JP2021056367A - 情報処理装置、制御方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】個々の生徒の理解度や学習状況に応じた学習支援を好適に行うことが可能な情報処理装置を提供する。【解決手段】情報処理装置は、テストに対する生徒の解答結果に基づき、当該生徒が取り組む復習問題を選択する。そして、情報処理装置は、テストに対する生徒の解答結果と、復習問題に対する生徒の解答結果とに基づき、生徒に提供するコメントを生成する。【選択図】図5

Description

本開示は、教育支援に関する。
従来から、学校などにおいて実施されたテスト結果を表示する技術が知られている。例えば、特許文献1には、複数の学習者による問題への解答を収集して分析し、分析した結果を指導者の端末に送信して表示させる分析装置が開示されている。
特開2018−194646号公報
同一分野の学習を行う生徒同士においても、学習する分野に対する理解度等にはばらつきがあり、これらの生徒に対する画一的な演習問題の実施及び学習指導では各生徒の理解度の向上及び能力の向上等が的確に図れない場合がある。
そこで、本発明は、個々の生徒の理解度や学習状況に応じた学習支援を好適に行うことが可能な情報処理装置を提供することを主な目的とする。
本開示の1つの観点では、情報処理装置は、テストに対する生徒の解答結果に基づき、当該生徒が取り組む復習問題を選択する選択手段と、前記テストに対する前記生徒の解答結果と、前記復習問題に対する前記生徒の解答結果とに基づき、前記生徒に提供するコメントを生成する生成手段と、を有する。情報処理装置は、この態様により、テスト結果に応じて生徒に適した復習問題を提供すると共に、テストと復習問題の両方の解答結果に基づく生徒向けのコメントを好適に生成することができる。
上記情報処理装置の一態様では、前記選択手段は、難易度毎に用意された前記テストに対する復習用の問題から、前記テストに対する前記生徒の解答結果に基づき、前記復習問題を選択する。この態様によれば、情報処理装置は、テストの解答結果に応じ、生徒に適した難易度の復習問題を好適に提供することができる。
上記情報処理装置の他の一態様では、前記生成手段は、前記テストに対する前記生徒の解答結果と、前記復習問題に対する前記生徒の解答結果と、前記復習問題の難易度とに基づき、前記コメントを生成する。この態様により、情報処理装置は、復習問題の難易度をさらに勘案し、より的確なコメントを生成することができる。
上記情報処理装置の他の一態様では、前記生成手段は、前記テストに対する前記生徒の点数と、前記復習問題に対する前記生徒の点数との比較結果に基づき、前記コメントを生成する。この態様によれば、情報処理装置は、生徒の点数の遷移に基づいた的確なコメントを行うことができる。
上記情報処理装置の他の一態様では、前記点数は、解答に必要となる能力別の前記生徒の点数を含む。この態様によれば、情報処理装置は、解答に必要となる能力別の生徒の点数の遷移に基づいた的確なコメントを生成することができる。
上記情報処理装置の他の一態様では、前記生成手段は、前記テストに対する前記生徒の解答時の記述状況と、前記復習問題に対する前記生徒の解答時の記述状況との比較結果に基づき、前記コメントを生成する。この態様によれば、情報処理装置は、テストの解答時と復習問題の解答時とでの記述状況の変化に基づいた的確なコメントを生成することができる。
上記情報処理装置の他の一態様では、情報処理装置は、前記テスト又は復習問題に対する解答の筆跡を表すストロークの位置を示す位置情報と、当該ストロークの記入時刻を示す時刻情報とを含むストローク情報を取得する取得手段と、前記ストローク情報に基づき、前記記述状況を認識する認識手段と、を有する。この態様により、情報処理装置は、テストの解答時と復習問題の解答時とでの記述状況を的確に認識することができる。
上記情報処理装置の他の一態様では、情報処理装置は、前記コメントを、前記テストに対する前記生徒の解答結果、及び、前記復習問題に対する前記生徒の解答結果と共に表示する表示手段をさらに有する。ここでの「表示する」とは、情報処理装置が自ら表示する態様の他、情報処理装置以外の表示装置に所定の表示を実行させる態様も含む。後者の場合、例えば、情報処理装置は、上述の表示装置が所定の表示を行うのに必要な表示データを上述の表示装置に供給する。この態様によれば、情報処理装置は、テストと復習問題との解答結果と照らし合わせながらコメントを閲覧者に参照させることができる。
本開示の他の観点では、情報処理装置が実行する制御方法であって、テストに対する生徒の解答結果に基づき、当該生徒が取り組む復習問題を選択し、前記テストに対する前記生徒の解答結果と、前記復習問題に対する前記生徒の解答結果とに基づき、前記生徒に提供するコメントを生成する。情報処理装置は、この制御方法を実行することで、テスト結果に応じて生徒に適した復習問題を提供すると共に、テストと復習問題の両方の解答結果に基づく生徒向けのコメントを好適に生成することができる。
本開示のさらに別の観点では、プログラムは、テストに対する生徒の解答結果に基づき、当該生徒が取り組む復習問題を選択する選択手段と、前記テストに対する前記生徒の解答結果と、前記復習問題に対する前記生徒の解答結果とに基づき、前記生徒に提供するコメントを生成する生成手段としてコンピュータを機能させる。このプログラムをコンピュータで実行することにより、上記の情報処理装置を実現することができる。
