JP2021065697A - ベアリングを有する回転可能な外科用器具 - Google Patents

ベアリングを有する回転可能な外科用器具 Download PDF

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Abstract

【課題】回転を容易にし遠位の先端部の横方向への移動を阻止するためのベアリングを有する、可撓性を有する回転可能な外科用器具を提供すること。【解決手段】回転可能な外科用器具100および方法は、外側管状部材106と、外側管状部材106内に少なくとも部分的に収容されておりかつ外側管状部材106に対して回転するように構成されている、内側管状部材200と、を含み、内側管状部材200および外側管状部材106の間には間隙202が形成されている。内側管状部材200に遠位の先端部102が連結されており、これは内側管状部材200と共に回転するように構成されている。ベアリング206は、各々が間隙202内に配置されておりかつ内側管状部材200を取り囲んでおり、外側管状部材106と内側管状部材200の間の分離を維持するように構成されている。間隙202内ではベアリング206のうちの2つの間にスペーサ204が配置されており、このスペーサ204はベアリング206同士の間の間隔を維持するように構成されている。【選択図】図1

Description

本明細書に開示する主題は一般に、回転を容易にし遠位の先端部の横方向への移動を阻止するためのベアリングを有する、可撓性を有する回転可能な外科用器具に関する。
関連出願の相互参照
本願は、2019年10月4日に出願された「ROTATIONAL COUPLER FOR A BURR」と題する米国仮特許出願第62/910,542号、および、2020年3月30日に出願された「ROTATABLE SURGICAL INSTRUMENT WITH BEARING」と題する米国仮出願第63/001,586号の優先権の利益を主張し、これらの内容の全体を本願に引用して援用する。
穿孔、切削などの手術動作を実行するために、回転可能な外科用器具が利用されている。そのような外科用器具には、バーが端部に固止された細長い管状部材が含まれている。バーを高速で回転させて、物質を骨および他の硬い物質まで、これらを含めて切り通す。
添付の図面の各図において、いくつかの実施形態を限定ではなく例として示す。
例示の実施形態における、回転可能な外科用機器の切開図である。 例示の実施形態における、屈曲部における回転可能な外科用器具の細長い部材の詳細切開図である。 例示の実施形態における、遠位の先端部と内側管状部材の間の接合部の詳細切開図である。 例示の実施形態における、間隙内で遠位のベアリングの環状位置を維持するための圧着部の使用の詳細図である。 例示の実施形態における、間隙内で遠位のベアリングの環状位置を維持するための保持器リングの詳細図である。 例示の実施形態における、保持器リングと連携して使用される遠位の先端部の代替の例の詳細図である。
例示の方法およびシステムは、回転を容易にし、遠位の先端部の横方向への移動を阻止するためのベアリングを有する、可撓性を有する回転可能な外科用器具に向けられたものである。そうではないと明示的に述べられていない限り、構成要素および機能は任意選択的なものであって、組み合わせることまたは更に分割することができ、動作は順序が変わってもよく、組み合わせてもよく、または更に分割してもよい。以下の記載では、説明の目的で、例示の実施形態の完全な理解が得られるように、多数の具体的な詳細を明記する。ただし、これらの具体的な詳細がなくても本主題を実施し得ることが、当業者には明らかであろう。
そのような外科用器具は非常に高速で回転し得るので、特定の回転可能な部分を外部の干渉から隔離しこのことにより外科用器具およびこの回転可能な器具の使用者を保護するために、外側管状部材またはシースが利用される場合がある。しかしながら、外側管状部材は、バーまたは他の遠位の先端部が取り付けられる内側管状部材と干渉する可能性がある。このため、内側管状部材および遠位の先端部と外側管状部材との間の分離を維持するために、ベアリングが利用される場合がある。しかしながら、速い回転速度によってベアリングにかなりの力が加わる場合があり、遠位の先端部に対して内側管状部材および外側管状部材に沿って適切に配置されていない場合、ベアリングが遠位の先端部および内側管状部材に対して横方向に移動する可能性がある。このことにより、回転可能な器具のバランスが乱れるおよび/または望まれない摩擦が生じる可能性がある。
