JP2021043420A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】水分の侵入による表示品位の劣化を抑制できる表示装置を提供する。【解決手段】接地電位の端子と、端子と電気的に接続された配線と、パッドと、を備えた第1基板と、第1基板に対向する内面とは反対側の外面に透明導電膜を備えた第2基板と、パッドと透明導電膜とを電気的に接続する接続部材と、を備え、パッドは、配線と電気的に接続された接続部と、接続部と第2基板の基板端部との間に位置するメッシュ部と、を有している、表示装置。【選択図】図3
Description
本発明の実施形態は、表示装置に関する。
近年、タッチセンサを内蔵した表示装置が種々提案されている。一例では、表示パネルに形成された複数の電極がタッチセンシングモードにおいてセンサ電極の役割を果たし、表示モードにおいて共通電極の役割を果たす表示装置が開示されている。タッチセンシングモードでは、タッチ駆動電圧が信号ラインを通じてセンサ電極に印加されることにより、センシングが行われるものである。
本実施形態の目的は、表示品位の劣化を抑制できる表示装置を提供することにある。
本実施形態によれば、
接地電位の端子と、前記端子と電気的に接続された配線と、パッドと、を備えた第1基板と、前記第1基板に対向する内面とは反対側の外面に透明導電膜を備えた第2基板と、前記パッドと前記透明導電膜とを電気的に接続する接続部材と、を備え、前記パッドは、前記配線と電気的に接続された接続部と、前記接続部と前記第2基板の基板端部との間に位置するメッシュ部と、を有している、表示装置が提供される。
本実施形態によれば、
接地電位の端子と、前記端子と電気的に接続された配線と、無機絶縁膜と、パッドと、を備えた第1基板と、前記第1基板に対向する内面とは反対側の外面に透明導電膜を備えた第2基板と、前記パッドと前記透明導電膜とを電気的に接続する接続部材と、を備え、前記パッドは、前記無機絶縁膜に接触する外縁部と、前記無機絶縁膜の貫通孔において前記配線と電気的に接続された接続部と、を有し、前記外縁部は、前記貫通孔の全周に亘って、10μm以上、500μm以下の幅を有している、表示装置が提供される。
接地電位の端子と、前記端子と電気的に接続された配線と、パッドと、を備えた第1基板と、前記第1基板に対向する内面とは反対側の外面に透明導電膜を備えた第2基板と、前記パッドと前記透明導電膜とを電気的に接続する接続部材と、を備え、前記パッドは、前記配線と電気的に接続された接続部と、前記接続部と前記第2基板の基板端部との間に位置するメッシュ部と、を有している、表示装置が提供される。
本実施形態によれば、
接地電位の端子と、前記端子と電気的に接続された配線と、無機絶縁膜と、パッドと、を備えた第1基板と、前記第1基板に対向する内面とは反対側の外面に透明導電膜を備えた第2基板と、前記パッドと前記透明導電膜とを電気的に接続する接続部材と、を備え、前記パッドは、前記無機絶縁膜に接触する外縁部と、前記無機絶縁膜の貫通孔において前記配線と電気的に接続された接続部と、を有し、前記外縁部は、前記貫通孔の全周に亘って、10μm以上、500μm以下の幅を有している、表示装置が提供される。
以下、本実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、開示はあくまで一例に過ぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は、説明をより明確にするため、実際の態様に比べて、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同一又は類似した機能を発揮する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する詳細な説明を適宜省略することがある。
本実施形態においては、表示装置DSPの一例として、液晶表示装置について説明する。なお、本実施形態にて開示する主要な構成は、有機エレクトロルミネッセンス表示素子やμLED等を有する自発光型の表示装置、電気泳動素子等を有する電子ペーパ型の表示装置、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)を応用した表示装置、或いはエレクトロクロミズムを応用した表示装置などにも適用可能である。また、本実施形態に開示する主要な構成は、表示装置に限らず、センサ装置などの電子機器にも適用可能である。
図1は、本実施形態の表示装置DSPの外観を示す平面図である。表示装置DSPは、表示パネルPNLと、フレキシブルプリント回路基板1と、ICチップ2と、回路基板3と、を備えている。ここでは便宜上、表示パネルPNLの短辺が延びる方向を第1方向Xとし、表示パネルPNLの長辺が延びる方向を第2方向Yとし、表示パネルPNLの厚さ方向を第3方向Zとする。一例では、第1方向X、第2方向Y、及び、第3方向Zは、互いに直交しているが、90度以外の角度で交差していてもよい。第1方向X及び第2方向Yによって規定されるX−Y平面に向かって表示装置DSPの各部を見ることを平面視という。
