JP2021044121A - ライトガイド部材およびその製造方法 - Google Patents

ライトガイド部材およびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2021044121A
JP2021044121A JP2019164412A JP2019164412A JP2021044121A JP 2021044121 A JP2021044121 A JP 2021044121A JP 2019164412 A JP2019164412 A JP 2019164412A JP 2019164412 A JP2019164412 A JP 2019164412A JP 2021044121 A JP2021044121 A JP 2021044121A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light guide
housing
guide member
member according
fixing portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019164412A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7254667B2 (ja
Inventor
横山 和房
Kazufusa Yokoyama
和房 横山
篤史 中谷
Atsushi Nakatani
篤史 中谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Polymer Co Ltd, Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Polymer Co Ltd
Priority to JP2019164412A priority Critical patent/JP7254667B2/ja
Publication of JP2021044121A publication Critical patent/JP2021044121A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7254667B2 publication Critical patent/JP7254667B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Planar Illumination Modules (AREA)

Abstract

【課題】ライトガイドを筐体に強固に固定可能なライトガイド部材およびその製造方法を提供する。【解決手段】本発明は、透光性の弾性部材で構成され、光を透過するライトガイド20と、ライトガイド20の外周に固定されている筐体10と、を備えるライトガイド部材1であって、筐体10は、ライトガイド20を貫通して保持する開口部16を備え、開口部16は、ライトガイドを固定するプレート18を備え、プレート18は、プレート18の厚さ方向に貫通する1または2以上の貫通孔18aを備え、プレート18の貫通孔18aを挟んでライトガイドの一部25の反対側に、貫通孔18aより大面積のヘッド部30aを少なくとも含む固定部30を備え、ライトガイドの一部25に、固定部30と接着している接着部Pを備え、貫通孔18aにはライトガイドの一部25および/または固定部30の一部が挿入されているライトガイド部材1およびその製造方法に関する。【選択図】図3

