JP2021083093A - Method for providing advertisement for tv program - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、テレビ番組用広告の提供方法に関する。 The present invention relates to a method for providing an advertisement for a television program.
従来、放送局から不特定の受信装置に対して提供されるテレビＣＭのようなマス広告は、より多くの人にリーチができる点において優位性を有していた。 Conventionally, mass advertisements such as TV commercials provided by broadcasting stations to unspecified receiving devices have an advantage in that they can reach more people.
一方で、テレビにおけるマス広告の課題として、決められたターゲットに効率よく広告を提供することができない点、特に、ＣＭ提供が長期的になるほど、視聴者に対する余剰なリーチ及びフリクエンシーが発生する傾向にある点、また、広告が及ぼす 効果が容易に把握できない点などが挙げられている。 On the other hand, as a problem of mass advertising on TV, it is not possible to efficiently provide advertisements to a fixed target, and in particular, the longer the CM is provided, the more the viewers tend to have excess reach and frequency. There are some points, and the effect of advertising is not easily understood.
テレビＣＭの効果を高めるための技術として、ユーザのスマートフォン等の携帯端末に、テレビＣＭの動画広告と、関連するネット広告を同時に表示する技術が開示されている（例えば、特許文献１）。 As a technique for enhancing the effect of TV commercials, a technique for simultaneously displaying a video advertisement of a TV commercial and a related online advertisement on a mobile terminal such as a user's smartphone is disclosed (for example, Patent Document 1).
しかしながら、上記技術は、特定ユーザの広告商品への理解を高め、その商品への購買行動を高めることができるかもしれないが、潜在的なターゲットの商品認知度を向上させる、というマス広告が有する強みについては触れられていない。 However, although the above technology may be able to enhance the understanding of a specific user's advertising product and enhance the purchasing behavior of that product, mass advertising has the effect of improving the product awareness of potential targets. No mention is made of its strengths.
このように、ネット広告分野におけるターゲティング広告の手法は、広告を、ターゲットに対して的確にリーチすることは実現できるとしても、同時に、広告を通じて、潜在的なターゲットを掘り起こすことを実現することは難しい。 In this way, the targeting advertising method in the field of online advertising can reach the target accurately, but at the same time, it is difficult to find out the potential target through the advertisement. ..
そこで、本発明は、特にテレビＣＭにおいて、既存のマス広告による広告内容に対する認知度向上効果を期待しながら、ターゲットに対して効率よく広告を提供できるような仕組みを実現することを目的とする。 Therefore, an object of the present invention is to realize a mechanism capable of efficiently providing an advertisement to a target while expecting an effect of improving awareness of the advertisement content by an existing mass advertisement, particularly in a television commercial.
本発明の一の実施形態は、ターゲティング広告を、テレビ番組を受信する受信装置に提供するテレビ番組用広告の提供方法であって、 複数のテレビ番組の視聴ログを基にターゲティング広告の提供対象とするテレビ番組を決定し、当該テレビ番組に提供するターゲティング広告を決定し、当該決定されたターゲティング広告を特定の受信装置に対して送信する。 One embodiment of the present invention is a method of providing a TV program advertisement that provides a targeting advertisement to a receiving device that receives a TV program, and is a target for providing the targeting advertisement based on viewing logs of a plurality of TV programs. The TV program to be played is determined, the targeting advertisement to be provided for the TV program is determined, and the determined targeting advertisement is transmitted to a specific receiving device.
本発明によれば、特にテレビＣＭにおいて、既存のマス広告による広告内容に対する認知度向上効果を期待しながら、ターゲットに対して効率よく広告を提供できるような仕組みを実現することができる。 According to the present invention, particularly in a television commercial, it is possible to realize a mechanism capable of efficiently providing an advertisement to a target while expecting an effect of improving awareness of the advertisement content by an existing mass advertisement.
本発明の実施形態の内容を列記して説明する。本発明の実施の形態によるテレビ番組用広告の提供方法は、以下のような構成を備える。
［項目１］
ターゲティング広告を、テレビ番組を受信する受信装置に提供するテレビ番組用広告の提供方法であって、
複数のテレビ番組の視聴ログを基にターゲティング広告の提供対象とするテレビ番組を決定し、
当該テレビ番組に提供するターゲティング広告を決定し、
当該決定されたターゲティング広告を特定の受信装置に対して送信する、テレビ番組用広告の提供方法。
［項目２］
前記ターゲティング広告の提供対象とするテレビ番組は、当該テレビ番組を視聴する視聴者の属性に基づいて決定される、項目１に記載のテレビ番組用広告の提供方法。
［項目３］
前記受信装置は、特定の属性に属する視聴者と関連付けられる受信装置である、項目１に記載のテレビ番組用広告の提供方法。
［項目４］
前記ターゲティング広告は、テレビ番組の一又は複数の広告枠に対して送信される、項目１に記載のテレビ番組用広告の提供方法。
［項目５］
前記テレビ番組は、放送信号により受信装置に提供され、前記ターゲティング広告は、インターネットを介して、前記受信装置に送信される、項目１に記載のテレビ番組用広告の提供方法。
［項目６］
前記ターゲティング広告の提供対象とするテレビ番組に関する情報を提供する、項目１に記載のテレビ番組用広告の提供方法。
［項目７］
前記ターゲティング広告が視聴されたことを示す情報を、前記受信装置から受信する、項目１に記載のテレビ番組用広告の提供方法。
［項目８］
前記ターゲティング広告を、前記受信装置と関連付けられた、特定の視聴者の端末に送信する、項目１に記載のテレビ番組用広告の提供方法。
［項目９］
前記特定の視聴者の端末は、携帯端末またはパーソナルコンピュータのいずれかである、項目８に記載のテレビ番組用広告の提供方法。
［項目１０］
前記ターゲティング広告は、所定の時刻よりも前に前記受信装置に送信され、当該受信装置は、当該所定の時刻において前記ターゲティング広告を表示する、項目１に記載のテレビ番組用広告の提供方法。
The contents of the embodiments of the present invention will be described in a list. The method of providing an advertisement for a television program according to an embodiment of the present invention has the following configuration.
[Item 1]
A method of providing a television program advertisement that provides a targeted advertisement to a receiving device that receives a television program.
Determine the TV programs to be targeted for targeted advertising based on the viewing logs of multiple TV programs.
Determine the targeting advertisement to be provided for the TV program,
A method of providing an advertisement for a television program, which transmits the determined targeting advertisement to a specific receiving device.
[Item 2]
The method for providing an advertisement for a television program according to
[Item 3]
The method for providing an advertisement for a television program according to
[Item 4]
The method for providing an advertisement for a television program according to
[Item 5]
The method for providing a television program advertisement according to
[Item 6]
The method for providing an advertisement for a television program according to
[Item 7]
The method for providing a television program advertisement according to
[Item 8]
The method for providing a television program advertisement according to
[Item 9]
The method for providing an advertisement for a television program according to
[Item 10]
The method for providing a television program advertisement according to
（第１の実施の形態）
以下、本発明の第１の実施の形態によるテレビ番組用広告の提供方法について、図面を参照しながら説明する。図１は、本発明の第１の実施の形態によるテレビ番組用広告提供システムの構成図である。
(First Embodiment)
Hereinafter, a method of providing an advertisement for a television program according to the first embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a configuration diagram of an advertisement providing system for a television program according to the first embodiment of the present invention.
図１に示すように、テレビ番組用広告の提供システムは、広告主１と、広告主１の広告を出稿する広告会社２と、広告会社２からの広告出稿を受け付けるＤＳＰ（Ｄｅｍａｎｄ Ｓｉｄｅ Ｐｌａｔｆｏｒｍ）２と、放送局７から（後述するアドレッサブル広告に適した）テレビ番組の広告枠を受け付け、ＤＳＰ２から広告枠に対する入札要求を行うことで、広告の調達を行うＳＳＰ６（Ｓｕｐｐｌｙ Ｓｉｄｅ Ｐｌａｔｆｏｒｍ）とを有する。また、放送局７から地上デジタル放送等の放送信号を介して、または、サイマル放送等によるインターネットを介して、テレビ番組を受信する受信装置８を有する。また、受信装置８は、放送局７からテレビ番組とともに、不特定の視聴者層に対して提供されるマス広告（ＴＶコマーシャル）を受信する。
As shown in FIG. 1, the television program advertisement providing system includes an
また、本実施の形態にけるテレビ番組広告の提供システムは、広告会社２から提供されるテレビ番組視聴ログや、受信装置８とペアリングされた携帯端末やパーソナルコンピュータ（ＰＣ）等の端末を介して得られる視聴者の購買データや位置情報等を分析し、最適化されたターゲティング広告のプラニングを実行する広告会社ＤＭＰ（Ｄａｔａ Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ Ｐｌａｔｆｏｒｍ）４と、また、広告会社ＤＭＰ４と連携しつつ、受信装置８から視聴者から得られるテレビ番組視聴ログを分析し、アドレッサブル広告（テレビ番組等の放送信号を受信し、インターネットに結線した受信装置における、特定の視聴者属性に対するターゲティング広告）に適した番組を抽出するアドレッサブルＤＭＰ５を有する。なお、アドレッサブルＤＭＰ５は、上記携帯端末やＰＣ等の端末を介して得られる視聴者の購買データや位置情報等のデータを、広告会社ＤＭＰ４を介さずに取得する場合もある。ＳＳＰ６は、ＤＳＰ２から調達したターゲティング広告を、放送信号またはインターネットを介して、受信装置８に送信する。また、ターゲティング広告を、受信装置とペアリングされ、特定の個人と紐づけられる携帯端末やＰＣ等の端末にも送信し得る。ここで、本システムを構成する各装置は、共通またはローカルのインターネット等のネットワークを経由して、接続される。説明の便宜上、各装置を１台ずつ記載しているが、複数であってもよく、これに限定されない。また、本例において、ＤＭＰ、ＤＳＰ、ＳＳＰ等の名称は別名称で呼称することもでき、また、システム構成についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で装置を適宜変更することもできる。
Further, the TV program advertisement providing system in the present embodiment is via a TV program viewing log provided by the
本実施の形態において、受信装置８は、その受信装置による視聴ログを収集するための装置（後述の視聴ログ収集装置９３）に接続可能とすることができ、さらに、視聴ログを収集するための装置が、個人毎の番組の視聴ログを収集する機能（後述の個人特定器９５）を有することができる。また、受信装置８は、その受信装置を利用する個人の携帯端末（例えば、スマートフォン、タブレット端末）とネットワーク経由でペアリングする機能を有することもできる。
In the present embodiment, the receiving
また、広告主１、広告会社２、放送局７等の装置は、例えばワークステーションやパーソナルコンピュータのような汎用コンピュータとしてもよいし、或いはスマートフォン、タブレット、携帯端末、その他情報端末等であってもよい。
Further, the devices such as the
図２は、本発明の第１の実施の形態によるアドレッサブルＤＭＰの機能ブロック図である。なお、図示された構成は一例であり、これ以外の構成を有していてもよい。 FIG. 2 is a functional block diagram of an addressable DMP according to the first embodiment of the present invention. The illustrated configuration is an example, and may have other configurations.
