JP2021081509A - 画像投影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高解像度の画像を投影すること。【解決手段】複数の光源と、前記複数の光源それぞれからそれぞれ出射された複数の光線を二次元に走査する走査部を含み、走査された前記複数の光線を被照射面に照射して前記被照射面に画像を投影する光学系と、を備え、前記光学系は、前記複数の光源から同じタイミングで出射された前記複数の光線を前記画像の水平方向及び垂直方向で並ぶように前記被照射面に照射する、画像投影装置。【選択図】図4

Description

本発明は、画像投影装置に関する。
光線を二次元に走査して画像を投影する画像投影装置が知られている。例えば、複数の光源を備え、1画面に対応する範囲内で2つ以上の走査領域に対して互いに異なる光源からの光線を二次元に走査する画像投影装置が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2007−121581号公報
走査部によって光線を二次元に走査して例えば人の眼の水晶体を通して網膜に画像を投影する場合、高解像度の画像を投影しようとすると、高い周波数で走査部を駆動させることになる。しかしながら、高い周波数で駆動させるにはミラー面の小さな走査部を用いることになり、眼に入射する際の光線の直径が小さくなる。水晶体での光線の直径が小さいと水晶体で光線が収束する際、光の回折限界の特性上、網膜で収束する光線の直径が大きくなり、高解像度の画像を投影することが難しい。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、高解像度の画像を投影することを目的とする。
本発明は、複数の光源と、前記複数の光源それぞれからそれぞれ出射された複数の光線を二次元に走査する走査部を含み、走査された前記複数の光線を被照射面に照射して前記被照射面に画像を投影する光学系と、を備え、前記光学系は、前記複数の光源から同じタイミングで出射された前記複数の光線を前記画像の水平方向及び垂直方向で並ぶように前記被照射面に照射する、画像投影装置である。
上記構成において、前記光学系は、前記複数の光源から同じタイミングで出射された前記複数の光線を前記画像の水平方向及び垂直方向で隣接する画素に対応する位置で前記被照射面に照射する構成とすることができる。
上記構成において、前記走査部は前記複数の光線を二次元に走査するミラー面を有し、前記走査部の前記ミラー面は前記画像の水平方向の走査線を1本ずつ走査すると仮想した場合における使用可能なミラー面よりも大きい構成とすることができる。
上記構成において、入力された画像データの複数の画素を前記画像の水平方向及び垂直方向で隣接する4個の画素を少なくとも含むn個の画素を1組とするm個の組に分け、前記m個の組における前記n個の画素のうち対応する位置にある画素を抽出して各々m個の画素を有するn個の分割画像データを生成する画像生成部と、前記n個の分割画像データの前記m個の画素のうち前記m個の組で同じ組に属する前記n個の画素を形成するn個の光線それぞれを前記複数の光源であるn個の光源それぞれから同じタイミングで出射させる駆動制御部と、を備える構成とすることができる。
上記構成において、前記複数の光源から同じタイミングで出射された前記複数の光線は、各々の光軸が互いに傾いて前記走査部に入射する構成とすることができる。
上記構成において、前記光学系は、前記複数の光線が入射されて、入射された前記複数の光線を略平行光とするコリメータレンズを備え、前記複数の光線は前記コリメータレンズを透過した後に前記走査部に入射し、前記複数の光線は、各々の光軸が互いに傾いて前記コリメータレンズに入射する構成とすることができる。
上記構成において、前記複数の光源から同じタイミングで出射された前記複数の光線は、各々の光軸が互いに略平行となって前記走査部の異なる位置に入射する構成とすることができる。
上記構成において、前記光学系は、前記複数の光線それぞれがそれぞれに入射されて、入射された光線を略平行光とする複数のコリメータレンズを備え、前記複数の光線は前記複数のコリメータレンズを透過した後に前記走査部に入射する構成とすることができる。
上記構成において、前記複数の光線それぞれは、赤色光、緑色光、及び青色光を含む構成とすることができる。
上記構成において、前記被照射面は人の網膜である構成とすることができる。
本発明によれば、高解像度の画像を投影することができる。
図1は、実施例1に係る画像投影装置のブロック図である。 図2(a)から図2(e)は、実施例1における分割画像データの生成について説明する図である。 図3(a)は、実施例1に係る画像投影装置の光学系を示す図、図3(b)は、図3(a)のA−A間での複数の光線の位置関係を示す図、図3(c)は、走査部での複数の光線の位置関係を示す図である。 図4は、実施例1における光線の走査を説明する図である。 図5(a)及び図5(b)は、実施例1における投影光学系を示す図である。 図6は、実施例1における画像投影処理の一例を示すフローチャートである。 図7は、実施例1における光線の出射を示すタイミングチャートである。 図8(a)及び図8(b)は、光線の網膜でのスポット径を説明する図である。 図9は、実施例2に係る画像投影装置のブロック図である。 図10(a)は、実施例2に係る画像投影装置の光学系を示す図、図10(b)は、図10(a)のA−A間での複数の光線の位置関係を示す図、図10(c)は、走査部での複数の光線の位置関係を示す図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施例について説明する。