また更に、内側管状部材と外側管状部材の間にベアリングなどを導入することにより、器具の曲がる能力が阻止される可能性がある。管状部材同士の間に要素を含めることによって、器具が曲がるときに追加の摩擦が導入される可能性があり、一方、実際に曲がりが生じると、ベアリングが互いに対しておよび遠位の先端部に対して環状の関係性で移動される可能性があり、このことは内側管状部材と外側管状部材の間の摩擦を誘起する可能性がある。
内側管状部材と外側管状部材の間に配置した複数のベアリングを組み込んだ、回転可能な外科用器具が開発されている。隣り合うベアリングの間には、ベアリング同士の間の最小間隔または環状配置を維持するための、1つ以上のスペーサが配置されている。ベアリングを内側管状部材の長さに沿って維持するために、例えば、内側管状部材または遠位の先端部のうちの1つ以上に保持器リングを固定して、遠位のベアリングを遠位の先端部に対して固定することができる。
図1は、例示の実施形態における、回転可能な外科用器具100の切開図である。回転可能な外科用器具100は、遠位の先端部102を含む。図示した例では、遠位の先端部102はバー103を含む。様々な代替の例では、遠位の先端部102は、それ自体がバーであるか、または、回転するように構成されている代替の外科用デバイスである、もしくはこれを含む。回転可能な外科用器具100の細長い部材104は、中に遠位の先端部102に直接連結されている内側管状部材(図示せず、図2を参照)を少なくとも部分的に収容する、シースなどの外側管状部材106を含む。細長い部材104は、回転可能な外科用器具100が使用されることになる用途に応じて、可撓性を有し得るか、または実質的に剛直であり得る。
様々な例において、外側管状部材106は、ステンレス鋼、または関与する力に対して本明細書に開示される様々な構成要素を安全に収容するのに十分な弾性を有する、任意の生体適合性材料から形成され得る。外側管状部材106は、例えば外側管状部材106に切れ目を含めることによって、回転可能な外科用器具100の動作前および動作中に外側管状部材106が屈曲するかまたはそれ以外で曲がることができるような、可撓性を有し得る。外側管状部材106はまた、その長さに沿って剛直性が一定でなくてもよい。図示した例では、外側管状部材106および細長い部材104の屈曲部107は一般に、細長い部材104の主軸108に対する偏向を表す。様々な例において、細長い部材104は、細長い部材104の主軸108に対して45度の角度まで曲がるかまたは屈曲するように構成されている。ただし、他の実施形態におけるデバイスであれば最大90度まで屈曲し得る。そのような例では、本明細書において記載するように、中に収容される特定の構成要素もまた可撓性を有し得る。様々な例において、遠位の先端部102はまた、ステンレス鋼(例えば440ステンレス鋼)、または、遠位の先端部102が適用されることになる材料を遠位の先端部102が切削する、研削する、もしくはそれ以外で材料に係合するのに十分な弾性を有する、任意の他の生体適合性材料であってもよい。
回転可能な外科用器具100は、アダプタ110およびモータハウジング112を含み得るかまたはこれらに取り付けられ得る。モータハウジング112は、モータ(図示せず)が納まっている、ハンドピースの一部である取り付け具またはアダプタである。モータは、外側管状部材106に回転力を誘起することなく、遠位の先端部102を所望の速度で回転させる。図示した例では、アダプタ108は、本明細書において詳細に開示するように、吸引力をかけてデブリの取り外しを容易にするための、および/または、回転可能な外科用器具100の動作を容易にするために遠位の先端部102を洗浄するための、ポート114を含む。
