JP2021057791A - 端末装置、基地局装置、方法、および、集積回路 - Google Patents

端末装置、基地局装置、方法、および、集積回路 Download PDF

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Abstract

【課題】効率的に通信を行うことができる端末装置、基地局装置、方法、および集積回路に関する技術を提供すること。【解決手段】端末装置が、第1のUE能力RATコンテナに、第1の無線アクセス技術の一つまたは複数のバンド情報を含む第1の情報要素と、前記第1の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報を含む第4の情報要素とを含め、第2のUE能力RATコンテナに、第2の無線アクセス技術の一つまたは複数のバンド情報を含む第2の情報要素と、前記第2の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報を含む第5の情報要素とを含め、第3のUE能力RATコンテナに、第1の無線アクセス技術および第2の無線アクセス技術の両方を含む複数のバンド情報を含む第3の情報要素と、前記第1の情報要素と前記第2の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報とを含む第6の情報要素とを含める。【選択図】図8

Description

本発明は、端末装置、基地局装置、方法、および、集積回路に関する。
セルラ−移動通信の無線アクセス方式および無線ネットワーク(以下、「Long Term Evolution(LTE:登録商標)」、または、「Evolved Universal Terrestrial Radio Access:EUTRA」と称する。)、およびコアネットワーク(以下、「Evolved Packet Core:EPC」)が、第三世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project:3GPP)において検討されている。
また、3GPPにおいて、第5世代のセルラ−システムに向けた無線アクセス方式および無線ネットワーク技術として、LTEの拡張技術であるLTE−Advanced Proおよび新しい無線アクセス技術であるNR(New Radio technology)の技術検討および規格策定が行われている(非特許文献1)。また第5世代セルラーシステムに向けたコアネットワークである、5GC(5 Generation Core Network)の検討も行われている(非特許文献2)。
3GPP RP−170855,"Work Item on New Radio (NR) Access Technology" 3GPP TS 23.501 v15.6.0,"System Architecture for the 5G System; Stage 2" 3GPP TS 36.300, v15.6.0,"Evolved Universal Terestrial Radio Access (E−UTRA)and Evolved Universal Terestrial Radio Access Network (E−UTRAN);Overall description; Stage 2" 3GPP TS 36.331 v15.6.0,"Evolved Universal Terestrial Radio Access (E−UTRA);Radio Resource Control (RRC);Protocol specifications" 3GPP TS 36.323 v15.4.0,"Evolved Universal Terestrial Radio Access (E−UTRA);Packet Data Convergence Protocol (PDCP) specification" 3GPP TS 36.322 v15.2.0,"Evolved Universal Terestrial Radio Access (E−UTRA);Radio Link Control (RLC) protocol specification" 3GPP TS 36.321 v15.6.0,"Evolved Universal Terestrial Radio Access (E−UTRA);Medium Access Control (MAC) protocol specification" 3GPP TS 37.340 v15.6.0,"EvolvedUniversal Terestrial Radio Access (E−UTRA)and NR; Multi−Connectivity; Stage 2" 3GPP TS 38.300 v15.6.0,"NR;NR and NG−RAN Overall description; Stage 2" 3GPP TS 38.331 v15.6.0,"NR;Radio Resource Control (RRC);Protocol specifications" 3GPP TS 38.323 v15.6.0,"NR;Packet Data Convergence Protocol (PDCP) specification" 3GPP TS 38.322 v15.5.0,"NR;Radio Link Control (RLC) protocol specification" 3GPP TS 38.321 v15.6.0,"NR;Medium Access Control (MAC) protocol specification" 3GPP TS 23.401 v15.8.0,"General Packet Radio Service (GPRS) enhancements for Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E−UTRAN) access" 3GPP TS 37.324 v15.1.0,"NR;Service Data Adaptation Protocol (SDAP) specification" 3GPP R2−1911317,"Support NeedForGap capability for each supported NR band before EN−DC configuration"
LTEの技術の一つとして、周波数間(Inter−Frequency)および/または無線アクセス技術間(Inter−RAT、RAT間)の測定のためにギャップが必要であるか否かを示す端末能力(UE Capability)情報をバンドごとに基地局装置に通知する仕組みが導入されているが、Inter−RATのNRについては常にギャップが必要であるとみなし、上記通知する仕組みが導入されていなかった。そこでNRを考慮した仕組み導入する検討が進められている(非特許文献16)。
しかしながら、上記非特許文献16による検討では、NRのバンド情報が格納されている既存の情報要素を用いてギャップの要否を通知する仕組みを提案しているが、端末装置が既存のギャップ要否の通知を行っているのかNRを考慮したギャップ要否の通知を行っているのかをネットワークが識別する仕組みが提示されていないという課題があった。また、NRにおけるギャップ要否の通知、およびMR−DC(Multi−Radio Dual Connectivity)におけるギャップ要否の通知については未だ仕様化されていない。
本発明の一態様は、上記した事情に鑑みてなされたもので、端末装置のギャップ要否の通知を効率的に行うことができる端末装置、基地局装置、方法、集積回路を提供することを目的の一つとする。
(1)上記の目的を達成するために、本発明の一態様は、以下のような手段を講じた。
すなわち、本発明の第1の実施の態様は、基地局装置と通信する端末装置であって、前記基地局装置から能力情報の問い合わせのための無線リソース制御(RRC)メッセージ(UE能力情報問い合わせメッセージ)を受信する受信部と、前記基地局装置に能力情報を通知するためのRRCメッセージ(UE能力情報メッセージ)を送信する送信部と、第1のUE能力RATコンテナ、第2のUE能力RATコンテナ、第3のUE能力RATコンテナの一部または全部を前記UE能力情報メッセージに含める制御部とを備え、前記第1のUE能力RATコンテナには、第1の無線アクセス技術の一つまたは複数のバンド情報を含む第1の情報要素と、前記第1の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報を含む第4の情報要素とが含まれ、前記第2のUE能力RATコンテナには、第2の無線アクセス技術の一つまたは複数のバンド情報を含む第2の情報要素と、前記第2の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報を含む第5の情報要素とが含まれ、前記第3のUE能力RATコンテナには、第1の無線アクセス技術および第2の無線アクセス技術の両方を含む複数のバンド情報を含む第3の情報要素と、前記第1の情報要素と前記第2の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報とを含む第6の情報要素とが含まれる。
(2)本発明の第2の実施の様態は、端末装置と通信する基地局装置であって、前記端末装置に能力情報の問い合わせのための無線リソース制御(RRC)メッセージ(UE能力情報問い合わせメッセージ)を送信する送信部と、前記端末装置から能力情報通知のためのRRCメッセージ(UE能力情報メッセージ)を受信する受信部と、第1のUE能力RATコンテナ、第2のUE能力RATコンテナ、第3のUE能力RATコンテナの一部または全部を前記UE能力情報メッセージから取得する制御部とを備え、前記第1のUE能力RATコンテナには、第1の無線アクセス技術の一つまたは複数のバンド情報を含む第1の情報要素と、前記第1の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報を含む第4の情報要素とが含まれ、前記第2のUE能力RATコンテナには、第2の無線アクセス技術の一つまたは複数のバンド情報を含む第2の情報要素と、前記第2の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報を含む第5の情報要素とが含まれ、前記第3のUE能力RATコンテナには、第1の無線アクセス技術および第2の無線アクセス技術の両方を含む複数のバンド情報を含む第3の情報要素と、前記第1の情報要素と前記第2の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報とを含む第6の情報要素とが含まれる。
(3)本発明の第3の実施の様態は、基地局装置と通信する端末装置に適用される方法であって、前記基地局装置から能力情報の問い合わせのための無線リソース制御(RRC)メッセージ(UE能力情報問い合わせメッセージ)を受信するステップと、
前記基地局装置に能力情報を通知するためのRRCメッセージ(UE能力情報メッセージ)を送信するステップと、第1のUE能力RATコンテナ、第2のUE能力RATコンテナ、第3のUE能力RATコンテナの一部または全部を前記UE能力情報メッセージに含めるステップとを備え、前記第1のUE能力RATコンテナには、第1の無線アクセス技術の一つまたは複数のバンド情報を含む第1の情報要素と、前記第1の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報を含む第4の情報要素とが含まれ、前記第2のUE能力RATコンテナには、第2の無線アクセス技術の一つまたは複数のバンド情報を含む第2の情報要素と、前記第2の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報を含む第5の情報要素とが含まれ、前記第3のUE能力RATコンテナには、第1の無線アクセス技術および第2の無線アクセス技術の両方を含む複数のバンド情報を含む第3の情報要素と、前記第1の情報要素と前記第2の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報とを含む第6の情報要素とが含まれる。
(4)本発明の第4の実施の様態は、端末装置と通信する基地局装置に適用される方法であって、前記端末装置に能力情報の問い合わせのための無線リソース制御(RRC)メ
ッセージ(UE能力情報問い合わせメッセージ)を送信するステップと、前記端末装置から能力情報通知のためのRRCメッセージ(UE能力情報メッセージ)を受信するステップと、第1のUE能力RATコンテナ、第2のUE能力RATコンテナ、第3のUE能力RATコンテナの一部または全部を前記UE能力情報メッセージから取得するステップとを備え、前記第1のUE能力RATコンテナには、第1の無線アクセス技術の一つまたは複数のバンド情報を含む第1の情報要素と、前記第1の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報を含む第4の情報要素とが含まれ、前記第2のUE能力RATコンテナには、第2の無線アクセス技術の一つまたは複数のバンド情報を含む第2の情報要素と、前記第2の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報を含む第5の情報要素とが含まれ、前記第3のUE能力RATコンテナには、第1の無線アクセス技術および第2の無線アクセス技術の両方を含む複数のバンド情報を含む第3の情報要素と、前記第1の情報要素と前記第2の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報とを含む第6の情報要素とが含まれる。
