JP2021076014A - 高圧燃料ポンプ - Google Patents

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田村 栄治
Eiji Tamura
栄治 田村
真悟 田村
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真悟 田村
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Abstract

【課題】レーザ溶接時にスパッタが発生しても凹み部1g内に留めることが可能となり、スパッタがポンプボディ1の内部に入り込みたとえば弁機構の動作が正常に行われなくなる虞を低減可能な高圧燃料ポンプを提供する。【解決手段】本発明の高圧燃料供給ポンプは、フランジ1eとポンプボディ1とがレーザ溶接により接合される接合部1fを備え、ポンプボディ1がレーザ溶接方向(図5の上方向)の下流側(図5の上側)において、接合部1fの径方向外側(図5の右側)から径方向内側(図5の左側)に亘って凹む凹み部1gを有する。【選択図】図5

Description

本発明は、高圧燃料ポンプに関する。
高圧燃料供給ポンプとしては、例えば、特許文献1に記載されている。特許文献1には「高圧燃料供給ポンプのエンジンへの固定は、フランジ41、止めねじ42、およびブッシュ43により行われる。フランジ41は溶接部41aにてポンプハウジング1に全周を溶接結合されている。本実施例では、レーザー溶接を用いている。」と開示されている。
特開2019-15290号公報
しかしながら、特許文献1の高圧燃料供給ポンプのフランジ及び、ポンプボディ形状では、エンジンヘッドへ取り付けるフランジ部と、ポンプボディ部の溶接部が外部へ露出した形状となっている。そのため、溶接時のスパッタが広範囲に拡散され、外観上での商品性の低下や、高圧燃料供給ポンプの内部に侵入する虞があるという課題があった。
本発明の目的は、上記の問題点を考慮し、レーザ溶接時にスパッタが発生しても凹み部1g内に留めることが可能となり、スパッタがポンプボディ1の内部に入り込みたとえば弁機構の動作が正常に行われなくなる虞を低減可能な高圧燃料ポンプを提供することにある。
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、本発明の高圧燃料供給ポンプは、フランジ1eとポンプボディ1とがレーザ溶接により接合される接合部1fを備え、ポンプボディ1がレーザ溶接方向(図5の上方向)の下流側(図5の上側)において、接合部1fの径方向外側(図5の右側)から径方向内側(図5の左側)に亘って凹む凹み部1gを有する。
上記構成の高圧燃料供給ポンプによれば、レーザ溶接時にスパッタが発生しても凹み部1g内に留めることが可能となり、スパッタがポンプボディ1の内部に入り込みたとえば弁機構の動作が正常に行われなくなる虞を抑制することが可能となる。
なお、上述した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施形態に係る高圧燃料供給ポンプを用いた燃料供給システムの全体構成図である。 本発明の一実施形態に係る高圧燃料供給ポンプの縦断面図(その1)である。 本発明の一実施形態に係る高圧燃料供給ポンプの縦断面図(その2)である。 本発明の一実施形態に係る高圧燃料供給ポンプの上方から見た水平方向断面図である。 本発明の一実施形態に係る高圧燃料供給ポンプにおけるフランジを説明する縦断面図である。
1.実施形態
以下、本発明の一実施形態に係る高圧燃料供給ポンプについて説明する。なお、各図において共通の部材には、同一の符号を付している。
[燃料供給システム]
次に、本実施形態に係る高圧燃料供給ポンプを用いた燃料供給システムについて、図1を用いて説明する。
