JP2021085319A - 梁下用可動金具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 型枠建て込み時に於いて、梁掛け作業を手掛けで行う場合の一形態として、型枠柱間に梁底枠のみを掛け渡し、梁底枠を横切る形で木バタ角を等間隔に釘の斜め打ちで取り付けながら梁底枠内に縦鋼管バタを配置し、木バタ角の下部にサポートを突きながらの頭上作業が煩わしい。【解決手段】 煩わしさを解消する為の梁下用可動金具を使い、釘打ちを廃し、ドリルソケットによる捻子止めとすれば、瞬時に木バタ角を簡単に取り付けられる。 又、木バタ角を取り付ける場合、梁底桟木と間に若干の隙間を設ければ、鋼管バタの投入や配置が速やかに行える。又、解体時の木バタ角の取り外しも簡便である。 木バタ角の取り付け前や取り外し後の梁下用可動金具は跳ね上げて梁底枠内に収納する。【選択図】図2
Description
建設業に於いて、型枠駆体建て込みの梁掛け作業で用いる金具である。
重機を使わない梁掛けでは、先ず柱間に梁底枠のみを掛け渡し縦方向に鋼管バタを入れ、横方向に木バタ角を等間隔にして、梁底桟木二ヶ所の交点を釘で留めながら梁受けサポートを施する。
鋼管バタや木バタ角が落ちないようにしなければならない。
頭上の作業で、釘は全て斜め打ちであり、手間が掛かる。
この梁下用可動金具は梁底両端の桟木内側二ヶ所にヘッド部1aを捻子で取り付け、下垂したテール部1b二ヶ所を六角フランジタッピング捻子で木バタ角6を取り付けるものであるが、初回の解体時には梁底内に梁下用可動金具のヘッド部1aの捻子2を支点として跳ね上げ、テール部1bを梁底板4に沿わせて収納し、上層階で再度引き出し、木バタ角6を取り付ける方法は作業効率が良い。
型枠の柱間に掛け渡した梁底枠に木バタ角を取り付ける場合に於いて、従来は二人で作業を行う、若しくはサポートで木バタ角を支えながらの一人作業になるが、この梁下用可動金具を用いた場合、テール部1bの捻子穴1baは梁底桟木5より内側にあり、片手で木バタ角6を支えながら、一点を捻子止めすると、木バタ角から手を離しても自重での下垂は軽微であり、両手で次の手順に移行する事が出来る。
又、梁の地組みに於いては、クレーンで高所に吊り上げた時に、それぞれの木バタ角の梁底枠への取り付け状態は明確に視認出来る為、脱落する懸念が無い。
発明を実施するための最良の形態を、それぞれの図面を介して説明する。
図1は、左右対称で一対の梁下用可動金具で、それぞれヘッド部1a、捻子穴1ab、テール部1b、捻子穴1ba、ポンチ穴1bbである。
図2は、梁下用可動金具の使用状態を示すもので、梁底板4とそれを支える両側の梁底桟木5で梁底枠を構成し、木バタ角6を対の梁下用可動金具で係止したものである。
梁下用可動金具のポンチ穴1bbは、梁の地組み等の際に梁底桟木5と木バタ角6を強く密着させる時にポンチを打ち込んで引寄せる為である。
尚、図中に於いて梁底内の流れ方向の単数、若しくは複数の鋼管バタは省略している。
尚、図中に於いて梁底内の流れ方向の単数、若しくは複数の鋼管バタは省略している。
木バタ角6は梁底枠に直交で等間隔に配し、その下部にサポートを突くのは常套である。
図3は、木バタ角6の木口面から見た梁下用可動金具の取り付け図であり、ヘッド部1aの捻子2を支点として、鉛直に垂れるテール部1bに木バタ角6を宛てがい、長円捻子穴1baの下部に六角フランジタッピング捻子3を介してソケットで軽く締める。
図3に於いて、木バタ角6はヘッド部1aの捻子2を支点として、自重で振れようとするが、ヘッド部1aの一辺を梁底板4が受けて制する。
図4は、木バタ角6を取り付ける前、若しくは取り外した後に閉じて梁底枠内に収納したもので、ヘット部1aは梁底桟木5に沿い、テール部は梁底板4に沿うので、枠の拝み合わせをしても支障はない。
尚、梁下用可動金具を梁底桟木に捻子2で取り付ける際、桟木との間に薄い座金を噛ませると金具の可動が滑らかとなる
尚、梁下用可動金具を梁底桟木に捻子2で取り付ける際、桟木との間に薄い座金を噛ませると金具の可動が滑らかとなる
図5は梁下用可動金具のヘッド部1a面と、テール部1b面の二方向からの図を並列したものである。
ヘッド部1a面の図に於いて、前記、図3との違いは、桟木5と木バタ角6との間に僅かな隙間を設け、長円形捻子穴1baの下部に六角フランジタッピング捻子3で軽く締めたものである。
この方法は、型枠の柱間に梁下用可動金具をセッティングした梁底枠を掛け渡し、柱間に木バタ角6を八ヶ所設置するとすれば、一方の端から三列目に前記の方法で木バタ角6を取り付け、その下に梁部を支えるサポートを突いて後、梁底内に使用する鋼管バタを全て入れ、木バタ角6に乗せかけ、梁底のもう一方の端から三列目に前記同様に木バタ角6を取り付け、下部にサポートを突き、二ヶ所の木バタ角6上の鋼管バタ角を所定の位置に配る。
