JP2021056708A - 体毛の計測システム、計測方法、および計測プログラム - Google Patents

体毛の計測システム、計測方法、および計測プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】目的とする部位の体毛の本数を正確かつ簡便に計測でき、脱毛や増毛の評価に好適な体毛の計測手段を提供する。【解決手段】実施形態の一例である計測システム1は、計測対象の体毛が存在する部位、および当該部位の輪郭を含む画像を取得する画像取得処理部11と、画像を構成する複数の画素の各々について、各画素の個別の色情報を近接画素領域の色情報と比較して体毛が表れる体毛画素を特定する体毛判別処理部12と、体毛画素が特定された処理画像から体毛の本数を計測する計測処理部13とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、体毛の計測システム、計測方法、および計測プログラムに関する。
従来、医療機関、エステサロン等において、ムダ毛の脱毛が行われている。一般的に、ムダ毛とは、社会生活を行う上で美容的に存在しないことが好ましいものであって、取り除くことが習慣化した体毛を意味する。近年、女性だけでなく、男性の間でもムダ毛、特にヒゲの脱毛ニーズが高まっている。ところで、脱毛の効果を示す情報は、脱毛を効率良く行う上で、また利用者が医療機関等を選択する上で、重要な情報となる。脱毛の効果を評価する方法としては、脱毛処置前の画像と、脱毛処置後の画像とを並べて比較する方法が一般的である。
一方、一部の体毛、特に髪の毛については、増毛(植毛を含む)が行われる。この場合も、その効果を評価する方法として、増毛処置前の画像と、増毛処置後の画像とを並べて比較する方法が伝統的に用いられている。
R Hoffmann, TrichoScan: combining epiluminescence microscopy with digital image analysis for the measurement of hair growth in vivoEur J Dermatol (2001) 11: 362-368
しかしながら、脱毛や増毛の処置前後の画像を並べて比較する方法では、その効果を正確に示すことが困難である。このため、より正確で定量的な評価方法を用いることが望ましい。本発明の目的は、所定の部位の体毛の本数を正確かつ簡便に計測でき、脱毛や増毛の評価に好適な体毛の計測手段を提供することである。
従来、体毛の本数を計測するためには、例えば非特許文献1に開示されるように、高解像度のマイクロスコープを備えた特別な機器(トリコスキャン(登録商標))が必要であった。なお、トリコスキャンでの体毛の計測では、ミリ単位の測定領域における毛の密度の測定となり、毛の密度がまだらになっている場合も多い脱毛後の部位について、体毛の総本数を正確に計測することは困難である。
本発明の一態様である計測システムは、体毛の本数を計測するシステムであって、計測対象の体毛が存在する部位、および当該部位の輪郭を含む画像を取得する画像取得手段と、前記画像を構成する複数の画素の各々について、各画素の個別の色情報を近接画素領域の色情報と比較して体毛が表れる体毛画素を特定する体毛判別手段と、前記体毛画素が特定された処理画像から体毛の本数を計測する計測手段とを備えることを特徴とする。
本発明の一態様である計測方法は、体毛の本数を計測する方法であって、計測対象の体毛が存在する部位、および当該部位の輪郭を含む画像を取得し、前記画像を構成する複数の画素の各々について、各画素の個別の色情報を近接画素領域の色情報と比較して体毛が表れる体毛画素を特定し、前記体毛画素が特定された処理画像から体毛の本数を計測することを特徴とする。
本発明の一態様である計測プログラムは、上記計測方法をコンピュータで実現するためのプログラムである。
本発明の一態様によれば、目的とする部位の体毛の本数を正確かつ簡便に計測することが可能である。本発明に係る体毛の計測システム、計測方法、および計測プログラムは、脱毛や増毛の評価に好適であり、正確で定量的な評価を提供する。
本発明の一態様によれば、一般的なデジタルカメラを用いて、目的とする部位およびその輪郭が写るように撮影された1枚または数枚(例えば、4枚以下)の画像から、目的とする部位に存在する体毛の総本数を簡便、迅速、かつ正確に計測できる。
