JP2021051977A - コネクタ及びコネクタユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】コネクタユニットへの組立てを容易に行うことが可能なコネクタ及びコネクタユニットを提供する。【解決手段】コネクタ1は、間口104が第1方向D1に貫通して形成されている第1ケース101に、コネクタ1の一部が間口104に嵌りつつ収容されるコネクタ1であって、端子10と、第1ハウジング20と、第2ハウジング30と、案内部40とを備える。第2ハウジング30は、第1方向D1に交差する交差方向D2に移動可能に第1ハウジング20に装着されている。案内部40は、第2ハウジング30に設けられ、第1ハウジング20及び第2ハウジング30が第1ケース101に収容される際に、間口104の開口縁部分又は内面に接触することで、第2ハウジング30を間口104に嵌る位置まで案内する。【選択図】図4

Description

本発明は、コネクタ及びコネクタユニットに関する。
特許文献1には、電子制御装置としてのコネクタユニットが開示されている。特許文献1に記載のコネクタユニットは、電子回路基板に実装されるコネクタと、コネクタを電子回路基板と共に収容するカバー及びベースとを備える。カバーには、コネクタが嵌り込むコネクタハウジング部が形成されている。一方、ベースには、コネクタが実装された電子回路基板が固定されている。この特許文献1に記載のコネクタユニットは、その組立て時において、ベースにカバーを取り付けると、カバーに形成されているコネクタハウジング部にコネクタが嵌り込むように構成されている。
特許第5744092号公報
特許文献1の記載のコネクタユニットにおいては、その製造時において、電子回路基板に対するコネクタの実装位置が適切な位置からずれることがある。また、製造された各部品の精度の観点から、ベースに対する電子回路基板の固定位置が適切な位置からずれていたり、ベースに対するカバーのコネクタハウジング部の形成位置が適切な位置からずれていたりすることがある。これらの位置ずれの累積により、ベースにカバーを取り付ける際に、コネクタが、カバーのコネクタハウジング部に嵌りにくくなるおそれがある。結果として、コネクタユニットの組立てを容易に行うことが難しくなる。
本発明は、上述の事情の下になされたもので、コネクタユニットへの組立てを容易に行うことが可能なコネクタ及びコネクタユニットを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明の第1の観点に係るコネクタは、
間口が第1方向に貫通して形成されている第1ケースに、少なくとも一部が前記間口に嵌りつつ収容されるコネクタであって、
弾性を有すると共に導電性の素材からなる端子と、
前記端子の少なくとも一部を覆い、絶縁性の素材からなる第1ハウジングと、
前記第1方向に交差する交差方向に移動可能に前記第1ハウジングに装着され、絶縁性の素材からなる第2ハウジングと、
前記第2ハウジングに設けられ、前記第1ハウジング及び前記第2ハウジングが前記第1ケースに収容される際に、前記間口の開口縁部分又は内面に接触することで、前記第2ハウジングを前記間口に嵌る位置まで案内する案内部と、
を備える。
前記案内部は、前記第2ハウジングから前記第1方向に突出する案内ピンであってもよい。
前記案内部は、その突出方向における先端が先細り形状に形成されていてもよい。
前記第2ハウジングには、2本、3本又は4本の前記案内部が形成されていてもよい。
前記第1ハウジングには、前記交差方向に平行な第1面が形成され、
前記第2ハウジングには、前記第1面に対向する第2面が形成され、
前記第2面が前記第1面の面上を移動することにより、前記第2ハウジングは、前記交差方向に移動可能に前記第1ハウジングに装着されていてもよい。
前記第2ハウジングは、ハウジング本体と、前記ハウジング本体から張り出されているフランジ部と、を有し、
前記第2面の少なくとも一部は、前記フランジ部に設けられていてもよい。
前記第2ハウジングには、前記端子の一方の端部が前記第1方向に貫通する貫通孔が形成され、
前記第2ハウジングは、前記一方の端部が前記貫通孔に貫通しつつ、前記第1ハウジングに装着されていてもよい。
前記端子は、前記第1ハウジングの内部で折れ曲げられている折れ曲がり部を有し、
前記折れ曲がり部の一端から延設された先の一方の端部は、前記端子の接続対象である相手端子が接触する接触部として構成され、
前記折れ曲がり部の他端から延設された先の他方の端部は、前記第1ハウジングの内部から外部に延びていてもよい。
本発明の第2の観点に係るコネクタユニットは、
第1方向に開口するように間口が形成されている第1ケースと、
前記第1ケースに少なくとも一部が収容される第1の観点に係るコネクタと、
を備える。
前記間口には、前記第2ハウジングの前記案内部が嵌る被嵌合部分が形成されていてもよい。
前記第1ケースと共に前記コネクタを収容し、前記第1方向に沿って移動する前記第1ケースが取り付けられる第2ケースを備えていてもよい。
前記コネクタの前記端子に電気的に接続される導体部分を有する基板を備え、
