JP2021087123A - Image forming apparatus and method for controlling image forming apparatus, and program - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、画像形成装置およびその制御方法に関し、特に、印刷媒体に対する画像形成位置を調整する画像形成装置およびその制御方法に関する。画像形成装置は、複写機、プリンタ、FAX、およびその他の画像形成に係る機能を備えた装置として用いられる。 The present invention relates to an image forming apparatus and a control method thereof, and more particularly to an image forming apparatus for adjusting an image forming position with respect to a print medium and a control method thereof. The image forming apparatus is used as a copier, a printer, a fax machine, and other devices having functions related to image forming.
従来、印刷媒体(例えば、用紙、シート)上の意図した位置に画像が形成されるように、印刷媒体に対する印刷位置(画像形成位置)を調整する画像形成装置が知られている。このような装置は、例えば、両面印刷において印刷位置を調整することで、印刷媒体のオモテ面とウラ面の画像の印刷位置を揃えることができる。また、このような装置は、予め罫線などが印刷された印刷場体(プレプリント紙など)に画像を印刷する場合に印刷位置を調整することで罫線と重ならないように画像を印刷することができる。 Conventionally, an image forming apparatus has been known that adjusts a printing position (image forming position) with respect to a printing medium so that an image is formed at an intended position on a printing medium (for example, paper or sheet). In such a device, for example, by adjusting the printing position in double-sided printing, the printing positions of the images on the front side and the back side of the printing medium can be aligned. Further, such a device can print an image so that it does not overlap with the ruled line by adjusting the printing position when printing the image on a printing place (preprinted paper or the like) on which the ruled line is printed in advance. it can.
印刷位置を調整する方法としては、例えば、表裏調整用マークを用紙に形成し、表裏調整用マークをスキャンし、スキャン結果に基づいて取得した補正量を印刷時に適用する方法が挙げられる(特許文献1)。特許文献1に開示された画像形成装置は、例えば、表裏調整用マークの設計値に対するずれ量から補正値を算出し、補正値に基づき両面の画像形成位置を調整することによって画像の表裏調整を行う。
Examples of the method of adjusting the print position include a method of forming a front / back adjustment mark on paper, scanning the front / back adjustment mark, and applying a correction amount obtained based on the scan result at the time of printing (Patent Documents). 1). The image forming apparatus disclosed in
また、特許文献1では、用紙名称ごとに該坪量や材質を記録管理する用紙ライブラリと呼ばれるデータベースを用いて、該用紙ライブラリに記録された用紙名称別の用紙データに対して該補正量を登録しておくことができる。用紙データごとに補正量を登録しておくと、給紙段に用紙をセットし、給紙段と用紙データの対応付けを行うだけで、該給紙段を用いて印刷する際に、用紙データに登録された補正量を反映した印刷をおこなうことができる。
Further, in
ところで、特許文献1のような用紙ライブラリを採用する画像形成装置は、用紙データに対して用紙サイズ情報をあえて設定せずに利用してもよい。例えば、A4用紙がセットされた給紙段1とA3用紙がセットされた給紙段2に用紙サイズが未指定の同一の用紙データを設定してもよい。この利用方法では、用紙サイズ以外の属性が同じ用紙を1つの用紙データで容易に管理できるといったメリットがある。
By the way, an image forming apparatus that employs a paper library as in
しかしながら、用紙データに印字位置ずれの補正量を登録して利用する場合は、用紙サイズを特定できていることが望ましい。なぜならば、印字位置ずれ量はカット紙毎のカット形状に起因する補正量であるため、サイズ違いの用紙のように、異なるカット方法でカットされた用紙に同一の補正量を適用すると印字位置ずれの悪化を招く虞があるからである。 However, when registering the correction amount for print position deviation in the paper data and using it, it is desirable that the paper size can be specified. This is because the amount of print misalignment is the amount of correction caused by the cut shape of each cut paper, so if the same amount of correction is applied to paper cut by different cutting methods, such as paper of different sizes, the amount of print misalignment will occur. This is because there is a risk of worsening.
本発明の目的は、用紙属性データに登録された印字位置ずれの補正を適切に行うことのできる画像形成装置を提供することである。特に、印字位置ずれの補正量と用紙サイズが対応した関係となるように用紙データが管理される画像形成装置を提供することである。 An object of the present invention is to provide an image forming apparatus capable of appropriately correcting a print position deviation registered in paper attribute data. In particular, it is an object of the present invention to provide an image forming apparatus in which paper data is managed so that a correction amount of print position deviation and a paper size have a corresponding relationship.
本発明は、格納されている用紙を用紙サイズ情報と用紙属性データを用いて管理可能な用紙格納部を備える画像形成装置において、用紙サイズ情報が設定されていない一の用紙属性データに対して印字位置の調整値を登録するイベントが発生したことにしたがって、前記一の用紙属性データに基づき作成された更なる用紙属性データであって前記調整値と一の用紙サイズが登録された用紙属性データを取得する手段を有することを特徴とするものである。 According to the present invention, in an image forming apparatus including a paper storage unit capable of managing stored paper using paper size information and paper attribute data, printing is performed on one paper attribute data for which paper size information is not set. According to the occurrence of the event for registering the position adjustment value, the further paper attribute data created based on the one paper attribute data and the paper attribute data in which the adjustment value and one paper size are registered are input. It is characterized by having a means for obtaining it.
本発明によれば、用紙属性データに登録された印字位置ずれの補正を適切に行うことのできる画像形成装置を提供できる。特に、印字位置ずれの補正量と用紙サイズが対応した関係となるように用紙データが管理される画像形成装置を提供できる。 According to the present invention, it is possible to provide an image forming apparatus capable of appropriately correcting the print position deviation registered in the paper attribute data. In particular, it is possible to provide an image forming apparatus in which paper data is managed so that the correction amount of print position deviation and the paper size have a corresponding relationship.
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。なお、本発明を実現するための構成はここに記載された構成のみに限定されるものではない。同様の効果を得られる範囲で記載された構成の一部を省略または均等物に置き換えてもよい。 Hereinafter, embodiments for carrying out the present invention will be described with reference to the drawings. The configuration for realizing the present invention is not limited to the configuration described here. Some of the configurations described to the extent that similar effects can be obtained may be omitted or replaced with equivalents.
<画像形成システム>
本発明の実施するための前提となる構成の一例として、複数の装置からなる画像形成システムを説明する。
<Image formation system>
An image forming system including a plurality of devices will be described as an example of a configuration that is a prerequisite for carrying out the present invention.
図1は、画像形成システムのハードウェア概略構成を表すブロック図である。図1に示すように、本実施例に係る画像形成システムは、印刷装置100(画像形成装置、MFP)と、ホストコンピュータ101(情報処理装置、PC)から構成される。また印刷装置100、ホストコンピュータ101らは、それぞれ通信回線105(例えばLAN)によって互いに通信可能に接続されている。なお、本実施例の画像形成システムでは、ホストコンピュータ101と印刷装置100を1対1で接続させているが、各々の装置が複数台接続された画像形成システムであってもよい。
FIG. 1 is a block diagram showing a schematic hardware configuration of an image forming system. As shown in FIG. 1, the image forming system according to the present embodiment includes a printing device 100 (image forming device, MFP) and a host computer 101 (information processing device, PC). Further, the
ホストコンピュータ101は不図示の入力装置によるオペレータからの入力情報を取得し、印刷装置100に送信するプリントジョブを作成し、印刷装置100へ送信することができる。
The
印刷装置100は、コントローラボード110と、操作パネル120と、スキャナ130と、給紙装置140と、プリンタエンジン150と読取装置160とを備える。印刷装置100の各構成は、バス116を介して互いに通信可能に接続されている。
The
