JP2021072565A - 通信システム、通信端末、通信方法、プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本実施形態の通信システム10が手書きデータ、画像データ、又は、手書きデータに対する操作情報(以下、手書きデータ関連情報という)の欠損を検出して、電子黒板1に通知する処理の概略を説明する図である。
通信端末は、通信により手書きデータを共有する装置であればよい。本実施形態では電子黒板を例にして説明する。電子黒板は、電子ホワイトボード、電子情報ボード、インタラクティブボード、表示装置などと呼ばれる場合がある。通信端末は電子黒板に限られず、タッチパネルを備え手書きされた情報を通信で共有できればよく、例えば、スマートフォンやタブレット端末、PCなどでもよい。
<通信ルート>
まず、図2を用いて、複数の電子黒板1b,1b間で描画しながらビデオ会議を行なうための通信システムについて説明する。図2は、本実施形態の通信ルートを示した概略図である。なお、「ビデオ会議」ではなく「テレビ会議」と呼ばれる場合もある。また、ここでは、一例として、ビデオ会議について説明するが、打ち合わせや単なる会話等であってもよい。
図3は、電子黒板1の使用イメージ図である。電子黒板1は、図3に示されているように、電子黒板1は、下部側に複数のキャスタが設けられた脚部151、脚部151の上部側に設けられた支柱152、支柱152上部側に設けられた電子黒板1の本体153、及び本体153の前面に設けられたディスプレイ180によって構成されている。本体153には、後述のCPU101等が内蔵されている。そして、利用者は、電子ペン190を用いて、ディスプレイ180に文字等のストローク画像を入力(描画)することができる。
次に、本実施形態のハードウェア構成を説明する。
図4は、電子黒板1のハードウェア構成図である。図4に示されているように、電子黒板1は、CPU101(Central Processing Unit)、ROM102(Read Only Memory)、RAM103(Random Access Memory)、SSD104(Solid State Drive)、ネットワークI/F105、及び、外部機器接続I/F106(Interface)を備えている。
図5は、本実施形態に係る通信管理システム5のハードウェア構成図である。通信管理システム5の一例としてのコンピュータは、CPU501、ROM502、RAM503、HD504(Hard Disk)、HDDコントローラ505(Hard Disk Drive)、ディスプレイ506、外部機器接続I/F508、ネットワークI/F509、キーボード511、ポインティングデバイス512、DVD−RWドライブ514(Digital Versatile Disk ReWritable)、メディアI/F516、及び、バスライン510を備えている。
続いて、図6を用いて、通信システムの全体構成について説明する。図6は、本発明の実施形態に係る通信システムの全体構成図である。
次に、図7乃至図12を用いて、本実施形態の機能構成について説明する。図7は、本実施形態に係る通信システム10の各機能ブロック図である。
図7に示されているように、電子黒板1aは、送受信部11a、受付部12a、映像・音処理部13a、表示制御部14a、判断部15a、画像処理部17a、近距離通信部18a、ログ情報生成部20、送信データ欠損算出部24、アラーム通知受信処理部25、ログ送信制御部26、及び記憶・読出処理部19aを有している。これら各部は、図4に示されている各構成要素のいずれかが、SSD104からRAM103上に展開されたプログラムに従ったCPU101からの命令によって動作することで実現される機能、又は機能する手段である。また、電子黒板1aは、図4に示されているRAM103、及び図4に示されているフラッシュメモリ104によって構築される記憶部1000aを有している。
次に、電子黒板1aの各構成要素について説明する。送受信部11aは、通信ネットワーク100を介して他の端末、装置又はシステムと各種データ(又は情報)の送受信を行う。また、送受信部11aは、開始部としての役割も果たし、電子黒板1b等の他の通信端末と通信を開始する処理を行なう。受付部12aは、利用者から電子ペン190等による各種入力を受け付ける。
図7に示されているように、電子黒板1bは、送受信部11b、受付部12b、映像・音処理部13b、表示制御部14b、判断部15b、画像処理部17b、近距離通信部18b、ログ情報生成部20、送信データ欠損算出部24、アラーム通知受信処理部25、ログ送信制御部26、及び記憶・読出処理部19bを有している。これらは電子黒板1aの機能と同様の機能を有しているため、これらの説明を省略する。