図示されるように、アドレッサブルＤＭＰ５は、データベース(図示せず)と接続されシステムの一部を構成する。ＤＭＰ５は、例えばワークステーションやパーソナルコンピュータのような汎用コンピュータとしてもよいし、或いはクラウド・コンピューティングによって論理的に実現されてもよい。 As shown, the addressable DMP5 is connected to a database (not shown) to form part of the system. The DMP5 may be a general-purpose computer such as a workstation or a personal computer, or may be logically realized by cloud computing.
ＤＭＰ５は、少なくとも、制御部１０、メモリ１１、ストレージ１２、送受信部１３、入出力部１４等を備え、これらはバス１５を通じて相互に電気的に接続される。
The
制御部１０は、ＤＭＰ５全体の動作を制御し、各要素間におけるデータの送受信の制御、及びアプリケーションの実行及び認証処理に必要な情報処理等を行う演算装置である。例えば制御部１０はＣＰＵ（Ｃｅｎｔｒａｌ Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ Ｕｎｉｔ）であり、ストレージ１２に格納されメモリ１１に展開されたプログラム等を実行して各情報処理を実施する。
The control unit 10 is an arithmetic unit that controls the operation of the
メモリ１１は、ＤＲＡＭ（Ｄｙｎａｍｉｃ Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ）等の揮発性記憶装置で構成される主記憶と、フラッシュメモリやＨＤＤ（Ｈａｒｄ Ｄｉｓｃ Ｄｒｉｖｅ）等の不揮発性記憶装置で構成される補助記憶と、を含む。メモリ１１は、プロセッサ１０のワークエリア等として使用され、また、ＤＭＰ５の起動時に実行されるＢＩＯＳ（Ｂａｓｉｃ Ｉｎｐｕｔ／Ｏｕｔｐｕｔ Ｓｙｓｔｅｍ）、及び各種設定情報等を格納する。
The memory 11 includes a main memory composed of a volatile storage device such as a DRAM (Dynamic Random Access Memory) and an auxiliary storage composed of a non-volatile storage device such as a flash memory or an HDD (Hard Disk Drive). .. The memory 11 is used as a work area or the like of the processor 10, and also stores a BIOS (Basic Input / Output System) executed when the
ストレージ１２は、アプリケーション・プログラム等の各種プログラムを格納する。各処理に用いられるデータを格納したデータベース(図示せず)がストレージ１２に構築されていてもよい。 The storage 12 stores various programs such as application programs. A database (not shown) storing data used for each process may be built in the storage 12.
送受信部１３は、ＤＭＰ５をネットワークに接続する。なお、送受信部１３は、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）及びＢＬＥ（Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ Ｌｏｗ Ｅｎｅｒｇｙ）の近距離通信インターフェースを備えていてもよい。
The transmission / reception unit 13 connects the
入出力部１４は、キーボード・マウス類等の情報入力機器、及びディスプレイ等の出力機器である。 The input / output unit 14 is an information input device such as a keyboard and a mouse, and an output device such as a display.
バス１５は、上記各要素に共通に接続され、例えば、アドレス信号、データ信号及び各種制御信号を伝達する。
The
図３は、本発明の第１の実施の形態によるアドレッサブルＤＭＰ５の制御部１０の詳細を示した機能ブロック図であり、図４は、本発明の第１の実施の形態によるアドレッサブルＤＭＰ５のストレージ１２の詳細を示した機能ブロック図である。前述の通り、制御部１０において、本実施の形態に係る分析に係るアプリケーション・プログラムの実行がされ、この実行されるプログラムのモジュールは、図示のとおり、いくつかの機能ブロックに分けられる。また、サーバの本制御部で実行される機能ブロックの全部又は一部は、その性質に応じてＳＳＰ６、または他のネットワーク上の装置の（図示しない）制御部によって実行することも可能である。 FIG. 3 is a functional block diagram showing details of the control unit 10 of the addressable DMP5 according to the first embodiment of the present invention, and FIG. 4 is a storage 12 of the addressable DMP5 according to the first embodiment of the present invention. It is a functional block diagram which showed the details of. As described above, the control unit 10 executes the application program related to the analysis according to the present embodiment, and the module of the executed program is divided into several functional blocks as shown in the figure. Further, all or a part of the functional blocks executed by the main control unit of the server can be executed by SSP6 or a control unit (not shown) of a device on another network depending on its nature.
まず、視聴ログ分析部４１は、受信装置８（より具体的には、視聴ログ分析装置３３のオンラインメータ）から、送受信部１３を介して、視聴ログを受信する。受信された視聴ログは、アドレッサブルＤＭＰ５に内蔵されるストレージ１２の視聴ログ格納部５１に格納される。また、視聴ログ分析部４１は、受信した視聴ログを基に視聴者の視聴行動を分析する。分析するに際し、個人特定器（例えば、ピープルメータ）から得られた個人の視聴ログを参照することもできる。
First, the viewing log analysis unit 41 receives the viewing log from the receiving device 8 (more specifically, the online meter of the viewing log analysis device 33) via the transmission / reception unit 13. The received viewing log is stored in the viewing log storage unit 51 of the storage 12 built in the
また、個人の視聴ログに加えて、世帯に設置される一又は複数の受信装置から取得される視聴ログから特定の属性に紐づいた個人の視聴ログを分離する方法を用いることもできる。この場合、学習データを、事前に学習データ格納部５２に格納しておくこともできる。 Further, in addition to the individual viewing log, a method of separating the individual viewing log associated with a specific attribute from the viewing log acquired from one or more receiving devices installed in the household can also be used. In this case, the learning data can be stored in the learning data storage unit 52 in advance.
例えば、学習データについては、まず、受信装置を共有する構成員を判別するため、前述の個人特定器を有する視聴ログ収集装置から取得された、受信装置（サンプル装置Ｓ）から取得される視聴ログとその装置を共有する構成員の情報とからなる第１視聴記録データに基づき、視聴チャンネル、視聴日時、属性（例えば、性別、年代による区分）に基づいて、視聴チャンネル、視聴日時から属性の存在確率を算出するための数理モデルを学習する。この学習データに基づいて、視聴ログ分析部４１は、対象装置の視聴ログに含まれる視聴チャンネルや視聴日時といった情報から、特定の個人（または属性）による視聴を推定することができる。 For example, with respect to the learning data, first, in order to determine the members who share the receiving device, the viewing log acquired from the receiving device (sample device S) acquired from the viewing log collecting device having the personal identification device described above. Based on the first viewing record data consisting of information of the members sharing the device and the viewing date and time, the existence of the attribute from the viewing channel and viewing date and time based on the viewing channel, viewing date and time, and attributes (for example, classification by gender and age). Learn a mathematical model for calculating probabilities. Based on this learning data, the viewing log analysis unit 41 can estimate viewing by a specific individual (or attribute) from information such as the viewing channel and viewing date and time included in the viewing log of the target device.