コントローラボード110は、各種データ処理を行い、印刷装置100の動作を制御する制御部である。操作パネル120は、情報を表示するLCDと、タッチ操作を検知するタッチンセンサであり、タッチパネル方式でオペレータからの各種操作を受け付ける操作部である。スキャナ130は、光学センサを用いて原稿文書をスキャンし、スキャン画像データを取得する読取部である。給紙装置140は、複数の給紙段から構成される給紙部(用紙格納部)である。各給紙段には、各種印刷用紙を収容しておくことが可能である。各給紙段は、給紙段内に用紙が載置されているか否かを判断する不図示のセンサを有しており、用紙が載置されていた場合、収納された用紙の最上位の用紙一枚のみを分離し、プリンタエンジン150へと搬送することが可能である。プリンタエンジン150は、画像データを印刷用紙に物理的に印刷する画像形成部である。読取装置160は、プリンタエンジン150によって印刷された印刷結果170を読み取って、コントローラボード110にフィードバックする制御を行う。読取装置160の詳細は図3を用いて後述する。
The
<コントローラ>
次にコントローラボード110の構成について説明する。I/O制御部111は、外部ネットワークとの通信制御を行う通信部である。ROM112は、各種制御プログラムを記憶するメモリである。RAM113は、ROM112に記憶された制御プログラムを読み出して記録するメモリである。CPU114は、RAM113に読み出された制御プログラムを実行し、画像信号や各種デバイスを統括的に制御するプロセッサである。HDD115は、画像データやプリントデータなどの大容量のデータを一時的あるいは長期的に保持する目的で使用される記憶媒体である。各モジュールはそれぞれシステムバス116を介して互いに接続される。さらにシステムバス116は、コントローラボックスと印刷装置100内の各デバイスとを互いに接続している。なおRAM113はCPU114の主メモリ、ワークメモリとしても機能する。また制御プログラムおよびオペレーティングシステムはROM112の他にもHDD115にも格納される。さらに、図示しないNVRAMを有し、操作パネル120からの印刷装置モード設定情報を記憶するようにしてもよい。
<Controller>
Next, the configuration of the
<プリンタエンジン>
次にプリンタエンジン150の構成について説明する。画像形成部151は、現像ユニット152、感光体ドラム153、転写ベルト154を備える。画像形成部151は、コントローラボード110によって生成された画像データに従い、現像ユニット152を用いて感光体ドラム153の周囲上にトナー像を形成し、転写ベルト154上に搬送された印刷用紙に形成されたトナー像を転写する。画像形成部151の詳細については図2用いて後述する。定着ユニット155は、画像形成部151によって印刷用紙に転写されたトナー像を定着させる。定着ユニット155は不図示の加圧ローラーと加熱ローラーを備え、各ローラーの間を用紙が通過することにより、トナーを溶融・圧着することで印刷用紙にトナー像を定着させる。
<Printer engine>
Next, the configuration of the
図2は、画像形成部151の構成を示した模式図である。図示するように、現像ユニット152は感光体ドラム153に対向して配置されており、その内部は垂直方向に延在する隔壁201によって現像室202と撹拌室203とに区画されている。現像室202には矢印方向に回転する非磁性の現像スリーブ204が配置されており、この現像スリーブ204内部にはマグネット205が固定配置されている。現像スリーブ204はブレード206によって層厚規制された二成分現像剤(磁性キャリアと非磁性トナーを含む)の層を担持搬送し、感光体ドラム153と対向する現像領域で現像剤を感光体ドラム153に供給して感光体ドラム153上の静電潜像を現像する。現像効率、即ち静電潜像へのトナーの付与率を向上させるために、現像スリーブ204には直流電圧を交流電圧に重畳した現像バイアス電圧が印加されている。現像室202及び撹拌室203にはそれぞれ現像剤撹拌スクリュー207及び208が配置されている。スクリュー207は現像室202中の現像剤を撹拌搬送する。スクリュー208は、トナー補給槽210のトナー排出口211から搬送スクリュー212の回転によって供給されたトナー213と既に現像ユニット152内にある現像剤214とを撹拌搬送し、トナー濃度を均一化する。なお、隔壁201には、図2における手前側と奥側の端部において現像室202と撹拌室203とを相互に連通させる現像剤通路(図示せず)が形成されている。現像によってトナーが消費されてトナー濃度の低下した現像室202内の現像剤は、スクリュー207、208の搬送力により、一方の現像剤通路から撹拌室203内へ移動される。そして撹拌室203内でトナー濃度の回復した現像剤は、他方の現像剤通路から現像室202内へ移動されるように構成されている。
FIG. 2 is a schematic view showing the configuration of the
感光体ドラム153は図示矢印方向に回転駆動される。感光体ドラム153の周辺には、感光体ドラム153を一様に帯電する一次帯電器220、現像ユニット152、現像された可視トナー像を印刷用紙へ転写する転写帯電器221、ドラムクリーナ222が感光体ドラム回転方向に順次配設されている。
The
また、感光体ドラム153の上方には像露光装置223が設けられている。像露光装置223は、半導体レーザ、ポリゴンミラー、反射鏡等からなり、コントローラボード110によってデジタル信号に変換された画像に対応するデジタル画素信号(ビデオデータ)の入力を受けて、信号に対応して変調されたレーザビームを照射する。像露光装置223は、前記レーザビームを一次帯電器220と現像ユニット152との間で感光体ドラム153の母線方向に走査するよう照射し、感光体ドラム153のドラム面を露光して静電潜像を形成するようになっている。その後、感光体ドラム153が回転することで、静電潜像が現像ユニット152によって可視トナー像に現像される。
An
感光体ドラム153の下部には、印刷用紙を図示矢印で示す方向に搬送する無端状の転写ベルト154が複数のローラー間に架張されて配置される。給紙装置140から給紙された印刷用紙は、転写ベルト154の右側から送給され、転写ベルト154を挟んで対向設置される吸着帯電器230の作用により、転写ベルト154に担持され、左側へ搬送される。印刷用紙が感光体ドラム153と転写帯電器221の間を通過する際、転写帯電器221の作用により、感光体ドラム153上に現像された可視トナー像が印刷用紙へ転写される。トナー像が転写された印刷用紙は、除電用帯電器231によって転写ベルト154から分離され、不図示の定着ユニット155へ搬送される。なお印刷用紙へのトナー転写後に感光体ドラム153上に残存するトナーはドラムクリーナ222により除去される。
An
<給紙装置>
図3は、プリンタエンジン150および用紙搬送路上における読取装置160の断面図を表したものである。プリンタエンジン150は、給紙装置140として機能する給紙段1(140−1)、給紙段2(140−2)、給紙段3(140−3)、給紙段4(140−4)、給紙段5(140−5)を有する。給紙段1には例えばA4用紙が、給紙段2に例えばA3用紙をセットされる。そして、実行する印刷内容にあわせて、対応する用紙を持つ給紙段から用紙が給紙される。給紙された用紙は、用紙搬送経路316を通って上面にトナーが転写され、その後、定着ユニット155によりトナーが定着される。片面印刷時において、用紙はそのままプリンタエンジン150の機外に排出される。本例では読取装置160が接続されているため、読取装置160が持つ用紙搬送路313へ搬送される。両面印刷時において、用紙は両面搬送経路317に搬送され、反転後、用紙搬送経路316に戻りウラ面に印刷後、読取装置160上の用紙搬送路313へと搬送される。
<Paper feed device>
FIG. 3 shows a cross-sectional view of the
<読取装置>
読取装置160は、読み取りコントローラ部310、紙検知センサ311、ラインセンサ312を有する。読み取られるべき印刷物(調整用画像が形成された用紙)は、用紙搬送路313上を通り、紙検知センサ311で印刷物の検知を行う。用紙搬送路313は黒い紙搬送ベルト(搬送手段)で構成されている。紙検知センサ311は黒い紙搬送ベルトを用いることで用紙搬送路313を通過する白い印刷物の紙端を捉えて、印刷物の有無を検知する。
<Reading device>
The
また、この紙検知センサ311は紙搬送方向と垂直な方向に複数並んで設置されており、それぞれの位置で印刷物の有無を検知し、通過時間を求める。読み取りコントローラ部310は各紙検知センサ311から送られる印刷物の有無の変化情報と印刷物の先頭の紙端の通過時間をもとに、紙搬送ベルトの搬送速度から印刷物の斜行角度を計算する。次に、紙の有無を検知した信号をトリガーにして、読み取りコントローラ部310はラインセンサ312を制御して印刷物の画像データを読み取る。このラインセンサ312はオモテ面とウラ面を読取可能なように用紙搬送路に対して上下に2つ設置されている。そして、先に計算した印刷物の斜行角度とラインセンサで読み取った画像データに含まれる調整用マークから算出した補正値情報をコントローラボード110に送信する。
Further, a plurality of the
(実施例1)
図1から図3において説明した構成を備える画像形成システムにおいて、実施例1では用紙サイズ未指定の用紙プロファイルに対して印字位置ずれの調整値が手動入力されるイベントが発生する。そして、このイベントにおいて実施例1では用紙サイズが指定された用紙プロファイルの作成が行われる。
(Example 1)
In the image forming system having the configurations described with reference to FIGS. 1 to 3, in the first embodiment, an event occurs in which the adjustment value of the print position deviation is manually input to the paper profile in which the paper size is not specified. Then, in this event, in the first embodiment, a paper profile in which the paper size is specified is created.
<利用シーケンス>
まず、図17を用いて本実施例の全体の流れを説明する。図17は、サイズ未指定の用紙プロファイルに印字位置ずれ量を入力する際のシーケンス図である。図17に示すように、本実施例では、ユーザ、印刷装置100、ホストコンピュータ101の間で主だったやりとりが行われる。
<Usage sequence>
First, the overall flow of this embodiment will be described with reference to FIG. FIG. 17 is a sequence diagram when the amount of print position deviation is input to the paper profile of which the size is not specified. As shown in FIG. 17, in this embodiment, the main exchanges are performed between the user, the
ステップ1701(以後S1701等と表記する)において、用紙プロファイルの登録指示をおこなうと、S1702において、印刷装置100は、用紙サイズが未指定の用紙プロファイルAを登録する。
When the paper profile registration instruction is given in step 1701 (hereinafter referred to as S1701 or the like), the
S1703において、ユーザが給紙段に登録する指示をおこなうと、S1704において、印刷装置100は、用紙プロファイルAを給紙段1および給紙段2に登録する。このとき、用紙プロファイルAはサイズが未指定なので、給紙段1および給紙段2で併用することができる。
In S1703, when the user gives an instruction to register in the paper feed stage, in S1704, the
S1705において、ユーザは用紙プロファイルAについて、印字位置ずれ量の入力指示をおこなう。この際、用紙のサイズ情報の入力が必須となる。ここではA4サイズが指定される。 In S1705, the user gives an input instruction for the amount of print position deviation for the paper profile A. At this time, it is essential to input the paper size information. Here, A4 size is specified.
S1706において、印刷装置100は、用紙プロファイルAを複製(例えば「ABC製紙 リサイクル1」)し、用紙プロファイルB(例えば「ABC製紙 リサイクル1_A4」)を作成する。
In S1706, the
S1707において、印刷装置100は、入力された印字位置ずれ量を用紙プロファイルBに適用し、情報を更新する。
In S1707, the
S1708において、印刷装置100は、用紙プロファイルAが登録された給紙段であって、印字位置ずれ量の入力時に入力されたサイズ(ここではA4)が登録された給紙段を探索する。ここでは、給紙段1が該当するため、給紙段1に用紙プロファイルBを登録する。
In S1708, the
S1709において、用紙プロファイルAについて、印字位置ずれ量の入力指示をおこなう。この際、用紙のサイズ情報の入力が必須となる。ここではA3サイズが指定される。 In S1709, the paper profile A is instructed to input the amount of print position deviation. At this time, it is essential to input the paper size information. Here, A3 size is specified.
S1710において、印刷装置100は、用紙プロファイルA(例えば「ABC製紙 リサイクル1」)を複製し、用紙プロファイルC(例えば「ABC製紙 リサイクル1_A3」)を作成する。
In S1710, the
S1711において、印刷装置100は、入力された印字位置ずれ量を用紙プロファイルCに適用し、情報を更新する。
In S1711, the
S1712において、印刷装置100は、用紙プロファイルAが登録された給紙段であって、印字位置ずれ量の入力時に入力されたサイズ(ここではA3)が登録された給紙段を探索する。ここでは、給紙段2が該当するため、給紙段2に用紙プロファイルCを登録する。
In S1712, the
本実施例では、以上のようにして、用紙プロファイルおよび給紙段の登録が行われる。そして、この登録された情報を用いて、以下のように画像形成が行われる。 In this embodiment, the paper profile and the paper feed stage are registered as described above. Then, using this registered information, image formation is performed as follows.
