JP2021070175A - Tire vulcanization mold - Google Patents
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Abstract
Description
本発明はタイヤ加硫金型に関する。 The present invention relates to a tire vulcanization die.
空気入りタイヤのサイド部には、メーカー名、製造工場、サイズ、製造週、製造年等を表す標識が形成されている。標識は空気入りタイヤのサイド部の表面上に凹又は凸として形成されている。 Signs indicating the manufacturer name, manufacturing factory, size, manufacturing week, manufacturing year, etc. are formed on the side portion of the pneumatic tire. The sign is formed as a concave or convex on the surface of the side portion of the pneumatic tire.
このような標識を形成するために、標識を形成するための凹凸のあるステンシルプレートが、タイヤ加硫金型に設けられている。具体的には、タイヤ加硫金型を構成しているサイドプレート等のタイヤ成型面に凹部が形成され、その凹部内にステンシルプレートが配置されている。特許文献1や特許文献2に記載されているように、ステンシルプレートはネジで凹部内に固定されている。
In order to form such a label, an uneven stencil plate for forming the label is provided on the tire vulcanization die. Specifically, a recess is formed on the tire molding surface of the side plate or the like constituting the tire vulcanization mold, and the stencil plate is arranged in the recess. As described in
ところで、空気入りタイヤのサイド部の標識は頻繁に変更されるため、ステンシルプレートは頻繁に交換される。ステンシルプレートの交換が繰り返されるうちに、サイドプレート等の凹部のネジ穴が変形してしまうことがある。ネジ穴が変形すると、サイドプレート等を交換しなければならなくなる。 By the way, the stencil plate is frequently replaced because the markings on the side of the pneumatic tire are changed frequently. As the stencil plate is repeatedly replaced, the screw holes in the recesses such as the side plate may be deformed. If the screw holes are deformed, the side plates and the like must be replaced.
本発明はこのような実情に鑑みてなされたものであり、ステンシルプレートの交換が繰り返し行われても支障が生じにくいタイヤ加硫金型を提供することを課題とする。 The present invention has been made in view of such circumstances, and an object of the present invention is to provide a tire vulcanization die that does not easily cause a problem even if the stencil plate is repeatedly replaced.
本発明のある態様は、タイヤを成型するタイヤ成型面と、前記タイヤ成型面に対して凹状に形成された取り付け凹部と、表側に標識形成部が形成されたステンシルプレートとが設けられ、前記取り付け凹部に前記ステンシルプレートが配置されたタイヤ加硫金型において、前記取り付け凹部の底面と前記ステンシルプレートとの間に配置されたスペーサと、少なくとも前記ステンシルプレートと前記スペーサとを連結する第1連結部材と、前記スペーサと前記取り付け凹部とを連結する第2連結部材とが設けられたことを特徴とする。 In one aspect of the present invention, a tire molding surface for molding a tire, a mounting recess formed in a concave shape with respect to the tire molding surface, and a stencil plate having a label forming portion formed on the front side are provided, and the mounting is performed. In a tire vulcanization mold in which the stencil plate is arranged in the recess, a spacer arranged between the bottom surface of the mounting recess and the stencil plate, and at least a first connecting member for connecting the stencil plate and the spacer. A second connecting member for connecting the spacer and the mounting recess is provided.
上記のタイヤ加硫金型によれば、ステンシルプレートの交換が繰り返し行われても、サイドプレートの交換が必要になる等の支障が生じにくい。 According to the above-mentioned tire vulcanization die, even if the stencil plate is repeatedly replaced, problems such as the need to replace the side plate are unlikely to occur.