実施形態に係る教育支援システムの構成を示す。 生徒端末、管理サーバ及び教師端末の内部構成を示すブロック図である。 分析結果テーブルのデータ構造を示す。 コメント決定テーブルのデータ構造を示す。 コメント画面の表示例である。 ある生徒へのコメント画面の表示に関する処理手順を示すフローチャートの一例である。 教育支援システムの他の構成例を示す。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。
[全体構成]
図1は、本実施形態における教育支援システム100の構成を示す。教育支援システム100は、生徒側(学校)に設けられる記入デバイス10及び接続デバイス12と、管理サーバ20と、教師側に設けられる教師端末30とをネットワーク5を介して通信可能に構成したものである。本実施形態に係る教育支援システム100は、生徒の個別の理解度を判定するためのテストを実行した場合に、当該テストの結果に基づき各生徒に個別の復習問題(復習用のテスト)を提供し、かつ、当該復習問題の解答内容に応じたコメントを各生徒に提供する。以後では、生徒毎に提供される上述の復習問題を、「個別復習問題」と呼び、使用する個別復習テストの判定に用いられるテストを「判定テスト」とも呼ぶ。判定テストは、単元ごとに行われる小テストであってもよく、複数の単元に関する定期テスト等であってもよい。
生徒側には、各生徒が使用する記入デバイス10と、接続デバイス12とが設けられる。記入デバイス10は、デジタルペン10a、又は、タブレット型の生徒端末10bとタッチペン10cの組み合わせである。即ち、生徒は、判定テスト及び個別復習問題などの各種テストを行う際、デジタルペン10aを利用して専用用紙である答案用紙に解答を記入するか、生徒端末10bに対してタッチペン10cで解答を記入する。以下の説明では、単に「記入デバイス10」と言った場合は、デジタルペン10a、及び、生徒端末10bとタッチペン10cの組み合わせの両方を含むものとする。なお、図1では、便宜上、デジタルペン10aと、生徒端末10b及びタッチペン10cを1つずつしか図示していないが、実際には、生徒数に応じた数のデジタルペン10a又は生徒端末10bとタッチペン10cが使用される。
接続デバイス12は、記入デバイス10から受信したデータを外部へ送信するための通信用端末である。接続デバイス12は、例えば、PC、スマートフォン、無線親機などであり、記入デバイス10から記入データ「D1」を受信する。記入デバイス10と接続デバイス12との間の通信は、無線であっても有線であってもよい。本実施形態では、記入データD1は、デジタルペン10a、又は、生徒端末10bとタッチペン10cの組み合わせを用いて生徒が入力した解答(答えを導くための計算式などの書込みも含む)を表す解答情報である。記入データD1は、例えば、解答を表す筆跡の時系列の位置を示す位置情報と、各位置での時刻を示す時刻情報とを含む。接続デバイス12は、受信した記入データD1を、ネットワーク5を通じて管理サーバ20へ送信する。なお、ネットワーク5を通じた接続デバイス12と管理サーバ20との通信は有線であっても無線であってもよい。
管理サーバ20は、テスト情報データベース(以下、「データベース」を「DB」と記す。)24と、テスト結果DB28とに接続されている。管理サーバ20は、生徒側の接続デバイス12から各生徒の記入データD1を受信し、記入データD1から生徒が記入したストロークを抽出し、解答の筆跡を再現するためのストローク情報としてテスト結果DB28に記憶する。ネットワーク5を通じた管理サーバ20と教師端末30との通信は有線であっても無線であってもよい。また、管理サーバ20は、後述するように、テスト情報DB24又は/及びテスト結果DB28を参照することで、教師端末30に送信すべき表示データ「D2」の生成処理や、生徒端末10bに送信すべき表示データ「D3」の生成処理などを行う。管理サーバ20は、「情報処理装置」の一例である。
教師側に設けられた教師端末30は、例えばデスクトップPC、ラップトップPC、タブレットPCなどである。なお、教師端末30がタブレットPCである場合には、生徒側に設けられる接続デバイス12の如き通信用端末を教師側に設けてもよい。この場合、接続デバイス12は、生徒側及び教師側の共用の通信用端末として機能してもよい。教師端末30は例えば液晶ディスプレイなどの表示部を備える。教師端末30は、管理サーバ20から表示データD2を受信し、教師端末30の表示部に表示する。なお、教師端末30は、教室内に設けられた図示しないプロジェクターや大型ディスプレイなどに接続し、表示データを上述のプロジェクターや大型ディスプレイに供給することで、クラスの生徒が視認できるように表示を行うことも可能である。
[装置構成]
図2(A)は、生徒端末10bの構成を示すブロック図である。図示のように、生徒端末10bは、通信部13、記憶部14、タッチセンサ15、制御部16、及び表示部17を備える。これらの構成要素は、バス19により相互に接続されている。
