JP2021043392A - Display tool - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、フックに吊るされた商品の商品情報を表示する表示具に関する。 The present invention relates to a display device for displaying product information of a product hung on a hook.
従来、コンビニエンスストアー、ドラッグストアー等の店舗において、フックに商品を吊り下げて展示する、いわゆるフック陳列が行われている。フック陳列のための表示具として、2本のフックの先端に装着する表示具が提案されている(例えば、特許文献1参照)。 Conventionally, in stores such as convenience stores and drug stores, so-called hook display is performed in which products are hung on hooks and displayed. As a display device for displaying hooks, a display device attached to the tips of two hooks has been proposed (see, for example, Patent Document 1).
本発明の課題は、フック等の棒状部材に陳列した商品の商品情報をより前面側に且つ安定して表示できる表示具を提供することにある。 An object of the present invention is to provide a display tool capable of stably displaying product information of a product displayed on a rod-shaped member such as a hook on the front side.
本発明は、以下のような解決手段により、課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。また、符号を付して説明した構成は、適宜に改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。 The present invention solves the problem by the following solution means. In addition, in order to facilitate understanding, the description will be given with reference numerals corresponding to the embodiments of the present invention, but the present invention is not limited thereto. Further, the configurations described with reference numerals may be appropriately improved, or at least a part thereof may be replaced with other configurations.
第1の発明は、棒状部材に吊るされた商品の商品情報を表示する表示具であって、前記棒状部材と係合する第1係合部(11)を有する本体部(10)と、前記本体部の前記第1係合部と対向する側に、前記第1係合部から離間して設けられる、前記棒状部材と係合する第2係合部(22)を有する箱形の支持部(20)と、前記本体部の少なくとも一辺に設けられ、前記本体部よりも前面側に延在する片部(30、40)と、前記片部の前面側に設けられ、商品情報を表示する訴求部(60、70)と、を備える表示具(1)に関する。 The first invention is a display tool for displaying product information of a product suspended from a rod-shaped member, the main body portion (10) having a first engaging portion (11) that engages with the rod-shaped member, and the said. A box-shaped support portion having a second engaging portion (22) that engages with the rod-shaped member, which is provided on the side of the main body portion facing the first engaging portion, apart from the first engaging portion. (20), one portion (30, 40) provided on at least one side of the main body portion and extending to the front side of the main body portion, and one portion (30, 40) provided on the front side of the one portion to display product information. The present invention relates to an appealing unit (60, 70) and a display tool (1) provided with the same.
第2の発明は、第1の発明に係る表示具において、前記本体部及び前記片部に接続され、接続された前記本体部と前記片部との間の角度を規定する連結部(50)を備える。 A second invention is a connecting portion (50) that is connected to the main body portion and the one portion and defines an angle between the connected main body portion and the one piece portion in the display tool according to the first invention. To be equipped.
第3の発明は、第1又は第2の発明に係る表示具において、前記訴求部は、前記片部よりも外側に向いた訴求面を有する。 In the third invention, in the display tool according to the first or second invention, the appealing portion has an appealing surface facing outward from the one portion.
第4の発明は、第1〜3までのいずれかの発明に係る表示具において、前記第1係合部及び前記第2係合部のうちの少なくとも一方は、1つの切り込み又は複数の交差した切り込みにより形成される。 In the fourth invention, in the display tool according to any one of the first to third inventions, at least one of the first engaging portion and the second engaging portion intersects one notch or a plurality of intersecting portions. It is formed by a notch.
第5の発明は、第1〜4までのいずれかの発明に係る表示具において、前記本体部、前記支持部、前記片部及び前記訴求部は、同一のシート材により形成される。 According to a fifth aspect of the present invention, in the display tool according to any one of the first to fourth inventions, the main body portion, the support portion, the single portion and the appeal portion are formed of the same sheet material.
本発明によれば、棒状部材に陳列された商品の商品情報をより前面側に且つ安定して表示できる表示具を提供できる。 According to the present invention, it is possible to provide a display tool capable of stably displaying the product information of the product displayed on the rod-shaped member on the front side.
