JP2021074974A - 画像形成装置および画像形成装置の制御方法 - Google Patents

画像形成装置および画像形成装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】記憶装置のキャッシュメモリが保持しているデータが消失することを防止することを目的とする。【解決手段】記憶装置の制御を行う画像形成装置は、前記画像形成装置の制御を行うCPUと、前記CPUに接続され、前記記憶装置との間の入出力制御を行う第1の制御部と、前記第1の制御部と前記記憶装置とに接続され、前記記憶装置との間の入出力制御を行う第2の制御部と、前記画像形成装置に対して供給する電源を検知する電源検知部と、を含む。前記第2の制御部は、前記電源検知部が検知している電源が正常でないことを検知した場合、前記記憶装置のキャッシュをキャッシュフラッシュさせる。【選択図】図7

Description

本発明は、記憶装置の制御を行う画像形成装置および画像形成装置の制御方法に関する。
画像形成装置には、ハードディスクドライブ(HDD)やソリッドステートドライブ(SSD)等の記憶装置が用いられる。また、パフォーマンス向上のため、キャッシュメモリを有する記憶装置が用いられることもある。キャッシュメモリの電源が遮断されることにより、保持されているデータが消失する。そのため、電源が遮断される前に、記憶装置は、キャッシュメモリが保持しているデータを、ディスクやNANDフラッシュメモリ等に書き込む必要がある。キャッシュメモリが保持しているデータを、ディスクやNANDフラッシュメモリ等に書き込む手法として、次の2つの手法がある。1つ目の手法は、記憶装置のファームウェアが、キャッシュメモリが保持しているデータをディスクやNANDフラッシュメモリに書き込む手法である。2つ目の手法は、キャッシュフラッシュコマンドが通知されたことに応じて、キャッシュメモリが保持しているデータを、ディスクやNANDフラッシュメモリに書き込む手法である。
関連する技術として、特許文献1のディスクアレイ装置が提案されている。このディスクアレイ装置は、電圧検出部を設けて停電発生を検知すると共に、リセット信号を直接ハードディスク装置に出力するようにし、セクタ保障機能を利用することによりセクタの途中で書き込みが終了しないようにしている。
特開2000−122813号公報
ところで、画像形成装置の電源が遮断(電源OFF)される場合、通常の電源OFFとは異なり、停電やケーブル抜去等の通常とは異なる突然の電源OFFが生じる場合がある。この場合、キャッシュフラッシュを実行させるキャッシュフラッシュコマンドが通知されたとしても、キャッシュフラッシュコマンドよりも前のジョブ処理が完了していない場合、キャッシュフラッシュを行うことができない。この場合、キャッシュメモリが保持しているデータが消失する可能性がある。また、キャッシュメモリのサイズが大きい場合に、通常とは異なる突然の電源OFFが生じると、ファームウェアの制御では、キャッシュメモリが保持しているデータが消失する可能性がさらに高くなる。
本発明は、記憶装置のキャッシュメモリが保持しているデータが消失することを防止することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、記憶装置の制御を行う画像形成装置であって、前記画像形成装置の制御を行うCPUと、前記CPUに接続され、前記記憶装置との間の入出力制御を行う第1の制御部と、前記第1の制御部と前記記憶装置とに接続され、前記記憶装置との間の入出力制御を行う第2の制御部と、前記画像形成装置に対して供給する電源を検知する電源検知部と、を備え、前記第2の制御部は、前記電源検知部が検知している電源が正常でないことを検知した場合、前記記憶装置のキャッシュをキャッシュフラッシュさせることを特徴とする。
本発明によれば、記憶装置のキャッシュメモリが保持しているデータが消失することを防止することができる。
画像形成装置のシステム構成例を示す図である。 従来のSATAブリッジ構成の接続例を示す図である。 従来のSATAホスト制御部およびSATAブリッジ制御部の内部構成の一例を示す図である。 記憶装置の構成例を示す図である。 従来の画像形成装置における記憶装置の制御フローを示すシーケンスチャートである。 第1実施形態のSATAホスト制御部およびSATAブリッジ制御部の内部構成の一例を示す図である。 第1実施形態の画像形成装置における記憶装置の制御フローを示すシーケンスチャートである。 第2実施形態の画像形成装置における記憶装置の制御フローを示すシーケンスチャートである。
