JP2021083355A - コンバイン - Google Patents

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伸晃 長友
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Abstract

【課題】 操作機器等を汚さないですむコンバインの実現【解決手段】キャビン20内部の前方の上方に設置された音入力部11と、音入力部11から入力された音から音声を抽出し、外部のクラウド部13の音声認識データベースを利用して音声認識する検知部12と、予め登録された指示言葉とそれに対応する動作指令シーケンスを格納する指令データベース部16と、検知部12によって音声認識された指示言葉と、指令データベース部16とを照合し、その指示言葉に対応する動作指令シーケンスを実行させる制御部15と、指示言葉を表示する表示部17と、を備えるコンバイン。【選択図】 図2

Description

本発明は、稲などを刈り取り収穫するコンバインに関する。
従来、コンバインの操縦操作において、音声認識の技術が使われている。例えば穀粒を機外のトラックなどに搬送するオーガの操作指示をする場合などに用いられている(たとえば、特許文献1参照)。
特許2647063号公報
そのようなコンバインの音声認識は色々な雑音がする中で音声認識をする必要があった。例えば、エンジン音、脱穀音、走行音などである。
従って、その音声認識は難しく、これまでよりもより一層の正確性が求められている。
他方、そのような雑音が作業者の環境を悪くしている課題もあった。
本発明は、従来のそのようなコンバインの課題を考慮し、より一層正確に音声認識が可能なコンバインを提供することを目的とする。
また、本発明は、作業者の環境をより良く出来るコンバインを提供することを目的とする。
第1の本発明は、
キャビン内部の所定の場所に設置された音入力部と、
前記音入力部から入力された音から音声を抽出し、外部のクラウド部の音声認識データベースを利用して音声認識する検知部と、
予め登録された指示言葉とそれに対応する動作指令シーケンスを格納する指令データベース部と、
前記検知部によって音声認識された指示言葉と、前記指令データベースとを照合し、その指示言葉に対応する動作指令シーケンスを実行させる制御部と、
前記指示言葉を表示する表示部と、を備えたことを特徴とするコンバインである。
第2の本発明は、
前記音入力部の設置される前記所定の場所は、前記キャビン内部の前方の上方位置、前記キャビン内部の前方の操作部、または、作業者の頭部であることを特徴とする、第1の本発明のコンバインである。
第3の本発明は、
前記検知部は、入力された音から、前記音声以外に、エンジン雑音だけを抽出する機能も有し、
前記キャビンの内部の所定位置から、前記エンジン雑音と逆位相の音波を出力する音波出力部を備える、第2の本発明のコンバインである。
第4の本発明は、
前記音波出力部は、複数の場所に設置され、
前記入力部は、前記複数の場所に設置された前記音波出力部から出力される逆位相の複数の音波同士が干渉により減衰しない位置に設置されている、第3の本発明のコンバインである。
第5の本発明は、
キャビン内の運転席を備えたコンバインにおいて、
電装コントローラ内の、エンジン雑音の周波数と音量を記録する記録部と、
前記記録された周波数と音量の値に応じて打ち消し音の周波数と音量を調節する調音部と、
前記打ち消し音を発生する発音部とを備えたことを特徴とするコンバインである。
第6の本発明は、
前記発音部は、前記キャビンの運転席の上部に設置され、そこから前記打ち消し音を発生するか、または、作業者の頭部のヘッドホンへ打ち消し音の信号を送信して、そこから前記打ち消し音を発生させる、第5の本発明のコンバインである。
第7の本発明は、
前記記録部のエンジン雑音の周波数と音量データは、コンバインの整備モードの際、更新可能である、第5の本発明のコンバインである。
第8の本発明は、
キャビン内の運転席を備えたコンバインにおいて、
キャビン内部の音を集音する、所定の場所に設置された集音部と、
前記集音部から送信されてくる音信号から、エンジン雑音の周波数と音量の値に応じて打ち消し音の周波数と音量を調節する調音部と、
前記打ち消し音を発生する発音部とを備えたことを特徴とするコンバインである。
第9の本発明は、
前記集音部が設置される所定の場所は、前記キャビン内部に設置され、または、エンジンルーム内に設置される、第8の本発明のコンバインである。
第10の本発明は、
前記発音部は、前記キャビンの運転席の上部に設置され、そこから前記打ち消し音を発生するか、または、オペレータのヘッドホンへ打ち消し音の信号を送信して、そこから前記打ち消し音を発生させる、第8の本発明のコンバインである。
