JP2021043681A - 情報処理システム及びサーバ並びにカード類のパッケージング - Google Patents

情報処理システム及びサーバ並びにカード類のパッケージング Download PDF

Info

Publication number
JP2021043681A
JP2021043681A JP2019164948A JP2019164948A JP2021043681A JP 2021043681 A JP2021043681 A JP 2021043681A JP 2019164948 A JP2019164948 A JP 2019164948A JP 2019164948 A JP2019164948 A JP 2019164948A JP 2021043681 A JP2021043681 A JP 2021043681A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
code
information
activation
association
server
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019164948A
Other languages
English (en)
Inventor
朋良 梶川
Tomoyoshi Kajikawa
朋良 梶川
秀考 岩垂
Hidetaka Iwadare
秀考 岩垂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Incom Japan Co Ltd
Yamaguchi Securities Printing Inc
Original Assignee
Incom Japan Co Ltd
Yamaguchi Securities Printing Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Incom Japan Co Ltd, Yamaguchi Securities Printing Inc filed Critical Incom Japan Co Ltd
Priority to JP2019164948A priority Critical patent/JP2021043681A/ja
Publication of JP2021043681A publication Critical patent/JP2021043681A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

【課題】複数のカード類の夫々に表示又は記憶されるコード同士の関連付けが可能であるとともに、関連付けのための専用のコードが不要な情報処理システム及びサーバ並びにカード類のパッケージングを提供することを課題とする。【解決手段】一のカード類である第1カード類に表示又は記憶される第1コードと、他のカード類である第2カード類に表示又は記憶される第2コードとを関連付ける関連付けコードとして、該第1コードを利用可能に切り替えるアクティベーション処理を行うための第1活性化コードを用いる。【選択図】図4

Description

本発明は、カード類に表示又は記憶されるコードの情報処理を行う情報処理システム及びサーバ並びに複数のカード類をパッケージ化してなるカード類のパッケージングに関する。
コードが表示又は記憶されたカード類が従来公知である。このコードを、ユーザの情報端末であるユーザ端末からネットワークを介してサービス提供サーバに送信することによって、種々のサービスを該ユーザに提供可能になる。例えば、各種クーポンの提供や、音楽、動画、漫画、小説等の各種コンテンツを購入可能なポイントの提供や、ゲーム内でのプレイを有利に進める武器やアイテム等の提供などのサービスをサーバからユーザ端末に提供できる。
さらに、これを改良したものとして、特許文献1に示すものが公知になっている。具体的には、パッケージ化された複数のカード類に印刷される夫々のコードと関連付けされる一の関連付けコード(同文献では「グループコード」)を、該複数のカード類を重ねた状態で束ねてパッケージ化する帯(パッケージ材)の表面や、重ねられた一番上のカード類の表面に印刷等で表示する。
該構成によれば、複数のコードの夫々に対する情報処理は、前記関連付けコードを利用して一括で行うことが可能になる。例えば、上記文献のように、提供するサービスの内容を複数のコード毎に対応付ける処理を、関連付けコードを利用し、一括して行うことが可能になる。また、パッケージ化された複数のカード類に表示又は記憶されるコードによって提供される複数種類のサービスの組合せ毎に、コードの利用情報や、該カード類の売れ行きを取得してマーケティングに活用することもできる。
一方、上記文献の情報処理システム及びカード類のパッケージングは、関連付け専用のコードである関連付けコードが必要になり、該関連付けコードを表示する箇所や、記憶する記憶領域を別途用意する必要がある。
国際公開第2016/199841号
本発明は、複数のカード類の夫々に表示又は記憶されるコード同士の関連付けが可能であるとともに、関連付けのための専用のコードが不要な情報処理システム及びサーバ並びにカード類のパッケージングを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明の情報処理システムは、カード類に表示又は記憶されたコードの情報処理を行う情報処理システムであって、一又は複数の記憶装置と、前記カード類である第1カード類に表示又は記憶される第1コードと、該第1コードとは別のコードとして前記第1カード類に表示又は記憶されるか、或いは該第1カード類をパッケージするパッケージ材に表示又は記憶される関連付けコードとを関連付けした情報を前記記憶装置に記憶する第1関連付け処理を実行する第1関連付け手段と、前記第1コードを利用可能に切り替えるアクティベーション処理を行う活性化手段と、前記第1カード類とは別のカード類であって且つ該第1カード類と共にパッケージされる第2カード類に前記コードとして表示又は記憶される第2コードと、前記関連付けコードとを関連付けした情報を前記記憶装置に記憶することにより、該第1コードと該第2コードとを関連付けるコード間関連付け処理を実行するコード間関連付け手段と、を備え、前記関連付けコードは、前記活性化手段によって第1コードを利用可能に切り替える際に用いるアクティベーションコードである第1活性化コードであることを特徴とする。
前記第1関連付け処理を実行した後、前記コード間関連付け処理を実行するものとしてもよい。
前記第1関連付け処理と、前記コード間関連付け処理とを同時に実行するものとしてもよい。
前記第2カード類に表示又は記憶されるアクティベーションコードである第2活性化コードと、該第2カード類と共にパッケージ化される第1カード類に表示又は記憶された前記第1コードとを関連付けした情報を前記記憶装置に記憶する第2関連付け処理を実行する第2関連付け手段を備え、前記活性化手段は、前記第1活性化コード及び前記第2活性化コードの何れを用いても前記第1コードのアクティベーション処理を実行可能に構成され、前記第1コードに対するアクティベーション処理の際に利用されたのが前記第1活性化コードと、前記第2活性化コードとの何れであるかを識別する識別手段を設けたものとしてもよい。
前記第2関連付け手段が前記コード間関連付け手段としても機能するものとしてもよい。
前記第2関連付け手段が前記コード間関連付け手段とは別に設けられたものとしてもよい。
また、本発明の情報処理サーバは、前記情報処理システムにおける前記記憶装置及び前記コード間関連付け手段を備えたことを特徴とする。
さらに、本発明のカード類のパッケージングは、前記情報処理システムにおける前記コード間関連付け手段によって前記第1活性化コードと関連付けされた前記第2コードが表示又は記憶された第2カード類と、前記第1関連付け手段によって前記第1活性化コードと関連付けされた前記第1コードが表示又は記憶された第1カード類と、前記第1カード類と前記第2カード類とをパッケージするパッケージ材とを備え、前記第1活性化コードは、前記パッケージ材又は前記第1カード類に表示又は記憶されたことを特徴とする。
一のカード類である第1カード類に表示又は記憶される第1コードを利用可能に切り替えるアクティベーション処理を行うための第1活性化コードを、該第1コードと、他のカード類である第2カード類に表示又は印刷された第2コードとを関連付けする関連付けコードとして用いるため、関連付け用の専用のコードを用いることなく、複数のコード同士の関連付けを行うことが可能になる。