以下、本発明の各実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。しかしながら、以下の各実施形態に記載されている構成はあくまで例示に過ぎず、本発明の範囲は各実施の形態に記載されている構成によって限定されることはない。本実施形態における画像形成装置は、単体の装置から構成されてもよいし、複数の装置から構成されてもよい。
<第1実施形態>
以下、図面を参照して、第1実施形態について説明する。図1は、画像形成装置におけるメインコントローラ120を含むシステム構成例を示す図である。メインコントローラ120は、メインCPU101、メモリ制御部102、FLASHメモリ103、DRAM104、LAN−IF部105、Reader‐IF部108、画像処理部110、パネルIF部115およびビデオ出力IF部117を含む。また、メインコントローラ120は、SATAホスト制御部111およびSATAブリッジ制御部112を含む。メインコントローラ120は、例えば、制御回路である。なお、「IF」は、インタフェースを示す。
メインCPU101は、システム制御や各種演算処理等を行う中央処理演算器(CPU)である。メモリ制御部102は、各種メモリデバイスへの入出力制御やDMA(ダイレクト・メモリ・アクセス)制御を行う。FLASHメモリ103は、書き換え可能な不揮発性メモリであり、システム全体の制御プログラムや制御パラメータ等が格納される。DRAM(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ)104は、DDR(Double−Data−Rate)メモリ等の揮発性の書き換え専用メモリである。DRAM104は、プログラムの作業領域や印刷データの格納領域等として用いられる。例えば、DRAM104に展開された制御プログラムを、メインCPU101が実行することで、本実施形態の制御が行われてもよい。メモリ制御部102と各種メモリデバイスとは、それぞれ独立して制御される。
LAN−IF部105は、画像形成装置に接続されるネットワーク106との入出力制御を行う。ネットワーク106は、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)等であり、例えば、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)プロトコルに対応している。LAN−IF部105は、ネットワーク106を介して、外部ホストコンピュータ107と接続される。外部ホストコンピュータ107は、ネットワーク対応機器であり、ネットワーク106を介して、プリントを行うことができる。Reader‐IF部108は、スキャナ装置109との通信制御を行う。スキャナ装置109がスキャンした入力画像データが印字されることでコピー機能が実現される。画像処理部110は、LAN−IF部105或いはReader‐IF部108を介して取り込んだ画像データに対して各種画像処理を行う。
SATAホスト制御部111は、SATA(Serial Advanced Technology Attachment)規格に準拠したIFを有するデバイスとのデータ入出力制御を行う。SATAホスト制御部111は、第1の制御部に対応するSATAホスト制御回路である。SATAブリッジ制御部112は、上流側としてSATAホスト制御部111にデバイスとして接続される。SATAブリッジ制御部112は、第2の制御部に対応するSATAブリッジ制御回路である。また、SATAブリッジ制御部112は、下流側として複数のHost‐IFを有し、HDD113およびSSD114と接続される。SATAブリッジ制御部112には、1以上のHDDが接続されてもよいし、1以上のSSDが接続されてもよい。HDD113およびSSD114は記憶装置である。
