JP2021073136A - ホース用の調整可能な浮力クランプ - Google Patents
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Abstract
【課題】マリンホース用の、調整可能な浮力のフローターで、膨張可能なブイ装置を提供する。【解決手段】マリンホースまたは同種のもの用のブイ装置(1)であって、ブイ装置(1)は、少なくとも部分的に前記ホース(H)を囲むように構成され、ブイ装置(1)は、シェルユニットおよびブラダーユニットを備え、ブラダーユニットは、シェルユニット内に配置され、使用中にブイ装置(1)の浮力を調整するために流体によって膨張可能および/または収縮可能である。【選択図】図9
Description
本発明は、マリンホース用のブイシステムに関し、具体的には、そのようなホース用の、調整可能な浮力のフローターとも称される、膨張可能なブイ装置に関する。
今日、フローティングおよびサブマリンホースは、例えば炭化水素液を海洋環境で移動させるのに一般に使用されている。サブマリンホースに関して、機器、水深、運ばれる流体密度、現地条件等に応じて、多くの異なる種類の構成が存在している。1つの方法は、ホースの浮力を制御するために、異なる種類のブイシステムを提供することであり、ブイがホースに沿って所定の箇所で固定される。ホースは、水面で、海の底で、または海底に位置する例えばPLEM(Pipeline End Manifold)へと船もしくはカームブイから垂直に下がって、使用され得る。異なる目的のために、ホースの浮力を制御することが望ましい。既存のブイシステムに関連する1つの問題は、それらがホースで運ばれる異なる密度の異なる製品を受けるように容易に調整可能でないことである。例えば、ある運ばれる製品の密度は、別の運ばれる製品と異なることがあり、それは、ホース上の負荷が異なって構成に影響を与えることを意味し、従ってホース荷重は、早期故障につながることがある。荷重がホース上で異なるならば、荷重はブイシステム上でも異なる。これらのブイシステムは、永久的であることが多く、それは、構成を新しい荷重に適合させるために、海底線路上のブイシステムから、ブイモジュールまたはカラーフローターを、ダイバーが追加または除去することができることを必要とする。そのようなシステムの例は、特許文献1、特許文献2および特許文献3に開示されている。
既存のブイシステムに関連する別の問題は、システムおよびマリンホースが、例えば海岸近くで、海面に位置し、船がその領域を通過する必要があるときである。
本発明の目的は、従来技術への改良を提供することである。この目的は、添付の独立請求項に定められる概念によって達成され、ある実施形態が、関連する従属請求項に記載される。
本発明の第1態様では、マリンホースまたは同種のもの用のブイ装置が提供され、ブイ装置は、少なくとも部分的にホースを囲むように構成される。ブイ装置は、シェルユニットおよびブラダーユニットを備え、ブラダーユニットは、シェルユニット内に配置され、使用中にブイ装置の浮力を調整するために流体によって膨張可能および/または収縮可能である。このブイ装置に関する利点の1つは、それが永久装置でないことであり、それは、むしろ、マリンホースの目的および状況に応じて膨張または収縮することができる。従って、それは、ホースの位置を調整するときにダイバーなどの外部の助力を必要としない。さらなる利点は、ブイ装置が既存のホースに取り付けられることができることである。従って高価な特別なホースの必要はない。さらに別の利点は、ブラダーユニットはシェルユニットによって保護され、海底で摩耗によってブラダーユニットを損傷する危険性が低減するようになっていることである。
発明の実施形態では、シェルユニットは、複数の開口を備え、それを通って水が、ブラダーユニットの膨張および収縮の間に流れることができる。開口は、さらにブラダーユニットを膨張および収縮させやすくする。水が、外側から装置に(逆もまた同様)容易に流れることができるからである。
別の実施形態では、シェルユニットは、第1シェル要素および第2シェル要素を備え、それらは、組立状態で互いに接続される。第1および第2シェル要素は、マリンホースへのまたはそれの周りでのブイ装置の組み立てを簡単にする。
さらに別の実施形態では、第1および第2シェル要素は、略半円形である。これは、特に組み立てに際し、マリンホースに対応する形状であるという利点である。
代替実施形態では、第1シェル要素の第1端部は、第2シェル要素の第1端部にヒンジ連結され、組立状態で、第1シェル要素の第2端部は、接続手段によって、第2シェル要素の第2端部に接続される。これは、マリンホースの周りでのブイ装置の組み立てをさらにより簡単にする。