通信部13は、接続デバイス12を介して管理サーバ20等と通信を行う。記憶部14は、RAM、ROMなどのメモリにより構成される。記憶部14には、制御部16により実行される様々な処理のプログラムが記憶される。制御部16は、それらのプログラムを実行することにより、生徒端末10b全体を制御する。また、記憶部14は、制御部16が様々な処理を実行する際の作業メモリとして機能する。例えば、タッチセンサ15が取得した解答の電子データは、一時的に記憶部14に保存される。
タッチセンサ15は、表示部17上に設けられており、解答者のタッチペン10cによる入力やタッチを検出する。タッチセンサ15が入力やタッチを検出することにより、解答者が入力した内容が電子データとして取得される。表示部17は、生徒端末10bの前面に設けられる液晶パネルなどであり、判定テスト及び個別復習問題などの各種テストの問題や解答フォームなどを表示する。
制御部16は、CPUなどのプロセッサ(コンピュータ)により構成され、生徒端末10bの各構成要素を制御する。例えば、クラスの各生徒が生徒端末10bを利用してテストを行う場合、制御部16は、通信部13により、テストの問題や解答フォームなどを表示するための表示データD3を、接続デバイス12を介して管理サーバ20から受信する。また、制御部16は、通信部13により、各生徒の解答情報を示す記入データD1を、接続デバイス12を介して管理サーバ20に送信する。さらに、制御部16は、個別復習問題の終了後、管理サーバ20から接続デバイス12を介して送信される表示データD3に基づき、判定テスト及び個別復習問題の結果を踏まえたコメント(アドバイス)を示す画面(「コメント画面」とも呼ぶ。)を表示部17に表示する。
図2(B)は、管理サーバ20の構成を示すブロック図である。管理サーバ20は、通信部21と、記憶部22と、制御部23とを備える。なお、これらの構成要素と、テスト情報DB24と、テスト結果DB28とは、バス29を介して相互に接続されている。
通信部21は、ネットワーク5を通じて生徒側の接続デバイス12及び教師側の教師端末30と通信を行うための通信ユニットである。
記憶部22は、RAM、ROMなどのメモリにより構成される。記憶部22には、制御部23により実行される様々な処理のプログラムが記憶される。また、記憶部22は、分析結果テーブル「TA」と、コメント決定テーブル「TC」とを記憶する。分析結果テーブルTAは、判定テストの分析結果と、分析結果に応じて実施すべき個別復習問題とを対応付けたテーブル情報である。コメント決定テーブルTCは、コメント画面において表示するコメントを決定する際に参照されるテーブル情報である。分析結果テーブルTA及びコメント決定テーブルTCの具体例については、[データ構造]のセクションで説明する。
制御部23は、CPUなどのコンピュータにより構成され、管理サーバ20の各構成要素を制御する。例えば、制御部23は、通信部21が生徒側の接続デバイス12から受信した記入データD1から、生徒が記入したストロークを抽出する。また、制御部23は、解答欄に記入されたストロークに対して文字認識処理(OCR:Optical Character Recognition)を行い、後述のテスト情報DB24に記憶された正答情報と比較することで、解答の正否判定などの自動採点も行う。なお、このような自動採点技術については、種々の文献において提案されている。また、制御部23は、後述するテスト情報DB24及びテスト結果DB28を参照することで、教師端末30に供給する表示データD2と、生徒端末10bに供給する表示データD3とをそれぞれ生成する。
また、制御部23は、判定テストに対する各生徒の解答結果(解答時の記述状況及び採点結果等を含む)に対して分析を行う。そして、制御部23は、その分析結果と、分析結果テーブルTAとに基づき、各生徒が実施すべき個別復習問題を決定し、決定した個別復習問題を各生徒に提供する。個別復習問題の提供方法として、例えば、制御部23は、生徒毎に決定した個別復習問題を表示するための表示データD3を、対応する生徒の生徒端末10bに送信することで、個別復習問題を書込み可能な態様により生徒端末10bに表示させる。他の例では、制御部23は、デジタルペン10aの専用用紙を印刷する不図示の印刷機に個別復習問題の印刷指示を行う。この場合、例えば、教師は、印刷された個別復習問題の各々を、実施すべき各生徒に配布し、デジタルペン10aにより各生徒に解答させる。なお、生徒端末10b又は教師端末30が個別復習問題の電子データを管理サーバ20から受信し、デジタルペン10aの専用用紙を印刷する不図示の印刷機に個別復習問題の印刷指示を行ってもよい。その後、生徒は、生徒端末10b上で又はデジタルペン10aを用いて、個別復習問題に対する解答を行う。この場合、個別復習問題に関する解答情報は、記入データD1として、デジタルペン10a又は生徒端末10bから管理サーバ20に供給される。
なお、制御部23は、「選択手段」、「生成手段」、「取得手段」、「認識手段」、「表示手段」、及びプログラムを実行するコンピュータの一例である。
テスト情報DB24は、生徒に実施させるテスト(判定テスト及び個別復習問題を含む)に関する情報であるテスト情報を記憶している。テスト情報は、テストの問題情報、正答情報、設問ごとの単元(カテゴリ)を示す単元情報、設問ごとに解答者に必要とされる能力(「必要能力」とも呼ぶ。)を示す必要能力情報、及び設問ごとの難易度を示す難易度情報などを含んでいる。また、テスト情報には、生徒端末10bが表示すべきテストの表示データ、及び、表示するテストにおける解答欄の領域を特定する情報などがさらに含まれてもよい。
