JP2021088367A - 紙箱 - Google Patents

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JP2021088367A
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健人 水島
Kento Mizushima
健人 水島
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Toppan Inc
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Toppan Printing Co Ltd
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【課題】本発明の解決しようとする課題は、カバーフラップ製函タイプの紙箱において、特別な装置や材料を用いることなく、トレー状の本体側板とカバーフラップの側板との間の隙間を目立たなくした紙箱を提案するものである。【解決手段】前面板5と、底面板6と、右側面板8と、左側面板7と、背面板9とから構成されるトレー状の本体3と、本体の背面板から連設された蓋体4とからなる紙箱であって、前記蓋体は、前記背面板から連設された上面板10と、蓋前面板11と、蓋右側面板13と、蓋左側面板12とから構成され、前記背面板と前記上面板との間の折罫線hがヒンジ14を形成しており、前記蓋左右側面板には、前記ヒンジから、それぞれ対角線方向に至る切り欠き15が形成されており、該切り欠きは、S字状に凹んだ曲線状に形成されていることを特徴とする紙箱である。【選択図】図1

Description

本発明は紙箱に関し、トレー状の本体とこれに被さる蓋体とからなるカバーフラップ製函タイプの紙箱に関する。
紙箱は、さまざまな内容物を収納する容器として広く用いられている。トレー状の本体とこれに被さる蓋体とからなるカバーフラップ製函タイプの紙箱は、開閉が容易である上に、内容物が視認し易く、また内容物を取り出し易いため、一度には使い切らない医薬品や一つづつつまんで食べる菓子などの収納ケースとして用いられている。
特許文献1に記載された容器入りバターは、家庭用バターとして、少しづつ使う場合に適したバターである。このバターに用いられている紙容器は、カバーフラップ製函タイプの紙箱である。
従来のカバーフラップ製函タイプの紙箱は、トレー状の本体に被さる蓋体(カバーフラップ)の側板の付け根位置にアール形状や、直線状の切り欠きを設けて、蓋を閉める時に蓋の側板の角が引っ掛からないようにしていた。特許文献1に記載された紙容器では、45度に近い斜めの直線状の切り欠きが設けられている。
このようなカバーフラップの側板は、蓋を閉じた時にトレー状の本体側板との間に隙間ができやすく、外観的にあまり好ましくないものであるため、従来いくつかの対策がなされて来た。その一つは、カバーフラップの側板に突起形状を設けて、これをトレー側板に設けた切込みに押し込む方法である。この方法は隙間の発生を積極的にかつ確実に防止する効果があるが、内容物を充填する際に押し込み装置・機構が必要であるため装置スペースが必要となり、装置の費用もかかるという問題の他、そもそも内容物とトレー本体との間に隙間がないと突起を押し込むことが出来ないという問題もあった。
カバーフラップの側板と、トレー状の本体側板との間の隙間を防止する他の方法として、ジッパーやミシン目つなぎを用いた開封構造とする方法がある。この方法でも、隙間の発生を積極的に防止することが出来るが、開封部をホットメルト固定する必要があり、ホットメルト装置が必要になるという問題がある。また、ジッパーやミシン目の切断強度を上げると開封し難くなり、逆に下げ過ぎると打ち抜き・梱包工程や納品輸送、カートナー上で破れる危険性が高くなるという問題があり、切断強度の設定が非常に難しいという問題があった。
カバーフラップの側板と、トレー状の本体側板との間の隙間を防止する他の方法として、紙箱全体をシュリンク包装するという手段がある。この方法によれば、シュリンク包装機やシュリンクトンネルが必要となるため、装置スペースが必要となり設備費用が掛かり、また包材コストも上がる。さらにこの方法では、シュリンク包装を除去して一旦開封した後は、従来と何ら変わらないという問題もある。
特開2017−158588号公報
本発明の解決しようとする課題は、カバーフラップ製函タイプの紙箱において、特別な装置や材料を用いることなく、トレー状の本体側板とカバーフラップの側板との間の隙間を目立たなくした紙箱を提案するものである。
上記の課題を解決するための手段として、本発明の実施形態は、前面板と、底面板と、右側面板と、左側面板と、背面板とから構成されるトレー状の本体と、本体の背面板から連設された蓋体とからなる紙箱であって、前記蓋体は、前記背面板から連設された上面板と、蓋前面板と、蓋右側面板と、蓋左側面板とから構成され、前記背面板と前記上面板との間の折罫線がヒンジを形成しており、前記蓋左右側面板には、前記ヒンジから、それぞれ対角線方向に至る切り欠きが形成されており、該切り欠きは、S字状に凹んだ曲線状に形成されていることを特徴とする紙箱である。
本発明に係る紙箱は、蓋側面板にS字状の凹みを持った切り欠きを設けたことにより、本体側面板と、蓋側面板との間の隙間が目立たなくなった。
本発明の実施形態における紙箱は、蓋側面板の切り欠きの形状を従来の下に凸状の曲線形状や、下に凸状の直線形状ではなく、本体側面板と、蓋側面板との間の隙間が最も目立つ位置にS字状に凹んだ曲線状の凹みを形成したことにより、本体側面板と蓋側面板との間の隙間が目立たなくなった。