SATAブリッジ制御部112には、RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disk)制御やデータ暗号化等を行う機能が搭載されている。本実施形態では、SATAホスト制御部111とSATAブリッジ制御部112とは、それぞれ独立したASIC(特定用途向け集積回路)としてメインコントローラ120に搭載されているものとする。パネルIF部115は、パネル装置116との通信制御を行う。例えば、パネル装置116では、UI(ユーザインタフェース)画面を操作することができ、パネル装置116上の液晶画面表示やボタン等に対する操作により印刷装置の各種設定や状態の確認等を行うことができる。ビデオ出力IF部117は、印字部118との間でコマンドやステータス等の通信制御或いは印刷データの転送を行う。印字部118は、印刷装置本体と給紙系及び排紙系とを有しており、主にビデオ出力IF部117からのコマンド情報に従い、印刷データを紙に印刷する画像形成部である。メインバス119は、バスコントローラを含むバスであり、制御バスやデータバス、任意のブロック間のローカルバス等である。メインバス119は、例えば、PCIe(PCI Express)やASICの内部バス等である。
図2は、従来のSATAブリッジ構成の接続例を示す図である。図2の例の場合、SATAホスト制御部111は、1つのSATA‐IP(Intellectual Property)202をホストIFとして有する。SATAブリッジ制御部112は、サブASICであり、メインコントローラ120上に独立したIC(Integrated Circuit)として実装される。SATAブリッジ制御部112は、3つのSATA−IP203、204および205を有する。図2のブリッジ構成での上流側では、SATA‐IP(Host)202が、H‐Host‐IF206を介して、SATA‐IP(Device)203と接続されている。下流側では、SATA‐IP(Host1)204が、B‐Host1‐IF207を介して、HDD113と接続される。また、下流側では、SATA‐IP(Host2)205が、B‐Host2‐IF208を介して、SSD114と接続されている。SATA‐IP202、204および205は、SATAリンク層および物理層から構成される。
以下、H‐Host‐IF206、B‐Host1‐IF207およびB‐Host2‐IF208を、SATA−IFと総称することがある。各種SATAレジスタの設定に応じて、SATA−IF206〜208で接続されるSATAデバイスに対して、物理的な電気信号としてのSATA規格のコマンド発行やステータス受信が行われる。なお、図2は、SATAホスト制御部11とSATAブリッジ制御部112との間のインタフェースを1つ、SATAブリッジ制御部112と記憶装置(HDD113およびSSD114)との間のインタフェースを2つの例を示している。SATAホスト制御部11とSATAブリッジ制御部112との間のインタフェースの数およびSATAブリッジ制御部112と記憶装置との間のインタフェースの数は任意の数であってよい。
図3は、従来のSATAホスト制御部111およびSATAブリッジ制御部112の内部構成の一例を示す図である。SATAホスト制御部111のうちサブCPU301(サブCPU A)は、SATAコマンド発行処理や送受信データの転送処理、ステータス受信処理等、SATAコントローラとしての全般的な制御を行う。メモリ制御部302は、Flashメモリ303やSRAM(スタティック・ランダム・アクセス・メモリ)304との間の入出力制御を行う。Flashメモリ303には、ブートプログラムやSATAコントローラとしての制御プログラムが格納されている。
SRAM304は、サブCPU301の作業領域やパラメータ格納領域、データバッファ等として使用される。SRAM304は、1ポートRAM、2ポートRAM、FIFO(First‐IN First‐OUT)メモリ等の制御を行う。SRAM304は、それぞれ独立に制御されるSRAMが複数個所に存在する構成であってもよい。サブCPU301が、制御プログラムを実行することで、SATAホスト制御部111の制御が実現されてもよい。
割り込み制御部305は、サブCPU301に対する割り込み信号の入力処理や出力処理、割り込み信号に対するマスク処理等を行う。レジスタH306は、省電力関連の制御パラメータなどを一時的に記憶するためのレジスタである。DMAC(ダイレクト・メモリ・アクセス・コントローラ)307は、サブCPU301により所定のレジスタに転送元および転送先の先頭アドレスおよびサイズが設定され、且つ起動が行われると所定のメモリ間でのデータ転送制御を行う。Hバス308は、バスコントローラを含むバスであり、制御バスやデータバス、任意ブロック間のローカルバス等である。バスブリッジ回路309は、メインバス119とHバス308との間のバスプロトコルを相互に変換するバスブリッジ回路である。
