JP2021048540A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2021048540A
JP2021048540A JP2019171031A JP2019171031A JP2021048540A JP 2021048540 A JP2021048540 A JP 2021048540A JP 2019171031 A JP2019171031 A JP 2019171031A JP 2019171031 A JP2019171031 A JP 2019171031A JP 2021048540 A JP2021048540 A JP 2021048540A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
heat
heat dissipation
housing
imaging device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019171031A
Other languages
English (en)
Inventor
優太 中村
Yuta Nakamura
優太 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Copal Corp
Original Assignee
Nidec Copal Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Copal Corp filed Critical Nidec Copal Corp
Priority to JP2019171031A priority Critical patent/JP2021048540A/ja
Priority to CN202010966475.1A priority patent/CN112543264A/zh
Publication of JP2021048540A publication Critical patent/JP2021048540A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/50Constructional details
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/55Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor with provision for heating or cooling, e.g. in aircraft
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/50Constructional details
    • H04N23/51Housings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)

Abstract

【課題】サイズを大きくすることなく十分な放熱が可能な撮像装置を提供する。【解決手段】撮像装置において、撮像素子511と、撮像素子511を搭載し、露出した導電性の放熱用パターンを有する基板51、52と、金属で形成された基板保持部材3、81a、81bと、放熱用パターンと基板保持部材3、81a、81bとの間に介在する絶縁性の熱伝導部材と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明の一態様は、撮像装置等に関する。
従来から、レンズを保持するレンズ鏡筒と、撮像素子が搭載された基板とがケースに収容された撮像装置がある。このような撮像装置では、基板に搭載された撮像素子などの電子部品から発生する熱を放熱するための構成が採用されることがある。このような撮像装置は、例えば特許文献1に開示されている。
特開2011−259101号公報
近年、撮像装置が自動車などの移動体に搭載されることが増加しているが、これらの撮像装置では撮像した画像を種々の目的で利用するため、撮像画像の高解像化が求められている。撮像画像を高解像化するためには、高密度な撮像素子を採用する必要があるが、このような撮像素子では発熱量が多くなるため、従来よりも効果的な放熱が求められる。特に、車載用の撮像装置などでは、撮像装置のサイズを大型化することなく十分な放熱が可能な構成とすることが求められている。
本発明は、上記の課題などを解決するために次のような手段を採る。なお、以下の説明において、発明の理解を容易にするために図面中の符号等を括弧書きで付記するが、本発明の各構成要素はこれらの付記したものに限定されるものではなく、当業者が技術的に理解しうる範囲にまで広く解釈されるべきものである。
本発明の一の手段は、
撮像素子(511)と、
前記撮像素子を搭載し、露出した導電性の放熱用パターン(512a、512b、512c、521a、521b)を有する基板(51、52)と、
金属で形成された基板保持部材(3、82a、82b)と、
前記放熱用パターンと前記基板保持部材との間に介在する絶縁性の熱伝導部材(513a、513b、513c、523a、523b)と、を備える、
撮像装置である。
上記構成の撮像装置によれば、金属で形成された筐体を有効に活用して、効果的に放熱を行うことが可能となる。また、絶縁性の熱伝導部材を用いているため、筐体に静電気が発生したとしても、基板に搭載された電子部品及び電子回路に影響が及ばない構成にすることができる。
上記撮像装置において、好ましくは、
前記放熱用パターン(512a、512b、512c、521a、521b)は、前記基板における接地電位のパターンである。
上記構成の撮像装置によれば、基板上に広い範囲でパターンが形成される接地電位のパターンを放熱用に利用することで、効果的に放熱を行うことが可能となる。
上記撮像装置において、好ましくは、
前記基板保持部材は、筐体(3)を含み、
前記熱伝導部材(513a、513b、513c)は、前記放熱用パターンと前記筐体との間に介在する。
上記構成の撮像装置によれば、放熱用パターンから筐体に対して直接熱を伝導させて放熱することができる。
上記撮像装置において、好ましくは、
前記基板保持部材は、前記筐体(3)に加え、前記筐体と前記基板とを連結する連結具(82a、82b)をさらに含み、
前記熱伝導部材(523a、523b)は、前記放熱用パターンと前記連結具との間に介在する。