S1713において、ユーザは、給紙段1を指定する印刷ジョブ1と給紙段2を指定する印刷ジョブ2の実行指示をホストコンピュータ101に対しておこなう。
In S1713, the user gives an execution instruction to the
S1714において、ホストコンピュータ101は、印刷ジョブ1、印刷ジョブ2を印刷装置100に送信する。
In S1714, the
S1715において、印刷装置100は、給紙段1の用紙を用いて印刷ジョブ1を実行する。この際、給紙段1に登録された用紙プロファイルBが読み出され、その印字位置ずれ量が印刷ジョブ1の実行に適用される。
In S1715, the
S1716において、印刷装置100は、給紙段2の用紙を用いて印刷ジョブ2を実行する。この際、給紙段2に登録された用紙プロファイルCが読み出され、その印字位置ずれ量が印刷ジョブ2の実行に適用される。
In S1716, the
S1717において、印刷装置100は、印刷ジョブ1、印刷ジョブ2の実行で生成された成果物を提供する。
In S1717, the
<用紙ライブラリの編集>
印刷装置100で印刷に使用される用紙の情報(用紙プロファイル)は、オペレータ(ユーザ)によって用紙ライブラリと呼ばれるデータベースを用いて管理される。S1701、S1702のように用紙プロファイルの登録する場合、用紙ライブラリの編集が行われる。用紙ライブラリは、HDD115もしくはRAM113に保存され、各ソフトウェアモジュールにより必要に応じて読み出し・書き込みがなされる。用紙ライブラリの詳細な構成については、後述の図6を用いて説明する。
<Editing the paper library>
Information (paper profile) of paper used for printing in the
図4は、オペレータが用紙ライブラリへの操作を行うためのインタフェースを表す模式図である。画面400は、CPU114が操作パネル120に表示するインタフェース画面全体を表している。画面400は用紙リスト410と、新規追加ボタン420と、編集ボタン421と、削除ボタン422と、選択ボタン423を備える。
FIG. 4 is a schematic diagram showing an interface for the operator to operate the paper library. The
用紙リスト410は、用紙ライブラリに記憶された用紙をリスト表示する領域である。用紙リスト410において、各用紙に対し列411〜416に示すような用紙属性が付随情報として提示される。列411は各用紙の用紙名称を表す。用紙名称は、各用紙が互いに識別できるようにオペレータなどが指定する名称である。列412および列413はそれぞれ、各用紙における副走査方向用紙長および主走査方向用紙長を表す。列414は各用紙の坪量を表す。列415は各用紙のオモテ面性を表す。ここでオモテ面性とは用紙オモテ面の物理特性を表す属性で、例えば光沢性を上げるためのオモテ面コートがなされた「コート」や、オモテ面に凹凸のあるような「エンボス」などがある。列416は各用紙の色(用紙自体の色)を表す。操作パネル120上において、オペレータが用紙リスト410の任意の用紙が表示されている箇所に触れることで、その用紙を選択することが可能である。選択された用紙は、強調表示(太枠表示)される。図4では、一例として「XYZ製紙 カラー81」が選択されている様子が表されている。また用紙ライブラリに記録された用紙種類の数が、用紙リスト410に一度に表示できる数よりも多い場合、入りきらない用紙の情報は画面外に配置される。画面外の用紙の情報は、スクロールバー417を用いることで表示させることができる。
The
新規追加ボタン420で、用紙ライブラリに新しく用紙を追加するためのボタンである。編集ボタン421は、用紙リスト410において選択された用紙の用紙属性を編集するためのボタンである。削除ボタン422は、用紙リスト410において選択された用紙を用紙ライブラリから削除するためのボタンである。選択ボタン423は、用紙リスト410において選択された用紙を給紙段に登録するためのボタンである。
The
新規追加ボタン420を選択すると、登録用紙の用紙属性編集画面が表示され、属性情報の入力後、「ABC製紙 リサイクル1」という名称の用紙属性データを登録することができる。なお、本実施例では、S1701、S1702で説明したように、列412および列413の情報を空欄にした状態、すなわち、用紙サイズを指定せずに用紙属性データを登録することができる。
When the
用紙属性データを登録すると、用紙ライブラリの更新が行われる。図6は、HDD115などに保存される用紙ライブラリを表す模式図である。ここでは説明のため模式図を用いるが、実際には用紙ライブラリはXMLやCSVなどのデジタル情報で保存される。
When the paper attribute data is registered, the paper library is updated. FIG. 6 is a schematic diagram showing a paper library stored in the
行601〜605はそれぞれ、用紙ライブラリに登録された用紙ごとの情報欄である。列611〜629は各用紙に対し、オペレータにより指定された用紙属性を表している。列611は用紙名称を表す。列612〜615は用紙の物理的特性を示す用紙属性で、それぞれ副走査方向用紙長・主走査方向用紙長・坪量・オモテ面性を表す。列616は用紙の色、列617は用紙がプレプリント紙かどうかを表している。
列618および619は、それぞれ各用紙のオモテ面およびウラ面に対する印字位置ずれ量を表す。なお、用紙ライブラリ上で用紙属性データが新規登録されたばかりの場合や、用紙が登録されていても印字位置調整が行われていない場合などでは、印刷位置ずれ量として初期値が用いられる。ここでは、各項目の初期値は「0」である。また列620は、2次転写の電圧の調整値を表す。2次転写電圧は用紙の坪量およびオモテ面性などの特性によって、最適な電圧に微調整をすることで用紙上に適切な量のトナーが吸着される。
<給紙段の登録>
S1703、S1704のように給紙段の登録作業を行う場合、用紙種類の設定状況画面が用いられる。図9(a)は用紙種類の設定状況画面における印字位置ずれ量入力前の状況を表す図である。図9(b)は用紙種類の設定状況画面における印字位置ずれ量入力後の状況を表す図である。画面900は、給紙段情報901と、印字位置調整ボタン902、印字位置調整ボタン902、用紙登録ボタン903、自動調整ONボタン904、自動調整OFFボタン905により構成される。印字位置調整ボタン902、自動調整ONボタン904、自動調整OFFボタン905については本実施例の主旨ではないため説明を省略する。
<Registration of paper feed stage>
When registering the paper feed stage as in S1703 and S1704, the paper type setting status screen is used. FIG. 9A is a diagram showing a situation before inputting the amount of print position deviation on the paper type setting status screen. FIG. 9B is a diagram showing a situation after inputting the amount of print position deviation on the paper type setting status screen. The
給紙段情報901は、各給紙段に登録された用紙種類およびサイズの情報を表示する領域である。給紙段情報901は、給紙段1(140−1)〜給紙段5(140−5)についてそれぞれの情報領域を備える。情報領域906は給紙段1(140−1)についての情報領域であり、情報領域907は給紙段2(140−2)についての情報領域である。各情報領域には、各給紙段が備える用紙サイズ検知センサが検知した用紙サイズが登録されている。なお、用紙サイズ変更メニュー908を呼び出し、手動で用紙サイズを指定してもよい。いずれにせよ、用紙を用紙属性データと用紙サイズを用いて管理可能となってはじめて有効な給紙段として認識される。
The paper feed stage information 901 is an area for displaying information on the paper type and size registered in each paper feed stage. The paper feed stage information 901 includes information areas for the paper feed stage 1 (140-1) to the paper feed stage 5 (140-5). The
用紙登録ボタン903は、選択した給紙段に用紙種類を登録するためのボタンである。給紙段情報901から、所望の給紙段の情報領域を選択した後、用紙登録ボタン903が押下されると、用紙属性編集画面400が表示される。そして、選択ボタン423が押下されると、図9で選択した給紙段に図4で選択した用紙が情報領域に登録される。
The
図9(a)では、給紙段1(140−1)〜給紙段5(140−5)に対して順に、「ABC製紙 リサイクル1」、「ABC製紙 リサイクル1」、「DEF製紙 エンボス紙A−1」、「DEF製紙 コート紙P−1」、「XYZ製紙 カラー81」が登録されている。また、給紙段1〜給紙段5に対して順に、「A4」、「A3」、「12x18inch」、「A4」、「11x17inch」サイズの用紙がセットされている。すなわち、S1704で示したように、セットされる用紙のサイズが異なる給紙段(給紙段1、給紙段2)に対し、サイズが未指定の用紙プロファイル「ABC製紙 リサイクル1」が登録されている。
In FIG. 9A, “
<印字位置ずれ量の入力>
S1705のように印字位置ずれ量の手動入力を行う場合、用紙属性編集画面が用いられる。図5は、オペレータが用紙属性の編集を行うためのインタフェース画面を表す模式図である。画面500は、CPU114が操作パネル120に表示するインタフェース画面全体を表している。画面500は、画面400において、所望の用紙を選択後、編集ボタン421を選択することで表示される。
<Input of print position deviation amount>
When manually inputting the print position deviation amount as in S1705, the paper attribute editing screen is used. FIG. 5 is a schematic diagram showing an interface screen for the operator to edit the paper attributes. The
入力欄501〜入力欄504はそれぞれ、用紙名称・副走査方向用紙長・主走査方向用紙長・坪量の各用紙属性を入力するためのテキストボックスである。なお、入力欄502、503は自由に数値を入力可能だが、特定の数値の組み合わせが入力されると、定型サイズとして認識される。例えば、297mm×210mmの組み合わせの場合はA4サイズとして認識され、420mm×297mmの組み合わせの場合はA3サイズとして認識される。入力欄502、503に入力された特定の数値の組み合わせでない場合、不定形サイズとして認識される。 The input fields 501 to 504 are text boxes for inputting the paper attributes of the paper name, the sub-scanning direction paper length, the main scanning direction paper length, and the basis weight, respectively. Numerical values can be freely input in the input fields 502 and 503, but when a specific combination of numerical values is input, it is recognized as a standard size. For example, a combination of 297 mm × 210 mm is recognized as A4 size, and a combination of 420 mm × 297 mm is recognized as A3 size. If it is not a combination of specific numerical values input in the input fields 502 and 503, it is recognized as an irregular size.
テキストボックスへの入力は、不図示のソフトウェアキーボードや操作パネル120に備えられるテンキーなどによってなされる。入力欄505は、用紙のオモテ面性を指定するためのコンボボックスである。入力欄505では、あらかじめ登録された印刷装置100がサポート可能なオモテ面性のリストから一つを指定することが可能である。入力欄506は、用紙の色を指定するためのコンボボックスである。入力欄506では、あらかじめ登録された色のリストから一つを指定することが可能である。オペレータは入力欄506を用いて、用紙の色として最も近い色を一つ選択する。入力欄507は、前記用紙がプレプリント紙かどうかを指定するためのチェックボックスである。前記用紙がプレプリント紙である場合は、オペレータは入力欄507をチェックする。
Input to the text box is performed by a software keyboard (not shown), a numeric keypad provided on the
入力欄群509は、印刷位置ずれ量に関する各種パラメータを入力するための複数のテキストボックスである。
The
通知510は、印字位置ずれ量の登録する際に用紙長の入力(入力欄502、503への入力)を促すメッセージである。通知510は、例えば、入力欄群509に初期値以外の値が入力されており、且つ、入力欄502、503が空欄の場合に表示される。なお、これは一形態であり、通知510を常に表示する構成としてもよい。
The
編集終了ボタン520は、押下されるとその時点で入力された用紙属性が確定され、用紙ライブラリに保存される。本実施例では、印字位置ずれ量の入力にあわせて用紙長が編集された場合、元の用紙プロファイルから複製された用紙プロファイルに対して用紙属性が確定され、用紙ライブラリに保存される。
When the
なお、入力欄群509に初期値以外の値が入力されており、且つ、入力欄502、503が空欄の状態で、編集終了ボタン520が押下された場合、通知510を強調して画面500を再表示してもよい。また、入力欄群509に初期値以外の値が入力されており、且つ、入力欄502、503が空欄の状態では、編集終了ボタン520をグレーアウトする等して押下できなくしてもよい。
If a value other than the initial value is input to the
編集終了ボタン520は、押下される用紙属性が確定すると、画面500が閉じられ、用紙属性編集画面400へと戻る。
When the paper attribute to be pressed is confirmed, the
キャンセルボタン521は、用紙属性の編集処理を中止するボタンである。キャンセルボタン521が押下されると、用紙ライブラリを編集することなく画面500を閉じて用紙属性編集画面400へと戻る。
The cancel
ここで印字位置ずれ量とは、理想の印字位置からの位置ずれ量を表すもので、本実施例では直角補正量、台形補正量、斜行補正量、リード位置、サイド位置、主走査倍率、副走査倍率の項目から構成される。 Here, the print position shift amount represents the position shift amount from the ideal print position, and in this embodiment, the right angle correction amount, the keystone correction amount, the skew correction amount, the lead position, the side position, the main scanning magnification, and the like. It consists of items of sub-scanning magnification.
