JP2021056172A - 診断装置、診断システム、及び診断方法 - Google Patents
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- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
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Abstract
Description
図1は、実施の形態1の診断システムを示す図である。診断システムは、診断装置100、及び電気機器200,201,201a,202,202aを含む。診断システムは、ブレーカー300を含んでもよい。ここで、例えば、電気機器は、空気調和機、照明機器などである。なお、例えば、空気調和機は、室内機である。
電気機器200,201,201a,202,202aは、ブレーカー300から出力された電気を、接続線を介して、受け付けることができる。なお、接続線は、ケーブルとも言う。
図2は、実施の形態1の診断装置の構成を示す機能ブロック図である。診断装置100は、記憶部110、入力部120、取得部130、計測部140、算出部150、判定部160、及び出力部170を有する。
また、入力部120及び出力部170の一部又は全部は、タッチパネルとディスプレイによって実現してもよい。
入力部120は、入力画面を介して、ユーザの入力操作を受け付ける。ここで、入力画面を例示する。
取得部130は、種類毎の電気機器の数を取得する。詳細には、取得部130は、入力部120を介して、機器名と機器数との対応関係を示す情報を取得する。例えば、取得部130は、機器Aの数が1つであることを示す情報を取得する。また、例えば、取得部130は、機器Bの数が5つであることを示す情報を取得する。取得部130は、機器名と機器数との対応関係を示す情報を記憶部110に格納する。
また、取得部130は、診断装置100に接続可能な外部装置を介して、種類毎の電気機器の数を取得してもよい。
判定部160は、システムインピーダンスZと合成インピーダンスZnとを用いて、接続線が正常であるか否かを判定する。
出力部170は、判定の結果を出力する。例えば、診断装置100がディスプレイを有している場合、出力部170は、判定の結果をディスプレイに出力する。これにより、ユーザは、判定の結果を認識することができる。
図5は、実施の形態1の診断装置が実行する処理の例を示すフローチャートである。
(ステップS11)取得部130は、入力部120を介して、機器名と機器数との対応関係を示す情報を取得する。取得部130は、機器名と機器数との対応関係を示す情報を記憶部110に格納する。
ここで、ユーザが開始ボタン121bを押下したとする。
(ステップS13)算出部150は、機器名と機器数との対応関係を示す情報と各電気機器のインピーダンスを記憶部110から取得する。
算出部150は、式(1)を用いて、合成インピーダンスZnを算出する。なお、式(1)に示す機器Aの数は、ユーザが入力欄121aに入力した機器Aの数である。式(1)に示す機器Bの数は、ユーザが入力欄121aに入力した機器Bの数である。式(1)に示す機器Aのインピーダンスは、インピーダンステーブル111に登録されている機器Aのインピーダンスである。式(1)に示す機器Bのインピーダンスは、インピーダンステーブル111に登録されている機器Bのインピーダンスである。
接続線が正常であると判定された場合、処理は、ステップS15に進む。
“Zn<Z”である場合、判定部160は、断線していると判定する。また、“Zn<Z”である場合、判定部160は、ユーザが入力した機器数が少ないと判定してもよい。
“K<Z<Zn”である場合、判定部160は、ユーザが入力した機器数が電気機器200などの数よりも多いと判定する。すなわち、判定部160は、ユーザが入力した機器数が実際に存在する電気機器の数よりも多いと判定する。なお、Kは、短絡が発生しているかを判定するための値である。Kは、判定値とも言う。Kは、予め決められた数である。例えば、Kは、200[Ω]である。なお、Kは、記憶部110に格納されていてもよい。
“Z<K”である場合、判定部160は、短絡が発生していると判定する。
異常と判定された後の処理が終了した後、処理は、ステップS16に進む。
(ステップS16)出力部170は、異常であることを示す画面を出力する。そして、処理は、終了する。
図6(A),(B)は、判定の結果を示す画面の具体例を示す図である。図6(A)は、正常であることを示す画面171を示している。
図6(B)は、異常であることを示す画面172を示している。詳細には、画面172は、判定の結果が断線であることを示している。また、画面172は、ユーザが入力した機器数、システムインピーダンスZ、及び合成インピーダンスZnを含む。このように、出力部170は、接続線が異常であると判定された場合、システムインピーダンスZと合成インピーダンスZnとを出力する。ユーザは、画面172を確認することで、システムインピーダンスZと合成インピーダンスZnとの乖離度合を認識できる。
次に、実施の形態2を説明する。実施の形態2では、実施の形態1と相違する事項を主に説明する。そして、実施の形態2では、実施の形態1と共通する事項の説明を省略する。実施の形態2は、図1〜6を参照する。実施の形態2では、診断の精度を向上させる技術を提供する。
ユーザは、入力欄121cに数値Nを入力する。数値Nは、接続線が正常であるか否かを判定する際に、用いられる。ここで、合成インピーダンスZnを算出する際に用いられる式(1)は、接続線のインピーダンスを考慮していない。すなわち、式(1)は、経路のインピーダンスを考慮していない。そこで、接続線のインピーダンスに対応する値として、数値Nが用いられる。そして、数値Nを用いることで、診断装置100は、診断の精度を向上させることができる。
数値Nには、0から1までの間の数値が設定される。すなわち、ユーザは、0から1までの間の数値を入力欄121cに入力する。
