JP2021060181A - 持ち運びが可能なコンパクト温水暖房装置システム - Google Patents

Abstract

【課題】従来の空気を暖めるエアコン、電気ストーブ、灯油ストーブなどの暖房装置では部屋上部の温度上昇が顕著で足元の床部は低温となり十分な暖かさを人は感じられない。また固定の暖房装置では必要な場所で必要な時間だけ暖を取るには不自由であり経済的ではない。そこで直接足下に暖かさを感じられ室内温度以上に快適に過ごせて、自由に置き場所も変えられ経済的な温水暖房装置を提供する。【解決手段】持ち運び可能でコンパクトな温水熱源機及び温水循環装置を用い熱伝導率の高い材質で作られた持ち運び可能でコンパクトな放熱装置に温水を循環させることにより直接足下を暖め体感温度を上げる。温水暖房装置全体の熱効率を高くし汎用性を持たせ置き場所を自由に選べて経済的なシステムにする。【選択図】図１

Description

本発明は持ち運びが可能なコンパクトな温水暖房装置システム方法である。

従来の暖房はエアコン、電気ストーブ、灯油ストーブなどのように空気を暖め部屋や居間など室内に熱エネルギーを伝達する方法を用いている

このような暖房方式は室内の上部が高温、下部が低温という状態になる。

こういった室内温度状態はのぼせる、爪先が冷えるというように人を不快にする。

また、固定された暖房装置では人の移動に伴う暖房装置の移動は困難である。

さらに、人の移動場所全てに固定された暖房装置の設置は経済的ではない。

本発明は上記のような問題を解決するために熱伝導性の高い材質の放射装置を使い直接足下を暖めることを目的とする。

また、装置全体を小型・軽量化し自由に簡単に持ち運べるようにして暖房設備費用を節減させることが出来るようにすることを目的とする。

放熱装置にはアルミニウム亜鉛合金版など用い熱伝導性を高め且つＥＰＰ断熱材などを用いて熱効率を上げ、軽量化を図る。

放射装置内の配管は内径を小さくし必要流水量を少なくし熱源装置容量を少なくする。

熱源装置容量を少なくすることで熱源装置を小さくする。

温水暖房装置全体の熱効率を上げることで温水温度を出来るだけ低くする。

熱源装置は水温設定が出来るようにして温水温度を最高で５０度程度に低く保てるようにする。

熱伝導性を上げることで送水圧力を低くし、温水循環装置の軽量コンパクト化を図る。

放熱装置は形状を問わないが、足下に置けるように小型薄型にする。

熱源機、温水循環装置、放熱装置を小型薄型にすることで装置の一体化を図る。

本発明によって、冬場のエアコンなどによる、のぼせ・爪先が冷えるといった不快感はなくなり快適に過ごせる。

灯油ストーブなど燃焼による火災の心配が軽減される。

適温で直接足下を暖められるので血流が良くなり全身が暖まる。

温水暖房装置が持ち運べるので好みの場所で使用できる。

床下設置の床暖房設備などに比べると安価である。

設置工事が必要ないので手軽に導入できる。

本発明に係る温水暖房装置例の側面図である。 本発明に係る温水暖房装置例の平面図である

図１と図２はそれぞれ本発明に係る温水暖房装置の実施例を示す。図１においては熱源装置、温水循環装置、コントローラーを縦並びに配置している。

また図２においては熱源装置、温水循環装置、コントローラーを平面的に配置している。

本発明に係る持ち運び可能なコンパクト温水暖房装置は家庭用、レジャー用、業務用など幅広く温水暖房装置として利用できる。

１、７ コントローラー・リモコン受信装置
２、８ 温水循環ポンプ装置
３、９ 温水タンク装置
４，１０ 熱源ヒーター装置
５，１１ 温水配管装置
６，１２ 放熱パネル装置

Claims (4)

1. 持ち運びが可能でコンパクトな熱源機を特徴とする温水暖房装置システム。
2. 持ち運びが可能でコンパクトな温水循環装置を特徴とする温水暖房装置システム。
3. 持ち運びが可能でコンパクトな放熱装置を特徴とする温水暖房装置システム。
4. 請求項１から請求項３を兼ね備え、一体化した温水暖房装置システム。

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