実際の印刷時には、印刷装置100は、これらの印字位置ずれ量や2次転写電圧調整量を基に、理想の濃度で、印字位置に印字されるよう印字位置ずれ量を打ち消すように調整し、印字する。直角補正量は、用紙に対する副走査方向と主走査方向の印字向きの直角度のずれ量を表し、一例として、副走査方向に印字された直線に対して理想的な垂線を算出し、その理想垂線と主走査方向に印字された直線とのずれ量を用いて表す。台形補正量は、用紙の伸縮のずれ量を表し、一例として、用紙に対する印字開始位置から副走査方向に副走査後端まで印字された直線と、用紙の主走査後端の位置から副走査方向に副走査後端まで印字された直線とのずれ量を用いて表す。リード位置・サイド位置は、それぞれ用紙に対する副走査方向・主走査方向の印字位置ずれ量を表す。リード位置は用紙搬送方向先頭の用紙端を起点とした画像の印字開始位置を、サイド位置は用紙搬送方向左側の用紙端を起点とした画像の印字開始位置を、変更することで調整される。具体的には、像露光装置223から感光体ドラム153へ照射するレーザビームの照射開始タイミングを調整することで実現される。副走査方向倍率は、副走査方向の画像長のずれ(理想の長さに対する倍率)を表す。副走査方向倍率は、具体的には転写ベルト154の駆動速度を制御することで調整される。主走査方向倍率は、主走査方向の画像長のずれ(理想の長さに対する倍率)を表す。主走査方向倍率は、具体的には像露光装置223においてデジタル画像信号からレーザビームに変調する際のレーザビームのクロック周波数を制御することで調整される。
At the time of actual printing, the
<制御フロー>
画面500の表示制御のフローについて説明する。図18は、調整値変更の受付処理におけるフローチャートの図である。なお、このフローチャートで示す制御はコントローラボード110によって実行される。詳細には、CPU114が、ROM112に格納されたプログラムをRAM113に展開して実行することで上述制御が実現される。
<Control flow>
The flow of display control of the
S1801において、コントローラボード110は、編集ボタン421が選択されたことを検知する。
In S1801, the
S1802において、コントローラボード110は、操作パネル120の表示部に用紙属性編集画面400を表示させる。
In S1802, the
S1803において、コントローラボード110は、入力欄501〜509への入力等、用紙属性の編集指示を受け付ける。
In S1803, the
S1804において、コントローラボード110は、編集終了ボタン520の押下を検知する。
In S1804, the
S1805において、コントローラボード110は、用紙サイズに依存する調整項目(例えば印字位置ずれ量)の変更があったか否かを確認する。そして、YESの場合は、S1806へ処理を進め、NOの場合は、S1810に処理を進める。なお、S1810において、コントローラボード110は編集内容を保存し、処理が終了する。
In S1805, the
S1806において、用紙属性として、用紙の長さ情報(副走査方向用紙長、主走査方向用紙長)が入力されているか否かを判定する。YESの場合、S1807へと処理を進め、NOの場合、S1802に処理を戻す。 In S1806, it is determined whether or not the paper length information (secondary scanning direction paper length, main scanning direction paper length) is input as the paper attribute. If YES, the process proceeds to S1807, and if NO, the process returns to S1802.
S1807において、コントローラボード110は、用紙サイズに依存する調整項目以外の編集(例えば、2次転写電圧調整欄である入力欄508の編集)があれば、これを一旦、用紙ライブラリに保存する。
In S1807, the
S1808において、コントローラボード110は、編集対象の用紙プロファイル(例えば「ABC製紙 リサイクル1」)を複製する。なお、用紙プロファイルを複製する際に元の用紙名称に「_用紙サイズ」を付加することで識別可能にしている。例えば、用紙長が210×297と入力された状態で、「ABC製紙 リサイクル1」が複製する場合、「ABC製紙 リサイクル1_A4」という名称の用紙プロファイルが作成される。そして、作成した用紙プロファイルに対し、用紙サイズに依存する調整項目(例えば印字位置ずれ量)の変更内容を適用し、用紙ライブラリに保存する。なお、用紙名称を登録する前にユーザに確認する画面を表示してもよい。
In S1808, the
S1809において、コントローラボード110は、作成した用紙プロファイルの登録先給紙段を探索する。対象となる給紙段は、複製元となった用紙プロファイルが登録されており、且つサイズ情報が合致する給紙段である。ここでは、「ABC製紙 リサイクル1」が「A4」サイズで給紙段1に登録されているため、給紙段1に「ABC製紙 リサイクル1_A4」を登録する。なお、給紙段を登録する前にユーザに確認する画面を表示してもよい。
In S1809, the
上述した制御をS1706、S1707、S1710、S1711に適用することで、用紙ライブラリの内容は例えば図6の上テーブルから下テーブルのように遷移する。すなわち、行601の用紙プロファイルである「ABC製紙 リサイクル1」に基づいて作成された行606の用紙プロファイル「ABC製紙 リサイクル1_A4」および行607の用紙プロファイル「ABC製紙 リサイクル1_A3」が追加された状態となる。また、図9(b)に示すように、用紙種類の設定状況画面が画面900から画面910に変化する。画面910では、情報領域906に設定されている用紙プロファイルが「ABC製紙 リサイクル1_A4」に変化し、情報領域907に設定されている用紙プロファイルが「ABC製紙 リサイクル1_A3」に変化している様子を確認することができる。
By applying the above-mentioned control to S1706, S1707, S1710, and S1711, the contents of the paper library transition from the upper table to the lower table in FIG. 6, for example. That is, the state in which the paper profile "ABC Paper Recycling 1_A4" of
<備考>
以上で説明したように、本実施例では、サイズ未指定の用紙プロファイルに対してサイズに依存する調整項目の入力が行われる場合に、用紙サイズの入力無しでは編集を完了できないようする。これにより、本実施例では、用紙サイズが未指定であるにもかかわらず用紙サイズに依存する調整項目を持つような適切でない用紙プロファイルが登録されないようになる。そのため、こうした適切でない用紙プロファイルを利用することによる画像不良の発生を抑制することができる。
<Remarks>
As described above, in the present embodiment, when the adjustment item depending on the size is input to the paper profile in which the size is not specified, the editing cannot be completed without inputting the paper size. As a result, in this embodiment, an inappropriate paper profile having adjustment items depending on the paper size is not registered even though the paper size is not specified. Therefore, it is possible to suppress the occurrence of image defects due to the use of such an inappropriate paper profile.
また、本実施例によれば、サイズ未指定の用紙プロファイルに対してサイズに依存する調整項目の入力が行われる場合に、用紙サイズの入力をユーザに促すことができる。 Further, according to the present embodiment, when the adjustment item depending on the size is input to the paper profile in which the size is not specified, the user can be prompted to input the paper size.
また、本実施例では、サイズ未指定の用紙プロファイルに対して、サイズに依存する調整項目の入力を行った場合に、用紙プロファイルを複製し、複製した用紙プロファイルに入力内容が反映される。これにより、本実施例によれば、サイズ未指定の用紙プロファイルを残るため、ユーザは必要に応じて、サイズ未指定の用紙プロファイルを利用することができる。 Further, in this embodiment, when the adjustment item depending on the size is input to the paper profile whose size is not specified, the paper profile is duplicated and the input contents are reflected in the duplicated paper profile. As a result, according to the present embodiment, the unspecified size paper profile remains, so that the user can use the unspecified size paper profile as needed.
また、本実施例では、用紙プロファイルを複製する際に、自動で用紙名称にサイズ情報を付加する。これにより、本実施例によれば、ユーザは、複製によって作成された類似する用紙プロファイルを識別することができる。 Further, in this embodiment, when the paper profile is duplicated, size information is automatically added to the paper name. This allows the user to identify similar paper profiles created by duplication, according to this embodiment.
また、本実施例では、用紙プロファイルを複製する際に、自動で登録先の給紙段を探索する。これにより、本実施例によれば、新しく作成された用紙プロファイルを給紙段に登録するユーザの手間を省くことができる。 Further, in this embodiment, when the paper profile is duplicated, the paper feed stage of the registration destination is automatically searched. As a result, according to the present embodiment, it is possible to save the user's trouble of registering the newly created paper profile in the paper feed stage.
(実施例2)
図1から図3において説明した構成を備える画像形成システムにおいて、実施例2では、用紙サイズ未指定の用紙プロファイルに対して画像計測に基づく印刷位置ずれ量の入力指示がなされるイベントが発生する。実施例2ではこのイベントにおいて、用紙サイズが指定された用紙プロファイルが作成される。
(Example 2)
In the image forming system having the configurations described with reference to FIGS. 1 to 3, in the second embodiment, an event occurs in which an input instruction for a print position deviation amount based on image measurement is given to a paper profile in which the paper size is not specified. In the second embodiment, a paper profile with a specified paper size is created at this event.
<利用シーケンス>
まず、図19を用いて本実施例の全体の流れを説明する。図19は、サイズ未指定の用紙プロファイルに画像計測に基づく印刷位置ずれ量を入力する際のシーケンス図である。図19に示すように、本実施例では、ユーザ、印刷装置100、ホストコンピュータ101の間で主だったやりとりが行われる。
<Usage sequence>
First, the overall flow of this embodiment will be described with reference to FIG. FIG. 19 is a sequence diagram when inputting a print position deviation amount based on image measurement to a paper profile whose size is not specified. As shown in FIG. 19, in this embodiment, the main exchanges are performed between the user, the
S1901〜S1904において、用紙プロファイルおよび給紙段の登録が行われる。これらの処理はS1701〜S1704と同様の処理であるため、詳細な説明を省略する。 In S1901 to S1904, the paper profile and the paper feed stage are registered. Since these processes are the same as those of S1701 to S1704, detailed description thereof will be omitted.
S1905において、ユーザは、給紙段1について印字位置ずれ量自動測定の指示をおこなう。この際、給紙段の指定が必須となる。ここでは用紙プロファイルA(例えば「ABC製紙 リサイクル1」)がA4サイズで登録された給紙段1が指定される。
In S1905, the user gives an instruction to automatically measure the print position deviation amount for the
S1906において、印刷装置100は、指定された給紙段からA4サイズの用紙を給紙し、調整用画像の印刷をおこなう。
In S1906, the
S1907において、印刷装置100は、印刷された調整用画像の読取処理をおこなう。印刷された調整用画像は、読取装置160に搬送されてそこで読み取られるか、あるいは、印刷装置100から排出された後、ユーザによってスキャナ130にセットされ、読み取られる。
In S1907, the
S1908において、印刷装置100は、調整用画像の読取結果を操作パネル120に表示する。ここでは、読取結果として読み取られた調整用画像の画像を表示してもよいし、読取結果に基づき得られたパラメータを表示してもよい。
In S1908, the
S1909において、ユーザは、読取結果を確認後、得られた調整値の反映指示をおこなう。なお、S1908およびS1909の工程については省略してもよい。すなわち、調整用画像の読取に続けて、得られた印字位置ずれ量を自動で反映するように処理をすすめてもよい。 In S1909, after confirming the reading result, the user gives an instruction to reflect the obtained adjustment value. The steps of S1908 and S1909 may be omitted. That is, following the reading of the adjustment image, the process may be promoted so as to automatically reflect the obtained print position deviation amount.