例えば、視聴ログ分析部４１は、属性をＣ１（子供：４〜１２才）、Ｃ２（子供：１３〜１９才）、Ｆ１（女性：２０〜３５才）、Ｆ２（女性：３５〜４９才）、Ｆ３（女性：５０才以上）、Ｍ１（男性：２０〜３５才）、Ｍ２（男性：３５〜４９才）、Ｍ３（男性：５０才以上）とし、それぞれに目的変数ｆ１（ｘ）〜ｆ８（ｘ）に対応させる。ここでｘは説明変数（ベクトル）であり、例えば、ｆ１（ｘ）は、装置を共有する構成員の中にＣ１の属性の構成員が存在する確率を示す目的変数である。なお、属性はあくまで一例であり、上記の例に限定されるものでない。そして、視聴ログ分析部４１は、サンプル装置Ｓから得た視聴ログに基づいて、上記の目的変数ｆ１（ｘ）〜ｆ８（ｘ）と説明変数ｘとの関係を学習する。 For example, the viewing log analysis unit 41 has attributes C1 (children: 4 to 12 years old), C2 (children: 13 to 19 years old), F1 (female: 20 to 35 years old), F2 (female: 35 to 49 years old). , F3 (female: 50 years old or older), M1 (male: 20-35 years old), M2 (male: 35-49 years old), M3 (male: 50 years old or older), and the objective variables f1 (x) to f8, respectively. Corresponds to (x). Here, x is an explanatory variable (vector), and for example, f1 (x) is an objective variable indicating the probability that a member of the attribute of C1 exists among the members sharing the device. The attributes are merely examples, and are not limited to the above examples. Then, the viewing log analysis unit 41 learns the relationship between the objective variables f1 (x) to f8 (x) and the explanatory variables x based on the viewing log obtained from the sample device S.
そして、視聴ログ分析部４１は、個人特定器を有しない視聴ログ収集装置９３を設置する装置（対象装置Ｔ）から得た視聴ログに基づいて、説明変数に値を入力して、目的変数ｆ１（ｘ）〜ｆ８（ｘ）の各々の値（存在確率）を算出する。そして、視聴ログ分析部４１は、算出された目的変数ｆ１（ｘ）〜ｆ８（ｘ）の各々の値（存在確率）に基づいて対象装置Ｔの構成員の属性を判定する。具体的には、視聴ログ分析部４１は、目的変数ｆ１（ｘ）〜ｆ８（ｘ）の値のうち、第１閾値以上である目的変数を抽出し、抽出した目的変数に対応する属性の構成員が対象装置を共有すると判定する。例えば、本実施の形態においては、存在を判定された装置ＩＤ「００１」の構成員が、属性Ｃ１、Ｆ２、Ｍ２に属する個人（各々個人ＩＤ「１」、「２」、「３」）であるとする。 Then, the viewing log analysis unit 41 inputs a value to the explanatory variable based on the viewing log obtained from the device (target device T) for which the viewing log collecting device 93 having no personal identification device is installed, and the objective variable f1. Each value (existence probability) of (x) to f8 (x) is calculated. Then, the viewing log analysis unit 41 determines the attributes of the members of the target device T based on the calculated values (existence probability) of the objective variables f1 (x) to f8 (x). Specifically, the viewing log analysis unit 41 extracts the objective variable that is equal to or higher than the first threshold value from the values of the objective variables f1 (x) to f8 (x), and configures the attributes corresponding to the extracted objective variable. It is determined that the members share the target device. For example, in the present embodiment, the members of the device ID "001" whose existence has been determined are individuals belonging to the attributes C1, F2, and M2 (individual IDs "1", "2", and "3", respectively). Suppose there is.
次に、視聴ログ分析部４１は対象装置Ｔから得た視聴ログの各々について、対象装置について判定された構成員（属性Ｃ１、Ｆ２、Ｍ２に属する個人）の各々の視聴の有無を判定する。すなわち、視聴ログ分析部４１は、異なる時間帯（または、曜日、チャンネル）の視聴ログの各々について、上記判定されたＣ１、Ｆ２、Ｍ２の属性のユーザのそれぞれが視聴したかを判定する。 Next, the viewing log analysis unit 41 determines whether or not each of the viewing logs obtained from the target device T is viewed by the members (individuals belonging to the attributes C1, F2, and M2) determined for the target device. That is, the viewing log analysis unit 41 determines whether each of the users with the attributes C1, F2, and M2 determined above has viewed each of the viewing logs in different time zones (or days of the week, channels).
装置視聴ログに対して各構成員の視聴を判定する処理に先立ち、視聴ログ分析部４１は、サンプル装置Ｓから取得した個人視聴記録データに基づいて、視聴チャンネル視聴日時、属性（性別、年代による区分）に基づいて、対象の視聴ログが各属性のユーザにより視聴された確率（視聴確率）を算出するための数理モデルを学習する。 Prior to the process of determining the viewing of each member with respect to the device viewing log, the viewing log analysis unit 41 determines the viewing channel viewing date and time and attributes (gender, age) based on the personal viewing record data acquired from the sample device S. Based on the classification), a mathematical model for calculating the probability (viewing probability) that the target viewing log is viewed by the user of each attribute is learned.
例えば、視聴ログ分析部４１は、Ｃ１、Ｃ２、Ｆ１、Ｆ２、Ｆ３、Ｍ１、Ｍ２、Ｍ３の属性の各々に目的変数ｇ１（ｘ）〜ｇ８（ｘ）に対応させる。ここでｙは説明変数（ベクトル）であり、例えば、ｇ１（ｙ）は、対象ログがＣ１の属性の構成員により視聴されたかを示す目的変数である。そして、視聴ログ分析部４１は、サンプル装置Ｓから得た視聴ログに基づいて、上記の目的変数ｇ１（ｙ）〜ｇ８（ｙ）と説明変数ｙとの関係を学習する。 For example, the viewing log analysis unit 41 associates the attributes of C1, C2, F1, F2, F3, M1, M2, and M3 with the objective variables g1 (x) to g8 (x). Here, y is an explanatory variable (vector), and for example, g1 (y) is an objective variable indicating whether the target log has been viewed by a member of the attribute of C1. Then, the viewing log analysis unit 41 learns the relationship between the objective variables g1 (y) to g8 (y) and the explanatory variable y based on the viewing log obtained from the sample device S.
そして、視聴ログ分析部４１は、対象装置Ｔから得た視聴ログに基づいて、説明変数に値を入力して、目的変数ｇ１（ｙ）〜ｇ８（ｙ）のうち、対象装置Ｔを共有する構成員に対応する目的変数の値（視聴確率）を算出する。また、視聴ログ分析部４１は、算出した視聴確率のうち、視聴ログについて設定した閾値以上である視聴確率に対応する属性のユーザが当該視聴ログを視聴していたと判定することができる。これにより、装置視聴ログに基づいて、属性Ｃ１、Ｆ２、Ｍ２に属する個人（各々個人ＩＤ「１」、「２」、「３」）の個人視聴ログを得ることができる。 Then, the viewing log analysis unit 41 inputs a value into the explanatory variable based on the viewing log obtained from the target device T, and shares the target device T among the objective variables g1 (y) to g8 (y). Calculate the value (viewing probability) of the objective variable corresponding to the member. Further, the viewing log analysis unit 41 can determine that, among the calculated viewing probabilities, a user with an attribute corresponding to the viewing probability that is equal to or higher than the threshold value set for the viewing log is viewing the viewing log. As a result, it is possible to obtain personal viewing logs of individuals belonging to the attributes C1, F2, and M2 (individual IDs "1", "2", and "3", respectively) based on the device viewing log.
次に、ターゲティング広告対象番組抽出部４２は、分析した視聴ログを基に、ターゲティング広告を挿入する対象となる番組を抽出する。抽出方法は後述する。また、ターゲティング広告対象番組抽出部４２は、抽出した番組に関する情報を、ターゲティング広告対象番組情報格納部５３に格納し、管理する。ここで、「ターゲティング広告」とは、特定の視聴者属性に属する個人にターゲティングされる広告のことをいう。「ターゲティング広告対象番組」とは、ターゲティング広告が含まれる番組のことをいう。 Next, the targeting advertisement target program extraction unit 42 extracts the target program into which the targeting advertisement is inserted based on the analyzed viewing log. The extraction method will be described later. In addition, the targeting advertisement target program extraction unit 42 stores and manages the information about the extracted program in the targeting advertisement target program information storage unit 53. Here, the "targeting advertisement" refers to an advertisement targeted to an individual belonging to a specific viewer attribute. "Targeted advertisement target program" means a program including a targeting advertisement.
番組情報共有部４３は、抽出されたターゲティング広告対象番組を、ネットワーク上の他の装置、例えば、ＳＳＰ６に通知する。 The program information sharing unit 43 notifies another device on the network, for example, SSP6, of the extracted targeted advertisement target program.
視聴効果情報生成部４６は、受信装置８から送信された、ターゲティング広告が表示されたこと、または、視聴されたことを示すログを基に、視聴実績を示す視聴効果情報を生成する。受信されたログは、視聴効果情報として視聴効果情報格納部５４に格納される。
The viewing effect information generation unit 46 generates viewing effect information indicating the viewing result based on the log indicating that the targeting advertisement is displayed or has been viewed, which is transmitted from the receiving
図５は、本発明の第１の実施の形態によるＳＳＰの機能ブロック図である。なお、図示された構成は一例であり、これ以外の構成を有していてもよい。 FIG. 5 is a functional block diagram of the SSP according to the first embodiment of the present invention. The illustrated configuration is an example, and may have other configurations.