図2は、例示の実施形態における、屈曲部107における回転可能な外科用器具100の細長い部材104の詳細切開図である。細長い部材104は、外側管状部材106内に配置された内側管状部材200を更に含む。内側管状部材200は遠位の先端部102に連結されており、モータに連結されているまたは連結可能である。モータが内側管状部材200に回転力を加えるとき、内側管状部材200および遠位の先端部102は、外側管状部材106に対して一緒に回転し得る。様々な例において、モータは、内側管状部材200および遠位の先端部102を、毎分数千または数万回転させるように構成されている。様々な例において、内側管状部材200は、例えばコイル状の平角線、または、交互の巻き方向、例えば時計回りの外側層と例えば反時計回りに巻かれた内側のコイル状の線とを備える、平角線の複数の層、または、可撓性を提供し遠位の先端部102に十分な回転エネルギーおよびトルクを伝達するのに適した任意の構成として形成された金属で、製作され得る。
細長い部材104における他の構造の説明を明晰にする目的で、内側管状部材200の一部分のみが示されている。ただし、様々な例において、内側管状部材200は遠位の先端部102からアダプタ110まで延在するか、または任意選択的に、同じく外側管状部材106内に据えられ最終的にアダプタ110および/もしくはモータに連結する他の部材に動作可能に連結されることが、認識され理解されるべきである。
内側管状部材200および外側管状部材106の間には間隙202が形成されており、間隙202内にスペーサ204およびベアリング206が配置されている。ベアリング206は、内側管状部材200の外面210および/または外側管状部材106の内面212に接触して、内側管状部材200と外側管状部材106の間の最小限の分離を維持するのに十分な厚さ208を有する。ベアリング206は、外面210が内面212に接触するのを防止するように配置される。図示した例では、隣り合うベアリング206、例えばベアリング206’と206’’の間に、少なくとも1つのスペーサ204が配置されている。
図示した例では、間隙202内にスペーサ204とベアリング206が交互に配されており、スペーサ204はベアリング206が互いに望まれずに近付くのを防止するように配置されており、場合によっては、回転可能な外科用器具100が屈曲するのを、または回転する内側部材200に望ましくない摩擦を与えるのを妨げる。様々な例において、スペーサ204は、細長い部材104に沿ったベアリング206の各々のおおよその環状位置を維持する。様々な例において、細長い部材104に沿ったベアリング206の横方向への変位によって、隣り合うベアリング206の間で、少なくとも約1.016ミリメートル(0.040インチ)の最小間隔を維持できる。
図示した例では、スペーサ204はばねである。ばね204は、ベアリング206に対する反力を提供して内側管状部材200に沿ったベアリング206のおおよその横方向位置を維持するための、および、曲がり屈曲してその結果細長い部材104が曲がることができるようにするための、両方の能力を提供する。ベアリング206同士の間に間隔をもたらすために、スペーサ204の多くの実施形態が想定できることを理解されたい。代替の実施形態では(図示せず)、ばね座金、波形座金などが採用され得る。更なる例示の実施形態では、圧縮可能な発泡ポリマー(例えば独立気泡ポリエチレン)または従来のOリング(例えばシリコーン)を含む、ポリマー製スペーサを採用できる。図示されているように、凹状の内面212に沿ったスペーサ204の第1の見かけの長さ214は、凸状の外面210に沿ったスペーサ204の第2の見かけの長さ216よりも大きい。様々な例において、スペーサ204は、内面212および外面210とのベアリング206の接触を促進するために、ベアリング206の厚さ208よりも小さい厚さ218を有する。ばねの代わりにまたはばねに加えて、内側管状部材200に沿ったベアリング206の相対的な横方向位置を維持できかつ依然として細長い部材104の曲がりを可能にし得る任意の機構を利用できることが、認識され理解されるべきである。
ベアリング206は、内側管状部材200および/または外側管状部材106に対して回転するように構成することができ、この逆も成り立つ。様々な例において、ベアリング206は、ブッシング、ローラベアリング、ボールベアリング、または任意の好適なベアリングである。様々な例において、ベアリング206は、比較的摩擦の小さい任意の好適な材料、例えばセラミック、金属、またはポリマーから形成された、ブッシングである。様々な例において、ポリマーは、超高分子量ポリエチレン、ポリアセタール、ナイロン、またはポリテトラフルオロエチレン(PTFE)であり得る。