前記基板は、前記コネクタと共に、前記第2ケースの内部に設けられている底面に固定されていてもよい。
前記第1ハウジングには、前記交差方向に平行な第1面が形成され、
前記第2ハウジングには、前記第1面に対向する第2面が形成され、
前記第2ハウジングは、相手コネクタが、前記第1方向に前記間口に挿入されて、前記第1ケースに取り付けられると、前記第2面が前記第1面に当接するように構成されていてもよい。
本発明においては、第1ハウジング及び第2ハウジングが第1ケースに収容される際に、案内部が、第1ケースの間口の開口縁部分又は内面に接触することで、第1ハウジング及び第2ハウジングに対する第1ケースの位置を規定する。このため、本発明では、コネクタユニットへの組立てを容易に行うことができる。
本発明の実施の形態に係るコネクタユニットの分解斜視図である。 コネクタユニット及び相手コネクタの側面図である。 図2のA−A断面図である。 コネクタ、基板及び第1ケースの分解斜視図である。 コネクタの分解斜視図である。 コネクタの断面図である。 端子の断面図である。 第1ハウジングの平面図である。 第2ハウジングの平面図である。 コネクタの分解断面図である。 図10のB−B断面図である。 第1ケースの斜視図(その1)である。 第1ケースの斜視図(その2)である。 第1ケースの平面図である。 (A)は、図14のC−C断面図である。(B)は、(A)の部分拡大図である。 (A)は、図15(B)のD−D断面図である。(B)は、図15(B)のE−E断面図である。 第1ハウジングの間口の機能を説明するための断面図である。 コネクタの製造方法を説明するための斜視図(その1)である。 コネクタの製造方法を説明するための斜視図(その2)である。 コネクタの製造方法を説明するための断面図である。 (A)は、コネクタの平面図である。(B)は、コネクタの一部を簡略して示した平面図である。(C)は、第2ハウジングの機能を説明するための平面図であり、コネクタの一部を簡略して示した平面図である。 コネクタユニットの製造方法を説明するための断面図(その1)である。 コネクタユニットの製造方法を説明するための斜視図である。 コネクタユニットの製造方法を説明するための断面図(その2)である。 (A)〜(D)は、案内部の機能を説明するための断面図である。 コネクタユニットの製造方法を説明するための断面図(その3)である。 コネクタユニットの製造方法を説明するための断面図(その4)である。 変形例1に係るコネクタの斜視図である。 変形例2に係るコネクタの斜視図である。
以下、本発明の実施の形態に係るコネクタ1と、コネクタ1を備えるコネクタユニット100について、図を用いて説明する。なお、理解を容易にするために、XYZ座標を設定し、適宜参照する。XYZ座標のZ軸方向は、図1に示すように、コネクタユニット100を組み立てる際に、第2ケース102に対して、第1ケース101を移動する第1方向D1と同一の方向である。X軸方向及びY軸方向は、Z軸方向に直交する方向である。なお、特許請求の範囲の「交差方向」は、本実施の形態においては、X軸方向及びY軸方向を含むXY平面に平行な方向である。
コネクタユニット100は、例えば、自動車部品としてのエンジンコントロールユニット(ECU;Electronic Control Unit)に適用されるものである。コネクタユニット100には、相手コネクタ200が接続される。
相手コネクタ200は、図2及び図3に示すように、複数の相手端子201と、コネクタハウジング202とを備える。
相手端子201は、一枚の導電性の板が折り曲げられることにより形成されている雌端子である。導電性の素材としては、例えば、銅、銅合金等である。相手端子201は、接触対象の雄端子を受入れ可能な筒状の本体部201aと、筒状の本体部201aの内部に配置されているアーチ状の弾性板201bと、電線203が接続される圧着部201cとを有する。弾性板201bには、雄端子と接触する接点部が設けられている。弾性板201bは、雄端子と接触することにより、撓み可能に形成されている。圧着部201cは、例えば、導体かしめ部と被覆固定部とから構成される。導体かしめ部は、かしめにより、電線203の導電性の芯線203−1に圧着され、電気的に接続される。被覆固定部は、かしめにより、電線203の絶縁性の被覆部203−2の端部を押さえて、引抜き力から導体かしめ部と芯線203−1との接続を保護する。
コネクタハウジング202は、相手端子201を収容する端子収容室202aが内部に形成されている部材である。コネクタハウジング202は、樹脂等の絶縁性の素材からなる。端子収容室202aに相手端子201が収容されると、コネクタハウジング202の+Z側の端面からは、相手端子201に接続された電線203が引き出される。
このような相手コネクタ200が接続されるコネクタユニット100は、図1及び図3に示すように、コネクタ1に加えて、相手コネクタ200の嵌め込み先である間口104が形成されている第1ケース101と、第2ケース102と、基板103とを備える。第1ケース101と第2ケース102とは、直方体形状に形成されているECU(Electronic Control Unit)ケースを構成する。