図1に本実施形態のタイヤ加硫金型10を示す。タイヤ加硫金型10は、円周状に並べられた複数のセクター12と、複数のセクター12が形成する円周の軸方向両側に設けられた一対のサイドプレート14と、同じく一対のビードリング16とを備えている。サイドプレート14及びビードリング16は前記軸方向から見て円形である。
FIG. 1 shows the tire vulcanization die 10 of the present embodiment. The tire vulcanization die 10 includes a plurality of
セクター12、サイドプレート14及びビードリング16は、空気入りタイヤ(以下「タイヤ」)を成型するための成型面12a、14a、16aを有する成型部材である。複数のセクター12の成型面12aは主にタイヤのトレッド部を、一対のサイドプレート14の成型面14aは主にタイヤのサイド部を、一対のビードリング16の成型面16aは主にタイヤのビード部を、それぞれ成型する。
The
セクター12の材質は、限定されないが、例えばアルミニウム又はアルミニウム合金(例えばAl−Cu系、Al−Mg系、Al−Mn系、Al−Si系の合金)である。またサイドプレート14及びビードリング16の材質は、限定されないが、例えば、一般構造用圧延鋼材(例えばSS400)等の鋼材である。セクター12、サイドプレート14、ビードリング16は、加硫成型時には、図示しない電気ヒータや高温蒸気により加硫温度(例えば130〜200℃)に熱せられる。
The material of the
図1〜図4に示すように、サイドプレート14にはステンシルプレート30が設けられている。ステンシルプレート30の取り付けのための構造として、サイドプレート14には、成型面14aに対して凹状の取り付け凹部20(図4参照)が形成されている。この取り付け凹部20内にステンシルプレート30とスペーサ40とが設けられている。スペーサ40は、取り付け凹部20の底面21とステンシルプレート30との間に設けられている。
As shown in FIGS. 1 to 4, a
ステンシルプレート30は、タイヤの表面を成型する表面33と、その裏面34(図4参照)とを有する、板状の部材である。ステンシルプレート30の材質は、限定されないが、例えばアルミニウム又はアルミニウム合金である。ステンシルプレート30の厚みt1(図4参照)は例えば0.4〜0.6mmである。図2に示すように、ステンシルプレート30は、表面33側から見ると、サイドプレート14の周方向に沿って湾曲するように延長された細長い形状をしている。
The
ステンシルプレート30の延長方向中央付近の表面33には、標識形成部としての複数の凹部(以下「標識形成凹部31」)が並べて形成されている。これらの標識形成凹部31は、図5に示すようにタイヤTのサイド部に標識Mを形成するための凹部である。標識Mは、文字、記号、図形等が並べられて形成されたもので、全体でメーカー名、製造工場、サイズ、製造週、製造年等の一部又は全部を表すものである。ステンシルプレート30を表面33側から見たとき(つまり図2を見たとき)の複数の標識形成凹部31は、全体として、標識Mが反転した形となっている。
On the
標識形成凹部31はプレス加工によって平坦な板状部材の一部を陥没させる形で形成されている。そのため、ステンシルプレート30の裏面34側には、標識形成凹部31に対応する膨出部32が現れている。標識形成凹部31の深さt2(図4参照)は例えば0.2〜0.8mmであり、膨出部32の膨出の高さは標識形成凹部31の深さと同等である。
The
ステンシルプレート30の延長方向両側には、ステンシルプレート30を貫通するねじ孔35が形成されている。ねじ孔35は、スペーサ40側に向かって徐々に縮径する円形の孔であり、皿ねじの頭部が収まる形をしている。
Screw
スペーサ40は、ステンシルプレート30側から見て、ステンシルプレート30と同じ形の板状の部材である。スペーサ40の材質は、限定されないが、例えばSUS631等のステンレスである。常温すなわち5〜35℃において、スペーサ40の面積(成型面14aに平行な面の面積)は、ステンシルプレート30の面積と同じであっても良いが、ステンシルプレート30の面積より小さくても良い。なお図3には、スペーサ40の面積がステンシルプレート30の面積より小さい例が示されている。
The
スペーサ40の延長方向両側には、ステンシルプレート30側へ凸となった凸部42が形成されている。凸部42のステンシルプレート30側の面は、図3に示すようにステンシルプレート30の裏面34に接している。また、2つの凸部42の間には、凸部42に対して凹となった凹部41が形成されている。また、スペーサ40の裏面(取り付け凹部20の底面21側の面)44は、全体が1つの平面になっており、図3に示すように取り付け凹部20の底面21に接している。スペーサ40の凸部42での厚みt3(図4参照)は例えば1.1〜1.3mmであり、スペーサ40の凹部41での厚みt4(図4参照)は例えば0.5〜0.7mmである。
Convex