図1は、実施例1に係る画像投影装置のブロック図である。図1を参照して、画像投影装置100は、投影部10と制御部50を備える。投影部10は、第1光源11、第2光源12、第3光源13、第4光源14、調整光学系15、走査部16、投影光学系40、第1光源駆動回路21、第2光源駆動回路22、第3光源駆動回路23、第4光源駆動回路24、及び走査駆動回路25を備える。制御部50は、画像生成部51及び駆動制御部52を備える。投影部10は、例えば眼鏡型フレームに装着されている。制御部50は、例えばスマートフォン等の携帯情報端末に設けられている。
画像生成部51は、入力される画像データからn個の分割画像データを生成する。入力される画像データは、例えば画像投影装置100内又は外のカメラ及び/又は録画機器等からの画像データである。実施例1では、画像生成部51は、入力される画像データから4個の分割画像データを生成する場合を例に説明する。図2(a)から図2(e)は、実施例1における分割画像データの生成について説明する図である。図2(a)は、入力される画像データ80を示している。図2(b)から図2(e)は、生成する第1から第4分割画像データ85〜88を示している。図2(a)から図2(e)は、1つのフレームの画像データである。
図2(a)を参照して、入力される画像データ80は複数の画素81を有する。画像生成部51は、画像データ80の複数の画素81を画像の水平方向及び垂直方向で隣接する4個の画素81を1組とするm個の組82に分ける。例えば、画像データ80の複数の画素81は、縦横で隣接する4個の画素81で各々構成されるA1組からD6組までの24個の組82に分けられる。
図2(b)から図2(e)を参照して、画像生成部51は、24個の組82で対応する位置にある画素81を抽出することで第1から第4分割画像データ85〜88を生成する。すなわち、A1組からD6組それぞれに属する4個の画素81のうちの左上の画素81を抽出することで、24個の画素81aの画素セット83aで形成される第1分割画像データ85を生成する。右上の画素81を抽出することで、24個の画素81bの画素セット83bで形成される第2分割画像データ86を生成する。左下の画素81を抽出することで、24個の画素81cの画素セット83cで形成される第3分割画像データ87を生成する。右下の画素81を抽出することで、24個の画素81dの画素セット83dで形成される第4分割画像データ88を生成する。このように、画像生成部51は、m個の組82における4個の画素81のうち対応する位置にある画素81を抽出して各々m個の画素81a〜81dを有する第1から第4分割画像データ85〜88を生成する。例えば、入力される画像データ80の画素が横×縦で2560×1440ピクセルである場合、第1から第4分割画像データ85〜88の画素は横×縦で1280×720ピクセルとなる。
図1を参照して、第1光源駆動回路21には、駆動制御部52から第1分割画像データ85に基づく画像信号が入力する。第1光源駆動回路21は、取得した画像信号と駆動制御部52の制御信号とに基づき第1光源11を駆動する。第2光源駆動回路22には、駆動制御部52から第2分割画像データ86に基づく画像信号が入力する。第2光源駆動回路22は、取得した画像信号と駆動制御部52の制御信号に基づき第2光源12を駆動する。第3光源駆動回路23には、駆動制御部52から第3分割画像データ87に基づく画像信号が入力する。第3光源駆動回路23は、取得した画像信号と駆動制御部52の制御信号とに基づき第3光源13を駆動する。第4光源駆動回路24には、駆動制御部52から第4分割画像データ88に基づく画像信号が入力する。第4光源駆動回路24は、取得した画像信号と駆動制御部52の制御信号に基づき第4光源14を駆動する。走査駆動回路25は、駆動制御部52の制御信号に基づき走査部16を駆動する。第1光源駆動回路21、第2光源駆動回路22、第3光源駆動回路23、第4光源駆動回路24、及び走査駆動回路25は、互いに同期して第1光源11、第2光源12、第3光源13、第4光源14、及び走査部16を駆動する。
制御部50は、例えばCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサがプログラムと協働して処理を行ってもよい。制御部50は、専用に設計された回路でもよい。画像生成部51及び駆動制御部52は、1つの回路でもよいし、異なる回路でもよい。