テスト結果DB28は、過去に実施されたテストの解答結果に関する情報であるテスト結果情報を、テストを実施した生徒の識別情報等と関連付けて記憶している。テスト結果DB28は、テストの実施日時ごとに、テストを実施した各生徒に対応するテスト結果情報を記憶している。テスト結果情報は、例えば、テストの実施日に関する情報、テストを実施した生徒の識別情報、当該生徒の解答を示す解答情報(解答の筆跡を再現するためのストローク情報も含む)、及び設問毎の正誤情報又は得点情報を含む。また、テスト結果情報は、生徒による各テストの解答時の記述状況に関する情報(「記述状況情報」とも呼ぶ。)を含んでいる。
ストローク情報は、例えば、答案内における各ストロークの位置情報、及び、当該ストロークが記入された時刻情報を少なくとも含む。また、ストローク情報は、消去されたストロークに関する情報であってもよい。この場合、ストローク情報は、例えば、消去されたストロークを特定する情報(例えば位置情報)と、当該ストロークが消去された時刻情報とを含む。記述状況情報は、記入データD1から抽出されたストローク情報を解析することで得られる情報であり、例えば、ストロークごとの記入時間、各ストロークの書き終わりから次のストロークの書き始めまでの停滞時間、記入されたストローク数(「書込量」とも呼ぶ。)、消去されたストローク数(「消去量」とも呼ぶ。)などの情報を含む。
なお、テスト情報DB24及びテスト結果DB28は、記憶部22又は管理サーバ20に接続されたハードディスクなどの外部記憶装置に記憶されてもよく、フラッシュメモリなどの着脱自在な記憶媒体に記憶されてもよい。さらに別の例では、テスト情報DB24及びテスト結果DB28は、管理サーバ20とデータ通信を行うサーバ装置に記憶されてもよい。また、テスト情報DB24及びテスト結果DB28は、夫々分散して別々の装置に記憶されてもよい。
図2(C)は、教師端末30の構成を示すブロック図である。教師端末30は、通信部33と、記憶部34と、入力部35と、制御部36と、表示部37とを備える。なお、これらの構成要素は、バス39を介して相互に接続されている。
通信部33は、制御部36の制御に基づき、管理サーバ20等と通信を行い、表示データD2の要求及び受信などを行う。記憶部34は、RAM、ROMなどのメモリにより構成される。記憶部34には、制御部36により実行される様々な処理のプログラムが記憶される。制御部36は、それらのプログラムを実行することにより、教師端末30の全体を制御する。また、記憶部34は、制御部36が様々な処理を実行する際の作業メモリとして機能する。入力部35は、表示する画面などを教師端末30の利用者である教師が指定するための入力デバイスであり、例えば、キーボード、マウス、タッチセンサ、音声入力装置などが該当する。
制御部36は、CPUなどのコンピュータにより構成され、教師端末30の各構成要素を制御する。例えば、制御部36は、通信部33を介し、入力部35によるユーザ入力に基づき表示データD2の要求信号を管理サーバ20に送信し、その応答として管理サーバ20から表示データD2を受信する。そして、制御部36は、受信した表示データD2に基づき、各種画面を表示部37に表示する。
[データ構造]
図3は、分析結果テーブルTAのデータ構造の一例である。図3に示す分析結果テーブルTAは、「分析結果カテゴリ」、「個別復習問題」、及び「難易度」の各項目を有する。
「分析結果カテゴリ」は、判定テストの解答結果に対する分析結果のカテゴリを示す。ここでは、分析結果カテゴリは、アルファベットに表され、少なくとも、「A」〜「Q」に分類される。管理サーバ20は、テスト結果DB28に記憶された判定テストのテスト結果情報を参照し、所定のアルゴリズムに基づき、判定テストを受けた生徒毎に分析結果カテゴリを決定する。この場合、管理サーバ20は、判定テストの総合得点、必要能力別の得点、難易度別の得点、単元別の得点等のうち少なくとも1つの指標に基づき、分析結果カテゴリを決定する。この場合、例えば、管理サーバ20は、これらの指標の値域と、決定すべき分析結果カテゴリとを対応付けたマップ又はテーブルを予め記憶しておき、当該マップ又はテーブルを参照することで、分析結果カテゴリを決定する。他の例では、管理サーバ20は、深層学習などを利用して学習されたモデルを用いて、分析結果カテゴリを決定する。この場合、上述のモデルは、判定テストの総合得点、必要能力別の得点、難易度別の得点、単元別の得点等の指標が入力された場合に適切な分析結果カテゴリを出力するように学習され、学習により得られたパラメータは予め記憶部22等に記憶されている。
「個別復習問題」は、対応する分析結果カテゴリに属する判定テストの解答結果となった生徒が実行すべき個別復習問題を特定する情報を示す。ここでは、一例として、「個別復習問題」には、個別復習問題のファイル名が記録されている。分析結果テーブルTAに示された各個別復習問題のファイルは、テスト情報DB24に記憶されている。
「難易度」は、対応する個別復習問題の難易度を示す。図3の例では、上述の難易度は、基礎レベルを示す「1」、標準レベルを示す「2」、及び応用レベルを示す「3」の3段階存在している。
このように、個別復習問題が難易度毎に予め用意されており、管理サーバ20は、図3に示すような分析結果テーブルTAを参照することで、判定テストを受けた各生徒に個別に提供すべき個別復習問題を、好適に決定することができる。
