JP2021042866A - 液体加熱装置 - Google Patents

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智之 武山
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Abstract

【課題】液体加熱装置において流路における液体の流量のばらつきを抑制して熱伝達効率を高める。【解決手段】液体加熱装置10は、外周に設けられた導入部36から中心に向かって冷却水が流れる螺旋状の第1流路14を有した第1ケース部22と、前記第1ケース部22に対して積層され中心から外周に設けられた導出部64へ向かって前記冷却水が流れる螺旋状の第2流路16を有した第2ケース部24とを備え、前記第1ケース部22と前記第2ケース部24との間には複数の発熱体124を含む熱伝達部18が設けられている。そして、第1及び第2ケース部22、24の中心には、第1流路14の内周端14bと第2流路16の内周端16bとを連通させる第1及び第2連通部38、66を備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、発熱体を用いて水等の液体を加熱して供給するための液体加熱装置に関する。
従来から、車両に搭載される車両用空調装置では、内燃機関を循環する冷却水を加熱用熱交換器へと取り込むことで空気を加熱して暖房運転に利用することが行われている。しかしながら、近年、自動車の動力が高効率化されることによる内燃機関から発生する熱量の減少や、完全な電動化によって内燃機関自体が不要となることにより、車両用空調装置の暖房に利用可能な熱量が不足している。
そのため、上記の課題を解決するために、例えば、特許文献1に開示されるような水等の熱媒体を加熱可能な熱媒体加熱装置を搭載する車両が増えてきている。
この熱媒体加熱装置は、アルミ合金等からなる基板収納ボックス、上部熱媒体流通ボックス、下部熱媒体流通ボックスが上下方向に積層されると共に、アルミ合金等からなる前記上部熱媒体流通ボックスと前記下部熱媒体流通ボックスとの間にPTCヒータを挟み込んだ状態でボルトによって互いに一体的に締結している。
そして、上部熱媒体流通ボックス及び下部熱媒体流通ボックスの端面には、溝状に形成された複数の流通路を有し、前記流通路に沿って熱媒体が流れることで前記上部熱媒体流通ボックス及び前記下部熱媒体流通ボックスとの接触面積を増やし、PTCヒータで生じた熱と流通路を流れる前記熱媒体との熱交換効率を高めている。
特開2008−56044号公報
しかしながら、上述した液体加熱装置は、単一の流入口から供給された熱媒体が複数の流通路に分流して下流側の流出口まで流れる構成としており、しかも、各流通路を流れる前記熱媒体の流量にばらつきが生じることで、上部熱媒体流通ボックス及び下部熱媒体流通ボックスの端面全体と熱媒体との熱交換にばらつきが生じ、その結果として熱媒体加熱装置の熱交換効率が低下してしまうという問題がある。
本発明は、前記の課題を考慮してなされたものであり、流路における液体の流量のばらつきを抑制して熱伝達効率を高めることが可能な液体加熱装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明の態様は、外周に設けられた導入口から中心に向かって液体が流れる螺旋状の流路を有した第1流路部材と、
中心から外周に設けられた導出口へ向かって液体が流れる螺旋状の流路を有した第2流路部材と、
第1流路部材と第2流路部材との間に挟まれる発熱体と、
第1流路部材の中心と第2流路部材の中心とを連通する連通部と、
を備える。
本発明によれば、外周に設けられた導入口から中心に向かって螺旋状に形成され液体の流れる流路を有した第1流路部材と、中心から外周に設けられた導出口へ向かって螺旋状に形成された流路を有した第2流路部材とを備え、第1流路部材と第2流路部材との間に発熱体を挟むように配置すると共に、第1流路部材の中心と第2流路部材との中心とを連通部によって互いに連通させている。
そして、導入口から導入された液体が第1流路部材の流路に沿って螺旋状に旋回するように中心まで流れることで発熱体の熱によって連続的に加熱されると共に、中心において連通部を通じて第2流路部材の流路へと流れて発熱体の熱によって再び加熱されながら導出口へと流れる。