以下、本発明の実施形態について説明する。本明細書に添付した各図面は、いずれも模式図であり、理解しやすさを考慮して、各部の形状、縮尺、縦横の寸法比等を、実物から適宜に変更又は誇張している。本明細書中に記載する数値、形状、材料名等は、実施形態としての一例であり、これに限定されるものではなく、適宜に選択して使用してよい。また、各図面においては、部材の形状、輪郭を実線又は破線で表し、厚み部分の図示を適宜に省略している。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described. Each of the drawings attached to the present specification is a schematic view, and the shape, scale, aspect ratio, etc. of each part are appropriately changed or exaggerated from the actual product in consideration of ease of understanding. Numerical values, shapes, material names, etc. described in the present specification are examples of embodiments, and are not limited thereto, and may be appropriately selected and used. Further, in each drawing, the shape and outline of the member are represented by solid lines or broken lines, and the illustration of the thick portion is appropriately omitted.
実施形態では、図面にXYZの直交座標系を記載した。この座標系は、表示具1を正面から見たときの左右方向をX方向、前後方向をY方向、上下方向をZ方向とする。左右方向(X方向)においては、図中の右方向をX1方向とし、左方向をX2方向とする。前後方向(Y方向)においては、図中の前又は前端方向をY1方向とし、後又は後端方向をY2方向とする。上下方向(Z方向)においては、図中の上方向をZ1方向とし、下方向をZ2方向とする。
In the embodiment, the XYZ Cartesian coordinate system is described in the drawings. In this coordinate system, the left-right direction when the
本明細書等において、形状、幾何学的条件、これらの程度を特定する用語、例えば、「平行」、「直交」、「方向」等の用語については、その用語の厳密な意味に加えて、ほぼ平行、ほぼ直交等とみなせる程度の範囲、概ねその方向とみなせる範囲を含む。また、本明細書においては、「〜方向」を適宜に「〜側」ともいう。 In the present specification and the like, terms that specify the shape, geometric conditions, and their degrees, such as "parallel", "orthogonal", and "direction", are used in addition to the strict meaning of the terms. It includes a range that can be regarded as almost parallel, almost orthogonal, etc., and a range that can be regarded as being in that direction. Further, in the present specification, the "-direction" is also appropriately referred to as the "-side".
図1は、使用形状に組み立てられた表示具1を示す斜視図である。図2は、展開した表示具1を前面側から見たときの平面図である。展開した表示具1を裏面側から見たときの形状は、図2と同じである。展開した表示具1を裏面側から見た場合、谷折りされる辺は、山折りされる辺となる。
本実施形態では、展開した表示具1の左右方向及び上下方向を他の図面と合わせるため、展開した表示具1の長手方向をX方向(左右方向)、短手方向をZ方向(上下方向)として説明する。
FIG. 1 is a perspective view showing a
In the present embodiment, in order to match the left-right direction and the up-down direction of the
