JP2021046025A - 電動車両 - Google Patents
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Abstract
【課題】 サスペンションから外部にラジオノイズが放射されることを抑制するとともに、部品点数を低減する。【解決手段】 電動車両であって、車輪と、前記車輪を回転させるモータと、前記車輪を支持し、トレーリングアームを備えるサスペンションと、前記トレーリングアームに取り付けられているブッシュと、前記ブッシュを介して前記トレーリングアームに接続されているボディ、を有する。前記ブッシュが、前記トレーリングアームを前記ボディに対して揺動可能に支持する弾性部材を有する。前記弾性部材が、導電性を有する。【選択図】図3
Description
本明細書に開示の技術は、電動車両に関する。なお、本明細書において、電動車両とは、バッテリに蓄えられた電力によって走行する車両を意味する。電動車両には、電気自動車、ハイブリッド自動車、燃料電池自動車等が含まれる。
特許文献1に開示の電動車両は、車輪と、車輪を回転させるモータと、車輪を支持するサスペンションを有している。モータを駆動させると、モータのロータで電気ノイズが発生する。ロータで発生した電気ノイズは、駆動系を介してサスペンションに伝わる。特許文献1に開示の電動車両は、サスペンションのナックルと車両のボディとを電気的に接続するアース用ハーネスを有する。サスペンションとボディが電気的に接続されると、サスペンションからボディに電気ノイズが伝わる。これによって、サスペンションから外部にラジオノイズ(電波ノイズ)が放射されることが抑制される。
上述したように、特許文献1の電動車両では、アース用ハーネスによってナックルとボディが接続されている。アース用ハーネスは、サスペンションとボディとを電気的に接続する専用部品であるため、アース用ハーネスを用いると部品点数が増加する。
本明細書が開示する電動車両は、車輪と、前記車輪を回転させるモータと、前記車輪を支持しているとともにトレーリングアームを備えるサスペンションと、前記トレーリングアームに取り付けられているブッシュと、前記ブッシュを介して前記トレーリングアームに接続されているボディ、を有する。前記ブッシュが、前記トレーリングアームを前記ボディに対して揺動可能に支持する弾性部材を有する。前記弾性部材が、導電性を有する。
なお、ブッシュは、ボディに直接取り付けられていてもよいし、ブラケット等の部材を介してボディに取り付けられていてもよい。例えば、ボディが、ブラケットとブッシュを介してトレーリングアームに接続されていてもよい。
この電動車両では、ブッシュが導電性を有する弾性部材を有する。導電性を有する弾性部材を介して、サスペンションのトレーリングアームがボディに接続されている。このため、トレーリングアームがボディに対して電気的に接続されている。したがって、モータからサスペンションに伝わった電気ノイズは、トレーリングアーム、及び、ブッシュを介して、ボディに伝わる。このため、サスペンションからラジオノイズが放射されることが抑制される。また、このようにブッシュの弾性部材に導電性を持たせることで、電気接続用の専用部品を用いることなく、サスペンションをボディに電気的に接続することができる。これにより、部品点数の増加を防止できる。
図1に示すように、実施形態の電動車両では、バッテリ12からインバータ14に直流電力が供給される。インバータ14は、直流電力を交流電力に変換し、交流電力をモータ16に供給する。これによって、モータ16が駆動し、モータ16のロータが回転する。ロータの回転は、トランスアスクル18とドライブシャフト20を介して車輪22へ伝えられる。したがって、車輪22が回転する。モータ16が駆動するときに、ロータで電気ノイズが発生する。また、インバータ14で生じた電気ノイズが、ロータに伝わる場合もある。電気ノイズは、モータ16のロータからトランスアスクル18とドライブシャフト20を介して、車輪22を支持するサスペンションに伝わる。実施形態の電動車両は、サスペンションに伝わった電気ノイズが、ラジオノイズとして放射されることを抑制する。
図2、3は、実施形態の電動車両が備えるサスペンション30を示している。なお、図2、3を含む各図において、矢印FRは車両前方向を示し、矢印RHは車両右方向を示し、矢印UPは車両上方向を示す。図2は、サスペンション30を左側(車両中心側)から見た平面図であり、図3はサスペンション30を斜め後方から見た斜視図である。図2に示すように、サスペンション30は、車輪22を回転可能に支持している。なお、車輪22は、右後部の車輪である。なお、図3では、車輪22の図示が省略されているが、車輪22は図3に示すハブ24に取り付けられる。
サスペンション30は、ナックル32、アッパーアーム34、前方ロアアーム36、後方ロアアーム38、ショックアブソーバ40、コイルスプリング42、及び、トレーリングアーム50を有している。
