JP2021071326A - 信号処理システム、及びセンサシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 電波センサ信号から振動成分を減衰させて、物体の状態の検出精度を向上させることができる信号処理システム、及びセンサシステムを提供する。【解決手段】 信号処理システム3は、第1受信部31と、第2受信部32と、信号処理部33と、を備える。第1受信部31は、物体9で反射された電波を受信する電波センサ1から電波センサ信号Y1を受け取る。第2受信部32は、振動センサ2から電波センサ1及び物体9の少なくとも一方の振動に応じた振動センサ信号Y2を受け取る。信号処理部33は、電波センサ信号Y1及び振動センサ信号Y2に基づいて、物体9の状態に関する情報を検出する。【選択図】図1

Description

本開示は、信号処理システム、及びセンサシステムに関する。
特許文献1には、車両の運転座席、助手席、及び後部座席の乗員検知を行うと共に、運転座席等においては、乗員検知だけでなく、生体情報も取得する乗員状態検知システムが開示されている。
乗員状態検知システムでは、車両内に取り付けられた電波センサが、電波を送信し、その反射波を受信して、反射物からの距離を検出する。乗員状態検知システムは、経時的に検出した反射物からの距離から、検知した距離が変動しているかどうかを距離変動を算出することで確認する。その結果、距離変動がないもしくは距離変動が一定検知の値以下であれば、車両内に人(乗員)がいないと判断する。また、距離が変動しているもしくは、距離変動が一定値以上であれば、車両内に人が存在すると判断する。
特開2018−202921号公報
上述のように、電波センサ信号(電波センサのセンサ信号)に基づいて物体に関する情報を検出する信号処理システムがある。しかしながら、電波センサの振動、又は人などの物体の振動が生じると、電波センサが出力する電波センサ信号には、振動に起因する振動成分が含まれてしまう。振動成分が電波センサ信号に含まれると、信号処理システムの検出精度が低下する可能性がある。
本開示の目的は、電波センサ信号から振動成分を減衰させて、物体の状態の検出精度を向上させることができる信号処理システム、及びセンサシステムを提供することである。
本開示の一態様に係る信号処理システムは、第1受信部と、第2受信部と、信号処理部と、を備える。前記第1受信部は、物体で反射された電波を受信する少なくとも1つの電波センサから電波センサ信号を受け取る。前記第2受信部は、少なくとも1つの振動センサから前記電波センサ及び前記物体の少なくとも一方の振動に応じた振動センサ信号を受け取る。前記信号処理部は、前記電波センサ信号及び前記振動センサ信号に基づいて、前記物体の状態に関する情報を検出する。
本開示の一態様に係るセンサシステムは、上述の信号処理システムと、前記少なくとも1つの電波センサと、前記少なくとも1つの振動センサと、を備える。
以上説明したように、本開示は、電波センサ信号から振動成分を減衰させて、物体の状態の検出精度を向上させることができるという効果がある。
実施形態における信号処理システムを備えるセンサシステムを示すブロック図である。 同上の適応フィルタを示すブロック図である。 同上の第1、第2変形例のセンサシステムを示すブロック図である。 同上の第1変形例の複数の電波センサの配置を示す概略図である。 同上の第1応用例のセンサシステムの一部を示す概略図である。 同上の第2応用例のセンサシステムの一部を示す概略図である。 同上の第3応用例のセンサシステムの一部を示す概略図である。
本実施形態は、一般に、信号処理システム、及びセンサシステムに関する。より詳細には、本開示は、電波センサを用いて物体に関する情報を検出する信号処理システム、及びセンサシステムに関する。
以下では、本実施形態の信号処理システムを備えるセンサシステムについて図1及び図2に基づいて説明する。
センサシステムA1は、電波センサ1、振動センサ2、及び信号処理システム3を備える。本実施形態の信号処理システム3は、信号処理装置3Aで構成される。
電波センサ1は、検出エリア内に電波を送信し、検出エリア内の物体9で反射された電波を受信して、物体9の状態に応じた電波センサ信号Y1として電波センサ信号Y10を出力する。物体9の状態は、物体9の有無、移動速度、位置、又は動きなどである。物体9が人であれば、物体9の状態は、例えば人の存在、移動速度、位置、又は生体情報(呼吸、心拍、脈拍など)などである。