コネクタ1は、基板103に実装されている。そして、コネクタ1は、基板103と共に、第1ケース101及び第2ケース102に収容されている。コネクタ1は、図4及び図5に示すように、複数の端子10と、第1ハウジング20と、第2ハウジング30と、第2ハウジング30に設けられた案内部40とを備える。
端子10は、長細い板が折り曲げられることにより形成されている雄端子である。端子10は、弾性を有すると共に導電性の素材からなる。導電性の素材としては、例えば、銅、銅合金等である。端子10は、第1ハウジング20の内部において折れ曲げられている折れ曲がり部13を有している。
折れ曲がり部13の一端13aから延設された先の一方の端部11は、図6及び図7に示すように、第1方向D1(Z軸方向)に平行に延びている。一方の端部11は、端子10の接続対象である相手端子201が接触する接触部として構成されている。
折れ曲がり部13の他端13bから延設された先の他方の端部12は、第1ハウジング20の内部から外部に延びると共に、第1方向D1(Z軸方向)に平行に延びている。そして、その延びた先端は、基板103の表面に平行に折れ曲がっている。
折れ曲がり部13は、二つの屈曲部13−1、13−2を有すると共に、屈曲部13−1、13−2以外の直線状の部分を有することで、X軸方向に視て、略Z字形状に形成されている。本実施の形態においては、屈曲部13−1の屈曲角度θ1と、屈曲部13−2の屈曲角度θ2とは同じ角度である。また、屈曲部13−1、13−2の屈曲角度θ1、θ2は、30°から40°の範囲内にある。ただし、これに限られない。第1、第2ハウジング20、30の形状やサイズに応じて、屈曲部13−1の屈曲角度θ1は、屈曲部13−2の屈曲角度θ2とは異なる角度であってもよいし、屈曲部13−1、13−2の屈曲角度θ1、θ2は、適宜、変更されてもよい。また、屈曲部13−1と屈曲部13−2との間の部分は、直線状に形成されているが、これに限られない。例えば、当該部分は、緩やかに湾曲している形状に形成されていてもよい。端子10は、この折れ曲がり部13を有することにより、端子10全体の弾性を向上させている。
第1ハウジング20は、図4及び図5に示すように、端子10の一部を覆う部材である。第1ハウジング20は、樹脂などの絶縁性の素材からなる。第1ハウジング20は、底部分及び天井部分を有さずに、4つの側壁部21〜24(−Y側の側壁部21、−X側の側壁部22、+Y側の側壁部23、+X側の側壁部24)とから構成される略角筒形状に形成されている。
−Y側の側壁部21と+Y側の側壁部23とのそれぞれの外壁面には、端子10の一方の端部12の一部が嵌め込まれる溝21a、23aがZ軸方向に沿って形成されている。側壁部21、23には、端子10の本数に対応した数の溝21a、23aが形成されている。
−X側の側壁部22及び+X側の側壁部24は、側壁部21、23の高さよりも+Z方向に高く形成されている。側壁部22、24のそれぞれの上側端部(+Z側の端部)には、XY平面に平行な第1面20aが形成されている。第1面20aには、第2ハウジング30が、第1面20aの面上を移動可能に配置される。ここで、「第1面20aの面上を移動可能」とは、第2ハウジング30が、第1面20aに接触したまま摺動することや、第1面20aから離間した状態で平行移動することを含む。また、第1面20aには、+Z方向に突出する規制壁部20bが形成されている。
規制壁部20bは、第2ハウジング30が第1面20aの面上において所定の位置から移動し過ぎないように規制するために形成されている。規制壁部20bは、図8に示すように、X軸方向に平行に形成されている第1規制壁部分20b−1と、第1規制壁部分20b−1の両端(+Y側、−Y側の端部)からX軸方向に突出して形成されている第2規制壁部分20b−2及び第3規制壁部分20b−3とから構成されている。なお、図8においては、理解を容易にするため、規制壁部20bにドットによる着色をして示している。
また、図4及び図5に示すように、側壁部22、24には、一対のホールドダウン部25が設けられている。ホールドダウン部25は、基板103の表面に接着される部材である。このホールドダウン部25により、第1ハウジング20と基板103とは、強固に固定される。
第2ハウジング30は、第1ハウジング20と共に、端子10を収納して、その一部を覆う部材である。これにより、第2ハウジング30は、第1ハウジング20と共に、端子10を保護する。第2ハウジング30は、第1ハウジング20と同様に、樹脂などの絶縁性の素材からなる。第2ハウジング30は、第1ハウジング20の+Z側の開口を覆う蓋状に形成されている。第2ハウジング30は、図9に示すように、平面視で、X軸方向を長手方向とすると共に、4つの角C1〜C4を有する長方形状に形成されている。第2ハウジング30は、平面視において、YZ平面に平行な中心軸A1に対して対称に形成されている。この第2ハウジング30は、ハウジング本体31と、一対のフランジ部32とを有する。
ハウジング本体31は、図10に示すように、そのY軸方向の幅W1が、第1ハウジング20の第2規制壁部分20b−2と第3規制壁部分20b−3との各々の対向面同士の間の幅W2よりも小さくなるように形成されている。