次に、SATAブリッジ制御部112について説明する。サブCPU310(サブCPU B)は、SATAコマンド発行処理や送受信データの転送処理、ステータス受信処理等のSATAコントローラとしての全般的な制御を行う。メモリ制御部311は、Flashメモリ312やSRAM313との間の入出力制御を行う。Flashメモリ312には、ブートプログラムやSATAコントローラとしての制御プログラムが格納されている。SRAM313は、サブCPU310の作業領域や各種制御テーブルやパラメータ格納領域、データバッファ等に用いられる。SRAM313も、SRAM304と同様、複数箇所にSRAMが存在する構成であってもよい。サブCPU310が、制御プログラムを実行することで、SATAブリッジ制御部112の制御が実現されてもよい。
レジスタB314は、省電力関連の制御パラメータ等を一時的に記憶するためのレジスタである。Others316は、SATAブリッジ制御部112としての他の機能(例えば、RAID処理やデータ暗号化処理等)を行う。Bバス317は、バスコントローラを含むバスであり、制御バスやデータバス、任意ブロック間のローカルバス等である。上述したように、SATAホスト制御部111のSATA‐IP(Host)202とSATAブリッジ制御部112のSATA‐IP(Device)203とは、H‐Host‐IF206を介して接続される。また、SATA‐IP(Host1)204とHDD113とは、B‐Host1‐IF207を介して接続され、SATA‐IP(Host2)205とSSD114とは、B‐Host2‐IF208を介して接続される。
図4は、記憶装置(外部記憶装置)の構成例を示す図である。図4(A)は、HDD133の構成例を示す図である。HDD113は、CPU401、キャッシュメモリ402およびディスク403を含む。CPU401は、HDD113に内蔵されているCPUであり、ファームウェアにより、CPU401は、キャッシュメモリ402およびディスク403のデータの読み出しおよび書き出しを制御する。ディスク403は、データを記憶する媒体である。これにより、キャッシュメモリ402から、ディスク403へのデータの書き込みが行われる。図4(B)は、SSD114の構成例を示す図である。SSD114は、CPU404、キャッシュメモリ405およびNANDフラッシュメモリ406を含む。CPU404は、SSD114に内蔵されているCPUであり、ファームウェアにより、CPU404は、キャッシュメモリ405およびNANDフラッシュメモリ406のデータの読み出しおよび書き出しを制御する。NANDフラッシュメモリ406は、データを記憶する媒体である。これにより、キャッシュメモリ405から、ディスク403へのデータの書き込みが行われる。
図5は、従来の画像形成装置における記憶装置の制御フローを示すシーケンスチャートである。図5における記憶装置は、HDD113であってもよいし、SSD114であってもよい。図5では、メインCPU101とサブCPU301(サブCPU A)とサブCPU310(サブCPU B)と記憶装置とのデータの処理の流れが示される。図5におけるジョブは、例えば、印刷ジョブである。メインCPU101は、サブCPU301にジョブ501を投入する(S101)。サブCPU301は、ジョブ501を受けると、ジョブ501のデータのアドレスおよびデータサイズをSRAM304に格納する。そして、メインCPU101は、サブCPU301にジョブ502を投入する(S102)。その後、メインCPU101は、サブCPU301にジョブ503を投入する(S103)。サブCPU301は、ジョブ502およびジョブ503を受けると、ジョブ502およびジョブ503のデータのアドレスおよびデータサイズをSRAM304に格納する。これにより、ジョブのバッファリングが行われる。
サブCPU301は、SRAM304に格納されたジョブ列から、最初のジョブ501の処理情報を記憶装置に転送するため、ジョブ501のアドレスおよびデータサイズをSRAM304から読み出す。そして、サブCPU301は、サブCPU310に、ジョブ501の処理情報を含むリードコマンドを通知する(S104)。サブCPU310は、サブCPU301からのリードコマンドを受け取る。サブCPU310は、サブCPU301から受けた処理情報を記憶装置に転送するため、記憶装置にジョブ情報501−2のアドレスおよびデータサイズをセットし、リードコマンドを通知する(S105)。記憶装置は、ジョブ情報501−2に基づいて、データ501−3を読み出す。そして、記憶装置は、読み出したデータ501−3をメインコントローラ120のDRAM104に転送する(S106)。以上により、ジョブ501の処理が完了する。
