JP2021046620A - メガネ型の保護具の防曇装置 - Google Patents

Abstract

【課題】メガネ型の保護具は帽子を併用した状態で立ち止まっていると、ツバ部分の下部、メガネ型の保護具周辺の空気が使用者の体温、呼気等により温められ、換気が起こりづらい為、曇りやすくなる。これを解決する為にレンズの二重化方式、曇り止め薬品の塗布方式、レンズに防曇効果のあるコーティングを施すなどがあるが、費用もかかり効果も持続的ではない。そこで、温められた空気を速やかに換気し、額部分の体温を下げる装置を提供する。【解決手段】風力調整用スイッチ、電圧調整回路、電池を内蔵するコントロールボックス、帽子１０のツバ９部分に装置を固定するクリップ、小型軸流ファン、コントロールボックス、クリップ、小型軸流ファンを接続するフレームからなる装置を装着し、帽子のツバ部分の下部、メガネ型の保護具周辺を換気する事で防曇効果を得る。【選択図】図１

Description

本発明はサングラス、ゴーグル、シューティンググラス等、メガネ型の保護具の防雲装置。

従来のサングラス、ゴーグル、シューティンググラス等、メガネ型の保護具では、レンズの二重化方式、曇り止め薬品の塗布方式、レンズに防曇効果のあるコーティングを施す事による防曇効果を得るものであった。

従来のサングラス、ゴーグル、シューティンググラス等、メガネ型の保護具を帽子と併用する場合、使用者の体温、呼気等で帽子のツバ部分の下部、メガネ型の保護具周辺の温度が上昇することでメガネ型の保護具のレンズに曇りが発生することがある。

帽子のツバ部分の下部、メガネ型の保護具周辺に溜まった空気が使用者の体温、呼気により温められることで外気温との差が発生し湿度が上昇することでメガネ型の保護具のレンズに曇りを発生させる。温められた空気を速やかに換気し、額部分の体温を下げる装置を提供する事を課題とする。

以上の課題解決の為に、帽子のツバに容易に脱着可能で、小型電池でも長時間運用可能な小型軸流ファンを搭載し、ツバ周辺の換気を行い、額の表面温度も下げる事のできる防曇装置である。

電池切れの場合はコントロールボックスキャップを開け安易に予備電池への交換が可能である為、更なる長時間の運用が可能

防曇効果が十分に得られない場合は、風力調整用スイッチにて風力を強めることが可能。

装置装着時に装置が小型である為、視界に殆ど入らず活動の妨げともなりにくい。

本発明の防曇装置を用いれば、帽子ツバ下の換気が可能になり額表面の温度低下も見込める為、サングラス、ゴーグル、シューティンググラス等、メガネ型の保護具の防曇効果が得られる。

メガネ型の保護具の防曇装置を帽子のツバ部分に装着した図 メガネ型の保護具の防曇装置を装着した帽子を装備した図 メガネ型の保護具の防曇装置の構造図

メガネ型の保護具の防曇装置の装着例を図１に示す。ツバ下の空気が小型軸流ファンの発生させる気流によって換気され、額の表面温度も下げることができる。

１ 小型軸流ファン
２ 接続フレーム
３ 風力調整用スイッチ
４ 固定用クリップ
５ コントロールボックス
６ コントロールボックスキャップ（電池交換用）
７ 電圧調整回路
８ 電池
９ 帽子のツバ
１０ 帽子
１１ メガネ型の保護具

Claims (2)

1. 帽子のツバに装着するサングラス、ゴーグル、シューティンググラス等、メガネ型の保護具の防曇装置であって、風力調整用スイッチ、電圧調整回路、電池を内蔵するコントロールボックス、帽子のツバ部分に装置を固定するクリップ、小型軸流ファン、及びコントロールボックス、クリップ、小型軸流ファンを接続するフレームからなる防曇装置。
2. 前記装置の使用で発生する換気効果により、使用者の体温で上昇したツバ部分に滞留する空気、及び使用者の額表面温度を下げる事で、防曇を持続的に実施することが特徴の防曇装置。

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