Description

本発明は、光を導光させるライトガイドを備えたライトガイド部材およびその製造方法に関する。
従来から、照明装置として、フィラメントを備えるハロゲン電球や当該ハロゲン電球を利用した照明装置が普及していた。しかしながら、近年における省電力および長寿命化のニーズに伴い、LED等の発光素子を光源として利用するLED電球若しくはLEDランプ、又はLEDを用いた照明装置の普及が進んでいる。このような公知のLEDランプとして、筐体の一端側に、発光素子、導光体(ライトガイド)、カバーおよびグローブを配設し、筐体の他端側に、給電部を配設するランプ装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1に開示されるランプ装置は、絶縁性を有する樹脂材料によって形成されたカバーの中央頂部に孔部が設けられ、導光体は当該孔部に圧入固定される。
特開2016−219326
しかし、上述の従来から公知の照明装置は、振動等の影響を受けて、ライトガイドが筐体あるいはカバー(「筐体等」という)から外れる虞があり、筐体等にライトガイドを強固に固定する必要がある。そこで、筐体等にライトガイドを固定する方法として、従来から、ライトガイドを筐体等に圧入固定する方法または粘着剤によりライトガイドを筐体等に固定する方法が採用されている。しかし、経年劣化によってライトガイドが筐体等から外れる可能性があり、従来のライトガイド部材は信頼性に欠けるという問題を有する。特に、自動車両用の照明装置では、より大きな振動が加わるため、筐体等にライトガイドをより強固に固定する必要がある。
本発明は、ライトガイドを筐体に強固に固定可能なライトガイド部材およびその製造方法を提供することを目的とする。
(1)上記目的を達成するための一実施形態に係るライトガイド部材は、透光性の弾性部材で構成され、発光素子から発光される光を透過するライトガイドと、前記ライトガイドの外周に固定されている筐体とを備えるライトガイド部材であって、
前記筐体は、前記ライトガイドを貫通して保持する開口部を備え、
前記開口部は、前記ライトガイドを固定するプレートを備え、
前記プレートは、当該プレートの厚さ方向に貫通する1または2以上の貫通孔を備え、
前記プレートの前記貫通孔を挟んで前記ライトガイドの一部の反対側に、前記貫通孔より大面積のヘッド部を少なくとも含む固定部を備え、
前記ライトガイドの一部に、前記固定部と接着している接着部を備え、
前記貫通孔には前記ライトガイドの一部および/または前記固定部の一部が挿入されている。
(2)別の実施形態に係るライトガイド部材において、好ましくは、前記固定部は、前記ライトガイドより高硬度の部材である。
(3)別の実施形態に係るライトガイド部材において、好ましくは、前記プレートは、前記開口部の内周から前記開口部の中央に向かって形成されており、前記ライトガイドの一部は、フランジの形状を有する。
(4)別の実施形態に係るライトガイド部材において、好ましくは、前記固定部は、前記ヘッド部から前記貫通孔を通る軸部を備え、前記接着部は、前記軸部の端面と接着している。
(5)別の実施形態に係るライトガイド部材において、好ましくは、前記固定部は、ヘッド部のみを備え、前記貫通孔は前記ライトガイドの一部を挿入しており、前記ヘッド部は、前記貫通孔を通る前記ライトガイドの一部の前記接着部と接着している。
(6)別の実施形態に係るライトガイド部材において、好ましくは、前記ライトガイドは主にシリコーンゴムから成り、前記固定部は、前記ライトガイドより高硬度のシリコーンゴムから主に成る。
(7)別の実施形態に係るライトガイド部材において、好ましくは、前記固定部は、前記ライトガイドに比べて多くのフィラーを含む。
(8)別の実施形態に係るライトガイド部材において、好ましくは、前記筐体と前記ライトガイドとは、化学的に結合している。
(9)別の実施形態に係るライトガイド部材において、好ましくは、前記筐体において少なくとも前記ライトガイドと結合する部位は、前記ライトガイドを前記筐体に結合しやすい表面に改質させた表面改質処理部である。
(10)別の実施形態に係るライトガイド部材において、好ましくは、前記表面改質処理部は、プライマーを塗布したプライマー処理部である。
(11)別の実施形態に係るライトガイド部材において、好ましくは、前記ライトガイドは、前記筐体に結合しやすいように改質された選択接着性シリコーンゴムである。
(12)上記目的を達成するための一実施形態に係るライトガイド部材の製造方法は、上述のいずれかのライトガイド部材を製造する方法であって、
発光素子から発光される光を透過するライトガイドの外周に固定可能な筐体を金型内にセットするインサートステップと、
前記筐体をインサートした前記金型を型締めする型締めステップと、
硬化して透光性の弾性部材となる流動性のある硬化性組成物を前記金型内に供給する組成物供給ステップと、
前記硬化性組成物を硬化させて前記筐体と合体させる合体ステップと、
前記金型を開いて、前記弾性部材により形成された前記ライトガイドと前記筐体とが合体したライトガイド部材を取り出す型開きステップと、
前記筐体において前記ライトガイドを固定するプレートの前記貫通孔を挟んで、前記ライトガイドの一部の反対側から、硬化すると前記貫通孔より大面積のヘッド部を少なくとも含む固定部となる接着剤を供給する接着剤供給ステップと、
前記接着剤を硬化して、前記固定部と前記ライトガイドとを接着する接着ステップと、
を含む。
(13)別の実施形態に係るライトガイド部材の製造方法において、好ましくは、前記合体ステップでは、前記硬化性組成物を硬化させて前記筐体と化学的に結合させる。
(14)別の実施形態に係るライトガイド部材の製造方法は、好ましくは、前記組成物供給ステップよりも前に、前記筐体において少なくとも前記ライトガイドと化学的に結合する部位を、前記ライトガイドを前記筐体に結合しやすい表面に改質する表面改質処理ステップを実行する。
本発明によれば、ライトガイドを筐体に強固に固定可能なライトガイド部材およびその製造方法を提供できる。
図1は、本発明の第1実施形態に係るライトガイド部材の表面側からの斜視図(1A)および当該ライトガイド部材の裏面側からの斜視図(1B)をそれぞれ示す。 図2は、図1のライトガイド部材の上面図を示す。 図3は、図2のライトガイド部材のA−A線断面図(3A)、C部分のB−B線断面図(3B)およびC部分の変形例のB−B線断面図(3C)をそれぞれ示す。 図4は、本発明の第2実施形態に係るライトガイド部材を図2のA−A線およびB−B線と同様の切断線にて切断したときのA−A線断面図(4A)およびC部分のB−B線断面図(4B)をそれぞれ示す。 図5は、本発明の第3実施形態に係るライトガイド部材の上面図を示す。 図6は、本発明の第4実施形態に係るライトガイド部材を図2のA−A線およびB−B線と同様の切断線にて切断したときのA−A線断面図(6A)およびC部分のB−B線断面図(6B)をそれぞれ示す。 図7は、本発明の第5実施形態に係るライトガイド部材を図2のA−A線およびB−B線と同様の切断線にて切断したときのA−A線断面図(7A)およびC部分のB−B線断面図(7B)をそれぞれ示す。 図8は、本発明の第1実施形態に係るライトガイド部材の製造方法の主なステップを含むフローチャートを示す。 図9は、図10と共に、図8の主な工程を片側断面視にて示す。 図10は、図9に続いて、図8の主な工程を片側断面視にて示す。 図11は、本発明の第2実施形態に係るライトガイド部材の製造方法の主なステップを含むフローチャートを示す。 図12は、第2実施形態において、第1実施形態に追加される工程を経た後にインサートステップを行う状況を片側断面視にて示す。 図13は、本発明の第3実施形態に係るライトガイド部材の製造方法の主なステップを含むフローチャートを示す。
次に、本発明の各実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下に説明する各実施形態は、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また、各実施形態の中で説明されている諸要素及びその組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須であるとは限らない。