(5)本発明の第5の実施の様態は、基地局装置と通信する端末装置であって、前記基地局装置から能力情報の問い合わせのための無線リソース制御(RRC)メッセージ(UE能力情報問い合わせメッセージ)を受信するに実装される機能と、前記基地局装置に能力情報を通知するためのRRCメッセージ(UE能力情報メッセージ)を送信するに実装される機能と、第1のUE能力RATコンテナ、第2のUE能力RATコンテナ、第3のUE能力RATコンテナの一部または全部を前記UE能力情報メッセージに含めるに実装される機能とを前記端末装置に対して発揮させ、前記第1のUE能力RATコンテナには、第1の無線アクセス技術の一つまたは複数のバンド情報を含む第1の情報要素と、前記第1の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報を含む第4の情報要素とが含まれ、前記第2のUE能力RATコンテナには、第2の無線アクセス技術の一つまたは複数のバンド情報を含む第2の情報要素と、前記第2の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報を含む第5の情報要素とが含まれ、前記第3のUE能力RATコンテナには、第1の無線アクセス技術および第2の無線アクセス技術の両方を含む複数のバンド情報を含む第3の情報要素と、前記第1の情報要素と前記第2の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報とを含む第6の情報要素とが含まれる。
(6)本発明の第6の実施の様態は、端末装置と通信する基地局装置であって、前記端末装置に能力情報の問い合わせのための無線リソース制御(RRC)メッセージ(UE能力情報問い合わせメッセージ)を送信するに実装される機能と、前記端末装置から能力情報通知のためのRRCメッセージ(UE能力情報メッセージ)を受信するに実装される機能と、第1のUE能力RATコンテナ、第2のUE能力RATコンテナ、第3のUE能力RATコンテナの一部または全部を前記UE能力情報メッセージから取得するに実装される機能とを前記端末装置に対して発揮させ、前記第1のUE能力RATコンテナには、第1の無線アクセス技術の一つまたは複数のバンド情報を含む第1の情報要素と、前記第1の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報を含む第4の情報要素とが含まれ、前記第2のUE能力RATコンテナには、第2の無線アクセス技術の一つまたは複数のバンド情報を含む第2の情報要素と、前記第2の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報を含む第5の情報要素とが含まれ、前記第3のUE能力RATコンテナには、第1の無線アクセス技術および第2の無線アクセス技術の両方を含む複数のバンド情報を含む第3の情報要素と、前記第1の情報要素と前記第2の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報とを含む第6の情報要素とが含まれる。
なお、これらの包括的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム、または、記録媒体で実現されてもよく、システム、装置、方法、集
積回路、コンピュータプログラムおよび記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
本発明の一態様によれば、端末装置は、最適なパラメータ設定に基づき、効率的にギャップ要否の通知を行うことができる。
本発明の実施の形態に係る通信システムの概略図。 本発明の実施の形態における、E−UTRAにおける端末装置と基地局装置のUPおよびCPのプロトコルスタック図。 本発明の実施の形態における、NRにおける端末装置と基地局装置のUPおよびCPのプロトコルスタック図。 本発明の実施の形態における端末装置の構成を示すブロック図。 本発明の実施の形態における基地局装置の構成を示すブロック図。 本発明の実施の形態におけるLTEのUE能力転送(UE capability transfer)処理のフローの一例を示す図。 本発明の実施の形態におけるLTEのUE能力情報(UE Capability Information)メッセージを示すASN.1記述の一例を示す図。 本発明の実施の形態におけるNRのUE能力転送(UE capability transfer)処理のフローの一例を示す図。 本発明の実施の形態におけるNRのUE能力情報(UE Capability Information)メッセージを示すASN.1記述の一例を示す図。 本発明の実施の形態におけるUE−EUTRA−Capability情報要素を示すASN.1記述の一例を示す図。 本発明の実施の形態におけるRF−Parameters情報要素を示すASN.1記述の一例を示す図。 本発明の実施の形態におけるBandCombinationParameters情報要素を示すASN.1記述の一例を示す図。 本発明の実施の形態におけるMeasParameters情報要素を示すASN.1記述の一例を示す図。 本発明の実施の形態におけるUE−NR−Capability情報要素を示すASN.1記述の一例を示す図。 本発明の実施の形態におけるRF−Parameters情報要素を示すASN.1記述の一例を示す図。 本発明の実施の形態におけるUE−MRDC−Capability情報要素を示すASN.1記述の一例を示す図。 本発明の実施の形態におけるNRを考慮したUE−EUTRA−Capability情報要素を示すASN.1記述の一例を示す図。 本発明の実施の形態におけるbandInfoEUTRA情報要素を示すASN.1記述の一例を示す図。 本発明の実施の形態におけるbandInfoNR情報要素を示すASN.1記述の一例を示す図。 本発明の実施の形態におけるbandInfoMRDC情報要素を示すASN.1記述の一例を示す図。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
LTE(およびLTE−A Pro)とNRは、異なるRATとして定義されてもよい
。また、NRとMulti RAT Dual connectivityで接続可能なLTEは、従来のLTEと区別されてもよい。また、コアネットワークが5GCであるLTEは、コアネットワークがEPCである従来のLTEと区別されてもよい。本実施形態はNR、LTEおよび他のRATに適用されてよい。以下の説明では、LTEおよびNRに関連する用語を用いて説明するが、他の用語を用いる他の技術において適用されてもよい。また本実施形態でのE−UTRAという用語は、LTEという用語に置き換えられてもよいし、LTEという用語はE−UTRAという用語に置き換えられてもよい。
図1は本発明の各実施の形態に係る通信システムの概略図である。
E−UTRA100は非特許文献3等に記載の無線アクセス技術であり、1つまたは複数の周波数帯域で構成するセルグループ(Cell Group:CG)から成る。eNB(E−UTRAN Node B)102は、E−UTRA100の基地局装置である。EPC(Evolved Packet Core)104は、非特許文献14等に記載のコア網であり、E−UTRA100用のコア網として設計された。インタフェース112はeNB102とEPC104の間のインタフェース(interface)であり、制御信号が通る制御プレーン(Control Plane:CP)と、そのユーザデータが通るユーザプレーン(User Plane:UP)が存在する。
NR106は非特許文献9等に記載の無線アクセス技術であり、1つまたは複数の周波数帯域で構成するセルグループ(Cell Group:CG)から成る。gNB(g Node B)108は、NR106の基地局装置である。5GC110は、非特許文献2等に記載のコア網であり、NR106用のコア網として設計されているが、5GC110に接続する機能をもつE−UTRA100用のコア網として使われてもよい。以下E−UTRA100とは5GC110に接続する機能をもつE−UTRA100を含んでもよい。
インタフェース114はeNB102と5GC110の間のインタフェース、インタフェース116はgNB108と5GC110の間のインタフェース、インタフェース118はgNB108とEPC104の間のインタフェース、インタフェース120はeNB102とgNB108の間のインタフェース、インタフェース124はEPC104と5GC110間のインタフェースである。インタフェース114、インタフェース116、インタフェース118、インタフェース120、およびインタフェース124等はCPのみ、またはUPのみ、またはCPおよびUP両方を通すインタフェースであってもよい。また、インタフェース114、インタフェース116、インタフェース118、インタフェース120、およびインタフェース124等は、通信事業者が提供する通信システムに応じて存在しない場合もあってもよい。
UE122はE−UTRA100に対応、NR106に対応、またはE−UTRA100およびNR106の両方に対応した端末装置である。非特許文献3、および/または(and/or)非特許文献9に記載の通り、UE122が、E−UTRA100、および/またはNR106を介してコア網と接続する際、UE122と、E−UTRA100、および/またはNR106との間に、無線ベアラ(RB:Radio Bearer)と呼ばれる論理経路が確立される。CPに用いられる無線ベアラは、シグナリング無線ベアラ(SRB:Signaling Radio Bearer)と呼ばれ、UPに用いられる無線ベアラは、データ無線ベアラ(DRB Data Radio Bearer)と呼ばれる。各RBは、RB識別子(RB Identity,またはRB ID)が割り当てられ、一意に識別される。SRB用RB識別子は、SRB識別子(SRB Identity,またはSRB ID)と呼ばれ、DRB用RB識別子は、DRB識別子(DRB Identity,またはDRB ID)と呼ばれる。
非特許文献3に記載の通り、UE122の接続先コア網がEPC104である場合、UE122と、E−UTRA100、および/またはNR106との間に確立された各DRBは更に、EPC104内を経由する各EPS(Evolved Packet System)ベアラと一意に紐づけられる。各EPSベアラは、EPSベアラ識別子(Identity,またはID)が割り当てられ、一意に識別される。また同一のEPSベアラを通るデータは同一のQoSが保証される。
非特許文献9に記載の通り、UE122の接続先コア網が5GC110である場合、UE122と、E−UTRA100、および/またはNR106との間に確立された一つまたは複数のDRBは更に、5GC110内に確立されるPDU(Packet Data
Unit)セッションの一つに紐づけられる。各PDUセッションには、一つまたは複数のQoSフローが存在する。各DRBは、紐づけられているPDUセッション内に存在する、一つまたは複数のQoSフローと対応付け(map)されてもよいし、どのQoSフローと対応づけられなくてもよい。各PDUセッションは、PDUセッション識別子(Identity,またはID)で識別される。また各QoSフローは、QoSフロー識別子で識別される。また同一のQoSフローを通るデータは同一のQoSが保証される。
EPC104には、PDUセッション、および/またはQoSフローは存在せず、5GC110にはEPSベアラは存在しない。言い換えると、UE122がEPC104と接続している際、UE122はEPSベアラの情報を持ち、UE122が5GC110と接続している際、UE122はPDUセッション、および/またはQoSフローの情報を持つ。
図2は本発明の各実施の形態における、E−UTRA無線アクセスレイヤにおける端末装置と基地局装置のUPおよびCPのプロトコルスタック(Protocol Stack)図である。
図2(A)はE−UTRA100においてUE122がeNB102と通信を行う際に用いるUPのプロトコルスタック図である。
PHY(Physical layer)200は、無線物理層(無線物理レイヤ)であり、物理チャネル(Physical Channel)を利用して上位層(上位レイヤ)に伝送サービスを提供する。PHY200は、後述する上位のMAC(Medium
Access Control layer)202とトランスポートチャネル(Transport Channel)で接続される。トランスポートチャネルを介して、MAC202とPHY200の間でデ−タが移動する。UE122とeNB102のPHY間において、無線物理チャネルを介してデ−タの送受信が行われる。
MAC202は、多様な論理チャネル(Logical Channel)を多様なトランスポートチャネルにマッピングを行う媒体アクセス制御層(媒体アクセス制御レイヤ)である。MAC202は、後述する上位のRLC(Radio Link Control layer)204と、論理チャネルで接続される。論理チャネルは、伝送される情報の種類によって大きく分けられ、制御情報を伝送する制御チャネルとユ−ザ情報を伝送するトラフィックチャネルに分けられる。MAC202は、間欠受送信(DRX・DTX)を行うためにPHY200の制御を行う機能、ランダムアクセス(Random Access)手順を実行する機能、送信電力の情報を通知する機能、HARQ制御を行う機能などを持つ(非特許文献7)。
RLC204は、後述する上位のPDCP(Packet Data Converg
ence Protocol Layer)206から受信したデ−タを分割(Segmentation)し、下位層(下位レイヤ)が適切にデ−タ送信できるようにデ−タサイズを調節する無線リンク制御層(無線リンク制御レイヤ)である。また、RLC200は、各デ−タが要求するQoS(Quality of Service)を保証するための機能も持つ。すなわち、RLC204は、デ−タの再送制御等の機能を持つ(非特許文献6)。