凹部41の場所は、ステンシルプレート30の標識形成凹部31の裏側の場所、つまりステンシルプレート30の膨出部32と対向する場所である。また、凹部41の深さはステンシルプレート30の膨出部32の膨出高さ以上となっている。そのためステンシルプレート30の裏面34とスペーサ40の凸部42とが接触した状態において、ステンシルプレート30の膨出部32がスペーサ40の凹部41の中に収まっている。膨出部32と凹部41とは接触していても良いし接触していなくても良い。
The location of the
スペーサ40の延長方向両側には、スペーサ40を貫通する第1ねじ孔45が形成されている。この第1ねじ孔45はスペーサ40の凸部42に形成されている。また、この第1ねじ孔45はステンシルプレート30のねじ孔35と上下方向(ステンシルプレート30の表面33に垂直な方向)に一致する場所に形成されている。さらに、スペーサ40の凹部41の2箇所には、上記の第1ねじ孔45とは別の第2ねじ孔46も設けられている。第2ねじ孔46もスペーサ40を貫通している。
First screw holes 45 penetrating the
スペーサ40は、ステンシルプレート30よりも硬度が高いことが好ましい。また、スペーサ40は、ステンシルプレート30よりも熱膨張率が小さいことが好ましい。上で例示したようにスペーサ40がステンレス製でステンシルプレート30がアルミニウム製であれば、スペーサ40は、ステンシルプレート30よりも硬度が高く熱膨張率が小さいこととなる。
The
図3に示すように、サイドプレート14の取り付け凹部20内には、ステンシルプレート30及びスペーサ40が収まっている。そして、ステンシルプレート30の表面33と、サイドプレート14の成型面14aとが面一となっている。なお取り付け凹部20の深さt5(図4参照)は例えば1.5〜1.9mmである。
As shown in FIG. 3, the
取り付け凹部20は、その底面21に垂直な方向から見て、ステンシルプレート30と同じ形をしている。取り付け凹部20の開口端20a(つまり、ステンシルプレート30が嵌まる位置、換言すればステンシルプレート30の縁と接触する位置)での面積は、限定されないが、例えば常温においてスペーサ40の面積より大きくステンシルプレート30の面積より小さい。
The mounting
この例の面積の関係であれば、作業者が常温において取り付け凹部20にステンシルプレート30を取り付ける際、取り付け凹部20より面積の大きなステンシルプレート30を、取り付け凹部20に、力を入れて押して入れることになる。押し込まれたステンシルプレート30は塑性変形して取り付け凹部20に入ることとなり、ステンシルプレート30と取り付け凹部20の開口端20aとの間に隙間が生じないことになる。
According to the area relationship of this example, when the operator mounts the
なお、取り付け凹部20の開口端20aでの面積が、常温においてステンシルプレート30の面積より大きくても良い。その場合、常温では取り付け凹部20の開口端20aとステンシルプレート30との間に僅かな隙間が生じている。しかし、加硫温度においては、ステンシルプレート30が膨張し、取り付け凹部20の開口端20aでの面積とステンシルプレート30の面積とが同じになる。それにより、常温において生じていたステンシルプレート30と取り付け凹部20の開口端20aとの隙間が、加硫温度において閉じることになる。
The area of the mounting
図4に示すように、取り付け凹部20の延長方向両側の底面21には第1下穴25が形成されている。この第1下穴25は、ステンシルプレート30のねじ孔35及びスペーサ40の第1ねじ孔45と上下方向に一致する場所に形成されている。
As shown in FIG. 4,
さらに、取り付け凹部20の底面21における、上記の2つの第1下穴25の間の場所に、上記の第1下穴25とは別の2つの第2下穴26が形成されている。この第2下穴26は、スペーサ40の第2ねじ孔46と一致する場所に形成されている。
Further, on the
ステンシルプレート30のねじ孔35、スペーサ40の第1ねじ孔45及び取り付け凹部20の第1下穴25には、第1連結部材としての1本の第1ねじ50が通されている。それにより、ステンシルプレート30がスペーサ40に連結され、さらに取り付け凹部20にも連結されている。
One
第1ねじ50は皿ねじであり、その頭部52がステンシルプレート30のねじ孔35に収まり、頭部52の面52aとステンシルプレート30の表面33とが面一となっている。また、第1ねじ50のねじ部53がスペーサ40の第1ねじ孔45及び取り付け凹部20の第1下穴25と螺合している。
The
また、スペーサ40の第2ねじ孔46及び取り付け凹部20の第2下穴26には、第2連結部材としての1本の第2ねじ51が通されている。それにより、スペーサ40が取り付け凹部20に連結されている。
Further, one