第1光源11から第4光源14はそれぞれ、赤色レーザ光(波長:610nm〜660nm程度)、緑色レーザ光(波長:515nm〜540nm程度)、及び青色レーザ光(波長:440nm〜480nm程度)の可視光線を出射する。第1光源11から第4光源14は、例えば1つのモジュール内に赤色レーザ光、緑色レーザ光、及び青色レーザ光それぞれのレーザダイオードチップを有する。なお、第1光源11から第4光源14は、可視光線として単一の波長のレーザ光を出射してもよい。
調整光学系15は、コリメータレンズ、トーリックレンズ、及び/又はアパーチャ等を備えており、第1光源11が出射する光線61、第2光源12が出射する光線62、第3光源13が出射する光線63、及び第4光源14が出射する光線64を成型する。例えば、調整光学系15はコリメータレンズを備えていて光線61〜64を拡散光から略平行光に変換する。光線61〜64は、赤色レーザ光、緑色レーザ光、及び青色レーザ光が合成された光線であり、各色のレーザ光の光軸が一致している。
走査部16は、光線61〜64を二次元に走査するスキャナである。走査部16は、例えばMEMS(Micro Electro Mechanical System)ミラー等の走査ミラーである。
投影光学系40は、走査部16で走査された光線61〜64をユーザの眼70に照射する。
図3(a)は、実施例1に係る画像投影装置の光学系を示す図、図3(b)は、図3(a)のA−A間での複数の光線の位置関係を示す図、図3(c)は、走査部での複数の光線の位置関係を示す図である。図3(a)では、光線61〜64は各々の光軸を図示している。図3(a)を参照して、画像投影装置100は、マクスウェル視を利用して、ユーザの網膜71に光線61〜64を照射する。これにより、ユーザは自身の視力によらずにフォーカスフリーで画像を認識できる。第1光源11には光ファイバ30aを介してフェルール31aが接続され、第1光源11が出射する光線61はフェルール31aから外部に出射される。第2光源12には光ファイバ30bを介してフェルール31bが接続され、第2光源12が出射する光線62はフェルール31bから外部に出射される。第3光源13には光ファイバ30cを介してフェルール31cが接続され、第3光源13が出射する光線63はフェルール31cから外部に出射される。第4光源14には光ファイバ30dを介してフェルール31dが接続され、第4光源14が出射する光線64はフェルール31dから外部に出射される。
第1光源11から出射された光線61は、ハーフミラー26〜28を透過した後にコリメータレンズ17に入射する。第2光源12から出射された光線62は、ハーフミラー26で反射してハーフミラー27、28を透過した後にコリメータレンズ17に入射する。第3光源13から出射された光線63は、ハーフミラー27で反射してハーフミラー28を透過した後にコリメータレンズ17に入射する。第4光源14から出射された光線64は、ハーフミラー28を反射した後にコリメータレンズ17に入射する。
ハーフミラー28よりも走査部16側では、図3(b)のように、光線61と62は横方向に並び、光線63と64は横方向に並んでいる。光線61と光線63は縦方向に並び、光線62と64は縦方向に並んでいる。コリメータレンズ17は、凸レンズであり、光線61〜64を拡散光から略平行光に変換する。コリメータレンズ17を透過した光線61〜64は、アパーチャ18の開口19を通過した後に、反射面が略平面である平面ミラー29で反射されて走査部16に入射する。光線61〜64がアパーチャ18の開口19を通過することで、光線61〜64のビーム径を適切な大きさにすることができる。コリメータレンズ17及びアパーチャ18は図1における調整光学系15を構成する光学部品である。
図3(c)のように、光線61〜64は、走査部16のミラー面16aで略一致するようにしてミラー面16aに入射される。略一致とは、光線61〜64が完全に一致する場合に限らず、光線61〜64の半分以上が一致する場合も含む。なお、光線61と62が横方向に並んで走査部16のミラー面16aに入射し、光線63と64が横方向に並んで走査部16のミラー面16aに入射してもよい。光線61と63が縦方向に並んで走査部16のミラー面16aに入射し、光線62と64が縦方向に並んで走査部16のミラー面16aには入射してもよい。
光線61と62は、各々の光軸がコリメータレンズ17の光軸に対して互いに異なる角度でコリメータレンズ17に入射する。光線63と64は、各々の光軸がコリメータレンズ17の光軸に対して互いに異なる角度でコリメータレンズ17に入射する。光線61と63は、各々の光軸がコリメータレンズ17の光軸に対して互いに異なる角度でコリメータレンズ17に入射する。光線62と64は、各々の光軸がコリメータレンズ17の光軸に対して互いに異なる角度でコリメータレンズ17に入射する。すなわち、光線61〜64は、各々の光軸が互いに傾いてコリメータレンズ17に入射する。光線61〜64は、各々の光軸がコリメータレンズ17の中心を通過して、各々の光軸が互いに傾いてコリメータレンズ17に入射してもよい。これにより、光線61〜64は、各々の光軸が互いに傾いて走査部16に入射する。