その結果、発熱体間に設けられた第1及び第2流路部材の流路に沿って液体を螺旋状に旋回させながら流通させることで、発熱体から伝熱される熱によって液体を効率的に加熱することができ、しかも、液体の流れを分流させることがなくそれぞれ単一の流路に沿って流通させることで、流量のばらつきを抑制して熱伝達効率を高めることが可能となる。
本発明によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、外周に設けられた導入口から中心に向かって螺旋状に形成され液体の流れる流路を有した第1流路部材と、中心から外周に設けられた導出口へ向かって螺旋状に形成された流路を有した第2流路部材とを備え、第1流路部材と第2流路部材との間に発熱体を挟むように配置すると共に、第1流路部材の中心と第2流路部材との中心とを連通部によって互いに連通させることにより、第1及び第2流路部材の流路に沿って液体を螺旋状に旋回させながら流通させることで、発熱体から伝熱される熱によって液体を効率的に加熱することができ、しかも、液体の流れを分流させることがないため、流量のばらつきを抑制しつつ熱伝達効率を高めることができる。
本発明の実施の形態に係る液体加熱装置の外観斜視図である。 図1のII−II線に沿った断面図である。 図1に示す液体加熱装置から収納ケース部を取り外した状態を示す上側から見た平面図である。 図1に示す液体加熱装置において収納ケース部と第1ケース部とを分解して展開させた状態を示す分解斜視図である。 図1に示す液体加熱装置から下カバー部材を取り外した状態を示す下側から見た平面図である。 図3に示す液体加熱装置からさらに第1ケース部を取り外した状態を示す上側から見た平面図である。
本発明に係る液体加熱装置について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。図1において、参照符号10は、本発明の実施の形態に係る液体加熱装置を示す。
この液体加熱装置10は、図1及び図2に示されるように、上下方向(矢印A1、A2方向)に分割可能に形成され内部に冷却水等の液体の流通するハウジング12と、該ハウジング12における第1及び第2流路(流路)14、16に隣接するように配置され前記冷却水を加熱する熱伝達部18とを有し、前記ハウジング12の内部には、前記熱伝達部18に対する電力供給を制御する制御基板20が収納される。
なお、ここでは、液体加熱装置10が、図示しない内燃機関や電動機を冷却するための冷却水配管に接続され前記内燃機関等を冷却した冷却水が供給・排出される場合について説明する。
ハウジング12は、例えば、樹脂製材料から形成され、内部に螺旋状の第1流路14を有した第1ケース部(第1流路部材)22と、該第1ケース部22の下側(矢印A2方向)に積層するように設けられ内部に螺旋状の第2流路16を有した第2ケース部(第2流路部材)24と、該第1ケース部22の上部に設けられ制御基板20が内部に収納される収納ケース部26とを含み、前記第2ケース部24の下端が下カバー部材28によって塞がれると共に、前記収納ケース部26の上端が上カバー部材30によって塞がれている。
第1ケース部22は、図1〜図3に示されるように、ハウジング12の積層方向(矢印A1、A2方向)から見て略円形状に形成され、第2ケース部24側(矢印A2方向)となる端部に形成される第1底壁32と、該第1底壁32に対して直交するように立設して外周側から内周側に向かって螺旋状に形成された第1螺旋壁34と、該第1螺旋壁34の外周端から直線状に延在した導入部(導入口)36と、前記第1底壁32の中心に形成された第1連通部(連通部)38とを有している。この第1底壁32は平坦なプレートから略円盤状に形成されている。
また、第1ケース部22には、最も外側に設けられた第1螺旋壁34の外周面に複数の第1取付ボス40が外側へ突出して設けられ、該第1取付ボス40にはハウジング12の積層方向(矢印A1、A2方向)に沿って貫通したボルト孔42がそれぞれ形成されている。この第1取付ボス40は、第1ケース部22の周方向において互いに等間隔離間するように設けられている。