本実施形態では、電波センサ1として、ドップラセンサを用いる。ドップラセンサは、所定周波数の電波を送信波として検出エリアに向けて送信して、検出エリア内の物体9で反射された電波を受信波として受信し、送信波と受信波との周波数の差分に相当するドップラ周波数の電波センサ信号Y10を出力する。送信波を反射した物体9が移動又は動いていれば、ドップラ効果によって受信波の周波数が物体9の速度に応じてシフトする。したがって、電波センサ信号Y10に基づいて、物体9の速度を求めることができる。物体9の速度は、例えば物体9の移動速度だけでなく、物体9の一部の動きの速度も含まれる。例えば、物体9が人であれば、物体9の速度を求めることで、人の移動速度だけでなく、人の動きとして人の呼吸、心拍、又は脈拍などの生体情報を得ることができる。なお、本実施形態の電波センサ信号Y10は、アナログの時間信号である。
具体的に、電波センサ1は、送信波を検出エリアに向けて送信する送信機と、受信波を受信する受信機と、送信波と受信波との周波数の差分に相当する周波数の電波センサ信号Y10を出力するミキサとを備えている。送信機は、送信用のアンテナを備えている。また、受信機は、受信用のアンテナを備えている。送信波は、例えば、所定周波数が24.15GHzのミリ波である。なお、送信波は、ミリ波に限らず、マイクロ波でもよく、送信波の周波数は、特定の値に限定されるものではない。
振動センサ2は、電波センサ1及び物体9の少なくとも一方の振動を検出し、検出した振動に応じた振動センサ信号Y2として振動センサ信号Y20を出力する。すなわち、振動センサ2は、電波センサ2自体の振動、物体9の外乱振動による揺動、及び物体9の周辺の振動などの少なくとも1つを検出する。振動センサ2の第1設置例として、振動センサ2は、電波センサ1の筐体に取り付けられる。この場合、振動センサ2は、電波センサ1の振動を検出する。振動センサ2の第2設置例として、振動センサ2は、物体9の周囲の壁面に取り付けられる。この場合、振動センサ2は、物体9の振動を間接的に検出する。振動センサ2の第3設置例として、振動センサ2は、物体9に取り付けられる。この場合、振動センサ2は、物体9の振動を直接的に検出する。なお、本実施形態の振動センサ信号Y20は、アナログの時間信号である。
本実施形態では、振動センサ2として、3軸の加速度センサを用いる。3軸の加速度センサは、振動センサ2に固定の互いに直交する3軸のそれぞれについて振動による加速度を検出し、3軸の各加速度を表す振動センサ信号Y20を出力する。振動センサ信号Y20は、振動の周波数及び振幅などの情報を含む。
電波センサ信号Y1には、物体9の状態を反映した信号成分(以降、物体成分と称す)だけでなく、電波センサ1の検出エリアで生じる振動によって時々刻々と変動する信号成分(以降、振動成分と称す)が含まれる。電波センサ1の検出エリアで生じる振動には、電波センサ1の振動、物体9の振動、及び物体9の周囲の構造物(壁、塀など)の振動などが含まれる。電波センサ信号Y1に振動成分が含まれると、この電波センサ信号Y1を用いて物体9の状態を検出し難くなる。特に、物体9の状態として人の生体情報を検出する場合、電波センサ信号Y1に含まれる生体情報の信号強度は比較的低いので、電波センサ信号Y1から振動成分を減衰させることは重要である。
そこで、信号処理装置3Aは、電波センサ1から出力される電波センサ信号Y1、及び振動センサ2から出力される振動センサ信号Y2に信号処理を施すことで、電波センサ信号Y1から振動成分を減衰させる。信号処理装置3Aは、図1に示すように、第1受信部31、第2受信部32、信号処理部33、及び通信部34を有する。
第1受信部31は、電波センサ信号Y10を電波センサ1から受け取るインタフェース機能を有する。さらに、第1受信部31は、電波センサ信号Y10を増幅する増幅機能、及びデジタル信号に変換するAD変換機能を有しており、増幅されたデジタルの電波センサ信号Y11を電波センサ信号Y1として信号処理部33に引き渡す。電波センサ信号Y11は、電波センサ信号Y10に増幅処理及びAD変換処理を施した信号であり、実質的に同じ信号である。したがって、電波センサ信号Y10及び電波センサ信号Y11はともに電波センサ信号Y1とみなすことができる。
第2受信部32は、振動センサ信号Y20を振動センサ2から受け取るインタフェース機能を有する。さらに、第2受信部32は、振動センサ信号Y20を増幅する増幅機能、及びデジタル信号に変換するAD変換機能を有しており、増幅されたデジタルの振動センサ信号Y21を振動センサ信号Y2として信号処理部33に引き渡す。振動センサ信号Y21は、振動センサ信号Y20に増幅処理及びAD変換処理を施した信号であり、実質的に同じ信号である。したがって、振動センサ信号Y20及び振動センサ信号Y21はともに振動センサ信号Y2とみなすことができる。