図示されるように、ＳＳＰ６は、データベース(図示せず)と接続されシステムの一部を構成する。ＳＳＰ６は、例えばワークステーションやパーソナルコンピュータのような汎用コンピュータとしてもよいし、或いはクラウド・コンピューティングによって論理的に実現されてもよい。
As shown, the
ＳＳＰ６は、少なくとも、制御部２０、メモリ２１、ストレージ２２、送受信部２３、入出力部２４等を備え、これらはバス２５を通じて相互に電気的に接続される。個々の構成要素の機能構成は、図２のアドレッサブルＤＭＰ５と同じ構成であるので説明を省略する。
The
図６は、本発明の第１の実施の形態によるアドレッサブルＳＳＰ６の制御部１０の詳細を示した機能ブロック図であり、図７は、本発明の第１の実施の形態によるアドレッサブルＤＭＰ５のストレージ１２の詳細を示した機能ブロック図である。前述の通り、制御部１０において、本実施の形態に係る分析に係るアプリケーション・プログラムの実行がされ、この実行されるプログラムのモジュールは、図示のとおり、いくつかの機能ブロックに分けられる。また、サーバの本制御部で実行される機能ブロックの全部又は一部は、その性質に応じてＤＳＰ３、放送局７、または他のネットワーク上の装置の（図示しない）制御部によって実行することも可能である。
FIG. 6 is a functional block diagram showing details of the control unit 10 of the
広告管理部４４は、ネットワーク上の他の装置、例えば、広告会社２、ＤＳＰ３、または放送局７から、ターゲティング広告に関するデータを受信し、ターゲティング広告格納部５４に格納する。
The advertisement management unit 44 receives data related to the targeting advertisement from another device on the network, for example, the
広告送信部４５は、放送信号、または、インターネット等ネットワークを介して、受信装置８にターゲティング広告を送信する。
The advertisement transmission unit 45 transmits a targeting advertisement to the receiving
図７は、本発明の第１の実施の形態による受信装置８の機能ブロック図である。なお、図示された構成は一例であり、これ以外の構成を有していてもよい。
FIG. 7 is a functional block diagram of the receiving
本実施の形態においてはでは、受信装置、特に、デジタル放送受信装置を例に説明する。図８において、受信装置８は、制御部８０、メモリ８１、ストレージ８２、ブラウザ８３、チューナ部８４、復調部８５、分離部８６、復号部８７、表示制御部８８、表示部８９、入出力部９０、送受信部９１を有するよう構成され、各々の構成要素は、バス９２によって接続され、互いにデータの送受信が可能な状態となっている。
In the present embodiment, a receiving device, particularly a digital broadcasting receiving device, will be described as an example. In FIG. 8, the receiving
また、受信装置８は、放送局７から送出されたデジタル放送信号を、チューナ８４を介して受信し、復調部８５によって受信した放送信号を復調する。ここで、受信されるデジタル放送信号の一例として、ＭＰＥＧ−ＴＳ方式等で多重化されて伝送された信号が挙げられる。
Further, the receiving
分離部８６は、ＭＰＥＧ−ＴＳ方式で受信された放送信号を映像データ及び音声データ等のデータに分離し、復号部８７は、分離された映像データ及び音声データを復号し、表示制御部８８により、映像の場合には、ディスプレイ等の表示部２９に番組映像、広告の映像等を表示し、音声の場合には、（図示しない）スピーカ等を経て音声出力する。また、受信装置８は、ブラウザ８３をプリインストールしており、ブラウザ８３を通じて、インターネット経由で受信されたコンテンツを表示部８９に表示することができる。後述するように、受信装置８は、インターネット経由でターゲティング広告をコンテンツデータとして受信し、ブラウザ８３を通じて表示部８９に表示することができる。
The separation unit 86 separates the broadcast signal received by the MPEG-TS method into data such as video data and audio data, and the decoding unit 87 decodes the separated video data and audio data by the display control unit 88. In the case of video, a program video, an advertisement video, or the like is displayed on a display unit 29 of a display or the like, and in the case of audio, audio is output via a speaker (not shown) or the like. Further, the receiving
制御部８０は、受信装置８全体の動作を制御し、各要素間におけるデータの送受信の制御、及びアプリケーションの実行及び認証処理に必要な情報処理等を行う演算装置である。例えば制御部８０はＣＰＵ（Ｃｅｎｔｒａｌ Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ Ｕｎｉｔ）であり、ストレージ８２に格納されメモリ２１に展開されたプログラム等を実行して各情報処理を実施する。
The control unit 80 is an arithmetic unit that controls the operation of the
メモリ８１は、ＤＲＡＭ（Ｄｙｎａｍｉｃ Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ）等の揮発性記憶装置で構成される主記憶と、フラッシュメモリやＨＤＤ（Ｈａｒｄ Ｄｉｓｃ Ｄｒｉｖｅ）等の不揮発性記憶装置で構成される補助記憶と、を含む。メモリ８１は、プロセッサ８０のワークエリア等として使用され、また、ＤＭＰ５の起動時に実行されるＢＩＯＳ（Ｂａｓｉｃ Ｉｎｐｕｔ／Ｏｕｔｐｕｔ Ｓｙｓｔｅｍ）、及び各種設定情報等を格納する。
The memory 81 includes a main memory composed of a volatile storage device such as a DRAM (Dynamic Random Access Memory) and an auxiliary storage composed of a non-volatile storage device such as a flash memory or an HDD (Hard Disk Drive). .. The memory 81 is used as a work area or the like of the processor 80, and stores a BIOS (Basic Input / Output System) executed when the
ストレージ８２は、アプリケーション・プログラム等の各種プログラムを格納する。また、受信装置８で受信されたテレビ番組を録画先として格納することができる。ストレージ８２として、ハードディスク装置を用いることができる。また、ストレージ２２として、入出力部９０（例えば、ＵＳＢインターフェース）を介してハードディスク装置を受信装置８に対して外付けすることもできる。
The storage 82 stores various programs such as application programs. Further, the television program received by the receiving
送受信部９１は、受信装置８を有線または無線でネットワークに接続する。なお、送受信部９１は、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）及びＢＬＥ（Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ Ｌｏｗ Ｅｎｅｒｇｙ）の近距離通信インターフェースを備えていてもよい。
The transmission / reception unit 91 connects the
入出力部９０は、ＵＳＢインターフェース、ＨＤＭＩインターフェース等からなり、ハードディスク装置や録画装置等外部装置と接続するためのインターフェースとなる。さらに、受信装置８によっては、視聴ログ収集装置９３が入出力装置９０を介して接続される。より具体的には、視聴ログ収集装置９３は、チャンネルセンサ３４、個人特定器９５、オンラインメータ９６を有する。
The input / output unit 90 includes a USB interface, an HDMI interface, and the like, and serves as an interface for connecting to an external device such as a hard disk device and a recording device. Further, depending on the receiving
チャンネルセンサ９４は、受信装置８の電源のオンオフの状態に連動し、受信装置８の音声出力端子に接続されることで、受信装置８から出力される音声を抽出し、その音声の特徴から視聴者が現在同調しているチャンネルを認識する。また、個人特定器９５（例えば、ピープルメータ）は、チャンネルセンサと同様、受信装置８の電源状態に連動し、装置を共有する構成員を特定するためのボタンを有しており、装置を共有する各構成員は、番組を視聴する際に自分に割り当てられたボタンを押す。これにより、個人特定器は、番組を視聴している構成員を特定することができる。例えば、構成員として、Ｃ１（子供：４〜１２才）、Ｃ２（子供：１３〜１９才）、Ｆ１（女性：２０〜３５才）、Ｆ２（女性：３５〜４９才）、Ｆ３（女性：５０才以上）、Ｍ１（男性：２０〜３５才）、Ｍ２（男性：３５〜４９才）、Ｍ３（男性：５０才以上）といった属性に属する視聴者層を特定することができる。なお、個人特定器は、装置単位視聴のみを特定する場合においては、視聴ログ収集装置に含まれなくてもよい。また、オンラインメータは、特定されたチャンネル（番組）と個人（または個人を特定しない場合は装置）に関する情報を視聴ログとして収集し、インターネット等を介して、アドレッサブルＤＭＰ５に送信する。また、オンラインメータ９６は、1分間隔で資料ログを収集し、随時アドレッサブルＤＭＰ５に送信することもできるが、視聴ログを1分刻みで蓄積しておき、バッチ処理でアドレッサブルＤＭＰ５に送信することもできる。なお、受信装置８は、前述のとおり、視聴ログ収集装置を設置しないこともできる。また、視聴ログ収集装置として、別の手段を用いることもでき、また、受信装置８に同様の機能を内蔵させることもできる。
The channel sensor 94 is linked to the on / off state of the power supply of the receiving
図８は、本発明の第１の実施の形態による視聴ログテーブルの例である。図８に示す視聴ログテーブル１００は、装置ＩＤ、個人特定器３５により個人を特定する方法によって特定された個人ＩＤと、その個人の属性、その個人が視聴したチャンネル（番組）の日時、そしてチャンネルに関する情報を格納する。ここで、チャンネルが「０」であるとは、その個人が視聴を行わなかったことを示す。なお、各世帯に１台のみ受信装置が備えられている場合等、世帯と装置が一意に紐づけされる場合は、装置ＩＤの代わりに世帯ＩＤを用いることも可能である。 FIG. 8 is an example of a viewing log table according to the first embodiment of the present invention. The viewing log table 100 shown in FIG. 8 shows a device ID, an individual ID specified by a method of identifying an individual by an individual identifying device 35, an attribute of the individual, a date and time of a channel (program) viewed by the individual, and a channel. Stores information about. Here, when the channel is "0", it means that the individual did not watch. When the household and the device are uniquely linked, such as when only one receiving device is provided in each household, it is possible to use the household ID instead of the device ID.