図1に示す表示具1は、例えば、コンビニエンスストアー、ドラッグストアー等の商品を販売する店舗において、フックに陳列された商品の商品情報を表示するために使用される。フックに陳列される商品としては、例えば、化粧品、芳香剤、入浴剤、液体洗剤、シャンプー等の日用品のほか、飲料、菓子、食品、薬品、生活雑貨等が挙げられる。なお、フック陳列される商品は、フックに吊り下げて陳列可能な形状、大きさ、重量に収まっていれば、上記商品に限らず、どのような商品であってもよい。
The
図1に示すように、表示具1は、本体部10、支持部20、右側面部30、左側面部40、連結部50、右訴求部60及び左訴求部70を備える。本実施形態の表示具1は、図2に示すように、上記各部が設けられた1枚のシート材により構成される。表示具1を構成するシート材としては、例えば、紙、樹脂等の材料が用いられる。シート材は、右訴求部60及び左訴求部70の前側の面となる訴求面に商品情報を印刷可能な材質又は商品情報を印刷したシール等を貼り付け可能な材質であることが好ましい。
As shown in FIG. 1, the
本体部10は、フック2(図5参照)に吊り下げられる部材である。本体部10には、図2に示すように、第1係合部11が設けられている。第1係合部11は、フック2と係合する部分である。本実施形態の第1係合部11は、2つの交差した切り込みにより形成されている。また、本体部10には、スリット12が設けられている。スリット12は、箱形に折り込まれた支持部20の突出片26(後述)と係合する細長い隙間である。
The
支持部20は、本体部10と共にフック2と係合する部分である。図1に示すように、使用形状に組み立てられた表示具1において、支持部20は、箱形となるように折り込まれている。
図2に示すように、支持部20は、前板21、右側板23、左側板24、底板25及び天板27を備える。展開した表示具1において、支持部20は、全体が略十字形となるように構成されている。
The
As shown in FIG. 2, the
前板21は、支持部20を箱形に折り込んだ場合に、前側(Y1側)に位置する部材である。前板21は、本体部10の第1係合部11と対向する側の面となる。前板21の略中央には、第2係合部22が設けられている。第2係合部22は、フック2(図6参照)と係合する部分である。第2係合部22は、支持部20を箱形に折り込んだ場合に、第1係合部11よりも前側(Y1側)に位置する。また、第2係合部22は、支持部20を箱形に折り込んだ場合に、表示具1の上下方向(Z方向)において、第1係合部11とほぼ高さとなる位置に設けられている。本実施形態の第2係合部22は、第1係合部11と同じく、2つの交差した切り込みにより形成されている。
The
右側板23は、図2に示すように、前板21の右側(X1側)に設けられる部材である。右側板23は、支持部20を箱形に折り込んだ場合に、支持部20の右側に配置される。前板21と右側板23との間には、折り曲げ部S1が形成されている。折り曲げ部S1は、前板21と右側板23との間において、折り目加工が上下方向(Z方向)に沿って施された部分である。支持部20は、折り曲げ部S1において、前板21と右側板23との間を谷折りすることができる。
As shown in FIG. 2, the
左側板24は、前板21の左側(X2側)に設けられる部材である。左側板24は、支持部20を箱形に折り込んだ場合に、支持部20の左側に配置される。前板21と左側板24との間には、折り曲げ部S2が形成されている。折り曲げ部S2は、前板21と左側板24との間において、折り目加工が上下方向(Z方向)に沿って施された部分である。支持部20は、折り曲げ部S2において、前板21と左側板24との間を谷折りすることができる。
The
底板25は、前板21の上側(Z1側)に設けられる部材である。底板25は、支持部20を箱形に折り込んだ場合に、支持部20の下側(Z2側)に配置される。前板21と底板25との間には、折り曲げ部S3が形成されている。折り曲げ部S3は、前板21と底板25との間において、折り目加工が左右方向(X方向)に沿って施された部分である。支持部20は、折り曲げ部S3において、前板21と底板25との間を谷折りすることができる。
The
底板25の上側(Z1側)には、突出片26が設けられている。突出片26は、支持部20を箱形に折り込んだ場合に、本体部10のスリット12と係合する部分である。底板25と突出片26との間には、折り曲げ部S4が形成されている。折り曲げ部S4は、底板25と突出片26との間において、折り目加工が左右方向(X方向)に沿って施された部分である。支持部20は、折り曲げ部S4において、底板25と突出片26との間を谷折りすることができる。
A protruding
天板27は、前板21の下側(Z2側)に設けられる部分である。天板27は、支持部20を箱形に折り込んだ場合に、支持部20の上側(Z1側)に配置される。前板21と天板27との間には、折り曲げ部S5が形成されている。折り曲げ部S5は、前板21と天板27との間において、折り目加工が左右方向(X方向)に沿って施された部分である。支持部20は、折り曲げ部S5において、前板21と天板27との間を谷折りすることができる。