表示パネルPNLは、液晶表示パネルであり、第1基板SUB1と、第2基板SUB2と、後述する液晶層LCと、を備えている。表示パネルPNLは、画像を表示する表示部DAと、表示部DAを囲む額縁状の非表示部NDAとを備えている。第1基板SUB1は、第2方向Yに並んだ第1領域A1及び第2領域A2を備えている。第1基板SUB1は、基板端部E1を有している。第2基板SUB2は、第1領域A1と第2領域A2との境界に位置する基板端部E2を有し、第1領域A1において第1基板SUB1に重畳し、第2領域A2には重畳していない。基板端部E1及びE2は、第1方向Xに沿って延出している。表示部DAは、第1領域A1に含まれる。
表示部DAは、第1方向X及び第2方向Yにマトリクス状に配置された複数の画素PXを備えている。なお、ここでの画素PXとは、画素信号に応じて個別に制御することができる最小単位を示し、副画素と称する場合がある。画素PXは、例えば、赤色を表示する赤画素、緑色を表示する緑画素、青色を表示する青画素、または、白色を表示する白画素のいずれかである。
表示部DAは、第1方向X及び第2方向Yにマトリクス状に配置された複数の画素PXを備えている。なお、ここでの画素PXとは、画素信号に応じて個別に制御することができる最小単位を示し、副画素と称する場合がある。画素PXは、例えば、赤色を表示する赤画素、緑色を表示する緑画素、青色を表示する青画素、または、白色を表示する白画素のいずれかである。
フレキシブルプリント回路基板1は、第2領域A2に実装されている。ICチップ2は、フレキシブルプリント回路基板1に実装されている。なお、ICチップ2は、第2領域A2に実装されてもよい。ICチップ2は、画像を表示する画像表示モードにおいて画像表示に必要な信号を出力するディスプレイドライバDDを内蔵している。図示した例では、ICチップ2は、表示装置DSPへの物体の接近又は接触を検出するタッチセンシングモードを制御するタッチコントローラTCを内蔵している。
第1基板SUB1は、第2領域A2において、端子Tと、パッドPDと、配線WRと、を備えている。複数の端子Tは、第1方向Xに並び、基板端部E1に沿って設けられている。これらの端子Tは、フレキシブルプリント回路基板1と電気的に接続されている。複数の端子Tには、接地電位の端子TAが含まれている。配線WRは、端子TAとパッドPDとを電気的に接続している。図示した例では、パッドPDは、フレキシブルプリント回路基板1を挟んだ2か所に設けられている。
第2基板SUB2は、図中に斜線で示す透明導電膜CLを備えている。透明導電膜CLは、第1領域A1と重畳するほぼ全域に亘って形成され、表示部DAの各画素PXとも重畳している。透明導電膜CLは、インジウム・ティン・オキサイド(ITO)やインジウム・ジンク・オキサイド(IZO)などの透明な導電材料によって形成されている。
接続部材CNは、非表示部NDAに位置し、パッドPDと透明導電膜CLとを電気的に接続している。接続部材CNは、例えば、銀などの導電材料を含む導電性ペーストや導電性テープである。
接続部材CNは、非表示部NDAに位置し、パッドPDと透明導電膜CLとを電気的に接続している。接続部材CNは、例えば、銀などの導電材料を含む導電性ペーストや導電性テープである。
表示パネルPNLの詳細な構成について、ここでは説明を省略するが、表示パネルPNLは、基板主面に沿った横電界を利用する表示モード、基板主面の法線に沿った縦電界を利用する表示モード、基板主面に対して斜め方向に傾斜した傾斜電界を利用する表示モード、さらには、上記の横電界、縦電界、及び、傾斜電界を適宜組み合わせて利用する表示モードに対応したいずれの構成を備えていてもよい。ここでの基板主面とは、X−Y平面と平行な面である。
図2は、図1に示したA−Bに沿った表示パネルPNLの断面図である。なお、ここでは、説明に必要な構成のみを図示している。
第2基板SUB2は、第1基板SUB1と対向する内面SAと、内面SAとは反対側の外面SBと、を備えている。遮光層LSは、第2基板SUB2の内面SAに設けられ、非表示部NDAに位置している。シールSEは、非表示部NDAに位置し、第1基板SUB1と第2基板SUB2とを接着するとともに、液晶層LCを封止している。シールSEは、遮光層LSと重畳する位置に設けられている。透明導電膜CLは、外面SBに設けられ、表示部DA及び非表示部NDAに亘って設けられている。なお、透明導電膜CLは、第2基板SUB2に含まれる絶縁基板の外面に設けられてもよいし、絶縁基板に接着された光学素子の外面に設けられてもよい。
接続部材CNは、遮光層LSと重畳する位置において、透明導電膜CLに接している。また、接続部材CNは、第1基板SUB1の第2領域A2に設けられ、パッドPDに接している。
第2基板SUB2は、第1基板SUB1と対向する内面SAと、内面SAとは反対側の外面SBと、を備えている。遮光層LSは、第2基板SUB2の内面SAに設けられ、非表示部NDAに位置している。シールSEは、非表示部NDAに位置し、第1基板SUB1と第2基板SUB2とを接着するとともに、液晶層LCを封止している。シールSEは、遮光層LSと重畳する位置に設けられている。透明導電膜CLは、外面SBに設けられ、表示部DA及び非表示部NDAに亘って設けられている。なお、透明導電膜CLは、第2基板SUB2に含まれる絶縁基板の外面に設けられてもよいし、絶縁基板に接着された光学素子の外面に設けられてもよい。