第1螺旋壁34は、図3及び図4に示されるように、第1底壁32の外縁部から第1ケース部22の中心に向かって螺旋状に延在すると共に、該第1底壁32に対して収納ケース部26側(図2及び図4中、矢印A1方向)に向かって一定高さで突出して形成される。そして、第1ケース部22の径方向に隣接する第1螺旋壁34の間に冷却水の流通する第1流路14が設けられる。この第1流路14(第1螺旋壁34)は、図3に示されるように第1ケース部22を上カバー部材30側から見て、外周端14aから内周端14bに向かって反時計回り(矢印B方向)となる比例螺旋で形成されている。
そして、第1流路14は、その延在方向に沿って一定幅で螺旋状に形成され、外周端14aが導入部36に接続されて連通し、内周端14bが第1連通部38と連通している。
導入部36は、第1底壁32の外周縁に接する接線方向に延在し、第1底壁32に対して所定長さだけ外側へと直線状に突出すると共に、その内部に形成された導入路44が第1流路14の外周端14aと接続され連通している。この導入路44は第1流路14と同一幅で形成されている。
また、導入部36の先端には、さらに突出するように管状の導入管46が設けられ、該導入管46が導入路44を介して第1流路14と連通すると共に、例えば、図示しない内燃機関や電動機を冷却するための冷却水配管が接続され前記内燃機関等を冷却した冷却水が供給される。
第1連通部38は、図2及び図3に示されるように、第1ケース部22の中心において第1螺旋壁34における内周端の内側に設けられ、ハウジング12の積層方向(矢印A1、A2方向)から見て断面略円形状に形成された第1空間48と、第1底壁32に開口して第2ケース部24側(図2中、矢印A2方向)に向かって貫通した第1連通孔50とを備える。第1連通孔50は、例えば、第1ケース部22の中心に対して径方向外側に延在し、且つ、周方向に等間隔離間して断面扇形状で4つ形成される。
また、第1連通部38には、図2〜図4に示されるように、第1螺旋壁34における内周端近傍の内側に複数の端子保持部52が設けられる。端子保持部52は、例えば、断面長方形状に形成され、第1螺旋壁34と同様に第1底壁32に対して直交するように立設して形成される。そして、端子保持部52の内部には、挿入孔を介して後述する熱伝達部18を構成する第1及び第2電極板118、120の各端子128が第1底壁32側からそれぞれ挿入され保持される。
さらに、第1連通部38の中心には、第1底壁32にねじ穴54(図2参照)を有した第1締結部(締結部)56が形成され、後述する第2ケース部24に挿通された第1締結ボルト58が螺合される。
第2ケース部24は、図1、図2及び図5に示されるように、第1ケース部22と同様にハウジング12の積層方向(矢印A1、A2方向)から見て略円形状に形成され、第1ケース部22側(矢印A1方向)となる端部に形成される第2底壁60と、該第2底壁60に対して直交するように立設して外周側から内周側に向かって螺旋状に形成された第2螺旋壁62と、該第2螺旋壁62の外周端から直線状に延在した導出部(導出口)64と、前記第2底壁60の中心に形成された第2連通部(連通部)66とを有している。この第2底壁60は平坦なプレートから略円盤状に形成されると共に、第1ケース部22の第1底壁32と略同一形状に形成される。
また、第2ケース部24には、最も外側に設けられた第2螺旋壁62の外周面に複数の第2取付ボス68が外側へ突出して設けられ、該第2取付ボス68は、第2ケース部24の周方向に沿って互いに等間隔離間して設けられ、第2ケース部24に対して第1ケース部22が積層されるように配置された際、第1取付ボス40と一直線上となるように同数設けられる。そして、第2取付ボス68にはハウジング12の積層方向(矢印A1、A2方向)に沿って貫通したボルト孔70がそれぞれ形成されている。
第2螺旋壁62は、図2及び図5に示されるように、第2底壁60の外縁部から第2ケース部24の中心に向かって螺旋状に延在すると共に、該第2底壁60に対して下カバー部材28側(図2中、矢印A2方向)に向かって一定高さで突出して形成される。そして、第2ケース部24の径方向に隣接する第2螺旋壁62の間に冷却水の流通する第2流路16が設けられる。
この第2流路16(第2螺旋壁62)は、図5に示されるように第2ケース部24を下カバー部材28側から見て、外周端16aから内周端16bに向かって反時計回り(矢印B方向)となる比例螺旋で形成されている。換言すれば、第2流路16は、第1ケース部22側から見た場合、第1流路14と反対方向となるように外周側から中心に向かって時計回りに形成されでいる。