1.ライトガイド部材
本発明の実施の形態に係るライトガイド部材は、例えば、自動車両用のヘッドライトに採用され、発光素子から発光された光を入光し、ライトガイドを通して出光させるものである。以下においては、自動車両用のヘッドライトに用いるライトガイド部材を説明するが、本発明のライトガイド部材は、これに限定されず、自動車両用の補助灯およびブレーキランプ等の表示灯、LEDディスプレイ、内照看板、表示用LCDバックライト、プロジェクタ、LEDランプ等の半導体発光装置を光源とする器具、装置等に利用できる。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係るライトガイド部材の表面側からの斜視図(1A)および当該ライトガイド部材の裏面側からの斜視図(1B)をそれぞれ示す。図2は、図1のライトガイド部材の上面図を示す。図3は、図2のライトガイド部材のA−A線断面図(3A)、C部分のB−B線断面図(3B)およびC部分の変形例のB−B線断面図(3C)をそれぞれ示す。なお、本願では、ライトガイド部材において、発光素子からの光の出光側を「表面」、当該光の入光側を「裏面」と称す。また、図1〜13では、一部透過的に示す場合がある。
ライトガイド部材1は、透光性の弾性部材で構成されると共に発光素子35から発光される光を透過するライトガイド20と、ライトガイド20の外周に固定されている筐体10と、を備える。筐体10は、ライトガイド20を貫通して保持する開口部16を備える。筐体10は、好ましくは、1又は2以上の穴12と、1又は2以上の嵌合爪14と、を備える。穴12は、この実施形態では、筐体10の四隅に設けられ、後述するライトガイド部材1の製造工程における位置合わせや、発光素子35を備える基板との位置合わせおよび螺子止めに使用される。嵌合爪14は、筐体10の裏面から発光素子35側へ突出し、当該基板等を嵌合可能な部材である。本実施形態において、嵌合爪14は、開口部16を挟んで、筐体10の長手方向(図2の上下方向)に沿って2つずつ設けられている。なお、穴12および嵌合爪14の位置および個数は、特に限定されず、嵌合される基板等に応じて、種々の態様を採ることができる。
開口部16は、筐体10の厚さ方向において略矩形状に貫通した領域であり、ライトガイド20を配置可能な領域である。なお、開口部16は、略矩形状に限定されないが、ライトガイド20の外形に沿った形状が好ましい。筐体10は、開口部16の内周縁(単に、「内周」ともいう。)17に、ライトガイド20を固定するためのプレート18を備える。プレート18は、この実施形態では、好ましくは、開口部16の内周17から開口部16の中央に向かって形成されている。ただし、プレート18は、開口部16の内周17以外の箇所に形成されていても良い。プレート18は、プレート18の厚さ方向に貫通する2以上の貫通孔18aを備える。この実施形態では、貫通孔18aの数は14個であるが、1個以上14個未満、あるいは15個以上でも良い。
筐体10は、好ましくは、樹脂で形成された部材である。樹脂としては、例えば、好ましくはポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレンイソフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリオレフィン、ポリアセテート、ポリカーボネート、ポリフェニレンサルファイド、ポリアミド、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、合成ゴム、液晶ポリマー等で構成される。筐体10は、これらの樹脂の1種単独で構成されていても良いし、2種以上の樹脂を組み合わせて構成されていても良い。さらに、筐体10は、金属またはセラミックスにて構成されていても良い。
ライトガイド20は、透光性の弾性部材で構成され、例えば、シリコーンゴム、ウレタンゴム、イソプレンゴム、エチレンプロピレンゴム、天然ゴム、エチレンプロピレンジエンゴムあるいはスチレンブタジエンゴム等の熱硬化性エラストマー; ウレタン系、エステル系、スチレン系、オレフィン系、ブタジエン系あるいはフッ素系等の熱可塑性エラストマー; あるいはそれらの複合物等で構成される。ライトガイド20は、より好ましくは、高透明シリコーンゴムで構成される。ライトガイド20は、好ましくは、発光素子35と対向する位置に設けられる。また、ライトガイド20は、ライトガイド部材1の裏面に、長手方向に沿って並んだ略台形状の複数の入光部22を備える。また、ライトガイド20は、その表面から入光部22と対向する方向に突出した突出面21を備える。発光素子35から発光された光は、入光部22に入光され、ライトガイド20を透過して突出面21から出光する。なお、入光部22は、図1に示すように、長手方向に一列に整列しているが、これに限定されず、例えば、長手方向に2列以上の列を形成していても良いし、列を形成していなくても良い。また、入光部22は、少なくとも1以上備えられていれば良い。
ライトガイド20は、筐体10の厚さ方向において、筐体10がライトガイド20から外れないように、筐体10と固定されている。より具体的には、次の通りである。ライトガイド20の一部は、プレート18の板面に対向配置されている。この実施形態では、ライトガイド20の一部は、フランジの形状を有するため、以下、「フランジ25」と称する。ライトガイド部材1は、プレート18の貫通孔18aを挟んでフランジ25の反対側に、貫通孔18aより大面積のヘッド部30aを少なくとも含む固定部30を、備える。フランジ25には、固定部30と接着している接着部Pを備える。固定部30は、好ましくは、ライトガイド20より高硬度の部材である。ここで、ライトガイド20および固定部30の「硬度」とは、ライトガイド20と固定部30とが共にゴムの場合には、JIS K6253 −3 デュロメータ硬さ タイプAにて測定される硬度を意味し、ライトガイド20と固定部30とが共に樹脂の場合には、JIS K6253 デュロメータ硬さ タイプD 又は JIS K7202 ロックウエル硬さにて測定される硬度を意味する。なお、ライトガイド20がゴムであって、固定部30が樹脂、金属、セラミックス若しくはグラファイトの場合には、硬度の測定法に左右されず、固定部30はライトガイド20よりも高硬度である。
固定部30は、例えば、シリコーンゴム、ウレタンゴム、イソプレンゴム、エチレンプロピレンゴム、天然ゴム、エチレンプロピレンジエンゴムあるいはスチレンブタジエンゴム等の熱硬化性エラストマー; ウレタン系、エステル系、スチレン系、オレフィン系、ブタジエン系あるいはフッ素系等の熱可塑性エラストマー; あるいはそれらの複合物等で構成される。固定部30は、より好ましくは、シリコーンゴムで構成される。より好ましいライトガイド20と固定部30との組み合わせは、主にシリコーンゴムから成るライトガイド20と、ライトガイド20より高硬度のシリコーンゴムから主に成る固定部30との組み合わせである。ここで、「主に」は、ライトガイド20(または固定部30)の50質量%、好ましくは80質量%、より好ましくは90質量%よりも多いことを意味する。固定部30は、ライトガイド20に比べて多くのフィラーを含む部材であるのが好ましい。フィラーとしては、固定部30の高度を高める機能を有するものが好ましく、例えば、アルミナ、炭化ケイ素、グラファイト、シリカ、ボロンなどの粒状、ウィスカー状(針状)、繊維状またはその他形態のフィラーを例示できる。特に、シリコーンゴムを母材とする固定部30の場合には、フィラーとしてシリカが好適である。また、固定部30は、上記の各種ゴム以外に、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、光硬化性樹脂(紫外線硬化樹脂も含まれる)、電子線硬化性樹脂に代表される樹脂(上記の各種ゴムより高硬度)から構成されていても良い。その場合、例えば、樹脂棒を貫通孔18aに圧入固定し、その樹脂棒に対して超音波の照射、電熱若しくは火炎を供して加熱を行い、樹脂棒を鋲の形態で貫通孔18aに挿入してライトガイド20に接着しても良い。さらに、固定部30は、アルミニウムあるいはSUSに代表される金属、アルミナあるいは窒化ケイ素に代表されるセラミックス、グラファイト、およびこれらの複合物で構成されていても良い。その場合、固定部30とライトガイド20との接着は、第三の層の一例である接着層を介在して実現されても良い。