実施形態の一例である計測システムの概観を示す図である。 計測システムの構成の具体例を示すブロック図である。 計測システムの出力フォームの一例を示す図である。 計測システムの出力フォームの他の一例を示す図である。 実施形態の一例である計測システムにおいて、体毛の計測手順を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る体毛の計測システム、計測方法、および計測プログラムの実施形態の一例について詳細に説明する。なお、本発明は以下で説明する実施形態に限定されるものではない。
図1は実施形態の一例である計測システム1の概観を示す図、図2は計測システム1の具体的な構成の一例を示すブロック図である。図1に例示するように、計測システム1は、サーバー10と、サーバー10に接続されたパソコン20とを備える。計測システム1は、計測対象の体毛が存在する部位の画像を用いて体毛の本数を計測するシステムであって、脱毛や増毛の評価に好適であり、簡便なシステムでありながら、正確で定量的な評価を可能とする。また、計測システム1は、計測対象の体毛が存在する部位を撮像するためのカメラ30を備える。
図1に例示する形態では、サーバー10で体毛の本数を計測するための演算処理が実行される。パソコン20は、例えばパソコン本体21、モニター22、およびキーボード23を含むデスクトップ型パソコンであって、上記演算処理に必要な情報をサーバー10に入力するための入力装置として機能する。また、計測システム1は、パソコン20のモニター22に計測結果を出力してもよい。パソコン20は、例えば、医療機関の診察室に配置される。サーバー10は、パソコン20と共に診察室に配置されてもよく、医療機関内の他の部屋、或いはネットワークで接続された別の場所に配置されてもよい。
計測システム1(サーバー10)は、インターネット等のネットワークに接続され、体毛の計測情報を公開、配信可能に構成されていてもよい。計測システム1による体毛の計測情報は、脱毛等の効果をより正確に示す指標となるので、この情報を公開、配信することは、例えば医療機関、エステサロン等による施術の効果を周知することになる。ネットユーザーは、各自の情報通信端末40を用いて計測情報を確認できる。情報通信端末40は、サーバー10にアクセス可能な機器であって、例えばタブレット端末、スマートフォン、パソコン等である。
計測システム1は、所定のWebページ等で計測情報を公開するように構成されていてもよい。或いは、計測システム1は、特定の利用者に計測情報を公開、または配信するように構成されていてもよい。計測情報は、例えば、サーバー10のメモリ16に所定期間記憶され、特定の利用者がサーバー10にアクセスすることで確認できる。
なお、計測システム1の構成は、図1に例示するものに限定されない。計測システム1は、例えば、パソコン本体21で上記演算処理が実行されてもよい。すなわち、サーバー10とパソコン本体21が1台の機器で構成されてもよい。また、パソコン20の代わりに、ノート型パソコン、タブレット端末、或いはスマートフォン等が使用されてもよい。
計測システム1により計測可能な体毛としては、カメラ30で撮影できるものであれば特に限定されず、髭、腋毛、陰毛、足の毛、腕の毛、髪の毛などが挙げられる。本実施形態では、計測対象の体毛として、主に髭を例に挙げて説明する。計測システム1は、例えば、カメラ30により撮像された髭が生えている部位の画像から髭の本数を計測し、髭の脱毛の効果を評価するために使用される。
カメラ30には、従来公知のデジタルカメラを用いることができる。カメラ30は、一眼レフカメラ、コンパクトカメラのいずれであってもよく、スマートフォン、タブレット端末、パソコン等に搭載されたカメラ、或いはビデオカメラであってもよい。カメラ30のスペックは特に限定されず、例えば、記録画素数5152×3864の画像を撮影可能であればよい。カメラ30で撮影された画像のデータは、髭の本数を計測するための演算処理が行われるサーバー10に送信され、メモリ16(図2参照)に記憶される。