図1は、本発明に係る紙箱の一実施態様を示した斜視図である。 図2は、図1に示した紙箱の蓋体を開いた状態を示した斜視図である。 図3は、図1に示した紙箱のブランクシートを紙表(箱の外側)から見た状態を示した平面図である。 図4は、従来の紙箱の一例を示した斜視図である。 図5は、カバーフラップ製函タイプの紙箱を底から見た時の本体側面板と蓋側面板との間の隙間を比較した説明図であり、図5(a)は、本発明の紙箱の場合を、図5(b)は、従来の紙箱の場合をそれぞれ示したものである。
以下図面を参照しながら、本発明に係る紙箱について詳細に説明する。図1は、本発明に係る紙箱の一実施態様を示した斜視図である。図2は、図1に示した紙箱の蓋体を開いた状態を示した斜視図である。図3は、図1に示した紙箱のブランクシートを紙表(箱の外側)から見た状態を示した平面図である。また図4は、従来の紙箱の一例を示した斜視図である。
本発明に係る紙箱は、前面板5と、底面板6と、右側面板8と、左側面板7と、背面板9とから構成されるトレー状の本体3と、本体の背面板から連設された蓋体4とからなる紙箱であって、蓋体4は、前記背面板9から連設された上面板10と、蓋前面板11と、蓋右側面板13と、蓋左側面板12とから構成されている。背面板9と上面板10との間の折罫線hがヒンジ14を形成しており、蓋体4は、このヒンジ14によって開閉できるようになっている。
図3のブランクシート2について説明する。ブランクシート2は、本発明に係る紙箱の一実施態様におけるブランクシートであり、紙表すなわち紙箱の外側となる側から見た平面図である。トレー状の本体3となる部分は、底面板6と、底面板6から折罫線aを介して連設された左側面板7と、底面板6から折罫線bを介して連設された前面板5と、底面板6から折罫線cを介して連設された右側面板8と、底面板6から折罫線dを介して連設された背面板9とから構成されている。
これら5枚の板は、前面板5から折罫線m、nを介して連設された2枚の糊代フラップと、背面板9から折罫線e、fを介して連設された2枚の糊代フラップを糊付けすることでトレー状となる。
蓋体4は、背面板9から折罫線hを介して連設された上面板10と、上面板10から折罫線jを介して連設された蓋前面板11と、上面板10から折罫線gを介して連設された蓋左側面板12と、上面板10から折罫線iを介して連設された蓋右側面板13とから構成されている。これら3枚の板は、蓋左側面板12から折罫線kを介して連設された糊代フラップと、蓋右側面板13から折罫線lを介して連設された糊代フラップの2枚の糊代フラップを糊付けすることで蓋体4となる。
図中、折罫線はすべて山折罫線であり、一点鎖線は通常の折罫線を、破線は切込入り折罫線を示している。切込入り折罫線は、通常の折罫線でも良い。
蓋左右側面板12、13には、ヒンジ14から、それぞれ対角線方向に至る切り欠き15が形成されており、切り欠き15は、S字状に凹んだ曲線状に形成されていることを特徴とする。
本発明に係る紙箱のように、トレー状の本体3とこれに被さる蓋体4とからなる紙箱は一般にカバーフラップ製函タイプの紙箱と呼ばれている。この紙箱は、蓋体4がヒンジ14を回転軸として大きく開くので、内容物を取り出し易いという特徴を持っている。このタイプの紙箱の唯一の欠点は、蓋体4を閉じた時に蓋側面板と本体との間の隙間が目立つ点である。
図5は、カバーフラップ製函タイプの紙箱を底から見た時の本体側面板と蓋側面板との間の隙間16を比較した説明図であり、図5(a)は、本発明の紙箱の場合を示したものであり、図5(b)は、従来の紙箱の場合を示したものである。本発明に係る紙箱1では、蓋側面板の、最も隙間16が大きく見える部分の切り欠きにS字状の凹みを設けたことにより、本体側面板と蓋側面板との間の隙間が目立たなくなり、外観的に優れたものとなった。
図5に示した比較において、本体側面板と蓋側面板の間の隙間を実際に測定したところ、従来の紙箱においては、隙間が最大2mmであったが、本発明の紙箱においては、1mmであった。
本発明の紙箱に使用する紙基材としては、通常紙箱に用いられるマニラボール紙、白ボール紙、コートボール紙、チップボール紙等の270〜450g/m程度の板紙や、両面カード紙、裏白ボール紙、アイボリー紙等の坪量260〜450g/m程度の板紙類を用いることができるが、特に限定されるものではない。
1・・・本発明の紙箱
2・・・ブランクシート
3・・・トレー状の本体
4・・・蓋体
5・・・前面板
6・・・底面板
7・・・左側面板
8・・・右側面板
9・・・背面板
10・・・上面板
11・・・蓋前面板
12・・・蓋左側面板
13・・・蓋右側面板
14・・・ヒンジ
15・・・切り欠き
16・・・隙間
20・・・従来の紙箱

Claims (1)

  1. 前面板と、底面板と、右側面板と、左側面板と、背面板とから構成されるトレー状の本体と、本体の背面板から連設された蓋体とからなる紙箱であって、
    前記蓋体は、前記背面板から連設された上面板と、蓋前面板と、蓋右側面板と、蓋左側面板とから構成され、前記背面板と前記上面板との間の折罫線がヒンジを形成しており、
    前記蓋左右側面板には、前記ヒンジから、それぞれ対角線方向に至る切り欠きが形成されており、該切り欠きは、S字状に凹んだ曲線状に形成されていることを特徴とする紙箱。
JP2019217822A 2019-12-02 2019-12-02 紙箱 Pending JP2021088367A (ja)

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