ハウジング本体31には、図4及び図5に示すように、貫通孔33と、+Z方向に突出する周縁壁部34とが形成されている。
貫通孔33は、第1方向D1(Z軸方向)に貫通して形成されている。貫通孔33は、端子10の一方の端部11が貫通する孔である。第2ハウジング30は、端子10の一方の端部11が貫通孔33に貫通しつつ、第1ハウジング20に装着される。
周縁壁部34は、図5及び図9に示すように、ハウジング本体31の縁部分近傍の全周に渡って設けられている。図9においては、理解を容易にするため、周縁壁部34にドットによる着色をして示している。
フランジ部32は、図4及び図5に示すように、ハウジング本体31から+X方向及び−X方向に張り出されて形成されている。フランジ部32の下面(−Z側の面)には、第1ハウジング20への第2ハウジング30の装着時において、第1ハウジング20の第1面20aに対向する第2面30aが設けられている。フランジ部32は、図11に示すように、+X側のフランジ部32の先端から−X側のフランジ部32の先端までのX軸方向の長さL1が、+X側の規制壁部20bと−Z側の規制壁部20bとの各々の対向面同士の長さL2よりも小さくなるように形成されている。
上述のように構成されている第2ハウジング30は、図4及び図5に示すように、端子10の一方の端部11が貫通孔33に貫通しつつ、第1方向D1に交差する交差方向D2(XY平面に平行な方向)に移動可能に第1ハウジング20に装着される。この構成に加えて、端子10が弾性を有する素材からなることにより、本実施の形態に係るコネクタ1は、第1ハウジング20に対して第2ハウジング30が交差方向D2に移動可能なフローティング構造を有する。
案内部40は、本実施の形態においては、第1方向D1に突出するピンであり、4本の案内ピン41〜44から構成されている。案内部40は、第2ハウジング30が、第1ハウジング20及び第2ハウジング30が第1ケース101に収容される際に、第1ケース101に形成されている間口104の−Z側の開口縁部分又は内面に接触する。案内部40が間口104の開口縁部分又は内面に接触すると、コネクタ1のフローティング構造に基づいて、案内部40は、コネクタ1の一部(詳しくは、第2ハウジング30)を間口104に嵌ることが可能な位置まで、交差方向D2に移動しつつ案内する。この結果、第1ケース101に対する第2ハウジング30の位置が規定されて、間口104に第2ハウジング30が嵌り、間口104の内部に端子10の一方の端部11が配置される。
案内部40のうちの案内ピン41、42は、図5及び図9に示すように、第2ハウジング30のフランジ部32から+Z方向に突出して形成されている。また、案内ピン41、42は、第2ハウジング30の平面視での長方形状の角C1、C2近傍に形成されている。これにより、案内ピン41と案内ピン42とは、中心軸A1に対して対称に形成される。案内ピン41、42は、そのXY断面が正方形状である略角柱形状に形成されている。そして、案内ピン41、42の先端には、YZ平面に対して傾斜する傾斜面が形成されている。これにより、案内ピン41、42は、その突出方向における先端が先細り形状に形成される。
案内部40のうちの案内ピン43、44は、第2ハウジング30の周縁壁部34のうちの−Y側の部分から突出して形成されている。案内ピン43、44は、第2ハウジング30の平面視での長方形状の角C3と角C4との間に形成される。また、案内ピン43、44は、中心軸A1に対して対称に形成されている。案内ピン43、44は、そのXY断面が正方形状である略角柱形状に形成されている。そして、案内ピン43、44の先端には、XZ平面に対して傾斜する傾斜面が形成されている。これにより、案内ピン43、44は、その突出方向における先端が先細り形状に形成される。
第1ケース101は、図1に示すように、ECUケースの一部であり、コネクタ1を収容する。第1ケース101は、図12、図13に示すように、XY平面に平行な天井面を有する天井壁部101aと、天井壁部101aから下方(−Z方向)に延設された枠状の側壁部101bとを有し、ECUケースの上蓋として用いられる。側壁部101bの下端面(−Z側の端面)には、−Z方向に突出する凸部101cが当該下端面の全周に渡って形成されている。また、第1ケース101には、第1方向D1に開口する間口104が形成されている。
間口104は、第1ケース101の天井壁部101aを貫通して形成されている。間口104の周囲には、天井壁部101aから+Z方向及び−Z方向それぞれに突出している間口用壁部104a、104bが形成されている。間口104は、この間口用壁部104a、104bに囲われることにより形成されている。この間口104の内面、詳しくは、間口用壁部104a、104bの内面には、内向きフランジ部105と、被嵌合部分110とが形成されている。
内向きフランジ部105は、図14〜図16に示すように、間口用壁部104bの−Z側の開口付近に、内側に張り出されて形成されている。