体毛の計測に使用される画像は、濃い影や強い光の反射が少なくなるように、レフ板などを使用して撮影部位の全体に均一な環境光があたる状態で撮影されることが好ましい。画像は、撮影部位の正面から適切な距離で撮影される。計測対象の体毛は、画像に表れる程度に1回程度順剃りされていることが好ましい。また、髭の場合、唇のシワが髭と誤検知される場合が想定されるため、唇を隠すように口をつむった状態で画像を撮影することが好ましい。顔の左右の画像では、髪の毛が髭と誤検知される場合が想定されるため、必要により、例えば揉み上げを上げた状態で画像を撮影する。なお、背景は単色が推奨される。
図2に例示するように、計測システム1は、計測対象の体毛が存在する部位、および当該部位の輪郭を含む画像を取得する画像取得処理部11を備える。カメラ30で撮影された画像のデータは、画像取得処理部11の機能により取得され、被験者(利用者)の氏名・識別番号、撮影日、脱毛処置の回数等の所定の情報と共にメモリ16に記憶される。当該所定の情報は、例えば、パソコン20のキーボード23により入力できる。本実施形態では、カメラ30で撮影された画像が一旦パソコン本体21に取り込まれ、計測システム1の使用者(例えば、医療機関の医師、看護師、エステサロンのスタッフなど、以下「医療機関等のスタッフ」とする)により選択された画像がサーバー10に送信される。
計測システム1は、メモリ16に記憶された画像のデータを読み出して演算処理し、髭の本数を計測する手段として、体毛判別処理部12および計測処理部13を備える。体毛判別処理部12は、取得された画像を構成する複数の画素の各々について、各画素の個別の色情報を近接画素領域の色情報と比較して体毛が表れる体毛画素を特定する手段である。計測処理部13は、体毛画素が特定された処理画像から体毛の本数を計測する手段である。また、計測システム1は、計測情報を所定の様式で出力する出力処理部14を備える。
サーバー10は、コンピュータで構成され、体毛の本数を計測するための演算処理を実行するプロセッサ15、画像取得処理部11の機能により取得される画像データ等を記憶するメモリ16、および入出力ポートなどを有する。サーバー10は、レンタルサーバー、クラウドサーバー等であってもよい。プロセッサ15およびメモリ16は、計測システム1の専用機器であってもよく、他のシステム等で兼用されてもよい。
プロセッサ15は、例えばCPUまたはGPUで構成され、メモリ16にインストールされた体毛の計測プログラムを読み出して実行する機能を有する。一般的に、計測システム1の上記各処理部の機能は当該計測プログラムを実行することで実現される。メモリ16は、ROM、HDD、SSD等の不揮発性メモリと、RAM等の揮発性メモリとを含む。メモリ16(不揮発性メモリ)は、カメラ30から取得した画像データ、計測プログラムの他に、例えば、測定対象に応じた画像のフォーマット、計測結果の出力様式等を記憶する。
計測システム1は、上記のように、計測対象に応じた画像のフォーマットを有する。計測システム1は、少なくとも髭用の画像フォーマットを有し、メモリ16に当該フォーマットが記憶されている。髭用の画像フォーマットは、例えば顔の正面、左側面、右側面、および顎下の4枚の画像を規定する。髭の本数を計測する場合、画像取得処理部11は、髭用の画像フォーマットをメモリ16から読み出し、このフォーマットに適合する、顔の正面、左側面、右側面、および顎下の4枚の画像を取得する。腋毛用の画像フォーマットは、例えば、腋に対して略垂直な方向から撮影される1枚の画像を規定する。
すなわち、計測システム1は、顔の輪郭をそれぞれ含む4枚の画像から顔に存在する髭の総本数を、また腋の輪郭を含む1枚の画像から腋に存在する腋毛の総本数をそれぞれ計測可能に構成されている。計測対象部位の輪郭を含む画像を用いることで、輪郭に沿ったエッジ部に存在する体毛を含む、計測対象部位の体毛の総本数を正確に計測できる。各計測対象における体毛の総本数を計測するために必要な画像は、例えば1枚〜4枚であって、各画像には対応する撮影角度から見える計測対象部位の全体が写っていることが好ましい。
画像取得処理部11は、予め設定された画像フォーマットに基づいて画像を取得する。画像取得処理部11は、カメラ30からパソコン本体21を経由してサーバー10に送信された画像が髭用のフォーマットに適合するか否かを判定することが好ましい。カメラ30で撮影された画像は、例えば無線通信により、またはケーブルを介して、或いはカメラ30の記憶媒体を介して、カメラ30からパソコン本体21に取り込まれモニター22に表示される。このとき、画像取得処理部11は、髭用の画像フォーマットをメモリ16から読み出し、モニター22に表示させてもよい。そして、医療機関等のスタッフがフォーマットに適合する画像を選択する。