ナックル32は、ハブ24を回転可能に支持している。すなわち、ナックル32は、車輪22を回転可能に支持している。ナックル32は、アッパーアーム34、前方ロアアーム36、及び、後方ロアアーム38によって電動車両のボディ(図示省略)に周知の構成で連結されている。ナックル32とボディの間には、ショックアブソーバ40が介装されている。また、後方ロアアーム38とボディの間に、コイルスプリング42が介装されている。
トレーリングアーム50は、ナックル32にボルト44によって締結されている。トレーリングアーム50は、ナックル32から前側に向かって伸びている。トレーリングアーム50の先端部は、斜め前方上側に向かって伸びている。トレーリングアーム50の先端には、トレーリングアーム50を左右方向に貫通する貫通孔50aが形成されている。貫通孔50a内に、ブッシュ60が配置されている。
図3、4に示すように、ブッシュ60は、外周部材61と軸部材62と弾性部材66を有している。軸部材62は、金属により構成されている。軸部材62は、ブッシュ60の中心軸60aに沿って伸びる円柱部62aと、円柱部62aから中心軸60aに沿って両側に伸びる板部62bを有する。外周部材61は、中心軸60aを中心とする円筒状の部材であり、ブッシュ60の外周面を構成している。外周部材61は、円柱部62aに対して同心状に配置されている。弾性部材66は、軸部材62と外周部材61の間に配置された円筒状の部材である。弾性部材66の中心孔内に円柱部62aが配置されており、弾性部材66の外周面に接するように外周部材61が配置されている。弾性部材66は、円柱部62aと外周部材61とを接続している。弾性部材66は、ゴム等の弾性体により構成されている。弾性部材66が弾性変形することで、軸部材62は外周部材61に対して中心軸60a周りに所定角度範囲内で回転することができる。また、弾性部材66は、導電性を有する弾性体(例えば、カーボンブラック(炭素粉末)が配合された天然ゴム)により構成されている。したがって、軸部材62と外周部材61は、弾性部材66によって電気的に接続されている。外周部材61は、貫通孔50a内でトレーリングアーム50に固定されている。
図3に示すように、トレーリングアーム50の先端部は、カップ形状を有するブラケット70の内部に挿入されている。トレーリングアーム50の先端部は、ブッシュ60と共にブラケット70の内部に挿入されている。トレーリングアーム50は、ブラケット70を介して電動車両のボディ80に接続されている。
図5は、電動車両のボディ80とトレーリングアーム50との接続部を示している。図5に示すように、ボディ80は、フロアパネル82、フロアクロスメンバ84、及び、リアサイドメンバ86を有している。フロアパネル82は、キャビンのフロアを構成する鋼板である。フロアクロスメンバ84は、フロアパネル82から下側に突出するように設けられた梁状の部材である。フロアクロスメンバ84は、左右方向に長く伸びており、左右のロッカ(図示省略)同士を接続している。リアサイドメンバ86は、フロアパネル82から下側に突出するように設けられた長尺部材である。リアサイドメンバ86の前端は、フロアクロスメンバ84に接合されている。リアサイドメンバ86は、フロアパネル82の右縁に沿ってフロアクロスメンバ84から後側に向かって伸びている。図3、5に示すように、リアサイドメンバ86の底面の一部に、貫通孔86aが設けられている。
上述したように、ブラケット70は、カップ形状を有している。ブラケット70は、凹部が下側を向く向きで、リアサイドメンバ86の貫通孔86a内に挿入されている。ブラケット70は、ボルト72によってリアサイドメンバ86に締結されている。
ブラケット70は、その凹部内に図4に示すブッシュ取付部70aを有している。ブッシュ60の軸部材62の板部62bは、ボルト64によってブッシュ取付部70aに締結されている。すなわち、軸部材62は、ブラケット70に固定されている。上述したように、ブッシュ60の外周部材61はトレーリングアーム50に固定されている。したがって、ブッシュ60の中心軸60aを中心にして、トレーリングアーム50がブラケット70に対して所定角度範囲内で揺動することができる。すなわち、ブッシュ60を中心にして、トレーリングアーム50がボディ80に対して揺動することができる。
上述したように、ブッシュ60の弾性部材66は、導電性を有する。また、トレーリングアーム50、ブッシュ60の外周部材61、ブッシュ60の軸部材62、ブラケット70、及び、ボディ80は、金属により構成されている。したがって、トレーリングアーム50とボディ80の間は電気的に接続されている。このため、モータ16のロータからサスペンション30に伝わった電気ノイズは、トレーリングアーム50からボディ80へ伝わる。これによって、サスペンション30からラジオノイズが放射されることが抑制される。また、この構成によれば、弾性部材66に導電性を付与することでラジオノイズの放射を抑制できるので、トレーリングアーム50とボディ80とを電気的に接続する専用部品が不要である。すなわち、この構成によれば、部品点数を増やすことなく、ラジオノイズの放射を抑制できる。また、ブッシュ60はトレーリングアーム50が揺動する中心であるので、ブッシュ60ではトレーリングアーム50とブラケット70の間の間隔は変化しない。したがって、ブッシュ60でサスペンション30とボディ80の間を電気的に接続する場合には、アース用ハーネスのような振動による信頼性の低下が生じ難い。したがって、高い信頼性を確保することができる。