PDCP206は、ユーザデータであるIPパケット(IP Packet)を無線区間で効率的に伝送するためのパケットデータ収束プロトコル層(パケットデータ収束プロトコルレイヤ)である。PDCP206は、不要な制御情報の圧縮を行うヘッダ圧縮機能を持ってもよい。また、PDCP206は、デ−タの暗号化の機能も持ってもよい(非特許文献5)。
なお、MAC202、RLC204、PDCP206において処理されたデータの事を、それぞれMAC PDU(Protocol Data Unit)、RLC PDU、PDCP PDUと呼ぶ。また、MAC202、RLC204、PDCP206に上位層から渡されるデータ、または上位層に渡すデータの事を、それぞれMAC SDU(Service Data Unit)、RLC SDU、PDCP SDUと呼ぶ。
図2(B)はE−UTRA100において、UE122がeNB102、および認証やモビリティマネージメントなどの機能を提供する論理ノードであるMME(Mobility Management Entity)と通信を行う際に用いるCPのプロトコルスタック図である。
CPのプロトコルスタックには、PHY200、MAC202、RLC204、PDCP206に加え、RRC(Radio Resource Control layer)208、およびNAS(non Access Strarum)210が存在する。RRC208は、RRC接続の確立、再確立、一時停止(suspend)、一時停止解除(resume)等の処理や、RRC接続の再設定、例えば無線ベアラ(Radio Bearer:RB)およびセルグループ(Cell Group)の確立、変更、解放等の設定を行い、論理チャネル、トランスポートチャネルおよび物理チャネルの制御などを行う他、ハンドオーバおよび測定(Measurement:メジャメント)の設定などを行う、無線リンク制御層(無線リンク制御レイヤ)である。RBは、シグナリグ無線ベアラ(Signaling Radio Bearer:SRB)とデ−タ無線ベアラ(Data Radio Bearer:DRB)とに分けられてもよく、SRBは、制御情報であるRRCメッセージを送信する経路として利用されてもよい。DRBは、ユーザデータを送信する経路として利用されてもよい。eNB102とUE122のRRC208間で各RBの設定が行われてもよい。またRBのうちRLC204とMAC202で構成される部分をRLCベアラと呼んでもよい(非特許文献4)。また、MMEとUE122との間の信号を運ぶNASレイヤに対して、UE122とeNB102との間の信号を運ぶPHY200、MAC202、RLC204、PDCP206、RRC208の一部のレイヤあるいはすべてのレイヤをAS(Access Strarum)レイヤと称してよい。
前述のMAC202、RLC204、PDCP206、およびRRC208の機能分類は一例であり、各機能の一部あるいは全部が実装されなくてもよい。また、各層の機能の一部あるいは全部が他の層に含まれてもよい。
なお、IPレイヤ、およびIPレイヤより上のTCP(Transmission Control Protocol)レイヤ、UDP(User Datagram Pr
otocol)レイヤ、アプリケーションレイヤなどは、PDCPレイヤの上位レイヤとなる(不図示)。またRRCレイヤやNAS(non Access Strarum)レイヤもSDAPレイヤの上位レイヤとなる(不図示)。言い換えれば、PDCPレイヤはRRCレイヤ、NASレイヤ、IPレイヤ、およびIPレイヤより上のTCP(Transmission Control Protocol)レイヤ、UDP(User Datagram Protocol)レイヤ、アプリケーションレイヤの下位レイヤとなる。
図3は本発明の各実施の形態における、NR無線アクセスレイヤにおける端末装置と基地局装置のUPおよびCPのプロトコルスタック(Protocol Stack)図である。
図3(A)はNR106においてUE122がgNB108と通信を行う際に用いるUPのプロトコルスタック図である。
PHY(Physical layer)300は、NRの無線物理層(無線物理レイヤ)であり、物理チャネル(Physical Channel)を利用して上位層に伝送サービスを提供してもよい。PHY300は、後述する上位のMAC(Medium Access Control layer)302とトランスポートチャネル(Transport Channel)で接続されてもよい。トランスポートチャネルを介して、MAC302とPHY300の間でデ−タが移動してもよい。UE122とgNB108のPHY間において、無線物理チャネルを介してデ−タの送受信が行われてもよい。
MAC302は、多様な論理チャネル(Logical Channel)を多様なトランスポートチャネルにマッピングを行う媒体アクセス制御層(媒体アクセス制御レイヤ)である。MAC302は、後述する上位のRLC(Radio Link Control layer)304と、論理チャネルで接続されてもよい。論理チャネルは、伝送される情報の種類によって大きく分けられ、制御情報を伝送する制御チャネルとユ−ザ情報を伝送するトラフィックチャネルに分けられてもよい。MAC302は、間欠受送信(DRX・DTX)を行うためにPHY300の制御を行う機能、ランダムアクセス(Random Access)手順を実行する機能、送信電力の情報を通知する機能、HARQ制御を行う機能などを持ってもよい(非特許文献13)。
RLC304は、後述する上位のPDCP(Packet Data Convergence Protocol Layer)206から受信したデ−タを分割(Segmentation)し、下位層が適切にデ−タ送信できるようにデ−タサイズを調節する無線リンク制御層(無線リンク制御レイヤ)である。また、RLC304は、各デ−タが要求するQoS(Quality of Service)を保証するための機能も持ってもよい。すなわち、RLC304は、デ−タの再送制御等の機能を持ってもよい(非特許文献12)。
PDCP306は、ユーザデータであるIPパケット(IP Packet)を無線区間で効率的に伝送するパケットデータ収束プロトコル層(パケットデータ収束プロトコル層)である。PDCP306、不要な制御情報の圧縮を行うヘッダ圧縮機能を持ってもよい。また、PDCP306は、デ−タの暗号化の機能も持ってもよい(非特許文献11)。
SDAP(Service Data Adaptation Protocol)310は、5GC110から基地局装置を介して端末装置に送られるダウンリンクのQoSフローとDRBとの対応付け(マッピング:mapping)、および端末装置から基地
局装置を介して5GC110に送られるアップリンクのQoSフローと、DRBとのマッピングを行い、マッピングルール情報を格納する機能を持もつ、サービスデータ適応プロトコル層(サービスデータ適応プロトコルレイヤ)である(非特許文献15)。
図3(B)はNR106において、UE122がgNB108、および認証やモビリティマネージメントなどの機能を提供する論理ノードであるAMF(Access and
Mobility Management function)と通信を行う際に用いるCPのプロトコルスタック図である。
CPのプロトコルスタックには、PHY300、MAC302、RLC304、PDCP306に加え、RRC(Radio Resource Control layer)308、およびNAS(non Access Strarum)312が存在する。RRC308は、RRC接続の確立、再確立、一時停止(suspend)、一時停止解除(resume)等の処理や、RRC接続の再設定、例えば無線ベアラ(Radio Bearer:RB)およびセルグループ(Cell Group)の確立、変更、解放等の設定を行い、論理チャネル、トランスポートチャネルおよび物理チャネルの制御などを行う他、ハンドオーバおよび測定(Measurement:メジャメント)の設定などを行う、無線リンク制御層(無線リンク制御レイヤ)である。RBは、シグナリグ無線ベアラ(Signaling Radio Bearer:SRB)とデ−タ無線ベアラ(Data Radio Bearer:DRB)とに分けられてもよく、SRBは、制御情報であるRRCメッセージを送信する経路として利用されてもよい。DRBは、ユーザデータを送信する経路として利用されてもよい。gNB108とUE122のRRC308間で各RBの設定が行われてもよい。またRBのうちRLC304とMAC302で構成される部分をRLCベアラと呼んでもよい(非特許文献10)。また、AMFとUE122との間の信号を運ぶNASレイヤに対して、UE122とgNB108との間の信号を運ぶPHY200、MAC202、RLC204、PDCP206、RRC208の一部のレイヤあるいはすべてのレイヤをAS(Access Strarum)レイヤと称してよい。
前述のMAC302、RLC304、PDCP306、SDAP310、およびRRC308の機能分類は一例であり、各機能の一部あるいは全部が実装されなくてもよい。また、各層(各レイヤ)の機能の一部あるいは全部が他の層(レイヤ)に含まれてもよい。
なお、端末装置および/または基地局装置に設定される各層の事を、エンティティと呼んでもよい。即ち、端末装置、および/または基地局装置に設定される、MAC層、RLC層、PDCP層、SDAP層、およびRRC層の事を、MACエンティティ、RLCエンティティ、PDCPエンティティ、SDAPエンティティ、およびRRCエンティティと、それぞれ呼んでもよい。
なお、本発明の各実施の形態では、以下E−UTRAのプロトコルとNRのプロトコルを区別するため、MAC202、RLC204、PDCP206、およびRRC208を、それぞれE−UTRA用MACまたはLTE用MAC、E−UTRA用RLCまたはLTE用RLC、E−UTRA用PDCPまたはLTE用PDCP、およびE−UTRA用RRCまたはLTE用RRCと呼ぶ事もある。また、MAC302、RLC304、PDCP306、RRC308を、それぞれNR用MAC、NR用RLC、NR用RLC、およびNR用RRCと呼ぶこともある。または、E−UTRA PDCPまたはLTE PDCP、NR PDCPなどとスペースを用いて記述する場合もある。
また、図1に示す通り、eNB102、gNB108、EPC104、5GC110は、インタフェース112、インタフェース116、インタフェース118、インタフェー
ス120、およびインタフェース114を介して繋がってもよい。このため、多様な通信システムに対応するため、図2のRRC208は、図3のRRC308に置き換えられてもよい。また図2のPDCP206は、図3のPDCP306に置き換えられてもよい。また、図3のRRC308は、図2のRRC208の機能を含んでもよい。また図3のPDCP306は、図2のPDCP206であってもよい。また、E−UTRA100において、UE122がeNB102と通信する場合であってもPDCPとしてNR PDCPが使われてもよい。
端末装置(UE122)がある基地局装置(eNB102および/またはgNB108)と通信可能であるとき、その基地局装置のセルのうち、端末装置との通信に使用されるように設定されているセルを在圏セル(Serving cell、サービングセル)と称して、その他の通信に使用されないセルは周辺セル(Neighboring cell)と称してよい。また、サービングセルにおいて必要となるシステム情報の一部あるいは全部は、端末装置に対して、別のセルで報知または通知される場合もある。
端末装置に対して1つまたは複数のサービングセルが設定される。複数のサービングセルが端末装置に対して設定された場合、設定された複数のサービングセルは、1つのプライマリセルと1つまたは複数のセカンダリセルとを含んでよい。プライマリセルは、初期コネクション確立(initial connection establishment)プロシージャが行なわれたサービングセル、コネクション再確立(connection re−establishment)プロシージャを開始したサービングセル、または、ハンドオ−バプロシージャにおいてプライマリセルと指示されたセルでもよい。RRC(Radio Resource Control)接続が確立された時点、または、RRC接続が確立された後に、1つまたは複数のセカンダリセルが設定されてもよい。また、プライマリセル(PCell)を含む1つまたは複数のサービングセルで構成されるセルグループ(マスターセルグループ(MCG)とも称する)と、プライマリセルを含まず、プライマリセカンダリセル(PSCell)を含む1つまたは複数のサービングセルで構成される1つまたは複数のセルグループ(セカンダリセルグループ(SCG)とも称する)とが端末装置に対して設定されてもよい。プライマリセカンダリセルはランダムアクセス手順が実施可能であってもよい。プライマリセカンダリセルは非活性状態とならないセルであってよい。マスターセルグループは1つのプライマリセルと0個以上のセカンダリセルで構成されてよい。セカンダリセルグループは1つのプライマリセカンダリセルと0個以上のセカンダリセルで構成されてよい。MCGとSCGの何れかまたは両方はLTEのセルで構成されるセルグループであってもよい。MCGとSCGの何れかまたは両方はNRのセルで構成されるセルグループであってもよい。