上記構成の撮像装置によれば、放熱用パターンから筐体に対して直接熱を伝導させるとともに、放熱用パターンから連結具を介して筐体に対して熱を伝導させて放熱することができる。
上記撮像装置において、好ましくは、
前記基板保持部材は、筐体(3)と、前記筐体と前記基板とを連結する連結具(82a、82b)とを含み、
前記熱伝導部材(523a、523b)は、前記放熱用パターンと前記連結具との間に介在する。
上記構成の撮像装置によれば、放熱用パターンから連結具を介して筐体に対して熱を伝導させて放熱することができる。
上記撮像装置において、好ましくは、
前記放熱用パターンは前記基板の端面に形成される。
上記構成の撮像装置によれば、基板を配線用パターン及び電子部品配置のために広く効果的に活用できるため、基板の面積効率を高めることができる。
上記撮像装置において、好ましくは、
前記放熱用パターンは前記基板の表面に形成される。
上記構成の撮像装置によれば、基板表面に形成された接地電位パターンを放熱用パターンとして利用できるため、基板を特別に加工することなく、放熱用パターンを形成することができる。
上記撮像装置において、好ましくは、
前記熱伝導部材(513a、513b、513c、523a、523b)は、粘着性を有する部材である。
上記構成の撮像装置によれば、放熱用パターンまたは筐体から熱伝導部材が剥離してしまうことを抑制することができる。
図1は、撮像装置をフロント側から見た外観斜視図である。 図2は、撮像装置をフロント側から見た分解斜視図である。 図3は、撮像装置をリア側から見た分解斜視図である。 図4は、第1基板及び第2基板の斜視図である。 図5は、第1基板の斜視図である。 図6は、筐体に第1基板及び第2基板が固定され熱伝導部材を除去した状態をリア側から見た平面図である。 図7は、筐体に第1基板及び第2基板が固定された状態をリア側から見た平面図である。 図8は、筐体に第1基板が固定され熱伝導部材を除去した状態をリア側から見た平面図である。 図9は、筐体に第1基板が固定された状態をリア側から見た平面図である。
本発明の撮像装置は、基板で発生する熱を金属で形成された筐体に伝導して放熱するために、基板に露出した導電性の放熱用パターンと筐体との間に絶縁性の熱伝導部材を介在させた構成としている点を特徴のひとつとしている。
本発明の具体的な構成例としての実施形態について、以下の構成にしたがって説明する。ただし、以下で説明する実施形態はあくまで本発明の一例にすぎず、本発明の技術的範囲を限定的に解釈させるものではない。なお、各図面において、同一の構成要素には同一の符号を付しており、その説明を省略する場合がある。
1.実施形態
2.本発明の特徴
3.補足事項
なお、本明細書では、撮像装置に搭載されたレンズの中心位置であって、撮像素子に入射する光の中心位置を「光軸」と称する。レンズに対して撮像素子とは反対側に位置する撮像対象を「被写体」と称する。撮像素子に対して被写体が位置する方向を「光軸方向前方」、「フロント側」または「被写体側」と称し、被写体に対して撮像素子が位置する方向を「光軸方向後方」、「リア側」または「撮像素子側」と称する。
<1.実施形態>
本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は撮像装置をフロント側から見た外観図である。図2及び図3は撮像装置の分解斜視図であって、図2はフロント側、図3はリア側から見た図である。図4は、第1基板及び第2基板の斜視図である。図5は、第1基板の斜視図である。図6は、筐体に第1基板及び第2基板が固定され、熱伝導部材を除去した状態をリア側から見た平面図である。図7は、筐体に第1基板及び第2基板が固定された状態をリア側から見た平面図である。図8は、筐体に第1基板が固定され、熱伝導部材を除去した状態をリア側から見た平面図である。図9は、筐体に第1基板が固定された状態をリア側から見た平面図である。つまり、図6及び図8は、それぞれ図7及び図9から熱伝導部材を除去した状態を示している。また、図8は、図6から第2基板を除去した状態を示している。
主に図1及び図2に示されるように、本実施形態の撮像装置は、レンズ鏡筒1、防水シール2、フロントケース3、第1基板51、第2基板52、フレキシブル基板53、防水シール4、及びリアケース7を含んで構成される。
<レンズ鏡筒1>
レンズ鏡筒1は、レンズを含む1以上の光学部材を保持し、光軸方向に伸びる円筒状の部材である。レンズ鏡筒1に保持される光学部材には、1以上のレンズの他に、スペーサ、口径板、及び光学フィルタなどが含まれてもよい。レンズは、ガラスまたはプラスチック等の透過性を有する素材で形成され、光軸方向前方からの光を屈折させながら光軸方向後方の撮像素子511に向かって透過させる。スペーサは、光軸方向に適度な厚みを有する板状で円環状の部材で、各レンズの光軸方向の位置を調整する。口径板は、円環状で板状の部材であって、通過する光の最外位置を決める。スペーサ及び口径板は、光を透過しない部材で形成される。光学フィルタは、光を透過する部材で形成され、所定の波長の光を抑制または遮蔽する。光学フィルタは、例えば、通過する赤外線を抑制する赤外線カットフィルタなどが含まれる。これらの光学部材の数及び種類は、任意に変更可能である。
<防水シール2>
防水シール2は、ゴムなどの弾性部材により形成された円環状の部材であって、フロントケース3とレンズ鏡筒1との間に配置されることで、フロントケース3とレンズ鏡筒1とを隙間無く連結させ、水分や塵埃などが内部空間に侵入することを抑制するよう作用する。防水シール2は、フロントケース3の開口部の内縁に沿った円環状となっている。
<フロントケース3>
フロントケース3は、リアケース7と共に撮像装置の筐体(ケース)を形成する部材であって、金属で形成される。フロントケース3は、高い熱伝導性を有するアルミニウム、鉄、銅、または合金などで形成される。フロントケース3は、光軸方向前方に、光軸を中心とする開口部を有する。フロントケース3の光軸方向後方は、リアケース7と連結可能に開放されており、光軸を中心として略矩形状の周面を有している。フロントケース3とリアケース7とが連結されることで、レンズ鏡筒1、第1基板51、第2基板52、フレキシブル基板53、及び防水シール4などが収容される内部空間が形成される。図1に示されるように、フロントケース3の光軸方向前方の開口部では、レンズ鏡筒1が保持される。フロントケース3とレンズ鏡筒1との間には、防水シール2が配置される。フロントケース3は、本発明の「筐体」の一構成例である。