図7に示されているように、中継装置3は、転送部を兼ねた送受信部31、判断部35、及び記憶・読出処理部39を有している。これら各部は、図5に示されている各構成要素のいずれかが、HD504からRAM503上に展開された中継用プログラムに従ったCPU501からの命令によって動作することで実現される機能又は機能する手段である。また、中継装置3は、図5に示されているRAM503、HD504によって構築される記憶部3000を有している。
次に、中継装置3の各機能構成について詳細に説明する。図7に示されている中継装置3の送受信部31は、通信ネットワーク100を介して他の端末、装置、又はシステムと各種データ(又は情報)の送受信を行う。また、送受信部31は、転送部としての役割も果たし、所定の端末ら送信されて来た映像データ及び音データを、他の端末に転送する。判断部35は、データの遅延状態等の判断等の各種判断を行なう。
図7に示されているように、通信管理システム5は、送受信部51、認証部52、生成部53、選択部54、判断部55及び記憶・読出処理部59を有している。これら各部は、図5に示されている各構成要素のいずれかが、HD504からRAM503上に展開された通信管理用プログラムに従ったCPU501からの命令によって動作することで実現される機能又は機能する手段である。また、通信管理システム5は、図5に示されているHD504により構築される記憶部5000を有している。
図8は、認証管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、図8に示されているような認証管理テーブルによって構成されている認証管理DB5001が構築されている。この認証管理テーブルでは、通信管理システム5によって管理される全ての電子黒板1の各端末IDに対して、各パスワードが関連付けられて管理される。例えば、図8に示されている認証管理テーブルにおいて、電子黒板1a(通信端末)の端末IDは「01aa」で、パスワードは「aaaa」であることが示されている。なお、パスワードは認証情報の一例であり、認証情報にはアクセストークンも含まれる。
図9は、端末管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、図9に示されているような端末管理テーブルによって構成されている端末管理DB5002が構築されている。この端末管理テーブルでは、各電子黒板1(通信端末)を識別するための端末ID毎に、各電子黒板1を宛先とした場合の宛先名、各電子黒板1の稼動状態、後述のログイン要求情報が通信管理システム5で受信された受信日時、及び各電子黒板1(通信端末)のIPアドレスが関連付けられて管理される。例えば、図9に示されている端末管理テーブルにおいて、端末IDが「01aa」の電子黒板1aは、端末名が「日本 東京事業所 AA端末」で、稼動状態が「ONライン(通信可能)」で、通信管理システム5でログイン要求情報が受信された日時が「2015年4月10日の13時40分」で、この端末IDが1aaのIPアドレスが「1.2.1.3」であることが示されている。なお、端末ID、宛先名、及び端末のIPアドレスは、各電子黒板1が、通信管理システム5によるサービスの提供を受けるために事前登録する際に記憶される。
図10は、宛先リスト管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、図10に示されているような宛先リスト管理テーブルによって構成されている宛先リスト管理DB5003が構築されている。この宛先リスト管理テーブルでは、通信の開始を要求する電子黒板1(開始端末)の端末IDに対して、電子黒板1(宛先端末)の候補として登録されている宛先端末の端末IDが全て関連付けられて管理される。例えば、図10に示されている宛先リスト管理テーブルにおいて、端末IDが「01aa」である開始端末(電子黒板1a)から通信の開始を要求することができる宛先端末の候補は、端末IDが「01ba」の電子黒板1b等であることが示されている。この宛先端末の候補は、任意の開始端末から通信管理システム5に対する追加又は削除の要請により、追加又は削除されることで更新される。
図11は、セッション管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、図11に示されているようなセッション管理テーブルによって構成されているセッション管理DB5004が構築されている。このセッション管理テーブルでは、各電子黒板1(通信端末)と中継装置3との間で相互通信を行なうためのセッションを識別するための通信セッションID毎に、使用される中継装置3の中継装置3ID、電子黒板1(開始端末)の端末ID、電子黒板1(宛先端末)の端末ID、宛先端末において映像データが受信される際の受信の遅延時間(ms)、及びこの遅延時間が示されている遅延情報を宛先端末から送られて来て通信管理システム5で受信された受信日時が関連付けられて管理される。例えば、図11に示されているセッション管理テーブルにおいて、セッションID「se01」を用いて実行された通信セッションで、中継装置3(中継装置3ID「111a」)は、端末IDが「01aa」の電子黒板1と、端末IDが「01db」の電子黒板1との間で、映像データ及び音データを中継しており、電子黒板1(宛先端末)において「2015年4月10日の13時41分」時点における映像データの遅延時間が200(ms)であることが示されている。
