JP2021055859A - 中間ダクト送風装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置を長期間継続して使用する場合に、送風性能を維持することが可能な中間ダクト送風装置を提供する。【解決手段】中間ダクト送風装置10は、レンジフードから排気口に向けて気流が流通する送風ダクト22の配管途中に設けられ、上流側送風ダクト22aと接続する吸込口12と、下流側送風ダクト22bと接続する吐出口13とを有する筐体15を備える。そして、筐体15を貫通して設けられた複数のノズル18から、下流側送風ダクト22bの内壁面25に沿って気流の下流方向17に加圧空気24を吹き出すことにより、吸込口12から吐出口13に向けて誘引気流を生じさせる。【選択図】図3

Description

本発明は、中間ダクト送風装置に関し、特に一つの空間から別の空間に空気を送風する際の送風ダクトの配管途中に設置して使用される中間ダクト送風装置に関する。
従来、この種の中間ダクト送風装置として、屋内に設置されるレンジフードから屋外の外壁などに設けられた排気口とにわたり配管される送風ダクトの配管途中に設置される中間ダクトファンが知られている。(例えば、特許文献1参照)。
以下、中間ダクトファン100について、図6を参照しながら説明する。図6は、従来の中間ダクトファン100の一例を示す断面図である。
中間ダクトファン100は、図6に示すように、上流側送風ダクト106aに接続される空気流の吸込口101と、下流側送風ダクト106bに接続される吐出口102とを有するケース体103を備える。そして、ケース体103には、空気流の吸い込み力を発する電動送風機104と、空気流中に含まれる汚染物質を除去して電動送風機104への汚れ付着を防止する空気清浄フィルタ105とを内設して構成されている。
特開2013−61147号公報
しかしながら、従来の中間ダクトファンでは、装置の長期使用により空気流に含まれる塵埃あるいは油成分などが空気清浄フィルタに蓄積することにより、空気清浄フィルタの圧損が増加していくので、定期的に空気清浄フィルタの交換が必要という課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、装置を長期間継続して使用する場合に、送風性能を維持することが可能な中間ダクト送風装置を提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明に係る中間ダクト送風装置は、第一空間から、第一空間とは異なる第二空間に向けて気流が流通する送風ダクト内に設置され、送風ダクトの内壁面に沿って気流の下流方向に加圧空気を吹き出すノズルを備えたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、装置を長期間継続して使用する場合に、送風性能を維持することが可能な中間ダクト送風装置を提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る中間ダクト送風装置を含む換気システムの概略図である。 図2は、本発明の実施の形態1に係る中間ダクト送風装置の斜視図である。 図3(a)は、気流の流れる方向に沿った側面における中間ダクト送風装置の断面図であり、図3(b)は、気流の流れる方向と垂直な面における中間ダクト送風装置の断面図である。 図4は、本発明の実施の形態2に係る中間ダクト送風装置の斜視図である。 図5(a)は、気流の流れる方向に沿った側面における中間ダクト送風装置の断面図であり、図5(b)は、気流の流れる方向と垂直な面における中間ダクト送風装置の断面図である。 図6は、従来の中間ダクトファンの一例を示す断面図である。
本発明に係る中間ダクト送風装置は、第一空間から、第一空間とは異なる第二空間に向けて気流が流通する送風ダクト内に設置され、送風ダクトの内壁面に沿って気流の下流方向に加圧空気を吹き出すノズルを備えたものである。
こうした構成によれば、第一空間から第二空間に向けて気流が流通する送風ダクト内において、ノズルから吹き出された加圧空気によって誘引気流を生じさせて送風を行うので、装置を長期間継続して使用する場合に、ノズルへの汚れを防止する空気浄化フィルタを用いることなく送風性能を維持することが可能となる。