S1910において、印刷装置100は、用紙プロファイルA(例えば「ABC製紙 リサイクル1」)を複製し、用紙プロファイルB(例えば「ABC製紙 リサイクル1_A4」)を作成する。
In S1910, the
S1911において、印刷装置100は、取得した印字位置ずれ量を用紙プロファイルBに適用し、情報を更新する。
In S1911, the
S1912において、印刷装置100は、調整用画像の印刷に用いた給紙段である給紙段1に用紙プロファイルBを登録する。
In S1912, the
S1913において、ユーザは、給紙段2について、印字位置ずれ量自動測定の指示をおこなう。この際、給紙段の指定が必須となる。ここでは用紙プロファイルAがA3サイズで登録された給紙段2が指定される。
In S1913, the user gives an instruction to automatically measure the print position deviation amount for the
S1914において、印刷装置100は、指定された給紙段からA3サイズの用紙を給紙し、調整用画像の印刷をおこなう。
In S1914, the
S1915において、印刷装置100は、印刷された調整用画像の読取処理をおこなう。印刷された調整用画像は、読取装置160に搬送されてそこで読み取られるか、あるいは、印刷装置100から排出された後、ユーザによってスキャナ130にセットされ、読み取られる。
In S1915, the
S1916において、印刷装置100は、調整用画像の読取結果を操作パネル120に表示する。ここでは、読取結果として読み取られた調整用画像の画像を表示してもよいし、読取結果に基づき得られたパラメータを表示してもよい。
In S1916, the
S1917において、ユーザは、読取結果を確認後、得られた調整値の反映指示をおこなう。なお、S1916およびS1917の工程については省略してもよい。すなわち、調整用画像の読取に続けて、得られた印字位置ずれ量を自動で反映するように処理をすすめてもよい。 In S1917, after confirming the reading result, the user gives an instruction to reflect the obtained adjustment value. The steps of S1916 and S1917 may be omitted. That is, following the reading of the adjustment image, the process may be promoted so as to automatically reflect the obtained print position deviation amount.
S1918において、印刷装置100は、用紙プロファイルA(例えば「ABC製紙 リサイクル1」)を複製し、用紙プロファイルC(例えば「ABC製紙 リサイクル1_A3」)を作成する。
In S1918, the
S1919において、印刷装置100は、取得した印字位置ずれ量を用紙プロファイルCに適用し、情報を更新する。
In S1919, the
S1920において、印刷装置100は、調整用画像の印刷に用いた給紙段である給紙段2に用紙プロファイルCを登録する。
In S1920, the
本実施例では、以上のようにして、用紙プロファイルおよび給紙段の登録が行われる。そして、この登録された情報を用いて、S1921〜S1925に記載の画像形成処理が行われる。なお、これらの処理はS1713〜S1717と同様の処理であるため、詳細な説明を省略する。 In this embodiment, the paper profile and the paper feed stage are registered as described above. Then, using this registered information, the image forming process described in S1921 to S1925 is performed. Since these processes are the same as those of S1713 to S1717, detailed description thereof will be omitted.
<印字位置調整画面>
S1905、S1908、S1909、S1913、S1916、S1917で説明した処理は印字位置調整画面を用いておこなわれる。図10は、印字位置調整画面を表す図である。
<Print position adjustment screen>
The processes described in S1905, S1908, S1909, S1913, S1916, and S1917 are performed using the print position adjustment screen. FIG. 10 is a diagram showing a print position adjustment screen.
印字位置調整画面1000は、操作パネル120に表示される画面である。印字位置調整画面1000は、画面900において、印字位置調整ボタン902が押下されると表示される。印字位置調整画面1000は、給紙段の選択ボックス1001、読取結果領域1002、印刷測定ボタン1005、印刷ボタン1006、測定ボタン1007、適用ボタン1003、キャンセルボタン1004を備える。
The print
給紙段の選択ボックス1001は、調整用画像の印刷に用いる給紙段を指定するためのコンボボックスである。コンボボックスでは、図9に示した給紙段1から給紙段5までの5つの給紙段が選択可能であり、給紙段に登録された用紙種類も表示される。
The paper feed
読取結果領域1002は、調整用画像を読み取った結果得られた用紙の各種パラメータを表示する領域である。
The reading
印刷測定ボタン1005は、調整用画像の印刷と調整用画像の読取を一括で指示するボタンである。印刷測定ボタン1005が選択されると、給紙段の選択ボックス1001で指定された給紙段から用紙が搬送され、画像形成部151で用紙上に調整用画像が形成され、読取装置160で読み取られる。
The
印刷ボタン1006、調整用画像の印刷を指示するボタンである。印刷測定ボタン1005が選択されると、給紙段の選択ボックス1001で指定された給紙段から用紙が搬送され、画像形成部151で用紙上に調整用画像が形成され、機外に排出される。
The
測定ボタン1007、調整用画像の読取を指示するボタンである。測定ボタン1007が選択されると、スキャナ130にセットされた調整用画像が読み取られ、読み取られた結果が、給紙段の選択ボックス1001で指定された給紙段の情報として表示される。
The
適用ボタン1003は、印字位置ずれ量の更新を指示するボタンである。適用ボタン1003が選択されると、読取結果領域1002に対応する印字位置ずれ情報が、給紙段の選択ボックス1001で指定された給紙段の情報として登録される。そして、画面900に遷移する。
The apply
キャンセルボタン1004は印字位置調整処理を中止するためのボタンである。キャンセルボタン1004が選択されると、用紙プロファイルの更新をすることなく画面900に遷移する。
The cancel
<調整用画像>
画像測定に用いる調整用画像について説明する。図7は、印字位置調整に使用される調整用画像を表す模式図である。
<Image for adjustment>
The adjustment image used for image measurement will be described. FIG. 7 is a schematic view showing an adjustment image used for printing position adjustment.
画像面700は印刷された調整用画像(所定の画像、テスト画像、マーク、パターン、チャート)のオモテ面を表す。画像面701は画像面700と同じ調整用画像のウラ面を表す。記号710および記号711は、オペレータが調整用画像の搬送方向およびオモテ面・ウラ面を識別できるように、調整用画像上に印字された画像である。
The
図7では、用紙搬送方向は矢印で表現され、その下に表面(オモテ面)であるか裏面(ウラ面)であるかが文字で表現されている。しかしながら、これらの画像は必要不可欠な情報ではなく、印字しない構成としても良い。例えば、印刷した調整用画像を読取装置で読み取る場合はこの情報は不要である。本実施例では、スキャナ130を用いて画像を読み取る際に、オペレータが適切な作業ができるようにこの情報を配置している。
In FIG. 7, the paper transport direction is represented by an arrow, and below that, whether it is the front surface (front surface) or the back surface (back surface) is represented by characters. However, these images are not indispensable information and may be configured not to be printed. For example, this information is not required when the printed adjustment image is read by a reading device. In this embodiment, this information is arranged so that the operator can perform an appropriate operation when reading an image using the
マーク720は、調整用画像の特定の位置に印刷されたマークを表す。なお、マーク720は通常用紙に対する反射率の差が大きい色のトナーで形成される。本実施例では、マーク720は黒色のトナーで形成されるものとする。マーク720は調整用画像のオモテ面・ウラ面それぞれの4隅に、計8箇所印字される。マーク720は、印字位置が理想通りなら、用紙端から一定距離離れた位置に印字されるように配置される。このマーク720の、調整用画像上における相対位置を測定することで、印字位置のずれ量が求められる。本実施例では、図7中(A)〜(V)で表された部分が測定される。(A)および(B)は、それぞれ調整用画像の副走査方向長さおよび主走査方向長さとなり、理想的な長さは用紙ライブラリで定義された用紙長となる。(C)〜(V)は、マーク720から直近の用紙端までの距離となる。
The
<印字位置ずれ量の算出>
次に測定された(A)〜(V)から、印字位置ずれ量を算出する方法について図8を用いて説明する。図8は、(A)〜(V)の実測値から印字位置ずれ量を算出する方法を表した模式図である。項目801〜項目812は、印字位置ずれ量を表す各項目である。項目801〜項目806は、それぞれオモテ面に対するリード位置、サイド位置、主走査倍率、副走査倍率、直角補正量、台形補正量を表す。項目807〜項目812は、それぞれウラ面に対するリード位置、サイド位置、主走査倍率、副走査倍率、直角補正量、台形補正量を表す。
<Calculation of print position deviation amount>
Next, a method of calculating the amount of print position deviation from the measured measurements (A) to (V) will be described with reference to FIG. FIG. 8 is a schematic view showing a method of calculating the amount of print position deviation from the actually measured values of (A) to (V).