図９は、本発明の第１の実施の形態による視聴率集計テーブルの例である。図９に示す番組別視聴率集計テーブル２００は、番組別に、視聴率情報を属性別に格納している。例えば、テーブル２００の例において、番組Ａの視聴率（％）は、Ｃ１が１．１％、Ｃ２が１．２％、Ｍ１が２．４％等となる。 FIG. 9 is an example of an audience rating aggregation table according to the first embodiment of the present invention. The program-specific audience rating aggregation table 200 shown in FIG. 9 stores audience rating information for each program and for each attribute. For example, in the example of the table 200, the audience rating (%) of the program A is 1.1% for C1, 1.2% for C2, 2.4% for M1, and the like.
図１０は、本発明の第１の実施の形態によるターゲティング広告対象番組管理テーブルの例である。図８に示すターゲティング広告対象番組格納テーブル３００は、ターゲティング広告対象として抽出された番組と、その番組についてターゲティングされる属性の情報を格納する。例えば、テーブル３００の例において、番組Ｃについて、ターゲティングされる属性がＭ３とＦ２であることを示している。また、本テーブルに、ターゲティング広告が提供される広告枠（例えば、「７月１３日の朝８時３０分００秒から１５秒」）に関する情報を格納することもできる。 FIG. 10 is an example of a targeted advertising target program management table according to the first embodiment of the present invention. The targeting advertisement target program storage table 300 shown in FIG. 8 stores information on the program extracted as the targeting advertisement target and the attribute to be targeted for the program. For example, in the example of table 300, it is shown that the targeted attributes for program C are M3 and F2. In addition, this table can also store information about an advertising space (for example, "July 13th, 8:30 am to 15 seconds") on which the targeted advertisement is provided.
図１１は、本発明の第１の実施の形態によるターゲティング広告管理テーブルの例である。図１１に示すターゲティング広告管理テーブル４００は、ターゲティング広告の対象となる番組について入稿されたターゲティング広告とその広告がターゲティングする属性に関する情報を格納する。例えば、テーブル４００の例において、番組Ｃに対して、広告ＡＡ、ＡＢが入稿され、広告ＡＡは、属性Ｍ３の視聴者層にターゲティングされ、広告ＡＢは、属性Ｆ２の視聴者層にターゲティングされていることを示している。 FIG. 11 is an example of a targeted advertisement management table according to the first embodiment of the present invention. The targeting advertisement management table 400 shown in FIG. 11 stores information on the targeting advertisement submitted for the program targeted by the targeting advertisement and the attributes targeted by the advertisement. For example, in the example of the table 400, the advertisements AA and AB are submitted to the program C, the advertisement AA is targeted to the viewer group of the attribute M3, and the advertisement AB is targeted to the viewer group of the attribute F2. It shows that it is.
図１２は、本発明の第１の実施の形態によるターゲティング広告送信管理テーブルの例である。図１２に示すターゲティング広告送信管理テーブル５００は、番組Ｃと、番組Ｃ内で提供される広告、ターゲティングされる属性、及び個人を特定するＩＤを格納する。例えば、テーブル５００の例において、番組Ｃに対して、広告ＡＢが、属性Ｆ２の、装置ＩＤが「００１」、個人ＩＤ「２」で特定される個人に、所定の広告枠に送信されることを示している。ここで、送信設定として、前述のように、時間指定による設定、配信期間による設定、インプレッション数の上限やノルマを設定し、対象番組内で所定のインプレッション数を満たすまで送信し続ける設定、希望する属性が実際に視聴するまで送信し続ける設定等の情報を格納することもできる。ここで、ターゲティング広告を送信する個人として、個人特定器で特定される個人だけでなく、前述の、装置別の視聴ログから特定の属性に紐づいた個人の視聴ログを分離する方法を用いて推測される個人の視聴ログ（例えば、視聴チャンネルや視聴時刻、時間帯）に基づき、広告を提供する番組を視聴するであろう個人に対して広告の送信するよう設定することもできる。 FIG. 12 is an example of a targeting advertisement transmission management table according to the first embodiment of the present invention. The targeting advertisement transmission management table 500 shown in FIG. 12 stores the program C, the advertisement provided in the program C, the targeted attribute, and the ID for identifying an individual. For example, in the example of the table 500, for the program C, the advertisement AB is transmitted to the individual having the attribute F2, the device ID is "001", and the individual ID is "2", in a predetermined advertising space. Is shown. Here, as the transmission setting, as described above, the setting by specifying the time, the setting by the distribution period, the upper limit of the number of impressions and the quota are set, and the setting of continuing to transmit until the predetermined number of impressions is satisfied in the target program, desired. It is also possible to store information such as settings that continue to be transmitted until the attribute is actually viewed. Here, as an individual who sends a targeting advertisement, not only the individual identified by the personal identification device but also the above-mentioned method of separating the individual viewing log associated with a specific attribute from the viewing log for each device is used. It is also possible to set the advertisement to be sent to the individual who will watch the program providing the advertisement based on the estimated personal viewing log (for example, the viewing channel, the viewing time, and the time zone).
図１３は、本発明の第１の実施の形態による広告視聴効果管理テーブルの例を示した図である。図１０に示す広告視聴効果管理テーブル６００は、番組別に、ターゲティング広告に関する情報と、ターゲティング広告が配信された（装置ＩＤと個人ＩＤで特定される）個人によって視聴されたか否かを示す情報を格納する。例えば、テーブル６００の例において、番組Ｃについて、所定の広告枠に配信された広告ＡＢを、ターゲティングした（装置ＩＤ「００１」、個人ＩＤ「２」で特定される）個人が視聴したこと（ＴＲＵＥ）を示している。 FIG. 13 is a diagram showing an example of an advertisement viewing effect management table according to the first embodiment of the present invention. The advertisement viewing effect management table 600 shown in FIG. 10 stores information on the targeting advertisement and information indicating whether or not the targeting advertisement has been viewed by the individual to whom the targeting advertisement has been delivered (specified by the device ID and the personal ID) for each program. To do. For example, in the example of the table 600, the advertisement AB delivered to the predetermined advertising space is viewed by the targeted individual (specified by the device ID "001" and the personal ID "2") for the program C (TRUE). ) Is shown.
図１４は、本発明の第１の実施の形態によるテレビ番組用広告の提供方法の例を示すフローチャート図である。本提供方法に係る処理は、例えば、アドレッサブルＤＭＰ５のメモリ１１に格納されたプログラムを制御部１０、または、ＳＳＰ６のメモリ２１に格納されたプログラムを制御部２０において実行することで実現される。または、アドレッサブルＤＭＰ５またはＳＳＰ６と他のサーバまたは装置とが協働して、本処理を分散処理することもできるし、他のサーバまたは装置が単独で本処理を実行することもできる。
FIG. 14 is a flowchart showing an example of a method of providing an advertisement for a television program according to the first embodiment of the present invention. The process according to the present method is realized, for example, by executing the program stored in the memory 11 of the
まず、アドレッサブルＤＭＰ５の制御部１０の視聴ログ分析部４１は、受信装置８の視聴ログ収集装置９３から受信した視聴ログを分析する（Ｓ１０１）。例えば、視聴ログ分析部４１は、個人特定器（例えば、ピープルメータ）から得られた個人の視聴ログを参照し、番組別に各属性の視聴率を集計する。例えば、視聴ログ分析部４１は、図８の視聴ログテーブル１００に示す各個人ＩＤと関連付けられる個人の番組視聴ログを基に、図９の番組別視聴率集計テーブル２００に示すような、番組毎の属性別視聴率情報を生成する。
First, the viewing log analysis unit 41 of the control unit 10 of the
他の例として、視聴ログ分析部４１は、個人特定器から得られた個人の視聴ログに加え、装置別の視聴ログから特定の属性に紐づいた個人の視聴ログを分離する方法を用いて推測された個人の視聴ログを基に、図９の番組別視聴率集計テーブル７００に示すような、番組毎の属性別視聴率情報を生成することもできる。本例によれば、個人特定器から得られた視聴ログより広い範囲の装置から得られた視聴ログを利用できるため、より確度の高い視聴率情報を得ることができる。 As another example, the viewing log analysis unit 41 uses a method of separating the individual viewing log associated with a specific attribute from the viewing log for each device in addition to the individual viewing log obtained from the personal identifier. Based on the estimated individual viewing log, it is also possible to generate the audience rating information by attribute for each program as shown in the audience rating aggregation table 700 for each program in FIG. According to this example, since the viewing log obtained from a wider range of devices can be used than the viewing log obtained from the personal identification device, more accurate audience rating information can be obtained.