別の代替実施形態では、ブラダーユニットは、第1ブラダー要素および第2ブラダー要素を備え、さらに別の実施形態では、第1ブラダー要素は、第1シェル要素内に配置され、第2ブラダー要素は、第2シェル要素内に配置される。これは、シェルユニット内へのブラダーユニットの組み立てを容易にし、ホースへのブイ装置の組み立ての間、ブラダーユニットは、考慮される必要がない。シェル要素にそれぞれ位置する2つの別々のブラダー要素を有することの別の利点は、ブイ装置が、ホース構造を解体せずにあらゆる位置でマリンホースに固定されることができることである。2つに分けられたブラダーユニットのさらに別の利点は、万一ブラダー要素の1つが中断される場合、もう1つのブラダー要素があり、依然として膨張し、ブイ装置に浮力を提供することである。
実施形態では、ブイ装置は、少なくとも1つの圧力リリーフバルブをさらに備え、それは、ブラダーユニットに接続され、ブラダー要素破裂につながり得るブラダーユニットの過圧を防ぐように構成される。
別の実施形態では、ブイ装置は、少なくとも1つの膨張ソケットをさらに備え、それは、ブラダーユニットに接続され、空気供給源に接続されるように構成され、膨張ソケットがブラダーユニットを膨張および/または収縮させるように構成される。好ましい実施形態では、膨張ソケットは、制御ユニットに接続され、それは、使用中にブイ装置の浮力を調整するために、ブラダーユニットに膨張する流体の量を制御するように構成される。
発明の第2態様では、ブイ装置のシステムが提供され、ブイ装置は、マリンホースに取り付けられているときに、互いに離間して配置されるように構成される。異なるブイ装置は、マリンホースの浮力を調整するおよび高めるために、同じようにまたは異なって膨張してよい。
発明の第3態様では、ブイ装置のシステムが提供され、1つのブイ装置が、ホースに取り付けられているときに、少なくとも1つの他のブイ装置に隣接して配置されるように構成される。そのように、追加の浮力が、余計にさらされ得る特定の位置に提供される。
発明の第4態様では、複数のブイ装置を備えるマリンホースが提供される。そのようなホースに関する利点は、ホースの浮力を調整する可能性である。
発明の第5態様では、以下のステップを含む、ブイ装置の浮力を調整する方法が提供される:
‐ブイ装置の所望の浮力を提供するように、ブラダーユニットを膨張または収縮させるステップであって、ブイ装置の制御ユニットが、ブラダーユニットの流体の量を制御する、ステップ、および
‐水が、ブイ装置のシェルユニットの少なくとも1つの開口を、流れることができるようにするステップ。これは、浮力が、ブラダーユニットに提供される流体の量によって自由に制御されることができるという点において、有利な方法である。
‐ブイ装置の所望の浮力を提供するように、ブラダーユニットを膨張または収縮させるステップであって、ブイ装置の制御ユニットが、ブラダーユニットの流体の量を制御する、ステップ、および
‐水が、ブイ装置のシェルユニットの少なくとも1つの開口を、流れることができるようにするステップ。これは、浮力が、ブラダーユニットに提供される流体の量によって自由に制御されることができるという点において、有利な方法である。
発明の第6態様では、少なくとも1つの浮力装置によって少なくとも部分的に囲まれるマリンホースの浮力を制御する方法が、提供される。方法は、少なくとも1つの浮力装置の1つ以上を膨張させるまたは収縮させるステップを含む。これは、異なる浮力がマリンホースに沿って異なる位置で望まれるときに有利である。
発明の実施形態は、以下に記載され、発明概念がどのように実行に移されるかについての非限定的例を説明する、添付の図面が言及される。
図を参照して、ブイ装置1が説明され、それは、これからブイクランプとも称され、調整可能な浮力のフローターとしても見られる。ブイクランプ1は、少なくとも部分的に、またはこの場合のように全体的に、使用中にマリンホースHを囲み、それの浮力を調整するようになっている(図9‐10参照)。ホースHは、様々な流体を運ぶために海水で使用される、例えばマリンホースである。
ブイ装置1は、シェルユニット2と、シェルユニット2内に配置されるブラダーユニット3と、を備える。ブラダーユニット3全体は、シェルユニット2内に収まり、シェルユニット2がブラダーユニット3の周辺部の大部分を覆うようになっている。シェルユニット2は、シェルユニット2の中央開口を通って延びるマリンホースHの周辺部に取り付けられることができるように、環状に形成される。これは、例えば図9‐10に示されている。