また、本発明に係る中間ダクト送風装置では、上流側送風ダクトと接続する吸込口と、下流側送風ダクトと接続する吐出口とを有する筐体を備える。そして、ノズルは、筐体の内壁面に沿って加圧空気を吹き出すことにより、吸込口から吐出口に向けて誘引気流を生じさせるようにしている。これにより、送風ダクトの配管途中において中間ダクト送風装置を容易に取り付けることが可能となる。
また、本発明に係る中間ダクト送風装置では、送風ダクトの第一空間側または第二空間側の一端に接続された換気装置の換気動作に連動して、ノズルからの加圧空気の吹き出し動作を行うことが好ましい。このようにすることで、換気装置が換気運転された場合に連動して中間ダクト送風装置の送風運転が実行されるので、中間ダクト送風装置の運転忘れによる送風性能の低下あるいは運転停止忘れによる必要のない送風を防止することができる。
以下、本発明を実施するための形態について添付図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される、数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置、及び接続形態などは、一例であって本発明を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
(実施の形態1)
まず、図1を参照して、本発明の実施の形態1に係る中間ダクト送風装置10を含んで構成される換気システム1の概略構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る中間ダクト送風装置10を含む換気システム1の概略図である。
換気システム1は、レンジフード20から吸い込まれる空気を屋外に排気するシステムである。換気システム1は、図1に示すように、レンジフード20と、排気口21と、送風ダクト22と、中間ダクト送風装置10と、を有して構成される。
レンジフード20は、居住建物内のキッチンに設置された調理器23の上方に設けられ、調理器23の上方の空気を屋外に排出する換気装置である。レンジフード20により吸い込まれた空気は、送風ダクト22を流通して排気口21から屋外に排出される。なお、レンジフード20は、請求項の「換気装置」、レンジフード20が設置されたキッチンは、請求項の「第一空間」に相当する。
排気口21は、居住建物の外壁に設けられ、レンジフード20から送風される空気を屋外に排出する開口である。なお、排気口21の外側の屋外は、請求項の「第二空間」に相当する。
送風ダクト22は、レンジフード20と排気口21とを連通し、レンジフード20から送風される空気(排気流)を下流方向17に流通させる円筒状の配管である。送風ダクト22は、排気ダクトともいう。本実施の形態では、送風ダクト22には、送風ダクト22の配管途中に中間ダクト送風装置10が設置されている。
中間ダクト送風装置10は、送風ダクト22の配管途中に設置され、レンジフード20から送風される気流に対して加圧空気を付加して、レンジフード20としての排気風量を増加させるための装置である。つまり、中間ダクト送風装置10は、レンジフード20の送風能力不足を補い、必要な換気量を満足するために用いられるものである。中間ダクト送風装置10には、加圧空気を供給するために、コンプレッサ2と、空気タンク3と、レギュレータ4と、電磁弁5とが供給ダクト6及び空気チューブ19を介して接続されている。
コンプレッサ2は、空気を圧縮して加圧空気(高圧空気)を生成するものであり、例えば建物の屋外に設置される。なお、中間ダクト送風装置10では、空気を圧縮して0.1〜0.3[MPa]の高い圧力にしたものを加圧空気として用いている。
空気タンク3は、コンプレッサ2の出力側に接続されて、コンプレッサ2にて生成された加圧空気を蓄積するものであり、例えば建物の屋外に設置される。コンプレッサ2は、空気の圧縮に時間を要するため、常に加圧空気を出力することができない。コンプレッサ2により生成された加圧空気を空気タンク3に蓄積することで、空気タンク3から安定して加圧空気が出力される。