なお、上述した実施形態では、ブッシュ60の軸部材62が金属製のブラケット70を介してボディ80(より詳細には、リアサイドメンバ86)に接続されていた。しかしながら、軸部材62がボディ80に直接接続されていてもよい。
以上、実施形態について詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例をさまざまに変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独あるいは各種の組み合わせによって技術有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの1つの目的を達成すること自体で技術有用性を持つものである。
30 :サスペンション
32 :ナックル
50 :トレーリングアーム
60 :ブッシュ
66 :弾性部材
70 :ブラケット
80 :ボディ
82 :フロアパネル
84 :フロアクロスメンバ
86 :リアサイドメンバ
32 :ナックル
50 :トレーリングアーム
60 :ブッシュ
66 :弾性部材
70 :ブラケット
80 :ボディ
82 :フロアパネル
84 :フロアクロスメンバ
86 :リアサイドメンバ
Claims (1)
- 電動車両であって、
車輪と、
前記車輪を回転させるモータと、
前記車輪を支持し、トレーリングアームを備えるサスペンションと、
前記トレーリングアームに取り付けられているブッシュと、
前記ブッシュを介して前記トレーリングアームに接続されているボディ、
を有し、
前記ブッシュが、前記トレーリングアームを前記ボディに対して揺動可能に支持する弾性部材を有し、
前記弾性部材が、導電性を有する、電動車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019168633A JP2021046025A (ja) | 2019-09-17 | 2019-09-17 | 電動車両 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019168633A JP2021046025A (ja) | 2019-09-17 | 2019-09-17 | 電動車両 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021046025A true JP2021046025A (ja) | 2021-03-25 |
Family
ID=74877491
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019168633A Pending JP2021046025A (ja) | 2019-09-17 | 2019-09-17 | 電動車両 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2021046025A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022196814A1 (en) | 2021-03-19 | 2022-09-22 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | Positive electrode for non-aqueous electrolyte secondary battery, and non-aqueous electrolyte secondary battery, battery module and battery system using the same |
Citations (3)
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---|---|---|---|---|
JP2010087261A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Toyota Motor Corp | 車両用モータ駆動装置 |
JP2012076501A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Equos Research Co Ltd | キャンバ角制御装置 |
JP2015131629A (ja) * | 2013-12-11 | 2015-07-23 | Ntn株式会社 | インホイールモータ駆動装置の電力線保護構造 |
-
2019
- 2019-09-17 JP JP2019168633A patent/JP2021046025A/ja active Pending
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