図1は、本実施形態に係る高圧燃料供給ポンプを用いた燃料供給システムの全体構成図である。
図1に示すように、燃料供給システムは、高圧燃料供給ポンプ100と、ECU(Engine Control Unit)101と、燃料タンク103と、コモンレール106と、複数のインジェクタ107とを備えている。高圧燃料供給ポンプ100の部品は、ボディ1に一体に組み込まれている。
燃料タンク103の燃料は、ECU101からの信号に基づいて駆動するフィードポンプ102によって汲み上げられる。汲み上げられた燃料は、不図示のプレッシャレギュレータにより適切な圧力に加圧され、低圧配管104を通して高圧燃料供給ポンプ100の低圧燃料吸入口51に送られる。
高圧燃料供給ポンプ100は、燃料タンク103から供給された燃料を加圧して、コモンレール106に圧送する。コモンレール106には、複数のインジェクタ107と、燃料圧力センサ105が装着されている。複数のインジェクタ107は、気筒(燃焼室)数にあわせて装着されており、ECU101から出力される駆動電流に従って燃料を噴射する。本実施形態の燃料供給システムは、インジェクタ107がエンジンのシリンダ筒内に直接、燃料を噴射する、いわゆる直噴エンジンシステムである。
燃料圧力センサ105は、検出した圧力データをECU101に出力する。ECU101は、各種センサから得られるエンジン状態量(例えばクランク回転角、スロットル開度、エンジン回転数、燃料圧力等)に基づいて適切な噴射燃料量(目標噴射燃料長)や適切な燃料圧力(目標燃料圧力)等を演算する。
また、ECU101は、燃料圧力(目標燃料圧力)等の演算結果に基づいて、高圧燃料供給ポンプ100や複数のインジェクタ107の駆動を制御する。すなわち、ECU101は、高圧燃料供給ポンプ100を制御するポンプ制御部と、インジェクタ107を制御するインジェクタ制御部を有する。
高圧燃料供給ポンプ100は、圧力脈動低減機構9と、容量可変機構である電磁吸入弁3と、リリーフ弁機構4(図2参照)と、吐出弁8とを有している。低圧燃料吸入口51から流入した燃料は、圧力脈動低減機構9、吸入通路10bを介して電磁吸入弁3の吸入ポート335aに到達する。
電磁吸入弁3に流入した燃料は、弁部339を通過し、ボディ1に形成された吸入通路1aを流れた後に加圧室11に流入する。加圧室11には、プランジャ2が摺動可能に保持されている。プランジャ2は、エンジンのカム91(図2参照)により動力が伝えられて往復運動する。
加圧室11では、プランジャ2の下降行程において電磁吸入弁3から燃料が吸入され、上昇行程において燃料が加圧される。加圧室11の燃料圧力が設定値を超えると、吐出弁8が開弁し、吐出通路12aを経てコモンレール106へ高圧燃料が圧送される。高圧燃料供給ポンプ100による燃料の吐出は、電磁吸入弁3の開閉によって操作される。そして、電磁吸入弁3の開閉は、ECU101によって制御される。
[高圧燃料供給ポンプ]
次に、高圧燃料供給ポンプ100の構成について、図2〜図4を用いて説明する。
図2は、高圧燃料供給ポンプ100の水平方向に直交する断面で見た縦断面図(その1)を示し、図3は、高圧燃料供給ポンプ100の水平方向に直交する断面で見た縦断面図(その2)である。また、図4は、高圧燃料供給ポンプ100の垂直方向に直交する断面で見た水平方向断面図である。
図2〜図4に示すように、高圧燃料供給ポンプ100のボディ1には、上述した吸入通路1aと、取付けフランジ1bが設けられている。この取付けフランジ1bは、エンジン(内燃機関)の燃料ポンプ取付け部90に密着し、図示しない複数のボルト(ねじ)で固定されている。すなわち、高圧燃料供給ポンプ100は、取付けフランジ1bによって燃料ポンプ取付け部90に固定されている。
