JP2021077589A - 保護回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】バッテリと外部回路との通電経路上に異常が発生したときに、通電経路を遮断できる電圧範囲が広い保護回路を提供する。【解決手段】バッテリと外部回路との通電経路上に、直列に接続された複数の保護素子を備え、前記複数の前記保護素子はそれぞれ、前記通電経路上に直列に接続されたヒューズエレメントと、通電により発熱することによって前記ヒューズエレメントを加熱して溶断させる発熱体とを有し、前記複数の前記保護素子はそれぞれ、発熱体の電気抵抗値が異なる、保護回路。【選択図】図1

Description

本発明は、保護回路に関する。
従来、バッテリと外部回路との通電経路上には、過電流が発生したときなどの異常時に通電経路を遮断するための保護回路が備えられている。保護素子としては、通電経路上に直列に接続されたヒューズエレメントと、通電により発熱することによって前記ヒューズエレメントを加熱して溶断させる発熱体とを有するヒーター付きヒューズ(以下、SCPともいう)が知られている(特許文献1)。
SCPは、通電経路に定格を超える過電流が発生したときは、ヒューズエレメント自体が発熱して溶断することによって通電経路を遮断する。また、過電流以外の異常時には、通電により発熱体を発熱させて、ヒューズエレメントを加熱して溶断させることによって通電経路を遮断する。
特許第2790433号公報
SCPの発熱体に通電させる電流は、バッテリから供給される。このため、SCPの発熱体は、バッテリの動作電圧範囲でヒューズエレメントを溶断可能な温度に加熱できるように電気抵抗値が設定されている。しかしながら、バッテリの用途によっては、充電時の最大電圧と放電時の最小電圧とでは電圧が大きく異なることがある。特に、複数個の単電池を組み合わせた組電池からなるバッテリでは、充電時の最大電圧と放電時の最小電圧との差が大きくなる。このため、発熱体の電気抵抗値を充電時の最大電圧に合わせて設定すると、放電時に異常が発生したときに、発熱体に流れる電流が小さくなり、ヒューズエレメントを溶断可能な温度にまで発熱体が発熱しないことがある。一方、発熱体の電気抵抗値を放電時の最小電圧に合わせて設定すると、充電時に異常が発生したときに、発熱体に過剰の電流が流れて温度が急激に高温になり、発熱体自体が溶断してしまうことがある。
また、近年、単電池の電極材料の変化によって、同じ単電池の数においても作動電圧が異なる場合があり、SCPの動作電圧範囲を外れて正常に動作しないおそれがある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、バッテリと外部回路との通電経路上に異常が発生したときに、通電経路を遮断できる電圧範囲が広い保護回路を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を提供する。
(1)本発明の一態様に係る保護回路は、バッテリと外部回路との通電経路上に、直列に接続された複数の保護素子を備え、前記複数の前記保護素子はそれぞれ、前記通電経路上に直列に接続されたヒューズエレメントと、通電により発熱することによって前記ヒューズエレメントを加熱して溶断させる発熱体とを有し、前記複数の前記保護素子はそれぞれ、発熱体の電気抵抗値が異なる。
(2)上記(1)に記載の態様において、前記複数の前記保護素子のうちの前記発熱体の電気抵抗値が最も低い保護素子が、前記バッテリ側に配置されている構成としてもよい。
(3)上記(1)または(2)に記載の態様において、前記複数の前記保護素子の前記発熱体はそれぞれ、電気抵抗値が1Ω以上異なる構成としてもよい。
本発明によれば、バッテリと外部回路との通電経路上に異常が発生したときに、通電経路を遮断できる電圧範囲が広い保護回路を提供することが可能となる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る保護回路の構成の一例を概略的に示す図である。 図2は、本発明の第2実施形態に係る保護回路の構成の一例を概略的に示す図である。 図3は、本発明の第3実施形態に係る保護回路の構成の一例を概略的に示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。以下の説明で用いる図面は、特徴をわかりやすくするために便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などは実際とは異なっていることがある。以下の説明において例示される材料、寸法等は一例であって、本発明はそれらに限定されるものではなく、本発明の効果を奏する範囲で適宜変更して実施することが可能である。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る保護回路の構成の一例を概略的に示す図である。