なお、管理サーバ20は、分析結果テーブルTAを参照して個別復習問題を決定する代わりに、深層学習などを利用して学習されたモデルを用いて、判定テストのテスト結果情報又は分析結果カテゴリから個別復習問題を決定してもよい。この場合、上述のモデルは、テスト結果情報が示す各指標又は分析結果カテゴリが入力された場合に適切な個別復習問題を出力するように学習される。そして、学習により得られたパラメータは、個別復習問題の決定時に管理サーバ20が参照できるように予め記憶部22に記憶される。
図4は、コメント決定テーブルTCのデータ構造の一例である。図4に示すコメント決定テーブルTCは、「コメント表示条件」及び「コメント」の各項目を有する。
「コメント」は、対応するコメント表示条件が満たされた時に出力すべきコメントを示す。
「コメント表示条件」は、判定テストのテスト結果情報又は個別復習問題のテスト結果情報に含まれる、成績又は記述状況を表す指標のうち、少なくとも1つの指標に基づく条件が規定されている。成績を表す指標は、例えば、判定テスト又は個別復習問題に関する総合得点、必要能力別の得点、単元別の得点、難易度別の得点などが該当し、記述状況を表す指標は、例えば、判定テスト又は個別復習問題における書込量、停滞時間、消去量などが該当する。
また、コメント決定テーブルTCには、個別復習問題の難易度に応じたコメント表示条件が含まれている。そして、このようなコメント表示条件に対応するコメントは、個別復習問題の難易度を勘案したコメントとなっている。例えば、コメント決定テーブルTCの1番目のコメント表示条件「難易度1又は2の個別復習問題の総合得点が80点以上」の場合、管理サーバ20は、対象の生徒が取り組んだ個別復習問題の難易度と、当該個別復習問題の総合得点とに基づき、コメント表示条件の成否を判定する。そして、管理サーバ20は、このコメント表示条件が満たされると判定した場合、「基礎はマスターしましたので、応用問題を次に取り組みましょう」とのコメント(即ち個別復習問題の難易度を加味したコメント)を出力する。
また、コメント決定テーブルTCには、判定テストにおける記述状況を表す指標と、個別復習問題における記述状況を表す指標との比較結果に関する条件を示すコメント表示条件が含まれている。そして、このようなコメント表示条件に対応するコメントは、判定テストと個別復習問題との両方の記述状況を勘案したコメントとなっている。例えば、コメント決定テーブルTCの3番目のコメント表示条件「消去量が50%以上減、又は、停滞時間が50%以上短縮」の場合、管理サーバ20は、判定テストと個別復習問題の各々におけるストロークの消去量と停滞時間とを比較する。そして、管理サーバ20は、個別復習問題での消去量が判定テストでの消去量に対して50%以上減少するか、個別復習問題での停滞時間が判定テストでの停滞時間に対して50%以上短縮した場合、対象のコメント表示条件が満たされたと判定する。そして、この場合、管理サーバ20は、「円滑に問題を解けるようになっています」(即ち判定テストの解答時よりも個別復習問題の解答時の方が円滑に解答を行っている)とのコメントを出力する。
同様に、コメント決定テーブルTCには、判定テストにおける成績を表す指標と、個別復習問題における成績を表す指標との比較結果に関する条件を示すコメント表示条件が含まれている。そして、このようなコメント表示条件に対応するコメントは、判定テストと個別復習問題との両方の成績を勘案したコメントとなっている。例えば、コメント決定テーブルTCの5番目のコメント表示条件「総合得点が20点以上上昇」の場合、管理サーバ20は、判定テストと個別復習問題の各々における総合得点を比較する。そして、管理サーバ20は、個別復習問題での総合得点が判定テストでの総合得点に対して20点以上上昇した場合、対象のコメント表示条件が満たされたと判定する。そして、この場合、管理サーバ20は、「確実にこの分野に対する理解度が向上しています。この調子で学習を継続しましょう。」とのコメントを出力する。
このように、コメント決定テーブルTCには、判定テストと個別復習問題との結果の比較に基づくコメント表示条件と、判定テストと個別復習問題との両方の結果を勘案したコメントとが関連付けられている。これにより、管理サーバ20は、判定テストの解答時と比較した個別復習問題の解答時での各生徒の学習状況の遷移を踏まえたコメント等を、好適に各生徒に提供することができる。
なお、管理サーバ20は、コメント決定テーブルTCを参照してコメント画面に表示するコメントを決定する代わりに、深層学習などを利用して学習されたモデルを用いて、上述のコメントを決定してもよい。この場合、上述のモデルは、例えば、判定テスト及び個別復習問題のテスト結果情報が示す成績の指標及び記述状況の指標が入力された場合に適切なコメントを出力するように学習される。そして、学習により得られたパラメータは、コメント画面の表示データD3の生成時に管理サーバ20が参照できるように予め記憶部22に記憶される。
[コメント画面の表示]
図5は、コメント画面の表示例である。管理サーバ20は、判定テストである第2回単元テスト後に実施された個別復習問題の実施後、第2回単元テスト及び個別復習問題に対応するテスト結果情報に基づき、図5に示すコメント画面の表示データD3を生成する。そして、生徒端末10bは、管理サーバ20から供給される表示データD3に基づき、図5に示すコメント画面を表示する。