フロントケース3は、第1基板51の放熱用パターン512a、512b、及び512cと接続される熱伝導部31a、31b、及び31cを有する。フロントケース3の他の部分がめっき処理等された構成とした場合であっても、熱伝導部31a、31b、及び31cは放熱グリス513a、513b、及び513cに熱伝導のために接続されるため、めっき処理がされない構成とすることが好ましい。
<第1基板51>
第1基板51は、フロント側の面に撮像素子511が搭載されたリジッド基板である。第1基板51には、撮像素子511以外の電子部品が搭載されてもよい。第1基板51の光軸方向前方の面には撮像素子511が搭載されているため、撮像時に撮像素子511に光が照射されるよう、第1基板51は光軸に垂直な平面に沿って配置される。撮像素子511には、レンズ鏡筒1に保持されたレンズ等を通過した光が照射される。撮像素子511により取得された電気信号は、第1基板51及び第2基板52に搭載された電子部品により所定の電気処理及び信号処理が施された後、コネクタ522からリアケース7に連結されたコネクタ部71を介して、撮像装置の外部に画像データとして出力される。第1基板51は、複数の連結具(ねじ)81a、及び81bによって、フロントケース3と連結されて位置固定される。
なお、本実施の形態では、フロントケース3(筐体)とねじ(連結具)81a,81bをまとめて「基板保持部材」ということがある。
第1基板51の、フロント側の面とは逆側のリア側の面には、電子部品を電気的に接続するための配線パターンと、接地電位パターンとが形成されている。これらの配線パターン及び接地電位パターンは、銅などの導電性を有する金属で形成され、その表面が絶縁体のレジスト膜で覆われている。第1基板51の接地電位パターンの一部は、表面にレジスト膜が形成されずに露出している。この露出した導電性の接地電位パターンが、図4〜図9に示す放熱用パターン512a、512b、及び513cである。
放熱用パターン512a、512b、及び512cは、第1基板51のリア側の面の端部近傍に形成される。放熱用パターン512a、512b、及び512cの上には、絶縁性の放熱グリス513a、513b、及び513cが配置され、フロントケース3の熱伝導部31a、31b、及び31cにそれぞれ接続される。第1基板51で発生した熱は、放熱用パターン512a、512b、及び512cから、放熱グリス513a、513b、及び513c、並びに熱伝導部31a、31b、及び31cを介して、フロントケース3に伝導され、フロントケース3の全体から放熱される。放熱グリス513a、513b、及び513cは、本発明の「熱伝導部材」の一構成例である。
<撮像素子511>
撮像素子511は、照射された光を電気信号に変換する光電変換素子である。撮像素子511は、例えばC−MOSセンサやCCDなどであるが、これらに限定されるものではない。撮像素子511は、レンズ鏡筒1に保持されたレンズ等を通過した光を受光する。
<第2基板52>
第2基板52は、電子部品を搭載したリジッド基板である。第2基板52は、第1基板51と同様、光軸に略垂直な平面に沿って配置される。つまり、第1基板51と第2基板52とは、互いに略平行に配置される。ただし、第2基板52は第1基板51と違って撮像素子を搭載しておらず、光軸に対して垂直でなくても光学的な悪影響はないため、必ずしも光軸に対して垂直でなくてもよい。第2基板52は第1基板51よりもリア側に配置される。第2基板52は、複数の連結具(ねじ)82a及び82bによって、フロントケース3と連結されて位置固定される。
第2基板52の、フロント側の面とは逆側のリア側の面には、第1基板51と同様、電子部品を電気的に接続するための配線パターンと、接地電位パターンとが形成されている。これらの配線パターン及び接地電位パターンは、銅などの導電性を有する金属で形成され、その表面が絶縁体のレジスト膜で覆われている。第2基板52の接地電位パターンの一部は、表面にレジスト膜が形成されずに露出している。この露出した導電性の接地電位パターンが、図4、図6、及び図7に示す放熱用パターン521a、及び521bである。
放熱用パターン521a、及び521bは、第2基板52のリア側の面の端部近傍であって、それぞれ連結具82a及び82bの近傍に形成される。放熱用パターン521a、及び521bの上には、絶縁性の放熱グリス523a、及び523bが配置され、連結具82a及び82bにそれぞれ接続される。第2基板52で発生した熱は、放熱用パターン521a及び521bから、放熱グリス523a及び523b、並びに連結具82a及び82bを介してフロントケース3に伝導され、フロントケース3の全体から放熱される。放熱グリス523a及び523bは、本発明の「熱伝導部材」の一構成例である。
第2基板52の光軸方向後方の面には、コネクタ522が搭載される。コネクタ522は、リアケース7のコネクタ部71を介して、撮像装置の外部に電気的に接続される。第1基板51の撮像素子511で受光した被写体側の光は、撮像素子511並びに第1基板51及び第2基板52に搭載された電子部品で処理され、コネクタ522から、撮像装置の外部に出力されることとなる。
なお、第2基板52は撮像装置において必須の構成ではなく、第1基板51のみを有する構成としてもよい。また、第2基板52に加え、電子部品を搭載する基板をさらに有する構成としてもよい。
<フレキシブル基板53>
第1基板51と第2基板52とは、フレキシブル基板53を介して電気的に接続される。フレキシブル基板53は、可撓性を有する基板であって、第1基板51と第2基板52とを電気的に接続する。
<防水シール4>
防水シール4は、ゴムなどの弾性部材により形成された矩形状の部材であって、フロントケース3とリアケース7との間に形成された防水シール保持空間に配置されることで、フロントケース3とリアケース7とを隙間無く連結させ、水分や塵埃などが内部空間に侵入することを抑制するよう作用する。防水シール4は、フロントケース3の光軸方向後方の矩形状の開放部分、及びリアケース7の光軸方向前方の矩形状の開放部分に沿った矩形状に形成される。ただし、防水シール4は、フロントケース3とリアケース7との形状に合うよう構成されればよい。
<リアケース7>