画像取得処理部11は、選択された画像が所定の画像フォーマットに適合するか否かを判定し、適合すると判定した場合に、その画像を体毛の計測に使用する画像としてメモリ16に記憶するように構成されていてもよい。一方、画像取得処理部11は、選択された画像がフォーマットに適合しないと判定した場合に、画像が不適合であることを示すエラー表示をモニター22に出力してもよい。例えば、顎下の画像として顔の正面の画像が選択された場合に、エラー表示がモニター22に出力される。
体毛の計測プログラムがインストールされたタブレット端末、スマートフォン等の情報通信端末を用いて計測システム1を構成する場合、例えば、当該システムを立ち上げた状態で計測対象の体毛が存在する部位の画像が撮影される。画像取得処理部11は、撮影モードにおいて、モニターに画像フォーマットを表示させてもよい。この場合、医療機関等のスタッフは表示された画像フォーマットに適合する画像を撮影することができる。
体毛判別処理部12は、画像取得処理部11の機能により取得された画像を構成する複数の画素の各々について、各画素の個別の色情報を近接画素領域の色情報と比較して体毛が表れる体毛画素を特定する。より詳しくは、近接画素領域の色情報の加重平均値、中央値、または平均値(a)と、各画素の個別の色情報(b)とを比較して、その差(a−b)またはその差に基づく値(例えば、実質的に(a−b)と略比例するような演算で算出された値((a−b)/(1000000+a+b)など))が所定の閾値を超える画素を第1の色とし、その差が閾値以下である画素を第2の色とする2値画像(A)を作成する。なお、2値画像(A)を体毛画素が特定された処理画像として使用することもできる。
体毛判別処理部12は、近接画素領域の色情報の加重平均値、中央値、または平均値と、各画素の個別の色情報とを比較して、その差またはその差に基づく値が極大となる画素、或いはその差またはその差に基づく値が極大となり、かつ所定の閾値を超える画素を第1の色とし、残りの画素を第2の色とする2値画像(A)を作成してもよい。
ここで、色情報の比較対象となる「近接画素領域」とは、例えば、特定画素の周囲のn×n四方の領域である。近隣画素領域の一例は、取り込まれた画像の総面積の10%以下、好ましくは0.1%〜5%、または0.2%〜2%の面積を有するn×nの領域として指定される。また、「その差が極大となる画素」とは、特定の方向に対して、その差が極大である画素、つまりその方向からずれた画素について、その画素の色情報と近傍領域の色情報との差が当該画素のその差を下回ることを意味する。
2値画像(A)および後述する他の2値画像において、例えば第1の色は黒に設定され、第2の色は白に設定される。第1の色に設定される画素が、体毛を表す体毛画素である。2値画像(A)の作成に使用される所定の閾値は、極大値と併用するかどうか、画質、光の加減、撮影する部位とその部位からの距離、平滑化等の下処理の有無と度合い、加重平均の取り方などに基づいて設定される。所定の閾値は、例えば、5152×3864のデジタルカメラを用いて室内の照明で顔の鼻下の領域を1m離れた正面から撮影した平滑化済みの画像の場合で、かつ極大値を併用しない場合、明度5〜20の範囲に設定される。
画素の色情報とは、画素の色を表現するための情報であって、一例としてはRGB値、色相、彩度、明度から選択される少なくとも1つである。体毛判別処理部12によって比較される各画素の色情報は、色情報そのものに限定されず、色情報に基づく情報を含むものであればよい。色情報に基づく情報の一例としては、RGB値、色相、彩度、明度等を四則演算や対数関数等を用いて演算した値、もしくはそれらの値をベクトルや行列の形にしたものが挙げられる。
体毛判別処理部12は、例えば各画素のRGB値、色相、彩度、明度のそれぞれに閾値を設定し、近接画素領域のRGB値、色相、彩度、明度の中央値または加重平均値と、各画素の個別のRGB値、色相、彩度、明度とをそれぞれ比較する。そして、RGB値、色相、彩度、明度の少なくとも1つについて、近接画素領域における中央値または加重平均値との差が閾値を超える画素を第1の色とする。色情報の加重平均値は、例えば特定の画素の近傍領域について、正規分布に従い各画素に重み付けする等の方法で計算される。