そして、第2流路16は、その延在方向に沿って一定幅で螺旋状に形成され、且つ、第1流路14と同一幅で形成され、外周端16aが導出部64に接続されて連通し、内周端16bが第2連通部66と連通している。
導出部64は、第2底壁60の外周縁に接する接線方向に延在し、該第2底壁60に対して所定長さだけ外側へと直線状に突出すると共に、その内部に形成された導出路72が第2流路16の外周端16aと接続され連通している。この導出路72は第2流路16と同一幅で形成されている。
また、導出部64の先端には、さらに突出するように管状の導出管74が設けられ、該導出管74が導出路72を介して第2流路16と連通すると共に、例えば、車両に用いられる空調装置の熱交換器と繋がった冷却水配管が接続され、液体加熱装置10によって加熱された冷却水が前記熱交換器へと排出される。
第2連通部66は、図2及び図5に示されるように、第2ケース部24の中心において第2螺旋壁62における内周端の内側に設けられ、ハウジング12の積層方向(矢印A1、A2方向)から見て断面略円形状に形成された第2空間76と、第2底壁60に開口して第1ケース部22側(図2中、矢印A1方向)に向かって貫通した第2連通孔78とを備える。第2連通孔78は、例えば、第2ケース部24の中心に対して径方向外側に延在し、且つ、周方向に等間隔離間して断面扇形状で4つ形成される。
そして、第2連通部66は、第2ケース部24と第1ケース部22とが上下方向(矢印A1、A2方向)に積層された際、第1連通部38と同軸状に配置され、複数の第2連通孔78が同数の第1連通孔50に臨むように配置される。これにより、第2連通部66の第2空間76と第1連通部38の第1空間48とが第1及び第2連通孔50、78を介してハウジング12の上下方向(矢印A1、A2方向)に連通する。
また、第2連通部66の中央には、第2底壁60を貫通する挿通孔80を有した第2締結部(締結部)82が形成され、第1ケース部22と第2ケース部24とが積層された状態で、前記挿通孔80がねじ穴54と同軸状に配置される。そして、この挿通孔80に挿通された第1締結ボルト58が第1締結部56のねじ穴54へと螺合されることで、第1ケース部22の中央となる第1締結部56と第2ケース部24の中央となる第2締結部82とが積層方向に締結される。
なお、上述した第1及び第2連通孔50、78の数量は4つずつに限定されるものではなく、ハウジング12の積層方向に沿って互いに臨むように配置されていれば特に数量や形状は限定されるものではない。
そして、図2に示されるように、第2ケース部24は、その第2底壁60が第1ケース部22の第1底壁32に臨むように配置されることで上下方向(矢印A1、A2方向)に積層され、第1螺旋壁34と第2螺旋壁62とが互いに離間する方向に突出し、且つ、上下方向に重なり合うように配置される。すなわち、第1螺旋壁34が上方(矢印A1方向)、第2螺旋壁62が下方(矢印A2方向)に突出すると共に、略同一形状で形成される。
また、第2ケース部24の下端には、該第2ケース部24の下端形状に対応した下カバー部材28が略平行に装着され覆われると共に、第2螺旋壁62の下端部が前記下カバー部材28に当接する。そして、第2取付ボス68に臨むように形成された下カバー部材28の孔部84に第2締結ボルト86が挿入され、第1及び第2取付ボス40、68のボルト孔42、70を通じて後述する収納ケース部26の締結ボス88へと螺合される。
これにより、第1及び第2ケース部22、24が上下方向に積層された状態で収納ケース部26の下部に連結されると共に、前記第2ケース部24の下端が下カバー部材28によって覆われた状態となる。また、第2螺旋壁62及び下カバー部材28によって囲まれた第2流路16が構成される(図2参照)。
収納ケース部26は、図1、図2及び図4に示されるように、断面矩形状で中空に形成されたケース本体90と、該ケース本体90の底部から外側に延在し第1ケース部22の一部を覆う蓋部92とを有し、前記蓋部92及びケース本体90の底部によって第1ケース部22の開口した上端が塞がれると共に、第1螺旋壁34の上端が前記蓋部92及び前記底部に当接する。これにより、第1螺旋壁34及び蓋部92によって囲まれた第1流路14が構成される(図2参照)。
また、蓋部92の外縁部には、第1ケース部22の第1取付ボス40に対応した位置及び数量で締結ボス88が形成され、その内部には第1及び第2取付ボス40、68のボルト孔42、70に挿通された第2締結ボルト86の螺合されるねじ穴94が形成される。すなわち、締結ボス88は、蓋部92の周方向において互いに等間隔離間するように設けられている。