具体的には、“Zn×(1−N)≦Z<Zn×(N+1)”が満たされる場合、判定部160は、接続線が正常であると判定する。“Zn×(1−N)≦Z<Zn×(N+1)”が満たされない場合、判定部160は、接続線が異常であると判定する。
接続線が正常であると判定された場合、処理は、ステップS15に進む。
“Zn×(N+1)<Z”が満たされる場合、判定部160は、断線していると判定する。また、“Zn×(N+1)<Z”が満たされる場合、判定部160は、ユーザが入力した機器数が少ないと判定してもよい。
“K<Z<Zn×(1−N)”である場合、判定部160は、ユーザが入力した機器数が電気機器200などの数よりも多いと判定する。すなわち、判定部160は、ユーザが入力した機器数が実際に存在する電気機器の数よりも多いと判定する。
“Z<K”である場合、判定部160は、短絡が発生していると判定する。
異常と判定された後の処理が終了した後、処理は、ステップS16に進む。
Claims (18)
- 接続線と複数の種類の電気機器とを含むシステムの前記接続線を診断する診断装置であって、
前記複数の種類の電気機器のそれぞれのインピーダンスを記憶する記憶部と、
種類毎の電気機器の数を取得する取得部と、
前記システムのインピーダンスであるシステムインピーダンスを計測する計測部と、
前記複数の種類の電気機器のそれぞれのインピーダンスと、前記数とを用いて、合成インピーダンスを算出する算出部と、
前記システムインピーダンスと前記合成インピーダンスとを用いて、前記接続線が正常であるか否かを判定する判定部と、
を有する診断装置。 - 前記計測部は、前記システムインピーダンスを計測する場合、前記複数の種類の電気機器が動作しない電圧値及び電流値を用いて、前記システムインピーダンスを計測する、
請求項1に記載の診断装置。 - 前記判定部は、前記システムインピーダンスと前記合成インピーダンスとが同じ値の場合、前記接続線が正常であると判定する、
請求項1又は2に記載の診断装置。 - 前記判定部は、前記システムインピーダンスと前記合成インピーダンスとが異なる場合、前記接続線が異常であると判定する、
請求項1又は2に記載の診断装置。 - 前記判定部は、前記合成インピーダンスが前記システムインピーダンスよりも小さい場合、断線していると判定する、
請求項4に記載の診断装置。 - 前記記憶部は、短絡が発生しているかを判定するための値である判定値を記憶し、
前記判定部は、前記合成インピーダンスが前記システムインピーダンスよりも大きい、かつ前記システムインピーダンスが前記判定値よりも大きい場合、前記数が前記複数の種類の電気機器の数よりも多いと判定する、
請求項4に記載の診断装置。 - 前記記憶部は、短絡が発生しているかを判定するための値である判定値を記憶し、
前記判定部は、前記判定値が前記システムインピーダンスよりも大きい場合、短絡が発生していると判定する、
請求項4に記載の診断装置。 - 判定の結果を出力する出力部をさらに有する、
請求項3又は4に記載の診断装置。 - 前記出力部は、前記接続線が異常であると判定された場合、前記システムインピーダンスと前記合成インピーダンスとを出力する、
請求項8に記載の診断装置。 - 前記取得部は、第1の値を取得し、
前記判定部は、前記システムインピーダンス、前記合成インピーダンス、及び前記第1の値を用いて、前記接続線が正常であるか否かを判定する、
請求項1又は2に記載の診断装置。 - 前記判定部は、前記合成インピーダンスと前記第1の値とに基づく値が前記システムインピーダンスよりも小さい場合、断線していると判定する、
請求項10に記載の診断装置。 - 前記記憶部は、短絡が発生しているかを判定するための値である判定値を記憶し、
前記判定部は、前記合成インピーダンスと前記第1の値とに基づく値が前記システムインピーダンスよりも大きく、前記システムインピーダンスが前記判定値よりも大きい場合、前記数が前記複数の種類の電気機器の数よりも多いと判定する、
請求項10に記載の診断装置。 - 前記記憶部は、短絡が発生しているかを判定するための値である判定値を記憶し、
前記判定部は、前記判定値が前記システムインピーダンスよりも大きい場合、短絡が発生していると判定する、
請求項10に記載の診断装置。 - 判定の結果を出力する出力部をさらに有する、
請求項10に記載の診断装置。 - 前記出力部は、前記接続線が異常であると判定された場合、前記システムインピーダンスと前記合成インピーダンスとを出力する、
請求項14に記載の診断装置。 - 前記取得部は、前記第1の値を入力可能な画面を介して、前記第1の値を取得する、
請求項10に記載の診断装置。 - 複数の種類の電気機器と、
接続線と前記複数の種類の電気機器とを含むシステムの前記接続線を診断する診断装置と、
を含み、
前記診断装置は、
前記複数の種類の電気機器のそれぞれのインピーダンスを記憶する記憶部と、
種類毎の電気機器の数を取得する取得部と、
前記システムのインピーダンスであるシステムインピーダンスを計測する計測部と、
前記複数の種類の電気機器のそれぞれのインピーダンスと、前記数とを用いて、合成インピーダンスを算出する算出部と、
前記システムインピーダンスと前記合成インピーダンスとを用いて、前記接続線が正常であるか否かを判定する判定部と、
を有する、
診断システム。 - 接続線と複数の種類の電気機器とを含むシステムの前記接続線を診断する診断装置が、
種類毎の電気機器の数を取得し、
前記システムのインピーダンスであるシステムインピーダンスを計測し、
記憶部に格納されている前記複数の種類の電気機器のそれぞれのインピーダンスと、前記数とを用いて、合成インピーダンスを算出し、
前記システムインピーダンスと前記合成インピーダンスとを用いて、前記接続線が正常であるか否かを判定する、
診断方法。
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