固定部30は、ヘッド部30aと、貫通孔18aを通る軸部30bとを備える。すなわち、この実施形態では、固定部30は、ヘッド部30aと、ヘッド部30aの下方に延出する軸部30bとを備えるピンの形態を有する。軸部30bは、「固定部の一部」である。フランジ25は、ライトガイド20の一部を成しており、軸部30bの端面と接着している(図3(3B)の接着部Pを参照)。このように、貫通孔18aには、固定部30の一部が挿入されている。ここで、「接着」は、後述の「接合」と同様、化学的に結合している状態の他、化学結合を介していない付着若しくは密着の状態をも含み、「化学的に結合」よりも広義の概念である。この実施形態では、固定部30とフランジ25とは、第三の層を介在せずに接着している。ただし、固定部30とフランジ25とは、第三の層を介在させて接着していても良い。
固定部30は、この実施形態では、未硬化状態(液状若しくは半固形状のような流動性のある状態)の硬化性組成物を硬化して構成される。固定部30をシリコーンゴムから主に構成する場合には、未硬化状態の硬化性ゴム組成物を貫通孔18aに供給して、プレート18上にあふれ出した状態にして硬化させると良い。硬化は、好ましくは、空気中にて室温に放置して、若しくは空気中にて加熱して行われる。ただし、硬化方法は、室温放置と加熱に限定されず、紫外線または電子線の照射、さらには別の方法によって行われても良い。
ライトガイド20と筐体10とは、貫通孔18aを通して固定部30とライトガイドとを接着させることで一体化されている。すなわち、固定部30によって、ライトガイド20と筐体10とが嵌合して固定されている。したがって、ライトガイド20と筐体10とは、単に接触していて、固定部30が無ければ容易に分離する状態であっても良い。この実施形態では、固定部30は、好ましくは、フランジ25のみならず、プレート18およびフランジ25の両方に接着している。固定部30は、貫通孔18aより大きな面積を有するヘッド部30aを備えている。このため、ライトガイド20は筐体10から、より外れ難い。また、固定部30をライトガイド20より高硬度の部材とすることによって、固定部30の体積がライトガイド20の体積より極端に小さくとも、ライトガイド部材1は、振動等による筐体10とライトガイド20との分離リスクを低減できる。
また、(3C)の変形例に示すように、固定部30の軸部30bを貫通孔18aの長さより長くして、軸部30bがフランジ25の厚さの途中まで挿入していても良い。このような形態によれば、固定部30とフランジ25との接着部P1は、上述の接着部Pよりも広い。このため、筐体10とライトガイド20とをより強く固定できる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係るライトガイド部材について説明する。第2実施形態において、第1実施形態と共通する部分については、第1実施形態における説明を代用し、重複した説明を省略する。
図4は、本発明の第2実施形態に係るライトガイド部材を図2のA−A線およびB−B線と同様の切断線にて切断したときのA−A線断面図(4A)およびC部分のB−B線断面図(4B)をそれぞれ示す。
この実施形態に係るライトガイド部材1aは、第1実施形態に係るライトガイド部材1と異なり、固定部30はヘッド部30aのみを備え、かつ貫通孔18aはフランジの一部25b(ライトガイド20の一部でもある)により挿入されている。ヘッド部30aは、貫通孔18aを通るフランジの一部25bの端面と接着している(図4(4B)の接着部Pを参照)。ヘッド部30aは、プレート18の上面にも接着している。また、この実施形態では、好ましくは、フランジ25は、プレート18の裏面、貫通孔18aの内側面およびヘッド部30aの裏面に接着している。このような構成によっても、第1実施形態に係るライトガイド部材1と同様の作用効果が得られる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に係るライトガイド部材について説明する。第3実施形態において、前述の各実施形態と共通する部分については、前述の各実施形態における説明を代用し、重複した説明を省略する。
図5は、本発明の第3実施形態に係るライトガイド部材の上面図を示す。
この実施形態に係るライトガイド部材1bは、前述の各実施形態に係るライトガイド部材1,1aと異なり、1つのヘッド部を有する固定部30を備えている。固定部30は、プレート18上に配置される1個の環状部材である。固定部30は、貫通孔18aに挿入・固定される軸部30bを備えても良く、またはそのような軸部30bを備えていなくとも良い。固定部30が軸部30bを備える場合には、固定部30は、平面視にて環状の薄いゴム製の接着シートの裏に軸部30bを備えた形態を有する。なお、軸部30bは、フランジ25の内部に食い込んでいても良い。一方、固定部30が軸部30bを備えていない場合には、固定部30は、平面視にて環状の薄いゴム製の接着シートのみの形態を有する。フランジ25は、第2実施形態と同様、貫通孔18aに挿入されて固定部30の裏面と接着している。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態に係るライトガイド部材について説明する。第4実施形態において、前述の各実施形態と共通する部分については、前述の各実施形態における説明を代用し、重複した説明を省略する。
図6は、本発明の第4実施形態に係るライトガイド部材を図2のA−A線およびB−B線と同様の切断線にて切断したときのA−A線断面図(6A)およびC部分のB−B線断面図(6B)をそれぞれ示す。
この実施形態に係るライトガイド部材1cは、前述の各実施形態に係るライトガイド部材1,1a,1bと異なり、筐体10とライトガイド20とを化学的に結合している。ここで、「化学的に結合」(以後、単に「結合」ともいう。)の状態は、共有結合やイオン結合のような化学結合を有する状態を意味する。「接合」は、化学的に結合している状態の他、化学結合を介していない付着若しくは密着の状態をも含み、「化学的に結合」よりも広義の概念である。シリコーンゴムと非シリコーンゴムとの接合において、後述する表面改質処理部15を有していない場合または後述する選択接着シリコーンゴムを使用していない場合には、接合は、化学的に結合していない状態となる。この実施形態では、筐体10において少なくともライトガイド20と結合する部位は、ライトガイド20を筐体10に結合させやすい表面に改質させた表面改質処理部15となっている。ライトガイド部材1cにおいて、好ましくは、表面改質処理部15は、プライマーを塗布したプライマー処理部である。例えば、ライトガイド20をシリコーンゴムにて形成し、筐体10をポリエチレンテレフタレートにて形成する場合、プライマーとして、シリコーン系プライマーを用いることができる。筐体10とライトガイド20とは、プライマー処理部の存在によって化学的に結合する。
表面改質処理部15としては、プライマーにより成る部位に代え、プレート18等の少なくともライトガイド20に接触する部位に、紫外線の照射、プラズマの照射、コロナ処理、フレーム処理(火炎処理)、電子線の照射またはこれらの照射若しくは処理の組み合わせによって当該部位の表面を改質して、易接着性を付与した部位としても良い。表面改質処理部15は、好ましくは、プラズマの照射、コロナ処理あるいはフレーム処理によって表面清浄あるいは濡れ性の向上を実現し、これに加えてシランカップリング剤の官能基の作用によってライトガイド20の表面と化学的結合を実現可能なプライマーを供した部分である。この実施形態では、表面改質処理部15は、プレート18の表側、裏側および貫通孔18aの内側面に形成されている。このため、プレート18は、ライトガイド20のフランジ25および固定部30に対して、化学的に結合することにより、より強固に固定可能となる。その結果、ライトガイド20が筐体10から外れる事態を抑制することができる。