図示のように、管理サーバ20は、コメント画面上に、第1表示領域41と、第2表示領域42と、コメント表示領域43とを設けている。なお、管理サーバ20は、生徒端末10bからコメント画面の表示要求を受信する前後において行うログイン認証等に基づき、生徒端末10bのユーザが1年A組の「大日本 太郎」であることを認識する。対象の生徒である「大日本 太郎」は、第2回単元テスト後に提供された個別復習問題(ここでは、難易度2かつ判断力を要する設問を中心に構成したテスト)の解答を行い、その後に生徒端末10bにコメント画面を表示させる操作を行っている。
管理サーバ20は、第1表示領域41上に、対象の生徒の個別復習問題の解答結果に関する情報を表示する。ここでは、管理サーバ20は、第2回単元テストの解答結果に応じて選定された個別復習問題のテスト結果情報をテスト結果DB28から抽出し、当該テスト結果情報から第1表示領域41の表示データを生成する。具体的には、管理サーバ20は、テスト結果DB28に記憶される対象の生徒の個別復習問題のテスト結果情報に基づき、第1表示領域41上に、成績表示欄51と、記述状況表示欄52とを表示する。
成績表示欄51は、対象の生徒の個別復習問題の成績を示す各指標を表示する。具体的には、成績表示欄51は、個別復習問題に対する対象の生徒の総合得点を示す「総合」フィールドと、3つの必要能力別の評価を示す「必要能力別評価」フィールドとを有する。また、「必要能力別評価」フィールドは、必要能力毎に設けられた各サブフィールド「標準学習力」、「判断力」、「思考力」を有する。ここでは、必要能力別評価は、評価が高い順に「A」、「B」、「C」の3段階の指標により表される。この場合、例えば、管理サーバ20は、上述のテスト結果情報と、テスト情報DB24に記憶された個別復習問題のテスト情報とに基づき、必要能力別の個別復習問題の設問ごとの配点及び得点を認識し、対象の生徒の必要能力別の得点率(偏差値等の他の指標であってもよい)を算出する。そして、管理サーバ20は、算出した必要能力別の得点率に基づき、「標準学習力」、「判断力」、「思考力」に夫々対応する必要能力別評価を決定する。
記述状況表示欄52は、対象の生徒の個別復習問題の解答時の記述状況を示す各指標を表示する。具体的には、記述状況表示欄52は、「書込量」、「停滞時間」、及び「消去量」の各フィールドを有する。フィールド「書込量」は、個別復習問題における書込量(書込みストローク数)の合計を示す。フィールド「停滞時間」は、個別復習問題における停滞時間(ストロークの書き終わりから次のストロークの書き始めまでの時間)の合計を示す。フィールド「消去量」は、個別復習問題における消去量(消去ストローク数)の合計を示す。管理サーバ20は、テスト結果DB28に記憶された対象の生徒の個別復習問題に対する記述状況情報に基づき、これらの各フィールドに表示すべき内容を決定する。
また、管理サーバ20は、第2表示領域42上に、対象の生徒の第2回単元テストの解答結果に関する情報を表示する。具体的には、管理サーバ20は、テスト結果DB28に記憶される対象の生徒の第2回単元テストのテスト結果情報に基づき、第2表示領域42上に、対象の生徒の第2回単元テストの成績を示す成績表示欄53と、対象の生徒の第2回単元テストの解答時の記述状況を示す記述状況表示欄54とを表示する。
さらに、管理サーバ20は、対象の生徒の個別復習問題の解答結果及び第2回単元テストの解答結果に基づく対象の生徒に向けたコメントを生成し、当該コメントをコメント表示領域43内に表示している。この場合、例えば、管理サーバ20は、対象の生徒の個別復習問題及び第2回単元テストの各解答結果を示す成績の指標及び記述状況の指標と、個別復習問題の難易度とに基づき、図4のコメント決定テーブルTCに記されたコメント表示条件の成否を判定する。そして、管理サーバ20は、成立するコメント表示条件と対応付けられたコメントをコメント決定テーブルTCから抽出し、コメント表示領域43に並べて表示する。
例えば、管理サーバ20は、個別復習問題での消去量(0ストローク)が第2回単元テストでの消去量(23ストローク)と比べて50%以上減少し、停滞時間も50%以上減少(ここでは140秒から40秒に減少)したことを認識する。よって、この場合、管理サーバ20は、コメント決定テーブルTCの3つ目のレコードのコメント表示条件が満たされたと判定し、コメント決定テーブルTCの3つ目のレコードのコメントを出力する。他の例では、管理サーバ20は、個別復習問題での判断力に関する必要能力別評価(「A」)が第2回単元テストでの評価(「C」)と比べて改善したことから、図4に示すコメント決定テーブルTCの4つ目のレコードのコメント表示条件が満たされたと判定する。よって、この場合、管理サーバ20は、コメント決定テーブルTCの4つ目のレコードのコメントを出力する。
さらに別の例では、管理サーバ20は、個別復習問題での総合得点(95点)が第2回単元テストでの総合得点(65点)よりも20点以上上昇していることから、コメント決定テーブルTCの5つ目のレコードのコメント表示条件が満たされたと判定する。よって、この場合、管理サーバ20は、コメント決定テーブルTCの5つ目のレコードのコメントを出力する。さらに別の例では、管理サーバ20は、対象の個別復習問題の難易度が1又は2であり、かつ、個別復習問題の総合得点が80点以上(95点)であることから、コメント決定テーブルTCの1つ目のレコードのコメント表示条件が満たされたと判定する。よって、この場合、管理サーバ20は、コメント決定テーブルTCの1つ目のレコードのコメントを出力する。