図1において、保護回路1は、バッテリ10と外部回路との通電経路上に、直列に接続された第1保護素子20aと第2保護素子20bを備える。第1保護素子20aはバッテリ10側に、第2保護素子20bは外部機器(不図示)側に配置されている。
バッテリ10は、複数個の単電池11を組み合わせた組電池とされている。単電池11は二次電池であり、例えば、リチウムイオン二次電池である。図1では、バッテリ10は、4つの単電池11が直列に接続されているが、単電池11の個数は特に制限はなく、単電池11は並列に接続されていてもよい。また、バッテリ10は一つの単電池11であってもよい。
第1保護素子20aは、バッテリ10の正極に直列に接続された第1ヒューズエレメント21aと、第1発熱体22aとを有するSCPである。第1発熱体22aは、一方の端部が、第1ヒューズエレメント21aに接続され、他方の端部が第1整流素子30aを介してスイッチング素子40に接続されている。スイッチング素子40は、バッテリ10の負極とプロテクションIC50に接続されている。
第2保護素子20bは、バッテリ10の正極に直列に接続された第2ヒューズエレメント21bと、第2発熱体22bとを有するSCPである。第2発熱体22bは、一方の端部が、第2ヒューズエレメント21bに接続され、他方の端部が第2整流素子30bを介してスイッチング素子40に接続されている。
第1ヒューズエレメント21a及び第2ヒューズエレメント21bは、通電経路に定格を超える過電流が発生したときは、それ自体が発熱して溶断することによって通電経路を遮断できる程度の電気抵抗値を有する。第1ヒューズエレメント21a及び第2ヒューズエレメント21bが溶断するときの電流値は同じであることが好ましい。第1ヒューズエレメント21a及び第2ヒューズエレメント21bの構成や材料は特に制限はなく、例えば、金属単体であってもよいし、外側を相対的に融点が高い高融点金属層とし、内側を相対的に融点が低い低融点金属層とした積層体であってもよい。金属単体の場合、その材料としてはIn、Pb、Ag、Cu又はこれらのうちのいずれかを主成分とする合金を用いることができる。積層体の場合、低融点金属層の材料は、錫もしくは錫を主成分とする錫合金であることが好ましい。錫合金の錫の含有量は40質量%以上であることが好ましく、60質量%以上であることがより好ましい。錫合金の例としては、Sn−Bi合金、In−Sn合金、Sn−Ag−Cu合金を挙げることができる。高融点金属層は、低融点金属層の溶融物によって溶解される金属材料からなることが好ましい。低融点金属層の材料が錫もしくは錫合金である場合、高融点金属層の材料は、銀もしくは銀を主成分とする合金であることが好ましい。銀合金の銀の含有量は40質量%以上であることが好ましく、60質量%以上であることがより好ましい。銀合金の例としては、Ag−Pd合金を挙げることができる。
第1発熱体22a及び第2発熱体22bはそれぞれ、通電により発熱することによって第1ヒューズエレメント21a又は第2ヒューズエレメント21bを加熱して溶断させることができる程度の電気抵抗値を有する。第1発熱体22a及び第2発熱体22bはそれぞれ電気抵抗値が異なっている。すなわち、第1発熱体22a及び第2発熱体22bはそれぞれ、ヒューズエレメントを溶断させることができる温度にまで加熱するために必要な電力が異なる。第1発熱体22aと第2発熱体22bはそれぞれ電気抵抗値が1Ω以上異なることが好ましい。
本実施形態の保護回路1では、バッテリ10側に配置されている第1保護素子20aの第1発熱体22aは、第2保護素子20bの第2発熱体22bよりも電気抵抗値が低くなっている。すなわち、第1発熱体22aの方が、小さい電力でヒューズエレメントを溶断させることができる温度にまで加熱することができるようにされている。
第1発熱体22a及び第2発熱体22bは通電により発熱するようにされていれば、構成や材料は特に制限はない。第1発熱体22a及び第2発熱体22bを構成する材料としては、酸化ルテニウムやカーボンブラックを用いることができる。第1発熱体22a及び第2発熱体22bの電気抵抗値は、第1発熱体22a及び第2発熱体22bの幅や厚さなどのサイズや材料の組成によって調整することができる。