中間ダクト送風装置10に対応して設けられた供給ダクト6の途中には、レギュレータ4及び電磁弁5が設けられている。レギュレータ4は、空気タンク3から中間ダクト送風装置10へ供給される加圧空気の圧力を所定の圧力に調整する。レギュレータ4によって加圧空気の圧力を調整することで、中間ダクト送風装置10において吹き出される加圧空気の送風量を容易に調整できる。
電磁弁5は、その開閉によって加圧空気の流路を開放または閉鎖するための弁である。電磁弁5の出力側には、空気チューブ19が接続されており、電磁弁5が開放されることにより出力される加圧空気は、空気チューブ19を介して中間ダクト送風装置10に供給される。そして、中間ダクト送風装置10に供給された加圧空気は、後述するノズル18の吹出口11から下流方向17に吹き出される。
次に、図2、図3を参照して中間ダクト送風装置10について詳細に説明する。図2は、本発明の実施の形態1に係る中間ダクト送風装置10の斜視図である。図3(a)は、気流の流れる方向(下流方向17)に沿った側面における中間ダクト送風装置10の断面図であり、図3(b)は、気流の流れる方向(下流方向17)と垂直な面における中間ダクト送風装置10の断面図である。なお、以下では、中間ダクト送風装置10の上流側(レンジフード20側)に位置する送風ダクト22を上流側送風ダクト22aとし、中間ダクト送風装置10の下流側(排気口21側)に位置する送風ダクト22を下流側送風ダクト22bとして説明する。
中間ダクト送風装置10は、図2に示すように、上流側送風ダクト22aと下流側送風ダクト22bとの間に設置された円筒状の筐体15を有して構成される。そして、筐体15の外周部には、加圧空気を筐体15の内部に導入するための複数のノズル18と、複数のノズル18のそれぞれに接続された空気チューブ19とが設けられている。
中間ダクト送風装置10を構成する筐体15は、図3(a)に示すように、上流側送風ダクト22aと接続された吸込口12と、下流側送風ダクト22bと接続された吐出口13とを有する。そして、複数のノズル18のそれぞれは、筐体15を上流側から下流方向17に向かって斜めに貫通して設けられている。ノズル18の先端に設けられた吹出口11は、筐体15の内壁面16の近傍に位置し、内壁面16に沿って下流方向17に向かって加圧空気24を吹き出す。これにより、吹き出された加圧空気24は、下流側送風ダクト22bの内壁面25に沿って下流方向17に流れていく。なお、本実施の形態では、ノズル18は、図3(b)に示すように、筐体15の外周上の4ヶ所に均等配置されている。
中間ダクト送風装置10は、複数のノズル18から筐体15の内壁面16に沿って吹き出される加圧空気24による高速気流によって、その周辺が低圧状態となり、吹き出される加圧空気24に向かって流れ込む誘引気流が発生する。筐体15内で発生した誘引気流が吐出口13から排出されることで、結果として、筐体15内が低圧状態となり、吸込口12から空気の流れ込みを生じさせることができる。つまり、筐体15の内壁面16に沿って複数のノズル18から加圧空気24を吹き出すことにより、吸込口12から吐出口13に向けて誘引気流を生じさせ、中間ダクト送風装置10として継続的に送風を行うことができる。この結果、中間ダクト送風装置10は、レンジフード20から送風される気流に対して加圧空気24(誘引気流)を付加して、レンジフード20としての排気風量を増加させることができる。
ここで、装置を長期間継続して使用する場合には、従来のように装置への汚れの付着の影響が懸念される。つまり、従来の送風ファンによる送風を行う場合には、送風ファンなどへの汚れ付着を防止する空気浄化フィルタが必要であり、定期的に空気浄化フィルタのメンテナンスが不可欠であった。しかしながら、中間ダクト送風装置10では、ノズル18の側面への汚れの付着は、送風性能には影響しないことは明らかである。また、ノズル18の先端は、高速の気流(加圧空気24)が噴出しているため、汚れの付着によりノズル18の吹出口11が塞がることはない。このため、中間ダクト送風装置10では、ノズル18に対して空気浄化フィルタの設置が不要となり、装置の長期使用においてもメンテナンスを行う必要性が低下する。
以上のように、本実施の形態に係る中間ダクト送風装置10では、レンジフード20と排気口21とを連通する送風ダクト22内において、複数のノズル18から吹き出された加圧空気24によって誘引気流を生じさせて送風を行うので、装置を長期間継続して使用する場合に、ノズル18への汚れを防止する空気浄化フィルタを用いることなく送風性能を維持することが可能となる。