なお、表面改質処理部15は、プレート18のみならず、プレート18を超えた領域(例えば、筐体10の全体)に形成されても良い。また、固定部30は、ヘッド部30aのみでも良い。さらには、固定部30を1つのヘッド部30aから構成した平面視にて環状の形態を有していても良い。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態に係るライトガイド部材について説明する。第5実施形態において、前述の各実施形態と共通する部分については、前述の各実施形態における説明を代用し、重複した説明を省略する。
図7は、本発明の第5実施形態に係るライトガイド部材を図2のA−A線およびB−B線と同様の切断線にて切断したときのA−A線断面図(7A)およびC部分のB−B線断面図(7B)をそれぞれ示す。
この実施形態に係るライトガイド部材1dは、前述の第4実施形態に係るライトガイド部材1cと異なり、筐体10に表面改質処理部15を備えることなく、筐体10とライトガイド20とを化学的に結合させている。具体的には、ライトガイド20は、筐体10を構成する樹脂と選択的に接着する選択接着シリコーンゴムから成る。例えば、筐体10をポリカーボネートあるいはポリエチレンテレフタレートから主に構成した場合には、ライトガイド20は、ポリカーボネートあるいはポリエチレンテレフタレートと化学結合する助剤(例えば下記の化学式1に示す樹脂接着成分)を添加した選択接着性シリコーンゴムにより構成される。選択接着シリコーンゴムは、ポリカーボネート等の樹脂と選択的に強固に接着する特性を有する。なお、ライトガイド20を選択接着性シリコーンゴムによって構成すると共に筐体10に表面改質処理部15を備えるようにしても良い。
表面改質処理部15を形成するには、特に、シランカップリング剤を用いるのが好ましい。選択接着性シリコーンゴムと併用するシランカップリング剤は、筐体10の材質、およびライトガイド20の材質・硬化系によって適宜選択可能である。シランカップリング剤としては、エポキシ基、メタクリル基、アクリル基、アミノ基またはイソシアネート基を官能基として有するものを例示できる。それらの中でも、エポキシ基、アミノ基またはイソシアネート基を官能基として有するものが好ましく、さらにエポキシ基を官能基として有するものがより好ましい。選定したシランカップリング剤をトルエン、キシレン、酢酸エチル、メチルエチルケトン、アセトン、各種アルコール類またはアルコールと水の混合物に代表される有機溶剤にて希釈してプライマーの形態で筐体10に塗布して表面改質処理部15を形成しても良い。また、当該シランカップリング剤をそのまま使用して表面改質処理部15を形成しても良い。これは、第5実施形態以外でも同様に採用可能である。
選択接着シリコーンゴムとしては、その組成で、(a)アルケニル基含有オルガノポリシロキサン、(b)珪素原子に直結した水素原子を一分子中に少なくとも2個以上有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン、(c)付加反応触媒、(d)接着性付与成分、を含有するものが好ましい。特に、珪素原子に直結した水素原子を一分子中に少なくとも1個有し、かつ、フェニル骨格を有する基・アルコキシシリル基・グリシジル基・酸無水物基から選択された基を含む化合物であることが好ましい。さらにその中でも、少なくとも1個、より好ましくは2個以上のSi−H基と、少なくとも1個のフェニル骨格とを一分子中に有する化合物であることが特に好ましい。
選択接着シリコーンゴムとしては、例えば、シリコーンゴムパウンド(KE9510−U;信越化学工業株式会社製)100重量部に対し、付加反応型架橋剤(C−25A;信越化学工業株式会社製)1重量部、付加反応型架橋剤(C−25B;信越化学工業株式会社製)1重量部、下記の化学式1により示される化合物 1重量部を混合したものも選択接着シリコーンゴムに該当する。
Figure 2021044121
さらに、例えば、加熱硬化型のオルガノポリシロキサン組成物 100重量部に対して、補強性シリカ微粉末 1〜100重量部、エポキシ当量が100〜5000g/1molで分子中に芳香族環を少なくとも1個有する有機化合物または有機珪素化合物0.1〜50重量部を混合したものも選択接着シリコーンゴムに該当する(特許第4268633号、特許第2687832号を参照。)。
なお、固定部30は、ヘッド部30aのみでも良い。さらには、固定部30を1つのヘッド部30aから構成した平面視にて環状の形態を有していても良い。
2.ライトガイド部材の製造方法
次に、本発明に係るライトガイド部材の製造方法の各実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図8は、本発明の第1実施形態に係るライトガイド部材の製造方法の主なステップを含むフローチャートを示す。図9および図10は、両図を通じて、図8の主な工程を片側断面視にて示す。
この実施形態に係るライトガイド部材の製造方法は、先に説明した第1実施形態に係るライトガイド部材1を製造する方法である。この実施形態に係るライトガイド部材の製造方法は、インサートステップ(S110)、型締めステップ(S120)、組成物供給ステップ(S130)、合体ステップ(S140)、型開きステップ(S150)、接着剤供給ステップ(S160)、および接着ステップ(S170)を含む。以下、各工程について説明する。
(1)インサートステップ(S110)
インサートステップは、発光素子35から発光される光を透過するライトガイド20の外周に固定可能な筐体10を金型40内にセットするステップである(aの状態)。インサートステップにて用いる金型40は、上下方向に型締め可能なインサート成形用の金型であって、上金型41と、下金型42とを備える。ただし、型締め方向は、紙面上下方向に限定されるものではなく、上下方向に代えて若しくは上下方向とともに左右方向などでも良い。下金型42は、その内底部に、筐体10の表面を当該内底部に向けてセットする金型である。すなわち、インサートステップは、より具体的には、筐体10を下金型42の内底部に、筐体10の表面を当該内底部に向けてセットするステップである。また、下金型42は、硬化後にライトガイド20となる未硬化状態の硬化性組成物を金型40内部に供給する供給口としてのゲート43を備える。ゲート43の形状は、好ましくは、下金型42の下面から金型40の内部に向かって径を小さくする略円錐形状である。ただし、ゲート43の形状を略角錐形状等の他の形状としても良い。
(2)型締めステップ(S120)
型締めステップは、筐体10をインサートした金型40を型締めするステップである(bの状態)。より具体的には、型締めステップは、筐体10を下金型42の内底部にセットした状態で、その上から上金型41をかぶせて、上金型41と下金型42との型締めを行う。また、型締めを行うことにより、ライトガイド20を形成するための凹部44が形成される。凹部44は、上金型41と、下金型42と、筐体10とで囲まれた隙間である。下金型42は、筐体10のプレート18に形成されている貫通孔18aに挿入可能な形態の突出部42aを備えている。このため、金型40の型締め時には、貫通孔18aは突出部42aによって塞がれ、次のステップにて供給される硬化性組成物が入り込めない状態となる。ただし、突出部42aは、貫通孔18aを完全に塞ぐ形態または貫通孔18aの一部を塞ぐ形態を有していても良い。また、固定部30をヘッド部30aのみとする場合には、突出部42aは無くとも良い。
(3)組成物供給ステップ(S130)
組成物供給ステップは、硬化して透光性の弾性部材となる流動性のある硬化性組成物を金型40内に供給するステップである(cの状態)。より具体的には、組成物供給ステップでは、凹部44に当該硬化性組成物が供給される。凹部44は、ゲート43とつながっているため、ゲート43を通じて、硬化性組成物を凹部44に供給可能である。図中、ライトガイド部材1の一端側のみを拡大して示し、縦の破線より図中右側を省略しているが、ライトガイド部材1の反対側端部も同様の形態を備える。このため、例えば、ゲート43は、図示されている端部のみならず、他の端部にも存在する。1つのゲート43から液状の硬化性組成物を供給すると(図中の矢印G1で示す方向からの供給)、その硬化性組成物は環状の凹部44を流れ、かつ満たし、別のゲート43から流れ出る。これにより、環状の凹部44内の空気を排除しながら硬化性組成物を凹部44に充填できる。
(4)合体ステップ(S140)