スペーサ204およびベアリング206は交互に配されて図示されているが、隣り合うベアリング206の間に2つ以上のスペーサ204を配置してもよいことが、認識され理解されるべきである。また更に、全ての隣り合うベアリング206の間にスペーサ204が配置されているものとして描かれているが、特定の状況では、必ずしも全ての隣り合うベアリング206がそれらの間にスペーサ204を有する訳ではなく、少なくとも2つの隣り合うベアリング206が、それらの間にスペーサ204を有する。
また更に、スペーサ204の全てが同じものとして描かれておりまたベアリング206の全てが同じものとして描かれているが、細長い部材104に沿った異なる場所において異なるタイプのスペーサ204およびベアリング206を利用してもよいことが、認識され理解されるべきである。例えば、ある例では、ばね−ブッシング−ローラベアリング−ブッシング−ばねの配列が実装され、反復され得る。回転可能な医療器具100の様々な使用に対して、追加のパターンおよび配列が所望に応じて実装され得る。
様々な例において、スペーサ204およびベアリング206は、間隙202内に、遠位の先端部102からアダプタ110までの細長い部材104の全長に沿って配置されている。別法として、スペーサ204およびベアリング206は、細長い部材104の曲がるように構成されている領域内の間隙202内に配置されてもよいが、細長い部材104の曲がるように構成されていない領域内では必ずしもそうでなくてもよい。様々な例において、細長い部材104および/または回転可能な医療器具100には一般に、スペーサ204およびベアリング206の配列の端部にある、例えば遠位の先端部102に近接したおよびアダプタ110に近接している、スペーサ204またはベアリング206を収容するための1つ以上の構造を組み込むことができる。
図3は、例示の実施形態における、遠位の先端部102と内側管状部材200の間の接合部300の詳細切開図である。遠位の先端部102は、バー103と、外側管状部材106および内側管状部材200の中へと延在するシャフト302と、を含む。シャフト302の周囲の、シャフト302と外側管状部材106の間の間隙306に、遠位のベアリング304が配置されている。間隙306は、内側管状部材200と外側管状部材106の間の間隙202と流体連通している。単純化する目的で、スペーサ204およびベアリング206は描かれていないが、かかるスペーサ204およびベアリング206は、図2に描かれているように細長い部材104まで延ばされてもよいことが、認識され理解されるべきである。図3の例では、ベアリング206は、遠位のベアリング304と対照的な、近位のベアリング206である。したがって、ある例では、遠位のベアリング304の近位側の隣にスペーサ204が配置され、近位のベアリング206が続き、以下同様である。
シャフト302は、内側管状部材200内に配置されることによって、内側管状部材200に固定されているものとして描かれている。様々な代替の例では、シャフト302は、内側管状部材200まで延在するが、その中には配置されない場合がある。そのような例では、内側管状部材200は、例えば溶着または他の好適な機構によって、シャフト302の端部に固定され得る。
図示した例では、遠位のベアリング304は、ベアリング206の厚さ208(図2)よりも大きい厚さ308を有するローラベアリングである。様々な例において、遠位のベアリング304はベアリング206と同じであり、同じ厚さ208を有する。遠位のベアリング304は、細長い部材104の主軸108に対する遠位の先端部102の偏向を阻止し得る。
遠位のベアリング304を配置することにより、一般に、遠位の先端部102が回転している間、遠位の先端部102が外側管状部材106に対して一貫した位置に維持される。遠位の先端部102は一般に、回転可能な医療器具の主軸108に沿って横方向に移動するのを、および、主軸108から偏向するまたは主軸108を中心として「ぐらつく(wobbling)」のを阻止される。ある例では、遠位の先端部102の主軸108からの偏向は、約2.54ミリメートル(0.1インチ)以内である。したがって、回転可能な医療器具100は、使用時の安定性および精度が相対的により高く、同時にまた、回転可能な医療器具100のおよびモータの、ならびに他の補助装備の摩耗および断裂が低減されている。