接続部材CNは、遮光層LSと重畳する位置において、透明導電膜CLに接している。また、接続部材CNは、第1基板SUB1の第2領域A2に設けられ、パッドPDに接している。
図3は、図1に示したパッドPDの第1構成例を示す平面図である。パッドPDは、基板端部E1と基板端部E2との間に設けられ、平面視において配線WRの端部(電極部)WREに重畳している。第1構成例においては、パッドPDは、配線WRと電気的に接続された接続部PDAと、接続部PDAを囲む外縁部PDBと、接続部PDAと基板端部E2との間に位置するメッシュ部PDCと、を有している。接続部PDAは、配線WRとパッドPDとの間の複数の絶縁膜を貫通する貫通孔THにおいて配線WRと電気的に接続されている。複数の絶縁膜、及び、各絶縁膜の貫通孔については、後述する。
外縁部PDBは、図中に斜線で示すように、額縁状に形成され、貫通孔THの周囲において絶縁膜に接触する領域に相当する。
メッシュ部PDCは、外縁部PDBに繋がり、接続部PDAとともに一体的に形成されている。メッシュ部PDCの一部は、基板端部E2と表示部DAとの間で第2基板SUB2に重畳している。メッシュ部PDCは、格子状の線状部LPを有している。線状部LPの第1方向Xに沿った幅W、及び、隣接する線状部LPの第1方向Xに沿った間隔Pの少なくとも一方は、100μm以下である。なお、詳述しないが、線状部LPの第2方向Yに沿った幅及び隣接する線状部LPの第2方向Yに沿った間隔も同様に、100μm以下である。図示した第1構成例においては、幅Wは、間隔Pと同等である。
外縁部PDBは、図中に斜線で示すように、額縁状に形成され、貫通孔THの周囲において絶縁膜に接触する領域に相当する。
メッシュ部PDCは、外縁部PDBに繋がり、接続部PDAとともに一体的に形成されている。メッシュ部PDCの一部は、基板端部E2と表示部DAとの間で第2基板SUB2に重畳している。メッシュ部PDCは、格子状の線状部LPを有している。線状部LPの第1方向Xに沿った幅W、及び、隣接する線状部LPの第1方向Xに沿った間隔Pの少なくとも一方は、100μm以下である。なお、詳述しないが、線状部LPの第2方向Yに沿った幅及び隣接する線状部LPの第2方向Yに沿った間隔も同様に、100μm以下である。図示した第1構成例においては、幅Wは、間隔Pと同等である。
第1基板SUB1は、配線WRと基板端部E2との間において、配線群WGを備えている。配線群WGは、第1方向Xに延出した複数の配線を含み、これらの配線のいずれもパッドPDとは電気的に絶縁されている。平面視において、メッシュ部PDCは、配線群WGに重畳している。
なお、第1基板SUB1において、後述する絶縁膜(第1有機絶縁膜)15の端部15Eは、接続部PDA(あるいは貫通孔TH)と基板端部E1との間に位置している。また、後述する絶縁膜(第2有機絶縁膜)16の端部16Eは、基板端部E2と接続部PDA(あるいは貫通孔TH)との間、あるいは、配線群WGと接続部PDAとの間に位置している。
第2基板SUB2において、透明導電膜CLは、基板端部E2の近傍まで延在している。接続部材CNは、図中に一点鎖線で示すように、透明導電膜CLとパッドPDとに接触するように設けられる。
このような構成により、第2基板SUB2の電荷は、透明導電膜CLから接続部材CNを介して第1基板SUB1のパッドPDに流れ、配線WRを経由して端子TAから外部に放電される。
このような構成により、第2基板SUB2の電荷は、透明導電膜CLから接続部材CNを介して第1基板SUB1のパッドPDに流れ、配線WRを経由して端子TAから外部に放電される。
図4は、図3に示したA−B線に沿ったパッドPDを含む第1基板SUB1の断面図である。なお、第2基板SUB2については点線で示し、また、接続部材CNについては図示を省略する。
第1基板SUB1は、絶縁基板10と、絶縁膜11乃至17と、配線群WGと、パッドPDと、を備えている。絶縁基板10は、ガラス基板や可撓性の樹脂基板などの透明基板である。絶縁膜11は絶縁基板10の上に位置し、絶縁膜12は絶縁膜11の上に位置し、絶縁膜13は絶縁膜12の上に位置し、絶縁膜14は絶縁膜13の上に位置し、絶縁膜15は絶縁膜14の上に位置し、絶縁膜16は絶縁膜15の上に位置し、絶縁膜17は絶縁膜16の上に位置している。絶縁膜11乃至14、及び、絶縁膜17は、例えば、シリコン酸化物、シリコン窒化物、シリコン酸窒化物などの無機材料によって形成された無機絶縁膜である。絶縁膜15及び16は、例えば、アクリル樹脂などの有機材料によって形成された有機絶縁膜である。