走査部16で二次元に走査された光線61〜64は、投影光学系40に入射した後に、ユーザの眼70内(例えば水晶体72内又は水晶体72近傍)で収束し、硝子体73を通過して網膜71に照射される。これにより、網膜71に画像が投影される。ハーフミラー26〜28、コリメータレンズ17、アパーチャ18、平面ミラー29、走査部16、及び投影光学系40は、第1光源11から第4光源14が出射する光線61〜64を二次元に走査し、走査された光線61〜64を網膜71(被照射面)に照射して網膜71に画像を投影する光学系20を構成する。
図4は、実施例1における光線の走査を説明する図である。前述したように、光線61〜64は、各々の光軸が互いに傾いて走査部16に入射する。これにより、図4のように、第1光源11から第4光源14が同じタイミングで出射した光線61〜64は、網膜71において縦横に並んで照射されるようになる。走査部16は、光線61〜64を矢印66のように左上から右下までラスタスキャンする。走査された光線61〜64によって網膜71に画像65が投影される。光線61〜64が走査部16に入射する角度を適切に調整することで、光線61〜64が画像65の水平方向及び垂直方向で隣接する画素分ずれた位置で網膜71に照射されるようにすることができる。
走査部16が振動しても第1光源11から第4光源14が光線61〜64を出射しないと、光線61〜64は網膜71に照射されない。図4の点線の矢印66では光線61〜64は出射されない。第1光源駆動回路21、第2光源駆動回路22、第3光源駆動回路23、第4光源駆動回路24、及び走査駆動回路25は、第1光源11からの光線61の出射と第2光源12からの光線62の出射と第3光源13からの光線63の出射と第4光源14からの光線64の出射と走査部16の振動とを同期させる。これにより、第1光源11から第4光源14は、実線の矢印66において光線61〜64を出射する。光線61〜64が出射されることで画像65が投影される。
図5(a)及び図5(b)は、実施例1における投影光学系を示す図である。図5(b)は、図5(a)の拡大図である。なお、図5(a)及び図5(b)では、光線61について図示し、光線62〜64の図示は省略するが、光線62〜64も光線61と同様にして網膜71に照射される。図5(a)及び図5(b)を参照して、投影光学系40は、第1投影光学系41と第2投影光学系45を含む。第1投影光学系41は、曲面ミラー42、44及び平面ミラー43を含む。曲面ミラー42及び44の反射面は、凹面であって自由曲面等の曲面である。曲面ミラー42は曲面ミラー44よりも大きい。平面ミラー43の反射面は略平面である。第2投影光学系45は、曲面ミラー46と曲面ミラー47を含む。曲面ミラー46及び47の反射面は、凹面であって自由曲面等の曲面である。曲面ミラー47は曲面ミラー46よりも大きい。曲面ミラー42と47は、例えば同じ曲面形状をしている。曲面ミラー44と46は、例えば同じ曲面形状をしている。これにより、曲面ミラー42と47、及び、44と46は、それぞれ略同じ焦点距離を有する。
走査部16には、コリメータレンズ17から出射された略平行光の光線61が入射する。走査部16で走査された複数の光線61a、61b及び61cは略平行光である。曲面ミラー42で反射された複数の光線61a、61b及び61c各々の光軸は互いに略平行であり且つ各々は収束光である。複数の光線61a、61b及び61cを曲面ミラー44に導くために、光路を屈曲させる目的で平面ミラー43が設けられている。曲面ミラー42で反射された複数の光線61a、61b及び61cは焦点48で合焦する。焦点48は平面ミラー43上であってもよい。
曲面ミラー44で反射された複数の光線61a、61b及び61c各々の光軸は互いに収束し且つ各々は略平行光である。曲面ミラー44で反射された複数の光線61a、61b及び61c各々の光軸は収束面54において収束する。曲面ミラー46で反射された複数の光線61a、61b及び61c各々の光軸は互いに略平行であり且つ各々は収束光である。曲面ミラー46で反射された複数の光線61a、61b及び61cは焦点49において合焦する。曲面ミラー47で反射された複数の光線61a、61b及び61c各々の光軸は互いに収束し且つ各々は略平行光である。曲面ミラー47で反射された複数の光線61a、61b及び61c各々の光軸は眼70内の収束面55において収束し且つ各々はほぼ網膜71において合焦する。走査部16と収束面54は第1投影光学系41を介し等倍の共役関係にあり、収束面54と収束面55は第2投影光学系45を介し等倍の共役関係にあるため、走査部16と収束面55とは等倍の共役関係にある。
図6は、実施例1における画像投影処理の一例を示すフローチャートである。図6を参照して、画像生成部51は、図2(a)から図2(e)で説明したように、入力された画像データ80から第1分割画像データ85、第2分割画像データ86、第3分割画像データ87、及び第4分割画像データ88を生成する(ステップS10)。