図4は、例示の実施形態における、間隙306内で遠位のベアリング304の環状位置を維持するための圧着部400の使用の詳細図である。図示した例では、外側管状部材106は、遠位の先端部102のシャフト302に近接した圧着部400を有する。図示されているように、圧着部400によって、外側管状部材106がシャフト302と接触した状態に置かれる。ただし、代替の例では、圧着部400は、遠位のベアリング304が間隙306から出る手段を有さないように、遠位のベアリング304の厚さ308が、圧着部400における外側管状部材106とシャフト302の間の結果的などのような開口部よりも大きいようなものであってもよい。内側管状部材200は間隙306の近位端の境界となる。
図5は、例示の実施形態における、間隙306内で遠位のベアリング304の環状位置を維持するための保持器リング500の詳細図である。保持器リング500は、例えば溶着部502または任意の他の好適な固定具または固定機構を用いて、外側管状部材106に固定されている。保持器リング500は、外側管状部材106と同じ材料から製作され得る。図4に図示されている圧着部の場合のように、保持器リング500は、シャフト302と接触して配置され得るか、または、ベアリング304の厚さ308よりも小さい開口部を残してもよい。内側管状部材200は間隙306の近位端の境界となる。
図6は、例示の実施形態における、保持器リング500と連携して使用される遠位の先端部600の代替の例の詳細図である。遠位の先端部600のこの構成の結果、主軸108に沿った遠位の先端部600の横方向への移動が相対的により小さくなり得る。特に、遠位の先端部600は、バー606の基部604に連結されている主スタッドボルト602と、主スタッドボルト602に連結されている副スタッドボルト608と、を含む。主スタッドボルト602は、基部604の基部太さ612よりも小さいが副スタッドボルト608の副スタッドボルトの太さ614よりも大きい、主スタッドボルトの太さ610を有する。遠位の先端部600はスタッドボルトを有するように記載されているが、中空のシャフトなどの任意の好適な構造を利用できることが認識され理解されるべきである。
副スタッドボルトの太さ614は内側管状部材200の内径よりも小さく、副スタッドボルト608を部分的に内側管状部材200内に配置できるようになっている。主スタッドボルトの太さ610は、内側管状部材200の内径よりも大きいが外側管状部材106の内径およびベアリング304の内径よりも小さく、主スタッドボルト602を部分的に外側管状部材600およびベアリング304内に配置できるが内側管状部材200内には配置できないようになっている。基部の太さ612は、内側管状部材200、外側管状部材106、およびベアリング304の、いずれの内径よりも大きい。
保持器リング500は、溶着を含むがこれに限定さない任意の所望の機構に従って、外側管状部材106に固定される。図示されているように、保持器リング500とスタッドボルト602の間に間隙620が維持され、間隙620はベアリング304の厚さ308よりも小さい。遠位の先端部600、内側管状部材200、外側管状部材106、およびベアリング304の寸法の相対関係の帰結として、主軸108に沿った遠位の先端部600の横方向への移動が阻止される。特に、主スタッドボルト602の縁部616と内側管状部材200の端部618との接触により、回転可能な医療器具100の遠位端に向かうそのような横方向への移動が阻止される。
付記
本明細書の全体を通して、単一の例として記載された構成要素、動作、または構造が、複数の例によって実装される場合がある。1つ以上の方法の個々の工程が個別の工程として説明および記載されているが、それら個々の工程のうちの1つ以上を同時に実行してもよく、これらの工程が説明された順序で実行されることを要求するものは何もない。例示の構成において個別の構成要素として提示された構造および機能性は、組み合わされた構造または構成要素として実装される場合がある。同様に、単一の構成要素として提示された構造および機能性が、個別の構成要素として実装される場合がある。これらのおよび他の変更、変形、追加、および改善は、本明細書における主題の範囲内にある。