ブラダーユニット3は、使用中にブイ装置1の浮力を調整するために、流体(例えば空気のような気体)によって膨張可能および/または収縮可能である。シェルユニット2は、複数の開口4a‐4c(例えば図2に示されている)を備え、それを通って例えば海水が、ブラダーユニット3の膨張および収縮の間に流れることができる。
図2は、シェルユニット2の内表面に位置する3つの開口4a‐4cの例を示す。好ましくは、開口4の数およびシェルユニット2でのその位置は、ブイクランプ1が、水中でのその位置または配向がどのようであっても、常に水を取り入れることができるようになっている。これは、開口4が、好ましくは、シェルユニット2の1つの領域のみに位置しないことを意味する。この領域が空気によってのみ囲まれて位置するならば、ブイクランプ1が水を取り入れることができないからである。開口4は、シェルユニット2の内表面に位置することができるだけでなく、その側面または外表面にも位置することができる。
シェルユニット2は、第1シェル要素5および第2シェル要素6を備え、それらは、組立状態で互いに接続される。例えば図1および2を参照されたい。それぞれの第1および第2シェル要素5,6は、ホースHを囲むように略半円形である。2つのシェル要素5,6の大きさは、ホースHの大きさによって決まり、従って、異なる大きさのホースに適合するために、異なる内径で作られてよい。シェルユニット2は、好ましくは、プラスチック材料(例えばHDPE)で作られ、最も好ましくは、それは剛性または半剛性プラスチック材料で作られる。
第1シェル要素5の第1端部8aは、第2シェル要素6の第1端部9aにヒンジ連結され、組立状態で、第1シェル要素5の第2端部8bは、接続手段10によって、第2シェル要素6の第2端部9bに接続される。接続手段は、好ましくは、ねじ10a,10bである。
ブラダーユニット3は、第1ブラダー要素12および第2ブラダー要素13を備える。第1ブラダー要素12は、第1シェル要素5内に配置され、第2ブラダー要素13は、第2シェル要素6内に配置される。図1を参照されたい。それぞれのブラダー要素12,13は、収縮状態または膨張状態にあってよい。図7および8の例を参照されたい。
図7では、ブラダー要素13は収縮し、それはシェル要素6の周辺部に沿って丸まっている。図8では、ブラダー要素13は、膨張し、シェル要素6の内部空間をほぼ満たしている。好ましくは、ブラダー要素12,13は、空気または他の気体によって膨張するが、それらは、他の実施形態では任意の種類の流体によって膨張することができる。ブイクランプ1の浮力は、ブラダーユニット3の(すなわちブラダー要素12,13の)膨張で決定する。
ブイクランプ1の一方の部品(第1シェル要素5および第1ブラダー要素12がこの一方の部品を構成する)は、好ましくは、ブイクランプ1の他方の部品(第2シェル要素5および第2ブラダー要素13がこの他方の部品を構成する)と同一である。ブイクランプ1を組み立てるとき、部品の一方は、180°回転する。ブイクランプ1は、従って鏡面対称である。
それぞれのブラダー要素12,13は、各シェル要素5,6の外表面を通って延びる固定手段15a‐f,16a‐f(好ましくはボルト)によって、各シェル要素5,6に固定される。ブラダーユニット3(すなわち2つのブラダー要素12,13)は、可撓性ゴム材料(例えばハイパロン(登録商標)ゴム)でコーティングされた織物で作られる。
さらに、ブイクランプ1は、2つの圧力リリーフバルブ18,19を含み、それぞれのシェル要素5,6に1つが配置される。リリーフバルブ18,19は、ブラダーユニット3に接続され、それの過圧を防ぐように構成される。ブイクランプ1は、4つの膨張ソケット20a,20b,21a,21bも含み、2つがそれぞれのシェル要素5,6に配置される。膨張ソケット20a,20b,21a,21bは、ブラダーユニット3に、および空気供給源A(例えば空気供給管)に接続される。図9および10を参照されたい。それらは、好ましくは空気供給源Aからの空気によって、それぞれのブラダー要素12,13を膨張および部分的に収縮させるように構成される。記載された実施形態では、空気供給源Aは主空気導管であり、それは、ホースHと平行して延び、平行にそれぞれのモジュール1に供給する。
膨張ソケット20a,20b,21a,21bは、図3に見られるように制御ユニット22にも接続され、それによって、オペレーターが膨張または収縮を始動/停止することができる。さらに、制御ユニット22は、好ましくは、オペレーターが動作を遠隔制御することができるように、船または地上に配置される。制御ユニット22は、例えば水中での使用中にブイ装置1の浮力を調整するために、ブラダーユニット3に膨張する流量を制御することができる。実施形態では、膨張ソケット20a,20b,21a,21bは、圧力リリーフバルブ18,19と共に、異なる水深に位置するいくつかのブラダーユニット3の同時膨張を制御するために、制御ユニット22に接続される。
