JP2021079995A - 災害停電時対応型ウォーターサーバー - Google Patents

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Abstract

【課題】地震や台風などの災害で停電が生じたときにも、水を利用することができ、しかも携帯情報端末の充電が可能な災害停電時対応型ウォーターサーバーを提供する。【解決手段】原水ボトル3の水を汲み上げる電動ポンプ6と、電動ポンプ6で汲み上げられた水を導入して収容する冷水タンク7と、冷水タンク7内の水を冷却する冷却装置8と、電動ポンプ6と冷却装置8とに電力を供給する電源回路36と、携帯情報端末を接続して充電するUSB電源ポート37とを有し、電源回路36は、コンセント電源入力ライン39に電圧が入力されていないときは、乾電池40から得られる電力で電動ポンプ6を駆動するとともに、冷却装置8の動作を停止させ、乾電池40の直流電圧をUSB電源ポート37に供給するように構成されている災害停電時対応型ウォーターサーバー。【選択図】図1

Description

この発明は、平常時と災害停電時の両方において、飲料水および携帯情報端末用の電源を確保することができる停電対応型ウォーターサーバーに関する。
従来、主にオフィスや病院などでウォーターサーバーが利用されてきたが、近年、水の安全や健康への関心の高まりから、一般家庭にもウォーターサーバーが普及しつつある。ウォーターサーバーは、一般に、交換式の原水ボトルと、その原水ボトルから水を導入して収容する冷水タンクと、冷水タンク内の水を冷却する冷却装置と、冷水タンク内の冷水を注出するための冷水コックとを有し、この冷水コックを開くことでいつでもすぐに美味しい冷水を利用することができ、優れた利便性をもつ。
ウォーターサーバーは、水の自重によって、原水ボトルから冷水タンクに水を落下させる重力落下式のもの(例えば、特許文献1)と、電動ポンプを利用して、原水ボトルから水を汲み上げるポンプ汲み上げ式のもの(例えば、特許文献2)とに大別される。
重力落下式のウォーターサーバーは、必ず冷水タンクよりも高い位置に原水ボトルが配置されるので、原水ボトルを交換する際に、満水状態の原水ボトル(7〜15kg程度)を筐体の高い位置に持ち上げる必要があり、ユーザー(特に女性や高齢者など)にとって、原水ボトルを交換する作業負担が大きい。これに対し、ポンプ汲み上げ式のウォーターサーバーは、原水ボトルから電動ポンプで水を汲み上げるので、冷水タンクよりも低い位置に原水ボトルを配置することができ、筐体の高い位置に原水ボトルをセットする必要がない。そのため、ポンプ汲み上げ式のウォーターサーバーは、原水ボトルを交換する作業負担が小さいという利点がある。
特開2010−228807号公報 特開2014−169120号公報
近年、地震や台風などの災害が発生したときに対応することができるように、日頃から非常食、飲料水、乾電池などを備蓄するなど、災害に対する備えを行なうニーズが高まっているが、一般的なウォーターサーバーは、家庭用コンセントの電力で運転するため、地震や台風などの災害で停電が生じたときには、運転することができなくなってしまう。
本願の発明者は、地震や台風などの災害で停電が生じたときにも、ライフラインとしての水を利用することができるようにするため、家庭用のウォーターサーバーを、非常用に備蓄する乾電池で運転することができないかを検討した。
しかしながら、ウォーターサーバーは、冷水タンクの冷却装置が比較的大きい電力を消費するため、ウォーターサーバーを乾電池で運転することは難しい。
ここで、発明者は、原水ボトルから水を汲み上げる電動ポンプの消費電力は、通常、数ワット程度かそれ以下の大きさであり、この電動ポンプの消費電力は、冷水タンクの冷却装置の消費電力の数十分の1程度ときわめて小さいことから、冷水タンクの冷却装置には電力を供給せずに、原水ボトルから水を汲み上げる電動ポンプを、乾電池の電力で駆動するようにすれば、水を冷却することはできないものの、地震や台風などの災害で停電が生じたときにライフラインとしての水を利用することが可能となる点に着目した。
一方、地震や台風などの災害で停電が生じたときに、スマートフォンやタブレット等の携帯情報端末の充電が不足すると、家族と連絡を取ったり、支援物資の提供場所や避難所等に関する情報を入手したりすることが難しくなるという問題がある。
この問題に対応するため、例えば、平常時から、乾電池を使用するタイプの充電器を用意し、地震や台風などの災害で停電が生じたときには、充電器と乾電池とを使用して、スマートフォンやタブレット等の携帯情報端末を充電するという方法が考えられる。