図2に示すように、燃料ポンプ取付け部90とボディ1との間には、シート部材の一具体例を示すOリング93が介在されている。このOリング93は、エンジンオイルが燃料ポンプ取付け部90とボディ1との間を通ってエンジン(内燃機関)の外部に漏れることを防止している。
また、高圧燃料供給ポンプ100のボディ1には、プランジャ2の往復運動をガイドするシリンダ6が取り付けられている。シリンダ6は、筒状に形成されており、その外周側においてボディ1に圧入されている。ボディ1及びシリンダ6は、電磁吸入弁3、プランジャ2、吐出弁8(図4参照)と共に加圧室11を形成している。
ボディ1には、シリンダ6の軸方向の中央部に係合する固定部1cが設けられている。ボディ1の固定部1cは、シリンダ6を上方(図2中の上方)へ押圧し、加圧室11にて加圧された燃料が、シリンダ6の上端面とボディ1との間から漏れないようにしている。
プランジャ2の下端には、エンジンのカムシャフトに取り付けられたカム91の回転運動を上下運動に変換し、プランジャ2に伝達するタペット92が設けられている。プランジャ2は、リテーナ15を介してばね16によりカム91側に付勢されており、タペット92に圧着されている。タペット92は、カム91の回転に伴って往復動する。プランジャ2は、タペット92と一緒に往復動し、加圧室11の容積を変化させる。
また、シリンダ6とリテーナ15との間には、シールホルダ17が配置されている。シールホルダ17は、プランジャ2が挿入される筒状に形成されており、シリンダ6側である上端部に副室17aを有している。また、シールホルダ17は、リテーナ15側である下端部にプランジャシール18を保持している。
プランジャシール18は、プランジャ2の外周に摺動可能に接触しており、プランジャ2が往復動したとき、副室17aの燃料をシールし、副室17aの燃料がエンジン内部へ流入しないようにしている。また、プランジャシール18は、エンジン内の摺動部を潤滑する潤滑油(エンジンオイルも含む)がボディ1の内部に流入することを防止している。
図2において、プランジャ2は、上下方向に往復動する。プランジャ2が下降すると、加圧室11の容積が拡大し、プランジャ2が上昇すると、加圧室11の容積が減少する。すなわち、プランジャ2は、加圧室11の容積を拡大及び縮小させる方向に往復動するように配置されている。
プランジャ2は、大径部2aと小径部2bを有している。プランジャ2が往復動すると、大径部2a及び小径部2bは、副室17aに位置する。したがって、副室17aの体積は、プランジャ2の往復動によって増減する。
副室17aは、燃料通路10c(図4参照)により低圧燃料室10と連通している。プランジャ2の下降時は、副室17aから低圧燃料室10へ燃料の流れが発生し、プランジャ2の上昇時は、低圧燃料室10から副室17aへ燃料の流れが発生する。これにより、高圧燃料供給ポンプ100の吸入行程もしくは、戻し行程におけるポンプ内外への燃料流量を低減することができ、高圧燃料供給ポンプ100内部で発生する圧力脈動を低減することができる。
また、ボディ1には、加圧室11に連通するリリーフ弁機構4が設けられている。リリーフ弁機構4は、コモンレール106やその先の部材に何らかの問題が生じ、コモンレール106が予め定めた所定の圧力を超えて高圧になった場合に作動し、吐出通路12a内の燃料を加圧室11に戻すよう構成された弁である。
リリーフ弁機構4は、リリーフばね41と、リリーフ弁ホルダ42と、リリーフ弁43及びシート部材44を有している。リリーフばね41は、一端部がボディ1に当接し、他端部がリリーフ弁ホルダ42に当接している。リリーフ弁ホルダ42は、リリーフ弁43に係合しており、リリーフ弁43には、リリーフばね41の付勢力がリリーフ弁ホルダ42を介して作用する。
