図解を単純かつ明瞭にするために、図面に示されている要素は必ずしも原寸に比例して描かれてはいないことが理解されよう。例えば、一部の要素の寸法は、明瞭にするために他の要素に対して誇張されている場合がある。さらに、適切と考えられる場合、対応するまたは類似の要素を示すために、複数の図面の間で参照符号が繰り返される場合がある。
以下の詳細な説明において、本発明の完全な理解を提供するために、多数の具体的な詳細が記載される。しかしながら、本発明はこれらの具体的な詳細なしに実施されることができることは当業者には理解されよう。他の例において、本発明を不明瞭にしないように、既知の方法、手順および構成要素は説明されていない。
本明細書において上述されているような既存のウェブサイト構築システムは、ユーザがコンテンツ(特にウェブサイトテキスト要素を含む)を実際に作成するのをサポートせず、特定の目的(特定の事業または業界など)についてのウェブサイトの作成における最良の実践について十分な案内および推奨を提供しないことを、本出願人らは認識している。また、既存のウェブサイト構築システムは、ユーザが外部ソースからのデータをインポートおよび編成し、これをサイトの残りの部分と統合するための包括的なサポートも提供しない。
既存のウェブサイト構築システムは、一般的に、サイトテンプレート(業界特有のテンプレートを含む)のセットを提供するが、設計者がテンプレートの修正を開始すると、設計者は元のテンプレートから逸脱しており、ウェブサイト構築システムはサイト編集プロセスにおいてそれ以上の案内およびサポートを提供しないため、設計者は「自己責任」となることを、本出願人らはさらに認識している。特に、既存のシステムにおいて、ユーザには、テンプレートに為された視覚的変化がサイトの品質を保持するか否かを知る術がない。設計者は、システムによって提供される元のテンプレートから逸脱すると、一般的に、視覚的編集インターフェースを通じてしかさらなる更新を実施できないように制限され、構造化された(アンケート)インターフェースを元に戻し、さらなる更新のために使用することは可能でない。
テンプレートを提供する既存のシステムにおいて、テンプレートは一般的に、コンテンツデータの量が相当に異なり得る複数の異なるサイトをサポートするのに十分に柔軟でも、適応的でもない。
本出願人らはまた、既存のウェブサイト構築システムがクラウドの知識を活用しないことも認識している。数百万のユーザにサービスするウェブサイト構築システムは、テンプレートがどのように使用されるか、および、サイトがどのように編集されるかに関する相当量の情報を収集する。既存のシステムは、この情報を収集せず、新規の設計者がそのウェブサイトを設計するのを助けるためにその情報を活用することもない。
上記で言及した課題は、ユーザによって入力される情報、システム内で事前に指定される情報、および、外部ソースから取り出される情報などを含む、複数のソースからの情報の統合および分析に基づいてサイトを生成することができるコンテンツベースのサイト生成システムを含むウェブサイト構築システムによって克服することができることを、本出願人らは認識している。サイト生成システムは、必要な場合には(場合によっては適合された)ビジュアルエディタを介した何らかの編集を可能にし得るが、必要な手動編集を最小限に抑え、またはなくしながら、ウェブサイトの迅速な生成およびメンテナンスを可能にすることができる。
そのようなシステムのアーキテクチャは、ユーザの事業または組織を記述するコンテンツ要素、および、表示されるサイトコンテンツを表すレイアウト要素を有する、2つの柔軟な相互接続された階層を含むべきであることを、本出願人らはさらに認識している。内部レイアウト(および、場合によっては他のコンポーネント)を含む上位レイアウト要素は、レイアウトグループとして既知であり得、下位レイアウト(他のレイアウト要素を含まない)は、アトミックレイアウト要素として既知であり得る。
上位コンテンツ要素は、マルチインスタンスコンテンツ要素(複数の同様の「チームメンバ」コンテンツ要素を含む「チーム」コンテンツ要素など)を含み得ることが理解されよう。そのようなコンテンツ要素は、一般的に、ヘッダ、フッタおよびリストメンバ要素を含み得る、リピータレイアウト要素(本明細書においてより詳細に後述する)にマッピングされる。リピータのリストメンバ毎の要素は、マルチインスタンスコンテンツ要素内のインスタンス毎に複製されることになる。
それゆえ、システムはまた、GPSもしくはIPアドレスから決定されるユーザ位置のような、ウェブサイト構築システムによって収集される他の事業識別情報、ユーザのスマートフォンのカメラまたはセンサを通じて抽出される情報、ならびに、クライアントデバイスおよびソフトウェア詳細とともに、アンケートに対するユーザ回答およびシステム内で予め定義される情報を含む、複数のソースに基づいて埋められてよいコンテンツ要素を格納するコンテンツ要素リポジトリをも含むべきである。そのような情報(背景画像および固定テキストのような基礎となるメディアリソースを含む)は、一般的に、ウェブサイト構築システムと関連付けられるコンテンツ管理システムに格納される。格納される他の情報は、特にウェブサイト、および、同じまたは他のユーザに属する他のオンラインプレゼンス資産(現在のまたは他のプラットフォームに展開されている)を含む、ユーザに関連するオンラインソースから抽出される情報、ならびに、例えば、ウェブサイト構築システム人員によって手動で提供されるかまたはオフライン文献から抽出される、ユーザに関連するオフラインソースから抽出される情報を含み得る。
他のコンテンツは、他のサイトまたは他のユーザによって構築されるオンラインプレゼンス資産(assets)から抽出されるクラウドソース情報を含み得、他のユーザは、そのような情報の使用を統制する、関連するプライバシおよび知的財産に関する法律(著作権法、商標法など)の対象となる。これらは、(例えば)同じまたは同様の業界の他のユーザであり得る。
システムは、関連事業情報を検出する(または可能性の限定されたセットを提供する)ためにデータを分析することができる。例えば、システムは、近い事業に関する情報を収集し、事業ディレクトリ情報に基づいてユーザ自身の事業に関する情報を特定するよう試行することができる。
システムはその後、ユーザに提示されるべきである、生成されるサイトを作成するために、所定のレイアウト要素を使用することができる。システムはさらに、設計者が生成されるサイトを精密にカスタマイズすることを可能にする、ウェブサイト構築システムの一部分であるビジュアルエディタを使用して、生成されるサイトの編集を可能にすることができる。システムはさらに、生成されるサイトとウェブサイト構築システムとの間の変更の双方向フローを可能にすることができる。
したがって、一般的なシナリオにおいて、ウェブサイトを初めて設定するユーザは、ウェブサイト構築システムによってアンケートを介して、ユーザの業種に関連する一連の質問を尋ねられ得る。回答はすべて格納および分析することができ、各回答が、ウェブサイト構築システム自体の蓄積された知識に加わる。最初の質問は、(例えば)質問を含む一連のアンケートを生成するために使用されることになる、正確な事業タイプの定義であり得る。
組み合わされた回答が、特定のコンテンツ要素リポジトリ(本明細書においてより詳細に後述する)内にコンテンツ要素として記憶され得る。ウェブサイト構築システムは、その後、コンテンツ要素リポジトリからの情報を組み込み、複数のレイアウトオプション(レイアウト要素)を使用する、サイト要素(例えば、ページまたはページ要素)の複数のバージョンを作成することができる。これらのレイアウトオプションはユーザに提示され、ユーザは、別個のレイアウトリポジトリに格納されている自身の好適なレイアウト(レイアウト要素)を選択する。システムはその後、レイアウト選択に基づいて実際のウェブサイトを生成することができる。最終的に、ユーザは、生成されるサイトを直接的に編集することができ、任意の変更が、本明細書においてより詳細に後述するように、コンテンツ要素リポジトリとレイアウト要素リポジトリの両方に影響を及ぼす。そのような編集は、コンテンツ、論理、レイアウトおよび属性の編集を含むことができる。
別の可能な実施形態において、ユーザは、システムに、システムがユーザに関する情報を取り出し、収集することを可能にする重要な詳細を提供することができる。そのような重要な詳細は、例えば、事業を特定する情報(例えば、商号または住所)または既存のビジネスウェブサイトを含み得る。システムは、事業に関する情報を取り出すためにそのような重要な詳細を使用し得、場合によっては、取り出しプロセスによって見出されなかった任意の詳細を埋めるために、アンケートを構築する。
システムは、評価のためにユーザに与えられる可能なレイアウト要素を組み合わせて、一貫した高品質の視覚レイアウトにするために、複数の方法を使用することができることも理解されよう。
システムは、レイアウト要素を複数のページに配置することができ、または、単一ページサイト(一般的にそのような単一ページサイトに含まれるサイドミニメニューまたはセクションナビゲーションボタンのようなページ内ナビゲーション補助機能を含む)を作成することができる。システムはまた、(多数の)可能なページ配列を生成し、本明細書においてより詳細に後述するように、レイアウトおよび美観規則に従って、可能な配列をフィルタリングすることによって、複数のレイアウト要素配置を生成することもできる。システムは、すべての理論的に可能な配列を生成するか、または、さらにはフィルタリングの前に特定の構造的制限(例えば、レイアウト要素をページヘッダ、サイドメニュー、本体およびページフッタへと予め分類し、それらの所定の役割に係るレイアウト要素のみを配置する)を強制することができる。システムはまた、例えば、複数のレイアウト要素変形形態、各ウェブサイトページにおける複数のレイアウト要素の配置および複数のページ配置を生成するなど、複数のレベルにおいて複数の配列を生成することもできる。
ここで、本発明の一実施形態に係る、収集されている事業知識に基づいて階層ウェブサイトを作成および更新するためのシステム100を示す図1を参照する。
図1は、SGS(サイト生成システム)管理者61、サイト設計者62、サイト閲覧者63によって操作されるクライアントシステムおよび外部システム70と通信するウェブサイト構築システム5を含むことができる。ウェブサイト構築システム5は、WBS(ウェブサイト構築システム)サイトマネージャ10、オブジェクトマーケットプレース15、WBS(ウェブサイト構築システム)、RT(ランタイム)サーバ20、WBS(ウェブサイト構築システム)エディタ30、サイト生成システム40およびWBSコンテンツ管理システム50をさらに備えることができる。本明細書における下記の論述において、サイト閲覧者63はまた、サイト設計者62を含む場合もあることが理解されよう。
収集される事業知識は、本明細書においてより詳細に後述するように、外部システム70から収集され得る、作成されているウェブサイトに対する関連コンテンツの集合を指すことが理解されよう。
管理者61は一般的に、関連するウェブサイト構築システム供給元の被雇用者であってもよく、本明細書においてより詳細に後述するようなアンケート、コンテンツ要素、レイアウト要素、レイアウトグループ、プリセットページセクションおよびデザインキットのような、様々なシステム要素を作成および維持することができることも理解されよう。サイト設計者62は、サイト閲覧者63によって使用するために自身のサイトを構築するためにウェブサイト構築システム5を使用することができる。サイト設計者62は、一般的に、外部サイト設計者またはコンサルタントであってもよいが、ウェブサイト構築システム供給元が、例えば、ウェブサイト構築システムに含めるためのテンプレートサイトを作成するために、サイト設計者62を雇用してもよい。サイト閲覧者63は、システムを閲覧することしかできない。本発明の代替的な実施形態において、サイト閲覧者63は、何らかの形態のサイト入力(トークバック送信またはブログ記事投稿など)を許可されてもよい。別の実施形態において、システム100は、サイト閲覧者63が(例えば)クラブサイト内のユーザページを構築することを可能にすることができる、制限されたサイト生成システム40を許容し得る。
WBSサイトマネージャ10は、サイト設計者62によって、自身の作成されているサイトを(例えば、サイトホスティングの支払いを処理し、または、サイトアクセスに対する許可を設定するために)管理するために使用することができる。
WBS RT(ランタイム)サーバ20は、(場合によっては多数の)サイト閲覧者63によるランタイムアクセスを処理することができる。そのようなアクセスは、読み出しのみであり得るが、バックエンドデータに影響を及ぼし得る対話(製品の購入またはブログにおけるコメントの投稿など)を含む場合もある。システム100のいくつかの実施形態において、WBS RTサーバ20はまた、(例えば、サイトをプレビューするとき、または、WBSエディタ30に対するフロントエンドとして)サイト設計者62にページを供給することもできる。
オブジェクトマーケットプレース15は、本明細書においてより詳細に後述するように、ウェブサイト構築システム5を通じてオブジェクト供給元とサイト設計者62との間のオブジェクト(要素タイプなど)の取引を可能にすることができる。
WBSエディタ30は、サイト設計者62が、コンテンツ、論理、レイアウトおよび属性の編集を含め、サイト設計者に提示されるレイアウトソリューションを編集することを可能にすることができる。すなわち、サイト設計者62が、自身の事業または業界に従って、特定のテンプレートおよびその要素を適合させることを可能にすることができる。
サイト生成システム40は、外部システム70からの情報、および、他の設計者によってウェブサイト情報システムを使用することによって収集することができるCMS50内に保持されている内部情報とともに、サイト設計者62によって(本明細書においてより詳細に後述するようなアンケートを介して)入力される情報、コンテンツ管理システム50において事前に指定され、格納されている情報の統合および分析に基づいて、実際のサイトを作成することができる。代替的な実施形態において、CMS50は、ローカルストレージ内にまたはサイト設計者62によってローカルに保持されてもよい。
ここで、サイト生成システム40の要素を示す図2を参照する。サイト生成システム40は、要素作成手段41と、SGS(サイト生成システム)ワークフロードライバ42と、外部データ収集手段43と、内部データ収集手段44、ビジュアルエディタ変更組み込み手段45と、A/Bテスタ46と、目的変更手段47と、SGS音声ウォークスルードライバ48とを備えることができる。これらの要素の機能は、本明細書においてより詳細に後述する。
サイト生成システム40は、SGS管理者61およびサイト設計者62のコンテンツおよびレイアウト要素を設定することができ、アンケートを実行して、さらなるユーザおよび事業情報を検出する(または可能性の制限されたセットを提供する)ために、データを収集および分析することができる。例えば、サイト生成システム40は、近い事業に関する情報を収集し、事業ディレクトリ情報に基づいてユーザ自身の事業を特定するよう試行することができる。
サイト生成システム40は、コンテンツ要素リポジトリに含まれる情報の複数の可能な視覚的表現を生成し、それらをユーザに提示し、ユーザのフィードバックに基づいて、表示されるサイトコンテンツおよびレイアウト情報を表すウェブサイトを作成することができることが理解されよう。生成されるレイアウト要素の配置は、本明細書においてより詳細に後述するようなプリセットページセクションの組合せを使用して規定することができる。
コンテンツ管理システム50は、これより参照する図3Aに示すように、ウェブサイト構築システム5に関連するすべての形態のコンテンツおよびレイアウトを保持することができる。コンテンツ管理システム50は、アンケートタイプリポジトリ501、コンテンツ要素タイプリポジトリ502、LE(レイアウト要素)/LG(レイアウトグループ)/PPS(プリセットページセクション)タイプリポジトリ503、デザインキットリポジトリ504、記入済みアンケートリポジトリ505、CER(コンテンツ要素リポジトリ)506、LER(レイアウト要素リポジトリ)507、レイアウト選択ストア508、WBSサイトリポジトリ509、ビジネスインテリジェンスリポジトリ510、編集履歴リポジトリ511、ユーザ情報リポジトリ512、規則リポジトリ513、ファミリ/業界リポジトリ514、ML/AI(機械学習/人工知能)リポジトリ515、WBS(ウェブサイト構築システム)コンポーネントリポジトリ516、および、CMS50とシステム100との間でデータを協調させるためのCMS協調手段517を備えることができる。
WBSサイトリポジトリ509は、生成されるサイト(サイト生成システム40によって作成される)と、他のWBSサイト(WBSエディタ30、または、他のシステムからの直接変換など、他の手段によって作成される)の両方を含むことができる。生成されるサイトはWBSエディタ30によってさらに編集することができるため、これらのカテゴリは明確なものではないことは理解されよう。
WBSコンポーネントリポジトリ516は、ウェブサイト構築システム5のコンポーネントタイプの定義を含むことができる。すなわち、様々な要素タイプ(テキストコンポーネント、メディアコンポーネント、コンテナならびにギャラリ、スライダおよびサードパーティアプリケーションのような複雑なコンポーネントなど)のパラメータおよび特性を記述することができる。これらのコンポーネントタイプの定義は、WBSエディタ30によって本明細書においてより詳細に後述するような、サイトの対話的直接編集を可能にする(例えば、ページの視覚的ウィジウィグ(WYSIWYG)編集を可能にする)ために使用される。これらのコンポーネントタイプはまた、上述した様々なレイアウト要素タイプ(レイアウト要素、レイアウトグループおよびプリセットページセクション)の基本構築ブロックとしても使用される。
CMS50は、1つまたは複数のサーバまたはサーバファームに基づいて単一のデータベースまたは複数のデータベースを使用して実装することができる。CMS50のコンテンツは、論理的関連(例えば、ともに単一のサイトに関係する情報を保持する)、地理、接続性(例えば、利用可能な帯域幅)、セキュリティ、データプロファイル、アクセスプロファイルまたは他のパラメータに基づいて分配することができる。
CER506とLER507の両方が、一般要素タイプのインスタンスとして作成されるデータ要素の階層的集合から構成され得ることは理解されよう。CER506およびLER507を参照する場合、これは、所与のサイト(または場合によっては関連するサイトのセット)に関連する要素の特定の集合を指すことがさらに理解されよう。
両方のリポジトリ506および507が、任意の階層構造、すなわち、制限された構造(例えば、所与の数のレベルのみから構成される)または特定/固定の構造(例えば、ページ/プリセットページセクション/レイアウト要素階層のみから構成される)を実装してもよい。別の実施形態において、システム100は、ページ−>レイアウトグループ−>レイアウト要素またはページ−>プリセットページセクション−>レイアウト要素のような、厳密な3レベル階層を使用してもよい。
リポジトリ506および507の各々はまた、マルチレベル継承、複数の継承および菱形継承を含む、それらの要素と要素タイプとの間の継承を実装することもできる。そのような継承は、タイプ間継承およびタイプ−インスタンス間継承を含むことができる。
CER506およびLER507は、生成されるサイトのコンテンツ要素およびレイアウト要素インスタンスの特定のリポジトリであり、すべての利用可能な(例えば、予め生成されている)コンテンツ要素およびレイアウト要素タイプの総合的なリポジトリではないことは理解されよう。
CER506は、コンテンツ要素の階層構成から構成され得る。各コンテンツ要素は、実際の事業関連エンティティを記述する強く定型化されたレコードである。例えば、チームメンバコンテンツ要素は、被雇用者の名前、写真およびジョブディスクリプションを含んでもよい。
コンテンツ要素は、含まれるコンテンツ要素のフィールドおよび(単一のまたは複数の)発生から構成される。例えば、事業コンテンツ要素は、単一の連絡先詳細コンテンツ要素および複数の被雇用者コンテンツ要素を含んでもよい。
レイアウト要素タイプ定義(本明細書においてより詳細に後述する)およびそれに従って作成される任意のレイアウト要素は、以下の要素、すなわち、レイアウト要素メタデータ(名前など)、部分要素情報、含まれるフィールド/コンポーネント、レイアウト要素またはレイアウト要素プレースホルダ、レイアウト情報、追加のスタイル情報およびコンテンツ要素関連付け情報(本明細書においてより詳細に後述する)を含み得ることは理解されよう。
レイアウト要素タイプ定義はまた、2013年8月22に公開された、本発明の共通の譲受人に譲受される「動的レイアウトおよび動的コンテンツを統合するウェブサイト設計システム(Website Design System Integrating Dynamic Layout and Dynamic Content)」と題する特許文献7に論じられているように、例えば、予測量を上回るテキストを処理するために使用されるオーバーフロー領域などの、例外挙動の定義をも含むことができることも理解されよう。これは、表示規則、および、レイアウトがどのように配置されるべきか(それ自体で、および、他のレイアウト要素に対する関連において)を制御する規則をさらに含むことができる。
上記の記述は、すべてのレベルのレイアウト要素(すなわち、アトミックレイアウト要素および上位レイアウトグループ)と関連付けられ得ることは理解されよう。
さらに、システム100は、分離したレイアウトグループをサポートすることができる。レイアウトグループは一般的に、単一の連続したページ領域を占有する。しかしながら、システムは、複数の分離した(連続していない)レイアウト要素を含むレイアウトグループをサポートすることができる。
例えば、システム100は、一致するページヘッダおよびページフッタ、または、一致するビデオプレーヤウィンドウおよび別個の「遠隔制御」ボックスを含むレイアウトグループを定義することができる。
そのような分離したレイアウトグループを有する利点は、システム100が、複数の設計選択肢(例えば、ヘッダとフッタの両方に対する)を提供することができ、サイト設計者62が、1つの選択においてヘッダとフッタの両方に対する適切な設計選択肢を選択することが可能であり得ることである。
CMS50は、コンテンツ要素タイプリポジトリ502、および、これらのコンテンツ要素タイプのインスタンスのツリーを含むことができるCER506を備えることができる。
コンテンツ要素およびコンテンツ要素タイプは、複数の含有オブジェクトによって再使用することができる。例えば、単一の被雇用者詳細コンテンツ要素を、「当方のチーム(our team)」包含コンテンツ要素および「会社電話帳(company phone directory)」包含コンテンツ要素によって使用することができ、したがって、有効非巡回グラフが作成される。これは、コンテンツ要素タイプ定義および実際のコンテンツ要素インスタンスに適用され得る。
コンテンツ要素は、一般的に、例えば、関連付けられる画面位置、サイズ、フォーマット化および他の情報(後述するローカル表示ヒントを除く)などの、レイアウトおよびフォーマット化情報を含まないことは理解されよう。
システム100は、ローカル表示ヒントを含むコンテンツ要素をサポートすることができることがさらに理解されよう。そのようなローカル表示ヒントは、コンテンツ要素が、それと関連付けられる要素をレイアウトするための何らかのヒントを提供することを可能にする。
例えば、フィールドレベル表示ヒントは、例えば、「このIDフィールドを常に太字フォントで表示する」など、コンテンツ要素内のフィールドに適用することができる。そのような指定は、通常のレイアウト要素指定における関連属性(太字テキスト)に優先することができる。
特に、システム100は、所与のコンテンツ要素の一部または全部のフィールドが、フィールド毎の「表示する/隠す」ヒントを含むことを可能にすることができ、そのため、データを入力するサイト設計者62は最終的な表示においてフィールドを隠す(そして表示しない)ようにするかを尋ねることができる。例えば、ファックス連絡先オプションを有しない事業は、「連絡先オプション」フォーム内の「ファックス番号」フィールドを隠しとしてマークすることができる。
システム100はまた、フィールドが隠れるのに起因して表示されるレイアウト内に生じる「隙間を閉じる」ための動的レイアウト技法(本明細書においてより詳細に後述する)を使用することもできる。