しかしながら、上述のように、ウォーターサーバーの電動ポンプを乾電池で運転することを想定した場合、ウォーターサーバーのための乾電池と、スマートフォンやタブレット等の携帯情報端末を充電するための乾電池とをそれぞれ備蓄するのは、備蓄する乾電池の本数が多くなり、非効率である。
この発明が解決しようとする課題は、地震や台風などの災害で停電が生じたときにも、水を利用することができ、しかも携帯情報端末の充電が可能な災害停電時対応型ウォーターサーバーを提供することである。
上記課題を解決するため、この発明では、以下の構成の災害停電時対応型ウォーターサーバーを提供する。
交換式の原水ボトルと、
前記原水ボトルの水を汲み上げる電動ポンプと、
前記電動ポンプで汲み上げられた水を導入して収容する冷水タンクと、
前記冷水タンク内の水を冷却する冷却装置と、
前記電動ポンプと前記冷却装置とに電力を供給する電源回路と、
携帯情報端末を接続して充電するUSB電源ポートと、
を有し、
前記電源回路は、家庭用コンセントに接続して前記家庭用コンセントの電圧が入力されるコンセント電源入力ラインと、複数の乾電池に接続して前記乾電池の電圧が入力されるバッテリ電源入力ラインとを有し、
前記コンセント電源入力ラインに電圧が入力されているときは、前記家庭用コンセントから得られる電力で前記電動ポンプおよび前記冷却装置を駆動するとともに、前記家庭用コンセントの交流電圧を直流電圧に変換して前記USB電源ポートに供給し、一方、前記コンセント電源入力ラインに電圧が入力されていないときは、前記乾電池から得られる電力で前記電動ポンプを駆動するとともに、前記冷却装置の動作を停止させ、前記乾電池の直流電圧を前記USB電源ポートに供給するように構成されている、
災害停電時対応型ウォーターサーバー。
このようにすると、平常時は、家庭用コンセントから得られる電力で電動ポンプおよび冷却装置を駆動することで、原水ボトルから冷水タンクに水を導入し、その水を冷却して利用することが可能である。また、家庭用コンセントの電力をUSB電源ポートに給電し、そのUSB電源ポートに携帯情報端末を接続して充電することが可能である。
一方、地震や台風などの災害で停電が生じたときは、乾電池から得られる電力で電動ポンプを駆動することで、原水ボトルから冷水タンクに水を導入し、その水を利用することが可能である。ここで、乾電池から得られる電力で電動ポンプを駆動するときは、冷却装置の動作を停止するので、乾電池でも、確実に電動ポンプを駆動することが可能となっている。また、乾電池の電力をUSB電源ポートに給電し、そのUSB電源ポートに携帯情報端末を接続して充電することで、家族と連絡を取ったり、支援物資の提供場所や避難所等に関する情報を入手したりすることが可能である。また、原水ボトルから水を汲み上げる電動ポンプを駆動するための乾電池と、携帯情報端末を充電するための乾電池とが、共通の乾電池なので、備蓄する乾電池の本数を抑えることができ、効率的である。
前記電源回路は、
前記コンセント電源入力ラインと前記バッテリ電源入力ラインとを合流させる電源結合回路と、
前記電源結合回路から前記コンセント電源入力ラインへの逆流を防止するように前記コンセント電源入力ラインに設けられた逆流防止ダイオードと、
前記家庭用コンセントの電圧を、前記コンセント電源入力ラインの前記逆流防止ダイオードよりも上流側の位置から取り出して前記冷却装置に印加する冷却装置電源ラインと、を有するものを採用すると好ましい。
このようにすると、コンセント電源入力ラインに電圧が入力されていないときに、逆流防止ダイオードによって、バッテリ電源入力ラインの電圧が冷却装置に印加されるのが阻止されるので、無用の電力が冷却装置で消費されるのを確実に防止することができる。
前記コンセント電源入力ラインに前記家庭用コンセントの電圧が入力されているか否かを検出するコンセント電源検出回路と、
前記冷水タンク内の水位を検出する水位センサと、
前記冷水タンクの温度を検出する冷水温度センサと、
前記冷却装置および前記電動ポンプの駆動を制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、
前記水位センサの検出水位が予め設定された下限水位よりも低くなったときに前記電動ポンプを駆動する電動ポンプ駆動制御と、
前記冷水温度センサの検出温度が予め設定された冷水温度の上限値よりも高くなったときに前記冷却装置を駆動する冷水タンク温度制御と、
前記コンセント電源検出回路で前記家庭用コンセントの電圧が検出されないときは、前記電動ポンプ駆動制御を実行しながら前記冷水タンク温度制御を停止する停電時冷却停止制御と、を行なうように構成すると好ましい。
このようにすると、家庭用コンセントの電圧がコンセント電源入力ラインに入力されているときは、冷水温度センサによる検出温度に応じて冷却装置が駆動するので、電動ポンプで汲み上げた水を冷却装置で冷却して利用することができる。一方、家庭用コンセントの電圧がコンセント電源入力ラインに入力されていないときは、冷水タンク温度制御が停止するので、無用の電力が冷却装置で消費されるのを確実に防止することができる。