ケース本体90は、図1及び図2に示されるように、その底部に対して略直角に立設した4つの側壁96を有し、該側壁96の1つには、後述する制御基板20に接続され出力信号の取り出される信号用コネクタ98と、後述する熱伝達部18の発熱体124に給電するための電源用コネクタ100がそれぞれ貫通するように装着されている。
また、ケース本体90における側壁96の角部にはそれぞれねじ穴(図示せず)が形成され、該ケース本体90の上端を塞ぐように矩形状の上カバー部材30が装着される。そして、上カバー部材30に挿通された第3締結ボルト102が側壁96のねじ穴へと螺合されることで、前記上カバー部材30によってケース本体90の上端が塞がれた状態で固定される。
また、ケース本体90の底部には、図2〜図5に示されるように、その中央から第1ケース部22側(矢印A2方向)に突出したガイド部104を備え、該ガイド部104は、第1ケース部22の第1連通部38に臨み、且つ、第1空間48の内部に収納されるように配置される。
ガイド部104は、ケース本体90の中央に形成された軸部106と、該軸部106の外側に設けられ螺旋状に傾斜したガイド面108とを備えている。軸部106は一定径で形成され、その基部がケース本体90の底部に対して接続され、先端が前記基部に対して第1ケース部22側(矢印A2方向)に向かって所定高さで突出し、前記第1ケース部22の第1底壁32に対して当接可能に形成される(図2参照)。
ガイド面108は、図3及び図5に示されるハウジング12の積層方向から見て、軸部106を中心として径方向外側に断面円形状に形成されると共に、前記軸部106を中心として周方向に沿って徐々に高さが変化するように傾斜している。詳細には、ガイド面108は、図5に示される第2ケース部24側から見て、最も底部側(軸部106の基部側)となるガイド始端部110から最も第1ケース部22側(軸部106の先端側)となるガイド終端部112まで時計回り(図5中、矢印C方向)に沿って軸部106の高さ方向に徐々に変化するように傾斜し、前記ガイド終端部112が最も底部からの高さが高くなり第1ケース部22側(矢印A2方向)となるように形成されている。
換言すれば、ガイド面108は、第1ケース部22側への突出量がガイド始端部110からガイド終端部112に向けて徐々に大きくなるように形成されている。
また、ガイド面108は、ガイド始端部110に対してガイド終端部112が軸部106を中心として周方向に沿って約180°となる位置に形成され、前記ガイド始端部110と前記ガイド終端部112との間には境界部114を有している。この境界部114は、軸部106の延在方向(矢印A1、A2方向)に沿って略平行に形成され、ガイド始端部110とガイド終端部112とが前記境界部114を挟んで隣接している。
そして、ガイド部104は、図3に示されるように、第1空間48内においてその境界部114が第1螺旋壁34の内周端(第1流路14の内周端14b)に臨むように配置され、該内周端よりも下流側となる位置にガイド始端部110が配置されると共に、前記内周端から上流側(外周端側)となる位置にガイド終端部112が配置される。換言すれば、第1螺旋壁34の内周端から径方向内側となる位置にガイド部104の境界部114が配置される。
また、ケース本体90には、ガイド部104の外周側となる位置に端子保持部52が複数の貫通孔116(図4参照)を通じて挿通され、前記端子保持部52が内部へと突出するように設けられる。そして、ケース本体90の内部に収納された制御基板20に対して端子保持部52の各端子128が電気的に接続される。これにより、制御基板20は、収納ケース部26内において底部と所定間隔離間した略平行な状態で固定され、図示しないリード線を介して信号用コネクタ98及び電源用コネクタ100と電気的に接続される。
熱伝達部18は、図2及び図6に示されるように、第1ケース部22の第1底壁32と第2ケース部24の第2底壁60との間に配置され、略平行に配置された一組の第1及び第2電極板118、120と、該第1及び第2電極板118、120にそれぞれ貼着される熱伝導シート122a、122bと、前記第1電極板118と前記第2電極板120との間に挟持される複数の発熱体124とを含む。