このように、管理サーバ20は、対象の生徒に対し、判定テストの解答結果と個別復習問題の難易度及び解答結果とを踏まえたコメントを、これらの解答結果を示す各指標と共に、好適に提示することができる。
[処理フロー]
図6は、本実施形態において管理サーバ20が実行する生徒へのコメント画面の表示に関する処理手順を示すフローチャートの一例である。管理サーバ20は、図6に示す処理を、例えば、対象の生徒が受けた判定テストの解答結果を示すテスト結果情報がテスト結果DB28に登録された後に実行する。
まず、管理サーバ20は、対象の生徒が受けた判定テストの解答結果の分析を行う(ステップS11)。この場合、管理サーバ20は、対象の生徒の判定テストに関するテスト結果情報をテスト結果DB28から抽出し、当該テスト結果情報に基づき、分析結果カテゴリを決定する。
次に、管理サーバ20は、ステップS11での分析結果に基づき、対象の生徒が個別に取り組むべき個別復習問題を決定する(ステップS12)。この場合、管理サーバ20は、例えば図3に示される分析結果テーブルTAを参照し、ステップS11で決定した分析結果カテゴリから、対象の生徒が取り組むべき個別復習問題を決定する。そして、管理サーバ20は、決定した個別復習問題のファイルをテスト情報DB24から抽出し、対象の生徒の生徒端末10bへ配信すること等により、対象の生徒に個別復習問題を提供する。その後、対象の生徒が個別復習問題の解答を行い、当該解答を示す記入データD1を管理サーバ20が受信する。管理サーバ20は、受信した記入データD1に基づき、対象の生徒の個別復習問題に対する解答結果を示すテスト結果情報を生成し、生成したテスト結果情報をテスト結果DB28に蓄積する。
その後、管理サーバ20は、個別復習問題に関するコメント画面の表示要求があるか否か判定する(ステップS13)。この場合、管理サーバ20は、対象の生徒の生徒端末10bから、コメント画面の表示を指示する表示要求を受信したか否か判定する。
そして、管理サーバ20は、個別復習問題に関するコメント画面の表示要求がある場合(ステップS13;Yes)、判定テストと個別復習問題の各解答結果等に基づき、対象の生徒に対するコメントを生成する(ステップS14)。この場合、まず、管理サーバ20は、対象の生徒の個別復習問題の解答結果であるテスト結果情報と、対象の生徒の判定テストの解答結果であるテスト結果情報とをテスト結果DB28から取得する。そして、管理サーバ20は、取得したテスト結果情報が示す成績の指標及び記述状況の指標に基づき、コメント決定テーブルTCを参照することで、対象の生徒に向けたコメントを生成する。この場合、管理サーバ20は、好適には、個別復習問題の難易度も考慮して上述のコメントを生成する。
そして、管理サーバ20は、ステップS14で生成したコメントに基づくコメント画面の表示処理を実行する(ステップS15)。例えば、管理サーバ20は、ステップS14で生成したコメントと対象の生徒の判定テスト及び個別復習問題の解答結果とを示すコメント画面の表示データD3を生成し、当該表示データD3を対象の生徒の生徒端末10bへ送信する。この場合、生徒端末10bは、受信した表示データD3に基づき、コメント画面を表示する。
このように、管理サーバ20は、各生徒に適した個別復習問題の提供及び個別復習問題の取組後の各生徒への個別のコメントの提供により、個々の生徒の理解度や学習状況に応じた学習支援を好適に行うことができる。
[変形例]
次に、上述の実施形態に好適な変形例について説明する。以下の変形例は、任意に組み合わせて上述の実施形態に適用してもよい。
(変形例1)
図1の教育支援システム100の構成例は一例であり、本発明が適用可能な構成はこれに限定されない。例えば、教師端末30は、コメント画面の表示データD3を管理サーバ20の代わりに生成してもよい。
図7は、教育支援システム100xの構成例を示す。図示のように、生徒側の構成は図1と同様であるが、接続デバイス12はネットワーク5を通じて教師端末30へ記入データD1を送信する。教師端末30には、テスト情報DB24及びテスト結果DB28が接続されており、教師端末30は、管理サーバ20が行っていた処理を実行する。例えば、教師端末30は、テスト情報DB24及びテスト結果DB28を参照して図6に示すフローチャートの処理を行うことで、コメント画面の表示処理を実行する。これにより、教師端末30は、コメント画面などの表示データD3を生徒端末10bに供給し、生徒端末10bにコメント画面を好適に表示させることができる。この例では、教師端末30は、「情報処理装置」として機能する。
他の例では、生徒端末10bは、コメント画面の表示データを管理サーバ20の代わりに自ら生成してもよい。この場合、生徒端末10bは、テスト情報DB24及びテスト結果DB28を参照可能であり、テスト情報DB24及びテスト結果DB28を参照して図6に示すフローチャートの処理を行うことで、コメント画面の表示処理を実行する。この場合、生徒端末10bは、テスト情報DB24及びテスト結果DB28を直接参照可能であってもよく、各処理に必要なテスト情報DB24及びテスト結果DB28のデータを、管理サーバ20から受信してもよい。この例では、生徒端末10bは、「情報処理装置」として機能する。