次いで、駆動制御部52は、第1分割画像データ85に基づく画像信号及び制御信号を第1光源駆動回路21に出力して第1光源11から光線61を出射させ、第2分割画像データ86に基づく画像信号及び制御信号を第2光源駆動回路22に出力して第2光源12から光線62を出射させる。第3分割画像データ87に基づく画像信号及び制御信号を第3光源駆動回路23に出力して第3光源13から光線63を出射させ、第4分割画像データ88に基づく画像信号及び制御信号を第4光源駆動回路24に出力して第4光源14から光線64を出射させる(ステップS12)。このときに、駆動制御部52は、第1から第4分割画像データ85〜88のm個の画素81a〜81dのうち画像データ80の画素81をm個の組82に分けた際に同じ組82に属する画素81a〜81dを形成する光線61〜64それぞれを第1光源11から第4光源14それぞれから同じタイミングで出射させる。すなわち、駆動制御部52は、図2(b)から図2(e)のA1組、A2組等の同じ組に属する画素81a〜81dを形成する光線61〜64それぞれを第1光源11から第4光源14それぞれから同じタイミングで出射させる。
第1光源11から第4光源14で同じタイミングで出射された光線61〜64は、図4で説明したように、画像65の水平方向及び垂直方向で並んだ4つの画素に対応した位置で網膜71に照射される。走査部16は光線61〜64をラスタスキャンする。すなわち、A1組、A2組、・・・A6組の順に画素81を形成する光線61〜64が出射され、次に、B6組、B5組、・・・B1組の順に画素81を形成する光線61〜64が出射され、これが最後のD1組まで行われる。
図7は、実施例1における光線の出射を示すタイミングチャートである。図7では、A1組からA6組での光線の出射を例に示すが、その他についても同様である。図7を参照して、駆動制御部52は、A1組に属する画素81を形成するための光線61〜64それぞれを第1光源11から第4光源14それぞれから同じタイミングで出射させる。続いて、駆動制御部52は、A2組に属する画素81を形成するための光線61〜64それぞれを第1光線11から第4光源14それぞれから同じタイミングで出射させる。このようなことを、以降の組においても行う。
これにより、ユーザの網膜71には、第1分割画像データ85に基づいて第1光源11から出射された光線61による第1画像と、第2分割画像データ86に基づいて第2光源12から出射された光線62による第2画像と、第3分割画像データ87に基づいて第3光源13から出射された光線63による第3画像と、第4分割画像データ88に基づいて第4光源14から出射された光線64による第4画像と、が投影される。第1画像から第4画像が網膜71に投影されることで、ユーザは第1画像から第4画像が合成された画像を認識する。この画像は画像投影装置100に入力された画像データ80の画像であるため、ユーザは画像データ80の画像を視認することができる。
図8(a)及び図8(b)は、光線の網膜でのスポット径を説明する図である。なお、図8(a)及び図8(b)では、光線61を例に説明するが、光線62〜64についても同じである。図8(a)及び図8(b)を参照して、フェルール31aから出射された光線61は、コリメータレンズ17によって略平行光に変換された後、アパーチャ18の開口19を通過して走査部16に入射する。走査部16で走査された光線61は、ほぼ網膜71において合焦する。このときに、図8(a)のように、アパーチャ18の開口19が小さくて眼70の水晶体72に入射する光線61の直径が小さい場合では、水晶体72で光線61が収束する際、光の回折限界の特性上、光線61の網膜71で収束し難くなって光線61の直径が大きくなる。一方、図8(b)のように、アパーチャ18の開口19が大きくて眼70の水晶体72に入射する光線61の直径が大きい場合では、水晶体72で光線61が収束する際、光の回折限界の特性上、光線61の網膜71で収束して直径が小さくなる。例えば、図8(a)におけるミラー面16aの直径が1mmで光線61の直径が0.8mmであり、図8(b)におけるミラー面16aの直径が1.8mmで光線61の直径が1.6mmであるとすると、図8(b)の場合は図8(a)の場合に比べて、光線61の網膜71での直径が1/2程度となる。
光線61の直径は、走査部16のミラー面16aよりも小さくなるように設計される。このため、走査部16に入射する光線61の直径は、ミラー面16aが大きくなるほど、大きくすることができる。走査部16のミラー面16aが大きい場合、高い周波数で駆動させるとミラー面16aが変形等してしまうことから、走査部16の駆動周波数を高くすることが難しい。例えば、比較例として光源を1つだけ備える場合を想定する。この場合、高解像度の画像を投影しようとすると、走査部16のミラー面16aを高い周波数で駆動させることになる。このため、図8(a)のように、ミラー面16aの小さい走査部16を用いることになるが、この場合、光線61の網膜71でのスポット径が大きくなり、高解像度の画像を投影することが難しくなってしまう。