リリーフ弁43は、リリーフばね41の付勢力により押圧され、シート部材44の燃料通路を塞いでいる。シート部材44の燃料通路は、吐出通路12aに連通している。加圧室11(上流側)とシート部材44(下流側)との間における燃料の移動は、リリーフ弁43がシート部材44に接触(密着)することにより遮断されている。
コモンレール106やその先の部材内の圧力が高くなると、シート部材44側の燃料がリリーフ弁43を押圧して、リリーフばね41の付勢力に抗してリリーフ弁43を移動させる。その結果、リリーフ弁43が開弁し、吐出通路12a内の燃料が、シート部材44の燃料通路を通って加圧室11に戻る。したがって、リリーフ弁43を開弁させる圧力は、リリーフばね41の付勢力によって決定される。
なお、本実施形態のリリーフ弁機構4は、加圧室11に連通しているが、これに限定されるものではなく、例えば、低圧通路(低圧燃料吸入口51や吸入通路10b等)に連通するようにしてもよい。
図3に示すように、高圧燃料供給ポンプ100のボディ1には、低圧燃料室10が設けられている。そして、低圧燃料室10の側面部には、吸入ジョイント5が取り付けられている。吸入ジョイント5は、燃料タンク103から供給された燃料を通す低圧配管104に接続されている。燃料タンク103の燃料は、吸入ジョイント5から高圧燃料供給ポンプ100の内部に供給される。
吸入ジョイント5は、低圧配管104に接続された低圧燃料吸入口51と、低圧燃料吸入口51に連通する吸入流路52とを有している。吸入流路52を通過した燃料は、低圧燃料室10に設けた圧力脈動低減機構9及び吸入通路10b(図2参照)を介して電磁吸入弁3の吸入ポート335a(図2参照)に到達する。吸入流路52内には、吸入フィルタ53が配置されている。吸入フィルタ53は、燃料に存在する異物を除去し、高圧燃料供給ポンプ100内に異物が進入することを防ぐ。
低圧燃料室10には、低圧燃料流路10aと、吸入通路10bが設けられている。吸入通路10bは、電磁吸入弁3の吸入ポート335a(図2参照)に連通しており、低圧燃料流路10aを通った燃料は、吸入通路10bを介して電磁吸入弁3の吸入ポート335aに到達する。
低圧燃料流路10aには、圧力脈動低減機構9が設けられている。加圧室11に流入した燃料が再び開弁状態の電磁吸入弁3を通って吸入通路10b(図2参照)へと戻されると、低圧燃料室10に圧力脈動が発生する。圧力脈動低減機構9は、高圧燃料供給ポンプ100内で発生した圧力脈動が低圧配管104へ波及することを低減する。
圧力脈動低減機構9は、波板状の円盤型金属板2枚をその外周で張り合わせ、内部にアルゴンのような不活性ガスを注入した金属ダイアフラムダンパで形成されている。圧力脈動低減機構9の金属ダイアフラムダンパは、膨張・収縮することで圧力脈動を吸収或いは低減する。
吐出弁8は、加圧室11の出口側に接続されている。図4に示すように、吐出弁8は、加圧室11に連通する吐出弁シート81と、吐出弁シート81と接離する弁体82と、弁体82を吐出弁シート81側へ付勢する吐出弁ばね83と、弁体82のストローク(移動距離)を決める吐出弁ストッパ84を有している。
また、吐出弁8は、燃料の外部への漏洩を遮断するプラグ85を有している。吐出弁ストッパ84は、プラグ85に圧入されている。プラグ85は、溶接部86で溶接によりボディ1に接合されている。そして、吐出弁8は、弁体82によって開閉される吐出弁室87に連通している。吐出弁室87は、ボディ1に形成されており、ボディ1に形成された水平方向に延びる横穴を介して燃料吐出口12bに連通している。
ボディ1に形成された横穴には、吐出ジョイント12が挿入されている。吐出ジョイント12は、横穴に連通する上述の吐出通路12aと、吐出通路12aの一端である燃料吐出口12bを有している。吐出ジョイント12の燃料吐出口12bは、コモンレール106に連通している。なお、吐出ジョイント12は、溶接部12cにより溶接でボディ1に固定されている。