列820は、対応する各項目の測定値を、図7で示された(A)〜(V)の実測値から算出する計算式を表す。リード位置は用紙搬送方向先頭の用紙端から対応する補正用マーカまでの距離((C)と(E)、及び(K)と(M))の平均値となる。サイド位置は用紙搬送方向に対して左側の用紙端から対応する補正用マーカまでの距離((F)と(J)、及び(N)と(R))の平均値となる。主走査倍率は、主走査方向に同一走査線上に並ぶ補正用マーカ間の距離の平均値となる。副走査倍率は、副走査方向に同一走査線上に並ぶ補正用マーカ間の距離の平均値となる。直角補正量は、読取先端側に主走査方向に同一走査線上に並ぶ補正用マーカを結んだ直線の垂線に対し、読取後端側の補正用マーカの副走査方向のずれ量((S)と(T)、及び(U)と(V))の平均値となる。台形補正量は、副走査方向に同一走査線上に並ぶ補正用マーカ間の距離の差分となる。
列821は、対応する各項目の理想値となる、ここではマーク720は、理想的にはそれぞれ対応する用紙端から1cm離れた位置に印字されるものとする。この場合、リード位置およびサイド位置の理想値は1cmとなる。主走査倍率の理想値は、用紙ライブラリに登録された前記用紙の主走査方向用紙長から2cm減算した値となる。副走査倍率の理想値は、用紙ライブラリに登録された前記用紙の副走査方向用紙長から2cm減算した値となる。
列822は、対応する測定値と理想値から、各項目の最終的な印字位置ずれ量を算出する計算式を表す。リード位置およびサイド位置の印字位置ずれ量は、測定値から理想値を減算することで算出される(単位はmm)。主走査倍率および副走査倍率の印字位置ずれ量は、測定値から理想値を減算したものを理想値で除算することで算出される(単位は%)。直角補正量及び台形補正量は測定値がそのまま補正量として用いられる。算出された各印字位置ずれ量は、図6で示した用紙ライブラリによって管理される。
(A)〜(V)の実測方法は、オペレータが定規などによって実測する方法や、調整用画像をスキャナ130によってスキャンした画像から画像解析により算出する方法もある。ただし、本実施例では、プリンタエンジン150の後段に接続された用紙搬送路上の読取装置160を用いて読取った画像から画像解析により算出する方法を用いている。読み取り装置によるスキャン画像から算出する方法では、まず、ラインセンサ312を通過した調整用画像をスキャンする。続いて、スキャンされた画像内の濃度差から調整用画像の用紙端およびマーク720のエッジ(用紙下地とマーク720の境界)を検出する。そして、検出された用紙端およびマーク720のエッジから(A)〜(V)の長さが算出される。
The actual measurement methods (A) to (V) include a method in which the operator actually measures with a ruler and the like, and a method in which the adjustment image is calculated from the image scanned by the
<制御フロー>
印字位置調整画面1000において、印刷測定ボタン1005が選択される際の処理について説明する。なお、ここでは、印刷ボタン1006、測定ボタン1007が選択された際の処理については割愛する。図20は印字位置ずれ量の自動測定のフローチャートの図である。なお、このフローチャートで示す制御はコントローラボード110によって実行される。詳細には、CPU114が、ROM112に格納されたプログラムをRAM113に展開して実行することで上述制御が実現される。
<Control flow>
The process when the
S2001において、コントローラボード110は、図10で示すような印字位置調整画面1000を操作パネル120に表示させる。
In S2001, the
S2002において、コントローラボード110は、選択ボックス1001による給紙段の変更指示を、操作パネル120を介して受け付ける。
In S2002, the
S2003において、コントローラボード110は、変更指示された給紙段が有効な給紙段か否かを判定し、無効な場合(NO)は選択ボックス1001を変更指示前の状態に戻し、有効な場合(YES)はS2004へ処理を進める。ここで、有効な給紙段とは、用紙プロファイルが登録されており、且つ、用紙サイズが登録されている給紙段である。
In S2003, the
S2004において、コントローラボード110は、印刷測定ボタン1005による実行指示を、操作パネル120を介して受け付ける。
In S2004, the
S2005において、コントローラボード110は、選択ボックス1001で指定されている給紙段から用紙を搬送させ、画像形成部151に調整用画像を画像形成させる。
In S2005, the
S2006において、コントローラボード110は、用紙に印刷された調整用画像の読取画像を読取装置160から取得する。
In S2006, the
S2007において、コントローラボード110は、印字位置調整画面1000を更新し、読取結果領域の各欄を測定結果が入力された状態にする。なお、読取結果領域1002の各欄は、この状態からユーザが手動で値を変更できるようにしてもよい。
In S2007, the
S2008において、コントローラボード110は、操作パネル120を介する入力が、適用ボタン1003の選択か、キャンセルボタン1004の選択かを判定する。キャンセルボタン1004の選択された場合(NO)、フローを終了する。適用ボタン1003が選択された場合(YES)、S2009に処理を進める。
In S2008, the
S2009において、コントローラボード110は、取得した読取結果を用いて印字位置ずれ量(調整値)を算出する。印字位置ずれ量の算出方法は図8で説明したとおりである。
In S2009, the
S2010において、コントローラボード110は、選択ボックス1001で選択された給紙段に対して紐づけられた用紙プロファイルに、用紙サイズ情報が登録されているか否かを判定する。YESの場合S2013に処理を進める。NOの場合S2011に処理を進める。S2013において、コントローラボード110は、算出して得られた調整値で用紙プロファイルを更新し、用紙プロファイルを保存してフローを終了する。
In S2010, the
S2011において、コントローラボード110は、選択ボックス1001で選択された給紙段に対して紐づけられた用紙プロファイルの複製をおこなう。そして、複製された用紙プロファイルを、算出して得られた調整値で更新する。また、この際、給紙段に登録された用紙サイズ情報に基づいて複製された用紙プロファイルに用紙長さ情報が入力される。
In S2011, the
S2012において、コントローラボード110は、選択ボックス1001で選択された給紙段に対して、複製された用紙プロファイルの紐づけをおこない、フローを終了する。
In S2012, the
<備考>
以上で説明したように、本実施例では、サイズ未指定の用紙プロファイルが紐づけられた給紙段を用いて調整用画像が印刷される。そして、その読取結果から調整値が取得された際に、給紙段に紐づけられた用紙プロファイルを複製し、複製した用紙プロファイルに入力内容を反映する。これにより、サイズ未指定の用紙プロファイルが残るため、ユーザは必要に応じて、サイズ未指定の用紙プロファイルを利用することができる。
<Remarks>
As described above, in this embodiment, the adjustment image is printed using the paper feed stage associated with the paper profile of which the size is not specified. Then, when the adjustment value is acquired from the reading result, the paper profile associated with the paper feed stage is duplicated, and the input content is reflected in the duplicated paper profile. As a result, the unspecified size paper profile remains, so that the user can use the unspecified size paper profile as needed.
本実施例では、用紙プロファイルが紐づけられ、且つ、用紙サイズが登録された給紙段を有効な給紙段として扱う。そのため、印字位置ずれ量を登録できない(登録すべきでない)にもかかわらず調整用画像を無駄に印刷してしまうといった事態の発生を抑制できる。 In this embodiment, the paper feed stage to which the paper profile is linked and the paper size is registered is treated as an effective paper feed stage. Therefore, it is possible to suppress the occurrence of a situation in which the adjustment image is unnecessarily printed even though the print position shift amount cannot be registered (should not be registered).
(実施例3)
図1から図3において説明した構成を備える画像形成システムにおいて、実施例3では、用紙サイズ未指定の用紙プロファイルが登録された給紙段を用いて一連の画像形成が行われるイベントが発生する。実施例3では、このイベントの最中に、用紙サイズが指定された用紙プロファイルを作成するケースについて説明する。特に、一連のジョブの実行中に、用紙サイズの切り替えが行われるケースについて説明する。
(Example 3)
In the image forming system having the configurations described with reference to FIGS. 1 to 3, in the third embodiment, an event occurs in which a series of image forming is performed using the paper feed stage in which the paper profile in which the paper size is not specified is registered. In the third embodiment, a case where a paper profile with a specified paper size is created during this event will be described. In particular, a case where the paper size is switched during the execution of a series of jobs will be described.
<利用シーケンス>
本実施例では、印刷ジョブの実行中に、印字位置ずれ量の計測とその結果のフィードバックが行われるリアルタイム調整が実施される。図15は、リアルタイム調整の一連の流れを示すシーケンス図である。同図において、まず、S1501で、ユーザにより、印刷装置100に対して用紙プロファイル登録指示がなされる。ここで、用紙プロファイル登録指示とは、上述の図4および図5を用いて説明した、用紙ライブラリへ用紙種類に関する属性情報を設定登録する一連の操作フローより成るものとする。次に、S1502で、印刷装置100は、S1501で指示された用紙プロファイル(用紙プロファイルA)を用紙ライブラリへ登録する。ここで、用紙プロファイルAには用紙サイズに関する情報は含まれていないものとする。次に、S1503で、ユーザにより印刷装置100に対して給紙段登録指示がなされる。ここで、給紙段登録指示とは、上述の図9を用いて説明した通り、印刷装置100の各給紙段に対して用紙種類を設定登録するための一連の操作フローより成るものとする。次に、S1504で、印刷装置100は、S1503で指示された用紙プロファイル(用紙プロファイルA)を各給紙段に設定登録する。ここでは、給紙段1(用紙サイズ A4)および、給紙段2(用紙サイズ A3)のそれぞれに用紙プロファイルAが用紙種類のプロファイルとして設定登録されるものとする。
<Usage sequence>
In this embodiment, real-time adjustment is performed in which the amount of print misalignment is measured and the result is fed back during the execution of the print job. FIG. 15 is a sequence diagram showing a series of flow of real-time adjustment. In the figure, first, in S1501, the user gives a paper profile registration instruction to the
次に、S1505で、ユーザは、ホストコンピュータ101を操作してプリントジョブに関する印刷指示を行う。該印刷指示を受け付けると、ホストコンピュータ101は、S1506で、印刷装置100に対してプリントジョブを送信する。ここで、該プリントジョブには、印刷すべき画像データの他に、印刷に使用される給紙段または用紙種類(用紙プロファイル)、用紙サイズ、印刷枚数、両面又は片面印刷の指示、断裁印刷指示等の印刷に必要な各種情報が含まれるものとする。ここでは、該プリントジョブにおいて用紙サイズA4/A3混載の画像データが含まれており、かつ、断裁指定がなされているものとする。従って、印刷装置100は、該プリントジョブの出力用紙上に形成される画像の周囲の余白領域に形成した印字位置調整用マーク(所定の画像)を読み取り、該読み取り結果から用紙上に形成される画像のずれ量を調整する。該プリントジョブを受信すると、印刷装置100は、当該プリントジョブの実行を開始する。
Next, in S1505, the user operates the
まず、印刷装置100は、A4サイズの印刷出力を開始し、当該用紙に関してリアルタイム調整を実施することを決定する(リアルタイム調整用紙サイズ決定タイミング1)。印刷装置100は、当該用紙の印刷出力に関して、給紙・印刷(S1508)、読取装置160による出力結果の読み取り(S1509)、A4サイズ限定の印字位置ずれ量調整値のフィードバック(S1510)の各処理を実行する。詳細には、サイズ未指定の用紙プロファイルを複製してA4サイズ用の用紙プロファイルを作成し、その用紙プロファイルに対して調整値の更新をおこなう。そして、更新された調整値を印刷内容にリアルタイムに反映していく。
First, the
ここで、S1508からS1510の処理は出力用紙サイズが切り替わるまで繰り返し実行される。 Here, the processes S1508 to S1510 are repeatedly executed until the output paper size is switched.