制御ユニット22は、2つの流量制御モジュール23,24を含み、それらは、膨張ソケット20a,21aの2つに接続される。流量制御モジュール23,24は、空気流量を制限することができ、従って膨張速度および排出水流量を制限することができる。さらに、流量制御モジュール23,24は、膨張段階において圧力降下を許容する。より深く位置するモジュール1は、膨張してよいが、その一方で、表面により近く位置するモジュール1は、それのリリーフバルブ18,19によってすでに空気を排出している。好ましくは、ブイ装置1を膨張させる空気は、表面から注入され、同じホースまたはパイプによって表面で排出される。収縮の間、収縮速度を制限するために、空気は、流量制御モジュール23,24の逆止めバルブ(図示せず)を通って主に進む。速い収縮は、オフロード完了時に迅速にホースHを沈めるように、保証される。好ましくは、ブイ装置1を膨張させる空気は、表面から注入され、同じホースまたはパイプによって表面で排出される。
図9および10に関連して、ブイ装置1のシステム100が説明される。ブイ装置1は、この実施形態では、ホースHに取り付けられているときに、互いに離間して配置されるように構成される。代替実施形態(図示せず)では、ブイ装置は、ホースに取り付けられているときに、少なくとも1つの他のブイ装置に隣接して配置されるように構成される。それぞれのブイ装置1は、好ましくは、それぞれのブイ装置の浮力が個々に調整されるように、制御ユニット(図示せず)によって個々に制御される。
図11および12は、例えば船SHが、ホースHが位置する領域を通過する必要があるときに、実際にブイシステム100がマリンホースHにどのように作用するかを説明する。ホースHが海面Sに位置するとき、ブイシステム100のブイ装置1は、完全に膨張する。ホースHが海面S下に下げられる必要があるとき、ブイ装置1の全てまたは少なくとも一部は、収縮する。一例は、ラインが沈められるときに、ホースが海底Bに置かれるように、全てのブイ装置が収縮する。図12を参照されたい。船SHが通ると、ブイ装置1は再び膨張し、ホースHは表面に戻る。
図13は、2つのシナリオを示す。第1シナリオ30では、高密度の流体が、船または海洋構造物SHと底部構造物31とを相互接続するホースHを通過する。浮力モジュール1は、収縮する。これは、ホースHの下部を海底Bの方に沈ませ、好ましくないJ字形を形成する。ホースHは、変形するようになり、底部構造物31へのアタッチメントは、ホースHの形成のために好ましくなくなる。ホースHの形成を調整するために、少なくとも一部の浮力モジュール1は、第2シナリオ32で示されるように、膨張し、ホースHの下部が、引き上げられてその好ましい形状32(この場合逆C字形として示される)を得るようになっている。浮力モジュール1は、ホースHの中の重液の重量に対抗し、従って底部構造物31へのホースアタッチメントを軽減する。
例えば水中での使用中にホースHを囲むように構成された、ブイクランプとも称される、ブイ装置1の浮力を調整するために、以下のステップを含む方法を、使用することができる:
‐ブイ装置1の所望の浮力を提供するように、ブラダーユニット3を膨張または収縮させるステップであって、ブイ装置1の制御ユニットが、ブラダーユニット3の流体の量を制御する、ステップ、および
‐例えば水が、ブイ装置1のシェルユニット2の少なくとも1つの開口4a‐4cを、流れることができるようにするステップ。
‐ブイ装置1の所望の浮力を提供するように、ブラダーユニット3を膨張または収縮させるステップであって、ブイ装置1の制御ユニットが、ブラダーユニット3の流体の量を制御する、ステップ、および
‐例えば水が、ブイ装置1のシェルユニット2の少なくとも1つの開口4a‐4cを、流れることができるようにするステップ。
記載された実施形態のブラダーユニットは、異なる浮力のおおよそ流体が提供されることができるという利点を有する。少なくとも1つの浮力装置が備わっている全てのホース配置は、調整可能な浮力の可能性があるという利点を提供する。浮力を変えることを望む理由は、例えばホースを海底の方に動かして、船がそれを通り越すことができるようにするため、またはホースの内部の流体密度によるホース湾曲の形状を調整するためである。
記載された実施形態では、ホースの浮力は、局部的にまたはマリンホース全体に沿って制御される。これは、概念の柔軟性を高める。