コア網がEPC104で、MCGの基地局がeNB102である場合、MCGがLTEのセルグループでSCGがNRのセルグループである接続を、EN−DC(E−UTRA−NR Dual Connectivity)と称してよい。コア網が5GC110で、マスターノードがeNB102(拡張型eNB102とも称する)である場合、MCGがLTEのセルグループでSCGがNRのセルグループである接続を、NGEN−DC(NG−RAN E−UTRA−NR Dual Connectivity)と称してよい。
EN−DCおよびNGEN−DCを含む複数の無線アクセス技術(RAT)を用いたDual Connectivityを一般的にMR−DC(Multi−RAT Dual Connectivity、またはMulti−Radio Dual Connectivity)と称してよい。MR−DCには、MCGがNRのセルグループでSCGがNRのセルグループであるNR−DCが含まれる場合があってもよい。MR−DCには、MCGがNRのセルグループでSCGがNRのセルグループであるNR−DCが含まれ
ない場合があってもよい。例えば、MR−DCに関するUE能力情報に、NR−DCの情報が含まれなくてもよい。
下りリンクにおいて、サービングセルに対応するキャリアを下りリンクコンポーネントキャリア(あるいは下りリンクキャリア)と称してよい。上りリンクにおいて、サービングセルに対応するキャリアを上りリンクコンポーネントキャリア(あるいは上りリンクキャリア)と称してよい。
LTEのUE能力転送(UE capability transfer)の一例を、図6および図7を用いて説明する。なお、以下に説明するUE能力情報メッセージには様々な情報要素が含まれるが、本実施形態に関係する情報要素についてのみ説明する。すなわち、UE能力情報メッセージには図7に示した情報要素以外の情報要素が含まれてよい。また、以下の説明におけるUE能力情報メッセージに含まれる情報要素の階層構造は一例であり、様々な階層構造をとってよい。
なお、UE能力情報メッセージを含む各RRCレイヤで用いられるメッセージおよび情報要素は、ASN.1(Abstract Syntax Notation One)という記述方式を用いて記述される。各メッセージおよび各情報要素には一つまたは複数のフィールドとそのフィールドに対する値が含まれる。フィールドに対する値は、様々な型(Type)の値をとる(持つ)ことができ、情報要素を値としてとることもできる。
図6において、基地局装置(eNB102)は、端末装置(UE122)に対してUE能力問い合わせメッセージを送信する(ステップS61)。UE能力問い合わせメッセージ(UECapabilityEnquiry)を受信した端末装置は、UE能力情報メッセージ(UECapabilityInformation)にコンテンツをセットして端末装置の下位レイヤに提出(Submit)する(ステップS62)。端末装置の下位レイヤはUE能力情報を基地局装置に送信してよい(ステップS63)。
ステップS61において、基地局装置(eNB102)は、UE能力問い合わせメッセージに、何れのRATタイプのUE能力を端末装置に通知させるかを指定する情報を含めてよい。
ステップS62において、端末装置は、図7に示すように、UE能力情報メッセージに、RATタイプごとにUE能力RATコンテナ(ueCapabilityRAT−Container)を含めてよい。RATタイプには、E−UTRA、UTRA、GERAN CS、GERAN PS、CDMA2000−1XRTT、NR、EUTRA−NRの一部あるいは全部が含まれてよい。また、RATタイプにはその他のRATが含まれてもよい。UE能力RATコンテナは、オクテット列(OCTET STRING)の情報であり、RATタイプに応じた仕様書で定義される情報要素がエンコードされてUE能力RATコンテナに格納される。
例えば、RATタイプがE−UTRAの場合、非特許文献4で定義されるUE−EUTRA−Capability情報要素がエンコードされてUE能力RATコンテナに格納される。また、例えば、RATタイプがNRの場合、非特許文献10で定義されるUE−NR−Capability情報要素がエンコードされてUE能力RATコンテナに格納される。また、例えば、RATタイプがEUTRA−NRの場合、非特許文献10で定義されるUE−MRDC−Capability情報要素がエンコードされてUE能力RATコンテナに格納される。
NRのRRC再設定メッセージの一例を、図8および図9を用いて説明する。なお、以
下に説明するRRC再設定メッセージには様々な情報要素が含まれるが、本実施形態に関係する情報要素についてのみ説明する。すなわち、RRC再設定メッセージには図9に示した情報要素以外の情報要素が含まれてよい。また、以下の説明におけるUE能力情報メッセージに含まれる情報要素の階層構造は一例であり、様々な階層構造をとってよい。
図8において、基地局装置(gNB108)は、端末装置(UE122)に対してUE能力問い合わせメッセージを送信する(ステップS81)。UE能力問い合わせメッセージを受信した端末装置は、UE能力情報メッセージにコンテンツをセットして端末装置の下位レイヤに提出(Submit)する(ステップS82)。端末装置の下位レイヤはUE能力情報を基地局装置に送信してよい(ステップS83)。
ステップS81において、基地局装置(gNB108)は、UE能力問い合わせメッセージに、何れのRATタイプのUE能力を端末装置に通知させるかを指定する情報を含めてよい。
ステップS82において、端末装置は、UE能力情報メッセージに、RATタイプごとにUE能力RATコンテナ(ueCapabilityRAT−Container)を含めてよい。RATタイプには、E−UTRA、NR、EUTRA−NRの一部あるいは全部が含まれてよい。また、RATタイプにはその他のRATが含まれてもよい。UE能力RATコンテナは、オクテット列(OCTET STRING)の情報であり、RATタイプに応じた仕様書で定義される情報要素がエンコードされてUE能力RATコンテナに格納される。
例えば、RATタイプがE−UTRAの場合、非特許文献4で定義されるUE−EUTRA−Capability情報要素がエンコードされてUE能力RATコンテナに格納されてよい。また、例えば、RATタイプがNRの場合、非特許文献10で定義されるUE−NR−Capability情報要素がエンコードされてUE能力RATコンテナに格納されてよい。また、例えば、RATタイプがEUTRA−NRの場合、非特許文献10で定義されるUE−MRDC−Capability情報要素がエンコードされてUE能力RATコンテナに格納されてよい。
図10から図13を用いて、UE−EUTRA−Capability情報要素について説明する。なお、UE−EUTRA−Capability情報要素は、リリースやバージョンに基づいて拡張される階層構造を持つ情報要素であるが、以下では説明を容易にするために簡略化された階層構造を用いる。すなわち、以下の説明で用いられる各情報要素は、実際には階層化されたUE−EUTRA−Capability情報要素内の様々な場所に配置されてよい。また、実際の各情報要素のフィールド名にはリリースやバージョンに由来する文字列(例えば「−r15」や「−v1530」など)が付与される場合があるが、以下の説明ではそれらの記載を省略する場合がある。
UE−EUTRA−Capability情報要素には、(A)ASのリリース情報を示すaccessStratumReleaseフィールド、(B)RFに関する能力情報を含むrf−Parametersフィールド、(C)測定に関する能力情報を含むmeasParametersフィールド、(D)EUTRAとは異なるNR以外のRATに関する能力情報を含むinterRAT−Parametersフィールド、(E)NRに関する能力情報を含むirat−ParametersNRフィールド、の一部あるいは全部のフィールドが含まれてよい。UE−EUTRA−Capability情報要素には、その他の一つまたは複数のフィールドが含まれてよい。
accessStratumReleaseフィールドは、AccessStratu
mRelease情報要素を値に持ってよい。AccessStratumRelease情報要素は、リリース情報を示す「rel8」、「rel9」、「rel10」などを列挙子に持つ列挙型の何れかの値をとってよい。
図10に示すように、rf−Parametersフィールドは、RF−Parameters情報要素を値に持ってよい。図11に示すように、RF−Parameters情報要素は、(A)端末装置がサポートするバンドに関する情報を示すsupportedBandListEUTRAフィールド、(B)端末装置がサポートするバンドの組み合わせに関する情報を示すsupportedBandCombinationフィールドが含まれてよい。
supportedBandListEUTRAフィールドは、端末装置がサポートするバンド数に応じて、一つまたは複数のBandEUTRA情報要素を値として持ってよい。各BandEUTRA情報要素には、EUTRAの周波数バンド(オペレーティングバンド(単にバンドとも称する))を示す情報が含まれてよい。
supportedBandCombinationフィールドはSupportedBandCombination情報要素を値に持ってよい。また、RF−Parameters情報要素には、上記supportedBandCombinationフィールドで示すことができるバンドの組み合わせの最大値を超える場合には、追加でバンドの組み合わせを示すことができるsupportedBandCombinationAddフィールドが含まれてもよい。また、RF−Parameters情報要素には、基地局装置から受信したUE能力問い合わせメッセージに、値に真(true)を持つ特定のフィールド(requestReducedFormat)が含まれる場合には、上記supportedBandCombinationフィールドの代わりにsupportedBandCombinationReducedフィールドが用いられてもよい。
supportedBandCombinationフィールドは、バンドの組み合わせの数およびその組み合わせにおいて適用される様々なパラメータに応じて、一つまたは複数のBandCombinationParameters−r10情報要素を値として持ってもよい。supportedBandCombinationAddフィールドは、バンドの組み合わせの数およびその組み合わせにおいて適用される様々なパラメータに応じて、一つまたは複数のBandCombinationParameters−r11情報要素を値として持ってもよい。supportedBandCombinationReducedフィールドは、バンドの組み合わせの数およびその組み合わせにおいて適用される様々なパラメータに応じて、一つまたは複数のBandCombinationParameters−r13情報要素を値として持ってもよい。なお、以下の説明において、前記「バンドの組み合わせの数およびその組み合わせにおいて適用される様々なパラメータ」を単純に「バンドの組み合わせ」として説明する場合もある。
図12に示すように、BandCombinationParameters−r10情報要素は、ひとつのバンドの組み合わせにおける各バンドの情報を示す一つまたは複数の情報要素(BandParameters情報要素)を値として持ってよい。例えば、あるバンドの組み合わせにおいて、バンドがひとつの場合、BandCombinationParameters−r10情報要素はひとつのBandParameters情報要素を値として持つ。また、例えば、あるバンドの組み合わせにおいて、バンドが二つの場合、BandCombinationParameters−r10情報要素は二つのBandParameters情報要素を値として持つ。各BandParameters情報要素には、EUTRAの周波数バンド(オペレーティングバンド)を示す情報が含まれる。
図12に示すように、BandCombinationParameters−r11情報要素は、ひとつのバンドの組み合わせにおける各バンドの情報を示すフィールド(bandParameterListフィールド)を含んでよい。また、BandCombinationParameters−r11情報要素は、後述する測定ギャップの要否に関する情報を示すフィールド(bandInfoEUTRAフィールド)を含んでよい。bandParameterListフィールドは、組み合わせるバンドの数に応じた数のBandParameters情報要素を値として持ってよい。各BandParameters情報要素には、EUTRAの周波数バンド(オペレーティングバンド)を示す情報が含まれる。
図12に示すように、BandCombinationParameters−r13情報要素は、ひとつのバンドの組み合わせにおける各バンドの情報を示すフィールド(bandParameterListフィールド)を含んでよい。また、BandCombinationParameters−r13情報要素は、後述する測定ギャップの要否に関する情報を示すフィールド(bandInfoEUTRAフィールド)を含んでよい。bandParameterListフィールドは、組み合わせるバンドの数に応じた数のBandParameters情報要素を値として持ってよい。各BandParameters情報要素には、EUTRAの周波数バンド(オペレーティングバンド)を示す情報が含まれる。
測定ギャップの要否に関する情報を示すフィールド(bandInfoEUTRAフィールド)は、後述するBandInfoEUTRA情報要素を値として持ってよい。
図13に示すように、measParametersフィールドは、MeasParameters情報要素を値として持ってよい。MeasParameters情報要素は、前述のsupportedBandCombinationフィールドが値として持つ一つまたは複数のBandCombinationParameters−r10情報要素の、それぞれに対応する一つまたは複数のBandInfoEUTRA情報要素を値として持つフィールド(bandCombinationListEUTRAフィールド)を含んでよい。