例示の具体的な実施形態を参照して本発明の主題の概要について記載したが、これらの実施形態に対して、本開示の実施形態のより広い範囲から逸脱することなく、様々な変形および変更を行うことができる。本明細書では、本発明の主題のかかる実施形態が、用語「発明(invention)」によって個々にまたはまとめて言及される場合があるが、これは単に便宜上のことであり、実際には2つ以上が開示されている場合に、本願の範囲を何らかの単一の開示または発明概念に自発的に限定することは意図していない。
本明細書において説明する実施形態は、開示される教示を当業者が実施可能となるように十分詳細に記載されている。本開示の範囲から逸脱することなく構造的および論理的な置換および変更を行うことができるように、他の実施形態を使用してもよく、また上記の教示から他の実施形態を導出してもよい。本開示はしたがって限定的な意味で理解すべきではなく、様々な実施形態の範囲は、開示される主題が権利を有する等価物の全範囲を含む。
本明細書で使用される場合、用語「または(or)」は、包括的な意味または排他的な意味のいずれかで解釈され得る。また更に、本明細書において単一の例として記載されたリソース、動作、または構造に対して、複数の例が提供される場合がある。更に、様々なリソース、動作、モジュール、エンジン、およびデータストアの間の境界はある程度恣意的なものであり、特定の動作が具体的な例示的な構成の文脈で説明される。機能性の他の割り当てが想定されるが、それらは本開示の様々な実施形態の範囲内にある。一般に、例示の構成において個別のリソースとして提示された構造および機能性が、組み合わされた構造またはリソースとして実装される場合がある。同様に、単一のリソースとして提示された構造および機能性が、個別のリソースとして実装される場合がある。これらのおよび他の変更、変形、追加、および改善は、付属の特許請求の範囲によって表される本開示の実施形態の範囲内にある。本明細書および図面はしたがって、限定的な意味ではなく例示的な意味において検討されるべきである。これらの非限定的な例は、それ自体で成立し得るか、または、他の例のうちの1つもしくは複数と様々に並べ替えてもしくは組み合わせて組み合わせることができる。
上記の詳細な説明は添付の図面への参照を含み、それらの図は詳細な説明の一部を形成している。図面は、例として、本発明が実施され得る特定の実施形態を示す。これらの実施形態は本明細書では「例(example)」とも呼ばれる。そのような例は、示されたまたは記載された要素以外の要素を含み得る。ただし、本願発明者らはまた、示されたまたは記載された要素のみが提供される例も企図している。また更に、本願発明者らはまた、本明細書において示されるまたは記載される特定の例(またはその1つもしくは複数の態様)に関してあるいは他の例(またはそれらの1つもしくは複数の態様)に関してのいずれかで示されるまたは記載される、これらの要素(またはその1つもしくは複数の態様)を、任意に組み合わせてまたは並べ替えて使用する例も企図している。本明細書と参照によって組み込まれる任意の文書との間に用法の齟齬が生じる場合、本明細書中の用法が優先される。
本明細書では、用語「1つの(a)」または「1つの(an)」は、「少なくとも1つの(at least one)」あるいは「1つ以上の(one or more)」という任意の他の例または用例とは無関係に、特許文書で一般的であるように、1つまたは2つ以上を含むように使用される。本明細書では、用語「または(or)」は、そうではないと示されていない限り、「AまたはB(A or B)」が「AであるがBではない(A but not B)」、「BであるがAではない(B but not A)」、および「AおよびB(A and B)」を含むような、非排他的な「または(or)」を指すように使用される。本明細書では、用語「を含む(including)」および「ここで(in which)」は、対応する用語「を備える(comprising)」および「ここで(wherein)」の、平易な英語の等価物として使用される。また、以下の特許請求の範囲では、用語「を含む(including)」および「を備える(comprising)」はオープンエンドである、すなわち、ある請求項中でかかる用語の後ろに列挙した要素以外の要素を含む、システム、デバイス、物品、組成、配合、またはプロセスは、依然としてその請求項の範囲内にあると見なされる。また更に、以下の特許請求の範囲では、用語「第1の(first)」、「第2の(second)」、および「第3の(third)」等は、単に標識として使用されており、それらの対象に数的要件を課すことは意図していない。