合体ステップは、硬化性組成物を硬化させて、ライトガイド20と筐体10とを合体させるステップである。このステップは、「一体化ステップ」と称しても良い。すなわち、筐体10は、硬化性組成物の硬化によって形成されるライトガイド20と合体する。硬化性組成物の硬化条件は、硬化組成物の種類により異なるが、この実施形態の硬化条件は、室温からの加温を含む。この結果、凹部44とゲート43の内部にそれぞれライトガイド20およびゲート部材が形成される。ゲート部材は、ゲート痕とも称し、後工程にて除去される。
(5)型開きステップ(S150)
型開きステップは、金型40を開いて、弾性部材により形成されたライトガイド20と筐体10とが合体したライトガイド部材1を取り出すステップである(dの状態)。貫通孔18aは、片側をフランジ25で閉じられた凹部となっている。型開きステップの後に、ゲート痕の一部を完全に除去するステップをオプションとして行うこともできる。型開きステップ(S150)において金型40からライトガイド部材1を取り出す際、ゲート痕の大部分は、下金型42に残る。しかし、ゲート痕の一部は、ライトガイド20の表側の面に残る場合がある。そこで、ゲート部材除去ステップでは、より具体的には、ライトガイド20の表側の面を研磨して、ゲート痕の一部を完全に除去する。
(6)接着剤供給ステップ(S160)
接着剤供給ステップは、筐体10においてライトガイド20を固定するプレート18の貫通孔18aを挟んで、ライトガイドの一部(例えば、フランジ25)の反対側から接着剤を供給するステップである。接着剤は、接着剤供給用のシリンジ50等を用いて、矢印G2で示すように凹部に供給される(eの状態)。接着剤は、好ましくは、片面側を閉じた状態の貫通孔18a(上述の凹部)を満たして、さらにはあふれた状態になるまで供給される。
(7)接着ステップ(S170)
接着ステップは、接着剤を硬化して、固定部30とライトガイド20とを接着するステップである。ここでは、固定部30は、好ましくは、ライトガイド20と筐体10の両方に接着している。上記の凹部に供給された接着剤は、硬化によって固定部30となる(fの状態)。固定部30は、プレート18の厚さ方向に貫通する貫通孔18aより大面積のヘッド部30aを少なくとも含む。
なお、この実施形態に係るライトガイド部材の製造方法は、先に説明した第2実施形態および第3実施形態に係るライトガイド部材1a,1bを製造する際にも用いることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係るライトガイド部材の製造方法について説明する。この実施形態では、第1実施形態と共通する部分については、同一の符号を付し、適宜、その説明を省略する。
図11は、本発明の第2実施形態に係るライトガイド部材の製造方法の主なステップを含むフローチャートを示す。図12は、第2実施形態において、第1実施形態に追加される工程を経た後にインサートステップを行う状況を片側断面視にて示す。
この実施形態に係るライトガイド部材の製造方法は、先に説明した第4実施形態に係るライトガイド部材1cを製造する方法である。この実施形態に係るライトガイド部材の製造方法は、表面改質処理ステップ(S100)、インサートステップ(S110)、型締めステップ(S120)、組成物供給ステップ(S130)、合体ステップ(S140a)、型開きステップ(S150)、接着剤供給ステップ(S160)、および接着ステップ(S170)を含む。以下、第2実施形態に係るライトガイド部材の製造方法において、第1実施形態に係るライトガイド部材の製造方法と異なる工程について主に説明する。
(1)表面改質処理ステップ(S100)
表面改質処理ステップは、組成物供給ステップ(S130)よりも前に、筐体10において少なくともライトガイド20と化学的に結合する部位を、ライトガイド20を筐体10に結合しやすい表面に改質するステップである。表面改質処理ステップは、インサートステップ(S110)と型締めステップ(S120)との間、あるいは型締めステップ(S120)と組成物供給ステップ(S130)との間に行われても良い。この実施形態では、筐体10の内周17に形成されているプレート18の一部にプライマーを塗布してプライマー処理部(表面改質処理部15の一例)が形成される。なお、表面改質処理部15は、プレート18のみならず、プレート18を含むより広範囲に形成されても良い。
(2)インサートステップ(S110)、型締めステップ(S120)および組成物供給ステップ(S130)
これらのステップは、第1実施形態に係るライトガイド部材の製造方法と共通するので、それらの説明を第1実施形態における説明に代えて、ここでは省略する。
(3)合体ステップ(S140a)
合体ステップは、この実施形態では、硬化性組成物を硬化させて、当該組成物の硬化物(ライトガイド20)と筐体10とを化学的に結合させるステップである。硬化性組成物の硬化条件は、硬化組成物の種類により異なるが、この実施形態の硬化条件は、室温からの加温を含む。なお、ゲート部材は、ゲート痕とも称し、好ましくは、後工程にて除去される。
(4)型開きステップ(S150)、接着剤供給ステップ(S160)および接着ステップ(S170)
これらのステップは、第1実施形態に係るライトガイド部材の製造方法と共通するので、それらの説明を第1実施形態における説明に代えて、ここでは省略する。なお、接着ステップ(S170)では、固定部30とプレート18との間も化学的に結合可能である。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に係るライトガイド部材の製造方法について説明する。この実施形態では、前述の各実施形態と共通する部分については、同一の符号を付し、適宜、その説明を省略する。
図13は、本発明の第3実施形態に係るライトガイド部材の製造方法の主なステップを含むフローチャートを示す。
この実施形態に係る製造方法は、先に説明した第5実施形態に係るライトガイド部材1dを製造する方法である。この実施形態に係る製造方法は、表面改質処理ステップ(S100)を含まず、組成物供給ステップ(S130)において、選択接着シリコーンゴムの原料となる硬化性組成物を供給する点で第2実施形態に係る製造方法と異なる。また、合体ステップ(S140a)では、第2実施形態に係る製造方法と異なり、筐体10は、表面改質処理部15を備えなくともライトガイド20と化学的に結合する。第3実施形態におけるその他のステップは、第2実施形態に係る製造方法と同様である。
上述の製造方法により、筐体10とライトガイド20とが一体成形され、ライトガイド20と筐体10とが化学的に結合する。このため、ライトガイド20を筐体10に強固に固定することができ、ライトガイド20が筐体10から外れる事態を抑制することができる。
3.その他の実施形態
以上、本発明に係るライトガイド部材およびその製造方法の各実施形態について説明したが、本発明は、これらに限定されることなく、種々変形して実施可能である。
例えば、発光素子35は、ライトガイド20に対向する位置に設けなくても良い。発光素子35は、例えば、入光部22の側面に対向する位置等、発光素子35から発光される光が入光部22へ入光可能な位置であれば、特に限定されない。
ライトガイド部材1,1a,1b,1c,1dは、上述の製造方法に限定されず、例えば、3Dプリンター等で製造されても良い。貫通孔18aは、軸部30bとライトガイド20のフランジの一部25bの両方で埋設されていても良い。
上述の各実施形態の複数の構成要素は、互いに組み合わせ不可能な場合を除いて、自由に組み合わせ可能である。例えば、ライトガイド部材1dは、表面改質処理部15を備えても良い。その場合に、固定部30は、ヘッド部30aのみの部材でも、あるいはヘッド部30aと軸部30bとを有する部材でも良い。
本発明に係るライトガイド部材は、例えば、自動車両用のヘッドライトに利用できる。
1,1a,1b,1c,1d・・・ライトガイド部材、10・・・筐体、15・・・表面改質処理部(プライマー処理部は一例)、16・・・開口部、17・・・内周、18・・・プレート、18a・・・貫通孔、20・・・ライトガイド、25・・・フランジ(ライトガイドの一部)、25b・・・フランジの一部、30・・・固定部、30a・・・ヘッド部、30b・・・軸部(固定部の一部)、40・・・金型、P,P1・・・接着部。

