて、ベルト本体21から露出した状態で、ベルト本体21に固定されている。したがって、リーダ19によってRFタグ22を、ベルトコンベア12の外部から精度よく検出することができる。また本実施形態のように、RFタグ22をベルト本体21の表面21aに接着する場合、RFタグ22をベルト本体21に後付けすることができ、ベルト本体21と一体に成形する必要がない。そのため、例えば、RFタグ22がエンドレス部23における接続作業に影響を与えることない。
RFタグ22が、ベルト本体21の幅方向Wに複数配置されている。したがって、一部のRFタグ22が破損や経年劣化しても、他のRFタグ22を検出することができる。
RFタグ22の少なくとも一部が、エンドレス部23から前記長手方向Lに沿って1m以内の範囲にある。したがって、RFタグ22を検出して位置を把握したときに、エンドレス部23の位置を容易に把握することができる。もっともRFタグ22が前記範囲になくても、前述したように、RFタグ22とエンドレス部23との位置関係を予め把握している場合には、RFタグ22を検出して位置を把握したときに、エンドレス部23の位置を把握することができる。
RFタグ22が、エンドレス部23上に配置されている。したがって、RFタグ22を検出して位置を把握したときに、エンドレス部23の位置をより容易に把握することができる。
RFタグ22に、ベルトコンベア12についての情報が記憶されている。よって、RFタグ22を用いてベルトコンベア12の情報を管理することができる。これにより、例えば、RFタグ22を検出したときに、ベルトコンベア12が、施工対象とすべきベルトコンベア12であるか否かについて、現場で(オンラインで)判断すること等ができる。この場合、ベルトコンベア12の選び間違いを防止することができる。
RFタグ22に、RFタグ22から最も近くに位置するエンドレス部23についての情報が記憶されている。よって、RFタグ22を用いてエンドレス部23の情報を管理することができる。これにより、例えば、RFタグ22を検出したときに、RFタグ22の最も近くに位置するエンドレス部23が、施工対象とすべきエンドレス部23であるか否かについて、現場で(オンラインで)判断すること等ができる。この場合、エンドレス部23の選び間違いを防止することができる。
RFタグ22の対応周波数がUHF帯である。UHF帯よりも低いHF帯(例えば13.56MHz)の交信距離が、50cm程度であるのに対して、UHF帯の交信距離は、例えば7m程度である。言い換えると、UHF帯の交信距離は、ある程度の長距離の交信ができる距離である。
しかも、UHF帯の指向性は、マイクロ波帯(例えば2.35GHz)の指向性に比べると広く、かつ、長波帯(例えば135kHz未満)の指向性に比べると狭い。言い換えると、UHF帯の指向性は、中程度であり、適度な指向性であると言える。
よって、RFタグ22の対応周波数が、UHF帯であることで、ベルトコンベア12におけるRFタグ22の概ねの位置を、ある程度の離れた距離から一定の精度で検出することができる。これにより、RFタグ22の検出作業を容易に実施することができる。
RFタグ22の弾性率が、ベルト本体21の弾性率以下である。よって、ベルト本体21の変形に追従して、RFタグ22を柔軟に変形させることができる。これにより、例えば、ベルトコンベア12がプーリー11に掛け回されて大きく曲がる場所などにおいても、RFタグ22を柔軟に変形させることができる。
リーダ19が可搬式である。よって、リーダ19を特定の位置に据え付けておく必要がない。その結果、RFタグ22の検出作業の自由度を高めることができる。さらには、リーダ19の低コスト化を図ることもできる。
カバー13がベルトコンベア12を覆っている。そのため、リーダ19によってRFタグ22を検出するとき、カバー13を外す必要が生じることがある。
ここで、リーダ19によってRFタグ22を検出する場合、目視によりエンドレス部23を検出する必要がなくなる。その結果、カバー13を取り外す必要がある範囲を狭めることができる。よって、エンドレス部23に代えてRFタグ22を検出することにより得られる作用効果が顕著に奏功される。
カバー13に覗き窓17が設けられている。したがって、例えば、リーダ19を除き窓からベルトコンベア12に向けた状態で、リーダ19によってRFタグ22を検出することができる。これにより、例えば、カバー13を取り外す必要がある範囲をより狭めること等ができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
ベルトコンベアシステム10がカバー13を備えていなくてもよい。
リーダ19がハンディリーダでなくてもよい。リーダ19が固定式であってもよい。
RFタグ22の弾性率が、ベルト本体21の弾性率よりも高くてもよい。
RFタグ22の対応周波数が、UHF帯でなくてもよい。
RFタグ22に、ベルトコンベア12についての情報やエンドレス部23についての情報が記憶されていなくてもよい。
RFタグ22が、エンドレス部23上に配置されていなくてもよい。RFタグ22の少なくとも一部が、エンドレス部23から、ベルト本体21の長手方向Lに沿って1m以内の範囲になくてもよい。
RFタグ22が、ベルト本体21の幅方向Wに複数配置されていなくてもよい。RFタグ22が、幅方向Wに1つだけ配置されていてもよい。
RFタグ22が、ベルト本体21の表面21aに固定されていなくてもよい。RFタグ22が、ベルト本体21の裏面(ベルト本体21の内周面)に固定されていてもよい。RFタグ22が、ベルト本体21に埋め込まれていてもよい。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
10 ベルトコンベアシステム
12 ベルトコンベア
13 カバー
17 覗き窓
19 リーダ
21 ベルト本体
21a 表面
22 RFタグ
23 エンドレス部
W 幅方向

Claims (13)

  1. エンドレス部が形成された無端帯状のベルト本体と、
    前記ベルト本体に設けられたRFタグと、を備えるベルトコンベア。
  2. 前記RFタグは、前記ベルト本体の表面に固定されている請求項1に記載のベルトコンベア。
  3. 前記RFタグは、前記ベルト本体の幅方向に複数配置されている請求項1または2に記載のベルトコンベア。
  4. 前記RFタグの少なくとも一部は、前記エンドレス部から、前記ベルト本体の長手方向に沿って1m以内の範囲にある請求項1から3のいずれか1項に記載のベルトコンベア。
  5. 前記RFタグは、前記エンドレス部上に配置されている請求項4に記載のベルトコンベア。
  6. 前記RFタグには、前記RFタグから最も近くに位置する前記エンドレス部についての情報が記憶されている請求項1から5のいずれか1項に記載のベルトコンベア。
  7. 前記RFタグには、前記ベルトコンベアについての情報が記憶されている請求項1から6のいずれか1項に記載のベルトコンベア。
  8. 前記RFタグの対応周波数は、UHF帯である請求項1から7のいずれか1項に記載のベルトコンベア。
  9. 前記RFタグの弾性率は、前記ベルト本体の弾性率以下である請求項1から8のいずれか1項に記載のベルトコンベア。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載のベルトコンベアと、
    前記RFタグを検出するリーダと、を備えているベルトコンベアシステム。
  11. 前記リーダは、可搬式である請求項10に記載のベルトコンベアシステム。
  12. 前記ベルトコンベアを覆うカバーを更に備える請求項10または11に記載のベルトコンベアシステム。
  13. 前記カバーに、作業者が前記カバーの外側から前記ベルトコンベアを視認するための覗き窓が設けられている請求項12に記載のベルトコンベアシステム。
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