最後に、発明概念は、特定の実施形態を参照して上述されたが、本明細書に記載された特定の形態に限定されるものではない。より正確に言えば、発明は、添付の請求項によってのみ限定され、特定の上記以外の他の実施形態が、これらの添付の請求項の範囲内で同様に可能である。この文脈において、発明概念は、マリンホースに適用できるだけでなく、浮力が調整される必要がある他の種類のホースおよび管にも適用できる。
Claims (17)
- マリンホース(H)または同種のもの用のブイ装置であって、ブイ装置(1)は、少なくとも部分的に前記ホース(H)を囲むように構成され、ブイ装置(1)は、シェルユニット(2)およびブラダーユニット(3)を備え、ブラダーユニット(3)は、シェルユニット(2)内に配置され、使用中にブイ装置(1)の浮力を調整するために流体によって膨張可能および/または収縮可能である、ブイ装置。
- 請求項1に記載の装置であって、シェルユニット(2)は、複数の開口(4a‐4c)を備え、それを通って水が、ブラダーユニット(3)の膨張および収縮の間に流れることができる、装置。
- 請求項1または2に記載の装置であって、シェルユニット(2)は、第1シェル要素(5)および第2シェル要素(6)を備え、それらは、組立状態で互いに接続される、装置。
- 請求項3に記載の装置であって、第1および第2シェル要素(5,6)は、略半円形である、装置。
- 請求項3または4に記載の装置であって、第1シェル要素(5)の第1端部(8a)は、第2シェル要素(6)の第1端部(9a)にヒンジ連結され、組立状態で、第1シェル要素(5)の第2端部(8b)は、接続手段(10)によって、第2シェル要素(6)の第2端部(9b)に接続される、装置。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の装置であって、ブラダーユニット(3)は、第1ブラダー要素(12)および第2ブラダー要素(13)を備える、装置。
- 請求項6に記載の装置であって、第1ブラダー要素(12)は、第1シェル要素(5)内に配置され、第2ブラダー要素(13)は、第2シェル要素(6)内に配置される、装置。
- 請求項1〜7のいずれか1項に記載の装置であって、少なくとも1つの圧力リリーフバルブ(18,19)をさらに備え、それは、ブラダーユニット(3)に接続され、前記ブラダーユニット(3)の過圧を防ぐように構成される、装置。
- 請求項1〜8のいずれか1項に記載の装置であって、少なくとも1つの膨張ソケット(20a,20b,21a,21b)をさらに備え、それは、ブラダーユニット(3)に接続され、空気供給源(A)に接続されるように構成され、前記膨張ソケット(20a,20b,21a,21b)は、前記ブラダーユニット(3)を膨張および/または収縮させるように構成される、装置。
- 請求項9に記載の装置であって、膨張ソケット(20a,20b,21a,21b)は、制御ユニット(22)に接続され、制御ユニット(22)は、使用中にブイ装置(1)の浮力を調整するために、ブラダーユニット(3)に膨張する流体の流量を制御するように構成される、装置。
- 請求項1〜10のいずれか1項に記載の装置であって、ブラダーユニット(3)は、ゴム材料で作られている、装置。
- 請求項1〜11のいずれか1項に記載の装置であって、ブイ装置(1)は、マリンホース(H)に取り付けられているときに、互いに離間して配置されるように構成される、装置。
- 請求項1〜11のいずれか1項に記載のブイ装置のシステムであって、1つのブイ装置(1)が、マリンホース(H)に取り付けられているときに、少なくとも1つの他のブイ装置(1)に隣接して配置されるように構成される、装置。
- 請求項12または13に記載のシステムであって、それぞれのブイ装置(1)は、それぞれのブイ装置(1)の浮力が個々に調整されるように、制御ユニット(22)によって個々に制御される、装置。
- 請求項1〜11のいずれか1項に記載される複数のブイ装置を備えるマリンホース。
- 請求項1〜11のいずれか1項に記載のブイ装置(1)の浮力を調整する方法であって、前記方法は、
‐ブイ装置(1)の所望の浮力を提供するように、ブラダーユニット(3)を膨張または収縮させるステップであって、ブイ装置(1)の制御ユニット(22)が、ブラダーユニット(3)の流体の量を制御する、ステップと、
‐水が、ブイ装置(1)のシェルユニット(2)の少なくとも1つの開口(4a‐4c)を、流れることができるようにするステップと、
を含む方法。 - 請求項1〜11のいずれか1項に記載の少なくとも1つの浮力装置(1)によって少なくとも部分的に囲まれるマリンホース(H)の浮力を、前記少なくとも1つの浮力装置(1)の1つ以上を膨張または収縮させることによって、制御する方法。
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