The
図2に示すように、天板27と本体部10との間には折り曲げ部S6が形成されている。折り曲げ部S6は、天板27と本体部10との間において、折り目加工が左右方向(X方向)に沿って施された部分である。支持部20は、折り曲げ部S6において、天板27と本体部10との間を谷折りすることができる。
As shown in FIG. 2, a bent portion S6 is formed between the
右側面部(片部)30は、本体部10の右側(X1側)に設けられる部材である。図2に示すように、右側面部30と本体部10との間には、折り曲げ部S7が形成されている。折り曲げ部S7は、右側面部30と本体部10との間において、折り目加工が上下方向(Z方向)に沿って施された部分である。右側面部30の下側(Z2側)の側辺には、右連結片31が設けられている。右連結片31は、使用形状に組み立てられた表示具1(図1参照)において、連結部50と当接する部材である。
The right side surface portion (one portion) 30 is a member provided on the right side (X1 side) of the
図2に示すように、右側面部30と右連結片31との間には、折り曲げ部S8が形成されている。折り曲げ部S8は、右側面部30と右連結片31との間において、スリット32(後述)の部分を除いて、折り目加工が左右方向(X方向)に沿って施された部分である。表示具1は、折り曲げ部S8において、右側面部30と右連結片31との間を谷折りすることができる。また、折り曲げ部S8には、スリット32が設けられている。スリット32は、使用形状に組み立てられた表示具1(図1参照)において、連結部50の右突出片51(後述)と係合する細長い隙間である。表示具1は、折り曲げ部S8において、右側面部30と右連結片31との間を谷折りすることができる。
As shown in FIG. 2, a bent portion S8 is formed between the right
左側面部(片部)40は、本体部10の左側(X2側)に設けられる部材である。図2に示すように、左側面部40と本体部10との間には、折り曲げ部S9が形成されている。折り曲げ部S9は、左側面部40と本体部10との間において、折り目加工が上下方向(Z方向)に沿って施された部分である。左側面部40の下側(Z2側)の側辺には、左連結片41が設けられている。左連結片41は、使用形状に組み立てられた表示具1(図1参照)において、連結部50と当接する部材である。
The left side surface portion (one portion) 40 is a member provided on the left side (X2 side) of the
図2に示すように、左側面部40と左連結片41との間には、折り曲げ部S10が形成されている。折り曲げ部S10は、左側面部40と左連結片41との間において、スリット42(後述)の部分を除いて、折り目加工が左右方向(X方向)に沿って施された部分である。表示具1は、折り曲げ部S10において、左側面部40と左連結片41との間を谷折りすることができる。また、折り曲げ部S10には、スリット42が設けられている。スリット42は、使用形状に組み立てられた表示具1(図1参照)において、連結部50の左突出片52(後述)と係合する細長い隙間である。表示具1は、折り曲げ部S10において、左側面部40と左連結片41との間を谷折りすることができる。
As shown in FIG. 2, a bent portion S10 is formed between the left
連結部50は、本体部10の下側(Z2側)に設けられる部材である。連結部50は、本体部10と右側面部30及び左側面部40を接続する。連結部50と本体部10との間には、折り曲げ部S11が形成されている。折り曲げ部S11は、連結部50と本体部10との間において、折り目加工が左右方向(X方向)に沿って施された部分である。使用形状に組み立てられた表示具1(図1参照)において、本体部10の底辺に位置する折り曲げ部S11と、右側面部30の底辺に位置する折り曲げ部S8及び左側面部40の底辺に位置する折り曲げ部S10は、右突出片51及び左突出片52(後述)を備えた連結部50により連結される。
The connecting
連結部50の右側(X1側)の側辺には、右突出片51が設けられている。右突出片51は、使用形状に組み立てられた表示具1(図1参照)において、右側面部30のスリット32と係合する部分である。連結部50と右突出片51との間には、折り曲げ部S12が形成されている。折り曲げ部S12は、連結部50と右突出片51との間において、折り目加工が上下方向(Z方向)に沿って施された部分である。表示具1は、折り曲げ部S12において、連結部50と右突出片51との間を谷折りすることができる。
A right protruding