体毛判別処理部12は、設定された計測エリア毎に体毛画素を特定した処理画像を作成することが好ましい。計測エリアは、例えば、医療機関等のスタッフがパソコン20を用いて設定する。髭を計測する場合、顔の正面の画像について、唇の左右両端をエリアの左右両端とし、鼻の下端を上端、顎の下端を下端とする四角形の計測エリアが設定されてもよい。顔の左右側面の画像では、唇の端と耳の付け根をそれぞれ左右両端とし、揉み上げの下端を上端、顎の下端を下端とする四角形の計測エリアが設定されてもよい。
体毛判別処理部12は、2値画像(A)等の体毛画素を特定した処理画像を作成する前に、画像のノイズを除去してもよい。体毛判別処理部12は、例えば、エッジ保持平滑化フィルタによって画像のノイズを除去する。画像のノイズを除去することで、より正確に体毛画素を特定することが可能になる。
体毛判別処理部12は、さらに、各画素の個別の色情報と近接画素領域の色情報との勾配を算出し、特定の方向(例えば、勾配方向または実質的に勾配方向と一致する方向)に対して勾配強度が極大となる画素を第1の色とし、残りの画素を第2の色とする2値画像(B)を処理画像として出力することが好ましい。なお、2値画像(B)を体毛画素が特定された処理画像として使用することもできるが、好ましくは2値画像(A)および(B)を使用して処理画像を作成する。
体毛判別処理部12は、各画素の個別の色情報と近接画素領域の色情報との勾配を算出し、勾配強度が所定の閾値を超える画素、或いは勾配強度が極大となり、かつ勾配強度が所定の閾値を超える画素を第1の色とし、残りの画素を第2の色とする2値画像(B)を作成してもよい。
ここで、「勾配」とは、特定画素とその周囲での色情報の変化量の大きさを示す値であり、例えば、Sobelフィルタによって水平方向の1次微分Gxと鉛直方向の1次微分Gyを取得した場合は、√(Gx^2+Gy^2)と定義される。また、「勾配方向」とは、特定画素とその周囲で色情報の変化が生じている方向を示す値であり、上記Sobelフィルタの例では、tan^(−1)(Gy/Gx)である。
また、「勾配強度が極大となる画素」とは、特定の方向に対して、勾配が極大である画素、つまりその方向からずれた画素の勾配が当該画素の勾配を下回ることを意味する。「勾配強度の所定の閾値」とは、極大値と併用するかどうか、画質、光の加減、撮影する部位とその部位からの距離、平滑化等の下処理の有無と度合い、勾配強度の取り方などに基づいて設定される。所定の閾値は、極大値と併用する場合、0〜255の範囲で適宜設定される。
体毛判別処理部12は、2値画像(A)および(B)の共通部分を取り出した2値画像(Z1)を作成することが好ましい。2つの画像を用いて2値画像(Z1)を作成することで、より正確な体毛の計測が可能になる。体毛判別処理部12は、対応する画素について、2値画像(A)および(B)の両方が第1の色である画素を第1の色、すなわち体毛画素とし、いずれか一方の画像だけが第1の色である画素を第2の色とする2値画像(Z1)を作成する。すなわち、2値画像(A)および(B)の一方のみが第1の色である画素をノイズとして除去する。
体毛判別処理部12は、さらに、各画素の個別の色情報と近接画素領域の色情報との勾配を算出し、特定の方向(例えば、勾配方向または実質的に勾配方向と一致する方向)に対して勾配強度が極大となる画素だけを取り出して顔の輪郭を検出すると共に、画像から皮膚の色に対応する色情報を含む画素だけを取り出して皮膚部分の画像を作成することが好ましい。体毛判別処理部12は、例えば、2値画像(A)、2値画像(B)、および2値画像(Z1)から選択される1つの2値画像と、皮膚部分の画像との共通部分から、顔の輪郭を取り除いた2値画像(Z2)を作成する。
ここで、「皮膚の色に対応する色情報を含む画素」とは、例えば色相値が50以下または300以上といった、皮膚としてあり得る色情報をもつ画素を意味する。顔の輪郭を検出して皮膚部分の画像を作成することで、顔の輪郭に沿った影の影響などを低減でき、より正確な体毛の計測が可能になる。