図12は、中継装置管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、図12に示されているような中継装置管理テーブルによって構成されている中継装置3管理DB5005が構築されている。この中継装置管理テーブルでは、複数の中継装置3ごとに、各中継装置3の稼動状態、稼動状態が示される状態情報が通信管理システム5で受信された受信日時、中継装置3のIPアドレス、及び、中継装置3における最大データ伝送速度(Mbps)が関連付けられて管理される。例えば、図12に示されている中継装置管理テーブルにおいて、中継装置3IDが「111a」の中継装置3は、稼動状態が「ONライン」で、通信管理システム5で状態情報が受信された日時が「2014年4月10日の13時30分」で、この中継装置3のIPアドレスが「1.2.1.2」で、この中継装置3における最大データ伝送速度が100Mbpsであることが示されている。
図7に示されている通信管理システム5の送受信部51は、通信ネットワーク100を介して他の端末、装置、又はシステムと各種データ(又は情報)の送受信を行う。
図7に示されているように、画像保存装置7は、送受信部71、及び記憶・読出処理部79を有している。これら各部は、図7に示されている各構成要素のいずれかが、HD504からRAM503上に展開された画像保存用プログラムに従ったCPU501からの命令によって動作することで実現される機能又は機能する手段である。また、画像保存装置7は、図5に示されているRAM503、HD504によって構築される記憶部7000を有している。
次に、画像保存装置7の各機能構成について詳細に説明する。図7に示されている画像保存装置7の送受信部71は、通信ネットワーク100を介して他の端末、装置、又はシステムと各種データ(又は情報)の送受信を行う。記憶・読出処理部79は、記憶部7000に各種データを記憶したり、記憶部7000に記憶された各種データを読み出したりする処理を行う。
図13は、ログ収集分析システム80の機能をブロック状に示す機能ブロック図の一例である。
・データ閲覧分析端末
データ閲覧分析端末81は構造データ集計部83、表・グラフ生成部84、操作受付部82、命令処理部85、及び、送受信部86を有する。これら各部は、図5に示されている各構成要素のいずれかが、HD504からRAM503上に展開されたデータ閲覧分析端末81用のプログラムに従ったCPU501からの命令によって動作することで実現される機能又は機能する手段である。なお、このプログラムとしてブラウザソフトを使用してもよい。
構造データ処理装置87は、構造データ定義テーブル生成部88、構造データ生成部89、警報判断処理部92、及び、送受信部91を有する。
ログ蓄積装置73は、パーティション処理部95、データ格納処理部96、入れ子構造解除処理部97、及び、送受信部98を有する。また、ログ蓄積装置73は、図5に示したHD504やRAM503等に構築されるログデータ記憶部45を有している。
〔実施形態の処理又は動作〕
次に、図14乃至図19を用いて、本実施形態に係る通信システム10における処理又は動作を説明する。
まず、図14及び図15を用いて、ログイン要求端末としての電子黒板1aが行う通信の準備処理を説明する。なお、図14は、電子黒板1間で遠隔通信を開始する準備段階の処理を示したシーケンス図である。図15は、電子黒板1aで表示される宛先リストの画面例である。なお、電子黒板1bがログイン共有を行う処理も電子黒板1aの処理と同様であるため、説明を省略する。
続いて、図16を用いて、電子黒板1aが電子黒板1bに対して遠隔通信を開始する処理を説明する。図16は、遠隔通信を開始する処理を示したシーケンス図である。
続いて、図17乃至図19を用いて、電子黒板1に表示されている資料画像及び入力されたストローク画像の通信処理について説明する。図17及び図18は、資料画像の画像データ及びストローク画像のストロークデータを共有する処理を示したシーケンス図である。ここでは、電子黒板1a,1bで資料画像の画像データ及びストローク画像のストロークデータを共有する場合であって、電子黒板1aで表示された資料画像及び入力されたストローク画像が、電子黒板1bでも表示される場合について説明する。図19のうち、(a)は電子黒板1aの画面例、(b)は電子黒板1bの画面例、(c)は電子黒板1aの画面例、(d)は電子黒板1bの画面例である。資料画像の画像データ及びストローク画像のストロークデータの送受信は図20の「通信サービス中」に相当する。
図20は、電子黒板1がログデータを送信するイベントと各イベントで送信されるログデータを説明する図の一例である。図20では実線の矢印が制御信号を示し、点線の矢印がログデータの送信を示す。図20の電子黒板1からログ蓄積装置73まで伸びる点線の始点は電子黒板1で発生したイベント1〜16を示す。以下、イベント1〜16について説明する。