この発明の災害停電時対応型ウォーターサーバーは、平常時は、家庭用コンセントから得られる電力で電動ポンプおよび冷却装置を駆動することで、原水ボトルから冷水タンクに水を導入し、その水を冷却して利用することが可能である。また、家庭用コンセントの電力をUSB電源ポートに給電し、そのUSB電源ポートに携帯情報端末を接続して充電することが可能である。一方、地震や台風などの災害で停電が生じたときは、乾電池から得られる電力で電動ポンプを駆動することで、原水ボトルから冷水タンクに水を導入し、その水を利用することが可能である。ここで、乾電池から得られる電力で電動ポンプを駆動するときは、冷却装置の動作を停止するので、乾電池でも、確実に電動ポンプを駆動することが可能となっている。また、乾電池の電力をUSB電源ポートに給電し、そのUSB電源ポートに携帯情報端末を接続して充電することで、家族と連絡を取ったり、支援物資の提供場所や避難所等に関する情報を入手したりすることが可能である。また、原水ボトルから水を汲み上げる電動ポンプを駆動するための乾電池と、携帯情報端末を充電するための乾電池とが、共通の乾電池なので、地震や台風などの災害で停電が生じたときに必要な乾電池の本数を節約することができ、効率的である。
この発明の第1実施形態の災害停電時対応型ウォーターサーバーを模式的に示す断面図 図1に示すウォーターサーバーの電源回路(コンセント電源モード)を示すブロック図 図1に示すウォーターサーバーの制御部の入出力を示すブロック図 図2の電源回路がコンセント電源モードからバッテリ電源モードに切り替わった状態を示す図 この発明の第2実施形態の災害停電時対応型ウォーターサーバーを模式的に示す断面図 図5に示すウォーターサーバーの電源回路(バッテリ電源モード)を示すブロック図
図1、図2に、この発明の第1実施形態の災害停電時対応型ウォーターサーバーを示す。このウォーターサーバーは、上下に細長い筐体1と、筐体1の下部に設けられたボトル受け2と、ボトル受け2に載置された交換式の原水ボトル3の水出口4に着脱可能に接続されるジョイント部5と、ジョイント部5を通って原水ボトル3の水を汲み上げる電動ポンプ6と、電動ポンプ6で汲み上げられた水を導入して収容する冷水タンク7と、冷水タンク7内の水を冷却する冷却装置8と、冷水タンク7内の低温の水を筐体1の外部に注出する冷水注出管9と、電動ポンプ6で汲み上げられた水を導入して収容する温水タンク10と、温水タンク10内の水を加熱する加熱装置11と、温水タンク10内の高温の水を筐体1の外部に注出する温水注出管12とを有する。
筐体1は、上下方向に延びる筒壁13と、筒壁13の上端に設けられた天板14と、筒壁13の下端に設けられた底板15とを有する。筒壁13の前面下部には、原水ボトル3を出し入れするための開口部16と、開口部16を開閉する前面扉17とが設けられている。
冷水タンク7には、冷水タンク7内の水を冷却する冷却装置8が取り付けられている。冷却装置8は、冷水タンク7の外周に螺旋状に巻き付けられた冷却管8aと、その冷却管8aを流れる冷媒を圧縮するための冷却用コンプレッサ8bとを有する。冷却用コンプレッサ8bは、ここでは家庭用コンセント18の交流電圧(例えばAC100〜125V)で駆動する交流コンプレッサを採用している。冷却管8aは、冷水タンク7の内部を通るように冷水タンク7の壁面を貫通して設けてもよい。また、冷水タンク7には、冷水タンク7の温度を検出する冷水温度センサ19(図3参照)が取り付けられている。
冷却用コンプレッサ8bは、冷水温度センサ19の検出温度が予め設定された冷水温度の上限値よりも高くなったときに作動し、このとき冷却管8aはマイナス15℃からマイナス30℃程度の低温となり、冷水タンク7内の水を冷却する。これにより、冷水タンク7内の水は、所定の低温(例えば10℃以下)に保たれる。
冷水タンク7の底面には、冷水注出管9が接続されている。冷水注出管9には、筐体1の外部から操作可能な冷水コック20が設けられ、この冷水コック20を開くことによって冷水タンク7から低温の飲料水をカップ等に注出できるようになっている。ここで、冷水コック20を開いたときに、冷水タンク7内の水がその自重で冷水注出管9を通って筐体1の外部に注出されるように、冷水注出管9の水出口は、冷水タンク7の底面よりも低い位置に配置されている。冷水タンク7の水の容量は、原水ボトル3の容量よりも小さく、2〜4リットル程度である。