第1整流素子30aは、第2保護素子20bを流れる電流が第2発熱体22bを介して、第1保護素子20aに流れ込むことを抑制する。第2整流素子30bは、第1保護素子20aを流れる電流が第1発熱体22aを介して、第2保護素子20bに流れ込むことを抑制する。
プロテクションIC50は、例えば、通電経路の電圧が高電圧になるなどの過電流以外の異常を検出し、異常が検出された場合は、スイッチング素子40を作動させる。スイッチング素子40を作動させることによって、第1整流素子30aを介して第1発熱体22aと、第2整流素子30bを介して第2発熱体22bに電流が流れる。
本実施形態の保護回路1では、通電経路に定格を超える過電流が発生したときは、第1ヒューズエレメント21a又は第2ヒューズエレメント21bが発熱して溶断することによって通電経路を遮断する。溶断するヒューズエレメントは、第1ヒューズエレメント21aであってもよいし、第2ヒューズエレメント21bであってもよい。
また、通電経路に過電流以外の異常が発生したときは、プロテクションIC50がスイッチング素子40を作動させて、第1整流素子30aを介して第1発熱体22aに、第2整流素子30bを介して第2発熱体22bに、バッテリ10から電流を流す。この通電により、第1発熱体22aと第2発熱体22bの両方が発熱して、第1ヒューズエレメント21aもしくは第2ヒューズエレメント21bの一方を溶断させることによって通電経路を遮断する。
バッテリ10の作動電圧が高い状態(例えば、リチウムイオン二次電池が4つ直列に接続された場合で13V以上18.5V以下)で異常が発生したとき、第1発熱体22a及び第2発熱体22bに流れる電流は大きくなる。この場合、電気抵抗値が低い第1発熱体22aは、温度が急激に高温になることによって溶断しても、電気抵抗値が高い第2発熱体22bが発熱して、第2ヒューズエレメント21bを加熱して溶断させることによって通電経路を遮断する。一方、バッテリ10の作動電圧が低い状態(例えば、リチウムイオン二次電池が4つ直列に接続された場合で9V以上13V未満)で異常が発生したとき、第1発熱体22a及び第2発熱体22bに流れる電流は小さくなる。この場合、電気抵抗値が高い第2発熱体22bは第2ヒューズエレメント21bを溶断可能な温度まで発熱しなくても、電気抵抗値が低い第1発熱体22aが発熱して、第1ヒューズエレメント21aを加熱して溶断させることによって通電経路を遮断する。
以上のような構成とされた本実施形態の保護回路1は、第1保護素子20aの第1発熱体22aと第2保護素子20bの第2発熱体22bの電気抵抗値が異なるので、通電経路を遮断できる電圧範囲が広くなる。また、本実施形態の保護回路1では、電気抵抗値が低い第1発熱体22aを有する第1発熱体22aがバッテリ10側に配置されている。これにより、バッテリ10の作動電圧が低い状態で異常が発生したときは、第1ヒューズエレメント21aが溶断して通電経路を遮断するので、第2保護素子20bに電流が流れない。一方、バッテリ10の作動電圧が高い状態で異常が発生したときは、第2ヒューズエレメント21bが溶断して通電経路を遮断すると共に、第1発熱体22aが溶断するので、第1保護素子20aに電流が流れない。さらに、本実施形態の保護回路1では、第1発熱体22aと第2発熱体22bとの電気抵抗値が1Ω以上異なるので、通電経路を遮断できる電圧範囲を確実に広くできる。
[第2実施形態]
図2は、本発明の第2実施形態に係る保護回路の構成の一例を概略的に示す図である。
第2実施形態に係る保護回路2は、2つの発熱体のそれぞれが、整流素子と接続する代わりにスイッチング素子と接続している点において第1実施形態と相違する。すなわち、第1発熱体22aは、第1スイッチング素子40aに接続されていて、第2発熱体22bは、第2スイッチング素子40bに接続されている。第1スイッチング素子40a及び第2スイッチング素子40bはそれぞれプロテクションIC50に接続されている。プロテクションIC50は、バッテリ10の作動電圧によって、作動させるスイッチング素子を切り替えるようにされている。なお、第2実施形態に係る保護回路2と第1実施形態に係る保護回路1とで共通する部分は、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態の保護回路2では、バッテリ10の作動電圧が低い状態で異常が発生したときは、プロテクションIC50が第1スイッチング素子40aを作動させることにより、第1発熱体22aを加熱して第1ヒューズエレメント21aを溶断させて通電経路を遮断する。一方、バッテリ10の作動電圧が高い状態で異常が発生したときは、プロテクションIC50が第2スイッチング素子40bを作動させて、第2発熱体22bを加熱して第2ヒューズエレメント21bを溶断させて通電経路を遮断する。