1つのジョブ処理が完了すると、引き続き、サブCPU301は、次のジョブ502のアドレスおよびデータサイズをSRAM304から読み出す。そして、サブCPU301は、サブCPU310に、ジョブ502のライトコマンドを通知する(S107)。サブCPU310は、サブCPU301のライトコマンドを受け取る。サブCPU310は、サブCPU301からの処理情報を記憶装置に転送するため、記憶装置へジョブ情報502−2のアドレスおよびデータサイズをセットし、ライトコマンドを通知する(S108)。記憶装置は、通知されたライトコマンドに基づいて、データ502−3のライトコマンド処理のため、データ502−3をメインコントローラ120のDRAM104から取得する(S109)。
以上のようにして、メインCPU101からのジョブ処理が行われる。ここで、画像形成装置に停電が発生したとする(S110)。従来の画像形成装置の場合、ジョブ処理を途中で中断できないため、ジョブ処理が完了した後でないと、キャッシュフラッシュを実行させるキャッシュフラッシュコマンドを転送できない。このため、サブCPU301は、サブCPU310に対して、ジョブ503のリードコマンドを通知する(S111)。そして、サブCPU310は、記憶装置にジョブ情報503−2のアドレスおよびデータサイズをセットし、リードコマンドを通知する(S112)。記憶装置は、ジョブ情報503−2に基づいて、データ503−3を読み出し、読み出したデータ503−3をメインコントローラ120のDRAM104に転送する(S113)。その後、メインCPU101は、停電の発生を検知しているため、キャッシュフラッシュコマンド504−2を記憶装置に転送する(S114)。そして、記憶装置は、キャッシュメモリに保持されているデータの書き込みを行う(S115)。記憶装置がHDD113である場合、CPU401は、キャッシュメモリ402に保持されているデータを、ディスク403に書き込む。記憶装置がSSD114である場合、CPU404は、キャッシュメモリ405に保持されているデータを、NAND406に書き込む。これによりキャッシュフラッシュが行われる。この場合、ジョブ処理が完了した後に、キャッシュフラッシュコマンドの転送が行われるため、キャッシュフラッシュのタイミングが遅れる。そのため、キャッシュメモリ402またはキャッシュメモリ405が保持しているデータが消失する可能性がある。
図6は、本実施形態のSATAホスト制御部111およびSATAブリッジ制御部112の内部構成の一例を示す図である。図6に示されるように、本実施形態のメインコントローラ120は、電源検知部601を有している。電源検知部601は、メインコントローラ120に搭載されており、メインコントローラ120の供給電源の電圧低下を検知する回路である。つまり、電源検知部601は、メインコントローラ120に対して供給している電源が正常であるかを検知する。例えば、電源検知部601は、検知している電源電圧が所定の閾値以下となったときに、供給している電源が正常でないことを検知してもよい。そして、電源検知部601は、画像形成装置の停電を検知すると、電源IF部603に検知信号602を停電割り込みとして通知する。これにより、サブCPU310(サブCPU B)は、画像形成装置が停電状態であることを認識する。
図7は、第1実施形態の画像形成装置における記憶装置の制御フローを示すシーケンスチャートである。メインCPU101は、サブCPU301にジョブ701を投入する(S201)。サブCPU301は、ジョブ701のデータのアドレスおよびデータサイズをSRAM304に格納する。また、メインCPU101は、サブCPU301にジョブ702を投入する(S202)。その後、メインCPU101は、サブCPU301にジョブ703を投入する(S203)。サブCPU301は、ジョブ702およびジョブ703のデータのアドレスおよびデータサイズをSRAM304に格納する。
サブCPU301は、SRAM304に格納されたジョブ列から、最初のジョブ501の処理情報を記憶装置に転送するため、ジョブ701のアドレスおよびデータサイズをSRAM304から読み出す。そして、サブCPU301は、サブCPU310に、ジョブ701の処理情報を含むリードコマンドを通知する(S204)。サブCPU310は、サブCPU301からのリードコマンドを受け取る。サブCPU310は、記憶装置にジョブ情報701−2のアドレスおよびデータサイズをセットし、リードコマンドを通知する(S205)。記憶装置は、ジョブ情報701−2に基づいて、データ701−3を読み出す。記憶装置は、読み出したデータ701−3をメインコントローラ120のDRAM104に転送する(S206)。以上により、ジョブ701の処理が完了する。