信号処理部33は、適応フィルタ331、及び認識部332を有する。
適応フィルタ331は、適応アルゴリズム(最適化アルゴリズム)に従ってフィルタ係数Wo(伝達関数)を自己適応させる適応フィルタ(Adaptive filter using FastFourier Transform)であり、デジタルフィルタにより実現することができる。本実施形態の適応フィルタ331は、高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)を利用して適応アルゴリズムを実行する。具体的に、適応フィルタ331は、デジタルの電波センサ信号Y11、及びデジタルの振動センサ信号Y21に、FFTをそれぞれ施すことで、電波センサ信号Y11及び振動センサ信号Y21を周波数領域の信号にそれぞれ変換する。さらに、適応フィルタ331は、適応アルゴリズムとして、周波数領域においてLMS(Least Mean Square)アルゴリズムを実行する。すなわち、適応フィルタ331は、FFTを利用したLMSアルゴリズムを実行する適応フィルタである。
適応フィルタ331は、図2に示すように、フィルタ33a、減算器33b、及び適応処理部33cを有する。適応フィルタ331は、振動センサ信号Y21に基づいて振動成分を減衰させるフィルタリング処理を電波センサ信号Y11に施すことで、フィルタリング信号Y4を生成する。
フィルタ33aは、適応処理部33cによってフィルタ係数Woを可変自在に設定される。フィルタ33aは、振動センサ信号Y21にフィルタ係数Woを畳み込むことで、振動推定信号Y3を生成する。振動推定信号Y3は、電波センサ信号Y11に含まれる振動成分の推定結果に相当する。減算器33bは、電波センサ信号Y11と振動推定信号Y3との差分である誤差信号をフィルタリング信号Y4として生成する。電波センサ信号Y11には、物体成分及び振動成分が含まれている。振動推定信号Y3が振動成分を主に含む信号であれば、フィルタリング信号Y4は、電波センサ信号Y11から振動成分を減衰させた信号になる。そこで、適応処理部33cは、振動センサ信号Y21とフィルタリング信号Y4との相関が最小になるように、フィルタ係数Woを設定する。この結果、フィルタリング信号Y4は、電波センサ信号Y11から不要な振動成分を減衰させた信号となり、物体成分を主に含む信号になる。電波センサ信号Y11は実質的に電波センサ信号Y1であることから、フィルタリング信号Y4は、電波センサ信号Y1から不要な振動成分を減衰させた信号になる。
認識部332は、フィルタリング信号Y4から物体9の状態に関する情報を検出する認識処理を行う。認識部332による認識処理は、例えば、主成分分析によるパターン認識処理、KL変換によるパターン認識処理、重回帰分析を用いて導出した振幅強度の成分比による認識処理、ニューラルネットワークによる認識処理、又はディープラーニングを利用した認識処理等のアルゴリズムが用いられる。フィルタリング信号Y4では振動成分が減衰し、物体成分が支配的になっているので、認識部332は、フィルタリング信号Y4に基づいて、物体9の状態に関する情報を精度よく検出できる。すなわち、信号処理システム3(信号処理装置3A)は、電波センサ信号Y1から振動成分を減衰させて、物体9の状態の検出精度を向上させることができる。
通信部34は、認識部332の検出結果をデータ解析システム4へ送信する。通信部34とデータ解析システム4との間の通信は、通信線を介した有線通信、又は無線信号を用いた無線通信によって行われる。有線通信は、例えばツイストペアケーブル、専用通信線、またはLAN(Local Area Network)ケーブルなどを介した有線通信である。無線通信は、例えばWi-Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)又は免許を必要としない小電力無線(特定小電力無線)等の規格に準拠した無線通信、あるいは赤外線通信などの無線通信である。