SGS管理者61は、サイト設計者62によって使用するための異なる要素タイプを作成および更新するために要素作成手段41を使用することができる。これらの作成される要素は、サイト設計者62に提示される一連のアンケートを通じて、または、(本明細書においてより詳細に後述するように)様々なソースからの抽出を通じて実際のコンテンツで埋めることができる。アンケートはまた、コンテンツ要素(またはコンテンツ要素のセット)から自動的に作成することもでき、または、予め規定し、コンテンツ要素(またはコンテンツ要素のセット)と関連付けることもできる。
システム100はまた、ユーザ関連ソース(他のユーザウェブサイトまたはソーシャルメディアプレゼンスなど)を分析し、情報を抽出し、これを、CER506を埋めるために使用することもできることは理解されよう。そのようなデータは、本明細書においてより詳細に後述するように、サイト設計者62によって提供される重要な詳細(商号など)に基づいてアクセスされ得る。
本明細書において上述したように、システム100は、さらに、コンテンツ要素内の追加の情報を書き込むために、外部システム70(業界標準データベースまたは様々なウェブサービスなど)からのデータを使用することができる。例えば、サイト設計者62は、コンテンツ要素に住所を書き込むことができ、システム100は、住所−郵便番号変換ウェブサービスを通じて、郵便番号情報を埋めることができる。
LER507は、レイアウト要素の階層構成から構成され得る。レイアウト要素は、場合によっては複数の要素(コンポーネントまたは他のレイアウト要素)を含む、ウェブページ全体またはウェブページの一部分の視覚テンプレートである。
レイアウト要素は、コンテンツ要素から抽出されるデータのためのプレースホルダを含むことができ、コンテンツ要素を表示するために使用される。そのようなプレースホルダは、強く定型化され得るが、複数のタイプを表示するように構成することができる。
レイアウト要素はまた、本明細書においてより詳細に後述するように、(例えば)例外処理ガイドライン(例えば、フィールドコンテンツオーバーフローの場合には何をすべきか)および表示規則(レイアウト要素のいずれの組合せが許容されるか)を含む、追加のレイアウト関連情報を含むこともできる。
コンテンツ要素と同様に、レイアウト要素も、有効非巡回グラフに編成することができることは理解されよう。コンテンツ要素と異なり、レイアウト要素は、包含される要素の位置、サイズ、Zオーダー、表示属性などを含む、全レイアウト情報を含む。
レイアウト要素は、所定の部分要素反復を含み得る、構造化された様式で編成され得る。例えば、所与のレイアウト要素は、ヘッダレイアウト要素、反復メンバレイアウト要素およびフッタレイアウト要素を含むことができる。これは、本明細書においてより詳細に後述するように、リピータ要素を介して実装することができる。
本明細書において上述したように、レイアウト要素はまた、レイアウトグループおよびプリセットページセクション(本明細書においてより詳細に後述する)のような上位エンティティに編成することもできる。システム100は、サイト設計者62が、レイアウト要素レベルまたは上位エンティティレベルにおいて対話する(例えば、バージョンを選択し、位置を選択し、編集する)ことを可能にすることができる(例えば、プリセットページセクションのみの選択および編集を可能にする、および、プリセットページセクションの再配置のみを可能にし、基礎となるレイアウト要素は可能にしない)。
したがって、たとえサイト生成システム40がレイアウト要素またはレイアウトグループの制限された操作を可能にする場合であっても、生成されるサイト(本明細書においてより詳細に後述する)は、WBSエディタ30を介してより包括的に編集することができる。
システム100は、ページレベル(または他の)レイアウト要素を特定の画面領域にマッピングすることができる。この要素は、画面全体またはその一部分のみを埋めることができる。システム100は、レイアウト要素が、画面を完全に埋める(すなわち、レイアウト要素の間に空の空間を残さない)ことを要求し得るか、または、任意の配置およびレイアウト要素の間の「穴」を許容し得る。
本明細書において上述したように、WBSコンポーネントリポジトリ516は、ウェブサイト構築システム5全体を通じて使用される基本コンポーネントタイプ定義(テキスト、画像、コンテナおよびギャラリなど)を含む。WBSエディタ30が、WBSコンポーネントリポジトリ516からのコンポーネントタイプに基づいて、WBSサイトリポジトリ509に格納されているウェブサイト構築システムサイトの直接の視覚的な作成および編集を可能にすることができることは理解されよう。WBSエディタ30はまた、WBSサイトリポジトリ509内の生成されるサイトを編集することもできる。
サイト生成システム40は、LER507に格納されているレイアウト関連要素(レイアウト要素/レイアウトグループ/プリセットページセクション)のインスタンスに基づいて、WBSサイトリポジトリ509内の生成されるサイトを生成(および編集)することがさらに理解されよう。LER507内のレイアウト関連要素インスタンスは、レイアウトタイプリポジトリ503内のレイアウトタイプに基づいて定義され、レイアウトタイプは、WBSコンポーネントリポジトリ516に格納されているウェブサイト構築システムコンポーネント定義に基づいて定義される。
システム100は、所定のレイアウト要素(本明細書において上述したプリセットページセクションなど)、(著作権、プライバシおよび匿名性のような他のサイトの権利を保持しながら)他のサイトにおいて使用されているレイアウト定義から抽出されるレイアウト要素、および、必要なコンポーネントの配置に関する複数の可能な選択肢を生成し、レイアウト要素の美観および意味内容に関連する規則を使用して(一般的に非常に大きい)生成される選択肢の余地を排除することによって動的に作成されるレイアウト要素を含む、様々なソースからのレイアウト要素を使用することができる。
本明細書において上述したように、CER506およびLER507は、別個のリポジトリである。システム100は、CER506からレイアウト要素を生成することができるが、2つのリポジトリは、別個に更新することができ、本明細書においてより詳細に後述するように、後に同期することができる。しかしながら、システム100は、本明細書においてより詳細に後述するように、(例えば、ポインタ/バックポインタ、共有ID、関連付け属性などを通じて)それらの間の接続を維持することができる。
WBSサイトリポジトリ509は、ページ、コンテナおよびコンポーネントのような、実際のサイト要素を含むことができる。システム100は、LER507およびWBSサイトリポジトリ509を、別個のリポジトリとして(それらの間の接続を維持しながら)維持することができる。システム100はまた、(例えば)レイアウト要素を生成されるサイト内部のトランスペアレントなまたは不可視のコンテナまたはフレームとして保持することによって、統合レイアウト要素リポジトリ/生成リポジトリを維持することもできる。後者の事例において、何らかのタイプの生成されるサイトの編集が、生成されるサイトの内部の組み込みLER507構造に損傷を与える可能性がある。例えば、コンポーネントを生成されるサイトの内部のトランスペアレントなレイアウト要素由来のコンテナの外部に移動することによって、レイアウト要素コンテナがレイアウト要素定義に適合しなくなる可能性がある。
システム100は、コンテンツ要素とレイアウト要素との間の多対多の関係を実施することができる。単一のコンテンツ要素が、複数のレイアウト要素において使用される情報フィールドを含むことができ、単一のレイアウト要素が、複数のコンテンツ要素からの情報を提示することができる。代替的な実施形態において、システム100は、より単純なモデル(例えば、1:1、1:mまたはm:1のコンテンツ要素−レイアウト要素関係モデル)を実施してもよい。
システム100は、本明細書においてより詳細に後述するように、複数のメカニズム(コンテンツ要素とレイアウト要素の両方と関連付けられる共通のキーワードを通じたマッチングなど)を使用してレイアウト要素をコンテンツ要素に関連付けることができる。
レイアウト要素の使用は、ユーザ、特に、他の設計者(ウェブサイト構築システム5の供給元内の内部設計スタジオなど)のサイト要素およびテンプレートを作成する専門家設計者のような、高度なユーザにとって多大な利益をもたらすことができることは理解されよう。全ページ(またはサイト)テンプレートを設計する代わりに、高度な設計者は、別個のレイアウト要素タイプ(またはプリセットページセクション)および反復されるテンプレート部分を設計することができる。したがって、結果もたらされるレイアウト要素インスタンスは、Lego(商標)ブリックのように混合およびマッチングすることができる。
本明細書において上述したように、システム100はまた、プリセットページセクション(PPS)として知られる、特定のタイプの所定のレイアウト要素およびレイアウトグループを実施することもできる。そのようなプリセットページセクションは、複数のレイアウト要素を含むことができ、システム100は、そのようなプリセットページセクション(場合によっては追加の非プリセットページセクション、レイアウト要素およびレイアウトグループと組み合わされる)から構成される視覚的構成を構築するように試行することができる。
そのようなプリセットページセクションは、任意のサブページ領域であってもよく、または、画面の左側から右側へと延在する「横断」ストリップであってもよい。そのようなストリップは、(例えば、デスクトップとモバイルデバイスの両方において生成されるサイトを使用するときに)複数の画面幅に適合するために応答的レイアウトメカニズムを使用して定義することができる。
システム100は、プリセットページセクションを複数の方法で視覚的に組み合わせることができる。例えば、プリセットページセクションがすべて横断水平ストリップである場合、可能な配列は、ストリップの異なる垂直方向順序、または、複数ページへの分割に制限される。
システム100はまた、2017年2月16日に公開された「ウェブサイトページの部分ベースの編集のための方法およびシステム(Method and System For Section−Based Editing of a Website Page)」と題する特許文献8、および、2013年9月5日に公開された「動的レイアウト編集を容易にするために調整ハンドルを使用するための方法およびシステム(A Method and System For the Use of Adjustment Handles to Facilitate Dynamic Layout Editing)」と題する特許文献9にさらに記載されているように、そのようなストリップの編集、再構成および位置決めをサポートするためのツールを提供することもできる。これらの特許文献は両方とも、本発明の共通の譲受人に譲受される。
プリセットページセクションは、(通常のレイアウト要素に含まれるものに加えて)特定の装飾(例えば、背景、境界、分離線、アイコン)ならびに状態および構成情報を有する追加の非レイアウト要素のような複数の要素を含んでもよい。すなわち、特定の要素(プレースホルダコンポーネントまたは装飾)に、位置合わせ、境界、フォントなどのような、属性およびスタイル情報の所与のセットを割り当てることができる。プリセットページセクションはまた、プリセットページセクションがサイズ変更されるときに、プリセットページセクション部分要素がどのように変更されるかを制御する動的レイアウト定義を含むこともできる(2013年8月22に公開された、本発明の共通の譲受人に譲受される「動的レイアウトおよび動的コンテンツを統合するウェブサイト設計システム(Website Design System Integrating Dynamic Layout and Dynamic Content)」と題する特許文献7にさらに記載の通り)。
プリセットページセクションは、複数の条件付き構成を含み得ることも理解されよう。例えば、2つのテキストフィールド(AおよびB)を含む所与のプリセットページセクションは、AおよびBがデフォルトでは隣り合って表示されるが、十分に大きい量のテキストがいずれかのフィールドに含まれる場合、フィールドは一方が他方の上になって表示される。そのような条件の定義は、プリセットページセクションと関連付けられる規則のセットを使用して指定することができる。この場合のプリセットページセクションは、配置または通常のコンポーネントおよび装飾的コンポーネントに対する複数の定義を含み得る。
プリセットページセクションは(他のレイアウト要素のように)、専門家設計者によって手動で作成されてもよく、または、システム100によって生成される複数のプリセットページセクションから最良に見える可能性を手動で選択することによって作成されてもよい。両方の事例において、専門家設計者は、プリセットページセクションに対して特定の調整を実施することができ、任意の関連する装飾および潤色、ならびに、任意の関連するレイアウトおよび(複数の)構成情報を追加することができる。
ここで、複数のサンプルプリセットページセクションを示す図4を参照する。見てとれるように、システム100は、特定のフィールドの目的を示すために初期フィールドコンテンツ(例えば、テキスト、メディア)を使用するが、このコンテンツは一般的に、実際のサイトのために置換または変更される。代替的に、システム100は、イラストレーションコンテンツまたはメディアを一切含まないサンプルプリセットページセクションを使用してもよい。
プリセットページセクションはプリセットページセクションカテゴリ(サイトのメイン領域に対応し得る)にグループ化されることが多いことも理解されよう。そのようなカテゴリは、ウェルカム、紹介(about)、サービス、プロジェクト、製品、組織(team)、お客様の声(testimonial)、顧客、特集、FAQ(よくある質問)、イベント、CV(職務経歴書)、分野(class)、営業時間、署名(subscribe)、連絡先などを含み得る。
リストから分かるように、一部のプリセットページセクションカテゴリは、特定のウェブサイトタイプまたは構造(または本明細書においてより詳細に後述するようなファミリ/業界選択)に適用可能である。例えば、「営業時間」プリセットページセクションは、レストランおよび同様のサービス事業に関連するが、製造企業には関連しない。
システム100はまた、一般プリセットページセクションを実施することもできる。そのようなプリセットページセクションは、例えば、複数の目的に再使用することができるフィールドタイプの有用な組合せを表示するために作成することができる。例えば、タイトル、サブタイトル、テキスト段落、メディアフィールド(画像などのための)およびボタンのフィールド/コンポーネント組合せは、多数のウェブサイトにおいて使用されていることを、出願人らは認識している。したがって、この組合せに基づく良好に設計されたプリセットページセクションのセットは、複数の必要性に供することができる。
コンテンツ管理システム50は、本明細書において上述したように、外部システム70から抽出される情報を保持することができる。コンテンツ管理システムはまた、本明細書において上述したように、他のサイトまたはオンラインプレゼンス資産から抽出されるクラウドソース情報を保持することもできる。
システム100はまた、本明細書においてより詳細に後述するように、目的変更手段47を介してウェブサイト構築システム5の外部のシステムによって使用するためにCER506から意味的知識を抽出することもできる。サンプル使用は、検索エンジンスパイダによるより良好なインデックス付け、ならびに、専門家インデックスサイトまたは同様のインデックスおよびリポジトリにおける登録のための意味的知識(例えば、「サイトはサービスA、B、Cを提供する」)の目標変更のための、コンテンツ要素リポジトリベースの検索エンジンフレンドリなサイトバージョンの生成を含む。
本明細書において上述したように、サイト設計者62は、1つまたは複数のアンケートに回答することによって、自身のウェブサイト構築プロセスを開始することができる。アンケートに対する回答は、本明細書においてより詳細に後述するように、コンテンツ要素タイプ4を作成するために使用することができる。
システム100は、様々なレベル(アンケート構築、コンテンツ要素構築、レイアウト要素構築など)における複数の規則エンジンを含むことができる。システム100は、これらの規則エンジンのための規則編集または指定サブシステムを含むことができる。このようなサブシステムは一般的に、ウェブサイト構築システム5の供給元の職員のみによって、サイト設計者62がシステム100を使用する前に、使用される。規則エンジンについては、本明細書においてより詳細に後述する。
ここで、要素作成手段41のコンポーネントを示す図5を参照する。要素作成手段41は、CEタイプ(コンテンツ要素)作成/編集手段410と、アンケートタイプ作成/編集手段411と、デザインキット作成/編集手段412と、レイアウト要素タイプ作成/編集手段413と、規則作成/編集手段414とを備える。レイアウト要素タイプ作成/編集手段413は、順序付け手段4130と、位置決め手段4131と、サイズ決め手段4132と、調整手段4133と、意味リンクハンドラ4134とをさらに備えることができる。
本明細書において上述したように、コンテンツ要素タイプリポジトリ502は、ユーザ事業情報を反映する実際のコンテンツ要素を構築するために使用される、コンテンツ要素タイプを格納することができる。さらに、コンテンツ要素タイプリポジトリ502は、そのメンバの間の継承(複数、マルチレベルおよび菱形継承を含む)をサポートすることができ、それによって、コンテンツ要素タイプは、他のコンテンツ要素タイプまたはそれらの組合せから導出することができる。
CEタイプ作成/編集手段410が、複数の異なる方法でコンテンツ要素タイプを作成することができることは理解されよう。CEタイプ作成/編集手段410は、サイト設計者62が、そのようなコンテンツ要素タイプを直接的に定義するために特定の編集ユーザインターフェースまたは他のインターフェースを使用することを可能にすることができる。
CEタイプ作成/編集手段410は、スキーマおよび構造の定義をサポートする言語(XML、JSON、SQLなど)を通じてコンテンツ要素タイプを直接的に定義することによって、コンテンツ要素タイプを作成することができる。
CEタイプ作成/編集手段410はまた、既存のサイトページまたはそのサブセットの定義を抽出することもできる。そのようなサイトは、ウェブサイト構築システム5に由来してもよく、またはその外部であってもよい。
CEタイプ作成/編集手段410はまた、データベース(例えば、関係型データベースデータ辞書)、業界標準定義またはウェブサービスインターフェース定義のような、外部ソースからのスキーマをインポートすることもできる。
システム100は一般的に、通常のプログラミング言語におけるグローバル変数の使用と同様に、いかなる特定のコンテンツ要素タイプ(例えば、「商号」、「使用通貨」など)の一部でもない様々なシステム全体のデータフィールドのリポジトリとしての役割を果たし得る、「一般」コンテンツ要素タイプを含むことができることは理解されよう。
コンテンツ要素タイプフィールドはまた、検証式、可能な値のリストなどのような、データ辞書関連情報を含むこともできることがさらに理解されよう。そのような定義は、設計者が使用するためにシステム供給元の内部職員によって、または、設計者自身が使用するために、もしくは、コンテンツ要素タイプ市場もしくは交換(別個のまたは他の市場と統合されている)を通じてコンテンツ要素タイプを供給する設計者が使用するために、設計者自身によって、作成されてもよい。
コンテンツ要素タイプは、フィールド値を割り当てられているコンテンツ要素インスタンスを作成するために使用されるアンケート(本明細書においてより詳細に後述する)と関連付けられるが、関連付けは多対多の関係であってもよいことは理解されよう。
アンケートタイプリポジトリ501は、アンケートを保持することができる。アンケートは、本明細書において上述したように、関連付けられるまたは関係付けられるコンテンツ要素タイプの作成の一部として、SGS管理者61によって手動で作成することができることは理解されよう。これは、別個のアンケートエディタを使用して、または、通常のウェブサイト構築システム5のページもしくはアンケート編集モード(例えば、一部の機能を制限し、質問順序、時間切れなどのようなアンケート関連属性を追加する)のフォームエディタを使用して行うことができる。別の実施形態において、サイト設計者62はまた、新たなコンテンツ要素およびアンケートを作成することもできる。
アンケートタイプ作成および編集手段411は、例えば、コンテンツ要素タイプ定義内のフィールドからオンラインフォームを作成するレイアウトアルゴリズムを使用して、関連付けられるコンテンツ要素タイプからアンケートを自動的に作成することができる。これは、自動レイアウト作成に関して下記に詳述するレイアウトアルゴリズムと同様であってもよいが、それらを完全な一貫したアンケートに統合するために、質問ミニフォーム(単一のアンケートフィールドに対する入力を可能にする小さいUIセクション)に適用される。
アンケートタイプ作成/編集手段411はまた、外部ソース(本明細書において上述したコンテンツ要素タイプ市場と同様の、アンケート市場または交換など)からアンケートを作成することもできる。
アンケートタイプ作成/編集手段411が、複数のソースからのアンケートを組み合わせることができ、生成またはインポートされているアンケートを編集することができることは理解されよう。システム100はまた、アンケートを自動的に統合および構成して完全なアンケートシーケンスにすることを可能にすることもできる。
CEタイプ作成/編集手段410は、コンテンツ要素タイプとアンケートの両方を、様々な属性およびメタデータでタグ付けすることができる。そのような属性は、コンテンツ要素タイプおよびアンケートをマッチングするために使用することができる。
質問は、特定のコンテンツ要素フィールド、一般ユーザ事業情報、または、選択されたサイトパラメータ(そのようなスタイル、設計情報または他のパラメータ)に関係付けることができることも理解されよう。特定の質問のコンテンツフィールドへのマッピングは、アンケート作成プロセス中にCEタイプ作成/編集手段410によって作成することができる。一般的な情報にマッピングされる質問は、複数のコンテンツ要素に含むことができる(または、本明細書において上述したように、一般的なコンテンツ要素に格納することができる)。
一般的な質問(およびそれらの回答の関連付けられる使用)は、業種、事業目的、商号(複数のコンテンツ要素において使用されることになる)、事業所住所(事業所郵便番号を位置特定し、「当方へのアクセス(how to reach us)」ページ内のマップフィールドを初期化し、名称が似ている事業からのデータを検索するときに正確な事業をより良好に特定するために、テキストフィールド値として使用されることになる)、および、事業の記述(示唆されるページ/ページタイトルとして使用される、抽出されるキーワード、および、生成されるサイト内の検索キーワードを用いて、自然言語処理を使用して分析されることになる)を含むことができる。
他の質問は、一般的に、提供されるサービスおよび製品、チームメンバ(「チームメンバ」と「社員名簿」ページの両方において使用される)、作成されているサイトに含むべきページのリスト(多重選択リストから選択する)、ウェブサイトメインスタイル(示唆されるスタイルのリストから)、および、ウェブサイトメインカラーテーマ(示唆されるカラーテーマのリストから)であってもよい。
システム100は、例えば、ユーザのコミュニティの他の構成員による使用に基づいてアンケートを変更するなど、アンケートの設計および記入において知識のクラウドソーシングを利用することができることは理解されよう。これは、エキスパートシステム(既存の回答からの学習)、規定の規則または本明細書においてより詳細に後述するような他の技術によって行うことができる。
システム100はまた、デザインキットを実装することもできることも理解されよう。これらは、サイト内の複数の要素およびコンポーネントに適用可能であるスタイル要素(色彩設計およびフォントセット選択など)の定義のセットである。ここで、同じ基礎となるページに対する異なるデザインキットの効果を示す図6を参照する。