以上の構造のタイヤ加硫金型10で空気入りタイヤの加硫成型が行われる際は、図1のようなタイヤ加硫金型10の内部に未加硫タイヤ(不図示)がセットされる。そして、セットされた未加硫タイヤの内側に配置されているブラダー(不図示)が膨張し、未加硫タイヤの表面が金型内面(成型部材の成型面)に押し当てられる。この状態でタイヤ加硫金型10のサイドプレート14等が上記の加硫成型温度に保持され、未加硫タイヤが加硫成型される。
When the pneumatic tire is vulcanized and molded by the tire vulcanizing die 10 having the above structure, an unvulcanized tire (not shown) is set inside the tire vulcanizing die 10 as shown in FIG. .. Then, the bladder (not shown) arranged inside the set unvulcanized tire expands, and the surface of the unvulcanized tire is pressed against the inner surface of the mold (molding surface of the molding member). In this state, the
図5に示すように、加硫成型後のタイヤTには、ステンシルプレート30によって標識Mが形成される。上記のようにステンシルプレート30の標識形成凹部31は凹部であるため、加硫成型後のタイヤTには標識が凸部として形成される。
As shown in FIG. 5, a label M is formed on the tire T after vulcanization molding by the
そして、タイヤの標識を変更するときは、作業者は、第1ねじ50をステンシルプレート30のねじ孔35、スペーサ40の第1ねじ孔45及び取り付け凹部20の第1下穴25から抜き、ステンシルプレート30のみを外す。そして、作業者は、新しいステンシルプレート30を取り付け凹部20内のスペーサ40の上に配置し、第1ねじ50をステンシルプレート30、スペーサ40及び取り付け凹部20に通し、新しいステンシルプレート30を取り付ける。
Then, when changing the tire sign, the operator pulls out the
このとき、作業者はステンシルプレート30を交換するために第2ねじ51を外してスペーサ40を外す必要がない。ただし、ステンシルプレート30の交換を繰り返すうちにスペーサ40が変形してきた場合には、作業者は第2ねじ51を抜いてスペーサ40を外し、新しいスペーサ40に交換する。
At this time, the operator does not need to remove the
以上の実施形態によれば、取り付け凹部20の底面21とステンシルプレート30との間にスペーサ40が挟まれているため、作業者がステンシルプレート30の取り付けの際に第1ねじ50を強く締めても、その力がスペーサ40全体に分散される。そのため、第1ねじ50と取り付け凹部20の第1下穴25との間に大きな力が働きにくく、第1下穴25が変形しにくい。
According to the above embodiment, since the
また、仮に第1下穴25が変形したとしても、スペーサ40の第1ねじ孔45が変形していなければ、作業者はステンシルプレート30をスペーサ40に固定することができ、それによりステンシルプレート30をサイドプレート14に取り付けることができる。
Further, even if the
また、本実施形態によれば、ステンシルプレート30を交換する際にスペーサ40を外す必要がなく、スペーサ40を取り付け凹部20に連結している第2ねじ51を外す必要がないため、取り付け凹部20の第2下穴26が変形しにくい。
Further, according to the present embodiment, it is not necessary to remove the
これらのことから、ステンシルプレート30の交換が繰り返し行われても、サイドプレート14の交換が必要になる等の支障が生じにくい。
For these reasons, even if the
また、ステンシルプレート30の標識形成凹部31が凹部であり、タイヤには標識が凸部として形成されるため、標識の視認性が良い。また、標識を凸部として形成すべきという近年の要求があり、その要求に応えることができる。
Further, since the
また、スペーサ40に、ステンシルプレート30側への凸部42と、凸部42に対する凹部41とが形成され、凸部42が第1ねじ50によるステンシルプレート30との連結部に形成され、凹部41がステンシルプレート30の標識形成凹部31の裏側の場所に形成されている。この構成のため、スペーサ40の凹部41の内側にステンシルプレート30の膨出部32が収まることとなる。そのため、ステンシルプレート30の膨出部32がスペーサ40に押されてステンシルプレート30が浮くことを防ぐことができる。
Further, the