上述の信号処理システム3又は信号処理部33は、コンピュータシステムを備えることが好ましい。コンピュータシステムは、ハードウェアとしてのプロセッサ及びメモリを主構成とする。コンピュータシステムのメモリに記録されたプログラムをプロセッサが実行することによって、本開示における信号処理システム3又は信号処理部33としての機能の少なくとも一部が実現される。プログラムは、コンピュータシステムのメモリにあらかじめ記録されてもよく、電気通信回線を通じて提供されてもよく、コンピュータシステムで読み取り可能なメモリカード、光学ディスク、ハードディスクドライブ等の非一時的記録媒体に記録されて提供されてもよい。コンピュータシステムのプロセッサは、半導体集積回路(IC)又は大規模集積回路(LSI)を含む一ないし複数の電子回路で構成される。ここでいうIC又はLSI等の集積回路は、集積の度合いによって呼び方が異なっており、システムLSI、VLSI(Very Large Scale Integration)、又はULSI(Ultra Large ScaleIntegration)と呼ばれる集積回路を含む。さらに、LSIの製造後にプログラムされる、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、又はLSI内部の接合関係の再構成若しくはLSI内部の回路区画の再構成が可能な論理デバイスについても、プロセッサとして採用することができる。複数の電子回路は、1つのチップに集約されていてもよいし、複数のチップに分散して設けられていてもよい。複数のチップは、1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に分散して設けられていてもよい。ここでいうコンピュータシステムは、一つ以上のプロセッサ及び一つ以上のメモリを有するマイクロコントローラを含む。したがって、マイクロコントローラについても、半導体集積回路又は大規模集積回路を含む一ないし複数の電子回路で構成される。
また、コンピュータシステムは、1又は複数のコンピュータで構成されるシステムであってもよい。例えば、信号処理部33の機能は、クラウド(クラウドコンピューティング)によって実現されてもよい。
データ解析システム4は、パーソナルコンピュータ、専用端末、スマートフォン、タブレット端末、又は車両の警報システムなどであり、認識部332の検出結果に基づいた通知動作、又は警報動作などを行う。
(第1変形例)
センサシステムA1は、図3に示すように、複数(図3では2つ)の電波センサ1を備えてもよい。この場合、第1受信部31は、2つの電波センサ1の電波センサ信号Y10a、Y10bに少なくとも増幅処理及びAD変換処理をそれぞれ施し、デジタルの電波センサ信号Y11a、Y11bを出力する。
図4に示すように、複数の電波センサ1として3つの電波センサ11、12、13が近接して配置されている場合、電波センサ11、12、13のそれぞれと物体9との間の各距離D1、D2、D3は、以下のように設定されることが好ましい。具体的に、電波センサ11、12、13のそれぞれが同一周波数の送信波を送信し、送信波の周期をλ、自然数をnとすると、距離D1、D2、D3は、(n+1)λ/4より長く、(n+1)λ/2より短い範囲内で互いに異なる値に設定される。距離D1、D2、D3を上述のように設定することで、電波の定在波の影響を回避しやすくなる。例えば、定在波には電界強度の低い領域であるヌル点が存在し、ヌル点では物体9を検出し難くなる。しかしながら、本変形例では、距離D1、D2、D3を上述のように設定することで、3つの電波センサ11、12、13のいずれかの電波センサのヌル点に物体9が存在したとしても、他の電波センサによって物体9を検出できる。この結果、信号処理システム3(信号処理装置3A)は、物体9の状態の検出精度を更に向上させることができる。
(第2変形例)
センサシステムA1は、図3に示すように、複数(図3では2つ)の振動センサ2を備えてもよい。この場合、第2受信部32は、2つの振動センサ2のそれぞれの振動センサ信号Y20a、Y20bの二乗平均平方根(RMS:Root Mean Square)を振動センサ信号Y21とする。この場合、振動センサ2の数は1つでもよく、勿論2つ以上であってもよい。
(第1応用例)
図5は車両C1内に設置されたセンサシステムA1の一部を示す。図5では、運転座席81に存在する運転者91が物体9に相当する。本応用例のセンサシステムA1は、1つの電波センサ1を備える。更に、本応用例のセンサシステムA1は、2つの振動センサ2として、振動センサ21、22を備える。電波センサ1、及び振動センサ21は、運転座席81の背もたれ811に取り付けられる。振動センサ22は、運転座席81の前方のダッシュボード8aに取り付けられる。
電波センサ1は、運転者91の後方から送信波を発する。振動センサ21は、電波センサ1の振動を検出する。振動センサ22は、走行中又はエンジン駆動中などの車両C1の振動を検出する。例えば、第2受信部32は、2つの振動センサ21、22のそれぞれの振動センサ信号の二乗平均平方根を振動センサ信号Y21とする。