次に、印刷装置100は、A3サイズの印刷出力を開始し、当該用紙に関してリアルタイム調整を実施することを決定する(リアルタイム調整用紙サイズ決定タイミング2)。印刷装置100は、当該用紙の印刷出力に関して、給紙・印刷(S1511)、読取装置160による出力結果の読み取り(S1512)、A3サイズ限定の印字位置ずれ量調整値のフィードバック(S1513)の各処理を実行する。詳細には、サイズ未指定の用紙プロファイルを複製してA3サイズ用の用紙プロファイルを作成し、その用紙プロファイルに対して調整値の更新をおこなう。そして、更新された調整値を印刷内容にリアルタイムに反映していく。
Next, the
S1508からS1513を実行することにより、当該プリントジョブに関する全てのページの印刷出力が完了すると、印刷装置100は、S1514で、当該プリントジョブの実行を終了する。そして、S1515で、ユーザは、当該プリントジョブの出力成果物を取得する。
When the print output of all the pages related to the print job is completed by executing S1508 to S1513, the
<リアルタイム調整>
リアルタイム調整における読み取りとフィードバックの関係について説明する。図14はリアルタイム調整における出力用紙の出力順序、読取装置160による出力画像の読み取り処理、用紙ライブラリへの印字位置ずれ量調整値のフィードバックの関係を示す模式図である。同図は、同じ用紙種類(用紙種類A)の用紙サイズ混載(用紙サイズ1、用紙サイズ2)を伴うプリントジョブに対してリアルタイム調整を実施する流れを示している。同図において、印刷装置100により、用紙サイズ1のオモテ面、ウラ面ともに用紙ライブラリからの印字位置ずれ量調整値の読み出しおよび、用紙ライブラリへの用紙サイズ1に限定した印字位置ずれ量調整値のフィードバックが実施される。次に、用紙サイズ2のオモテ面、ウラ面ともに用紙ライブラリからの印字位置ずれ量調整値の読み出しおよび、用紙ライブラリへの用紙サイズ2に限定した印字位置ずれ量調整値のフィードバックが実施される。
<Real-time adjustment>
The relationship between reading and feedback in real-time adjustment will be described. FIG. 14 is a schematic diagram showing the relationship between the output order of the output paper in the real-time adjustment, the reading process of the output image by the
<印刷アプリケーション>
上述したリアルタイム調整は、その機能の利用がユーザによって指定されている場合に実行される。図15で説明したフローでは、S1505,S1506の工程において、ホストコンピュータで実行されるアプリケーションにて利用が指定される。図13は、ホストコンピュータのアプリケーション画面をあらわす図である。図13は、操作パネル120に表示されるアプリケーション画面である。図13(A)は、ジョブ印刷アプリケーション画面1300である。ジョブ印刷アプリケーション画面1300は、印刷ジョブリスト1310、ジョブアクション1320により構成される。印刷ジョブリスト1310は、ホストコンピュータ101から受信したプリントジョブを表示する画面である。印刷ジョブリスト1310には、ジョブ単位で、ジョブの代表的な設定であるページ数、印刷部数、片面/両面設定が表示される。ジョブアクション1320は、印刷ジョブリスト1310に表示されたジョブに対するアクションが表示されている。ジョブアクション1320は、印刷ボタン1321、RIPボタン1322、印字位置調整ボタン1323、ジョブプロパティボタン1324により構成されている。印刷ボタン1321は、印刷ジョブリスト1310の中から1つ選択されたジョブを印刷装置100で印刷するボタンである。RIPボタン1322は、印刷ジョブリスト1310の中から1つ選択されたジョブを印刷装置100でレンダリングするボタンである。印字位置調整ボタン1323はチェックボックスを含み、印刷ジョブリスト1310の中から1つ選択されたジョブで、用紙余白に調整用画像を印字して調整を行うかを選択するボタンである。印字位置調整ボタン1323がチェックされている場合、印刷ボタン1321押下時に印字位置調整のフラグを付与して、印刷装置100に印刷データを送信する。そして、印字位置調整フラグが付与されて印刷データは、印刷装置100での印刷時に用紙の余白に調整用画像(所定の画像、テスト画像、マーク、パターン)を印字され、リアルタイム調整が実行される。ジョブプロパティボタン1324は、印刷ジョブリスト1310の中から1つ選択されたジョブの印刷設定を表示するボタンである。ジョブプロパティボタン1324を押下すると、ジョブ設定一覧(不図示)が表示される。ジョブ設定一覧には、印刷部数、片面/両面設定の他にも、ページ毎の印刷用紙設定に関する項目が存在する。
<Printing application>
The real-time adjustment described above is performed when the use of the function is specified by the user. In the flow described with reference to FIG. 15, in the steps S1505 and S1506, the use is specified by the application executed on the host computer. FIG. 13 is a diagram showing an application screen of the host computer. FIG. 13 is an application screen displayed on the
なお、印刷ジョブリスト1310の中からジョブが選択されていない場合は、印刷ボタン1321、RIPボタン1322、印字位置調整ボタン1323、ジョブプロパティボタン1324は、グレイアウトされておりボタン押下できない。
When a job is not selected from the
<制御フロー>
リアルタイム調整が実行される際に印刷装置100で行われる制御の流れについて説明する。図15のS1507〜S1514の工程において、印刷装置100は、図12に示すような制御をおこなう。図12は調整値更新処理を表わすフローチャートの図である。なお、このフローチャートで示す制御はコントローラボード110によって実行される。詳細には、CPU114が、ROM112に格納されたプログラムをRAM113に展開して実行することで上述制御が実現される。
<Control flow>
The flow of control performed by the
S1201において、コントローラボード110は、オペレータの指示によってホストコンピュータ101から送信されてきた印刷データを受信し、印刷ジョブとして受け付ける。
In S1201, the
S1202において、コントローラボード110は、受け付けた印刷ジョブに印字位置調整が指定されているか否かを判定する。YESの場合S1203に処理を進め、NOの場合S1210に処理を進める。
In S1202, the
S1203において、コントローラボード110は、印刷データ(PDLデータ)をレンダリングしてRAM113上にユーザの画像データを展開する。
In S1203, the
S1204において、コントローラボード110は、該RAM113上の画像データの余白部分に調整用画像を描画する。
In S1204, the
S1205において、コントローラボード110は、選択された給紙段に設定されている用紙プロファイルから画像補正値を取得し、該RAM113上の画像データに対して画像補正値に基づく画像補正を実施する。そして、補正された画像データを用いてプリンタエンジン150に印刷させる。
In S1205, the
S1206において、コントローラボード110は、印刷された調整用画像を読取装置160で読み込み、画像を取得する。
In S1206, the
S1207において、コントローラボード110は、取得した画像を解析し、図8で説明した方法を使って印字位置ずれ量を計算する。
In S1207, the
S1208において、コントローラボード110は、計算した印字位置ずれ量を用いて用紙ライブラリを更新する。詳細には、調整用画像の印刷に用いた給紙段に登録された用紙プロファイルに対し、調整値の更新をおこなう。この際、登録された用紙プロファイルの用紙サイズが未指定であれば、給紙段に登録されたサイズ情報を用いて用紙プロファイルを複製する。そして、複製された用紙プロファイルに対して取得した調整値の更新処理をおこなう。更新された印字位置ずれ量は、その後の印刷において補正値として利用される。S1120については図12を使用して後で詳細を説明する。
In S1208, the
S1209において、コントローラボード110は、ユーザによって入力されたPDLデータの全ページを出力し終えていたらジョブを終了する。全ページを出力し終えていたら出力し終えていない場合はS1112に戻りレンダリングおよび印刷、調整処理を継続する。このように、ページ単位で印字位置ずれ量を取得し、その後の印刷に反映することができる。ここでは、次のページのサイズが前のページのサイズと異なる場合であっても処理が継続される。例えば、A4サイズのページを処理した後に、続けて、A3サイズのページを処理することが可能である。このように実行するジョブにページサイズの混載がある場合、S1208ではそれぞれのサイズについて用紙プロファイルが複製され得る。
In S1209, the
S1210において、コントローラボード110は、印刷データ(PDLデータ)をレンダリングしてRAM113上にユーザの画像データを展開する。
In S1210, the
S1211において、コントローラボード110は、選択された給紙段に設定されている用紙プロファイルから画像補正値を取得し、該RAM113上の画像データに対して画像補正値に基づく画像補正を実施する。そして、補正された画像データを用いてプリンタエンジン150に印刷させる。
In S1211, the
<備考>
以上で説明したように、本実施例によれば、サイズ未指定の用紙プロファイルが用いられるリアルタイム調整であっても、リアルタイム調整中に取得した印字位置ずれ量の調整値を用紙プロファイルに登録することができる。
<Remarks>
As described above, according to the present embodiment, even in the real-time adjustment in which the paper profile of which the size is not specified is used, the adjustment value of the print position deviation amount acquired during the real-time adjustment is registered in the paper profile. Can be done.
また、本実施例によれば、サイズ未指定の用紙プロファイルがサイズ混載して用いられるリアルタイム調整であっても、リアルタイム調整中に取得した印字位置ずれ量の調整値を用紙プロファイルに登録することができる。 Further, according to this embodiment, even in the real-time adjustment in which the size-unspecified paper profile is mixed and used, the adjustment value of the print position deviation amount acquired during the real-time adjustment can be registered in the paper profile. it can.
(その他の実施例)
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施例の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施例及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
(Other Examples)
The present invention is not limited to the above examples, and various modifications (including organic combinations of each example) are possible based on the gist of the present invention, and these are excluded from the scope of the present invention. is not it. That is, all the configurations in which each of the above-described examples and modifications thereof are combined are also included in the present invention.
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。 The present invention supplies a program that realizes one or more functions of the above-described embodiment to a system or device via a network or storage medium, and one or more processors in the computer of the system or device reads and executes the program. It can also be realized by the processing to be performed. It can also be realized by a circuit (for example, ASIC) that realizes one or more functions.
実施例1から3は、1つの用紙プロファイルに対して1サイズの印字位置ずれ量しか保持されないことを前提としている。しかしながら、1つの用紙プロファイルにおいて、複数の用紙サイズの印字位置ずれ量を保持できるようにしてもよい。図16は、用紙ライブラリの遷移を説明する図である。図16中の上のテーブルは図6と同様のため説明を割愛する。 Examples 1 to 3 are based on the premise that only one size of print misalignment is retained for one paper profile. However, one paper profile may be able to retain the amount of print misalignment of a plurality of paper sizes. FIG. 16 is a diagram illustrating a transition of the paper library. Since the upper table in FIG. 16 is the same as that in FIG. 6, the description is omitted.