被嵌合部分110は、案内部40が嵌り込むことが可能な形状に形成されている。被嵌合部分110は、本実施の形態においては、図16を参照するとわかるように、間口用壁部104a、104bの内面に設けられた溝111と、内向きフランジ部105を貫通する孔112とが組み合わさって形成されている。この被嵌合部分110は、案内部40(案内ピン41〜44)の本数に対応して、4つ形成されている。
上述のように構成されている間口104には、図17に示すように、+Z側から相手コネクタ200が挿入されて嵌合する。また、間口104には、−Z側からコネクタ1が挿入されて、コネクタ1の一部である第2ハウジング30が嵌め込まれる。
第2ケース102は、図1、図3に示すように、ECUケースの一部であり、第1ケース101と共にコネクタ1を収容する。第2ケース102は、XY平面に平行な底面を有する底壁部102aと、底壁部102aから上方(+Z方向)に延設された枠状の側壁部102bとを有し、ECUケースの下ケースとして用いられる。側壁部102bの上端面(+Z側の端面)には、第1ケース101の凸部101cが嵌り込む凹部102cが、当該上端面の全周に渡って形成されている。この第2ケース102には、第1ケース101が第1方向D1に取り付けられる。これにより、第2ケース102の凹部102cに、第1ケース101の凸部101cが嵌り込む。このとき、凸部101cは、凹部102cに対して微小な遊び又は隙間を有する状態で、凹部102cに嵌り込む。この遊び又は隙間により、第1ケース101は、第2ケース102に対して、交差方向D2にわずかに移動可能に取り付けられる。
基板103は、コネクタ1の端子10に電気的に接続される導体部分103aや導体パターンを有する回路基板である。基板103は、支持部103bを介して、第2ケース102の底壁部102aに支持されている。基板103は、この支持部103bにより、第2ケース102の底壁部102aから離間して配置される。支持部103bは、例えば、第2ケース102の底壁部102aに一体的に、底壁部102aから突出して形成されている。
上述のように構成されたコネクタ1の製造方法について説明する。
先ず、コネクタ1を製造する作業者は、図5に示す端子10、第1ハウジング20、第2ハウジング30及び案内部40の各構成部品を準備する。例えば、作業者は、一枚の板から、複数の長細い金属板を打ち抜く。そして、長細い金属板を折り曲げて、端子10を作成する。また、作業者は、射出成型等により、第1ハウジング20と、案内部40が設けられた第2ハウジング30とを作成する。
続いて、作業者は、図18に示すように、第1ハウジング20に端子10を収容する。このとき、端子10の他方の端部12の一部が、第1ハウジング20の側壁部21、23の溝21a、23aに嵌め込まれる。これにより、端子10は、第1ハウジング20に対して、X軸方向における位置が規定される。
続いて、作業者は、図19に示すように、端子10が収容された第1ハウジング20に対して、端子10の一方の端部11を貫通孔33に挿入しつつ、第2ハウジング30を下降(−Z方向に移動)させる。すると、図20に示すように、第2ハウジング30の第2面30aが、第1ハウジング20の第1面20aに近接する位置まで下降し、第2ハウジング30は、第1ハウジング20に装着される。このとき、第2ハウジング30の第2面30aは、第1ハウジング20の第1面20aには当接せずに、第1面20aとの間にわずかな隙間Sを形成する。また、図21(A)及び(B)に示すように、第2ハウジング30は、第1ハウジング20に装着されると、交差方向D2(XY平面に平行な方向)に移動可能に第1ハウジング20に配置される。なお、第2ハウジング30は、図21(C)を参照するとわかるように、規制壁部20bによって移動が規制される位置まで移動可能に配置される。
以上により、コネクタ1が完成する。
次に、上述のように製造されたコネクタ1を備えるコネクタユニット100の製造方法について説明する。
先ず、コネクタユニット100を製造する作業者は、上述のコネクタ1に加えて、第1ケース101、第2ケース102及び基板103を準備する。第1ケース101及び第2ケース102は、例えば、射出成型により製造される。
続いて、作業者は、図4に示すように、コネクタ1を基板103に実装する。この実装は、例えば、基板103上において、端子10の他方の端部12にはんだ付けを施すことにより行われる。この実装により、コネクタ1の端子10と、基板103の導体部分103aや導体パターンとが電気的に接続される。また、ホールドダウン部25を、基板103の表面に接着する。これにより、コネクタ1と基板103とは、強固に固定され、端子10の他方の端部12と基板103上とに付着されたはんだの損傷を防ぐ。
続いて、作業者は、図1に示すように、基板103を、支持部103bを介して、第2ケース102の底壁部102aに支持する。これにより、コネクタ1と共に、基板103が、第2ケース102に固定される。