加圧室11と吐出弁室87の間に燃料圧力の差(燃料差圧)が無い状態では、弁体82が、吐出弁ばね83の付勢力により吐出弁シート81に圧着され、吐出弁8が閉弁状態となっている。加圧室11の燃料圧力が吐出弁室87の燃料圧力よりも大きくなった場合に、弁体82は、吐出弁ばね83の付勢力に抗して移動し、吐出弁8が開弁状態になる。
吐出弁8が閉弁状態になると、加圧室11内の(高圧の)燃料は、吐出弁8を通過し、吐出弁室87に到達する。そして、吐出弁室87に到達した燃料は、吐出ジョイント12の燃料吐出口12bを経てコモンレール106(図1参照)へ吐出される。以上のような構成により、吐出弁8は、燃料の流通方向を制限する逆止弁として機能する。
図5は、本発明の一実施形態に係る高圧燃料供給ポンプにおけるフランジを説明する縦断面図である。本実施形態の高圧燃料供給ポンプは、フランジ1eとポンプボディ1とがレーザ溶接により接合される接合部1fを備えている。ここでレーザ溶接時に発生する溶融金属(スパッタ)と呼ばれる異物が発生する。このスパッタが拡散してポンプボディ1の内部に入り込んでしまうと、たとえば弁機構の動作が正常に行われなくなるということが起こり得る。あるいはスパッタがポンプボディ1やフランジ1eに付着することで高圧燃料供給ポンプの外観を損なう虞がある。
そこで本実施形態では、ポンプボディ1がレーザ溶接方向(図5の上方向)の下流側(図5の上側)において、接合部1fの径方向外側(図5の右側)から径方向内側(図5の左側)に亘って凹む凹み部1gを有する。この凹み部1gにより、レーザ溶接時にスパッタが発生しても凹み部1g内に留めることが可能となり、上記した問題が生じる可能性を低減することが可能となる。
凹み部1gは、レーザ溶接方向と交差する交差方向(図5の左右方向)に形成され、レーザ溶接方向において接合部1fと重なる壁面部1hを有することが望ましい。また凹み部1gは、フランジ1eの上面1euに対しレーザ溶接方向上流側(図5の下側)からレーザ溶接方向下流側(図5の上側)に亘って形成されることが望ましい。これによりスパッタが生じる可能性が高い箇所を覆うことができ、スパッタを凹み部1g内に留め易くすることができる。また、ポンプボディ1は、エンジンの挿入穴90aに挿入される挿入部1iを有し、凹み部1gはレーザ溶接方向において挿入穴90aと重なる位置まで形成されることが望ましい。この構成により、凹み部1gをスパッタ捕獲のために必要な容積とすることができ、より確実にスパッタを捕獲することが可能となる。
1…ポンプボディ、1e…フランジ、1eu…フランジ1eの上面、1f…接合部、1g…凹み部、1i…挿入部、90a…エンジンの挿入穴

Claims (4)

  1. フランジとポンプボディとがレーザ溶接により接合される接合部を備えた高圧燃料ポンプにおいて、
    前記ポンプボディは、レーザ溶接方向の下流側において、前記接合部の径方向外側から径方向内側に亘って凹む凹み部を有する高圧燃料ポンプ。
  2. 請求項1に記載の高圧燃料ポンプにおいて、
    前記凹み部は、レーザ溶接方向と交差する交差方向に形成され、前記レーザ溶接方向において前記接合部と重なる壁面部を有する高圧燃料ポンプ。
  3. 請求項1に記載の高圧燃料ポンプにおいて、
    前記凹み部は、前記フランジの上面に対しレーザ溶接方向上流側からレーザ溶接方向下流側に亘って形成される高圧燃料ポンプ。
  4. 請求項1に記載の高圧燃料ポンプにおいて、
    前記ポンプボディは、エンジンの挿入穴に挿入される挿入部を有し、
    前記凹み部は前記レーザ溶接方向において前記挿入穴と重なる位置まで形成される高圧燃料ポンプ。
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