本発明を適用した情報処理システムの構成を説明する説明図である。 (A)は本発明を適用したカードのパッケージングの構成を説明する説明図であり、(B)は第1カードの構成を説明する説明図である。 第1サーバの構成を示すブロック図である。 第2サーバの構成を示すブロック図である。 (A)は第1関連付け情報部のデータ構造を示す一覧表であり、(B)は第1コード情報部のデータ構造を示す一覧表であり、(C)は第2関連付け情報部のデータ構造を示す一覧表であり、(D)は第2コード情報部のデータ構造を示す一覧表である。 第1関連付け処理を含む処理の手順を示すフロー図である。 第2関連付け処理を含む処理の手順を示すフロー図である。 本発明の別実施形態に係る情報処理システムの一部を構成する情報処理サーバの構成を示すブロック図である。 関連付け情報部のデータ構造を示す一覧表である。 関連付け手段による一連の処理を含む処理の手順を示すフロー図である。 本発明の別実施形態に係るカードのパッケージングの構成を説明する説明図である。 別実施形態に係る共通サーバの構成をブロック図である。 (A)はコード間関連付け情報記憶部のデータ構造を示す一覧表であり、(B)は識別情報記憶部のデータ構造を示す一覧表である。 (A)は第1コード情報部のデータ構造を示す一覧表であり、(B)は第2関連付け情報部のデータ構造を示す一覧表である。 コード間関連付け処理を含む処理の手順を示すフロー図である。 コード間関連付け情報記憶部のデータ構造を示す一覧表である。
図1は本発明を適用した情報処理システムの構成を説明する説明図である。本情報処理システムは、第1サーバ10と、第2サーバ20と、共通サーバ30と、カード(カード類)の製造やパッケージ化を行う作業者の情報端末である作業端末40と、を備えている。
第1サーバ10、第2サーバ20、共通サーバ30及び作業端末40は、インターネット等のグローバルなネットワーク50を介して、相互に通信可能に構成されている。
第1サーバ10及び第2サーバ20の夫々は、処理を担当するカードに表示又は記憶されるコードに関する各種の情報を保持するとともに、該コードに対する各種の情報処理を行う他、作業端末40から送られてくる各種の情報を受信し、前述した情報処理やその他の情報処理に活用する。
共通サーバ30は、カードを販売する販売店に設置された情報端末であるレジ端末100からネットワーク50を介して直接的又は間接的に送信されてくる情報を処理して第1サーバ及び第2サーバに送信する。
作業端末40は、カードの夫々に表示又は印刷される複数のコード間の関連付け処理を行い、この関連付け情報を第1サーバ10又は第2サーバ20に送信する。
レジ端末100は、販売店の店舗で客がカードを購入する際の決済処理に連動して該カードに表示又は印刷されたコードに関する情報を、上述した共通サーバ30に送信する。共通サーバ30は、コードに関する情報を第1サーバ10又は第2サーバ20に送信する。コードに関する情報を受信した第1サーバ10又は第2サーバ20は、該コードを利用可能とする処理であるアクティベーション処理を行う。
ユーザは、自身の情報端末であるユーザ端末200によって、自身の手元にあるカードの表示又は印刷されたアクティベーション処理済みのコードを、該コードに関するサービスを提供しているサービス提供サーバ300に送信する。
このサービス提供サーバ300は、ユーザ端末200から送信されてきたコードがアクティベーション処理を完了したか否かの情報である活性化情報を、第1サーバ10又は第2サーバ20から取得する。サービス提供サーバ300は、コードが利用可能な状態であれば、該コードを送信してきたユーザに対して、該コードに対応したサービスを提供する。
サービス提供サーバ300によって提供されるサービスについて説明すると、音楽、動画、漫画、小説若しくはゲームその他のアプリ等のコンテンツ等のダウンロードサービス、前記コンテンツのストリーミングサービス又は特定のネットワークゲームに利用可能なアイテムやゲーム内で利用可能な通貨等を提供サービス、或いはこれらのサービス提供時に支払う代金に代わりに利用可能なポイントの付与サービス等の種々のサービスを、サービス提供サーバ300からユーザ端末200に提供することが可能である。
サービス提供サーバ300によってユーザ端末200にサービスを提供する方法も、種々の方法が採用可能である。例えば、サービス提供の対象になっているユーザのIDやパスワード等のアカウント情報をサービスサーバ300の記憶装置に予め記憶し、該ユーザのアカウント情報にサービスの提供情報を含めれば、該ユーザに種々のサービスを提供することが可能になる。また、サービス提供サーバ300からの各種の情報を、ユーザのユーザ端末200にダウンロードさせることによって、サービス提供を行ってもよい。
ちなみに、レジ端末100、ユーザ端末200及びサービス提供サーバ300もネットワーク50を介した通信が可能に構成されている。
図2(A)は本発明を適用したカードのパッケージングの構成を説明する説明図であり、(B)は第1カードの構成を説明する説明図である。図示されたカードのパッケージング(カード類のパッケージング)は、前記カードの一種である第1カード(第1カード類)1と、前記カードの一種である第2カード(第2カード類)2と、第1カード1が糊等の接着剤により貼り付けられて該第1カードと共にパッケージ化されるパッケージシート(パッケージ材)3と、第1カード1、第2カード2及びパッケージシート3を包装する透明なシート状の袋体であるシート状包装袋(パッケージ材)4と、を備えている。
第1カード1は、その厚み方向から見た形状が横長の方形状に成形された紙製又は合成樹脂製等のカード本体5と、該カード本体5に表示された2つのコードC1,C2の1つを隠蔽する隠蔽シール6とを有している。第1カード1へのコードC1,C2の表示は、該コードC1,C2を、カード本体5の表裏何れかの面(図示する例では、裏面5a)に印刷等するか、或いは該コードC1,C2が印刷等されたシールやシート等をカード本体5の表裏何れかの面に貼付すること等によって行う。
なお、これらのコードC1,C2を、第1カード1に記憶することも可能であるが、この場合には、コードC1,C2をカード本体5の表裏に形成された表層の間に配置された図示しないICチップ等に記憶する。
図示する例では、第1カード1に表示又は記憶された2つのコードC1,C2の1つは前記裏面5aの右寄りの上側箇所に表示(具体的には印刷)された第1コードC1であり、残りの1つは前記裏面5aの下寄りの中央側箇所に表示(具体的には印刷)された第1活性化コード(関連付けコード)C2である。
第1コードC1は上述したようなサービスの提供のために利用される。第1活性化コードC2は、第1コードC1に対してアクティベーション処理を実行する際に用いられるアクティベーションコードである。また、この第1活性化コードC2は、第1コードC1とは異なるサービスを提供するための後述する第2コードC3に対するアクティベーション処理にも用いることが可能である。
第1活性化コードC2は、第1カード1の販売時の決済処理に用いるために、レジ端末100のバーコードリーダによって読取可能な一次元バーコード等によって構成されている。この第1活性化コードC2には、該第1活性化コードC2が表示又は記憶された第1カード1の販売価格等の情報が含まれる。さらに、この第1活性化コードC2には、共通サーバ30へのアクセス情報等を含まることも可能である。この場合、レジ端末100の記憶装置に、共通サーバ30へのアクセス情報を予め記憶させておく必要がなくなる。
隠蔽シール6は、上述した第1コードC1を隠蔽するために用いられ、図示する例では、貼付後にコイン等で削り取ることが可能なスクラッチ式のものを採用しているが、剥離可能なものを採用してもよい。そして、この隠蔽シール6の剥離又は削り取りによって、第1コードC1を露出させてユーザに認識させることが可能になる。
パッケージシート3は、その厚み方向から見て、横方向の長さが第1カード1と同一又は略同一であって且つ縦長な方形状に成形されている。隠蔽シール6によって第1コードC1が隠蔽された状態の第1カード1におけるカード本体5の裏面5aを、その下端及び左右端をパッケージシート3の下端及び左右端にそれぞれ一致又は略一致させた状態で、糊等の接着剤により、該パッケージシート3の表面に剥離可能に貼付している。
このようにして第1カード1をパッケージシート3に貼付してパッケージ化した場合、第1コードC1が前記隠蔽シール6及びパッケージシート3によって二重に隠蔽された状態になる。この状態のままで、第1活性化コードC2をバーコードリーダやカメラ等によって読取可能なように、パッケージシート3には、第1活性化コードC2を露出させる露出孔3aが穿設されている。
第2カード2は、第1カード1と共にセット販売される付属のカードである。すなわち、第1カード1は単品で販売されることもあるが、この第2カード2が単体で販売されることは想定されておらず、常に第1カード1とセットで販売される。この第2カード2は、その厚み方向から見た形状がパッケージシート3と同一又は略同一に成形された紙製又は合成樹脂製等のカード本体7と、該カード本体7に表示された複数(図示する例では、3つ)のコードC3,C4,C5の1つを隠蔽する隠蔽シール8とを有している。
第2カード2へのコードC3,C4,C5の表示は、該コードC3,C4,C5を、カード本体7の表裏何れかの面(図示する例では、裏面7a)に印刷等するか、或いは該コードC3,C4,C5が印刷等されたシールやシート等をカード本体5の表裏何れかの面に貼付すること等によって行う。