本明細書に記載する方法の例は、少なくとも部分的にマシンまたはコンピュータ実装式であり得る。いくつかの例は、上記の例で記載したような方法を実行するように電子デバイスを構成するよう動作可能な、命令で符号化されたコンピュータ可読媒体またはマシン可読媒体を含み得る。そのような方法の実装は、例えばマイクロコード、アセンブリ言語コード、高水準言語コードなどの、コードを含み得る。そのようなコードは、様々な方法を実行するためのコンピュータ可読命令を含み得る。コードはコンピュータプログラム製品の一部を形成し得る。更に、ある例では、コードは、例えば実行中にまたは他の時間に、1つ以上の揮発性の、非一時的な、または不揮発性の有形コンピュータ可読媒体に、有形に格納され得る。これらの有形コンピュータ可読媒体の例としては、ハードディスク、取り外し可能な磁気ディスク、取り外し可能な光学ディスク(例えば、コンパクトディスクおよびデジタルビデオディスク)、磁気カセット、メモリカードまたはメモリスティック、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)などを挙げることができるが、これらに限定されない。
上記の説明は例示となることを意図しており、制限的であることは意図していない。例えば、上記した例(またはそれらの1つもしくは複数の態様)を、互いと組み合わせて使用できる。例えば当業者が上記の説明を検討することによってなどで、他の実施形態が使用され得る。「要約書」が提供されている場合それは、読者が技術的開示の特質を短時間で確認できるように、アメリカ合衆国規則37C.F.R.§1.72(b)に準拠して記載されている。要約書は、それが特許請求の範囲の範囲または意味を解釈または限定するのに使用されるものではないとの理解のもとで提示される。また、上記の「発明を実施するための形態」では、本開示を合理化するために、様々な特徴が1つにグループ化される場合がある。このことは、開示された特許請求されていない特徴がいずれかの請求項において必須であることを意味しているものとして解釈すべきではない。むしろ、本発明の主題は、開示される特定の実施形態の全ての特徴よりも少ないところに存在し得る。したがって、以下の特許請求の範囲は本明細書において例または実施形態として「発明を実施するための形態」に組み込まれ、各請求項はそれ自体で個別の実施形態として成立しており、そのような実施形態は、様々な組み合わせまたは順序で互いと組み合わせ可能であることが企図されている。本発明の範囲は、付属の請求項、およびそのような請求項が権利を有する等価物の全範囲を参照して、決定されるべきである。

Claims (19)

  1. 回転可能な外科用器具であって、
    外側管状部材と、
    前記外側管状部材内に少なくとも部分的に収容されておりかつ前記外側管状部材に対して回転するように構成されている、内側管状部材と、を備え、前記内側管状部材と前記外側管状部材の間には間隙が形成されており、前記回転可能な外科用器具は更に、
    前記内側管状部材に連結されておりかつ前記内側管状部材と共に回転するように構成されている、遠位の先端部と、
    各々が前記間隙内に配置されておりかつ前記内側管状部材を取り囲んでいるベアリングであって、各ベアリングは前記外側管状部材と前記内側管状部材の間の分離を維持するように構成されている、前記ベアリングと、
    前記間隙内で前記ベアリングのうちの2つの間に配置されているスペーサであって、前記ベアリング同士の間の間隔を維持するように構成されている、前記スペーサと、を備えることを特徴とする、回転可能な外科用器具。
  2. 請求項1に記載の回転可能な外科用器具であって、前記ベアリングのうちの少なくとも1つはローラベアリングであることを特徴とする回転可能な外科用器具。
  3. 請求項2に記載の回転可能な外科用器具であって、前記ベアリングは遠位のベアリングと近位のベアリングとを含み、前記遠位のベアリングは前記ローラベアリングであることを特徴とする回転可能な外科用器具。