続いて、作業者は、図22に示すように、第1ケース101を第1方向D1に移動して、第2ケース102に取り付ける。そうすると、図23及び図24に示すように、第1ケース101は、案内部40が間口104の開口縁部分又は内面に接触しつつ、第1方向D1に沿って移動する。詳しくは、図25に示すように、案内部40が、間口104の内面に設けられた被嵌合部分110に嵌りつつ、被嵌合部分110の内面を摺接する。このとき、コネクタ1に対して、間口104が交差方向D2(XY平面に平行な方向)にずれていても、コネクタ1が備えるフローティング構造に基づいて、第2ハウジング30は、間口104に対しての位置ずれを吸収するように交差方向D2に移動する。そして、案内部40が、間口104の内面に設けられた被嵌合部分110に嵌り込むことができる。同時に、図26に示すように、第1ケース101の側壁部101bの凸部101cが、第2ケース102の側壁部102bの凹部102cに嵌り込む。この結果、間口104に対してXY平面における適切な位置に端子10が配置される。
以上により、コネクタユニット100が完成する。
次に、上述のように製造されたコネクタユニット100への相手コネクタ200の嵌合方法について説明する。
コネクタユニット100に相手コネクタ200を嵌合する作業者は、先ず、図27に示すように、相手コネクタ200を、第1ケース101の間口104に挿入する。すると、コネクタユニット100のコネクタ1の端子10が、相手コネクタ200の相手端子201の筒状の本体部201aに挿入され、アーチ状の弾性板201bに接触する(図2、7参照)。これにより、端子10と相手端子201とが電気的に接続される。このとき、相手コネクタ200の挿入に伴って、相手コネクタ200の先端(−Z側の端部)が、間口104の内面に形成されている内向きフランジ部105に当接して押圧する。さらに、押圧された内向きフランジ部105は、第2ハウジング30の周縁壁部34に当接して押圧する。この周縁壁部34への押圧により、第2ハウジング30が下降(−Z方向に移動)して、第2ハウジング30の第2面30aが、第1ハウジング20の第1面20aに当接する。これにより、第1ハウジング20の第1面20aが、第2ハウジング30の第2面30aを受け止め、第1ハウジング20のこれ以上の下降が規制される。その後、作業者は、コネクタユニット100と相手コネクタ200との嵌合が不完全であること、いわゆる半嵌合状態を防ぐために、相手コネクタ200をコネクタユニット100に対してさらに下降(−Z方向に移動)させる。このとき、すでに、第2ハウジング30の第2面30aが、第1ハウジング20の第1面20aに当接しており、第2ハウジング30は下降しないため、相手コネクタ200の下降に伴う荷重を、第1ケース101(詳しくは、第1ケース101の内向きフランジ部105)で受け止める。
以上、説明したように、本実施の形態においては、図24及び図25に示すように、第1ハウジング20及び第2ハウジング30が第1ケース101に収容される際に、案内部40が、第1ケース101の間口104の開口縁部分又は内面に接触する。このとき、コネクタ1に対して、間口104が交差方向D2(XY平面に平行な方向)にずれていても、コネクタ1が備えるフローティング構造に基づいて、間口104に対して第2ハウジング30が、その位置ずれを吸収するように交差方向D2に移動する。これにより、案内部40が、間口104に第2ハウジング30が嵌ることができる位置まで案内する。この結果、コネクタ1に対して、交差方向D2における第1ケース101の取付け位置を規定できる。ひいては、コネクタユニット100への組立てを容易に行うことができる。
また、一般的なコネクタ1においては、基板103に対するコネクタ1の実装位置における適切な位置からの位置ずれ、第2ケース102に対する基板103の固定位置における適切な位置からの位置ずれ、及び、第2ケース102に対する第1ケース101の間口104の形成位置における適切な位置からの位置ずれ等、が生じることがある。これらの位置ずれの累積により、第2ケース102及びコネクタ1に第1ケース101を取り付ける際に、コネクタ1の第2ハウジング30が、間口104に嵌りにくくなるおそれがある。結果として、コネクタユニット100の組立てを容易に行うことが難しくなる。これに対して、本実施の形態に係るコネクタ1は、フローティング構造を有するため、上記の位置ずれの累積に起因したコネクタユニット100の組立ての作業効率の低下を抑制することができる。
また、上記のような位置ずれがある状態では、図3に示すように、コネクタユニット100と相手コネクタ200との嵌合において、正常な嵌合がなされず、いわゆる斜め嵌合が発生しやすくなる。この場合、端子10と相手端子201との接触が不安定となり、電気的な接続能力が低下するおそれが生じる。これに対して、本実施の形態に係るコネクタユニット100においては、フローティング構造に基づいて、間口104に対して適切な位置に端子10が配置される。このため、コネクタユニット100は、端子10と相手端子201との接触を安定した状態で、相手コネクタ200と嵌合することが可能になる。また、端子10と相手端子201との接触の安定性を保つことができる。結果として、端子10と相手端子201との接触を安定した状態で接触させることができるコネクタユニット100を提供することができる。
また、本実施の形態においては、図22及び図23に示すように、案内部40は、その突出方向における先端が先細り形状に形成されている。このため、被嵌合部分110に対する案内部40の挿入作業の効率を高めることができる。結果的に、コネクタユニット100への組立てを容易に行うことができる。