図10に示すように、interRAT−Parametersフィールドは、(A)utraFDD、(B)utraTDD128、(C)utraTDD384、(D)utraTDD768、(E)geran、(F)cdma2000−HRPD、(G)cdma2000−1xRTT、の一部あるいは全部のフィールドで構成されてよい。各々のフィールドは対応するRATのバンドに関する情報のリストを含んでよい。
図10に示すように、irat−ParametersNRフィールドは、Irat−ParametersNR情報要素を値として持ってよい。Irat−ParametersNR情報要素は、(A)EN−DCでサポートされる、NRのバンドに関する情報のリスト(SupportedBandListNR−r15)を値として持つsupportedBandListEN−DC−r15、(B)NRのスタンドアロン動作でサポートされる、NRのバンドに関する情報のリスト(SupportedBandListNR−r15)を値として持つsupportedBandListNR−SA−r15、の一部あるいは全部のフィールドを含んでよい。Irat−ParametersNR情報要素は、一つまたは複数のその他のフィールドを含んでもよい。
BandInfoEUTRA情報要素は、当該BandInfoEUTRA情報要素と対応付けられたバンドの組み合わせにおいて、端末装置が周波数間測定(Inter−F
requency Measurements)および/またはRAT間測定(Inter−RAT Measurements)を行うために、端末装置がサポートする各バンドにおいて測定ギャップが必要であるか否かを示す情報(NeedForGapsフィールド)を含んでよい。NeedForGapsフィールドはBOOLEAN型の値を持ってよい。例えば、NeedForGapsフィールドの値がTRUEであれば測定ギャップが必要であり、値がFALSEであれば測定ギャップが不要であることを示してよい。
例えば、図18に示すように、BandInfoEUTRA情報要素に含まれるinterFreqBandListフィールドが、周波数間測定(Inter−Frequency Measurements)を行うために、端末装置がサポートする各バンドにおいて測定ギャップが必要であるか否かを示す情報(interFreqNeedForGapsフィールド)を示してよい。また、BandInfoEUTRA情報要素に含まれるinterRAT−BandListフィールドが、RAT間測定(Inter−RAT Measurements)を行うために、端末装置がサポートする各バンドにおいて測定ギャップが必要であるか否かを示す情報(interRAT−NeedForGapsフィールド)を示してよい。
EUTRAにおける周波数間測定(Inter−Frequency Measurements)とは、何れのサービングセルの下りリンクキャリア周波数とも異なるEUTRAの周波数の測定を行うことである。また、EUTRAにおけるRAT間測定(Inter−RAT Measurements)とは、EUTRAとは異なるRAT(例えばUTRA、GERAN、NRなど)の下りリンクの測定を行うことである。測定ギャップ(Measurement gaps)とは、端末装置から基地局装置への上りリンク送信および基地局装置から端末装置への下りリンク送信がスケジュールされないとみなしてよい期間である。測定ギャップが設定された端末装置は測定ギャップの期間に測定を実行してよい。端末装置は、サービングセルを設定可能なバンドの組み合わせのそれぞれに対して、その組み合わせにおいて、周波数間測定のためにEUTRAの各バンドの測定に測定ギャップが必要であるか否か、および/またはRAT間測定のためにEUTRA以外の(NRを除く)RATの各バンドの測定に測定ギャップが必要であるか否かの情報をUE−EUTRA−Capability情報要素に含める。
例えば、ある端末装置が、EUTRAのbandEUTRA#1(オペレーティングバンド1)、bandEUTRA#2、bandEUTRA#3、bandEUTRA#4、NRのbandNR#1(オペレーティングバンド1)、bandNR#2、bandNR#3、UTRA FDDのbandI、bandIIをサポートしている場合を想定する。
supportedBandListEUTRAフィールドには、bandEUTRA#1、bandEUTRA#2、bandEUTRA#3、bandEUTRA#4に関する情報が値として設定される。irat−ParametersNRフィールドには、bandNR#2、bandNR#3に関する情報が値として設定される。interRAT−Parametersフィールドには、UTRA FDDのbandI、bandIIに関する情報が値として設定される。
端末装置がサービングセルのバンドとして、bandEUTRA#2とbandEUTRA#3の組み合わせをサポートしている場合、BandCombinationParameters−r10情報要素は、bandEUTRA#2のBandParameters情報要素とbandEUTRA#3のBandParameters情報要素とを値として持つ。
端末装置は、これに対応するBandInfoEUTRA情報要素に、supportedBandListEUTRAフィールドの値で示される、bandEUTRA#1、bandEUTRA#2、bandEUTRA#3、およびbandEUTRA#4の各バンドにおいて周波数間測定のためのギャップが必要か否かを示す情報を含める。さらに必要であれば、端末装置は、BandInfoEUTRA情報要素に、interRAT−Parametersフィールドの値で示される、UTRA FDDのbandI、bandIIの各バンドにおいてRAT間測定のためのギャップが必要か否かを示す情報を含める。
端末装置は、サポートするサービングセルのバンドの組み合わせに対して、それぞれBandInfoEUTRA情報要素を設定する。
図14から図15を用いて、UE−NR−Capability情報要素について説明する。なお、UE−NR−Capability情報要素は、リリースやバージョンに基づいて拡張される階層構造を持つ情報要素であるが、以下では説明を容易にするために簡略化された階層構造を用いる。すなわち、以下の説明で用いられる各情報要素は、実際には階層化されたUE−NR−Capability情報要素内の様々な場所に配置されてよい。また、実際の各情報要素のフィールド名にはリリースやバージョンに由来する文字列(例えば「−r15」や「−v1530」など)が付与される場合があるが、以下の説明ではそれらの記載を省略する場合がある。
UE−NR−Capability情報要素には、(A)ASのリリース情報を示すaccessStratumReleaseフィールド、(B)RFに関する能力情報を含むrf−Parametersフィールド、(C)測定、無線リソース管理(RRM)、無線リンクモニタリング(RLM)、およびモビリティに関する能力情報を含むmeasAndMobParametersフィールド、(D)NRとは異なるRATに関する能力情報を含むinterRAT−Parametersフィールド、の一部あるいは全部のフィールドが含まれてよい。UE−NR−Capability情報要素には、その他の一つまたは複数のフィールドが含まれてよい。
accessStratumReleaseフィールドは、AccessStratumRelease情報要素を値に持ってよい。AccessStratumRelease情報要素は、リリース情報を示す「rel15」などを列挙子に持つ列挙型の何れかの値をとってよい。
図14に示すように、rf−Parametersフィールドは、RF−Parameters情報要素を値に持ってよい。図15に示すように、RF−Parameters情報要素は、(A)端末装置がサポートするバンドに関する情報を示すsupportedBandListNRフィールド、(B)端末装置がサポートするバンドの組み合わせに関する情報を示すsupportedBandCombinationListフィールドが含まれてよい。
supportedBandListNRフィールドは、端末装置がサポートするバンド数に応じて、一つまたは複数のBandNR情報要素を値として持ってよい。各BandNR情報要素は、NRのバンドを識別する情報であるNR周波数バンド番号が含まれてよい。
supportedBandCombinationListフィールドは、BandCombinationList情報要素を値として持ってよい。BandCombinationList情報要素は、バンドの組み合わせの数およびその組み合わせにおいて
適用される様々なパラメータに応じて、複数のBandCombination情報要素を値として持ってもよい。なお、以下の説明において、前記「バンドの組み合わせの数およびその組み合わせにおいて適用される様々なパラメータ」を単純に「バンドの組み合わせ」として説明する場合もある。
BandCombination情報要素は、ひとつのバンドの組み合わせにおける各バンドの情報を示す一つまたは複数の情報要素(BandParameters情報要素)を値として持ってよい。例えば、あるバンドの組み合わせにおいて、バンドがひとつの場合、BandCombination情報要素はひとつのBandParameters情報要素を値として持つ。また、例えば、あるバンドの組み合わせにおいて、バンドが二つの場合、BandCombination情報要素は二つのBandParameters情報要素を値として持つ。各BandParameters情報要素には、EUTRAの周波数バンド(オペレーティングバンド)を示す情報、またはNRのNR周波数バンド番号の何れかが含まれるが、UE−NR−Capability情報要素では、NRのNR周波数バンド番号のみが含まれてよい。
図14に示すように、interRAT−Parametersフィールドは、InterRAT−Parameters情報要素を値として持ってよい。InterRAT−Parameters情報要素は、EUTRAのバンドに関する情報であるEUTRA−Parameters情報要素を値として持つeutraフィールドを含んでよい。InterRAT−Parameters情報要素は、一つまたは複数のその他のRATに関するフィールドを含んでもよい。
EUTRA−Parameters情報要素は、端末装置がサポートするバンド数に応じて、一つまたは複数のBandEUTRA情報要素を値として持つフィールド(supportedBandListEUTRA)を含んでよい。各BandEUTRA情報要素には、EUTRAの周波数バンド(オペレーティングバンド)を示す情報が含まれてよい。
図16を用いて、UE−MRDC−Capability情報要素について説明する。なお、UE−MRDC−Capability情報要素は、リリースやバージョンに基づいて拡張される階層構造を持つ情報要素であるが、以下では説明を容易にするために簡略化された階層構造を用いる。すなわち、以下の説明で用いられる各情報要素は、実際には階層化されたUE−MRDC−Capability情報要素内の様々な場所に配置されてよい。また、実際の各情報要素のフィールド名にはリリースやバージョンに由来する文字列(例えば「−r15」や「−v1530」など)が付与される場合があるが、以下の説明ではそれらの記載を省略する場合がある。
UE−NR−Capability情報要素には、(A)RFに関する能力情報を含むrf−ParametersMRDCフィールド、(B)測定、無線リソース管理(RRM)、無線リンクモニタリング(RLM)、およびモビリティに関する能力情報を含むmeasAndMobParametersMRDCフィールド、の一部あるいは全部のフィールドが含まれてよい。UE−NR−Capability情報要素には、その他の一つまたは複数のフィールドが含まれてよい。
rf−ParametersMRDCフィールドは、RF−ParametersMRDC情報要素を値に持ってよい。RF−ParametersMRDC情報要素は、端末装置がサポートするバンドの組み合わせに関する情報を示すsupportedBandCombinationListフィールドが含まれてよい。
supportedBandCombinationListフィールドは、BandCombinationList情報要素を値として持ってよい。BandCombinationList情報要素は、バンドの組み合わせの数およびその組み合わせにおいて適用される様々なパラメータに応じて、複数のBandCombination情報要素を値として持ってもよい。なお、以下の説明において、前記「バンドの組み合わせの数およびその組み合わせにおいて適用される様々なパラメータ」を単純に「バンドの組み合わせ」として説明する場合もある。
BandCombination情報要素は、ひとつのバンドの組み合わせにおける各バンドの情報を示す一つまたは複数の情報要素(BandParameters情報要素)を値として持ってよい。例えば、あるバンドの組み合わせにおいて、バンドがひとつの場合、BandCombination情報要素はひとつのBandParameters情報要素を値として持つ。また、例えば、あるバンドの組み合わせにおいて、バンドが二つの場合、BandCombination情報要素は二つのBandParameters情報要素を値として持つ。各BandParameters情報要素には、EUTRAの周波数バンド(オペレーティングバンド)を示す情報、またはNRのNR周波数バンド番号の何れかが含まれてよい。