なお、これらのコードC3,C4,C5を、第2カード2に記憶することも可能であるが、この場合には、コードC3,C4,C5をカード本体7の表裏に形成された表層の間に配置された図示しないICチップ等に記憶する。
図示する例では、第2カード2に表示又は記憶された3つのコードC3,C4,C5の1つは前記裏面7aの下寄り且つ右寄り箇所に表示(具体的には印刷)された前記第2コードC3であり、その他の1つは前記裏面7aにおける第2コードC3よりもさらに下側の左右中央寄り箇所に表示(具体的には印刷)された第2活性化コードC4であり、最後の1つは前記裏面7aにおける第2活性化コードC3よりも上側の左右中央寄り箇所に表示(具体的には印刷)された付属コードC5である。
第2活性化コードC4は、第1コードC1及び第2コードC3のアクティベーション処理に用いることが可能なアクティベーションコードである。付属コードC5は、第2コードC3によって提供されるサービスに関する情報(例えば、該サービスの提供元のURL)が埋め込まれた二次元バーコードであり、省略することも可能である。
第2活性化コードC4は、該第2活性化コードC4が表示又は記憶された第2カード2とセット販売される第1カード1の販売時の決済処理に用いることを可能にするため、レジ端末100のバーコードリーダによって読取可能な一次元バーコード等によって構成されている。この第2活性化コードC4には、前記第1カードの販売価格等の情報や、第2カードの内容の情報が含まれる。さらに、この第2活性化コードC4には、第1活性化コードC2と同様、共通サーバ30へのアクセス情報等を含めることも可能である。この場合、レジ端末100の記憶装置には、共通サーバ30へのアクセス情報を予め記憶させておく必要がなくなる。
隠蔽シール8は、上述した第2コードC3を隠蔽するために用いられ、図示する例では、貼付後にコイン等で削り取ることが可能なスクラッチ式のものを採用しているが、剥離可能なものを採用してもよい。そして、この隠蔽シール6の剥離又は削り取りによって、第2コードC3を露出させてユーザに認識させることが可能になる。
この第2カード2の裏面を、第1カード1が上述のようにして貼付されたパッケージシート3の表面に重ねた状態で、これらを前記シート状包装袋4の内部に差込み挿入した後、該包装シード4を密閉することによって第1カード1及び第2カード2のパッケージ化の作業を完了する。
ところで、上述した決済処理や、その後のアクティベーション処理を可能にするため、第1カード1に表示又は記憶された第1コードC1及び第1活性化コードC2を互いに関連付けて記憶する第1関連付け処理と、該第1カード1と共にシート状包装袋4によってパッケージ化される第2カード2に表示又は記憶された第2コードC3及び第2活性化コードC4を互いに関連付けて記憶する第2関連付け処理と、第2コードC3を該第1活性化コードC2に関連付けて記憶することによって、該第1活性化コードC2を介した第1コードC1と第2コードC3との関連付けを行うコード間関連付け処理とを、該第1カード1及び該第2カード2がシート状包装袋4によってパッケージ化された商品の販売前に行っておく必要がある。
第1関連付け処理は、第1サーバ10によって実行され、第1活性化コードC2と第1コードC1とを関連付けした情報である第1関連付け情報を生成して記憶する。この第1関連付け処理の後、共通サーバ30から第1サーバ10への第1活性化コードC2の送信によって、該第1活性化コードC2に関連付けされた第1コードC1のアクティベーション処理を、第1サーバ10で行うことが可能になる。
第2関連付け処理は、第2サーバ20によって実行され、第2活性化コードC4と第2コードC3とを関連付けした情報である第2関連付け情報を生成して記憶する。この第2関連付け処理の後、共通サーバ30から第2サーバ20への第2活性化コードC4の送信によって、該第2活性化コードC4に関連付けされた第2コードC3のアクティベーション処理を、第2サーバ20で行うことが可能になる。
コード間関連付け処理は、第1サーバ10、第2サーバ20又は共通サーバ30(本例では、第2サーバ20)によって実行され、第1コードC1又は第1活性化コードC2と、第2コードC3又は第2活性化コードC4とを関連付けした情報であるコード間関連付け情報を生成して記憶する。このコード間関連付け処理の後、第1活性化コードC2による第1コードC1のアクティベーション処理に併せて、第2サーバ20による第2コードC3のアクティベーション処理が可能になる。
このコード間関連付け情報によって、第2活性化コードC4による第1コードC1のアクティベーション処理も可能になる。
ちなみに、第1活性化コードC2及び第2活性化コードC4には、アクティベーション処理を行うべきサーバである第1サーバ10又は第2サーバ20へのアクセス情報を含めてもよい。
例えば、第1活性化コードC2を用いたアクティベーション処理は、第1サーバ10及び第2サーバ20の両方で行うため、該第1活性化コードC2には、第1サーバ10及び第2サーバ20の両方へのアクセス情報が含まれる。また、第2活性化コードC4を用いたアクティベーション処理を第2コードC3に対してのみ行うことを可能とする場合には、該第2活性化コードC4に、第2サーバ20へのアクセス情報のみを含める。一方、第2活性化コードC4を用いたアクティベーション処理を第1コードC1及び第2コードC3の両方に対して行うことを可能とする場合、該第2活性化コードC4に、第1サーバ10及び第2サーバ20へのアクセス情報を含める。
該構成によれば、第1活性化コードC2及び第2活性化コードC4の夫々によるアクティベーション処理を行う第1サーバ10又は第2サーバ20へのアクセス情報を、共通サーバ30の記憶装置に予め記憶させておく必要がなくなる。
次に、図1乃至7に基づいて、第1関連付け処理及び第2関連付け処理の詳細な内容について説明する。
図3は、第1サーバの構成を示すブロック図である。第1サーバ10は、CPU及びRAM等から構成され且つプログラムの実行によって各種の機能(手段)を実装する制御部11と、SSD又はHDD等から構成されて各種の情報が記憶される記憶装置12と、ネットワーク50を介した無線通信又は有線通信を可能とする通信インターフェース13とを備えている。
制御部11には、前記第1関連付け処理を行う第1関連付け手段11aと、第1コードC1に対するアクティベーション処理を行う第1活性化手段11bと、第2サーバ20、共通サーバ30、作業端末40及びサービス提供サーバ300の夫々に対してコードに関する情報のやり取りをネットワーク50経由で行うコード情報入出力手段(情報取得手段)11cと、第1コードC1に対するアクティベーション処理の際に利用されたのが第1活性化コードC2と第2活性化コードC4との何れであるかを識別し、その結果である識別情報を生成する識別手段11dとが設けられている。
記憶装置12には、第1関連付け手段11aによる第1関連付け処理によって生成された第1関連付け情報が記憶される第1関連付け情報記憶部12aと、第1コードC1に関する管理用の情報である第1コード情報が記憶される第1コード情報記憶部12bとが記憶領域として設けられている。
図4は、第2サーバの構成を示すブロック図である。第2サーバ20は、CPU及びRAM等から構成され且つプログラムの実行によって各種の機能(手段)を実装する制御部21と、SSD又はHDD等から構成されて各種の情報が記憶される記憶装置22と、ネットワーク50を介した無線通信又は有線通信を可能とする通信インターフェース23とを備えている。
制御部21には、前記第2関連付け処理を行う第2関連付け手段21aと、第2コードC3に対するアクティベーション処理を行う第2活性化手段(活性化手段)21bと、第1サーバ10、共通サーバ30、作業端末40及びサービス提供サーバ300の夫々に対してコードに関する情報のやり取りをネットワーク50経由で行うコード情報入出力手段(情報取得手段)21cとが設けられている。
記憶装置22には、第2関連付け手段21aによる第2関連付け処理によって生成された第2関連付け情報が記憶される第2関連付け情報記憶部22aと、第2コードC3に関する管理用の情報である第2コード情報が記憶される第2コード情報記憶部22bとが記憶領域として夫々確保されている。
また、第2関連付け手段21aは、前記コード間関連付け処理を行うコード間関連付け手段にもなる。このため、第2関連付け情報には、コード間関連付け情報が含まれる。
図5(A)は第1関連付け情報部のデータ構造を示す一覧表であり、(B)は第1コード情報部のデータ構造を示す一覧表であり、(C)は第2関連付け情報部のデータ構造を示す一覧表であり、(D)は第2コード情報部のデータ構造を示す一覧表である。
第1関連付け情報記憶部12aはデータテーブルであり、該データテーブルは、夫々の第1関連付け情報毎に個別に付与されるIDの情報が格納される「ID」と、一の第1コードC1が格納される「第1コード」と、該第1コードC1をアクティベーション処理する際に用いられる第1活性化コードC2の情報が格納される「第1活性化コード」と、を項目として有している。