続いて、アドレッサブルＤＭＰ５のターゲティング広告対象番組抽出部４２は、ターゲティング広告を配信する対象となる番組を抽出する（Ｓ１０２）。例えば、ターゲティング広告対象番組抽出部４２は、図９に示す番組別視聴率集計テーブル２００を参照し、番組Ａ、Ｂが、各属性別の視聴率にばらつきが少ないのに対し、番組Ｃ、Ｄが、特定の属性の視聴者層の視聴率が他の属性の視聴率に比べて突出していることを特定する。特に、番組Ｃについて、Ｍ３の視聴率が５．７、Ｆ２の視聴率が４．７であり、番組Ｄについて、Ｃ２の視聴率が５．７、Ｆ２の視聴率が４．７であるように、他の属性の視聴率に比べて顕著に高いことがわかる。この傾向は、ある番組においては、特定の属性の視聴者層にターゲティングした広告を効率的に提供する機会があることを示しており、このような番組を、番組抽出部４２は、ターゲティング広告を提供することに適した番組として抽出する。すなわち、図９の例においては、番組抽出部４２は、番組Ｃ、Ｄをターゲティング広告対象番組として抽出する。ここで、特定の属性の視聴者層の視聴率が他の属性に比べて顕著に高いことを示す基準として、絶対的な閾値を用いたり、番組の全体の視聴率と相対的な閾値を用いたりすることができる。 Subsequently, the targeting advertisement target program extraction unit 42 of the addressable DMP5 extracts the target program to which the targeting advertisement is distributed (S102). For example, the targeting advertisement target program extraction unit 42 refers to the program-specific audience rating aggregation table 200 shown in FIG. 9, and while the programs A and B have little variation in the audience rating for each attribute, the programs C and D However, it is specified that the audience rating of the viewer group of a specific attribute is outstanding compared to the audience rating of other attributes. In particular, for program C, the audience rating of M3 is 5.7 and the audience rating of F2 is 4.7, and for program D, the audience rating of C2 is 5.7 and the audience rating of F2 is 4.7. In addition, it can be seen that the audience rating is significantly higher than that of other attributes. This tendency indicates that in a certain program, there is an opportunity to efficiently provide targeted advertisements to a viewer group of a specific attribute, and the program extraction unit 42 displays such a program as a targeted advertisement. Extract as a program suitable for providing. That is, in the example of FIG. 9, the program extraction unit 42 extracts the programs C and D as the targeted advertising target programs. Here, as a criterion for showing that the audience rating of the viewer group of a specific attribute is significantly higher than that of other attributes, an absolute threshold value is used, or a threshold value relative to the overall audience rating of the program is used. Can be done.
次に、アドレッサブルＤＭＰ５の番組情報共有部４３は、抽出されたターゲティング広告対象番組に関連する情報を共有する（Ｓ１０３）。例えば、番組情報共有部４３は、抽出されたターゲティング広告対象番組に関連する情報を、ネットワーク上の他の装置、例えば、ＳＳＰ６や放送局７に通知または共有する。共有する情報としては、例えば、図１０に示すターゲティング広告対象番組格納テーブル３００に示すように、「番組Ｃは、属性Ｍ３とＦ２という視聴者層がいて、ターゲティング広告に適した広告枠がある」、といった情報が挙げられる。これにより、ＳＳＰ６や放送局７等の装置は、ターゲティング広告に適した番組を把握することができ、その番組を、ターゲティング広告を配信する対象番組とすることを決定すると、ＤＳＰ３や広告会社２と連携して広告主１に対して広告の入稿をオファーすることができる。例えば、広告会社２は、広告主１に対して、「番組Ｃは、属性Ｍ３やＦ２といった視聴者層が〇〇人いそうなので、ターゲティング広告枠を××円で買わないか」といったオファーを提示することができる。
Next, the program information sharing unit 43 of the addressable DMP5 shares information related to the extracted targeted advertising target program (S103). For example, the program information sharing unit 43 notifies or shares information related to the extracted targeted advertising target program to other devices on the network, for example,
続いて、ＳＳＰ６の広告管理部６１は、入稿されたターゲティング広告をストレージに格納する（Ｓ１０４）。例えば、広告会社が、ターゲティング広告のための広告データを入稿すると、広告データは、ＤＳＰ３を介してＳＳＰ６に送信され、ＳＳＰ６のストレージに格納される。ここで、広告会社のほか、放送局や広告主が、直接広告データを入稿することもできる。例えば、格納されたターゲティング広告のための広告データは、インターネットを経由して、ターゲティング広告を放送する一または複数の放送局により、内容確認することもできる。広告データは、例えば、ＭＰ４／ＭＰＥＧ４形式のフォーマットで格納することができる。また、放送の解像度、超高解像度、標準解像度、低解像度といった異なる解像度による形式による格納、また、低速回線、高速回線といった通信状況に応じた異なる圧縮形式やファイルサイズによる格納も可能とすることが好ましい。以上の一連の処理により、ターゲティング広告を受信装置に対して配信する準備が完了する。
Subsequently, the advertisement management unit 61 of the
図１５は、本発明の第１の実施の形態によるテレビ番組用広告の視聴実績を収集する方法の例を示すフローチャート図である。本提供方法に係る処理は、例えば、ＳＳＰ６のメモリ２１に格納されたプログラムを制御部２０において実行することにより、または、アドレッサブルＤＭＰ５のメモリ１１に格納されたプログラムを制御部１０において実行することで実現される。または、ＳＳＰ６またはアドレッサブルＤＭＰ５と他のサーバまたは装置とが協働して、本処理を分散処理することもできるし、他のサーバまたは装置が単独で本処理を実行することもできる。例えば、ＳＳＰ６で実行される処理を、アドサーバ等の広告配信サーバにより実行することもできる。
FIG. 15 is a flowchart showing an example of a method of collecting viewing results of an advertisement for a television program according to the first embodiment of the present invention. The process according to the present method is, for example, by executing the program stored in the memory 21 of the
まず、ＳＳＰ６の制御部２０の広告送信部６２は、ターゲティング広告格納部７１に格納されたターゲティング広告データを受信装置８に配信する（Ｓ２０１）。例えば、広告送信部４５は、図１２に示すターゲティング広告送信管理テーブル５００を参照し、番組放送中または事前に、広告データをターゲティングする個人が視聴する受信装置８に送信する。ターゲティング広告を送信する広告枠が決まっている場合は、例えば、番組Ｃにおいて、広告ＡＢに関する広告データを、装置ＩＤ「００１」、個人ＩＤ「２」で特定される個人が視聴する受信装置８に対して、広告枠の時刻「７月１３日８時３０分００秒」または事前の時刻に、送信する。広告データが受信装置８に対して事前送信される場合は、受信装置８のメモリに広告データが一時的に蓄積され、所定の広告枠の時刻において、ターゲティング広告を表示する。他の例において、ターゲティング広告を表示すべき受信装置８が、所定のタイミングで広告の受信要求をＳＳＰ６に送信することも可能である。さらに他の例においては、放送局７が、テレビ番組とともにターゲティング広告を、放送信号を介して受信装置８に送信することもできる。また、放送局７が、サイマル放送や見逃し視聴のために、テレビ番組をインターネット配信する場合においては、テレビ番組とともにターゲティング広告を、インターネット経由で受信装置８に送信することもできる。また、前述の通り、ターゲティング広告を、受信装置とペアリングされ、特定の個人と紐づけられる携帯端末やＰＣ等の端末にも送信し得る。
First, the advertisement transmission unit 62 of the control unit 20 of the
送信されたターゲティング広告に係る広告データは、受信装置８の表示部８９に、ブラウザ８３を介して表示される。例えば、テレビ番組はリニア放送である場合は、テレビ番組自体は放送信号を介して受信装置８の表示部８９に表示されるのに対して、ターゲティング広告は、インターネットを経由して、ブラウザ８３を介して表示部２９に表示される。表示形態としては、放送信号を介して表示されるテレビ番組の映像にオーバーレイするようにターゲティング広告の映像を表示することができる。他の例において、放送信号を介してテレビ番組とともにターゲティング広告を送信する場合は、ターゲティング広告が含まれる放送信号は、受信装置８において、所定の処理を経たのちに復号部８７によって復号化され、その結果、ターゲティング広告が、表示部８９に表示される。
The transmitted advertisement data related to the targeting advertisement is displayed on the display unit 89 of the receiving
このように、システム全体として、幅広い属性の視聴者層にリーチし、広告商品やサービスの認知度を高める効果を維持するために不特定多数の視聴者に対するマス広告を提供しつつ、特定の属性の個人と紐づけられる受信装置に対しては、その属性の個人を狙ったターゲティング広告を提供することができる、といった、テレビ広告とインターネット広告双方のメリットを享受できる。 In this way, the system as a whole reaches a wide range of viewers with specific attributes while providing mass advertising to an unspecified number of viewers in order to maintain the effect of raising awareness of advertising products and services. You can enjoy the merits of both TV advertising and Internet advertising, such as being able to provide targeting advertisements targeting individuals with that attribute to the receiving device associated with the individual.
また、一のテレビ番組において、特定の受信装置に対してターゲティング広告を提供する広告枠は、複数ある広告枠の一つの枠とすることができるし、指定されたインプレッション数に応じて回数を増やすこともできる。 Further, in one TV program, the ad space that provides the targeting advertisement to a specific receiving device can be one frame of a plurality of ad space, and the number of times is increased according to the specified number of impressions. You can also do it.