第1及び第2電極板118、120は、金属製材料から第1及び第2ケース部22、24の第1及び第2底壁32、60の形状に対応した円盤状にそれぞれ形成され、その中心には断面略円形状の中心孔126(図6参照)がそれぞれ形成されている。この中心孔126に臨む第1及び第2電極板118、120の内縁部には、略直交方向に折曲され、第1ケース部22側(図2中、矢印A1方向)に向かって延在した複数の端子128がそれぞれ形成される。
そして、第1及び第2電極板118、120の各端子128は、第1ケース部22の端子保持部52へと挿通された後、その先端から突出して制御基板20に対して電気的にそれぞれ接続される。
熱伝導シート122a、122bは、例えば、シリコンやグラファイト等の密着性が高く、且つ、熱伝導性を有した材質からシート状に形成され、図2に示されるように、第1ケース部22の第1底壁32と第1電極板118との間、第2ケース部24の第2底壁60と第2電極板120との間にそれぞれ挟持される。これにより、第1ケース部22の第1底壁32及び第1電極板118が熱伝導シート122aと全面的に密着し、第2ケース部24の第2底壁60及び第2電極板120が熱伝導シート122bと全面的に密着している。
発熱体124は、例えば、略長方形状のPTC(Positive Temperature Coefficient)ヒータ等の熱電素子からなり、第1及び第2電極板118、120の間において中心孔126を中心として該中心孔126から径方向外側に向かって直線状に複数並び、且つ、周方向に沿って複数並んだ放射状に配置される。そして、図2に示されるように、発熱体124における一方の発熱面130aが第1電極板118に当接し、他方の発熱面130bが第2電極板120に当接した状態で挟持されている。これにより、熱伝達部18では、第1及び第2電極板118、120の略全面にわたって複数の発熱体124(発熱面130a、130b)が略均等に接触するように配置されている。
そして、発熱体124は、第1及び第2電極板118、120、該第1及び第2電極板118、120の接続された制御基板20を介して電源用コネクタ100と電気的に接続され、その通電作用下に発熱面130a、130bがそれぞれ発熱することで熱が第1及び第2電極板118、120、熱伝導シート122a、122bを介して第1及び第2ケース部22、24の第1及び第2底壁32、60から第1及び第2螺旋壁34、62へとそれぞれ伝達される。
本発明の実施の形態に係る液体加熱装置10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について説明する。
先ず、図示しない内燃機関等からの冷却水が冷却水配管を通じてハウジング12の導入管46へと供給され、該導入管46から導入部36の導入路44を通じて第1流路14へと供給される。この冷却水は、第1流路14の外周端14aから内周端14bに向かって反時計回りで螺旋状に流れていく。この際、第1流路14の通路断面積が外周端14aから内周端14bまで一定で変化することがないため、冷却水が流れる際の圧力損失が抑制される。
また、同時に、図示しないコントローラからの制御信号によって電源用コネクタ100から制御基板20、各端子128を含む第1及び第2電極板118、120を通じて複数の発熱体124へと通電がなされ各発熱体124の発熱面130a、130bが発熱する。これにより、発熱面130a、130bで生じた熱が第1及び第2電極板118、120から熱伝導シート122a、122bを通じて第1及び第2ケース部22、24の第1及び第2底壁32、60へと伝熱されそれぞれ加熱される。
そして、第1ケース部22の第1流路14内を流れる冷却水は、複数の発熱体124からの熱によって加熱された第1底壁32及び第1螺旋壁34を介して伝熱され加熱されると共に、複数の発熱体124が前記第1底壁32に対して略全面にわたるように配置され熱伝導シート122aを介して接触しているため、各発熱体124から生じる熱によって前記第1流路14に沿って流れている間に連続的に加熱されることとなる。