上記のメッセージおよび情報要素をベースに、EUTRAでRAT間測定にNRを考慮したBandInfoEUTRA情報要素の設定について説明する。
ある実施の形態において、端末装置は、一つ以上の第1のバンドに対するRAT間測定に測定ギャップが必要であるか否かを示す情報を、BandInfoEUTRA情報要素に含める。第1のバンドは、UE−EUTRA−Capability情報要素のinterRAT−Parametersフィールドの値に含まれる各RATの各バンドであってよい。さらにある条件が成り立つ場合において、UE−EUTRA−Capability情報要素のirat−ParametersNRフィールドの値に含まれるNRのバンドに対するRAT間測定に測定ギャップが必要であるか否かを示す情報を、BandInfoEUTRA情報要素に含めてよい。ある条件とは、(A)NRのバンドに対して測定ギャップが必要か否かを通知する場合、(B)NRのバンドに対して測定ギャップが必要か否かを通知する能力を持つことをUE−EUTRA−Capability情報要素に含めた場合、(C)端末装置のUE−EUTRA−Capability情報要素のaccessStratumReleaseフィールドが特定のリリースを示す値、または特定のリリースより新しいリリースを示す値を持つ場合、の一部または全部であってよい。
このとき、ある条件を考慮しない既存の動作と区別するために、例えば、図17で示すように、端末装置がサポートするNRのバンド情報を示すための既存のフィールドであるirat−ParametersNRフィールド(irat−ParametersNR−r15、および/またはirat−ParametersNR−v1540)(第1のirat−ParametersNRフィールド)とは異なる第2のirat−ParametersNRフィールド(例えばirat−ParametersNR−r16)を導入してもよい。このとき、端末装置は、第1のirat−ParametersNRフィールドで示されるNRバンドに対するNeedForGapsフィールドをBandInfoEUTRA情報要素に含めなくてよい。また、このとき、端末装置は、第2のirat−ParametersNRフィールドで示されるNRバンドに対するNeedForGapsフィールドをBandInfoEUTRA情報要素に含めてよい。
また、第2のirat−ParametersNRフィールドは、図15で示す、UE−NR−Capability情報要素に含まれるsupportedBandList
NRフィールドであってもよい。
また、例えば、端末装置は、測定ギャップが必要なNRバンドの情報を第1のirat−ParametersNRフィールドに含め、測定ギャップが必要か否かを明示するNRバンドの情報を第2のirat−ParametersNRフィールドに含めてもよい。これにより、NeedForGapsを示すバンドの数を削減することができ、UE能力情報メッセージのメッセージサイズを小さくすることができる。また、例えば、端末装置は、測定ギャップが必要なNRバンドの情報を第1のirat−ParametersNRフィールドに含め、測定ギャップが不要なNRバンドの情報を第2のirat−ParametersNRフィールドに含めて、BandInfoEUTRA情報要素にNRのバンドに関するNeedForGapsを含めないようにしてもよい。これにより、NeedForGapsを示すバンドの数を削減することができ、UE能力情報メッセージのメッセージサイズを小さくすることができる。
また、例えば、特定のバンド(例えばFrqeuency Range 2:FR2)のバンドについては常に測定ギャップが不要であるとみなされてもよい。この場合、BandInfoEUTRA情報要素には、FR2以外のNRバンドに対するNeedForGapsフィールドが含まれてよい。また、この場合、BandInfoEUTRA情報要素には、FR2のNRバンドに対するNeedForGapsフィールドが含まれなくてもよい。例えば、第2のirat−ParametersNRフィールドにはFR2のNRバンドと、FR2以外のNRバンドの両方のバンドの情報が含まれる場合に、BandInfoEUTRA情報要素には、FR2のNRバンドに対するNeedForGapsフィールドが含まれなくてもよい。
また、端末装置は、BandInfoEUTRA情報要素に各NRバンドに対する測定ギャップの要否を示す情報を含めることを示す情報をUE−EUTRA−Capability情報要素に含めてもよい。また、端末装置は、BandInfoEUTRA情報要素に含まれるRAT間測定のNeedForGapsフィールドの数に基づき、NRバンドに対する測定ギャップの要否を示す情報を含まれているか否かを判断してもよい。
また、端末装置は、UE−EUTRA−Capability情報要素のaccessStratumReleaseフィールドが特定のリリースを示す値、または特定のリリースより新しいリリースを示す値を持つことで、BandInfoEUTRA情報要素に、NRバンドに対する測定ギャップの要否を示す情報を含まれているか否かを判断してもよい。また、端末装置は、BandInfoEUTRA情報要素に、NRバンドに対する測定ギャップの要否を示すフィールドを含めてもよい。これにより、NRを考慮したRAT間測定の測定ギャップの要否を通知することができる。
上記のメッセージおよび情報要素をベースとした、NRで周波数間測定および/またはRAT間測定を考慮したBandInfoNR情報要素の導入について説明する。
ある実施の形態において、UE−NR−Capability情報要素は、周波数間測定および/またはRAT間測定のために、測定ギャップが必要か否かを示す情報を示すフィールド(bandInfoNRフィールド)を含んでよい。測定ギャップの要否に関する情報を示すフィールド(bandInfoNRフィールド)は、BandInfoNR情報要素を値として持ってよい。
BandInfoNR情報要素は、当該BandInfoNR情報要素と対応付けられたバンドの組み合わせにおいて、端末装置が周波数間測定(Inter−Frequency Measurements)および/またはRAT間測定(Inter−RAT
Measurements)を行う際に、端末装置がサポートする各バンドにおいて測定ギャップが必要であるか否かを示す情報(NeedForGapsフィールド)を含んでよい。NeedForGapsフィールドはBOOLEAN型の値を持ってよい。例えば、NeedForGapsフィールドの値がTRUEであれば測定ギャップが必要であり、値がFALSEであれば測定ギャップが不要であることを示してよい。
周波数間測定(Inter−Frequency Measurements)を行う際に測定ギャップが必要であるか否かを示す各バンドは、NRのバンドであってよい。例えば、NRのバンドは、UE−NR−Capability情報要素に含まれるsupportedBandListNRフィールドで示されるバンドであってもよい。
RAT間測定(Inter−RAT Measurements)を行う際に測定ギャップが必要であるか否かを示すバンドには、EUTRAのバンドが含まれてよい。例えば、EUTRAのバンドは、図11に示す、UE−EUTRA−Capability情報要素に含まれるsupportedBandListEUTRAフィールドで示されるバンドであってもよい。また、例えば、EUTRAのバンドは、図14に示す、UE−NR−Capability情報要素に含まれるinterRAT−Parametersフィールドで示されるEUTRAのバンドであってもよい。
NRにおける周波数間測定(Inter−Frequency Measurements)とは、何れのサービングセルの下りリンクキャリア周波数とも異なるNRの周波数の測定を行うことである。また、NRにおけるRAT間測定(Inter−RAT Measurements)とは、NRとは異なるRAT(例えばEUTRA)の下りリンク周波数の測定を行うことである。測定ギャップ(Measurement gaps)とは、端末装置から基地局装置への上りリンク送信および基地局装置から端末装置への下りリンク送信がスケジュールされないとみなしてよい期間である。測定ギャップが設定された端末装置は測定ギャップの期間に測定を実行してよい。端末装置は、サービングセルを設定可能なバンドの組み合わせのそれぞれに対して、その組み合わせにおいて、周波数間測定のためにNRの各バンドの測定に測定ギャップが必要であるか否か、および/またはRAT間測定のためにNR以外のRATの各バンドの測定に測定ギャップが必要であるか否かの情報をUE−NR−Capability情報要素に含めてよい。
例えば、図19に示すように、BandInfoNR情報要素に含まれるinterFreqBandListフィールドが、周波数間測定(Inter−Frequency
Measurements)を行うために、端末装置がサポートする各バンドにおいて測定ギャップが必要であるか否かを示す情報(interFreqNeedForGapsフィールド)を示してよい。また、BandInfoNR情報要素に含まれるinterRAT−BandListフィールドが、RAT間測定(Inter−RAT Measurements)を行うために、端末装置がサポートする各バンドにおいて測定ギャップが必要であるか否かを示す情報(interRAT−NeedForGapsフィールド)を示してよい。
上記のメッセージおよび情報要素をベースとした、MR−DCで周波数間測定および/またはRAT間測定を考慮したBandInfoMRDC情報要素の導入について説明する。
ある実施の形態において、UE−MRDC−Capability情報要素は、一つ以上の第2のバンドを測定するための測定ギャップが必要か否かに関する情報を示すフィールド(bandInfoMRDCフィールド)を含んでよい。第2のバンドは、UE−EUTRA−Capability情報要素および/またはUE−NR−Capabili
ty情報要素に含まれるフィールドで示される、(A)EUTRAのバンド、(B)NRのバンド、および/または(C)EUTRAおよびNRの両方とは異なるRATのバンドであってよい。bandInfoMRDCフィールドは、BandInfoMRDC情報要素を値として持ってよい。
BandInfoMRDC情報要素は、当該BandInfoMRDC情報要素と対応付けられたバンドの組み合わせにおいて、端末装置が周波数間測定(Inter−Frequency Measurements)および/またはRAT間測定(Inter−RAT Measurements)を行うために、端末装置がサポートする各バンドにおいて測定ギャップが必要であるか否かを示す情報(NeedForGapsフィールド)を含んでよい。NeedForGapsフィールドはBOOLEAN型の値を持ってよい。例えば、NeedForGapsフィールドの値がTRUEであれば測定ギャップが必要であり、値がFALSEであれば測定ギャップが不要であることを示してよい。
周波数間測定(Inter−Frequency Measurements)を行う際に測定ギャップが必要であるか否かを示す各バンドは、EUTRAのバンドおよびNRのバンドであってよい。例えば、EUTRAのバンドは、図11に示す、UE−EUTRA−Capability情報要素に含まれるsupportedBandListEUTRAフィールドで示されるバンドであり、NRのバンドは、図15に示す、UE−NR−Capability情報要素に含まれるsupportedBandListNRフィールドで示されるバンドであってもよい。
RAT間測定(Inter−RAT Measurements)を行う際に測定ギャップが必要であるか否かを示す各バンドは、EUTRAのバンドおよびNRのバンドの両方のRATを除くRATのバンドであってよい。例えば、EUTRAのバンドおよびNRのバンドの両方のRATを除くRATのバンドは、図10に示す、UE−EUTRA−Capability情報要素に含まれるinterRAT−Parametersフィールドで示されるバンドであってもよい。また、例えば、EUTRAのバンドおよびNRのバンドの両方のRATを除くRATのバンドは、図10に示す、UE−EUTRA−Capability情報要素に含まれるinterRAT−Parametersフィールドで示されるバンド、および図14に示す、UE−NR−Capability情報要素に含まれるinterRAT−Parametersフィールドで示されるEUTRA以外のバンドであってもよい。
別の一例として、周波数間測定(Inter−Frequency Measurements)を行うために測定ギャップが必要であるか否かを示すバンドごとの情報と、RAT間測定(Inter−RAT Measurements)を行うために測定ギャップが必要であるか否かを示すバンドごとの情報とが、複数のフィールドに分かれて含まれる例を示す。
例えば、図20で示すように、bandInfoMRDC情報要素は、EUTRAとNRのそれぞれで、周波数間測定(Inter−Frequency Measurements)を行う際に測定ギャップが必要であるか否かを示すバンドごとの情報と、RAT間測定(Inter−RAT Measurements)を行う際に測定ギャップが必要であるか否かを示すバンドごとの情報とを示すフィールドを含んでよい。例えば、第1のフィールド(interFreqBandList−EUTRA)に含まれるバンドごとの情報はEUTRAのバンドごとの情報であってよい。第2のフィールド(interRATBandList−EUTRA)に含まれるバンドごとの情報はEUTRA以外のバンドごとの情報であってよい。あるいは、第2のフィールドに含まれるバンドごとの情報はEUTRAおよびNRの両方を除くRATのバンドごとの情報であってもよい。第3