この方法は、型枠の柱間に梁下用可動金具をセッティングした梁底枠を掛け渡し、柱間に木バタ角6を八ヶ所設置するとすれば、一方の端から三列目に前記の方法で木バタ角6を取り付け、その下に梁部を支えるサポートを突いて後、梁底内に使用する鋼管バタを全て入れ、木バタ角6に乗せかけ、梁底のもう一方の端から三列目に前記同様に木バタ角6を取り付け、下部にサポートを突き、二ヶ所の木バタ角6上の鋼管バタ角を所定の位置に配る。
前記、二ヶ所の木バタ角6と梁底板4の間隔は鋼管バタ角の寸法より大きく鋼管バタの配置が機敏に行えてストレスが無い。
次いで、残り六ヶ所、六対の梁下用可動金具のテール部1bを梁底枠内から下し、木バタ角6を図3のように取り付ける。前記二ヶ所の木バタ角6と梁底桟木5の隙間は、下部のサポートを巻き上げれば、軽く締めている六角フランジタッピングねじ3と共に上昇し、梁底桟木5に密着する。
図6は、二枚一組の梁底枠を突き合わせた物である。 ジョイント部分から等間隔の位置に、テール部1bが向き合う形で、梁下用可動金具をセッティングしたものである
図7は、二枚一組の梁底枠を桟木7で繋ぎ一体化した物で、釘(捻子)7aで係止する。
図8は、荷重補強桟木8を木バタ角6に乗せ掛けた物である。
1a ヘッド部
1ab 捻子穴
1b テール部
1ba 長円形捻子穴
1bb ポンチ穴
2 捻子
3 六角フランジタッピング捻子
4 梁底板
5 梁底桟木
6 木バタ角
7 繋ぎ桟木
7a 釘(捻子)
8 補強桟木
1ab 捻子穴
1b テール部
1ba 長円形捻子穴
1bb ポンチ穴
2 捻子
3 六角フランジタッピング捻子
4 梁底板
5 梁底桟木
6 木バタ角
7 繋ぎ桟木
7a 釘(捻子)
8 補強桟木
Claims (1)
- 型枠工事の梁掛け作業を円滑に行うための金物で、梁の荷重を支える梁底板(4)と、梁底を形成する両端の梁底桟木(5)内側に左右対称で一対の梁下用可動金具のヘッド部(1a)を捻子で取り付け、等間隔に配置する木バタ角(6)に梁下用可動金具のテール部(1b)を捻子で取り付けるものであり、梁底桟木(5)と直交する木バタ角(6)を簡単に素早く係止する事が出来、梁の解体作業で、木バタ角(6)を簡単に取り外し後は、梁下用可動金具のテール部(1b)を跳ね上げて、梁底内に収納すれば、テール部(1b)は梁底板(4)に沿い、梁底枠を拝み合わせても妨げにならず、上層階に持ち上げて再度、梁底枠に木バタ角(6)を取り付ける際は、梁底枠内に収納した梁下用可動金具のヘッド部(1a)の捻子(2)を支点とし、回転させて下垂すると、梁下用可動金具のヘッド部(1a)の一辺を梁底板(4)が受け、梁下用可動金具のテール部(1b)は梁底に対して鉛直となり、六角フランジタッピング捻子(3)で係止する木バタ角(6)は重心が偏っていてもテール部(1b)に沿う形で安定する梁底用可動金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019228658A JP2021085319A (ja) | 2019-12-01 | 2019-12-01 | 梁下用可動金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019228658A JP2021085319A (ja) | 2019-12-01 | 2019-12-01 | 梁下用可動金具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2021085319A true JP2021085319A (ja) | 2021-06-03 |
Family
ID=76088171
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019228658A Pending JP2021085319A (ja) | 2019-12-01 | 2019-12-01 | 梁下用可動金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2021085319A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114150860A (zh) * | 2021-12-23 | 2022-03-08 | 安徽劲达科技工程有限公司 | 一种现浇砼板快装早拆模板系统 |
-
2019
- 2019-12-01 JP JP2019228658A patent/JP2021085319A/ja active Pending
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