また、中間ダクト送風装置10では、中間ダクト送風装置10を構成する筐体15を、上流側送風ダクト22aと接続する吸込口12と、下流側送風ダクト22bと接続する吐出口13とを有して構成したので、送風ダクト22の配管途中において筐体15を容易に取り付けることが可能となる。
また、中間ダクト送風装置10では、送風ダクト22の一端に接続されたレンジフード20の換気動作に連動して、複数のノズル18からの加圧空気24の吹き出し動作を行うようにしてもよい。具体的には、レンジフード20は、通信ユニットを内蔵して構成され、無線または有線により中間ダクト送風装置10との間で通信可能に接続されている。そして、レンジフード20は、電源スイッチがオンとなって換気運転動作を開始した場合に、レンジフード20の動作情報(開始情報、排気風量情報、等)に関する信号を中間ダクト送風装置10に出力する。また、レンジフード20は、電源スイッチがオフとなって換気運転動作を停止した場合に、レンジフード20の動作情報として停止情報に関する信号を中間ダクト送風装置10に出力する。
そして、中間ダクト送風装置10は、レンジフード20からの信号を受け付け、受け付けた信号に基づいて送風運転動作の制御を実行する。つまり、受け付けた信号にレンジフード20の開始情報が含まれる場合には、中間ダクト送風装置10は、送風運転動作を開始し、ノズル18から加圧空気24を吹き出すように制御する。一方、受け付けた信号にレンジフード20の停止情報が含まれる場合には、送風運転動作を停止し、ノズル18から加圧空気24を吹き出さないように制御する。
このようにすることで、レンジフード20が換気運転された場合に連動して中間ダクト送風装置10の送風運転が実行されるので、中間ダクト送風装置10の運転忘れによる送風性能の低下あるいは運転停止忘れによる必要のない送風を防止することができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に中間ダクト送風装置10aでは、吸込口12に接続される上流側送風ダクト22aの構成が異なる点、及び加圧空気を吹き出すノズル18の構成が異なる点で実施の形態1と異なる。これ以外の中間ダクト送風装置10aの構成は、実施の形態1に係る中間ダクト送風装置10と同様である。以下、実施の形態1で説明済みの内容は再度の説明を適宜省略し、実施の形態1と異なる点を主に説明する。
本発明の実施の形態2に係る中間ダクト送風装置10aについて、図4、図5を参照して説明する。図4は、本発明の実施の形態2に係る中間ダクト送風装置10aの斜視図である。図5(a)は、気流の流れる方向(下流方向17)に沿った側面における中間ダクト送風装置10aの断面図であり、図5(b)は、気流の流れる方向(下流方向17)と垂直な面における中間ダクト送風装置10aの断面図である。
本実施の形態2に係る中間ダクト送風装置10aは、図4に示すように、上流側送風ダクト22cと下流側送風ダクト22bとの間に設置された円筒状の筐体15aを有して構成される。ここで、上流側送風ダクト22cは、上流側送風ダクト22aを流通する気流の流れ方向を略直角方向に変化させる曲がり部を有するエルボ形状のダクトである。そして、中間ダクト送風装置10aは、上流側送風ダクト22cによって気流の流れが変化した後の位置に設置される。
また、筐体15aには、加圧空気24を筐体15aの内部に導入するための環状送風路35と、環状送風路35に接続された1本の空気チューブ19とが設けられている。
環状送風路35は、図5(b)に示すように、筐体15aの外周を囲いつつ、筐体15aを貫通して構成され、筐体15aの内壁面36の近傍に設けられた複数のノズル18aと連通している。ここで、環状送風路35は、筐体15aと一体化して構成される。これにより、中間ダクト送風装置10aのコンパクト化、部材削減によるコスト削減、及び空気チューブ19の1本化による施工性の向上が実現される。
また、複数のノズル18aのそれぞれは、図5(a)に示すように、筐体15aを上流側から下流方向17に向かって内壁面36と略平行に設けられている。ノズル18aの先端に設けられた吹出口11aは、内壁面36に沿って下流方向17に向かって加圧空気24を吹き出す。