のフィールド(interFreqBandList−NR)に含まれるバンドごとの情報はNRのバンドごとの情報であってよい。第4のフィールド(interRATBandList−NR)に含まれるバンドごとの情報はNR以外のバンドごとの情報であってよい。あるいは、第4のフィールドに含まれるバンドごとの情報はNRおよびEUTRAの両方を除くRATのバンドごとの情報であってもよい。
なお、上記ASN.1において、フィールドの値が、「SEQUENCE (SIZE
(1..N)) OF XXX」である場合、このフィールドは一つ以上N個以下の情報要素XXXを値として持つことを意味する。図では、Nが(A)maxRAT−Capabilities、(B)maxBandsNR−r15、(C)maxBands、(D)maxBandsEUTRA、(E)maxBandComb、(F)maxBandComb−r10、(G)maxBandComb−r11、(H)maxBandComb−r13、(I)maxSimultaneousBands、(J)maxSimultaneousBands−r10、などをとる例を示しているが、(A)は、RATタイプとそのコンテナの組み合わせを示す情報要素の上限数、(B)から(D)はバンドを示す情報要素の上限数、(E)から(H)はバンドの組み合わせを示す情報要素の上限数、(I)と(J)は、MR−DCにおけるバンドの組み合わせを示す情報要素の上限数、をそれぞれ示してよい。
図4は本発明の実施の形態における端末装置(UE122)の構成を示すブロック図である。なお、説明が煩雑になることを避けるために、図4では、本発明と密接に関連する主な構成部のみを示す。
図4に示すUE122は、eNB102よりUE能力問い合わせメッセージ、およびその他のRRCメッセージ等を受信する受信部500、および受信したメッセージに含まれる各種情報要素(IE:Information Element)および各種条件等に従って処理を行う処理部402、eNB102および/またはgNB108へUE能力情報メッセージ、およびその他のRRCメッセージ等を送信する送信部404から成る。また様々な条件に基づき各部の動作を制御する制御部を別途備えてもよい。
図5は本発明の実施の形態における基地局装置(eNB102)の構成を示すブロック図である。なお、説明が煩雑になることを避けるために、図5では、本発明と密接に関連する主な構成部のみを示す。
図5に示すeNB102は、UE122へUE能力問い合わせメッセージ、およびその他のRRCメッセージ等を送信する送信部500、および各種情報要素(IE:Information Element)を含めたメッセージを作成し、UE122に送信する事により、UE122の処理部502に処理を行わせる処理部502、およびUE122よりUE能力情報メッセージ等を受信する受信部504から成る。なお、図5に示す構成は、gNB108に適応されてもよい。また、eNB102および/またはgNB108は、様々な条件に基づき各部の動作を制御する制御部を別途備えてもよい。
このように、本発明の実施の形態では、UE122が状態遷移の条件に基づき設定の保持または破棄を行うことにより、適切なモビリティを実現することができる。
本発明の実施形態における、端末装置(UE122)および基地局装置(eNB102、および/またはgNB108)の種々の態様について説明する。
(1)本発明の第1の態様は、基地局装置と通信する端末装置であって、前記基地局装置から能力情報の問い合わせのための無線リソース制御(RRC)メッセージ(UE能力
情報問い合わせメッセージ)を受信する受信部と、前記基地局装置に能力情報を通知するためのRRCメッセージ(UE能力情報メッセージ)を送信する送信部と、第1のUE能力RATコンテナ、第2のUE能力RATコンテナ、第3のUE能力RATコンテナの一部または全部を前記UE能力情報メッセージに含める制御部とを備え、前記第1のUE能力RATコンテナには、第1の無線アクセス技術の一つまたは複数のバンド情報を含む第1の情報要素と、前記第1の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報を含む第4の情報要素とが含まれ、前記第2のUE能力RATコンテナには、第2の無線アクセス技術の一つまたは複数のバンド情報を含む第2の情報要素と、前記第2の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報を含む第5の情報要素とが含まれ、前記第3のUE能力RATコンテナには、第1の無線アクセス技術および第2の無線アクセス技術の両方を含む複数のバンド情報を含む第3の情報要素と、前記第1の情報要素と前記第2の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報とを含む第6の情報要素とが含まれる。
(2)本発明の第2の実施の様態は、端末装置と通信する基地局装置であって、前記端末装置に能力情報の問い合わせのための無線リソース制御(RRC)メッセージ(UE能力情報問い合わせメッセージ)を送信する送信部と、前記端末装置から能力情報通知のためのRRCメッセージ(UE能力情報メッセージ)を受信する受信部と、第1のUE能力RATコンテナ、第2のUE能力RATコンテナ、第3のUE能力RATコンテナの一部または全部を前記UE能力情報メッセージから取得する制御部とを備え、前記第1のUE能力RATコンテナには、第1の無線アクセス技術の一つまたは複数のバンド情報を含む第1の情報要素と、前記第1の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報を含む第4の情報要素とが含まれ、前記第2のUE能力RATコンテナには、第2の無線アクセス技術の一つまたは複数のバンド情報を含む第2の情報要素と、前記第2の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報を含む第5の情報要素とが含まれ、前記第3のUE能力RATコンテナには、第1の無線アクセス技術および第2の無線アクセス技術の両方を含む複数のバンド情報を含む第3の情報要素と、前記第1の情報要素と前記第2の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報とを含む第6の情報要素とが含まれる。
(3)本発明の第3の実施の様態は、基地局装置と通信する端末装置に適用される方法であって、前記基地局装置から能力情報の問い合わせのための無線リソース制御(RRC)メッセージ(UE能力情報問い合わせメッセージ)を受信するステップと、
前記基地局装置に能力情報を通知するためのRRCメッセージ(UE能力情報メッセージ)を送信するステップと、第1のUE能力RATコンテナ、第2のUE能力RATコンテナ、第3のUE能力RATコンテナの一部または全部を前記UE能力情報メッセージに含めるステップとを備え、前記第1のUE能力RATコンテナには、第1の無線アクセス技術の一つまたは複数のバンド情報を含む第1の情報要素と、前記第1の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報を含む第4の情報要素とが含まれ、前記第2のUE能力RATコンテナには、第2の無線アクセス技術の一つまたは複数のバンド情報を含む第2の情報要素と、前記第2の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報を含む第5の情報要素とが含まれ、前記第3のUE能力RATコンテナには、第1の無線アクセス技術および第2の無線アクセス技術の両方を含む複数のバンド情報を含む第3の情報要素と、前記第1の情報要素と前記第2の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報とを含む第6の情報要素とが含まれる。
(4)本発明の第4の実施の様態は、端末装置と通信する基地局装置に適用される方法であって、前記端末装置に能力情報の問い合わせのための無線リソース制御(RRC)メッセージ(UE能力情報問い合わせメッセージ)を送信するステップと、前記端末装置から能力情報通知のためのRRCメッセージ(UE能力情報メッセージ)を受信するステッ
プと、第1のUE能力RATコンテナ、第2のUE能力RATコンテナ、第3のUE能力RATコンテナの一部または全部を前記UE能力情報メッセージから取得するステップとを備え、前記第1のUE能力RATコンテナには、第1の無線アクセス技術の一つまたは複数のバンド情報を含む第1の情報要素と、前記第1の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報を含む第4の情報要素とが含まれ、前記第2のUE能力RATコンテナには、第2の無線アクセス技術の一つまたは複数のバンド情報を含む第2の情報要素と、前記第2の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報を含む第5の情報要素とが含まれ、前記第3のUE能力RATコンテナには、第1の無線アクセス技術および第2の無線アクセス技術の両方を含む複数のバンド情報を含む第3の情報要素と、前記第1の情報要素と前記第2の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報とを含む第6の情報要素とが含まれる。
(5)本発明の第5の実施の様態は、基地局装置と通信する端末装置であって、前記基地局装置から能力情報の問い合わせのための無線リソース制御(RRC)メッセージ(UE能力情報問い合わせメッセージ)を受信するに実装される機能と、前記基地局装置に能力情報を通知するためのRRCメッセージ(UE能力情報メッセージ)を送信するに実装される機能と、第1のUE能力RATコンテナ、第2のUE能力RATコンテナ、第3のUE能力RATコンテナの一部または全部を前記UE能力情報メッセージに含めるに実装される機能とを前記端末装置に対して発揮させ、前記第1のUE能力RATコンテナには、第1の無線アクセス技術の一つまたは複数のバンド情報を含む第1の情報要素と、前記第1の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報を含む第4の情報要素とが含まれ、前記第2のUE能力RATコンテナには、第2の無線アクセス技術の一つまたは複数のバンド情報を含む第2の情報要素と、前記第2の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報を含む第5の情報要素とが含まれ、前記第3のUE能力RATコンテナには、第1の無線アクセス技術および第2の無線アクセス技術の両方を含む複数のバンド情報を含む第3の情報要素と、前記第1の情報要素と前記第2の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報とを含む第6の情報要素とが含まれる。
(6)本発明の第6の実施の様態は、端末装置と通信する基地局装置であって、前記端末装置に能力情報の問い合わせのための無線リソース制御(RRC)メッセージ(UE能力情報問い合わせメッセージ)を送信するに実装される機能と、前記端末装置から能力情報通知のためのRRCメッセージ(UE能力情報メッセージ)を受信するに実装される機能と、第1のUE能力RATコンテナ、第2のUE能力RATコンテナ、第3のUE能力RATコンテナの一部または全部を前記UE能力情報メッセージから取得するに実装される機能とを前記端末装置に対して発揮させ、前記第1のUE能力RATコンテナには、第1の無線アクセス技術の一つまたは複数のバンド情報を含む第1の情報要素と、前記第1の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報を含む第4の情報要素とが含まれ、前記第2のUE能力RATコンテナには、第2の無線アクセス技術の一つまたは複数のバンド情報を含む第2の情報要素と、前記第2の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報を含む第5の情報要素とが含まれ、前記第3のUE能力RATコンテナには、第1の無線アクセス技術および第2の無線アクセス技術の両方を含む複数のバンド情報を含む第3の情報要素と、前記第1の情報要素と前記第2の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報とを含む第6の情報要素とが含まれる。
(7)本発明の第7の実施の様態は、基地局装置と通信する端末装置であって、前記基地局装置から能力情報の問い合わせのための無線リソース制御(RRC)メッセージ(UE能力情報問い合わせメッセージ)を受信する受信部と、前記基地局装置に能力情報を通知するためのRRCメッセージ(UE能力情報メッセージ)を送信する送信部と、サポー
トする第1の無線アクセス技術のバンド情報を示す第1の情報要素と、サポートする第2の無線アクセス技術のバンド情報を示す第2の情報要素と、サポートする第2の無線アクセス技術のバンド情報を示す第3の情報要素の片方あるいは両方を含む情報要素を前記UE能力情報メッセージに含める制御部とを備え、前記制御部は、周波数間の測定を行うときに測定ギャップが必要であるか否かを示す情報を、前記第1の情報要素で示されるバンドの順番と対応付けられた順番で示す第4の情報要素を前記UE能力情報メッセージに含め、前記制御部は、前記第2の情報要素を前記UE能力情報メッセージに含める場合には、RAT間の測定を行うときに測定ギャップが必要であるか否かを示す情報を前記UE能力情報メッセージに含めず、前記制御部は、前記第3の情報要素を前記UE能力情報メッセージに含める場合には、RAT間の測定を行うときに測定ギャップが必要であるか否かを示す情報を、前記第3の情報要素で示されるバンドの順番と対応付けられた順番で示す第5の情報要素を前記UE能力情報メッセージに含める。