また、本実施の形態においては、図4に示すように、第2ハウジング30の第2面30aが第1ハウジング20の第1面20aの面上を移動することにより、第2ハウジング30は、交差方向D2に移動可能に第1ハウジング20に装着されている。このため、コネクタ1は、第1ハウジング20に対して第2ハウジング30が交差方向D2に移動可能なフローティング構造を有することが可能になる。これにより、コネクタ1を第1ケース101に収容する際に、間口104に第2ハウジング30を効率的に嵌め込むことができる。結果的に、コネクタユニット100への組立てを容易に行うことができる。
また、本実施の形態においては、図6及び図7に示すように、端子10は、第1ハウジング20の内部で折れ曲げられている折れ曲がり部13を有している。なお、折れ曲がり部13は一端13aより板厚を薄くして、可撓性を良くしている。このため、コネクタ1は、第1ハウジング20に対して第2ハウジング30が交差方向D2に移動可能なフローティング能力を高めることができる。これにより、コネクタ1を第1ケース101に収容する際に、間口104に第2ハウジング30を効率的に嵌め込むことができる。結果的に、コネクタユニット100への組立てを容易に行うことができる。
また、本実施の形態においては、図23に示すように、間口104には、案内部40が嵌る被嵌合部分110が形成されている。これにより、コネクタ1を第1ケース101に収容する際に、案内部40が、間口104に第2ハウジング30が嵌ることができる位置まで確実に、第2ハウジング30を案内することができる。結果的に、コネクタユニット100への組立てを容易に行うことができる。
また、本実施の形態においては、図27に示すように、間口104への相手コネクタ200の挿入に伴って、第2ハウジング30の第2面30aが、第1ハウジング20の第1面20aに当接する。これにより、第1ハウジング20の第1面20aが、第2ハウジング30の第2面30aを受け止めることができる。これにより、第1ハウジング20の必要以上の下降が規制される。結果的に、コネクタユニット100への組立てを容易に行うことができる。また、第1ハウジング20の必要以上の下降により、基板103が撓み、基板103に実装された部品などに応力が加わることを防ぐことができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態によって限定されるものではない。
例えば、本実施の形態においては、案内部40は、4本の案内ピン41〜44から構成されている。しかしながら、これに限られない。案内部40は、図28に示す変形例1に係るコネクタ2の第2ハウジング30のように、3本の案内ピン41〜43から構成されていてもよい。また、図29に示す変形例2に係るコネクタ3の第2ハウジング30のように、2本の案内ピン41、42から構成されていてもよい。これらの場合、間口104には、案内ピンの本数に対応した数の被嵌合部分110が形成される。
また、本実施の形態においては、案内部40は、第1方向D1に突出する案内ピン41〜44である。しかしながら、これに限られない。案内部40は、ピン形状以外の形状のものであってもよい。
また、本実施の形態においては、案内部40(案内ピン41〜44)は、略角柱形状に形成されている。しかしながら、これに限られない。例えば、円柱形状であってもよいし、円錐台形状であってもよい。案内部40が、間口104に対して第2ハウジング30が嵌ることができる位置まで案内する機能を有するものであれば、これら以外の形状であってもよい。
また、本実施の形態においては、被嵌合部分110は、図16を参照するとわかるように、溝111と孔112とが組み合わさって形成されている。しかしながら、これに限られない。被嵌合部分110は、溝111のみで形成されていてもよいし、孔112のみで形成されていてもよい。
また、本実施の形態においては、図5に示すように、案内部40は、第2ハウジング30に一体的に形成されている。しかしながら、これに限られない。案内部40は、第2ハウジング30と別体に形成され、第2ハウジング30に組み付けられるようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、交差方向D2は、第1方向D1に直交する方向であり、XY平面に平行な方向である。しかしながら、これに限られない。第1方向D1に交差する方向であれば、必ずしも、第1方向D1に直交する方向でなくてもよい。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。上述した実施の形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。