計測処理部13は、体毛判別処理部12により処理された画像において第1の色の画素が連続した領域の個数を計測し、その個数を体毛の本数として出力する。計測処理部13は、例えば2値画像(Z2)において、第1の色に設定された画素(体毛画素)が所定の個数以上連続した領域の個数を計測する。所定の個数は、3個以上に設定されてもよいが、好ましくは2個に設定される。計測処理部13は、体毛の本数として、第1の色の画素が連続した領域の個数を計測し、計測結果をメモリ16に記憶する。メモリ16に記憶された画像、および体毛の本数の計測結果は、所定時間経過後に自動的に削除されてもよい。
出力処理部14は、計測処理部13により計測された体毛の本数をパソコン20のモニター22に表示させる。出力処理部14は、例えば、メモリ16から画像取得処理部11によって取り込まれた画像、およびその画像を演算処理して計測された体毛の本数をサーバー10のメモリ16から読み出してモニター22に表示させる。計測システム1は計測結果の出力用フォーマットを有し、出力処理部14は出力用フォーマットに合わせて計測結果等を出力する。
出力処理部14は、取り込まれた画像、および当該画像から計測された体毛の本数の情報を含む出力フォームを作成する。出力フォームには、画像の撮影日時、脱毛の処置回数等の情報が含まれていてもよく、複数の画像と計測結果が含まれていてもよい。また、出力フォームには、当該情報をソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に投稿するためのSNS投稿ボタンが表示されてもよい。計測システム1は、利用者がサーバー10にアクセスすることを許可しており、利用者各自が情報通信端末40を用いて当該出力フォームを確認できる。
計測システム1は、利用者がサーバー10にアクセスしたときに予め設定されたパスワード(PW)の入力を求め、入力されたPWがメモリ16に記憶されたPWと一致した場合に計測結果の閲覧を許可してもよい。PWは、作成される出力フォーム毎に設定され、出力フォームと共にメモリ16に記憶されてもよい。計測システム1は、所定のファイル(PDFファイル等)で作成された出力フォームをダウンロード可能としてもよい。
図3は、計測システム1の出力フォームの一例を示す図である。図3に例示する出力フォーム50には、顔の下部を正面から撮影した画像、および髭の本数の計測結果が表示されている。髭の本数は、鼻下+顎、左頬、右頬、顎下の4つのエリア毎に表示されている。各エリアの髭の本数は、上記髭用の画像フォーマットに基づいて4つの画像から計測されるため、出力フォーム50には当該4つの画像が表示されてもよい。一般的に、脱毛の処置を行った直後に体毛は抜けず、皮膚は赤くなるため、体毛計測用の画像の撮影は脱毛の処置前に行われる。
出力フォーム50には、さらに、SNS投稿ボタン51が表示されていてもよい。SNS投稿ボタン51は、出力フォーム50に表示された画像および計測結果等を所定のSNSに投稿するためのボタンであって、複数設けられてもよい。出力フォーム50にSNS投稿ボタン51を設けることで、例えば、利用者は自身の脱毛の進捗状況をSNSで簡単に公開することができる。
図4は、計測システム1の出力フォームの他の一例を示す図である。図4に例示する出力フォーム60は、複数の画像、および当該各画像から計測された髭の本数を含む点で、出力フォーム50と異なる。出力フォーム60には、例えば、直近の脱毛処置後の画像および計測結果と、その前の脱毛処置後の画像および計測結果とが並んで表示されている。出力フォーム60に表示される複数の画像および計測結果は、利用者によって選択可能であってもよい。出力フォーム60にも、複数のSNS投稿ボタン61が設けられている。
本発明の実施形態の一例である体毛の計測方法は、(1)計測対象の体毛が存在する部位、および当該部位の輪郭を含む画像を取得し、(2)当該画像を構成する複数の画素の各々について、各画素の個別の色情報を近接画素領域の色情報と比較して体毛が表れる体毛画素を特定し、(3)体毛画素が特定された処理画像から体毛の本数を計測する、一連のステップを含む。本発明の実施形態の一例である計測方法は、例えば、上記構成を備えた計測システム1によって実行される。
サーバー10のメモリ16にインストールされた計測プログラムは、上記計測方法をコンピュータで実現するためのプログラムである。計測プログラムは、スマートフォンやタブレット端末等の情報通信端末にインストールされるアプリケーションソフトウェア(アプリ)であってもよい。