この加熱された冷却水は、第1流路14に沿って第1ケース部22の外周側から中心に向かって流通し、第1連通部38の第1空間48内へと導入されることで、徐々に通路高さが小さくなるように傾斜したガイド部104のガイド面108によって前記第1空間48内で反時計回り(図3中、矢印B方向)に旋回し、且つ、ガイド始端部110からガイド終端部112に向かって第1連通孔50側(矢印A2方向)へと斜め下方向に導かれる。すなわち、ガイド面108は、第1空間48内における冷却水の流れ方向に沿って徐々に第2ケース部24側(矢印A2方向)へと高さ(突出量)が大きくなるように形成されている。
そして、第1空間48内で徐々に第1連通孔50側へと導かれた冷却水が、前記第1連通孔50を通じて第2連通孔78から第2ケース部24の第2空間76内へと導入され、前記第2空間76内において中心から外周側に向かって時計回り(図5中、矢印C方向)に流れることで第2流路16に沿って内周端16bから外周端16aまで螺旋状に流れていく。
このように冷却水が第2流路16に沿って内周端16bから外周端16aまで流れる際にも、複数の発熱体124の熱が熱伝導シート122bを介して第2底壁60の略全面にわたるように伝熱されることで、前記第2底壁60及び第2螺旋壁62を含む第2流路16を流れる冷却水がさらに連続的に加熱される。この場合にも、第2流路16の通路断面積が内周端16bから外周端16aまで一定で変化することがないため、冷却水が流れる際の圧力損失が抑制される。
最後に、複数の発熱体124からの熱によって冷却水が所定温度まで加熱された後に、第2流路16の外周端16aから導出部64の導出路72へと流れ、導出管74から図示しない冷却水配管を通じて車両用空調装置(図示せず)へと供給されて暖房運転に使用される。
以上のように、本実施の形態では、ハウジング12を構成する第1及び第2ケース部22、24において、外周側から内周側に向かって螺旋状に形成された第1及び第2流路14、16をそれぞれ備え、前記第1ケース部22の第1底壁32と前記第2ケース部24の第2底壁60との間に熱伝達部18を構成する複数の発熱体124を設けると共に、前記第1流路14の内周端14bとなる第1ケース部22の中心と前記第2流路16の内周端16bとなる第2ケース部24の中心とを互いに連通する第1及び第2連通部38、66を備えている。
従って、ハウジング12の第1及び第2流路14、16に沿って冷却水を螺旋状に旋回させながら流通させることで、第1及び第2底壁32、60を介して伝熱される複数の発熱体124からの熱によって前記冷却水を効率的に加熱することができ、しかも、前記冷却水の流れを分流させることがなく、それぞれ単一の第1及び第2流路14、16に沿って流通させることで該冷却水の流量ばらつきを抑制しつつ熱伝達効率を高めることが可能となる。
また、ハウジング12における第1及び第2流路14、16(第1及び第2螺旋壁34、62)を比例螺旋で形成することで、第1及び第2流路14、16の通路幅が外周側から中心まで変化することなく、第1及び第2流路14、16の流路断面積をその延在方向に沿って一定とすることができるため、冷却水が第1及び第2流路14、16を流れる際の圧力損失を低減することができる。
さらに、収納ケース部26には、第1ケース部22の中心となる第1連通部38の第1空間48内へと収納され、第2ケース部24側(矢印A2方向)に向かって第1流路14の高さが徐々に低くなるように形成されたガイド部104を設けることにより、螺旋状の第1流路14に沿って中心の第1連通部38まで旋回するように流れる冷却水の流れを、前記ガイド部104のガイド面108に沿って前記第2ケース部24側へと円滑に導くことができる。
そのため、第1流路14から第1連通部38へと流れ込む冷却水の流れに対し、該第1連通部38の第1空間48内で旋回した流れが衝突してしまうことが回避され、前記第1空間48内の冷却水を第2ケース部24側へと円滑に導くことで冷却水の流れが衝突した際に生じる圧力損失を低減することができる。
さらにまた、熱伝達部18において発熱体124の発熱面130a、130bに第1及び第2電極板118、120が当接するように設けると共に、該第1及び第2電極板118、120の各端子128が、第1及び第2ケース部22、24の積層方向(矢印A1、A2方向)に沿って収納ケース部26の内部に収納され発熱体124を制御する制御基板20に対して電気的に接続され、且つ、前記発熱体124が、第1及び第2ケース部22、24における第1及び第2連通部38、66を中心として前記積層方向と略直交する方向に放射状に配置されている。