実施例1によれば、図3のように、第1光源11から第4光源14と、第1光源11から第4光源14が出射する光線61〜64を二次元に走査する走査部16を含み、走査された光線61〜64を網膜71(被照射面)に照射して網膜71に画像を投影する光学系20と、を備える。光学系20は、図4のように、第1光源11から第4光源14から同じタイミングで出射された光線61〜64を画像65の水平方向及び垂直方向で並ぶように網膜71に照射する。これにより、光源を1つだけ備える比較例と比べて、画像データ80の画像65を投影するときにおける走査部16の駆動周波数を低くできる。これは、実施例1では、同じタイミングで出射された光線61と63及び光線62と64が画像65の垂直方向で並んで網膜71に照射されるため、走査部16の一度の主走査(画像65の水平方向の走査)で形成できる走査線の数が増えるためである。例えば、走査線の数がmの画像において、画像の最初から最後までの走査にかかる走査時間をtとする。比較例では、走査部が走査線を1本ずつ走査することになるが、この場合、走査部の主走査の1回当たりの時間はt/mとなる。一方、実施例1では、走査部16が走査線を2本ずつ同時に走査するため、走査部16の主走査の1回当たりの時間は2t/mとなり、主走査の走査速度が遅くなる。このため、実施例1では走査部16の駆動周波数を低く抑えることができる。よって、実施例1では、図8(b)のように、ミラー面16aの大きな走査部16を用いることができるため、光線61〜64の網膜71でのスポット径を小さくできる。よって、高解像度の画像を投影できる。また、実施例1では、同じタイミングで出射された光線61と62及び光線63と64が画像65の水平方向で並んで網膜71に照射される。これにより、光源を1つだけ備える比較例と比べて、第1光源11から第4光源14それぞれが出射する光線の出射間隔を2倍に長くすることができる。
光学系20は、第1光源11から第4光源14が同じタイミングで出射した光線61〜64を画像65の水平方向及び垂直方向で隣接する画素81に対応する位置で網膜71に照射する。これにより、光線61〜64それぞれにおいてコリメータレンズ17等によって受ける収差等の影響の差を小さく抑えることができ、高解像度の画像を投影することができる。
走査部16のミラー面16aは、画像65の水平方向の走査線を1本ずつ走査すると仮想した場合における使用可能な最大のミラー面よりも大きい。画像65の走査線を1本ずつ走査する場合は主走査方向の走査速度が速くなる。このため、変形が起きない程度に小さなミラー面を用いることになり、高解像度の画像を投影することが難しい。しかしながら、実施例1では、走査部16の主走査方向の走査速度が遅くなるため、このような小さなミラー面よりも大きなミラー面16aを用いることが可能となり、高解像度の画像65を投影することができる。
前述したように、比較例では、入力された画像データ80の画像65が高解像度である場合に、高い周波数で駆動させようとしてミラー面16aの小さい走査部16を用いると高解像度の画像を投影することが難しい。また、網膜71での光線のスポット径を小さくしようとしてミラー面16aの大きな走査部16を用いると、高い周波数で駆動させることでミラー面16aが変形等してしまう。これに対し、実施例1では、図2(a)から図2(e)のように、画像生成部51は、入力された画像データ80の複数の画素81を画像65の水平方向及び垂直方向で隣接する4個の画素81を少なくとも含むn個(nは4以上の整数であり例えば4である)の画素81を1組とするm個(mは2以上の整数であり例えば24である)の組82に分ける。そして、画像生成部51は、m個の組82におけるn個の画素81のうち対応する位置にある画素81を抽出して各々m個の画素81a〜81dを有する第1から第4分割画像データ85〜88を生成する。駆動制御部52は、第1から第4分割画像データ85〜88のm個の画素81a〜81dのうちm個の組82で同じ組に属するn個(例えば4個)の画素81a〜81dを形成するn個(例えば4個)の光線61〜64それぞれを第1光源11から第4光源14それぞれから同じタイミングで出射させる。これにより、画像65の水平方向及び垂直方向で隣接する4個の画素81を光線61〜64によって同時に形成することができる。よって、走査部16の駆動周波数を低く抑えることができ、高解像度の画像65を投影することができる。また、第1光源11から第4光源14それぞれが出射する光線の出射間隔を長くすることができる。
第1光源11から第4光源14が同じタイミングで出射した光線61〜64は、各々の光軸が互いに傾いて走査部16に入射する。これにより、光線61〜64が画像65の水平方向及び垂直方向で並ぶように網膜71に照射させることができる。
光学系20は、光線61〜64が入射されて、入射された光線61〜64を略平行光とするコリメータレンズ17を備える。光線61〜64はコリメータレンズ17を透過した後に走査部16に入射する。光線61〜64は各々の光軸が互いに傾いてコリメータレンズ17に入射する。これにより、光線61〜64を1つのコリメータレンズ17で略平行光としつつ、光線61〜64を各々の光軸が互いに傾いて走査部16に入射させて、光線61〜64を画像65の水平方向及び垂直方向で並ぶように網膜71に照射させることができる。光線を略平行とするとは、光線61〜64が網膜71にほぼ合焦する程度に平行となればよい。