図5は、体毛の計測手順の一例を示すフローチャートである。図5に示す手順は、画像の平滑化・鮮鋭化やグレースケール化等の基本的な画像処理の手順を含まないが、2値画像(A)等の処理画像を作成する前に、画像の平滑化・鮮鋭化やグレースケール化が施されてもよい。
図5に例示するように、まず初めに、計測対象の体毛が存在する部位、および当該部位の輪郭を含む画像を取得する(S10)。計測対象が髭である場合、髭用の画像フォーマットに適合する画像が取得される。S10は、画像取得処理部11の機能により実行される。例えば、カメラ30によって撮影された画像はパソコン本体21に取り込まれ、画像フォーマットに合わせて医療機関等のスタッフにより選択された画像がサーバー10に送信され、メモリ16に記憶される。このとき、画像毎に体毛の本数の計測を実行する計測エリアが設定される。
次に、近接画素領域の色情報の加重平均値、中央値、または平均値と、各画素の個別の色情報とを比較して、その差が所定の閾値を超える画素を第1の色とし、その差が閾値以下である画素を第2の色とする2値画像(A)を作成する(S11)。第1の色に設定された画素が、体毛が表れる体毛画素となる。体毛判別処理部12は、例えば、計測エリアに含まれる各画素のRGB値、色相、彩度、明度と、近接画素領域における当該各値の中央値または平均値とを比較し、その差が所定の閾値を超える画素を第1の色とする。
次に、各画素の個別の色情報と近接画素領域の色情報との勾配を算出し、勾配方向に対して勾配強度が極大となる画素を第1の色とし、残りの画素を第2の色とする2値画像(B)を作成する(S12)。そして、2値画像(A)および(B)の共通部分を取り出した2値画像(Z1)を作成する(S13)。2値画像(A)および(B)から、さらに2値画像(Z1)を作成することで、より正確な計測が可能になる。S12〜後述のS14は、体毛判別処理部12の機能により実行される。
S13では、対応する画素について、2値画像(A)および(B)の両方が第1の色である画素を第1の色とし、いずれか一方の画像だけが第1の色である画素を第2の色とする2値画像(Z1)を作成する。対応する画素について、2値画像(A)および(B)の両方が第2の色である画素は第2の色に設定する。すなわち、2値画像(A)および(B)の一方のみが第1の色である画素を第2の色に変更する。
続いて、2値画像(Z1)と、皮膚部分の画像との共通部分から、顔の輪郭を取り除いた2値画像(Z2)を作成する(S14)。顔の輪郭を取り除いた2値画像(Z2)を作成することで、より高精度な計測が可能となる。皮膚部分の画像は、各画素の個別の色情報と近接画素領域の色情報との勾配を算出し、勾配方向に対して勾配強度が極大となる画素だけを取り出して顔の輪郭を検出すると共に、皮膚の色に対応する色情報を含む画素だけを取り出して作成される。皮膚部分の画像は、2値画像(A)が作成される前に作成されてもよい。
最後に、体毛判別処理部12により処理された2値画像(Z2)について、第1の色の画素が連続した領域の個数を計測し、その個数を体毛の本数として出力する(S15)。髭の場合、顔の正面、左側面、右側面、および顎下の4枚の画像について計測エリアがそれぞれ設定され、各画像の計測エリア毎に、2値画像(Z2)の作成、髭の計測が実行される。S15は、計測処理部13の機能により実行される。計測処理部13は、計測された体毛の本数を当該計測に使用した画像と共にメモリ16に記憶する。
計測結果は、例えば、パソコン20のモニター22に出力される(S16)。医療機関等のスタッフは、モニター22を見て計測結果を確認できる。S16は、出力処理部14の機能により実行される。出力処理部14は、体毛の計測に使用された画像、計測された体毛の本数の情報、およびSNS投稿ボタンを含む出力フォームを作成してもよい。利用者は、サーバー10にアクセスして当該出力フォームを確認することができ、またSNS投稿ボタンを操作して計測結果等をSNSで公開することができる。
以上のように、上記構成を備えた計測システム1は、一般的なデジタルカメラで撮影される数枚(例えば、1枚〜4枚)の画像を用いて、目的とする部位に存在する体毛の総本数を簡便、迅速、かつ正確に計測できる、類例のないシステムである。
1 計測システム、10 サーバー、11 画像取得処理部、12 体毛判別処理部、13 計測処理部、14 出力処理部、15 プロセッサ、16 メモリ、20 パソコン、21 パソコン本体、22 モニター、23 キーボード、30 カメラ、40 情報通信端末、50,60 出力フォーム、51,61 SNS投稿ボタン