第1コード情報記憶部12bは、データテーブルであり、該データテーブルは、夫々の第1コード情報毎に個別に付与されるIDの情報が格納される「ID」と、一の第1コードC1の情報が格納される「第1コード」と、該第1コードC1がアクティベーション処理されて利用可能になっているか否かの情報が格納される「活性化状態」と、該第1コードC1がアクティベーション処理される際に用いられた活性化コードが第1活性化コードC2又は第2活性化コードC4の何れであるかが識別された結果に関する情報である前記識別情報が格納される「識別情報」と、該第1コードC1によって提供されるサービスが既に提供されたか否かの情報が格納される「サービス提供状況」と、を項目として有している。
ちなみに、第1コード情報の「識別情報」に識別情報として格納される情報は、第1コードC1に対するアクティベーション処理が実行される前であることを示す情報(図示する例では、「処理前」)と、第1コードC1に対するアクティベーション処理が第1活性化コードC2によって実行されたことを示す情報(図示する例では、「第1活性化コード」)と、第1コードC1に対するアクティベーション処理が第2活性化コードC4によって実行されたことを示す情報(図示する例では、「第2活性化コード」)との3種類がある。
ただし、第1コード情報の「識別情報」に識別情報として格納される情報の種類を、「第1活性化コード」と「第2活性化コード」の2種類に絞り、「処理」の情報を省略してもよい。そして、一の第1コードC1がアクティベーション処理される前は、該第1コードC1の第1コード情報の「識別情報」の項目には、この2種類の情報のうちの何れか一方を初期値として予め入力される。
そして、第1コードC1に対してアクティベーション処理が実行された際、該第1コード情報の「識別情報」の項目には、識別手段11dによる識別結果の情報が改めて入力される。
第2関連付け情報記憶部22aは、データテーブルであり、該データテーブルは、夫々の第2関連付け情報毎に個別に付与されるIDの情報が格納される「ID」と、一の第2コードC3の情報が格納される「第2コード」と、該第2コードC3をアクティベーション処理する際に用いられる第1活性化コードC2の情報が格納される「第1活性化コード」と、該第2コードC3をアクティベーション処理する際に用いられる第2活性化コードC4の情報が格納される「第2活性化コード」と、を項目として有している。
また、第2関連付け情報記憶部22aに格納される第2関連付け情報には、上述した通り、第1活性化コードC2の情報が含まれ、第2コードC3と第1活性化コードC2とを関連付けする情報であるため、上述したコード間関連付け情報にもなる。このため、第2関連付け情報記憶部22aは、コード間関連付け情報記憶部になる。
第2コード情報記憶部22bは、データテーブルであり、該データテーブルは、夫々の第2コード情報毎に個別に付与されるIDの情報が格納される「ID」と、一の第2コードC3の情報が格納される「第2コード」と、該第2コードC3がアクティベーション処理されて利用可能になっているか否かの情報が格納される「活性化状態」と、該第2コードC3によって提供されるサービスが既に提供されたか否かの情報が格納される「サービス提供状況」と、を項目として有している。
図6は、第1関連付け処理を含む処理の手順を示すフロー図である。第1カード1に新たに表示又は記録させることが可能な一又は複数の第1コードC1の情報と、該第1コードC1と同数の第1活性化コードC2の情報とは、互いに関連付けされていない状態で、第1サーバ10のコード情報入出力手段11cによって、ネットワーク50経由で作業端末40に送信される(S101)。具体的には、第1サーバ10の第1関連付け手段11aによって生成された指示によって、コード情報入出力手段11cからの上述した情報提供が実行される。
ちなみに、このような提供対象になり得る第1コードC1及び第1活性化コードC2は、第1関連付け情報記憶部12aに記憶されたことのない新規のものが好ましいが、不正な再利用が防止できるのであれば、既に特定のユーザに対してサービス提供を行った後の第1コードC1を、該提供対象とすることも可能である。このようにして提供対象になった第1コードC1は、初期化した状態で、該提供前に第1コード記憶部12bに予め記憶される他、該第1コードC1を含む第1関連付け情報も、第1関連付け情報記憶部12aから削除しておく。
第1コードC1の初期化について説明すると、初期化された第1コードC1に関する情報である第1コード情報の「第1コード」の項目には、提供対象とすべき一の第1コードC1の情報が格納され、「活性化状態」の項目には、該第1コードC1に対するアクティベーション処理がまだ実行されていないことを示す情報(図示する例では、「利用不可」)が格納され、「識別情報」の項目には、該第1コードC1に対するアクティベーション処理がまだ実行されていないことを示す情報(図示する例では、「処理前」)が格納され、「サービス提供状況」の項目には、該第1コードC1によるサービス提供がまだされていないことを示す情報(図示する例では「未提供」)が格納される。
上述のようにして提供された一又は複数の第1コードC1と、それと同数の第1活性化コードC2とについて、同一の第1カード1に表示又は記憶する第1コードC1と第1活性化コードC2との組合せを、製造する第1カード1毎に定めた情報である第1紐付け情報が、作業端末40を用いた作業者の手動操作による情報処理又は該作業端末40によって自動的に実行される情報処理によって生成される。この第1紐付け情報は、作業端末40によってネットワーク50経由で第1サーバ10に送信される(S102)。
第1サーバ10の関連付け手段11aは、第1紐付け情報に基づき、上述した組合せ毎に前記第1関連付け情報を生成し(S103)、該第1関連付け情報を記憶装置11の第1関連付け情報記憶部12aに記憶する(S104)。このようにして、第1サーバ10の関連付け手段11aによって実行される一連の処理が上述した前記第1関連付け処理になる。
なお、前記第1紐付け情報を第1サーバ10側で生成し、この第1紐付け情報を、ネットワーク50経由で作業端末40に送信してもよい。この場合、第1サーバ10の関連付け手段11aは、該第1サーバ10自身が保持する第1紐付け情報に基づいて、第1関連付け情報の生成処理(S103)と、第1関連付け情報の記憶処理(S104)とを行う。
作業端末40側の作業者は、自身又は該作業端末40が作成した第1紐付け情報か、或いは第1サーバ10から送信されてきた第1紐付け情報を利用して、第1コードC1及び第1活性化コードC2の第1カード1への表示又は記憶を含めた該第1カード10の製造作業と、パッケージシート3を用いたパッケージング作業とを行う。
図7は、第2関連付け処理を含む処理の手順を示すフロー図である。第2カード2に新たに表示又は記録させることが可能な一又は複数の第2コードC3の情報と、該第2コードC3と同数の第2活性化コードC4の情報と、第2カード2とパッケージ化する予定の第1カード1に表示又は記憶させる第1活性化コードC2の情報とは、互いに関連付けされていない状態で、第2サーバ20のコード情報入出力手段21cによって、ネットワーク50経由で作業端末40に送信される(S201)。具体的には、第2サーバ20の第2関連付け手段21aによって生成された指示によって、コード情報入出力手段21cからの上述した情報提供が実行される。
ちなみに、このような提供対象になり得る第2コードC3及び第2活性化コードC4は、第2関連付け情報記憶部22aに記憶されたことのない新規のものが好ましいが、不正な再利用が防止できるのであれば、既に特定のユーザに対してサービス提供を行った後の第2コードC3と、該第2コードC3と関連付けされた第2活性化コードC4とを、その対象とすることも可能である。このようにして提供対象になった第2コードC3は、初期化した状態で、該提供前に第2コード記憶部22bに予め記憶される他、該第2コードC3を含む第2関連付け情報も、第2関連付け情報記憶部22aから削除しておく。一方、この際に提供対象になり得る第1活性化コードC2は、既に、第1コードC1との関連付けが完了しており且つ第2コードC3とは関連付けされていない状態のものである。
第2コードC3の初期化について説明すると、初期化された第2コードC3に関する情報である第2コード情報の「第2コード」の項目には、提供対象とすべき一の第2コードC3の情報が格納され、「活性化状態」の項目には、該第2コードC3に対するアクティベーション処理がまだ実行されていないことを示す情報(図示する例では、「利用不可」)が格納され、「サービス提供状況」の項目には、該第2コードC3によるサービス提供がまだされていないことを示す情報(図示する例では「未提供」)が格納される。