そして、信号処理装置3Aは、例えばダッシュボード8a内に取り付けられ、認識部332は、運転者91の呼吸、心拍、又は脈拍などの生体情報を検出する。この場合、データ解析システム4は、車両C1に搭載され(例えばダッシュボード8a内)、運転者監視システムとして機能する。データ解析システム4は、信号処理装置3Aの検出結果に基づいて、運転者91の状態を監視する。データ解析システム4は、運転者91の状態が運転に適さない状態であると判定すれば、車両C1内に警報を発する。データ解析システム4は、例えば車両C1のECU(Electronic Control Unit)を含んで構成される。
また、電波センサ1は、ダッシュボード8a内に取り付けられてもよい。この場合、電波センサ1は、運転者91の前方から送信波を発する。振動センサ21は、走行中又はエンジン駆動中などの車両C1の振動を検出する。振動センサ22は、電波センサ1の振動を検出する。
また、振動センサ2として、振動センサ21、22のいずれか一方のみを備えてもよい。
(第2応用例)
図6は車両C1内に設置されたセンサシステムA1の一部を示す。図64では、後部座席82に存在する乗員92が物体9に相当する。電波センサ1は、車両C1内の天井83に取り付けられており、後部座席82に向かって送信波を発する。振動センサ2は、後部座席82の背もたれ821又は座面822(図6では背もたれ821)に取り付けられ、走行中又はエンジン駆動中などの車両C1の振動を検出する。そして、信号処理装置3A(図5参照)は、乗員92の存在及び位置の少なくとも一方を検出する。この場合、データ解析システム4(図5参照)は、車両C1に搭載され、乗員92のシートベルトの装着状態を監視するシートベルトリマインダなどとして機能する。データ解析システム4は、信号処理装置3Aの検出結果に基づいて、後部座席82に存在する乗員92のシートベルトの着用状態を監視する。データ解析システム4は、乗員92がシートベルトを着用していなければ、車両C1内に警報を発する。データ解析システム4は、例えば車両C1のECU(Electronic Control Unit)を含んで構成される。
また、電波センサ1は、後部座席82の背もたれ821又は座面822に取り付けられてもよい。この場合、電波センサ1は、運転者91の後方又は下方から送信波を発する。
また、複数の振動センサ2を備えてもよい。
(第3応用例)
図7は、工場、事務所、また店舗などの建造物B1に設置されたセンサシステムA1の一部を示す。図7では、建造物B1内に存在する人93が物体9に相当する。電波センサ1は、建造物B1の天井85からワイヤ7で吊り下げられており、下方に向かって送信波を発する。振動センサ2は、電波センサ1を収容する筐体10に取り付けられ、電波センサ1の振動を検出する。電波センサ1の振動は、例えば風、又は工作機械の動作などによって生じる。そして、信号処理装置3Aは、建造物B1内の人93の存在及び位置の少なくとも一方を検出する。この場合、データ解析システム4は、建造物B1のセキュリティを管理する警備システムとして機能する。データ解析システム4は、建造物B1内の人93が不審者であると判定すれば、建造物B1内に警報を発し、警備会社に異常を通知する。
(第3変形例)
信号処理部33は、動作モードとして、検出モードと確認モードとを切り替え可能に構成されていることが好ましい。この場合、信号処理部33は、通常、動作モードを検出モードとし、間欠的に動作モードを確認モードとする。動作モードを確認モードとするタイミングは、周期的、又は特定のイベント(ユーザの操作、振動の大きさが所定値を上回る、など)が発生したタイミングである。
信号処理部33は、検出モードでは上述の実施形態と同様に、電波センサ信号Y11及び振動センサ信号Y21に基づいて、物体9の状態に関する情報を検出する。
信号処理部33は、確認モードでは、現在のフィルタ係数Woが適切であるか否かを判定する。具体的に確認モードでは、信号処理部33は、電波センサ信号Y11を用いずに(電波センサ信号Y11を疑似的に無入力状態とし)、振動センサ信号Y21のみを用いてフィルタリング信号Y4が最小値になるか否かを判定する。信号処理部33は、フィルタリング信号Y4の大きさが閾値以下になれば、現在のフィルタ係数Woが適切であると判定する。信号処理部33は、フィルタリング信号Y4の大きさが閾値を上回れば、現在のフィルタ係数Woが適切でないと判定する。
信号処理部33は、現在のフィルタ係数Woが適切でないと判定すると、LMSアルゴリズムの更新ステップなどのパラメータを変更して、動作モードを検出モードに切り替える。信号処理部33は、現在のフィルタ係数Woが適切であると判定すると、LMSアルゴリズムのパラメータを変更することなく、動作モードを検出モードに切り替える。
(第4変形例)