続いて、アドレッサブルＤＭＰ５の視聴効果情報生成部４４は、受信装置８から、送信したターゲティング広告を視聴したか否かの視聴ログを受信する（Ｓ２０２）。例えば、視聴者は、番組を視聴する際に、受信装置８に設置された視聴ログ収集装置９３の個人特定器（例えば、ピープルメータ）、において、視聴者個人が自分に割り当てられたボタンを押すことで、これにより、個人特定器は、番組を視聴している構成員を特定することができるので、アドレッサブルＤＭＰ５は、ターゲティング広告が配信された時刻にその広告を視聴したか否かに関する情報を視聴ログとして取得することができる。または、前述のように、装置別の視聴ログから特定の属性に紐づいた個人の視聴ログを分離する方法を用いて推測された個人の視聴ログを受信することもできる。なお、前述のように、受信装置８に、視聴ログ収集装置９３（個人特定器の機能を含む）の機能を内蔵させることもできる。
Subsequently, the viewing effect information generation unit 44 of the
視聴効果情報生成部４４は、視聴ログから、広告の視聴実績を示す視聴効果情報を生成する（Ｓ２０３）。例えば、視聴効果情報生成部４４は、図１３に示す広告視聴効果管理テーブル６００のように、番組別に、ターゲティング広告に関する情報と、ターゲティング広告が配信された個人を特定するＩＤ（本例においては「装置ＩＤ」及び「個人ＩＤ」）と、個人（構成員）によって視聴されたか否かを示す情報を生成し、視聴効果情報格納部５４に格納する。例えば、テーブル６００の例において、番組Ｃについて、広告ＡＢを（装置ＩＤ「００１」、個人ＩＤ「２」で特定される）ターゲティングされた個人が視聴したこと（ＴＲＵＥ）を示している。一方で、同テーブルは、番組Ｃにおいて、広告ＡＢを（装置ＩＤ「００２」、個人ＩＤ「２」で特定される）個人は、その広告を視聴しなかったこと（ＦＡＬＳＥ）を示している。ここで、視聴実績を示す視聴効果情報として、広告毎にターゲティングされた個人が接触した回数を累計した情報を生成することもできる。 The viewing effect information generation unit 44 generates viewing effect information indicating the viewing record of the advertisement from the viewing log (S203). For example, the viewing effect information generation unit 44, as shown in the advertisement viewing effect management table 600 shown in FIG. 13, has information on the targeting advertisement for each program and an ID for identifying the individual to whom the targeting advertisement has been delivered (in this example, "" "Device ID" and "individual ID") and information indicating whether or not the video has been viewed by an individual (member) are generated and stored in the viewing effect information storage unit 54. For example, in the example of table 600, for program C, it is shown that the targeted individual (specified by the device ID "001" and the personal ID "2") has viewed the advertisement AB (TRUE). On the other hand, the table shows that in program C, the individual (identified by the device ID "002" and the personal ID "2") did not view the advertisement AB (FALSE). Here, as viewing effect information indicating the viewing record, it is also possible to generate information obtained by accumulating the number of contacts of the targeted individual for each advertisement.
視聴効果情報生成部４４は、生成した視聴効果情報を、広告の視聴実績として、他の装置に共有する（Ｓ２０４）。例えば、視聴効果情報生成部４４は、図１３に示すような広告視聴の実績を示す情報を、配信実績としてＳＳＰ６、放送局７等に送信する。このように、提供された広告が、ターゲティングされた視聴者層により実際に視聴されたかを知ることができる。
The viewing effect information generation unit 44 shares the generated viewing effect information with other devices as the viewing record of the advertisement (S204). For example, the viewing effect information generation unit 44 transmits information indicating the performance of advertising viewing as shown in FIG. 13 to the
なお、本実施の形態においては、アドレッサブルＤＭＰ５から受信装置８に対してターゲティング広告を送信し、受信装置８から視聴ログを取得する態様を例示して説明したが、これに限定されず、例えば、広告会社ＤＭＰ４または放送局7が、直接受信装置から視聴ログを取得し、また、視聴ログを基にターゲティング広告の配信先となる受信装置を決定し、その受信装置に対してターゲティング広告を送信する、という態様にも適用可能である。例えば、放送局が、データ放送を表示するＢＭＬにタグを埋め込み、受信装置から番組の視聴ログを収集し、視聴ログを基に、ターゲティング広告の配信先を決定し、送信する、といった例にも適用し得る。
In the present embodiment, a mode in which a targeting advertisement is transmitted from the
（第２の実施の形態）
本実施の形態においては、第１の実施の形態において実現されるターゲティング広告の提供において、広告が及ぼす効果を可視化しながら、ターゲティングする視聴者が、広告対象となる商品やサービスの購入に向けたパーチェスファネルにおいて、どの位置にいるか、によって、広告内容を決定したり、広告を提供するタイミングを計る方法に関するものである。
(Second Embodiment)
In the present embodiment, in the provision of the targeting advertisement realized in the first embodiment, the targeting viewer aims to purchase the product or service to be advertised while visualizing the effect of the advertisement. It relates to a method of determining the content of an advertisement and timing the provision of an advertisement depending on the position in the purchase funnel.
図１６は、本発明の第２の実施の形態によるテレビ番組広告の提供方法に係る概念図である。図１６は、パーチェスファネルにおいて、広告商品やサービスのターゲットとなる視聴者の、商品やサービスの認知から購入に至るまでの状態を、例えば、状態１（認知）、状態２（好意）、状態３（検討）、状態４（購入）といった段階に分けて定義したものである。対象となる視聴者の現在の状態を推測する方法として、その視聴者の視聴ログやＳＮＳ等を通じて得られるメタ情報を基に、これまで、どの広告に触れて、その広告商品やサービスへの購入に向けた行動として、上記４つの状態の中でどの状態に最も近いかを推測し、また、外部環境として、広告商品やサービスの流行に関する情報（例えば、まさに今現在流行っている、ここ２か月流行っている、現在流行っていないといった情報）を追加の要素として、状態を決定する。
FIG. 16 is a conceptual diagram relating to a method of providing a television program advertisement according to a second embodiment of the present invention. FIG. 16 shows the states of the viewer, who is the target of the advertising product or service, from the recognition of the product or service to the purchase in the purchase funnel, for example, the state 1 (cognition), the state 2 (favor), and the
図１７は、本発明の第２の実施の形態によるテレビ番組広告の提供方法の例を示すフローチャート図である。本提供方法に係る処理は、例えば、アドレッサブルＤＭＰ５のメモリ１１に格納されたプログラムを制御部１０において実行することで実現される。または、アドレッサブルＤＭＰ５と他のサーバまたは装置とが協働して、本処理を分散処理することもできるし、他のサーバまたは装置が単独で本処理を実行することもできる。また、本実施の形態に係るシステム構成や個々のサーバ及び装置の構成についても、特に言及が無い限り、第１の実施の形態と同じである。
FIG. 17 is a flowchart showing an example of a method of providing a television program advertisement according to a second embodiment of the present invention. The process according to this provision method is realized, for example, by executing the program stored in the memory 11 of the
まず、アドレッサブルＤＭＰ５の制御部１０の視聴ログ分析部４１は、ターゲティングする個人の視聴者について、現在の状態を分析する（Ｓ３０１）。例えば、前述のように、視聴者の広告に関連する視聴ログや、関連する商品やサービスに関する、個人または他人のＳＮＳ等から取得される情報を基にスコア化することで、図１６に示す状態１から状態４に対応づけることができる。 First, the viewing log analysis unit 41 of the control unit 10 of the addressable DMP5 analyzes the current state of the targeting individual viewer (S301). For example, as described above, the state shown in FIG. 16 is obtained by scoring based on the viewing log related to the viewer's advertisement and the information obtained from the SNS of an individual or another person regarding the related products and services. It is possible to correspond from 1 to the state 4.
続いて、視聴ログ分析部は、その視聴者が現在どの状態にいるかを判定する（Ｓ３０２）。そして、その状態に応じて、広告内容を変更したり、広告を提供するタイミングを調整する（Ｓ３０３〜Ｓ３０６）。例えば、ある視聴者がビール好きであると仮定し、ある時期においては、その視聴者は状態２の位置にいるのに対し、別の時期においては、とあるビール商品が流行しているときに、そのユーザが状態４の位置にいるものと想定して、その流行しているビール商品の広告をターゲティング広告として投入することができる。このように、本実施の形態によれば、広告による視聴者の態度変容を可視化することができるので、認知から購入に至る視聴者の動作をリアルタイムに確認しながら、視聴者に広告を提供する商品やサービスの内容を決定し、その広告の提供タイミングを的確に決めることができる。また、サンプルとなる視聴者の購入行動を基に、商品に対する認知から購入に至るまでの状態を、視聴ログと対応づけて、学習データ化し、実際の視聴者の視聴ログや他の情報から現在の視聴者の状態遷移を予測することもできる。
Subsequently, the viewing log analysis unit determines which state the viewer is currently in (S302). Then, the content of the advertisement is changed or the timing of providing the advertisement is adjusted according to the state (S303 to S306). For example, suppose a viewer likes beer, and at one point the viewer is in
（第３の実施の形態）
本実施の形態においては、第１の実施の形態において実現されるターゲティング広告の提供において、さらに、ターゲティング広告の視聴実績に基づいて、放送局に広告料の還元を行う方法に関するものである。
(Third Embodiment)
The present embodiment relates to the method of returning the advertising fee to the broadcasting station based on the viewing record of the targeting advertisement in the provision of the targeting advertisement realized in the first embodiment.