リアケース7は、フロントケース3と共に撮像装置の筐体(ケース)を形成する部材であって、金属または樹脂などで形成される。リアケース7を、フロントケース3と同様に金属で形成すると、より効果的に放熱することができるため好ましい。リアケース7は、フロントケース3よりも光軸方向後方に配置される。上記のように、フロントケース3と連結されることで、レンズ鏡筒1、第1基板51、第2基板52、フレキシブル基板53、及び防水シール4などを収容する内部空間を形成する。リアケース7の光軸方向前方は、フロントケース3の光軸方向後方と略同形状であり、組立状態では、複数の連結具83によってフロントケース3と連結される。
リアケース7の光軸方向後方には、第2基板52のコネクタ522を外部機器と連結するためのコネクタ部71を有する。コネクタ部71は、連結具84によってリアケース7に連結される。コネクタ部71の内側には、電線等の信号伝達手段が配置される。コネクタ部71は、光軸方向後方に向かって筒状に突出している。
<2.本発明の特徴>
上記実施形態により具体的に説明した本発明は、例えば以下のような特徴を有する。
上記実施形態の撮像装置は、第1基板51及び第2基板52上に露出した導電性の放熱用パターン512a、512b、512c、521a、及び521bが、絶縁性の放熱グリス513a、513b、513c、523a、及び523bをそれぞれ介して、フロントケース3に接続された構成としている。この構成により、金属で形成されたフロントケース3を有効に活用して、効果的に放熱を行うことが可能となる。また、放熱グリス513a、513b、513c、523a、及び523bが絶縁性であるため、フロントケース3に静電気が発生したとしても、第1基板51及び第2基板52に搭載された電子部品及び電子回路に影響が及ばない構成になっている。
また、上記実施形態の撮像装置は、放熱用パターン521a、521b、512a、512b、及び512cが接地電位のパターンとなっている。この構成により、基板上に広い範囲で形成される接地電位のパターンを放熱用に利用することで、効果的な放熱が可能な構成となっている。
また、上記実施形態の撮像装置において、第2基板52とフロントケース3との間には、連結具82a及び82bが介在した構成としている。この構成により、連結具82a及び82bを介して筐体に熱を伝導し、放熱することができる。
なお、第1基板51とフロントケース3との間にも、連結具(ねじ)が介在する構成としてもよい。また、第2基板52とフロントケース3とが、連結具を介在せずに直接接続された構成としてもよい。
また、上記実施形態の撮像装置では、放熱用パターンが第1基板51及び第2基板52のリア側の表面に形成された構成としている。この構成により、基板表面に形成された接地電位パターンを放熱用パターンとして利用できるため、基板を特別に加工することなく、放熱用パターンを形成することができる。
一方、放熱用パターンは第1基板51及び/または第2基板52の端面に形成されてもよい。このような構成を採用すると、第1基板51及び/または第2基板52を、配線用パターン及び電子部品配置のために広く効果的に活用できるため、基板の面積効率を高めることができる。
なお、放熱グリス513a、513b、513b、523a、及び523bに代えて、高い熱伝導性を有し、粘着性を有する放熱シートを用いる構成としてもよい。この場合、放熱用パターン512a、512b、512c、521a、及び521bと、熱伝導部31a、31b、及び31c、並びに連結具82a及び82bとの間に放熱シートが介在する構成となる。この構成では、放熱グリスに代えて放熱シートで熱が伝導され、放熱グリスを含む構成と同様に、フロントケース3から放熱させる。放熱シートを用いる構成では、放熱シートが粘着性を有する場合は、放熱用パターン512a、512b、512c、521a、及び521b、熱伝導部31a、31b、及び31c、並びに連結具82a及び82bから放熱シートが剥離してしまうことを抑制可能な構成となる。
また、放熱シートは粘着性を有していなくてもよい。たとえば、この構成の場合は、放熱シートは、リアケースなどの他の部材によって、放熱用パターン512a、512b、512c、521a、及び521b、熱伝導部31a、31b、及び31c、並びに連結具82a及び82bに対して押し付けられる構造となる。
<3.補足事項>
以上、本発明の実施形態、及び本発明の構成における特徴についての説明を行った。上記説明では、あくまで本発明の一例の説明であって、本発明の範囲は上記内容に留まらず、各実施形態の記載の内容に基づいて当業者が把握可能な範囲にまで広く解釈されるものである。
例えば、実施形態では、第1基板51及び第2基板52の2枚のリジッド基板を有する構成について説明したが、1枚のリジッド基板を有する構成としてもよい。また、第1基板51及び第2基板52に加え、追加のリジッド基板を有する構成を採用してもよい。
また、実施形態の構成では、放熱用パターン512a、512b、512c、521a、及び521bの上に、それぞれ放熱グリス513a、513b、513c、523a、及び523bを配置する構成について説明したが、放熱グリスまたは上記の放熱シート以外の、放熱性を有する部材に置き換えてもよい。
また、実施形態の構成では、放熱用パターンとフロントケース3との間に放熱グリスを配置せず、放熱用パターンとフロントケース3とが直接接触する構成を採用してもよい。例えば、第1基板51及び/または第2基板52の端面に放熱用パターンを形成し、第1基板51及び/または第2基板52を板ばねなどの付勢部材によってフロントケース3に付勢しながら接触させる構成などを採用可能である。
なお、他の実施の形態では、熱伝導部材は、筐体ではなく、放熱用パターン512と連結具との上に配置された構成であってもよい。また、その他の実施の形態では、熱伝導部材は、連結具と放熱用パターン512との上には配置されず、筐体と放熱用パターン512との上に配置される構成であってもよい。
本発明は、バス、タクシー、乗用車などの自動車および電車などの車載用の撮像装置などとして好適に利用される。
1…レンズ鏡筒
2…防水シール
3…フロントケース
31a、31b、31c…熱伝導部
4…防水シール
7…リアケース
51…第1基板
511…撮像素子
512a、512b、512c…放熱用パターン
513a、513b、513c…放熱グリス
52…第2基板
521a、521b…放熱用パターン
522…コネクタ
523a、523b…放熱グリス
53…フレキシブル基板
71…コネクタ部
81a、81b、82a、82b、83、84…連結具