これにより、中間ダクト送風装置10aでは、実施の形態1と同様、筐体15aの内壁面36に沿って複数のノズル18aから加圧空気24を吹き出すことにより、吸込口12から吐出口13に向けて誘引気流を生じさせ、中間ダクト送風装置10aとして継続的に送風を行うことができる。この結果、中間ダクト送風装置10aは、レンジフード20から送風される気流に対して加圧空気24を付加して、レンジフード20としての排気風量を増加させることができる。
また、実施の形態2では、エルボ形状の上流側送風ダクト22cによって気流の流れる送風路が曲がった後に、中間ダクト送風装置10aを配置している。気流の流れる送風路が曲がる前に中間ダクト送風装置10aを配置する場合には、複数のノズル18aから吹き出す加圧空気24による高速気流がすぐに上流側送風ダクト22cの曲がり部の壁面に衝突して風速が低下し、誘引効率が大幅に低下することになる。このため、本実施の形態2のように、送風路が曲がった後に中間ダクト送風装置10aを配置することで、壁面への衝突を防ぎ、効率のよい誘引をすることができる。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。例えば、各実施の形態は、それぞれ、他の実施の形態が有する構成の一部または複数部分を、その実施の形態に追加し或いはその実施の形態の構成の一部または複数部分と交換等することにより、その実施の形態を変形して構成するようにしてもよい。また、上記各実施の形態で挙げた数値は一例であり、他の数値を採用することは当然可能である。
上記実施の形態1では、中間ダクト送風装置10として、レンジフード20に対して本発明を適用した場合について説明したが、これらに限られない。例えば、集塵装置あるいは換気装置など一の空間(第一空間)から別の空間(第二空間)へ空気を排出する装置であれば、本発明は適用可能である。
また、上記実施の形態2では、流通する気流の流れ方向を略直角方向に変化させる曲がり部を有する上流側送風ダクト22cを送風ダクト22の一部として構成したが、これに限られない。例えば、上流側送風ダクト22cを中間ダクト送風装置10aの一部として構成するようにしてもよい。
本発明に係る中間ダクト送風装置は、レンジフード、集塵装置、換気装置といった一つの空間から別の空間に空気を送風する際の送風ダクトに適用可能である。
1 換気システム
2 コンプレッサ
3 空気タンク
4 レギュレータ
5 電磁弁
6 供給ダクト
10 中間ダクト送風装置
10a 中間ダクト送風装置
11 吹出口
11a 吹出口
12 吸込口
13 吐出口
15 筐体
15a 筐体
16 内壁面
17 下流方向
18 ノズル
18a ノズル
19 空気チューブ
20 レンジフード
21 排気口
22 送風ダクト
22a 上流側送風ダクト
22b 下流側送風ダクト
22c 上流側送風ダクト
23 調理器
24 加圧空気
25 内壁面
35 環状送風路
36 内壁面
100 中間ダクトファン
101 吸込口
102 吐出口
103 ケース体
104 電動送風機
105 空気清浄フィルタ
106a 上流側送風ダクト
106b 下流側送風ダクト

Claims (3)

  1. 第一空間から、前記第一空間とは異なる第二空間に向けて気流が流通する送風ダクト内に設置され、前記送風ダクトの内壁面に沿って前記気流の下流方向に加圧空気を吹き出すノズルを備えたことを特徴とする中間ダクト送風装置。
  2. 上流側送風ダクトと接続する吸込口と、下流側送風ダクトと接続する吐出口とを有する筐体を備え、
    前記ノズルは、前記筐体の内壁面に沿って前記加圧空気を吹き出すことにより、前記吸込口から前記吐出口に向けて誘引気流を生じさせることを特徴とする請求項1に記載の中間ダクト送風装置。
  3. 前記送風ダクトの前記第一空間側または前記第二空間側の一端に接続された換気装置の換気動作に連動して、前記ノズルからの前記加圧空気の吹き出し動作を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の中間ダクト送風装置。
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