図１８は、本発明の第３の実施の形態によるシステムの構成図である。本実施の形態に係るシステム構成や個々のサーバ及び装置の構成について、本実施の形態において特に言及が無い限り、第１の実施の形態と同じである。図１８に示すように、本実施の形態においては、第１の実施の形態に係るシステム構成に加え、課金サーバ９を有した構成となっている。
FIG. 18 is a configuration diagram of a system according to a third embodiment of the present invention. The system configuration and the configurations of individual servers and devices according to the present embodiment are the same as those of the first embodiment unless otherwise specified in the present embodiment. As shown in FIG. 18, in the present embodiment, in addition to the system configuration according to the first embodiment, the
図１９は、本発明の第３の実施の形態による課金サーバの機能構成図である。なお、図示された構成は一例であり、これ以外の構成を有していてもよい。 FIG. 19 is a functional configuration diagram of a billing server according to a third embodiment of the present invention. The illustrated configuration is an example, and may have other configurations.
図示されるように、課金サーバ９、データベース(図示せず)と接続されシステムの一部を構成する。サーバ９は、例えばワークステーションやパーソナルコンピュータのような汎用コンピュータとしてもよいし、或いはクラウド・コンピューティングによって論理的に実現されてもよい。
As shown, it is connected to a
サーバ７は、少なくとも、制御部１１０、メモリ１１１、ストレージ１１２、送受信部１１３、入出力部１１４等を備え、これらはバス１１５を通じて相互に電気的に接続される。個々の構成要素の機能構成は、図２のアドレッサブルＤＭＰ５と同じ構成であるので説明を省略する。 The server 7 includes at least a control unit 110, a memory 111, a storage 112, a transmission / reception unit 113, an input / output unit 114, and the like, which are electrically connected to each other through the bus 115. Since the functional configuration of each component is the same as that of the addressable DMP5 of FIG. 2, the description thereof will be omitted.
図２０は、本発明の第３の実施の形態による課金サーバの制御部の詳細を示した機能構成図である。前述の通り、制御部１１０において、本実施の形態に係る分析に係るアプリケーション・プログラムの実行がされ、この実行されるプログラムのモジュールは、図示のとおり、いくつかの機能ブロックに分けられる。また、サーバの本制御部で実行される機能ブロックの全部又は一部は、その性質に応じて他のネットワーク上の装置の（図示しない）制御部によって実行することも可能である。 FIG. 20 is a functional configuration diagram showing details of a control unit of a billing server according to a third embodiment of the present invention. As described above, the control unit 110 executes the application program related to the analysis according to the present embodiment, and the module of the executed program is divided into several functional blocks as shown in the figure. Further, all or a part of the functional blocks executed by the main control unit of the server can be executed by the control unit (not shown) of another device on the network depending on its nature.
制御部１１０において、視聴効果情報分析部１２１は、第１の実施の形態において、アドレッサブルＤＭＰ５の視聴効果情報生成部４４において生成され、共有された視聴効果管理テーブル６００に含まれる、ターゲティング広告の視聴実績に関する情報を分析する。 In the control unit 110, the viewing effect information analysis unit 121 views the targeting advertisement included in the viewing effect management table 600 generated and shared by the viewing effect information generation unit 44 of the addressable DMP5 in the first embodiment. Analyze performance information.
また、広告料算出部１２２は、上記視聴実績に関する情報を基に広告料を算出し、広告料送信部１２３は、算出された広告料を示す情報を他の装置に送信する。 Further, the advertisement fee calculation unit 122 calculates the advertisement fee based on the information on the viewing record, and the advertisement fee transmission unit 123 transmits the information indicating the calculated advertisement fee to another device.
図２１は、本発明の第３の実施の形態による広告料管理テーブルの例である。図２１に示す広告料管理テーブル７００は、ターゲティング広告が提供された番組において、そのターゲティング広告に、ターゲティングされた属性、（ターゲティングされた）視聴者が何回接触したか、また、接触回数に基づいて算出された広告料に関する情報を格納する。 FIG. 21 is an example of an advertising fee management table according to a third embodiment of the present invention. The advertisement fee management table 700 shown in FIG. 21 is based on the targeted attribute, the number of times the (targeted) viewer has contacted the targeted advertisement, and the number of contacts in the program in which the targeted advertisement is provided. Stores information about the advertising fee calculated in the above.
図２２は、本発明の第３の実施の形態によるテレビ番組広告の広告料請求方法の例を示すフローチャート図である。本提供方法に係る処理は、例えば、課金サーバ９のメモリ１１１に格納されたプログラムを制御部１１０において実行することで実現される。または、課金サーバ９と他のサーバまたは装置とが協働して、本処理を分散処理することもできるし、他のサーバまたは装置が単独で本処理を実行することもできる。
FIG. 22 is a flowchart showing an example of an advertisement fee billing method for a television program advertisement according to a third embodiment of the present invention. The process according to the present provision method is realized, for example, by executing the program stored in the memory 111 of the
まず、課金サーバ９の制御部１１０の視聴効果情報分析部１２１は、アドレッサブルＤＭＰ５の視聴効果情報生成部４４において生成され、共有された視聴効果管理テーブル６００に含まれる、ターゲティング広告の視聴実績に関する情報を分析する（Ｓ４０１）。例えば、視聴効果情報分析部１２１は、広告視聴効果管理テーブル６００において、広告ＡＢを（装置ＩＤ「００１」、個人ＩＤ「２」により特定される）ターゲティングされた個人が視聴したことを確認し、同様に、広告ＡＢについて、ターゲティングされた属性に属する視聴者が何回接触したかをカウントする。例えば、図２に示す広告料管理テーブル７００においては、広告ＡＢの接触回数は累計５００，０００回であることを示している。ここで、視聴効果情報分析部１２１は、視聴実績を示す視聴効果情報として、広告毎にターゲティングされた個人が接触した回数を累計した情報を、アドレッサブルＤＭＰ５の視聴効果情報生成部４４から予め受信することもでき、その場合には本処理を省略することもできる。
First, the viewing effect information analysis unit 121 of the control unit 110 of the
次に、広告料算出部１２２は、上記視聴実績に関する情報を基に広告料を算出する（Ｓ４０２）。例えば、広告料算出部１２２は、ターゲティング広告が提供された番組において、そのターゲティング広告に、（ターゲティングされた）視聴者が接触した回数に基づいて、広告料を算出する。より具体的には、図２１の広告料管理テーブル７００に示すように、番組ＡＢについて、視聴者の接触回数が５００，０００回であり、単価が１インプレッション当たり５円であるとすると、広告料は２５００,０００円となる。 Next, the advertisement fee calculation unit 122 calculates the advertisement fee based on the information regarding the viewing record (S402). For example, the advertisement fee calculation unit 122 calculates the advertisement fee based on the number of times the (targeted) viewer contacts the targeted advertisement in the program provided with the targeted advertisement. More specifically, as shown in the advertisement fee management table 700 of FIG. 21, if the number of contacts of the viewer is 500,000 times and the unit price is 5 yen per impression, the advertisement fee is charged. Will be 2500,000 yen.
続いて、広告料送信部１２３は、算出された広告料を示す情報を他の装置に送信する（Ｓ４０３）。例えば、広告料送信部１２３は、算出した広告料を示す情報を、対象広告の視聴実績を示す情報とともに、広告会社２に送信し、広告会社２または広告主１に対して広告料を請求することができる。このように、従来のマス広告とは異なり、本実施の形態によれば、ターゲティング広告の広告料を、実際の視聴実績に基づいて算出することができる。
Subsequently, the advertisement fee transmission unit 123 transmits information indicating the calculated advertisement fee to another device (S403). For example, the advertisement fee transmitting unit 123 transmits the calculated information indicating the advertising fee to the
上述した実施の形態は、本発明の理解を容易にするための例示に過ぎず、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良することができると共に、本発明にはその均等物が含まれることは言うまでもない。 The above-described embodiments are merely examples for facilitating the understanding of the present invention, and are not intended to limit the interpretation of the present invention. It goes without saying that the present invention can be modified and improved without departing from the spirit thereof, and the present invention includes an equivalent thereof.
１ 広告主装置
２ 広告会社装置
３ ＤＳＰ
４ 広告会社ＤＭＰ
５ アドレッサブルＤＭＰ
６ ＳＳＰ
７ 放送局
８ 受信装置
９ 課金サーバ
4 Advertising company DMP
5 Addressable DMP
6 SSP
7
Claims (10)
複数のテレビ番組の視聴ログを基にターゲティング広告の提供対象とするテレビ番組を決定し、
当該テレビ番組に提供するターゲティング広告を決定し、
当該決定されたターゲティング広告を特定の受信装置に対して送信する、テレビ番組用広告の提供方法。 A method of providing a television program advertisement that provides a targeted advertisement to a receiving device that receives a television program.
Determine the TV programs to be targeted for targeted advertising based on the viewing logs of multiple TV programs.
Determine the targeting advertisement to be provided for the TV program,
A method of providing an advertisement for a television program, which transmits the determined targeting advertisement to a specific receiving device.
The method for providing a television program advertisement according to claim 1, wherein the targeting advertisement is transmitted to the receiving device before a predetermined time, and the receiving device displays the targeting advertisement at the predetermined time.
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