連結部50の左側(X2側)の側辺には、左突出片52が設けられている。左突出片52は、使用形状に組み立てられた表示具1(図1参照)において、左側面部40のスリット42と係合する部分である。連結部50と左突出片52との間には、折り曲げ部S13が形成されている。折り曲げ部S13は、連結部50と左突出片52との間において、折り目加工が上下方向(Z方向)に沿って施された部分である。表示具1は、折り曲げ部S13において、連結部50と左突出片52との間を谷折りすることができる。
上述した右側面部30、左側面部40及び連結部50は、図1に示すように、表示具1において、フック2(図5参照)の軸方向に沿って商品の陳列スペースとなる商品陳列領域100を形成する。
A left protruding
As shown in FIG. 1, the right
右訴求部60は、表示具1において、右側面部30の右側(X1側)に設けられる部材である。右訴求部60の前側(Y1側)の面は、商品情報が表示される訴求面となる。右訴求部60と右側面部30との間には、折り曲げ部S14が形成されている。折り曲げ部S14は、右訴求部60と右側面部30との間において、折り目加工が上下方向(Z方向)に沿って施された部分である。表示具1は、折り曲げ部S14において、右訴求部60と右側面部30との間を山折りすることができる。右訴求部60と右側面部30との間を山折りすることにより、図1に示すように、右訴求部60は、商品陳列領域100の外側となる右側(X1側)へ折り返される。これにより、右訴求部60の訴求面は、商品陳列領域100よりも外側へ向けられる。
The right
左訴求部70は、表示具1において、左側面部40の左側(X2側)に設けられる部材である。左訴求部70の前側(Y1側)の面は、商品情報が表示される訴求面となる。左訴求部70と左側面部40との間には、折り曲げ部S15が形成されている。折り曲げ部S15は、左訴求部70と左側面部40との間において、折り目加工が上下方向(Z方向)に沿って施された部分である。表示具1は、折り曲げ部S15において、左訴求部70と左側面部40との間を山折りすることができる。左訴求部70と左側面部40との間を山折りすることにより、図1に示すように、左訴求部70は、商品陳列領域100の外側となる左側(X2側)へ折り返される。これにより、左訴求部70の訴求面は、商品陳列領域100よりも外側へ向けられる。
The
次に、支持部20を箱形に折り込む手順を図2及び図3を参照して説明する。
図3(A)〜(C)は、支持部20を箱形に折り込む手順を説明する図である。なお、支持部20を箱形に折り込む作業は、表示具1を使用形状に組み立てる前に行ってもよいし、組み立てた後に行ってもよい。
まず、展開した表示具1(図2参照)において、支持部20の折り曲げ部S1、S2及びS3を、それぞれ谷折りして、図3(A)に示すように、右側板23、左側板24及び底板25を前方向(Y1方向)に折り返す。
Next, a procedure for folding the
3A to 3C are views for explaining a procedure for folding the
First, in the developed display tool 1 (see FIG. 2), the bent portions S1, S2, and S3 of the
次に、支持部20の折り曲げ部S5を谷折りして、図3(B)に示すように、支持部20を箱形とする。
次に、天板27と本体部10との間の折り曲げ部S6を谷折りして、図3(C)に示すように、支持部20全体を本体部10の第1係合部11の前面側(Y1側)に位置させる。また、底板25に設けられた突出片26を、本体部10のスリット12に係合させる。スリット12に係合させた突出片26は、例えば、上側(Z1側)へ折り返される(図6参照)。これにより、図3(C)に示すように、本体部10の第1係合部11と、支持部20の第2係合部22とが、前後方向(Y方向)に対向した状態となる。
Next, the bent portion S5 of the
Next, the bent portion S6 between the
次に、表示具1を使用形状に組み立てる手順を、図4を参照して説明する。図4は、表示具1を組み立てる手順を説明する図である。
まず、表示具1の折り曲げ部S9を谷折りして、左側面部40を、前方向(Y1方向)に折り返す。次に、表示具1の折り曲げ部S7を谷折りして、右側面部30を、同じく前方向に折り返す。なお、2つの側面部を折り返す順番は、この例に限らず、先に右側面部30を折り返し、後から左側面部40を折り返してもよい。また、2つの側面部を同時に折り返してもよい。
Next, the procedure for assembling the
First, the bent portion S9 of the