サブCPU301は、次のジョブ702のアドレスおよびデータサイズをSRAM304から読み出す。そして、サブCPU301は、サブCPU310に、ジョブ702のライトコマンドを通知する(S207)。S201〜S207までの流れは、図5のS101〜S107と同様である。
ここで、ジョブ701の処理が完了した後、画像形成装置に停電が発生したとする(S208)。この場合、サブCPU310は、電源検知部601の電源低下を検知する。つまり、電源検知部601は、停電の発生を検知したことに応じて、検知信号602をSATAブリッジ制御部112の電源IF部603に通知する。これにより、サブCPU310に対して、停電の発生を示す割り込み命令として、画像形成装置が停電状態であることが通知される(S209)。ここで、上述したように、サブCPU301は、次のジョブ702のライトコマンドを受けているが、サブCPU310に対して、画像形成装置が停電状態であることが通知されている。この場合、サブCPU310は、サブCPU301から受けたジョブ702のライトコマンドの処理情報を記憶装置に転送せず、キャッシュフラッシュコマンド704−2を記憶装置へ送る。つまり、サブCPU310は、メインCPU101からのコマンド(ジョブ処理命令)を、停電の発生を示す割り込み命令として、キャッシュフラッシュコマンドを記憶装置に通知する。
キャッシュフラッシュコマンド704−2を受けた記憶装置は、キャッシュメモリに保持されているデータの書き込みを行う(S210)。記憶装置がHDD113である場合、CPU401は、キャッシュメモリ402に保持されているデータを、ディスク403に書き込む。記憶装置がSSD114である場合、CPU404は、キャッシュメモリ405に保持されているデータを、NAND406に書き込む。S211以降の処理は、S111以降の処理と同様である。なお、図7において破線で示される各処理は、実施されなくてもよい。
上述したように、メインCPU101は、ジョブ701〜703をサブCPU301に投入している。従来であれば、ジョブ701〜703の処理が完了した後に、メインCPU101からキャッシュフラッシュコマンドが通知されていた。一方、本実施形態では、画像形成装置が停電状態であることを電源検知部601が検知したことに応じて、サブCPU301は、記憶装置にキャッシュフラッシュコマンドを通知する。これにより、記憶装置に対して早期にキャッシュフラッシュコマンドを早期に転送することができる。その結果、画像形成装置に停電等が生じたとしても、キャッシュメモリ402またはキャッシュメモリ405が保持しているデータが消失することを抑制することが可能になる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態について説明する。図8は、第2実施形態の画像形成装置における記憶装置の制御フローを示すシーケンスチャートである。図8のシーケンスチャートは、図7のシーケンスチャートにステータスエラー801が追加されている。また、ジョブ703に関連する処理は実行されない。上述したように、ジョブ701の処理が完了した後、画像形成装置に停電が発生したとする。これにより、第1実施形態と同様、サブCPU310は、停電を検知する。そして、メインCPU101からのコマンド(ジョブ処理命令)を、停電の発生を示す割り込み命令として、キャッシュフラッシュコマンドを記憶装置に通知する。
第2実施形態では、サブCPU310は、停電を検知すると、ステータスエラー801(電源の供給状態が正常でないことを示す情報)をサブCPU301に通知する。その後、サブCPU310は、第1実施形態と同様、キャッシュフラッシュコマンド704−2を記憶装置に通知する。これにより、記憶装置がHDD113である場合、キャッシュメモリ402に保持されているデータは、ディスク403に書き込まれる。記憶装置がSSD114である場合、キャッシュメモリ405に保持されているデータは、NAND406に書き込まれる。