このように、各端子128をハウジング12の中心に配置して複数の発熱体124を放射状に配置することで、複数の発熱体124のうちで最も外周側に配置された発熱体124に対しても均一に電力を供給できると共に、例えば、前記端子128から離間する方向に複数の発熱体124を一直線状に配置した場合と比較し、最も外周側の発熱体124と端子128との距離を短くできるため、最も外周側に配置された発熱体124へ供給される電力の損失を低減させることが可能となる。
またさらに、ハウジング12を構成する第1及び第2ケース部22、24は、その外周側に周方向に均等に配置された第1及び第2取付ボス40、68を介して第2締結ボルト86によって収納ケース部26へ一体的に連結されると共に、前記第1ケース部22の中心に形成された第1締結部56と、前記第2ケース部24の中心に形成された第2締結部82とが第1締結ボルト58によってハウジング12の積層方向に連結されている。
そのため、第1ケース部22と第2ケース部24とを第1締結ボルト58及び第2締結ボルト86によって積層方向(矢印A1、A2方向)に締結することで、第1ケース部22と第2ケース部24とが互いに接近する方向へ締結力が略均等に付与され、その締結力によって第1ケース部22と第2ケース部24との間に設けられる複数の発熱体124を熱伝導シート122a、122bを介して前記第1及び第2ケース部22、24と効果的に密着させることができる。
その結果、複数の発熱体124で生じた熱を第1ケース部22の第1流路14及び第2ケース部24の第2流路16を流れる冷却水に対して効率的に伝熱して加熱することができ、熱伝達効率をより一層高めることができる。
また、ハウジング12の積層方向において、第1及び第2流路14、16を上下方向に配置し、前記第1流路14から前記第2流路16へと冷却水を連続的に流通させる構成とすることで、前記ハウジング12内における前記冷却水の滞留時間を長く確保することが可能となり、それに伴って、前記冷却水を十分に加熱することができる。
なお、本発明に係る液体加熱装置は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
10…液体加熱装置 12…ハウジング
14…第1流路 16…第2流路
18…熱伝達部 20…制御基板
22…第1ケース部 24…第2ケース部
26…収納ケース部 34…第1螺旋壁
38…第1連通部 62…第2螺旋壁
66…第2連通部 104…ガイド部
108…ガイド面 122a、122b…熱伝導シート
124…発熱体

Claims (5)

  1. 外周に設けられた導入口から中心に向かって液体が流れる螺旋状の流路を有した第1流路部材と、
    中心から外周に設けられた導出口へ向かって前記液体が流れる螺旋状の流路を有した第2流路部材と、
    前記第1流路部材と前記第2流路部材との間に挟まれる発熱体と、
    前記第1流路部材の中心と前記第2流路部材の中心とを連通する連通部と、
    を備える、液体加熱装置。
  2. 請求項1記載の液体加熱装置において、
    前記第1及び第2流路部材の流路はそれぞれ比例螺旋で形成される、液体加熱装置。
  3. 請求項1又は2記載の液体加熱装置において、
    前記第1流路部材の中心には、螺旋状に形成され前記第2流路部材側に向かって前記流路の高さが低くなるガイド部が設けられる、液体加熱装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の液体加熱装置において、
    前記発熱体の両面には電極板がそれぞれ設けられ、該電極板には複数の端子が設けられると共に、
    前記第1及び前記第2流路部材の積層方向に沿った一方に前記発熱体を制御する制御基板を備え、
    前記端子は、前記連通部付近から前記制御基板側に向かって延在して電気的に接続され、前記発熱体は前記連通部を中心として前記積層方向と略直交する方向に放射状に配置される、液体加熱装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の液体加熱装置において、
    前記第1及び第2流路部材は、前記流路の周囲となる複数部位及び前記連通部の中心部に、該第1流路部材と第2流路部材とを締結する締結部を備える、液体加熱装置。
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