次に、表示具1の折り曲げ部S8を谷折りして、右連結片31を左方向(X2方向)に折り返す。同様に、表示具1の折り曲げ部S10を谷折りして、左連結片41を右方向(X1方向)に折り返す。これにより、右連結片31及び左連結片41は、左右方向(X方向)に略平行となる。また、表示具1の折り曲げ部S12を谷折りして、連結部50の右突出片51を前方向(Y1方向)に折り返す。同様に、表示具1の折り曲げ部S13を谷折りして、連結部50の左突出片52を前方向(Y1方向)に折り返す。これにより、右突出片51及び左突出片52は、前後方向(Y方向)に平行となる。
Next, the bent portion S8 of the
続いて、表示具1の折り曲げ部S11を谷折りして、連結部50を前方向(Y1方向)に折り返す。このとき、連結部50の右突出片51を、右側面部30のスリット32と係合させる。また、連結部50の左突出片52を、左側面部40のスリット42と係合させる。これにより、本体部10、右側面部30及び左側面部40は、それぞれの底辺が連結部50により連結された状態となる。右側面部30及び左側面部40を連結部50で連結することにより、右側面部30が右方向(X1方向)に広がったり、左側面部40が左方向(X2方向)に広がったりすることを抑制できる。連結部50を設けることにより、連結部50に接続された本体部10と右側面部30及び左側面部40との間の角度を規定できる。
Subsequently, the bent portion S11 of the
次に、表示具1の折り曲げ部S14を山折りすることにより、右訴求部60を右方向(X1方向)に折り返す。同様に、表示具1の折り曲げ部S15を山折りすることにより、左訴求部70を左方向(X2方向)に折り返す。なお、2つの訴求部を折り返す順番は、この例に限らず、先に左訴求部70を折り返し、後から右訴求部60を折り返してもよい。また、2つの訴求部を同時に折り返してもよい。
以上の工程を経て、表示具1の各部の折り込み等を行うことにより、表示具1を図1に示すような使用形状に組み立てることができる。
Next, the
Through the above steps, the
次に、使用形状に組み立てられた表示具1の使用方法について説明する。
図5は、表示具1の使用方法を説明する図である。図6は、支持部20とその周辺部をY−Z平面と平行な面で切断したときの部分断面図である。
表示具1は、例えば、図5に示すように、フック2の付いたボード3に取り付けられる。ボード3は、店舗の商品棚、商品スタンド等に設置される板状の部材である。ボード3の前側(Y1側)の面には、フック2が取り付けられている。フック2は、表示具1を支持する棒状の部材である。なお、フック2は、ボード3を介さずに、商品棚、商品スタンド等に直接取り付けられていてよい。
Next, a method of using the
FIG. 5 is a diagram illustrating how to use the
The
表示具1をフック2に取り付ける場合、表示具1の後側(Y2側)をボード3の側に向け、本体部10の第1係合部11とフック2の先端との位置を合わせ、表示具1をボード3に向けて押し込む。そして、図5に示すように、表示具1をフック2の根本部分まで移動させる。これにより、表示具1をボード3の前側(Y1側)に取り付けることができる。表示具1をボード3に取り付けて、フック2に複数の商品4を吊り下げることにより、ボード3に取り付けられた表示具1の商品陳列領域100に、複数の商品4を陳列させることができる。
When the
また、表示具1をボード3の前側に取り付けると、図6に示すように、本体部10の第1係合部11と支持部20の第2係合部22とが、それぞれフック2と係合するため、表示具1の前側(Y1側)への傾きを抑制できる。ちなみに、フック2と係合するのが、本体部10の第1係合部11のみであると、フック2の表面と第1係合部11との接触面に生じる摩擦力が小さいため、自重により表示具1の上側(Z1側)の部分がフック2の前側へずれてしまう。表示具1の上側の部分がフック2の前側へずれると、表示具1が前側へ傾くため、フック2に吊り下げられた商品4よりも、訴求面となる右訴求部60及び左訴求部70が下側(Z2側)へずれてしまい、商品の訴求効果が低減してしまう。
Further, when the
これに対して、本実施形態の表示具1では、フック2に対して第1係合部11及び第2係合部22が係合するため、フック2の表面と第1係合部11及び第2係合部22との接触面に作用する摩擦力は約2倍に増える。そのため、本実施形態の表示具1は、自重により表示具1の上側の部分が前側へずれにくくなる。これにより、フック2に吊り下げられた商品4よりも、訴求面となる右訴求部60及び左訴求部70が下側へずれてしまうことを抑制できるため、商品の訴求効果の低減を抑制できる。
On the other hand, in the
上述した本実施形態の表示具1によれば、例えば、以下のような効果を奏する。