光線61〜64それぞれは、赤色光、緑色光、及び青色光を含む。これにより、カラーの画像65を網膜71に投影することができる。
図9は、実施例2に係る画像投影装置のブロック図である。図9を参照して、画像投影装置200では、第1光源11が出射する光線61は調整光学系15aで成型され、第2光源12が出射する光線62は調整光学系15bで成型される。第3光源13が出射する光線63は調整光学系15cで成型され、第4光源14が出射する光線64は調整光学系15dで成型される。その他の構成は、実施例1の図1と同じであるため説明を省略する。
図10(a)は、実施例2に係る画像投影装置の光学系を示す図、図10(b)は、図10(a)のA−A間での複数の光線の位置関係を示す図、図10(c)は、走査部での複数の光線の位置関係を示す図である。図10(a)では、光線61〜64は各々の光軸を図示している。図10(a)を参照して、第1光源11から出射された光線61は、コリメータレンズ17aで拡散光から略平行光に変換された後、アパーチャ18aの開口19aを通過してハーフミラー26に入射する。コリメータレンズ17a及びアパーチャ18aは図9における調整光学系15aを構成する光学部品である。第2光源12から出射された光線62は、コリメータレンズ17bで拡散光から略平行光に変換された後、アパーチャ18bの開口19bを通過してハーフミラー26に入射する。コリメータレンズ17b及びアパーチャ18bは図9における調整光学系15bを構成する光学部品である。
第3光源13から出射された光線63は、コリメータレンズ17cで拡散光から略平行光に変換された後、アパーチャ18cの開口19cを通過してハーフミラー27に入射する。コリメータレンズ17c及びアパーチャ18cは図9における調整光学系15cを構成する光学部品である。第4光源14から出射された光線64は、コリメータレンズ17dで拡散光から略平行光に変換された後、アパーチャ18dの開口19dを通過してハーフミラー28に入射する。コリメータレンズ17d及びアパーチャ18dは図9における調整光学系15dを構成する光学部品である。
光線61は、ハーフミラー26〜28を透過した後、平面ミラー29で反射して走査部16に入射する。光線62は、ハーフミラー26で反射し、ハーフミラー27及び28を透過した後、平面ミラー29で反射して走査部16に入射する。光線63は、ハーフミラー27で反射し、ハーフミラー28を透過した後、平面ミラー29で反射して走査部16に入射する。光線64は、ハーフミラー28で反射した後、平面ミラー29で反射して走査部16に入射する。
ハーフミラー28よりも走査部16側では、図10(b)のように、光線61と62は互いに略平行となって横方向に並び、光線63と64は互いに略平行となって横方向に並んでいる。光線61と63は互いに略平行となって縦方向に並び、光線62と64は互いに略平行となって縦方向に並んでいる。すなわち、光線61〜64は、互いに略平行となって横方向及び縦方向に並んでいる。このため、図10(c)のように、光線61〜64は、走査部16のミラー面16aの異なる位置に互いに略平行となって入射する。
走査部16で二次元に走査された光線61〜64は、投影光学系40に入射した後、ユーザの眼70内(例えば水晶体72内又は水晶体72近傍)で収束し、硝子体73を通過して網膜71に照射される。これにより、網膜71に画像が投影される。コリメータレンズ17a〜17d、アパーチャ18a〜18d、ハーフミラー26〜28、平面ミラー29、走査部16、及び投影光学系40は、第1から第4光源11〜14が出射する光線61〜64を二次元に走査し、走査された光線61〜64を網膜71(被照射面)に照射して網膜71に画像を投影する光学系20aを構成する。
光線61〜64は走査部16の異なる位置に互いに略平行となって入射する。このため、実施例1の図4と同じく、第1光源11から第4光源14が同じタイミングで出射した光線61〜64は、網膜71において縦横に並んで照射される。光線61〜64が走査部16に入射する位置を適切に調整することで、光線61〜64が画像65の水平方向及び垂直方向で隣接する画素分ずれた位置で網膜71に照射されるようにすることができる。
実施例2によれば、第1光源11から第4光源14が同じタイミングで出射した光線61〜64は、各々の光軸が互いに略平行となって走査部16の異なる位置に入射する。これにより、光線61〜64を画像65の水平方向及び垂直方向で並ぶように網膜71に照射させることができる。略平行とは、光線61〜64が画像65の水平方向及び垂直方向で並ぶように網膜71に照射される程度に平行であればよい。
光学系20aは、第1光源11から第4光源14が出射する光線61〜64それぞれがそれぞれに入射されて、入射された光線を略平行光とする複数のコリメータレンズ17a〜17dを備える。光線61〜64はコリメータレンズ17a〜17dを透過した後に走査部16に入射する。これにより、光線61〜64を略平行光としつつ、光線61〜64を各々の光軸が互いに平行となって走査部16の異なる位置に入射させて、光線61〜64を画像65の水平方向及び垂直方向で並ぶように網膜71に照射させることができる。光線を略平行とするとは、光線61〜64が網膜71で合焦する程度に平行となればよい。