第11の本発明は、
前記集音部又は調音部は、集音したエンジン雑音の周波数の異常を検出し、前記キャビンの運転席のモニタにその異常を表示する、第8の本発明のコンバインである。
第12の本発明は、
前記集音部は、集音した音の周波数の推移を記録しておき、深層学習によってキーオンサイクル中の定型挙動を抽出し、その定型挙動から外れた挙動を異常と判断する、第11の本発明のコンバインである。
第1の本発明により、音声認識による指示が可能となり、泥汚れなどの多い圃場での機械操作で機械が汚れたり、精密機械が汚損したりしなくて済む。
更に、その音声認識を行う際、外部クラウド部の音声認識データベースを利用出来、一台、一台のコンバインに備える必要がなく、コストを低減できる上、精度も高くなる。
第2の本発明により、作業者の発声を拾いやすい。
第3の本発明により、作業者の発声にエンジン雑音が入らなくなる。すなわちキャビン内部にはエンジン雑音や脱穀音など様々な音が存在するが、脱穀音は脱穀部の異常をいち早く把握させるなどするためには聞こえる必要がある。これに対し、エンジン雑音は正常時でも大きく煩い音であり、常時発生し続けて作業者の発声に混合して音声認識を悪くする音である。このエンジン雑音を軽減して、作業者の発声の音声認識の精度を上げることができる。
第4の本発明により、打ち消し音が音の入力部において干渉して減衰する心配がない。
第5の本発明により、作業者の音環境が改善できる。
第6の本発明により、その打ち消し音がより良く発生出来る。
第7の本発明により、エンジンの経年劣化に対応できる。
第8の本発明により、集音した音から打ち消し音を生成できる。
第9の本発明により、集音がやりやすい場所で集音できる。
第10の本発明により、打ち消し音はよりよい場所から発生出来る。
第11の本発明により、エンジンに異常がある場合検知できる。
第12の本発明により、エンジンの異常をよりよく検知できる。
本発明における実施の形態にかかるコンバインの側面図 同コンバインの略示斜視図 同コンバインの指令データベースの内容を示す表 同コンバインの別の実施例の斜視図 同コンバインの別の実施例の斜視図 同コンバインの別の実施例の斜視図 同コンバインの別の実施例の斜視図 同コンバインの別の実施例の斜視図 (A)、(B)同コンバインの音打ち消し状態を説明するための略示平面図と側面図 本発明の別の実施の形態に係るコンバインの略示斜視図 同コンバインのデータ処理に関するブロック線図 同コンバインの別の実施例の斜視図 同コンバインのデータ処理に関するブロック線図 同コンバインの別の実施例の斜視図 同コンバインの別の実施例の斜視図 (A)、(B)、(C)同コンバインのエンジン異常検知グラフ 同コンバインの異常検知の方法を示すブロック線図 同コンバインの別の実施例の斜視図 同コンバインの別の実施例の斜視図
以下、図面を参照しながら、本発明における実施の形態について詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態にかかるコンバインの左側面図である。
本実施の形態のコンバイン1について説明する。このコンバイン1は、操縦部2、刈取部3、脱穀部4、選別部5、貯留部6、排藁処理部7、駆動部8、走行部9を有する。その操縦部2は、キャビン20と、運転席21などを備える。
刈取部3は、穀稈を刈り取り、脱穀部4はその穀稈を脱穀し、選別部5で穀粒を選別し、貯留部6に貯える。また、排藁処理部7は脱穀後の排藁を処理する。
その刈取部3は、デバイダと、引起装置と、切断装置とを有する。デバイダは、圃場の穀稈を引起装置へ案内し、引起装置は、デバイダによって案内された穀稈を引き起こす役割を果たす装置である。切断装置は、引起装置によって引き起こされた穀稈を切断し、搬送装置(図示省略)によって、その切断された穀稈を脱穀部4へ搬送する。
脱穀部4は、フィードチェーンと扱胴とを有する装置であって、フィードチェーンは、搬送装置から穀稈を受け継いで排藁処理部7へ搬送する。扱胴は、フィードチェーンによって搬送されている穀稈を脱穀する。
選別部5は、揺動選別部と風選別部と穀粒搬送部と藁屑排出部を備える。
貯留部6は、グレンタンクと排出オーガとを備える。グレンタンクは、選別部5から搬送されてきた穀粒を貯留する。排出オーガは、グレンタンクに貯留されている穀粒を任意の場所に排出できる装置である。
排藁処理部7は、脱穀部4の後方に設けられており、排藁搬送装置及び排藁切断装置を備える。
走行部9は、メインフレームの下方に設けられる左右一対のクローラ式走行装置と、トランスミッションとを備える。
駆動部8は、上述したそれらの走行部2、刈取部3、脱穀部4、選別部5、貯留部6、排藁処理部7に動力を供給する部分である。