Claims (8)

  1. 撮像素子と、
    前記撮像素子を搭載し、露出した導電性の放熱用パターンを有する基板と、
    金属で形成された基板保持部材と、
    前記放熱用パターンと前記基板保持部材との間に介在する絶縁性の熱伝導部材と、を備える、
    撮像装置。
  2. 前記放熱用パターンは、前記基板における接地電位のパターンである、
    請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記基板保持部材は、筐体を含み、
    前記熱伝導部材は、前記放熱用パターンと前記筐体との間に介在する、
    請求項1または請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記基板保持部材は、前記筐体と前記基板とを連結する連結具をさらに含み、
    前記熱伝導部材は、前記放熱用パターンと前記連結具との間に介在する、
    請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記基板保持部材は、筐体と、前記筐体と前記基板とを連結する連結具とを含み、
    前記熱伝導部材は、前記放熱用パターンと前記連結具との間に介在する、
    請求項1または2に記載の撮像装置。
  6. 前記放熱用パターンは前記基板の端部に形成される、
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記放熱用パターンは前記基板の表面に形成される、
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記熱伝導部材は、粘着性を有する部材である、
    請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の撮像装置。
JP2019171031A 2019-09-20 2019-09-20 撮像装置 Pending JP2021048540A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019171031A JP2021048540A (ja) 2019-09-20 2019-09-20 撮像装置
CN202010966475.1A CN112543264A (zh) 2019-09-20 2020-09-15 摄像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019171031A JP2021048540A (ja) 2019-09-20 2019-09-20 撮像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021048540A true JP2021048540A (ja) 2021-03-25