本実施形態の表示具1は、本体部10よりも前面側(Y1側)に延在する右側面部30及び左側面部40と、右側面部30及び左側面部40の前面側に商品情報を表示する右訴求部60及び左訴求部70と、を備える。そのため、実施形態の表示具1は、図1に示すように、フック2に陳列した商品4の商品情報を、より前面側に表示させることができる。また、本実施形態の表示具1は、図6に示すように、本体部10の第1係合部11と支持部20の第2係合部22とが、それぞれフック2と係合する構成を備える。本構成によれば、上述したように、フック2に吊り下げられた商品4よりも、訴求面となる右訴求部60及び左訴求部70が下側へずれることを抑制できるため、商品の訴求効果の低減を抑制できる。
したがって、実施形態の表示具1によれば、フックに2陳列した商品4の商品情報を、より前面側に且つ安定して表示できる。
According to the
The
Therefore, according to the
本実施形態の表示具1において、右側面部30及び左側面部40は、図1に示すように、それぞれの底辺が連結部50により連結されている。そのため、右側面部30が右方向(X1方向)に広がったり、左側面部40が左方向(X2方向)に広がったりすることを抑制できる。したがって、本実施形態の表示具1によれば、訴求面となる右訴求部60及び左訴求部70が商品から離れてしまうことを抑制できるため、商品の訴求効果の低減を抑制できる。また、右訴求部60及び左訴求部70が外側に広がることにより、隣接して陳列されている他の商品を覆う不具合を抑制できる。
In the
本実施形態の表示具1において、右訴求部60及び左訴求部70は、右側面部30及び左側面部40にそれぞれ接続され、陳列スペースよりも外側に向いた訴求面を有する。本構成によれば、右訴求部60及び左訴求部70のそれぞれの訴求面は、商品4の左右方向(X方向)に配置されるため、消費者は、右訴求部60及び左訴求部70に遮られることなしに、商品4をフック2から容易に取り出すことができる。
In the
本体部10の第1係合部11及び支持部20の第2係合部22は、2つの交差した切り込みにより形成されている。本構成によれば、切り込みにより形成された三角形状の部分が元に戻ろうとする弾性力により、フック2の表面と第1係合部11及び第2係合部22との接触面に作用する摩擦力がより大きくなる。そのため、本実施形態の表示具1によれば、自重により第1係合部11及び第2係合部22が前側へずれにくくなるだけでなく、表示具1がフック2を中心として左右方向に揺れ動いてしまう不具合を抑制できる。
The first engaging
本実施形態の表示具1は、本体部10、支持部20、右側面部30、左側面部40、連結部50、右訴求部60及び左訴求部70が設けられた1枚のシート材により構成される。そのため、表示具1を構成する各部、スリット、折り曲げ部等を、プレス加工により一括して成形できる。また、展開した表示具1を複数枚まとめて積み重ねることができるので、梱包、搬送、保管等を容易に行うことができる。
The
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は、前述した実施形態に限定されるものではなく、後述する変形形態のように種々の変形や変更が可能であって、それらも本開示の技術的範囲内に含まれる。また、実施形態に記載した効果は、本開示から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、実施形態に記載したものに限定されない。なお、上述の実施形態及び後述する変形形態は、適宜に組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。 Although the embodiments of the present disclosure have been described above, the present disclosure is not limited to the above-described embodiments, and various modifications and changes can be made as in the modified forms described later, and these are also disclosed in the present disclosure. Included within the technical scope of. In addition, the effects described in the embodiments are merely a list of the most suitable effects resulting from the present disclosure, and are not limited to those described in the embodiments. The above-described embodiment and the modified form described later can be used in combination as appropriate, but detailed description thereof will be omitted.