配線群WGは、金属層31乃至33を含んでいる。金属層31によって形成される各配線は、絶縁膜12及び13の間に位置している。金属層32によって形成される各配線は、絶縁膜14及び15の間に位置している。金属層33によって形成される各配線は、絶縁膜15及び16の間に位置している。金属層31乃至33は、アルミニウム(Al)、チタン(Ti)、銀(Ag)、モリブデン(Mo)、タングステン(W)、銅(Cu)、クロム(Cr)などの金属材料や、これらの金属材料を組み合わせた合金などによって形成され、単層構造であってもよいし、多層構造であってもよい。一例では、金属層31は、モリブデン−タングステン合金によって形成されている。金属層32及び33の各々は、第1積層体または第2積層体によって構成されている。第1積層体とは、チタン(Ti)を含む層、アルミニウム(Al)を含む層、及び、チタン(Ti)を含む層がこの順に積層された積層体に相当する。第2積層体とは、モリブデン(Mo)を含む層、アルミニウム(Al)を含む層、及び、モリブデン(Mo)を含む層がこの順に積層された積層体に相当する。
パッドPDは、絶縁膜17の上に位置している。図4では、主に、配線群WGに重畳するメッシュ部PDCが図示されている。パッドPDは、ITOやIZOなどの透明な導電材料によって形成された透明導電膜である。
図5は、図3に示したC−D線に沿ったパッドPDを含む第1基板SUB1の断面図である。
第1基板SUB1は、配線WRとパッドPDとの間に、導電層41乃至43を備えている。配線WRは、絶縁膜12及び13の間に位置している。絶縁膜13及び14は、配線まで貫通した貫通孔TH1を有している。導電層41は、絶縁膜14の上に位置し、貫通孔TH1において配線WRに接触している。導電層42は、導電層41を覆い、導電層41よりも外側で絶縁膜14に接している。導電層43は、導電層42を覆い、導電層42よりも外側で絶縁膜14に接している。絶縁膜17は、絶縁膜14乃至16を覆い、導電層43まで貫通した貫通孔TH2を有している。パッドPDの接続部PDAは、貫通孔TH2において導電層43に接触している。
配線WRは、上記の金属層31と同一層に位置し、金属層31と同一材料によって形成されている。導電層41は、上記の金属層32と同一層に位置し、金属層32と同一材料によって形成されている。導電層42は、上記の金属層33と同一材料によって形成されている。導電層43は、パッドPDと同様に、透明な導電材料によって形成された透明導電膜である。
絶縁膜15は、絶縁膜14と絶縁膜17との間に位置している。絶縁膜15は、絶縁膜14まで貫通した貫通孔TH3を有している。貫通孔TH1乃至TH3は、図3に示した貫通孔THに含まれるものである。導電層41乃至43は、いずれも貫通孔TH3の内部に設けられている。
絶縁膜17は、貫通孔TH3において、絶縁膜15と導電層43との間に、絶縁膜14に接触する接触部CT1を有している。つまり、導電層41乃至43は、接触部CT1の内側に位置している。
絶縁膜17は、貫通孔TH3において、絶縁膜15と導電層43との間に、絶縁膜14に接触する接触部CT1を有している。つまり、導電層41乃至43は、接触部CT1の内側に位置している。
絶縁膜16は、絶縁膜15と絶縁膜17との間に位置している。絶縁膜16は、図4に示した基板端部E2と貫通孔TH3との間に端部16Eを有している。端部16Eを含む絶縁膜16は、絶縁膜17によって覆われている。端部16Eと貫通孔TH3との間では、絶縁膜15は、絶縁膜17によって覆われている。
図6は、図3に示したE−F線に沿ったパッドPDを含む第1基板SUB1の断面図である。絶縁膜15は、図5に示した貫通孔TH3と基板端部E1との間に端部15Eを有している。端部15Eを含む絶縁膜15は、絶縁膜17によって覆われている。絶縁膜17は、端部15Eと基板端部E1との間に、絶縁膜14に接触する接触部CT2を有している。
上記の第1構成例によれば、パッドPDがメッシュ部PDCの代わりにベタパターンを有する比較例と比べて、パッドPDと絶縁膜17との接触面積が低減される。このため、パッドPDが形成された後のアニール工程で発生しうる応力が低減される。より具体的には、比較例においては、パッドPDの応力に起因して絶縁膜17がダメージを受けやすく、絶縁膜17のカバレッジ性能の低下を招くおそれがある。
無機絶縁膜である絶縁膜17は、有機絶縁膜である絶縁膜15及び16を覆い、絶縁膜15及び16を介した水分の浸入を抑制する保護膜として機能している。このため、絶縁膜17のカバレッジ性能が低下すると、絶縁膜15及び16を介して水分が浸入しやすくなる。
浸入した水分が表示部DAに到達すると、液晶層LCにおける気泡の発生、液晶層LCの不純物イオン等の影響による黒ムラの発生、画素PXの輝点化や滅点化など、表示品位の劣化を招くおそれがある。
浸入した水分が表示部DAに到達すると、液晶層LCにおける気泡の発生、液晶層LCの不純物イオン等の影響による黒ムラの発生、画素PXの輝点化や滅点化など、表示品位の劣化を招くおそれがある。
第1構成例によれば、パッドPDの応力が低減されるため、絶縁膜17のカバレッジ性能の低下を抑制することができる。したがって、長期に亘り、絶縁膜15及び16を介した水分の浸入が抑制され、水分浸入に起因した表示品位の劣化を抑制することができる。
また、接続部材CNが導電性ペーストである場合、接続部材CNが塗布された際に、接続部材CNがメッシュ部PDCの上面のみならず側面にも接触し、接続部材CNとパッドPDとの接触面積が比較例と同等に維持される。このため、接続部材CNとパッドPDとの接触部における抵抗値の増大を抑制することができる。