図2は本発明の実施の形態にかかるコンバインの略示斜視図である。ここに、10は作業者、11は音入力部、12は検知部、13は外部クラウド部、14はCNA通信、15は制御部、16は指令データベース部、17は表示部である。
作業者10が例えば「前進」と発声すると、マイクなどの音入力部11がその音波を受信する。音入力部11に入力された音信号は、検知部12において、音声信号が抽出される。更に、その抽出された音声信号を、外部クラウド部13に備えられた音声認識データベースを利用して、音声認識を行う。例えば「前進」、「後進」、「停止」などの指示言葉として音声認識される。
その検知部12は、音声認識された結果を、CAN通信14を通じて、キャビン20内の制御部15へ送る。また、同時に、作業者10の目の前にある表示部17にもその結果が表示され、作業者10が確認出来るようになっている。
この制御部15には指令データベース部16が内蔵されている。この指令データベース部16は、図3に示すように、「前進」、「後進」などの指示言葉と、それらの指示言葉に対応する「HST開度○○値送信」、「HST開度××値送信」などの動作指令シーケンスがデータベース化されている。
従って、制御部15は、そのデータベース部16を参照しながら、送られてきた指示言葉を照合し、対応する動作指令シーケンスを特定し、例えば「前進」の場合は、対応する「HST開度○○値送信」と特定し、HST(図示省略)へ開度を○○値にするように制御信号を送信する。その結果、HSTの開度が○○となり、コンバイン1は前進することになる。
また、図2の実施例では、その音入力部11はキャビン20内部の前方の上方に設置されている。作業者10の発声を拾いやすい位置に設定している。
図4は別の実施例であって、音入力部11と検知部12がキャビン20の前方にある操作部18に設けられている。その他の構造は図2の例と同様である。前方の操作部18に設けられているので、作業者10は発声しやすい。
図5は更に別の実施例であって、音入力部11が作業者10のヘッドセットのマイクに設けられている。その他の構造は図2の例と同様である。作業者10のヘッドセットのマイクであるので、作業者10の発声を拾いやすい。
図6は更に別の実施例であって、音入力部11と検知部12はキャビン20内部の前方の上方に設置されている。作業者10の発声を拾いやすい位置に設定している。検知部12はその音入力部11から入力された音から、音声信号以外に、エンジン雑音だけを抽出する機能も有している。そして、キャビン20の内部の所定位置に、前記エンジン雑音と逆位相の音波を出力する音波出力部19が更に備えられている。その機能については後述する。
図7は更に別の実施例であって、図6の実施例とは、音入力部11と検知部12の位置が異なるだけである。即ち、音入力部11と検知部12がキャビン20の前方にある操作部18に設けられている。前方の操作部18に設けられているので、作業者10は発声しやすい。この検知部12も音入力部11から入力された音から、音声信号以外にエンジン雑音だけを抽出する機能も有している。そして、キャビン20の内部の所定位置に、前記エンジン雑音と逆位相の音波を出力する音波出力部19が備えられている。その機能については後述する。
図8は更に別の実施例であって、図6の実施例とは、音入力部11の位置が異なるだけである。すなわち、音入力部11が作業者10のヘッドセットのマイクに設けられている。作業者10のヘッドセットのマイクであるので、作業者10の発声を拾いやすい。この検知部12も音入力部11から入力された音から、音声信号以外に、エンジン雑音だけを抽出する機能も有している。そして、キャビン20の内部の所定位置に、前記エンジン雑音と逆位相の音波を出力する音波出力部19が備えられている。
次に、検知部12のエンジン雑音抽出機能と、音波出力部19の働きについて説明する。上記図6、図7、図8において、検知部12は音声信号以外に、エンジン雑音だけを抽出することが出来、その逆位相の音波信号を作成できる。そして、その逆位相の音波信号を、それら4隅の音波出力部19へ送信し、そこから逆位相の音波信号を出力させる。なお、逆位相の音波信号の作成は、検知部12ではなく、音波出力部19側で作成してもよい。
図9(A)はキャビン20の略示平面図、(B)はキャビン20の略示正面図である。音入力部11はこの場合は、キャビン20の前方の下方の中央に配置されている例である。
図9(A)、(B)に示すように、この実施例ではキャビン20の天井付近の4隅に音波出力部19を設置している。それら音波の伝達状況によって、音波の山と谷が発生するが、山と谷が重なる干渉する位置で逆位相の音波は減衰してしまう。