デザインキット選択/編集手段412はデザインキットの作成と編集の両方を可能にすることができ、手動ビジュアルエディタと自動システムの両方であってもよい。したがって、デザインキットは、専門家設計者によって、一般的に既存のサイトおよびそれらの設計による経験に基づいて手動で(デザインキット作成/編集手段412を使用して)作成することができる。
代替的に(または組合せにおいて)、デザインキット作成/編集手段412は、様々な設計パラメータの最良の組合せを記述する設計規則の適用を通じてデザインキットを作成することができる。これは、色彩設計の作成および選択に特に有用である。
デザインキット作成/編集手段412はまた、既存のデザインキットおよびそれらの使用に関する、収集されているシステム情報に基づいてデザインキットを作成することもできる。例えば、設計者が、所与のデザインキットXを頻繁に選択するが、カラーパレットに特定の変更を繰り返し行う場合、デザインキット作成/編集手段412は、カラーパレットが変更された変形デザインキットを生成することができる。
デザインキット作成/編集手段412はまた、既存のデザインキットを組み合わせまたは混合することもできる(例えば、システム100が、基本デザインキットを複数の可能な関連カラーパレットと組み合わせることによって、所与のデザインキットの複数のバリエーションをサイト設計者62に提供することができる。このシナリオにおいて、SGSワークフロードライバ42は、そのようなデザインキットを選択することができ、サイト設計者62が、その選択よりも優先させて、(場合によってはサイト設計者62が手作りする)別のデザインキットを選択することを可能にすることができる。デザインキットの選択をサイト全体(すべてのレベルにおけるすべての要素を含む)に影響を与える場合がある。しかしながら、システム100はまた、サイトの複数の異なる領域に対して複数のデザインキットをサポートし、または、様々なレベルにおけるレイアウト要素と関連付けられるデザインキットの指定をサポートすることもできる(例えば、あるプリセットページセクションが、サイトの残りの部分とは異なる独自の特定のデザインキットを有するようにする)。そのような複数のデザインキットのアーキテクチャはまた、下位レイアウト要素(上位レイアウト要素からデザインキットを継承する)において、スタイルキット要素よりも優先させることをサポートすることもできる。
本明細書において上述したように、LER507は、生成されるサイトの要素として含まれる実際のレイアウト要素を構築するために使用される、レイアウト要素タイプを格納する。さらに、LER507は、そのメンバの間の継承(複数、マルチレベルおよび菱形継承を含む)をサポートすることができ、それによって、レイアウト要素タイプは、他のレイアウト要素タイプまたはそれらの組合せから導出することができる。そのようなレイアウト要素は、独立であってもよく、特定の階層を使用して定義されてもよく、または、レイアウトグループもしくはプリセットページセクションを使用して定義されてもよい。
レイアウトタイプ作成/編集手段413は、そのようなレイアウト要素タイプを直接的に定義するために特定のUIまたは他のインターフェースを使用することによって、そのようなレイアウト要素タイプを作成することができる。そのような編集環境は、WBSビジュアルエディタ30または別個の編集環境に基づいてもよい。
レイアウトタイプ作成/編集手段413は、スキーマおよび構造の定義をサポートする言語(XML、JSON、SQLなど)を通じてレイアウト要素タイプを直接的に定義することによって、そのようなレイアウト要素タイプを作成することができる。言語はまた、レイアウト情報(例えば、規定のフィールドの追加の属性としての)およびレイアウト要素と関連付けられる追加の情報(メタデータおよび動的レイアウト規則など)を表現することも可能であるべきである。
レイアウトタイプ作成/編集手段413はまた、既存のサイトページセット、単一のページまたはそのサブセットから定義を抽出することによって、そのようなレイアウト要素タイプを作成することもできる。そのようなサイトは、ウェブサイト構築システム5自体に由来してもよく、またはその外部であってもよい。一例は、所与のウェブサイト構築システムコンテナ(そのコンテンツを有する)、またはウェブサイト構築システムコンポーネントの所与のセットを選択し、それらの組成およびレイアウトをレイアウト要素として保存することである。
レイアウトタイプ作成/編集手段413はまた、データベース(例えば、関係型データベースデータ辞書)、業界標準定義またはウェブサービスインターフェース定義のような、外部ソースからのスキーマをインポートすることによって、そのようなレイアウト要素タイプを作成することもできる。スキーマは、完全なレイアウト要素を形成するために、レイアウトおよび他の情報によって(手動でまたは自動的に)補完することができる。
レイアウトタイプ作成/編集手段413はまた、本明細書においてより詳細に後述するように、(例えば、規則ベースのシステムを使用して)フィールドの所与のセットから自動的にそのようなレイアウト要素タイプを作成することもできる。自動生成の後、規則リポジトリ513に含まれるフィルタリング規則に基づいて、複数の生成されているレイアウト要素タイプの自動または手動フィルタリング(SGS管理者61による)を行うことができる。フィールドのセットは、所与のコンテンツ要素のものであってもよく、または、フィールドの所定のセット(本明細書においてより詳細に上述したような一般プリセットページセクションを作成するために使用される5つのフィールドから成るセットなど)に基づいてもよい。
そのような定義は、SGS管理者61によって作成することができることは理解されよう。定義はまた、オブジェクトマーケットプレース15(別個の市場として、または、他の市場と統合され、LE LG/PPSタイプリポジトリ503に格納される)を通じてレイアウト要素タイプを提供するサイト設計者62(または他のグラフィック設計者)によって作成することもできる。それらはまた、本明細書においてより詳細に後述するように、関連コンテンツ要素タイプまたはフィールドのセットに基づいてレイアウトタイプ作成/編集手段413によって作成することもできる。
レイアウト要素タイプ作成ワークフローは、(本明細書において上述したように)手動でまたは自動的にレイアウト要素を作成する段階、レイアウト要素をLER507にロードする段階、レイアウト要素メタデータを入力する段階、レイアウト要素をコンテンツ要素に接続する段階(予め関連付けられているレイアウト要素については、レイアウト要素例外挙動を定義し、レイアウト要素表示規則を定義する)から構成されることが理解されよう。
システム100が特定のレイアウト要素階層モデルを実装する場合、レイアウト作成アーキテクチャは、このモデルに従うことができることも理解されよう。例えば、プリセットページセクション、および、各プリセットページセクション内の領域に対する代替的なレイアウトとしての特定のレイアウト要素の作成に基づく、システム100の代替的な実施形態は、各プリセットページセクションカテゴリの複数の代替のプリセットページセクション(例えば、複数の「自己紹介(About us)」プリセットページセクション、複数の「チーム」プリセットページセクション、複数の「連絡先」プリセットページセクションなど)を作成することができる。これは、例えば、「当方の連絡先」プリセットページセクション内のアドレスボックスのための複数の「アドレス」レイアウト要素など、各プリセットページセクション内の要素または領域について複数の代替のレイアウト要素を作成することもできる。そのような「アドレス」レイアウト要素は、特定の「当方の連絡先」プリセットページセクションに属してもよく、または、複数の「当方の連絡先」プリセットページセクションの内部で使用可能であってもよい。
レイアウトタイプ作成/編集手段413が、所与のフィールドセット(コンテンツ要素などからの)に基づいてレイアウト要素タイプを自動的に作成することができることは理解されよう。レイアウトタイプ作成/編集手段413は、SGS管理者61がシステム100が使用するための多数のレイアウト要素タイプを迅速に作成するのをサポートするためのツールとして、オフライン/前処理を使用することができる。
レイアウトタイプ作成/編集手段413はまた、特定のコンテンツ要素を反映するために(例えば、所与のコンテンツ要素について一致するレイアウト要素が見出されていない場合)、レイアウト要素タイプをオンラインで自動的に作成することもできる。このシナリオにおいて、レイアウトタイプ作成/編集手段413は、SGS管理者61による予備タイプ作成の一部ではなく、サイト設計者62によるサイト作成プロセスの一部として起動される。
前処理シナリオにおいて、レイアウトタイプ作成/編集手段413は、半自動的に作動することができ、複数の可能なレイアウト要素を生成するために自動的に動作し、その後、人間の設計者による手動の検討および承認段階を経て、生成される最良のレイアウト要素の最終的なフィルタリングが実施される。システム100は、本明細書においてより詳細に後述するように、そのような手動の設計者選択に基づいて最良のレイアウトを決定するように訓練することができる追加の機械学習エンジンを含むことができる。
レイアウトタイプ作成/編集手段413は、レイアウト要素タイプ定義の内部のコンポーネントの、または、上位レイアウトグループ/プリセットページセクションタイプ定義の内部のレイアウト要素の所与のセットに関する、配置のための好ましい選択肢およびレイアウトパラメータを決定することができる。
レイアウトタイプ作成/編集手段413は、本明細書においてより詳細に後述するように、レイアウトソリューションを生成するために、包含エンティティ(上位レイアウトグループ/プリセットページセクション/ページ)の内部のレイアウト要素の代替的な構成を生成するために、同様の方法(関連する変更を伴う)を使用することができる。
レイアウトタイプ作成/編集手段413は、コンポーネントのパラメータおよび規則のセットに基づいてレイアウトパラメータを決定するために、規則エンジンを使用することができる。このプロセスは、各々がそれ自体の規則のセットを有する複数の段階から構成され得る。本明細書において上述したように、レイアウトタイプ作成/編集手段413は、順序付け手段4130と、位置決め手段4131と、サイズ決め手段4132と、調整手段4133と、意味リンクハンドラ4134とを備えることができる。
順序付け手段4130は、コンポーネントの重要性の順序を決定することができ、位置決め手段4131は、コンポーネントの空間位置を決定することができ、サイズ決め手段4132は、レイアウトの最終的なサイズを決定することができ、調整手段4133は、最終的なバージョンを作成するために予め決定されているパラメータに従ってレイアウトを調整することができる。意味リンクハンドラ4134は、意味的に関係付けられるコンポーネントを検出することができる。これは一般的に、垂直位置/サイズ調整を含むが、他の調整タイプをも含んでもよい。
レイアウトタイプ作成/編集手段413は、(例えば、段階を統合または分割することによって)異なる段階セットを実施してもよく、また、上記の段階を異なる順序で実施してもよいことは理解されよう。
各段階について、要素は、その段階に特有の規則のセットを使用することができることは理解されよう。複数の規則タイプおよびカテゴリが存在し、規則は、独立であってもよく(すなわち、レイアウトタイプ作成/編集手段413の要素は、それらのいずれかに、任意の順序で適用することができる)、または従属的であってもよい(すなわち、一部の規則は、他の規則とともに特定の方法で適用されなければならない)。
これらの定義は、規則作成/編集手段414を使用して、SGS管理者61によって作成することができることは理解されよう。
規則は、例えば、「Xは決してYの上方に配置されない」または「XはYよりも重要である」など、コンポーネントを参照することがさらに理解されよう。しかしながら、規則におけるコンポーネントの参照は、特定のウェブサイト構築システムコンポーネントタイプ(例えば、画像フィールド、テキスト段落フィールド)に係る参照、および、セマンティックツリーウェブサイト構築システムタイプに係る参照を含んでもよい、複数の形態をとることができる。
セマンティックツリーウェブサイト構築システムタイプに係る参照方式の下では(2015年10月29日に公開された、本発明の共通の譲受人に譲受される「視覚的に多様な高品質動的レイアウトの作成および使用のためのシステムおよび方法」と題する特許文献10に記載のように)、ウェブサイト構築システムコンポーネントタイプは、これより参照する図7に(特定のコンポーネントセットについて)示すように、意味的タイプ階層において構成することができる。
この方式の下では、規則はまた、実際のウェブサイト構築システムコンポーネントタイプを使用してコンポーネントを参照し(例えば、図7の「単線」)、または、セマンティックツリー内の親ノードを使用してコンポーネントを参照する(例えば、図7の「テキスト」)こともできる。この方式の下では、親ノードはまた、セマンティックツリー内でその下にあるすべてのコンポーネントとも一致する。
規則はまた、ビジネスロールを参照することもできる。これは、コンテンツ要素関連付けがすでに分かっている(例えば、オンライン使用シナリオにおいて)場合に関連し得る。このシナリオにおいて、関連付けられるコンテンツ要素は、フィールド毎のビジネスロール定義を含み、例えば、テキストフィールドは、「事業所住所」または「チームメンバ名」であることが分かっており、ただのテキストフィールドではない。サンプル規則は、「チームメンバ名はオブジェクトが介在することなくチームメンバ記述の隣りになければならない」である。
レイアウト要素の作成と関連付けられる規則エンジンは、肯定的規則(「Xを常にYの上方に配置する」)および否定的規則、厳密な規則(常に適用しなければならない)および任意選択の規則、相対的な規則(「Xは少なくともYからnピクセルのところになければならない」)および絶対的な規則(「Xはmピクセルよりも大きくなってはならない」)、ならびに、規則の重み/優先順位(すなわち、規則が矛盾する場合に、いずれの規則がより重要、より良好またはより優先されるか)のような、様々な規則タイプおよびカテゴリをサポートすることができることは理解されよう。
他の規則は、パラメータ化規則、すなわち、評価されているコンポーネントの属性を含むパラメータ化された式に基づいて決定をもたらす規則(例えば、「写真の値の重要性は、その面積に0.05を乗算した値によって決定される」)、および、条件的規則(例えば、「AはBの上方にあるが、これは3つのCがBの下方にある場合に限る」)を含むことができる。
コンテンツ要素インスタンスに基づいて(すなわち、コンテンツで埋められている)レイアウト要素を作成するために使用されるとき、SGSワークフロードライバ42は、本明細書においてより詳細に後述するように、(コンテンツ要素から導出されるような)レイアウト要素コンテンツをも参照する規則を実施することができることも理解されよう。これは、「空」のレイアウト要素(すなわち、レイアウト要素タイプ)が位置決めされている場合、例えば、(本質的にレイアウトグループである)テンプレートページを作成するためにレイアウトタイプ作成/編集手段413を使用するときには適用されない。「空」のレイアウト要素は、依然として、サンプルコンテンツ(例えば、サンプルテキストおよび画像または装飾的/観賞的要素)を含み得ることは理解されよう。
レイアウトタイプ作成/編集手段413は、本明細書において上述したように、規則タイプの制限されたサブセットをサポートし得る。例えば、実施態様は、厳密な否定的規則(例えば、「XがYの上方にあることを決して許容しない」)のみを含み得、コンポーネント位置決め選択肢を不適格とするために、そのような規則のみを使用し得る。規則はまた、例えば、「被覆される領域の密度は、被覆される領域のX%〜Y%で均一でなければならない」など、一般的な設計および美観原則を反映することもできる。
規則のいくつかは、拘束を定義することができる。例えば、「タイトルXが写真Yの上方にある場合(Yの幅>Xの幅)」のような規則のセットは本質的に、通常の規則よりも拘束が大きい。規則は、レイアウト選択肢の生成を排除または制限するために使用され得る。拘束は累積され、すべてのコンポーネントおよび制約されたレイアウト要素が配置されると、解決モジュールによって解決される。そのような解決は、線形ソルバ(線形拘束に対する)と、他のタイプのソルバとを組み合わせることができる。
本明細書において上述したように、順序付け手段4130は、コンポーネントがレイアウト要素内で配列される重要性の順序を決定することができる。この順序は、位置決めプロセスにおいて後に使用される。この段階はまた、手動で実施することもでき、SGS管理者61が、レイアウト要素タイプを作成し、それらの順序を割り当てる。
代替的に、順序付け手段4130は、重要性値を指定する規則を使用してもよい(例えば、「200×200ピクセルを上回る写真は、Xの値の重要性を有する」)。これらの重要性値は、重要性順序を生成するために後にソートされる。規則はまた、相対的な重要性を指定することもでき、そのような情報は、順序を決定するためにトポロジカル整列に使用される(例えば、「事業記述は事業所住所よりも重要である」)。
順序付け手段4130はまた、様々なコンポーネントまたは基礎となるコンテンツ要素タイプと関連付けられる順序ヒントを使用することもできることは理解されよう。これらのヒントは、静的優先順位、および、ユーザ意図、すなわち、サイト設計者62が行おうと意図していることを含み得る。異なるレイアウトが異なる目的のために促進され得ることがさらに理解されよう。例えば、日本のサイトは密なレイアウトを好む。法的なウェブサイトは、一般的に、特定の秩序だった外見および感覚(ならびに色の選択)を使用する。他のヒントは、長さ、関連性、ならびに、優先順位およびユーザ選択に関する、収集されるクラウド情報を含む。この段階の出力は、重要性によって順序付けされた、生成されているレイアウト要素内のコンポーネント(またはサブレイアウト要素)のセットである。
位置決め手段4131は、可能なレイアウト要素構成のツリーを作成することができ、位置決め規則のセットに基づいて、一部のブランチを不適格とすることができる。この配置は、順序付け手段4130によって以前に確立されている順序に従って実施される。位置決め手段4131は、第1のコンポーネントを画面の中央に配置し、ツリー内の既存のコンポーネント構成に基づいて、追加のコンポーネントを配置することができる。
ここで、位置決め手段4131の配置可能性のツリーを示す図8を参照する。位置決め手段4131は、M(メディア)をT(テキスト)の上方にあるものとして配置しており、この時点で、S(サブタイトル)のための位置を探す必要がある。位置決め手段4131は、Sのための可能な配置のツリーを(例えば、既存の配置トポロジを分析し、Sが挿入され得る可能な領域のリストを決定することによって)作成することができ、位置決め規則に基づいて一部のブランチを排除することができる。
位置決め規則は、「(テキストがサブタイトルの上方にある)ことが決してないようにする(Never (Text above sub−title))」のような、大域的なものであり得る。位置決め手段4131は、一般的に、ブランチを除くことを目的とした厳密な否定的規則である位置決め規則を使用することができる。位置決め手段4131はまた、特定のレイアウト要素およびコンポーネントと関連付けられる規則(例えば、すべてのウェブサイト構築システムコンポーネントと予め関連付けられる規則)を使用することもできる。
規則は、X/Yベース(AはBの上方/下方/左/右にある)またはZベース(AはBの上にある、これは、AがBの正面に見えることを意味する)であり得る。規則は、一般的に、コンポーネントタイプレベル、意味的コンポーネントタイプレベル(例えば、「サブタイトルがタイトルの左にあってはならない」)、または、レイアウト要素レベル(「チーム記述レイアウト要素は、チームメンバレイアウト要素の下方にあってはならない」)において表現される。
レイアウトタイプ作成/編集手段413は、本質的にトポロジ的である規則(「Aは決してBの上方にない」)、画面に関する相対的な用語を使用して定義される規則(「画面幅の50%/75%を使用する」)、および、場合によって画面解像度に対して定義される特定の距離を含む規則(「Aは常にBの水平方向75ピクセル内にある」)を含む、規則タイプの任意の組合せをサポートすることができる。
階層レイアウト要素構成において、位置決め手段4131は、階層の各レベルにおいてそのようなソリューションツリー構築を実施することができることは理解されよう。したがって、位置決め手段4131は、最上位レイアウト要素のツリーを生成することができ、各組合せにおける各レイアウトについて、位置決め手段4131は、そのコンテンツのレイアウト要素ツリーを生成することができる。一部のレベルにおいて、1つまたは複数の所定のレイアウト要素タイプのセットが存在する場合があり、そのため、ツリーは、この所定のレイアウト要素セットからの選択から構成されることになる。位置決め手段4131の出力は、生成されているレイアウト要素内のコンポーネント(またはサブレイアウト要素)のトポロジ的レイアウトの有効な選択肢のセットであることは理解されよう。
サイズ決め手段4132は、様々な要素のサイズおよびサイズの組合せを統制するサイズ規則を適用することができる。そのような規則は、一部のブランチを排除し、追加のブランチを作成し得る。例えば、サイズ決め手段4132は、関連する高さおよび幅のセットに基づいて特定のテキストボックスに対する複数の選択肢を生成することができる。
サイズ決め手段4132はまた、例えば、コンポーネントがそれらの内容の変化またはページ上の他のコンポーネントに対する変更に基づいてどのようにサイズ変更されるかなど、動的レイアウト(特許文献7に記載されているような)が様々なコンポーネントに対して動作する方法を制御することもできる。そのような規則の例は、「ボタンのサイズは決して増大しない」を含み得る。別の例は、ボタン上の画像を有するレイアウトを(下向きに)拡大するとき、要素(そのレイアウトの下方にある)が可能な限り下向きに押される場合である。それらが下向きに押された後にのみ、画像アスペクト比が破綻するまで、画像は増大することができる。規則はまた、例えば、「タイトルは常にその下方にあるサブタイトルを押す」など、コンポーネントの位置(サイズだけでなく)がどのように影響を受けるかに関する案内を含むこともできることも理解されよう。さらに、そのような規則は、本明細書においてより詳細に後述するように、調整手段4133によって使用することもできる。
サイズ決め規則はまた、生成されているレイアウト要素のサブセットにも適用可能であり得る。例えば、サイズ決め手段4132は、例えば、「単一のヘッダ/フッタライン内に[電話+Eメール+メニュー]がある場合、メニューは動的にEメールおよび電話の後に残された領域を占める」など、ヘッダおよびフッタレイアウト要素のみに対する特別な規則を実施することができる。
サイズ決め手段4132からの出力は、コンポーネントおよびそれらの基本(デフォルト)サイズを含み得るが、依然として実際のコンポーネント内容に基づいて調整を必要とする、レイアウト要素レイアウト選択肢のセットである。
調整手段4133は、特定のレイアウト要素内の様々な要素の位置およびサイズを調整することができる。そのような調整は、一般的に、要素を「下」に(ページの下部に)押すまたは延伸することによって行われるが、調整手段4133は、追加のタイプのサイズおよび位置調整をサポートすることができる。例えば、調整手段4133は、画像を、それらのアスペクト比を保持するように、両方向においてサイズ変更することができる。
この段階において適用される規則は、特許文献7において記載されている動的レイアウト規則(特に、コンポーネント間の動的レイアウトアンカの自動生成を含む)と同様であることは理解されよう。しかしながら、レイアウトタイプ作成/編集手段413は、本明細書においてより詳細に後述するような追加の機能を提供することができる。
ここで、調整手段4133がボトムツーボトムアンカを自動的に作成する方法の例を示す図9を参照する。図示されているように、調整手段4133は、3者のチームメンバの記述([1]、[2]および[3])を含む「当方のチーム」レイアウト要素の複数の視覚的選択肢([A]、[B]および[C])を作成する。選択肢[C]において、3つの含まれているチームメンバレイアウト要素([1,2,3])の下縁は、水平ライン[x]に沿って整列されている。この場合、調整手段4133は、[1]、[2]および[3]の下縁の間にボトムツーボトムアンカを自動的に作成することができる。したがって、選択肢[C]が選択され、(例えば)チームメンバ[3]の記述が配分されている領域からオーバーフローする場合、チームメンバレイアウト要素[3]は下に延伸することができ、チームメンバレイアウト要素[1]および[2]をも延伸させることができる。