実施例1及び実施例2では、画像生成部51は、画像データ80の複数の画素81を画像65の水平方向及び垂直方向で隣接する4つの画素81を1組とする複数の組82に分けて第1から第4分割画像85〜88を生成する場合を例に示した。しかしながら、この場合に限られず、画像生成部51は、画像データ80の複数の画素81を画像65の水平方向及び垂直方向で隣接する4つの画素81を少なくとも含むn個の画素を1組とする複数の組に分けてn個の分割画像データを生成する場合でもよい。
実施例1及び実施例2では、網膜走査型の画像投影装置を例に説明し、複数の光源から出射される複数の光線が照射される被照射面が網膜である場合を例に示したが、この場合に限られない。複数の光線が照射される被照射面は、スクリーン、壁、又は机等のような平面であってもよい。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 投影部
11 第1光源
12 第2光源
13 第3光源
14 第4光源
15〜15d 調整光学系
16 走査部
16a ミラー面
17〜17d コリメータレンズ
18〜18d アパーチャ
20、20a 光学系
21 第1光源駆動回路
22 第2光源駆動回路
23 第3光源駆動回路
24 第4光源駆動回路
25 走査駆動回路
26〜28 ハーフミラー
29 平面ミラー
40 投影光学系
50 制御部
51 画像生成部
52 駆動制御部
61〜64 光線
65 画像
70 眼
71 網膜
72 水晶体
73 硝子体
80 画像データ
81〜81d 画素
82 組
83a〜83d 画素セット
85 第1分割画像データ
86 第2分割画像データ
87 第3分割画像データ
88 第4分割画像データ
100、200 画像投影装置

Claims (10)

  1. 複数の光源と、
    前記複数の光源それぞれからそれぞれ出射された複数の光線を二次元に走査する走査部を含み、走査された前記複数の光線を被照射面に照射して前記被照射面に画像を投影する光学系と、を備え、
    前記光学系は、前記複数の光源から同じタイミングで出射された前記複数の光線を前記画像の水平方向及び垂直方向で並ぶように前記被照射面に照射する、画像投影装置。
  2. 前記光学系は、前記複数の光源から同じタイミングで出射された前記複数の光線を前記画像の水平方向及び垂直方向で隣接する画素に対応する位置で前記被照射面に照射する、請求項1に記載の画像投影装置。
  3. 前記走査部は前記複数の光線を二次元に走査するミラー面を有し、
    前記走査部の前記ミラー面は前記画像の水平方向の走査線を1本ずつ走査すると仮想した場合における使用可能なミラー面よりも大きい、請求項1または2に記載の画像投影装置。
  4. 入力された画像データの複数の画素を前記画像の水平方向及び垂直方向で隣接する4個の画素を少なくとも含むn個の画素を1組とするm個の組に分け、前記m個の組における前記n個の画素のうち対応する位置にある画素を抽出して各々m個の画素を有するn個の分割画像データを生成する画像生成部と、
    前記n個の分割画像データの前記m個の画素のうち前記m個の組で同じ組に属する前記n個の画素を形成するn個の光線それぞれを前記複数の光源であるn個の光源それぞれから同じタイミングで出射させる駆動制御部と、を備える、請求項1から3のいずれか一項に記載の画像投影装置。
  5. 前記複数の光源から同じタイミングで出射された前記複数の光線は、各々の光軸が互いに傾いて前記走査部に入射する、請求項1から4のいずれか一項に記載の画像投影装置。
  6. 前記光学系は、前記複数の光線が入射されて、入射された前記複数の光線を略平行光とするコリメータレンズを備え、
    前記複数の光線は前記コリメータレンズを透過した後に前記走査部に入射し、
    前記複数の光線は、各々の光軸が互いに傾いて前記コリメータレンズに入射する、請求項5に記載の画像投影装置。
  7. 前記複数の光源から同じタイミングで出射された前記複数の光線は、各々の光軸が互いに略平行となって前記走査部の異なる位置に入射する、請求項1から4のいずれか一項に記載の画像投影装置。
  8. 前記光学系は、前記複数の光線それぞれがそれぞれに入射されて、入射された光線を略平行光とする複数のコリメータレンズを備え、
    前記複数の光線は前記複数のコリメータレンズを透過した後に前記走査部に入射する、請求項7に記載の画像投影装置。
  9. 前記複数の光線それぞれは、赤色光、緑色光、及び青色光を含む、請求項1から8のいずれか一項に記載の画像投影装置。
  10. 前記被照射面は人の網膜である、請求項1から9のいずれか一項に記載の画像投影装置。
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