1,2,3:コネクタ、10:端子、11:一方の端部、12:他方の端部、13:折れ曲がり部、13−1,13−2:屈曲部、13a:(折れ曲がり部の)一端、13b:(折れ曲がり部の)他端、20:第1ハウジング、20a:第1面、20b:規制壁部、20b−1:第1規制壁部分、20b−2:第2規制壁部分、20b−3:第3規制壁部分、21:側壁部、21a:溝、22:側壁部、23:側壁部、23a:溝、24:側壁部、25:ホールドダウン部、30:第2ハウジング、30a:第2面、31:ハウジング本体、32:フランジ部、33:貫通孔、34:周縁壁部、40:案内部、41,42,43,44:案内ピン、100:コネクタユニット、101:第1ケース、101a:天井壁部、101b:側壁部、101c:凸部、102:第2ケース、102a:底壁部、102b:側壁部、102c:凹部、103:基板、103a:導体部分、103b:支持部、104:間口、104a,104b:間口用壁部、105:内向きフランジ部、110:被嵌合部分、111:溝、112:孔、200:相手コネクタ、201:相手端子、201a:本体部、201b:弾性板、201c:圧着部、202:コネクタハウジング、202a:端子収容室、203:電線、203−1:芯線、203−2:被覆部、A1:中心軸、C1,C2,C3,C4:角、D1:第1方向、D2:交差方向、S:隙間、L1,L2:長さ、W1,W2:幅、θ1,θ2:屈曲角度。

Claims (13)

  1. 間口が第1方向に貫通して形成されている第1ケースに、少なくとも一部が前記間口に嵌りつつ収容されるコネクタであって、
    弾性を有すると共に導電性の素材からなる端子と、
    前記端子の少なくとも一部を覆い、絶縁性の素材からなる第1ハウジングと、
    前記第1方向に交差する交差方向に移動可能に前記第1ハウジングに装着され、絶縁性の素材からなる第2ハウジングと、
    前記第2ハウジングに設けられ、前記第1ハウジング及び前記第2ハウジングが前記第1ケースに収容される際に、前記間口の開口縁部分又は内面に接触することで、前記第2ハウジングを前記間口に嵌る位置まで案内する案内部と、
    を備える、コネクタ。
  2. 前記案内部は、前記第2ハウジングから前記第1方向に突出する案内ピンである、請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記案内部は、その突出方向における先端が先細り形状に形成されている、請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記第2ハウジングには、2本、3本又は4本の前記案内部が形成されている、請求項1から3のいずれか一項に記載のコネクタ。
  5. 前記第1ハウジングには、前記交差方向に平行な第1面が形成され、
    前記第2ハウジングには、前記第1面に対向する第2面が形成され、
    前記第2面が前記第1面の面上を移動することにより、前記第2ハウジングは、前記交差方向に移動可能に前記第1ハウジングに装着されている、請求項1から4のいずれか一項に記載のコネクタ。
  6. 前記第2ハウジングは、ハウジング本体と、前記ハウジング本体から張り出されているフランジ部と、を有し、
    前記第2面の少なくとも一部は、前記フランジ部に設けられている、請求項5に記載のコネクタ。
  7. 前記第2ハウジングには、前記端子の一方の端部が前記第1方向に貫通する貫通孔が形成され、
    前記第2ハウジングは、前記一方の端部が前記貫通孔に貫通しつつ、前記第1ハウジングに装着されている、請求項1から6のいずれか一項に記載のコネクタ。
  8. 前記端子は、前記第1ハウジングの内部で折れ曲げられている折れ曲がり部を有し、
    前記折れ曲がり部の一端から延設された先の一方の端部は、前記端子の接続対象である相手端子が接触する接触部として構成され、
    前記折れ曲がり部の他端から延設された先の他方の端部は、前記第1ハウジングの内部から外部に延びている、請求項1から7のいずれか一項に記載のコネクタ。
  9. 第1方向に開口するように間口が形成されている第1ケースと、
    前記第1ケースに少なくとも一部が収容される請求項1から8のいずれか一項に記載のコネクタと、
    を備える、コネクタユニット。
  10. 前記間口には、前記第2ハウジングの前記案内部が嵌る被嵌合部分が形成されている、請求項9に記載のコネクタユニット。
  11. 前記第1ケースと共に前記コネクタを収容し、前記第1方向に沿って移動する前記第1ケースが取り付けられる第2ケースを備える、請求項9又は10に記載のコネクタユニット。
  12. 前記コネクタの前記端子に電気的に接続される導体部分を有する基板を備え、
    前記基板は、前記コネクタと共に、前記第2ケースの内部に設けられている底面に固定されている、請求項11に記載のコネクタユニット。
  13. 前記第1ハウジングには、前記交差方向に平行な第1面が形成され、
    前記第2ハウジングには、前記第1面に対向する第2面が形成され、
    前記第2ハウジングは、相手コネクタが、前記第1方向に前記間口に挿入されて、前記第1ケースに取り付けられると、前記第2面が前記第1面に当接するように構成されている、請求項9から12のいずれか一項に記載のコネクタユニット。
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