これにより、UE122が効率的な能力情報の通知を行うことができる。
本発明に関わる装置で動作するプログラムは、本発明に関わる上述した実施形態の機能を実現するように、Central Processing Unit(CPU)等を制御してコンピュ−タを機能させるプログラムであってもよい。プログラムあるいはプログラムによって取り扱われる情報は、処理時に一時的にRandom Access Memory(RAM)などの揮発性メモリに読み込まれ、あるいはフラッシュメモリなどの不揮発性メモリやHard Disk Drive(HDD)に格納され、必要に応じてCPUによって読み出し、修正・書き込みが行なわれる。
なお、上述した実施形態における装置の一部、をコンピュ−タで実現するようにしてもよい。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュ−タが読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュ−タシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。ここでいう「コンピュ−タシステム」とは、装置に内蔵されたコンピュ−タシステムであって、オペレ−ティングシステムや周辺機器等のハ−ドウェアを含むものとする。また、「コンピュ−タが読み取り可能な記録媒体」とは、半導体記録媒体、光記録媒体、磁気記録媒体等のいずれであってもよい。
さらに「コンピュ−タが読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュ−タシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュ−タシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
また、上述した実施形態に用いた装置の各機能ブロック、または諸特徴は、電気回路、すなわち典型的には集積回路あるいは複数の集積回路で実装または実行され得る。本明細書で述べられた機能を実行するように設計された電気回路は、汎用用途プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、またはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェア部品、またはこれらを組み合わせたものを含んでよい。汎用用途プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいし、代わりにプロセッサは従来型のプロセッサ、コントロ−ラ、マイクロコントロ−ラ、またはステ−トマシンであってもよい。汎用用途プロセッサ、または前述した各回路は、デジタル回路で構成されていてもよいし、アナログ回路で構成されて
いてもよい。また、半導体技術の進歩により現在の集積回路に代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いることも可能である。
なお、本願発明は上述の実施形態に限定されるものではない。実施形態では、装置の一例を記載したが、本願発明は、これに限定されるものではなく、屋内外に設置される据え置き型、または非可動型の電子機器、たとえば、AV機器、キッチン機器、掃除・洗濯機器、空調機器、オフィス機器、自動販売機、その他生活機器などの端末装置もしくは通信装置に適用出来る。
以上、この発明の実施形態に関して図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。また、本発明は、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。また、上記実施形態に記載された要素であり、同様の効果を奏する要素同士を置換した構成も含まれる。
100 E−UTRA
102 eNB
104 EPC
106 NR
108 gNB
110 5GC
112、114、116,118、120、124 インタフェース
122 UE
200、300 PHY
202、302 MAC
204、304 RLC
206、306 PDCP
208、308 RRC
310 SDAP
210、312 NAS
400、504 受信部
402、502 処理部
404、500 送信部

Claims (6)

  1. 基地局装置と通信する端末装置であって、
    前記基地局装置から能力情報の問い合わせのための無線リソース制御(RRC)メッセージ(UE能力情報問い合わせメッセージ)を受信する受信部と、
    前記基地局装置に能力情報を通知するためのRRCメッセージ(UE能力情報メッセージ)を送信する送信部と、
    第1のUE能力RATコンテナ、第2のUE能力RATコンテナ、第3のUE能力RATコンテナの一部または全部を前記UE能力情報メッセージに含める制御部とを備え、
    前記第1のUE能力RATコンテナには、第1の無線アクセス技術の一つまたは複数のバンド情報を含む第1の情報要素と、前記第1の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報を含む第4の情報要素とが含まれ、
    前記第2のUE能力RATコンテナには、第2の無線アクセス技術の一つまたは複数のバンド情報を含む第2の情報要素と、前記第2の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報を含む第5の情報要素とが含まれ、
    前記第3のUE能力RATコンテナには、第1の無線アクセス技術および第2の無線アクセス技術の両方を含む複数のバンド情報を含む第3の情報要素と、前記第1の情報要素と前記第2の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報とを含む第6の情報要素とが含まれる
    端末装置。
  2. 端末装置と通信する基地局装置であって、
    前記端末装置に能力情報の問い合わせのための無線リソース制御(RRC)メッセージ(UE能力情報問い合わせメッセージ)を送信する送信部と、
    前記端末装置から能力情報通知のためのRRCメッセージ(UE能力情報メッセージ)を受信する受信部と、
    第1のUE能力RATコンテナ、第2のUE能力RATコンテナ、第3のUE能力RATコンテナの一部または全部を前記UE能力情報メッセージから取得する制御部とを備え、
    前記第1のUE能力RATコンテナには、第1の無線アクセス技術の一つまたは複数のバンド情報を含む第1の情報要素と、前記第1の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報を含む第4の情報要素とが含まれ、
    前記第2のUE能力RATコンテナには、第2の無線アクセス技術の一つまたは複数のバンド情報を含む第2の情報要素と、前記第2の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報を含む第5の情報要素とが含まれ、
    前記第3のUE能力RATコンテナには、第1の無線アクセス技術および第2の無線アクセス技術の両方を含む複数のバンド情報を含む第3の情報要素と、前記第1の情報要素と前記第2の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報とを含む第6の情報要素とが含まれる
    基地局装置。
  3. 基地局装置と通信する端末装置に適用される方法であって、
    前記基地局装置から能力情報の問い合わせのための無線リソース制御(RRC)メッセージ(UE能力情報問い合わせメッセージ)を受信するステップと、
    前記基地局装置に能力情報を通知するためのRRCメッセージ(UE能力情報メッセージ)を送信するステップと、
    第1のUE能力RATコンテナ、第2のUE能力RATコンテナ、第3のUE能力RATコンテナの一部または全部を前記UE能力情報メッセージに含めるステップとを備え、
    前記第1のUE能力RATコンテナには、第1の無線アクセス技術の一つまたは複数のバンド情報を含む第1の情報要素と、前記第1の情報要素の各バンドにおける測定ギャッ
    プの要否に関する情報を含む第4の情報要素とが含まれ、
    前記第2のUE能力RATコンテナには、第2の無線アクセス技術の一つまたは複数のバンド情報を含む第2の情報要素と、前記第2の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報を含む第5の情報要素とが含まれ、
    前記第3のUE能力RATコンテナには、第1の無線アクセス技術および第2の無線アクセス技術の両方を含む複数のバンド情報を含む第3の情報要素と、前記第1の情報要素と前記第2の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報とを含む第6の情報要素とが含まれる
    方法。
  4. 端末装置と通信する基地局装置に適用される方法であって、
    前記端末装置に能力情報の問い合わせのための無線リソース制御(RRC)メッセージ(UE能力情報問い合わせメッセージ)を送信するステップと、
    前記端末装置から能力情報通知のためのRRCメッセージ(UE能力情報メッセージ)を受信するステップと、
    第1のUE能力RATコンテナ、第2のUE能力RATコンテナ、第3のUE能力RATコンテナの一部または全部を前記UE能力情報メッセージから取得するステップとを備え、
    前記第1のUE能力RATコンテナには、第1の無線アクセス技術の一つまたは複数のバンド情報を含む第1の情報要素と、前記第1の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報を含む第4の情報要素とが含まれ、
    前記第2のUE能力RATコンテナには、第2の無線アクセス技術の一つまたは複数のバンド情報を含む第2の情報要素と、前記第2の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報を含む第5の情報要素とが含まれ、
    前記第3のUE能力RATコンテナには、第1の無線アクセス技術および第2の無線アクセス技術の両方を含む複数のバンド情報を含む第3の情報要素と、前記第1の情報要素と前記第2の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報とを含む第6の情報要素とが含まれる
    方法。
  5. 基地局装置と通信する端末装置であって、
    前記基地局装置から能力情報の問い合わせのための無線リソース制御(RRC)メッセージ(UE能力情報問い合わせメッセージ)を受信するに実装される機能と、
    前記基地局装置に能力情報を通知するためのRRCメッセージ(UE能力情報メッセージ)を送信するに実装される機能と、
    第1のUE能力RATコンテナ、第2のUE能力RATコンテナ、第3のUE能力RATコンテナの一部または全部を前記UE能力情報メッセージに含めるに実装される機能とを前記端末装置に対して発揮させ、
    前記第1のUE能力RATコンテナには、第1の無線アクセス技術の一つまたは複数のバンド情報を含む第1の情報要素と、前記第1の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報を含む第4の情報要素とが含まれ、
    前記第2のUE能力RATコンテナには、第2の無線アクセス技術の一つまたは複数のバンド情報を含む第2の情報要素と、前記第2の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報を含む第5の情報要素とが含まれ、
    前記第3のUE能力RATコンテナには、第1の無線アクセス技術および第2の無線アクセス技術の両方を含む複数のバンド情報を含む第3の情報要素と、前記第1の情報要素と前記第2の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報とを含む第6の情報要素とが含まれる
    集積回路。
  6. 端末装置と通信する基地局装置であって、
    前記端末装置に能力情報の問い合わせのための無線リソース制御(RRC)メッセージ(UE能力情報問い合わせメッセージ)を送信するに実装される機能と、
    前記端末装置から能力情報通知のためのRRCメッセージ(UE能力情報メッセージ)を受信するに実装される機能と、
    第1のUE能力RATコンテナ、第2のUE能力RATコンテナ、第3のUE能力RATコンテナの一部または全部を前記UE能力情報メッセージから取得するに実装される機能とを前記端末装置に対して発揮させ、
    前記第1のUE能力RATコンテナには、第1の無線アクセス技術の一つまたは複数のバンド情報を含む第1の情報要素と、前記第1の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報を含む第4の情報要素とが含まれ、
    前記第2のUE能力RATコンテナには、第2の無線アクセス技術の一つまたは複数のバンド情報を含む第2の情報要素と、前記第2の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報を含む第5の情報要素とが含まれ、
    前記第3のUE能力RATコンテナには、第1の無線アクセス技術および第2の無線アクセス技術の両方を含む複数のバンド情報を含む第3の情報要素と、前記第1の情報要素と前記第2の情報要素の各バンドにおける測定ギャップの要否に関する情報とを含む第6の情報要素とが含まれる
    集積回路。
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