また、貫通孔TH2においては、透明導電膜である導電層43とパッドPDとが重畳している。例えば、導電層43が微小なピンホールを有していたとしても、パッドPDが導電層43のピンホールを塞ぎ、また、パッドPDが微小なピンホールを有していたとしても、導電層43がパッドPDのピンホールを塞ぐため、貫通孔TH2における水分浸入を抑制することができる。
発明者の知見によれば、メッシュ部PDCにおいて、線状部LPの幅W、及び、隣接する線状部LPの間隔Pの少なくとも一方が100μm以下であることで、パッドPDの応力を低減できることが確認された。
次に、他の構成例について説明する。
図7は、図1に示したパッドPDの第2構成例を示す平面図である。図7に示す第2構成例は、図3に示した第1構成例と比較して、メッシュ部PDCにおいて、線状部LPの幅Wが隣接する線状部LPの間隔Pより小さい点で相違している(W<P)。
このような第2構成例においても、上記の第1構成例と同様の効果が得られる。加えて、第1構成例よりもメッシュ部PDCの線状部LPが細線化されたため、パッドPDと絶縁膜17との接触面積がさらに低減される。このため、パッドPDの応力がさらに低減される。
このような第2構成例においても、上記の第1構成例と同様の効果が得られる。加えて、第1構成例よりもメッシュ部PDCの線状部LPが細線化されたため、パッドPDと絶縁膜17との接触面積がさらに低減される。このため、パッドPDの応力がさらに低減される。
図8は、図1に示したパッドPDの第3構成例を示す平面図である。図8に示す第3構成例は、図3に示した第1構成例と比較して、パッドPDがメッシュ部を有していない点で相違している。すなわち、パッドPDは、貫通孔THにおいて配線WRと電気的に接続された接続部PDAと、接続部PDAを囲む外縁部PDBと、を有している。外縁部PDBは、貫通孔THの全周に亘って、10μm以上、500μm以下の幅W1を有している。より好ましくは、幅W1は、40μm以上、200μm以下である。また、接続部PDAの第2方向Yに沿った幅W2は、幅W1より大きい(W1<W2)。
平面視において、基板端部E2とパッドPDとの間に位置する配線群WGは、パッドPDとは重畳していない。また、配線群WGの配線は、いずれもパッドPDとは電気的に絶縁されている。
平面視において、基板端部E2とパッドPDとの間に位置する配線群WGは、パッドPDとは重畳していない。また、配線群WGの配線は、いずれもパッドPDとは電気的に絶縁されている。
図9は、図8に示したG−H線に沿ったパッドPDを含む第1基板SUB1の断面図である。図5に示した第1構成例と同様に、配線WRとパッドPDとの間には、導電層41乃至43が設けられている。導電層41乃至43は、貫通孔TH3の内部に設けられている。パッドPDのうち、接続部PDAは、絶縁膜17の貫通孔TH2において導電層43に接触する領域に相当する。また、パッドPDのうち、外縁部PDBは、絶縁膜17に接触する領域に相当する。
このような第3構成例においても、上記の第1構成例と同様の効果が得られる。加えて、パッドPDがメッシュ部PDCを有していない分、第2構成例よりもパッドPDと絶縁膜17との接触面積がさらに低減される。このため、パッドPDの応力がさらに低減される。
発明者の知見によれば、絶縁膜17とパッドPDとの間からの水分浸入を抑制する観点では、外縁部PDBが10μm以上の幅W1を有していることが望ましく、また、パッドPDの応力による絶縁膜17のカバレッジ性能の低下を抑制する観点では、外縁部PDBが500μm以下の幅W1を有していることが望ましい。
次に、表示装置DSPに搭載されるタッチセンサTSについて説明する。
図10は、タッチセンサTSの一構成例を示す平面図である。ここでは、自己容量方式のタッチセンサTSについて説明するが、タッチセンサTSは相互容量方式であってもよい。タッチセンサTSは、複数のセンサ電極Rx(Rx1、Rx2…)と、複数のセンサ配線L(L1、L2…)と、を備えている。複数のセンサ電極Rxは、表示部DAに位置し、第1方向X及び第2方向Yにマトリクス状に配置されている。1つのセンサ電極Rxは、タッチセンシングが可能な最小単位であるセンサブロックBを構成している。複数のセンサ配線Lは、表示部DAにおいて、それぞれ第2方向Yに沿って延出し、第1方向Xに並んでいる。センサ配線Lの各々は、例えば後述する信号線Sと重畳する位置に設けられている。また、センサ配線Lの各々は、非表示部NDAに引き出され、ICチップ2に電気的に接続されている。
図10は、タッチセンサTSの一構成例を示す平面図である。ここでは、自己容量方式のタッチセンサTSについて説明するが、タッチセンサTSは相互容量方式であってもよい。タッチセンサTSは、複数のセンサ電極Rx(Rx1、Rx2…)と、複数のセンサ配線L(L1、L2…)と、を備えている。複数のセンサ電極Rxは、表示部DAに位置し、第1方向X及び第2方向Yにマトリクス状に配置されている。1つのセンサ電極Rxは、タッチセンシングが可能な最小単位であるセンサブロックBを構成している。複数のセンサ配線Lは、表示部DAにおいて、それぞれ第2方向Yに沿って延出し、第1方向Xに並んでいる。センサ配線Lの各々は、例えば後述する信号線Sと重畳する位置に設けられている。また、センサ配線Lの各々は、非表示部NDAに引き出され、ICチップ2に電気的に接続されている。