上述のようにして提供された一又は複数の第2コードC3と、それと同数の第2活性化コードC4と、上述した第1活性化コードC2とについて、同一の第2カード2に表示又は記憶する第2コードC3及び第2活性化コードC4と、該第2カード2と共にパッケージ化される第1カード1に表示又は記憶された第1活性化コードC2との組合せを、製造する第2カード2毎に定めた情報である第2紐付け情報が、作業端末40を用いた手動操作による情報処理又は該作業端末40によって自動的に実行される情報処理によって生成され、この第2紐付け情報は、作業端末40によってネットワーク50経由で第2サーバ20に送信される(S202)。
第2サーバ20の第2関連付け手段21aは、第2紐付け情報に基づき、上述した組合せ毎に前記第2関連付け情報を生成し(S203)、該第2関連付け情報を記憶装置22の第2関連付け情報記憶部22aに記憶する(S204)。このようにして、第2サーバ20の第2関連付け手段21aによって実行される一連の処理が上述した前記第2関連付け処理になる。ちなみに、第1関連付け処理の後に実行される第2関連付け処理に関わる作業者及び作業端末40は、第1関連付け処理に関わる作業者及び作業端末40と同一であってもよいし、或いは異なっていてもよい。
なお、前記第2紐付け情報を第2サーバ20側で生成し、この第2紐付け情報を、ネットワーク50経由で作業端末40に送信してもよい。この場合、第2サーバ20の第2関連付け手段21aは、該第2サーバ20自身が保持する第2紐付け情報に基づいて、第2関連付け情報の生成処理(S203)と、第2関連付け情報の記憶処理(S204)とを行う。
作業端末40側の作業者は、自身又は該作業端末40が作成した第2紐付け情報か、或いは第2サーバ20から送信されてきた第2紐付け情報を利用して、第2コードC3及び第2活性化コードC4の第2カード2への表示又は記憶を含めた該第2カード2の製造作業と、一又は複数の第2カード2と同封する対象になっている一の第1カード1とを、一のシート状包装袋4に差込み挿入する作業を、前記組合せ毎に行う。
ちなみに、一の第1カード1と、複数の第2カード2とを一のシート状包装袋4によってパッケージ化する場合、前記第2関連付け手段21aは、第1活性化コードC2と第2コードC3と第2活性化コードC4とを関連付けしたコード間関連付け情報を、複数の第2カード2毎に生成して記憶装置22の第2関連付け情報記憶部22aに記憶する。
図1,図3及び図4に示す通り、以上のような関連付けがされた後、第1カード1及び第2カード2がパッケージ化されてなるカードのパッケージングに係る商品を販売する際は、レジ端末100が、第1カード1の第1活性化コードC2を用いて決済を行う場合、該レジ端末100が該第1活性化コードC2をネットワーク50経由で共通サーバ30に送信する。この第1活性化コードC2を受信した共通サーバ30は、該第1活性化コードC2を第1サーバ10及び第2サーバ20に送信する。
第1サーバ10は、自身のコード情報入出力手段11cによって、共通サーバ30から送られてきた第1活性化コードC2を取得する。該第1サーバ10の第1活性化手段11bは、上述のようにして取得した第1活性化コードC2と関連付けされている第1コードC1を、第1関連付け情報記憶部12aに記憶されている第1関連付け情報に基づいて読出し、該第1コードC1に対してアクティベーション処理を行う。このアクティベーション処理によって、この第1コードC1に関して第1コード情報記憶部12bに記憶された第1コード情報の「活性化状態」の項目に格納される情報が、該第2コードC3が利用できない状態であることを示す情報(図示する例では「利用不可」)から、利用できる状態であることを示す情報(図示する例では「利用可」)に切り替えられる。
この第1活性化手段11bによる第1コードC1のアクティベーション処理の際に第1活性化コードC2が利用されたことは、識別手段11dによって識別され、この第1コードC1に関して第1コード情報記憶部12bに記憶された第1コード情報の「識別情報」の項目に格納される情報を、該第1活性化コードC2によりアクティベーション処理がされたことを示す情報である「第1活性化コード」に切り替える。
第2サーバ20は、自身のコード情報入出力手段21cによって、共通サーバ30から送られてきた第1活性化コードC2を取得する。該第2サーバ20の第2活性化手段21bは、上述のようにして取得した第1活性化コードC2と関連付けされている第2コードC3を、第2関連付け情報記憶部22aに記憶されているコード間関連付け情報に基づいて読み出し、該第2コードC3に対してアクティベーション処理を行う。このアクティベーション処理によって、この第2コードC3に関して第2コード情報記憶部22bに記憶された第2コード情報の「活性化状態」の項目に格納される情報が、該第2コードC3が利用できない状態であることを示す情報(図示する例では「利用不可」)から、利用できる状態であることを示す情報(図示する例では「利用可」)に切り替える。
一方、レジ端末100が、第2カード2の第2活性化コードC4を用いて決済を行う場合、該レジ端末100が該第2活性化コードC4をネットワーク50経由で共通サーバ30に送信する。ちなみに、この場合、パッケージ化される第2カード2の第2活性化コードC4は、目視可能又は読取可能な状態で、シート状包装袋4に収容される。この第2活性化コードC4を受信した共通サーバ30は、該第2活性化コードC4を第2サーバ20に送信する。
第2サーバ20のコード情報入出力手段21cによって、共通サーバ30から送られてきた第2活性化コードC4を取得した場合、該コード情報入出力手段21cは、取得した第2活性化コードC4と前記コード間関連付け情報よって関連付けされている第1活性化コードC2の情報を前記第1サーバ10に送信するとともに、該第2サーバ20の第2活性化手段21bは、該第2活性化コードC4と前記第2関連付け情報よって関連付けされている第2コードC3に対して上述したアクティベーション処理を行う。
第1サーバ10は、自身のコード情報入出力手段11cによって、第2サーバ20から送られてきた第1活性化コードC2を取得し、それ以降は、上述した場合と同様に、第1活性化手段11bによる第1コードC1のアクティベーション処理と、識別手段11dによる処理とを実行する。ちなみに、この場合、識別手段11dは、第1コードC1のアクティベーション処理の際に第2活性化コードC4が利用されたことを識別し、この第1コードC1に関して第1コード情報記憶部12bに記憶された第1コード情報の「識別情報」の項目に格納される情報を、該第2活性化コードC4によりアクティベーション処理がされたことを示す情報(図示する例では「第2活性化コード」)に切り替える。
以上のようにしてアクティベーション処理された第1コードC1及び第2コードC3は、サービス提供サーバ300を介して、ユーザ端末200のユーザに利用される。具体的には、ユーザが第1コードC1に対応したサービスの提供を希望する場合、該ユーザのユーザ端末200からネットワーク50経由でサービス提供サーバ300に、該第1コードC1を送信する。サービス提供サーバ300は、受信した第1コードC1がサービス提供可能な状態であるか否かを確認するため、該第1コードC1をネットワーク50経由で第1サーバ10に送信する。
第1サーバ10のコード情報入出力手段11cは、サービス提供サーバ300からの第1コードC1について、第1コード情報記憶部12bに記憶されている情報を確認し、該第1コードC1が記録されていることと、該第1コードCがアクティベーション処理済みであることと、該第1コードCによるサービスが未提供であることの3つの条件の全てを満たしている場合、この第1コードC1によるサービス提供が可能である旨を、ネットワーク50経由でサービス提供サーバ300に通知し、その後、この第1コードC1に関して第1コード情報記憶部12bに記憶された第1コード情報の「サービス提供状況」の項目に格納される情報を、該第1コードC1によるサービスが提供されていないことを示す情報(図示する例では「未提供」)から、サービスを既に提供したことを示す情報(図示する例では「提供済み」)に切り替える一方で、上述した3つの条件の1つでも満たしていない場合、この第1コードC1によるサービス提供が不可能である旨を、ネットワーク50経由でサービス提供サーバ300に通知する。
サービス提供サーバ300は、確認のために送信した第1コードC1について、サービス提供可能である旨の通知を第1サーバ10から受信した場合には、第1コードC1に対応したサービスを、該第1コードC1の送信元のユーザ端末200を介して、該ユーザ端末200のユーザに提供する一方で、サービス提供が不可能である旨の通知を受信した場合には、その旨を該ユーザ端末200に通知する。
ユーザが第2コードC3に対応したサービスの提供を希望する場合、該ユーザのユーザ端末200からネットワーク50経由でサービス提供サーバ300に、該第2コードC3を送信する。サービス提供サーバ300は、受信した第2コードC3がサービス提供可能な状態であるか否かを確認するため、該第2コードC3をネットワーク50経由で第2サーバ20に送信する。