電波センサ1は、FMCW(Frequency Modulated Continuous Wave)方式の電波センサで構成されてもよい。FMCW方式の電波センサ1は、送信波の周波数を上昇させた後に下降させるスイープ処理を繰り返す。電波センサ1は、送信波の周波数と受信波の周波数との差分に相当するビート周波数のビート信号を生成して、このビート信号を電波センサ信号Y10として出力する。信号処理システム3は、電波センサ信号Y10のビート周波数に基づいて、電波センサ1から物体9までの距離を求めることができる。
FMCW方式は、本来、対象物までの距離を測定するために用いられるが、信号処理システム3は、送信波および受信波の位相成分を分析することによって、物体9の速度を求めることもできる。
また、物体9が動いている場合には、ドップラ効果によって受信波の周波数が物体9の速度に応じてシフトする。したがって、信号処理システム3は、電波センサ1にドップラセンサを用いたときと同様に、電波センサ信号Y1に基づいて物体9の速度を求めることもできる。
上述のように、信号処理システム3は、電波センサ信号Y1に基づいて、電波センサ1から物体9までの距離、及び物体9の速度を求めることができる。このことは、認識部332がフィルタリング信号Y4に基づいて電波センサ1から物体9までの距離、及び物体9の速度を求めることができる、ことを意味する。したがって、信号処理システム3は、物体9の速度だけでなく、物体9までの距離も求めることができるので、物体9の状態の検出精度が更に向上し、検出対象を増やすことができる。
また、電波センサ1は、上述のドップラ方式、及びFMCW方式以外の電波センサであってもよい。例えば、電波センサ1は、2周波FSK(Frequency shift keying)方式の電波センサであってもよい。
また、電波センサ1は、複数の送信用アンテナ及び複数の受信用アンテナを有するMIMO(Multiple Input Multiple Output)方式の電波センサであってもよい。
(第5変形例)
振動センサ2は、3軸のジャイロセンサであってもよい。3軸のジャイロセンサは、互いに直交する3軸のそれぞれについて振動による角速度を検出し、3軸の各角速度を表す振動センサ信号Y20を出力する。
また、第2受信部32は、3軸の各加速度又は3軸の各角速度を表す振動センサ信号Y20に基づいて、振動のヨー、ロール、及びピッチの少なくとも一つを表す振動センサ信号Y21を生成する機能を更に有していてもよい。ヨー、ロール、及びピッチは、例えば電波センサ1又は物体9に固定された3軸の座標系で表される。
また、適応フィルタ331は、離散コサイン変換(Discrete Cosine Transform:DCT)を利用したLMSアルゴリズムを実行する適応フィルタであってもよい。この場合、適応フィルタ331は、デジタルの電波センサ信号Y11、及び振動センサ信号Y21に、DCTをそれぞれ施すことで、電波センサ信号Y11、及び振動センサ信号Y21を周波数領域の信号にそれぞれ変換する。さらに、適応フィルタ331は、適応アルゴリズムとして、周波数領域においてLMSアルゴリズムを実行する。
また、適応フィルタ331は、ラティスフィルタの機能を更に有していてもよい。この場合、ラティスフィルタによって、信号の直交化に際して各次元の信号の無相関化を図ることができる。この結果、認識部332が例えば主成分分析によるパターン認識処理を行う場合には、各主成分の無相関化を図ることができ、有効である。
また、信号処理部33は、周波数領域において、電波センサ信号Y11及び振動センサ信号Y21のそれぞれを複数のサブバンド毎の成分に分割し、サブバンド毎に平滑処理を行ってもよい。また、信号処理部33は、周波数領域において、フィルタリング信号Y4を複数のサブバンド毎の成分に分割し、サブバンド毎に平滑処理を行うことが好ましい。平滑処理は、加算平均、重み付き平均、又はメジアン平均等の平均化処理によって実現される。さらに、信号処理部33は、上述の平滑処理を施された信号に対して、欠損値の推定処理、及び特異値を除外する特異値除外処理を施すことが好ましい。
また、信号処理部33は、サーバに設けられてもよい。この場合、電波センサ信号Y11、及び振動センサ信号Y21は、インターネットなどのネットワーク経由でサーバに送信され、信号処理部33が電波センサ信号Y11、及び振動センサ信号Y21を受け取る。信号処理部33の検出結果は、ネットワーク経由でデータ解析システム4へ送信される。
なお、上述の実施形態、各応用例、及び各変形例は、適宜組み合わせることができる。
(まとめ)