ここで、第1方向Xに並んだセンサ配線L1乃至L3と、第2方向Yに並んだセンサ電極Rx1乃至Rx3との関係に着目する。センサ配線L1は、センサ電極Rx1乃至Rx3と重畳し、センサ電極Rx1と電気的に接続されている。センサ配線L2は、センサ電極Rx2及びRx3と重畳し、センサ電極Rx2と電気的に接続されている。ダミー配線D20は、センサ配線L2から離間している。ダミー配線D20は、センサ電極Rx1と重畳し、センサ電極Rx1と電気的に接続されている。センサ配線L2及びダミー配線D20は、同一の信号線上に位置している。センサ配線L3は、センサ電極Rx3と重畳し、センサ電極Rx3と電気的に接続されている。ダミー配線D31は、センサ電極Rx1と重畳し、センサ電極Rx1と電気的に接続されている。ダミー配線D32は、ダミー配線D31及びセンサ配線L3から離間している。ダミー配線D32は、センサ電極Rx2と重畳し、センサ電極Rx2と電気的に接続されている。センサ配線L3、ダミー配線D31及びD32は、同一の信号線上に位置している。
タッチセンシングモードにおいては、タッチコントローラTCは、センサ配線Lにタッチ駆動電圧を印加する。これにより、センサ電極Rxにはタッチ駆動電圧が印加され、センサ電極Rxでのセンシングが行われる。センサ電極Rxでのセンシング結果に対応したセンサ信号は、センサ配線Lを介してタッチコントローラTCに出力される。タッチコントローラTCあるいは外部のホストは、センサ信号に基づいて、表示装置DSPへの物体の接近又は接触の有無及び物体の位置座標を検出する。
なお、画像表示モードにおいては、センサ電極Rxは、コモン電圧(Vcom)が印加された共通電極CEとして機能する。コモン電圧は、タッチ駆動電圧とは異なる電圧であり、例えばディスプレイドライバDDに含まれる電圧供給部からセンサ配線Lを介して印加される。
なお、画像表示モードにおいては、センサ電極Rxは、コモン電圧(Vcom)が印加された共通電極CEとして機能する。コモン電圧は、タッチ駆動電圧とは異なる電圧であり、例えばディスプレイドライバDDに含まれる電圧供給部からセンサ配線Lを介して印加される。
次に、表示部DAについて説明する。
図11は、画素PXの基本構成及び等価回路を示す図である。複数本の走査線Gは、走査線駆動回路GDに接続されている。複数本の信号線Sは、信号線駆動回路SDに接続されている。共通電極CE(あるいは図10に示したセンサ電極Rx)は、センサブロックB毎にそれぞれ設けられている。1つの共通電極CEは、複数の画素PXに亘って配置されている。共通電極CEは、電圧供給部CD及び図1に示したタッチコントローラTCに接続されている。画像表示モードにおいては、電圧供給部CDは、共通電極CEにコモン電圧(Vcom)を供給する。タッチセンシングモードにおいては、タッチコントローラTCは、コモン電圧とは異なるタッチ駆動電圧を共通電極CEに供給する。
図11は、画素PXの基本構成及び等価回路を示す図である。複数本の走査線Gは、走査線駆動回路GDに接続されている。複数本の信号線Sは、信号線駆動回路SDに接続されている。共通電極CE(あるいは図10に示したセンサ電極Rx)は、センサブロックB毎にそれぞれ設けられている。1つの共通電極CEは、複数の画素PXに亘って配置されている。共通電極CEは、電圧供給部CD及び図1に示したタッチコントローラTCに接続されている。画像表示モードにおいては、電圧供給部CDは、共通電極CEにコモン電圧(Vcom)を供給する。タッチセンシングモードにおいては、タッチコントローラTCは、コモン電圧とは異なるタッチ駆動電圧を共通電極CEに供給する。
各画素PXは、スイッチング素子SW、画素電極PE、共通電極CE、液晶層LC等を備えている。スイッチング素子SWは、例えば薄膜トランジスタ(TFT)によって構成され、走査線G及び信号線Sと電気的に接続されている。走査線Gは、第1方向Xに並んだ画素PXの各々におけるスイッチング素子SWと電気的に接続されている。信号線Sは、第2方向Yに並んだ画素PXの各々におけるスイッチング素子SWと電気的に接続されている。画素電極PEは、スイッチング素子SWと電気的に接続されている。画素電極PEの各々は、共通電極CEと対向し、画素電極PEと共通電極CEとの間に生じる電界によって液晶層LCを駆動している。容量CSは、例えば、共通電極CEと同電位の電極、及び、画素電極PEと同電位の電極の間に形成される。
図12は、第1基板SUB1における画素レイアウトの一例を示す平面図である。ここでは、説明に必要な構成のみを図示している。走査線G1乃至G3は、それぞれ第1方向Xに沿って直線的に延出し、第2方向Yに間隔を置いて並んでいる。信号線S1乃至S3は、それぞれ概ね第2方向Yに沿って延出し、第1方向Xに間隔をおいて並んでいる。