温水タンク10には、温水タンク10内の水を加熱する加熱装置11が取り付けられている。図では、加熱装置11にシースヒータを採用した例を示しているが、バンドヒータを採用することもできる。シースヒータは、金属製のパイプの中に通電により発熱する発熱線を収容したものであり、温水タンク10の壁面を貫通して温水タンク10の内部を延びるように取り付けられる。バンドヒータは、通電により発熱する発熱線が埋め込まれた円筒形の発熱体であり、温水タンク10の外周に密着して取り付けられる。図はシースヒータを採用した例を示している。また、温水タンク10には、温水タンク10の温度を検出する温水温度センサ21(図3参照)が取り付けられている。
加熱装置11は、温水温度センサ21の検出温度が予め設定された温水温度の下限値よりも低くなったときに通電し、温水タンク10内の水を加熱する。これにより、温水タンク10内の水は、所定の高温(例えば80℃以下)に保たれる。
温水タンク10の上面には、温水注出管12が接続されている。温水注出管12には、筐体1の外部から操作可能な温水コック22が設けられ、この温水コック22を開くことによって温水タンク10から高温の飲料水をカップ等に注出できるようになっている。
筐体1の内部には、冷水タンク7と水平に並ぶようにバッファタンク23が設けられている。バッファタンク23と冷水タンク7は、冷水タンク給水管24を介して連通している。また、冷水タンク7には、冷水タンク7内の水位を検出する水位センサ25が設けられている。この水位センサ25によって、冷水タンク7内の水位が予め設定された下限水位まで下がったことが検出されると、電動ポンプ6が作動し、その電動ポンプ6で汲み上げられた水が、バッファタンク23と冷水タンク給水管24を順に通って冷水タンク7に導入されるようになっている。
温水タンク10は、バッファタンク23の下方に配置されている。バッファタンク23と温水タンク10は、温水タンク給水管26を介して連通しており、温水タンク10から水を注出すると、その水と同量の水が、温水タンク給水管26を通ってバッファタンク23から温水タンク10に流入し、温水タンク10が常に満水状態に保たれるようになっている。
電動ポンプ6は、ジョイント部5から延びる原水汲み上げ管27の途中に設けられている。原水汲み上げ管27の一端はジョイント部5に接続し、原水汲み上げ管27の他端はバッファタンク23に接続している。原水汲み上げ管27は、ジョイント部5よりも低い位置を通るように、ジョイント部5から下方に延び出した後、上方に向きを変えるように設けられている。そして、原水汲み上げ管27の最も低い位置に電動ポンプ6が配置されている。
電動ポンプ6は、電動モータ28と、電動モータ28で駆動されるポンプ部分29とで構成されている。電動モータ28は、直流電圧(例えばDC12V)で駆動する直流モータである。ポンプ部分29は、例えば、ギヤポンプやダイヤフラムポンプを採用することができる。電動ポンプ6は、原水ボトル3の側から水を吸い込み、その水をバッファタンク23と冷水タンク7の側に吐出することで、原水汲み上げ管27内の水を、原水ボトル3の側から冷水タンク7の側に移送する。
原水ボトル3は、筒状の胴部30と、その胴部30の一端に設けられた底部31と、胴部30の他端に肩部32を介して設けられた首部33と、首部33の先端に取り付けられたキャップ34とを有する。この原水ボトル3の内部には、飲料水(例えば、天然水やRO水)が充填されている。キャップ34の中央に、原水ボトル3の水出口4が設けられている。原水ボトル3の胴部30は、残水量の減少に伴って収縮するように柔軟性をもたせて形成されている。原水ボトル3は、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂やポリエチレン(PE)樹脂のブロー成形によって形成することができる。原水ボトル3の容量は、満水状態で7〜15リットル程度である。
図2に示すように、このウォーターサーバーは、電動ポンプ6、冷却装置8、加熱装置11、これらの装置の駆動を制御する制御部35等にそれぞれ電力を供給する電源回路36を有する。また、この電源回路36には、スマートフォンやタブレット等の携帯情報端末に接続して充電用の直流電圧を供給するUSB電源ポート37が設けられている。USB電源ポート37は、乾電池ケース38に設けられている。
電源回路36は、家庭用コンセント18に接続して家庭用コンセント18の電圧が入力されるコンセント電源入力ライン39と、複数の乾電池40に接続して乾電池40の電圧が入力されるバッテリ電源入力ライン41と、コンセント電源入力ライン39とバッテリ電源入力ライン41とを合流させる電源結合回路42と、電源結合回路42からコンセント電源入力ライン39への逆流を防止するようにコンセント電源入力ライン39に設けられた逆流防止ダイオード43と、家庭用コンセント18の電圧を逆流防止ダイオード43よりも上流側の位置から取り出して冷却装置8に印加する冷却装置電源ライン44と、家庭用コンセント18の電圧を逆流防止ダイオード43よりも上流側の位置から取り出して加熱装置11に印加する加熱装置電源ライン45と、コンセント電源入力ライン39に家庭用コンセント18の電圧が入力されているか否かを検出するコンセント電源検出回路46と、バッテリ電源入力ライン41の途中から分岐してUSB電源ポート37に至るUSB電源供給ライン47とを有する。