第2サーバ20のコード情報入出力手段21cは、サービス提供サーバ300からの第2コードC3について、第2コード情報記憶部22bに記憶されている情報を確認し、該第2コードC3が記録されていることと、該第2コードC3がアクティベーション処理済みであることと、該第2コードC3によるサービスをまだ提供していないことの3つの条件の全てを満たしている場合、この第2コードC3によるサービス提供が可能である旨を、ネットワーク50経由でサービス提供サーバ300に通知し、その後、この第2コードC3に関して第2コード情報記憶部22bに記憶された第2コード情報の「サービス提供状況」の項目に格納される情報を、該第2コードC3によるサービスが提供されていないことを示す情報(図示する例では「未提供」)から、サービスを既に提供したことを示す情報(図示する例では「提供済み」)に切り替える一方で、上述した3つの条件の1つでも満たしていない場合、この第2コードC3によるサービス提供が不可能である旨を、ネットワーク50経由でサービス提供サーバ300に通知する。
サービス提供サーバ300は、確認のために送信した第2コードC3について、サービス提供が可能である旨の通知を受信した場合には、第2コードC3に対応したサービスを、該第2コードC3の送信元のユーザ端末200を介して、該ユーザ端末200のユーザに提供する一方で、サービス提供が不可能である旨の通知を受信した場合には、その旨を該ユーザ端末200に通知する。
以上のように構成される本情報処理システムによれば、第1関連付け処理の後に、コード間関連付け処理が実行されるため、第1カード1が既存商品で且つ第2カード2が新規商品やキャンペーン時のノベルティ等である場合にも、容易に対応可能になる。
また、第2コードC3によって提供されるサービスの内容を種々選択すれば、どのようなサービスと組み合わせれば、第1カード1の販売促進に役立つか等のマーケティングすることが可能になり、メリットが大きい。
さらに、識別情報によって、第1カード1と第2カード2とをセット販売した場合や第1カード1にサービス商品とした第2カード2を付属させて販売した場合と、第1カード1を単品で販売した場合との売れ行きも確認できるため、メリットが大きい。
なお、図2に仮想線に示す通り、シート状包装袋4の下側の隅の部分に、第1活性化コードC2又は第2活性化コードC4を表示するコード表示領域4aに設けてもよい。
また、図5(A)に仮想線で示す通り、第1関連付け情報に、第2活性化コードC4の情報を格納する「第2活性化コード」の項目を追加してもよい。このようなデータ構造によれば、共通サーバ30から第1サーバ10に第2活性化コードC4を直接送信しても、該第2活性化コードC4に関連付けされた第1コードC1のアクティベーション処理を行うことが可能になる。
次に、図8乃至図10に基づいて本発明の別実施形態について上述した形態と異なる部分を説明する。
図8は、本発明の別実施形態に係る情報処理システムの一部を構成する情報処理サーバの構成を示すブロック図である。本形態の情報処理システムは、上述した形態の第1サーバ10と第2サーバ20とを統合した情報処理サーバ60を備えている。情報処理サーバ60は、前記第1サーバ及び前記第2サーバ20と同様に、制御部61、記憶装置62及び通信インターフェース63を有している。
制御部61には、上述した第1関連付け手段11a、第2関連付け手段21a及びコード間関連付け手段21aの機能を併せ持つ関連付け手段61aと、上述した第1活性化手段11b及び第2活性化手段21bの機能を併せ持つ活性化手段61bと、共通サーバ30、作業端末40及びサービス提供サーバ300の夫々に対してコードに関する情報のやり取りをネットワーク50経由で行うコード情報入出力手段(情報取得手段)61cと、上述した識別手段11dと同様の機能を有する識別手段61dとが設けられている。
記憶装置62には、上述した前記第1関連付け情報記憶部12a、前記第2関連付け情報記憶部22a及びコード間関連付け情報記憶部22aの夫々になる関連付け情報記憶部62aと、前記第1コード情報記憶部12bと同様のデータ構造を有する第1コード情報記憶部62bと、前記第2コード情報記憶部22bと同様のデータ構造を有する第2コード情報記憶部62cとが記憶領域として設けられている。
図9は関連付け情報部のデータ構造を示す一覧表である。関連付け情報記憶部62aは、データテーブルであり、該データテーブルは、夫々の関連付け情報毎に個別に付与されるIDの情報が格納される「ID」と、一の第1コードC1の情報が格納される「第1コード」と、一の第2コードC3の情報が格納される「第2コード」と、該第1コードC1及び該第2コードC3をアクティベーション処理する際に用いられる第1活性化コードC2の情報が格納される「第1活性化コード」と、該第1コードC1及び該第2コードC3をアクティベーション処理する際に用いられる第2活性化コードC4の情報が格納される「第2活性化コード」と、を項目として有している。
ちなみに、第1カード1に複数の第2カード2を付属させる場合、この複数の第2カード2毎に、関連付け情報記憶部62aに記憶される情報である関連付け情報が生成される。なお、個別にIDを付される関連付け情報は、第1関連付け情報、第2関連付け情報及びコード間関連付け情報の夫々として機能することは言うまでもない。
図10は、関連付け手段による一連の処理を含む処理の手順を示すフロー図である。一又は複数の第1カード1の夫々に新たに表示又は記録させることが可能な第1コードC1と、該第1コードC1と同数の第1活性化コードC2と、各第1カード1に付属させる一又は複数の各第2カード2に新たに表示又は記録させることが可能な第2コードC3と、該第2コードC3と同数の第2活性化コードC4とが、互いに関連付けされていない状態で、情報処理サーバ60の関連付け手段61a及びコード情報入出力手段61cによって、ネットワーク50経由で作業端末40に送信される(S301)。
上述のようにして提供された第1コードC1と、第2コードC3と、第1活性化コードC2と、第2活性化コードC4との組合せを、第2カード2毎に定めた情報である紐付け情報が、作業端末40を用いた手動操作による情報処理又は該作業端末40によって自動的に実行される情報処理によって生成され、この紐付け情報は、作業端末40によってネットワーク50経由で情報処理サーバ60に送信される(S302)。
情報処理サーバ60の関連付け手段61aは、紐付け情報に基づき、上述した組合せ毎に前記関連付け情報を生成し(S303)、該関連付け情報を記憶装置62の関連付け情報記憶部62aに記憶する(S304)。このように情報処理サーバ60の関連付け手段62aは、上述した第1関連付け処理と、第2関連付け処理とを同時に実行する。
なお、前記紐付け情報を情報処理サーバ60側で生成し、この紐付け情報を、ネットワーク50経由で作業端末40に送信してもよい。この場合、情報処理サーバ60の関連付け手段61aは、自身が保持する紐付け情報に基づいて、関連付け情報の生成処理(S303)と、関連付け情報の記憶処理(S304)とを行う。
作業端末40側の作業者は、自身又は該作業端末40が作成した紐付け情報か、或いは情報処理サーバ60から送信されてきた紐付け情報を利用して、第1カード1及び第2カード2の製造作業と、第1カード1及び第2カード2のパッケージ化作業とを行う。
次に、図11に基づき、本発明の別実施形態について上述した形態と異なる部分を説明する。
図11は、本発明の別実施形態に係るカードのパッケージングの構成を説明する説明図である。同図に示すパッケージ材は第1カード1及び第2カード2を収容して包装するシート状包装体70である。このシート状包装体70は、紙製又はプラスチック製の長方形又は正方形のシート状に成形されている。このシート状包装体70は、その中間にミシン目によって形成された上下方向の折目71を境として左右対称な形状に成形され且つ折畳み可能な左右一対のカバー部72,73を備えている。
左右のカバー部72,73の折畳み側の内面である重ね合わせ面には、その左右外側の縁部と、それに連続する上下に縁部とによってコの字状をなす糊付け領域72a,73aが設定されている。糊付け領域72a,73aに塗布される接着剤は、加熱が不要で且つ加圧により接着力が増す感圧接着剤である。そして、左右のカバー部72,73は、互いを折り畳み、その糊付け領域72a,73a同士を、前記接着剤によってドライ圧着させることにより、その間にシート状の収容物を挟んで収容した状態で密閉する。
このため、左右のカバー部72,73における折目71と糊付け領域72a,73aとに囲まれた部分に、シート状の収容物である第1カード1及び第2カード2が位置決めされる。具体的には、この第1カード1及び第2カード2の裏面を、カバー部72,73の重ね合わせ面の夫々に着脱可能に接着する。
また、左右何れか一方のカバー部72,73には、第1カード1の第1活性化コードC2及び第2カード2の第2活性化コードC4の何れか一方又は両方を露出させる露出孔70aが一又は複数穿設されている。