示唆されているレイアウト[C]は、ボタンがレイアウト要素[1]、[2]および[3]と整列されている追加のテキスト要素[d]を含むことは理解されよう。しかしながら、[d]はチームメンバレイアウト要素ではないため、調整手段4133は、要素[1,2,3]下縁の下縁と要素[d]の下縁との間に自動アンカを作成しないように決定し得る。
したがって、調整手段4133は、特許文献7に記載されているものよりも相当に有能な規則をサポートすることができる。特に、調整手段4133は、コンポーネントタイプ、位置、サイズおよび内容だけでなく、コンポーネントの意味役割およびビジネスロール(本明細書において上述したようなチームメンバ対通常のテキストボックスなど)、コンポーネント履歴(例えば、編集履歴)、ユーザパラメータなどのような、他の属性をも考慮することができる。
調整手段4133は、例えば、「所与の写真をX%サイズ変化するまで伸張し、その後、レイアウト全体を伸張する」など、手続き的に定義された規則結果を提供することができる。そのような手続き的結果規則は、複数の段階および条件付きフロー(例えば、既存のまたは特殊なスクリプト言語を使用する)を含むことができる。
調整手段4133による調整プロセスは、サイト設計者62が(例えば、レイアウト要素市場のために)手動でレイアウト要素を作成する事例、および、サイト生成システム40が(本明細書においてより詳細に後述するように)レイアウトを作成する事例を含む、レイアウト要素が作成されるすべての事例に関係することは理解されよう。しかしながら、実際の調整は、実際のコンテンツがレイアウト要素に対して定義されるとき(例えば、埋められたコンテンツ要素に基づいてレイアウト要素を作成するとき、または、レイアウト要素に追加される実例となるコンテンツを使用するとき)にのみ、実施される。そのようなコンテンツは、レイアウト要素タイプ作成/編集手段413が各コンポーネント内の実際のコンテンツの量を知ることができるように、必要とされる。
調整手段4133からの出力は、コンポーネント、ならびに、レイアウト要素の内容、位置、サイズおよび他の属性に従って調整されたそれらのサイズを含む、レイアウト要素レイアウト選択肢のセットである。
上記の調整プロセスは、レイアウト要素またはレイアウトグループが作成されるすべてのシナリオに関係することは理解されよう。しかしながら、実際の調整は、実際のコンテンツがレイアウト要素に対して定義されるとき(例えば、埋められたコンテンツ要素に基づいてレイアウト要素を作成するとき、または、レイアウト要素に追加される実例となるコンテンツを使用するとき)にのみ、調整手段4133によって実施される。そのようなコンテンツは、調整手段4133が各コンポーネント内の実際のコンテンツの量を知るように、必要とされる。調整は、ブラウザが実際のレンダリングを行うことによってではなく、内部で実施されることは理解されよう。
調整手段4133はまた、例えば、サイト設計者62が、フォントがより大きい(テキストをより大きくする)新たなデザインキットに切り替える場合など、他の場合において再調整することもできる。
規則作成/編集手段414は、SGS管理者61によって、本明細書において上述したように要素作成手段41の異なる要素によって使用されるようなレイアウトおよび美観規則を作成するために使用することができる。これらの規則は、規則リポジトリ513に格納することができることは理解されよう。
規則はまた、意味リンクに従ってコンポーネントをも参照することができる。意味リンクハンドラ4134(特許文献10に記載されているような)は、写真およびそのキャプションのような、意味的に関係するコンポーネントを検出することができる。このシナリオにおいて、規則はまた、そのような意味的に関係するセットを参照することもできる(例えば、「キャプションテキストは常にその関係する写真の下方になければならない」)。
SGSワークフロードライバ42は、基本サイト生成プロセスを実行することができ、アンケートの実行、結果もたらされるデータの分析、関連する外部情報の検索から、サイト設計者62による編集の処理を伴う、サイト設計者62に対するレイアウトソリューションの提示までの活動の流れを調整することができる。
ここで、SGSワークフロードライバ42の要素を示す図10を参照する。SGSワークフロードライバ42は、データ協調手段420と、回答分析手段421と、規則エンジン422と、クラウドソースデータ分析手段423と、機械学習手段/AI424と、CE(コンテンツ要素)生成手段425と、CE/LEマッチング手段426と、LS(レイアウトソリューション)ハンドラ427と、GS(生成されるサイト)生成手段428とを備えることができる。
データ協調手段420は、アンケート実行手段4201と、ファミリ/業界決定手段4202と、収集データ検索手段4203と、テキスト生成手段4204とをさらに備えることができる。回答分析手段421は、自然言語エンジン4211をさらに備えることができる。
レイアウトソリューションハンドラ427は、LS生成手段4271と、LS提示手段4272と、LE変形形態エディタ4273と、レイアウト選択ストアハンドラ4274とをさらに備えることができる。
データ協調手段420は、生成されるサイトのコンテンツ要素を作成するためにCE生成手段425によって必要とされるコンテンツを取得するためのプロセスを実行することができる。
アンケート実行手段4201は、本明細書において上述したようにアンケートタイプ作成/編集手段411によって作成されるアンケートを実行し、それに従って、データを収集することができ、ファミリ/業界決定手段4202は、ウェブサイトが意図されている業界およびファミリのタイプを決定することができ、収集データ検索手段4203は、外部データ収集手段43および内部データ収集手段44に、それに従って関連情報を収集するように指示することができる。テキスト生成手段4204は、ファミリ/業界決定手段4202によって決定されるような特定のファミリおよび業界に適合することができる適切なテキストコンテンツ(生成されるサイトにおいて使用するための)を生成することができる。
アンケート実行手段4201は、(本明細書においてより詳細に後述するように)アンケートを使用することによってサイト設計者62によって提供される情報、同様のユーザの応答から(当該ユーザのプライバシを保持しながら)抽出される情報、外部ソース(業界標準データベースまたは様々なウェブサービスなど)から抽出される情報、ユーザ自身に関連する他のデータソース(ユーザに属する他のウェブサイト、ウェブサイト構築システムおよびソーシャルメディアプレゼンスの内部または外部の他のウェブサイトなど)から抽出される情報、ならびに生成されているウェブサイトに対して為される更新および編集(CER506を更新するもの、本明細書においてより詳細に後述する)のうちのいずれかで、CER506を埋め、更新することができることは理解されよう。
アンケート実行手段4201は、サイト設計者62が、抽出された情報を検討し、必要な場合には適切なインターフェースを通じて補正することを可能にすることができる。
アンケート実行手段4201は、これらの技法を組み合わせ、例えば、アンケートに基づいてCER506を埋め、本明細書においてより詳細に後述するように、ユーザのFacebookページ(例として)から抽出される情報を統合することができることも理解されよう。
アンケートは、手動で(すなわち、サイト設計者62が書き込む)、または、システムが案内するように使用することができることは理解されよう。
手動で使用される場合、高度なサイト設計者62は、作成するためのコンテンツ要素を選択する(それによって、自身の関連付けられるアンケートを選択する)ことができる。この選択肢は、専門家開発者、熟練のウェブサイト構築システムユーザまたはコンテンツ内容の熟練者にとって最も適している。
したがって、サイト設計者62は、利用可能なコンテンツ要素タイプのセットを閲覧し、場合によっては、手動選択、コンテンツ要素タイプと関連付けられるメタデータ(例えば、「『自動車予備部品』事業カテゴリ内の『流通業者ネットワーク』と関係付けられるすべてのコンテンツ要素タイプを選択する)、および、コンテンツ要素タイプの実際のパラメータ(例えば、「『当方へのアクセス』としてマークされ、『店舗住所』フィールドを含むすべてのコンテンツ要素タイプを選択する」)の任意の組合せに従って、それらをフィルタリングすることができる。
サイト設計者62は、埋めるためのコンテンツ要素タイプのサブセットAを選択することができる。これは、完全にサイト設計者62の裁量権によるものであってもよく、または、代替的に、アンケート実行手段4201が、コンテンツ要素順序規則(コンテンツ要素Mはコンテンツ要素Nの前に来なければならない)または包含規則(コンテンツ要素Xを埋める場合、コンテンツ要素Yおよびコンテンツ要素Zも埋めなければならない)を執行してもよい。
例えば、アンケート実行手段4201は、アンケートタイプ作成/編集手段411に、サブセットA内のコンテンツ要素タイプの各々と関連付けられるアンケートを位置特定または作成するよう指示することができ、その後、一致するアンケートセットBを作成することができる。その後、サイト設計者62は、アンケートセットB内のアンケートに記入する。
本明細書において上述したプロセスは、関連するコンテンツ要素が選択(および順序付け)され、その後にのみ、アンケートが選択され、順に表示される、2ステップ方法のためのものであることは理解されよう。サイト生成システム40はまた、コンテンツ要素選択(サイト設計者62による)ならびに一致するアンケート選択(アンケート実行手段4201による)および回答が対話的に行われ、結果、コンテンツ要素/アンケート選択の各々が、好適なアンケートが選択および記入された後に実施される、対話的方法を実施することもできる。
手動使用方法において、サイト設計者62は、部分プロファイルのみを提供する、例えば、一部のフィールド(レイアウト要素/ソリューション生成に必要な)が指定されていない、埋めるためのコンテンツ要素のセットを選択することができることも理解されよう。そのような場合、アンケート実行手段4201は、サイト設計者62に、欠けているコンテンツを(例えば、欠けているフィールドのみを有する「完成」アンケートをポップアップすることによって)提供するよう要求することができる。
アンケート記入のシステムが案内する使用方法について、サイト設計者62は、最初に、事業タイプ(垂直アプリケーション)およびサブタイプの選択のような複数の誘導的な質問に回答することができる。そのような誘導的な質問は、(本明細書において上述したように)事業情報を取り出すために使用される事業の重要な詳細を要求することを含み得る。
誘導的な質問はまた、より詳細にすることもでき、例えば、アンケート実行手段4201は、サイト設計者62に、誘導的な質問の一部として事業サービスのリストを提供するよう要求することができる。
誘導的な質問は、フォーム、ウィザードまたは他の構成として構成することができる。各質問に対する回答が、次の質問に影響を及ぼす場合がある。アンケートタイプ作成/編集手段411は、質問および可能な回答のリストを編集するための編集環境を提供することができる。そのような編集環境は、WBSエディタ30または別個の編集環境に基づいてもよい。質問はまた、(コンテンツ要素に関連して本明細書において上述したように)現在のおよび他の設計者からの知識を組み込んだエキスパートシステムによって生成することもできる。
誘導的な質問に対する回答に基づいて、アンケート実行手段4201は、サイト設計者62に表示するための一連のアンケートを選択することができる。誘導的な質問に対する回答は、記入済みアンケートリポジトリ505に格納することができ、本明細書において上述したようにコンテンツ要素に挿入することもできることは理解されよう。
誘導的な質問は、(本明細書においてより詳細に後述するような)ファミリ/業界指定を含むことができる。そのような場合、それらは、ファミリ/業界リポジトリ514を検索し、プリセットページセクション、レイアウト要素および他のサイト要素を取り出すために使用することができる。このシナリオにおいて、CE生成手段425は、コンテンツ要素のセットを直接的に構築することができ、レイアウトソリューションハンドラ427およびCE/LEマッチング手段426は、本明細書においてより詳細に後述するように、表示のために一致するプリセットページセクション/レイアウト要素オプションを選択することができる。
両方の方法において、アンケート実行手段4201は、以前の回答に基づいて一連のアンケートを調整することができることは理解されよう。そのような調整は、(例えば)アンケートの順序、各アンケート内の質問の順序、尋ねられる特定の質問(例えば、一部は除去されてもよい)、および、一部の質問に対するデフォルトの回答に影響を与え得る。
アンケート実行手段4201は、規則エンジン422またはエキスパートシステムを使用して実行される規則のセットを介して、これらの調整を制御することができる。そのような規則エンジンは、いずれのコンテンツ要素を埋めるべきか、および、いずれのアンケートを表示すべきかを決定するために、所定の規則、および、(現在のユーザの、および、他のユーザからのクラウドソースの)回答分析手段421による以前の応答の分析に依拠することができる。例えば、アンケート実行手段4201は、サービスXを提供する弁護士事務所が、一般的に、サービスYをも提供することを検出することができ、ユーザがサービスXのアンケートに書き込むと、サービスYの関連するアンケートを表示することができる。
規則エンジン422はまた、訓練および教育用システムの領域からの技法を実施することもできる。例えば、アンケート実行手段4201は、ユーザ応答時間、エラー率およびユーザ損失(すなわち、ユーザがプロセスを開始するがこれを完了しない割合)を測定することができる。そのような情報に基づいて、アンケート実行手段4201は、いずれのさらなるアンケートを表示すべきかを決定することができ、ユーザがアンケートに記入するのを助けるために、場合によって、アンケートの単純化されたバージョンを使用し、または、関連する訓練材料を表示することができる。
アンケート実行手段4201はまた、記入済みアンケートリポジトリ505内に、埋められたコンテンツ要素とは別個のものであり得る、実際のアンケート回答のコピーを格納することもできる。例えば、フォームは、自然言語処理を使用してそこから構造化データ要素が抽出される(例えば、サービスリストを提供される)フリーテキスト応答フィールド(例えば、「あなたの事業を説明してください」)を含むことができる。
アンケート回答は単にコンテンツ要素に挿入されることになる情報を提供するだけではないことは理解されよう。回答分析手段421は、コンテンツ要素のさらなる情報を推測するために、自然言語エンジン4211を使用して回答を分析することができる。
保持されているアンケート回答は、収集されているBIの分析の一部として、新たなデータ抽出および変換アルゴリズムのオフラインテストを実施し、サイト設計者62がアンケートシーケンスを再追跡または再実行することを可能にするためのテストデータとしてのさらなる使用を含む、複数の目的に使用することができる。所与の既存のサイトを更新するため、または、他の目的のために、サイト設計者62がシーケンス内の所与の点から後戻りし、再開することを所望する場合、これは、中断されたシーケンス実行の後に行うことができる。格納されている回答はその後、予め記入されたアンケートをサイト設計者62に提示するために使用することができ、そのため、サイト設計者が、以前の回答を編集することによってアンケートに記入し直すことがより容易になる。
A/Bテスタ46は、システムの開発者が、本明細書においてより詳細に後述するように、いずれのアンケートを使用すべきかを決定するのを助けるように、アンケートレベルにおいてA/Bテストを実施することができることは理解されよう。
システム100は、新規のファミリ/業界コンテンツアーキテクチャを使用することも理解されよう。事業タイプ(およびそれらの関連付けられるウェブサイト)は、それらのファミリおよび業界に従って分類され得ることを、本出願人らは認識している。
ファミリは、学校、外来診療所、法律事務所のような企業の一般タイプまたはカテゴリを定義する。この一般タイプは、多くの場合、ウェブサイトの一般的な構造を決定する。例えば、ほとんどの学校ウェブサイトは、ほとんどの法律事務所ウェブサイトに見られる共通の要素セット(会社歴、専門分野、提供サービス、弁護士経歴など)とは異なる共通の要素セット(教師、所在、課程など)を含む。しかしながら、システム100は、所与の事業ファミリの複数の可能なウェブサイト構造を提供することができる。
事業のファミリカテゴリへの分割は、事業タイプまたは分類への分割とは同一ではないことは理解されよう。ファミリ/業界決定手段4202は、これらの複数の事業が同様のウェブサイト構造を有する場合に、異なる一般タイプの事業を同じファミリに割り当てることができる。例えば、レストランおよびバーは別個の事業タイプであるが、それらは一般的に同じウェブサイト構造を使用するため、ファミリ/業界決定手段4202は、単一の「レストラン/バー」事業ファミリの下でそれらを統合することができる。
業界は、特定の業界または知識領域タイプであり得ることがさらに理解されよう。例えば、学校ファミリについて、システム100は、美術学校、工業学校、および音楽学校のような複数の業界(すなわち、学校のタイプ)をサポートすることができる。
業界カテゴリは、1つのみの事業ファミリに適用可能であり得、例えば、「商業訴訟」業界カテゴリは、「法律事務所」ファミリにのみ適用可能である。他方、一部の業界カテゴリは、複数のファミリに適用可能であってもよい。例えば、「不動産」業界は、法律事務所、鑑定士、コンサルタント、および、さらには学校に適用することができる。
ほとんどの事業タイプについて、サイト構造および表示テキスト情報は、事業ファミリカテゴリを特徴付ける(および、それと相関付けられる)こと、ならびに、サイトメディア(画像およびビデオ)要素は、事業業界カテゴリを特徴付ける(および、それと相関付けられる)ことを、本出願人らは認識している。
例えば、不動産弁護士および訴訟弁護士のウェブサイトは、同様のサイト構造(例えば、弁護士経歴および提供サービス)および表示固定テキスト(例えば、サイトセクション見出し)を有し得る。他方、不動産弁護士および総合建築建設会社は、両方とも、建築物および建設計画の画像(および背景)を使用する。
別の例として、美術学校は、一般的にファミリ(学校)に関連するテキストおよび業界(ここでは「美術」)に関連する画像を有する。テキストは、ファミリ(ここでは「学校」)に関連するものである−「学校は[x]にあった」。画像は、美術に関連するものである(例えば、古典または現代美術から撮影される)。
システム100はまた、複数の事業タイプ(例えば、複数の構造、複数の業界または両方)を組み合わせる事業をサポートすることもできる。例えば、ソフトウェア会社は、ソフトウェア製品提供者(e−shopタイプのサイト要素を必要とする)とインストールおよびサポートのためのサービス提供者(サービスタイプのサイト要素を必要とする)の両方であり得る。そのような場合、SGSワークフロードライバ42は、(例えば)複数の構造(複数の事業ファミリの)に見られる要素を統合する構造を生成することができる。別の例として、SGSワークフロードライバ42は、サイト設計者62に、サイト設計者の事業活動に関する質問を尋ね(「その美術館では商品も販売していますか?」)、従って、サイト構造の追加のセクションを「開く」ことができる。
したがって、単一のデータ片、すなわち、サイト設計者62の特定の事業タイプに基づいて、ファミリ/業界決定手段4202は、ユーザの事業ファミリおよび業界を決定することができ、これらから、関連するサイト構造、テキストフィールド値および画像/ビデオ/メディア/背景フィールド値を取り出すことができる。これらのサイト構造は、完全なウェブサイトテンプレート、プリセットページセクション(上述)の選択、別個のサイト要素などとして表現することができる。ファミリ/業界決定手段4202はその後、完全なサイトの可能な選択肢を生成するために、両方向(ファミリと業界)からの材料を統合することができる。
サイト設計者62は、単一またはマルチレベルリストから選択すること、事業タイプを識別するために(自然言語エンジン4211を使用して)回答分析手段421によって分析される自然言語記述を提供すること、および、ファミリ/業界決定手段4202が事業タイプを決定することを可能にすることができる他の詳細(既存のウェブサイト、ビジネスソーシャルメディアプレゼンスまたは走査された公告、文書または事業によって生成される他のメディアに対するリンクなど)を提供することのような、複数の方法において特定の事業タイプを提供することができることは理解されよう。
ファミリ/業界決定手段4202は、上述した様々な要素(すなわち、可能なプリセットページセクション、サンプルテキストセグメント、サンプル写真など)をファミリ/業界リポジトリ514に格納することができることは理解されよう。要素は、事業特有の情報が挿入されることを可能にするプレースホルダを含んでもよい。例えば、「紹介」ボックスのテキスト要素は、「{BusinessName}(商号)が{FoundingDate}(創立日)内で見つかりました」のような文から構成され得る。
収集データ検索手段4203は、外部データ収集手段43および内部データ収集手段44に、ファミリ/業界決定手段4202によって決定されたファミリまたは業界に関連するデータを収集するよう指示することができる。データ協調手段420はまた、サイト設計者62および他の設計者によって行われる選択(生成されているウェブサイトまたは他のウェブサイトの以前の生成または編集セッションにおけるもので、レイアウト選択ストア508および編集履歴リポジトリ511に格納されているもの)から収集される情報を使用することができることは理解されよう。
そのような情報は、一般的に、様々なレベルにおいて提案されている選択肢をランク付けするために使用することができる。これは、レイアウト要素作成(例えば、「他の法律事務所は一般的に、弁護士経歴を互いに隣り合って配置し、提携先を上部に置いています」)と、本明細書においてより詳細に後述するようなレイアウトソリューションまたはソリューション要素の選択(例えば、「[課程LE]バージョンLE17を選択した他の学校は、[学校歴LE]バージョンLE45およびLE72をよく選んでいます」)の両方の間に関連する。分析は、本質的に統計的であり得、または、本明細書においてより詳細に後述するように、同様の状況におけるユーザ応答を研究するためのAIエンジンの使用に基づき得ることは理解されよう。分析はまた、完全なレイアウト要素(プリセットページセクションのような他の階層要素)、レイアウト要素の選択または特定のレイアウト要素/コンポーネント属性(色およびスタイルなど)のランク付けまたは推奨を提供することもできる。
テキスト生成手段4204は、(例えば)一般的であり得るか、または、ファミリ/業界決定手段4202によって決定される各事業ファミリ/業界の特定のテキストオブジェクトタイプ(例えば、「自己紹介」、「当方のチーム」)に適合され得るテキストテンプレートの使用をサポートすることができる。
そのようなテンプレートは、コンテンツ要素からの関連する値(商号および住所のような、本明細書において後述する「一般」コンテンツ要素からの値を含む)を挿入することができるプレースホルダを含むことができる。
テキスト生成手段4204は、例えば、不動産弁護士事務所(事業業界/ファミリの組合せ)の「当方のチーム」セクション(オブジェクトタイプ)の複数の可能な提案されるテキストセクションなど、そのような各ロールの複数のテキストテンプレートを提供することができる。テキスト生成手段4214は、(より詳細に後述するような決定規則のセットまたはクラウドソースの知識に基づいて)特定のテキストテンプレートを提案するか、または、可能なテンプレートのランダムな選択を使用することができる。
CMS50内の要素は、業界(メディアファイルの場合)、ファミリ(テキストファイルの場合)、場合によってプリセットページセクションカテゴリおよびフィールドカテゴリ(タイトル、サブタイトル、画像、...)に対応するウェブサイトセクション(ウェルカム、自己紹介、...)のような、複数のメタデータ属性でタグ付けされることは理解されよう。