また、スペーサ40の面積がステンシルプレート30の面積より小さいという関係のため、スペーサ40を取り付け凹部20に出し入れすることが容易な上、ステンシルプレート30と取り付け凹部20の開口端20aとの間に隙間が生じにくい。
Further, since the area of the
また、スペーサ40の硬度がステンシルプレート30の硬度より高いという関係のため、スペーサ40が変形しにくく長期の使用に耐えられる上、ステンシルプレート30の取り付け凹部20への取り付け及び取り外しが容易である。
Further, since the hardness of the
また、スペーサ40の熱膨張率がステンシルプレート30の熱膨張率より小さいという関係のため、加硫成型時にステンシルプレート30が膨張してステンシルプレート30が取り付け凹部20の開口端20aと密着でき、また、スペーサ40が熱膨張して取り付け凹部20の内壁に当たり取り付け凹部20を損傷させることを防ぐことができる。
Further, since the coefficient of thermal expansion of the
以上の実施形態は例示であり、発明の範囲は以上の実施形態に限定されない。以上の実施形態に対し、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、様々な変更を行うことができる。以下では複数の変更例について説明するが、上記実施形態に対して、複数の変更例のうちいずれか1つを適用しても良いし、複数の変更例のうちいずれか2つ以上を組み合わせて適用しても良い。 The above embodiments are examples, and the scope of the invention is not limited to the above embodiments. Various changes can be made to the above embodiments without departing from the spirit of the invention. Although a plurality of modification examples will be described below, any one of the plurality of modification examples may be applied to the above embodiment, or any two or more of the plurality of modification examples may be combined. May be applied.
(変更例1)
図6及び図7に示す変更例では、上記実施形態のものと同じステンシルプレート30が使用されているが、スペーサ及び取り付け凹部は上記実施形態と異なる。
(Change example 1)
In the modified examples shown in FIGS. 6 and 7, the
この変更例のスペーサ140では、上記実施形態におけるスペーサ40の第1ねじ孔45の代わりに、図7に示すようにスペーサ40を貫通せず途中で終端しているねじ穴145が形成されている。また、この変更例の取り付け凹部120には、上記実施形態の取り付け凹部20の第1下穴25に相当する穴が存在しない。
In the
そして、スペーサ140が第2ねじ51で取り付け凹部120に連結されている点は上記実施形態と同じだが、本実施形態では第1連結部材としての第1ねじ150がステンシルプレート30とスペーサ140のみを連結している。
The
この変更例では、第1ねじ150がサイドプレート14に達していないので、ステンシルプレート30の交換が頻繁に行われたとしても、そのことがサイドプレート14に影響せず、サイドプレート14が損傷しにくい。
In this modification, since the
(変更例2)
ステンシルプレート30が設けられる成型部材はサイドプレート14に限定されない。例えばビードリング16に上記実施形態と同様に取り付け凹部20、スペーサ40及びステンシルプレート30が設けられても良い。
(Change example 2)
The molding member on which the
(変更例3)
ステンシルプレートの標識形成部は、上記実施形態とは逆に凸部として形成されていても良い。ステンシルプレートの標識形成部が凸部の場合、タイヤのサイド部の標識は凹部として形成される。
(Change example 3)
The sign forming portion of the stencil plate may be formed as a convex portion contrary to the above embodiment. When the marking forming portion of the stencil plate is a convex portion, the marking on the side portion of the tire is formed as a concave portion.