Claims (10)

  1. 体毛の本数を計測するシステムであって、
    計測対象の体毛が存在する部位、および当該部位の輪郭を含む画像を取得する画像取得手段と、
    前記画像を構成する複数の画素の各々について、各画素の個別の色情報を近接画素領域の色情報と比較して体毛が表れる体毛画素を特定する体毛判別手段と、
    前記体毛画素が特定された処理画像から体毛の本数を計測する計測手段と、
    を備える、計測システム。
  2. 前記画像取得手段は、予め設定された画像フォーマットに基づいて前記画像を取得する、請求項1に記載の計測システム。
  3. 取り込まれた画像、および当該画像から計測された体毛の本数の情報を含む出力フォームを作成する手段をさらに備え、
    前記出力フォームには、前記情報をソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に投稿するためのSNS投稿ボタンが表示される、請求項1または2に記載の計測システム。
  4. 前記体毛判別手段は、前記近接画素領域の色情報の加重平均値、中央値、または平均値と、前記各画素の個別の色情報とを比較して、その差またはその差に基づく値が極大となる画素、その差またはその差に基づく値が所定の閾値を超える画素、或いはその差またはその差に基づく値が極大となり、かつ所定の閾値を超える画素を第1の色とし、残りの画素を第2の色とする2値画像(A)を作成する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の計測システム。
  5. 前記体毛判別手段は、前記各画素の個別の色情報と前記近接画素領域の色情報との勾配を算出し、勾配強度が極大となる画素、勾配強度が所定の閾値を超える画素、或いは勾配強度が極大となり、かつ勾配強度が所定の閾値を超える画素を第1の色とし、残りの画素を第2の色とする2値画像(B)を作成する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の計測システム。
  6. 前記体毛判別手段は、
    前記近接画素領域の色情報の加重平均値、中央値、または平均値と、前記各画素の個別の色情報とを比較して、その差が所定の閾値を超える画素を第1の色とし、その差が前記閾値以下である画素を第2の色とする2値画像(A)と、
    前記各画素の個別の色情報と前記近接画素領域の色情報との勾配を算出し、勾配強度が極大となる画素を第1の色とし、残りの画素を第2の色とする2値画像(B)と、を作成し、
    前記2値画像(A)および(B)の共通部分を取り出した2値画像(Z1)を作成する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の計測システム。
  7. 前記体毛判別手段は、
    前記各画素の個別の色情報と前記近接画素領域の色情報との勾配を算出し、勾配強度が極大となる画素だけを取り出して顔の輪郭を検出すると共に、前記画像から皮膚の色に対応する色情報を含む画素だけを取り出して皮膚部分の画像を作成し、
    前記2値画像(A)、前記2値画像(B)、および前記2値画像(Z1)から選択される1つの2値画像と、前記皮膚部分の画像との共通部分から、前記顔の輪郭を取り除いた2値画像(Z2)を作成する、請求項4〜6のいずれか1項に記載の計測システム。
  8. 前記計測手段は、前記処理画像において前記第1の色の画素が連続した領域の個数を計測し、その個数を体毛の本数として出力する、請求項4〜7のいずれか1項に記載の計測システム。
  9. 体毛の本数を計測する方法であって、
    計測対象の体毛が存在する部位、および当該部位の輪郭を含む画像を取得し、
    前記画像を構成する複数の画素の各々について、各画素の個別の色情報を近接画素領域の色情報と比較して体毛が表れる体毛画素を特定し、
    前記体毛画素が特定された処理画像から体毛の本数を計測する、計測方法。
  10. 請求項9に記載の計測方法をコンピュータで実現するための計測プログラム。
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