(変形例2)
生徒端末10bに代えて、又はこれに加えて、教師端末30がコメント画面を表示してもよい。この場合、教師端末30は、特定の生徒を指定したコメント画面の表示要求を管理サーバ20に送信し、その応答として受信する表示データD2に基づき、対象の生徒のコメント画面を表示する。この態様によれば、教師は、コメント画面を参照し、生徒の学習状況を好適に把握することができる。
(変形例3)
管理サーバ20は、生成したコメントをコメント画面上に表示する代わりに、当該コメントの情報を教師端末30に送信してもよい。この場合、教師端末30を使用する教師は、管理サーバ20から供給される各生徒に対するコメントを印刷して各生徒に配布してもよい。また、管理サーバ20は、コメントの生成後、当該コメントを含む電子メール等を、対象となる生徒に配信してもよい。この態様においても、管理サーバ20は、判定テスト及び個別復習問題の解答結果に応じた個別のコメントを、各生徒に好適に提供することができる。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。すなわち、本願発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
5 ネットワーク
10 記入デバイス
10a デジタルペン
10b 生徒端末
10c タッチペン
12 接続デバイス
20 管理サーバ
30 教師端末
100、100x 教育支援システム

Claims (10)

  1. テストに対する生徒の解答結果に基づき、当該生徒が取り組む復習問題を選択する選択手段と、
    前記テストに対する前記生徒の解答結果と、前記復習問題に対する前記生徒の解答結果とに基づき、前記生徒に提供するコメントを生成する生成手段と、
    を有する情報処理装置。
  2. 前記選択手段は、難易度毎に用意された前記テストに対する復習用の問題から、前記テストに対する前記生徒の解答結果に基づき、前記復習問題を選択する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記生成手段は、前記テストに対する前記生徒の解答結果と、前記復習問題に対する前記生徒の解答結果と、前記復習問題の難易度とに基づき、前記コメントを生成する、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記生成手段は、前記テストに対する前記生徒の成績と、前記復習問題に対する前記生徒の成績との比較結果に基づき、前記コメントを生成する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記成績は、解答に必要となる能力別の前記生徒の成績を含む、請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記生成手段は、前記テストに対する前記生徒の解答時の記述状況と、前記復習問題に対する前記生徒の解答時の記述状況との比較結果に基づき、前記コメントを生成する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記テスト又は復習問題に対する解答の筆跡を表すストロークの位置を示す位置情報と、当該ストロークの記入時刻を示す時刻情報とを含むストローク情報を取得する取得手段と、
    前記ストローク情報に基づき、前記記述状況を認識する認識手段と、
    を有する、請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記コメントを、前記テストに対する前記生徒の解答結果、及び、前記復習問題に対する前記生徒の解答結果と共に表示する表示手段をさらに有する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 情報処理装置が実行する制御方法であって、
    テストに対する生徒の解答結果に基づき、当該生徒が取り組む復習問題を選択し、
    前記テストに対する前記生徒の解答結果と、前記復習問題に対する前記生徒の解答結果とに基づき、前記生徒に提供するコメントを生成する、制御方法。
  10. テストに対する生徒の解答結果に基づき、当該生徒が取り組む復習問題を選択する選択手段と、
    前記テストに対する前記生徒の解答結果と、前記復習問題に対する前記生徒の解答結果とに基づき、前記生徒に提供するコメントを生成する生成手段
    としてコンピュータを機能させる、プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015114658A (ja) * 2013-12-14 2015-06-22 芳実 村田 テストと復習を一体化した学力計測装置及び学習自動管理システム
JP2017173418A (ja) * 2016-03-22 2017-09-28 株式会社ベネッセコーポレーション 学習支援システム、プログラム、情報処理方法、及び情報処理装置
JP2018163205A (ja) * 2017-03-24 2018-10-18 大日本印刷株式会社 学習支援装置及びプログラム

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