コンセント電源入力ライン39は、家庭用コンセント18に差し込まれる差込プラグ48と、差込プラグ48からコンセント電源入力ライン39に入力される交流電圧(例えばAC100〜125V)を直流電圧(例えばDC12V)に変換して出力するAC/DCコンバータ回路49とを有する。AC/DCコンバータ回路49は、例えば、家庭用コンセント18の交流電圧を直流電圧に変換する整流平滑回路と、その整流平滑回路で得られた直流電圧を高周波の方形交流電圧に変換するスイッチング素子と、そのスイッチング素子で得られた高周波の方形交流電圧を直流電圧に変換する整流平滑回路とを有するもの(スイッチング方式)を採用することができる。AC/DCコンバータ回路49として、家庭用コンセント18の交流電圧を降圧するトランスと、そのトランスで降圧した交流電圧を直流電圧に変換する整流平滑回路とを有するもの(トランス方式)を採用してもよい。
逆流防止ダイオード43は、AC/DCコンバータ回路49と電源結合回路42の間に設けられている。冷却装置電源ライン44は、差込プラグ48とAC/DCコンバータ回路49の間から分岐している。加熱装置電源ライン45は、冷却装置電源ライン44と共通のラインを通って途中から分岐している。
バッテリ電源入力ライン41は、複数の乾電池40を交換可能に収容する乾電池ケース38と、乾電池40と電源結合回路42の間の経路を機械的に開閉する有接点スイッチ50とを有する。有接点スイッチ50は、ユーザーの手動操作で開閉するマニュアルスイッチである。
乾電池ケース38は、1.5Vの8本の乾電池40を電気的に直列につないで収容し、DC12Vの直流電圧を出力するように構成されている。有接点スイッチ50は、乾電池ケース38に組み込まれている。乾電池ケース38は、USBコネクタ51で筐体1から着脱可能に設けられている。乾電池ケース38は、ウォーターサーバーの筐体1に直接固定して設けてもよい。
USB電源供給ライン47は、乾電池40またはAC/DCコンバータ回路49から得られる直流電圧(ここではDC12V)を、スマートフォンやタブレット等の携帯情報端末の充電用の直流電圧(例えばDC5V)に変換するDC/DCコンバータ回路52を有する。
電源結合回路42は、コンセント電源入力ライン39とバッテリ電源入力ライン41の両方から電圧供給があるときは、コンセント電源入力ライン39からの供給電圧を優先して、制御部35や電動ポンプ6等の各電気部品の駆動用電源として供給し、コンセント電源入力ライン39とバッテリ電源入力ライン41のうちの一方のみから電圧供給があるときは、その電源入力ラインからの供給電圧を、制御部35や電動ポンプ6等の各電気部品の駆動用電源として供給するように構成された電気回路である。電源結合回路42は、電源結合回路42からバッテリ電源入力ライン41への逆流を防止するバッテリ側ダイオード(図示せず)を内蔵し、そのバッテリ側ダイオードの下流側と逆流防止ダイオード43の下流側とでコンセント電源入力ライン39とバッテリ電源入力ライン41とが交差する構成のものを採用することができる。
電源結合回路42は、電動ポンプ6に直流電圧を印加するように接続され、その途中にスイッチ53が設けられている。スイッチ53は、ここでは無接点スイッチ(バイポーラトランジスタ)であるが、図では、分かりやすくするために有接点スイッチの記号で代用している。
図3に示すように、制御部35は、水位センサ25、冷水温度センサ19、温水温度センサ21、コンセント電源検出回路46から入力される信号に基づいて、電動ポンプ6、冷却装置8、加熱装置11の動作をそれぞれ制御する。
ここで、水位センサ25から制御部35には、冷水タンク7内の水位を示す信号が入力され、冷水温度センサ19から制御部35には、冷水タンク7内の水の温度を示す信号が入力され、温水温度センサ21から制御部35には、温水タンク10内の水の温度を示す信号が入力され、コンセント電源検出回路46から制御部35には、コンセント電源入力ライン39に家庭用コンセント18の電圧が入力されているか否かを示す信号が入力される。
制御部35による制御例を説明する。