  4. 請求項3に記載の回転可能な外科用器具であって、前記外側管状部材および前記遠位のベアリングの周囲に配置されており、前記遠位の先端部に対する前記遠位のベアリングの環状位置を維持するように構成されている、保持器リングを更に備えることを特徴とする回転可能な外科用器具。
  5. 請求項4に記載の回転可能な外科用器具であって、前記保持器リングは前記外側管状部材に溶着されていることを特徴とする回転可能な外科用器具。
  6. 請求項3に記載の回転可能な外科用器具であって、前記外側管状部材は前記遠位の先端部に近接して圧着されて、前記遠位の先端部に対する前記遠位のベアリングの環状位置を維持するようになっていることを特徴とする回転可能な外科用器具。
  7. 請求項1に記載の回転可能な外科用器具であって、複数のスペーサを更に備え、少なくとも1つのスペーサが隣り合うベアリングの間に配置されていることを特徴とする回転可能な外科用器具。
  8. 請求項1に記載の回転可能な外科用器具であって、前記スペーサは前記内側管状部材を取り囲むばねであることを特徴とする回転可能な外科用器具。
  9. 請求項1に記載の回転可能な外科用器具であって、前記ベアリングのうちの少なくとも1つはブッシングであることを特徴とする回転可能な外科用器具。
  10. 請求項1に記載の回転可能な外科用器具であって、前記遠位の先端部はバーを備えることを特徴とする回転可能な外科用器具。
  11. 回転可能な外科用器具であって、
    外側管状部材と、
    前記外側管状部材内に少なくとも部分的に収容されておりかつ前記外側管状部材に対して回転するように構成されている、内側管状部材と、を備え、前記内側管状部材と前記外側管状部材の間には間隙が形成されており、前記回転可能な外科用器具は更に、
    前記内側管状部材に連結されておりかつ前記内側管状部材と共に回転するように構成されている、遠位の先端部と、
    前記間隙内に配置されておりかつ前記内側管状部材を取り囲んでいる遠位のベアリングであって、ローラベアリングである、前記遠位のベアリングと、を備えることを特徴とする、回転可能な外科用器具。
  12. 請求項11に記載の回転可能な外科用器具であって、
    前記外側管状部材および前記遠位のベアリングの周囲に配置されており、前記遠位の先端部に対する前記遠位のベアリングの環状位置を維持するように構成されている、保持器リングを更に備えることを特徴とする回転可能な外科用器具。
  13. 請求項12に記載の回転可能な外科用器具であって、前記保持器リングは前記外側管状部材に溶着されていることを特徴とする回転可能な外科用器具。
  14. 請求項11に記載の回転可能な外科用器具であって、前記外側管状部材は前記遠位の先端部に近接して圧着されて、前記遠位の先端部に対する前記遠位のベアリングの環状位置を維持するようになっていることを特徴とする回転可能な外科用器具。
  15. 請求項11に記載の回転可能な外科用器具であって、
    各々が前記間隙内に配置されておりかつ前記内側管状部材を取り囲んでいるベアリングであって、各ベアリングは前記外側管状部材と前記内側管状部材の間の分離を維持するように構成されている、前記ベアリングと、
    前記間隙内で前記ベアリングのうちの2つの間に配置されているスペーサであって、前記ベアリング同士の間の間隔を維持するように構成されている、前記スペーサと、を更に備えることを特徴とする回転可能な外科用器具。
  16. 請求項15に記載の回転可能な外科用器具であって、複数のスペーサを更に備え、少なくとも1つのスペーサが隣り合うベアリングの間に配置されていることを特徴とする回転可能な外科用器具。
  17. 請求項15に記載の回転可能な外科用器具であって、前記スペーサは前記内側管状部材を取り囲むばねであることを特徴とする回転可能な外科用器具。
  18. 請求項15に記載の回転可能な外科用器具であって、前記ベアリングのうちの少なくとも1つはブッシングであることを特徴とする回転可能な外科用器具。
  19. 請求項11に記載の回転可能な外科用器具であって、前記遠位の先端部はバーを備えることを特徴とする回転可能な外科用器具。
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