・イベント1:ユーザによる宛先選択操作を受け付けたというイベントにより、通信開始操作のログデータが送信される。
・イベント2:開始要求情報が通信管理システム5に送信されたイベントにより、通信接続要求のログデータが送信される。
・イベント3:宛先の電子黒板1bが通信接続要求を受信したイベントにより、通信接続応答のログデータが送信される。
・イベント4:要求元の電子黒板1aが通信管理システム5から中継装置選択情報を受信したイベントにより、通信接続応答のログデータが送信される。
・イベント5〜8:セッションの確立により通信サービス開始要求及び通信サービス開始応答のログデータが送信される。
・イベント9:通信サービス中は、周期的にログデータが送信される。周期的にログデータを送信するイベントは例えばタイマーのタイムアップによる周期イベントである。
・イベント10:ユーザによる通信終了操作(切断)を受け付けたというイベントにより、通信終了要求のログデータが送信される。
・イベント11:通信終了要求が通信管理システム5に送信されたイベントにより、通信終了要求のログデータが送信される。
・イベント12:電子黒板1aが通信管理システム5から通信終了応答を受信したイベントにより、通信終了応答のログデータが送信される。
・イベント13:電子黒板1bには通信終了が通知されるので、電子黒板1bがこの通知を受信したイベントにより、通信終了応答のログデータが送信される。
・イベント14、15:通信サービス(セッション)が切断された旨が中継装置3から送信されたイベントにより、通信サービス終了応答のログデータが送信される。
・イベント16:ユーザがアンケートに回答して送信する回答イベントが発生すると、アンケート回答のログデータがログ蓄積装置73に送信される。
図21は、電子黒板1がログデータを生成・送信する処理を説明するシーケンス図の一例である。
図22は、ログ蓄積装置73がログデータを蓄積する処理を説明するシーケンス図の一例である。
以下では、図23〜図27を用いてログデータの具体例をいくつか説明する。図23は、ログデータのうち共通データの一例を示す図である。共通データは、ログデータの分類集計や、カテゴリー別の異なる種類のログデータの横断的な分析に用いられる場合がある。
「log_id」:ログごとにユニークとなるログID
「user_id」:ユーザID
「product」:機種名
「xx_version」:ソフトウェアなどバージョン番号
「app_info」:サービス用途の情報
「timestamp」:イベント発生(ログ生成)時刻
「func_id」:ログ生成元の機能ID
「category」:イベントに対応したカテゴリーの種類
なお、カテゴリーが"communication.signaling"のログデータは接続処理のカテゴリーを意味する。接続処理には通信接続要求、通信接続応答、通信サービス開始、及び、通信終了の各処理がある。
「comm_event_type」:どのような接続処理であるかを意味する。図24(b)では通信接続応答であることを示す。
「comm_event_type」:どのような接続処理であるかを意味する。図25(a)では通信開始のログデータであることを示す値が設定される。
「network_protocol」:通信プロトコルが設定される。
「network_proxy」:プロキシサーバの利用の有無を示す。
「network_connection」:通信に使用した通信手段(LTE、5G等)が設定される。
「xx_comm_mode」:例えば画像のフレームレートと通信速度が設定される。
「comm_event_type」:どのような接続処理であるかを意味する。図25(b)では通信終了のログデータであることを示す値が設定される。
「reason」:通信の切断の理由が設定される。例えば、ユーザの操作によって終了したことが設定される。この他、サーバが終了させたことなどが設定される。
「comm_event_type」:どのような接続処理であるかを意味する。図26(a)では通信異常終了のログデータであることを示す値が設定される。
「error_name」:どのような通信異常が生じたかを示す。例えば、通信開始時に異常が生じたことなどが設定される。
「error_type」:通信異常のタイプを示す。例えば、無応答によりタイムアウトしたこと等が設定される。
「error_description」:通信異常の内容を示す。例えば、レスポンスがタイムアウトしたことなどが設定される。
「state」:異常発生時の状態を示す。例えば、通信開始時、呼び出し時、通信中、又は、通信後などがある。
「actual_send_audio_bw」:音声送信の通信使用帯域実績値を示す。例えば帯域を示す値(○○MHz等)が設定される。
「actual_recv_audio_bw」:音声受信の通信使用帯域実績値を示す。例えば帯域を示す値(○○MHz等)が設定される。