(変更例4)
金型は、上記実施形態のようにセクター12、サイドプレート14及びビードリング16を備えたものに限定されない。例えば、上型及び下型からなり、トレッド部を含むタイヤ外面の全体を上型及び下型の2つの型で成型する金型が知られている。そのような金型において、上記実施形態と同様の構成でステンシルプレートが設けられても良い。
(Change example 4)
The mold is not limited to the one provided with the
(変更例5)
少なくともステンシルプレート30とスペーサ40とを連結する第1連結部材は、これらを連結できるものであれば良く、上記実施形態のようなねじに限定されない。また、スペーサ40と取り付け凹部20とを連結する第2連結部材も、上記実施形態のようなねじに限定されない。
(Change example 5)
At least the first connecting member that connects the
T…タイヤ、M…標識、10…タイヤ加硫金型、12…セクター、12a…成型面、14…サイドプレート、14a…成型面、16…ビードリング、16a…成型面、20…取り付け凹部、20a…開口端、21…底面、25…第1下穴、26…第2下穴、30…ステンシルプレート、31…標識形成凹部、32…膨出部、33…表面、34…裏面、35…ねじ孔、40…スペーサ、41…凹部、42…凸部、44…裏面、45…第1ねじ孔、46…第2ねじ孔、50…第1ねじ、51…第2ねじ、52…頭部、53…ねじ部、120…取り付け凹部、140…スペーサ、145…ねじ穴、150…第1ねじ T ... Tire, M ... Mark, 10 ... Tire sulfide mold, 12 ... Sector, 12a ... Molded surface, 14 ... Side plate, 14a ... Molded surface, 16 ... Bead ring, 16a ... Molded surface, 20 ... Mounting recess, 20a ... Open end, 21 ... Bottom surface, 25 ... First pilot hole, 26 ... Second pilot hole, 30 ... Stencil plate, 31 ... Mark forming recess, 32 ... Swelling part, 33 ... Front surface, 34 ... Back surface, 35 ... Screw holes, 40 ... spacers, 41 ... concaves, 42 ... convex parts, 44 ... backsides, 45 ... first screw holes, 46 ... second screw holes, 50 ... first screws, 51 ... second screws, 52 ... heads , 53 ... Threaded part, 120 ... Mounting recess, 140 ... Spacer, 145 ... Screw hole, 150 ... First screw
Claims (6)
前記取り付け凹部の底面と前記ステンシルプレートとの間に配置されたスペーサと、少なくとも前記ステンシルプレートと前記スペーサとを連結する第1連結部材と、前記スペーサと前記取り付け凹部とを連結する第2連結部材とが設けられたことを特徴とする、タイヤ加硫金型。 A tire molding surface for molding a tire, a mounting recess formed concavely with respect to the tire molding surface, and a stencil plate having a sign forming portion formed on the front side are provided, and the stencil plate is arranged in the mounting recess. In the tire vulcanization mold
A spacer arranged between the bottom surface of the mounting recess and the stencil plate, at least a first connecting member that connects the stencil plate and the spacer, and a second connecting member that connects the spacer and the mounting recess. A tire vulcanization die characterized by being provided with.
前記凸部が、前記第1連結部材による前記ステンシルプレートとの連結部に形成され、
前記凹部が、前記標識形成部の裏側の場所に形成された、
請求項1に記載のタイヤ加硫金型。 The spacer is formed with a convex portion toward the stencil plate side and a concave portion with respect to the convex portion.
The convex portion is formed at the connecting portion with the stencil plate by the first connecting member.
The recess was formed at a location on the back side of the sign forming portion.
The tire vulcanization die according to claim 1.
The tire vulcanization die according to any one of claims 1 to 5, wherein the spacer has a smaller coefficient of thermal expansion than the stencil plate.
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JP2019196600A JP7338102B2 (en) | 2019-10-29 | 2019-10-29 | tire vulcanization mold |
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