そこで、音入力部11を、効果的にエンジン雑音がキャンセルされるように、逆位相の音波が確実に届く位置に設置する必要がある。例えば、キャビン20の内部の4隅から逆位相の音を発生させ、キャビン20の内部でその逆位相の音が減衰しない位置に、例えば図9に示すように音入力部11を設置することが望ましい。
次に、作業者の音環境を良くする目的の本発明の実施の形態を説明する。図10はその一実施例であって、30は電装コントローラ、31はその中に内装された記録部、32は調音部、33は発音部である。図11は図10の装置の動作を説明するためのブロック線図である。
図10、図11において、あらかじめ得ておいたエンジンの周波数や音量データをパソコン34から、記録部31へシリアルバスで送信しておく。記録部31はEROMなどである。そのデータを記録部31から調音部32へシリアルバス又はCANで送信する。調音部32もEROMなどである。この調音部32で、得たエンジンの周波数や音量の値に応じて、そのエンジン音を打ち消す周波数や音量の音信号を調整する。発音部33はその打ち消し音データを得てキャビン20内に発生する。なお発音部33はこの実施例では運転席21の上部に設置されている。作業者はその結果、エンジン音が打ち消された環境で作業が可能となる。
図12は別の実施例であって、発音部33が、運転席21ではなく、作業者10の頭部にセットされたヘッドホン33aである点が異なる。調音部32から無線で送信される。図13はその動作を示すブロック線図である。
なお、図10〜図13の実施例において、本機コントローラ35から、記録部31や調音部32のエンジン雑音の周波数と音量データは、例えばコンバインの整備モードの際、更新可能である。これによって、エンジンの経年変化によりそのエンジン音の変化に対応することが出来る。更には、作業者の感覚により微調整も可能である。
次に、エンジン音の周波数や音量をあらかじめ記録しておくのではなく、集音して騒音を軽減する実施例について説明する。
図14は、その実施例を示す図であって、40はキャビン20内部の上方に設置された集音部である。この集音部40で集音し、その信号は調音部32へ送信される。そして、調音部32で、その集音された音から、エンジン雑音だけを抽出し、それに対応する打ち消し音データを作成し、発音部33へ送る。その発音部33は図に示すように、運転席21の上部に設置されている。あるいは、集音部40において、エンジン雑音を抽出し、エンジン雑音のデータを調音部32へ送るようにしてもよい。
図15は別の実施例であって、発音部33が作業者の頭部のヘッドホン33aに設置されている点が異なる。
図16、図17は集音部40において、エンジン雑音を抽出する場合であって、更に異常を検知して警告をする例を示す図である。図16(A)はエンジンのキーオン時から停止までの、周波数と音量の正常時の変化を記録したものである。それに対して図16(B)は異常が発生している場合のグラフである。この現象から、図16(C)のように、異常を検知すると、異常信号をモニタへ送信し、警告する。
図17は、そのような異常の判定を行う一例を示す。正常時における様々な周波数と音量の波形を集め記憶部41aに記憶させる。演算部41bにおいてその中から深層学習などの手法により、正常な領域を算出しておく。その正常域データを集音部40に送っておくことで、集音部40はエンジン雑音の異常をリアルタイムに判定できる。
なお、調音部32でエンジン雑音を抽出する場合も同様に異常を検知できる。
図18は、別の実施例を示し、集音部40が、エンジンが設置されたエンジンルーム42に設置された例を示す。また、発音部33は運転席21に設けられている。集音部40をエンジンルーム42内に設けることで、他の騒音が混じらず、エンジン雑音をより正確に取得できる。
図19は、図18とは別の実施例であって、発音部33を作業者の頭部のヘッドホン33aに設置した点が異なる。
なお、本発明の集音部や調音部などは、それらの機能専用のハードウェアの構成手段によっても、汎用コンピューターを利用して一部をソフトウェア的に実現しても構わない。
本発明は、より一層正確に音声認識が可能なコンバインを実現出来、あるいは作業者の環境をより良く出来るコンバインを実現できるので、稲刈りなどのコンバインに有用である。
1 コンバイン
2 操縦部
20 キャビン
21 運転席
3 刈取部
4 脱穀部
5 選別部
6 貯留部
7 排藁処理部
8 駆動部
9 走行部
10 作業者
11 音入力部
12 検知部
13 外部クラウト部
15 制御部
16 指令データベース部
17 表示部
18 操作部
19 音波出力部
30 電装コントローラ
31 記録部
32 調音部
33 発音部
40 集音部
42 エンジンルーム