テキスト生成手段4204は、これらの属性をチェックすることによって、CMS50から要素を選択することができる。属性値は、階層構造において構成することができる。例えば、ゴルフサイトは、「ゴルフ」をチェックし、(見つからない場合)より一般的な「スポーツ」を(値階層を上ることによって)チェックすることができる。
これより、外部データ収集手段43および内部データ収集手段44の要素を示す図11および図12を参照する。
外部データ収集手段43は、オンライン収集手段431およびオフラインインポート手段432をさらに備えることができる。オンライン収集手段431は、ソーシャルメディアインポート手段4311aと、データフィードインポート手段4312と、外部ウェブサイトインポート/分析手段4313とをさらに備えることができる。オフラインインポート手段432は、文書インポート手段4321と、データ分析手段4322と、データマッチング手段4323とをさらに備えることができる。
内部データ収集手段44は、追加ユーザデータ分析手段441と、BI分析手段442と、EH(編集履歴)分析手段443とを備えることができる。追加ユーザデータ分析手段441は、プライバシ保持手段4410をさらに備えることができる。
本明細書において上述したように、外部データ収集手段43および内部データ収集手段44は、ユーザ関連ソース(およびリソース)から情報を抽出することができ、これを、コンテンツ要素およびコンテンツ要素集合を作成するために使用することができる。これは、ファミリ/業界決定手段4202によって決定される情報および収集データ検索手段4203からの指示に基づくことができる。
そのような情報源は、例えば、サイト設計者62に属するソーシャルメディアアカウント(例えば、Facebook、LinkedIn、WordPressブログなどからのもの)、サイト設計者62と関連付けられる他のウェブサイトまたはウェブプレゼンス、および、本明細書において上述したように抽出することができ、構造化フォーマットに協調することができる、ウェブサイト構築システム5(または他のウェブサイト構築システムおよびプラットフォーム)を使用して作成される、サイト設計者62に属する既存のサイトを含むことができる。
システム100はまた、様々な業界特有のソースをサポートすることもできることも理解されよう。例えば、レストラン事業は、OpenMenuプラットフォーム(openmenu.comから)のような公衆メニューリポジトリに格納されているメニュー情報をインポートすることができる。
外部データ収集手段43は、これらのソースにアクセスし、それらからコンテンツを抽出し、抽出されたコンテンツを分析し、情報の関連する要素を探し、それらのコンテンツ要素リポジトリ506に保存することができる。
オンライン収集手段431は、オンラインプレゼンスから利用可能な任意の関連する情報を収集することができる。ソーシャルメディアインポート手段4311は、本明細書において上述したような関連するソーシャルメディアサイトから情報をインポートすることができ、データフィードインポート手段4312は、データフィード(RSS規格を使用して構築されるフィードなど)から情報を抽出することができ、外部ウェブサイトインポート/分析手段4313は、他のウェブサイトからの関連情報を、その関連性の基本分析の後に、インポートすることができる。
オフラインインポート手段432は、サイト設計者62によって手動で提供されるか、または、オフライン文献から抽出されるもののような、サイト設計者62に関連するオフラインソースから抽出される情報を取り出すことができる。文書インポート手段4321は、関連文書をインポートすることができ、データ分析手段4322は、その関連性を分析することができ、データマッチング手段4323は、抽出および分析されたデータと、適用可能なコンテンツ要素フィールドとの間でマッチングすることができる(例えば、抽出された被雇用者リストを関連する「当方のチーム」コンテンツ要素およびそのフィールドに対してマッチングするために)。
例えば、既存のサイト設計者62のウェブサイトの「紹介」ページへのアクセスを所与として、外部ウェブサイトインポート/分析手段4313は、そのページを取り上げ、職位の名称(CEO、CFO、...)を含む反復パターンを見つけるよう試行することができる。そのようなパターンが見つかった場合、外部ウェブサイトインポート/分析手段4313は、「当方のチーム」コンテンツ要素を作成するために、要素の各々からデータを抽出することができる。
別の例として、外部ウェブサイトインポート/分析手段4313は、製品関連情報を抽出し、適切なコンテンツ要素を作成するために、電子商取引向けウェブサイト(Amazon.comまたはebay.comなど)におけるユーザの提供品を分析することができる。
外部ウェブサイトインポート/分析手段4313はまた、ウェブ接続されているまたはされていない、サイト設計者62によって操作される他のシステムにもインターフェースすることができる。そのようなシステムは、会計、販売時点管理、在庫、CRM、BIなどを含むことができる。これは、ユーザ毎のインターフェースを作成することを必要とし得るか、または、そのようなシステムの大手提供者へのインターフェースに基づき得る−例えば、少数のPOSシステム供給元が、ほとんどのレストラン事業に供給している。
内部データ収集手段44は、ウェブサイト構築システム5内にすでに格納されており、異なるユーザの異なるコンテンツ管理システム内に保持されている情報を収集することができる。追加ユーザデータ分析手段441は、ユーザ情報リポジトリ512(他のユーザパラメータ)およびWBSサイトリポジトリ509内に保持されているユーザ情報を分析することができ、BI分析手段442は、BIリポジトリ510に保持されているデータを分析することができ、EH分析手段は、EHリポジトリ513に保持されているデータを分析することができる。プライバシ保持手段4410は、他のユーザに属するデータのプライバシが侵害されていないことを保証することができる。
クラウドソースデータ分析手段423(本明細書においてより詳細に後述する)とは異なり、追加ユーザデータ分析手段441は、特に、ウェブサイト構築システム5内の他のユーザ、それらのプロファイル、それらのサイト、それらの編集履歴およびそれらの事業分析に関するデータの抽出および分析を取り扱うことができることは理解されよう。
本明細書において上述したように、サイト生成システム40は、サイト設計者62に適切な生成されるサイトを提供するために、異なるユーザおよびクラウドソーシングにわたる収集データのスマート分析に基づいてコンテンツ要素を提供することができることも理解されよう。
クラウドソースデータ分析手段423は、外部データ収集手段43および内部データ収集手段44からの収集される情報全体を処理することができる。クラウドソースデータ分析手段423は、プライバシ、匿名性および知的財産法を順守しながら、コンテンツ要素とレイアウト要素の両方の作成および処理のためのガイドラインを提供するために、クラウドソーシングの要素を使用することができる。例えば、ユーザが、チームメンバを記述する(すなわち、「チームメンバ」コンテンツ要素を埋める)ときに一般的に150〜200文字を入力する場合、システム100は、そのサイズのチームメンバ記述に適合されている、一致するレイアウト要素の適切な設計を予め選択することができる。別の例において、レイアウト要素AおよびBを(所与の目的のために)選択したユーザの多くが後にレイアウト要素XおよびYを選択している場合、システム100は、サイト設計者62が以前にレイアウト要素AおよびBを選択している場合に、サイト設計者62にレイアウトXおよびYを自動的に提供することができる。
そのようなクラウドソース情報は、コンテンツ要素タイプおよびレイアウト要素タイプを生成するためのガイドラインを提供すること、コンテンツ要素を埋めるために使用されるアンケートを生成すること、実際のアンケートに書き込むこと、レイアウト要素およびレイアウトグループを選択すること、ならびに、使用するデザインキットを選択することのような、複数の目的に使用することができる。
クラウドソースデータ分析手段423は、ユーザ集団全体にわたって、または、(ユーザの位置、ファミリ/業界、タイプ、システム内での「年齢」、経験レベル、選択されているプレミアムステータスに従って)ユーザ集団の区分を分析することによって、データを分析することができる。クラウドソースデータ分析手段423は、規則エンジン422、または、サイト設計者62に対する推奨を提供するためにユーザ挙動を分析する機械学習手段/AIエンジン424を介して分析を実施することができる。例えば、所与の地理的領域において新たなサイトを作成している法律事務所に対して、システム100は、所与のサービスセットを提案することができる。このシナリオにおいて、レイアウトソリューションハンドラ427は、多数のユーザが、本明細書においてより詳細に後述するように、特定のレイアウト要素に対して同様の変更を実施している場合、レイアウトソリューション変形形態を作成することができる。
そのようなクラウドソーシングは、例えば、値の共通の使用に基づいてフィールドのデフォルト値を定義すること、(入力されるデータの量に関して)一般的な使用に一致するようにフィールドサイズを変更すること、(評判に基づいて)フィールドまたはフィールドの可能な回答のセットの順序を変更すること、ユーザが一般的に埋められていないフィールドを除去すること、および、新たなエントリを追加することを含むことができる。
例えば、「商業法律事務所」カテゴリにおける多数の応答が、この事業タイプの可能なサービスのリストに対する追加サービスとして「雇用契約調査」を(手動で)追加した場合、クラウドソースデータ分析手段423は、このサービスタイプを一般リストに追加することができる。
上記の「追加サービス」の例について、調査対象のユーザが特定の条件(例えば、地理、ユーザタイプまたは属性、他の質問に与えられる回答など)下でのみこれらのサービスを追加した場合、クラウドソースデータ分析手段423は、その依存性を認識し、関連する条件下でのみ追加サービスを提案することができる。例えば、所与の司法サービスが、所与の国で人気が高い場合があり、その国特有の法律に関連する場合がある。そのような分析は同様に、上記の他の例にも適用され得る。
そのようなクラウドソーシングは、特に、その事業タイプおよびサブタイプがサイト設計者62のものと同様であるユーザによって提供される回答に基づくことができることは理解されよう。そのような回答の使用は、一方ではデータの有意性、および、他方では個々のユーザ回答に対する十分なプライバシを与えるために、十分に大きいコミュニティ(またはサブコミュニティ)を分析することができる場合にのみ、行われるべきである。
システム100が、データが分析されているユーザのプライバシ、匿名性および著作権(または他の知的財産権)を保持することを要求されることも理解されよう。これを行うために、クラウドソースデータ分析手段423は、(例えば)複数のユーザの統計要約のみに基づいてのみ、かつ、十分に多数のユーザを分析することができる場合にのみ、提案を与えることができる。クラウドソースデータ分析手段423は、さらに、統計データベースセキュリティの分野からの技法を使用することができる。
この方法論は、サイト設計者62が、特定のサイト設計推奨のみを受信することができ、収集されている情報(これらの推奨を導出するために使用される)に直接的にアクセスすることができず、または、その情報に対する任意の問い合わせを実施することはできないため、汎用統計データベースと比較して、この情報セキュリティ問題に対するより良好な解決策を提供することができることは理解されよう。
機械学習手段/AI424は、上述したクラウドソース情報に基づいて、サイト設計者62との、発展し、改善し続ける対話をもたらすために、人工知能/機械学習)を使用することができる。そのような収集されている情報は、システム100の実際の使用、サイト設計者62によって設定される実際の優先順位、および、ユーザコミュニティによる好適(コンテンツ、提示、美観またはシステムの他の態様に関係付けられる)な実際の使用を反映する。
特に、システム100の使用が増大すると、そのような情報は、集団の追加の(およびより詳細な)区分に対して統計的に有意になる。したがって、例えば、十分な数の建設関連事業がシステム100を使用すると、システム100は、そのような事業に対してより良好な結果を提供することが可能になる。このプロセスは、ポジティブフィードバックループのセットを生成し、それによって、経時的にシステム100を改善する。
十分に多数のユーザがシステム100を使用していると、機械学習手段/AI424は、主体的学習を使用することができ、複数の選択肢に対する応答を実際に試験するためにA/Bテストを(A/Bテスタ46を介して)開始し、収集されているフィードバックを、学習プロセスへの別の入力として使用することができる。
CE生成手段425は、アンケート回答および外部データ収集手段43、内部データ収集手段44、回答分析手段421、機械学習手段/AI424およびクラウドソースデータ分析手段423からの情報を使用して、コンテンツ要素を生成し、それらのフィールドに書き込むことができる。他のシステム要素も、本明細書において上述したような追加の使用のためにこの蓄積された知識を使用することができる。
CE生成手段425はまた、アンケートインスタンスを作成することもでき、(例えば、「あなたの事業目標を説明してください」のようなフリーフォーマットテキスト回答に対する処理を取り扱うために自然言語エンジン4211を使用して)回答分析手段421を通じてサイト設計者62のアンケート応答から必要な情報を推測することができる。
アンケートのいくつかの要素は、複数回繰り返されてもよいことは理解されよう。インスタンスは、追加および消去することができる(例えば、サービス、チームメンバ)。したがって、質問に対する回答に基づいて、CE生成手段425は、コンテンツ要素を作成し、コンテンツ要素の内部の特定のフィールドを埋めることができる。CEタイプ作成/編集手段410はまた、コンテンツ要素タイプを動的かつ自動的に定義することもでき、例えば、可変フォーマットデータを含む外部ソース(データフィードなど)からコンテンツ要素をインポートするとき、CEタイプ作成/編集手段410は、外部ソースから与えられるデータをサポートするために、コンテンツ要素タイプを自動的に作成することができる。
CE生成手段425はまた、他のコンテンツ要素の内部に含まれるコンテンツ要素を作成することもできる(所与のコンテンツ要素の内部の複数回繰り返し要素のインスタンスを作成することを含む)。
例えば、サイト設計者62が、設計者が4人を雇用していることを指定することによって、被雇用者の数に関する質問に回答する場合、CE生成手段425は、各被雇用者につき1つの、4つの含有コンテンツ要素が存在する、設計者の事業のコンテンツ要素を作成することができる。
CE生成手段425はまた、本明細書において上述したように)(例えば、ユーザのウェブサイトの分析から)外部から抽出されるデータに基づいてアンケートフィールドを埋めることもできる。
CE/LEマッチング手段426は、所与のコンテンツに一致するレイアウト要素を探すための複数の方法をサポートすることができる。これらの方法は、単独でまたは組み合わせて使用されてもよい。これらは、一般的に、所定のレイアウト要素のリポジトリが存在する状況に関連するが、レイアウトが特に(例えば、拡張されているベースレイアウトを使用して)埋められているコンテンツ要素について生成される場合にも適用することができる。
CE/LEマッチング手段426はまた、特許文献1に記載されている動的マッチングおよび適合モジュールによって実施される方法のいずれかを使用することもできる。このモジュールは、レイアウト要素およびコンテンツのマッチングに並列化され得る、データアイテムのビューの動的マッチングおよび適合を実施する。
CE/LEマッチング手段426は事前関連付けを使用することができる。この方法の下では、コンテンツ要素およびレイアウト要素は、SGS管理者61によって事前に関連付けられる。これらの事前関連付けは、コンテンツ要素およびレイアウト要素とともに、CMS50に保存される。
CE/LEマッチング手段426は、共通のキーワードを介してマッチングを実施することができる。この方法の下では、コンテンツ要素とレイアウト要素の両方が、SGS管理者61によってキーワードを割り当てられる。これらのキーワードは一般的に、SGS管理者61によって定義されるキーワードの階層から選択されるが、他の構成も可能であり得る。
CE/LEマッチング手段426は、コンテンツ要素を、1つまたは複数の同一のキーワード(コンテンツ要素とレイアウト要素の両方に現れる)を含むレイアウト要素とマッチングすることができる。CE/LEマッチング手段426は、一致するキーワードの数に従って(場合によっては各キーワードに重みを加える)、可能なレイアウト要素一致を格付けすることができる。
CE/LEマッチング手段426は、コンテンツ要素とレイアウト要素とを、共通の属性(コンテンツ要素/レイアウト要素のメタデータとして指定される)を介してマッチングすることができる。これは、一般タイプ定義(例えば、「チームメンバ」コンテンツを「チームメンバ」レイアウト要素に対してマッチングする)またはより複雑な属性のセットであってもよい。
属性は、階層値空間を使用することができる。特に、上述したコンテンツ要素/レイアウト要素タイプ属性は、「コンピュータサービス/自己紹介/チーム記述/チームメンバ(computer_services/about/team_desc/team_member)」のような階層値を使用することができる。
CE/LEマッチング手段426はまた、フィールドマッチングを介してコンテンツ要素とレイアウト要素とをマッチングすることもできる。この方法の下では、CE/LEマッチング手段426は、コンテンツ要素に含まれるフィールドに一致するフィールドを含むレイアウト要素を探索する。そのようなフィールドマッチングは、例えば、コンテンツ要素テキストフィールド(例えば、人物の名前)とレイアウト要素テキストフィールド(例えば、ウェブサイト構築システムテキストコンポーネント)とのマッチングなど、一般フィールドタイプに従って行うことができる。
フィールドマッチングはまた、特定のフィールドタイプに従って、および、追加のコンテンツパラメータに基づいて行うこともできる。例えば、コンテンツ要素・人物名は、ウェブサイト構築システムテキストタイトルフィールド(少量のテキストを表示するように適合されている)とマッチングされ、一方、コンテンツ要素ジョブディスクリプションは、ウェブサイト構築システムテキスト段落(より多量のテキストを表示するように適合されている)とマッチングされる。
CE/LEマッチング手段426はまた、フィールドタイプの意味的マッチング、すなわち(これより戻って参照される図7に示す)ウェブサイト構築システムコンポーネントタイプの階層に基づくマッチングに従ってフィールドマッチングを実施することもできる。
CE/LEマッチング手段426はまた、コンテンツ要素フィールドのいくつかがレイアウト要素において欠けている場合には、レイアウト要素を不適格とすることもできる(そのため、そのレイアウト要素は所与のコンテンツ要素のレイアウト選択肢にはならない)。代替的に、CE/LEマッチング手段426は、本明細書においてより詳細に後述するように、追加のフィールドを用いてレイアウト要素を拡張してもよい。
これらのフィールドマッチング方法のすべては、SGS管理者61が、コンテンツ要素フィールドタイプ(例えば、製品価格/人物名/...などの事業用語において定義される)をウェブサイト構築システムコンポーネントタイプに予めマッピングすることを必要とすることは理解されよう。
CE/LEマッチング手段426は、たとえ最初のマッチングが事前関連付け、キーワードまたは属性マッチングを通じてすでに行われていたとしても、コンテンツ要素フィールドとレイアウト要素フィールドとの間のマッチングを、すべての事例において実施しなければならない場合があることも理解されよう。これは、レイアウトソリューションハンドラ427が、レイアウト要素内部の適切な箇所にコンテンツ要素フィールドを提示することができるように、要求される。しかしながら、そのようなマッチングは、SGS管理者61によって予め定義することができ、レイアウト要素は、特定のコンテンツ要素に対する、予め定義されたフィールド関連付けを含むことができる。
CE/LEマッチング手段426はまた、特に、特定のコンテンツ要素インスタンス内の特定のデータに応じて、何らかの初期視覚的および美観的基準を、マッチングされているレイアウト要素に適用することもできる。
例えば、特定のレイアウト要素[L1]は、所与のコンテンツ要素[C]に対する許容可能な一致であり得るが、L1が[C]からの実際のデータで埋められると、L1の非常に密で別の面では美観的でないバージョンが作成される。そのような場合、CE/LEマッチング手段426は、[L1]のレイアウトを(L1とともに与えられる規則に基づいて)調整することができ、または、結局は不適格とし、より良好に一致するレイアウト要素を見つけるよう試行することができる。
特に、本明細書において上述したように、プリセットページセクションは、複数の可能なレイアウトを実施し、書き込まれる実際のデータに従っていずれか1つを選択することができる。
上記の方法のすべてが、同じコンテンツ要素を表すことができる複数のレイアウト要素(すなわち、レイアウト変形形態)をもたらすことができることは理解されよう。これらのレイアウト要素は、レイアウトソリューションハンドラ427によってサイト設計者62に別個に提示されてもよく(例えば、「所望の「紹介」レイアウトを選択してください/所望の「製品およびサービス」レイアウトを選択してください/...)、または、(本明細書においてより詳細に後述するように)複数のレイアウト選択肢を作成するために組み合わせることができる。
後者の場合、レイアウトソリューションハンドラ427は、水平マッチングとして知られるプロセスである、複数のコンテンツ要素から選択される異なるレイアウト要素の間でのスタイル(または他の属性)のマッチングの間に、複数のレイアウト選択肢を作成することができる。ここで、コンテンツ要素の、複数の設計スタイルを有するレイアウト要素に対するマッチングを示す図13を参照する。見てとれるように、コンテンツ要素[CE1]は、2つの一致するレイアウト要素、すなわち、設計スタイル「a」(例えば、フォーマルスタイル)に基づく[LE1a]、および、設計スタイル「b」(例えば、優雅な芸術的スタイル)に基づく[LE1b]を有する。コンテンツ要素[CE2]もまた、2つの一致するレイアウト要素、すなわち、設計スタイル「a」に基づく[LE2a]、および、設計スタイル「b」に基づく[LE2b]を有する。
レイアウトソリューションハンドラ427は、[CE1]および[CE2]を一体化する統合された選択をサイト設計者62に提示することができ、レイアウトソリューションLS−a(LE1a+LE2aを含む)とレイアウトソリューションLS−b(LE1BおよびLE2B)との間で選択するように、サイト設計者62に求めることができる。
したがって、レイアウトソリューションハンドラ427は、提案されているレイアウトソリューション(本明細書においてより詳細に後述する)が、ソリューション全体を通じて一貫したスタイル(および他の特性)を有することを保証することができる。
CE/LEマッチング手段426は、所定の規則のセット、ならびに、現在の設計者および他の設計者から収集される情報(例えば、いずれのレイアウト要素がともに最良に使用されるか)に基づいて、そのような水平マッチングを実施することができる。CE/LEマッチング手段426は、これらの規則および情報を処理するために、規則エンジン422を使用することができる。
水平マッチングの使用は、デザインキットの使用とは異なることは理解されよう。水平マッチングは、可能なレイアウトソリューションの一部として、いずれのレイアウト要素およびレイアウト要素組合せが作成され、サイト設計者62に提供されるかを制御する。水平マッチングに基づいて、いくつかの組合せが使用され、他の組合せは拒絶される。デザインキットは、レイアウトソリューション全体に対して動作し、レイアウトソリューションスタイルまたは設計に使用される基本パラメータを決定する。
所与のコンテンツ要素について正確に一致するレイアウト要素が存在しない場合、CE/LEマッチング手段426は、最も関連性のある一致しないレイアウト要素を見つけ、(例えば、関連するレイアウト要素内で予め画定されている「オーバーフロー領域」内に必要なフィールドを追加することによって)これを拡張することができることも理解されよう。LEマッチング手段426はまた、必要なフィールドのセットを共同で提供する、複数の一致しないレイアウト要素を組み合わせることもでき、コンテンツ要素内容に基づいて、関連するレイアウト要素を自動的に生成することができる。