制御部35は、図2に示すコンセント電源検出回路46からの入力信号に基づいて、ウォーターサーバーの動作モードを、コンセント電源モードとバッテリ電源モードとで切り替える。具体的には、コンセント電源検出回路46からの入力信号に基づいて、コンセント電源検出回路46に家庭用コンセント18の電圧が入力されていると判定されたときは、ウォーターサーバーの動作モードをコンセント電源モードとし、一方、コンセント電源検出回路46に家庭用コンセント18の電圧が入力されていないと判定されたときは、ウォーターサーバーの動作モードをバッテリ電源モードとする。
<コンセント電源モードのとき>
図1に示す冷水タンク7の水位(図3に示す水位センサ25の検出水位)が予め設定された下限水位よりも低くなったとき、電動ポンプ6の駆動を開始し、その後、冷水タンク7の水位が予め設定された上限水位よりも高くなったときに、電動ポンプ6の駆動を停止する電動ポンプ駆動制御を行なう。このとき、電動ポンプ6は、図2に示すように、家庭用コンセント18から、コンセント電源入力ライン39、電源結合回路42を順に介して得られる電力で駆動される。
図1に示す冷水タンク7の温度(図3に示す冷水温度センサ19の検出温度)が予め設定された冷水温度の上限値よりも高くなったとき、冷却装置8の駆動を開始し、その後、冷水タンク7の温度が予め設定された冷水温度の下限値よりも低くなったときに、冷却装置8の駆動を停止する冷水タンク温度制御を行なう。このとき、冷却装置8は、図2に示すように、家庭用コンセント18から、コンセント電源入力ライン39、冷却装置電源ライン44を順に介して得られる電力で駆動される。
図1に示す温水タンク10の温度(図3に示す温水温度センサ21の検出温度)が予め設定された温水温度の下限値よりも低くなったとき、加熱装置11の通電を開始し、その後、温水タンク10の温度が予め設定された温水温度の上限値よりも高くなったときに、加熱装置11の通電を停止する温水タンク温度制御を行なう。このとき、加熱装置11は、図2に示すように、家庭用コンセント18から、コンセント電源入力ライン39、加熱装置電源ライン45を順に介して得られる電力で駆動される。
またこのとき、図2に示すように、電源回路36は、家庭用コンセント18の交流電圧(例えばAC100V)をAC/DCコンバータ回路49で直流電圧(例えばDC12V)に変換し、その直流電圧を逆流防止ダイオード43、USB電源供給ライン47を順に経てUSB電源ポート37に供給する。ここで、USB電源供給ライン47のDC/DCコンバータ回路52は、AC/DCコンバータ回路49で得られる直流電圧(例えばDC12V)を、スマートフォンやタブレット等の携帯情報端末の充電用の直流電圧(例えばDC5V)に変換してUSB電源ポート37に供給する。
<バッテリ電源モードのとき>
図1に示す冷水タンク7の水位(図3に示す水位センサ25の検出水位)が予め設定された下限水位よりも低くなったとき、電動ポンプ6の駆動を開始し、その後、冷水タンク7の水位が予め設定された上限水位よりも高くなったときに、電動ポンプ6の駆動を停止する電動ポンプ駆動制御を実行する。このとき、電動ポンプ6は、乾電池40から、バッテリ電源入力ライン41、電源結合回路42を順に介して得られる電力で駆動される。また、水位センサ25に対する電力供給も、乾電池40から、バッテリ電源入力ライン41、電源結合回路42を順に介して行なう。
このとき、制御部35は、上記の電動ポンプ駆動制御を実行しながら、冷水タンク温度制御を停止する停電時冷却停止制御を行なう。具体的には、制御部35は、図1に示す冷水タンク7の温度にかかわらず、冷却装置8が動作しないように、冷却装置8への通電を阻止する制御を行なう。そのため、冷水タンク7の温度が予め設定された冷水温度の上限値よりも高くなっても、冷却装置8は動作しない。
また、制御部35は、上記の電動ポンプ駆動制御を実行しながら、温水タンク温度制御を停止する停電時加熱停止制御を行なう。具体的には、制御部35は、図1に示す温水タンク10の温度にかかわらず、加熱装置11が動作しないように、加熱装置11への通電を阻止する制御を行なう。そのため、温水タンク10の温度が予め設定された温水温度の下限値よりも低くなっても、加熱装置11は動作しない。
またこのとき、図4に示すように、電源回路36は、乾電池40の直流電圧を、USB電源供給ライン47を経てUSB電源ポート37に供給する。ここで、USB電源供給ライン47のDC/DCコンバータ回路52は、乾電池40から得られる直流電圧(例えばDC12V)を、スマートフォンやタブレット等の携帯情報端末の充電用の直流電圧(例えばDC5V)に変換してUSB電源ポート37に供給する。このとき乾電池ケース38の有接点スイッチ50は閉じておく。
この災害停電時対応型ウォーターサーバーは、平常時は、図2に示すように、家庭用コンセント18から得られる電力で電動ポンプ6および冷却装置8を駆動することで、原水ボトル3から冷水タンク7に水を導入し、その水を冷却装置8で冷却して利用することが可能である。