さらに、各カバー部72,73には、第1カード1や第2カード2を位置決めさせる部分と、糊付け領域72a,73aとを切断して切り離すためのミシン目74、76が形成されている。このミシン目74,76による切り離しを行った場合、前記密閉状態が解除され、折り畳まれていたカバー部72,73の間に収容されていた第1カード1及び第2カード2を取出すことが可能になる。
次に、図12乃至図15に基づき、本発明の別実施形態について上述した形態と異なる部分を説明する。
図12は別実施形態に係る共通サーバの構成をブロック図である。共通サーバ30を前記コード間関連付け処理を実行する情報処理サーバとして機能させるため、該共通サーバ30には、CPU及びRAM等から構成され且つプログラムの実行によって各種の機能(手段)を実装する制御部31と、SSD又はHDD等から構成されて各種の情報が記憶される記憶装置32と、ネットワーク50を介した無線通信又は有線通信を可能とする通信インターフェース33とが設けられている。
制御部31には、前記コード間関連付け処理を行うコード間関連付け手段31aと、第1サーバ10、第2サーバ20及び作業端末40の夫々に対してコードC2,C4に関する情報のやり取りをネットワーク50経由で行うコード情報入出力手段(情報取得手段)31bと、上述した識別手段11dと同一の目的で設けられた識別手段31cとが設けられている。
記憶装置32には、コード間関連付け手段31aによるコード間関連付け処理によって生成されたコード間関連付け情報が記憶されるコード間関連付け情報記憶部32aと、識別手段31cによって識別された情報である識別情報が記憶される識別情報記憶部32bと、が記憶領域として夫々確保されている。
図13(A)はコード間関連付け情報記憶部のデータ構造を示す一覧表であり、(B)は識別情報記憶部のデータ構造を示す一覧表である。同図(A)に示すコード間関連付け情報記憶部32aはデータテーブルであり、該データテーブルには、夫々のコード間関連付け情報毎に個別に付与されるIDの情報が格納される「ID」と、一の第1活性化コードC2の情報が格納される「第1活性化コード」と、該一の第1活性化コードC2と関連付けされる一の第2活性化コードC4の情報が格納される「第2活性化コード」とを項目として有している。
第1活性化コードC2と第2活性化コードC4との関連付けによって、該第1活性化コードC2と、該第2コード活性化コードC4に関連付けされている第2コードC3とが関連付けされるとともに、該第2活性化コードC4と、該第1コード活性化コードC2に関連付けされている第1コードC1とが関連付けされる。
このコード間関連付け情報記憶部32aによれば、共通サーバ30は、ネットワーク50を介してレジ端末100から第1活性化コードC2を受信した場合、該第1活性化コードC2を、自身のコード情報入出力手段31bによって、ネットワーク50経由で第1サーバ10に送信するとともに、自身の記憶装置22に記憶されたコード間関連付け情報によって、該第1活性化コードC2と関連付けされている第2活性化コードC4を、自身のコード情報入出力手段31bにより、ネットワーク50経由で第2サーバ20に送信する。
一方、共通サーバ30は、ネットワーク50を介してレジ端末100から第2活性化コードC4を受信した場合、該第2活性化コードC4を、自身のコード情報入出力手段31bによって、ネットワーク50経由で第2サーバ20に送信するとともに、自身の記憶装置22に記憶されたコード間関連付け情報によって、該第2活性化コードC4と関連付けされている第1活性化コードC2を、自身のコード情報入出力手段31bにより、ネットワーク50経由で第1サーバ10に送信する。
ちなみに、第1サーバ10は、自身のコード情報入出力手段11cによって第1活性化コードC2を受信した場合、自身の記憶装置12に記憶された第1関連付け情報により該第1活性化コードC2と関連付けされている第1コードC1のアクティベーション処理を、自身の第1活性化手段11bによって行う。同様に、第2サーバ20は、自身のコード情報入出力手段21cによって第2活性化コードC4を受信した場合、自身の記憶装置22に記憶された第2関連付け情報により該第2活性化コードC4と関連付けされている第2コードC3のアクティベーション処理を、自身の第2活性化手段21bによって行う。
このような一連の処理によれば、共通サーバ30が、各第1コードC1を、第1活性化コードC2又は第2活性化コードC4の何れを用いてアクティベーション処理したかを識別可能になり、この識別の処理を、上述した識別手段31cによって行い、その識別の結果の情報は識別情報記憶部32bに記憶される。
図13(B)に示す識別情報記憶部32bは、上述の識別の結果の情報である識別情報の記憶を実現させるためのデータテーブルであり、該データテーブルには、夫々の識別情報毎に個別に付与されるIDの情報が格納される「ID」と、識別の対象となる一の第1コードC1の情報が格納される「第1コード」と、該第1コードC1がアクティベーション処理される際に用いられた活性化コード(言換えると、レジ端末100から送信されてきた活性化コード)が第1活性化コードC2又は第2活性化コードC4の何れであるかが識別された結果に関する情報である前記識別情報が格納される「識別情報」と、を項目として有している。
図14(A)は第1コード情報部のデータ構造を示す一覧表であり、(B)は第2関連付け情報部のデータ構造を示す一覧表である。同図(A)に示す通り、第1コード情報記憶部12bは、上述したデータテーブルから「識別情報」の項目を省略したものである。また、同図(B)に示す通り、第2関連付け情報記憶部22aは、上述したデータテーブルから「第1活性化コード」の項目を省略したものであり、ここに記憶される第2関連付け情報にはコード間関連付け情報は含まれていない状態になる。
以上のようなデータ構造によれば、本実施形態のようなアクティベーション処理が可能になる。この他、コード間関連付け処理は、第1関連付け処理や第2関連付け処理とは別に、作業端末40と、共通サーバ30との間で行われる各種の処理によって実現される。
図15は、コード間関連付け処理を含む処理の手順を示すフロー図である。一又は複数の第1カード1に表示又は記憶される第1活性化コードC2の情報と、一の第1カード1と毎に該第1カード1と共にパッケージ化される一又は複数の第2カード2の夫々に表示又は記憶される第2活性化コードC4の情報とは、互いに関連付けされていない状態で、共通サーバ30のコード情報入出力手段31bによって、ネットワーク50経由で作業端末40に送信される(S401)。具体的には、共通サーバ30のコード間関連付け手段31aによって生成された指示によって、コード情報入出力手段31bからの上述した情報提供が実行される。
上述のようにして提供された第1活性化コードC2及び第2活性化コードC4について、パッケージ化する組合せを、該第2活性化コードC4毎に定めた情報である紐付け情報が、作業端末40を用いた手動操作による情報処理又は該作業端末40によって自動的に実行される情報処理によって生成される。この紐付け情報は、作業端末40によってネットワーク50経由で共通サーバ30に送信される(S402)。
共通サーバ30のコード間関連付け手段31aは、前記紐付け情報に基づき、上述した組合せ毎に前記コード間関連付け情報を生成し(S403)、該コード間関連付け情報を記憶装置32のコード間関連付け情報記憶部32aに記憶する(S404)。このようにして、共通サーバ30のコード間関連付け手段31aによって実行される一連の処理が上述した前記コード間関連付け処理になる。
なお、前記紐付け情報を共通サーバ30側で生成し、この紐付け情報を、ネットワーク50経由で作業端末40に送信してもよい。この場合、共通サーバ30のコード間関連付け手段31aは、共通サーバ30自身が保持する前記紐付け情報に基づいて、コード間関連付け情報の生成処理(S403)と、その記憶処理(S404)とを行う。
作業端末40側の作業者は、自身又は該作業端末40が作成した前記紐付け情報か、或いは共通サーバ30から送信されてきた前記紐付け情報を利用して、一又は複数の第2カード2と同封する対象になっている一の第1カード1とを、一のシート状包装袋4に差込み挿入する作業を行う。
以上のように構成される情報処理システムによれば、第1サーバ10と、第2サーバ20と、共通サーバ30との役割分担をより明確化できるため、それぞれ異なる業者が管理することも容易になる。また、これに対応させて第1サーバ10毎に専用のサービス提供サーバ300を設けるとともに、第2サーバ20毎に専用のサービス提供サーバ300を設けてもよい。
次に、図16に基づき、本発明の別実施形態について上述した形態と異なる部分を説明する。
図16はコード間関連付け情報記憶部のデータ構造を示す一覧表である。同図に示す通り、本実施形態のコード間関連付け情報記憶部32aは、上述した実施形態のデータテーブルの「第2活性化コード」の項目を、第1活性化コードと関連付けする第2コードC3の情報を格納する「第2コード」の項目に変更している。このようなデータ構造でも、上述したようなアクティベーション処理や、コード間関連付け処理が可能である。
1 第1カード(第1カード類)