画素電極PE1は、走査線G1及びG2の間に位置し、第1方向Xに沿って並んでいる。画素電極PE1は、基部BS1と、帯電極Pa1と、を有している。基部BS1は、共通電極CEの開口部OPに位置している。帯電極Pa1は、共通電極CEに重畳している。帯電極Pa1は、第1方向X及び第2方向Yとは異なる方向D1に沿って延出している。
詳述しないが、画素電極PE2は、走査線G2及びG3の間に位置している。画素電極PE2は、共通電極CEに重畳する帯電極Pa2を有している。帯電極Pa2は、方向D1とは異なる方向D2に沿って延出している。図示した例では、帯電極Pa1及びPa2は、2本であるが、1本でもよいし、3本以上であってもよい。
詳述しないが、画素電極PE2は、走査線G2及びG3の間に位置している。画素電極PE2は、共通電極CEに重畳する帯電極Pa2を有している。帯電極Pa2は、方向D1とは異なる方向D2に沿って延出している。図示した例では、帯電極Pa1及びPa2は、2本であるが、1本でもよいし、3本以上であってもよい。
図13は、図12に示したI−J線に沿った表示装置DSPの断面図である。図示した例は、横電界を利用する表示モードが適用された例に相当する。
第1基板SUB1は、半導体層SC、信号線S2及びS3、金属配線M2及びM3、共通電極CE、画素電極PE1、配向膜AL1などを備えている。半導体層SCは、上記のスイッチング素子に備えられ、絶縁膜11の上に位置し、絶縁膜12によって覆われている。半導体層SCは、例えば、多結晶シリコンによって形成されているが、アモルファスシリコンや酸化物半導体によって形成されていてもよい。図示しない走査線は、絶縁膜12及び13の間に位置している。このような走査線は、図4に示した金属層31と同一層に位置し、金属層31と同一材料によって形成されている。
信号線S2及びS3は、絶縁膜14の上に位置し、絶縁膜15によって覆われている。これらの信号線S2及びS3は、図4に示した金属層32と同一層に位置し、金属層32と同一材料によって形成されている。
金属配線M2及びM3は、絶縁膜15の上に位置し、絶縁膜16によって覆われている。これらの金属配線M2及びM3は、図4に示した金属層33と同一層に位置し、金属層33と同一材料によって形成されている。金属配線M2は信号線S2の直上に位置し、金属配線M3は信号線S3の直上に位置している。金属配線M2及びM3は、それぞれ信号線S2及びS3と平行に延出している。これらの金属配線M2及びM3は、図10を参照して説明したタッチセンサTSのセンサ配線L、あるいは、ダミー配線Dを形成することができる。
共通電極CEは、絶縁膜16の上に位置し、絶縁膜17によって覆われている。共通電極CEは、図5に示した導電層43と同一材料によって形成されている。画素電極PE1は、絶縁膜17の上に位置し、配向膜AL1によって覆われている。画素電極PE1は、図4等に示したパッドPDと同一層に位置し、パッドPDと同一材料によって形成されている。
第2基板SUB2は、絶縁基板20、遮光層BM、カラーフィルタ層CF、オーバーコート層OC、配向膜AL2などを備えている。絶縁基板20は、絶縁基板10と同様に、ガラス基板や可撓性の樹脂基板などの透明基板である。カラーフィルタ層CFは、赤色のカラーフィルタCFR、緑色のカラーフィルタCFG、及び、青色のカラーフィルタCFBを含んでいる。カラーフィルタCFGは、画素電極PE1と対向している。他のカラーフィルタCFR及びCFBも、それぞれ他の画素電極PEと対向している。オーバーコート層OCは、カラーフィルタ層CFを覆っている。配向膜AL2は、オーバーコート層OCを覆っている。配向膜AL1及びAL2は、例えば、水平配向性を呈する材料によって形成されている。
液晶層LCは、第1基板SUB1及び第2基板SUB2の間に位置し、配向膜AL1と配向膜AL2との間に保持されている。液晶層LCは、液晶分子LMを備えている。
偏光板PL1を含む光学素子OD1は、絶縁基板10に接着されている。偏光板PL2を含む光学素子OD2は、絶縁基板20に接着されている。なお、光学素子OD1及びOD2は、必要に応じて位相差板、散乱層、反射防止層などを備えていてもよい。照明装置ILは、光学素子OD1を介して第1基板SUB1に対向している。
このような表示装置DSPにおいては、画素電極PE1と共通電極CEとの間に電界が形成されていないオフ状態において、液晶分子LMは、配向膜AL1及びAL2の間で所定の方向に初期配向している。このようなオフ状態では、照明装置ILから出射された照明光は、光学素子OD1及びOD2によって吸収され、暗表示となる。一方、画素電極PE1と共通電極CEとの間に電界が形成されたオン状態においては、液晶分子LMは、電界により初期配向方向とは異なる方向に配向し、その配向方向は電界によって制御される。このようなオン状態では、照明装置ILからの照明光の一部は、光学素子OD1及びOD2を透過し、明表示となる。
本明細書において、例えば、絶縁膜13及び14は第1無機絶縁膜に相当し、貫通孔TH1は第1貫通孔に相当する。
導電層41は第1導電層に相当し、導電層42は第2導電層に相当し、導電層43は第3導電層に相当する。
絶縁膜17は第2無機絶縁膜に相当し、貫通孔TH2は第2貫通孔に相当し、接触部CT1は第1接触部に相当し、接触部CT2は第2接触部に相当する。