そして、サブCPU310からサブCPU301に、ステータスエラー801が通知されることで、サブCPU301は、ジョブ703に関連するジョブ処理を行わない。つまり、サブCPU301は、ステータスエラー801を受けた後のジョブ処理を行わない。これにより、画像形成装置に停電等が生じたとしても、キャッシュメモリ402またはキャッシュメモリ405が保持しているデータが消失することを抑制することが可能になるだけでなく、ジョブ703に関連する処理の実行を回避できる。つまり、第2実施形態では、第1実施形態の効果に加えて、無駄な処理が実行されることを回避できる。なお、第1実施形態および第2実施形態が適用される例として、画像形成装置に停電が生じた例について説明したが、通常でない電源OFFがされた場合にも各実施形態は適用できる。例えば、画像形成装置の電源ケーブルが抜去された場合等にも適用することができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明は上述した各実施の形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。本発明は、上述の各実施の形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワークや記憶媒体を介してシステムや装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータの1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出して実行する処理でも実現可能である。また、本発明は、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101 メインCPU
111 SATAホスト制御部
112 SATAブリッジ制御部
113 HDD
114 SSD
120 メインコントローラ
301 サブCPU
310 サブCPU

Claims (6)

  1. 記憶装置の制御を行う画像形成装置であって、
    前記画像形成装置の制御を行うCPUと、
    前記CPUに接続され、前記記憶装置との間の入出力制御を行う第1の制御部と、
    前記第1の制御部と前記記憶装置とに接続され、前記記憶装置との間の入出力制御を行う第2の制御部と、
    前記画像形成装置に対して供給する電源を検知する電源検知部と、
    を備え、
    前記第2の制御部は、前記電源検知部が検知している電源が正常でないことを検知した場合、前記記憶装置のキャッシュをキャッシュフラッシュさせることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第2の制御部は、前記電源検知部が検知している電源が正常でないことを検知した場合、前記記憶装置に対するジョブ処理命令を、前記キャッシュフラッシュを実行させる割り込みとして通知することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第2の制御部は、前記電源検知部が検知している電源が正常でないことを検知した場合、前記電源の状態が正常でないことを示す情報を前記第1の制御部に通知することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第2の制御部は、前記電源の状態が正常でないことを示す情報を受けた場合、該情報を受けた後のジョブ処理を実行しないことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1の制御部はSATAホスト制御回路であり、前記第2の制御部はSATAブリッジ制御回路であることを特徴とする請求項1乃至4のうち何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 画像形成装置の制御を行うCPUと、前記CPUに接続され、前記記憶装置との間の入出力制御を行う第1の制御部と、前記第1の制御部と前記記憶装置とに接続され、前記記憶装置との間の入出力制御を行う第2の制御部と、前記画像形成装置に対して供給する電源を検知する電源検知部とを有し、前記記憶装置の制御を行う画像形成装置の制御方法であって、
    前記第2の制御部は、前記電源検知部が検知している電源が正常でないことを検知した場合、前記記憶装置のキャッシュをキャッシュフラッシュさせることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
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