レイアウト要素はまた、(例えば)例外処理ガイドライン、例えば、(本明細書において上述したように)フィールドコンテンツオーバーフローの場合には何をすべきか、表示組合せ規則、レイアウト要素のいずれの組合せが許容されるか、および、オーバーフロー領域定義を含む、追加のレイアウト関連情報を含むこともできることがさらに理解されよう。そのような情報は、水平マッチングおよびレイアウトソリューション作成時に、CE/LEマッチング手段426にとって利用可能であり得る。
上記の論述は、単一のレイアウト要素と、単一のコンテンツ要素とのマッチング(1:1マッチング)、および、場合によっては、複数の(組み合わされた)レイアウト要素または単一の(変更された)レイアウト要素と、所与のコンテンツ要素とのマッチング(1:nマッチング)に焦点を当てていることも理解されよう。しかしながら、CE/LEマッチング手段426はまた、複数のコンテンツ要素と単一のレイアウト要素とのマッチング(n:1)、および、複数のコンテンツ要素と複数のレイアウト要素とのマッチング(n:m)をサポートすることもできる。そのようなシナリオにおいて、CE/LEマッチング手段426は、レイアウトソリューションハンドラ427によって選択のためにサイト設計者62に表示されることになる複数の一致するソリューションを生成する可能性がより高い。
マッチングされた要素のセットが生成されると、レイアウトソリューションハンドラ427は、レイアウトソリューションを生成および提示することができる。
本明細書において上述したように、レイアウトソリューションハンドラ427は、LS(レイアウトソリューション)生成手段4271と、LS(レイアウトソリューション)提示手段4272と、LE(レイアウト要素)変形形態エディタ4273と、LSS(レイアウト選択ストア)ハンドラ4274とを備える。ここで、LS生成手段4271の要素を示す図14を参照する。LS生成手段4271は、LE/LG/PPS選択手段42711と、LE/LG/PPS生成/変更手段42712と、規則適用手段42713とをさらに備える。
本明細書において上述したように、レイアウトソリューションハンドラ427は、CER506からの情報の関連するサブセットを表す複数のレイアウトソリューションを生成する。このプロセスは、CER506情報、規則リポジトリ513および可能なユーザ選好に基づく。このプロセスはまた、本明細書において上述したような任意のクラウドソースのまたは機械学習された情報とともに、外部データ収集手段43および内部収集手段44によって抽出されるような、同じユーザの他のサイトおよび他の(場合によっては類似の)ユーザによって作成されるサイトに関する情報のような、外部情報を使用することもできる。
各レイアウトソリューションは、(例えば)ウェブサイト全体(複数のページおよび他の要素を含む)、単一のページまたはページの一部分を含むことができることは理解されよう。LS生成手段4271は、(本明細書においてより詳細に後述するように)多数の可能なレイアウトソリューションを生成し、それらをランク付けし、表示のためのサブセットを選択することができる。
LE/LG/PPS選択手段42711は、コンテンツ要素リポジトリ506内の定義/収集されているコンテンツを分析し、ウェブサイトページの間でコンテンツを分割し、それを個々のページに配分する方法を決定することができる。そのような分割は、サイトに含まれるページのセットを指示する所定のサイト構造(先行して決定されている)に基づくことができる。分割および構造はまた、特に、抽出されているユーザ情報に従って自動的に生成することもできる(例えば、ユーザがe−Bay上でリストしている各製品についてサイトページを生成する)。レイアウトソリューションは、異なるコンテンツ分割選択肢を反映することができる。
代替的に、LE/LG/PPS生成/変更手段42712は、特定の事業ファミリまたは業界に関係付けられない、一般階層レイアウト要素構成のセットを生成することができる。そのような構成は、(例えば)複数の事業および業界に使用することができる単一ページウェブサイトレイアウトに適切であり得る。そのような構成は、所定のプリセットページセクションに基づいてもよく、または、ページ上のレイアウト要素の任意の構成を含んでもよい。
例えば、CER506は、複数の「サービス」コンテンツ要素(事業によって提供される種々のサービスを記述する)を含むことができる。LE/LG/PPS生成/変更手段42712は、一般的に、このような各コンテンツ要素を、サービス記述レイアウト要素にマッピングすることができる。LE/LG/PPS生成/変更手段42712はその後、「サービスページ」テンプレートから、全ページまたは所定のプリセットページセクションスタイルを選択することができる。テンプレートは、(場合によってはリストとして構成される)個々のサービスレイアウト要素のプレースホルダを含むことができる。例えば、これらのテンプレートのいくつかは、サービスを互いに隣接して示すことができ、いくつかはそれらを、一方を他方の上にして示すことができる。
LE/LG/PPS生成/変更手段42712はまた、その後上位レイアウトグループを作成することができ、様々なレイアウト要素組合せ規則を使用してレイアウト要素を組み合わせることもできる。
異なるレイアウト要素およびレイアウト要素組合せが、異なるフィールドまたは部分情報を表示することができることは理解されよう。例えば、レイアウトのスマートフォン向けバージョンは、同じレイアウト要素のデスクトップバージョンよりも少ない情報を示すことができる。
本明細書において上述したように、システム100は、コンテンツ要素とリスト要素の両方において要素のリストを使用することができる。要素リストは、一般的に、一致するコンテンツ要素のリストを反映することができる。これらのリストは、異なる部分要素、すなわち、繰り返される要素がどのように構成されるか(例えば、列状、マトリックス状、アコーディオン状など)を表すマルチ要素レイアウト、および、いずれのレイアウト(および表示されるコンポーネント)が繰り返される各要素の内部にあるかを表す内部レイアウトを組み合わせるリピータ要素を使用して実施することができる。これは、一般内部レイアウト(すべての要素に適用可能)および特定の要素の(例えば、非構造化リピータにおける)局所的な変更を含み得る。リストの第3の可能な部分要素は、繰り返される各要素のデータである。
リピータは構造化されてもよく、または、構造化されなくてもよいことは理解されよう。構造化リピータについて、各要素のレイアウトはリピータによって設定され、すべての要素は、(一般的に、すべての繰り返される要素によって含まれる内部テンプレートを使用することによって)同一のレイアウトを使用する。非構造化リピータについて、各要素は別個に編集することができる。そのような編集は、リスト要素を繰り返すこと(例えば、リスト要素を移動または回転させること)、および、内部レイアウトを繰り返すこと(例えば、含まれるコンポーネントを追加、除去または変更すること)を含み得る。
一般的な実施態様は、構造化リピータを使用し、そのため、単一のリスト要素のレイアウトの変更が、(下記にさらに説明するように)他の要素に同じ変化を適用することになる。しかしながら、システムはまた、ジグザグリピータ(すなわち、2つの交互のレイアウトから構成される)または非構造化リピータをサポートすることもできる。
レイアウトソリューション提示手段4272は、単一レイアウト要素レベルのような、複数のレベルにおける選択肢を提供することができ(したがって、「他を試す(try another)」ボタンを含む)、すなわち、同じ目的およびデータ(例えば、異なる「自己紹介」ボックス)の代替的なレイアウト要素の選択を可能にすることも理解されよう。
レイアウトソリューション提示手段4272はまた、レイアウトグループまたはプリセットページセクションレベルにおいてソリューションを提供することもできる。これは、同じ目的の異なる(上位)レイアウトグループ/プリセットページセクションおよびソリューションレベルの選択を可能にすることができ、レイアウトレベルにおける複数のソリューションの検討を可能にすることができる。レイアウトソリューション提示手段4272はまた、異なる内部レイアウトを有する同じレイアウト要素の使用を可能にすることもできる。これは、レイアウトグループおよびアトミックレイアウト要素に適用され得る。
他のレベルは、レイアウト要素毎の高さ/幅調整および異なるスタイルの適用を含み得る。
レイアウトソリューション提示手段4272はまた、(本明細書において後述するランク付けおよび多様化に従って)次の提案されている選択肢に切り替えることができる「他を試す」ボタンを提供することもできる。
「他を試す」ボタンはまた、提案されている選択肢のメニュー/リストを開くことができ、これは一般的に、追加の選択肢のプレビューを含むこと、または、現在閲覧されている選択肢を主画面に(一時的に)適用することを含む。これはまた、異なる選択肢にランダムに変更することもできる(「カレイドスコープ」選択肢)。
LE/LG/PPS選択手段42711は、取り出されるエンティティおよび構成に適用されるランク付けプロセスに基づいて、いずれのエンティティ(レイアウト要素、レイアウトグループ、プリセットページセクション、レイアウトソリューション)または(エンティティの)レイアウトを表示に含めるかを選択することができることは理解されよう。そのようなランク付けプロセスは、例えば、エンティティ品質および多様性の組合せに基づくことができる(特許文献10に記載の通り)。そのような組合せプロセスは、美観的(または他の)品質測定基準に従ってエンティティまたはレイアウトの各可能な変形形態のスコアを提供するレイアウト品質ランク付け機能、(適用可能な場合)エンティティ/レイアウトの各対のスコアを提供し、それらがどの程度視覚的に類似しているかを決定する類似度機能、および、所与のエンティティ/レイアウトについて、それらが最高の品質を有するが、最も多様でもある(すなわち、互いから異なる)ように、選択肢の順序付けされたセットを提供する結合アルゴリズムを含む。
LE/LG/PPS選択手段42711は、複数のレベルにおいてこのプロセスを適用することができ、それによって、レイアウトソリューション提示手段4272は、単一のレイアウト要素ならびに組み合わされたレイアウト要素エンティティ(本明細書において上述したようなプリセットページセクションなど)およびレイアウトソリューション全体に対する選択肢を提供することができる。
サイト設計者62がすべてのレベルにおいて使用するのに適切なエンティティ(すなわち、いずれのレイアウトソリューションか、いずれのプリセットページセクションか、各プリセットページセクション内のいずれのレイアウト要素か、など)を選択すると、LE/LG/PPS生成/変更手段42712は、完全なレイアウトソリューションを定義することができる。ソリューション定義は、選択されるソリューションおよび使用されるレイアウト要素階層、コンテンツデータのレイアウト要素フィールドへのマッピング(すなわち、コンテンツ要素−レイアウト要素関連付けおよびフィールドマッピング)、ならびに、各上位レイアウト要素/レイアウトグループ/プリセットページセクションにおけるレイアウト要素およびコンポーネントの視覚的構成を含む。
ソリューション定義はまた、スタイルが各レイアウト要素およびデザインキット情報にどのように適用されるかを含み得る。デザインキット選択/適用手段42714は、デフォルトのキット(フォントなど)から開始し、それを上記方法に沿って変更することができる。変更は、サイト構造に影響を及ぼし得る(例えば、フォント変更がフィールドを拡大または縮小させる場合があるため)。
デザインキット選択/適用手段42714によるデザインキットの選択は、ファミリ/業界決定手段4202によって決定される事業ファミリまたは業界の選択に基づいて自動的に行うことができる(すなわち、デザインキットは、デザインキットリポジトリ504に格納され、デザインキット作成/編集手段412は、各デザインキットを様々なファミリおよび/または業界と関連付けるメタデータタグによって、それらをマークすることができる)が、これは一般的に、事業業界の選択(画像および背景メディアの選択に影響を与える)とより良好に対応することは理解されよう。
デザインキット選択/適用手段42714は、場合によってはサイト設計者62がウェブサイトファミリおよび業界を提供する前であっても、デザインキットが、サイト作成プロセスのすべての段階において適用されることを可能にすることができることがさらに理解されよう。
ファミリおよび業界情報(利用可能な場合)は多くの場合、デザインキット選択/適用手段42714が、いずれのデザインキットをサイト設計者62に提供すべきかを決定するのを助ける。例えば、法律事務所ウェブサイトは多くの場合、より「フォーマル」な色(例えば、茶色、黒色または灰色)を使用し得、一方で、アイスクリーム屋ウェブサイトは、鮮やかな変化に富んだ色(真っ赤な色、青色、および黄色など)を使用し得る。したがって、選択されるデザインキットは、ウェブサイトに含まれる特定のコンテンツ世界観とマッチングされ得る。
デザインキットは、一般的にすべてのテキスト要素のサイズに影響を与え得るフォントおよびフォントサイズを指定することができることも理解されよう。したがって、任意の段階においてデザインキットを変更することは、デザインキット選択/適用手段42714が、現在のレイアウトソリューション(またはさらにはすべての可能なレイアウトソリューションを調整することを必要とし得る。
上記の要素のすべてが、レイアウトソリューションストア508に保存される、現在のサイトに対する完全なソリューション定義を形成することは理解されよう。レイアウトソリューションハンドラ427はまた、これらの選択肢を迅速にユーザに提案するために(サイトを編集するときは設計選択肢として)、代替的な提案されるレイアウトソリューションおよび(下位)レイアウト要素を格納することもできる。
本明細書において上述したように、サイト生成システム40は、サイト設計者62が、LE変形形態エディタ4273(WBSエディタ30を利用することができる)を通じてレイアウト要素を編集することを可能にすることができる。LE変形形態エディタ4273はその後、将来のサイトにおいて再使用され、場合によってはレイアウト要素市場を通じて他のユーザに売り出されるように、サイト設計者62によって(LER507の私的セクションに)保存することができるローカル/私的レイアウト要素変形形態を作成することができる。
レイアウトソリューションハンドラ427はまた、サイト設計者62が自身の好適なレイアウト要素を(たとえ設計者がそれらを作成または編集しなかったとしても)ブックマークすることを可能にする、補足的な「お気に入り」オプションを提供することもできる。そのようなオプションは、すべてのサイト設計者62にとって利用可能であってもよく、または、SGS管理者61(すなわち、手動で設計および選択されるレイアウト要素を作成および検討する役割を担う職員)に限定されてもよい。
いずれのシナリオにおいても、レイアウト要素は実際の使用に失敗する場合がある。サイト設計者62がその要素を好み得るが、LS生成手段4271は、(それらに配置されるべきデータ、ならびに、レイアウト要素および生成されるサイトの生成を統制する設計規則の所与のセットに基づいて)その要素が状況によっては実際の使用に適していないと判定する場合がある。
LS生成手段4271は、サイト設計者62に、問題の性質を通知することができ、サイト設計者が、より良好なソリューションを作成するように、私的/ブックマークされたレイアウトを(LE変形形態エディタ4273を通じて)さらに変更することを可能にする。これはまた、そのような場合に、代替的なまたは変更されたレイアウト要素をサイト設計者62に提案することもできる。
本明細書において上述したように、CE/LEマッチング手段426は、[レイアウト要素Yまたはレイアウト要素Zを「当方のチーム」に使用する場合には、「紹介」のレイアウト要素Xのみを使用する]または「レイアウト要素X1およびレイアウトY1が一致するスタイルを有するときはレイアウト要素X1をレイアウトY1とともに使用する」のような、レイアウト要素間「水平」規則を実施することができる。
規則適用手段42713はまた、レイアウト要素Xが、レイアウト要素Xに含まれるレイアウト要素(およびコンポーネント)、または、レイアウト要素Xを含んでいるレイアウト要素(およびコンポーネント)に影響を与え得る、レイアウト間「垂直」オーバーライド規則を実施することもできる。
そのような規則は、例えば、固有のスタイルまたは設計を実施し、関連するときはその内部に含まれるレイアウト要素もそのスタイルまたは設計を採用することを必要とするコンテナレイアウト要素を含むことができる(例えば、スタイルはフォント関連であり得、したがって、含まれるテキスト関連要素に適用されるが、含まれる画像関連要素には適用されない)。
別の例において、コンテナレイアウト要素は、特定のタイプのものであるすべての含まれるレイアウト要素またはコンポーネントが、特定の機能および特性を含むことを必要とし得る(例えば、含まれるビデオ再生コンポーネントが、特定の「ビデオブックマーク」機能UIを含むことを必要とする)。
別の例において、コンテナレイアウト要素は、いくつかの含まれるレイアウト要素が、追加の(「孫」)レイアウト要素またはコンポーネントを挿入するか、または、特定の規則をそれらの内部で実施することを必要とし得る。
規則適用手段42713は、開いたまたは閉じたオーバーライドアーキテクチャ規則を実施することができる。
開いたオーバーライドアーキテクチャの下では、コンテナレイアウト要素は、当てはまる場合は任意の含まれるレイアウト要素Bの属性または設定に優先することができる(例えば、任意の所与の含まれるレイアウト要素Bの属性の値を強制する)。
閉じたオーバーライドアーキテクチャの下では、コンテナレイアウト要素Aは、特定の属性または設定がオーバーライド可能であるとレイアウト要素Bが予め指定されている場合にのみ、含まれるレイアウト要素Bの属性または設定に優先することができる。したがって、レイアウト要素は、親レイアウト要素によってそれらに為される変更を制御することができる。
規則適用手段42713は、特定の属性または設定に対するそのような変更をさらに制限することができる。上記のすべては、他の方向に適用することができ、レイアウト要素は、親コンテナレイアウト要素(または同じ親に含まれる兄弟レイアウト要素)に同様に影響を与える。
本明細書において上述したように、LSSハンドラ4274は、サイト設計者62によって為される設計選択を保持することができる。そのような決定は、レイアウトソリューション(サイト/ページレベルにおける)および使用する特定のレイアウト要素の選択を含め、複数のレベルにおいて行われる。サイト設計者62は、各レイアウトグループまたはレイアウト要素に対する特定のパラメータ(構成パラメータなど)をさらに選択することができる。
これらの選択はレイアウト選択ストア508内に格納することができる。レイアウト選択ストア508は、(例えば)以下のキー、すなわち、ページID、コンテンツ要素インスタンスID、フィールド(コンテンツ要素内の)IDおよびデザイン要素に係る値ストアとして構成することができる。
LSSハンドラ4274は、レイアウト選択ストア508が、例えば、サイト/ページ/セクション/コンポーネントなど、本質的に階層的であるウェブサイト(本明細書においてより詳細に後述する)内で行われる編集変更と同期されることを保証することができる。LSSハンドラ4274は、1つのサイトにおける変更が他のサイトにおいて反映されることを可能にすることができ、そのため、例えば、サイト設計者62が所与のサイトページを複製する場合、関連するレイアウト選択ストアエントリ(複製されるページに一致する)も、複製されることになる。
本明細書において上述したように、LS生成手段4271は、複数のレベル(例えば、サイト、ページ、プリセットページセクションおよびレイアウト要素レベル)においてレイアウト選択肢を生成することができる。しかしながら、レイアウトソリューション生成プロセスは、一般的に、そのような各レベルの要件に適合される。
一般的な実施形態において、レイアウト要素は、サイト生成プロセスを実施する前に、オフラインで作成される(ただし、サイト生成システム40は、レイアウト要素を動的に作成することができ、または、既存のレイアウト要素を拡張もしくは他の様態で変更することができる)ことは理解されよう。LS生成手段4271は、所与の要素セットの構成のすべての配列を作成し、欠格規則のセットに基づいて、それらの一部を不適格とすることができる。
LS生成手段4271は、コンテンツを追加し、レイアウト要素が任意の所与の事例において実際に適切であることを検証する前に、上記のすべてを実施することができることは理解されよう。例えば、良好に設計されたレイアウト要素は、単一の行を含むテキストフィールドを含むことができる。しかしながら、より多量のテキストを含む実際のコンテンツ(コンテンツ要素からの)とともに使用されるとき、特定のテキストフィールドは2行以上に拡大する必要があり、レイアウト要素設計は「破綻」する。そのような場合、GS生成手段428は、レイアウト要素を不適格とし得るが、これは実際のサイト生成プロセス中のみである。
レイアウト要素は、CE/LEマッチング手段426によってコンテンツ要素と対にされる前に、レイアウト要素タイプ作成/編集手段414を使用して作成されるときに、意味論的意味を割り当てられ得ることも理解されよう。これは、レイアウト要素生成段階において可能な意味役割を参照する規則を使用して行われる。例えば、単一行タイトルフィールドと、製品エントリ(製品名および製品記述を含む)であるように設計されているテキストフィールドとを組み合わせるレイアウト要素は、上部にタイトルを有することになる。例えば、以下のようになる。
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お客様の声に使用するための同じフィールドを組み合わせるレイアウト要素は、下部にタイトルを有することになる。例えば、以下のようになる。
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レイアウト要素選択規則はまた、一般美観概念にも依存し得ることは理解されよう。ここで、異なるレイアウト要素設計を示す図15を参照する。見てとれるように、両方のレイアウト要素設計(AとB)が、画像フィールドの左にテキストフィールドを含む。しかしながら、実際のテキストを書き込むとき、設計Aにおいて、テキストは画像フィールドとバランスを取られず、一方、Bにおいては、それら2つははるかにより良好にバランスを取られる(すなわち、サイズが同様である)。したがって、LS生成手段4261は、レイアウトAおよびBを(実際のコンテンツを使用して)生成し得るが、Aのみを不適格とし、Bのみを残りのプロセスに使用することができる。
ページソリューション(サイトレイアウトソリューション全体の内部の)は、複数のレイアウト要素の構成から成り得ることは理解されよう。構成は、密(すなわち、レイアウト要素は領域全体を覆わなければならない)または疎(必要に応じて、レイアウト要素の間に覆われていない領域が残ることを許容する)であってもよい。
LS生成手段4271によるページソリューション作成プロセスの1つのバージョンは、ページを領域に分割する初期プロセスを含むことができる。LS生成手段4271は、可能なレイアウト要素を各領域に割り当てることができる(この割り当てを統制する規則のセットによって)。特定のページ分割とレイアウト要素割り当てとの組合せ(すべての関連する構成パラメータとともに)が、ページソリューションを作成する。
LS生成手段4271は、実際のデータを書き込み、結果としての動的レイアウト処理および他の調整を実施するすべての可能なページソリューションを作成することができる。LS生成手段4271はその後、提供される基準に従って失敗するソリューションを不適格とすることができる。その後、レイアウト提示手段4272によってサイト設計者62に提示されるレイアウトソリューションのセットを提供するように、(例えば、品質測定およびソリューション間多様性に従って)残りのソリューションが格付けされる。