行1601は、行601の状態から更新された「ABC製紙 リサイクル1」の情報を示している。列618の印字位置ずれ量(表面)、列619の印字位置ずれ量(裏面)の記載からわかる通り、ここでは、1つの用紙プロファイルに対して複数サイズの印字位置ずれ量の情報が登録されている。印刷に用いられる用紙の用紙名称が「ABC製紙 リサイクル1」で且つ用紙サイズが「A4」の場合、列618および列619において「[A4]」で記載された印字位置ずれ量が利用される。印刷に用いられる用紙の用紙名称が「ABC製紙 リサイクル1」で且つ用紙サイズが「A3」の場合、列618および列619において「[A3]」で記載された印字位置ずれ量が利用される。
印刷に用いられる用紙の用紙名称が「ABC製紙 リサイクル1」で且つ用紙サイズが「A3」「A4」以外の場合、列618および列619において「[−]」で記載された印字位置ずれ量が採用される。そして、その後、必要に応じてその用紙サイズの印字位置ずれ量が追加される。この方法を採用する場合、用紙プロファイルの複製を行わずに済む。
When the paper name of the paper used for printing is "
実施例3では、ホストコンピュータ101から送信されてくる印刷ジョブに印字位置調整フラグが付与されている場合に印字位置自動調整(リアルタイム調整)をおこなった。すなわち、印字位置自動調整の実施の有無をホストコンピュータ101のアプリケーション上で指定していた。しかしながら、印字位置自動調整の実施の有無を印刷装置100側で指定できてもよい。図9(a)に記載の画面900は、印字位置自動調整ONボタン904、印字位置自動調整OFFボタン905を備える。画面900において、給紙段を選択後にボタン904を選択すると、その給紙段を用いて印刷をおこなう場合に印字位置自動調整が行われるようにフラグが設定される。給紙段を選択後にボタン905を選択すると、その給紙段を用いて印刷をおこなう場合に印字位置自動調整が行われないようにフラグが設定される。そして、例えば、このフラグを用いてS1202の判定が行われる。
In the third embodiment, when the print position adjustment flag is given to the print job transmitted from the
実施例3では、印字位置自動調整について、サイズ混載ジョブに対応できるケースを説明した。しかしながら、サイズ混載に対応すると、処理が複雑となるため、必ずしもサイズ混載に対応しなくてもよい。例えば、複数サイズのうちの一部のサイズについてのみ印字位置ずれ量の更新をおこなってもよい。この場合、図12のS1203とS1204の間において、既に調整を実行中の用紙サイズと同一の用紙サイズか否かの判定を行い、YESの場合は、S1204に処理を進め、NOの場合はS1209まで処理をスキップすればよい。なお、複数サイズのうちの一部のサイズについてのみ印字位置ずれ量の更新を行う場合は、その旨をユーザに伝えることが望ましい。サイズ混載ジョブに対応しない場合の処理について図11を用いて説明する。図11は印刷装置のジョブ受信処理の流れを表わすフローチャートの図である。なお、このフローチャートで示す制御はコントローラボード110によって実行される。詳細には、CPU114が、ROM112に格納されたプログラムをRAM113に展開して実行することで上述制御が実現される。
In the third embodiment, a case where the print position automatic adjustment can be applied to a size mixed loading job has been described. However, it is not always necessary to support mixed size loading because the processing becomes complicated when mixed size loading is supported. For example, the print position shift amount may be updated only for a part of the plurality of sizes. In this case, between S1203 and S1204 in FIG. 12, it is determined whether or not the paper size is the same as the paper size for which adjustment has already been executed. If YES, the process proceeds to S1204, and if NO, S1209 You can skip the process until. When updating the print position deviation amount only for a part of the plurality of sizes, it is desirable to inform the user to that effect. The processing when the size mixed loading job is not supported will be described with reference to FIG. FIG. 11 is a flowchart showing a flow of job reception processing of the printing apparatus. The control shown in this flowchart is executed by the
S1101において、コントローラボード110は、ユーザの指示によりホストコンピュータ101から送信されてきた印刷ジョブを受信する。
In S1101, the
S1102において、コントローラボード110は、印字位置調整指定がされたジョブかどうかを判断する。コントローラボード110は、YESの場合はS1104に処理を進め、NOの場合はS1103に処理を進める。
In S1102, the
S1103において、コントローラボード110は、通常の印刷ジョブとして処理する。
In S1103, the
S1104において、コントローラボード110は、印刷ジョブに設定された用紙プロファイルを確認し、サイズ未指定の用紙プロファイルか否かを判定する。そのうえで、その用紙プロファイルが登録された給紙段が複数あり、且つ、その用紙サイズ指定が異なるサイズであるか否かを判定する。コントローラボード110は、印刷ジョブに用いられる用紙プロファイルが、サイズ未指定の用紙プロファイルで且つサイズの異なる複数の給紙段に登録された用紙プロファイルである場合(YES)はS1106に処理を進める。コントローラボード110は、そうでない場合(NO)は、S1105に処理を進める。
In S1104, the
S1105において、コントローラボード110は、用紙余白に調整用画像を付加してユーザ入力ジョブを印刷出力し、調整動作を実施する。
In S1105, the
S1106において、コントローラボード110は、操作パネル120に警告画面を表示させる。この警告画面は、自動印字位置調整が1つの用紙サイズにしか反映されない旨のメッセージを含む。この警告画面は、ジョブの継続の指定とジョブのキャンセルの指定が可能である。
In S1106, the
なお、明細書中に記載の略称の意味は次の通りである。 The meanings of the abbreviations described in the specification are as follows.
ASICとは、Application Specific Integrated Circuitのことである。
CSVとは、Comma Separated Valueのことである。
CPUとは、Central Processing Unitのことである。
FAXとは、facsimileのことである。
HDDとはHard Disk Driveのことである。
LANとは、Local Area Networkのことである。
LCDとはLiquid Crystal Displayのことである。
MFPとは、Multi Function Peripheralのことである。
NVRAMとは、Non−Volatile RAMのことである。
PCとは、Personal Computerのことである。
PDLとは、Page Description Languageのことである。
RAMとは、Random‐Access Memoryのことである。
RIPとはRaster image processorのことである。
ROMとは、Read Only Memoryのことである。
XMLとは、Extensible Markup Languageのことである。
The ASIC is an Application Special Integrated Circuit.
CSV stands for Comma Separated Value.
The CPU is a Central Processing Unit.
FAX is a faxile.
HDD stands for Hard Disk Drive.
LAN is a Local Area Network.
The LCD is a Liquid Crystal Display.
The MFP is a Multi Function Peripheral.
NVRAM is Non-Volatile RAM.
A PC is a Personal Computer.
PDL is Page Description Language.
RAM is Random-Access Memory.
RIP is a Raster image processor.
ROM is a Read Only Memory.
XML stands for Extreme Markup Language.
100 印刷装置
114 CPU
115 HDD
120 操作パネル
160 読取装置
100
115 HDD
120
Claims (13)
用紙サイズ情報が設定されていない一の用紙属性データに対して印字位置の調整値を登録するイベントが発生したことにしたがって、前記一の用紙属性データに基づき作成された更なる用紙属性データであって前記調整値と一の用紙サイズが登録された用紙属性データを取得する手段を有することを特徴とする画像形成装置。 In an image forming apparatus provided with a paper storage unit capable of managing stored paper using paper size information and paper attribute data.
Further paper attribute data created based on the one paper attribute data according to the occurrence of an event for registering the adjustment value of the print position for one paper attribute data for which the paper size information is not set. An image forming apparatus comprising a means for acquiring paper attribute data in which the adjustment value and one paper size are registered.
画像が形成された用紙を読取可能な読取部と、
前記用紙格納部から搬送された用紙に調整用画像を画像形成する処理を前記画像形成部に実行させる手段と、
前記調整用画像が画像形成された用紙であってユーザによってセットされた用紙を前記読取部に読み取らせる手段と、を有し、
前記イベントは、前記読取部で読み取られた結果に基づいて取得される調整値を、前記一の用紙属性データに対して登録するイベントであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 An image forming part that forms an image on paper,
A reader that can read the paper on which the image is formed, and
A means for causing the image forming unit to execute a process of forming an image for adjustment on the paper conveyed from the paper storage unit.
It has a means for causing the reading unit to read the paper on which the adjustment image is formed and the paper set by the user.
The image forming apparatus according to claim 1, wherein the event is an event for registering an adjustment value acquired based on a result read by the reading unit with respect to the one paper attribute data. ..
画像が形成された用紙を読取可能な読取部と、
前記用紙格納部から搬送された用紙に調整用画像を画像形成する処理を前記画像形成部に実行させる手段と、
前記画像形成部から搬送された用紙であって前記調整用画像が画像形成された用紙を前記読取部に読み取らせる手段と、を有し、
前記イベントは、前記画像形成部で画像形成された用紙を前記読取部で読み取る一連の処理工程で取得された調整値を、前記一の用紙属性データに対して登録するイベントであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 An image forming part that forms an image on paper,
A reader that can read the paper on which the image is formed, and
A means for causing the image forming unit to execute a process of forming an image for adjustment on the paper conveyed from the paper storage unit.
It has a means for causing the reading unit to read the paper conveyed from the image forming unit and on which the adjustment image is formed.
The event is characterized in that the adjustment value acquired in a series of processing steps of reading the paper image-formed by the image forming unit by the reading unit is registered with respect to the one paper attribute data. The image forming apparatus according to claim 1.
前記手動入力を受け付ける画面を前記表示部に表示させる手段と、を有し、
前記画面は用紙サイズの入力を促すメッセージを備えることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 A display unit that displays information and
It has a means for displaying the screen for accepting the manual input on the display unit.
The image forming apparatus according to claim 2, wherein the screen includes a message prompting input of a paper size.
前記手動入力を受け付ける画面を前記表示部に表示させる手段と、を有し、
前記画面は用紙サイズが入力されている状態において調整値の登録を受け付ける画面であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 A display unit that displays information and
It has a means for displaying the screen for accepting the manual input on the display unit.
The image forming apparatus according to claim 2, wherein the screen is a screen that accepts registration of adjustment values in a state where a paper size is input.
前記読取部の読取結果に基づく情報を前記表示部に表示させる手段と、を有することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。 A display unit that displays information and
The image forming apparatus according to claim 3, further comprising a means for displaying information based on the reading result of the reading unit on the display unit.
前記一連の処理工程において前記調整値を取得するか否かの指定を受け付ける画面を前記表示部に表示させる手段と、を有することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。 A display unit that displays information and
The image forming apparatus according to claim 4, further comprising means for displaying a screen for receiving a designation as to whether or not to acquire the adjustment value in the series of processing steps on the display unit.
前記通信部を介して印刷データを取得する段と、
前記一連の処理工程において前記調整値を取得するか否かを示す設定情報が前記取得した印刷データに紐づいているか否かを判定する手段と、を有することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 A communication unit that can communicate with external devices,
A stage for acquiring print data via the communication unit,
The second aspect of claim 2, wherein the setting information indicating whether or not to acquire the adjustment value in the series of processing steps has a means for determining whether or not the setting information is associated with the acquired print data. Image forming device.
用紙サイズ情報が設定されていない一の用紙属性データに対して印字位置の調整値を登録するイベントが発生したことにしたがって、前記一の用紙属性データに基づき作成された更なる用紙属性データであって前記調整値と一の用紙サイズが登録された用紙属性データを取得する工程を有することを特徴とする制御方法。 In a control method of an image forming apparatus including a paper storage unit capable of managing stored paper using paper size information and paper attribute data,
Further paper attribute data created based on the one paper attribute data according to the occurrence of an event for registering the adjustment value of the print position for one paper attribute data for which the paper size information is not set. A control method comprising a step of acquiring paper attribute data in which the adjustment value and one paper size are registered.
用紙サイズ情報が設定されていない一の用紙属性データに対して印字位置の調整値を登録するイベントが発生したことにしたがって、前記一の用紙属性データに基づき作成された更なる用紙属性データであって前記調整値と一の用紙サイズが登録された用紙属性データを取得する工程を実行させることを特徴とするプログラム。 To a computer of an image forming apparatus equipped with a paper storage unit that can manage stored paper using paper size information and paper attribute data.
Further paper attribute data created based on the one paper attribute data according to the occurrence of an event for registering the adjustment value of the print position for one paper attribute data for which the paper size information is not set. A program characterized by executing a step of acquiring paper attribute data in which the adjustment value and one paper size are registered.
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WO2022250045A1 (en) | 2021-05-24 | 2022-12-01 | 株式会社Jera | Power storage system data collection device, power storage system data collection method, and program |
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