Claims (14)

  1. 透光性の弾性部材で構成され、発光素子から発光される光を透過するライトガイドと、
    前記ライトガイドの外周に固定されている筐体と、
    を備えるライトガイド部材であって、
    前記筐体は、前記ライトガイドを貫通して保持する開口部を備え、
    前記開口部は、前記ライトガイドを固定するプレートを備え、
    前記プレートは、当該プレートの厚さ方向に貫通する1または2以上の貫通孔を備え、
    前記プレートの前記貫通孔を挟んで前記ライトガイドの一部の反対側に、前記貫通孔より大面積のヘッド部を少なくとも含む固定部を備え、
    前記ライトガイドの一部に、前記固定部と接着している接着部を備え、
    前記貫通孔には前記ライトガイドの一部および/または前記固定部の一部が挿入されているライトガイド部材。
  2. 前記固定部は、前記ライトガイドより高硬度の部材であることを特徴とする請求項1に記載のライトガイド部材。
  3. 前記プレートは、前記開口部の内周から前記開口部の中央に向かって形成されており、 前記ライトガイドの一部はフランジの形状を有することを特徴とする請求項1または2に記載のライトガイド部材。
  4. 前記固定部は、前記ヘッド部から前記貫通孔を通る軸部を備え、
    前記接着部は、前記軸部の端面と接着していることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のライトガイド部材。
  5. 前記固定部は、ヘッド部のみを備え、
    前記貫通孔は前記ライトガイドの一部を挿入しており、
    前記ヘッド部は、前記貫通孔を通る前記ライトガイドの一部の前記接着部と接着していることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のライトガイド部材。
  6. 前記ライトガイドは主にシリコーンゴムから成り、
    前記固定部は、前記ライトガイドより高硬度のシリコーンゴムから主に成ることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のライトガイド部材。
  7. 前記固定部は、前記ライトガイドに比べて多くのフィラーを含むことを特徴とする請求項6に記載のライトガイド部材。
  8. 前記筐体と前記ライトガイドとは、化学的に結合していることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のライトガイド部材。
  9. 前記筐体において少なくとも前記ライトガイドと結合する部位は、前記ライトガイドを前記筐体に結合しやすい表面に改質させた表面改質処理部であることを特徴とする請求項8に記載のライトガイド部材。
  10. 前記表面改質処理部は、プライマーを塗布したプライマー処理部であることを特徴とする請求項9に記載のライトガイド部材。
  11. 前記ライトガイドは、前記筐体に結合しやすいように改質された選択接着性シリコーンゴムであることを特徴とする請求項8から10のいずれか1項に記載のライトガイド部材。
  12. 請求項1から11のいずれか1項に記載のライトガイド部材を製造する方法であって、
    発光素子から発光される光を透過するライトガイドの外周に固定可能な筐体を金型内にセットするインサートステップと、
    前記筐体をインサートした前記金型を型締めする型締めステップと、
    硬化して透光性の弾性部材となる流動性のある硬化性組成物を前記金型内に供給する組成物供給ステップと、
    前記硬化性組成物を硬化させて前記筐体と合体させる合体ステップと、
    前記金型を開いて、前記弾性部材により形成された前記ライトガイドと前記筐体とが合体したライトガイド部材を取り出す型開きステップと、
    前記筐体において前記ライトガイドを固定するプレートの前記貫通孔を挟んで、前記ライトガイドの一部の反対側から、硬化すると前記貫通孔より大面積のヘッド部を少なくとも含む固定部となる接着剤を供給する接着剤供給ステップと、
    前記接着剤を硬化して、前記固定部と前記ライトガイドとを接着する接着ステップと、
    を含むことを特徴とするライトガイド部材の製造方法。
  13. 前記合体ステップでは、前記硬化性組成物を硬化させて前記筐体と化学的に結合させることを特徴とする請求項12に記載のライトガイド部材の製造方法。
  14. 前記組成物供給ステップよりも前に、
    前記筐体において少なくとも前記ライトガイドと化学的に結合する部位を、前記ライトガイドを前記筐体に結合しやすい表面に改質する表面改質処理ステップを実行することを特徴とする請求項13に記載のライトガイド部材の製造方法。