また、平常時は、家庭用コンセント18の電力をUSB電源ポート37に給電し、そのUSB電源ポート37に携帯情報端末を接続して充電することが可能である。そのため、乾電池ケース38に収容した乾電池40が、平常時に無用に消耗するのを防止することができる。
一方、この災害停電時対応型ウォーターサーバーは、地震や台風などの災害で停電が生じたときは、図4に示すように、乾電池40から得られる電力で電動ポンプ6を駆動することで、原水ボトル3から冷水タンク7に水を導入し、その水を利用することが可能である。ここで、乾電池40から得られる電力で電動ポンプ6を駆動するときは、冷却装置8の動作を停止するので、乾電池40でも、確実に電動ポンプ6を駆動することが可能となっている。
また、地震や台風などの災害で停電が生じたときに、乾電池40の電力でUSB電源ポート37の給電を行なうことができる。そして、そのUSB電源ポート37にスマートフォンやタブレット等の携帯情報端末を接続して充電することで、家族と連絡を取ったり、支援物資の提供場所や避難所等に関する情報を入手したりすることが可能である。
ここで、原水ボトル3から水を汲み上げる電動ポンプ6を駆動するための乾電池40と、携帯情報端末を充電するための乾電池40とが、共通の乾電池40なので、備蓄する乾電池40の本数を抑えることができ、効率的である。
また、この災害停電時対応型ウォーターサーバーは、図4に示すように、コンセント電源入力ライン39に電圧が入力されていないときに、逆流防止ダイオード43によって、バッテリ電源入力ライン41の電圧が冷却装置8に印加されるのが阻止されるので、無用の電力が冷却装置8で消費されるのを確実に防止することが可能となっている。
また、この災害停電時対応型ウォーターサーバーは、図2に示すように、家庭用コンセント18の電圧がコンセント電源入力ライン39に入力されているときは、冷水温度センサ19による検出温度に応じて冷却装置8が駆動するので、電動ポンプ6で汲み上げた水を冷却装置8で冷却して利用することができる。一方、図4に示すように、コンセント電源入力ライン39に電圧が入力されていないときは、冷水タンク温度制御が停止するので、無用の電力が冷却装置8で消費されるのを確実に防止することができる。
また、この災害停電時対応型ウォーターサーバーは、乾電池40と電源結合回路42の間の経路をユーザーの手動操作で開閉可能な有接点スイッチ50を有する。そのため、平常時は、有接点スイッチ50を開いた状態にしておき、災害等で停電が生じたときにユーザーが手動で有接点スイッチ50を閉じるという使用が可能であり、これにより、平常時に短時間の停電が生じたとき等に、乾電池40が無用に消耗するのを防止することが可能となる。
この災害停電時対応型ウォーターサーバーは、乾電池ケース38に乾電池40と同じ形状の充電池をセットすることで、充電池への充電を行なうように構成することも可能である。
上記実施形態では、冷水タンク7と温水タンク10の両方を有するウォーターサーバーを例に挙げて説明したが、この発明は、冷水タンク7と温水タンク10のうち、冷水タンク7のみを有するウォーターサーバーにも適用することが可能である。
上記実施形態では、冷却装置8として、冷却用コンプレッサ8bを使用する形式のウォーターサーバーを例に挙げて説明したが、この発明は、冷却装置8として、ペルチェ素子を使用する形式のウォーターサーバーにも適用可能である。
図5、図6に、この発明の第2実施形態の災害停電時対応型ウォーターサーバーを示す。以下、第1実施形態に対応する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
図5に示すように、USB電源ポート37は、筐体1に設けられている。
図6に示すように、電源回路36は、電源結合回路42からUSB電源ポート37に至るUSB電源供給ライン47を有する。USB電源供給ライン47は、乾電池40またはAC/DCコンバータ回路49から得られる直流電圧(例えばDC12V)を、スマートフォンやタブレット等の携帯情報端末の充電用の直流電圧(例えばDC5V)に変換するDC/DCコンバータ回路52を有する。
コンセント電源モードのとき、電源回路36は、家庭用コンセント18の交流電圧(例えばAC100V)をAC/DCコンバータ回路49で直流電圧(例えばDC12V)に変換し、その直流電圧を逆流防止ダイオード43、USB電源供給ライン47を順に経てUSB電源ポート37に供給する。ここで、USB電源供給ライン47のDC/DCコンバータ回路52は、AC/DCコンバータ回路49で得られる直流電圧(例えばDC12V)を、スマートフォンやタブレット等の携帯情報端末の充電用の直流電圧(例えばDC5V)に変換してUSB電源ポート37に供給する。