2 第2カード(第2カード類)
4 シート状包装袋(パッケージ材)
11a 第1関連付け手段
11b 第1活性化手段
11c コード情報入出力手段(情報取得手段)
11d 識別手段
12 記憶装置
20 第2サーバ(情報処理サーバ)
21a 第2関連付け手段(コード間関連付け手段)
21b 第2活性化手段
21c コード情報入出力手段(情報取得手段)
22 記憶装置
30 共通サーバ(情報処理サーバ)
31a コード間関連付け手段
31b コード情報入出力手段(情報取得手段)
31c 識別手段
32 記憶装置
60 情報処理サーバ
61a 関連付け手段(第1関連付け手段,第2関連付け手段,コード間関連付け手段)
61b 活性化手段(第1活性化手段)
61c コード情報入出力手段(情報取得手段)
61d 識別手段
62 記憶装置
70 シート状包装体(パッケージ材)
C1 第1コード
C2 第1活性化コード(関連付けコード)
C3 第2コード
C4 第2活性化コード

Claims (8)

  1. カード類に表示又は記憶されたコードの情報処理を行う情報処理システムであって、
    一又は複数の記憶装置と、
    前記カード類である第1カード類に表示又は記憶される第1コードと、該第1コードとは別のコードとして前記第1カード類に表示又は記憶されるか、或いは該第1カード類をパッケージするパッケージ材に表示又は記憶される関連付けコードとを関連付けした情報を前記記憶装置に記憶する第1関連付け処理を実行する第1関連付け手段と、
    前記第1コードを利用可能に切り替えるアクティベーション処理を行う活性化手段と、
    前記第1カード類とは別のカード類であって且つ該第1カード類と共にパッケージされる第2カード類に前記コードとして表示又は記憶される第2コードと、前記関連付けコードとを関連付けした情報を前記記憶装置に記憶することにより、該第1コードと該第2コードとを関連付けるコード間関連付け処理を実行するコード間関連付け手段と、を備え、
    前記関連付けコードは、前記活性化手段によって第1コードを利用可能に切り替える際に用いるアクティベーションコードである第1活性化コードである
    ことを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記第1関連付け処理を実行した後、前記コード間関連付け処理を実行する
    請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記第1関連付け処理と、前記コード間関連付け処理とを同時に実行する
    請求項1に記載の情報処理システム。
  4. 前記第2カード類に表示又は記憶されるアクティベーションコードである第2活性化コードと、該第2カード類と共にパッケージ化される第1カード類に表示又は記憶された前記第1コードとを関連付けした情報を前記記憶装置に記憶する第2関連付け処理を実行する第2関連付け手段を備え、
    前記活性化手段は、前記第1活性化コード及び前記第2活性化コードの何れを用いても前記第1コードのアクティベーション処理を実行可能に構成され、
    前記第1コードに対するアクティベーション処理の際に利用されたのが前記第1活性化コードと、前記第2活性化コードとの何れであるかを識別する識別手段を設けた
    請求項1乃至3の何れかに記載の情報処理システム。
  5. 前記第2関連付け手段が前記コード間関連付け手段としても機能する
    請求項4に記載の情報処理システム。
  6. 前記第2関連付け手段が前記コード間関連付け手段とは別に設けられた
    請求項4に記載の情報処理システム。
  7. 請求項1乃至6の何れかに記載の情報処理システムにおける前記記憶装置及び前記コード間関連付け手段を備えた
    ことを特徴とする情報処理サーバ。
  8. 請求項1乃至6の何れかに記載の情報処理システムにおける前記コード間関連付け手段によって前記第1活性化コードと関連付けされた前記第2コードが表示又は記憶された第2カード類と、
    前記第1関連付け手段によって前記第1活性化コードと関連付けされた前記第1コードが表示又は記憶された第1カード類と、
    前記第1カード類と前記第2カード類とをパッケージするパッケージ材とを備え、
    前記第1活性化コードは、前記パッケージ材又は前記第1カード類に表示又は記憶された
    ことを特徴とするカード類のパッケージング。
JP2019164948A 2019-09-10 2019-09-10 情報処理システム及びサーバ並びにカード類のパッケージング Pending JP2021043681A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019164948A JP2021043681A (ja) 2019-09-10 2019-09-10 情報処理システム及びサーバ並びにカード類のパッケージング

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019164948A JP2021043681A (ja) 2019-09-10 2019-09-10 情報処理システム及びサーバ並びにカード類のパッケージング

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021043681A true JP2021043681A (ja) 2021-03-18

Family

ID=74861758

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019164948A Pending JP2021043681A (ja) 2019-09-10 2019-09-10 情報処理システム及びサーバ並びにカード類のパッケージング

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021043681A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
MXPA04006680A (es) Activacion en punto de venta y registro subsiguiente de productos.
JP2012527051A5 (ja)
JP2010521017A (ja) 多数の個々の取引カードを単一ユニットとしてパッケージ化し、処理し、アクティブ化し、非アクティブ化するためのシステム
JP6850451B2 (ja) 農作物トレーサビリティシステム
CN101868805A (zh) 用于成批激活多个不同的储值账户的方法和系统
JP2005284778A (ja) 商品販売システム、それに用る商品販売用印刷物及びその印刷方法
JP5903371B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システムおよびプログラム
JP2005020727A (ja) 2次元バーコードに埋め込まれた情報の読取りおよび復号を行う方法および装置
JP6293603B2 (ja) 商品情報閲覧システム、情報配信装置および制御プログラム
US10915943B2 (en) Order processing systems and methods
CN108604355A (zh) 用于可收集项目的电子分发系统和方法
JP2021043681A (ja) 情報処理システム及びサーバ並びにカード類のパッケージング
JP2014206811A (ja) 情報表示装置及びプログラム
JP5685100B2 (ja) 電子棚札端末
JP2018181238A (ja) 在庫管理装置、在庫管理方法及びプログラム
JP2006099484A (ja) Idリーダ、idリーダ用プログラム、及び商品売買システム
EP3992885A1 (en) System and method for the customized management of donations
JP2006268096A (ja) サービス提供システム、サービス提供方法、およびサービス提供プログラム
JP2005225080A (ja) メンバーズカード発行方法およびメンバーズカード発行システム
US11443365B2 (en) Apparatus, system and method for interactive packaging
JP2002318877A (ja) ポイント及び懸賞付与支援システム
EP2945106A1 (en) Storage system and refill order fulfilment process
JP2023075841A (ja) 包装材によって包装された商品の製造方法及び製造システム
KR20170098251A (ko) 개인 정보 이용 주문 시스템
JP2023075669A (ja) 商品収納支援装置およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20220803