上述の実施形態に係る第1の態様の信号処理システム(3)は、第1受信部(31)と、第2受信部(32)と、信号処理部(33)と、を備える。第1受信部(31)は、物体(9)で反射された電波を受信する少なくとも1つの電波センサ(1)から電波センサ信号(Y1)を受け取る。第2受信部(32)は、少なくとも1つの振動センサ(2)から電波センサ(1)及び物体(9)の少なくとも一方の振動に応じた振動センサ信号(Y2)を受け取る。信号処理部(33)は、電波センサ信号(Y1)及び振動センサ信号(Y2)に基づいて、物体(9)の状態に関する情報を検出する。
上述の信号処理システム(3)は、電波センサ信号(Y1)から振動成分を減衰させて、物体(9)の状態の検出精度を向上させることができる。
上述の実施形態に係る第2の態様の信号処理システム(3)では、第1の態様において、信号処理部(33)は、適応フィルタ(331)と、認識部(332)と、を有することが好ましい。適応フィルタ(331)は、振動センサ信号(Y2)に基づいて振動の信号成分を減衰させるフィルタリング処理を電波センサ信号(Y1)に施すことで、フィルタリング信号(Y4)を生成する。認識部(332)は、フィルタリング信号(Y4)から物体(9)の状態に関する情報を検出する。
上述の信号処理システム(3)は、適応フィルタ(331)を用いて、電波センサ信号(Y1)から振動成分を減衰させて、物体(9)の状態の検出精度を向上させることができる。
上述の実施形態に係る第3の態様の信号処理システム(3)では、第2の態様において、適応フィルタ(331)は、フィルタリング処理を周波数領域で実行することが好ましい。
上述の信号処理システム(3)は、電波センサ信号(Y1)から振動成分を減衰させて、物体(9)の状態の検出精度を向上させることができる。
上述の実施形態に係る第4の態様の信号処理システム(3)では、第3の態様において、適応フィルタ(331)は、高速フーリエ変換を利用したLMSアルゴリズムを実行する適応フィルタであることが好ましい。
上述の信号処理システム(3)は、電波センサ信号(Y1)から振動成分を精度よく減衰させることができる。
上述の実施形態に係る第5の態様の信号処理システム(3)では、第1乃至第4の態様のいずれか1つにおいて、振動センサ信号(Y2)は、3軸の加速度を表す信号、又は3軸の角速度を表す信号であることが好ましい。
上述の信号処理システム(3)は、振動センサ(2)として、加速度センサ又はジャイロセンサを用いることができる。
上述の実施形態に係る第6の態様の信号処理システム(3)では、第5の態様において、信号処理部(33)は、振動センサ信号(Y2)に基づいて、振動のヨー、ロール、及びピッチの少なくとも1つを求めることが好ましい。
上述の信号処理システム(3)は、振動のヨー、ロール、及びピッチの少なくとも1つに基づいて、振動を推定することができる。
上述の実施形態に係る第7の態様の信号処理システム(3)では、第1乃至第6の態様のいずれか1つにおいて、物体(9)は人であり、信号処理部(33)は、物体(9)に関する情報として、人の生体情報を検出することが好ましい。
上述の信号処理システム(3)は、人の呼吸、心拍、又は脈拍などの生体情報を精度よく検出できる。
上述の実施形態に係る第8の態様の信号処理システム(3)では、第1乃至第6の態様のいずれか1つにおいて、物体(9)は人であり、信号処理部(33)は、物体(9)に関する情報として、人の存在、及び人の位置の少なくとも一方を検出することが好ましい。
上述の信号処理システム(3)は、人の存在、位置などを精度よく検出できる。
上述の実施形態に係る第9の態様のセンサシステム(A1)は、第1乃至第8の態様のいずれか1つの信号処理システム(3)と、少なくとも1つの電波センサ(1)と、少なくとも1つの振動センサ(2)と、を備える。
上述のセンサシステム(A1)は、電波センサ信号(Y1)から振動成分を減衰させて、物体(9)の状態の検出精度を向上させることができる。
上述の実施形態に係る第10の態様のセンサシステム(A1)では、第9の態様において、電波センサ(1)を複数備えることが好ましい。
上述のセンサシステム(A1)は、複数の物体(9)の状態の検出精度を向上させることができる。
上述の実施形態に係る第11の態様のセンサシステム(A1)では、第10の態様において、電波の周期をλ、自然数をnとすると、複数の電波センサ(1)のそれぞれと物体(9)との間の各距離は、(n+1)λ/4より長く、(n+1)λ/2より短い範囲内で互いに異なる値になることが好ましい。
上述のセンサシステム(A1)は、電波の定在波の影響を回避しやすくなる。この結果、信号処理システム(3)は、物体(9)の状態の検出精度を更に向上させることができる。