絶縁膜15は第1有機絶縁膜に相当し、貫通孔TH3は第3貫通孔に相当し、端部15Eは第1端部に相当する。
絶縁膜16は第2有機絶縁膜に相当し、端部16Eは第2端部に相当する。
導電層41は第1導電層に相当し、導電層42は第2導電層に相当し、導電層43は第3導電層に相当する。
絶縁膜17は第2無機絶縁膜に相当し、貫通孔TH2は第2貫通孔に相当し、接触部CT1は第1接触部に相当し、接触部CT2は第2接触部に相当する。
絶縁膜15は第1有機絶縁膜に相当し、貫通孔TH3は第3貫通孔に相当し、端部15Eは第1端部に相当する。
絶縁膜16は第2有機絶縁膜に相当し、端部16Eは第2端部に相当する。
以上説明したように、本実施形態によれば、表示品位の劣化を抑制することが可能な表示装置を提供することができる。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
DSP…表示装置 PNL…表示パネル
SUB1…第1基板 SUB2…第2基板 LC…液晶層
CL…透明導電膜 CN…接続部材
PD…パッド PDA…接続部 PDB…外縁部 PDC…メッシュ部
WR…配線 TA…端子
WG…配線群
SUB1…第1基板 SUB2…第2基板 LC…液晶層
CL…透明導電膜 CN…接続部材
PD…パッド PDA…接続部 PDB…外縁部 PDC…メッシュ部
WR…配線 TA…端子
WG…配線群
Claims (12)
- 接地電位の端子と、前記端子と電気的に接続された配線と、パッドと、を備えた第1基板と、
前記第1基板に対向する内面とは反対側の外面に透明導電膜を備えた第2基板と、
前記パッドと前記透明導電膜とを電気的に接続する接続部材と、を備え、
前記パッドは、前記配線と電気的に接続された接続部と、前記接続部と前記第2基板の基板端部との間に位置するメッシュ部と、を有している、表示装置。 - 前記第1基板は、さらに、前記配線まで貫通した第1貫通孔を有する第1無機絶縁膜と、前記第1貫通孔において前記配線に接触する第1導電層と、前記第1導電層を覆う第2導電層と、前記第2導電層を覆う第3導電層と、前記第3導電層まで貫通した第2貫通孔を有する第2無機絶縁膜と、を備え、
前記接続部は、前記第2貫通孔において前記第3導電層に接触している、請求項1に記載の表示装置。 - 前記パッド及び前記第3導電層は、透明な導電材料によって形成されている、請求項2に記載の表示装置。
- 前記第1基板は、さらに、前記第1無機絶縁膜と前記第2無機絶縁膜との間に第1有機絶縁膜を備え、
前記第1有機絶縁膜は、前記第1無機絶縁膜まで貫通した第3貫通孔を有し、
前記第2無機絶縁膜は、前記第3貫通孔において、前記第1無機絶縁膜に接触する第1接触部を有している、請求項2に記載の表示装置。 - 前記第1有機絶縁膜は、前記第3貫通孔と前記第1基板の基板端部との間において、前記第2無機絶縁膜によって覆われた第1端部を有し、
前記第2無機絶縁膜は、前記第1端部と前記第1基板の基板端部との間において、前記第1無機絶縁膜に接触する第2接触部を有している、請求項4に記載の表示装置。 - 前記第1基板は、さらに、前記第1有機絶縁膜と前記第2無機絶縁膜との間に第2有機絶縁膜を備え、
前記第2有機絶縁膜は、前記第2基板の基板端部と前記第3貫通孔との間において、前記第2無機絶縁膜によって覆われた第2端部を有している、請求項4に記載の表示装置。 - 前記メッシュ部は、格子状の線状部を有し、
前記線状部の幅、及び、隣接する前記線状部の間隔の少なくとも一方は、100μm以下である、請求項1に記載の表示装置。 - 前記幅は、前記間隔と同等である、請求項7に記載の表示装置。
- 前記幅は、前記間隔より小さい、請求項7に記載の表示装置。
- 前記第1基板は、さらに、平面視において前記メッシュ部に重畳する配線群を備えている、請求項1に記載の表示装置。
- 接地電位の端子と、前記端子と電気的に接続された配線と、無機絶縁膜と、パッドと、を備えた第1基板と、
前記第1基板に対向する内面とは反対側の外面に透明導電膜を備えた第2基板と、
前記パッドと前記透明導電膜とを電気的に接続する接続部材と、を備え、
前記パッドは、前記無機絶縁膜に接触する外縁部と、前記無機絶縁膜の貫通孔において前記配線と電気的に接続された接続部と、を有し、
前記外縁部は、前記貫通孔の全周に亘って、10μm以上、500μm以下の幅を有している、表示装置。 - 前記第1基板は、さらに、平面視において前記第2基板の基板端部と前記パッドとの間に位置する配線群を備えている、請求項11に記載の表示装置。
Priority Applications (1)
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ID=74864050
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-
2019
- 2019-09-13 JP JP2019167682A patent/JP2021043420A/ja active Pending
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