「avail_send_audio_bw」:音声送信の通信使用可能帯域値を示す。例えば帯域を示す値(○○MHz等)が設定される。
「avail_recv_audio_bw」:音声受信の通信使用可能帯域値を示す。例えば帯域を示す値(○○MHz等)が設定される。
「rtt」:通信先との間の遅延時間(Round Trip Time)を示す。例えば時間(○○ミリ秒)が設定される。
「rssi」:通信回線が例えば無線の場合の無線信号強度(Received Signal Strength Indication)を示す。例えば数値が設定される。
「transmitted_data_total_count」:中継装置3へ送信される総データ転送回数
「transmitted_stroke_data_count」:中継装置3へのストロークデータ転送数
「transmitted_image_data_count」: 画像保存装置7への画像データ転送数
「transmitted_move_data_count」: 中継装置3への描画要素の移動データ転送数
「transmitted_erase_data_count」: 中継装置3への描画要素の消去データ転送数
「lost_data_total_count」:中継装置3からデータ転送成功の応答が戻らなかった総数(欠損総数)
「lost_stroke_data_count」: 中継装置3からストロークデータ転送成功の応答が戻らなかった総数(欠損数)
「lost_image_data_count」:画像保存装置7から画像データ転送成功の応答が戻らなかった総数(欠損数)
「lost_move_data_count」: 中継装置3から描画要素の移動データ転送成功の応答が戻らなかった総数(欠損数)
「lost_erase_data_count」:中継装置3から描画要素の消去データ転送成功の応答が戻らなかった総数(欠損数)
「count_time」:周期送信の時間(周期送信失敗時は、次の周期で送信するため、1周期分加算される)
図27(a)はアンケートの回答として送信されるカテゴリー別階層データの一例である。通信終了後、ユーザがアンケートに答えることが望まれており、アンケートの回答もログデータとして扱われる。アンケートのログデータは「category」が「questionnaire.comm_quality」のログデータである。
「answer」:アンケートの回答であることを示す。
「comm_quality_q0001−01」:通信品質のユーザ評価値(満足度)であり、例えば5段階のうち何段階かを示す。
「comm_quality_q0002−01」:画像データに問題があったかどうかを意味し、例えば「1」は問題があることを「0」は問題がないことを示す。
「comm_quality_q0002−02」:音声に問題があったかどうかを意味し、例えば「1」は問題があることを「0」は問題がないことを示す。
「comm_quality_q0002−03」:同様に他の何らかの問題があったかどうかを意味する。
「comm_quality_q0003−01」:は自由筆記のアンケートであり、ユーザは例えば、「aaとbbとccとの端末の通信で、通信開始5分後から音がブツブツ途切れた」などの文章を入力する。
「cpu_info」:電子黒板1のCPUの製品名である。
「speaker_name」:電子黒板1に接続されているスピーカの製品名である。
「mic_name」:電子黒板1に接続されているマイクの製品名である。
「camera_name」:電子黒板1に接続されているカメラの製品名である。
「speaker_volume」:スピーカの音量(ボリューム)であり、「mic_volume」はマイクの音量(ボリューム)であり、「speaker_mute」「mic_mute」「camera_mute」はそれぞれ消音(ミュート)の有無であり、「auto_xx_control」、「yy_setting」「xx_comm_mode」は電子黒板1の各種の設定情報である。
図28は、通信システム10が手書きデータ関連情報の欠損を検出して各電子黒板1a、1bにデータ欠損情報を送信する手順を示すシーケンス図の一例である。
図29は、電子黒板1が通信品質ログをログ収集分析システム80へ送信する手順を説明するフローチャート図の一例である。図29の処理はセッションの確立後、繰り返し実行される。
図30は、ログ収集分析システム80が通信品質ログに基づいて電子黒板1にアラームを送信する手順を説明するフローチャート図の一例である。図30の処理は、電子黒板1からの通信品質ログの送信に応じて実行される。
図31は、電子黒板1が表示したデータ欠損情報画面を示す図である。図31ではディスプレイ180の右上にデータ欠損情報200が表示されている。データ欠損情報200は「データ欠損のお知らせ」というメッセージ201を表示する。これにより、ユーザはデータ欠損情報が表示されたこと、及び、同じ会議にネットワーク環境が悪い電子黒板1があることを把握できる。