LS生成手段4271はまた、サイト設計者62に提供されるデザインキットを、実際のサイトレイアウトおよびコンテンツとのそれらの対話に基づいてフィルタリングすることもできることも理解されよう。例えば、サイト設計者62が、相当量のテキスト情報をサイト内のいくつかの領域に含めた場合、LS生成手段4271は、テキストに配分された空間からオーバーフローさせ、基礎となるレイアウトに変更を要求する、フォントサイズの大きいデザインキットを提供しないようにすることができる。
デザインキット選択/適用手段42714はまた、ビジネスロゴ(オフラインであっても名刺から利用可能であり得る)、他の印刷事業材料または既存のウェブサイトのような、様々な事業関連ソースからの、抽出される可能なまたは推奨される色を使用することもできる。
デザインキット選択/適用手段42714は、さらに、特定のデザインキット(場合によってサイト設計者62によって変更される)が、提案されているレイアウトソリューションとともに機能することをチェックすることができる(本明細書においてより詳細に後述する)。特に、デザインキット選択/適用手段42714は、ウェブサイト内の交差または他の様態で隣接する色表面が、所定の規則に従ってともに機能する(例えば、同一の色または相反する色を有しない)ことをチェックすることができる。
規則適用手段42713(本明細書においてより詳細に後述する、いずれの領域に所与のレイアウト要素を配置することができるかを統制する)によって割り当てられるレイアウト要素割り当て規則の一部は、レイアウト要素を割り当てることができる領域の特定の構成に依存し得ることは理解されよう。例えば、ストリップベースのページ構成(本明細書において後述する)において、規則は、「全幅ストリップは、ウェルカムレイアウト要素Eのみをホストすることができる」ことを指定することができる。
LE/LG/PPS生成/変更手段42712が、ストリップベースのページ構成を使用して、ページの領域への初期分割(ページソリューション作成プロセスの一部としての)を実施することができることは理解されよう。そのような分割において、LE/LG/PPS生成/変更手段42712は、ページを垂直に、ストリップ(高さは異なってもよい)へと分割することができる。各ストリップは、1つまたは複数の柱(場合によっては幅が異なってもよい)へと(水平に)分割され、そのような各柱は、レイアウト要素を配置することができる領域である。これより参照する図16は、いくつかのそのような構成を示す。柱は、実際には幅が異なってもよく、対称である必要はないことは理解されよう。
規則適用手段42713は、許容されるストリップシーケンスに対して特定の規則を実施することができる。例えば、そのような規則は、3/4/3/4/...の柱を有する一連のストリップが許容されるが、一連の1/3/1/3/...の柱は許容されない(美観的に魅力的でないため)と規定することができる。
規則適用手段42713はまた、いずれの領域がいずれのレイアウト要素を保持することができるかに関する規則を実施することもできる。例えば、規則は、「全幅ストリップはウェルカムレイアウト要素のみをホストすることができる」または「ストリップはお客様の声を含む最大3つの柱を有することができる」と指定することができる。
同じコンテンツ(またはコンテンツ要素)を、異なるページソリューションにおいて異なる領域内に、異なるレイアウト要素を使用して提示することができる。例えば、ここで参照されている図16において、同じコンテンツが、PS1内部のLE1(左の柱)内では左に調整して表現され得、PS2内部のLE2(全幅の柱)内ではセンタリングされ得る。
上記の記述は、ストリップへの垂直分割を参照しているが、LE/LG/PPS生成/変更手段42712はまた、その後細分化される、ストリップ(または実際には柱)への初期水平分割を実施することもできる。そのような分割は、例えば、極東の垂直に筆記されるテキスト、または、そのレイアウトが一部の新聞の紙ベースの柱状分割を模倣するサイトにとってはより有用であり得る。
LS生成手段4271は、(本明細書において順序付け手段4130について上述したように、または、生成されているレイアウト要素またはサイト設計者62に提示するレイアウトソリューションをどのようにランク付けするかを決定するときに適用されるように)要素の順序付けを決定するときに複数のファクタを使用することができる。
既存のシステムは、一般的に、表示されるデータフィールドに使用される正確な(かつ最適な)レイアウトを決定するよう試行しないことは理解されよう。それらのシステムは、ブラウザに情報を提供し、ブラウザが、レイアウトに使用される情報(テキストおよび画像)の量に応じたフィールドおよびレイアウトの最終調整を含む、最終的なレンダリングを実施する。
したがって、データフィールドをテンプレートレイアウト内のプレースホルダに挿入するとき、レイアウトの最終的な構成が変化する可能性があり(例えば、大量のテキストがレイアウト内の所与のテキストフィールドに挿入された)、レイアウトの変化は、視覚的に魅力的で望ましいレイアウトを、あまり望ましくないものに変える可能性がある。
各グリフサイズは、使用される特定のCSS、特定のテキスト効果(テキストの影付け、3Dグリフなど)の使用などを含む、複数のファクタに影響を受けるため、表示されるテキストの予測されるサイズの事前計算の問題は特に困難であることは理解されよう。
CSS向け画像リサイズ操作の使用など、最終レイアウトの計算を困難にする多数の追加のファクタが、ブラウザレンダリングプロセスに存在することも理解されよう。
デスクトップパブリッシングシステム(および、AdobeのPhotoshopのような同様のオフライングラフィックデザインソフトウェア)は、正確なレイアウト計算を実施し、テキスト要素を精密に位置決めすることが可能である。しかしながら、そのようなデスクトップパブリッシングシステムは、静的環境(使用されるフォントおよび他のレイアウト情報源が予め決定されている)においては機能するが、動的なウェブサイト作成環境においては機能しない。さらに、そのようなデスクトップパブリッシングシステムは、ブラウザレンダリング段階を経由せず、それら自体のレンダリングを管理する。
既存の従来技術のウェブサイト作成システムは、サイトを設計するときまたはレイアウトを作成するときに、この情報を有せず、したがって、生成されるレイアウトを最適化することができない。
LE/LG/PPS選択手段42711は、CSSのいずれの要素がレイアウトの各部分に適用されるかを決定するために、関連するCSSコードの全復号を実施することができることも理解されよう。
LE/LG/PPS選択手段42711はまた、レイアウトのすべての部分に適用される正確なテキストサイズ(テキストサイズを変更する可能性がある様々なテキスト効果を含む)を決定するために、グリフおよびテキストのサイズの必要な複数の測定を実施することもできる。
LE/LG/PPS選択手段42711はまた、場合によっては異なるブラウザ表示エンジンによって使用されるレイアウトアルゴリズムをエミュレートする、すべての関連するレイアウト要素の正確な(ピクセルレベル)視覚表現を決定するために、収集されている情報を適用することもできる。
さらに、LE/LG/PPS選択手段42711は、現在のコンテンツを使用するとき、および、各可能なページ/レイアウト要素ソリューションの正確なレイアウトを計算するときに、レイアウト要素が実際にはどのように見えようとしているのかに基づいて、代替的なレイアウト要素およびレイアウト要素/レイアウトグループ/ページ構成を評価するために、可能なレイアウト要素をフィルタリングする前に、そのようなステップを実施することができる。
本明細書において上述したように、レイアウト提示手段4272は、サイト設計者62によって選択するための1つまたは複数のレイアウトソリューションを提示することができる。選択は、いずれに最上位レイアウトソリューションを使用すべきか、ならびに、複数レベルのレイアウト要素階層におけるレイアウト要素構成およびオプションの選択および使用すべきデザインキットを含むことができる。
サイト設計者62がページ間の要素の分割および各ページに割り当てられる外見に満足すると、サイト設計者62は、「生成する」を押すことができ、GS生成手段428は、この定義を通常の(編集可能な)サイト(生成されるサイト)に変換することができる。
GS生成手段428は、コンテンツ要素リポジトリ506からのコンテンツを含むレイアウト要素の構成に基づいて、生成されるサイトを自動的に構築することができる。
(ウェブサイト構築システム5において表されるような)ウェブサイトの基礎となる構造は、先行してシステムによって生成されるレイアウト要素階層とは異なることは理解されよう。特に、ウェブサイトは、一般的に、コンポーネントおよびコンテナ(純粋に視覚的なエンティティ)の階層として表され、一方、レイアウト要素階層は、実世界エンティティ(チームメンバ、製品または事業所所在地など)を表すレイアウト要素から成る。GS生成手段428は、レイアウト要素ベースの表現から、コンポーネントベースの表現へと変換する。
GS生成手段428は後に、(例えば、CER506が変更されなかった場合に)CER506からウェブサイトを再生成することができることも理解されよう。したがって、サイト設計者62は、基礎となる(CER506)データのいくつかが変化した場合に所望のソリューションを再生成し、以前のバージョン(後の変更を受ける)において自身が行った選択の同じセットを使用することが可能であり得る。
本明細書において上述したように、CER506は、CMS50、ユーザ生成コンポーネント(例えば、アンケート回答)、取り出された情報(ユーザのソースおよび他のソースから)、および、場合によって、オフライン情報を含む、複数のソースからの情報を含む。GS生成手段428は、これらのソースからの情報が変化するときに、生成されるサイトの新たなバージョンを自動的に生成することが可能であり得る。これはまた、急速に変化するデータを提供するソースに関する動的オンライン再生成を含むこともできる。
GS生成手段428は、通常のウェブサイト構築システムのサイトである、生成されるサイトを生成し、したがって、サイト設計者62は、通常のWBSエディタ30を使用してこれを編集することができることは理解されよう。WBSエディタ30は、(例えば)所与のプリセットページセクションに対応する、生成されるサイトの領域が、既存のコンポーネントが変更される(例えば、移動されるか、または、属性を変更される)ことのみを可能にし得、コンポーネント挿入または消去は可能にし得ないように、編集を制限することができることがさらに理解されよう。別の例として、WBSエディタ30は、単一のレイアウト要素の範囲内にある変更(例えば、部分要素の移動、挿入または消去)のみを可能にし得、レイアウト要素境界に交差し得る変更(例えば、1つのレイアウト要素から別のレイアウト要素へとコンポーネントを移動させること)は可能にしない。
WBSエディタ30は、レイアウト要素構造の分析に基づいて、そのような編集制限を自動的に作動させることができる。WBSエディタ30はまた、特定のレイアウト要素またはレイアウトグループによって提供される編集制限ヒントを適用することもできる。
レイアウト要素およびレイアウトグループはまた、いずれの追加の編集動作がWBSエディタ30によって提供されるべきか(所与のレイアウト要素/コンテンツ要素に関連するコンポーネントを編集するとき)、および、いずれの動作が制限または変更されるべきかを定義することもできる。特に、サブコンテンツ要素のリスト(例えば、事業によって提供されるサービスのリスト)を含むコンテンツ要素を表すレイアウトグループは、(例えば)リストメンバの追加、リストメンバの消去、リストメンバの再順序付けおよびリストソート順序の定義を含む、ウェブサイト構築システム環境において提供されるべきリスト編集動作を定義することができる。そのようなリスト編集動作は、CER506、LER507および生成されるサイトを直接的に、並列に変更することができる。別の例において、所与のレイアウト要素は、メインビデオ再生ウィンドウコンポーネントおよび複数の再生制御ボタンを含む、複合(マルチコンポーネント)ビデオプレーヤ要素を記述することができる。レイアウト要素定義は、メイン再生ウィンドウコンポーネントは消去することはできず、一定の最小サイズを有しなければならず、一方、一部の再生制御ボタンは自由に編集することができ、または、完全に消去することさえできるというヒントを、ウェブサイト構築システム5に提供することができる。WBSエディタ30は、これらのヒント(生成されるサイト構造に含まれる)を受信し、それに基づいて視覚的編集活動を拡張、変更または制限することができる。代替的に、WBSエディタ30は、生成されるサイトを分析し、それ自体の分析を通じて、いくつかの視覚的編集制限または変形形態を推測することができる。
したがって、基礎となるレイアウト要素/コンテンツ要素構造の存在は、WBSエディタ30を、視覚的(ウェブサイト構築システム)編集および構造化(レイアウト要素/コンテンツ要素)編集をサポートする二重目的エディタへと変換することができる。
ここで、生成されるサイトが複数の更新経路を介してどのように変更され得るかを示す、図17を参照する。1つの経路[A]は、基礎となるデータの変化(例えば、事業所所在地に対する変更)に起因するCER506およびLER507からの、生成されるサイトのユーザが開始する再生成である。別の経路において、サイト設計者62は、アンケート[Z]のいくつかを再実行し、以前の応答を変更することができる。
別の経路[B]においては、(例えば、経時的に変化する外部ソースから抽出されるデータの変化に起因して)サイト設計者62の行動とは無関係に、基礎となるデータ変化に起因するCER506およびLER507からの、生成されるサイトの自動再生成。
別の経路[C]は、サイト設計者62が同じCER506コンテンツの異なる視覚的レイアウト要素表現を選択した後の、CER506およびLER507からの、生成されるサイトの再生成である(例えば、異なるレイアウトソリューションへの切り替え、または、何らかのレベルにおける代替的なレイアウトグループ/プリセットページセクション/レイアウト要素の選択)。
別の経路[D]は、生成されるサイトの変更が、サイト設計者62による、WBSエディタ30を介した生成されるサイトへの変更であることである。
ビジュアルエディタ変更組み込み手段45は、異なる更新経路を通じて行われる変更の統合をサポートすることができるが、場合によっては、これは不可能であり得る。例えば、サイト設計者62が(WBSエディタ30を介して)生成されるサイトの紹介ボックスを変更し、その後、紹介ボックスをまったく含まない新たなレイアウトソリューションを選択する場合、ビジュアルエディタ変更組み込み手段45が変更を新たな設計と調和させることは不可能である場合がある。
ここで、ビジュアルエディタ変更組み込み手段45の要素を示す図18を参照する。ビジュアルエディタ変更組み込み手段45は、インプレースエディタ451と、リスト変更ハンドラ452と、変更再適用手段453とを備えることができる。
ビジュアルエディタ変更組み込み手段45は、別個にまたは関連するものとして組み合わせて使用することができる複数の方法(本明細書においてより詳細に後述する)を実施することができることは理解されよう。これらの方法のいくつかにおいて、生成されるサイトの変更は、CER506およびLER507に直接的に影響を与え(かつ変更し)得る。これらの方法のいくつかにおいて、生成されるサイトの変更は、保存され、ウェブサイトがCER506から再生成されるときに再適用される。
ビジュアルエディタ変更組み込み手段45は、変更を(直ちに)CER506およびLER507に伝搬し戻すことによって、生成されるサイトの直接的な編集を処理することができる。本明細書において上述したように、ビジュアルエディタ変更組み込み手段45は、ウェブサイト構築システムコンポーネントを、それらを生成するために使用されるCER506およびLER507にリンクバックするメカニズムのセットを提供することができる。
ビジュアルエディタ変更組み込み手段45は、コンポーネントからレイアウト要素への、および、レイアウト要素からコンテンツ要素へのバックポインタのセットを使用することができる。
ビジュアルエディタ変更組み込み手段45は、マッチング(構造間マッチングと特定のフィールド間マッチングの両方)を詳述するレコードのセットを保持することができる。ビジュアルエディタ変更組み込み手段はまた、レイアウト要素を、生成されるサイトページ内のトランスペアレントなコンテナとして保持することもできる。
そのような変更伝搬はまた、(これより参照する図19に示すように)単一位置記憶(SLS)システム200の使用を通じて実施することもできる。システム200の下では、システム100によって使用されるメインリポジトリ(例えば、CER506、LER507、およびWBSリポジトリ509)は、CMS50に格納することができ、それによって、複数のリポジトリに含まれる値が、ただ1つのSLS値リポジトリ518に格納される。これは、(例えば)メインリポジトリに実際の値を格納する代わりに、値レコードへのポインタを格納することによって、または、関連する値の複数回の繰り返しを単一の位置に統合するデータ記憶方式を使用することによって達成することができる。
システム200は、「フィールド値」自体(例えば、商号または住所)だけでなく、レイアウト/スタイル情報(サイズ、位置、色など)にも適用することができる。これは、そのようなレイアウト/スタイル情報を、LER507と生成されるサイトとの間で共有することができるためである。記入済みアンケートリポジトリ505もこのように格納することができることが理解されよう。
何らかの変更がこれらの上述したメカニズムを破綻させる可能性があることも理解されよう。例えば、コンポーネントをそのレイアウト要素の「外部」に移動させることによって、関連する生成されるサイトの領域と基礎となるレイアウト要素との間の対応が破綻する可能性がある。
リスト変更ハンドラ452は、生成されるサイト、LER507およびCER506に対するリスト操作を並列に実施することによって実施されるリスト編集動作(メンバの追加、メンバの消去など)を使用することによって、多くの変更タイプをサポートすることができる。リスト変更ハンドラ452は、WBSエディタ30を通じてリスト要素に対して実施されるリスト指向の変更(リストメンバ追加および消去など)を検出することができ、LER507およびCER506に対して適切な変更を実施することができる。リスト変更ハンドラ452はまた、そのような動作を実施するために、WBSエディタ30と直接的にインターフェースすることもできる。
ビジュアルエディタ変更組み込み手段45は、レイアウト要素フィールドにマッピングされ、格納されているコンテンツ要素−レイアウト要素マッチング情報を通じて、元のコンテンツ要素フィールドに戻ってマッピングされるフィールドへの変更をサポートすることができる。
ビジュアルエディタ変更組み込み手段45はまた、格納されているレイアウト要素レイアウト情報の変化を複製することによって、レイアウトへの変更(例えば、フィールド移動/リサイズ)をサポートすることもできる。ビジュアルエディタ変更組み込み手段45は、ユーザ特有のローカル/私的レイアウト要素変形形態を作成することによって、繰り返すレイアウト要素の変更を処理することができる。
ウェブサイト構築システム5は、サイト設計者62が、サイト設計者62に提供され、CMS50に保存されている元のレイアウト要素セットから代替のレイアウト変形形態を選択することを可能にするUI(視覚的なウェブサイト構築システムの編集中に使用可能)を提供することができる。
ビジュアルエディタ変更組み込み手段45はまた、必要に応じてサイト生成システムUIを再呼び出しすることによって、生成されるサイトの直接的な編集を処理することもできる。したがって、サイト設計者62が所与のアンケートから生成されるページの一部を変更するよう試行するときはいつも、インプレースエディタ451は、アンケート実行手段4201に、関連するアンケート(このページ領域を生成するときに使用された元の回答を記入される)を提供するよう命令し、サイト設計者62に、サイトのコンポーネントを通じて値を編集する代わりに、アンケートを通じて変更を行うように指示することができる。完了すると、GS生成手段428は、アンケートを通じて行われた値変更に基づいてサイト(または関連するページまたはページセクションのみ)を再生成することができる。
そのようなページセクションの再生成は、多くの事例において、単一のコンテンツ要素が単一のレイアウト要素にマッピングし、単一のレイアウト要素が生成されるサイト内の単一のコンテナにマッピングする(例えば、製品コンテンツ要素は、製品レイアウト要素およびサイトの製品ページ内の製品記述にマッピングされる)ために有効であることは理解されよう。したがって、インプレースエディタ451は、アンケート実行手段4201に、コンテンツ要素のアンケートをポップアップさせるように命令することができ、GS生成手段428は、特定のコンテナのコンテンツを再生成するだけでよい。たとえ再生されるコンテナが、コンテナの以前のバージョンと比較して異なる寸法を有する場合であっても、GS生成手段428は、(特許文献7に記載のような)動的レイアウトを使用することによって、これに対処することができる。
同様に、インプレースエディタ451は、サイト設計者62がサイトの関連部分内のコンポーネントレイアウトを変更するよう試行するときはいつも、サイト設計者62に以前に提供されているこれらの間で新たなレイアウトを得るために、レイアウト要素/レイアウトソリューション選択UIを呼び出すことができる。
サイトのいくつかの部分は、手動で作成することができる(WBSエディタ30を通じて、または、システム100の外部で作成される)ことも理解されよう。そのような部分において、サイトのこれらの部分は背景または基礎となるCER506/LER507を有しないため、WBSエディタ30は、サイト生成システムUIを呼び出すことなく、これらのサイト部分のローカル編集をサポートすることができる。さらに、ビジュアルエディタ変更組み込み手段45は、そのようなサイト領域に対処しなくてもよい。
ビジュアルエディタ変更組み込み手段45はまた、上記の2つの方法を組み合わせることもできる。すなわち、サイト設計者62が、WBSエディタ30を介して、生成されるサイトを編集する(また、必要に応じて値を伝搬させる)ことを可能にし、または、特定のアンケートをポップアップさせ、関連するサイトセクションを再生成することを可能にする。
ビジュアルエディタ変更組み込み手段45はまた、ウェブサイトがCER506から再生成されるときに、生成されるサイトの編集の変更を再適用することによって、変更を統合することもできる。
ビジュアルエディタ変更組み込み手段45は、2015年3月12日に公開された、本発明の共通の譲受人に譲受される、「モバイルアプリケーション変換(Mobile Application Conversion)」と題する特許文献11に記載の方法を、モバイルサイトが更新されたデスクトップサイトから再生成された後にウェブサイトのモバイルバージョンに対して行われる変更を再適用することによって、使用することができることは理解されよう)。ビジュアルエディタ変更組み込み手段45は、WBSエディタ30によって収集される編集履歴情報をさらに使用することができ、変更再適用手段453は、編集動作を、再生成されるサイトまたはサイト領域に再適用することができる。
サイト設計者62は、再生成の前にレイアウトまたはレイアウトソリューション(生成されるサイトの一部または全部の)を変更している場合があり、CE/LEマッチング手段426はその後、統合を解決するために、旧レイアウトと新レイアウトとの間で水平マッチングを実施することができることは理解されよう。
これより、ウェブサイトに対する更新および代替的なレイアウトソリューションの選択を統合するプロセスのシナリオを示す図20を参照する。
サイト設計者62は、コンテンツ要素リポジトリCER−1を(例えば、アンケートに記入することによって)作成することができる。レイアウトソリューション提示手段4272は、可能なレイアウトソリューションのセット(LS−A、LS−BおよびLS−C)を提供することができる。サイト設計者62は、LS−Aを選択する。GS生成手段428は、サイトGS−1−Aを生成する。
サイト設計者62はその後、WBSエディタ30を使用してサイトGS−1−aに何らかのレイアウト変更を行い、GS−1−a−zが作成される。サイト設計者62(または変更再適用手段453)は、CER−1を更新し、(例えば、外部データ変化に起因して)これを変更してCER−2にすることができる。サイト設計者62は、サイトを再生成するが、今回は、LS−aの代わりにLS−bによって記述されるレイアウトを選択する。