JP2019164412A 2019-09-10 2019-09-10 ライトガイド部材およびその製造方法 Active JP7254667B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019164412A JP7254667B2 (ja) 2019-09-10 2019-09-10 ライトガイド部材およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019164412A JP7254667B2 (ja) 2019-09-10 2019-09-10 ライトガイド部材およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021044121A true JP2021044121A (ja) 2021-03-18
JP7254667B2 JP7254667B2 (ja) 2023-04-10

Family

ID=74864350

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019164412A Active JP7254667B2 (ja) 2019-09-10 2019-09-10 ライトガイド部材およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7254667B2 (ja)

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10311315A (ja) * 1997-05-13 1998-11-24 Shin Etsu Chem Co Ltd シリコン製ネジ類
JP2010147383A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Asahi Rubber Inc 光学レンズ付きシート部材およびその製造方法、ならびに発光装置およびそれを用いた液晶表示装置、看板、太陽電池
JP2011060112A (ja) * 2009-09-11 2011-03-24 Fujikura Ltd キーボード装置
JP2011134524A (ja) * 2009-12-24 2011-07-07 Stanley Electric Co Ltd 車両用灯具
JP2011528162A (ja) * 2008-07-16 2011-11-10 オスラム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 少なくとも1つの光学的なエレメントを備えた保持フレーム
JP2012018887A (ja) * 2010-07-09 2012-01-26 Stanley Electric Co Ltd 車両用灯具
JP2012146546A (ja) * 2011-01-13 2012-08-02 Sharp Corp 照明装置
JP2013206875A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Koito Mfg Co Ltd 車両用灯具
JP2015069860A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 スタンレー電気株式会社 車両用灯具
JP2017107835A (ja) * 2015-12-04 2017-06-15 株式会社小糸製作所 面状発光体を用いた車両用標識灯
JP2019021525A (ja) * 2017-07-19 2019-02-07 能美防災株式会社 表示灯

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10311315A (ja) * 1997-05-13 1998-11-24 Shin Etsu Chem Co Ltd シリコン製ネジ類
JP2011528162A (ja) * 2008-07-16 2011-11-10 オスラム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 少なくとも1つの光学的なエレメントを備えた保持フレーム
JP2010147383A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Asahi Rubber Inc 光学レンズ付きシート部材およびその製造方法、ならびに発光装置およびそれを用いた液晶表示装置、看板、太陽電池
JP2011060112A (ja) * 2009-09-11 2011-03-24 Fujikura Ltd キーボード装置
JP2011134524A (ja) * 2009-12-24 2011-07-07 Stanley Electric Co Ltd 車両用灯具
JP2012018887A (ja) * 2010-07-09 2012-01-26 Stanley Electric Co Ltd 車両用灯具
JP2012146546A (ja) * 2011-01-13 2012-08-02 Sharp Corp 照明装置
JP2013206875A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Koito Mfg Co Ltd 車両用灯具
JP2015069860A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 スタンレー電気株式会社 車両用灯具
JP2017107835A (ja) * 2015-12-04 2017-06-15 株式会社小糸製作所 面状発光体を用いた車両用標識灯
JP2019021525A (ja) * 2017-07-19 2019-02-07 能美防災株式会社 表示灯

Also Published As

Publication number Publication date
JP7254667B2 (ja) 2023-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103778857B (zh) 用于制造柔性显示装置的设备和方法
US10960599B2 (en) Method of manufacturing gasket
KR101665840B1 (ko) 개편화 장치용 진공 흡착 시트 및 고정 지그의 제조 방법
EP1447616A3 (en) Vehicular headlamp
MY140213A (en) Adhesive sheet for producing semiconductor device, semiconductor device, and manufacturing method thereof
EP1447617A3 (en) Vehicular headlamp
US9162608B2 (en) Covering element
JP6309115B2 (ja) 樹脂成型体又はゴム成形体の表面処理方法
JP6495286B2 (ja) 防水嵌合体及び防水嵌合体の製造方法
CN101052059A (zh) 按键板
US20170278716A1 (en) Sealing sheet, sealing sheet with separator, semiconductor device, and production method for semiconductor device
CN107924038B (zh) 光学部件以及光照射装置
JP5513704B2 (ja) レンズ体
JP7254667B2 (ja) ライトガイド部材およびその製造方法
JP2017163105A (ja) 光半導体素子被覆シート、密着層−被覆層付光半導体素子およびその製造方法、密着層付光半導体素子の製造方法
JP4875858B2 (ja) 半導体光学素子用レンズの製造方法
JP2021044119A (ja) ライトガイド部材およびその製造方法
JP7002248B2 (ja) 樹脂部材の表面改質方法及び組立体の製造方法
WO2016039442A1 (ja) 封止層被覆光半導体素子の製造方法および光半導体装置の製造方法
JP2017163104A (ja) 被覆層付光半導体素子およびその製造方法
JP2021044305A (ja) 保持装置および保持装置の製造方法
JP2016103319A (ja) 照明装置および照明装置の製造方法
TW200801150A (en) Adhesive for insulating film
US20240088332A1 (en) Light emitting device and method of manufacturing light emitting device
TWI355324B (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220412

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230227

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230314

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230329

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7254667

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150