Claims (12)

  1. キャビン内部の所定の場所に設置された音入力部と、
    前記音入力部から入力された音から音声を抽出し、外部のクラウド部の音声認識データベースを利用して音声認識する検知部と、
    予め登録された指示言葉とそれに対応する動作指令シーケンスを格納する指令データベース部と、
    前記検知部によって音声認識された指示言葉と、前記指令データベースとを照合し、その指示言葉に対応する動作指令シーケンスを実行させる制御部と、
    前記指示言葉を表示する表示部と、を備えたことを特徴とするコンバイン。
  2. 前記音入力部の設置される前記所定の場所は、前記キャビン内部の前方の上方位置、前記キャビン内部の前方の操作部、または、作業者の頭部であることを特徴とする、請求項1記載のコンバイン。
  3. 前記検知部は、入力された音から、前記音声以外に、エンジン雑音だけを抽出する機能も有し、
    前記キャビンの内部の所定位置から、前記エンジン雑音と逆位相の音波を出力する音波出力部を備える、請求項2記載のコンバイン。
  4. 前記音波出力部は、複数の場所に設置され、
    前記入力部は、前記複数の場所に設置された前記音波出力部から出力される逆位相の複数の音波同士が干渉により減衰しない位置に設置されている、請求項3記載のコンバイン。
  5. キャビン内の運転席を備えたコンバインにおいて、
    電装コントローラ内の、エンジン雑音の周波数と音量を記録する記録部と、
    前記記録された周波数と音量の値に応じて打ち消し音の周波数と音量を調節する調音部と、
    前記打ち消し音を発生する発音部と、を備えたことを特徴とするコンバイン。

  6. 前記発音部は、前記キャビンの運転席の上部に設置され、そこから前記打ち消し音を発生するか、または、作業者の頭部のヘッドホンへ打ち消し音の信号を送信して、そこから前記打ち消し音を発生させる、請求項5記載のコンバイン。
  7. 前記記録部のエンジン雑音の周波数と音量データは、コンバインの整備モードの際、更新可能である、請求項5記載のコンバイン。
  8. キャビン内の運転席を備えたコンバインにおいて、
    キャビン内部の音を集音する、所定の場所に設置された集音部と、
    前記集音部から送信されてくる音信号から、エンジン雑音の周波数と音量の値に応じて打ち消し音の周波数と音量を調節する調音部と、
    前記打ち消し音を発生する発音部と、を備えたことを特徴とするコンバイン。
  9. 前記集音部が設置される所定の場所は、前記キャビン内部に設置され、または、エンジンルーム内に設置される、請求項8記載のコンバイン。

  10. 前記発音部は、前記キャビンの運転席の上部に設置され、そこから前記打ち消し音を発生するか、または、オペレータのヘッドホンへ打ち消し音の信号を送信して、そこから前記打ち消し音を発生させる、請求項8記載のコンバイン。
  11. 前記集音部又は調音部は、集音したエンジン雑音の周波数の異常を検出し、前記キャビンの運転席のモニタにその異常を表示する、請求項8記載のコンバイン。
  12. 前記集音部は、集音した音の周波数の推移を記録しておき、深層学習によってキーオンサイクル中の定型挙動を抽出し、その定型挙動から外れた挙動を異常と判断する、請求項11記載のコンバイン。





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