Family

ID=74878832

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019171031A Pending JP2021048540A (ja) 2019-09-20 2019-09-20 撮像装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2021048540A (ja)
CN (1) CN112543264A (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5188412B2 (ja) * 2009-01-29 2013-04-24 キヤノン株式会社 撮像装置および電子機器
WO2013150621A1 (ja) * 2012-04-04 2013-10-10 富士機械製造株式会社 撮像装置
JP2017044795A (ja) * 2015-08-25 2017-03-02 オリンパス株式会社 撮像装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN112543264A (zh) 2021-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10462339B2 (en) Imaging apparatus and imaging system having press bent infrared cut filter holder
EP3163864B1 (en) Image-capturing device and vehicle
CN108603992B (zh) 摄像装置用部件以及摄像装置
WO2012137267A1 (ja) 固体撮像装置及び固体撮像装置の製造方法
WO2019181122A1 (ja) 撮像装置
CN105744126B (zh) 电子装置及其影像建立模块
JP7032103B2 (ja) 撮像装置
CN1870725A (zh) 摄像单元和摄像装置
JP2018042141A (ja) 撮像装置
WO2019049537A1 (ja) 撮像装置
JP5460178B2 (ja) 撮像装置
JP2021048540A (ja) 撮像装置
JP7161472B2 (ja) 撮像装置
JP2007227672A (ja) 撮像装置
JP2021152609A (ja) 撮像装置および車両
JP2019208190A (ja) 撮像装置
JP6897750B2 (ja) 撮像ユニット
JP2010226227A (ja) 撮像装置
WO2022172530A1 (ja) 撮像ユニット
JP2008103957A (ja) 撮像ユニットおよび撮像装置
CN110602356A (zh) 车载相机
JP7262626B2 (ja) 撮像装置
CN211744599U (zh) 一种红外模组及电子产品
CN210691020U (zh) 拍摄设备、相机云台和可移动平台
JP2023090254A (ja) 撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220914

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230804

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230822

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231006

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20231031