上述の実施形態に係る第12の態様のセンサシステム(A1)では、第9乃至第11の態様のいずれか1つにおいて、少なくとも1つの振動センサ(2)は、少なくとも1つの電波センサ(1)の筐体に設置されることが好ましい。
上述のセンサシステム(A1)は、電波センサ信号(Y1)から電波センサ(1)の振動成分を減衰させて、物体(9)の状態の検出精度を向上させることができる。
上述の実施形態に係る第13の態様のセンサシステム(A1)は、第9乃至第11の態様のいずれか1つにおいて、少なくとも1つの振動センサ(2)は、物体(9)の周辺に設置されることが好ましい。
上述のセンサシステム(A1)は、電波センサ信号(Y1)から物体(9)の振動成分を減衰させて、物体(9)の状態の検出精度を向上させることができる。
1 電波センサ
2 振動センサ
3 信号処理システム
31 第1受信部
32 第2受信部
33 信号処理部
331 適応フィルタ
332 認識部
9 物体
A1 センサシステム
Y1 電波センサ信号
Y2 振動センサ信号
Y4 フィルタリング信号

Claims (13)

  1. 物体で反射された電波を受信する少なくとも1つの電波センサから電波センサ信号を受け取る第1受信部と、
    少なくとも1つの振動センサから前記電波センサ及び前記物体の少なくとも一方の振動に応じた振動センサ信号を受け取る第2受信部と、
    前記電波センサ信号及び前記振動センサ信号に基づいて、前記物体の状態に関する情報を検出する信号処理部と、を備える
    信号処理システム。
  2. 前記信号処理部は、
    前記振動センサ信号に基づいて前記振動の信号成分を減衰させるフィルタリング処理を前記電波センサ信号に施すことで、フィルタリング信号を生成する適応フィルタと、
    前記フィルタリング信号から前記物体の状態に関する情報を検出する認識部と、を有する
    請求項1の信号処理システム。
  3. 前記適応フィルタは、前記フィルタリング処理を周波数領域で実行する
    請求項2の信号処理システム。
  4. 前記適応フィルタは、高速フーリエ変換を利用したLMSアルゴリズムを実行する適応フィルタである
    請求項3の信号処理システム。
  5. 前記振動センサ信号は、3軸の加速度を表す信号、又は3軸の角速度を表す信号である
    請求項1乃至4のいずれか1つの信号処理システム。
  6. 前記信号処理部は、前記振動センサ信号に基づいて、前記振動のヨー、ロール、及びピッチの少なくとも1つを求める
    請求項5の信号処理システム。
  7. 前記物体は人であり、
    前記信号処理部は、前記物体に関する情報として、前記人の生体情報を検出する
    請求項1乃至6のいずれか1つの信号処理システム。
  8. 前記物体は人であり、
    前記信号処理部は、前記物体に関する情報として、前記人の存在、及び前記人の位置の少なくとも一方を検出する
    請求項1乃至6のいずれか1つの信号処理システム。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1つの信号処理システムと、
    前記少なくとも1つの電波センサと、
    前記少なくとも1つの振動センサと、を備える
    センサシステム。
  10. 前記電波センサを複数備える
    請求項9のセンサシステム。
  11. 前記電波の周期をλ、自然数をnとすると、
    前記複数の電波センサのそれぞれと前記物体との間の各距離は、(n+1)λ/4より長く、(n+1)λ/2より短い範囲内で互いに異なる値になる
    請求項10のセンサシステム。
  12. 前記少なくとも1つの振動センサは、前記少なくとも1つの電波センサの筐体に設置される
    請求項9乃至11のいずれか1つのセンサシステム。
  13. 前記少なくとも1つの振動センサは、前記物体の周辺に設置される
    請求項9乃至11のいずれか1つのセンサシステム。
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JP2017161367A (ja) * 2016-03-09 2017-09-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 検知装置
WO2018073939A1 (ja) * 2016-10-20 2018-04-26 富士通株式会社 測定プログラム、測定方法及び測定装置

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