バッテリ電源モードのとき、電源回路36は、乾電池40の直流電圧を、USB電源供給ライン47を経てUSB電源ポート37に供給する。ここで、USB電源供給ライン47のDC/DCコンバータ回路52は、乾電池40から得られる直流電圧(例えばDC12V)を、スマートフォンやタブレット等の携帯情報端末の充電用の直流電圧(例えばDC5V)に変換してUSB電源ポート37に供給する。
この災害停電時対応型ウォーターサーバーは、第1実施形態と同様、地震や台風などの災害で停電が生じたときは、図6に示すように、乾電池40の電力でUSB電源ポート37の給電を行なうことができる。そして、そのUSB電源ポート37にスマートフォンやタブレット等の携帯情報端末を接続して充電することで、家族と連絡を取ったり、支援物資の提供場所や避難所等に関する情報を入手したりすることが可能である。その他の作用効果も第1実施形態と同様である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
3 原水ボトル
6 電動ポンプ
7 冷水タンク
8 冷却装置
18 家庭用コンセント
19 冷水温度センサ
25 水位センサ
35 制御部
36 電源回路
37 USB電源ポート
39 コンセント電源入力ライン
40 乾電池
41 バッテリ電源入力ライン
42 電源結合回路
43 逆流防止ダイオード
44 冷却装置電源ライン
46 コンセント電源検出回路

Claims (3)

  1. 交換式の原水ボトル(3)と、
    前記原水ボトル(3)の水を汲み上げる電動ポンプ(6)と、
    前記電動ポンプ(6)で汲み上げられた水を導入して収容する冷水タンク(7)と、
    前記冷水タンク(7)内の水を冷却する冷却装置(8)と、
    前記電動ポンプ(6)と前記冷却装置(8)とに電力を供給する電源回路(36)と、
    携帯情報端末を接続して充電するUSB電源ポート(37)と、
    を有し、
    前記電源回路(36)は、家庭用コンセント(18)に接続して前記家庭用コンセント(18)の電圧が入力されるコンセント電源入力ライン(39)と、複数の乾電池(40)に接続して前記乾電池(40)の電圧が入力されるバッテリ電源入力ライン(41)とを有し、
    前記コンセント電源入力ライン(39)に電圧が入力されているときは、前記家庭用コンセント(18)から得られる電力で前記電動ポンプ(6)および前記冷却装置(8)を駆動するとともに、前記家庭用コンセント(18)の交流電圧を直流電圧に変換して前記USB電源ポート(37)に供給し、一方、前記コンセント電源入力ライン(39)に電圧が入力されていないときは、前記乾電池(40)から得られる電力で前記電動ポンプ(6)を駆動するとともに、前記冷却装置(8)の動作を停止させ、前記乾電池(40)の直流電圧を前記USB電源ポート(37)に供給するように構成されている、
    災害停電時対応型ウォーターサーバー。
  2. 前記電源回路(36)は、
    前記コンセント電源入力ライン(39)と前記バッテリ電源入力ライン(41)とを合流させる電源結合回路(42)と、
    前記電源結合回路(42)から前記コンセント電源入力ライン(39)への逆流を防止するように前記コンセント電源入力ライン(39)に設けられた逆流防止ダイオード(43)と、
    前記家庭用コンセント(18)の電圧を、前記コンセント電源入力ライン(39)の前記逆流防止ダイオード(43)よりも上流側の位置から取り出して前記冷却装置(8)に印加する冷却装置電源ライン(44)と、を有する、
    請求項1に記載の災害停電時対応型ウォーターサーバー。
  3. 前記コンセント電源入力ライン(39)に前記家庭用コンセント(18)の電圧が入力されているか否かを検出するコンセント電源検出回路(46)と、
    前記冷水タンク(7)内の水位を検出する水位センサ(25)と、
    前記冷水タンク(7)の温度を検出する冷水温度センサ(19)と、
    前記冷却装置(8)および前記電動ポンプ(6)の駆動を制御する制御部(35)と、を有し、
    前記制御部(35)は、
    前記水位センサ(25)の検出水位が予め設定された下限水位よりも低くなったときに前記電動ポンプ(6)を駆動する電動ポンプ駆動制御と、
    前記冷水温度センサ(19)の検出温度が予め設定された冷水温度の上限値よりも高くなったときに前記冷却装置(8)を駆動する冷水タンク温度制御と、
    前記コンセント電源検出回路(46)で前記家庭用コンセント(18)の電圧が検出されないときは、前記電動ポンプ駆動制御を実行しながら前記冷水タンク温度制御を停止する停電時冷却停止制御と、を行なう、
    請求項1または2に記載の災害停電時対応型ウォーターサーバー。
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