ここで、変更再適用手段453は、CER−1からCER−2へのコンテンツ変更、LS−aからLS−bへと変更したレイアウトソリューション選択の更新、および、GA−1−aをGS−1−a−zに変更した明示的な編集変更の、3つの変更セットを統合しなければならない。
変更再適用手段453は、CE/LEマッチング手段426に、LS−aとLS−bの間で水平マッチYを作成するように指示することができる(例えば、共通要素IDに基づいて、または、2つの「マッチング」セット、すなわち[CER−1対LS−a]および[CER−1対LS−b]に基づいて)。
変更再適用手段453は、その後、(編集履歴リポジトリ511から)GA−1−aを編集してGS−1−a−zにするために使用される編集動作のセットZ−aを抽出することができる。
Yに基づいて、変更再適用手段453は、その後、編集動作セットZ−aを変換して、LS−bに適用可能なマッチングセットZ−bにすることができる。
変更再適用手段453はその後、GS生成手段428に、CER−2およびLS−bに基づいてサイトを再生成するよう命令することができ、GS−2−bが作成される。最後に、GS生成手段428は、Z−bをGS−2−bに適用することができ、GS−2−b−zが作成される。
WBSエディタ30は、現在のサイトのデータを含む特定のレイアウト要素インスタンスではなく、一部のレイアウト要素タイプの編集を可能にするUIを提供することができることは理解されよう。このように、サイト設計者62は、リピータレイアウト要素(本明細書において上述したような)の内部の繰り返しオブジェクトの「ミニテンプレート」を提供するレイアウト要素タイプ定義を(1度)編集することができ、それは、リピータレイアウト要素(このレイアウト要素タイプを使用する)内の複数の繰り返されるオブジェクトに影響を与え得る。そのような編集(「インライン編集」として知られている)は、非リピータレイアウト要素にも適用可能であり得る。一例は、繰り返される要素のタイトルを編集することであり、これは、同じレイアウト要素タイプ(または基礎となるテンプレート)を共有する他の要素内のタイトルに影響を与える。
このプロセスは、(場合によっては以前の定義からの継承および変更のセットを使用して定義される)レイアウト要素タイプの新たな変形形態を作成することができることは理解されよう。この新たな変形形態は、同じタイプの新たなレイアウト要素インスタンスのために、サイト設計者62によって使用する(またはシステム100によって提供する)ことができる。
WBSエディタ30は、生成されるサイトに対する所与の変更が、特定のインスタンスまたはこのインスタンスの基礎となるテンプレートの変更を目的としているか否かを判定するUIメカニズムを提供することができる。これは、非構造化リピータの編集にとって特に重要である。
ビジュアルエディタ変更組み込み手段45は、そのような代替の設計を、ユーザ毎のレイアウト要素タイプ変形形態リポジトリ(例えば、レイアウトタイプリポジトリ503の内部の)に格納することができる。システム100は、サイト設計者62に、そのような代替の設計をオブジェクトマーケットプレース15を通じて提供する能力を含み、当該設計を公開および共有する能力をさらに提供することができる。
本明細書において上述したように、コンテンツ要素タイプを定義すること、コンテンツ要素を埋めるために使用されるアンケートを生成すること、実際のアンケートを提示し、書き込むこと、レイアウト要素タイプを定義すること、レイアウト要素およびレイアウトグループを選択すること、ならびに、使用するデザインキットを選択することを含め(これに限定されないが)、A/Bテストを、システム100のすべての態様に適用することができる。
A/Bテスタ46は、標準的なA/Bテストをテストされるエンティティの内容に適用することができ、このエンティティはユーザに提示され、順序および優先順位。
これより、図21を参照する。A/Bテスタ46は、A/Bテストを生成するためのテスト生成手段461と、それらを実行するためのテスト実行手段462とを備えることができる。A/Bテスタ46は、BIリポジトリ510または代替的に別個の専用リポジトリ内に結果を格納することができる。
そのようなA/Bテストの結果は、SGS管理者61およびサイト設計者62によって、システム100の挙動を手動で調整するために使用することができ、本明細書において上述したような機械学習エンジンに対するさらなる入力として使用することもできることも理解されよう。そのようなA/Bテストは、完全に自動的であってもよく、必要に応じて、サイト管理者61によって制御されてもよいことも理解されよう。
A/Bテスタ46は、2016年5月5日に公開された、本発明の共通の譲受人に譲受される、「分散型システムにおいて複雑な実験を処理するシステムおよび方法(System and Method of Handling Complex Experiments in a Distributed System)」と題する特許文献12に記載されているものと同様の実験マネージャおよびインフラストラクチャを使用することができる。
目的変更手段47は、CER506(サイト設計者62によって埋められている)が、検索エンジンインデックス付けのためのより良好な情報を提供する代替的なウェブサイトビュー(場合によっては専用のサイトマップまたは追加のSEOサポート情報を含む、検索エンジンフレンドリバージョン)を生成することのような、追加の目的に使用されることを可能にすることができる。
目的変更手段47はまた、例えば、業界インデックスウェブサイトにウェブサイトを登録するときに、外部システムにインターフェースするためにCER506の情報を使用することを可能にすることもできる。別の例として、システム100は、法律事務所ディレクトリにおける法律事務所の自動登録をサポートすることができ、法律事務所を登録することによって提供される特定のサービスの下にウェブサイトをインデックス付けすることもできる。
目的変更手段47は、CER506が、例えば、そのウェブサイトが特定の属性を有するWBS5のユーザを対象とすることを可能にし、様々な標準的な事業セマンティクススキーマまたは/交換フォーマット(XBRLなど)の提示を作成することを可能にするなど、マーケティング目的に使用されることを可能にすることができる。目的変更手段47はまた、例えば、所与の業種のユーザまたは特定のサービスを提供するユーザに対するプロモーションなど、個人に合わせたプロモーションを提供することもできる。
目的変更手段47はまた、CER506が、セマンティックウェブに関連するデータフォーマットおよびプロトコルのような、ウェブサイトの意味論的理解を必要とするデータフォーマットおよびプロトコルを通じてインターフェースすることを可能にすることもできる。
本明細書において上述したように、メインUIシーケンスは、一般的に短いアンケートのシーケンスである。そのようなUIシーケンスは、音声ガイド/音声アシスト入力に非常に良好に適していることは理解されよう。SGS音声ウォークスルードライバ48は、モバイルデバイス上で作動するときに(ただし、音声入力はデスクトップデバイス上でも使用されてもよい)サイト設計者62に対するアンケートを読み上げ、回答を受け取るために、AppleのSiri、Google NowまたはMicrosoft Cortanaのような仮想アシスタントを提供することができる。
SGS音声ウォークスルードライバ48は、基礎となるプラットフォーム上で利用可能な標準ソフトウェア、または、システム100がウェブサイトを迅速に作成するために設計された専用音声入力オプションのいずれかであってもよい。
上記の論述は、通常のサイト設計者62に提供されるシステム100の完全な実施形態に焦点を当てていることは理解されよう。本発明に対する代替的な実施形態において、システム100はまた、本明細書において後述する様々なモードおよび使用事例で実装することもできる。
通常のシナリオにおいて、システム100は、通常の設計者(消費者)によって、ウェブサイトを作成するために使用され得る。このシナリオにおいて、通常のユーザは、回答からコンテンツ要素、レイアウト要素、作成されるウェブサイトに至る処理経路全体を使用することができる。そのようなユーザは、一般的に、所定のアンケート、コンテンツ要素タイプおよびレイアウト要素タイプを使用し得る。
そのようなユーザは、一般的に、既存のウェブサイトまたはソーシャルメディアプレゼンスからの外部データ収集手段43および内部データ収集手段44、ならびに、本明細書において上述したような外部データソースのようなデータ収集ツールを使用することができる。システム100のこのバージョンは、アンケート、コンテンツ要素、レイアウト要素(レイアウトグループおよびプリセットページセクションを含む)およびデザインキットを含む基礎となる要素の取り扱いに基づいて異なる複数のレベルにおいて実装することができることは理解されよう。
基本レベルにおいて、ユーザ(設計者)はシステム100を使用することができるが、基礎となる要素は、ウェブサイト構築システム供給元の内部の人員によってのみ設計および変更される。より高度なレベルにおいて、高度なユーザは、独自の基礎となる要素(場合によってはシステムが提供する基礎となる要素から継承する)を設計することが可能であり得る。これは、一部の基礎となる要素タイプについては利用可能であり得るが、他の要素タイプについてはそうではない(例えば、ユーザは、独自のデザインキットを作成することができるが、独自のコンテンツ要素およびレイアウト要素を作成することはできない)。さらにより高度なレベルにおいて、ユーザは、基礎となる要素タイプの一部または全部を作成することができ、また、作成したものを、オブジェクトマーケットプレース15のような、基礎となる要素の市場を介して(他のユーザによる購入のために)提供することもできる。
これより、ウェブサイト作成プロセスのいくつかの段階の概略的なスクリーンショットを示す図22A〜図22Gを参照する。
図22Aは、例示的な事業タイプのリストの表示を示し、これは、ユーザが、それらまたはタイプからフリーテキスト事業タイプ記述を選択することを可能にする。
図22Bは、システム100が公衆ソースから事業に関する情報をどのように収集するかを示している。
図22Cは、ユーザが、サイトのためにデザインキットを選択するようにどのように促進されるかを示している。
図22Dは、ユーザが、サイトのためにセクションレイアウトを選択するようにどのように促進されるかを示している。
図22Eは、ユーザが新たなデザインキットをどのように選択するかを示している。
図22Fは、ユーザが、可能な色セットのリストを示すプロンプトを用いてどのように色カスタマイズを実施することを選択するかを示している。
図22Gは、ユーザが、どのように製品スライダ(すなわち、製品表示ギャラリコンポーネント)セクションを追加することを選択するかを示す。
本発明に対する代替的な実施形態によれば、ワークフローは、ユーザと専門家設計者(またはスタジオ)との間で分割することができる。このシナリオにおいて、サイト設計者62は、サイトのための情報を指定するために、サイト設計フォームに書き込むことができる。このプロセスは、CER506を構築するのに必要なアンケートの全セット、または、(後に完成されるべき)このセットのサブセットを含む。
埋められたCER506は、可能なレイアウトソリューションを作成し、最良のものを選択し、さらに、生成されたサイトを(例えば、様々なレベルにおいて代替的なレイアウト要素および構成を選択することによって)さらに微調整するために、サイト生成システム40を使用する専門家設計者に送られる。その後、最終的なサイトが、検討および公開のためにサイト設計者62に返される。
専門家設計者は、(例えば)サイト設計者62、サイト設計者62に設計サービスを提供する外部設計者、または、サイト設計者62の組織によって雇用されている内勤設計者であり得る。作成されているサイトの進行中のメンテナンスは、元の(発注元の)サイト設計者62または設計者によって実施され得る。
また別の実施形態において、システム100は、専門家設計者(または設計スタジオ)によって、より少数の非常に高度な設計者による使用のために多数のテンプレートアプリケーション(またはアプリケーション要素)を迅速に作成するために使用することができる。そのような専門家設計者は、ウェブサイト構築システム供給元の被雇用者または外部設計者であってもよい。
専門家設計者は、生成されているウェブサイトを、それらをカスタマイズして独自の専門化されたウェブサイトを作成することができる別の設計者によってテンプレートとして使用されるように、販売または他の様態で配布することができる。
専門家設計者は、ページおよびコンポーネントの集合として定義され、本明細書において記載されているサイト生成システムとは完全に分離される、「スタンドアロン」ウェブサイトとして、作成されているテンプレートウェブサイトを配布することができることは理解されよう。専門家設計者はまた、関連付けられるCER506およびLER507とともにサイトを配布することもでき、より少数の非常に高度な設計者が、テンプレートを使用してサイト生成システム40を通じてこれを変更することが可能になる。
後者のシナリオにおいて、サイト生成システム40は、専門家設計者が、すべてのアンケートにアクセスおよび回答することができるが、より少数の非常に高度な設計者(テンプレートを使用する)は、アンケートのサブセットにのみアクセスすることを可能にするように、2レベルCER506/アンケートシステムを実施することができる。
さらなる実施形態において、システム100は、翻訳または適応プラットフォームとして使用することができる。システム100は、複数の言語に適応した複数のレイアウトをサポートすることができるサイトを作成するために使用することができることは理解されよう。同じテキストが、異なる言語においては非常に多様な属性(長さ、高さおよび最大単一単語サイズなど)を有する可能性があり、これらの異なる属性は、異なるページレイアウトを使用することを必要とし得ることはよく知られている。そのような異なるレイアウトは、完全に異なる外見および感覚を有し得、例えば、1つの言語は2列のレイアウトを使用する場合があり、別の言語は、3列のレイアウトを使用する場合がある。
システム100はまた、すべての関連する文字列を含む翻訳キットの抽出、および、それらのウェブサイト内の場所への関連付けを含む複数の機能を提供することによって、そのようなマルチレイアウト翻訳ウェブサイトの作成をサポートすることもできる。そのような翻訳キットは、抽出されたテキストの翻訳バージョンを作成することができる翻訳サービスに容易に送ることができる。
システム100はまた、テキストの複数のバージョンを並列に格納することができるように、各コンテンツ要素または各翻訳可能テキストフィールドの複数の(言語毎の)バージョンを有することをサポートすることによって、処理された翻訳キットをウェブサイトに再統合することもできる。
システム100はまた、所与のサイトの更新されたバージョンも翻訳することができるように、異なる言語毎のレイアウトをサポートし、翻訳されていないデータのただ1つのコピーを保持しながら同じウェブサイトの異なるバージョン(異なるレイアウトを有する)を作成し、インクリメントベースで上記のプロセスを繰り返すことをサポートするように、いくつかのコンテンツ要素に異なるレイアウト要素を適用することもできる。
本明細書における上記の論述は、ウェブサイト構築システム提供者(システムを実装する)によってホストされるウェブサイトに焦点を当てていることは理解されよう。しかしながら、システム100は、追加のタイプのウェブサイトおよび他の非ウェブサイトのデジタル創作物について実装されてもよい。これらは、例えば、ウェブサイト全体およびウェブサイトセクション(例えば、ウェブサイトのページのサブセット)または1つまたは複数のウェブサイトページのセクション、通常のデスクトップコンピュータ閲覧のために設計されているウェブサイト、モバイルウェブサイトおよびタブレット向けウェブサイト、ウェブサイト構築システムによって作成されるが、異なる方法で(例えば、ウェブサイト構築システム供給元によってではなく)ホストされるウェブサイト、ならびに、ユーザの機械上にインストールされたローカルサーバ上でローカルに作動するウェブサイト(またはそれらの任意の組合せ)を含んでもよい。これらは、(例えば)UIとしての役割を果たし、他のシステム(組み込みシステムおよび電化製品を含む)内でホストされるウェブサイトを含んでもよい。
他のタイプのウェブサイトおよび他の非ウェブサイトのデジタル創作物はまた、(例えば)ソーシャルネットワーク(Facebookなど)、ブログ、ポータル(YouTube(登録商標)チャンネルのようなユーザカスタマイズ可能ページをサポートするビデオおよびオーディオポータルを含む)などの中でホストされるページを含む、より大規模なシステム内でホストされるウェブサイトまたは他の表示される視覚的組成物を含んでもよい。これは、ウェブサイトとみなされない、他のタイプの遠隔的にアクセス可能なオンラインプレゼンスを含んでもよい。
他のタイプのウェブサイトおよび他の非ウェブサイトのデジタル創作物はまた、ハイブリッドアプリケーション(ローカルにインストールされている要素と、遠隔的に取り出される要素とを組み合わせる)を含む、対話型(モバイルまたはその他)アプリケーション、ならびに、電子メール、ニュースレターおよび他のデジタル文書のような非対話型デジタル創作物を含んでもよい。
上記の論述は、(コンテンツ要素タイプまたは実際のコンテンツ要素のための情報を収集するときなどに)外部データ収集手段43および内部データ収集手段44によってアクセスまたは他の様態で検討または分析されるソースウェブサイト(他のオンラインデジタルリソースを含む)に適用されることも理解されよう。本論述はまた、サイト生成システム40によって生成されるターゲットウェブサイト(他のデジタル創作物を含む)にも適用される。
本明細書において上述したように、ソースデータはまた、様々な業界名簿および情報サービスから抽出することもできる。そのようなリソースは、ターゲットサイトプラットフォームとして関連しなくてもよいが、システム100は、本明細書において上述したように、CERベースの情報を、そのようなディレクトリおよびサービスに提出することができる。
ソースとターゲットの両方のウェブサイト(または他の創作物/リソース)が同じウェブサイト構築システムホスティングシステム100上に存在してもよく、または、別個のウェブサイト構築システム(または非ウェブサイト構築システム)ホスティングプロバイダ上に存在してもよいことがさらに理解されよう。
ソースウェブサイトおよびリソース(ユーザウェブサイトのための情報を収集するために分析される)に関して、システム100は、(本明細書において上述したようなクラウドソース情報収集の一部として)ユーザ自身に属するもの、および、他のユーザに属するものを含む、上記ソースのすべてからのリソースの使用をサポートすることができる。
ここで、ウェブサイト構築システム5の複数のソースおよびターゲットオプションを含むシステム300を示す図23を参照する。システム300は、所与のウェブサイト構築システムプロバイダ310によって提供される提供物内に含まれてもよく、複数のソース(ウェブサイト構築システムプロバイダ310によって、または、ホスティングプロバイダ320によってホストされるウェブサイト、および、Facebookサイト330上のFacebookページを含む)からの情報をインポートおよび分析することができる。リソースのいくつか(ホスティングプロバイダ320およびFacebookサイト330上の)は、サイト設計者62に属することができ、一部は他のユーザ(すなわち、他のサイト所有者)に属することができることは理解されよう。
このシナリオにおいて、サイト生成システム40は、WBSプロバイダ310またはターゲットホスティングプロバイダ340(インポートおよび分析されるサイトに使用され得るホスティングプロバイダ320と同一または異なる)によってホストされるウェブサイトを生成し、並行して、YouTubeサーバ350に投稿されることになるYouTubeチャンネルページを生成することができる。
加えて、システム300は、業界名簿370を更新することができ、また、サイト設計者62が、印刷ニュースペーパー360を生成することを可能にすることもできる。
また別の実施形態において、システム100は、事業に関するデータを抽出する(および、いくつかのコンテンツ要素を予め埋める)ために、(ウェブサイトが構築されている)事業のオフライン印刷情報を使用することができる。これは、事業被雇用者の名刺、冊子、リーフレットおよび他の宣伝資料(ならびにマニュアルまたはトレーニングガイドのような非宣伝資料)を含み得る。事業連絡先情報および詳細を含む任意のそのようなオフライン資料が有用であり得る。これは、(例えば)スキャナを使用して、または、(例えば)名刺を撮影するために使用されるモバイルデバイスカメラを通じて行うことができ、画像はCER506に格納することができる。
したがって、システム100は、ユーザが、ビジュアルエディタと一体化されるコンポーネントベースのウェブサイトを生成するようにシステムを構築することを可能にすることができる。コンポーネントベースのウェブサイトは、好ましいレイアウトを確立するためにユーザの業界およびファミリタイプに基づいて外部および内部ソースならびに一般クラウドソーシングおよび人工知能からユーザに関する関連する収集されている情報とともに、ユーザアンケートから受け取られる回答の分析から収集される情報から作成される、選択のためにユーザに提供されるレイアウトソリューションに基づくことができる。
特に別途記載しない限り、上記の説明から理解されるように、本明細書全体を通じて、「処理」、「演算」、「計算」、「決定」などのような用語を利用した説明は、コンピュータシステムのレジスタおよび/またはメモリ内の電子量のような物理量として表されるデータを操作および/または変換して、同様に、コンピュータシステムのメモリ、レジスタ、または、他のそのような情報記憶、送信または表示デバイス内の物理量として表される他のデータに変換する、クライアント/サーバシステム、モバイルコンピューティングデバイス、スマート家電または同様の電子コンピューティングデバイスのような任意のタイプの汎用コンピュータの動作および/またはプロセスを指すことが理解される。
本発明の実施形態は、本明細書における動作を実施するための装置を含むことができる。この装置は、特に、所望の目的のために構築することができ、または、コンピュータ内に記憶されているコンピュータプログラムによって選択的に起動または再構成される汎用コンピュータを含んでもよい。結果もたらされる装置は、ソフトウェアによって命令されると、汎用コンピュータを、本明細書において論じられている発明的要素にすることができる。この命令は、それが所望されるコンピュータプラットフォームとともに動作するときに、発明的装置を定義し得る。そのようなコンピュータプログラムは、限定ではないが、光ディスク、磁気光ディスクを含む任意のタイプのディスク、読み出し専用メモリ(ROM)、揮発性および不揮発性メモリ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、電気的プログラム可能読み出し専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラム可能読み出し専用メモリ(EEPROM)、磁気もしくは光学式カード、フラッシュメモリ、ディスクオンキー、または、電子命令を記憶するのに適しており、コンピュータシステムバスに結合されることが可能な任意のタイプの媒体のような、コンピュータ可読記憶媒体内に記憶することができる。
本明細書において提示されているプロセスおよび表示は本質的に、任意の特定のコンピュータまたは他の装置に関係するものではない。様々な汎用システムが、本明細書における教示によるプログラムによって使用されてもよく、または、所望の方法を実施するのにより特化した装置を構築することが好都合と分かる場合もある。様々なこれらのシステムのための所望の構造が、上記の記載から理解されよう。加えて、本発明の実施形態は、いかなる特定のプログラミング言語を参照しても説明されていない。本明細書に記載されているような本発明の教示を実装するために様々なプログラミング言語が使用されてもよいことは理解されよう。
本発明の特定の特徴が本明細書において例示および説明されているが、ここで、多くの修正、置換、変更、および均等物が、当業者には想起されよう。それゆえ、添付の特許請求の範囲は、本発明の真の精神に入るすべてのそのような修正および変更を包含するように意図されていることが理解されるべきである。