以上説明したように、本実施形態の通信システム10は、電子黒板1が他拠点との会議中に、手書きデータ関連情報の送信に対する受信応答の有無を確認し、転送データの欠損を検出することによって、サービスへの影響の発生を検出する。また、各電子黒板1が転送データ欠損情報をログ収集分析システム80に周期的に送信することにより、サービスへの影響度(欠損率、他の会議参加拠点、発生時間帯)の把握や分析を可能にし、欠損率のアラーム閾値との比較に応じて、ログ収集分析システム80から各電子黒板1にデータ欠損情報を送信することができる。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
3 中継装置
5 通信管理システム
7 画像保存装置
10 通信システム
80 ログ収集分析システム
Claims (11)
- 複数の通信端末が1つ以上の情報処理システムを介して通信する通信システムであって、
前記通信端末が送信するデータの欠損率を検出し、
前記1つ以上の情報処理システムは、前記欠損率が閾値以上の前記通信端末がある場合、少なくとも前記欠損率が閾値以上でない前記通信端末に、データの欠損に関する情報を送信し、
前記欠損率が閾値以上でない前記通信端末は、前記データの欠損に関する情報を出力することを特徴とする通信システム。 - 前記1つ以上の情報処理システムは、前記欠損率が閾値以上の前記通信端末がある場合、少なくとも前記欠損率が閾値以上でない前記通信端末に、前記欠損率が閾値以上の前記通信端末がある旨を通知し、
前記欠損率が閾値以上でない前記通信端末は、前記欠損率が閾値以上の前記通信端末がある旨を出力することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。 - 前記1つ以上の情報処理システムは、少なくとも前記欠損率が閾値以上でない前記通信端末に、前記欠損率が閾値以上の前記通信端末の識別情報を通知し、
前記欠損率が閾値以上でない前記通信端末は、前記欠損率が閾値以上の前記通信端末の識別情報を出力することを特徴とする請求項2に記載の通信システム。 - 前記通信端末は手書き入力が可能な表示装置であり、
前記通信端末が送信する前記データは、手書き入力されたデータに関するものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の通信システム。 - 前記通信端末が送信する前記データは、手書き入力されたストロークデータ、前記ストロークデータを移動させる操作のデータ、又は、前記ストロークデータを消去する操作のデータであることを特徴とする請求項4に記載の通信システム。
- 前記通信端末が送信する前記データは、前記表示装置が表示する静止画の画像データであることを特徴とする請求項4又は5に記載の通信システム。
- 前記通信システムは、前記通信端末が送信する前記データの属性ごとに前記欠損率を検出し、
前記1つ以上の情報処理システムは、前記属性ごとに前記欠損率を前記欠損率が閾値以上でない前記通信端末に通知し、
前記欠損率が閾値以上でない前記通信端末は、前記属性ごとに前記欠損率を出力することを特徴とする請求項6に記載の通信システム。 - 前記1つ以上の情報処理システムは、前記欠損率が閾値以上の前記通信端末がある場合、前記データを共有する全ての前記通信端末に、前記欠損率が閾値以上の前記通信端末がある旨を通知し、
前記欠損率が閾値以上である前記通信端末は、前記欠損率が閾値以上の前記通信端末が自機である旨を出力することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の通信システム。 - 1つ以上の情報処理システムを介して他の通信端末と通信する通信端末であって、
前記通信端末が送信するデータの欠損率が閾値以上の前記通信端末がある場合、前記1つ以上の情報処理システムからデータの欠損に関する情報を受信し、
前記データの欠損に関する情報を出力することを特徴とする通信端末。 - 複数の通信端末が1つ以上の情報処理システムを介して通信する通信システムが行う通信方法であって、
前記通信端末が送信するデータの欠損率を検出するステップと、
前記1つ以上の情報処理システムが、前記欠損率が閾値以上の前記通信端末がある場合、少なくとも前記欠損率が閾値以上でない前記通信端末に、前記データの欠損に関する情報を送信するステップと、
前記欠損率が閾値以上でない前記通信端末が、前記データの欠損に関する情報を出力するステップと、
を有することを特徴とする通信方法。 - 1つ以上の情報処理システムを介して他の通信端末と通信する通信端末に、
前記通信端末が送信するデータの欠損率が閾値以上の前記通信端末がある場合、前記1つ以上の情報処理システムから前記データの欠損に関する情報を受信するステップと、
前記データの欠損に関する情報を出力するステップと、を実行させるためのプログラム。
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