(変形形態)
支持部20は、実施形態に示すような6面が塞がっている形状に限らず、他の形状であってもよい。図7(A)及び(B)は、支持部20の他の形態を示す斜視図である。支持部20は、図7(A)に示すように、右側板23及び左側板24を備えていない構成としてもよい。右側板23及び左側板24は、図3(A)に示すように、支持部20を箱形に折り込んだ場合に、左右方向(X方向)に設けられる部材である。また、支持部20は、図7(B)に示すように、三角柱形であってもよい。このように、「箱形」には、6面が塞がっている形状に加えて、例えば、左右方向の2面を備えていない形状、概ね箱形とみなせる形状も含まれる。なお、図7(B)に示す支持部20の形状において、斜面となる部材28は、下側(Z2側)に向いていてもよいし、右側(X1側)又は左側(X2側)を向いていてもよい。
第1係合部11(本体部10)及び第2係合部(支持部20)は、例えば、3つの交差した切り込みにより形成されていてもよいし、1つの切り込みにより形成されていてもよい。また、これらの切り込みは、第1係合部11又は第2係合部のうちの一方に形成されていてもよいし、第1係合部11及び第2係合部において、それぞれ異なる形状であってもよい。
(Transformed form)
The
The first engaging portion 11 (main body portion 10) and the second engaging portion (support portion 20) may be formed by, for example, three intersecting cuts or may be formed by one cut. .. Further, these notches may be formed in one of the first engaging
表示具1において、右側面部30又は左側面部40のいずれか一方のみを備えた構成としてもよい。この場合、必要に応じて支持部20の左右方向(X方向)の位置をずらすことにより、フック2に吊り下げた表示具1の傾きを抑制できる。例えば、表示具1に右側面部30のみを備えた構成とした場合、支持部20の位置を右側(X1側)に所定量だけずらすことにより、フック2に吊り下げた表示具1がフック2を中心として時計回りに回動することを抑制できる。また、本体部10の底辺から前面側に延在する片部を設け、右側面部30及び左側面部40の少なくとも一方と連結させてもよい。すなわち、図1に示す連結部50を前面側に延在させて、右側面部30及び左側面部40と同じ「片部」としてもよい。
The
表示具1の訴求面となる右訴求部60及び左訴求部70の形状は、左右対称でもよいし、左右で異なる形状であってもよい。また、表示具1の訴求面となる部分は、右訴求部60及び左訴求部70に限らず、例えば、右側面部30の右側(X1側)の面、左側面部40の左側(X2側)の面を訴求面としてもよい。
The shapes of the
表示具1を取り付けるボード3にフック2が複数設けられている場合、1つの表示具1に複数の支持部20を設けてもよい。また、本体部10に複数の第1係合部11を設けると共に、支持部20の対向する面に同じ数の第2係合部22を設けた構成としてもよい。すなわち、本体部10及び支持部20において、一対の第1係合部11及び第2係合部22を複数対設けた構成としてもよい。
When a plurality of
表示具1において、支持部20を別部品として作製し、接着剤、接着テープ等により本体部10に接合した構成としてもよい。その場合、支持部20を本体部10と同一の材料で作製してもよいし、異なる材料で作製してもよい。
In the
1 表示具
2 フック
10 本体部
11 第1係合部
20 支持部
22 第2係合部
30 右側面部
40 左側面部
50 連結部
60 右訴求部
70 左訴求部
1
Claims (5)
前記棒状部材と係合する第1係合部を有する本体部と、
前記本体部の前記第1係合部と対向する側に、前記第1係合部から離間して設けられる、前記棒状部材と係合する第2係合部を有する箱形の支持部と、
前記本体部の少なくとも一辺に設けられ、前記本体部よりも前面側に延在する片部と、
前記片部の前面側に設けられ、商品情報を表示する訴求部と、
を備える表示具。 It is a display tool that displays product information of products hung on a rod-shaped member.
A main body portion having a first engaging portion that engages with the rod-shaped member, and a main body portion.
A box-shaped support portion having a second engaging portion that engages with the rod-shaped member, which is provided on the side of the main body portion facing the first engaging portion, apart from the first engaging portion.
A single portion provided on at least one side of the main body portion and extending to the front side of the main body portion,
An appealing unit provided on the front side of the piece and displaying product information,
Display tool equipped with.
前記本体部及び前記片部に接続され、接続された前記本体部と前記片部との間の角度を規定する連結部を備える表示具。 In the display tool according to claim 1,
A display tool having a connecting portion connected to the main body portion and the one portion and defining an angle between the main body portion and the one portion connected to the main body portion.
前記訴求部は、前記片部よりも外側に向いた訴求面を有する表示具。 In the display tool according to claim 1 or 2,
The appealing portion is a display tool having an appealing surface facing outward from the one portion.
前記第1係合部及び前記第2係合部のうちの少なくとも一方は、1つの切り込み又は複数の交差した切り込みにより形成される表示具。 In the display tool according to any one of claims 1 to 3,
An indicator formed by at least one of the first engaging portion and the second engaging portion by one notch or a plurality of intersecting notches.
前記本体部、前記支持部、前記片部及び前記訴求部は、同一のシート材により形成される表示具。 In the display tool according to any one of claims 1 to 4,
A display tool in which the main body portion, the support portion, the single portion, and the appeal portion are made of the same sheet material.
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2019
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