以上のような構成とされた本実施形態の保護回路2は、プロテクションIC50にて通電経路を遮断するのに必要な発熱体を選択して、第1発熱体22a及び第2発熱体22bの一方にのみ電流を流すので、保護回路2にて発生する熱量を低減することができる。また、整流素子を用いないので、構成部分を少なくすることができる。
[第3実施形態]
図3は、本発明の第3実施形態に係る保護回路の構成の一例を概略的に示す図である。
第3実施形態に係る保護回路3は、2つの発熱体のそれぞれが、整流素子と接続する代わりにスイッチング素子と接続している点と、スイッチング素子のそれぞれがプロテクションICと接続している点において第1実施形態と相違する。すなわち、第1発熱体22aは、第1スイッチング素子40aに接続されていて、第1スイッチング素子40aは、第1プロテクションIC50aに接続されている。一方、第2発熱体22bは、第2スイッチング素子40bに接続されていて、第2スイッチング素子40bは、第2プロテクションIC50bに接続されている。第1プロテクションIC50aと第2プロテクションIC50bは、異常を検出する電圧範囲が相違する。なお、第3実施形態に係る保護回路3と第1実施形態に係る保護回路1とで共通する部分は、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態の保護回路3では、バッテリ10の作動電圧が低い状態で異常が発生したときは、第1プロテクションIC50aがその異常を検出して、第1スイッチング素子40aを作動させることにより、第1発熱体22aを加熱して第1ヒューズエレメント21aを溶断させて通電経路を遮断する。一方、バッテリ10の作動電圧が高い状態で異常が発生したときは、第2プロテクションIC50bがその異常を検出して、第2スイッチング素子40bを作動させることにより、第2発熱体22bを加熱して第2ヒューズエレメント21bを溶断させて通電経路を遮断する。
以上のような構成とされた本実施形態の保護回路3は、第1発熱体22a及び第2発熱体22bの一方にのみ電流を流すので、保護回路3にて発生する熱量を低減することができる。また、整流素子を用いないので、構成部分を少なくすることができる。さらに、プロテクションICによって作動させるスイッチング素子を切り替える必要がないので、プロテクションICの構造を簡素化できる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、本実施形態では、第1保護素子20aと第2保護素子20bの2つの保護素子を用いているが、保護素子は2つ以上であればその個数に制限はない。3つ以上の保護素子を用いる場合は、発熱体の抵抗値が低い保護素子を、バッテリ10側から順に配置することが好ましい。
本発明の保護回路は、作動電圧範囲が広いバッテリのバッテリ管理システム(BMS:Battery Management System)として利用することができる。
1、2、3 保護回路
10 バッテリ
11 単電池
20a 第1保護素子
20b 第2保護素子
21a 第1ヒューズエレメント
21b 第2ヒューズエレメント
22a 第1発熱体
22b 第2発熱体
30a 第1整流素子
30b 第2整流素子
40 スイッチング素子
40a 第1スイッチング素子
40b 第2スイッチング素子
50 プロテクションIC
50a 第1プロテクションIC
50b 第2プロテクションIC

Claims (3)

  1. バッテリと外部回路との通電経路上に、直列に接続された複数の保護素子を備え、
    前記複数の前記保護素子はそれぞれ、前記通電経路上に直列に接続されたヒューズエレメントと、通電により発熱することによって前記ヒューズエレメントを加熱して溶断させる発熱体とを有し、
    前記複数の前記保護素子はそれぞれ、発熱体の電気抵抗値が異なる、保護回路。
  2. 前記複数の前記保護素子のうちの前記発熱体の電気抵抗値が最も低い保護素子が、前記バッテリ側に配置されている、請求項1に記載の保護回路。
  3. 前記複数の前記保護素子の前記発熱体はそれぞれ、電気抵抗値が1Ω以上異なる、請求項1または2に記載の保護回路。
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